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東海道本線・・・「サンライズエクスプレス」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2023.06.17 東海道本
朝日を浴びる寝台特急を狙え!
「サンライズエクスプレス」 撮影
 
 
6月17日(土)

真夜中に小声で・・・「こ〜んば〜んは〜」(*´ノд`)ヒソヒソ
ただいまの時刻は草木も眠る“丑三つ時”の午前2時過ぎ (*´O)ゞ.。oOフワァ~…。場所は神奈川県西部の真鶴町(まなづるまち)にある真鶴(まなづる)駅で、東海道本線でいうと小田原の三駅下り方、熱海の二駅上り方に位置します ( ̄  ̄)マナヅル。


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神奈川県真鶴町に所在する
東海道線の真鶴。
深夜でも煌々と明かりが灯っているのは
なんともありがたい!?
(´∇`*)アカルイ
▲東海道本線 真鶴


いったいなんで私は深夜の真鶴にいるのかというと、ついつい飲みすぎて東海道線の熱海ゆき最終電車を寝過ごしてしまい、気が付いたら終点の一歩手前だった!? (ノO`)アチャー・・・ということではありません ヾノ・∀・`)チャウチャウ。そもそも私は帰宅に東海道線を使う沿線民ではないし。
この時間の真鶴にいる理由、それはもちろん“撮り鉄”のため (-`ω´-*)ウム。

6月中旬の今は全国的に梅雨のまっただ中で(梅雨がないといわれる北海道を除く)、曇りや雨のどんよりとした空模様の日が多い時期ですが 、ヽ`、ヽ`个o(・ω・*)アメ`ヽ、`ヽ、この週末の土日(6/17、18)は梅雨前線が南下して日本列島を離れ、北からの高気圧が大きく張り出すため、各地で“晴れ”の予報 (゚∀゚)オッ!。これはいわゆる“梅雨の中休み”ってヤツでしょうか (゚ー゚*)ナカヤスミ。しかもテレビで天気予報を伝える気象予報士さんやお天気キャスターさんがそろって、自信満々に太鼓判を押すほどのスッキリとした“バリ晴れ”(快晴)となるもよう m9(`・ω・´)バリハレ!。また、折しも数日後には“夏至”を控えており(今年の夏至は翌週水曜日の6/21)、いまは一年でいちばん日が長く、日の出がもっとも早い時期でもあります ( ̄艸 ̄*)ゲシゲシ。
日の出が早い“夏至”近くの“土曜日”に、梅雨の中休みで“快晴”予報。これは絶好の条件がそろったじゃないですか!(☆∀☆)キラーン☆


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6/17の真鶴のお天気は
一日じゅう“おひさまマーク”が並ぶ
快晴予報!
そして日の出は4時25分です。


その好条件を活かして“とある列車”を撮りたい私はどうしても、朝日が昇るころに東海道線の真鶴にある撮影ポイントへと赴きたい ((o(゙ε゙)o))ウズウズ。
駄菓子菓子(だがしかし)、クルマを持たなくて基本的に鉄道やバスなどの公共交通機関を利用する“徒歩鉄”(駅から撮影ポイントまで歩くからそう呼ばれる)の私は、深夜の移動で早朝に真鶴へと到着できるような手段がありません (゚ペ)ウーン…。
そこで今回は思い切って、前夜の金曜日(16日)に都内から東海道線の熱海ゆき下り最終列車(1953E)に乗って西進し、ここ真鶴まで来ちゃいました (・ω・)トーチャコ。つまり終電を降りてから朝になるまで、当地にて夜明かし(徹夜)するということです (゚ー゚*)マルヨ。真鶴に着いたのは0時31分で、翌朝の日の出時刻は4時25分。まあ四時間くらいはどうにか時間をつぶせるっしょ ( ̄  ̄;)ヨジカン…。
なお、真鶴は太平洋の相模湾に突き出した真鶴半島が名所の観光地で、リゾートホテルや温泉旅館などは町内にいくつか点在しているものの、ビジネスホテルやカプセルホテルといった手軽な宿泊施設、もしくはマンガ喫茶などは、地図でざっと探した限りだと近辺に見あたりませんでした (-ω-)ヤドナシ(ラブホはあるみたいだけどw)。

といったワケで、いまの私は深夜の真鶴にいるのです (´ω`)ナルヘソ。そんな徹夜をしてまで撮りたい列車とは、はたして何なのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。


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東京22時52分発の下り1953Eは
小田原以西の熱海まで行く最終列車。
( ̄  ̄*)シューデン
ただしこのあとの東京発にはまだまだ
小田原ゆきや国府津ゆきなどもあるので
終電らしい慌ただしさは
あまり感じられません。

▲23.6.16 東海道本線 東京


東京2252-(東海道1953E)-真鶴0031


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真鶴駅のすぐ近くには
24時間営業のコンビニがあり、
深夜でも食料などの調達には
困りませんでした。
アイテテ(´∀`*)ヨカッタ
そこで購入したものを見ると・・・
“ひとり飲み会”状態!?
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


目的地となる真鶴の撮影ポイントはまわりを里山の自然に囲まれたような環境で、そこにはおそらく街灯などなく夜は真っ暗なのではないかと思われます ( ̄  ̄;)マックラ…。そんな暗闇に私みたいな人がいたらかなり怪しまれるだろうし アイツ(;¬д¬)アヤシイ、凶暴なサルなどの野生動物に出くわすのも怖いので ヒィィィ(i|!゜Д゚i|!)ィィィィ 、現地(撮影地)で夜を明かすことはせずに、終電後も煌々と照明が灯っていた駅舎脇のベンチにひとり座って時間をつぶすこととしました (・ω・)ポツン。駅前ならば深夜に人がベンチで佇んでいても「ああ、あの人は終電を乗り過ごしちゃったのね。m9(^Д^)プギャー」と見られるくらいで、たぶん大して怪しまれないでしょう(いちおう駅前ロータリーの一角には交番もあるし)。
スマホを弄ぶくらいしかやることがなく、夜が明けるまでの待ち時間は退屈で長く感じたけど _ノ乙(、ン、)_ ヒマダ、とくに問題なく時間はゆっくりながらも進みゆき、やがて東の空がわずかに白みはじめた3時半ごろ、私は駅をあとにして歩き出します ...(((o*・ω・)o。


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道すがら眺めた
夜明け前の真鶴海岸(岩海岸)。
ざざ〜っ・・・という
浜に打ち寄せる波の音だけが
闇に響きます。
(゚- ゚)ウミ

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浜辺から坂道を上がって
山のほうへ。
空はうっすらと青く見えますが
あたりはまだまだ暗い。

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坂を進んだ丘の上からは
東の空にきれいな朝焼けが望めました。
爽やかな朝の空気が気持ちいいなぁ。
(○´∀`)ノオハヨン♪


駅から目的地へ行くには途中まで国道(の歩道)を進むのが最短距離ですが、早々に着いてもまだ列車の写真が撮れるような明るさではなく、とくに急いで向かう必要はないため σ(゚・゚*)ンー…、少し遠回りになるけど浜辺や漁港などが見られる海岸沿いの道を選択 コッチ…((((o* ̄-)o。
ちなみに、暗くて石碑とかは目に留まらなかったけど、真鶴の岩海岸は石橋山の合戦に敗れた源頼朝が山中に身を隠したのち、この海岸の浜から安房国(千葉の房総)へ船出して追手から逃れたという歴史の舞台で、“頼朝ゆかりの地”だそうです ( ̄。 ̄)ヘー。
そんな岩海岸から今度は山・・・というか、小高い丘のほうへと蛇行して伸びる上り坂を進み、素直に国道を通れば25分のところを40分もの時間をかけて目的地に到着 (・ω・)トーチャコ。時刻は4時を過ぎたところ。


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やってきたのはこんな場所
(「゚ー゚)ドレドレ
・・・って、
西のほうの眺めはまだ暗くて
景色がよくわかりませんね。
(≡”≡;*)ミエナイ
ここは東海道線のメジャーな撮影ポイントだけど
さすがにこの時間は誰もいない。


着くころに空はだいぶ明るくなりましたが、丘の上から見下ろす谷間の景色はまだほとんど真っ暗で、山裾のあたりに敷かれているハズの線路もよくわかりません (≡”≡;*)ミエナイ。日の出まではあと30分近くあります。
そんななか、踏切の警報機が鳴動して赤色灯の点滅を目視で確認 (゚∀゚)オッ!。型落ちでスペックの古い私の愛機(デジカメ)が設定できる最高値の“ISO25600”という超高感度でとりあえずシャッターを切ってみたところ、ザラッザラに粒子が粗いもののかろうじて眼下を走りゆく貨物列車(1055レ)が写りました【◎】]ω・)パチャ。


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ISO25600という超高感度で撮影してみると
黎明の薄明かりに浮かび上がったのは
体をうねらせた“大蛇”の姿?
~>゜)〜〜〜〜〜 ニョロリ
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川
(後追い)


まるで蛇のごとく長い編成の貨車を左右にくねらせて進みゆく貨物列車 ~(( ̄ー ̄))~クネクネ。これぞまさに“S字カーブ”(文字的には“逆S”だけど)というダイナミックな線形を高い視点で見下ろせるのがこの撮影ポイントの魅力で、なんとも壮観な眺めではないですか w(*゚o゚*)wオオー!。今の時間はまだ薄暗くて撮影に厳しい条件ですが(これはこれで意外と悪くない雰囲気だけど)、日が昇って明るくなった景色を望むのが楽しみです (*゚v゚*)ワクワク♪。


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夜明けの東海道を高速で駆け上がる
「スーパーレールカーゴ」。
佐川急便さんの専用貨物列車で
それに使われるM250系は
国内で唯一の“貨物電車”です。
(゚ー゚*)デンシャ
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川


SRC、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
日の出が迫り、刻々と景色が明るくなってゆくなか、次にS字カーブを滑走してきたのは「スーパーレールカーゴ」(SUPER RAIL CARGO=SRC)というカッコいい愛称を持つ佐川急便専用の高速貨物列車(50レ) バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
現在の日本国内で運行されている一般的な貨物列車は、先頭の電気機関車やディーゼル機関車が貨車を引っ張る“動力集中方式”と呼ばれる形で運転されているものがほとんどなのですが ( ̄  ̄*)カモレ、この「SRC」に使われるM250系は機関車の牽引によるものではなく、基本的に固定された16両編成中の両端(前後)4両が電動車(残りの12両は6ユニットの付随貨車)となっている“動力分散方式”の車両で、これはいわゆる“電車”に分類されます (*・`o´・*)ホ─。事業用車両(工事列車など)を除くと日本で唯一の“貨物専用電車” ( ̄  ̄*)カモデン?。


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高感度での撮影なので
画質が粗いけど
M250系の先頭の動力車(Mc250形)を
クローズアップ。
車体の正面(前面)には
「SAGAWA」のヘッドマークが
貼られています。
( ̄  ̄*)サガワ


そんなちょっと珍しい貨物電車の「SRC」は、東京と大阪(東京貨物ターミナル~安治川口)のあいだで一日一往復の定期運転(基本的に日曜運休)を行なっているのですが、その運行時間は上下列車ともに発駅が23時過ぎ、着駅が翌朝の5時過ぎという深夜帯で、撮り鉄にとっては撮れる場所や時期が限られる撮影難易度の高い列車のひとつです (゚ペ)ウーン…。ちなみにここ真鶴の通過時刻は4時15分。
先ほどISO25600の感度で撮った最初の貨物列車よりはだいぶ明るくなったものの、やはりまだ画質に粗さを感じるISO5000の感度で撮るのがやっとの状況 【◎】]ω・)パチャ。それでもこのS字カーブの名所で「SRC」が撮れたことは、私にとって貴重な記録となりました (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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黄緑色のコンテナで統一された
見事な編成美を魅せるのは
福山通運さんの専用貨物列車
「福山レールエクスプレス号」。
長い編成がS字にぴったり収まった!
(゚∀゚)ドンピシャ!
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川


フクツーも、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
「SRC」の通過から10分後(4時25分)に続いてやってきたのは、やはりこれも運送会社の貸し切り専用貨物で、福山通運の「福山レールエクスプレス号」(52レ)(゚ー゚*)フクツー。
こちらは貨物電車の「SRC」と違い、電気機関車の牽引による一般的なスタイルの貨物列車で ( ̄  ̄*)カモレ、黄緑に統一された長大なコンテナ車の先頭に立つ青いEF210形電気機関車が力強くてカッコいい 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。希少な存在の「SRC」に物珍しさはあるけれど、個人的にはやはり機関車が牽引する貨物列車のほうが見慣れた落ち着き感を覚えます (-`ω´-*)ウム。
いま、物流業界の労働時間制限が設定されることで、トラックドライバーの人手不足などを懸念するという話題(いわゆる2024年問題)をニュースでよく耳にしますが σ(゚・゚*)ンー…、佐川急便の「SRC」や福山通運の「福山レールエクスプレス」、そのほかにも西濃運輸の「カンガルーライナー」など、効率的に大量輸送ができるメリットで広がりをみせている運送会社の貸し切り貨物列車(“ブロックトレイン”と呼ぶそうです)は、今後いっそうその存在価値が高まるのではないでしょうか ブロック(`・∇・´)トレイン。


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明るくなったところで
あらためて撮影ポイントからの景色を
見渡してみましょう。
(「゚ー゚)ドレドレ
真ん中の小高い丘は
源義家に従えた荒井実継の居城があった
真鶴町の荒井城趾公園
その右奥にちらりと見える相模湾の海面は
熱海のあたり。
さらにその向こうで左手に伸びるのは
伊豆半島北部のシルエットです。
( ̄。 ̄)ヘー

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背景に少しずつ日が当たりはじめたころ
東京方面へ向かう上りの初発列車が通過。
E231系とE233系を併結したこの編成は
私が昨夜に乗った熱海ゆき終電の
折り返し運用かな?
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川


撮影ポイントの立ち位置は丘の斜面を背にして西のほうを向くため、東から昇る朝日の状況を直接は見ることができないけど σ(゚・゚*)ンー…、真鶴を4時44分に発車する東海道線の高崎ゆき(上野東京ライン経由で高崎線に直通)上り初発列車(1822E)が通過するころには、ようやく線路脇の法面に日が当たりだしました (゚∀゚)オッ!。
夏至間近のきょうの太陽はここからぐんぐん高度を上げて、みるみるうちに辺り一帯へ日差しを降り注いでゆきます (つ▽≦*)マブシッ!。私の“お目当ての列車”が通過するときには線路まで日差しが届いて、車体をきれいに照らしてくれるでしょうか 八(゚- ゚)オネガイ。


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日が昇ったら今度は
“影落ち”との戦いが始まります。
EF210形が牽く貨物列車(5062レ)は
見事なまでに“まんだーら”
(明暗のまだら模様)。
“o(-ω-;*)マソダーラ…
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川


ところで、当地にて撮影を開始してから今の時間まで、写真をお見せした以外にも上下線で何本もの貨物列車がここを通過してゆきました ( ̄  ̄*)カモレ。関東圏と関西圏をむすぶ東海道本線は言わずと知れた“日本の大動脈”ですが、現在の深夜帯の当線は物流を担う貨物列車が主役と言っていいでしょう。
でも私の世代で東海道線の夜行列車といえばやはりまっ先に思い浮かぶのは、「富士」や「さくら」、「はやぶさ」、「みずほ」、「あさかぜ」、「瀬戸」に「出雲」・・・など、かつて数多く存在した「ブルートレイン」と呼ばれる寝台特急列車たち (・∀・)ブルトレ!。それらが九州や四国、中国地方などの各地から次々と上ってきて、朝の東海道線(東京口)は賑わったものです (´ω`*)ナツカシス。しかし飛行機や新幹線の拡充により長距離列車は時代にそぐわないとされ、列車の効率化や車両の老朽化などを理由に寝台特急は全国的に衰退 ヽ(´д`;)アア…。ほとんどの夜行列車は惜しくも廃止されてしまいました (´・ω・`)ショボン。
そのような寂しい状況になったなか、青い車体の「ブルートレイン」ではないけれど、今もかろうじて(?)東海道線に残されているのが、東京と山陰地方の出雲市をむすぶ寝台特急「サンライズ出雲」と、東京と四国の高松をむすぶ寝台特急「サンライズ瀬戸」。両列車は途中の岡山で分割と併合が行なわれ、東京を発着する時点では実質一本の列車(サンライズ出雲・瀬戸)として運行されています (゚ー゚*)サンライズ。
実はその寝台特急「サンライズエクスプレス」こそ、きょうの私が撮りたい“お目当ての列車”にほかなりません  (-`ω´-*)ウム。上りの東京ゆき「サンライズ」が真鶴を通過するのは5時50分ごろ(停車する熱海が5時45分発)。都内のウチ(自宅)からだと初発列車に乗ってもこの撮影ポイントへは到底間に合わず (´Д⊂ムリポ、真鶴の駅で徹夜をするくらいしか撮れる方法が思いつきませんでした (^^;)ゞポリポリ。


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「福山レールエクスプレス号」のように
同色で揃えられたコンテナには
整然とした編成美を感じますが、
いろいろなコンテナを積載するのもまた
貨物列車らしい楽しさがあります。
(・∀・)カラフル
先頭車(機関車)に落ちた影が抜けるまで
あともうちょい・・・か。
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川


そんな「サンライズ」を待つ真鶴のS字カーブは、時間の経過とともに太陽の位置がだいぶ高くなって線路際まで日が当たるようになってきましたが、いま通過した貨物列車(70レ)を見ると先頭の機関車のあたりにはまだ木々の影が車体に落ちています ( ̄ヘ ̄)ウーン。「サンライズ」がやってくるまであと数分ほどで、それまでに影が抜けるかどうかキワドいところ・・・。はたしてウマいこと影落ちを回避できるのでしょうか σ(・ω・`)カゲ…。
熱海の発車時刻を過ぎて真鶴へと迫りくる「サンライズ」、高度を上げる夏至間近の太陽でじりじりと線路から後退してゆく影、そんな刻一刻の状況に緊張感が高まるなか ドキドキ(`・∀・´;)ハラハラ…、やがて列車の接近を知らせる踏切の警報音が鳴りだしました。件の列車は遅れることなく定時運行のようです ε-(°ω°*)キタッ!。


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サンライズ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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しなやかに編成をくねらせる
14連の「サンライズ出雲・瀬戸」。
~(( ̄ー ̄))~クネクネ
285系のカラーリングって遠景だと、
“国鉄特急色”っぽくも見えるよね

▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川


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はるか山陰や四国を発ち
夜を徹して走り続けてきた
寝台特急「サンライズエクスプレス」。
車中で目覚めた旅人を
初夏の眩しい朝日が迎えます。
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川


真鶴俯瞰でサンライズが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
わずかに望める海を背にして、濃さを増す水無月の緑に包まれながら慎重にS字カーブを進みゆく、285系の寝台特急「サンライズエクスプレス」。その愛称のとおり日の出(Sunrise)をイメージした明るくも上品な車体色(朝靄のベージュと朝焼けの赤)が朝日に照らされて鮮やかに映えます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ああ、いいねぇ・・・望み通りの画が撮れたことに感無量の思い (´ー`)シミジミ。
直前まで際どいところだった影落ちは、ホントにギリッギリのところで抜けてくれて、先頭車に干渉しない絶妙なタイミング ъ(゚Д゚)ナイス。先行する貨物列車(70レ)から「サンライズ」までのわずか数分間は、その影の動きにドキドキしながらもシビれるようなスリルが味わえました ε-(´∀`*)ホッ。
丘の上から豪快なS字カーブを臨めるこの場所で車体に日を浴びた「サンライズ」を撮れるのは、一年でいちばん日が長い夏至のあたりの今の時期に限られます
( ̄艸 ̄*)ゲシゲシ(もちろん定時運行を基本として)。梅雨時でスッキリと晴れる日が少ないなかで、“梅雨の中休み”という最高の好天に当たった週末 (☆∀☆)チャンス!。これは“絶対に晴れる”という天気予報を信じて、前夜から真鶴で徹夜をした甲斐のある大満足の成果が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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「サンライズ」のわずか3分後
後を追うようにしてやってきた66列車。
ここまでEF210形ばかりだったなか、
EF66形(100番台)が牽引を務める
ちょっと貴重な貨物列車です。
(゚ー゚*)サメ

A6運用の66レだから
ロクロク(EF66)の牽引なのか?(笑)
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川

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貨物列車をもう一本。
こちらの牽引機は安定のEF210形
(でも実は901号機だったらしい)

(゚ー゚*)クマイチ

S字を描く編成が
きれいな光線状態で撮れました。
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川


いちばんのお目当てだった「サンライズ」が無事に撮れたあとも、先頭の機関車に影が落ちていない好条件での貨物列車を撮っておきたくて、さらに少しだけ撮影を延長 (^_[◎]oパチリ。EF66形(66レ)とEF210形(5082レ)というそれぞれの機関車が牽く二本の貨物列車を撮って(EF65形の5086レが運休だったのは残念)、本日の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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私はS字カーブを強調したアングルで
「サンライズ」や貨物列車を撮りましたが、
景色を広く入れたこんな構図も
壮観な眺めで悪くありません。

(・∀・)イイネ
もう少し海が見えるといいんだけどね。
▲23.6.17 東海道本線 真鶴-根府川

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そして角度的にちょっと
列車とは絡めづらいけれど
相模湾の海上に浮かぶ初島
きれいに望めました。
(゚ー゚*)ハツシマ
初島へは熱海港から
フェリーで渡ることができます。

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帰りは素直に国道を歩いて戻ってきた
真鶴駅。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ

夜の写真だとよくわからなかったけど
真鶴半島などへの観光拠点となる当駅は
平屋造りの趣ある駅舎です。
▲23.6.17 東海道本線 真鶴

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東海道線(の前身の熱海線)の
真鶴駅が開業したのは
1922年(大正11年)ですが、
それ以前はこの案内板の絵のように
なんと人力で軌道上の客車を押すという
“人車軌道”が存在していました。
(・o・*)ホホゥ

明治29年に全線が開業し、
小田原と熱海を真鶴経由でむすんでいた
「豆相(ずそう)人車鉄道」
ちなみに駕籠だと
6時間かかっていたところを
2~3人の人力により
4時間で走っていたそうです。
当鉄道は軽便鉄道化されたのち、
大正12年の関東大震災の被災により廃止。

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人力でなく“電気で走るハコ”に乗って
真鶴をあとにします。
カエロ…((((o* ̄-)o

E231系の普通列車は
上野東京ライン経由で宇都宮線へ直通する
上りの宇都宮ゆき。
▲23.6.17 東海道本線 真鶴


梅雨の中休み・・・というか、梅雨とは思えないくらいのバリ晴れ(快晴)となった週末の土曜日 (´▽`*)バリハレ♪。いまの時刻はまだ朝の8時前だし、せっかくならばここからさらに近県のほかの路線(例えば伊豆急とか、伊豆箱根鉄道とか)にでも転戦したいところで、おそらく若い頃はそうしていたでしょう ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。駄菓子菓子(だがしかし)けっしてもう若くはない私に徹夜明けは思いのほか体力的にキツくて、さらに撮り鉄を続けようという気力が湧きません (´Д⊂ムリポ。なんとも情けないけど、ここは年相応に(?)無理はせず、おとなしく帰宅してお昼寝しようと思います ((つェ=。)ネモイ…(ホント土曜日でヨカッタ)。
きょうは朝日に照らされた「サンライズ」が撮れただけで、じゅうぶんに“梅雨の中休み”の恩恵を受けられました。


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少しでも節約のため
小田原で小田急線に乗換えます。
新宿ゆきの上り急行電車は
にっこり顔の5000形。
(*⌒―⌒*)ニコチャン

ちなみに真鶴から新宿まで
JRだと1,690円ですが、
小田原から小田急を利用すると
1,150円で500円以上も安い
(JR240円+小田急910円)。
▲23.6.17 小田急小田原線 小田原


真鶴0740-(東海道1564E)-小田原0753~0806-(小田急小田原線急行)-新宿0934




ONE-shot 504 静寂 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 504 静寂

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宵闇が迫るころ
殺風景な工場地帯の終着駅にて
折り返しの電車が
発車の刻を静かに待っています。
帰宅ラッシュがピークとなる夕方には
お勤めを終えた多くの利用者で
ホームも車内も混雑しますが
今の時間はもう落ち着いた様子

(´ー`)マターリ


京浜工業地帯の片隅に所在する
浜川崎(はまかわさき)は
南武線の本線から枝分かれした
支線(浜川崎支線)の終着駅で、
並行して東京貨物ターミナル方面へと続く
貨物線(東海道貨物線)の脇っちょに
一面だけの旅客用ホームが設けられた
独特な雰囲気を漂わせています

( ̄  ̄*)ハマカワサキ

そのホームに停車しているのは
浜川崎支線の専用編成で
ワンマン仕様の205系1000番台

(゚ー゚*)ニマゴ
当線に合わせた二両という短編成化により
中間車だったものを先頭車へと改造したため
お顔(車両前面)のデザインなどは
オリジナル(基本番台)の同系
大きく異なるけれど
それでも首都圏でわずかな存在となった
“国鉄型車両”(国鉄時代に製造)の
貴重な生き残りです。
(*・`o´・*)ホ─


路線距離4.1キロの支線のみを
単順にピストン運行(往復運行)する
地味な“ルーティンワーク”。
それを黙々とこなす205系にとって
ラッシュのピークが過ぎた折り返し時間は
ホッと一息つけるひと時でしょうか。
ε-(´∇`*)ホッ


▲23.6.10 南武線(浜川崎支線)浜川崎



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川崎市川崎区に所在する浜川崎。
当駅は南武線の浜川崎支線のほかに
鶴見線も発着しているのですが
両線のホームは少し離れた位置にあり、
一般道を横断しなければ乗り換えできないという
ちょっと変わった構造をしています。
(・Д・*)ヘェー
ちなみにこれは南武線側の駅舎で
鶴見線の駅(ホーム)は
写真の左手のほうにあります。
o(- ̄*o))))…コッチ

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南武線のホーム脇に
寂しく放置(?)されていた
保線作業用のモーターカー。
(・ω・)ポツン
蔦が絡まった姿にはどこか
哀愁的な味わい深さが感じられて
ついカメラを向けたくなります。
(^_[◎]oパチリ

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日暮れの浜川崎にたたずむ
ワンマン仕様の205系1000番台。
前任の101系から引き継いで
2002年よりおよそ20年間
浜川崎支線にて使われてきた当系ですが、
先日には後継となる新しい車両が配属され
(新潟地区から転属してきたE127系)、
これにより205系は近いうちに
退役となる模様・・・。
(´・ω・`)ショボン
今回はそれを意識しての記録でした。

ちなみに今回のタイトルの「静寂」は
夜の工場地帯の静けさを表したものだけど、
引退する205系のお別れに
多くの鉄ちゃん(葬式鉄)が集まる前の
“嵐の前の静けさ”でもあるかも?
(^^;ゞポリポリ
同業者のみなさん、
ぜひともマナー良く見送りましょうね。




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オマケの一枚。
浜川崎支線と並行している東海道貨物線では
東京貨物ターミナルや川崎貨物駅を発着地とする
貨物列車が頻繁に通過しますが、
この日はなんと
東京メトロ丸ノ内線用の2000系
EF65形電気機関車(2081号機)の牽引で
輸送されてきました。
(゚∀゚)オッ!
メインの「ONE-shot」(一枚目)を撮ったのと
同じ跨線橋の反対側からパチリ。
薄暗い時間の厳しい撮影条件だったけど
これは撮れただけでもラッキーです。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
前回の「ONE-shot」でご紹介した
西武線(西武多摩川線の新101系)に続き
たまたま二週連続で
“甲種輸送”が見られました。





さ、せっかく川崎まで来たのなら
ご当地のソウルフード(?)
“ニュータンタン”を食べて帰ろうっと。
(〃゚¬゚〃)ジュルリ



ONE-shot 503 虫目線 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 503 虫目線

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「休日の河川敷でゴロゴロ〜ゴロゴロ〜
あ〜あ、何か“ネタ列車”でも通んねえかな」
(ずん飯尾さんのネタのパクリw)
ゴロゴロ~((( ⊂⌒~⊃_ω_)⊃ ))ゴロゴロ~


西武線(西武多摩川線)の車両が
工場で検査を受けるために
JRの電気機関車に牽かれて
中央線や武蔵野線を通過する輸送列車
(マニアの間で俗にいう“西武甲種”)。
(゚ー゚*)セーブ

このちょっと面白い組成の列車を
どこかで記録したいと思って
沿線の撮影ポイントを
いくつかまわってみたものの
この日はどうもアングルが決まらない。

列車がスッキリと抜けないとか
光線状態(日あたり具合)が悪いとか
撮影ポイントが混み合っているとか
そういった物理的な理由でなく
こう撮りたいという画のイメージが
まったく湧かないのよね。
(・ω・`)ゞウーン…


お目当ての列車の通過時刻が迫るなか
もう考えるのがめんどくさくなって
河川敷の原っぱにゴロン。
ヾ(⌒(_´-ω-)_ゴロ
けっして投げやりってわけではないけど
そんなアバウトな姿勢で撮った
今回の“ONE-shot”でした。
(('ェ'o)┓ペッコリ45ド

でも、意外と悪くないかも?
(。A。)アヒャ☆


▲23.6.4 中央本線 日野-立川



0605.jpg
ちなみに手前にボカして
ほんのりとしたピンクのアクセントは
このお花(野草)です。
アカツメクサ・・・だっけ?
σ(゚・゚*)ンー…





ONE-shot 502 回想列車 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 502 回想列車

0601.jpg
入梅間近でどんよりした空のもと
(関東地方の梅雨入りはまだなのよね)
艶やかに色づいた花鞠の向こうを
“青葉色”の新幹線が横切ってゆく。

東北新幹線開業時(1982年)の
200系をイメージした
リバイバルカラーのE2系(J66編成)
(゚ー゚*)リバイバル
開業当時から使われている「やまびこ」は
今もお馴染みの愛称(列車名)ですが
(実際にこの列車も「やまびこ146号」)、
この懐かしい緑色の新幹線を見ると
無くなって久しい「あおば」を思い出します。
(´ー`)アオバ


かつて東北新幹線の愛称は
速達列車で盛岡発着の「やまびこ」に対して
各駅停車でおもに仙台発着だったものを
「あおば」としていましたが、
1997年に行なわれた列車名の整理によって
緩急に関わらず東京〜仙台・盛岡の列車は
愛称を「やまびこ」に統一*。
そこで「あおば」は消滅してしまいました。
(´・ω...:.;::..サラサラ...
ちなみに全国に数ある新幹線の愛称で
過去帳入りしてしまった(消えてしまった)のは
わずか二例しかないそうです
(あとは上越新幹線の「あさひ」)。


「はやぶさ」や「かがやき」(北陸新幹線)なども
スピード感があって新幹線にマッチした
カッコいい愛称だけど、
「あおば」は杜の都の情景が思い浮かぶような
旅情と郷愁が感じられる
やさしい印象の愛称だったよなぁ。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


あ、季節物の紫陽花で
記事をまとめようとしていたのに
シンカンセンのお話しになっちゃった。
(^^;)ゞポリポリ


▲23.6.3 東北新幹線 大宮-上野


(* なお現在の東北新幹線の愛称は
東京〜新青森・新函館北斗が「はやぶさ」
東京〜仙台・盛岡が「やまびこ」
東京〜那須塩原・郡山が「なすの」
盛岡〜新函館北斗が「はやて」に分けられます)



常磐線・・・フレッシュひたち復刻色 撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2023.05.27 常磐
リバイバル“フレッシュひたち”
E657系 撮影
 
 
初夏の候、暦は皐月から水無月へ (゚- ゚)ミナヅキ。
そろそろ入梅が近いことを伺わせるように、ここ数日の関東地方はスッキリと晴れる日が少なく、さらにこの先の週間天気を見ても“おひさまマーク”(晴れ)よりも“雲マーク”(曇り)や“傘マーク”(雨)のほうが多い感じ σ(・∀・`)ウーン…。そんな予報状況のなか「貴重なお洗濯日和となるでしょう \_(’∀’*)ココ重要!」とテレビの“お天気お姉さん”が言われていたのが、5月最後の週末となる27日の土曜日 (*゚ω゚)ホゥホゥ。
洗濯日和は“撮り鉄日和”でもある!?(゚∀゚)アヒャ☆ この貴重となりそうな晴天日を活かして、鉄ちゃんのあいだで最近ちょっと話題となっている列車を撮ろうと思い σ(゚・゚*)ンー… 、私は都内から茨城県のほうへと路線が伸びる、常磐線(じょうばんせん)を訪れてみることとしました ...(((o*・ω・)o。


5月27日(土)

昨夜に降っていた雨は上がり、やや薄雲が空を覆っているものの、きょうは朝から予報どおりの晴天 (・∀・)ハレタ。
いつもの撮り鉄へ出かける時よりも少し遅めの9時過ぎに東京駅を出発する私が乗るのは、上野東京ライン経由で常磐線に直通する土浦(つちうら)ゆき快速列車です ( ̄▽ ̄)ジョーバソセソ。


0001.jpg
東京駅のホームに入ってきた
上野東京ラインの列車は
常磐快速線に直通する土浦ゆき。
交直両用型車両のE531系が
使われています。
( ̄  ̄*)ゴーサンイチ
▲東海道本線 東京


都心から千葉、茨城、福島の各県を北上して、最終的に宮城の仙台へと至る常磐線は(正式な路線区間は日暮里〜岩沼)、途中の取手(とりで)と藤代(ふじしろ)の駅間を境に電源の方式が直流から交流に変わるため、取手までの区間列車には直流型車両のE231系が、取手より先に行く列車には交直両用型車両のE531系が使われており、これから乗車する土浦ゆきは後者のほう。
そしてこのE531系の車体は通常、白地(側面はステンレス地)に青色の帯を巻いたものが標準仕様で、東京駅のホームに入線してきた当系も先頭車を見る限りではとくに変わった様子はない・・・ように思われましたが ( ̄  ̄*)ゴーサンイチ、標準仕様なのは15両編成中の前5両(付属編成)のみで、後方の10両(基本編成)は前面や帯色が濃いピンク色(ローズピンク)となった、通称「赤電」ではありませんか!(*゚ロ゚)ハッ!


0002.jpg
乗車するE531系は
後方(上り方)の10両が“赤電”仕様!
(゚∀゚*)オオッ!
これは運用を調べて狙った?
いや、ホントにたまたまなんです。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲東海道本線 東京


以前にも何度か拙ブログでご紹介していますが、この“赤電仕様”のE531系は所属基地である“勝田車両センター(旧・勝田電車区)の操業60周年”の記念企画として、国鉄時代(1985年以前)の常磐線や水戸線で普通列車に使われていた昔の車両(401系や403系など)の車体色を現行のE531系に再現したという“復刻色”で、そのローズピンクに塗られた赤い色の電車はオリジナルの当時から「赤電」と呼ばれていたもの ( ̄▽ ̄)アカデソ。
そんな赤電を復刻したE531系は、2021年に5両編成(ワンマン仕様の付属編成)のうちの一本(K451編成)へ施され、おもに常磐線の土浦以北や水戸線で使用されていたのですが (゚ー゚*)ミトセソ、ファンや利用者のご好評につき(?)今年(2023年)の4月からは常磐線の土浦以南でおもに使用される10両編成(グリーン車を組み込んだ基本編成)のうちの一本(K423編成)にも同仕様が登場し、都心の近郊でも遭遇する機会が増えました (゚∀゚*)オオッ!。それでも赤電は全25本の基本編成のなかでわずか一本だけの存在ですから、とくに運用を調べたりすることなく、適当に乗った列車(1147M)でたまたま出会えたのはラッキーだと言えるでしょう (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
なお、きょうの私が常磐線の撮影に訪れるのはこの赤電が目的ではないのですが、タイミングが合えば沿線で撮ることができそうです (・∀・)イイネ。


0003.jpg
防風柵で川面はよく見えないけど、
大河の利根川を渡ると茨城県です。
( ̄▽ ̄)イバラキ
▲常磐線 天王台-取手(車窓から)

0004.jpg
茨城県の取手で下車。
土浦方面に向かって発車する赤電を
ここで見送ります。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
たぶん当編成は一時間後くらいに
折り返しの上り列車で戻ってくるハズ。
▲常磐線 取手


沿線の柏(かしわ)に実家があり、個人的にとても馴染みの深い常磐線。その下り列車に揺られて東京からおよそ50分、茨城県に入って最初の駅の取手で私は列車を降ります (・ω・)トーチャコ。
当駅が私の目的地とする撮影ポイントの最寄駅で、乗ってきた「赤電」を見送ってから改札口のほうへ向かってホームを進んでいたところ、ふと耳に入ったのは反対側の上りホームに流れた「まもなく列車が通過します」との案内放送。それに反応して目をやると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


0005.jpg
緑色のラインが入った特急列車が
取手の上りホームを通過。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
えっ!これは「フレッシュひたち」!?
Σ(゚∇゚ノ)ノ エッ!?
▲常磐線 取手


グリーンレイク、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ばびゅーんと高速で通過したのはE657系による定期列車の特急「ひたち6号」(品川ゆき)なのですが、それに使われていた当系の車体色はほんのりと赤味を帯びた白色がベースという見慣れた標準仕様の塗色ではなく、裾(車体下部)の鮮やかな緑色が印象的なカラーリングです (゚ω゚)ミドリ。
なんだか先ほどの「赤電」と似たような展開が続きますが、実はこの緑色のE657系も過去の列車をイメージした復刻色のひとつで、こちらは茨城県の観光キャンペーン(茨城デスティネーションキャンペーン=茨城DC)における企画の一環に、ちょうど10年前の2013年まで常磐線の特急「フレッシュひたち」として運転されていた当時のE653系の車体色を現行のE657系に再現したもの ( ̄∇ ̄)フレッシュ。


230204.jpg
これは今年の2月に撮影した
色違いのE657系がすれ違うシーン。
(^_[◎]oパチリ
左が当系オリジナルの標準色(K3編成)で
右が「フレッシュひたち」時代の
E653系を再現した、
「グリーンレイク」カラーのK17編成です。
▲23.2.4 東北本線 上野-鴬谷

0050.jpg
101121.jpg
緑だけでなく赤、橙、青、黄と
全5色のカラーバリエーションがあった
特急「フレッシュひたち」のE653系。
何色が来るのか楽しませてくれました。
(*´v`*)カラフル♪
▲▲05.12.29 常磐線 取手-藤代
▲10.11.21 常磐線 南柏-北小金


しかも、「フレッシュひたち」時代のE653系は沿線地域(茨城や福島の各地域)をテーマにしたカラーバリエーションが全部で5色もあり(緑、赤、黄、青、橙)(゚ー゚*)カラバリ、なんとE657系に施される復刻色もその全ての色を5編成で再現するというのですから、そのこだわりようには驚かされます エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。観光キャンペーンのオープニングとなる10月までに全色が出揃う予定となっているなか、現時点(5/27現在)で登場しているのは緑と赤、黄色の3色 (・o・*)ホホゥ。それらが常磐線の特急「ひたち」や「ときわ」の運用へランダムに就いていて、今回はこれを撮ることが常磐線を訪れた私の目的です (´ω`)ナルヘソ。
なお、各復刻色の運用はとくにJRからは公開されておらず、きょうの私はSNSの目撃情報などを参考にして“黄色編成(K2編成・イエロージョンキル)”の運用は事前に把握していたのですが []o(・_・*)チェック、たまたま取手で“緑編成(K17編成・グリーンレイク)”の運用も確認できたのはラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。いま「ひたち6号」で品川へと上った緑編成は、折り返し「ときわ59号」(勝田ゆき)で下ってくるハズ。


0006.jpg
茨城県取手市に所在し
同市の中心駅である取手。
こちらの西口は
駅ビルが併設されています。
当駅には乗ってきた常磐線のほか
水海道、下館方面へ向かう
地方私鉄の関東鉄道常総線も発着。
▲常磐線 取手


東京0918-(常磐1147M)-取手1006


茨城の取手と聞くと高校野球好きの方は、県立高校として1984年の夏に全国制覇を果たした“取手二高”(取手第二高校)を思い出すかたがおられるのではないでしょうか (´ω`)ナツカシス。でも、駅のすぐそばにあるのは“二高”でなく“一高”。その学校の脇を通り抜け、住宅街の道を北東のほうへ向かって歩き進むと ...(((o*・ω・)o、やがてのどかな田園風景が広がります (゚∀゚)オッ!。


0007.jpg
駅から歩いて30分弱、
私がやってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
下の農道や上を跨ぐ陸橋から
田園風景を走る常磐線が撮れます。
▲常磐線 藤代-取手


広大な田園のなかにまっすぐと伸びる常磐線の線路。まわりに建物などが少なくて視野がひらけているこの場所は、長い編成の列車でも全体をスッキリと撮ることができる手軽な好撮影地で、取手と藤代の駅間に位置することから撮り鉄のあいだでは“トリフジ”などと呼ばれています (゚ー゚*)トリフジ。
珍しい臨時列車などが走るときには多くのファンが集まる当地ですが、きょうはとくにこれといった“大ネタ”がないからか、見渡す限りだと私のほかに同業者の姿はありません (・ω・)ポツン。なお、私の目的である「フレッシュひたち」の復刻色は日常的に走っている定期列車のひとつに過ぎないので、“小ネタ”といったところか ( ̄  ̄)コネタ。


0008.jpg
早苗が並ぶ水田に姿を落として
特急「ひたち」が快走。
ノーマルな標準色のE657系は
ベースカラーが真っ白に見えますが、
実際はほんのりと赤みを帯びた白色です。
また側窓下の赤いアクセントは、
水戸偕楽園の紅梅をイメージしたもの。
▲常磐線 取手-藤代


この撮影地は線路脇の農道や線路の上を跨ぐ陸橋などから幅広く、いろいろなアングルや撮り方が選べますが (・∀・)イイネ、まずは先ほど取手の駅で見送った「赤電」の折り返し(1164M)を、農道からのアイレベル(ローアングルやハイアングルでなく標準的な目線の高さ)で狙ってみようと思います。


0009.jpg
初夏の日差しを浴びて
鮮やかに発色するローズピンクのお顔。
常磐線のお立ち台(定番撮影地)として
昔からファンに親しまれているトリフジを
“令和の赤電”が走りゆきます。
▲常磐線 藤代-取手


赤電が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
昭和の頃に走っていた401系の赤電を、スタイルがまったく違う現行のE531系で再現 ( ̄▽ ̄)アカデソ。その赤いお顔(車体前面)を初めて目にしたときには違和感ありありで、復刻を懐かしむというよりはむしろ新鮮に思えたものでしたが、初見から一年以上が経った今ではだいぶ見慣れてきた印象 σ(゚・゚*)ンー…。国鉄時代に交直両用型を表す色として車体色に採用されていたローズピンク(赤13号)は、くすんだような色合いが“野暮ったい”などと昔は言われたそうだけど、いま見ると意外とシックで上品な色に感じます (・∀・)オサレ。
そんな当編成は前面にインパクトがあるので、そこを強調した撮り方をしてみました (^_[◎]oパチリ。


0010.jpg
続いてやってきたのは陸橋の上。
ここから線路を見下ろします。
(「゚ー゚)ドレドレ
側壁が低いのはありがたく
また橋の両側に備えられた歩道は
道幅が広く作られていて
立ち止まってカメラを構えていても
通行の邪魔にはならなそうです。


「赤電」を撮った農道から、次は跨線橋(陸橋)の上へと移動 コッチ…((((o* ̄-)o。
お目当ての「フレッシュひたち」復刻色は、そのカラーリングによる編成美を表したいと思い、橋上から列車の全体が収まるように狙ってみようと思います (・∀・)イイネ。南北に伸びる線路を東西方向に跨ぐ陸橋はどちら側からでも列車が撮れるけど、午前の今は東側(上り線側)が順光。


0011.jpg
ちょっと霞み気味だけど、
陸橋上から望めたのは
ご当地のシンボル的な存在で
標高877mの筑波山。
県内で二番目に高い山ですが
日本百名山のなかでは
標高がいちばん低い山です。
( ̄。 ̄)ヘー


この陸橋が架けられた(竣工した)のは今から8年前の2015年で、まだ新しさを覚えます (゚ー゚*)おニュー。
それ以前のトリフジは今よりも景色がさらに広く感じられた印象で、陸橋の架橋工事が始まったころには「ああ、ここに橋ができたらトリフジのアングルも大きく変わっちゃうかなぁ、最悪だともう撮れなくなるかも・・・」なんて、個人的に懸念したものでしたが σ(・ω・`)ウーン…(あくまでも“撮り鉄目線”によるもの)、実際に当橋が完成してみると既存の定番位置からのアングルにさほど影響はなく ε-(´∇`*)ホッ、それどころかその橋の上からも高い目線で常磐線をスッキリと見下ろすことができるという、新たな“撮り鉄スポット”の誕生となったのです (゚∀゚*)オオッ!。
そんな“お立ち台”的な陸橋の上で待つことしばし、はじめにやってきた「フレッシュひたち」復刻色はこちらのカラー。


0012.jpg
のどかな田園風景にマッチした
緑色の「フレッシュひたち」復刻色。
霞ケ浦の湖面をイメージした
「グリーンレイク」と呼ばれる
カラーリングです。
▲常磐線 藤代-取手(後追い)


ミドレンジャーが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
先ほど取手の上りホームで見かけた“緑編成”こと「グリーンレイク」の復刻色(K17編成)が終点で折り返し、特急「ときわ59号」となって下ってきました (=゚ω゚)ノ゙オカヘリ。E657系としては新鮮なカラーリングと、それを10両も連ねた整然な編成美を目にして、思わずテンションが上がります 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちなみに現在の常磐線の特急列車は、品川〜いわき、仙台の間で長距離運行される「ひたち」と、品川、上野〜土浦、勝田、高萩の短距離で「ひたち」をサポートするように設定された停車駅の多い「ときわ」の二列車に分けられるのですが ヒタチ(゚ー゚*)トキワ、前者はひと昔前まで651系を使った「スーパーひたち」、後者はおもにE653系を使った「フレッシュひたち」を名乗っていたため、いまの“緑編成”のように「ときわ」として走る復刻色は、まさに運用上でも「フレッシュひたち」の再現といった感じでしょうか ( ̄∇ ̄)フレッシュ。まあ、写真で撮った見た目には「ひたち」も「ときわ」も区別がつかないんだけどね (。A。)アヒャ☆。
そんな“緑”が下り線を通過したのちにしばらくすると、やはり「ときわ(66号)」として上り線のほうに現れたのは、こちらの復刻色。


0014.jpg
のどかな田園風景に映える
黄色の「フレッシュひたち」復刻色。
ひたちなか海浜公園に咲く
黄水仙の花をイメージした
「イエロージョンキル」と呼ばれる
カラーリングです。
▲常磐線 藤代-取手


キレンジャーが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
SNSの目撃情報などを参考に把握していた運用のとおりにやってきた、“黄色編成”こと「イエロージョンキル」の復刻色(K2編成)(=゚ω゚)ノ゙ヤア。先の“緑編成”とほぼ同じアングルで撮ったことで、それぞれのカラーによる印象の違いが感じられるのではないかと思います。落ち着いた緑も素敵だけど、明るい黄色もまたいいですね (・∀・)イイネ。
ただ惜しいのは、この時間帯の上空には雲が広がり、通過のタイミングで太陽を隠されてしまったのが残念 (・ε・`)チェ。“サンカラー(SUN Color)”の黄色だけに、きれいな日差しを受けた状態で撮りたかったところ。


0013.jpg
雲が広がりだしたお空。
雨が降る心配はなそうだけど
写真的には日差しが欲しい。


さて、ここまで緑と黄色の「フレッシュひたち」復刻色を効率よく撮影できましたが、できれば現段階で稼働している3色のうちのもう一色である“赤編成(K12編成・スカーレットブロッサム)”も撮りたくなります σ(゚ー゚*)アカ…。
そこで再びSNSによる目撃情報などをチェックしてみると []o(・_・*)チェック、朝の時点で不明だった“赤編成”はどうやら、福島県のいわきを始発駅とする上りの「ひたち16号」に就いているらしい (・o・*)ホホゥ。それがこのトリフジに到達するのは、今からおよそ二時間後の15時ごろ・・・( ̄  ̄;)ニジカン。ちょっと、いやかなり時間が空くけれど、それでも撮りたいものが確実にやってくるのならば、しばらく待ってみましょうか (゚- ゚)ワタシマツワ。拙ブログで少し前にも同じようなことを書いた気がしますが、“撮れるときに撮っておく”は撮り鉄における“鉄則”です (-`ω´-*)ウム。


0015.jpg
「赤電」ふたたび。
下り列車で戻ってきたところを
今度は引き画で撮ってみましたが
やっぱりこの電車はアップ目のほうが
インパクトありますね。
( ̄▽ ̄)アカデソ
なお午後が順光となる橋の西側から撮ると
背景にはガスタンクが写り込みます。
これもまたトリフジらしさかも。
▲常磐線 藤代-取手(後追い)

0020.jpg
EH500形電気機関車(51号機)が
煉瓦色のタンク車(タキ1200形)を連ねた
常磐線名物の通称「安中貨物」
( ̄  ̄*)アンナカ。
精錬所から“亜鉛焼鉱”なるものを運ぶ
特殊な貨物列車です。
▲常磐線 藤代-取手


いったん近くのコンビニへ行って昼食(総菜パンね)を調達し、「フレッシュひたち」復刻色の“赤編成”が来るまで同地で撮影を続行。その間には先ほど上っていったE531系の「赤電」が下り列車(1167M)として戻ってきたり (=゚ω゚)ノ゙オカヘリ、常磐線名物として知られる特殊な専用貨物列車の通称「安中貨物」(5094レ)がやってきたりと ( ̄  ̄*)アンナカ、意外と退屈することはありません (^_[◎]oパチリ。
そして赤電と同様に上っていった「フレッシュひたち」復刻色の“黄色編成”もまた、いわき行きの「ひたち15号」として下ってくるので、今度こそ翳られずにいい陽あたりで撮れるかと期待したのですが・・・(`・ω・´)リベンジ!


3456.jpg
黄色を着飾ったお洒落なE657系が
ときわ路(常磐路)に明るさを振りまいて
一路、いわきを目指します。
▲常磐線 取手-藤代


ああ、まんだーら・・・(´д`;)アウ…。
先頭車にはかろうじて日が当たっているものの、流れ雲の悪戯が編成の後方を翳らせてしまいました “o(-ω-;*)マソダーラ…。ううむ、個人的に黄色は好きな色なのに、どうも“黄色編成”とは相性がよくないみたいだなぁ・・・(・ε・`)チェ。いつか良好な光線状態でリベンジしたいところです。
気を取り直して、お次はいよいよ“赤”の番 (*`・ω・´)-3フンス!。黄色の時のように翳られないか、雲の流れがちょっと気になるところですが (゚ペ)ウーン…、今度は日が差しているタイミングで列車の接近を知らせる踏切の警報器が鳴動 (゚∀゚)オッ!。これはイケそう(大丈夫そう)だ。


0021.jpg
赤いのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

0022.jpg
初夏の田園を颯爽と駆ける
赤い「フレッシュひたち」復刻色。
水戸偕楽園の紅梅をイメージした
「スカーレットブロッサム」呼ばれる
カラーリングです。
▲常磐線 藤代-取手


アカレンジャーも撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
真打ち登場!・・・って、この編成だけを特別視するワケではないけれど、だいぶ待たされただけにそう言いたくなります (=゚ω゚)ノ゙オマタヘ。ファインダーを覗きながらグッと引き付けて、その凛々しい横顔を狙い撃ち【◎】]ω・´)パチッ!。ここまで「フレッシュひたち」復刻色は編成の全体を収めた似たようなアングルの画が続いていたので、ラストは思い切って先頭部アップの流し撮りにトライしてみました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。今度は陽あたりも申し分なく満足のいく一枚となり、待った甲斐があったというものです (+`゚∀´)=b OK牧場!。

これにて「フレッシュひたち」復刻色を目的とした本日の撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。
当初は二時間くらいの撮影を考えていたのですが、“赤編成”を待ったことで結果的に同地へ四時間も居座ってしまい、頭に帽子はかぶっていたものの、半袖でむき出しだった腕などはすっかり日焼けしてしまいました (ノ∀`)アチャー。


0023.jpg
撮影を終えて戻ってきた取手駅。
来たときに出場したのは
駅ビルのある西口でしたが、
帰りは東口の改札から入場。
(*・∀・)つ[西瓜]ピッ☆
▲常磐線 取手


梅雨入り前の貴重な晴天日だと聞いて背中を押され、かねてより気に留めていた「フレッシュひたち」復刻色のE657系を撮りに訪れた常磐線 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
タイミング悪く日が翳ったり、ちょっと待たされる時間もあったりしましたが、“フレッシュ、フレッシュ、フレ〜ッシュ”・・・と“夏の扉を開ける”今の時期にふさわしく(?)(゚∀゚)アヒャ☆、現時点で稼働している緑、黄、赤の3色をすべて撮ることができ、また、たまたまながら「赤電」を復刻したE531系にも出会えて、収穫の多い撮影となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
10年ほど前まで走っていたE653系「フレッシュひたち」の復刻色は今みても、個人的にさほど懐かしさを感じなかったけど σ(゚・゚*)ンー…、現行のE657系に施された同色は意外と違和感なく似合っており、それぞれの色が沿線の景色に映えて目を楽しませてくれました (・∀・)イイネ。今後に登場する予定の“青編成”(いわきの塩谷崎海岸をイメージした「ブルーオーシャン」)や“橙色編成”(奥久慈の紅葉をイメージした「オレンジパーシモン」)も機をみて、また撮影に訪れたいと思います。


0024.jpg
取手のホームにちょうど停車していた
品川ゆき上り快速列車は・・・
うはっ!また赤電だ!
w( ̄▽ ̄*)wワオッ!
▲常磐線 取手


さて、撮影地のトリフジから取手の駅に歩いて戻ったところ、乗車する上り方面の列車がタイミングよくすぐに来るようなので、ちょっと急ぎ目にホームへの階段を駆け上がると、すでにそこへ停まっていたのはまたしても例の「赤電」じゃありませんか w( ̄▽ ̄*)wワオッ!。これもとくに狙ったワケではないのですが、先ほど跨線橋で撮った下り列車がちょうど折り返してくる頃合いでした (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
そしてさらに、乗車した「赤電」の品川ゆき快速列車(1190M)は途中の我孫子(あびこ)で後続の特急列車を待避(通過待ち)。その追い抜くほうの特急「ときわ72号」には「フレッシュひたち」復刻色の“緑編成”が就いており、帰路でもいろいろと楽しませてくれました ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ(もしあと40分ほどトリフジで撮影を粘っていたら、赤電と緑編成がもう一度撮れたな・・・(^^;)ゞポリポリ)。


0025.jpg
赤電の快速列車が
我孫子で道を譲った特急「ときわ」は
「グリーンレイク」編成。
(゚ω゚)ミドリ
我孫子でホームに降りたのなら
当駅名物の唐揚げそば”
食べていくとしますか。
(゚
¬゚*)ジュルリ
▲常磐線 我孫子


取手1534-(常磐1190M)-我孫子1541
我孫子1557-(常磐1582H)-上野1630





☆オマケの赤電★


0040.jpg
昭和の赤電、401系。
(私の父が撮影)

0041.jpg
令和の赤電、E531系。
(ワタクシが撮影)。

ウン十年の時を経て、
二枚とも同じ南柏のホームにて。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。