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鹿島線・・・「トランスイート四季島」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.12.18 鹿島線
夕空を駆けるプレミアムトレイン
「TRAIN SUITE 四季島」撮影
 
 
年をまたいじゃいましたが、前回からの続きです (=゚ω゚)ノ゙アケオメ。

師走の慌ただしさの合間をぬって、少しだけでも趣味の“鉄道旅”(乗り鉄・撮り鉄)を楽しみたいと思い σ(゚・゚*)ンー…、JR全線の普通列車が一日乗り放題となる「青春18きっぷ」を片手に (*・∀・)つ[18] 、私が都内から常磐線の下り列車に乗ってやってきたのは茨城県の水戸に近いあたり (゚ー゚*)イバラキ。
そこでは、目的だった“国鉄特急色風”のE653系(K70編成)で運行される常磐線の臨時特急「冬をまるごと仙台松島号」に加え、「勝田車両センター開設60周年」を記念して昔の常磐線の色が復刻された“赤電”のE531系(K451編成)ともタイミングよく遭遇 (゚∀゚)オッ!。さらに続いて訪れた、ひたちなか海浜鉄道・湊線(みなとせん)では国鉄型ディーゼルカーのキハ20形(キハ205)も撮れて (^_[◎]oパチリ、水戸・ひたちなか界隈という狭い範囲のわずかな時間で効率よく、三種の国鉄色(?)が記録できました ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪。

そして、湊線の沿線(中根)でキハ205を撮り終えた私は、常磐線と接続する勝田(かつた)へと戻ります ...(((o*・ω・)o。
いまの時刻はお昼すぎの12時半 (›´ω`‹ )ハラヘッタ。ここまでの撮影成果でもじゅうぶんな収穫が得られたけど、まだお家に帰るには早い時間ですね σ(゚・゚*)ンー…。もうちょい、旅を続けましょうか (・∀・)イイネ。


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湊線から乗り換えて、
勝田で接続した常磐線の普通列車は
ノーマルなE531系。
▲常磐線 勝田


勝田から常磐線の上り普通列車で一駅だけ進み、次に私が下りたのは水戸 (゚ー゚*)ミト。
茨城の県都(県庁所在地)の水戸は交通の要衝でもあり、主軸となる常磐線のほか、先(前記事)にちょろっと触れた水戸線(友部〜水戸は常磐線に乗り入れ)、当駅を起点に常陸大子、郡山方面へ伸びる水郡線(すいぐんせん)、そして第三セクター鉄道(三セク)の鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線(おおあらいかしません)の各線が当駅を発着します (・o・*)ホホゥ。
JRの普通列車が乗り放題の「18きっぷ」を活用するなら、ここで常磐線から乗り換えるのは水戸線か水郡線を選ぶところですが σ(゚・゚*)ンー…、私はいったん改札を出て切符(乗車券)を買い直し、改めて入場して向かったのは大洗鹿島線ホーム コッチ…((((o* ̄-)o。そこにはすでに赤いディーゼルカーが入線して発車を待っていました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。


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常磐線や水郡線が発着する水戸の構内で
いちばん東側に位置する8番線が
鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線のホーム。
次に発車する鹿島神宮ゆきの普通列車は
6000形の単行(一両)です。
▲常磐線 水戸

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この6000形(6018)、
車体の側面にはなにやら賑やかな
アニメキャラ(?)のラッピングが
施されていました。
(=゚ω゚=*)ンン!?
これが「ガールズ&パンツァー」ってやつかな?
私はよく知らんけど。


ディーゼルエンジンを震わせて、定刻に水戸を発車した大洗鹿島線の鹿島神宮(かしまじんぐう)ゆき下り列車は、しばらく常磐線の線路と並行して北上したのち、大きく右にカーブして進路を東へ取ります ...(((o*・ω・)o。
茨城県の第三セクター鉄道、鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線は、常磐線と接する水戸を起点に、大洗(おおあらい)、新鉾田(しんほこた)、鹿島大野(かしまおおの)などの各駅を経て鹿島灘沿いを南下し、鹿島線と接する茨城県鹿嶋市の鹿島サッカースタジアムへと至る53.0キロの非電化路線 (・o・*)ホホゥ。正式な路線区間は鹿島サッカースタジアムが終点ですが、列車はJRの鹿島線に乗り入れて鹿島神宮まで運行されます ( ̄  ̄*)カシマミユキ。


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水戸を発車した大洗鹿島線。
常磐線との分岐点付近では、
那珂川の支流の桜川を
立派なトラス橋でまたぎます。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 水戸-東水戸
(車窓から)


三セク鉄道なのでJRの「18きっぷ」は使えないけど、それでも私はどうしても大洗鹿島線を訪れたかった (-`ω´-*)ウム・・・というほどのワケではなく、実は次の目的地への移動手段に当線を利用するというのが正直なところなのですが (^^;)ゞポリポリ、個人的にはもう10年以上もご無沙汰していた路線なので(ちなみに前回乗ったのは、“鹿島鉄道”が廃止された2007年のこと)、久しぶりに“乗り鉄”を楽しみたいと思います (・∀・)イイネ。
そんな大洗鹿島線には近年、8000形という新しい車両(2016年製)が導入されたのですが、新型の座席は窓を背にしたオールロングシート仕様 ( ̄  ̄)ロング…。いっぽう、1985年の路線開業時から使われている古い6000形は車窓風景が見やすい転換クロスシートで (゚∀゚)オッ!、今回乗った列車がそちらに当たったのはラッキーです (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。座席だけでなくイメージ的にも私は、大洗鹿島線といえばこの6000形なんだよなぁ・・・。


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6000形は転換クロスシートなので
車内で駅弁を食べるのにも都合がよい。
(゚∀゚)アヒャ☆
昼食にいただくのは水戸駅で買ってきた
「大洗名物 釜揚げしらす弁当(¥1,100)」。
釜揚げしらすがたっぷりのったゴハンに、
アンコウのから揚げや明太子、野菜の煮物、
海苔とわかめの佃煮などおかずも充実したお弁当。
しらすごはんも美味しかったけど、
個人的にはアンコウのから揚げに惹かれました。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆☆・
記事のアップはもう年が明けちゃいましたが
いちおう旅の時点では年末なので、
「皆さん今年一年、“おつかれ生”です」(笑)
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノ[生]

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車窓に見える斜張橋は
東水戸自動車道が那珂川をまたぐ、
新那珂川大橋。
橋の向こう側(左岸)はひたちなか市で、
私が先ほど(前記事)までキハを撮影していた
湊線の中根はそのあたりです。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 東水戸-常澄
(車窓から)

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こちらのアーチ橋(塗装工事中?)は
那珂川の河口に架かる海門橋で、
その奥には鹿島灘の青い海がチラリ。
|∀・)チラ
大洗鹿島線の車窓からわずかに海が見える
貴重な(?)一瞬です。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 常澄-大洗
(車窓から)

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大洗は大洗町の市街地にある中心駅で、
大洗海水浴場や大洗港、アクアワールド、
大洗磯前神社などへアクセスする、
大洗観光の拠点。
( ̄  ̄*)オーアライ
また、大洗鹿島線の主要駅でもあり、
鹿島臨海鉄道本社や大洗鹿島線の車両基地が
置かれています。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 大洗
(車窓から)

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車窓から海はあまり見えないけど
大洗では街なみの向こうの港に、
当地と北海道を航路で結ぶフェリーの
「さんふらわあ号」が確認できました。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに上写真の左手に写る塔は
高さ60メートルの「大洗マリンタワー」。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 大洗-涸沼
(車窓から)

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鉾田市に位置する新鉾田。
当駅から東へ1.5キロほどのところには、
かつて石岡と鉾田の間をむすんでいた
「鹿島鉄道」というローカル私鉄路線の
鉾田駅があったのですが、
当鉄道は2007年に廃止されてしまいました。
(´ω`)カシテツ…
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 新鉾田
(車窓から)

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新鉾田を出てしばらくすると、
右の車窓には湖の北浦が望め、
西日を反射した湖面が光っています。
(つ▽≦*)マブシッ!
その湖畔にある駅が北浦湖畔。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 北浦湖畔
(車窓から)

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大洗鹿島線の名物駅、
「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!
当駅はその駅名どおり、
鹿島灘の長者ヶ浜にある、
潮騒はまなす公園の最寄り駅なのですが、
読み仮名が22文字は駅が開設された当時、
“日本一長い駅名”でした。
(゚∀゚*)オオッ!
駄菓子菓子(だがしかし)、
現在は富山地鉄市内線の

「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前
(五福末広町)」

が読み仮名32文字の日本一長い駅名となり、
長者ヶ浜潮騒はまなす公園前は
読み仮名の第3位

(ただし表記の文字数だと13文字で第8位)。
( ̄∇ ̄;)アラマ
んで、駅名標をよ〜く見るとた
「東」の文字が付け足され、

「“東”日本一 長い駅名」となっていました。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲大洗鹿島線 長者ヶ浜潮騒はまなす公園前
(車窓から)


簡易的な地図などで見ると、鹿島灘の海岸線に沿って線路が敷かれているように思える大洗鹿島線なのですが σ(゚・゚*)ンー…、実際は海岸から5キロぐらい離れた内陸を走っているため、車窓から海はほとんど見られず ウミ( ̄  ̄)ミエナイ、のどかな農地を淡々と走っている印象 ...(((o*・ω・)o。風景的なアクセントとしては、新鉾田の先の北浦(きたうら)の眺めが良いくらいでしょうか (「゚ー゚)キタウラ。
それでも、海は見えずとも港に停泊しているフェリーの“アタマ”がちらっと確認できたり |∀・)チラ、新鉾田ではかつて存在した「鹿島鉄道」をしみじみと思い出したり (´ω`)カシテツ…、惜しくも日本一の座から陥落したあとも「“東”日本一長い駅名」を主張する「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」の駅名標を眺めたりと (゚∀゚)アヒャ☆、ここまで一時間半の乗車時間は個人的に意外と楽しめたように思います (・∀・)イイネ。


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駅名が“東”日本一長い
長者ヶ浜潮騒はまなす公園前に比べると、
シンプルに感じる荒野台の駅名標。
その次の駅は・・・
お、もう終点の鹿島神宮か。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 荒野台
(車窓から)


そして、素朴な無人駅の荒野台(こうやだい)を発車すると、次の停車駅は終点の鹿島神宮。でも実は最後にもうひとつ、鉄ちゃんとしてちょっと注目すべき、大洗鹿島線の“ハイライト”が残されているのです (゚.゚*)ハイライト?。
席を立って運転席脇から前方を眺めていると、やがて直線の先に見えてきたのは駅のプラットホーム ( ̄  ̄*)エキ。まもなく鹿島神宮の駅に到着か・・・と思いきや、列車は速度を落とすことなくホームを通過します Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。


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荒野台と鹿島神宮のあいだに位置する
“謎のプラットホーム”を通過?
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
これはサッカー開催日のみ営業する、
臨時駅の「鹿島サッカースタジアム」です。
▲鹿島線 鹿島サッカースタジアム(臨)
(前方の車窓から)


通過したのは鹿島神宮の一つ手前に位置する「鹿島サッカースタジアム」駅で、当駅は近くに隣接する競技場の「カシマサッカースタジアム」で試合やイベントなどが開催される日のみ旅客駅が営業する、いわゆる“臨時駅”です (*・`o´・*)ホ─。今日は試合の開催日ではないため、列車は停まらずに通過しました (´ω`*)ナルヘソ。


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鹿島サッカースタジアム駅のすぐ横に見えるのが、
Jリーグ・鹿島アントラーズのホーム、
「県立カシマサッカースタジアム」。
(゚ー゚*)カシスタ
そういえばアントラーズのホームスタジアムを
新たな場所へ移転する構想がある・・・
なんて話を小耳に挟んだけど、
もしそうなるとカシマスタジアムとともに
鹿島サッカースタジアム駅はどうなるのでしょうね。
σ(゚・゚*)ンー…
▲鹿島線 鹿島サッカースタジアム(臨)
(車窓から)


そのような臨時駅という存在なだけでもちょっと珍しいのに、実は当駅は大洗鹿島線とJR鹿島線の“境界駅”でもあり、列車は停まらないけれど大洗鹿島線としてはここが終点で、この先はJRの鹿島線となります σ(゚ー゚*)JR?。
列車の行先が終着駅に掲げている鹿島神宮が両線(両社)の境界駅でないのは、鹿島神宮と鹿島サッカースタジアム(旧・北鹿島)のあいだがもともと、大洗鹿島線が開業する以前より、貨物輸送のためにJRの前身の国鉄が鹿島線の一部という形で開通させたもので、昔も今も国鉄やJRの車両を使った旅客列車は基本的に走っていないけど(旅客列車は大洗鹿島線との直通列車のみ)、JRの貨物列車は定期的に運行されており、この区間もれっきとしたJR鹿島線の一部なのです ( ´_ゝ`)フーン。
ちなみに大洗鹿島線内の各駅から列車に乗って鹿島神宮で降りる場合、たとえ境界駅の鹿島サッカースタジアムに停まらなくとも、JRの運賃は加算されます。鉄道に詳しくない方が利用されると、なんでJRの運賃が徴収されるのか、不思議に思う(腑に落ちない?)かもしれませんね (。A。)アヒャ☆。


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大洗鹿島線の列車を鹿島神宮で降りる際、
鹿島サッカースタジアム〜鹿島神宮のJR運賃は
車内で清算することができ、
今日のような臨時駅の営業日でなくとも
鹿島サッカースタジアムからの乗車券が発行されます。
( ̄。 ̄)ヘー
私は手持ちの「18きっぷ」を提示すれば
清算する必要はないのですが、
券面に「鹿島サッカースタジアム」と記された
きっぷが欲しくて190円を払いますた。
(*・∀・)つ[キップ]


そんな鹿島サッカースタジアムを通過して、大洗鹿島線からJR鹿島線へと入った列車は、ほどなくして終点の鹿島神宮に到着しました (・ω・)トーチャコ。
すると、大洗鹿島線を乗り通したことの余韻をかき消すかのように、降り立ったホームの反対側に停車していたのは・・・なんと、この“豪華列車” (=゚ω゚=*)ンン!?。


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鹿島神宮に到着した6000形。
水戸から乗り通した一時間半の旅は
転換クロスシートで快適に過ごせました。
(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪
▲鹿島線 鹿島神宮

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んで、
反対のホームに目を移すと、
金色に輝くラグジュアリーな列車が・・・
うはっ!「四季島」じゃん!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
▲鹿島線 鹿島神宮


四季島、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
唯一無二のインパクトある車両デザインと、煌びやかなシャンパンゴールドの車体色、これはJR東日本ご自慢のクルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」ではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!!。私とともに大洗鹿島線から降りたほかの方たちも、ホームで足を止めて「四季島」を眺めたり、スマホで写真を撮ったりし (*’∀’)o[]パチャ、小さな子供はその姿に大興奮 o(*≧∇≦*)oキャー!。
鹿島神宮での「四季島」といえば、今から四年前となる2018年の元日にも、当編成は鹿島線で“一日限りの特別運行”(年末年始の特別コース)があり、私は新年早々それを撮影しに訪れたのを思い出しますが (^_[◎]oパチリ、今シーズン(2021年度冬季)は“レギュラーコース”に鹿島神宮を往復するルートが組み込まれ(「東国(とうごく)の冬日の光を受けて、聖なる社の森から太平洋をめぐる旅。」をコンセプトにした一泊二日コース)、12月から3月まではほぼ毎週のように、ここ鹿島線を走る「四季島」が見られるようになったのです ( ̄。 ̄)ヘー。
いま鹿島神宮に停車していた「四季島」は、当駅でツアー客をおろしたところのようで、ちょうどタイミングよく出会うことができました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。このあと当編成は回送列車となります。

そう、私が大洗鹿島線に乗って水戸から鹿島神宮まで来た目的は、この「四季島」ことE001系を鹿島線の沿線で撮ること (゚ー゚*)シキシマ。鹿島神宮では駅の改札を出ることなく、20分程度で接続する鹿島線の佐原(さわら)ゆき上り普通列車へ乗り継ぎます ノリカエ…((((o* ̄-)o 。


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鹿島線の列車は
“房総ローカル”の顔となりつつある
ワンマン仕様のE131系。
▲鹿島線 鹿島神宮


鹿島線は、成田線と分岐する香取(かとり)を起点に、十二橋(じゅうにきょう)、潮来(いたこ)、延方(のぶかた)、鹿島神宮の各駅を経て、鹿島サッカースタジアムに至る、17.4キロの直流電化路線。先述したように、路線の正式な終点は鹿島臨海鉄道との境界駅である鹿島サッカースタジアムですが、鹿島線の旅客列車としては鹿島神宮までの運行となっています (・o・*)ホホゥ。
当線の沿線には、“あやめ祭り”で有名な“水郷のまち”として知られる潮来や、香取神宮、鹿島神宮といった由緒ある大神社があり、日常的に使う地元の方(地域輸送)だけでなく、観光や参拝などを目的とした利用者も多いようです (* ̄0 ̄)θイタコ〜ノ、イ〜タロウ〜♪。


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鹿島神宮を出るとすぐに渡るのは、
鹿島線の名所ともいえる
長大な北浦橋梁。
北浦に架けられたその鉄橋は
1,236メートルの長さを誇ります。
w(*゚o゚*)wオオー!
▲鹿島線 鹿島神宮-延方(車窓から)


そんな鹿島線に私が乗るのは、四年前の「四季島」を撮りに訪れて以来のこと。そのときは鹿島線のお立ち台的な定番である、北浦の鉄橋(北浦橋梁)を撮影地に選びましたが、今回は別の場所へ行ってみようと思います ...(((o*・ω・)o。
鹿島神宮から10分ちょっと、茨城県から県境を越えて千葉県に入り、佐原市の十二橋で下車 (・ω・)トーチャコ。


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川や湖沼に囲まれた中州(加藤州)へ
江戸時代に架けられた12本の橋、
「加藤州十二橋」を由来としている
風情ある駅名の十二橋ですが、
駅は無機質な高架橋で味気ない印象。
σ(゚・゚*)ンー…
▲鹿島線 十二橋


勝田1240-(常磐394M)-水戸1245~1315-(大洗鹿島線143D)-鹿島神宮1434~1459-(鹿島538M)-十二橋1511

うわわっ!か、風が強いっ!(;+o+)三 ビューッ
水郷で有名な潮来の隣駅、十二橋。当駅のあたりも河川や湖沼に囲まれた水郷地帯で、線路や駅のホームは地盤のゆるい地面でなく強固で立派な高架橋の上に設けられているのですが、それ以外はまわりに何もないといっても過言でなく(ほとんど湿地帯や田園地帯)、列車を降りた高架ホームには猛烈な強風が容赦なく吹きつけます 彡(´д`;)彡ビュービュー。これは気を抜くとマジでぴゅーっと吹き飛ばされちゃいそう ピュ━━━━。・*・:≡( ε:)━━━━ッ。手すりにつかまりながら慎重に駅の階段を下りると、高架上より地上はいくらかマシですが、それでも北風が強くてめっちゃ寒い {{{{(+ω+)}}}}サッム。
天気は雲一つない快晴・・・というか、雲があってもすぐに強風で流されるような状況で、撮影条件としては決して悪くないコンディションだけど、お目当ての「四季島」が通過するまでの待ち時間が寒くて辛そうだなぁ・・・(-ω-;*)ウゥム…。そして寒さより心配なのが、実は鹿島線ってちょくちょく強風により運転が見合わせ(運休)になるんですよね。この風で大丈夫かなぁ・・・ (´・д・`;)ハラハラ…。列車の運行状況はスマホでこまめに確認しよう (-`ω´-*)ウム。


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利根川と常陸利根川に挟まれた
水郷筑波国定公園の一角にある十二橋駅。
駅の近くには与田浦という湖沼があります。
(゚ー゚*)ヨダウラ

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やってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
与田浦川の向こうを横切る高架線が
鹿島線です。


駅から歩く距離は10分程度と大したことないけど、冷たい強風にあおられながらたどり着いたのは 彡 彡 (((ノ; ̄д)ノ彡 彡 ビュービュー、これまたますます体感的に寒さが増しそうな与田浦川のほとり ブル{{(o+э+o)}}ブル。与田浦(よだうら)は水郷地帯にある湖沼のひとつで、そこに流れ込む川がこの与田浦川です (゚ー゚*)ヨダウラ。
その川面を手前に大きく入れて、奥の高架線をゆく「四季島」を狙えば、水郷地帯に敷かれた鹿島線らしい絵になりそうだと、カメラのファインダーを覗いてアングルを整えていたところ σ(゚・゚*)ンー…、件の「四季島」は回送列車としてすぐにやってきました …(((=゚ω゚)ノ゙ヤア。通過時刻はざっくりとしか分からなかったけど、思ったより早かったな。


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高度の低い冬の日差しに浮かび上がる
「TRAIN SUITE 四季島」のシルエット。
川面を荒々しく波立たせるほどの
北風が吹き荒れるなかでも、
その走りには優雅さが感じられます。
▲鹿島線 十二橋-香取


ヨダウラでシキシマが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
あえて“ド逆光”となる立ち位置で、シルエット調に撮ってみた「四季島」【◎】]ω・´)パチッ!。列車も、高架橋も、波立つ川面も、ほとんどモノトーンとなり、冬空の青さだけが印象的に写ってくれました (・∀・)イイネ。
ただ、列車の窓がもっと全体的に透けるかと思ったのですが σ(゚・゚*)ンー…、よく考えてみたら「四季島」の客室は大半がコンパートメント(個室のお部屋)なので、左右(車体の両側面)の窓配置が対象でなく、日に透けるわけがないんですよね (; ̄▽ ̄)ア…。それだったら、左右対称の大きな展望窓が綺麗に透ける、先頭車だけをアップで撮ったほうがよかったかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。
んじゃ、“次”はそのアングルで「四季島」を狙ってみよう m9(`・ω・´)ツギイッテミヨー!。


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「秋の陽は釣瓶落とし」といいますが、
冬至間近の今日はさらに日没が早くて、
みるみるうちに陽が落ちます。
さっきの「四季島」からわずか30分後、
次の普通列車(537M)が来たときの太陽は
もうこの位置となりました。
▲鹿島線 香取-十二橋


え、次?次回?また「四季島」を撮りに、わざわざここへ出直してくるのかって? (´・ω`・)エッ?。
いや、実はそうでなく、先ほどすでに通過した「四季島」の回送列車ですが、車両を留置しておく設備(留置線)の関係か、もしくは車内整備(清掃や食材の積み込みなど)の関係か、はたまた“ファンサービス”なのか(それはないw)、「四季島」は佐原からお客さん(ツアー客)を乗せるまでにもう一度、この鹿島線を回送列車として往復するような運行が組まれているのです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。そんな回送列車を設定する理由が私にはわからないけど、何にしても再びここを「四季島」が通過するハズ (゚∀゚*)オオッ!。
しかも、その通過時刻はさらに日が落ちた16時40分ごろなので、先ほどとはまた違った空色や情景が期待できます (*゚v゚*)ワクワク♪。寒風の厳しさは堪えるけれど、そのときまでジッと耐えましょう (-`ω´-)ジッ。


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今日(12/18)の日没は16時半。
高架線の向こうに陽が沈む・・・。
(゚- ゚)シンミリ

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そして日没から10分後、
四季島、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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夕暮れの高架線で繰り広げられる
魅惑のショータイム。
茜色に染まった舞台へ
主演の「四季島」が躍り出ます。
▲鹿島線 香取-十二橋


夕空で四季島が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
残照にくっきりと浮かび上がった、E001系「TRAIN SUITE 四季島」の独特なシルエット。鮮やかな茜色の夕空に冬の澄んだ空気感が表れていて、“プレミアムトレイン”での優雅なひと時にマッチした、いい雰囲気じゃないですか +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。やはり、先ほどのような引き画で編成の全体を入れるのでなく、先頭車のみをクローズアップしたほうが、「四季島」ならではの面白いシルエットが強調されたように感じます (・∀・)イイネ。
しかもこのカット、「四季島」が走る高架の下をよ〜く見てみると、小さくだけど富士山もちょこっと写り込んでいるんです (=゚ω゚=*)ンン!?。


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高架下には・・・あ、富士山!
(o ̄∇ ̄o)フジサン♪


夕空バックの「四季島」に、富士山も添えられたなんて、なんと豪華な“影絵”でしょうか 。゜+.(´∀`人)ステキ゜+.゜。
でも、細かいことを言うと、富士山と絡められる位置の「四季島」は真横でなく少し斜め前から見た角度で、個人的なこだわりとしては、できるなら「四季島」を真横から見たきれいなシルエットが撮りたい σ(・∀・`)ウーン…。そうすると富士山はフレームアウトしちゃうけど、「四季島」の先頭車が私から見て真横に来たところで、もう一度シャッターを切ります【◎】]ω・´)パチッ!(ちなみに「四季島」が真横の位置で富士山も写し込むとなると、たぶん角度的に川のなかから撮らなきゃならないw)。


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少し角度を変えてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
「四季島」の個性が表れた
幾何学模様の大窓(展望窓)が
まるで切り絵のように抜けました。
そして二枚目(下の写真)の車両は
中間の5号車に連結されているラウンジカーで
こちらも面白いシルエットです。
▲鹿島線 香取-十二橋


うん、満足(笑)(*´ー`*)ウン。
わずかな角度の違いだけど、こちら(後者)のほうが大窓のカタチはスッキリと抜けていて、より綺麗なシルエットですよね。運転士さんのアタマもちゃんと確認できるし 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。そして富士山の代わり(?)に、高架下へ写り込んだ冬枯れの木々がまた、これはこれで悪くないように思います (・∀・)イイネ。
細かいこだわりですが、個人的に納得のいく撮影ができました (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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西の空は茜色でしたが、
東の空はブルートーン。
“マジックアワー”の鹿島線を
「四季島」が走り去ってゆきます。
▲鹿島線 十二橋-香取(後追い)


ブルートーンに包まれて潮来方面へと走りゆく「四季島」の後ろ姿を見送って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
立っているのがやっとのような強風と、手袋をしていても手が悴むようなキビシい寒さでしたが 彡{{{+ω+;}}}彡ビュービュー、夕空を背にして高架線上へ現れた「四季島」の姿が見えてからは (*゚ロ゚)ハッ!、無我夢中で列車を追いつつカメラのシャッターを切り続け パチャ【◎】]ω・´)パチャ、寒さを忘れるどころか、撮影を終えたあとには興奮と余韻で体が火照っているように感じるくらいでした(笑)ε-(°ω°*)ムフーッ!

さ、日も暮れたし、おウチへ帰るとしますか カエロ…((((o* ̄-)o。


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日暮れの十二橋へ入ってきた
佐原ゆきの上り普通列車。
強風が吹き荒れるなかでも、
とくにダイヤが乱れることなく、
鹿島線は定時運行してくれました。
感謝、感謝。
人=∀=*)アリガタヤ
▲鹿島線 十二橋


「青春18きっぷ」などを使って、常磐線、ひたちなか海浜鉄道・湊線、鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線、そして鹿島線とめぐった、鉄道の旅 ...(((*・∀・)つ[18] 。
午前中には常磐線で国鉄特急色のE653系や赤電色のE531系、湊線で国鉄型のキハ205という、国鉄色三昧(?)の撮影が楽しめ (^_[◎]oパチリ 、そのあとの移動には久しぶりとなる大洗鹿島線に乗車して、見どころの多い車窓風景を転換クロスシートの列車でのんびりと味わい (´ー`)マターリ、そして鹿島線で狙った「四季島」の撮影は、旅のクライマックスにふさわしい夕景に恵まれて 。゜+.(´∀`人)スバラスィ゜+.゜。、関東近郊の日帰りではあるけど、“撮り鉄”、“乗り鉄”ともに目いっぱい満喫した充実の一日となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ちなみに、JRの路線ではない湊線と大洗鹿島線の運賃は別途にかかっていますが(あと、鹿島サッカースタジアム〜鹿島神宮もねw)、都内から常磐線の東海までと、鹿島神宮から都内まで乗ったJR区間だけで、「18きっぷ」一回分(2,410円換算)は、じゅうぶんにモトが取れています (´艸`*)オトク♪


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鹿島線から成田線に乗り換える佐原では、
国鉄色のEF65形機関車(2074号機)に遭遇。
(゚∀゚)オッ!
今日は貨車を牽いていない単機だったけど、
鹿島サッカースタジアムへ向かう貨物列車かな?
σ(゚・゚*)ンー…
これも今日撮れた「国鉄色ラインナップ」に
加えることとしよう。
▲成田線 佐原

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佐原で乗り継いだ
成田線の成田ゆきは209系。
ガラっガラに空いているので
ボックスシートに座ります。
(o ̄∇ ̄o)ボックス
▲成田線 佐原

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そして成田からは
成田線と総武快速線を直通する
逗子ゆきの快速列車で、
車両はE217系。
今旅もいろんな種類の電車に乗れました。
▲成田線 成田


十二橋1648-(鹿島540M)-佐原1655~1658-(成田2456M)-成田1731~1815-(総武快速4720F)-東京1926