SSブログ

ONE-shot 482 寺町風情 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 482 寺町風情

1200.jpg
飛鳥時代の603年(推古天皇11年)に建立し、
京都最古のお寺として知られる
太秦(うずまさ)の広隆寺(こうりゅうじ)
その正面に構える荘厳な楼門*の前を
ベージュと抹茶色のツートンカラーに塗られた
路面電車が横切ってゆきます。
(*なお、楼門の建立は
江戸時代中期の1702年(元禄15年))

お寺と嵐電(らんでん=京福嵐山線)
ああ、京都の風情を感じるシーンだなぁ・・・。
+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚
ベタな画だけど(笑)。


仕事の出張で訪れることになった京都。
(・∀・)キョート
できれば一泊くらいしたいところですが
業務の都合で日程が週末にくっつけられず、
また、年末でいろいろと忙しい時期でもあり、
余裕のない今回は残念ながら日帰りです。
(・ε・`)チェ
それでもせっかく京都へ行くのなら
鉄ちゃんとして何か一枚でも
ご当地らしい鉄道写真を撮りたい。
σ(゚・゚*)ンー…

そこで本来は東京を8時発の新幹線に乗れば
訪問先のアポイントへ間に合うところ、
6時半発の新幹線に前倒しして京都入り。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
JR嵯峨野線(山陰線)で太秦へと向かい、
広隆寺の楼門と嵐電の電車が絡めて撮れる
撮影ポイントに立ち寄ってみました。
( ̄  ̄*)ウズマサ

仕事前に与えられた“撮り鉄タイム”は
正味一時間ほど。
一本の列車たりとも無駄にすまいと、
さっそく門前でカメラを構えます。
(*`・ω・)-3フンス!。

すると・・・
いちばん初めにやってきた
嵐山ゆきの下り列車はなんと、
“旧塗装”のモボ301形じゃありませんか!
(*゚ロ゚)ハッ!

近年のリニューアルにより、
紫色(京紫色)が現在の標準色となった嵐電
(レトロ調車両のモボ21形を除く)。
そのなかで今も唯一
ベージュと抹茶色に塗り分けられた、
リニューアル前の旧色で残されているのが
このモボ301形(301号)です。
(゚ー゚*)モボ

とくに意識して狙ったわけではなく
たまたま当車が今日の運用に就いており、
しかも最初に来た一本目で引き当てるなんて、
これは嬉しい“鉄運降臨”。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
早起きして東京から駆けつけた私に
広隆寺の弥勒菩薩様*が与えてくださった
お恵みでしょうか。
アリガタヤ 人(≡∀≡*) アリガタヤ
(*秦河勝が聖徳太子から賜った弥勒菩薩像
広隆寺のご本尊)


落ち着いたツートンカラーのモボ301形。
鮮やかな京紫色もお洒落に思うけど、
個人的な印象ではやっぱり
この抹茶色のほうが嵐電らしくて、
古都の寺町にしっくりと馴染んでいるような
気がしました。
(´ω`*)シブイ


▲22.12.13 京福電鉄嵐山線(嵐電)
太秦広隆寺-帷子ノ辻



1202.jpg
20分ほど待って、
嵐山で折り返してきた四条大宮ゆきも
広隆寺の楼門と絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
モボ301形は旧塗装もさることながら
行先表示がデジタル(LED)や幕式でなく、
昔ながらの前頭板(行先板)というのがまた
いいのよね。

1201.jpg
この日の京都は早朝に雨が降ったようで
私が訪れたときは雨上がりの曇天でしたが、
( ̄  ̄)ドングモリ
このあたりは線路沿い(や道路沿い)に
建物が密集しているため、
日差しによる影落ちなどを考えると
晴天より曇り空のほうが
限られた撮影時間のなかでは
撮りやすかったと言えるかもしれません。
(+`゚∀´)=b OK牧場!


そして撮影後は
嵐電と阪急を四条大宮で乗り継ぎ、
無事に遅れることなく
河原町の訪問先へお邪魔いたしました。
(*・ω・)ノ゙チワッス







え?京都で・・・!?