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いすみ鉄道・・・「賀正マーク」付き 国鉄形キハ 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2014.01.03
いすみ鉄道
ピリッとしない、撮り初め・・・?
「賀正マーク」付き 国鉄形キハ 撮影
  

 

年末年始は怒涛の9連休 w(゚o゚)w オオー! ・・・でしたが、なんだかんだで例年以上にバタバタした年末を過ごしていた私は、遠征撮影に出るタイミングを逸してしまい、関東近郊のローカル私鉄・富士急行が2013年の撮り納めとなりました(前回参照)。では今年、2014年の撮り初めはどうしようか・・・と、アタマの中では出撃計画を企てるものの、元旦はおせち料理をつまみながら「天皇杯(サッカー)」の決勝をテレビ観戦。ああ、いい天気で絶好のサッカー日和だなぁ・・・(´▽`*)(結局、夜に近所の神社へ初詣に出たくらい)。二日目は「おせちもいいけどカレーもね♡」ってことで、昼食にカレーを食べながら「箱根駅伝」の往路をテレビ観戦。ああ、いい天気で絶好の駅伝日和だなぁ・・・(´▽`*)(実は朝に寝台特急「あけぼの」の遅延情報を知って、あわてて出撃するも間に合わず、南浦和ホームでの「見る鉄」で終わってしまった・・・)。そう、この年末年始の数日、関東はずっと穏やかな晴天が続いており、まさに絶好の撮影日和だったハズ。なのに私ときたら、年末30日の富士急撮影以来、大晦日、元旦、二日と、三日間もダラダラと過ごして、せっかくの晴天をフイにしてしまいました (´Д`;)アウ…。いかん、いかん、このままでは三が日が寝正月で終わってしまう。そろそろ撮り初めをしなくては・・・ (`・ω・´)-3 フンス! 。でも、今から泊まりがけの遠出をすれば、戻りが帰省客のUターンラッシュと重なることは必至です。そこで年末の撮り納めに続き、年始の撮り初めも近場の関東近郊で済ますこととしました。

昨年にも行った上毛電鉄の旧型車両走行イベントや、元・国電101系の引退が迫っている秩父鉄道など、ネットを参考にいろいろと撮り初め候補を挙げるなかで、いちばん私の興味をひいたのは、旧型の国鉄型キハ(ディーゼルカー)を運転していることでお馴染みの「いすみ鉄道」。そのシャチョーさんが配信しているブログによると、正月の三が日限定で、国鉄型のキハには新年をお祝いしたヘッドマークが掲げられているという。まあ、正月に車両へ記念のマークを掲出することは、けっこう多くの鉄道会社で行なわれていて、それほど珍しいことではありません。ところが、このブログに掲載されていた記念マークの写真を見た私は、思わず身を乗り出して食いついてしまいました。「こ、このマークのデザインは・・・!Σ(゚∀゚*)オオッ!!」

そんなワケで2014年の撮り初めは、千葉のいすみ鉄道に決定です。すでにこのブログではタイトルでそのヘッドマークを見せてしまっていますが、果たしてこのシンプルで飾り気の無い看板のどこに私が惹かれたのか、その理由は読み進めていくとお解りいただけると思います。しかし撮影の方はというと・・・この先の一年が不安になるような、いつにも増してグダグダな展開となってしまいました ( ̄△ ̄;)エ…? 。


1月3日(木)

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正月三日目、早朝の千葉駅。
ホームから明け方の空を見上げると・・・
晴れているものの、ちょっと雲が多めか?( ̄~ ̄;)ウーン…
ここから乗るのは外房線の209系。
▲総武本線 千葉

いすみ鉄道へのアクセスは、いつものように千葉からの外房線。これでいすみ鉄道の起点・大原へ向かいます。JRで役目を終えた国鉄の旧型ディーゼルカーを買い取り、観光用の急行として走らせると言う大胆な試みで、鉄道ファンの心をグッとつかんだいすみ鉄道。私もちょくちょく撮影に訪れて、このブログでも何度か記事を紹介しているので、もう今さら路線の概要などは説明不要でしょう(いすみ鉄道の概要は過去記事を参照)。ところで、実はこのいすみ鉄道、年末の28日に西畑と上総中野の間で脱線事故を起こしてしまい(幸い、負傷者は無し ε-(´∀`;)ホッ )、現在(1/3)は末端部分にあたる総元と上総中野の間が運休中(同区間はバスによる代行運転)なのですが、キハの急行は当該区間を除いて定刻通りに運転されているようで、撮影に問題は無さそうです。そこで、さっそく撮影の方に話を進めることにしますが・・・大原へ向かう外房線の車窓から眺める空は、どうも雲行きが怪しい。雨や雪になることは無いと思うものの、上空は厚い雲に覆われていて青空がほとんど臨めません。前述したように新年開けての二日間は、まさに抜けるような青空が広がっていました。事前に調べてきた天気予報だと、南関東は引き続き三日も晴天に恵まれるということだったのだけれど・・・(-"-;*)ウーン… 。不安を抱えながら、大原で外房線からいすみ鉄道へ乗り継ぎます。

新宿0502-(中央線)-御茶ノ水0517~0518-(総武緩行線)-錦糸町0527~0529-(総武快速549F)-千葉0559~0629-(外房229M)-上総一ノ宮0719~0722-(2229M)-大原0739

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大原のいすみ鉄道ホームに待機していたのは、
「キハ52モドキ」のいすみ350形。
実はこの車両、レトロ調の見た目とは異なり、
室内が全席ロングシート仕様なので、
「乗り鉄」的にはちょっぴり残念・・・(^^;)。
いや、そんなことより・・・(´Д`;)
▲いすみ鉄道 大原

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発車してすぐに大原の次駅、西大原で下車。
手書きの駅名板にローカル線らしい懐かしさを感じます。
いや、そんなことより、空が・・・(´Д`;)。
▲いすみ鉄道 西大原

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西大原は一面のホーム上に待合室があるだけの
簡素な無人駅。
いや、そんなことより、空が、空が・・・(´Д`;)。
▲いすみ鉄道 西大原

大原0744-(いすみ鉄道 55D)-西大原0748

房総半島を横断するように線路が敷かれ、大きく蛇行するところはあるものの、基本的に東西へ伸びるいすみ鉄道の路線。キハを撮る場合、午前中は東側(大原方)に連結されている急行形のキハ28が順光となります。個人的には件のヘッドマークはキハ28に掲げられている方が思い入れは強いので、この順光時間のチャンスを活かしたい。そこでキハ撮影の一発目は周囲に障害物が少なく、東側からきれいに太陽の光がまわると思われる、西大原付近のひらけた田園地帯へとやってきたのですが・・・

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どーんぐーもりー il||li _| ̄|〇 il||lii

やはり朝に外房線の車窓から見て以来、状況に変化は無く、空は雲に覆われたまま。写真では所々のスキマから青空も見え隠れしているように見えますが、私の背にある太陽には二重三重と雲が重なり合っていて、日差しはほとんど期待できません。うぐぐぐぐ、せっかく早起きして、午前順光の場所へやってきたと言うのに・・・(´д`;)トホホ…。しかも、風を遮るものが無い田圃の真ん中で、日も当たらないと来たら、もう寒い寒い・・・{{{{(+_+。)}}}}ブルブル。すでにこの時点でテンションは、だだ下がりです ε= (´∞`; )ハアアァァァ…。

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とりあえず、キハの前走り(先行列車)となる
いすみ200形の単行列車を試し撮り。
いすみ200形は第三セクターのいすみ鉄道が
国鉄木原線を引き継いだ時(1988年)から活躍している
レールバスタイプの小型ディーゼルカーです。
(hanamura師匠、コレ富士重工製ですよ!(゚∀゚) )
▲いすみ鉄道 上総東-西大原

でも、ここまで来てしまった以上は、何も撮らずに帰るわけには行きません。たとえ天気が悪くても、正月の記念マークを付けたキハは確実にやってくるわけだし、なんといっても今回は大事な一年の撮り初め。一枚でもいい写真を撮って、気持ちよく新年のスタートを切りたいものです。寒空で萎えかけた心と体に気合いを入れて、本命のキハを迎えます (`・ω・´)-3 フンス! 。 列車は短笛を鳴らし、定刻通りに姿を現しました。

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「賀正 2014」の円形マークを掲出したキハ28を先頭に
大原を目指して進む、いすみ鉄道の国鉄型キハコンビ。
このキハ28 2346はJR西日本の高山線で活躍していた車両で、
いすみ鉄道では昨年3月からキハ52に連結されて、
運転を開始しました。

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すぐに振り返って、後のキハ52も狙います。
こちら側にも同様の「賀正マーク」がありました。
いすみ鉄道の国鉄型キハ導入第一段となったキハ52 125は
JR西日本の大糸線で活躍していた車両で、
いすみ鉄道では2011年4月から、観光急行として運行されています。
▲いすみ鉄道 西大原-上総東(後追い)

おお~シブくて、カッコいい~!!やはり天候がイマイチでも、このキハ28と52の国鉄型キハコンビを目の前にすると、一気にテンションが上がるものです +。: .゜ワーイヽ(*´∀`)ノカコィィ!!゜.:。+゜。 しかも既報の通りキハの両側には、しっかりと「賀正 2014」のマークが掲げられていました。そう、これこそ私が撮りたかった、キハのヘッドマーク (゚∀゚*)オオッ!! 。一見なんてことはない円形のシンプルなデザインですが、実はコレ、国鉄型好きにはちょっと懐かしい、四国を走っていた急行列車のヘッドマークを模したものなのです(正式にそうだと公表されたわけではないので、私の憶測にすぎませんが・・・)。

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国鉄の四国鉄道管理局、
そしてJR四国の管内で運転されていた急行列車には、
四国特有の円形ヘッドマークが掲げられていました。
これは私がJRの完乗を目指していた頃に乗った、
土讃線の急行「あしずり」。

▲88.7 土讃線 窪川

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徳島線を走っていた急行「よしの川」。
逆光で非常に写りの悪い写真なのですが、
今回の「賀正マーク」の色は下半分が紺色で、
この「よしの川」のマークに近いものがあると思い、
ここに載せてみました。
▲89.9 高徳線 徳島

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四国管内の急行列車は
99年に廃止された「よしの川」を持って全廃。
2008年に撮ったこの写真は、
キハ58・65の引退を惜しんで運転された団体臨時列車で、
正面にはかつて予讃線を走っていた
急行「いよ」のヘッドマークが掲げられました。
▲08.10 予讃線 多度津

私が四国の乗り潰しを本格的に始めたのはJRになってからがメインで、国鉄色時代の急行列車を撮っていないのは残念ですが(たしかJR四国は他のJR各社よりも、いち早く国鉄色からの脱却が早かったんだよね・・・)、乗り潰しをしていた頃に四国で何度もお世話になったキハ58や65の急行列車。その前面に掲げられていたのが、このワッペンのような円形マークでした。こうやって現役時代の写真と見比べると、いすみ鉄道の「賀正マーク」は、ちょっと小振りかな? とは思うも、その懐かしい雰囲気はじゅうぶんに出ていて、国鉄急行色のキハ28にとてもよく似合います。個人的には先月、久しぶりに四国を訪れて土讃線などに乗ってきたこともあって、ちょっぴり四国がマイブームだっただけに、この「四国風マーク」は見逃せませんでした (*゚∀゚)=3ハァハァ! 。さらに今、いすみのキハ28には冬のオフシーズンのみの粋な計らいとして、キハ28の前面貫通扉には「ホロ(幌)」が取り付けられており、こちらの演出もなかなか嬉しいd(・∀・)ィィネ!! 。 ところで、同様のマークは一般色のキハ52にも掲げられていましたが、私は四国に配属されていたキハ52と同等のキハ20が急行に使われていた時代を知らず、四国風マークが付いたキハ52を見ても、あまりピンと来ませんでした(小松島線へ直通する「よしの川」などには、キハ20が使われていたこともあったみたいですね)。 やはりマーク付きの顔を狙うならば、急行色のキハ28側か・・・。

それにしても、ネタ的には最高の列車なのに、背景が曇り空なのはつくづく残念 (・ε・`。)チェッ 。よく、曇り空の方がコントラストは弱くて、列車を記録する編成写真には向いている・・・って意見も聞きますが、やはり個人的な思いとしては、晴天できれいな光線に恵まれるに越したことはありません。とくに冬の曇り空は、写真にも寒々しさが出てしまいますしね・・・。そう考えると、なんだかピリっとしない、新年の一枚目になってしまいました "o(-_-;*) ウゥム…。

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西大原駅に戻って、再び下り列車に乗り込みます。
やってきたのは先ほど撮影した、いすみ200形。
この車両も現在は全席ロングシート構造になっています。
▲いすみ鉄道 西大原

いま上った国鉄型キハは大原で折り返し、下りの「急行1号」として戻ってきます。それほど時間に余裕があるわけではないので、引き続き西大原の田園地帯でこの「急行1号」も撮ろうかとも思ったのですが、やはり光線で変化の付けられない曇り空の下で、同じような絵を量産したって仕方が無い。そうなると、だだっ広い田園地帯では情景の変化に乏しいため、私は思い切って撮影地を変更することにしました。急いで戻った西大原の駅から、「急行1号」を先行する下りの普通列車へと乗り、目指すは4駅先の上総中川。この駅のすぐ近くには、立派な山門を構えるお寺があって、それと「賀正マーク」を付けたキハをウマく絡められれば、お正月らしい一枚になるかも・・・と、考えたのです。

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路地裏にたたずむ、上総中川駅。
ここも西大原同様、ホーム上に待合室があるだけの
簡素な無人駅です。
▲いすみ鉄道 上総中川

西大原0902-(57D)-上総中川0920

ところが、上写真を見ても解るように上総中川の駅で降りてみると、日が差しているではありませんか!Σ(゚∀゚;)エエッ!? 思わずホームから空を見上げると、少しずつ雲が流れはじめていて、先ほどよりも青空が多く見えるようになっていました。このぶんなら日が当たった状態で、30分後に通過する「急行1号」を迎えることができるかも知れません。しかも、狙いのキハ28側が順光になります。この「急行1号」以外の時間帯に通過する急行列車では、キハ28の正面に日が当たりにくくなるということを考えると、ここは光線よりも雰囲気重視の「山門絡め」ではなく、日の当たった状態で、マーク付きキハ28の顔をキッチリと捕らえる方が先決なのではなかろうか・・・(゚ペ)ウーン… 。私は「急行1号」通過までの短い時間で悩んだ末 、車両の顔がアップで撮れる場所へと急ぎました ε=ε=ε=┏(;゚ロ゚)┛ダダダッ!!。あとはこの日差しが、「急行1号」の通過まで持ってくれることを祈るのみ。背景の空は相変わらずどんよりとしていたので、少し高い位置から、なるべく空を入れないような構図でカメラをセッティングして列車を待ちます。果たして結果は・・・

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額の「急行」表示、そして四国風の「賀正マーク」を
誇らしげに掲げて走る、キハ28。
やはり明るい日の光に照らされた国鉄急行色は美しい・・・。
▲いすみ鉄道 上総中川-国吉(後追い)

日が当たり、順光でキハ28の顔が撮れました~ヽ(´▽`)ノワーイ♪。 ワンポイントの四国風「賀正マーク」も、なかなかきれいに映えているではありませんか。でも・・・欲を言うならば、この光線状態とアングルでは、テールランプが点いた後追いではなく、前進してくる正向きで撮りたかったところ。解っていたこととはいえ、運転士さんの姿が見えないのも不自然・・・というか、寂しいですし・・・(-"-;*)ウーン…。日が当たったのは嬉しかったけれど、やっぱり後追いで顔アップを撮るものでは無いなと実感。 順光だから顔アップ・・・と言う、短絡的な思考と勢いで撮ってしまったけれど、もう少し冷静に見極めるべきだったか。そう考えると、コレもなんだかピリっとしない一枚かも・・・(ーωー;)ンー…。ところで、この撮影のすぐあとのことですが、高台から降りる際に足を滑らせてしまい ズベッ(ノ_ _)ノ⌒☆、腕に少し擦り傷を作ってしまいました ~(>_<。)ゝイツツ…。大したことは無い軽傷だけれど、新年早々にケガをするとは、まったくもってツイていない・・・(´・ω・`)ショボーン。

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軽傷ではあるものの、
ハンカチに自販機で買った水を含ませて、
とりあえず止血と消毒を。
切り傷や擦り傷などの場合は、
患部へバイキンが入らないようにすることが大事です。
(この応急処置法に効果があるかどうかは解りません。)

なんともピリッとしない撮影、そして軽い負傷。う~む、どうも新年早々に流れが悪くてイカンなぁ・・・正月ボケか? ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。ここはとりあえず、目の前にある自販機で温かいカフェオレでも買って、もちつこう。いや、落ち着こう・・・って、冷たっ! ■⌒(゚Д゚;ノ)ノエエッ!?

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寒空の下で買ったカフェオレは・・・orz

だああああ「ホット」ではなく、「コールド」を押しちまったあああああ!il||li_| ̄|○il||li コレって、お約束?お約束なのか!? それにしても、この真冬の時期にコールドのカフェオレを売る自販機って・・・いや、もちろん、押し間違えた私が悪いんですけれどね・・・。やっぱり、なんだかピリッとしないなぁ・・・ε-(´Д`;)ハァ。いったん上総中川駅の待合室へ戻り、冷たくてとても美味しいカフェオレを飲みながら、次の撮影計画を練ります (;-ω-)◆ゞ ツメテ… 。このあとの国鉄型キハは、今の私がいる上総中川へすぐには戻ってこず、西端部の大多喜と上総中野の間を普通列車として一往復する運用(この日は前述した事故の影響により、大多喜~総元の往復)。そこでとりあえず、次の大多喜止まりの下り列車で、二駅先の大多喜へ行ってみることにしました。

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上総中川に入ってきた大多喜ゆきは
朝イチにも乗った、キハ350形。
▲いすみ鉄道 上総中川

上総中川1105-(59D)-大多喜1111

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いすみ鉄道の中心駅、大多喜。
大原と上総中野を結ぶ、いすみ鉄道の中間駅ですが、
本社や車両基地などの中枢機能がここに集約されています。
現在はネーミングライツ制により、
正式な駅名は「デンタルサポート 大多喜」。
▲いすみ鉄道 デンタルサポート大多喜

キハ撮影とともに、さらに大多喜で計画していたことが二つ。ひとつは、いすみ鉄道の沿線で比較的大きなこの町で、昼食をとること。しかし正月の三日ではどのお店もやっておらず、仕方なくコンビニでのおにぎりで済ますことに・・・(・ω・`)シャーナイネ。そしてもうひとつは、駅前の観光案内所で、以前にも利用したレンタサイクルを借りること。自転車があれば撮影の行動範囲もグッと広がります。大多喜周辺には初詣に適した神社仏閣も多いので、正月でも観光案内所はひらいているかも・・・と、淡い期待を持っていたのですが、やはりこちらも正月三が日は休館。そりゃ、そうだよね・・・(・ω・`)シャーナイネ。仕方なく大多喜から徒歩で行ける範囲で、しかも20分後に大多喜を発車する国鉄キハを撮れる手頃な場所と言うことで、駅近くの夷隅川に架かる鉄橋へ向かいます。

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高台の大多喜城を臨みながら、
ゆっくりとガーダー橋を渡る国鉄型キハ。
上総大多喜城は、同地に戦国時代から江戸時代かけて存在し、
徳川四天王のひとり、本多忠勝が初代城主
(現在の大多喜城はそれを復元した博物館)。
大多喜の町はその城下町として栄え、
現在でも当時の面影を感じさせる建物が点在していることから、
「房総の小江戸」とも呼ばれています。
▲いすみ鉄道 大多喜-小谷松

ここは、大多喜のランドマークである大多喜城を、列車の背景に写し込めることで有名な撮影地。しかし肝心の列車は二両中の一両しか写し込むことができず、キハ28が導入されて国鉄型キハが二両編成となった最近では、少々廃れ気味のポイント。この日も他に同業者はいませんでした。私としても、他に短時間で行ける撮影地が思い浮かばなかったという、妥協案であることは否めず、無難に撮ってしまった感じ。失敗ではないけれど、空は相変わらず鉛色だし、やっぱりなんだかピリッとしない・・・ε-(ーωー;)フゥ…。

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撮影後に大多喜駅へ戻ると、
ホームには大原ゆきのいすみ300形が待機していました。
このいすみ300形はボックスタイプの
クロスシートを装備しています (^^)。
▲いすみ鉄道 大多喜

大多喜1158-(60D)-上総中川1204

自転車を借りることができなかった私は、大原ゆきの上り列車に乗って、早々と大多喜をあとにします。一時は日が差した時間帯もあったこの日の天気ですが、ほとんど日の当たらない曇り空なのは変わりません。そこで今度こそ、国鉄型キハとお寺の山門を絡めて撮ってみようと思い、再び先ほどの上総中川へと戻ってきました。ところが、そのお寺に向かう道すがら、ふとアタマに浮かんだのは、この線路に並行した道路からキハの流し撮りができないか?という考え σ(゚ペ)ウーン…。またも揺らぎはじめた撮影地選び。この優柔不断さがここまでのモヤモヤした撮影結果を物語っています。でも、確かにここは線路と道路の間には適度な幅があって、流し撮りはしやすそう。ホロと「賀正マーク」を付けた厳つい表情のキハ28を、スピード感ある流し撮りで撮ったら、きっとカッコいいに違いない・・・(゚∀゚*)オオッ!。 そこで、私はまたしても「山門バック」を見送り、「急行2号」は手前の道でカメラを振ることに。しかし・・・

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往年の急行列車を彷彿とさせる、力強い走りのキハ28。
この角度は、前面に取り付けられたホロの存在が
いっそう際立ちます。
▲いすみ鉄道 城見ケ丘-上総中川

あああああ、痛恨のタテブレ・・・。振りの方もピタリとは合わず・・・|||||/(=ω=。)\ガーン|||||。ブログサイズの写真では、なんとかゴマかせているかもしれませんが、実際はかなりヒドい出来。恥を承知で上写真を拡大すると、こんな感じです。

0025.jpg

ブレブレの「賀正マーク」・・・orz

いちおう見苦しい言い訳をさせていただくと、この列車は「急行」とは名ばかりの超鈍足列車で、しかもここは上総中川駅手前であることから、列車は速度をかなり落としています。おそらく時速20キロくらい。そんな鈍足列車でスピード感を出そうとすると、カメラのシャッタースピードも遅めにせざるを得ず、私は1/10secに設定。それでも慎重に撮れば止まるかと思ったのですが・・・そう甘くはありませんでした (´д`;)トホホホホ…。流し撮りと言えば、先日の富士急でも本命の「パノラマエクスプレス・アルプス」で同様の失敗をしていて、このところ二連敗。今年はもう一度、あらためて流し撮りの修行に励むべきなのかもしれません・・・。とにかく理由はどうあれ、またしてもピリッとしない結果となりましたε-(ーωー;)フゥ…。そして、なんだかテンションが上がらないまま、さらに大原から折り返してきたキハの「急行3号」を、今度こそ「山門バック」で撮ってはみたものの・・・。

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上総中川にある妙泉寺の山門前を横切る、
国鉄急行色のキハ28。
妙泉寺の歴史などは解りませんが、
とても立派な山門を構えるお寺です。
▲いすみ鉄道 城見ケ丘-上総中川

ここはキハ二両の編成全体を入れるのにはムリがあるので、情景的に山門の方を際立たせようとした意図でキハをブラしてみるも、思っていたほどいい絵にはなりませんでした (´・ω・`)ゞウーン。キハの位置が中途半端だったか? ブラさずにキッチリ写し止めた方がよかったか?? そもそもアングルがイマイチ??? いや、たぶん撮影時に気合の入らなかった、気持ちの問題でしょうね。この山門とキハを絡めたカットは、いずれまた気持ちに余裕のある時に、じっくりと再挑戦したいと思います。もちろん、できれば天気のいい日に・・・。それにしても、この日はここまで5回もキハの撮影チャンスがありながら、結局、ピリッとしたカットは一枚も撮れないまま、時間ばかりが無駄に過ぎていったように感じます・・・(´Д⊂ モウダメポ。キハの急行は夕方にもう一往復残っているけれど、スッキリしないこの日の天気と、どうもノリきらない今の気分では、大した結果が残せそうになく、ここでの撤収を決意。一年の撮り初めにしては、なんともしょっぱい一日になっちゃったなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン。

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厚い雲に覆われた寒空の上総中川に、
大原行きのいすみ300形が入ってきました。
もう、これに乗って帰ろ・・・。トボトボ.....((((*。_。)
▲いすみ鉄道 上総中川

それでも、正月を家でゴロゴロと過ごしていた私には、ディーゼルカーの匂いと揺れを満喫した、いいローカル線旅となりました。・・・な~んて、ピリッとしないブログの締めを考えながら、列車に揺られていると、まさに終点の大原へ着く直前になって、車内に眩しいくらいの西日が差し込んできたではありませんか! ∑(゚ロ゚〃)ハッ!!。

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ぼ~っと運転室脇で前面展望を眺めていると、
西大原を出たところで、いきなり日差しが・・・Σ(・ω・ノ)ノ ナヌ!?
▲いすみ鉄道 西大原-大原(前方の車窓から)

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終点の大原に到着し、
日を浴びてたたずむ、いすみ300形。
▲いすみ鉄道 大原

上総中川1438-(64D)-大原1505

しかし今日の天気からすると、どうせこの日差しも雲のスキマからほんの一瞬だけ顔を覗かせたものに過ぎないものだろう・・・などと、やさぐれた思いで西の空を眺めていたのですが、大原で外房線の接続列車を待つ間にも、日は陰ること無く、ずっと照らし続けています。ここにきて、おそらく今日いちばん長い日照時間。次の外房線の上り普通列車は30分後の15時40分発。でもその前に、先ほどここまで乗ってきたいすみ鉄道の列車が、15時30分に折り返して発車します。どうしよう、このまま外房線で帰るか・・・。それともこの日差しに期待して、もう一度いすみ鉄道の沿線でキハを狙うか・・・。でも、撮影地に着いた途端に日が陰るなんてことも、じゅうぶんにありえます。そうなると、ますます気が落ちこむかも・・・"o(-_-;*) ウゥム…。そこで私はひとつの決断方法として、先行するいすみ鉄道の下りが発車する15時半の時点で日が差していたら、再びいすみ鉄道の沿線に戻る。だが、もし日が陰ってしまっていたら、たとえその後に復調の兆しがあっても、キッパリと外房線へ乗って帰る。と、いうことにしました。さあ、15時半に私が抜けるのはいすみ鉄道の改札か、それとも外房線の改札か、結果は・・・ イスミ?o(゚д゚o≡o゚д゚)oJR?

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西日を受けて、西大原を発車してゆく
上総中野行きのいすみ300形。
この日二度目の西大原下車です。
▲いすみ鉄道 西大原

大原1530-(67D)-西大原1533

15時半になっても日差しは保ちつづけてくれたので、宣言通り(?)にいすみ鉄道の方へと乗って一駅進み、朝に訪れた西大原の田園地帯へ再びやってきました。ここでも朝とは打って変わって、田園は眩しい日に照らされています(゚∀゚*)オオッ!。でも、本当の勝負はこれから。キハの「急行4号」が通過するまでにはあと30分もの時間があります。それまで日が雲に遮られないか・・・。さらに、日は沈まないだろうか・・・(´ロ`;)フアン…。

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撮影地に到着した時点での太陽には
薄い雲がたなびいていました・・・。
キハの通過まで、残り30分弱。
日は沈まずに持ちこたえてくれるか!?
マダダ(;`д´)マダオワランヨ!

上写真を見ると、日没までにはまだ余裕がありそうにも見えますが、冬の日はここから沈むのが早い。それは昨年の晩秋に撮影した、磐越西線の485系「あいづライナー」の時や、常磐線の「リバイバル・ゆうづる」の時で、身にしみて解っています。その経験からいくと、残り30分であの日の位置と山の高さでは、まさにギリギリ持つか持たないかと言ったところ (゚ペ;)ウーン…。まあ、私の経験など当てにならないけれど、とにかく今はキハの通過まで日が落ちないことを祈るのみ。もちろん、雲に遮られないと言うことも含めて・・・(-人-;)オネガイシマツ。列車通過までの一分、一秒がとても長く感じるなか、やきもきしながら待ち続けていると、やがて日が沈もうとしている西の方角から、キハの警笛とエンジン音が響いてきました。鈍足急行のキハ・・・日没に間に合うか!? (°_°;)ドキドキ…?

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夕暮れ迫る里山に、
キハのヘッドライトが見えてきました。
(゚∀゚;)キ、キタッ…
▲いすみ鉄道 上総東-西大原

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焦らず、慎重に引きつけて、
車体が西日でギラリと光る瞬間を狙います。
黄金色に輝いたキハ28+52の国鉄キハコンビ。
☆゚・*:。.:(´▽`*)ウツクシス・*:..:☆

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ズームを広角側に回して、もう一丁。
この日いちばん、空が高く感じた瞬間でした。

夕陽ギラリ、キタキタキタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━ッ!!!!
や~っと、一年の撮り初めにふさわしいようなカットが撮れました~! ワァ───ヽ(≧∇≦*)ノ───イ!!!! ああ、あのとき諦めずに、外房線で帰っていなくて本当によかった・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚・:*:・。。それにしても、三枚目の写真を見て解るように、まさに太陽が山かげに沈む、ギリッギリのタイミング。あと数分遅かったら、アウトでした C=(^◇^;)ホッ。でも、鉄道写真はこの太陽との駆け引きが面白くて、気分的にもテンションが上がるもの。これは曇り空では到底味わうことができないわけですから、やはりお日さまの存在は偉大です(^^)。 ふう、なんとか最後の最後で、ピリッとした一枚が撮れたかな? (*´w`*)オツカレサン
 

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キハ28を撮って振り返ると、
キハ52の顔は茜色に染まっていました。
そして、この日の私を悩ませた厚い雲は、
東へと流れていった模様・・・ バイチャ!( ゚д゚)ノシ。
 ▲いすみ鉄道 西大原-上総東(後追い)

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日が沈み、再び寒さを感じるようになった西大原から、
今度こそ、まっすぐ家に帰ることとしましょう。
いすみ鉄道でのラストランナーは、いすみ200形でした。
▲いすみ鉄道 西大原

西大原1623-(66D)-大原1627

いすみ鉄道を選んだ新年の撮り初め。晴天の明るい日差しと青空のもとで、もっと楽しく一年のスタートが切れると思っていたのに、いざフタを開けてみれば、なんともピリッとしない出だしとなってしまいました(^皿^;)。でもこれは曇った天気よりも、自分の気持ちの持っていき方に原因があったかなと反省しています。たとえ撮影地で好条件に恵まれなくても、もう少し余裕のある心構えと行動をとりたいものですね。とりあえず私的にはこの点を、今年一年の抱負としましょうか(笑)。ちなみに途中で負った擦り傷ですが、一週間経った今では完治し、傷は跡形も無くなっていますので、ご心配なく・・・m(_ _)m。また、脱線事故で一部区間が運休中だったいすみ鉄道も、今は全線復旧したそうです(^^)ヨカッタヨカッタ。

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そういえば、いすみ鉄道の各駅には、
こんな告知ポスターが張ってありました。
いすみ鉄道を舞台としたドラマ
「菜の花ラインに乗り換えて」が、
1/31(金)の午後7時半からNHK総合テレビで
放送されるそうです(関東甲信越のみ・・・かな?)
主演は吹石一恵チャン。
時間が合えば、見てみようかな・・・(・∀・*)

大原1638-(外房280M)-千葉1802~1812-(総武快速1850F)-東京1855



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