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ONE-shot 487 祈念号 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 487 祈念号

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冬晴れの蒼天に映える白い車体。
国鉄特急形の185系による“祈念号”が
轟音を響かせて、
首都圏では珍しい単線の鉄橋を渡りゆく。


・・・って、
あらいやだ、変換ミス?
“祈念”じゃなくて“記念”でしょ?
(゚д゚ )アラヤダ

いえいえ、
“祈念”の字で合っています。
(*´ω`)ダイジョブ

この列車は「新金線旅客化祈念号」
(第二回 新金線旅客化応援ツアー)。


正式には総武本線の支線である
通称・新金線(しんきんせん)は、
東京都の東側に位置する葛飾区を
中川(新中川)へ沿って南北に縦断し、
総武線の新小岩と常磐線の金町(かなまち)の
あいだを結ぶ6.6キロの電化路線。
両駅名の頭文字が通称の由来となっています。
(゚ー゚*)シソキソセソ

総武線と常磐線をショートカットでつなぎ
バイパス的な役割(短絡線)を担う当線は現在、
貨物列車や工事列車などが通過するのみの
いわゆる“貨物線”(貨物専用線)であり、
基本的に旅客列車は定期運行されていません。
( ̄。 ̄)ヘー

しかし沿線地域の住民からしてみれば、
すぐそばに線路が敷かれているのに
それを旅客路線として活用しないのは
何とも歯がゆいところでしょう。
新金線が旅客化されて通勤電車が走り、
なおかつ途中に駅が設けられれば
とても便利なのに・・・。
σ(・ω・`)ウーン…

そこで沿線住民や葛飾区民を中心とした
有志の方々(新金線いいね!区民の会)により
将来的な新金線の旅客化を願って・・・
つまり“祈念”して企画されたのが、
件の新金線を特別に団体列車で通過するという
「新金線旅客化祈念号」です。
(´ω`)ナルヘソ
(今回は両国から大宮まで
総武線~新金線~常磐線~武蔵野線~東北線
を経由して運行)


JRの旅客路線全線を完乗している私ですが
定期の旅客列車が走らない貨物線は
基本的に乗り潰しの対象外としており
(それでも臨時列車等を利用して
乗れる限りは潰してきたけど)、
この新金線も通過したことがありません。
ヾノ・∀・`)ナイナイ

旅客化構想の実現により
「新金線旅客開業“記念号”」が運転されるのは
はたしていつの日か。
σ(゚・゚*)ンー…

できることならば私も
新金線を走る電車(旅客列車)に乗って
その車窓からよく見えるであろう
スカイツリーなどを眺めてみたいものですね。
(・∀・)イイネ
(写真の右下にちょろっと
スカイツリーを写し込んでみましたw)


▲23.1.21 総武本線(新金貨物線)
新小岩信号場-金町




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日光線・・・特急「常磐日光号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2023.01.08 日光線
日光路をゆく国鉄特急色!
特急「常磐日光号」 撮影
 
 
前記事の「ONE-shot」では、成田山新勝寺(千葉県)へ初詣に向かう参拝客が利用する臨時列車のことについて触れましたが ナリタ( ̄∇ ̄)リン、このような初詣参拝客のための臨時列車、いわゆる“初詣臨”は、ほかにも各地で設定されており、首都圏近郊を例に挙げると鎌倉の鶴岡八幡宮(神奈川県)や高尾山薬王院(東京都)、鹿島神宮(茨城県)の最寄駅へ運行されるものなどが知られたところか (・o・*)ホホゥ。

そんななか、今シーズンの臨時列車(2022年度 冬の臨時列車)で私の興味を惹いたのが σ(゚・゚*)ンー…、茨城県の高萩(たかはぎ)から、常磐線、水戸線、宇都宮線(東北本線)、日光線の各線を経由して、栃木県の日光へと向かう臨時特急列車、その名も「常磐日光(じょうばんにっこう)号」(゚∀゚)オッ!。
当列車の初運行は昨年(2022年)5月のゴールデンウィークでしたが、年明けの今の時期にも設定されたということは、世界遺産に登録された二社一寺(日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺)を擁する、日光への初詣参拝客の利用を意識したものだと思われます ニッコー(o ̄∇ ̄o)ケッコー。これも立派に“初詣臨”のひとつかな。
そして“鉄ちゃん”としての趣味目線で見ると、ふだんは普通列車しか走っていない水戸線や日光線に、臨時とはいえ特急列車が通るのは興味深いところ (*・`o´・*)ホ─。とくに日光線(JR日光線)は、同じく鉄道路線として日光へのアクセスを担う“東武鉄道のほうの日光線”(東武日光線)に「スペーシア」「リバティ」などの特急列車が頻繁に運行されており ( ̄  ̄*)トーブ、しかもその一部はJRの車両(253系)を使用してJR宇都宮線(湘南新宿ライン)との直通運転が行なわれているのですから(新宿〜東武日光)、JR日光線の肩身の狭さとやるせなさが伺えるもの σ(・∀・`)ウーン…。「JR車の特急なら東武でなく、ウチの線路を使えよ! ヾ(#`Д´)ノムキーッ!」なんて、日光線はココロのなかでぼやいているしれません(あくまでも勝手な妄想w)
おっと、話がちょいと逸れましたが、今回はそんな不遇の(?)日光線を走る、貴重な臨時特急列車の「常磐日光号」を撮影しに行ってみたいと思います (・∀・)イイネ。

(ところで、いきなり“クイズ”です (゚∀゚)アヒャ☆。
タイトルの写真(上写真)に写る石像、これはいったい何をイメージしたモニュメントでしょうか。
答えはのちほど本記事内にて・・・。)



1月8日(日)


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都内の北千住から乗る
東武スカイツリーラインの準急列車は
地下鉄半蔵門線を経て直通してきた
東急の5000系。
( ̄  ̄*)トーキュー
▲東武伊勢崎線 北千住


寒さが身に染みる日の出前の早朝 {{{(>_<*)}}}サブッ!。日光のほうへ向かう私がまず都内の北千住(きたせんじゅ)から乗り込んだのは、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎・日光線)の南栗橋(みなみくりはし)ゆき準急列車。
このところの関東は穏やかな好天続きで、埼玉の越谷(こしがや)付近を走行中に日の出を迎えた今日の空も、朝からスッキリと晴れています。いい“撮り鉄日和”になりそう (´▽`*)イイテンキ♪。


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南栗橋で接続した
東武日光ゆきの急行列車は
ロングシート仕様の20040型。
( ̄  ̄)ロング…
昨年まで残っていた
ボックスシート装備の6050型
すべて置き換えられてしまいました。
(・ε・`)チェ
▲東武日光線 南栗橋


南栗橋で東武日光ゆきの急行列車に乗り継ぎ、埼玉から栃木へと県をまたいで、東武日光線をさらに北上します ...(((o*・ω・)o。
冒頭でも述べたとおり、今回の撮影目的はJRの日光線を走る臨時の特急列車なのですが、そこへ向かうのに私が利用しているのは東武の日光線という、シビアなルート選択 (´∀`;)シビア。
「ウチ(JR日光線)を通る臨時列車を撮るんなら、ウチの列車に乗って来いよ! ヾ(#`Д´)ノムキーッ!」
と、日光線には言われるかもしれないけど(言わないだろw)、せっかくなら“鉄ちゃん”として“乗り鉄”も楽しむべく、今旅は往路を東武線(スカイツリーライン、日光線)、復路にJR(日光線、宇都宮線)と、往きと帰りで経路(乗車路線)を変えてみようと考えており (・∀・)イイネ、けっして“JRより東武の運賃が安いから”というセコい理由だけではないのです
(;¬д¬)アヤシイ…(なお参考までに、北千住〜日光の片道普通乗車券は、JRが2,640円、東武が1,390円・・・^^;)。


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東武日光線の車窓から望む
雪化粧した日光の山々。
山頂まできれいに見える好条件です。
(゚∀゚*)オオッ!
今のところは・・・。
(´・ω`・)エッ?
▲東武日光線 明神-下今市(車窓から)

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東武日光線を上今市で下車。
木の温もりが感じられるロッジ風の駅舎には
ギャラリーが併設されています
日光市杉並木公園ギャラリー)。
▲東武日光線 上今市


北千住0611-(東武伊勢崎4504K準急)-南栗橋0701~0703-(東武日光31N急行)-下今市0808~0826-(701N)-上今市0828


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上今市の駅のすぐ脇にあるのが、
有名な日光杉並木。
江戸時代に徳川家康の家臣だった松平正綱が
日光東照宮に寄進するため植栽したもので、
日光・例幣使・会津西の三街道を合わせた
全長37kmの両側には現在でも
約12,500本もの杉が立っているそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
そんな歴史の深い並木道ですが、
スギ花粉症の私はちょっと恐怖を覚えます・・・。
スギィィィ((((((((lll゚Д゚))))))))ィィィィ


途中の下今市(しもいまいち)で急行列車から普通列車に乗り換えて一駅、下車したのは終点の東武日光のひとつ手前に位置する、上今市(かみいまいち)(・ω・)トーチャコ。
当駅は東武日光線のみの単独駅ですが、西方の少し離れたところにJR日光線の線路が並行して敷かれており、私が目的地とする撮影ポイントへ行くには、この上今市からアクセスするのが近くて便利なのです。そのことも往きのルートを東武線にした理由のひとつ (´ω`)ナルヘソ。
ちなみに、JR日光線を撮りに行くのに東武の上今市駅を利用するのは、拙ブログで過去に何度かご紹介している、私のお決まりパターンとなっています(ぶっちゃけ、本記事の一部のキャプションなどは過去記事からのコピペで失礼しています m(_ _)m)


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やってきたのはこんなところ。
広い田園の向こうに日光連山が望めます。
w(*゚o゚*)wオオー!
写真に向かって左から、男体山(2,486m)、
大真名子山(2,375m)、小真名子山(2,323m)、
そして女峰山(2,483m)。


上今市の駅から歩いて15分ほどのところに広がる田園地帯は、天候条件がよければ日光連山の雄大な山並みがスッキリと望めて、それを背景に日光線の列車を撮ることができる、当線きっての“お立ち台”的な有名撮影ポイント (゚∀゚*)オオッ!。とくに山脈が雪化粧した冬景色が美しくて絵になります 。゜+.(´∀`人)スバラシィ!゜+.゜。
当地にはすでに、私と同じく「常磐日光号」が狙いだと思われる同業者(鉄ちゃん)の方々が多くおられましたが (*・ω・)ノ゙チワッス、カメラを構える立ち位置のキャパは広く、私もその一角を難なく確保することができました ε-(´∇`*)ホッ。


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壮大に連なる日光の山々を背景に
昨年デビューしたE131系の普通列車が
軽快な足取りで日光線を駆け抜けます。
▲日光線 日光-今市(後追い)


お目当ての「常磐日光号」が来る前に、まずはE131系の普通列車で試し撮り (^_[◎]oパチリ。
私がこの“日光線のお立ち台”を訪れるのは、昨年(2022年)の2月以来となる一年ぶりで、前回の目的は退役を控えていた205系(600番台)の普通列車を記録することでした ( ̄  ̄*)ニマゴ。その前任の205系を一気に置き換えて、新たな日光線の顔となったE131系(600番台)の走行シーンを沿線で撮るのは今回が初めてで(昨年に宇都宮の留置線では見かけていたけど)、たとえ試し撮りの普通列車でも新鮮な印象を受けます *.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*。


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列車の背景に収めやすいのは女峰山。
ちなみに全国的に有名な
“女峰(にょほう)”という品種のイチゴは
栃木県が発祥の地であることから
この女峰山の名が付けられています。
( ̄o ̄*)ニョホー
▲日光線 日光-今市


向かって左端の男体山から、右端の女峰山まで、雄大な日光連山が一望できるこの場所 (「゚ー゚)ドレドレ、一枚目の試し撮りのようにその全容をみせたくなるところですが、角度的に列車の背景へバランスよく収めやすいのは女峰山で、二枚目はそのアングルで撮ってみました (^_[◎]oパチリ。どう切り取るかいつも迷うところだけど、やはり二枚目のほうが構図に安定感があるかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。


0011.jpg
おや、山のまわりに少し雲が湧いてきた?
ま、このくらいなら問題ない・・・か。


私が現地に着いたときは上空にほとんど雲がなく、最初に撮ったE131系の写真を見てわかるとおり、日光連山は山頂までスッキリと見えていました (゚∀゚*)オオッ!。
駄菓子菓子(だがしかし)、通過まであと一時間くらいという「常磐日光号」を待っているあいだに、やがてポツポツと小さな雲が目立ちはじめ ( ̄△ ̄;)エッ、なんとなくイヤな予感を覚えるなか、山のまわりに湧きだした雲は見る見るうちに勢力を広げていくではありませんか Σ(=゚ω゚=;)ナヌッ!?。ああ、頼むから山を隠さないでくれぇ〜
ヽ(´д`;)アア…
そんな展開で迎えることとなった「常磐日光号」。はたしてその結果やいかに・・・(´・д・`;)ハラハラ…


0012.jpg
冬晴れのもとに映える伝統の国鉄特急色。
茨城から日光詣にやってきた臨時特急を
雪化粧した日光の山々が歓迎します。
▲日光線 日光-今市(後追い)


日光連山バックで国鉄特急色が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
3両編成の普通列車ばかりの日光線に堂々の7両編成で入線し、その整った編成美を日光連山を背景とした舞台で披露する、国鉄特急色風E653系(K70編成)の臨時特急「常磐日光号」。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
やっぱりこの色の列車には特急らしい風格が漂い、ライバルの東武日光線を走る「スペーシア」や「リバティ」にも負けない存在感があります (`・ω・´)キリッ!。“特急運行路線”としてJR日光線もさぞかし誇らしいことでしょう (-`ω´-*)ウム(定期特急でなく、年間に数日程度の臨時特急だけどね)。
不安に伺っていた空の様子はご覧のとおり、最初のころに比べたらだいぶ雲が増えた印象で、冬晴れの清々しさも半減しちゃった感じだけど σ(・∀・`)ウーン…、かろうじて“山バック”だと言ってもいいくらいには山容が望めているし、列車へはきれいに日が当たっているので、まあ、私の個人的な甘々の採点では及第点といったところでしょうか (+`゚∀´)=b OK牧場!(いや、辛口に採点するなら場所が場所だけに、“イマイチ”の結果か?w ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ)。


0013.jpg
男体山(左)にも
少し雲が湧いちゃったけど、
麓を走りゆく「常磐日光号」を
どっしりと見守ってくれました。
▲日光線 日光-今市(後追い)


メインカットとした一枚目は女峰山をバックに、そして去りゆくところを遠目に追った二枚目は男体山のほうを入れたアングルで、それぞれパチリ (^_[◎]oパチリ。山の上に雲が湧いちゃったのは惜しかったけど、日光線に入線した特急「常磐日光号」の記録としてはまずまずの成果が残せました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
なお、日光へ向かった当列車はすぐには折り返さず、復路となる高萩ゆきは日暮れごろの18時過ぎに設定されており、それまでは日光の構内に留め置かれます オヤスミ(´つз-)。O.゚。*Zzz。
なので、「常磐日光号」の撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。


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定番のお立ち台ポイントから
引き上げる際にお会いした
道祖神様。
ほおづえをつかれているお姿をみて
ちょっと気分が和みました。
(*´v`*)ホッコリ♪
▲日光線 日光-今市

0016.jpg
帰りに利用する駅は
日光市の南部(旧・今市市)に所在する
日光線の今市。
( ̄  ̄*)イマイチ
2014年にリニューアルされた白壁の駅舎は
いま風の造りでシンプルな印象です。
なお、お立ち台の撮影ポイントから当駅までは
歩いて20分ほどの距離。
若干、上今市のほうが近いかな。
σ(゚・゚*)ンー…
▲日光線 今市

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今市のホームに入ってきた
上り普通列車の宇都宮ゆき。
日光線のE131系に乗るのは初めてです。
(=゚ω゚)オハツ
ちなみに千葉の房総で使われている同系の座席は
ロングシートとボックスシートが併設された
セミクロス仕様でしたが、
日光線(宇都宮線)用はオールロングシート仕様。
( ̄  ̄)ロング
▲日光線 今市


宣告した予定通り、都内から来るときは東武線を使いましたが、撮影後の帰りは下車した上今市に戻らず、JRの今市(いまいち)から日光線に乗ります コッチ…((((o* ̄-)o。その上り普通列車の行き先は宇都宮、そして今の時刻は正午に近い11時半・・・ということは当然、きょうのお昼ゴハンは宇都宮名物の“アレ”でしょうか (゚∀゚)o彡゜ギョーザ!ギョーザ!。
しかし私は当列車を終点まで乗らず、宇都宮の二駅手前に位置する鹿沼(かぬま)で下車しました (´・ω`・)エッ?。その目的は?


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今市から上り列車で20分、
列車を降りたのは
栃木県鹿沼市に所在する鹿沼。
( ̄  ̄*)カヌマ
大きな三角屋根が印象的な駅舎は、
今市と同時期の2014年に
リニューアルされたものです。
▲日光線 鹿沼


今市1132-(日光842M)-鹿沼1152


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日光街道の鹿沼宿は
松尾芭蕉が“奥の細道”の道中に滞在した
ゆかりのある地で、
駅前には鹿沼産のスギで作られた
芭蕉の木像が建っています。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア

0021.jpg
でも、芭蕉さんよりも気になるのが、
同じく駅前にあるこちらの石像。
いったい、これはなんじゃ?
ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?


宇都宮ゆきの列車を見送って鹿沼の駅を出ると、駅前広場の一角で私の目に留まったのは二つのモニュメント。
ひとつは当地にゆかりのある松尾芭蕉の木像 (゚ー゚*)バショー。そしてもうひとつは、大きな石材を組み合わせて長方形としたような謎の像で、これはいったい何をイメージしたものなのかというと・・・その台座に掲げられたプレートには「シウマイ像」の作品名があります (=゚ω゚=*)ンン!?。
え?“シウマイ”ってひょっとして、あの中華総菜の“シューマイ(焼売)”のこと? Σ(゚∇゚*ノ)ノ シウマイ!?


0025.jpg
謎の石像の正体は“シウマイ像”
(これが冒頭のクイズの答えね)。


栃木県の鹿沼市が「シウマイの街」として名乗りを上げ、その象徴として石像を建てたのは一昨年の2021年。
なんでもここ鹿沼は、あの横浜の「シウマイ弁当」で有名な崎陽軒の創業者である野並茂吉氏(1888~1965年)の出身地で (゚ー゚*)モキチ、そのつながりから“シウマイ”を名物とした街おこしに取り組んでいるのだそうです ( ̄。 ̄)ヘー。また、隣市の宇都宮が全国的に知られた“餃子のまち”ということから、それに対抗・・・いや、その盛り上がりにあやかりたいところなのかもしれませんね (´ω`*)ナルヘソ。ちなみにシューマイでなく“シウマイ”なのは、茂吉が“栃木なまり”でシューマイをそう呼んだことが発端だとか (o ̄∇ ̄o)スウマイ。


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「崎陽軒の初代社長のふるさと
鹿沼をシウマイの街に!」
イチゴの名産地で知られる鹿沼ですが、
シウマイは名物に定着するでしょうか。


それにしてもこの「シウマイ像」、芸術センスの乏しい私にはどの角度から見回してもシウマイを連想できないのですが (-“-;*)ムムム?、地元で産出した深岩石を組み合わせたこの像は、“にぎる(握る)”をテーマに創作されたそうで、人の手で握って作られるシウマイをイメージしている・・・らしい ( ´_ゝ`)フーン。
餃子を擬人化(?)したような宇都宮駅前の“餃子像”も、初めて見たときは「何じゃこりゃ」って思ったものだけど、それ以上にシウマイ像の造形は奥が深くて柔軟な想像力が求められる抽象的なモニュメントですね (。A。)アヒャ☆(いっそこの形のシウマイを作って売ったら、もっと話題になるんじゃね?w)。


0022.jpg
見る人の想像力が問われる(?)
シウマイ像。
この角度から眺めると
シウマイを握っているように・・・
見える?
シウ…( ̄  ̄;)マイ…

0024.jpg
そのシウマイ像の傍らには、
崎陽軒のシウマイでお馴染みの
醤油さしの“ひょうちゃん”が
お供え(?)されていますた。
(なお、かぬまシウマイにひょうちゃんは付属しません)


そんな鹿沼の“かぬまシウマイ”。
ギョウザもシューマイ(シウマイ)も大好きな私は、今日のお昼ゴハンをどちらにするかで迷いましたが ギョーザ?(゚ω゚≡゚ω゚)シウマイ?、宇都宮の餃子は過去に何度か市内のいろんなお店で食べているし、また、宇都宮ならば東北新幹線や宇都宮線(東北本線)を利用した際にも気軽に寄ることができるけど、いっぽう日光線の鹿沼まで来れる機会はそうありません ( ̄  ̄)カヌマ…。そこで日光線の撮影に訪れた今回はためしに鹿沼で下車し、かぬまシウマイのほうを選んでみました m9`・ω・´)シウマイ!。
しかし、県都の宇都宮と郊外の鹿沼では街の規模が比較にならず、適当に街なかを歩けばギョウザ屋に当たる宇都宮とは違い、鹿沼の駅近くで“シウマイ屋(専門店)”と打ち出しているのは、ざっと見たところ一店だけ。それも店内で食べられる飲食店ではなく、テイクアウトのみの販売店です ( ̄  ̄)テイクアウト…。少し歩いたところにある中華料理店でも“かぬまシウマイ”の名でシューマイを提供しているようだけど、中華屋の一品ではなく専門店のシウマイとしてみた場合、前者の販売店のほうがシウマイへのこだわりが強そうな印象を個人的には受けます σ(゚・゚*)ンー…。それならばここは店内飲食にこだわらず、専門店のシウマイを買ってみましょうか (・∀・)イイネ。


0027.jpg
駅前ロータリーの一角で
“かぬまシウマイ”の幟が目に留まる
テイクアウト専門の販売店
定番の“蒸しシウマイ”のほか
“揚げシウマイ”や梅肉を入れた“梅シウマイ”、
“シウマイ弁当”などを取り揃えています。
(〃゚¬゚〃)ジュルリ


持ち帰りの袋に入れてくれたシウマイは温かさが手に伝わり、すぐにでもシウマイ像が建つ広場のベンチにて頬張りたい衝動に駆られるところですが (゚¬゚*)ジュルリ、テイクアウトで手軽に持ち運べるような状態にあるのならば、もう少しだけ食べるのをガマンします (≧ω≦*)ガマン!。
というのも、ここはせっかくですから“鉄ちゃん”として旅気分をちょっとでも高めてみようと思い、このシウマイを帰りの電車のなか(ボックスシートのある宇都宮線)で車窓風景を眺めながらいただくこととしました (σ´∀`)σイイネ♪。
さ、駅に戻ろう ...(((o*・ω・)o。


0029.jpg
かぬまシウマイを手にして
ふたたび鹿沼から乗る
日光線の宇都宮ゆき上り列車。
ちなみにこの電車は先述したように
オールロングシートなので、
さすがにこのなかでの飲食は控えます。
ガマン!(≧ω≦*)ガマン!
▲日光線 鹿沼

0031.jpg
宇都宮で日光線から乗り換えたのは
宇都宮線の上り快速列車で、
湘南新宿ラインに直通する逗子ゆき。
こちらの電車の編成の一部には
ボックスシートが備えられています。
しかも当駅始発なので車内は空いており、
駅弁などを気兼ねなく食べられます。
(・∀・)イイネ
▲東北本線 宇都宮


国鉄特急色風のE653系による臨時特急の「常磐日光号」を撮りに訪れた、栃木県の日光線。
冬場という空気の澄んだ時期に、清々しい青空と美しく雪化粧した日光の山々を期待していたものの、お目当ての列車が通過する直前に湧いた雲でちょっと惜しい結果となってしまいましたが σ(・∀・`)ウーン…、それでも特急列車の入線が少ない“不遇の日光線”を走るE653系は、貴重なシーンを記録できたいい機会だったと思います (^_[◎]oパチリ。また、今回が初撮影、初乗車となった日光線のE131系にも新鮮さを感じました。
そして撮影後に立ち寄った鹿沼では、謎の(?)シウマイ像に迎えられて、名物の“かぬまシウマイ”を購入 (o ̄∇ ̄o)シウマイ。実をいうと片道のみ(往路)の一度しか撮影チャンスが無い「常磐日光号」を撮るためだけに栃木の今市まで足を伸ばすのは、ちょっと迷うところだったのですが σ(゚・゚*)ンー…、かねてより気になっていた“かぬまシウマイ”を食べるという目的を加えたことで、今旅の実行に至りました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。そう考えると“撮り鉄”の成果だけなら短編の「ONE-shot」で済むような内容で、今記事のメインは“かぬまシウマイ”・・・いや、インパクト的には“シウマイ像”かもしれませんね(笑)(゚∀゚)アヒャ☆
そんな“撮り鉄”とご当地の名物を愉しめた、いい鉄旅となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0037.jpg
お待ちかねの“かぬまシウマイ”。
手前がスタンダードな“蒸しシウマイ”で
奥が油で揚げた“揚げシウマイ”。
崎陽軒のシウマイより粒が大きく、
ぎっしりと詰まった赤味豚主体の餡は
肉肉しい旨味と玉ねぎの甘さがウマく調和して
ビールのお供にぴったりの美味しさです。
シウマイ(゚д゚)ウマー!
ただ・・・これを買うためだけに
鹿沼までまた行くかと言えば微妙なところで、
もう少し何かご当地ならではの
特色が欲しいような気がしました
(それを言ったら宇都宮餃子もとくに
これといった定義(特色)は無いんだけどさ)



鹿沼1247-(日光844M)-宇都宮1301~1333-(東北4531Y快速)-新宿1514


ONE-shot 486 成田臨2023 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 486 成田臨2023

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「乾燥注意報」発令中。
年をまたいでしばらく雨が降っておらず
カラっカラに乾いた睦月の空に
MT54型モーターの豪快な咆哮が響く。

成田へ向かう185系の団体臨時列車が
地域の氏神様を祀る社の鳥居を横目に見て
北総*の枯れ田を走りゆきます。
(*ほくそう・千葉県の北部地域)


成田山新勝寺(千葉県成田市)へ初詣に訪れる
参拝客の輸送をおもな目的として、
第一線を退いた特急型車両に
臨時列車として活躍の場が与えられる、
新春恒例の“成田臨”。
(゚ー゚*)リン

私が“鉄ちゃん”として趣味的に
当臨時列車の存在を意識したのは、
いま鉄道博物館に収蔵されている
“国宝級電気機関車”のEF58形61号機
(や89号機など)が
成田臨の客車牽引によく登板していた
JR化直後の80年代末期のこと。
(*´ω`*)ナツカシス

それ以降も毎年ではないものの
ちょくちょくこの時期の成田線へ撮影に訪れて、
拙ブログの開設初期となる2000年代には
「初詣」の特製ヘッドマークを掲げた
国鉄特急型の183系や189系などを
ご紹介させていただきました。
ヘッド(・∀・)マーク

しかし、時代は平成から令和となり、
昭和生まれの国鉄型車両は多くが役目を終え、
現在の首都圏近郊の臨時列車に使われるのは
JR型のE257系E653系などが中心です。
( ̄  ̄*)ニゴナナ…

そんななか、
かろうじて今年(2023年)も走ってくれた
国鉄特急型の185系による成田臨。
ε-(°ω°*)イッパゴ!


電気機関車が客車を牽いて入線していた時代から
個人的に馴染みのある
成田線・我孫子支線の撮影ポイント

(木下〜小林)

国鉄型車両の成田臨をここで見るのも
ひょっとしてこれが最後になるのかな・・・
などと思いながら
慎重にカメラのシャッターを切りました。
(^_[◎]oパチリ


(でも、今春3月のダイヤ改正より

特急「あかぎ」や「草津・四万」などの運用に就く
E257系に余裕がなくなるとすると、
波動用として185系がしばらく生き残るのかな?
もしくは651系か? σ(゚・゚*)ンー…)


23.1.9 成田線 木下-小林



静岡鉄道・・・1000形「ちびまる子ちゃん電車」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.12.27 静岡鉄道
1000形
「ちびまる子ちゃん電車」 撮影
 
 

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洋上に昇ったギラギラの眩しい朝日。
(つ▽≦*)マブシッ!
それを背景にして東海道線の普通列車*が、
当線屈指の“名橋”といわれる、
根府川の白糸川橋梁を渡りゆきます
(*写っているのは編成の中間に挟まれた
二階建てのグリーン車)。
▲東海道本線 根府川-真鶴


おはようございます (*’-‘)オハヨ♪。
早朝に私がやってきたのは、神奈川県の西部に位置し、静岡県との県境に近い、東海道本線の根府川(ねぶかわ)(゚ー゚*)ネブ。当駅は構内から相模湾の海景色が広く望め、また、駅の近くに架かる鉄橋の白糸川橋梁は、海をバックに列車が撮れる、メジャーな撮影スポットとして知られています (・∀・)イイネ。
そんな根府川で眺める朝日は時節柄、いかにも今年(2023年)の元旦の“初日の出”に思われるところですが、実際は昨年の暮れに撮ったもの (´・ω`・)エッ?。ただ、今回の記事をお伝えするのは年が明けてからになるため、やはり新年のあいさつに添えることを意識して、朝日を背景にした列車の撮影に臨んでみました (^_[◎]oパチリ(初日の出じゃないと、あまり意味はないけどねw)。
あらためまして、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします (*´∀`)ノ゙アケオメ♪。

では、今回はこの根府川から鉄旅をスタートしましょうか (/*´∀`)o レッツラゴー!。


12月27日(火)


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相模湾に面した高台に
趣ある木造の駅舎が建つ根府川。
待合室やホームから
海景色を望むことができます。
お、“桃太郎”(EF210形)の貨物がやってきた。
( ̄  ̄*)モモ
▲東海道本線 根府川

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根府川から乗る東海道線の熱海ゆき普通列車は
おなじみのE231系。
▲東海道本線 根府川


年も押し詰まった12月27日 ( ̄  ̄)トシノセ。本日から年末年始の“冬休み”に入った私は、早朝の5時20分に東京駅を発車する東海道線の沼津ゆき下り普通列車に乗り、神奈川、静岡方面へ西進します ...(((o*・ω・)o。
そして冒頭に述べたとおり、ちょいと海辺の駅で朝日を拝みたかったため、日の出の時刻(6時50分ごろ)に合わせて根府川へと立ち寄って30分ほど撮影してから
(^_[◎]oパチリ、ふたたび東海道線の熱海ゆき下り普通列車に乗り、さらに先へ ...(((o*・ω・)o。
ちなみに、日の出の直後は海上に湧いた雲に太陽が隠されたけど、きょうの天気はおおむね快晴のようです (´▽`*)イイテンキ♪。


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熱海で乗り継いだ静岡ゆき普通列車は、
211系と313系の併結編成。
(゚ー゚*)ニゲゲ
今回も“元・セントラルライナー”の
313系8000番台には当たらなかったな・・・。
(・ε・`)チェ
▲東海道本線 熱海

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クリアな青空が広がる
気持ちのいい冬晴れのもと、
車窓から富士山がきれいに望めます。
(´▽`*)フジサソ♪
▲東海道本線 原-東田子の浦(車窓から)

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私が列車を降りたのは
静岡市清水区に所在する清水。
2003年に改装した駅舎は
羽ばたくかもめをイメージしたような
大きな屋根が印象的で、
“港町・清水”にふさわしいデザインです。
(・o・*)ホホゥ
▲東海道本線 清水


東京0520-(東海道321M)-根府川0652
根府川0743-(東海道729M)-熱海0759~0802-(1431M)-清水0909

熱海で静岡ゆきの普通列車に乗り継ぎ、車窓にきれいな富士山を眺めながら進むこと一時間強。私は静岡の少し手前に位置する、清水(しみず)で下車します ( ̄▽ ̄)シミズ。
清水は言わずと知れた港町であり、海辺の景勝地である三保松原(みほのまつばら)も有名 (-`ω´-*)ウム。そしてサッカー好きの私としては、Jリーグ「清水エスパルス」のホームタウンという印象が強い キーパー(・∀・)ゴンダ。あとは・・・清水というと、“あのアニメキャラクター”が思い浮かぶ人も多いかな? σ(゚・゚*)ンー…


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サッカー王国の静岡、清水。
Jリーグの清水エスパルスはもちろん、
高校サッカーを沸かせた
清水東高や清水商業なども有名ですよね。


でも、そんなイメージを思い浮かべている余裕はなく、私は駅を出たらすぐに目的地とする撮影ポイントへ向かって、競歩のような“早歩き”で急ぎます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。
撮影したいお目当ての列車が通過する時刻まであと13分、地図アプリによると駅から撮影地までの距離は約1キロ。ギリギリ間に合うかな・・・と推測しながら進んでいたその時、「ぐわっ!いででででで!!」と思わずうめき声を上げてしまうくらいの激しい痛みに襲われた右足のふくらはぎ Σ(`ロ´;lll)グワァッ!。どうやら慣れない早歩きで足が攣って(つって)しまったようです (≧д≦;)イテテテテ…。日頃の運動不足がたたったのか、何とも情けないねぇ (´д`;)トホホ。
残りの距離はあと500メートルくらい。この状態での急ぎ足は辛いけど、どうにか気力を振り絞って足を進ませ ε〜ε〜ε〜(((;;´Д`)ヒィ…ヒィ…、撮影ポイントにたどり着いたのは、目的の列車が通過する2分前でした ε-(´o`;A フゥ…。


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攣った右足を引きずりながら
やってきたのはこんな場所。
川に架けられたガーダー橋は
列車がスッキリと撮れそうな好撮影地です。
(・∀・)イイネ


清水の街なかを流れる巴川(ともえがわ)という二級河川、そこには川幅にあった見合った短めのガーダー橋(鉄橋)が架けられています (・o・*)ホホゥ。
この鉄橋は私が清水まで利用してきた東海道線のものでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…。いや、上の写真をよく見ると、ガーダー橋の奥のほう(川の上流)には緑色のトラス橋も見えており、そちらが東海道線の鉄橋(わかりづらいけど、211系が通過中)。
んじゃ、手前(川の下流)のガーダー橋は何線なのかというと、地方私鉄の「静岡鉄道・静岡清水線」。通称・“静鉄”(しずてつ)です ( ̄▽ ̄)シズテツ。
静鉄は・・・おっと、近くの踏切がもう鳴りましたね (゚∀゚)オッ!。路線の説明はあとにして、手早くカメラを構えます シャキッ!( >_o)r┬=≡[]。


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ピンク色のかわいい電車が
川面に姿を映して鉄橋を渡ります。
その車体にデザインされているのは
静岡や清水にゆかりのある、
おなじみの“あのキャラクター”たち。
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲静岡鉄道静岡清水線 入江岡-新清水


まる子、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
まもなく橋上に姿を現した静鉄の新清水ゆき下り列車は、濃淡のピンク色に塗り分けられた二両編成の短い電車で ( ̄  ̄)ピンク…、その車体には多くの人に馴染みがあると思われる国民的人気アニメ(人気マンガ)、「ちびまる子ちゃん」のキャラクターたちが賑やかにデザインされています (=゚ω゚)マルコ!。
これは「ちびまる子ちゃん」の原作者の“さくらももこさん”が清水のご出身で、当作品も昭和時代の清水をおもな舞台としているなど、当地にゆかりが深いことから、静鉄で使われている1000形電車のうちの一本(1011編成)に「ちびまる子ちゃん」のラッピング装飾を施し、「ちびまる子ちゃん電車」として2015年より走らせているもの (・o・*)ホホゥ。ちなみに車体色のベースがピンクの“さくら色”(もしくは“もも色”?)なのはやはり、“さくらももこさん”のお名前に掛けているのでしょうか (´ω`*)ナルヘソ。


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まるちゃんに、たまちゃん、
はまじ、丸尾君、藤木、永沢・・・など、
見ていて楽しい「ちびまる子ちゃん電車」。
とくに子供が喜びそうですね。
▲静岡鉄道静岡清水線 入江岡-新清水


そんな「ちびまる子ちゃん電車」は、当作品のファンや子供たちに人気がありそうな楽しい電車ですが (´▽`*)ワ~イ♪、実は私のような鉄道マニアの“鉄ちゃん目線”で見た場合、近年の静鉄では旧型の1000形から新型のA3000形へ世代交代(車両の置き換え)が着々と進められており、数を減らしつつある1000形は現在、残りがあとわずか三本(1008F、1011F、1012F)。そのうちの貴重な一本が「ちびまる子ちゃん電車」こと1011編成なのです (-`ω´-*)ウム。
そしてついに当編成も、来春(2023年)の3月27日をもって運行を終了することが静鉄より宣告され (´・ω・`)ショボン、その引退前に記録を残したいと思った私は、ホームページ公表されている「ちびまる子ちゃん電車」の運転日(運用)と当地の天気予報を照らし合わせて、晴天が期待できる今日の静鉄へ撮影に訪れたのでした (^_[◎]oパチリ。
移動中に足を攣るという、痛いアクシデントに見舞われたのは予想外だったけど、どうにか巴川の鉄橋へ間に合ってよかった ε-(´o`;)ホッ。まずはこの引き画のアングルが撮れる場所にて、車体側面の絵柄(キャラクターたち)をしっかり見せる撮影ができたことにより、このあとの行動プランが立てやすくなります。


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巴川の鉄橋と静鉄の新清水駅は
目と鼻の先ほどの近い距離。
終点の新清水で折り返し、
上り列車の新静岡ゆきとなった
「ちびまる子ちゃん電車」を
駅横の踏切でサクッと撮影。
(^_[◎]oパチリ
当駅の“裏口”にあたる
巴町口の小さな駅舎(改札口)がシブいね。
(´ω`*)シブイ
▲静岡鉄道静岡清水線 新清水


なお、東海道線の清水駅から巴川の鉄橋までは、およそ1キロの距離でしたが、静鉄の新清水駅は鉄橋のすぐそば(150メートルくらい)にあります(つまり、JRの清水駅と静鉄の新清水駅のあいだは、1キロ近く離れているということですね)。その新清水から静鉄の電車に乗って、別の撮影ポイントへ移動することにしましょう ...(((o*・ω・)o。


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「ちびまる子ちゃん電車」を撮った
踏切脇の巴町口に対して、
国道に面したこちら側が新清水の正面口。
( ̄▽ ̄)シン・シミズ
シンプルな外観の駅舎ながら、
頭端式ホーム三面二線の構内は機能的で、
私鉄の終着駅らしい趣があります。
▲静岡鉄道静岡清水線 新清水

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ホームで発車を待つ新静岡ゆきは
シャア専用の赤いA3000形(3002F)。
(。-∀-)アカィ
1000形の置き換えを目的として
2016年にデビューした当形は
もうすでに静鉄の主力となっています。
▲静岡鉄道静岡清水線 新清水


新静岡ゆきの上り列車は今さっき、駅横の踏切で撮影した「ちびまる子ちゃん電車」が行ってしまったばかりで、地方私鉄の路線というと大概は運行本数が多くなく、日中は少なくとも30分待ち、一時間待ちは当たり前・・・というイメージですが σ(゚・゚*)ンー…、私が新清水の改札を入るとホームにはもう次の新静岡ゆきとなるA3000形が入線しており、まもなく発車します Σ(゚∇゚ノ)ノ エッ!?。さすが静鉄、これぞ静鉄 ъ(゚Д゚)グッジョブ。


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新清水を出るとすぐに、
先ほど撮影していた巴川を渡ります。
▲静鉄静岡清水線 新清水-入江岡(車窓から)


“静鉄”の通称で定着している静岡鉄道・静岡清水線は、静岡市葵区の新静岡を起点に、柚木(ゆのき)、長沼(ながぬま)、草薙(くさなぎ)、狐ケ崎(きつねがさき)などを経て、清水区の新清水にいたる、全長11.0キロの地方私鉄路線(今回の私は新清水のほうから、上り列車に乗車しています)(゚ー゚*)シズテツ。
地方私鉄は大都市圏の“大手私鉄”に対して、“中小私鉄”(中小民鉄)や“ローカル私鉄”などと呼ばれることもあり、拙ブログでちょくちょくご紹介する千葉県の小湊鐵道のような、どこかのどかな雰囲気のローカル線を思い浮かべてしまうところですが (´ー`)マターリ、この静鉄は静岡と清水という政令指定都市内(静岡市内)にある二つの大きな街を、並行する東海道線と競合するような形でむすび (*`・ω・´)-3フンス!、なおかつ東海道線が停まらない(東海道線の駅が無い)地域や地区を細かくフォローするような役割を担う“地域密着系・都市型路線” ( ̄∇ ̄)アドマチ?。ほぼ全線にわたる電化複線(入江岡〜新清水のみ単線)を活かした高頻度運転を実現し、なんとラッシュ時以外の日中でも列車は8分間隔一定のパターンダイヤ。10分と待たずに次の列車がやってくる充実ぶりは、大手私鉄の路線と比べても遜色のない運行形態ではありませんか w(*゚o゚*)wオオー!。なお、コロナ禍以前には急行列車も設定されていましたが、昨年(2021年)に利用者のニーズに合わせたダイヤの見直しが図られ、現在は普通列車のみの運行に落ち着いています。


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路線図で見る東海道線と静鉄の位置関係。
オレンジのラインが東海道線で、
清水と静岡のあいだにある中間駅は
草薙と東静岡の二つだけ。
いっぽう青いラインが静鉄の静岡清水線で、
新清水と新静岡のあいだには
短い間隔でこまめに駅(白い丸)が設けられており、
起終点をのぞく中間駅は13もあります。
(*・`o´・*)ホ─

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入江岡と狐ヶ崎の区間では
タイミングが合えば
並行して走る東海道線の列車との
デッドヒートが見られます。
(゚∀゚)オッ!
駅間の短い静鉄をさらっと追い抜いてゆく、
東海道線の313系。
ε=(=゚ω゚)ノ オサキ!
▲静鉄静岡清水線 桜橋-狐ヶ崎(車窓から)


そんな静鉄に私が乗るのは、一昨年(2020年)の9月以来、およそ二年ぶり (*´∀`)ノ゙オヒサ。前回は沿線の長沼にある車両基地(長沼車両基地)で行われた、有料制公開イベントへの参加が目的でした。
そこでは引退を控えている1000形が車両基地内の留置線にずらっと並べられ、たしか5本の1000形がまだ現役だったハズだけど、現在の残りは三本に・・・(´〜`)ウーン…。そして先述したように、そのうちの一本の「ちびまる子ちゃん電車」(1011F)も3月をもって引退してしまいます (´・ω・`)ショボン。
ちなみに二年前に訪れたときは、「ちびまる子ちゃん電車」を含むすべての1000形が車両基地イベントに駆り出された(展示された)ため、当形の走行シーンを沿線で撮ることは叶わず、またあらためて撮影に来よう・・・ ( ̄  ̄)マタネ などと思っていたのですが、けっきょく足を運んだのは引退間際となる今日になってしまいました (; ̄▽ ̄)ア…。う〜ん、これって典型的な“葬式鉄”の行動パターンだよなぁ (^^;ゞポリポリ。
その1000形の「ちびまる子ちゃん電車」の走行シーンを沿線で狙うため、私が次に下車したのは御門台(みかどだい)。


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静岡市清水区内に所在する御門台。
敷地が狭いため、島式のホームは幅が細く、
駅舎(駅の入口)が踏切の真ん中にある
ちょっと面白い構造の駅です。
( ̄。 ̄)ヘー
▲静岡鉄道静岡清水線 御門台


新清水0944-(静鉄72)-御門台0951

ところで、先ほどの清水で攣った右足のふくらはぎですが、発症した直後よりはマシだけど、歩くとまだけっこうな痛みを感じます “o(-ω-;lll)イテテ。ひょっとして痙攣でなく肉離れかも? そんな情けない状況ながら不幸中の幸い(?)なのは、巴川の鉄橋と新清水の駅が近かったように、この御門台も目的地の撮影ポイントまでは歩いて5分ほどの距離(170メートル)で助かります ε-(´∀`;)ホッ。これがもし駅から歩いて40〜50分だったとしたら、無理をせずに撮影を諦めていたかもしれません (´Д⊂ムリポ。


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やってきたのはこんなところ。
線路沿いの細道から
すぐ横を走る静鉄を狙います。
おや?向こうのほうに見えている
“白いアタマ”は・・・。
(=゚ω゚=*)ンン!?

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富士山を望みて走る
A3000形の新清水ゆき下り列車。
この黄緑色の編成(A3008F)は
静岡名産の“ワサビ”をイメージした、
“フレッシュグリーン”です。
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台
(後追い)


御門台の下り方に位置する線路沿いの細い小道から、低い柵越しに静鉄の列車を狙うと、その向こうに望めるのは雄大な富士山のお姿 (゚∀゚)オッ!。ここは静鉄と富士山を絡めて撮れる定番の撮影ポイントです (・∀・)イイネ。
立ち位置となる路地の細道は狭いので、通行人への配慮はじゅうぶんに心がけなくてはなりませんが \_(*゚ェ゚)ココ重要!、ほかに同業者(鉄ちゃん)がいなかったため、状況に合わせて臨機応変にアングルの自由度が利くのは好都合 (o ̄∇ ̄o)ラキー。列車が来るまでは道の広い場所で待機し、傍らの踏切が鳴動したら細道へ移動してカメラを構えるようにします シャキッ!( >_o)r┬=≡[]。


0023.jpg
新静岡ゆきの上り列車は
シルバー(無塗装)のA3006編成。
カラフルなA3000形のなかでは
異色の存在ですが、
メタリックも意外とカッコいい。
(o´∀`o)カコイイ!
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台


まずは上下の列車をそれぞれ試し撮り (^_[◎]oパチリ。
向かって手前の線路を走る上り列車(新静岡方面ゆき)はアングルの引きが取りにくいため、後追いになるけど下り列車(新清水方面ゆき)のほうが画のバランスは良さそう ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
ここで狙う本命の列車はもちろん1000形の「ちびまる子ちゃん電車」ですが、「shizuoka rainbow trains(静岡レインボートレインズ)」の愛称で全7色(+無塗装)のカラーバリエーションがあるA3000形も、次は何色の電車が来るのかと撮影していて楽しい (*´v`*)カラフル♪。さっき私が乗ってきた赤(3002F・パッションレッド)や御門台の駅で見かけた青(3005F・エレガントブルー)、そしていま撮った黄緑(3008F・フレッシュグリーン)、さらにはステンレス無塗装のシルバー(3006F)など、同じ形の車両でも色によってけっこう見た目のイメージが異なるものですね。


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残存する1000形のうちの一本の1012編成は
飲料メーカーの広告が施された
シックな装いの“午後ティートレイン”
(「午後の紅茶」ラッピング)。
(゚ー゚*)ゴゴティ
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台
(後追い)


お!1000形がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
静鉄のホームページ運用が公表されていた1000形は「ちびまる子ちゃん電車」の1011編成だけでしたが(2023年1月より、ほかの1000形も運用の公表を開始したようです)、きょうは残る1000形のうちのもう一本である、1012編成も日中の運用に就いていました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。当編成は飲料メーカーの広告ラッピングが車体に施されており、前面に表記された商品名がちょっと目立つものの (゚ー゚*)ゴゴティ、白と紺に塗り分けられたシックなツートンカラーは個人的に何となく、かつての上田交通(現・上田電鉄)の塗装に似た印象を受けます ( ̄  ̄*)マルマド。
まあ、ホンネを言えば、残った三本のうちで唯一ラッピング装飾が施されていないノーマルな、1008編成が来てほしかったところだけど、今となってはそんな贅沢を言える状況ではありません (-`ω´-*)ウム。たとえラッピング編成であれ、訪れた日に二本の1000形が動いていただけでもラッキーだと思おう (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
そしてまもなく、こちらも1000形の「ちびまる子ちゃん電車」がやってくる時刻を迎えます (゚ー゚*)マルコ。


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まるちゃんのヘッドマークを掲げて走る
「ちびまる子ちゃん電車」を
雪化粧した美しい富士山が見守ります。
冬晴れのもとで繰り広げられた
静岡らしい両者のツーショット。
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台
(後追い)


富士山バックでまる子が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
先ほど新清水の踏切で撮った上り列車が新静岡で折り返して下り列車となり、この御門台でふたたび迎えることができた「ちびまる子ちゃん電車」(゚ー゚*)マルコ。いまの時間帯(午前遅め)の富士山バックは列車への日当たりがバリ順(バリバリの順光)の好条件で、かわいらしい“さくら色”の車体をお日さまが鮮やかに照らしてくれます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
そして背景に写る富士山に目をやると、中腹(8号目あたり?)に雲がなびいていて、あれが山頂を隠してしまうのではないかと少し不安に思いましたが (゚ペ)ウーン…、私がここに着いたとき(最初にグリーンのA3000形を撮った40分前)から雲の位置はほとんど変わっておらず、無事に富士山のてっぺんが見えている状態で「ちびまる子ちゃん電車」とのコラボショットを撮ることができました (^_[◎]oパチリ。引退前にいちばん撮りたかったこの画が残せて、個人的にもう大満足です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
なお、いま下った「ちびまる子ちゃん電車」は新清水で折り返し、およそ20分後にまたここへと戻ってきます。せっかくならその新静岡ゆきの上り列車も待ってみましょう。


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静岡のシンボル富士山を背にして、
まるちゃんのように元気よく駆け抜ける
「ちびまる子ちゃん電車」。
まる子のヘッドマークに隠れているけど、
前面にデザインされているのはおそらく
ピンク色の富士山ですね。
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台


お!こっちの上りアングルも意外と悪くないじゃん (゚∀゚)オッ!。
富士山に対して列車の存在がかなり大きく、画的にややアンバランスな気もするけど、どーんと突き進んでくる「ちびまる子ちゃん電車」には迫力が感じられるじゃないですか m9(▼Д▼)ドーン!。列車をギリギリまで引き付けたことにより後方の二両目もどうにか架線柱をクリアでき(カツカツだけど)、先ほどに同方向の列車を撮ったシルバーのA3000形よりは、アングルがウマくまとまりました ъ(゚Д゚)ナイス。
ちなみにこの御門台の富士山バックは、今回の静鉄撮影で私がメインに考えていた撮影ポイントですが、ここで富士山を強調して撮ると列車は正面気味のアングルになり、側面のラッピングデザインがわかりづらい σ(゚・゚*)ンー…。そうなるとやはり、最初に新清水の巴川でサイドからの引き画が撮れたのは、当編成の記録として大きかったと思います (´ω`*)ウン(それを撮るために急いで、足を痛めたんだけどさ (。A。)アヒャ☆)。

さて、巴川の鉄橋と富士山バックの撮影で、“撮り鉄”の成果はじゅうぶん (+`゚∀´)=b OK牧場!。そこで今度は「ちびまる子ちゃん電車」に乗車して、“乗り鉄”のほうを楽しんでみます (・∀・)イイネ。


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御門台のホームに入ってきた
「ちびまる子ちゃん電車」。
上りの新静岡ゆきに乗ります。
(*゚v゚*)ワクワク♪
▲静岡鉄道静岡清水線 御門台

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車内に入るとドアの内側には
さくらももこさんのイラストで
静岡の名所・名物などが紹介されています。
(・o・*)ホホゥ

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吊り革には「ちびまる子ちゃん」の
キャラクター紹介や・・・

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「町内の 掃除でいいこと たぶんない」や
「孫が編む 我がマフラーや らくだ色」など、
“友蔵 心の俳句”の作品(?)が
掲げられています。
( ̄▽ ̄)オジーチャン

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吊り革のなかには一本だけ、
こんな表情のまる子も。
「あたしゃ吊り革なっちゃったよ・・・( ̄∇ ̄lll)」
なんて言いたげですね(笑)

0035.jpg
そして「ちびまる子ちゃん電車」ならではの
いちばんの特徴はなんと、
車内アナウンスを務めるのがまる子なんです
(CV.TARAKO)。
「えぇ〜、つぎはぁ〜、ながぬむぁ〜(長沼)」

0036.jpg
その長沼にある車両基地では、
本日の運用に就いていなかった
残る1000形のもう一本の1008編成が、
黄色いA3000形(A3004F)とともに
留置されています。
(゚∀゚)オッ!
このステンレス無塗装で
前面に青、橙、緑の三本線を配したのが
現在のノーマルな1000形の仕様
▲静鉄静岡清水線 古庄-長沼(車窓から)


先日に私が富士急線でたまたま乗った「トーマスランド号」のように、座席の柄まで特別仕様に変えてあるワケではないけれど、車内のところどころに「ちびまる子ちゃん」のキャラクターや、さくらももこさんが手掛けたイラストなどが見られる「ちびまる子ちゃん電車」(゚ー゚*)マルコ。「ちびまる子ちゃん」という作品を知っている人なら、それを眺めているだけでも楽しめますが (o ̄∇ ̄o)タノシイ♪、この電車のいちばんの見どころ・・・いや、“聞きどころ”は何といっても、“まる子の声による車内アナウンス”(平日の10時〜16時、土休日は終日に実施)エッ!(゚д゚≡゚∀゚)マジ!?。あの独特なクセのあるしゃべり方は正直、案内放送としてはビミョーなところだけど、つい表情を緩めながら聞き入っちゃいます (゚∀゚)アヒャ☆(興味ある人はY○uTubeなどの動画を検索してみてください)。
そんなまる子の案内放送で車内にゆる〜い空気が流れる「ちびまる子ちゃん電車」に揺られていると (´ー`)マターリ、やがて列車は商業施設が立ち並ぶ静岡の中心街へと近づき、御門台から16分ほどで終点の新静岡に到着しました (・ω・)トーチャコ。ちなみに新清水から新静岡まで(もしくはその逆)の全線を乗り通したとしても所要時間は30分弱の24分。お子さんを連れて「ちびまる子ちゃん電車」を楽しむには適度な乗車時間かもしれませんね。


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列車の終点で、路線の起点である
新静岡に到着。
(・ω・)トーチャコ
静鉄の案内所や改札口、列車の発着ホームなど
駅の機能が商業複合ビル(駅ビル)の
一階に集約されています。
(゚ー゚*)セノバ

▲静岡鉄道静岡清水線 新静岡


御門台1127-(静鉄96)-新静岡1143


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「ちびまる子ちゃん電車」の引退にあわせて
実施されているスタンプラリー(3/26まで)。
新静岡、新清水の両駅、
そして清水にある「ちびまる子ちゃんランド」
三か所を捺すと先着順で記念品がいただけます。
( ̄。 ̄)ヘー
私はためしに新静岡を捺してみたけど、
ちびまる子ちゃんランドまでは行かないなぁ・・・。


新静岡に着いた時点で、今回の静鉄の旅は終了 (´w`*)オツカレ…
・・・のハズでしたが、新静岡へ向かっているときに列車の車窓から眺めた景色のなかで一カ所、“撮り鉄”としてちょいと気になる場所がありました σ(゚・゚*)ンー…。ひょっとしたらそこはいい感じに静鉄が撮れるかもしれないと思い、新静岡から4駅ほどとさほど遠くないことから、ためしに戻ってみることにします モドル…((((o* ̄-)o。


0041.jpg
きっぷを買い直して再入場した
新静岡のホーム。
次の新清水ゆき下り列車は
1000形・1012編成の
“午後ティートレイン”ですた。
(゚ー゚*)ゴゴティ
▲静岡鉄道静岡清水線 新静岡

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0043.jpg
新静岡から4駅目で
葵区内に所在する柚木。
都市圏の近郊駅らしい
いま風のシンプルな駅舎です。
( ̄  ̄*)ユノキ
なお、朝夕のラッシュ時には
柚木発着の区間列車が存在しますが
当駅で折り返すのではなく、
隣駅にある長沼車両基地の出入庫で
設定されているもの。
▲静岡鉄道静岡清水線 柚木


新静岡1204-(静鉄111)-柚木1209


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そして私が気になったのは
駅のすぐ横にある
国道に架けられた歩道橋。
ここを上がると・・・?
σ(゚・゚*)ンー…


新静岡から下り列車に乗ってわずか5分、私がやってきたのは柚木(ゆのき)。
当駅のすぐ横には車道が広くて交通量の多い国道1号線(東海道)があり、歩行者が安全に渡れるための歩道橋(人道橋)が備えられています (・o・*)ホホゥ。先ほどに列車の窓から私の目に留まったのはこの歩道橋で、そこへ上がると柚木の駅を発着する静鉄の電車が高い目線で見下ろせるだけでなく、その先には富士山も望めそうに思えたのです (゚∀゚)オッ!。
またまた足に負担のかからない、“駅近”の撮影ポイント(?)。はたして期待する歩道橋上からの眺めは・・・(「゚ー゚)ドレドレ。


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東海道(国道1号)を跨ぐ歩道橋は
絶好の“富士山ビュースポット”か!?
(´▽`*)フジサソ♪
多くのクルマが行き交う国道を横目に
「ちびまる子ちゃん電車」の1000形が
柚木の駅に到着します。
▲静鉄静岡清水線 長沼-柚木


なるほろ、こんな感じか (。・_・。)ナルホロ。
たしかに歩道橋の上から富士山はスッキリときれいに見えるし (´▽`*)フジサソ、静鉄の電車と絡めて撮ることもできたけど ( ̄▽ ̄)シズテツ、国道の端に沿って立てられた街灯の長い柱がどうにもかわせず、アングルを真ん中で分断。さすがにこれは煩わしさが否めません (-“-;)ムムム。やはり列車の車窓から見当を付けるのと、実際にその場に立ってカメラを構えてみるのとでは、視野が違うものですね σ(・∀・`)ウーン(よくある展開の“撮り鉄あるある”だけど)。
それでも、まったくダメダメというわけではなく、いちおう「ちびまる子ちゃん電車」と富士山のコラボがここでも撮れたので、まあヨシとしましょうか (+`゚∀´)=b OK牧場!。

これで「ちびまる子ちゃん電車」を追った、静鉄の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。さ、静岡名物の“しぞーかおでん”で一杯やってから (゚-、゚)ジュルリ、東京へ帰るとするかな。


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柚木から新静岡まで乗った上り列車は
ランバ・ラル専用の青いA3000形(3005F)。
(。-∀-)アオィ
よく見ると前面の左端に
小さなヘッドマークが付けられていますが、
これは社会人ラグビー(リーグ1)に所属の
「静岡ブルーレヴズ」を応援するもの。
右のほうに見える新静岡のホームの柱にも
当チームの選手のポスターなどが貼られています。
(゚ー゚*)ラグビ
▲静岡鉄道静岡清水線 新静岡


柚木1305-(静鉄118)-新静岡1311

来春(年が明けて今春)の3月をもって運行を終了することが発表された、静岡鉄道の「ちびまる子ちゃん電車」こと1000形・1011編成 (゚ー゚*)マルコ。おそらく私にとってこれが最後となるであろう撮影は、冬晴れのクリアな青空のもとで富士山が望める好条件に恵まれ、静岡の清水で生まれた「ちびまる子ちゃん」のラッピング電車を、ご当地らしい情景で記録に残すことができました (^_[◎]oパチリ。
先述したように“鉄ちゃん”としての私にとって当編成は、数を減らしつつある“貴重な1000形のうちの一本”といった見方でしたが、「ちびまる子ちゃん」という作品にも少しは馴染みがあり(実はアニメ化される前から、妹が購入していた「りぼん」で原作を読んでいたw)、最近はマンガもアニメも見る機会はほとんどないけど、車内の吊り革に貼られていたキャラクター紹介などを眺めていたら ナガサワ…( ̄  ̄)ブータロー…、いろいろと作中のことが思い出されてけっこう楽しかったです (´ω`)シミジミ。
ラストランとなる予定の3月26日は、ここ数年の傾向だとちょうど静岡の桜が満開となるころでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。役目を終えて引退してしまうのは惜しいですが、かわいい“さくら色”の「ちびまる子ちゃん電車」は、沿線にたくさんの明るさを振りまいてくれたことと思います ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。まだちょっと早いけれど、ラッピング電車としての7年間、おつかれさまでした。
なお、今のところ正式な発表はないものの、「ちびまる子ちゃん電車」は新たにA3000形のうちの一本へ引き継がれるとのウワサを小耳に挟んでおり(「ちびまる子ちゃん静岡音頭」のA3009編成とは別らしい?)エッ!(゚ω゚≡゚∀゚)マジ!?、もしそれが事実だとしたら、その“二代目”の活躍に期待したいですね。
そして今日は「ちびまる子ちゃん電車」だけでなく、同じく1000形の“午後ティートレイン”も撮れ、カラフルなA3000形の各色・各編成も目を楽しませてくれるなど、存分に満喫できた静岡鉄道の撮影となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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新静岡駅とは500メートルほど離れていて
徒歩10分のところに位置する
JRの静岡駅。
東海道新幹線と東海道本線が発着する、
静岡の玄関口です。
( ̄  ̄*)シゾーカ
▲東海道本線 静岡

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東海道線の熱海ゆき上り普通列車は
ロングシート仕様の313系。
この列車に乗って静岡をあとにします。
カエロ…((((o* ̄-)o
▲東海道本線 静岡

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今日は静鉄の沿線からも
よく見えていた富士山ですが、
帰りの東海道線の車窓から望むと、
ちょっと雲が湧いてきたかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東海道本線 沼津-三島(車窓から)

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熱海で接続したE231系の普通列車は
東海道線から上野東京ライン経由で
高崎線へと直通する高崎ゆき。
私はこの列車に東京まで乗ります。
▲東海道本線 熱海


静岡1413-(東海道436M)-熱海1533~1549-(1890E)-東京1735

ところで、清水駅から巴川の鉄橋へ急いだときに攣ってしまった、右のふくらはぎ Σ(`ロ´;lll)グワァッ!。家に帰宅してから湿布薬などを貼って処置し、その後の数日間は痛みが残っていたものの “o(-ω-;lll)イテ、正月を迎えるまでには完治しました ε-(´∀`*)ホッ。
原因はやっぱ、運動不足だろうなぁ・・・。新年の抱負はジョギングによる体力づくり・・・か?(。A。)アヒャ☆



ONE-shot 485 謹賀新年 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 485 謹賀新年

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新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
 
令和五年 元旦


新年早々ながら
どうも耳の痛い話なのですが、
昨今はニュースやワイドショーなどに
取り上げられてしまうことも多い、
悪質な“撮り鉄”のマナー問題。
(゚ペ)ウーン…

自分は違う・・・ではなく、
私も“鉄ちゃん”のひとりとして
いま一度、
まわりの状況をしっかりと判断し、
前のめりになりすぎず、
できるだけ気持ちに余裕をもち、
無理のない趣味活動(撮り鉄・乗り鉄)を
心がけたいと思っています。
(-`ω´-*)ウム

そんな今年のお年始に選んだ
「ONE-shot」は、
海辺をゆく江ノ電を“チラ見せ”した
ゆるい一枚。
|д゚)チラッ
お目当ての列車をカッコよく
きれいに撮りたいのはもちろんだけど、
たまには視点を変えてみるのも
面白いものです。
(^_[◎]oパチリ


鉄道趣味に偏ったマニアックなブログで、
写真も文章も拙いものではありますが、
今年もどうぞ気楽にお付き合いください。
(=゚∇゚)ノ ヨロシコ♪


22.4.26 江ノ島電鉄 七里ヶ浜-鎌倉高校前

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