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しなの鉄道・・・北しなの線 115系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2019.12.14 しなの鉄道
見えるか?黒姫山!
北しなの線 115系 撮影
 
 
季節物の「ONE-shot」を挟みましたが、前回からの続きです (*゚ー゚)ノ゙ヨロシコ。

東京の営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線から退役したのち、長野県の地方私鉄・長野電鉄(通称・長電)へ譲渡され、今も信州の地で第二の車両人生を送っている、元・日比谷線の3000系で、現・長電の3500系 (゚ー゚*)ナガデソ。
そのうちの一本(O2編成)が引退するにあたり、長電仕様の赤帯やロゴマークを外して、かつての日比谷線時代を彷彿とさせるようなステンレス無塗装、無装飾の“すっぴん”姿に戻されたと聞いた私は エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?、当初に予定されていた“ヘッドマーク無しの定期列車”という運行条件を踏まえて、平日に有給休暇を取って長野へと駆けつけます ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
しかし、直前に貸し切り団体のご指名が入ったことで、定期列車(普通列車)でなく団体列車としての運行となった当編成 ( ̄△ ̄;)エッ…。運転区間や通過時刻が掴みにくくてちょっと戸惑ったものの (゚ペ)ウーン…、ほぼ間違いなく通ると思われる定番の撮影ポイント(朝陽付近)にて張り込みをし (*`・ω・´)-3フンス!、無事にお目当てだった“すっぴん”姿の3500系を捕鯨・・・もとい、捕獲 (^_[◎]oパチリ。快晴の天気にも恵まれて、満足のいく記録が残せました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
そして、休暇を取ったこの日が週末の金曜日だったことから、せっかくなので私はそのまま長野で宿泊。引き続き翌日の土曜日も、撮り鉄や乗り鉄を楽しむこととしたのです (・∀・)イイネ。
さて、長野を拠点に今日はどこへ行こうか・・・σ(゚・゚*)ンー…。


12月14日(土)


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北陸新幹線の延伸に伴って改築された
立派な駅ビルの長野駅善光寺口(西口)。
印象的な大庇と列柱は
“門”をイメージした意匠で、
“信州の玄関口”を表現しています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲19.12.14 信越本線 長野


長野で迎えた二日目の朝 ('-'*)オハヨ。
宿泊した部屋のカーテンを開けるとスッキリとした青空が広がっていて、前日に続き今日もお天気は良さそうです (´▽`*)イイテンキ♪。
あらかじめ長野にホテルを取っていた理由は、せっかくの週末だから泊まりたいという気持ちもさることながら、実は今旅いちばんのメインターゲットである長電3500系O2編成(日比谷線仕様)の撮影予備日を設けたようなもので (゚ー゚*)ヨビ、もしも前日(金曜)の撮影が悪天候(または団体列車を捕まえられずに撮り逃す)などで納得のいく成果が得られなかった場合、今日(土曜)もふたたび長電に繰り出すつもりでいました (-`ω´-*)ウム。ちなみに前記事で触れていますが、本日のO2編成は長電が企画した事前募集制のツアー列車(団体列車)として運行されます (・o・*)ホホゥ。でも、O2編成はもう昨日の撮影で個人的にじゅうぶん満足できたし、土曜の今日は長電の撮影ポイントにO2編成を求めて多くの同業者が集まりそう σ(゚・゚*)ンー…。それならば私は二日連続で長電を訪れるのでなく、別の路線に向かうこととしました m9(`・ω・´)ケテイ!。
長野から長電に乗るなら地下駅ですが、今日は駅ビルのなかにあるJRとしなの鉄道の共用改札を入ります コッチ…((((o* ̄-)o。吹き抜ける風が冷たい在来線ホームで待っていると、そこに入ってきたのはこの車両 (゚∀゚)オッ!。


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長野色の115系がライトを光らせて入線。
このカラーリングだと、
思わず“信越本線”って呼びたくなりますが、
今の当車はJRの所属じゃないんだよね。
σ(゚・゚*)ンー…
▲19.12.14 信越本線 長野


115系、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
拙ブログではもうお馴染み(だと思う)、国鉄型車両(国鉄時代に製造された車両)の生き残りとして今では貴重な存在となった、近郊形電車(普通列車用)の115系 (゚ー゚*)ゲゲゴ。そのなかでも、運行される地域にちなんだ、通称「長野色」と呼ばれる白地に水色の爽やかなカラーリングの編成が、私の乗る妙高高原(みょうこうこうげん)ゆきの下り普通列車に充当されていました (゚∀゚*)オオッ!!。それはまるで“ひと昔前の信越本線”を見ているかのようですが、今やこの列車はJRの信越本線でなく「しなの鉄道・北しなの線」であり (゚ー゚*)シナテツ、実は長野色も現行色ではない復刻色です (´ω`)ナツカ…シイ?。
路線の詳細やこれまでの経緯などは追ってお話することとして、今旅の二日目にはこの北しなの線を選んでみました (・∀・)イイネ。まあ、長野を拠点とした乗り鉄や撮り鉄で、なおかつ国鉄型好きという私の好みを考えたら、しなの鉄道という選択は容易に想像がついたかも知れませんね(笑)。


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長野駅構内の売店で仕入れた朝ゴハンは、
野沢菜の味噌漬けが中身のご当地おにぎり。
115系のボックス席に座っていただきます。
p(▲)q( ̄~ ̄*)モグモグ


朝8時過ぎ、北しなの線の妙高高原ゆきは定刻に長野を発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
通学時間帯の車内は学生さんが多く、はじめは立ち客も見られましたが、長野市近郊の三才(さんさい)や豊野(とよの)で大半が下車し、そこを過ぎると一車両に数人程度のガラガラな状態となりました ( ̄  ̄ )ガラガラ。


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長野を出てすぐ、
下り列車で右の車窓に見えるのは、
先々月に私が一般公開イベントで訪れた
JRの長野総合車両センター。
(゚∀゚)オッ!
逆光の写真なのでちょっと解りづらいですが、
入場中の中央線用E233系や、
廃車となったと思われる115系のほか、
相鉄10000系の姿もありました。
JR直通に絡んだ何かしらの更新かな?
(゚.゚*)ソーテツ?
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 長野-北長野
(車窓から)

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三才ですれ違った上り列車は・・・
うはっ!「台鉄色」の115系だ!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
台湾鉄路(台鉄)との友好協定を記念し、
「台鉄自強号」をイメージした色となった115系。
私は初めて見たけれど、インパクトあるなぁ・・・。
(゚ー゚;)タイテツ…
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 三才
(車窓から)


しなの鉄道・北しなの線は、長野から、豊野、古間(ふるま)、黒姫(くろひめ)などの各駅を経て、新潟県の妙高高原にいたる37.3キロの直流電化路線で、115系のボックスシートに身を委ねながら北信(長野県北部)の風景を眺めていると (´ー`)マターリ、その感覚は“以前”とまったく変わらず、これがJRではない第三セクター(三セク)鉄道であることをつい忘れてしまいます (*゚パ)ハッ!。
先ほどからなんだか引っかかる言い回しをしていますが、というのも、しなの鉄道(通称・しな鉄)は、もともとJR東日本の信越本線(高崎~長野~新潟)だった一部の区間が、北陸新幹線(旧・長野新幹線)の開業に伴う並行在来線としてJRから経営分離され、長野県を主体とした第三セクター方式の鉄道に所有と経営を移管したもので(いわゆる三セク転換)、軽井沢~篠ノ井(しののい)の「しなの鉄道線」が1997年の旧・長野新幹線開業時(高崎~長野)に、そして今の私が乗っている長野~妙高高原の「北しなの線」が2015年の北陸新幹線延伸時(長野~金沢)に、それぞれが引き継がれて現在に至っています ( ̄。 ̄)ヘー。
なので、アタマのなかではもう、しな鉄の北しなの線だと理解しているものの (゚ー゚*)シナテツ、乗った列車がJR時代の長野色を復刻(というか維持?)した編成だということもあり、気分的には昔から馴染みのある信越本線の列車に乗っているイメージが拭えません (´ω`)シンエツセソ?。ただ、もしも信越本線だったらJRの普通列車が一日じゅう乗り放題の「青春18きっぷ」が使えたところですが(ただいま冬期シーズンの有効期間ちう)、三セクのしな鉄ではそれが使えないので、手元にある長野の自販機で発券した普通乗車券(きっぷ)を見ると、これは三セクの路線なのだという現実に引き戻されます (*・ω・)つ[キップ] 。


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三才から豊野にかけては、
今年10月に襲来した台風によって
付近を流れる千曲川が氾濫し、
甚大な水害を被った地域。
車窓からは今も被害の様子が見られました。
りんご畑の向こうに見える建屋が
長野新幹線車両センター。
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 三才-豊野
(車窓から)

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被災地の支援として
地域の商店や一部の駅などでは、
傷物となってしまったリンゴを
安価で販売していました。
私も買って帰りましたが、
見た目が傷物でも味は変わらず、
甘くてとても美味しかったです。
リンゴ(゚д゚)ウマー!

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豊野を過ぎると車窓の右のほうへ、
先々月に私が旧型客車(臨時列車)の撮影へ訪れた
JR飯山線(豊野~越後川口)が分岐。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
飯山線も台風の被害を受けて
一部区間で運休となりましたが、
半月後には全線で再開しています。
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 豊野-牟礼
(車窓から)

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飯山線と分かれた北しなの線は山間部へ入り、
自然豊かな風景が車窓に望めます。
12月の中旬だけど、まだ雪が少ないね。
暖冬傾向なのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 豊野-牟礼
(車窓から)


そんなしな鉄で使われているのが、三セク転換時にJRから譲渡された国鉄型の115系 (゚ー゚*)ゲゲゴ。
1970年代から80年代にかけて製造された115系(1000番台)は、使い古した“お下がり”と言うべき中古車なのですが (´ω`)オフル、本家(?)JR東日本の115系が新潟地区(越後線や弥彦線など)に数本が残る程度まで減ってしまったのに対し ヽ(´д`;)アア…、しな鉄で運行される定期列車は今のところ全てが当系で賄われており (゚∀゚*)オオッ!!、ノスタルジックな国鉄型車両の乗り心地を気軽に味わえます +。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。
また、しな鉄の115系は譲渡時に塗り替えられた、赤とグレーのオリジナルカラーを基本(現行色)としながらも、そのほかに“マニア心をくすぐるもの”から、“ちょっと奇抜なもの(?)”まで、いくつかのカラーバリエーションが存在し、ファンを楽しませています (*゚∀゚)=3ハァハァ!。ちなみに現行色以外の特別色(復刻色やラッピング編成)はしな鉄のホームページにて運用が公表されており \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、実はいまの私が乗っているJR時代の「長野色(S15編成)」や、途中駅ですれ違った台湾鉄路(台鉄)との友好協定を記念した「台鉄色(S9編成)」も、あらかじめどの編成がどの列車に就くのか分かっていました φ(゚ー゚*)フムフム。
その特別色のなかから“自分好みの編成”の運用を調べたうえで、それを沿線の撮影ポイントにて狙ってみようと考えている私は、県境に近い黒姫で下車 (・ω・)トーチャコ。ひとつ先の隣駅(下り方)は、もう新潟県の妙高高原です。


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信越・・・もとい、
北しなの線を北上するに連れて
車窓に見えてきたのは、
どっしりとした黒姫山の山容。
(゚∀゚)オッ!
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 古間-黒姫
(車窓から)

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長野県北部の信濃町に所在する黒姫。
雪深い地域らしい高い屋根が印象的な駅舎です。
スキー場のある黒姫高原や斑尾高原、
ナウマンゾウの発掘で知られる野尻湖への
アクセス拠点となっている当駅は、
スキーヤーやハイカーなど、
季節ごとに多くの観光客が訪れます。
かつては首都圏や関西圏から直通のスキー臨時列車、
「シュプール号」も停車していました。
シュプール(´ω`)ナツカシス
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 黒姫


長野0813-(しな鉄北しなの線321M)-黒姫0847

JR信越本線時代を含めて私は過去にも何度か訪れているのですが、ここ黒姫には駅から徒歩でアクセスできる距離に、沿線随一と言える“お立ち台”的な有名撮影ポイントがあります (・o・*)ホホゥ。それが古間と黒姫の駅間に位置する、通称・黒姫山バック (゚ー゚*)クロヒメヤマ。
北信五岳(ほくしんごがく)のひとつに数えられる標高2,053mの黒姫山は、お椀を伏せたような整った姿から“信濃富士”とも呼ばれる名山で、件のお立ち台は列車の背景に黒姫山のどっしりとした山容をきれいに写し込むことができる好撮影地です (・∀・)イイネ。もちろんそれは天候条件が良ければのハナシですが、はたして今日の黒姫山はご機嫌いかがでしょう ハーワーユー?(=゚ω゚)ノ゙。
列車の車窓から見たかぎりでは晴天のもとで黒姫山が山頂まで望めていたけれど (゚∀゚)オッ!、昨日の長電沿線から望んだ飯縄山(いいづなやま)みたいに、雲が湧き始めると短時間のうちで一気に稜線が隠されてしまう恐れもあります (´д`;)アウ…。たとえ今はいい状態であっても、お目当ての列車が通過するまでは気を抜けない、それが鉄道写真 (-`ω´-*)ウム。

さて、お立ち台から見る、山の状況は・・・(「゚ー゚)ドレドレ


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駅から歩いて20分ほど。
やってきた撮影ポイントはこんなところで、
国道に併設された歩行者用の跨線橋(旧橋)から、
黒姫山と北しなの線の線路が一望できます。

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黒姫山や戸隠連山など
信州らしい雄大な山々を背にして、
信越本線時代を思わせる長野色の115系が
初冬の北信を駆け抜けます。
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間


黒姫山バックで長野色が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
冬晴れの青空のもと、黒姫山のみならず、その向こうの戸隠(とがくし)連山まできれいに望める素晴らしい眺め w(*゚o゚*)wオオーッ!。そんな好条件に恵まれたお立ち台をかすめて走りゆくのは、先ほど私が乗った長野色の115系(S15編成)で、妙高高原から長野ゆきの上り列車として戻ってきたものです ε-(=゚ω゚)ノ゙タライマ。以前に同地で撮影したことがある現行色(しな鉄オリジナルカラー)も悪くないけれど、やはりこの長野色は個人的に以前の信越本線(や中央本線など)で見慣れた、馴染みのある落ち着きが感じられます (・∀・)イイネ。
もう12月の中旬なのに今冬の信州はまだ雪が少ないのが絵的にちょっと惜しいものの(12/14現在)、壮大な山々が連なる信州らしい風景のなかで、まずは気持ちのいい一枚を残すことができました (^_[◎]oパチリ。

な~んだ、隣駅(妙高高原)から折り返し列車が戻ってくる短時間(30分程度)のあいだなら、山の雲隠れを心配するほどのものでもないじゃん・・・と、思われるかもかもしれません (´σД`)ナーンダ。でも、実は私のホントのお目当ては今の長野色ではなく ヾノ・∀・`)チャウチャウ、先述のHPの運用表によるとこの一時間後の列車に充当されることとなっている、別の色の115系なのです ( ´_ゝ`)フーン。そしてやはりその色は人気が高いようで、私のほかにもあとから続々と同業者が集まってきました(と言っても、10人程度だけど)(=゚∇゚)ノチワッス。


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時間が経つに連れて、
上空に目立ちはじめた雲・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
頼むから山は隠さないで~。
八(゚- ゚)オネガイ


ただ、その“本命”がここを通過するのは10時過ぎ。ちょうど日差しによって気温が上昇し、雲が湧きやすい時間帯です (゚ペ)ウーン…。はたして長野色のときにはクリアだった青空に、どこからともなくそろりそろりと忍び寄る流れ雲 …(((*`ω´)┌ ソロリ、ソロリ~…。いつものことながら山の撮影は思いどおりにはならず、ハラハラさせる展開だなぁ・・・(´・д・`;)ハラハラ…。
そんな状況のなかで迎える通過時刻。冬の乾燥した空気に乗ってふたたび聞こえてきた115系の重厚なモーター音ですが ヴゥゥゥゥゥ━━━( ̄- ̄ 3)━━━━ン…。、先ほどとは違う色の編成が黒姫山の麓に現れました (゚∀゚)オッ!。


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湘南電車、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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黒姫山を望むのどかな山里風景に、
懐かしさを覚えるかぼちゃ色の電車が
しっくりと収まりました。
令和の時代に見る、国鉄の追憶。
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間


黒姫山バックで湘南色も撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
そう、私が今日の“本命”と位置づけて待っていたのは、115系の原色(製造時の色)である橙と深緑のツートンカラーを纏い、かつて同色の車両(80系)が使われていた東海道線の“湘南電車”に由来する、「湘南色」の編成(S3編成)(゚∀゚*)オオッ!!。これもしな鉄が近年(2017年)に再現した復刻色のひとつですが、やはり私の世代的に115系と言えばこの色です (-`ω´-*)ウム。先ほどの長野色がJR時代なら、この湘南色はまさに国鉄時代の信越本線を彷佛とさせる姿ではありませんか 。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。そして、増えはじめた雲の流れに不安を感じるも、山容を隠すほどの勢いはなく、頂までしっかり見えてくれた黒姫山。これはじゅうぶんに満足できる結果です ε-(´∇`*)ホッ。
計画だと今年度末(2019年度末)から2026年度までの8年をかけて、既存の115系を新型車両(JRのE129系がベース)へ置き換えると発表したしな鉄 ( ̄△ ̄;)エッ…。今すぐにすべての115系が退役しちゃうわけではないけれど、撮りたい色の編成は今のうちにしっかり記録しておきたいところで (-`ω´-*)ウム、今旅の私は前日に訪れた長野電鉄の3500系をいちばんの撮影目的としながらも、長野を訪れたタイミングで北しなの線の運用に就いた湘南色を黒姫山バックで撮ることができたのは、国鉄型好きとして大きな収穫となりました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。いずれ機会があれば、もうひとつの国鉄色である「スカ色」の復刻色(S16編成)も撮りたいものですね(この日のS16編成は、どうやら検査入場していたみたい)(゚ー゚*)スカ。

これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
さ、お昼ゴハンに名物の信州蕎麦でもいただいてから、普通列車でのんびりと東京に帰ろう カエロ…((((o* ̄-)o 。ちなみに長野から先のJRで使用するのはもちろん、「青春18きっぷ(一回分)」です (*・∀・)つ[18]。


2018.jpg
撮影後に立ち寄ったお蕎麦屋さんでは、
蕎麦を待つあいだに
温かい甘酒が振る舞われました。
撮影で冷えた体に染みるなぁ。
(*´v`*)ホッコリ
あ、お蕎麦のほうはのちほど・・・。

2020.jpg
黒姫から乗る長野ゆき上り列車は、
“奇抜な色”の「台鉄色」115系でした。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
でも、こうやって見ると、
かつての「修学旅行色」167系みたいで
案外悪くないかも?
σ(゚・゚*)ンー…
ちなみに背後にそびえる山は
北信五岳の最高峰で標高2,454mを誇る、
新潟の名峰・妙高山。
▲19.12.14 しなの鉄道北しなの線 黒姫


長野電鉄の3500系が日比谷線時代を思わせる“すっぴん姿”になると聞き (゚∀゚)オッ!、年末の慌ただしい時期にもかかわらず有給休暇まで取得して出かけた長野の鉄道旅 ε=┌(;´∀`)┘イッチャエ!。ぶっちゃけ、仕事よりも忘年会のひとつに出席できなかったほうが気になったけれど 人( ̄ω ̄;)スマヌ(単に飲みたかっただけ)、晴天のもとで撮れた長電3500系や黒姫山バックのしなの鉄道115系など充実した撮り鉄ができて (^_[◎]oパチリ、ちょっと無理をしてでも長野まで駆けつけた甲斐のある成果が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。よくよく考えてみたら長電でもしな鉄でも、その撮影対象は第一線を退いたあとも活躍を続ける中古の譲渡車ばかりだったけれど (゚ー゚*)オフル、それは今の私の興味や趣向が反映されたチョイスと言えるのかも知れません (-`ω´-*)ウム。でも、古い車両で過去を懐かしむばかりでなく、新しい車両などにも目を向けないと、早く老けちゃうかな?(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
そんなふうに今旅を振り返りながら、私は師走の信州をあとにするのでした ...(((o*・ω・)o。
今旅は慌ただしい時期だからこそ、いい息抜きになったとも思います。


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長野でしな鉄から乗り継いだ
篠ノ井線の松本ゆきはE127系。
長野色の115系はもう
復刻色でしか見られないけれど、
その爽やかな“ご当地色”は
E127系や211系に引き継がれています。
▲19.12.14 信越本線 長野

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秋の行楽シーズンに乗ったときの篠ノ井線は
立ち客多数で混雑していましたが、
今回は座席の大半が埋まる程度の乗車率で、
「日本三大車窓」のひとつに数えられる
姨捨(おばすて)からの眺望も、
じっくりと眺めることができました。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに上写真の一枚目は
姨捨に進入するスイッチバックの様子。
イッタリ(゚д゚≡゚д゚)キタリ
▲19.12.14 篠ノ井線 姨捨(車窓から)

2025.jpg
松本からは中央本線(中央東線)の普通列車を
乗り継いで東京に向かいます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ
松本から甲府まで乗った211系は
ボックスシートを備えたセミクロス仕様でした
(そのあとに甲府から立川まで乗ったほうは
ロングシート仕様だったけど)。
▲19.12.14 篠ノ井線 松本


黒姫1154-(しな鉄北しなの線328M)-長野1228~1232-(篠ノ井2238M)-松本1359~1417-(中央440M)-甲府1617~1653-(550M)-立川1859




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さて、
新しい元号となった令和元年も残りわずかで、
今記事が今年の最終になる拙ブログ。
湘南色115系の撮影後にいただいたお蕎麦を
年越し蕎麦の代わりとし、
これをもって一年の締めといたします。
≠( ̄ε ̄*)ズルルルル…
今年も拙い記事にお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
<(_ _*)>アリガ㌧
どうぞみなさま、よいお年をお迎えください。



ONE-shot 344 Xmas Express 2019 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 344 Xmas Express 2019

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ウィークデーだからこそ
いっそう募る
聖夜に会いたい気持ち。

まだ、間に合う・・・。

大切な人が待つあの街まで、
新幹線があなたを届けます。

▲19.12.12 東海道新幹線 東京-品川
(後追い)


♪街角にはクリスマスツリー、銀色の煌めき・・・♪
そんな歌詞を口ずさみながら撮影した
今年の「Xmas Express」のONE-shot。
(^_[◎]oパチリ

ツリーと新幹線の位置が離れているので、
画がちょっとまとめにくいかな・・・と思うも、
ためしにシャッターを切ってみたら、
ウィンドウにも新幹線の反射が映り込んで、
意外と面白い一枚になってくれました。
(゚∀゚)オッ!

そして道を歩く女性の方のコートが、
もしも茶色でなく赤だったら、
90年代のCMの牧瀬里穂さんを思い起こさせて
クリスマスムードも高まるところですが、
そんなウマい偶然はあるわけがなく、
ヾノ・∀・`)ナイナイ
新幹線の先頭車が通過したタイミングに
女性がむこう向きで通りがかっただけでも、
絵づくりとしてラッキーだったと思います。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪



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今年のクリスマスは週のどまんなか水曜日。
平日だとちょっと盛り上がりに
欠けるかもしれませんが、
どうぞみなさま、
ステキなクリスマスをお過ごしください。

Happy Christmas  ☆彡




長野電鉄・・・3500系O2編成 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2019.12.13 長野電鉄
信州の「マッコウクジラ」!
長電3500系O2編成 撮影
 
 
拙ブログでは前記事の「ONE-shot」で、東急のステンレスカー(ステンレス製車両)8500系をご紹介しましたが (゚ー゚*)トーキュー、そのときの撮影がキッカケになったとか、前記事が今記事の伏線になっているというワケではなく、むしろ前週の8500系を撮るよりも先に今回の出撃(撮り鉄)は計画を企てていました σ(゚・゚*)ンー…。

東急8500系と同様、車体にコルゲート(車体強度を高めるために施された、外板のひだひだ(ギザギザ))を備えた初期形ステンレス車両(セミステンレス車含む)のなかで (´w`*)ヒダヒダ、かねてより私が気になっていた存在のひとつが、長野県の地方私鉄、長野電鉄(通称・長電)で活躍する3500系 (゚ー゚*)ナガデソ。
もともと当系は東京都心の地下を走る営団地下鉄(現・東京メトロ)の日比谷線で使われていた3000系で (´ω`)ナツカシス、後継車両への置き換えに伴う日比谷線からの退役後に長電へと譲渡され、現在も信州の地で第二の車両人生を歩んでいるのです (・o・*)ホホゥ。この元・営団3000系、現・長電3500系は、“ソネブロ鉄仲間”の「gardenwalkerさん」がちょくちょく撮影に訪れており (^_[◎]oパチリ、その素晴らしい撮影成果をブログで拝見するたび、私も撮りに行ってみたいなぁ・・・と影響を受けていました (・∀・)イイネ。ちなみに長電は私も過去に何度か訪れていて、3500系も撮ったことはあるのですが、別形式(かつての特急型車両2000系)のついでにシャッターを切ったり、廃止となる路線(木島線や屋代線)の惜別乗車における記録程度だったりと、3500系をメインでしっかり狙ったことは無いような気がします σ(゚・゚*)ンー…。
そんな「いつか撮りに行きたい」と漠然に“信州の日比谷線”への思いを馳せていたところ イツカ(´σД`)イツカ、現存する3500系のなかでも冷房装置の搭載が行なわれていない(いわゆる非冷房)など、かつての日比谷線で使われていた営団時代の面影をとくに色濃く残す一本(O2編成)が老朽化によって引退するにあたり サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~、長電への譲渡時に施された赤い車体帯や長電のロゴマークを撤去し、日比谷線に近い姿へ復刻して運転すると言うではありませんか エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。これは実際に日比谷線の3000系を知る世代の私にとって、なんともたまらない胸熱な企画です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
「いつか撮りに行きたい」の“いつか”は、この時を待っていた!? (☆∀☆)キラーン☆(屋代線が廃止される直前にも、帯なしの3500系を撮ったケド・・・)。満を持して、私は長野電鉄の3500系を撮影しに、初冬の信州へと向かうのでした ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。


12月13日(金)


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まだ暗い夜明け前の東京から乗るのは、
台風による河川の氾濫で水没被害を受けたという、
今年はなんとも残念な出来事で話題となってしまった
北陸新幹線のE7系。
▲19.12.13 東北新幹線 東京


冬至が近い今の時期はまだ日の出前で、あたりが真っ暗な早朝6時過ぎの東京駅 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。冒頭のとおり今回の目的地は長野なので、北陸新幹線の「はくたか」に乗車します (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
関東地方は厚い雲に覆われた曇り空でしたが、新幹線が碓氷峠(群馬と長野の県境)を越えて信州に入ると、薄雲はかかっているものの青空が望める晴天 (゚∀゚)オッ!。冬場は山おろしの風が冷たい長野ですが、予報によると「晴れ時々曇り」の今日は例年の同時期に比べたら気温が高いらしく、晴天のポカポカ陽気となれば絶好の撮り鉄日和です (σ´∀`)σイイネ♪。


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冬晴れとなった長野。
信州の山々が旅人を迎えてくれます。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
なお、これは上田付近の車窓風景で
よく見ると写真の右のほうに
赤い鉄橋が確認できるのですが・・・
▲19.12.13 北陸新幹線 佐久平-上田
(車窓から)

0003.jpg
この傾いた鉄橋は上田電鉄・別所線のもので、
台風の猛威により千曲川に架かっていた鉄橋が崩落。
ヽ(´д`;)アア…
同線は今も区間運休を余儀なくされ、
2021年春ごろの復旧を目指しているとのことです。
p(`・д・´)q ガンガレ!


さて、今回の撮影目的である長電3500系の“帯なし”(日比谷線仕様)となったO2編成は(“ゼロニ”じゃなく、“オーニ”編成ね (゚ー゚*)オーニ)、次の日曜日(12/15)に引退前の最終運転を迎えることとなっており、ラスト二日間の土日(12/14・15)は長電が企画した事前募集制のツアー列車(団体列車)として運行され、それ以外の平日(12/9~13)は通常の普通列車(定期列車)に就くことが同社のホームページに公表されていました (・o・*)ホホゥ。そしてツアー列車のほうには引退記念の特別なヘッドマークが掲げられるそうなのですが、私としてはやはり日比谷線時代を思わせる、装飾無しの“すっぴん”姿が撮りたいところ (”▽”*)スッピン(ちなみに“すっぴん”で運行された前週の土日(12/7・8)、私は用事があって出撃できなかった)。そうすると土日のツアー列車でなく、平日の普通列車を狙わなくてはならないのか・・・(゚ペ)ウーン…と、実はこの時点で私は“勘違い”をしていたのです ( ̄△ ̄;)エッ…。
というのも、あとになってホームページのリリースをよく見てみると (=゚ω゚=*)ンン!?、記念のヘッドマークが装着されるのは最終日の日曜だけで、土曜は装飾(ヘッドマーク)無しでツアー運行と書かれているじゃありませんか (・・?)アリ?。それなのに常日頃から“ボーッと生きている”私は、ヘッドマークの装着日をてっきり土日の両日だと思いこみ、どうしても“すっぴん”が撮りたかったため、平日の金曜日に有給休暇を取って駆けつけてしまいました ε=┌(;´∀`)┘イッチャエ!。考えてみたらちょうど一年前(昨年12月)に、秩父鉄道でデキ(電気機関車)が牽引する客車列車を撮りに行ったときも、勝手な思い込みで重連牽引の日を勘違いしたっけ(けっきょくその日は単機牽引だった (´д`;)アウ…)。年末の12月は早とちりが多いくらい、落ち着きがないのかなぁ・・・。まさしく、「ヾ(*`Д´*)ノ”<ボーっと鉄してんじゃねえよ!!」。
しかも平日のO2編成は当初、定期の普通列車に就くハズでしたが (゚ー゚*)ハズ?、直前に見たホームページによると金曜は当編成をご指名した貸切列車の予約が入ってしまい、定期列車でなく団体専用列車として運転を行なうとのこと ( ̄△ ̄;)エッ…(おそらく、いや間違いなく、貸し切ったのは鉄道趣味の団体さんでしょうね)。長電のような地方の中小私鉄にとって、大口の団体客が使用する貸切列車が大きな収入になることは理解できますし (-`ω´-*)ウム、撮り鉄的には定期列車でも団体列車でも、お目当てのO2編成が走ることに変わりはないけれど、あらかじめ時刻表で運用(行き先や運転時刻)がわかる定期列車に対して、基本的に運転時刻や運転区間が公表されない団体列車は動きが掴みづらい (゚ペ)ウーン。しかも貸し切った団体さん(依頼主)の要望によっては、持ち込みのヘッドマーク(ツアー列車とは別モノ)などが取り付けられる可能性もあります(とくに中小私鉄の鉄道会社さんは、貸切列車の装飾などに柔軟な対応をしてくれるところが多い ☆.(○≧ω')b オケ!)。はたして私が希望する“すっぴん”姿の日比谷線仕様は撮れるのかなぁ・・・? σ(・ω・`)ドーダロ…。
せっかく休みまで取って長野に向かっているけれど、なんだかちょっとややこしい展開になってきたぞ。そういや今日は“13日の金曜日”だっけ ψ(*`∇´)ψウケケケケ。


0004.jpg
北陸新幹線を降りると、
さほど寒くはないけれど
ホームで感じるひんやりとした空気に
東京と違う信州らしさを覚えます。
(´ー`)ヒンヤリ
▲19.12.13 北陸新幹線 長野

0005.jpg
新幹線ホームの脇に見えたのは、
しなの鉄道の国鉄型車両で
初代長野色の115系。
(゚∀゚)オッ!
こちらの電車も私にとって魅力的ですが、
今回の目的は違います。
▲19.12.13 信越本線 長野


東京0628-(北陸新幹線 はくたか551号)-長野0806

東京から「はくたか」でバビューンと一時間半、長野に到着 (・ω・)トーチャコ。
新幹線から在来線の信越本線やしなの鉄道などは構内の連絡改札を介して楽に乗り換えられますが、長野電鉄の駅はほんの少しだけ離れたところにあり、JRの駅を西口にあたる善光寺口から駅舎(駅ビル)の外に出ます コッチ…((((o* ̄-)o。駅前ロータリーの一角にある地下道の入口みたいなところが、長電へのアプローチ。そう、長電の長野駅は地下にあるのです ( ̄。 ̄)ヘー。
ちなみに長野市民の共通認識かどうかはわからないけれど、私の知り合いの何人かの長野出身者(非鉄)はいずれも、「長野には地下鉄が走ってる(から大都市だ)」と言い張っています (*`・ω・´)-3フンス!。長電の地下区間は路線全体における一部の区間に過ぎないのですが、たしかに長野駅構内の雰囲気はいかにも地下鉄といった感じだし、しかもその駅のホームを発着する電車が・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


0006.jpg
長野駅は長野市の中心駅。
右奥に見えるのがJRとしなの鉄道の駅で、
左手前が地下にある長電の入口。
(゚ー゚*)チカ
▲19.12.13 長野電鉄長野線 長野

0007.jpg
地下へ続く階段を下りると、
そこに長電の改札があります。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに駅の構内では
リンゴや干柿、椎茸、味噌といった、
地域の特産品などが並べられており、
商品を“改札窓口で購入”することができます。
うん、たしかに大都市だ。
(-`ω´-*)ウム
▲19.12.13 長野電鉄長野線 長野

0008.jpg
長野の地下ホームで発車を待つ、
信州中野ゆきの普通列車。
おや?この電車は、東急8500系!?
(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
▲19.12.13 長野電鉄長野線 長野


田園都市線、イタ━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━ッ!!
地下駅の構内に響く「グルルルルルル…」という分かるヒトには分かる、聞き覚えのある独特なコンプレッサー音 グルルルルル━━( ̄- ̄ 3)━━━…。あれ?ここは先日に訪れた桜新町? (・・?)オヨ?・・・かと、いっしゅん既視感を覚えるような光景ですが、ホームに停まっていたのはまさに前記事の「ONE-shot」でご紹介した、東急8500系じゃありませんか (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
実は先述した元・日比谷線の3500系と同様に、こちらの現・長電8500系も東急電鉄から譲渡された中古車で、もともとは田園都市線などを走っていた東急8500系を10両から3両に短編成化したもの(東急でも長電でも、形式は8500系)(・o・*)ホホゥ。長電と言えばかつては特急型の2000系や通勤型(普通列車用)の0系、10系など、個性的な自社発注のオリジナル車両を採用していましたが、現在は特急型(後述)も通勤型もすべて他社からの譲渡車で賄われており、配置数がいちばん多い8500系は普通列車の主力車両として使われています (´ω`)ナルヘソ。もともと東京の地下鉄を走っていた3500系や8500系が地下駅のホームを発着する(東急8500系が使われる田園都市線にも地下区間(旧・新玉川線)があり、さらに東京メトロ半蔵門線へも直通)。これはたしかに「長野の地下鉄」と言ってもいい情景ですね (゚ー゚*)チカテツ。
それにしても、先日の田園都市線と今日の長野電鉄。個人的にはどちらもそれほど訪れる頻度が高い路線ではないのに(長電など数年ぶり)、ホントたまたま同じ8500系の乗車が続いちゃいました。両社の同系は外装も内装も仕様などがほとんど変わらないので、なんだか不思議な感じです σ(゚・゚*)ンー…。今いる地下区間を抜けたら、二子玉川に着いたりして(笑)(゚∀゚)アヒャ☆


0009.jpg
この8500系(T2編成)には
長電の「鉄道むすめ」(イメージキャラクター)が
側面にでかでかと貼られていますた。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
ちなみにこの“ひだひだ”(ギザギザ)が
前記事から話題にしていたコルゲートね。
 (´w`*)ヒダヒダ
▲19.12.13 長野電鉄長野線 長野


平日の朝8時過ぎ、通勤ラッシュとは逆の方向へ進む信州中野(しんしゅうなかの)ゆき下り列車は、座席の半分が埋まる程度の客を乗せて長野を発車しました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
長野電鉄長野線は、長野市中心部の長野から、権藤(ごんどう)、須坂(すざか)、小布施(おぶせ)、信州中野などの各駅を経て、山ノ内町の湯田中(ゆだなか)にいたる33.2キロの直流電化路線で、長野寄りの市街地にあたる約2キロが地下区間です(長野から善光寺下までの4駅が地下駅)( ̄。 ̄)ヘー。
かつての長電には長野線のほか、屋代(やしろ)と須坂を結ぶ屋代線(旧・河東線(かとうせん)の一部)や、信州中野と木島(きじま)を結ぶ木島線(正式には河東線の一部)といった複数の路線が存在していましたが、いずれも近年に廃止となり (´・ω・`)ショボン、また、現存する長野と湯田中のあいだも以前は、長野線、河東線(の一部)、山の内線と細かく分けられていましたが、現在は路線名が整理されて全区間が長野線(正式名称)に落ち着き、一路線しか残存していないことから線名よりも会社の通称である“長電”と呼ぶ方が多いようです (゚ー゚*)ナガデソ。
そんな長電は、長野市近郊の通勤通学輸送に加えて、湯田中渋温泉郷や志賀高原の玄関口となる湯田中、全国屈指の栗の名産地で知られる小布施などを目的地とした観光客の利用も多く、普通列車のほかに特急列車を運行しているのが当線の大きな特徴と言えるでしょう (´ω`)ナルヘソ。


0010.jpg
地下区間から地上へ出たのち、
長電は信濃吉田と朝陽の駅間で、
北陸新幹線やしなの鉄道と立体交差します。
長野から須坂あたりまでは、
長野市近郊の住宅地といった車窓風景。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 信濃吉田-朝陽
(車窓から)


地下区間を抜けるとそこは二子玉川・・・でなく、地上に出た信州中野ゆきは、北陸新幹線やしなの鉄道の線路と交差したのちに、進路を東のほうへ取ります ヒガシ…((((o* ̄-)o 。
下り列車に乗って私が向かっているのはもちろん、お目当ての3500系O2編成(日比谷線仕様)を狙う撮影ポイントなのですが、先述したように今日の当編成は定期の普通列車でなく団体列車としての運行で、今の時点の私には運転区間も運転時刻もサッパリわかりません (゚ペ)ウーン…。ただ、ひとつだけ分かっているのは、当編成をはじめとした長電の車両が所属する車両基地が沿線途中の須坂(長野から12.5キロ地点)にあるということ (・o・*)ホホゥ。そして相当にひねくれた・・・もとい、凝った行程を企てるような団体運行でなければ、おそらく発駅は団体客が集合しやすい長野とするでしょう (-`ω´-*)ウム。ということは、運転時刻こそ分からないものの、基地のある須坂と団体客が乗り込むであろう長野のあいだで待っていれば、たぶんいずれはO2編成が通過する・・・ハズ ( ̄  ̄*)ハズ。
あくまでも予想ながら、それを踏まえて私が列車を降りたのは、長野と須坂のほぼ中間点(長野から6.3キロ地点)に位置する、朝陽(あさひ)。


0012.jpg
長野から約15分、
長野市郊外の朝陽で下車。
(・ω・)トーチャコ
駅名の由来はわかりませんが
(住所には無いけど地域名かな?)、
民家のようなシブい佇まいの木造駅舎と
その爽やかな駅名が相まって、
まるで映画やドラマのセットのような
味わい深さを感じます。
(´ω`)シブイ
▲19.12.13 長野電鉄長野線 朝陽

0013_1.jpg
そして先ほどの8500系にも貼られていたキャラは、
当駅名が名字に採用された
「朝陽さくら」ちゃんだそうです。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
ちなみに「さくら」は桜新町・・・でわなく、
小布施の先にある桜沢の駅名が由来。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 朝陽


長野0828-(長電長野線517)-朝陽0841

長野と須坂のまん中へんに位置するって理由だけで適当に下りてみたわけではなく、この朝陽は駅のすぐ近く(東側)に田畑が広がっていて景色の抜けが良い、長電の有名な撮影ポイントのひとつで、私は以前にも何度か同地へ撮影に訪れたことがあります (*´∀`)ノ゙オヒサ。そこら一帯には平日にもかかわらず、すでに何人かの同業者が好みの位置で点在するようにポツポツと立っているのが確認でき (゚∀゚)オッ!、その方たちがO2編成の運行区間や通過時刻を知っているのかどうかはわからないけれど(私が選んだ立ち位置からはちょっと離れていたので、とくに声はかけなかった)、何も知らない私が一人でポツンと待っているよりは気分的に心強い ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。


0013.jpg
田畑の一角にある
遮断機や警報機のない小さな踏切
(第四種踏切)。
その脇から列車を狙います。
(「゚ー゚)ドレドレ

0014.jpg
うっすらと雪化粧した飯縄山を背にして
一路、湯田中を目指す
2100系の特急「スノーモンキー」。
あれ?この車両もどこかで見覚えあるぞ?
@(・ェ・)@ウキ?
▲19.12.13 長野電鉄長野線 朝陽-附属中学前

0016_1.jpg
こちらは先ほど乗ったものと同じ
東急から譲渡された8500系ですが、
トップナンバーのデハ8501を先頭にした、
T1編成がやってきてくれました。
(゚∀゚)オッ!
当編成は排障器(スカート)がなく
前面窓まわりのHゴムも白色なので、
原形(東急での登場時)に近い姿が保たれています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲19.12.13 長野電鉄長野線 朝陽-附属中学前


団体列車や回送列車(O2編成)は一般の時刻表に掲載されないので、とりあえず撮影ポイントに近い朝陽の時刻表をスマホで検索してみて []o(・_・*)ドレドレ、そこへ表記されていない時刻に踏切が鳴ったら要注意だな(私のいる場所は警報機のない四種踏切だけど、ちょっと離れたところに車道用の警報機付き踏切がある)・・・なんて思っていたところ、なんと現地に着いて最初の一発目に、その条件で踏切が鳴動 Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。え!?いきなり本命(O2編成)のお出ましか!?と、慌ててカメラを構えるも アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、現れたのは湯田中にある地獄谷温泉の“雪見猿”に愛称名を由来する、特急「スノーモンキー」@(・ェ・)@ウキ。あ、そうか、特急(A特急)は朝陽を通過するので、時刻表には載ってないよね ヾ(´∀`;)モチツケ。
ところで、この「スノーモンキー」の赤い車両に長電以外のどこかで見覚えがある方もいるのではないかと思われますが σ(゚・゚*)ンー…、実はこの現・長電2100系は、元・JR東日本の空港アクセス特急「成田エクスプレス(NEX)」に使われていた253系 (゚∀゚*)オオッ!。当系も後継車(E259系)への置き換えにより「NEX」から退き、活躍の場を求めてこの長電へとやって来ました (´ω`)ナルヘソ。
そして長電の特急は、さらにもう一種類・・・


0016.jpg
連接車特有のリズミカルなジョイント音を
響かせて駆け抜けたのは
両端の先頭車に展望席を設けた
“信州のロマンスカー”!?
(゚.゚*)オダキュー?
▲19.12.13 長野電鉄長野線 朝陽-附属中学前
(後追い)


2100系「スノーモンキー」との二枚看板で、先頭車の展望席が人気の特急「ゆけむり」に使われているのは、現・長電1000系。その展望席というスタイルからご察しのとおり、当系の前職はおもに首都圏と箱根を結んでいた小田急の特急ロマンスカーで、元・小田急10000形「HiSE」(゚ー゚*)ハイエス。他社から譲渡された中古車とはいえ、「成田エクスプレス」と「ロマンスカー」の共演が見られるなんて ネックス!(゚∀゚≡゚∀゚)ロマ!、長電は鉄道好きにとってなんとも楽しい路線です ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。
ちなみに長電の車両は、譲渡車でない自社発注車を使用していた時代から、沿線の名産であるリンゴの色にちなんだ赤を車体色に採用しているのですが ( ̄▽ ̄*)リンゴチャソ、ここまで紹介してきた譲渡車の色が赤を主体としているのは長電への導入に際して塗り替えられたものでなく、実はいずれも以前から赤い塗装(2100系、1000系)や赤い帯(8500系)であり、前職(譲渡前の旧所属)の時代とイメージが大きく変わらないオリジナルの姿を留めているのも、ファンのツボを突いた面白いところ (*゚∀゚)=3ハァハァ!(2100系E2編成は側面を中心に塗色が変更されている)。ただし、長電へ譲渡された際にリンゴ色の赤帯を施されたのが、もともとステンレス無塗装で警戒色の帯なども入ってなかった、元・日比谷線の3500系です ( ̄。 ̄)ヘー。
んで、その3500系はいったい、いつ現れるのかしらん?


0017.jpg
時間が経つにつれて、
だんだんと雲が湧いてきた飯縄山・・・。
(≡"≡;*)モヤモヤ…


まわりが田畑で列車の姿をスッキリと撮れるだけでなく、背景には北信五岳(ほくしんごがく)のひとつで標高1,917メートルの飯縄山(いいづなやま)の山容も写し込めるこの場所。私が撮影を開始したとき(「スノーモンキー」を撮ったころ)は、上空に薄雲が広がっていて日差しは弱かったものの、飯縄山は山頂までキレイに望めていました (・∀・)イイネ。ところが、薄雲が流れて青空が広がると日差しで気温が上がったからか、だんだんと雲がまとわりつくように湧いてきた飯縄山 (≡"≡;*)モヤモヤ…。う~ん、晴れてくれたのは嬉しいけれど、本命のO2編成が来るまで山は見えていてくれるかなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。
そんな山の状況を眺めながら待つことしばし、またも朝陽の時刻表には表記されていないタイミングで踏切が鳴りました (゚o゚)オッ!。特急列車は少し前に1000系の「ゆけむり」が通過したばかりですから、今度こそ特急ではないでしょう。須坂のほう(下り方)を向いて目を凝らすと (@_@*)ンン!?、直線上に見えてきたのは・・・逆光ながらも認識できた、銀色の電車! (*゚ロ゚)ハッ!!


0018.jpg
日比谷線、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!

0019.jpg
飾り帯などの色味がない、
“すっぴん”姿で現れた3500系O2編成。
え?試運転??
( ̄△ ̄;)エ?
▲19.12.13 長野電鉄長野線 附属中学前-朝陽

0020.jpg
東京から長野へ移り住んで四半世紀。
すっかり走り慣れた信州の地で、
3500系は今日も車体を輝かせます。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 朝陽-附属中学前
(後追い)


長電で日比谷線が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
まるで昔の湯たんぽ!?これぞステンレス無塗装の美しさであり、“すっぴん”の潔さ!(`・ω・´)キリッ。車体に塗装や帯などの色味がまったく施されていないのに、ビカビカなメタリックの電車はなんとインパクトが強いことか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。まさに“昭和の地下鉄”というイメージがぴったり当てはまる、元・営団3000系(現・長電3500系)。1961年(昭和36年)の登場当時は前衛的な斬新さが感じられたでしょうし、いま見ても、いや、むしろ今だからこそ、レトロモダンなオシャレさを覚えます (≧∇≦)シブイッ!。これはシブカッコいいなぁ・・・(*゚∀゚)=3ハァハァ!。
そしてもちろんデザイン的な趣だけでなく、長電の装飾(帯など)を解いた“すっぴん”は、まさしくかつての日比谷線そのものの懐かしさがあり、令和の時代にこの姿が見られるなんて、とても感慨深いものがあります 。゚(つ∀`゚)゚。ナツカシス。個人的な回想ですが、むかし北千住(日比谷線の起点駅)に住んでいた亡き祖父が、子供の頃の私を荒川の土手へ遊びに連れていってくれたとき、鉄橋を渡る日比谷線の3000系をよく見たっけ・・・。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
そんな日比谷線仕様となった3500系O2編成、長野への送り込みで先頭となる上り方の方向幕(行先表示)は「回送」でなく、なぜか「試運転」の表示 (=゚ω゚=*)ンン!?。これはどうも誤表示というワケでなさそうで、貸し切り団体さんの趣味的な意図のような気がします(「97S」って、営団時代を思わせる運行番号も然り)(´∀`*)マニアック。ちなみに下り方(湯田中側)はノーマル(?)に「団体」表示。
通過時刻が分からないなかで待っていたO2編成 (゚ペ)ウーン…。須坂から長野への送り込み回送なんて安易に想像がつく運行ではあるし、実際はたいして待たずに一時間程度で来てくれたのですが(朝陽を9時43分に通過)(=゚ω゚)ノ゙ヤア、その姿が見えたときにはやっぱりホッとした気持ちでした ε-(´∀`;)ホッ。ご覧のとおり当編成が通過したときの飯縄山は、残念ながら雲が山頂を隠しちゃったけれど (・ε・`)チェ、晴天のもとで眩しい日差しを浴びた“すっぴん”の3500系が撮れただけでも、じゅうぶん満足です (+`゚∀´)=b OK牧場!。


0021.jpg
長野へ向かったO2編成のあとを追うように、
続行の上り普通列車は3500系のN8編成
(長野駅で両者を並ばせたのかな?)。
車体に赤帯が施されたこの姿が、
現行3500系の“長電スタイル”です。
(゚ー゚*)ナガデソ
▲19.12.13 長野電鉄長野線 朝陽-附属中学前
(後追い)


さて、長野方面へ向かった3500系O2編成ですが、いまの私がいる朝陽は先述したように長野から15分程度の近い場所に位置するので、あまり時間を置かずに折り返して戻ってくることが予想されます σ(゚・゚*)ンー…。詳細な通過時刻は把握していないし、大きく移動をすると撮り逃す恐れがあるため、引き続き同ポイントで待機することとしました (-`ω´-*)ウム。
上りの回送列車としての通過から約30分後・・・ですから、単純に長野ですぐ折り返してきた形で、下りの団体列車となったO2編成はふたたび姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。


0022.jpg
爽やかな冬晴れの空のもと、
引退のときが迫るなかで渾身の力走を魅せる、
3500系O2編成。
“すっぴん”に戻された顔の前面窓には
ささやかな花束が置かれていました。
(゚ーÅ) ホロリ

▲19.12.13 長野電鉄長野線 朝陽-附属中学前

0023.jpg
こちらの方向幕は「試運転」のまま。
そういえば二両編成の営団3000系というと、
日比谷線が開業する前の試運転を
鉄道誌の写真などで目にした覚えがあります
(当時はスカートが取り付けられていたんだよね)。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 附属中学前-朝陽
(後追い)


先ほどよりもさらに雲隠れしてしまった飯縄山を諦めて、ここは車両の記録を重視した編成写真をビシッと撮影【◎】]ω・´)パチッ!。高度の低い冬の陽が端正なスタイルの3500系を細部まで絶妙に照らしてくれました。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
あらためて見ても、やはり個人的には“湯たんぽ”を連想してしまうデザインですが ( ̄▽ ̄)ユタンポ(若い人でも湯たんぽは知っている・・・よね? ^^;)、実は「湯たんぽ」ってアダ名(愛称)は、この3500系こと営団3000系よりもほんのわずかに早く登場し、やはり黎明期のステンレス車(セミステンレス車)を代表する一形式である、東急6000系(現・弘南鉄道6000系)に付けられていて、鉄道車両のアダ名で湯たんぽというとそちらのほうを指します ( ´_ゝ`)フーン。そして営団3000系には別のアダ名があり、それは前面のオデコの広さに由来する「マッコウクジラ」(゚ー゚*)マッコークジラ。ただのクジラでなく“マッコウクジラ”といわれても、ピンと来ない方が多いかもしれないけれど、鉄ちゃんのなかでは意外と浸透している愛称なのです(実際に日比谷線でのさよなら運転では、マッコウクジラをモチーフにした装飾が施された) ( ̄。 ̄)ヘー。そんなマッコウクジラさんは、快晴の信州を悠々と泳ぐように(?)走り抜けてゆきました。

湯田中方面へ走り去る3500系O2編成の後ろ姿を見送って、ここでの撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。朝陽の駅に戻り、列車で移動します ...(((o*・ω・)o。


0024.jpg
朝陽から乗る信州中野ゆきの下り列車は、
お!3500系じゃん。
(゚∀゚)オッ!
先ほど撮影した編成(N8編成)が
長野で折り返してきたものですね。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲19.12.13 長野電鉄長野線 朝陽

0026.jpg
今旅の長電で使用しているのは
表紙に3500系O2編成がデザインされた、
全線が一日乗り降り自由の
長電フリー乗車券(2,070円)
(二つ折りを開くと有効日やなどが記されている)。
なお、フリー乗車券は2日間用(2,580円)もあります。
(*・∀・)つ[キップ]

0027.jpg
柳原と村山の駅間に位置し、
千曲川に架けられた村山橋は
ひとつのトラス橋を鉄道と道路が
共用(並行)している
ちょっと珍しい鉄道道路併用橋。
( ̄。 ̄)ヘー
▲19.12.13 長野電鉄長野線 柳原-村山
(車窓から)

0028.jpg
須坂にある車両基地の構内には
特急型の1000系と通勤型の3500系(奥)が
留置されていました。
ちなみに須坂からはかつて、
松代、屋代方面への屋代線が分岐していましたが
2012年に廃止。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 須坂
(車窓から)

0029.jpg
須坂を過ぎたあたりから
車窓にはリンゴ畑が広がります。
( ̄▽ ̄*)リンゴチャソ
いまはもう収穫期を過ぎましたが、
いつかは花や実を付けた時期に
撮影へ訪れてみたいものです。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 須坂-北須坂
(車窓から)

0030.jpg
小布施で多くの客が降りると、
ガラガラに空いたので、
日比谷線時代を懐かしみつつ、
車内をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
座席脇の袖仕切り棒が湾曲しているあたり、
営団っぽいよなぁ・・・。
(´ー`)シミジミ

0031.jpg
N8編成の長野寄りのモハ3518は
元・営団の3040号車(3000系第4次車)で、
昭和38年(1963年)東急車輌製。

0032.jpg
天井のファンデリア(送風機)に見られた、
営団時代の名残り・・・
(営団地下鉄の“S”マーク)

0033.jpg
車端部妻面(連結部)から望む、
ステンレスの輝き。
(☆∀☆)キラーン☆
ステンレス車黎明期に製造された営団3000系は
東急8500系のようなオールステンレス車両でなく、
内部の構体(骨組み)が普通鋼製で
車体外板にステンレス使用した
いわゆる“セミステンレス車”です。
(゚ー゚*)セミ

0034.jpg
現在の長野線の普通列車は
大半が途中の信州中野で運用を分けています
(長野~信州中野と信州中野~湯田中)。
当駅で乗り継いだ湯田中ゆきも、
3500系(N6編成)でした。
ノリカエ…((((o* ̄-)o

ちなみに信州中野からはかつて、
木島方面への木島線が分岐していましたが、
2002年に廃止。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 信州中野


朝陽から乗った下り列車の信州中野ゆきと、信州中野で乗り継いだ湯田中ゆきは、いずれも赤帯の入った長電標準仕様の3500系 (゚∀゚)オッ!。原形に近いO2編成ではなく、冷房の搭載などが施された編成ではあるものの、元・日比谷線3000系を撮影のみならず乗車でも懐かしめるのは嬉しい 。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
そんな3500系に乗って湯田中方面へ向かっている私は、先に同方向へ下ったO2編成のあとを追うような形となっているのですが ε=ε=ε=(ノ´∀`)ノマテマテ~♪、何度も述べたように団体列車であるO2編成の運転区間や行き先を私はまったく分からず、自分なりに団体列車の目的地候補となりそうな、須坂(O2編成の乗車と車両基地見学という企画?)や小布施(O2編成の乗車と小布施の街散策やランチを愉しむ企画?)、信州中野(O2編成の乗車と木島線の遺構を訪ねると言う企画?)などの各駅を気にするも(マニアックな団体だと小布施案は薄いか・・・)σ(゚・゚*)ンー…、それらの駅構内に当編成の姿は見あたりませんし、途中でのすれ違い(単線なので駅での交換)もないまま、信州中野を過ぎました …(((o*・ω・)o。そうすると終点の湯田中まではあと残り5駅ですから、O2編成の行き先は単純に湯田中だったのですね ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
そして湯田中を含む残り5駅のうち、単線で上下の列車が行き交う(すれ違う)ことができる交換可能な駅は、信州中野から二駅目の信濃竹原(しなのたけはら)だけ (゚ー゚*)タケハラ。ということは、湯田中で折り返してくる上り列車となったO2編成と、今の私の乗っている下り列車は、そこで間違いなく交換します (=゚ω゚)ノ゙ヤア。ちょっと深追いしすぎたか、もう沿線の撮影ポイントでO2編成を撮ることは難しい状況となってしまいましたが (゚ペ)ウーン…、私は先ほどの朝陽で撮れたカットが満足できたし、それに当該列車(O2編成)の通過が迫るなか焦って沿線の撮影ポイントを探すくらいなら(しかも現時点では中野松川の一択のみ)、いっそのこと信濃竹原で展開される3500系同士の交換シーンを狙うのも悪くないかと思いました (-`ω´-*)ウム。
朝陽から信州中野で列車を乗り継いで50分、信濃竹原に到着 (・ω・)トーチャコ。そして・・・(*゚ロ゚)ハッ!


0035.jpg
相対式ホームの信濃竹原で顔を揃えた
二本の3500系。
(゚∀゚*)オオッ!!
左が団体列車のO2編成で、
右は私が乗ってきたN6編成です。
O2編成の長野方は
ずっと「試運転」のまんまだね。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 信濃竹原

0036.jpg
対向列車と交換して
信濃竹原を発車するO2編成。
並びが見られたのはほんのひと時でした。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
▲19.12.13 長野電鉄長野線 信濃竹原(後追い)


マッコウクジラが並びました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
終点までに交換できる駅がここしか無いのですから、当然と言えば当然なのですが (゚∀゚)アヒャ☆、狙いどおり(?)に並んでくれた二本の3500系 (゚∀゚*)オオッ!!。先に信濃竹原へ着いていたのはO2編成のほうで、私が乗ってきた下り列車が到着すると程なく発車してしまったのですが ンジャ!( ゚д゚)ノシ、どうにかふたつの顔をフレームに収めることができました (^_[◎]oパチリ。両者の外見は赤帯があるかないかの違いくらいですが(あとは屋根上に冷房装置があるかないか)、こうやって見比べるとけっこう印象が変わるように思います σ(゚・゚*)ンー…。
ちなみに信州中野と湯田中の間の普通列車は日中の時間帯、ふだんは一本の編成が往復運行するピストン輸送形態なので、昼前の当駅で3500系同士が並ぶのは意外と貴重なのかもしれません(朝夕は日常的に交換が見られる)(´ω`)ナルヘソ。


0037.jpg
朝陽と同様に信濃竹原も
味わい深い木造駅舎が残されています。
(´ー`)シブイ
ただし無人化に伴って
待合室の扉は施錠されていました。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 信濃竹原


朝陽1042-(長電長野線525)-信州中野1115~1125-(長電長野線315)-信濃竹原1132

今度は上り方向へと去って行ったO2編成、それを見送ってから駅を出ます。
この信濃竹原の駅近くには夜間瀬川(よませがわ)という名の河川が流れており、そこに架けられた長電の鉄橋(夜間瀬川橋梁)は、当線随一のお立ち台的な撮影スポットとして撮り鉄に人気の場所 (・o・*)ホホゥ。もうO2編成は行っちゃったけれど、せっかくなのでその夜間瀬川の鉄橋で何本かの列車を撮影してみようと思います (・∀・)イイネ!。しばらくすれば、私が信濃竹原まで乗ってきた赤帯入りの3500系が、湯田中から折り返して戻ってきますし。


0038.jpg
信濃竹原の駅から徒歩でわずか5分程度、
お立ち台スポットの鉄橋はこんな感じのところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
ちなみに河川敷は広いものの、
ふだんの夜間瀬川は流れが細いようで、
信濃竹原方(西岸)の土手上からは
あまり川面が望めません。

0039.jpg
夜間瀬川橋梁を渡る3500系。
その背景には信州百名山に数えられる、
標高1351.5メートルの高社山がそびえます。
信州らしい壮大な風景。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 夜間瀬−信濃竹原

0040.jpg
川自体は大きくないけれど、
広い河川敷を跨ぐガーダー橋は、
連なる橋桁がなかなかの迫力。
赤いハチマキをしたマッコウクジラが
河原に轟音を響かせて渡ります。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 夜間瀬−信濃竹原

0041.jpg
シャープなフォルムが美しい
1000系の特急「ゆけむり」。
りんごカラーのロマンスカーが
クリアな冬晴れの青空に映えます。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 夜間瀬−信濃竹原


夜間瀬川橋梁を渡る3500系、はじめは列車の背景に高社山(たかやしろやま)の雄大な山容を入れて撮ってみたものの (^_[◎]oパチリ(一枚目)、ステンレスの車体は引き画だと風景に同化してあまり映えず、思ったよりも存在感が薄かった (゚ペ)ウーン…。そこで、ふたたび折り返す次の3500系が戻ってくるまで一時間ほど待ち、今度は鉄橋のたもとから列車を寄りめでパチリ【◎】]ω・´)パチッ!(二枚目)。橋桁に浮いた赤錆が深みを醸し出しているガーダー橋で、きれいな順光の日差しに照らされた3500系をいい感じに撮る事ができました (・∀・)イイネ。赤い帯が入った長電仕様のマッコウクジラ、これはこれでやっぱりカッコイイ。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。。長電で元・日比谷線の3000系が今も頑張っていることはもちろん知っていたけれど、あらためてその魅力をブログの作品を通して気付かせてくれたgardenwalkerさんには、あらためて感謝です <(_ _*)>アリガ㌧。これはたしかにハマる被写体かも(笑)。
帯無しと帯あり、二種類の3500系をしっかりと記録できたことに満足し、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。でも、せっかく特急列車を含む全列車の全区間が一日乗り放題のフリーきっぷを持っているのならば、もう少し乗り鉄のほうを楽しんでから、出発地の長野に戻ろうと思います ...(((*・∀・)つ[キップ] 。


0044.jpg
信濃竹原から普通列車に乗って3駅、
終点の湯田中に到着。
(・ω・)トーチャコ
当駅は急勾配を登り切ったところに位置しているため、
かつては一風変わったスイッチバック構造でしたが、
改修工事により現在は通常の発着方式となっています。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 湯田中


信濃竹原1431-(長電長野線319)-湯田中1440


0045.jpg
駅舎に観光案内所が併設された湯田中は、
湯田中渋温泉郷の最寄駅であると共に、
志賀高原への玄関口でもあり、
駅前からバスが接続しています。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 湯田中

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こちらは1927年(昭和2年)に建てられた
かつての旧・駅舎で、
歴史深い趣が感じられる木造建築
(国の登録有形文化財に登録)。
(´ω`)シブイ
現在は展示会や発表会など
地域の交流施設(楓の館)として活用され、
また、軒を連ねるように
温泉施設(楓の湯)が隣接しています。
今回は私も足湯を利用させていただきました。

0047.jpg
旧・駅舎側のホームに残されていた案内標。
そこには今は無き木島線や屋代線方面を表すものも
併記されています。
(ノ∀`)ナツカシス
▲19.12.13 長野電鉄長野線 湯田中

0048.jpg
湯田中からの帰りに乗るのは
元・JR253系「成田エクスプレス」で
現・2100系の特急「スノーモンキー」。
(゚∀゚)オッ!
側面は色が変更されていますが、
正面はほぼ前職(JR時代)のまんまです。
赤い顔はりんごカラーというより、
温泉に入って赤くなったおさるさんの顔?
@(・ェ・)@ウキ
▲19.12.13 長野電鉄長野線 湯田中

0049.jpg
車内もほとんど「成田エクスプレス」のまま。
これがフリーきっぷで乗り放題だし、
普通乗車券にプラスする特急券の場合でも、
特急料金は全区間100円ですから、
なんともリーズナブル!
(個室料金は一室1000円)
(´艸`*)オトク♪

0050.jpg
そんな「スノーモンキー」のなかで遅い昼食。
駅のまわりで名物などを探したけれど
とくに目ぼしいものが無く、
駅前のコンビニで肉まんとビールを
買い込んできますた・・・。
( ̄  ̄;)ニクマソ…

0051.jpg
夕空に浮かび上がる北信の山々。
車窓にこの景色を眺めながらの飲み鉄は
最高のひと時です。
[★]ヽ(>∀<*)クゥーッ!
▲19.12.13 長野電鉄長野線 桜沢-都住
(車窓から)

0055.jpg
さらにふと思い立ち、
途中駅の小布施で下車。
ε=┌(*゚д゚)┘オリル!
街なかのお店で、
ご当地産の栗を使った
栗ジェラートをいただきます。
お口に広がる栗の甘い風味にほっこり♪
(*´v`*)ホッコリ♪

0053.jpg
小布施の構内には、
かつて特急列車として活躍した、
長電の名車(自社発注車)
2000系(D編成)が静態保存されています。
現行の特急(1000系や2100系)ほど
豪勢な内装ではないけれど、
回転式クロスシート(非リクライニング)を
装備していた当車も、
特急にふさわしい乗り心地の車両でした。
(*´ω`*)ナツカシス
▲19.12.13 長野電鉄長野線 小布施

0056.jpg
日が暮れた小布施から
普通列車で長野に帰ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
車両は朝にも乗った
鉄道むすめラッピングの8500系。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 小布施


写真を羅列したダイジェストでお送りしましたが、信濃竹原から下り普通列車で終点の湯田中へ (゚ー゚*)ユダナカ。国の重要文化財に登録されている木造建築の旧・駅舎を眺めたり (「゚ー゚)ドレドレ、駅隣の温泉施設で足湯に浸かったりしたのち (*´∀`*)アッタカ♪、湯田中から乗る上り列車に選んだのは、元・JR253系「成田エクスプレス」で、現・2100系の特急「スノーモンキー」ヽ@(´ェ`*)@ノウキー♪。豪勢なリクライニングシート(湯田中寄りの1号車のみ)に身を委ねると、ロングシートの普通列車(3500系、8500系)とはまたちがう、優雅な旅情が感じられます (σ´∀`)σイイネ〜♪(普通列車もローカル私鉄らしい素朴さが味わい深いんだけどね)。
当初はこのまま長野まで当列車を乗り通すつもりだったのですが、ちょっと遅めにとった昼食がコンビニの肉まん(と缶ビール)という侘しいものだったこともあり ( ̄~ ̄;)ニクマソ…、何か沿線の名物らしいものがいただきたくなって、ふと途中下車してみたのは栗の名産地で知られる小布施 (゚ー゚*)オブセ。そこで「小布施栗のジェラート」なる小洒落たモノを味わい (゚д゚)ウマー!、栗菓子の名店(小布施堂さんね)でお土産を物色してから σ(゚・゚*)ンー…、夕暮れ時に長野ゆきの上り普通列車へ乗り込みました ...(((o*・ω・)o。
温泉での全身入浴でなく足湯、名物料理と言えるほどのものではないジェラートと、なんだか中途ハンパ感は否めないものの (^^;)ゞポリポリ、あくまでも個人的には“長電沿線ぶらり旅”をそこそこ堪能し、あとはもう単純に長野へ戻るだけ カエロ…((((o* ̄-)o 。
ところが、乗っていた上り列車が途中駅の須坂に停車したとき、スマホに目をやっていた私が何気なく顔を上げると (=゚ω゚=*)ンン!?、反対のホームに見えたのは・・・えっ、日比谷線!? Σ(゚□゚(゚□゚*)ナ、ナニーッ!!


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須坂に日比谷線が
イタ━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━ッ!!!
▲19.12.13 長野電鉄長野線 須坂

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宵の口の須坂に佇む“すっぴん”の3500系。
ホームの照明を受けて
艶やかな車体を輝かせる同車は、
まさに“地下鉄日比谷線”を彷佛とさせる姿です。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 須坂


なんと、なんと、そこには例の“すっぴん3500系”こと、O2編成が停まっているじゃありませんか!(*゚ロ゚)ハッ!。これを目にした私は思わず座席から飛び上がり、乗っていた列車を降りてしまいました ε=┌(*゚д゚)┘オリルッ!。
私が最後に目にしたお昼ごろの信濃竹原以降、当編成を使った団体列車がどのような経路や時間配分の行程を走行したのかサッパリわからないし、オデコの方向幕(行き先)が「回送」表示なので、ひょっとしたら構内の入換え作業中だったのかもしれませんが(先述したように須坂には長電の車両基地がある)、何にしても偶然にふたたび出会うことができたなんて、超サプライズ w(*゚o゚*)wオオー!。これぞ鉄運降臨!ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
晴天の日差しを受けて輝くステンレスボディも美しいけれど、日暮れ後の駅で照明に照らされるこのギラギラ感もまた、たまらんなぁ・・・:*・+(0゚・∀・)ペカペカ+・*:。むしろこのほうが、“元・地下鉄”らしさを感じます。
わずか数分後にはホームから車庫へと引き上げてしまったO2編成。最後にもう一度撮影できたのは、とてもとても嬉しい収穫となりました (゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ。


0059.jpg
入庫した3500系を見送ったのち、
次にホームへ入ってきた長野ゆきは、
元・小田急ロマンスカーの
1000系「ゆけむり」でした。
これに乗れるのもラッキー。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪

▲19.12.13 長野電鉄長野線 須坂


かつての日比谷線時代を思わせる“すっぴん”姿となった3500系O2編成を撮るため、久しぶりに訪れた長野電鉄 (゚ー゚*)ナガデソ。
定期運用の普通列車でなく、行程がよくわからない団体列車での運行に、はたして捕まえられるのか不安を感じて σ(・ω・`)ウーン…、守りに入ったような定番の撮影ポイント(朝陽)ではあったものの、快晴順光という絶好の条件でお目当ての「マッコウクジラ」を捕鯨・・・もとい、撮影することができて大満足 ヽ(´▽`)ノワーイ♪。さらに信濃竹原での交換シーンや、偶然に出会えた夜の須坂、また、O2編成ではないけれど夜間瀬の鉄橋で撮れた3500系など、この成果には有給休暇を取ってまで駆けつけた甲斐がありました ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。
そして撮り鉄だけでなく乗り鉄のほうでも、3500系や8500系の普通列車、2100系の特急「スノーモンキー」、1000系の特急「ゆけむり」と、考えてみたら現行で活躍する4形式すべてに乗ることができて、譲渡車の車種が豊富な長電の魅力を存分に満喫 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
なんだか不吉な(?)感じがした“13日の金曜日”だったけれど ψ(`∇´)ψウケケケケ、天候にも鉄運にも恵まれた気がする、満足度の高い一日でした マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。


0060.jpg
終点の長野に到着した「ゆけむり」。
(・ω・)トーチャコ
フリーきっぷを活用した
鉄分の濃い旅ができました。
▲19.12.13 長野電鉄長野線 長野


湯田中1534-(長電 A特急スノーモンキー)-小布施1555
小布施1652-(長電長野線)-須坂1700~1713-(長電 A特急ゆけむり)-長野1730

須坂から1000系の特急「ゆけむり」に乗って20分弱、朝に出発した長野へと戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ。
これで長電の旅は終了となりますが、今日は週末の金曜日ですから、このまま新幹線で東京に帰っちゃうのはちょっともったいない (-`ω´-*)ウム。せっかくなので私は翌日の土曜日も鉄旅を続けるべく、今宵は長野にて宿泊することとしました (σ´∀`)σイイネ~♪。


0061.jpg
さ、長野の居酒屋さんで打ち上げ~♪
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノC凵☆
馬刺しやサーモン(鱒)、野沢菜など
信州の名物をいただきます。
馬刺しだけに“ウマ”いっ!
ウマ(゚д゚)ウマー!
合わせたのは信州の地酒で
口当たりのよい真澄など。
∪ヽ(>∀<*)クゥーッ!



・・・続きます (~▽~*)ウィッ。



ONE-shot 343 黄昏時のステンレスカー [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 343 黄昏時のステンレスカー

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ステンレス製車両導入のパイオニアと言える
東急電鉄(旧・東京急行電鉄)で、
1970年代から第一線で活躍を続けている
田園都市線(でんえんとしせん)の8500系。
(゚ー゚*)トーキュー

すっかり近年の主流となったステンレス車は
素材丸出しの無塗装で冷たい印象を受けますが、
ひと昔前のステンレス車の特徴だった
鎧のようなコルゲート*を備える8500系には
*車体強度を高める、側面のひだひだ)、
無塗装ではあるものの
どこか味わい深さが滲み出ているように感じます。
(-`ω´-*)シブイ


新型(2020系)への置き換えにより
だいぶ数を減らしてしまった8500系を待っていたら、
初冬の陽はつるべ落としのごとく
みるみるうちに沈んじゃったけれど、
ヽ(´д`;)アア…
ようやく現れた“いぶし銀のステンレスカー”を、
黄昏の残照がほんのりと紅く染めてくれました。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


▲19.12.8 東急田園都市線 二子玉川



1209.jpg
“ステンレス車”でなく、“ステンレスカー”。
ひと昔前の東急などではよく使われていた呼称で、
最近はあまり聞かなくなった気がしますが、
8500系はステンレスカーって呼ぶほうが
しっくりときますよね。
(゚ー゚*)カー





☆オマケ☆


JR・相鉄直通線・・・直通運転初日 乗車記 [鉄道乗車記]

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2019.11.30 JR・相鉄直通線
祝・直通運転開始!
JR・相鉄直通列車 乗車
 
 
神奈川県の旧国名である相模(さがみ)の名が付けられ、これまでは横浜~海老名・湘南台など県内の自社線のみで運行されていた相模鉄道、通称・相鉄(そうてつ)(゚ー゚*)ソーテツ。関東近郊の大手私鉄のなかで唯一、東京都心へ乗り入れておらず、同業他社に感化されていない独自性(車両のデザインや構造など)がマニアとして魅力的にも思えた鉄道会社でしたが (*゚∀゚)=3ハァハァ!、そんな相鉄の電車がついに神奈川を飛び出して都心に乗り入れ!バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。新たに完成した連絡線を介してJRの路線とつながったことにより、東京都心への直通運転(おもに海老名~新宿、一部は埼玉の武蔵浦和や川越まで)が実現したのです (*゚▽゚)/゚・:*【祝 直通】*:・゚\(゚▽゚*)。相鉄の沿線住民にとって、乗り換え無しで渋谷や新宿まで行けるのは、まさに悲願成就の都心直結といえるのではないでしょうか (ノ∀`)ヨカッタネ。
その連絡線(新線)開通に伴う直通運転の開始は、11月最終の土曜日となる30日。日本の鉄道路線の全線完全乗車(完乗)を目指す私としては、もちろん初日に乗車してみようと思います ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。新たに設定されたJRと相鉄の直通列車、はたしてその車窓からはどんな風景が見られるのでしょうか (*゚v゚*)ワクワク♪。

なお、あくまでもこの記事は私独自の目線による“趣味的”観点です。直通運行による弊害(路線の複雑化や遅延、混雑など)を問われてもお答えしかねますのでご了承ください m(_ _)m。テキトーかも知れませんが、鉄ちゃんの一人が開業の初日にヤジウマ気分で遊びに行った・・・そんなヌルい目で見ていただけたらと思います (=゚ω゚)ノヨロシコ。


0016.jpg
直通運転の開始に先駆けて
車両基地の公開イベントで顔を揃えた
JRのE233系7000番台(右)と
相模鉄道の12000系。
直通列車にはこの両形式が使われます。
▲19.10.19 JR東日本川越車両センター



11月30日(土)


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JR新宿駅に掲げられた発車案内標、
今日から新たに加わった
「相鉄線直通各駅停車 海老名」
(上から二番目)
の表示が新鮮です。
エビニャ!(*゚∀゚)=3
▲山手線(埼京線)新宿


JR東日本と相模鉄道の直通運転が開始された日の朝、私は自宅で朝食を食べながら ≠( ̄~ ̄*)モグモグ、初発の新宿ゆき一番列車が相鉄の海老名駅を発車するセレモニーの様子をテレビのニュースで視ていました (・o・*)ホホゥ。あれ?一番列車に乗らないの?と思われるかも知れませんが (゚ー゚?)オヨ?、都内に住む私が海老名始発の一番列車(相鉄→JR)へ乗るには当地で前泊でもしないとムリですし、逆に都心から海老名のほうへ向かう一番列車(JR→相鉄)はとくに大きなセレモニーなど行われないみたい σ(゚・゚*)ンー…。それならば、多くのファンで混雑していると予想される一番列車(新宿6時58分発の221M)でなく、少し落ち着いた時間帯に新宿から海老名まで乗ってみることとしました (#`・д・)っニバンジャダメナンデツカ!。
そして一番列車ではないけれど、気分的には乗り慣れたJRの車両(E233系)より、やはり新鮮味のある相鉄の車両(12000系)のほうに乗りたい (・∀・)ソーテツ(直通運転では両社の車両が使われます)。時刻表でざっくりとした運用を予測して、ためしに新宿7時25分発(223M)の列車を選んで待っていると (=゚ω゚=*)ンン!?、入線してきたのはネイビーブルー(紺色)の真新しい電車。望んでいた相鉄の12000系です ヽ(´▽`)ノワーイ♪。


0002.jpg
ワル顔、キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!
▲山手線(埼京線)新宿

0003.jpg
新宿の駅名標を入れて、
相鉄の12000系をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
まだ違和感ありありですが、
今日からはこれが日常の情景です。
▲山手線(埼京線)新宿


JRの電車が行き交う新宿に相鉄の電車が現れるなんて、なんだか不思議な光景じゃないですか w(゚o゚*)w オオー!!。
ただ、JR直通用としてデビューしたばかりの12000系は個人的にまだ見慣れていないこともあり *・゚+(0゚・∀・)ペカペカ+・゚*、これが相鉄の車両だという認識よりも、何かしらの新しい電車が来たって印象のほうが強い気がします σ(゚・゚*)ンー…。これがもしも新形式でなく、従来のいかにも相鉄らしい7000系や8000系あたりが乗り入れてきたら、もっとインパクトを受けたかもしれませんね(あくまでも個人的な妄想 (゚∀゚)アヒャ☆)。それでもJRの新宿駅で見る「海老名」の行先は、やっぱり新鮮 ( ̄∇ ̄*)エビニャ。


0005.jpg
外観はダークなネイビーブルーの12000系ですが、
車内はホワイトを基調とした清潔感ある配色。
そのギャップが面白いですね。
(・∀・)イイネ


入線した列車の扉が開いて降車客が落ち着くと、先頭車の運転室背後には前方展望を眺めようとする多くのファンが、我れ先にと群がります λλλλλλλλ (´д`;)人大杉…。そりゃ、一番列車でなくとも直通運転開始の初日だものね。正直、私だって前方を覗きたいところですが、これじゃとてもムリそう (ヾノ・∀・`)ムリムリ。でも、そのほかの車内は意外と空いていて、席にも余裕で座れます ( ̄  ̄*)スイテル。たしかに鉄ちゃん的に見れば開業初日の直通列車は特別なモノだけど、冷静に考えたら土曜朝の7時過ぎに新宿から下り方向の海老名ゆきに乗る人(一般客)は少ないか・・・(´ω`)タシカニ。空いているのならば前方展望でなく側窓からでも、直通列車の車窓がじゅうぶんに楽しめそう ☆.(○≧ω')b OK牧場!。
発車の直前に勢いよく乗り込んできた、おば・・・もとい、昭和世代のお姉さまたち4~5人のグループが「これ、横浜に行きますか? ヾ(゚ω゚)ハマ?」って私に訊いてきたので、「いや、行きませんよ。横浜は反対の1番線から出る湘南新宿ライン アッチ(* ̄  ̄)σ」って答えたら、慌てて車外へ降りるという一幕があり、そりゃ慣れないと戸惑うよな・・・なんて思っていたところで、海老名ゆきの列車は扉が閉まりました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


0006.jpg
新宿発、海老名ゆきの車内案内。
緑色で表記されている
新宿~羽沢横浜国大がJRの区間で、
相鉄線直通列車はJR線内を
各駅停車で運転します。
ノコノコ...(((o*・ω・)o
新宿〜武蔵小杉は埼京線というより、
従来の湘南新宿ラインの一部ですね。

0007.jpg
まずは山手貨物線を南下する海老名ゆき。
車窓にはタイミングよく
山手線のE235系が並走しています。
(゚∀゚)オッ!
▲山手線(湘南新宿ライン)目黒-五反田
(車窓から)

0008.jpg
一つ目のジャンクションは大崎。
海老名ゆきはここで西大井のほうへ進みます。
コッチ…((((o* ̄-)o
ちなみにもう一方はりんかい線の大井町で、
埼京線の電車はそちらにも直通します。
乗り間違いの要注意スポット。
▲山手線(湘南新宿ライン) 大崎

0009.jpg
山手貨物線と横須賀線(品鶴線)が合流する
蛇窪信号場を通過し、
今度は横須賀線へと入ります。
▲湘南新宿ライン 大崎-西大井
(東海道本線 蛇窪信号場)
車窓から)

0010.jpg
多摩川を渡って東京都から神奈川県へ。
直通運転の開始を祝うかのように、
今日の空はスッキリとした快晴です。
(´▽`*)イイテンキ♪
▲東海道本線(横須賀線)西大井-武蔵小杉
(車窓から)


関東近郊以外の方には解りづらい・・・いや、最近の首都圏の路線網は関東の人でも戸惑ってしまいそうで (≡”≡;*)ンン??、私の拙い説明では伝わりにくいかと思いますが・・・人( ̄ω ̄;)スマヌ(内容が理解しづらかったら、文をすっ飛ばしてくださいね)。

新宿を発車した相鉄線直通の海老名ゆきはまず、渋谷、大崎方面へ向けて都心を南下します ...(((o*・ω・)o。走っているのは山手線の複々線的な存在の“山手貨物線”と俗称される線路で、従来から埼京線や湘南新宿ラインの列車が使用 (・o・*)ホホゥ。そののち大崎から先は、やはり従来の湘南新宿ラインの列車と同様に、横須賀線(品鶴線)の線路へ乗り入れて西のほうに進路を取り、多摩川の鉄橋を渡って神奈川県川崎市の武蔵小杉へと至ります (゚ー゚*)ムサコ。
ここまでは幾度も例に挙げている湘南新宿ラインの南行(横浜、大船方面ゆき)とまったく同じ経路を通るので、新宿で乗ろうとしたお姉さまたちに、この列車(海老名ゆき)が横浜へ行くと思われても無理はありません (-`ω´-*)ウム。でも、武蔵小杉から先が湘南新宿ラインとは異なるのです (=゚ω゚=*)ンン!?。


0011_1.jpg
二つめのジャンクションは武蔵小杉。
ここで海老名ゆきが向かうのは
羽沢横浜国大のほう。
コッチ…((((o* ̄-)o
もう一方の次駅は新川崎で、
こちらは横浜、大船方面へ向かう
横須賀線や湘南新宿ラインが進みます。
ここも乗り間違いの要注意スポット。
▲東海道本線(横須賀線)武蔵小杉


それにしても裏を明かすと、今まさにこの記事を書いている私がややこしく感じているのが、路線における正式名称と愛称や通称の使い分け σ(゚・゚*)ンー… 。
今回のJRと相鉄の直通運転、一般的な案内でJR側の路線は“埼京線”となっており、たしかにもとから埼京線で使われている車両(緑帯のE233系7000番台)を用いて、埼京線と共通の山手貨物線を通ることなどから、便宜上はそれが分かりやすいのだと思いますが、大崎と武蔵小杉のあいだまでも埼京線かと言われると、やはりまだ違和感を覚えます (゚ー゚*)サイキョーセソ?。そもそも埼京線は正式な路線名称でなく大崎から新宿や池袋、赤羽、武蔵浦和を経て、大宮へ至る列車の通称を定着させたもの(改正後の現在は羽沢横浜国大から大崎のあいだも、埼京線という通称に含まれるのかな?)( ´_ゝ`)フーン。
そして私の乗る海老名ゆきの列車が通ってきた、新宿から武蔵小杉までの区間をあえて正式名称で表した場合、新宿から大崎の先の蛇窪(へびくぼ)信号場までが山手線(山手貨物線(大崎支線含む))、西大井手前の蛇窪信号場から武蔵小杉までは東海道本線の支線。しかもこの支線は品川と鶴見(新川崎経由)を結ぶことから“品鶴線(ひんかくせん)”という通称が付けられており、また、横須賀線の電車がおもに走っていることから一般的には“横須賀線”と案内される。んで、そこへ湘南新宿ラインも加わってきて、さらに相鉄直通は埼京線という?・・・もう何が何やら、書いていて各線名がこんがらがってきます チンプンヽ(゚◇。)ノカンプン。いや、アタマのなかでは自分なりに理解しているけれど、私の拙い文章力ではなんとも説明がしづらい (-"-;*)ウググ…。それならいっそのこと正式名称はいったん置いておけば話を進めやすいのですが、武蔵小杉より先はさらに正式名称なくして語れないのです (-`ω´-;)ウム。
武蔵小杉の駅名標を見ると次駅が相鉄との接続駅となる羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)となっており、武蔵小杉を出たところでひょいっと新線が分岐するように見えますが ヒョイッ!ミ(=゚ω゚)、実際はそうでなく・・・( ̄△ ̄;)エッ…。


0011.jpg
武蔵小杉を出ると海老名ゆきは、
横須賀線(湘南新宿ライン)の線路と分離。
ンジャ(=゚ω゚)ノシ
ただし、しばらくは並行して進みます。
▲東海道本線(品鶴線)武蔵小杉-新川崎
(車窓から)

0012.jpg
左の車窓に見える駅のホームは
横須賀線の新川崎。
海老名ゆきの相鉄直通列車は
その脇を通過します。
▲東海道本線(品鶴線)新川崎
(車窓から)

0013.jpg
新川崎付近で駅とは反対側の
右の車窓に目をやると、
そちらは多くの貨物列車や電気機関車が集う
新鶴見信号場 (゚ー゚*)シンツル。
ちなみに相鉄直通列車が走る線路はこのあたりで
信号場の広い構内を挟むように上下線が大きく分かれ、
海老名方面ゆきは信号場の東側を、
新宿方面ゆきは西側の線路を走行します。
( ̄。 ̄)ヘー
▲東海道本線(品鶴線)武蔵小杉-新川崎
(車窓から)

0014.jpg
新川崎や新鶴見信号場を過ぎてしばらくすると、
東海道本線や京浜東北線の上を跨ぎ、
やがて並行するようになります。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲東海道本線(品鶴線)新川崎-鶴見
(車窓から)

0015.jpg
車窓に見える駅は京浜東北線の鶴見。
いま海老名ゆきが走っているところも
鶴見の構内にあたりますが、
ホームは存在せず列車も通過します。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲東海道本線(品鶴線)鶴見
(車窓から)

0016.jpg
鶴見を通過したところで、
車窓の左に見えるのは京急線。
1000形が花月園前駅に到着するところです。
▲東海道本線(相鉄・JR直通線)鶴見-羽沢横浜国大
(車窓から

0017.jpg
その花月園前駅の横でさらに線路が分岐。
ンジャ(=゚ω゚)ノシ
分かれたのは高島貨物駅を経て桜木町に至る、
東海道貨物線の一部で通称・高島線。
(゚ー゚*)アヤパソ
▲東海道本線(相鉄・JR直通線)鶴見-羽沢横浜国大
(車窓から)

0018.jpg
高島線との分岐直後、
海老名ゆきの列車は地下へと潜り、
ここで東海道本線や横須賀線、京浜東北線ともお別れ。
バイチャ(=゚ω゚)ノシ
しばらくは暗いトンネルのなかを進みます。
(゚Д゚lll)クライノコワイヨー
▲東海道本線(相鉄・JR直通線)鶴見-羽沢横浜国大
(車窓から)


相鉄線直通列車の海老名ゆきは武蔵小杉の先で横須賀線と分離し、多くの貨物列車や貨物用機関車が留置してある新鶴見信号場(新鶴見機関区)の脇を抜け (゚ー゚*)シンツル、やがて東海道本線(ホントの本線)や京浜東北線と合流したのちに鶴見へと至り (゚ー゚*)ツルミ、さらに鶴見の先でふたたび東海道本線と分岐すると地下トンネルに潜ってゆきます ネルトン…((((o* ̄-)o 。なんとも複雑かつ慌ただしい路線展開ですが アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、これが相鉄と直通運転を行なうために新設されたわけではなく、実はおもに貨物列車の運行経路としてもともと存在していた、いわゆる貨物線と呼ばれる路線なのです (・o・*)ホホゥ。


0019_1.jpg
これがざっくりと表した
相鉄直通列車の走行ルートにかかわる
路線の概略図。
オレンジが東海道本線(の本線)、
青がいわゆる横須賀線(品鶴線経由)、
赤が東海道貨物線(横浜羽沢経由)、
上部の緑が山手貨物線、
紫が相鉄線(相鉄本線)
そして羽沢横浜国大と西谷を結ぶピンクが
今回新規に開通した相鉄新横浜線。
JR・相鉄直通列車(下りの海老名ゆき)は
緑→青→赤→ピンク→紫の順に進みます。
なお、地図上の駅は停車駅でなく、
位置を表したもの。


路線図を参考にして見てみると、相鉄線直通列車の海老名ゆきは新宿方面から山手貨物線(緑)、横須賀線(青)を経て武蔵小杉に至り、さらにその先から赤いラインで表された“東海道貨物線”に転線します コッチ…((((o* ̄-)o。
旅客線(東海道本線)と分離して敷かれた東海道貨物線(通称)は、旅客列車の運転頻度が高い本線の横浜や川崎を通らずに貨物列車を運行させるバイパス的な役割を持ち、また線内の横浜羽沢(よこはまはざわ)に貨物の専用駅(貨物駅)を設けることで神奈川や近県の物流拠点も担っています (・o・*)ホホゥ。これまではその存在理由や東海道貨物線という通称のとおり、おもに貨物列車の運行経路として使われていて、旅客列車は朝晩の通勤ライナー(湘南ライナーやおはようライナー新宿など)や不定期の臨時列車が通過する程度でしたが、相鉄との直通運転にはこの貨物線を活用 (゚∀゚*)オオッ!。途中の横浜羽沢貨物駅付近に旅客駅の「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」を新設し、そこから相鉄の西谷まで地下の連絡線(ピンク)をつなげることで、今日のJRと相鉄の乗り入れが可能となったのです (´ω`)ナルヘソ。つまり、一般的な案内では便宜上「埼京線と相鉄線の直通運転」となっているけれど、以前からこの貨物線の存在を知っていた者からしてみれば、直通列車が走行しているのは埼京線というより東海道貨物線って印象が強い (-`ω´-*)ウム。そして今まではあまり乗る機会がなかった貨物線を、旅客列車に乗って定期的に通過できるとは、鉄ちゃんにとってなんと楽しいルートでしょうか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
ちなみにこのルートはもともと、途中に旅客駅を設ける必要がなかった貨物線であることから、武蔵小杉と次駅の羽沢横浜国大までの16.6キロはノンストップで、所要時間が15分もかかります Σ(゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!。首都圏近郊のひと駅間でこの長さはちょっと異常と言えるかも知れませんね。


0019.jpg
武蔵小杉から羽沢横浜国大まで
駅間の所要時間は15分。
直通運転に使われる車両には
トイレの設備がないので要注意です(笑)
\_( ゚ロ゚)ココ重要!
そして羽沢横浜国大の先に表示されているのは
相鉄線内の各駅。


ところで、旅客路線の全線完乗を目指す私 (*`・ω・´)-3フンス!。その個人的なルールはあくまでも“旅客営業線に限る”としているものの、機会があればできるだけ貨物線や短絡線(異なる路線を結ぶ連絡線)などにも乗ってみたいし ((o(・∀・`)o))ウズウズ、東海道貨物線には先述したような通勤ライナーによる旅客営業が行なわれているので、私は以前にわざわざ小田原から新宿まで「おはようライナー」に乗車して当貨物線を乗り潰したことがありましたっけ (゚ー゚*)ライナー。そう考えると、今回の相鉄線直通列車で通っている区間は今のところ、上下線のこだわりがなければ“初乗り”ではないんだよね・・・σ(゚・゚*)ンー…。横浜羽沢貨物駅の手前で貨物線と分岐した先からが、私にとって真の(?)未乗区間となるのですが(扱い的には横浜羽沢の構内に含まれるみたいだけど・・・)、それを意識する間もなく、分かれてすぐに到着したのが羽沢横浜国大 (・ω・)トーチャコ。


0020_1.jpg
以前に「おはようライナー新宿」へ乗って通過した
貨物駅の横浜羽沢。
乗る機会が少なかった東海道貨物線の車窓風景を
食い入るように眺めましたっけ・・・。
ε-(°ω°*)ムフーッ!
▲05.5.6 東海道本線(東海道貨物線) 横浜羽沢
(車窓から)

0020.jpg
んで、こちらが現在の車窓。
鶴見付近からの長いトンネルを抜けると、
車窓の左に見えるのが横浜羽沢貨物駅。
ここで貨物線と分岐します。
▲東海道本線(相鉄・JR直通線)鶴見-羽沢横浜国大
(車窓から

0021.jpg
横浜羽沢貨物駅をチラ見しつつ、
直通列車はふたたび地下へ・・・。
...(((o*・ω・)o
貨物駅では紅白の幕が確認できましたが、
あれはJRと相鉄の直通運転を祝うものでなく、
JR貨物による横浜羽沢の新システム導入
記念した式典らしい。
▲東海道本線(相鉄・JR直通線)鶴見-羽沢横浜国大
(車窓から)

0022.jpg
0023.jpg
新宿から40分で羽沢横浜国大に到着。
(゚ー゚*)ハザコク
JRと相鉄の接続駅となる当駅は相鉄の管轄で、
駅名標のデザインなどが相鉄スタイルです。
(゚∀゚)オッ!
ちなみにホームの柱にある駅名標のひとつには
某番組の企画(タ◯リ倶楽部ね)で記された
芸能人のサインが見られますた。
(o ̄∇ ̄o)タモサン
▲相鉄新横浜線 羽沢横浜国大


新宿0725-(相鉄・JR直通線223M)-羽沢横浜国大0805

横浜羽沢貨物駅に隣接する形で地下に設置され、直通運転の開始とともに開業した新駅の羽沢横浜国大 *・゚+(0゚・∀・)ペカペカ+・゚*。先述したとおり当駅がJRと相鉄の接続駅で、私が乗ってきた海老名ゆきはここから相鉄線へと進んでゆくのですが、せっかく新駅の開業日に訪れたのならば、ちょっと駅の様子を見に途中下車してみることにしました (「゚ー゚)ドレドレ。
ちなみに、構内に掲示された開業記念の催しを告知するポスターには「ハザコク フェスタ」って記されているけれど、羽沢横浜国大の長い駅名は“ハザコク”って略すのか(笑)(゚ー゚*)ハザコク。


0024.jpg
改札内にあった
「羽沢横浜国大駅開業」のスタンプ。
記念に捺してゆきましょ。
凸ヾ(゚∀゚*)ポン★


ところが、ホームはさほど混んでいなかったのに、改札のあるコンコースヘ上がってみると (=゚ω゚=;)ンン!?、そこにはたくさんの人たちでごった返しており、まさに立錐の余地もないほど人でびっしり Σ(`ロ´;ノ)ノ ヌヲォ!。記念きっぷなどを買い求める人たちで、ある程度の行列ができているだろうとは予想していましたが、こんなに混雑しているとは想像以上でした (´д`;)人大杉…。ま、これも開業初日ならではの光景か。
どうにか人をかき分けるようにして駅の構内から外へ出て、訪駅の記録用に駅舎の外観をパチリ (^_[◎]oパチリ。記念きっぷを購入するには相当な時間を並ばなくてはならなそうだったので諦め (´Д⊂ムリポ、私は自動券売機でふつうのきっぷ(乗車券)を購入して(それでも20分くらい並んだ)、ふたたび改札を入ります ...(((o*・ω・)o。


0025.jpg
羽沢横浜国大の開業初日、
駅の構内は大混雑です。
(´д`;)人大杉…
いくつかの列ができているけれど、
いったいどれが何の行列なのか、
よくわからない感じ・・・。
(゚ペ)ウーン…

0026.jpg
新たに開業した羽沢横浜国大。
完成前の仮称では地域名に由来した
シンプルな「羽沢(はざわ)」でしたが
駅近くに立地する横浜国立大学からの要望と
相鉄側も学生や関係者の利用を推進できるとして
この駅名に決定したそうです。
(´ω`)ナルヘソ
でも、“ハザコク”って略して呼んじゃったら、
大学の印象が薄いよね(笑)
▲相鉄新横浜線 羽沢横浜国大

0027.jpg
0028.jpg
駅のすぐ脇に架かる歩道橋を上がると、
そこは横浜羽沢貨物駅が一望できる、
鉄ちゃんに嬉しいビュースポットです。
(゚∀゚*)オオッ!!
EF66(100番台)が牽く貨物列車が
通過してゆきました。
▲東海道本線(東海道貨物線) 横浜羽沢

0030.jpg
自動券売機で購入した乗車券は二枚。
(*・ω・)つ[キップ]
左手前はこれから乗る相鉄線の使用分で、
券面には「相鉄線」と記されています。
そして右奥のもう一枚は
記念のために買ったJR東日本の乗車券で、
券面には「東日本会社線」と記されています。
最安だった170円区間のボタンを押したけれど、
これってドコまでのきっぷだ?次駅の武蔵小杉?
σ(゚・゚*)ムサコ?

0031_1.jpg
運賃表を確認すると武蔵小杉までは310円で、
170円のきっぷで降りられるのは鶴見と国道。
(・o・*)ホホゥ
この表を見ると矛盾しているように感じますが、
先述したように実際のルート(先出の路線図参照)は
東海道貨物線として鶴見を経由(通過)するため、
運賃もそれが適用されたのですね。
(´ω`)ナルヘソ
ただし鶴見に相鉄直通線のホームはないので、
羽沢横浜国大から鶴見へ行くには最短でも
武蔵小杉と横浜を経由するか
武蔵小杉と川崎を経由することになります。

0031.jpg
羽沢横浜国大のホームから武蔵小杉方向を見ていると、
トンネルの右脇からJRのE233系がひょっこりはん。
|=゚ω゚)ノ゙ヒョッコリ
JRにつながる連絡線はトンネルの左右にある線路で、
中央のトンネルは新横浜方面へ建設中の線路です。
▲相鉄新横浜線 羽沢横浜国大

0032.jpg
次に乗る海老名ゆきはJR車の運用。
「海老名」の行き先を表示したE233系もまた
新鮮に感じます。
( ̄∇ ̄*)エビニャ
▲相鉄新横浜線 羽沢横浜国大


羽沢横浜国大のホームに立って武蔵小杉方向を望むと、地上から下りてくるJRの連絡線とは別に、まっすぐ地下トンネルへ伸びる線路も確認できます (=゚ω゚=*)ンン!?。これは将来的に新横浜を経て東急新横浜線(建設中)を介し、東急東横線や目黒線への直結(直通運転)が予定されている建設中の線路で (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…(開業は2022年度の予定)、完成した暁には新横浜に到達することから、今回のJRとの直通で先行的に開業した区間(西谷〜羽沢横浜国大)も含めて、路線の名称は「相鉄新横浜線」(・o・*)ホホゥ。ただし現在はまだ新横浜まで行かない実態を考慮して相鉄新横浜線の名は控えられ、今は一般的な案内で「相鉄・JR直通線」などと呼ばれています (´ω`)ナルヘソ。
その相鉄・JR直通線の列車に乗って、羽沢横浜国大からさらに先へと進みましょう・・・といっても、羽沢横浜国大の次駅が既存の相鉄本線と接続する西谷(にしや)で、地下トンネルを進んだのちに地上へ上がったところで西谷に到着 (゚ー゚*)ニシヤ。ひと駅間2.1キロ、新規に開業した相鉄新横浜線の区間はあっというまに(車窓はほとんど地下トンネルだしね)乗り終えてしまいました。


0033.jpg
E233系に乗って地下から地上へ上がると、
そこで相鉄本線を走る8000系が見られました。
ああ、ホントにJRと相鉄がつながったんだなぁ・・・。
(´ー`)シミジミ
▲相鉄新横浜線 羽沢横浜国大-西谷(車窓から)

0034.jpg
羽沢横浜国大からひと駅、
相鉄新横浜線と相鉄本線の接続駅で、
横浜市保土ヶ谷区に位置する西谷に到着。
(・ω・)トーチャコ
▲相鉄本線 西谷

0035.jpg
島式ホーム二面が相対する四線構造の西谷。
内側の線路は横浜と海老名を結ぶ本線で、
外側の線路がもともとの待避線を転用し、
あらたに相鉄新横浜線用となったもの。
本線上りの横浜ゆき11000系(右)と、
JR直通の新宿ゆき12000系の
同時発車がタイミングよく見られました。
(゚∀゚)オッ!
▲相鉄本線 西谷


新宿で相鉄の新車の12000系を見ても、どこかまだ相鉄の車両だという認識が個人的には薄かったけれど σ(゚・゚*)ンー…、西谷のホームを発着する相鉄本線の、いかにも相鉄らしい8000系や9000系などを目にしたら 、ここであらためてJRと相鉄が直通したことを実感 (゚∀゚)オッ!。そしていっぽうでは、私の乗ってきたJRのE233系を西谷のホームで見たお子ちゃまが、「あ!新しい電車がきた! ε-(°ω°*)キタ!」って興奮していたのですが、たしかに相鉄沿線の方から見たらE233系のほうが目新しいですよね。そんな様子にもちょっと感慨深いものがありました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


0036_1.jpg
西谷の鉄的な名所(?)といえば、
駅の真上をオーバークロスする東海道新幹線。
(゚ー゚*)シソカソセソ
下りの新幹線に乗ると新横浜を出た先で
(上りだと新横浜の手前で)、
車窓に相鉄の線路が確認できます。
▲相鉄本線 西谷


これで今回のJRと相鉄の直通運転に関連して新たに開業した区間(東海道貨物線との分岐点から羽沢横浜国大までと、羽沢横浜国大から西谷までの相鉄新横浜線の暫定開業部分)は完乗達成ですが ヽ(´▽`)ノワーイ♪、せっかくなので引き続きJRからの直通列車の終点となる海老名まで行ってみようと思います。そこまでのきっぷ(羽沢横浜国大から320円区間の乗車券)も買っちゃったし (*・∀・)つ[キップ]


0036.jpg
地上に出てきた相鉄新横浜線
(左が相鉄本線)。
JRから直通の海老名ゆきは、
次の列車もE233系の運用でした。
▲相鉄本線 西谷

0037.jpg
相鉄の大和に停車するJRのE233系。
昨年まで単身赴任で大和にいらした、
hanamura師匠に見せたかった一枚です
(^_[◎]oパチリ
(時間調整で2分くらい停まってた)。
▲相鉄本線 大和

0038_1.jpg
かしわ台にある相鉄の車両基地の一角では、
退役後に保存されている黄緑色の6000系が
チラリと見えました(左奥)。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
相鉄の都心直結実現には
こちらのご隠居も感無量の思いでしょう。
(´ー`)シミジミ
▲相鉄本線 かしわ台(車窓から)

0038_2.jpg
海老名の手前で分岐するのは、
厚木まで伸びる相鉄の貨物線(貨物列車は廃止)で、
一般の旅客営業を行なわない厚木線。
▲相鉄本線 かしわ台-海老名(相模国分信号所)
(車窓から)

0038.jpg
車窓の右手に小田急小田原線が近づいてくると、
まもなく海老名です。
小田急2000形とちょっとだけ並走。
(゚∀゚)オッ!
▲相鉄本線 かしわ台-海老名
(車窓から)


JRと相鉄の直通列車はJR線内がすべて各駅停車ですが、相鉄線内では各駅停車と特急列車の二種が設定されていて(そのほか自社線内のみの本線やいずみ野線では急行や快速などもあり)、私が西谷から乗った海老名ゆきはJR車のE233系を使った特急列車の運用 (゚ー゚*)トッキュー。いくつもの駅を颯爽と通過し、西谷から20分ほどで終点の海老名に到着しました (・ω・)トーチャコ。私は途中の羽沢横浜国大で途中下車しましたが、新宿から海老名まではおおむね一時間程度で結んでいるようです (・o・*)ホホゥ。


0040.jpg
0039.jpg
終点の海老名に到着したJRのE233系。
折り返しはJRへ戻る
直通列車の新宿ゆきとなります。
そして向こうを走る小田急線の4000形も
上りの新宿ゆき(笑)
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲相鉄本線 海老名


羽沢横浜国大0832-(相鉄新横浜線6225)-西谷0835~0852-(相鉄本線3123特急)-海老名0913

新宿を出て山手線との並走から始まり、横須賀線や湘南新宿ラインとすれ違い、信号場に待機する貨物列車を眺め、京急の電車をチラ見し、貨物線や新線の長い地下トンネルを抜けると、その先では相鉄本線の列車がお出迎え。さらに東海道新幹線の下をくぐり抜け、最後にちょっとだけ小田急線と並走しつつ海老名に到達。新宿から海老名までの一時間は、なんとも見ごたえある車窓の眺めでした (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
JRと相鉄の直通運転、もちろんこれにより沿線の方の利便性が向上されたことは言うまでもありませんが (-`ω´-*)ウム、鉄道趣味的に見てもこんなに鉄分が濃くて楽しめる列車だということが、この拙い記事を通して少しでも伝われば鉄ちゃんの端くれとして嬉しいです (*⌒∇⌒*)タノシイ♪。


0041.jpg
海老名は神奈川県海老名市の中心駅で
私が乗ってきた相鉄本線のほか、
小田急小田原線とJR相模線が
それぞれの駅を発着する交通の要衝。
( ̄▽ ̄*)オハコンバンビナ~
▲小田急小田原線 海老名


さて、今旅の目的はお伝えしてきたとおり、本日より運転を開始したJRと相鉄の直通列車に乗ることで、いわゆる“乗り鉄”に重点を置くつもりでした (゚ー゚*)ノリテツ。しかし車窓から撮った写真などを見てもお分かりのように、この日は朝からスッキリとした青空が広がる快晴で (´▽`*)イイテンキ♪、これは“撮り鉄”をしないのがもったいなく感じちゃいます σ(・∀・*)ウーン…。もしも直通列車の車両に記念のヘッドマークやステッカーなどが付いていたら、それを沿線の撮影ポイントで狙おうと考えていましたが、残念ながらとくに装飾などは施されていない様子 (・ε・`)ナイネ。それなら焦って撮ることはなく、相鉄の12000系などは都心を走る姿をあらためて狙えればと思います (-`ω´-*)ウム。
そこで私は今いる海老名という場所を踏まえて、別路線の撮り鉄へ向かうこととしました コッチ…((((o* ̄-)o。相鉄から乗り換えたのは小田急線。


0042.jpg
海老名から乗った小田急線。
(゚ー゚*)オダキュー
下りの新松田ゆき急行列車は
3000形での運転でした。
▲小田急小田原線 海老名

0043.jpg
渋沢と新松田の間で
車窓へ寄り添うように流れるのは、
酒匂川の支流、川音川(かわとがわ)。
このあたりの小田急線は風景がのどかです。
(´ー`)ノドカ
▲小田急小田原線 渋沢-新松田

0044.jpg
0046.jpg
海老名から急行列車で30分ちょっと。
神奈川県松田町(足柄上郡)の新松田で下車。
立派な瓦屋根が印象的な駅舎です。
▲小田急小田原線 新松田


海老名1012-(小田急小田原線急行)-新松田1046

おもに東京都心の新宿と神奈川県西部の小田原を結び、通勤型電車のほか「ロマンスカー」の愛称を持つ特急列車も運転されている、小田急小田原線 (゚ー゚*)オダキュー。都心近郊だと通勤路線のイメージが強い当線ですが、小田原に向かって進み続けると秦野を過ぎたあたりから車窓には自然豊かな風景が広がります (´ー`)ノドカ。晩秋から初冬へさしかかった今の時期ならば、このあたりの里山で紅葉の色づき具合がいい感じになっているのではないかと思い、私は海老名から新松田へとやってきました (´ω`)ナルヘソ。
駅から歩いて目指すのは、山の中腹から小田急線が望める俯瞰の撮影ポイント (・∀・)イイネ。ただし山歩きと言っても、斜面の急登や獣道をかき分けるような登山ではなく、山上のゴルフ場へと通じる舗装された車道をひたすらに進むだけです...(((o*・ω・)o。だらだらと続く坂道をヒイヒイ喘ぎながら、一時間ほど歩き進んで目的地に到達 ε-(´o`;A フゥ…。


0047.jpg
撮影ポイントまでの道のりは
舗装された車道ですが、
このような坂道は膝に負担がかかって、
意外とキツい・・・。
ε~ε~ε~(((o;´Д`)oヒィ…ヒィ…

0048.jpg
駅から一時間も歩き続け、
ようやく抜けのよいところに
たどり着くことができました。
ε-(´o`;A フゥ…
向こうに見える山は
丹沢山地の大山(標高1,252m)です。


期待した紅葉はたしかに色づいているけれど、鮮やかさはちょっとイマイチな感じ σ(・ω・`)ウーン…。拙ブログの前記事で先行してご紹介した「ONE-shot」でも述べましたが、色づく前に枯れてしまうのか茶色くなった葉が多いような印象で、とくに赤の鮮やかさが乏しい気がします ( ̄  ̄;)アカ…。ただそれでも、快晴の眩しい日差しが照らす紅葉風景はじゅうぶんに秋らしい季節感を演出しており、ここまで歩いてきた甲斐があるというもの (+`゚∀´)=b OK牧場!。
カメラに望遠レンズを装着し、花形列車のロマンスカーを中心に何枚か狙ってみることにしましょう シャキーン!( >_o)r┬=≡]。


0049.jpg
山上から望む壮大な風景のなか
家々が立ち並ぶ街なみをあとにして、
カーブを描く線路上に現れたのは
真っ白なロマンスカーの50000形「VSE」。
(゚ー゚*)シロ
▲小田急小田原線 渋沢-新松田

0050.jpg
この場所は立ち位置を変えずに
別のアングルで同じ列車が何度か追えます。
カーブを切って鉄橋へとさしかかり、
川音川へ注ぐ四十八瀬川(しじゅうはっせがわ)
を渡る「VSE」。
▲小田急小田原線 渋沢-新松田

0051.jpg
さらに追ってもう一枚。
色とりどりの紅葉に包まれて
「VSE」が優雅に走りゆく。
このあたりは民家などの建物が少なく、
ウマくフレーミングすると
深い山あいのような雰囲気になります。
(^_[◎]oパチリ
▲小田急小田原線 渋沢-新松田

0053.jpg
こちらは前記事の「ONE-shot」でもご紹介した
赤いロマンスカーの70000形「GSE」。
(゚ー゚*)アカ
白い「VSE」より存在感は薄いけれど、
目立ちすぎない落ち着いた雰囲気が感じられて
意外と紅葉風景ともマッチしているように思います。
ちなみに当形は今年度の「ブルーリボン賞」受賞車両
(クルマの「カーオブザイヤー」のようなもの)。
▲小田急小田原線 渋沢-新松田


紅葉風景でロマンスカーが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
ダイナミックな眺望のなかを、まるで鉄道模型のように走りゆくロマンスカー (゚∀゚*)オオッ!!。とくに白い車体色の50000形「VSE」は小さく写しても存在感があって紅葉風景にマッチし、なかなかいい感じじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。現在は4形式、5種類(30000形「EXE」「EXE-α」、50000形「VSE」、60000形「MSE」、70000形「GSE」)が共存するバラエティー豊かな小田急ロマンスカー (゚ー゚*)ロマ、ここに滞在した約二時間でそのすべてを見ることができたけれど、やはり車体の色あいが明るい、白の「VSE」と赤の「GSE」が遠景には映えますね (・∀・)イイネ(ちなみに、EXEはブラウン、EXE-αはシルバー、MSEはブルーメタリックです)。
まあ、今日はJRと相鉄の直通運転が開始された鉄ちゃん的におめでたい日(?)ですから、紅白のロマンスカーでこの記事を〆るってのも、いいオチなのではないでしょうか ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ(小田急にとっちゃ、JR・相鉄直通はライバル関係になるんだけどw)。

これにて、おシウマイ(おしまい) ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)クダラネー!。


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撮影の途中にいただいたお昼ゴハンは
先ほどの海老名で購入してきた
「相鉄・JR直通線開業 記念弁当(¥1,000)」
まさにその商品名どおり
相鉄とJRの直通運転を祝う記念のお弁当で、
横浜駅弁の「シウマイ弁当」などで味に定評のある
崎陽軒(きようけん)さん謹製。
( ̄0 ̄*)キィ~ヨォッケーン♪
紅白二種類のゴハンや紅白だんごに
お祝いムードが感じられ、
崎陽軒ならではの「ひょうちゃん(醤油入れ)」も
相鉄のキャラクター「そうにゃん」とのコラボです。
(´▽`*)ソーニャソ♪
また、写真右上の茄子の漬け物は
相鉄12000系のカラーであるネイビーブルーを
イメージしているのだとか。
そのほかにおかずは、名物のシウマイ、赤魚の照り焼き
小松菜のおひたし、玉子焼き、筍煮、蒲鉾など。
(゚д゚)ウマー!


JRと相鉄の直通運転が開始された週末の土曜日、さっそく初乗車で新宿から海老名までの“乗り鉄”を楽しみ (*´v`*)ワクワク♪、さらに絶好の撮影日和だったことから紅葉風景のなかで小田急のロマンスカーを“撮り鉄” (^_[◎]oパチリ 。乗り、撮りともに鉄分補給を満喫した晩秋の一日でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
この翌日からは12月、もう本格的な冬の到来ですね・・・(゚- ゚)フユ…。


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小田急線の急行列車で新宿に帰ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
新形式5000形の登場により、
近い将来の去就が気になる8000形でした。
▲小田急小田原線 新松田


新松田1440-(小田急小田原線急行)-新宿1605


なお、今回の乗車で私はJRと相鉄の直通ルートは完乗となったものの、全国的に見ると実は今年の10月に延伸開業した、沖縄都市モノレール「ゆいレール」の首里~てだこ浦西の間がまだ未乗で(那覇空港〜首里は乗車済み)(゚ー゚*)ユイレール、現在は全線完乗(鋼索線を除く)のタイトルを失った状態です (´д` )アウ…。
私が目指す日本の旅客鉄道全線完乗、その飽くなき道はまだまだ続く・・・(*`・ω・´)-3フンス!。



ONE-shot 342 朱を足して [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 342 朱を足して

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本格的な冬を迎える前に、
落葉樹が一年で最後の輝きを放つ、
晩秋の紅葉。
(´ー`)シミジミ


しかし今年は猛暑や台風などで
木々が痛めつけらてしまったのでしょうか、
例年に比べると色づきがイマイチだなんて
各地で言われていますよね。

この神奈川県松田町にある里山の紅葉も、
色づく前に枯れてしまうのか
茶色くなった葉が多いような印象で、
とくに赤の鮮やかさが
乏しいように感じます。
σ(・∀・`)ウーン…


そんな山にくりぬかれたトンネルから
ひょっこりと顔を出したのは
車体色が鮮やかなバーミリオンの
小田急ロマンスカー「GSE」。
|=゚ω゚)ノ゙ヤア

彩りが足りない紅葉の山に
ほんのちょっぴりだけ
朱色を足してくれました。
ъ(゚Д゚)グッジョブ


(ロマンスカーがドコに写っているのか
よくわからないかもしれませんが、
(≡”≡;*)ンン!?
写真をクリックすると別ウインドウで開くので、
「ウォー◯ーをさがせ!」的な楽しみ方で、
探してみてくださいね。
今回は難易度が低いと思います(笑))


▲19.11.30 小田急小田原線 渋沢-新松田





☆次回予告!?☆