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ONE-shot 542 懐古列車 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 542 懐古列車

5120.jpg
水田や芋畑、麦畑が広がる農地に
まっすぐ敷かれた鉄路を
ディーゼル機関車に牽かれた列車が
コトコトと走りゆく。
コトコト...(((o*・ω・)o


先日の拙ブログでお伝えした
上越線の「新潟駅開業120周年号」
EF64形電気機関車が
6両の客車(旧客)を連ねたもので
それはかつて昭和の国鉄時代に走っていた
電化幹線(本線)の普通列車(客車列車)
を彷彿とさせるイメージでした。
(´ω`*)ナツカシス

いっぽう今回ご紹介する
DE10形ディーゼル機関車が
3両ほどの茶色い客車(50系)を従えて
非電化の単線を進みゆくさまは
これがまた国鉄時代に
地方のローカル線(地方交通線)などで見られた
鈍行列車のような雰囲気を覚えます。
( ̄∇ ̄)シブイ

ちなみにこの列車は
茨城の下館と栃木の茂木の間をむすぶ
真岡鐡道(もおかてつどう)
土休日を中心に運行される
蒸気機関車の観光列車
「SLもおか号」の運行に備えて
それに使用する客車(とSL)を事前に
車庫から始発駅へと送り込む
回送列車を捉えたものなのですが
(いわゆる“送り込み回送”)
( ̄  ̄*)カイソー
世代や趣向によっては
蒸気機関車が牽く本来のSL列車よりも
ディーゼル機関車が務める回送列車のほうに
先述したローカル線の鈍行列車っぽい印象の
味わい深さを感じるファンも少なくないようで
かくいう私もその一人。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

SL列車のための回送*ではあるものの
令和の現代にこのような懐古感漂う列車が
シーズン中はほぼ毎週末に見られるなんて
嬉しいことです。
人≡∀≡*)アリガタヤ アリガタヤ
*なおSL列車のあとに設定される
入庫のための下り列車では客扱いを実施)


この日の撮影者は私ひとりだけだった跨線橋で
その下を列車が通り過ぎる際に手を振ると
機関車が・・・というか機関士さんが
“ピッ!”という短笛を返してくれました。
ワーイ♪(*´▽`)ノシ


▲24.5.12 真岡鉄道 折本-下館二高







5121.jpg
車体側面の帯色が最近
から白へ塗り替えられた
「SLもおか号」用の50系客車

(゚ー゚*)シロ

白いほうが目立って
いいアクセントになっていると
個人的には思います。
(・∀・)イイネ