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北大阪急行・・・箕面萱野延伸 乗車記 [鉄道乗車記]

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2024.07.28 北大阪急行
開業から4ヶ月の初乗車!
南北線延伸区間 乗車記
 
 
暑中お見舞い申し上げます。
ホントに猛暑・・・いや酷暑の日が続いていますね 。゚(A′□`;)qアチィィ・・・。

そんななか毎年のことですが、業務の都合でお盆の時期に仕事を休めない私は、今年も皆さんよりちょいと早く、7月の末から8月のアタマにかけて数日間の夏季休暇を取得 (´▽`*)ナツヤスミ♪。鉄道好きの“鉄ちゃん”としてはこのお休みを利用して、どこかへ“鉄旅”(鉄道旅行)に出かけたいと思います (・∀・)イイネ。
また、今シーズンはなぜかリリース(販売告知)が例年よりも遅くて (・・?)アリ?、私を含む多くの愛好者(おもに“乗り鉄”の人たち?)がその存廃を気にしていた (´・д・`;)ハラハラ、“JR全線の普通列車および快速列車が一日じゅう乗り放題”となる、おなじみの「青春18きっぷ」も無事に発売され ε-(´∇`*)ホッ、それをウマく(セコくw)活用したいところ。
私にはこの“18きっぷが使える期間の休暇”という機会で乗りに行きたい・・・いや、行かなければならない(?)路線が一か所あり (-`ω´-*)ウム、せっかくならそれを目的の軸にして、ほかにもいくつかの路線をめぐる旅程を計画してみました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。

全国的に梅雨が明けた地域は多いものの(出発日の7月28日現在)、まだ梅雨前線の動向によっては天候状態が不安定な今の時期(山形や秋田などを襲った豪雨災害には謹んでお見舞い申し上げます)、旅先の目的地が安定した晴天に恵まれてくれるといいなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。


7月28日(日)


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早朝5時過ぎの東京駅。
('-'*)オハヨ
E233系が最初のランナーで
東海道線の沼津ゆき普通列車です。
▲24.7.28 東海道本線 東京

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静岡県の三島で乗り継いだ
当駅始発の静岡ゆき普通列車は
セミクロスシート仕様の313系。
( ̄  ̄*)ボックスシート
▲24.7.28 東海道本線 三島

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東田子の浦付近では車窓から
夏富士の姿がきれいに拝めました。
(´▽`*)フジサソ
きょうも暑くなりそうだなぁ。
▲24.7.28 東海道本線 原-東田子の浦
(車窓から)


都内にある自宅の最寄駅を早朝の初発列車で出発し (*´0)ゞ。oOフワァァ…、東京駅から東海道線に乗ると、その先は何本かの普通列車や快速列車を細かくつないで、ひたすら西へ西へと進みます ...(((o*・ω・)o。
ちなみに接続する各列車の乗換時間はわずか数分ほどとけっこうタイトで(10分以上の乗り換え時間があるのは大垣ぐらい)ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、とくに8時半ごろに通ることとなる静岡付近では、平日だと通勤や通学ラッシュの時間帯にあたって車内がけっこう混雑し、またそれによって列車が遅延する可能性も低くないため、2分しかない静岡での乗り換え時間にいつもハラハラさせられるのですが (`・v・´;)ドキドキ(このギリギリのスリルを味わうのも“18旅”の醍醐味か!?w)、日曜日のきょうは静岡付近を含めてどの列車もさほど混むことなく落ち着いており、遅れの無い定時運行で各駅の乗り継ぎもスムーズにおこなえました ε-(´∇`*)ホッ。


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静岡ではわずか2分間で
当駅始発の浜松ゆき普通列車に乗り継ぎ。
おなじホームによる対面接続です。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
315系の新製投入により
数を減らしつつある211系でした
(後ろの上り方は313系を併結)。
▲24.7.28 東海道本線 静岡

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浜松でも2分の接続で
当駅始発の大垣ゆき特別快速に乗り継ぎ
(ここもおなじホームによる対面接続)。
座り心地がよくて車窓も見やすい
転換クロスシート仕様の313系です。
(o ̄∇ ̄o)テンクロ
▲24.7.28 東海道本線 浜松

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さらに岐阜県の大垣で
当駅始発の米原ゆき普通列車に乗り継ぎ。
こちらも211系と同様に
さいきん数が減っている311系です。
運転間隔が開いてボトルネックとなる
この区間(大垣〜米原)では
ホームが混んでいるように見えますが
私は窓側の席に難なく座れました。
ε-(´∇`*)ホッ
▲24.7.28 東海道本線 大垣

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関ヶ原を越えると
列車の車窓に望めるのは
どっしりとした雄大な山容が印象的で
日本百名山のひとつである伊吹山
( ̄  ̄*)イブキ
▲24.7.28 東海道本線 近江長岡-醒ヶ井
(車窓から)

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そして米原では4分の接続で
京都、大阪方面へ向かう
姫路ゆき新快速に乗り継ぎ。
車両はJR西日本の225系です。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
ちなみにここから京都までの東海道線には
“琵琶湖線”の愛称が付けられています。
(京都〜大阪はJR京都線
大阪〜神戸・姫路はJR神戸線)
▲24.7.28 東海道本線 米原


静岡、愛知、岐阜の各県を順調に通り過ぎて、地理的には近江(滋賀県)の名山である伊吹山を見ると、また鉄ちゃん的には米原からJR西日本の225系(新快速列車)に乗ると、関西圏へ到達した実感がわいてきます (´ω`)シミジミ。
東海道新幹線の「のぞみ」ならば東京から2時間半で行けるところを、東海道線の乗り継ぎでおよそ8時間半もかけて私がやってきたのは、大阪の新大阪 (゚ー゚*)シン・オーサカ。


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東海道・山陽新幹線の発着駅でお馴染み
新大阪で下車。
(・ω・)トーチャコ
ここまで8時間も列車に乗ってきたのに
姫路ゆきを見送るのがなんとなく
惜しく感じます(笑)
▲24.7.28 東海道本線 新大阪


東京0520-(東海道321M)-三島0721~0729-(743M)-静岡0829~0831-(5741M)-浜松0942~0944-(5117F特別快速)-大垣1147~1211-(3213F)-米原1246~1250-(3467M新快速)-新大阪1408

さて、ここからが本題か。
東海道線(JR京都線)で大阪のひとつ手前(上り方)に位置する新大阪といえばやはり、東海道・山陽新幹線の発着駅としての印象が強く ( ̄  ̄*)チンカンテン、新幹線を利用すると当駅を介して大阪市内や関西の各地、各方面へ向かわれる人が多いのではないかと思われます (゚ェ゚*)ウンウン。その新大阪から市内中心部などへの手軽な移動手段のひとつとして挙げられるのが、JRの路線以外で唯一当駅に乗り入れている、大阪メトロ(旧・大阪市営地下鉄)の御堂筋線(みどうすじせん)。
「18きっぷ」を提示してJRの有人改札を出場した私は、多くの人でごったがえす駅の構内を“御堂筋線のりば”のほうへ向かって進みます コッチ…((((o* ̄-)o(コンコースの一角にある“551”の匂いに惹かれるなぁw)。ホントそれにしても東京の繁華街もそうだけど、大阪も外国人観光客がたくさん来られていますね ヘロー!( ゚ゝ゚)ノ。


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JR新大阪駅の西側に隣接する
大阪メトロ御堂筋線の新大阪駅。
(゚ー゚*)チカテツ
両駅間の乗り換え所要時間は
慣れていれば5分程度
不慣れな人は10分くらいは
考えていたほうがいいかも知れません。
▲24.7.28 大阪メトロ御堂筋線 新大阪


赤いラインカラーでおなじみの御堂筋線は、新大阪から南下する電車(下りのなかもず行き)に乗ると、梅田、淀屋橋、本町、心斎橋、なんば、天王寺など、その名のとおり大阪市中心部のメインストリートである御堂筋沿いの繁華街を南北に通るという、大阪メトロのなかでもとくに主要な位置づけの路線です (・o・*)ホホゥ。んじゃ、さっそくその御堂筋線に心斎橋あたりまで乗ってって、道頓堀で“食いだおれ”としゃれこみますか (σ´∀`)σイイネ♪・・・と言いたいところだけど、私が新大阪から乗るのは梅田や心斎橋方面の南行ではなく、逆のほうへ向かう北行の上り電車 (´・ω`・)エッ?。
手持ちのICカード乗車券(私の場合はSuica)を自動改札機に“ピッ”とタッチして入場すると、乗車待ちの人の列が幾重にもなって混雑している南行側の1番ホームに対し、待っている人がまばらな北行側の2番ホームへまもなく入ってきた御堂筋線の30000系 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。その前面には私にとって新鮮に感じる“箕面萱野”の行き先が表示されています (=゚ω゚=*)ンン!?。


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地下鉄路線の御堂筋線ですが
新大阪は地上にある高架駅です。
そのホームへ入線にしてきた
箕面萱野ゆき電車は
当線で最新形式の30000系。
▲24.7.28 大阪メトロ御堂筋線 新大阪


御堂筋線は先述したとおり、梅田やなんば、天王寺など大阪市の中心街を通る地下鉄ですが、その詳細な路線区間は大阪市の北に隣接する吹田市の江坂(えさか)と大阪市の南に隣接する堺市の中百舌鳥(なかもず)のあいだの24.5キロを結ぶものであり (*゚ェ゚)フムフム、また北側の終点(路線的には起点)の江坂ではそこからさらに北方へ伸びる、準大手私鉄(大阪府などが出資する第三セクター鉄道)で北大阪急行電鉄の南北線と直通運転を行っています ( ̄。 ̄)ヘー。
つまり私が乗った北行電車の箕面萱野(みのおかやの)ゆきは途中の江坂までが御堂筋線で、そこから先は北大阪急行線の列車となります (゚ー゚*)キタキュー(なお正式な路線名は北大阪急行電鉄の“南北線”だけど、一般的には“北大阪急行線”や“北急”と称されることが多く、本記事でも北大阪急行線で通します)。


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新大阪駅の壁面に掲げてあった
路線図の一部。
図に向かって左手にあたる南側には
なんばや心斎橋、梅田など
よく知られた駅名がならびます。
いっぽう右手にあたる北側は
途中の江坂までが御堂筋線で
その先の白丸で区分けされた部分は
北大阪急行電鉄の区間です。
(*゚ェ゚)フムフム


北大阪急行線は1970年(昭和45年)に吹田市で開催された大阪万博の会場アクセスと、宅地開発の発展が著しかった豊中市の千里ニュータウンと大阪市中心部をむすぶ通勤・通学路線としての役割を担うため、万博開催の同年に地下鉄御堂筋線を延長するような形で開業 (・o・*)ホホゥ。
ちなみにその当時は江坂から千里中央(せんりちゅうおう)、さらには万博の会場に近接した“万国博中央口(駅)”まで敷設されましたが、万博の終了後に千里中央と万国博中央口のあいだは廃止され(その際に千里中央駅も場所を現在地へ移設)、以降の北大阪急行線は長らく江坂と千里中央のあいだが営業区間となっていました ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。御堂筋線の“千里中央ゆき”という行き先に馴染みがあるかたも多いのではないでしょうか (゚ー゚*)センリチューオー。


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吹田市に所在する江坂は
御堂筋線と北大阪急行線の接続駅。
適当に駅名標の記録を撮ったら
たまたま後ろにちらっと写り込んだのは
2025年大阪・関西万博をPRする
“ミャクミャクラッピング”の編成ですた。
(o ̄∇ ̄o)ミャクミャク
▲24.7.28 大阪メトロ御堂筋線 江坂
(車窓から)


そんな北大阪急行電鉄が、大阪府北部地域(北摂地域)の渋滞緩和や地域の発展、活性化などを目的とした鉄道路線による交通インフラを懇願する箕面市などからの長年にわたる要請をうけて 八(゚- ゚)オネガイ、大阪府や箕面市とともに千里中央から先へ路線を延伸する整備事業を2017年より着工 (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…。
設計や工事の見直しなどで当初の完成予定だった2020年度から三年延期されたものの、今年(2024年)の3月に千里中央から箕面萱野までの2.5キロ区間が晴れて延伸開業となりました (*゚▽゚)/゚・:*【祝 延伸】*:・゚\(゚▽゚*)。
大阪万博のときに江坂から千里中央(万国博中央口)まで開通して以来、実に54年ぶりとなる路線の延伸。またそもそもこの箕面市への延伸構想は北大阪急行線が最初に開業する前から持ち上がっていた話だそうですので、地域の方にとっては半世紀以上にわたる悲願が叶ったといえるでしょう (´ω`)シミジミ。


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中津付近から江坂までの
御堂筋線と同様に
両側を新御堂筋の道路に
挟まれるような形で
線路が敷かれている北大阪急行線。
なお御堂筋線も北大阪急行線も
上空の架線でなく
線路脇のレールから集電する
“第三軌条方式”なので
景色がスッキリとした印象です。
▲24.7.28 北大阪急行 桃山台-千里中央
(前方の車窓から)

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延伸開業前の終点だった
千里中央は地下駅。
万博終了後に開業時の場所から
現在地へ移設された経緯のある二代目です。
(゚ー゚*)センリチューオー
ちなみに今回の延伸により
見慣れていた千里中央ゆきはなくなり
江坂以北の上り電車は現在
すべて箕面萱野ゆきとなっています。
▲24.7.28 北大阪急行南北線 千里中央


そこで、“国内の旅客鉄道全線完乗”を生涯の目標(?)とする私は、この新たに延伸した北大阪急行線の千里中央と箕面萱野のあいだを乗りつぶすべく、東京から東海道線を乗り継いで大阪までやってきたというワケでして ...(((o*・ω・)o、本記事の冒頭に記した“乗りに行かねばならない路線”とはこの北大阪急行線の延伸区間のことです (-`ω´-*)ウム。
ちなみに箕面萱野の延伸開業日は去る3月23日。できることならば記念すべきその初日早々に訪れたかったところなのですが σ(゚・゚*)ンー…、実はその一週間前にあたる前週の3月16日は北陸新幹線の金沢〜敦賀が延伸開業した日で、私はそちらに乗車しています ツルガ…((((o* ̄-)o。もしもこの両者の延伸開業が同じ日だったならば効率よく、敦賀から大阪のほうに向かっていたかもしれないけど、さすがに二週連続で東京から北陸や関西へ遠出できるような日程の都合はつかず、そんな費用もありませんでした (・ε・`)チェ。また、新大阪あたりから箕面萱野へ行く程度だったら、仕事の出張ついでなどでサクッと乗りつぶしを済ませられないかとたくらんでいたものの、こういうときに限ってなかなか関西方面へ行くような仕事が入らないのよね σ(・∀・`)ウーン…。けっきょく私の初乗車は開業から4ヶ月が経った今旅にいたりました ヽ(゚ω゚)オマタヘ。
もうだいぶ時が経ったことで開業の雰囲気はすっかり落ち着いており (´ー`)マターリ、箕面萱野ゆきの車内はガラガラに空いていたため、私は運転室の背後から窓越しに前方の景色が眺められる絶好の立ち位置をキープ m(・∀・)m カブリツキ。これが開業の初日だったらおそらく、ここにたくさんの同業者(鉄ちゃん)が群がっていたことでしょう (。A。)アヒャ☆。


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千里中央を発車する箕面萱野ゆき。
新たに延伸した区間へ
初めて足を踏み入れる瞬間は
いつでも気分が高揚します。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
北急が主導で整備したこの区間のトンネルは
方向別にそれぞれシールドマシンで掘り進む
“単線式シールドトンネル工法”。
▲24.7.28 北大阪急行南北線
千里中央-箕面船場阪大前
(前方の車窓から)

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地上へ出ることなく
トンネル内を走りつづけて
次に停車したのは箕面船場阪大前。
延伸区間の途中に設けられた
唯一の中間駅です。
(゚ー゚*)ミノオセンバハンダイマエ
当駅のあるあたりは
繊維産業が盛んなところとして知られ
構内の印象的なデザインの壁面は
繊維をモチーフとしたものだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲24.7.28 北大阪急行 箕面船場阪大前

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箕面船場阪大前の手前付近からは
北急と箕面市が共同で整備に当たった区間で
トンネルの形態が地上から掘削をする
“開削トンネル工法”に変わりました。
(*・`o´・*)ホ─
お、外の光が見えてきた。
(゚∀゚)オッ!
▲24.7.28 北大阪急行南北線
箕面船場阪大前-箕面萱野
(前方の車窓から)

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トンネルを抜けると
北摂山地を正面に見て
真新しい高架線を突き進みます。
なかなか爽快な眺めですね。
(・∀・)イイネ
▲24.7.28 北大阪急行南北線
箕面船場阪大前-箕面萱野
(前方の車窓から)


千里中央の手前で地上から地下に潜った北行電車は、当駅を発車して新規の延伸区間へ入っても引き続き地下トンネルを進みます ( ̄  ̄*)チカ。
もしもふつうにロングシートの席へ座っていたとしたら、扉上の案内モニターを眺めているくらいで過ごし、あまり印象に残るものはなかったと思われるところですが (・◇・*)ボー…、運転室の背後に立って前方の展望が見られると、建設箇所によるトンネル形態の違いや意外とカーブの多い線形の様子などがよくわかり、趣味的にとても興味深いものがあります (*・`o´・*)ホ─。
なお、このたび延伸した2.5キロのうちトンネルの区間は1.7kmで、残りの0.8kmは外に出る高架線。延伸区間の途中に設けられた地下駅の箕面船場阪大前(みのおせんばはんだいまえ)を発車してしばらくすると、電車はトンネルを抜けて夏の日差しが眩しく照り付ける高架線上へと躍り出ました (つ▽≦*)マブシッ!。ここで車窓に広く望める箕面の街なみとその奥にそびえる北摂山地の山なみにご当地らしい風土を覚えます (「゚ー゚)ドレドレ。
そんな高架線からの車窓風景を新鮮な気分で眺めていると、やがて電車が走る先には線路が行き止まりとなった駅が見えてきて、まもなく終点の箕面萱野に到着しました (・ω・)トーチャコ。


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前方に箕面萱野の駅が見えてきました。
(゚∀゚)オッ!
島式ホーム一面二線構造の当駅で
私が乗った列車は向かって右側の
1番ホームへと入ります。
▲24.7.28 北大阪急行南北線 箕面萱野
(前方の車窓から)

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北大阪急行電鉄南北線の
新たな終点となった箕面萱野
その線路の終端を表す車止めは
こんな感じです。
( ̄  ̄*)ドンツキ
▲24.7.28 北大阪急行南北線 箕面萱野
(前方の車窓から)

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御堂筋線から直通してきて
箕面萱野に終着した
大阪メトロの30000系。
(・ω・)トーチャコ
まわりの自然豊かな景観との調和を
コンセプトに持つ当駅は
ホームの上部や駅舎の一部の外壁に
木目調の板を並べる装飾が施されています。
(=´ω`=)イタ
▲24.7.28 北大阪急行南北線 箕面萱野


新大阪1420-(北大阪急行南北線)-箕面萱野1439

御堂筋線と北大阪急行線の直通電車で新大阪から乗り続けること20分、千里中央から先の延伸開業区間に入って5分、箕面萱野までやってきたことで私は未乗車だった延伸区間を踏破し、あらためて北大阪急行電鉄・南北線の完乗達成です ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。
距離にしてわずか2.5キロの二駅間ですが、延伸を望んでいた箕面市民の願いが込められた鉄路であり、また私にとっても“鉄道路線全線完乗”に欠かせないとても実りのある乗車体験でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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お伝えしてきたとおり
大阪府箕面市に所在する箕面萱野。
(゚ー゚*)ミノオカヤノ
箕面市のなかでもこのあたりはかつて
萱野村だったところで
箕面市萱野という地名は今も存在。
なお、箕面市の中心駅である
阪急箕面線の箕面は
箕面萱野から西方へ約2キロに位置します。
▲24.7.28 北大阪急行南北線 箕面萱野


延伸に伴って新たな終着駅となった箕面萱野は、近代的で今ふうのお洒落な高架駅 (・∀・)オサレ。
平日の朝夕は通勤や通学などの利用者が多いと思われますが、日曜日のきょうは駅に直結したショッピングモール(みのおキューズモール)を訪れる家族連れや若者たちで構内が賑わっています (*’∀’*)オカイモノ♪。また、このあたりの名所というと“勝ち運”祈願で知られる勝尾寺(当駅からバスで20分)が挙げられるのですが ( ̄  ̄*)オテラ、あくまでも私が当地を訪れた目的はショッピングや観光、参拝などではなく、未乗車だった鉄道路線の乗りつぶし (-`ω´-*)ウム。それ以外はとくにこれといった用事はなく、駅の周辺を適当にひとまわりしたのち(ふらっと駅高架下のバーガーキングに入りかけたw)、折り返し当駅始発となるなかもず行きの南行電車(下り電車)に乗り、到着から15分ほどの滞在で箕面萱野をあとにしました モドロ…((((o* ̄-)o。


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箕面萱野から乗る
御堂筋線直通のなかもず行きは
車体前面のデザインが個人的にどこか
“ウォーズマン”(@キン肉マン)の
マスクっぽい印象をうける
北大阪急行の9000系。
( ̄∇ ̄)ウォーズマン
おや?何やらヘッドマークが
付いていますね。
▲24.7.28 北大阪急行南北線 箕面萱野

0034.jpg
そのヘッドマークは
さすがにもう4か月も経っているので
延伸開業記念のものではないと思いましたが
“9000系のデビュー10周年”を
記念したものでした。
(〃’▽’〃)オメデ㌧
なお当系は延伸開業にともない
新たに3編成が増備されたそうです。
▲24.7.28 北大阪急行南北線 箕面萱野

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来た道を戻って新大阪へ。
単なる往復乗車だったけど
往路は大阪メトロ30000系
復路が北大阪急行9000系と
それぞれ違う車両に乗れたことで
少し変化が楽しめました。
ъ(゚Д゚)ナイス
▲24.7.28 大阪メトロ御堂筋線 新大阪


箕面萱野1459-(北大阪急行南北線)-新大阪1517

梅田やなんばなど大阪市内の中心部へ向かう御堂筋線への直通電車ですが、私はふたたび新大阪で下車 (=゚ω゚)ノ゙タライマ。
北大阪急行線の延伸区間の乗りつぶしは大きな目的のひとつだけど、せっかく大阪まで来たのならば(それも東海道線の列車を延々と乗り継いでw)、この機会でほかにも訪れたい路線や撮りたい列車があります σ(゚・゚*)ンー…。
新大阪で御堂筋線からJRのホームへと移動して、そこから次に乗るのはこちらの列車。


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JRで使える「18きっぷ」の旅を再開。
新大阪から“大阪ゆき”の普通列車に乗ります。
車両は221系。
▲24.7.28 東海道本線 新大阪


ホームへ入ってきた221系の普通列車は、次駅の大阪止まり ( ̄  ̄*)オーサカ。
ここからたった一駅だけしか進まない大阪ゆきなのですが、私にとってこの列車へ乗ることはちょっとした意味があるものなんです。というのも、当列車はおおさか東線からやってきた大阪ゆきで、終点の大阪では東海道線(JR京都線)が使用するホームとは異なる場所に設けられた、通称・“うめきたエリア地下ホーム”に到着します (゚ー゚*)ウメキタ。


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淀川に架けられた鉄橋では
東海道線よりも上流側の橋を渡る
おおさか東線の大阪ゆき。
▲24.7.28 東海道本線(おおさか東線)
新大阪-大阪(車窓から)

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淀川を渡り終えると
右(北方)のほうへカーブして
東海道線(本線)と分かれます。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
▲24.7.28 東海道本線(おおさか東線)
新大阪-大阪(車窓から)


もともとは地上にあった貨物列車の専用線(梅田貨物線)だったものを、大阪駅北側エリア(うめきたエリア)の大規模な再開発事業にともない、線路の地下化および旅客線化してそこに設けられたのが、昨年(2023年)の3月に使用を開始(ホーム開業)した“大阪駅うめきたエリア地下ホーム” (・o・*)ホホゥ。


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地上に敷かれていた
旧線(梅田貨物線)の跡を横目に
現行線は地下へと潜ってゆきます。
▲24.7.28 東海道本線(おおさか東線)
新大阪-大阪(車窓から)


その大阪うめきたエリア地下ホーム経由のルート(地下化後の梅田貨物線)を私は、当ホームが正式な旅客駅として開業する直前に一度、いち早く地下への線路切り替えが済んで特急列車の運行経路に使われていたものを、わざわざ京都から天王寺まで特急「はるか」に乗車して通過をしています ...(((o*・ω・)o。
なので、新大阪〜大阪うめきたエリア地下ホーム(およびその先の西九条まで)はすでに乗車を済ませた区間ではあるけれど ( ̄  ̄*)スミ、開業後の当ホームにはまだ降り立ったことがなかったため、今回はあらためてそこを使用するおおさか東線の大阪ゆきに乗車したのでした (´ω`)ナルヘソ。
到着した列車から降りると、当然ながら見慣れている大阪駅のホーム(東海道線や大阪環状線などのホーム)とはまったく違う雰囲気で、この広大な地下空間のホームがホントに大阪駅(の一部)かと疑いたくなるくらい、初見の私は新鮮に感じます w(゚o゚*)w オオー!。
(なお、当ルートの詳細等は以前の乗車記にてご紹介しているため、今回は省かせていただきます)


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新大阪から5分ほどで
おおさか東線の普通列車は
大阪うめきたエリア地下ホームの
23番線に到着。
(・ω・)トーチャコ
ちなみに建設当初はこの新たな地下ホームを
「北梅田」とか「うめきた」などといった
別駅名の新駅になるとされていましたが
大阪駅と構内で繋がっていることから
当駅に属するホームとして取り扱うこととし
「大阪駅うめきたエリア地下ホーム」という
現在の呼称となったそうです。
(´ω`)ナルヘソ
▲24.7.28 東海道本線(おおさか東線)大阪

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掲げられた案内表示によると
この連絡通路を進むと
“いつもの大阪駅のホーム”に出られるのね。
コッチ…((((o* ̄-)o
▲24.7.28 東海道本線 大阪

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きれいなコンコースから
ホームへつながるエスカレーターの柱には
“JR京都線”などの路線名が
わかりやすく表記されています。
(*゚ェ゚)フムフム
▲24.7.28 東海道本線 大阪


私の勝手なイメージで、うめきたエリア地下ホームと従来の地上ホームのあいだは、東京駅で京葉線が発着する“京葉地下ホーム”くらい遠く離れているのかと思っていたのですが(乗り換えに10分くらい要する)σ(゚・゚*)ンー…、実際の大阪駅ではそれよりもずっと距離が短くて、案内に従ってコンコースを歩き進むとすぐに“JR京都線”や“JR神戸線”(東海道線のことね)、“大阪環状線”などの線名がそれぞれの柱に表記された、地上ホームへとアプローチするエスカレーターがありました(西側の連絡通路で所要5分程度)(゚∀゚*)オオッ!。このくらいならスムーズに乗り換えができそうですね (・∀・)イイネ。


さて、そんな大阪から私が次に乗る列車は何番線かな?
“夏の18きっぷ旅”、次回に続きます (*・∀・)つ[18] 。