SSブログ

新京成・・・くぬぎ山の夜桜 撮影記 [鉄道写真撮影記]

2000.jpg
2021.03.27 新京成電鉄
桜満開、夜桜鉄♪
撮影
 
 
前回からの続きです。

一都三県に出されていた“緊急事態宣言”が解除(3/21)されたあとに迎えた最初の週末、まるでそれを見計らったかのように、例年より開花が早かった東京の桜はほぼ満開となりました (゚- ゚)サクラサク。
緊急事態中はなるべく控えていた私の“都県またぎ”の移動も、宣言の解除を受けて緩和。桜と鉄道を組み合わせた撮影の“桜鉄”を目的に、都内から総武快速線と外房線を乗り継いで、千葉県の房総半島を走るローカル線の「いすみ鉄道」を訪れます ( ̄▽ ̄*)イテツ。首都圏近郊で屈指の“お花見路線”として知られる当線の沿線に咲く桜や菜の花は、期待どおりにちょうど見ごろを迎えており (゚∀゚*)オオッ!、いすみ鉄道らしい黄色いディーゼルカーの普通列車やレトロな雰囲気を醸し出す国鉄型ディーゼルカーの急行列車を、麗らかな春景色のなかでのんびりと撮影 (^_[◎]oパチリ。昼過ぎまでの短い時間ではあったものの、季節感のある写真が撮れて満足いく成果が残せました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ここで一日じっくりと腰を落ち着けて撮り続けるのもいいですが、限られた桜の咲く時期は私の撮りたい路線がほかにもあり σ(゚・゚*)ンー…、なんとも慌ただしいけれど、いすみ鉄道を早々に引き上げて移動することとしました ...(((o*・ω・)o。

はたして次はどこへ向かうのでしょうか・・・。


2001.jpg
新田野から乗った
台湾ランタン列車の「祈福(ちーふー)」号
大原に到着。
(゚ー゚*)チーフー
▲いすみ鉄道 大原

2002.jpg
次に乗る列車までは待ち時間があったので、
大原駅前の食堂で昼食。
センバツ(高校野球)をテレビでみながら
熱々のタンメンをすすります。
≠( ̄ε ̄*)ズルルッ

2003.jpg
大原のホームに入ってきた
上総一ノ宮ゆきの上り普通列車は
ワンマン運転のE131系。
( ̄▽ ̄*)ミズタマ
▲外房線 大原

2004.jpg
上総一ノ宮で京葉線経由の東京ゆきに乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ここで接続したのが京葉線のE233系というのは
個人的にちょっと意外な展開でしたが、
ダイヤ改正後の日中の外房線は
このような接続パターンとなったらしい。
(乗換時間が短くて列車の正面が撮れなかったw)
▲外房線 上総一ノ宮

2005.jpg
んで、途中の蘇我では
内房線から来た千葉ゆきの209系に乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
何だか忙しないなぁ・・・。
▲外房線 蘇我

2006.jpg
さらに千葉で
総武快速線の逗子ゆきに乗り換え。

ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
朝に乗った同線では新型のE235系でしたが、
今度は見慣れたE217系でした。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲総武本線 千葉

2007.jpg
そして下車したのは
千葉から快速列車で二駅目の津田沼。
▲総武本線 津田沼


いすみ鉄道で屈指の“お花見スポット”として知られる新田野(にったの)の桜並木をあとにし、まずは上り列車で大原(おおはら)へ。そこから外房線と総武快速線の列車を乗り継いで千葉県内を北上するという、朝のルートを戻るような形でやってきたのは、習志野(ならしの)市の津田沼(つだぬま)(゚ー゚*)ツダヌマ。
それにしても、これが今月(3月)のダイヤ改正で見直された“効率化”によるものなのか、大原から津田沼までの移動に使った路線は外房線と総武快速線の二線ですが、乗った列車は4本 ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。すべて形式の違う電車だったのは鉄ちゃん的にちょっと楽しめたものの、細かい乗り換えが多くて落ち着かない感じは否めませんね・・・σ(・∀・`)ウーン…。


2008.jpg
津田沼は総武緩行線(各駅停車)と
総武快速線が停車する緩急の接続駅。
当駅の付近には緩行線、快速線ともに
それぞれの車両基地(留置施設)があり
(緩行線・習志野運輸区、快速線・幕張車両センター)、
当駅始発や折り返し運転なども多く設定されています。
こちらはそんな“JR”の駅舎。
▲総武本線 津田沼


同じ県内でも、先ほどの新田野(いすみ市)では房総半島らしいのどかな風情が味わえましたが (´ー`)マターリ、津田沼は都心まで一時間弱の通勤圏内に位置する典型的な近郊都市 ( ̄  ̄*)マチ。駅前には多くの商業施設やオフィスビル、タワーマンションなどが建ち並びます。
この津田沼が“桜鉄”を撮る私の目的地・・・ではなく、当地もまた乗り換え地点のひとつに過ぎません。下車したJRの津田沼は総武本線(総武緩行線、総武快速線)のみの単独駅ですが、そこから街なかを数分ほど歩いたところに、もうひとつの津田沼駅が存在します
...(((o*・ω・)o。それが次に乗る、新京成電鉄(新京成線)の新津田沼(しんつだぬま)(・o・*)ホホゥ。


2009.jpg
JR津田沼駅の北口を出て街なかを進むと、
路地の向こうを横切る電車に目が留まります。
(=゚ω゚=*)ンン!?

2010.jpg
JRの駅から徒歩5分、
400メートルほど離れたところにあるのが
新京成線の新津田沼駅。
...(((o*・ω・)o
ちなみに津田沼はこのほか、
京成電鉄の京成津田沼駅もありますが、
JRの駅からは約1キロの距離があります。
▲新京成線 新津田沼

2011_1.jpg
2011.jpg
新津田沼のホームに入ってきた
新京成の8900形。
この鮮やかなピンク色は当形のみならず、
新京成の車両の現行標準色です。
( ̄▽ ̄;)ピンク
▲新京成線 新津田沼


新津田沼の改札を入ってホームへ降りると、ちょうどタイミングよく松戸ゆきの上り列車が入ってきました (゚ー゚*)シンケーセー。
近年の新京成の電車といえば、他の鉄道会社の車両ではあまり見かけないような、車体下部の奇抜な・・・もとい、鮮やかなピンク色(ジェントルピンク)が目を引きます ( ̄▽ ̄;)ピンク。これが当線に使われる車両の現行色で、以前はベージュ地にブラウンの帯を巻く、落ち着いた車体色だったのですが、数年前にイメージの刷新を図る目的でこのピンク色をコーポレートカラーや車体色に採用 (゚.゚*)イメチェン?。最近ようやく見慣れてきたけど、塗り替えられた編成を初めて見たときには、がらりと変わった印象にぶったまげたよなぁ・・・w(゚0゚*)wオッタマゲ~!。


2012.jpg
2013.jpg
くねくねと右に左に。
新京成線に乗るとカーブの多さを感じます。
〜((ー ̄*))〜クネクネ〜((* ̄ー))〜
当線の軌間(線路幅)は
JRの一般的な在来線より広くて、
京成線や北総線などと同じ標準軌。
▲▲新京成線 滝不動-高根公団
▲新京成線 美咲-滝不動
(いずれも後方の車窓から)


新京成電鉄・新京成線は、JR常磐線と接する松戸(まつど)を起点に、八柱(やばしら)、五香(ごこう)、くぬぎ山、新鎌ケ谷(しんかまがや)、美咲(みさき)、北習志野(きたならしの)、新津田沼などを経て、京成電鉄の本線や千葉線と接する京成津田沼(けいせいつだぬま)に至る、全長26.5キロの私鉄路線(準大手私鉄)で、全線全駅が千葉県内(県北部の東葛地域)に所在します (・o・*)ホホゥ。
当線の大半の区間は戦時中の旧・日本陸軍鉄道連隊が演習用に敷設した訓練線だったもので、戦後に京成電鉄へと払い下げられ、京成の子会社として設立された新京成電鉄によって旅客列車の運行を開始した特異な歴史があります ( ̄。 ̄)ヘー。もともと兵士の訓練として敷かれた線路は、戦地でのいかなる地形にも対応できるよう曲線を必要以上に多用、また、敵機の空襲による狙いを定めにくくするためにあえて曲線を敷く訓練を課したなどとも伝えられており、旅客路線として転用された際にある程度の整備はされたものの、当線は明らかにカーブの多さを感じる特異な線形となっています (´ω`)ナルヘソ。
そうした軍事的な経緯で曲線が多くなった新京成線ですが、それを現代の地理条件にあてはめてみるとまるで、戦後に東京近郊のベッドタウンとして発展した沿線の住宅街を自らが避けるかのように、列車は右へ左へとカーブを切って進んでゆきます 〜((ー ̄*))〜クネクネ〜((* ̄ー))〜。


2014_1.jpg
カーブが多い新京成線。
車体にも見られる
“尺取り虫”のようなシンボルマークは、
新京成(shin-keisei)のイニシャルの“S”と、
カーブの多い線形をデザイン化したものだとか。
( ̄。 ̄)ヘー

2014.jpg
2015.jpg
途中の新鎌ヶ谷は
北総鉄道線(成田スカイアクセス線)と
東武野田線が接続する主要駅。
成田空港から都心へ向かうのアクセス特急が
新京成の車窓からチラリと見えました。
(゚∀゚)オッ!
なお、新京成はかつて、
北総鉄道の前身である北総開発鉄道と
直通運転(松戸〜千葉ニュータウン中央)を
行なっていた時代があります
(現在は乗り入れを解消)。
▲新京成線 新鎌ヶ谷(車窓から)

2016_1.jpg
くぬぎ山の車両基地に
ずらりと並ぶピンク色の電車たち。
(「゚ー゚)ドレドレ
ポールがちょっと煩わしいけれど、
写真に向かって右奥のほうから、
8800形(×2)、N800形、最新型の80000形、
さらにN800形を挟んで、左手前が8900形。
これに最古参の8000形を加えた5形式が、
現在の新京成の車両ラインナップです。
▲新京成線 北初富-くぬぎ山(車窓から)

2017_1.jpg
参考までに
こちらは今から28年前の1993年、
くぬぎ山車両基地が公開された際に撮った
車両ラインナップ。
(´ω`)ナツカシス
写真に向かって右から
8800形、800形、8900形、8000形。
当時は8900形が最新型で、
各形式の車体色も“ピンク化”される前の
ベージュ地にブラウンの帯です。
なお、一本だけ現在も残存する8000形(8512F)は、
復刻色としてこの色が施されています。
▲93.10 新京成線 くぬぎ山車両基地


そんな新京成線の沿線には、全国的にメジャーではないかもしれませんが、地域に親しまれた桜の名所がいくつか点在 (´▽`*)サクラ♪。直接の利用機会は少ないものの地理的に当線からそう遠くない柏(かしわ)市にかつて住んでいた私も、新京成沿線にある常盤平(ときわだいら)や五香の桜並木などに馴染みがあり、新京成のカラーがリニューアルでピンク色となったときには、沿線の桜をイメージしたものだと思いました σ(゚・゚*)ンー…(とくに正式な関連付けは表されていないけど)。
そして沿線のなかでも、線路沿いに立つ桜並木と列車をウマく組み合わせて撮れそうなのが、新津田沼から上り列車でおよそ30分のところにある、鎌ヶ谷市のくぬぎ山 (゚ー゚*)クヌギヤマ。私はここで下車しました。


2017.jpg
2019.jpg
鎌ヶ谷と松戸の市境近くにあるくぬぎ山は
新京成電鉄の本社や車両基地が置かれた
新京成線の要所ですが、
駅は住宅地の一角のようなところにあり、
駅前も閑静な印象。
(゚ー゚*)クヌギヤマ
くぬぎ山という山が近隣にあるわけでなく
昔のこのあたりはクヌギが多く生えた林地で、
その林を裏山のような意味で山と呼んでいたことが
当地名の由来らしい。
( ̄。 ̄)ヘー
▲新京成線 くぬぎ山


新田野1313-(いすみ62D)-大原1327~1420-(外房1236M)-上総一ノ宮1437~1439-(4412A)-蘇我1518~1520-(168M)-千葉1526~1540-(総武快速1482F)-津田沼1551…新津田沼1612-(新京成線)-くぬぎ山1637


2020.jpg
くぬぎ山の駅近くにある桜並木。
青空じゃないので花があまり映えませんが、
桜はほぼ満開のようです。
(゚∀゚)オッ!


くぬぎ山の駅から線路沿いに上り方向へ歩き進むこと数分程度、駅のホームからも望めるくらいの近いところに桜並木があり、ここが“桜鉄”を狙う私の目的地です (・ω・)トーチャコ。
いすみ鉄道の新田野を13時過ぎに出発し、実に三時間以上もかけてようやくくぬぎ山に着いたのは16時半 ε-(´o`A フゥ。もうだいぶ陽が傾いた夕方の様相で、青かった空も雲に覆われて白く濁ってしまいましたが σ(・∀・`)ウーン…、とりあえず線路端に立ってカメラを構えてみましょう【◎】]ω・)パチャ。


2022.jpg
いすみ鉄道で撮影していたときには
爽やかな青空でしたが、
くぬぎ山では太陽が薄雲に包まれていました。
(≡"≡;*)モヤモヤ…

2023.jpg
かろうじて雲間から差した西日が
満開に咲き誇る桜をほんのりと紅く染めます。
(´▽`*)キレイ♪
その傍らを通り抜けるのは、
白とピンクのポップなカラーの8800形。
▲新京成線 元山-くぬぎ山

2024.jpg
日中は10分間隔の新京成線ですが、
もう次の電車では日が当たらなくなりました。
(´д`;)アウ…
やってきたのは京成3000形をベースにしたN800形。
8000番台の車両形式が多い新京成のなかで、
当形は800形の置き換え目的で製造されたことから、
N800(NはNewを表す)という形式が与えられたらしい
(なお、とくに旧・800形から機器の流用などはない)。
▲新京成線 元山-くぬぎ山


撮り始めて最初の一本目(8800形)こそ、西日に照らされた桜並木がいい雰囲気で撮れたものの (・∀・)イイネ、次の列車(N800形)では太陽が雲に隠され、また、このあとは日が差したとしても列車や桜は線路横に立つ団地の影になってしまい、薄暗くて冴えない撮影条件となってしまいました (´д`;)アウ…。ちなみに私が着いた時点で当地にはお二人の先客がおられましたが、そのうちの一人は日が当たらなくなったのを見て撤収されています オサキ( ゚д゚)ノシ。
やはりここへ来るまでの移動に時間をかけすぎて、今回の転戦(いすみ→新京成)は失敗だったでしょうか (ノO`)アチャー・・・いや、そんなことはありません。むしろ私にとってはまだ時間帯が早いくらい (´・ω`・)エッ?。というのも、実はこの桜並木が立っている場所(金網の向こう)は陸上自衛隊松戸駐屯地の敷地内で、日暮れ時刻の18時になると駐屯地の協力により桜のライトアップが行なわれるのです (・o・*)ホホゥ。私の目的はそのライトアップされた“夜桜”と新京成の電車を組み合わせて撮ることで、開始される時間を見計らうようにくぬぎ山へとやってきたのでした
(´ω`)ナルヘソ。もちろん、残られているもう一人の同業者の方もライトアップの点灯を待っています ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。


2025.jpg
毎年恒例となっている、
松戸駐屯地の桜並木ライトアップ。
一昨年までは敷地内を一般開放していたそうですが、
コロナ禍となった昨年と今年は開放を中止。
それでもライトアップは例年どおり実施されます。
(*゚v゚*)ワクワク♪

2026.jpg
一般の人が立ち入れない駐屯地。
柵の向こうにはこのような飛行機(?)が
置かれていました。
( ̄  ̄*)ヒコーキ?

2027.jpg
写真では明るく写っていますが
あたりが薄暗くなってきた17時過ぎ、
駐屯地の隊員(?)の方が出てきて
まずは投光器に燃料らしきものを注入
(私は詳しく知らないけど)。
パッと見で投光器は20基くらいあるので
一人ではけっこう大変な作業ですね。
おつかれさまです。
( ̄- ̄ )ゞ ケーレー!

2028.jpg
そして18時前に投光器のスイッチが入れられ、
照明が点灯します。
(☆∀☆)キラーン☆
あとはもっと暗くなるのを待つばかり。


日中は4月の下旬並みにまで気温が上がった今日、いすみ鉄道で撮影している時は少し暑いくらいでしたが (´∀`υ)アツ…、さすがに日が落ちるとまだ寒さを感じます {{{(>_<)}}}サブッ。そんななか、桜の木の下に並べられた投光器へ順に灯が入れられ、開始予定時刻の18時には照明が全点灯 (゚∀゚)オッ!。さすが自衛隊、時間にキッチリしています (`・ω・´)キリッ。
ライトアップが始まる頃には同業者がたくさん集まり、ひょっとしたら“密”な状態になるのではないかと危惧していたものの σ(゚・゚*)ンー…、時おりご近所のかたが桜を眺めに来るくらいで、撮り鉄目的の人はとくに増えることなく拍子抜け (・・?)アリ?(薄暗くなってよくわからなかったけど、少し離れた踏切脇から撮影されていた人もいたのかな?)。まあ、今日は復刻色の8000形(8012F)が運用に就いていなかったようなので、鉄ちゃんのネタ的な注目度は薄かったのかもしれませんね (´ω`)ナルヘソ。私としては車両の形式にあまりこだわらず(もちろん、もし8012Fが撮れたら嬉しかったけどさ)、新京成と夜桜を組み合わせた画が撮れればそれでじゅうぶん ☆.(○≧ω')b オケ!。
時間が経つにつれてあたりは徐々に暗さを増し、いっぽうでライトアップされた桜はその存在感を高めていきます。そろそろ撮り時かな?


2030.jpg
日没後のブルーモーメントに包まれるなか、
ライトアップされた桜をかすめて走る新京成。
乗客の人たちも車窓越しに
ひと時の花見を愉しまれていることでしょう。
▲新京成線 元山-くぬぎ山


桜ライトアップで新京成が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
刻一刻と明るさが変わりゆくなか、空にまだ青さが残るタイミングでやってきた下り列車 (^_[◎]oパチリ。現行5形式のなかでいちばん在籍数が多い主力形式の8800形はまったく珍しくない存在ですが、薄暗い状況のなかで車体側面が目立ちにくいステンレス製の8900形やN800形、80000形でなく、鋼製塗装車の8800形が来てくれたのは個人的にラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。このくらいの暗さだと、車体の派手なジェントルピンクも落ち着いた色に見えますね (・∀・)イイネ。
そしてライトアップされた満開の桜が妖艶な雰囲気で、うっとりと見惚れるほど美しい +。:.(*´v`*)ウットリ.:。+゚。自衛隊駐屯地の桜並木というところもまた、もともと軍事目的で線路が敷かれた歴史を持つ新京成とのつながりが感じられて、なんだか面白いじゃありませんか (´ω`*)タシカニ。この見事な桜が列車と絡めて撮れるなんて、わざわざいすみ鉄道から転戦して来た甲斐がありました ъ(゚Д゚)ナイス。
でも“夜桜”というには、まだちょっと明るいかな? σ(゚・゚*)ンー…。もう少し粘ってみましょうか。


2031.jpg
漆黒の夜に浮かび上がった
桜並木と桜色の電車。
嗚呼、素晴らしき夜桜鑑賞。
+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。
▲新京成線 元山-くぬぎ山


お、いい感じ。これぞまさしく夜桜 w(*゚o゚*)wオオー!。
もうね、列車を待つあいだに夜桜を眺めていたら、脳内で「夜桜お七」のサビの部分がヘビロテですよ サ~クラ~♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノサ~クラ~♪。これはホントに見ごたえがあるなぁ・・・・:*:・(´∀`人 スバラスィ・:*:・(余裕のある方は写真をクリックして、拡大した写真を見ていただけると嬉しいです)。
暗くなればカメラのシャッタースピードが稼げず、走る列車をふつうに撮るとブレてしまうか、もしくは無理矢理に感度を上げて画質が粗くなってしまうところですが (゚ペ)ウーン…、ここで私が繰り出したのは、以前に「リゾートやまどり」を夜間撮影した際に拙ブログでちょろっと触れた、“露光間ズーム(ズーム流し)”という列車の走りに合わせてズームレンズのリングをまわす撮り方 m9(゚∀゚)ズームイン!。これにより走る列車をブレずに写し止められるだけでなく、背景の桜は適度に流れてくれるため、静止画の写真であっても疾走感が表せます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。移動を制限した“ご近所鉄”のときに特訓(?)した露光間ズーム(・・・といっても、「リゾートやまどり」を夜間に数回撮っただけだけど (^^;)ゞ)、あれは無駄でなく、今回の“夜桜鉄”でウマく応用することができました ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。

とくに狙っている固有の形式や編成があるわけではないため、“夜桜コラボ”はこの一枚が撮れたことでもうじゅうぶんかな (-`ω´-*)ウム。これにて本日の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。桜のライトアップを企画した松戸駐屯地ならびに新京成電鉄さん、きれいな夜桜を見せてくれてありがとう (*'∀'*)アリガ㌧♪


2032.jpg
撤収前にもう一枚パチリ。
(^_[◎]oパチリ
夜桜の傍らで赤いテールランプが点る
バックショットもまた悪くない雰囲気です。
▲新京成線 元山-くぬぎ山(後追い)

2040.jpg
とっぷりと日が暮れたくぬぎ山に
松戸ゆきの上り列車が入ってきました。
それにしても今日は8800形の運用が
とくに多かった気がしたなぁ・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
▲新京成線 くぬぎ山

2041.jpg
駐屯地の夜桜を車内から見るとこんな感じ。
車窓越しのお花見です。
サ~クラ~♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノサ~クラ~♪
▲新京成線 くぬぎ山-元山(車窓から)


見ごろを迎えた桜を求めて、千葉県にあるいすみ鉄道と新京成線をめぐった今旅 (゚ー゚*)チバ。
同じ県内にありながら位置する場所がかなり離れており、沿線の風景や雰囲気もまったく異なる二つの路線は、巡ったというより無理矢理に渡り歩いたって感じでしたが アッチヾ(゚ρ゚*Ξ*゚ρ゚)ゞコッチ、のどかな風景が広がるローカル線のいすみ鉄道 (´ー`)マターリ、陸軍が敷設した歴史を持つ都市近郊路線の新京成 ( ̄- ̄ )ゞピシ、それぞれが持つ特色とそこにマッチした趣のある桜を楽しむことができたように思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
考えてみたら昨年の桜が咲いた時期には最初の緊急事態宣言が出されて、まだ謎が多かったウイルスにおびえながら私は、ごく近所の中央線西武多摩川線で桜を撮るに留まりました。それに比べたら今年は、まだコロナ禍が落ち着いたわけではありませんが、今記事だけでなく「ONE-shot」でご紹介した「レッドアロークラシック」や「DORAEMON-GO!」E4系「Max」なども含め、昨年よりずっと大きな撮影成果が得られたと納得しています (-`ω´-*)ウム。昨年に続き今年もお酒や宴会のないお花見だったけど、“桜鉄”は存分に満喫しました。


2042.jpg
くぬぎ山から15分ほどで
終点の松戸に到着した新京成線。
(゚ー゚*)マツド
当駅は常磐線の快速線と
緩行線(各駅停車)との接続駅です。
8800形の右に写る電車は
常磐緩行線から地下鉄千代田線へ直通する
東京メトロの16000系。
▲新京成線 松戸


さて、来るときは新津田沼から入った新京成線ですが、帰りは上り列車で松戸のほうへ出て常磐線に乗り換え。
松戸市は江戸川を挟んで東京都と接しており、常磐線の上り列車でひと駅進めば、すぐそこは都内(葛飾区)です ...(((o*・ω・)o。東京と千葉の近県を行き来した程度のわりに、けっこういろんな種類の電車(や気動車)に乗れた気がする今旅 σ(゚・゚*)ンー…。最後は常磐線快速列車のE231系で締めくくりました。


2043.jpg
松戸で常磐線に乗り換えて
自宅のある都内へと帰ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
快速電車の上野ゆきは緑帯のE231系。
▲常磐線 松戸


くぬぎ山1850-(新京成線)-松戸1905~1915-(常磐1930H)-上野1940




*なお、この記事は3月27日現在の様子をもとに作成したものであり、コロナ禍における状況の著しい変化に内容が伴っていない場合があるかもしれませんが、どうかご了承ください m(_ _)m。
“緊急事態宣言”の解除からわずか半月、今度は“蔓延防止等重点措置”ですか・・・( ̄  ̄;)ドクトルマンボー。