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西九州新幹線・・・「かもめ」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.09.23 西九州新幹線 
ブルーインパルスも翔んだ日!
新幹線「かもめ」 撮影
 
 
前回からの続きです。

9月23日(2022年)の“秋分の日”に、佐賀県の武雄温泉(たけおおんせん)と長崎のあいだで、新たに開業した「西九州新幹線」(*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。日本国内の“旅客鉄道全路線の完全乗車(完乗)”を常に目標として掲げている私はさっそく、開業初日の列車に乗るために九州へと駆けつけます ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
記念すべき開業一番列車(下り)となる、新幹線「かもめ1号」の指定券は残念ながら取れなかったけれど (・ε・`)チェ、次発の「かもめ3号」の座席を確保できた私は、博多からの連絡特急「リレーかもめ」と新幹線「かもめ」を武雄温泉で乗り継ぎ、初乗車となる西九州新幹線の乗り心地を味わいつつ、目に新鮮に映る車窓風景を堪能 ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。路線の実距離が66キロ、わずか30分弱の乗車時間はあっという間のひと時で、ちょっと物足りなさは感じたものの σ(・∀・`)ウーン…、開業日ならではの独特な雰囲気を楽しみながら、長崎に到着しました (・ω・)トーチャコ。


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長崎到着後に30分ほど列へ並び、
無事に購入することができた、
「西九州新幹線 開業記念きっぷ」。
(*・∀・)つ[キップ]
長崎から諫早までの乗車券・自由席特急券が
記念台紙にセットされています。
(・∀・)イイネ

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次に私が探したのは地方紙の新聞。
地方の鉄道路線の開業はたいてい、
全国紙より地元紙のほうが
大きく取り上げるケースが多いんです。
どーんと見開き一面の特別装丁で
新幹線の開業をお祝いする長崎新聞さん、
気合い入ってますね!
(゚∀゚*)オオッ!
ついでに新幹線開業記念デザインの
缶ビールも見つけたので
いっしょに買っちゃいました。
(o ̄∇ ̄o)ビア


平和記念公園や出島、グラバー園などの歴史的な名所や、山上から街なみが一望できる稲佐山展望台など、観光地として人気の高い長崎ですが ( ̄▽ ̄*)ナガサキ、今旅の私は長崎を目的地として訪れるというより、長崎へ向かう西九州新幹線に乗ることがいちばんの目的であり、ぶっちゃけ、到着してからの行動はほとんどノープランです ( ̄∀ ̄)ヒマ?。


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新幹線の開業にともなって、
大規模なリニューアルが行なわれた長崎駅ですが、
実はまだ東側の駅前はこのような状態で、
いまなお整備工事が進められています。
(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…
これが計画どおりなのかは分かりませんが、
“間に合わなかった感”の印象は
否めませんよね・・・。
▲22.9.23 長崎本線(西九州新幹線) 長崎

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ちなみにこちらは
今から25年前に訪れたときに撮った
ひと昔前の長崎駅。
大きな三角屋根と見事なステンドグラスが
記憶に残る名駅舎でした。
(´ω`)ナツカシス
▲97.3 長崎本線 長崎


西九州新幹線の指定券が取れて長崎に行くことを決めた当初は、大村湾の海沿いを走る大村線(諫早〜早岐)か、島原半島のローカル私鉄・島原鉄道(諫早〜島原港)あたりで、撮り鉄をしようかと考えていたところ ( ̄  ̄*)トリテツ、そこへ飛行機好きの友人から教えてもらったのが、新幹線の開業を記念して当日に長崎の空を飛ぶという、航空自衛隊の演技飛行チーム「ブルーインパルス」のこと ヾ(゚ω゚)ブルー。
私は鉄道マニアの“鉄ちゃん”であって、飛行機好きの航空ファンではないけど、西九州新幹線の開業記念と言う名目でブルーインパルスの演技飛行が行なわれるのならば、それをできれば新幹線と絡めて記録したいもの (・∀・)イイネ。ちなみに私は北海道新幹線の開業や昨年の東京五輪開会日のときにも、鉄道の駅や列車とともにブルーインパルスを撮っています (^_[◎]oパチリ。
そうすると大村線や島原鉄道へ行くのは時間的にキビシくて諦めなくてはなりませんが、今日はやはり今日しか撮れない開業日ならではのシーン(祝賀飛行)を優先することとしました (-`ω´-*)ウム。
ただ、今はまだ9時で、ブルーインパルスが飛ぶのは昼過ぎの13時半ごろの予定。それまでどうしようかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。


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市民や観光客の足として
長崎の街なかを走る長崎電機軌道
古い形の電車が多く残されていて、
趣味的に魅力ある路面電車です。
(´ω`*)シブイ
ちなみに二枚目の写真の左手は長崎駅で、
そこををよ〜く見ると、
ホームに停まる「かもめ」の鼻先がちらっと
写り込んでいます(笑)
|∀・)チラッ
▲▲22.9.23 長崎電気軌道1系統 五島町-長崎駅前
▲22.9.23 長崎電気軌道3系統 長崎駅前-桜町

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駅から私が歩いてやってきたのは
こんなところ。
“生目八幡宮”と彫られた石柱の横から
上のほうへ石段が伸びています。
σ(゚・゚*)ンー…

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石段を上がった先に建てられている
生目(いきめ)八幡宮。
眼病にご利益があるといわれ、
目の神様として親しまれているお宮です。
PCやスマホなどで目を酷使する昨今、
軽くお参りしてゆきますか。
( -人-)” パンパン
そして鳥居の右手のほうにはまだ
石段が続いていますね・・・。


ふつうの観光客ならとりあえず、駅に近い出島か眼鏡橋あたりを目指すのではないかと思われますが (゚ー゚*)デジマ、私はそれらがあるのとは逆に、路面電車(長崎電機軌道)の線路が併設された駅前通りの新浦上街道を北のほうへ進行 コッチ…((((o* ̄-)o。駅から歩いて数分ほどの宝町(たからまち)の停留所付近では、街道の上を新幹線の真新しい高架橋がオーバークロスしており、そのすぐ脇の路地には丘の上の神社(生目天満宮)へと通じる細い石段が確認できます (゚∀゚)オッ!。
実は先日にネットのニュースで目にした西九州新幹線の記事に、長崎の街なかで撮られたと思われる新幹線の写真が添えられており σ(゚・゚*)ンー…、ちょっと気になって地図アプリで位置を調べてみると、その場所がどうやらこの石段を上がった神社のあたりだと判明 (*-∀-)ホゥ。長崎駅から近そうなので、ためしに向かってみたのです ...(((o*・ω・)o。
神社に一礼し、その石段を上がり切ったところからの眺めは・・・(「゚ー゚)ドレドレ


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神社の脇からさらに石段を進むと
パッと視界が開けるところに出ました。
高架の先のほうに見える長崎駅は
写真に向かって左が新幹線ホーム、
右が在来線のホームです。


おお!新幹線の線路がよく見えるぞ!(゚∀゚*)オオッ!
ここは西九州新幹線のなかでいちばん長い、長崎トンネル(7,460m)の長崎側出口付近に位置し(前記事の乗車記で「ここに出るのか!」と驚いたところ)、丘の上の高台からは新幹線の高架線と、その先にある長崎駅の構内がスッキリと望めます (・∀・)イイネ。街を囲む山の斜面にも住宅地や生活道路が形成され、坂や階段の多さから“坂のまち”として知られる長崎ですが、ここはそんなご当地らしい地形が与えてくれた、絶好の“新幹線ビュースポット”ではないですか (o ̄∇ ̄o)ビュー。
ちなみに、数人おられた先客のうちの一人は、すぐご近所にお住まいの地元のかただそうで、新幹線が開業したらここから撮るのを楽しみにしていたとのこと (*´v`*)ワクワク♪。そのお隣で私もさっそくカメラを構えさせていただきます。


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かもめ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ちなみにこの新幹線が中途ハンパなカット、
在来線ホームのほうに目をやると
ちょうど長崎本線の普通列車(キハ47形)が
長崎のホームを発車したところでしたが、
惜しくも新幹線の先頭車(最後部)と
一枚に収まるタイミングにはなりませんでした。
(≧ω≦)オシイ!
(二枚目はキハの部分だけを切り取って、
クローズアップしたもの)
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早
(後追い)

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トンネルを抜けて街なかに姿を現した
西九州新幹線「かもめ」が、
まもなく終点の長崎に到着します。
(キハのお顔はもう建物に隠れちゃったw)
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早
(後追い)


かもめが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
天気予報どおりのどんよりとした曇天のもと、緩やかなカーブの高架線をカモメが舞うように(?)走りゆく、西九州新幹線「かもめ」のN700S8000番台 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。丘の上の石段から見下ろすアングルは高架橋側面の防音壁もクリアできる高さで、白い車体の裾部に施された当番台の特徴的な赤いラインも隠れずにちゃんと見えています (^_[◎]oパチリ。
街なかの景色なのでゴチャゴチャ感は否めないけど、長崎駅から歩いて行ける程度の近場で新幹線の走行写真がスッキリ撮れると考えれば、この場所はなんとも手軽で好ましい ъ(゚Д゚)ナイス。


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到着した下り列車と入れ替るようにして、
今度は武雄温泉方面へ向かう上りの「かもめ」が
長崎をあとにします。
ちなみに駅の背後に見える橙色の玉っころは
長崎港の大波止場にある
ドラゴンプロムナードという施設の
シンボルだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早


開業を迎えて、今日から長崎の景色に加わった新幹線「かもめ」。いまはまだ当然ながら目新しくて新鮮に感じますが、すぐに馴染んでこの街に溶け込むことでしょう (-`ω´-*)ウム。駅の横に建設中のビル(駅ビル?)も、新幹線が開業した時にはこんな状態だったという、いい記録になったかな?(笑)。数年後にまたこの高台へ撮影に訪れてみたら、そのときは違った眺めになっているかもしれませんね。


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もう少し街の様子を入れたくて、
先ほどよりもアングルを引いてみました。
(^_[◎]oパチリ
この画だと新幹線と新浦上街道の交差が
よくわかるかと思います。
また、小さくですが左のほうに
路面電車がちょろっと写り込んでくれたのは
嬉しいタイミング。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早
(後追い)


ところで新幹線というと、東海道・山陽新幹線や東北・上越新幹線などは数分おきに列車がバンバン走っている印象ですが(とくに首都圏近郊などの都市圏では)バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、西九州新幹線の日中時間帯は上下の定期列車がそれぞれ“一時間に一本程度”の運行となっています (´ー`)マターリ。
ここでは一時間半の滞在で、お見せした写真のとおり三本(下り2、上り1)の列車を撮って、私は撤収しました (´w`*)ドツカレサン。

時間的にそろそろ、ゴハン屋さん(飲食店)が開くころかな? (›´ω`‹ )ハラヘタ


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いろいろと魅力的な名物料理が多い長崎で
私が昼食に選んだのは“ちゃんぽん”。
(´▽`*)チャンポン♪
コクがありながらあっさりとしたスープに
もちもちのちゃんぽん麺が絡み、
野菜と魚貝がたっぷりの具材も楽しめて
とても美味しくいただきました。
(゚д゚)ウマー!
ちゃんぽんは東京でもたまに
チェーン店で食べるけど(リ〇ガーねw)、
やっぱり本場の味は違うなぁ。


石段の撮影ポイントから駅のほうに戻り、昼食をとってお店を出ると・・・ありゃ、雨が降っとる 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ。
先述したとおりこのあと13時半からは、ブルーインパルスによる祝賀飛行が行なわれることになっているのですが、その前に雨が降り出してしまいました。曇りの予報だったので晴天の青空は期待していなかったけど、雨になるとはなぁ・・・(・ε・`)チェ。やはり「長崎は今日も雨だった」!? (* ̄0 ̄)θ< アアアア〜♪(ちなみにちょいとネットで検索してみたけど、長崎はほかの土地に比べて特段に雨が多いってワケではないらしい)。
はたしてブルーインパルスはこの天候でも、予定どおりに飛んでくれるのだろうか (゚ペ)ウーン…。


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ブルーインパルスを撮る場所を探す前に
まずは新幹線の発車案内標をチェック。
13時45分発の「かもめ32号」(下段)は
12番ホームかぁ・・・。


雨が降るなか、ブルーインパルスの飛行時間が近づくにつれて、駅まわりの広場には続々と見物する人が増えてきました ...λλλλ ...λλλλ。
さて、できれば新幹線と絡めて撮りたい私はどうすっかなぁ・・・ σ(゚・゚*)ンー…。先ほどの石段を上がった高台からもブルーインパルスはよく見えると思うけど、走っている新幹線と空を飛ぶブルーインパルスをひとつのフレームに収めるのは至難の業・・・というか、奇跡的なタイミングでしょう ヾノ・∀・`)ムリムリ。ここは手堅く新幹線が駅に停まっているところを狙うのが無難で、それならばガラス張りの新幹線ホームがよく見える、長崎駅の東口あらため「かもめ口」の広場がベストでしょうか (´ω`)ウン。


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長崎駅東側の「かもめ口」の広場からは
ホームに停まる新幹線「かもめ」が
ガラス越しによく見えます。
スケスケ( ̄▽ ̄)スケルトン
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎


駄菓子菓子(だがしかし)、一時間に一本程度と運転本数が多くはない西九州新幹線の「かもめ」さん。長崎の上空で演技飛行を行なうブルーインパルスは13時30分から13時50分まで20分間の予定で、その間の長崎駅に新幹線が停車しているのは「かもめ25号」で13時24分に到着し、折り返し「かもめ32号」となって13時45分に発車する一本のみ (・o・*)ホホゥ。これだけを見れば13時30分から45分までの15分間がリンクしていて時間的には良いように思えますが (゚∀゚*)オオッ!、問題は駅のホームの“着発番線” (´・ω`・)エッ?。
長崎の新幹線ホームは二面四線の構造で、乗り場の番線が11から14まで四つあり、そのうち“かもめ口”の広場から新幹線がよく見えるのは窓側に位置する“14番線”なのですが、件の「かもめ32号」が発車するのは内側の“12番線”・・・これだと広場からは新幹線の姿がよく見えません (-ω-;*)ミエナイ。
そこで私がためしに向かってみたのは、“かもめ口”とは反対側にあたる、西口あらため「いなさ口」(長崎駅の西側にある稲佐山が由来)コッチ…((((o* ̄-)o。こちらは新幹線ホームの手前に在来線ホームがあるものの、駅に直結したイベントホール(出島メッセ長崎)の二階デッキが高架ホームと同程度の高さになっていて、そこからは12番線に停まっている新幹線の姿がどうにか確認できます (「゚ー゚)ドレドレ。


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私がやってきたのは、
長崎駅西側の「いなさ口」。
こちらはイベントホールのデッキから、
12番線ホームに停まっている新幹線が
かろうじて見えます。
σ(゚・゚*)ンー…
▲22.9.23 長崎本線(西九州新幹線) 長崎


“かもめ口”の見え方に比べたら、なんともビミョーなアングルだけど σ(・∀・`)ウーン…、新幹線が写らなきゃ意味がないと割り切り、私はここでブルーインパルスの飛来を待つこととします m9(`・ω・´)ケッテー!。ちなみに、新幹線にこだわってアングルを模索したものの、そもそも私にはブルーインパルスがどっちの方向から飛んでくるのか、よくわかっていないんですけどね (^^;)ゞポリポリ。
やんでほしいと願うも、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返しながら降り続くなか ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;、やがて12番線ホームには定刻の13時24分に「かもめ25号」が到着 (・ω・)トーチャコ。予定どおりなら、もうまもなくブルーインパルスが飛んでくるハズ (`・v・´*)ドキドキ・・・ですが、開始予定の13時30分を過ぎても上空に姿は見えません (゚ー゚?)オヨ?。天候確認などで遅れているのかな・・・。機体同士の距離感がシビアな演技飛行を行なうため、視界が悪かったら中止になることもありえるでしょう σ(・ω・`)ウーン…。
そんな不安がよぎるなか、雨天の空を見上げて10分くらいが過ぎたころ、突如、“キーン”っという飛行音とともに、スモークをなびかせた6機の編隊が弧を描いて颯爽と現れました (*゚ロ゚)ハッ!!。


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高架下で雨宿りしながら
多くの人が見上げる鈍色の空に、
墨字のごとく引かれた一筆。
西九州新幹線開業日の長崎へ
ブルーインパルスがやってきた!
▲22.9.23 長崎本線(西九州新幹線) 長崎


ブルーインパルス、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ザーザーってほど激しくはないものの、しとしとと秋雨がそぼ降るような悪天候でも、新幹線の開業に花を添えるため、長崎の空を華麗に舞うブルーインパルス バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。その姿を目にした観衆からはいっせいに歓声が湧き上がります w(゚0゚*)w オオォー!!。おお〜!かっこいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ブルーインパルスが飛んできた方向を目視で確認すると、手早くカメラを構えてパチリ【◎】]ω・´)パチッ!。角度的に新幹線の先頭車は見切れてしまいましたが、なんとか中間車の白い車体とブルーインパルスをひとつのフレームに収めることができました ε-(´∇`*)ホッ。言われなきゃ新幹線ってわからない気がするけど、まあ、こんなもんかなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。ブルーインパルスはまた旋回してくると思われるので、もういっちょ狙ってみるか (*`・ω・´)-3フンス!。
ただし、12番線ホームに停まっている「かもめ32号」は13時45分発 ( ̄△ ̄;)エッ。当初の予定でブルーインパルスの飛行は13時30分からとなっていましたが、実際は10分ほど遅れたことにより、飛んできたのが13時40分ごろ。新幹線とは5分しか時間が合わなくなってしまい、ブルーインパルスが再び現れる前に「かもめ32号」は定時に発車してしまいますた ヽ(´д`;)アア…。手元の時刻表によると次に長崎のホームへ新幹線が入線するのは、14時28分着の「かもめ29号」(これも12番線)。この時間だとブルーインパルスの飛行は、もう終わっているでしょう (´・ω・`)ショボーン。
新幹線といっしょに撮れないのならば、アングル的にビミョーな“いなさ口”のデッキにいる意味はなく、私はまわりが広々としている“かもめ口”広場のほうへ移動して、引き続きブルーインパルスを撮ることにします コッチ…((((o* ̄-)o。


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“かもめ口”のほうから見た
ブルーインパルス。
新幹線の開業に伴ってリニューアルされた
新しい長崎駅の上空を
祝賀飛行の航跡がまっすぐと伸びます。
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎


ヴォールト状の白いドーム天井とガラス張りの壁面が特徴の新幹線ホーム、その上を今度は直線的にブルーインパルスの編隊が飛んでゆきます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
アングルとしてはやっぱりコッチ側(かもめ口広場)のほうが、バランスよくまとめやすい感じ (^_[◎]oパチリ。願わくばこのガラス窓の向こうの14番線ホームに、新幹線が停まっていたらベストなのになぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…
などと、歯がゆく思っていると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


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長崎駅に滑り込んできた新幹線「かもめ」。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
空をよく見ると左のほうにはかすかに
スモークの名残りが分かります。
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎


シンカンセン、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!!!
な、なんと、目の前の高架線に下りの新幹線がやってきて、しかも、ガラス窓側の14番線ホームへ静々と入ってゆくではありませんか!...(((o*・ω・)o
え!?何コレ?こんな時間に長崎へ到着する新幹線があったっけ? エッ!?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ!?。よく状況を理解していなかった私は最初、ブルーインパルスの演技飛行に合わせて、わざわざJR九州がここへ新幹線を入線させる“粋な計らい”なのかと思いましたが ъ(゚Д゚)ナイス、もちろんそんなわけはなく、あとで飛行が終わってから落ち着いてよく確認してみると σ(゚・゚*)ンー…、定期列車の時刻表とは別枠に掲載されていた“臨時列車”の欄に、長崎へ13時48分に到着する「かもめ83号」というのがあるじゃないですか (; ̄▽ ̄)ア…。臨時列車を見落としていたとはまったく、鉄ちゃんとしてお恥ずかしいかぎり (^^;)ゞポリポリ。


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臨時列車情報に掲載されていた
「かもめ83号」は長崎に13時48分着。
この列車だったのかぁ〜。
なお、折り返しは回送列車となるようで
長崎駅の発車案内標には表示されませんでした。


でも、ホントに知らなかっただけに、突如として現れた「かもめ」は思いがけないサプライズとなり Σ(゚∇゚*ノ)ノ エッ!?、しかも例の14番線ホームに停まるなんて、私のテンションは爆上がり (ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━ッ!!。
そしてブルーインパルスの演目は、まだ残されているハズです (*゚v゚*)ワクワク♪。


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ガラス窓越しに見える新幹線「かもめ」と
長崎の空を飛ぶブルーインパルス、
二者による“夢の共演”が今ここに実現!
・:*:・:(*゚Д゚*)キタコレ:・:*:・
どんよりとした曇天でも、
開業日ならではの華やかなシーンが
繰り広げられました。
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎

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なお、今回お見せしたカットは、
先に「ONE-shot」でご紹介したものとは別の写真で、
アングルはほとんど変わりませんが、
ブルーインパルスの隊形が違うようです。
(*・`o´・*)ホ─
私はあまり詳しく知らないけど、
上が先日の「ONE-shot」、下が今回の写真、
それぞれブルーインパルスの部分を切り取って
クローズアップしてみました。


かもめとブルーのコラボが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
「かもめ83号」の到着後にも数回、駅の上空をパスしてくれたブルーインパルス バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。“かもめ口”の広場から望む新幹線「かもめ」とのコラボレーションは、こう撮れたらいいなと思い描いていた私の理想の画に近いものとなりました
(^_[◎]oパチリ。これは本当に嬉しくて、雨が降りしきるなかで待った甲斐があります ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。。
私の隣にいらして、大きなバズーカーのような望遠レンズ(800ミリくらい?)でブルーインパルスを撮られていたオジサマによると、昨日(22日)に同地で行われた予行演習は晴天のいいお天気だったそうで、「雨の今日より、昨日のほうがよかったよ」とおっしゃっていましたが ヽ(゚ω゚)ハレタノ、たしかに晴天は羨ましい条件だけれど、私にとっては新幹線開業日の今日という日を記録したかったので、それがあいにくの雨天であっても納得できるというもの (-`ω´-*)ウム。
ちなみによく考えてみると、もしも今日が雨天でなく晴天となり、予定通りのスケジュール(13:30~13:50)でブルーインパルスの飛行が行われていたとしたら、長崎駅の14番線へ13時48分に到着する「かもめ83号」とは2分間しか時間がリンクせず、ひょっとしたら両者のコラボが見られるのは際どかったかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。それが10分遅れの飛行となったことで、二度も実現(ONE-shotのカット今回ご紹介したカットの二枚)
(゚∀゚*)オオッ!。私が適当に“いなさ口”から“かもめ口”へと移動したことも含め、奇跡とは言わないまでも、偶然に偶然が重なったような展開で撮ることができた「ブルーインパルス×かもめ」の記録でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪
悪天候のため演目のプログラムを縮小し、空に円を描く「サクラ」や、放射状に飛行機が広がる「サンライズ」などの演技飛行は行われず、素人目には編隊飛行で上空を数回パスしたのみだったように見えましたが σ(・∀・`)ウーン…、それでもこの状況で飛んでくれたブルーインパルスには感謝のひと言に尽きます <(_ _*)>アリガ㌧。


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ありがとう、ブルーインパルス。
雨だったけど、中止にならなくてよかった。
ε-(´∇`*)ホッ

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“ブルーとかもめのコラボを撮る”という
難しいミッションをどうにか果たせて、
打ち上げの祝杯!
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノC凵☆
ビールのお供にいただくのは、
新幹線「かもめ」をイメージした大アナゴ天。
なかなか面白い発想じゃないですか(笑)
(゚∀゚)アヒャ☆
大根おろしの先頭車に付けられた
揚げ茄子のヒラヒラ(?)は
スピード感を表わしているのかな?


さて、西九州新幹線に乗った。記念きっぷが買えた。ブルーインパルスを撮った。ちゃんぽんも食べた。アナゴで一杯やった・・・新幹線開業日の長崎でやりたいことは、個人的にもうじゅうぶんできたので、そろそろ引き上げるとしますか (´ー`*)マンゾク。
え?せっかく来たのに、長崎で泊まらないのかって? (´・ω`・)エッ?。いや、はじめは私も当地で宿泊しようかと考えていたのですが、きょうは“秋分の日”の祝日で三連休の初日。しかも新幹線の開業をお祝いする各種のイベントが街なかで行われており、長崎市内の宿泊施設は手頃なところがどこも満室、満室・・・( ̄  ̄;)マンシツ…。一流ホテルのスイートルームなら空きがあるようだけど、ボンビーな私にはとても手が出せるお値段ではありません (´Д⊂ムリポ。それならばもう、やりたいことをやった長崎にこだわらずとも、泊まるのは別の街でもいいかと思い (´σД`)マ、イッカ、これから移動することにします ...(((o*・ω・)o。
来たときは新幹線でしたが、今度は在来線の改札へ入場。


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長崎本線や大村線(への直通)の列車が
発着する在来線ホーム。
そこに停車していたのは・・・
お!観光特急の「ふたつ星」じゃん!
(゚∀゚)オッ!
▲22.9.23 長崎本線 長崎

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本日より運行を開始した「ふたつ星4047」。
その出発式の様子を見ることができました。
(^_[◎]oパチリ
(つま先立ちをして撮ったので
写真がブレちゃったけど・・・^^;)
きょうは博多での「リレーかもめ1号」
武雄温泉での新幹線「かもめ1号」
そしてこの長崎での「ふたつ星」、
いろんな出発式に出くわすなぁ・・・。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
(ホントにたまたまなのよw)
▲22.9.23 長崎本線 長崎


新幹線の開業にともない、一昨年(2020年)に在来線のほうも高架化とリニューアルが行われた長崎駅 (・o・*)ホホゥ。その高架ホームへ上がるとそこに停車していたのは、本日より運行を開始した観光特急の「ふたつ星4047(よんまる よんなな)」じゃありませんか (゚∀゚)オッ!
佐賀の武雄温泉と長崎のあいだを在来線で結ぶ当列車は、午前の往路が有明海沿いの長崎本線経由、午後の復路が大村湾沿いの大村線(と佐世保線)経由と、凝ったルートになっており、それぞれに違った車窓風景を提供 ( ̄。 ̄)ヘー。列車名の“ふたつ星”は佐賀と長崎の二県を表し、その両県をゆったりとしたソファ席や窓側を向いたカウンター席、ラウンジルームなどを車内に備えた贅沢な“D&S TRAIN(DESIGN&STORY TRAIN)”(まあ、いわゆる観光列車)で巡り、西九州エリアの魅力を伝えるというのがコンセプトとなっています (・∀・)イイネ。なお、愛称名で“ふたつ星”に続く“4047(よんまる よんなな)”とは、キハ40形・キハ47形の形式数字にちなんでいて、当車はもともと普通列車用の一般型気動車(ディーゼルカー)を種車に、観光列車用へと改造されたもの
(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…(「はやとの風」や「いぶたま」、「或る列車」など、JR九州さんがお得意とするところよね)。
真っ白な車体にあしらわれた金色の帯などの装飾が、煌びやかでカッコいいなぁ 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。そんな「ふたつ星」に乗ってみたいところだけど、私が乗るのは贅沢な観光特急でなく、こっちの“よんなな”です ( ̄  ̄*)ヨンナナ 。


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いっぽうこの青いヤツは
まさに一般型そのまんまのキハ47形で、
長崎本線の肥前浜ゆき普通列車。
私にはこっちのほうがお似合い?
(。A。)アヒャ☆
▲22.9.23 長崎本線 長崎


エンジン音を響かせて入線してきた青い色のキハ47形は、長崎本線の普通列車。
長崎駅のホームは新幹線開業関連のイベントやブルーインパルス見物から帰る多くの人たちで溢れていましたが (´д`;)人大杉…、少し早めに乗車口へ並んでいた私はどうにかボックス席の一角を確保 ε-(´∇`*)ホッ。首都圏のラッシュなみの混雑となった肥前浜(ひぜんはま)ゆき下り普通列車は、およそ10分遅れで長崎を発車しました。
なお、乗客のほとんどは長崎近郊の諫早(いさはや)までに下車し、それ以降の車内に立ち客はなく、ローカル列車らしいまったりとした空気が漂います (´ー`)マターリ。


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現川(うつつがわ)で交換した下り列車は
おもに大村線への直通列車に使われる、
蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両
(ハイブリッド車両)のYC1系。
この形式記号の“YC”は
“やさしくて ちからもち”の略という
ユニークな由来です(笑)
ヤサシクテ p(`・∇・´)q チカラモチ!
▲22.9.23 長崎本線 現川(車窓から)

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諫早を過ぎて
湯江(ゆえ)のあたりから、
車窓の右手には有明海が広がります。
(´▽`*)ウミ♪
曇り空なのが惜しいね。
▲22.9.23 長崎本線 長里-小長井
(車窓から)


長崎本線は、鹿児島本線と接する佐賀県の鳥栖(とす)を起点に、佐賀、江北(こうほく、旧・肥前山口)、肥前鹿島(ひぜんかしま)、肥前浜、多良(たら)、諫早などを経て、長崎へと至る、西九州の主要幹線で (・o・*)ホホゥ、西九州新幹線が開業する以前・・・というか昨日までは、博多と長崎のあいだをダイレクトに結ぶ、特急「かもめ」が頻繁に運転されていましたが、西九州新幹線の並行在来線として扱われる江北~諫早のうちの肥前鹿島と諫早のあいだでは今日から、先出の観光特急「ふたつぼし4047」を除くと、ディーゼルカーによる普通列車のみの運行となっています ( ̄  ̄*)ヂーゼル


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海辺にある小長井(こながい)は
ホームから有明海が広く望めます。
さらに海越しには雲仙の普賢岳が
雲間からわずかにアタマを覗かせていました。
|∀・)チラッ
▲22.9.23 長崎本線 小長井(車窓から)


特急列車がほぼ廃止となり、一部区間では電化設備も撤去され、言い方は悪いけど“格下げ”感がどうしても否めない長崎本線(とくに肥前浜~諫早)σ(・∀・`)ウーン…。しかし、有明海に沿って走る列車の車窓風景は以前と変わらずに壮観な眺めで、西九州新幹線では味わえないような旅情あふれる魅力が感じられます (・∀・)イイネ。
新幹線「かもめ」は速いし、車内がきれいでたしかに快適だったけど、個人的にはこの普通列車のボックスシートに座って揺られるほうが気分的に落ち着くなぁ +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。(“18きっぱー気質”が沁みついておるw)。
けっして新幹線代をケチったわけでなく (¬д¬*)セコイ、長崎からの帰りとなる復路ではぜひとも、こちらの長崎本線に乗ってみたかったのでした (-`ω´-*)ウム。ちなみに私が当線の列車に乗るのは、2007年以来となる15年ぶり (*´∀`)ノ゙オヒサ。


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長崎との県境付近に位置し、
多良駅が所在する佐賀県の太良町は
「月の引力が見える町」?
(=゚ω゚=*)ンン!?
当町から望める有明海は
潮の満ち引き(満潮・干潮)の差が大きく、
それを通して間接的に月の引力を
感じることができるのだそうです。
(´ω`)ナルヘソ
▲22.9.23 長崎本線 多良(車窓から)

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多良と肥前大浦のあいだには
有明海を背景に長崎本線の列車が撮れる
有名な“撮り鉄スポット”(お立ち台)があり、
私も廃止間際の寝台特急「さくら」を撮りに
当地を一度だけ訪れたことがあります。
サクラ(´ω`)ナツカシス
ただ、このときの「さくら」は
遺憾にもヘッドマークが盗難にあったらしく、
装着されるのは隔日のみという状況。
残念ながら私が撮影した日は
“マークなし”のすっぴんですた・・・。
( ̄  ̄;)スッピン…
▲04.12 長崎本線 肥前大浦-多良

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そんな「さくら」を撮ったときのことを
思い出しながら、
現在の同地を列車で通過します。
その“お立ち台”(撮影ポイント)は
特急「かもめ」が廃止される間際の最近も
多くのファンで賑わったみたいですね。
▲22.9.23 長崎本線 多良-肥前大浦
(車窓から)

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肥前浜でディーゼルカーのキハ47形から
819系電車の江北ゆき普通列車に乗り継ぎ。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
当駅隣の肥前鹿島まで
博多から特急列車が運行されている関係で、
肥前浜以東は電化設備が維持されています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.9.23 長崎本線 肥前浜

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そしてさらに江北では
佐賀、鳥栖方面へ向かう
福間ゆき普通列車に乗り継ぎ。
こちらは811系でした。
ノリカエ…((((o* ̄-)o

なお、何度もお伝えしているように
当駅は本日より駅名が肥前山口から
町名由来(佐賀県江北町)の江北に
改称されています。
(゚ー゚*)コーホク
▲22.9.23 長崎本線 江北


車窓に迫る有明海の海景色を楽しみながら、長崎本線をのんびりと東進し ...(((o*・ω・)o、さらに肥前浜、江北で同線の上り列車を細かく乗り継ぎます ノリカエ…((((o* ̄-)o
江北からの列車は鹿児島本線に直通する福間(ふくま)ゆき。これに乗り続けていれば博多まで行くことができるので、今夜の宿泊地は昨日と同じく福岡の博多でしょうか σ(゚ー゚*)ハカタ?。いや、長崎ほどではないにせよ、連休初日の週末は繁華街の博多もやはり満室が多いし、宿代はふだんより高め。ちなみに前夜に泊まった博多駅近くのビジネスホテルは、今日だと同じ部屋のプランが“三割増し”となっていました
( ̄ヘ ̄)ウーン。なんともセコいようだけど、私は趣味にかけるお金はなるべく、節約できるところはそうしたいと考えています (`・ω・´)セツヤク!(宿代を少しでも安く済ませて、そのぶんを飲み代にまわしたい(笑))。
んじゃ、きょうの私はいったいどこに泊まるのかというと、列車を降りたのは福岡との県境に近い、佐賀県の鳥栖 ( ̄  ̄*)トス。


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鹿児島本線と接する鳥栖に到着。
(・ω・)トーチャコ
当駅は長崎本線の起点なので
いちおう端から端(長崎~鳥栖)まで
乗り通したことになります
(市布経由の新線だけど)。
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖


鳥栖はメジャーな繁華街や観光地のような街ではないけど、サッカーJリーグの「サガン鳥栖」のホームタウン(本拠地)で、駅のすぐ目の前には大きなスタジアム(競技場)も所在 (゚ー゚*)サガントス。そこで当地にはサッカー観戦客(とくにアウェーチーム)の利用を見込んだホテルが多くあり、なおかつ試合の開催日でなければたいていは満室にならず、比較的リーズナブルな価格で泊まることができるのです (*-∀-)ホゥ
また、鉄ちゃん的に見れば鳥栖は、鹿児島本線と長崎本線が分岐する鉄路の要衝。そんな街で泊まるのもまた、趣味的に面白いじゃないですか (・∀・)イイネ。すると、到着してさっそく私は、当駅で嬉しい出会いに恵まれることとなります。改札を出ずに少しばかりホームで待っていると、そこにやってきたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!


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とっぷりと日が暮れた夜空のもと、
ホームの照明を受けて光り輝く
銀色の電気機関車。
EF81形303号機、見参!
(*`・ω・´)キリッ!
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖


銀ガマ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
夜の駅の明かりに照らされて、どこか妖艶な雰囲気を漂わせる、銀色・・・というか、ステンレス無塗装の電気機関車が、コンテナを積載した貨物列車を牽いて入線してきました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
このちょっと変わった出で立ちの電気機関車はもともと、関門トンネル区間(下関~門司)の通過用として製造されたEF81形300番台で、海水が常に滴下する高湿度環境の同トンネルに対応するため、車体外板に腐食しにくいステンレスを用いているのが最大の特徴 (・o・*)ホホゥ。しかし関門トンネル対策としてはのちに、耐塩害措置を一般の鋼製車体機(EF81形400番台など)に施すことで通過が可能となったため、ステンレス仕様の300番台が製造されたのはわずかに4機のみ(301~304)( ̄。 ̄)ヘー。そしていまも現役で残っているのは、この303号機だけという、電気機関車ファン垂涎のとても貴重な機体です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
そんな303号機は現在、関門トンネル区間の運用を離れ、九州内の鹿児島本線や日豊本線などで貨物列車の牽引に就いているのですが、鳥栖へ着く前に私はちょいとその運用をSNSなどで探ってみたところ []o(・_・*)ドレドレ、当機が先頭に立つ貨物列車(臨8056レ)が熊本を夕方に発車し、鹿児島本線を博多方面へ上っているとの目撃情報を得ることができました (゚∀゚)オッ!。それが鳥栖を通るのはだいたい19時半ごろだと思われ、タイミングよく19時前に長崎本線の普通列車で鳥栖へと着く私は、ためしに当駅のホームで待ち伏せしてみたのです (`・v・´*)ドキドキ。
九州を訪れたなら個人的に、どんな形でもいいから一目見たいと思っていた、“銀ガマ”ことEF81形303号機 ε-(°ω°*)ギンガマ!。当機にここで会えたのはとてもラッキーで、これは宿泊地を鳥栖に選んだのは大正解だったのかもしれません(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。


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佐賀県鳥栖市の中心駅、鳥栖。
明治22年(1889年)に
鹿児島本線の前身である九州鉄道が、
博多と筑後川仮停車場のあいだに
九州で初めての鉄道を開通させた際、
その中間駅のひとつとして設置された、
歴史の古い駅です。
(・o・*)ホホゥ
暗さで全容がちょっと分かりづらいですが
三角の小さな庇が印象的な木造駅舎は
明治44年(1911年)に改築した二代目。
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖


長崎1540-(長崎2148D)-肥前浜1714~1719-(2868M)-江北1741~1752-(2870M)-鳥栖1846

西九州新幹線の開業日という、鉄道史に残る一日となった今日 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。
今旅の私の目的はその西九州新幹線にいち早く乗ることで、それを叶えることはできましたが、行程をみれば博多から長崎まで特急「リレーかもめ」と新幹線「かもめ」を乗り継いで行き、帰りは長崎本線で鳥栖まで戻ってくるだけという単純なもので ...(((o*・ω・)o、できればもう少し凝った経路を考えたかったところ (´~` )ウーン…。けっきょく、大村線や島原鉄道へ行くこともなかったし。
それでも、武雄温泉での新幹線「かもめ」の出発式や、初乗りの列車に手を振ってくれた沿線の人たちの姿、そしてブルーインパルスの祝賀飛行を新幹線と絡めて撮れたなど、開業日ならではのシーンをいくつか記録することができて
(^_[◎]oパチリ、あいにくの空模様だったものの、個人的に満足度の高い充実した一日となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
そして今旅はどちらかというと“乗り鉄”のほうがメインであり、“撮り鉄”の成果はあまり期待していなかったのですが σ(゚・゚*)ンー…、“九州の雄”ともいうべき“銀ガマ”(EF81 303)と鳥栖で遭遇できたことは、撮り鉄として大きな収穫のとても嬉しい一枚でした ヽ(´▽`)ノワーイ♪。その興奮が冷めやらぬまま、私は鳥栖駅前のビジネスホテルにチェックインします。

さ、ひと息ついたら、鳥栖の街へ飲みに繰り出すとしますか(笑)


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コレは本日の長崎駅などかき集めた、
西九州新幹線の開業にちなんだモノの数々。
チラシなどの他愛もないものばかりですが、
鉄ちゃんにとっては(というか私にとっては)、
どれも貴重なお宝です。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
こんなのをホテルの部屋に広げて、
ニヤニヤと眺めながらビールを飲むのがまた、
マニア的にはたまらないひと時。
(*-∀-)ニヒヒ




九州の鉄旅、もうちょっと続きます。