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ONE-shot 406 虹罐降臨! [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 406 虹罐降臨!

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雲ひとつない快晴の日曜日。
訪れた撮影ポイントの近くでは
農道の脇に菜の花が咲き乱れており、
線路の向こう側では八重桜が満開。
(´ー`)ハルウララ

春という季節感を表すならば、
これらの花と列車をウマく組み合わせて
画作りをすべきなのかもしれません。
しかし、今回の私は脇目も振らずに
列車の編成がスッキリと撮れる
オーソドックスなアングルを選びます。
コッチ…((((o* ̄-)o


首都圏から秋田まで運行された、
豪華ツアー列車の「カシオペア紀行」。
その全区間(回送を含む)で牽引を務めたのは、
EF81型電気機関車のなかでも
とくに車体の赤(チェリーレッド)が鮮やかで、
“虹罐(虹ガマ)”や“レインボー機”などと呼ばれて
ファンに人気の高い95号機。
(゚ー゚*)ニジ
(ちなみに罐(釜・ボイラー)で炊く蒸気を動力源とする
蒸気機関車(SL)に由来して、
SLのみならず電気機関車やディーゼル機関車のことも
ファンの間では“カマ(罐)”と呼ぶことがあります。)


7色の虹色じゃなく、赤いのに“虹ガマ”?
・・・と思われるかもしれませんが、
σ(゚・゚*)ンー…
もともと当機はかつて存在した欧風客車
スーパーエクスプレスレインボー」に合わせて
この塗装が施された特別機(専用機)で、
“虹”や“レインボー”の付く愛称はその名残り。
客車のほうは20年も前に引退してしまったものの
95号機は今もその特別色を堅持しています。
( ̄。 ̄)ヘー

そんな特別色の“虹ガマ”が、
豪華列車「カシオペア」(回送)の先頭に立つ。
(゚∀゚*)オオッ!
この組み合わせを私が見るのは初めてじゃありません
過去はあまりいいカットが残せておらず、
今回ばかりは季節感よりも列車の記録を重視して
その編成美をきれいに写したかった。
いつも以上に気合いを入れて撮影に臨みます。
(*`・ω・´)-3フンス!


空の青さがいっそう引き立てる
チェリーレッドの機体と「EF81」の白いロゴ。
唯一無二の圧倒的な存在感に、
ファインダーを覗く私のテンションは
一気にMAXへと引き上げられました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。


▲21.4.11 東北本線 蓮田-東大宮



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ところで、
この日の東北本線(宇都宮線)では
国鉄特急色風のE653系(K70編成)による
団体臨時列車も上野から仙台まで運転され、
この撮影ポイントでは下りのE653系団臨と
先述の上り「カシオペア」(回送)が、
わずか10分程度の時間差でそれぞれに通過
(両者は白岡あたりですれ違ったのかな?)。
(゚∀゚*)オオッ!!
個人的な本命は「カシオペア」だったため、
E653系のほうは“後追い”で対応しましたが、
それでも嬉しい“オマケ”です。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪

「春満開の南東北号」と付けられたツアー名には
サブタイトルで「特急ひばり51号」とも添えられて、
E653系の“なんちゃって復刻色”ではあるものの、
(´∀`;)ナンチャッテ…
国鉄特急色の列車が東北本線を走りゆくシーンは
まさに往年の国鉄特急「ひばり」を彷佛とさせる
ちょっぴり感慨深いものがありました
(ちなみに「51号」は
国鉄時代の臨時列車に振られた号数)。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚




さて、明日から楽しい楽しい(?)
“緊急事態宣言下”でのGWに突入!
わぁいヽ( ̄ー ̄ヽ)(ノ ̄ー ̄)ノ わぁい
“家飲み”での飲み過ぎに気をつけなきゃw



東武スカイツリーライン・・・「サクラトレイン」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.03.24 東武スカイツリーライン
634型「サクラトレイン」
撮影
 
 
春の訪れとともに咲き誇り、ニッポン人のココロを和ませてくれる、美しき桜 (*´v`*)ホッコリ♪。
開花から満開、そして散ってしまうまで、わずかに10日あまりといったところか。その儚さも桜の魅力だと受け止めつつも、短いあいだに少しでも多くの記録を残したいと、つい欲張ってしまうワタクシ (*`・ω・´)-3フンス!。先日には千葉県のいすみ鉄道新京成線の沿線を掛け持ちするように慌ただしく巡って アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、その撮影記を拙ブログにてお伝えしましたが \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ、それとは別の日にもう一か所、桜の開花時期に合わせて設定された“特別な臨時列車”に乗って(?)、“桜鉄”(桜と鉄道のコラボ)の撮影へ出かけていました ...(((o*・ω・)o。
先にお伝えした“千葉編”とは時期が前後しますが、今回はその様子をご紹介したいと思います。はたして私は“臨時列車”で、どこへ行ってきたのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。


3月24日(木)


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見ごろを迎えた隅田公園の桜。
ここは“超”が付くほど有名な
お花見スポットですが、
平日の午前中はまだそれほどの人混みでなく、
のんびりとした雰囲気。
(´ー`)マターリ


都内の桜に満開宣言が出された数日後に私がやってきたのは、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線・日光線)、つくばエクスプレス、地下鉄銀座線、都営浅草線の各線が集結する、“下町のターミナル”浅草 ( ̄▽ ̄*)アサクサ。そのなかで今回利用するのは東武線です (゚ー゚*)トーブ
でも、まずは列車へ乗る前に、浅草駅からほど近い場所にあり、都内屈指のお花見スポットとして全国的にも知られている、隅田川沿いの「隅田公園」(台東区)に寄っていきましょう コッチ…((((o* ̄-)o。川っぺりの公園にはソメイヨシノをはじめとした多くの桜の木が立ち並び、対岸に高くそびえる「東京スカイツリー」や、隅田川に架けられた鉄橋を渡る東武線の列車などと組み合わせて、手軽に桜を撮影することができます (・∀・)イイネ。


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うららかな春の日差しに透ける、
お江戸は隅田川の桜。
(´▽`*)キレイ♪
右にスカイツリー、
そして下のほうに写るのは
東武スカイツリーラインを走る、
500系の特急「Revaty(リバティ )」。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー

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白地に赤いラインの200系は
伊勢崎線系統の特急「りょうもう」。
近年中の置き換えが噂されている当系、
すぐに全車が引退とはならないと思いますが、
あと何回、桜のシーズンを迎えられるでしょうか。
σ(・∀・`)ウーン…
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー

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帯色がメタリックパープル(雅編成)の
100系「スペーシア」が
春風に揺れる桜の向こうから飛び出してきました。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
当列車は東武スカイツリーラインから東武日光線へ直通し、
一路、栃木の日光を目指します。
(o ̄∇ ̄o)ニッコーケッコー
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー


この日の隅田公園の桜はまだ、全体的に見ると五分〜七分咲き程度といったところですが σ(゚・゚*)ンー…、日当りがいい場所の木はほぼ満開 (゚∀゚)オッ!。なるべく花が開いている桜を選んで列車と絡めてみます (^_[◎]oパチリ。
ステンレス製の通勤型車両(10000系)で運転される普通列車や準急列車(区間準急)も頻繁に通過するけれど、やはりここで見たいのは花形の特急列車 (゚ー゚*)トッキュー。このあとに浅草駅から乗る列車との兼ね合いで撮影時間はわずかでしたが、500系の「リバティ」、200系の「りょうもう」、100系の「スペーシア」と、限られた時間内に三形式三種の特急列車が効率よくやってきてくれて(回送列車も含む)、桜とともに撮ることができました ъ(゚Д゚)ナイス。

では、そろそろ駅に行きましょうか ...(((o*・ω・)o。


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重厚な佇まいをみせる東武鉄道の浅草駅。
東武線が浅草に延伸した1931年(昭和6年)に
関東初の駅ビル(百貨店併設駅)として建てられた
伊勢崎線・日光線系統のターミナルで、
列車の発着ホームは二階部分に位置します。
▲東武伊勢崎線 浅草


地上7階建ての駅ビル・・・というより、昔ながらの“百貨店”と呼ぶほうが似合う趣ある建物に併設された、東武スカイツリーラインの浅草駅 (´ω`*)シブイ。
当駅は東武伊勢崎線・日光線系統(“東武スカイツリーライン”はその愛称)のターミナルで、3面4線構造の頭端式ホームは普通列車や急行・準急列車といった通勤電車の発着ホーム(1・2番線)と、特急列車の発着ホーム(3・4・5番線)がそれぞれ分けられており (・o・*)ホホゥ、当線を近距離で利用することが多い私の場合は、通勤電車ホームから列車に乗ることがほとんどなのですが、今回は改札を入ったら特急ホームに向かいます コッチ…((((o* ̄-)o。
とすると、旅先は「スペーシア」で日光?「リバティ」で鬼怒川?それともシブく「りょうもう」で足利(あしかが)あたりでしょうか? (*゚v゚*)ワクワク♪
しかしそのいずれでもなく、すでにホームへ停まっていたのはこの列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。


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東武日光・鬼怒川温泉方面と表記された
特急用の5番線ホームに入線していたのは
裾部にポップな風船(水玉模様)があしらわれている
634型の「スカイツリートレイン」。
 (゚ー゚*)ムサシ
▲東武伊勢崎線 浅草


スカイツリートレイン、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
「スペーシア」のような流線形の特急ではないため、一見すると通勤型の電車とあまり変わらないように見えますが σ(゚・゚*)ンー…、これはもともと中距離運行の快速列車などに使われていた6050系をリクライニングシートを備える観光用車両に改造し (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…、「東京スカイツリー」の完成(開業)と合わせて2012年にデビューした、634型の「スカイツリートレイン」です (゚∀゚*)オオッ!!。
当車は「東武沿線からスカイツリーへ」、「スカイツリーから日光・鬼怒川へ」をコンセプトに、行楽期や多客期には臨時特急列車として運転され、また、団体列車やイベント列車として使われることもあります(現在は特急列車としての運行機会は少なく、おもに団体列車やイベント列車での使用が多い)。
ちなみに“634型”というハンパな数字の形式は、スカイツリーの高さ“634m”にちなんだもの ( ̄▽ ̄*)ムサシ。


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元・快速用の6050系から改造された
観光用車両の634型「スカイツリートレイン」。
4両編成一本(2両×2編成)のみの希少な存在で、
ちびっこ鉄ちゃんたちも興味津々。
(☆∀☆)キラーン☆
▲東武伊勢崎線 浅草

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634型の特徴といえば、
車内からスカイツリーが望めるよう
屋根に近い高さへ増設された
この“天井窓”。
( ̄。 ̄)ヘー
▲東武伊勢崎線 浅草

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車体の側面にデザインされた
スカイツリーのシルエットを眺めつつ、
開いた扉から車内へ入ります。
...(((o*・ω・)o
ちなみに浅草駅は立地による制約上、
ホームの先端部分は車両との間に
大きなスキマが生じるため、
前方の車両へ乗る際には渡り板を使用します。
これもひとつの浅草駅名物・・・かな?
▲東武伊勢崎線 浅草

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種車の6050系はセミクロスシート
(ボックス&ロングシート)でしたが、
634型ではリクライニングシートとなり、
二列席は窓に向かって座席が配置。
車内は天井窓の効果でとても明るく感じます。
(´▽`*)アカルイ♪


そんな634型の「スカイツリートレイン」は今回、桜が見ごろとなった今の時期ならではの臨時列車、「サクラトレイン」として運行(3/22~4/2) (゚ー゚*)サクトレ。
車両の行先表示器には「臨時」と掲出されていましたが、その列車名から察するに行き先はやはり東武線沿線のどこかにある桜の名所でしょうか
σ(゚・゚*)ンー…。私にとって初乗車の634型、窓が大きな観光用車両での“乗り鉄”は楽しみです (*゚v゚*)ワクワク♪。せっかくなら売店で駅弁とビールを買い込んでくればよかったかなぁ・・・(; ̄▽ ̄)ア…。
東武の特急(?)としては珍しく全車自由席の当列車、全体的な乗車率はわからないけど、私が適当に乗った2号車は座席の半分が埋まるくらいの利用者で、まもなく始発駅の浅草を発車しました (/*´∀`)o レッツラゴー♪



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浅草をあとにする「サクラトレイン」。
駅を出るとすぐに急カーブです。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー
(車窓から)

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さっそく車窓から見える桜は、
先ほど撮影していた隅田公園のもの。
(゚∀゚)オッ!
こうやって見るとやはりまだ満開でなく
五分咲きくらいですね。
花見をする人も少なめ。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー
(車窓から)

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こちら側(左岸)の桜はけっこういい感じ。
(´▽`*)キレイ♪
これぞまさしく
「は〜るの、うら〜らの、す〜みだがわ〜♪」
(童謡・「花」より)。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー
(車窓から)


ゆっくりとした速度で浅草を出た「サクラトレイン」は右へカーブするとすぐに、私が先ほどまで「スペーシア」などを撮影していた、隅田川沿いの隅田公園にさしかかります (゚∀゚)オッ!。桜と列車を組み合わせて写真を撮る“桜鉄”もいいけれど、走る列車から眺める桜も鉄ちゃんとしてまた一興 (-`ω´-*)ウム。
しかもこの「サクラトレイン」、隅田川に架かる鉄橋上から車窓越しに桜を見せるため、列車が橋上で一時停止するんです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。これはなんとも粋な計らいじゃありませんか ъ(゚Д゚)ナイス。隅田川の桜をリクライニングシートに座りながら大きな窓でゆっくり観賞できるとは、贅沢だなぁ・・・+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。
といっても、さすがにここは営業路線の本線上なので、停止時間はおおむね数十秒ほど。列車はふたたび動き出して鉄橋を渡り切ります ...(((o*・ω・)o。それと同時に車内へ流れた案内放送は・・・

「まもなく、“終点のとうきょうスカイツリー”に到着します。どなたさまも車内にお忘れ物の無いようお降りください。>θ( ̄0 ̄*)」

えっ!?もう終点ですと? 浅草からまだ一駅しか進んでないんだけど? (´・ω`・)エッ?


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隅田川の鉄橋を渡り終えると
右手に見えるのはスカイツリー。
さあ、旅はここから・・・と思いきや?
( ̄△ ̄;)エッ…
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー
(車窓から)


そう、実はこの「サクラトレイン」、いま通過した隅田川の桜を車内から観賞することが目的に設定された“お花見列車”で、運行区間は隅田川の鉄橋を挟んだ浅草〜とうきょうスカイツリーのわずか一駅だけ Σ(゚∇゚;ノ)ノマジ!?。始発駅から終着駅までたった1.1キロの臨時列車というのも珍しいのではないでしょうか。ちなみに運賃は特別料金がかからない普通乗車券で150円(浅草〜とうきょうスカイツリー)。
たしかにその運行目的どおり、車窓から隅田川の桜を眺めることはできたし (「゚ー゚)ドレドレ、鉄橋上で列車が停止するところも興味深いものがありましたが w(゚o゚*)w オオー!、せっかくの観光型車両に乗車時間が5分だけとは、なんともあっけなくて物足りない“乗り鉄”でした σ(・∀・`)ウーン…。

ま、ネタ的には面白かったけどね(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


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浅草〜とうきょうスカイツリーで
一日5往復(上下10本)が設定された
お花見列車の「サクラトレイン」。
ちなみに使用車両は3/22・23が500系、
3/24~4/2が今回乗った634型で、
いずれも特急型車両ですが、
普通乗車券のみで利用できました。
(*・∀・)つ[キップ]

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始発駅の浅草から一駅、
終点のとうきょうスカイツリーに到着した
634型の「サクラトレイン」。
(・ω・)トーチャコ
当編成は折り返しの浅草ゆきに備えて、
いったん留置線へと引き上げます。
▲東武伊勢崎線 とうきょうスカイツリー

0023.jpg
東京スカイツリーのたもとにある
とうきょうスカイツリー(駅)。
元は業平橋(なりひらばし)という
地名由来の駅名で親しまれていましたが、
スカイツリーの開業とともに
現駅名へ改称されました。
(゚ー゚*)ソラカラチャソ
▲東武伊勢崎線 とうきょうスカイツリー


浅草1135-(サクラトレイン)-とうきょうスカイツリー1140


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高さ634メートル、
高尾山(599m)よりも高いスカイツリーは
駅前から真上を見上げるよりも
少し浅草寄りに位置する源森橋あたりが
ベストなビュースポットです。
(・∀・)イイネ
▲東武伊勢崎線 とうきょうスカイツリー-浅草


さて、現在はおもに臨時列車や団体列車に使われる波動用として在籍し、稼働率がそう高くはない634型 (゚ー゚*)ムサシ。
その車両に一駅間だけでも乗車できたのはいい経験だったかもしれませんが(というか、ほとんど“体験乗車”のようなものだけどね (^^;ゞ)、件の「サクラトレイン」は浅草〜とうきょうスカイツリーの間を一日に何往復か運転されるので、この機会に乗車だけでなく撮影のほうでも記録しておきたいところ (-`ω´-*)ウム。ただし運転区間が短いぶん撮影ポイントは限られており、先ほどの隅田公園にもう一度戻ろうかとも考えたのですが σ(゚・゚*)ンー…、できれば少しでも絵に変化をつけようと思い、別の場所に行ってみることとしました ...(((o*・ω・)o。
とうきょうスカイツリーの駅から浅草方面へ東武線の線路沿いに歩いて15分ほど、やってきたのは隅田公園と川を挟んだ対岸(墨田区側)に位置する、“とあるビル”の高層階 (゚.゚*)ビル?。


0025.jpg
とあるビルの入口に掲げられていた
“何か”を意味する黄金色のフロアガイドには
「地上100mからのパノラマビュー」
といった表記が・・・。
(*・`o´・*)ホ─

0026.jpg
エレベーターで上がって目的地に到着。
そこからは隅田川が一望できる
クリアアサヒ・・・いや、
クリアで爽快な眺めが楽しめます。
w(*゚o゚*)wオオー!
眼下の鉄橋を渡るのは特急「りょうもう」。
観光船やモーターボートも
タイミングよくフレームに収まりました。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー


エレベーターで一気にビルの22階まで上がると、そこに広がるのは地上100メートルの高さから望めるパノラマビュー w(*゚o゚*)wオオー!。浅草の街や隅田川が眼下に見え、晴天の今日は新宿の高層ビル群なども確認できます (「゚ー゚)ドレドレ(さすがに富士山は霞んで見えなかった)。もちろんここへ来た私の目的は隅田川を渡る東武スカイツリーラインの列車を撮ることで、さっそく200系の特急「りょうもう」が鉄橋を渡ってゆきました (゚∀゚)オッ!。
眺望が素晴らしいのこの場所は展望施設でなく飲食店で、いつも私の喉を潤してくれる(?)アサヒビールさんの本社ビルに設けられた直営のカフェラウンジ「アサヒスカイルーム」(・o・*)ホホゥ。カウンター席主体の店内は座席が窓のほうへ向けられており、壮観な景色を眺めながら飲食を楽しむことができます (σ´∀`)σイイネ~♪。
ちなみにコロナ禍での飲食店というと感染対策が気になるところですが、入店時には検温やアルコール消毒が求められ、さらにパーテーションの設置や座席を半数にまで減らすなど(固定されたカウンター席の半分は使用不可となっていた)、その徹底ぶりに安心感を覚えました。また、対面のテーブルでなく窓のほうに向いたカウンター席なので、飛沫の拡散などの影響は少ないように思います(あくまでも個人的な印象)。


0027.jpg
カフェラウンジですがコーヒーでなく、
ここで飲むならやっぱりスーパードライ。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノc凵
ビールマイスターが注いだ一杯は泡がクリーミーで
いつものドライとはひと味違うように感じます。
電車を眼下に見ながら飲む冷たいビールは
私にとって至福のひと時。
凵ヽ(>∀<*)クゥーッ!!
お、また「りょうもう」だ(たぶん回送)。

0028.jpg
浅草の名所、
浅草寺の本堂や五重塔も拝めます。
( ̄▽ ̄*)センソージ
下町の建物がひしめき合うなかでも、
その存在感は抜群。

0029.jpg
そして今の時期はもちろん
隅田川沿いの桜も楽しめます。
高いところからビール片手にお花見♪
オハナミ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノオハナミ♪
飲食を伴う花見は控えるようにいわれているけど、
ここまで遠くからなので許してねん。
(^^;)ゞポリポリ

0030.jpg
東武特急のエース「スペーシア」が
桜咲く浅草の街をあとにして、
隅田川に架けられた鉄橋を渡りゆく。
藍色の川面に白い車体が映えます。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー


撮影のお目当ては634型の「サクラトレイン」ですが、デビューから31年目の100系「スペーシア」、30年目の200系「りょうもう」は、いずれもそろそろ置き換えの話が出てもおかしくない車齢なので(とくに200系は機器の一部が1720系「DRC」からの流用だし)、今日のような晴天の好条件で撮れるときにしっかり記録しておきます (^_[◎]oパチリ。列車とともに隅田川を航行する観光船がちょくちょく写り込んでますが、列車とのコラボをとくに意識したわけではなく、船は頻繁に運航されているので、列車とタイミングが合うのはそれほど珍しいことではないみたい (゚ー゚*)イソノフネ。「サクラトレイン」のときにも船が来てくれるかな?
あまり長居をしないように時間を見計らって入店したこともあり、オーダーしたビールをグラスの半分ほど飲んだところで、「サクラトレイン」がとうきょうスカイツリーを発車する時刻となりました (~▽~*)ウィ。


0031.jpg
スカイツリーは“足元”しか写っていませんが、
とうきょうスカイツリー駅を発車した634型が
浅草へ向かって来るのを確認。
ε-(°ω°*)キタッ!
▲東武伊勢崎線 とうきょうスカイツリー-浅草

0032.jpg
車内から隅田川沿いの桜を見せるために
「サクラトレイン」は鉄橋の上で一時停止。
(・ω・)ピタ
隅田川を跨ぐ橋長166メートルの隅田川橋梁は、
東武鉄道の浅草開業(延伸)に合わせて
1931年(昭和6年)に竣工したもので、
浅草界隈や隅田川河畔の景観に配慮するため
橋を覆うような一般的なトラス橋ではなく
トラス部分が低く架線柱に曲線のデザインを用いた、
独特なスタイルとなっています。
(・o・*)ホホゥ
ちなみに東武線の鉄橋に併設されている歩道の橋は、
昨年6月に開通した「すみだリバーウォーク」。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー
(後追い)

0033.jpg
隅田公園に咲く桜を眺めながら
ゆっくりと動き出した「サクラトレイン」。
カーブの先が浅草駅です。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー
(後追い)


隅田川俯瞰でムサシ(634型)が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
うららかな春の陽光に照らされながら、ゆっくりとした速度で隅田川橋梁に現れて、先ほど私が乗った時と同様に橋上で一時停止した634型の「サクラトレイン」。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。この停車は乗客に桜を見せるためのサービスですが、当列車を狙う“撮り鉄”にとっても、止まってくれればシャッターチャンスを逃すことがなくて助かります(笑)パチャ【◎】]ω・´)パチャ。
隅田公園の桜を「サクラトレイン」と絡めてみた・・・というよりは、情景の一角に桜が添えられたって感じで、桜の存在感はあまり濃くないけれど、都会に咲いた桜を俯瞰構図の引き画で撮るとこんなものでしょうか σ(・∀・`)ウーン…。ちなみに観光船の航行とはタイミングが合いませんでしたが、撮った写真をよ〜く見てみると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


0034.jpg
ひとつ上の写真を拡大してみると、
まるで634型の車体に描かれた風船のような
カラフルな色の帽子をかぶった
園児たちの姿が写り込んでいました。
(゚∀゚)オッ!


川っぺりには保育士さんに連れられた園児たちの御一行が写っていて、「サクラトレイン」を眺めているではありませんか (´▽`*)カワエエ。これはもちろんたまたまですが、私は先日に西武線の沿線で桜と列車を撮った際にもお散歩途中の園児たちと遭遇しており、なんだか不思議な偶然を感じます (゚∀゚)アヒャ☆。もしも、あそこの場所(川っぺり)で「サクラトレイン」を撮っていたら、園児たちと634型を絡められたかもなぁ・・・。
隅田川、桜、「サクラトレイン」、そして園児たち。拡大しないと分からない情報も含んだ写真だけど、個人的にはなんだかほっこりとする自己満足な一枚になりました (*´v`*)ホッコリ。


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0036.jpg
すぐに浅草で折り返し、
とうきょうスカイツリー行きとして
ふたたび橋上に姿を見せた「サクラトレイン」。
今度は停車中に観光船とのコラボが実現しました。
隅田川らしい賑やかな情景は
まるで模型の世界みたいですね。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー


グラスに残っていた飲みかけのビールを味わっていると ( ´〜)◇yグビグビ、6分ほどの折り返し時間ののちに浅草を出発した「サクラトレイン」が、今度はスカイツリー方面へ向かってゆっくりと鉄橋を渡りゆきます ...(((o*・ω・)o。それをもう一度カメラに収めて、この日の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

隅田川沿いの桜が見ごろを迎えたのに合わせて運行された、東武スカイツリーラインの「サクラトレイン」(゚ー゚*)サクトレ。
わずか一駅だけの運転区間は“乗り鉄”として少々物足りなさを感じたけど、鉄橋を渡る列車の車窓からお花見を楽しむという発想は斬新で、しかもそれに観光用車両の634型が使われるなど、趣味的に見ても面白い臨時列車だったと思います ъ(゚Д゚)ナイス。車中で駅弁を食べたり、ビールを飲んだりする余裕はありませんでしたが、撮影しながらビールが飲めたことで、じゅうぶん満足できた一日でした(笑)ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

桜と列車を絡めて撮影する“桜鉄”、来年こそはコロナに振り回されず撮影を楽しめたらいいなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。


0037.jpg
隅田川の墨田区側に立つ
アサヒビールさんの本社ビル(右)は
ビールをイメージした黄金色。
今回、お店から撮影させていただいた
アサヒスカイルーム」は22階にあります。



*なお、この記事は3月24日現在の様子をもとに作成したものであり、コロナ禍における状況の著しい変化に内容が伴っていない場合があるかもしれませんが、どうかご了承ください m(_ _)m。



ONE-shot 405 市境 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 405 市境

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和式車両(ジョイフルトレイン)の「華」による
臨時快速「お座敷桃源郷パノラマ号」が
西日に照らされて高架の中央線を走りゆく。
(゚ー゚*)ハナ

高い目線で望んだこの風景、
線路の右側にある車両基地のあたりは三鷹市、
左側に見えるタワマンのあたりは武蔵野市です。
(「゚ー゚)ドレドレ


“新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置”、
先週の12日から適用されている東京都では
23区全域と多摩地域にある“6つの市”が
対象となりました。
( ̄  ̄;)マンボー…

そこでにわかに注目されたのが、
わがまち三鷹。
街の玄関である中央線の三鷹駅は
ちょうど市の境目に位置しており、
駅の北側が重点措置対象の武蔵野市、
いっぽう南側は対象から外れた三鷹市で、
それぞれの市域により
飲食店の時短要請などが異なることに。

対象地域を市で分けるのは納得できるものの、
このエリアを生活圏とする住民の一人としては
ふだんからあまり市境を意識することなく
三鷹駅周辺をひとつの“街”だと思っており、
なんだかちょっと複雑な気分です・・・。
σ(・∀・`)ウーン…

駅の北側でも南側でも関係なく、
その日の気分で好きなお店へ飲みに行きますよ。
もう少しコロナが落ち着いたらね。
(-`ω´-*)ウム


今回のONE-shotも
タイトルを「市境」としたものの、
とくにそれを意識して撮ったのではなく、
近所の眺めのいいところ(商業施設の屋上)で
ちょっとレアな臨時列車を狙ったら
たまたま両市が一望できただけなのですが、
【◎】]ω・)パチャ
何年か経ったのちに
この写真をあらためて見たとき、
ああ、“マンボウ(まん延防止)”なんて言って
区分けされたことがあったなぁ・・・
などと振り返るのかもしれません。


▲21.4.10 中央本線 三鷹-武蔵境(後追い)



4545.jpg
まん延防止等重点措置の適用直後、
テレビのニュースで話題に取り上げられていた三鷹。
以前に拙ブログでご登場いただいたお店など、
行ったことのある居酒屋さんが何軒か
インタビューを受けていたよ・・・
( ̄▽ ̄;)ア…




新京成・・・くぬぎ山の夜桜 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.03.27 新京成電鉄
桜満開、夜桜鉄♪
撮影
 
 
前回からの続きです。

一都三県に出されていた“緊急事態宣言”が解除(3/21)されたあとに迎えた最初の週末、まるでそれを見計らったかのように、例年より開花が早かった東京の桜はほぼ満開となりました (゚- ゚)サクラサク。
緊急事態中はなるべく控えていた私の“都県またぎ”の移動も、宣言の解除を受けて緩和。桜と鉄道を組み合わせた撮影の“桜鉄”を目的に、都内から総武快速線と外房線を乗り継いで、千葉県の房総半島を走るローカル線の「いすみ鉄道」を訪れます ( ̄▽ ̄*)イテツ。首都圏近郊で屈指の“お花見路線”として知られる当線の沿線に咲く桜や菜の花は、期待どおりにちょうど見ごろを迎えており (゚∀゚*)オオッ!、いすみ鉄道らしい黄色いディーゼルカーの普通列車やレトロな雰囲気を醸し出す国鉄型ディーゼルカーの急行列車を、麗らかな春景色のなかでのんびりと撮影 (^_[◎]oパチリ。昼過ぎまでの短い時間ではあったものの、季節感のある写真が撮れて満足いく成果が残せました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ここで一日じっくりと腰を落ち着けて撮り続けるのもいいですが、限られた桜の咲く時期は私の撮りたい路線がほかにもあり σ(゚・゚*)ンー…、なんとも慌ただしいけれど、いすみ鉄道を早々に引き上げて移動することとしました ...(((o*・ω・)o。

はたして次はどこへ向かうのでしょうか・・・。


2001.jpg
新田野から乗った
台湾ランタン列車の「祈福(ちーふー)」号
大原に到着。
(゚ー゚*)チーフー
▲いすみ鉄道 大原

2002.jpg
次に乗る列車までは待ち時間があったので、
大原駅前の食堂で昼食。
センバツ(高校野球)をテレビでみながら
熱々のタンメンをすすります。
≠( ̄ε ̄*)ズルルッ

2003.jpg
大原のホームに入ってきた
上総一ノ宮ゆきの上り普通列車は
ワンマン運転のE131系。
( ̄▽ ̄*)ミズタマ
▲外房線 大原

2004.jpg
上総一ノ宮で京葉線経由の東京ゆきに乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ここで接続したのが京葉線のE233系というのは
個人的にちょっと意外な展開でしたが、
ダイヤ改正後の日中の外房線は
このような接続パターンとなったらしい。
(乗換時間が短くて列車の正面が撮れなかったw)
▲外房線 上総一ノ宮

2005.jpg
んで、途中の蘇我では
内房線から来た千葉ゆきの209系に乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
何だか忙しないなぁ・・・。
▲外房線 蘇我

2006.jpg
さらに千葉で
総武快速線の逗子ゆきに乗り換え。

ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
朝に乗った同線では新型のE235系でしたが、
今度は見慣れたE217系でした。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲総武本線 千葉

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そして下車したのは
千葉から快速列車で二駅目の津田沼。
▲総武本線 津田沼


いすみ鉄道で屈指の“お花見スポット”として知られる新田野(にったの)の桜並木をあとにし、まずは上り列車で大原(おおはら)へ。そこから外房線と総武快速線の列車を乗り継いで千葉県内を北上するという、朝のルートを戻るような形でやってきたのは、習志野(ならしの)市の津田沼(つだぬま)(゚ー゚*)ツダヌマ。
それにしても、これが今月(3月)のダイヤ改正で見直された“効率化”によるものなのか、大原から津田沼までの移動に使った路線は外房線と総武快速線の二線ですが、乗った列車は4本 ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。すべて形式の違う電車だったのは鉄ちゃん的にちょっと楽しめたものの、細かい乗り換えが多くて落ち着かない感じは否めませんね・・・σ(・∀・`)ウーン…。


2008.jpg
津田沼は総武緩行線(各駅停車)と
総武快速線が停車する緩急の接続駅。
当駅の付近には緩行線、快速線ともに
それぞれの車両基地(留置施設)があり
(緩行線・習志野運輸区、快速線・幕張車両センター)、
当駅始発や折り返し運転なども多く設定されています。
こちらはそんな“JR”の駅舎。
▲総武本線 津田沼


同じ県内でも、先ほどの新田野(いすみ市)では房総半島らしいのどかな風情が味わえましたが (´ー`)マターリ、津田沼は都心まで一時間弱の通勤圏内に位置する典型的な近郊都市 ( ̄  ̄*)マチ。駅前には多くの商業施設やオフィスビル、タワーマンションなどが建ち並びます。
この津田沼が“桜鉄”を撮る私の目的地・・・ではなく、当地もまた乗り換え地点のひとつに過ぎません。下車したJRの津田沼は総武本線(総武緩行線、総武快速線)のみの単独駅ですが、そこから街なかを数分ほど歩いたところに、もうひとつの津田沼駅が存在します
...(((o*・ω・)o。それが次に乗る、新京成電鉄(新京成線)の新津田沼(しんつだぬま)(・o・*)ホホゥ。


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JR津田沼駅の北口を出て街なかを進むと、
路地の向こうを横切る電車に目が留まります。
(=゚ω゚=*)ンン!?

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JRの駅から徒歩5分、
400メートルほど離れたところにあるのが
新京成線の新津田沼駅。
...(((o*・ω・)o
ちなみに津田沼はこのほか、
京成電鉄の京成津田沼駅もありますが、
JRの駅からは約1キロの距離があります。
▲新京成線 新津田沼

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新津田沼のホームに入ってきた
新京成の8900形。
この鮮やかなピンク色は当形のみならず、
新京成の車両の現行標準色です。
( ̄▽ ̄;)ピンク
▲新京成線 新津田沼


新津田沼の改札を入ってホームへ降りると、ちょうどタイミングよく松戸ゆきの上り列車が入ってきました (゚ー゚*)シンケーセー。
近年の新京成の電車といえば、他の鉄道会社の車両ではあまり見かけないような、車体下部の奇抜な・・・もとい、鮮やかなピンク色(ジェントルピンク)が目を引きます ( ̄▽ ̄;)ピンク。これが当線に使われる車両の現行色で、以前はベージュ地にブラウンの帯を巻く、落ち着いた車体色だったのですが、数年前にイメージの刷新を図る目的でこのピンク色をコーポレートカラーや車体色に採用 (゚.゚*)イメチェン?。最近ようやく見慣れてきたけど、塗り替えられた編成を初めて見たときには、がらりと変わった印象にぶったまげたよなぁ・・・w(゚0゚*)wオッタマゲ~!。


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くねくねと右に左に。
新京成線に乗るとカーブの多さを感じます。
〜((ー ̄*))〜クネクネ〜((* ̄ー))〜
当線の軌間(線路幅)は
JRの一般的な在来線より広くて、
京成線や北総線などと同じ標準軌。
▲▲新京成線 滝不動-高根公団
▲新京成線 美咲-滝不動
(いずれも後方の車窓から)


新京成電鉄・新京成線は、JR常磐線と接する松戸(まつど)を起点に、八柱(やばしら)、五香(ごこう)、くぬぎ山、新鎌ケ谷(しんかまがや)、美咲(みさき)、北習志野(きたならしの)、新津田沼などを経て、京成電鉄の本線や千葉線と接する京成津田沼(けいせいつだぬま)に至る、全長26.5キロの私鉄路線(準大手私鉄)で、全線全駅が千葉県内(県北部の東葛地域)に所在します (・o・*)ホホゥ。
当線の大半の区間は戦時中の旧・日本陸軍鉄道連隊が演習用に敷設した訓練線だったもので、戦後に京成電鉄へと払い下げられ、京成の子会社として設立された新京成電鉄によって旅客列車の運行を開始した特異な歴史があります ( ̄。 ̄)ヘー。もともと兵士の訓練として敷かれた線路は、戦地でのいかなる地形にも対応できるよう曲線を必要以上に多用、また、敵機の空襲による狙いを定めにくくするためにあえて曲線を敷く訓練を課したなどとも伝えられており、旅客路線として転用された際にある程度の整備はされたものの、当線は明らかにカーブの多さを感じる特異な線形となっています (´ω`)ナルヘソ。
そうした軍事的な経緯で曲線が多くなった新京成線ですが、それを現代の地理条件にあてはめてみるとまるで、戦後に東京近郊のベッドタウンとして発展した沿線の住宅街を自らが避けるかのように、列車は右へ左へとカーブを切って進んでゆきます 〜((ー ̄*))〜クネクネ〜((* ̄ー))〜。


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カーブが多い新京成線。
車体にも見られる
“尺取り虫”のようなシンボルマークは、
新京成(shin-keisei)のイニシャルの“S”と、
カーブの多い線形をデザイン化したものだとか。
( ̄。 ̄)ヘー

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2015.jpg
途中の新鎌ヶ谷は
北総鉄道線(成田スカイアクセス線)と
東武野田線が接続する主要駅。
成田空港から都心へ向かうのアクセス特急が
新京成の車窓からチラリと見えました。
(゚∀゚)オッ!
なお、新京成はかつて、
北総鉄道の前身である北総開発鉄道と
直通運転(松戸〜千葉ニュータウン中央)を
行なっていた時代があります
(現在は乗り入れを解消)。
▲新京成線 新鎌ヶ谷(車窓から)

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くぬぎ山の車両基地に
ずらりと並ぶピンク色の電車たち。
(「゚ー゚)ドレドレ
ポールがちょっと煩わしいけれど、
写真に向かって右奥のほうから、
8800形(×2)、N800形、最新型の80000形、
さらにN800形を挟んで、左手前が8900形。
これに最古参の8000形を加えた5形式が、
現在の新京成の車両ラインナップです。
▲新京成線 北初富-くぬぎ山(車窓から)

2017_1.jpg
参考までに
こちらは今から28年前の1993年、
くぬぎ山車両基地が公開された際に撮った
車両ラインナップ。
(´ω`)ナツカシス
写真に向かって右から
8800形、800形、8900形、8000形。
当時は8900形が最新型で、
各形式の車体色も“ピンク化”される前の
ベージュ地にブラウンの帯です。
なお、一本だけ現在も残存する8000形(8512F)は、
復刻色としてこの色が施されています。
▲93.10 新京成線 くぬぎ山車両基地


そんな新京成線の沿線には、全国的にメジャーではないかもしれませんが、地域に親しまれた桜の名所がいくつか点在 (´▽`*)サクラ♪。直接の利用機会は少ないものの地理的に当線からそう遠くない柏(かしわ)市にかつて住んでいた私も、新京成沿線にある常盤平(ときわだいら)や五香の桜並木などに馴染みがあり、新京成のカラーがリニューアルでピンク色となったときには、沿線の桜をイメージしたものだと思いました σ(゚・゚*)ンー…(とくに正式な関連付けは表されていないけど)。
そして沿線のなかでも、線路沿いに立つ桜並木と列車をウマく組み合わせて撮れそうなのが、新津田沼から上り列車でおよそ30分のところにある、鎌ヶ谷市のくぬぎ山 (゚ー゚*)クヌギヤマ。私はここで下車しました。


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鎌ヶ谷と松戸の市境近くにあるくぬぎ山は
新京成電鉄の本社や車両基地が置かれた
新京成線の要所ですが、
駅は住宅地の一角のようなところにあり、
駅前も閑静な印象。
(゚ー゚*)クヌギヤマ
くぬぎ山という山が近隣にあるわけでなく
昔のこのあたりはクヌギが多く生えた林地で、
その林を裏山のような意味で山と呼んでいたことが
当地名の由来らしい。
( ̄。 ̄)ヘー
▲新京成線 くぬぎ山


新田野1313-(いすみ62D)-大原1327~1420-(外房1236M)-上総一ノ宮1437~1439-(4412A)-蘇我1518~1520-(168M)-千葉1526~1540-(総武快速1482F)-津田沼1551…新津田沼1612-(新京成線)-くぬぎ山1637


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くぬぎ山の駅近くにある桜並木。
青空じゃないので花があまり映えませんが、
桜はほぼ満開のようです。
(゚∀゚)オッ!


くぬぎ山の駅から線路沿いに上り方向へ歩き進むこと数分程度、駅のホームからも望めるくらいの近いところに桜並木があり、ここが“桜鉄”を狙う私の目的地です (・ω・)トーチャコ。
いすみ鉄道の新田野を13時過ぎに出発し、実に三時間以上もかけてようやくくぬぎ山に着いたのは16時半 ε-(´o`A フゥ。もうだいぶ陽が傾いた夕方の様相で、青かった空も雲に覆われて白く濁ってしまいましたが σ(・∀・`)ウーン…、とりあえず線路端に立ってカメラを構えてみましょう【◎】]ω・)パチャ。


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いすみ鉄道で撮影していたときには
爽やかな青空でしたが、
くぬぎ山では太陽が薄雲に包まれていました。
(≡"≡;*)モヤモヤ…

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かろうじて雲間から差した西日が
満開に咲き誇る桜をほんのりと紅く染めます。
(´▽`*)キレイ♪
その傍らを通り抜けるのは、
白とピンクのポップなカラーの8800形。
▲新京成線 元山-くぬぎ山

2024.jpg
日中は10分間隔の新京成線ですが、
もう次の電車では日が当たらなくなりました。
(´д`;)アウ…
やってきたのは京成3000形をベースにしたN800形。
8000番台の車両形式が多い新京成のなかで、
当形は800形の置き換え目的で製造されたことから、
N800(NはNewを表す)という形式が与えられたらしい
(なお、とくに旧・800形から機器の流用などはない)。
▲新京成線 元山-くぬぎ山


撮り始めて最初の一本目(8800形)こそ、西日に照らされた桜並木がいい雰囲気で撮れたものの (・∀・)イイネ、次の列車(N800形)では太陽が雲に隠され、また、このあとは日が差したとしても列車や桜は線路横に立つ団地の影になってしまい、薄暗くて冴えない撮影条件となってしまいました (´д`;)アウ…。ちなみに私が着いた時点で当地にはお二人の先客がおられましたが、そのうちの一人は日が当たらなくなったのを見て撤収されています オサキ( ゚д゚)ノシ。
やはりここへ来るまでの移動に時間をかけすぎて、今回の転戦(いすみ→新京成)は失敗だったでしょうか (ノO`)アチャー・・・いや、そんなことはありません。むしろ私にとってはまだ時間帯が早いくらい (´・ω`・)エッ?。というのも、実はこの桜並木が立っている場所(金網の向こう)は陸上自衛隊松戸駐屯地の敷地内で、日暮れ時刻の18時になると駐屯地の協力により桜のライトアップが行なわれるのです (・o・*)ホホゥ。私の目的はそのライトアップされた“夜桜”と新京成の電車を組み合わせて撮ることで、開始される時間を見計らうようにくぬぎ山へとやってきたのでした
(´ω`)ナルヘソ。もちろん、残られているもう一人の同業者の方もライトアップの点灯を待っています ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。


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毎年恒例となっている、
松戸駐屯地の桜並木ライトアップ。
一昨年までは敷地内を一般開放していたそうですが、
コロナ禍となった昨年と今年は開放を中止。
それでもライトアップは例年どおり実施されます。
(*゚v゚*)ワクワク♪

2026.jpg
一般の人が立ち入れない駐屯地。
柵の向こうにはこのような飛行機(?)が
置かれていました。
( ̄  ̄*)ヒコーキ?

2027.jpg
写真では明るく写っていますが
あたりが薄暗くなってきた17時過ぎ、
駐屯地の隊員(?)の方が出てきて
まずは投光器に燃料らしきものを注入
(私は詳しく知らないけど)。
パッと見で投光器は20基くらいあるので
一人ではけっこう大変な作業ですね。
おつかれさまです。
( ̄- ̄ )ゞ ケーレー!

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そして18時前に投光器のスイッチが入れられ、
照明が点灯します。
(☆∀☆)キラーン☆
あとはもっと暗くなるのを待つばかり。


日中は4月の下旬並みにまで気温が上がった今日、いすみ鉄道で撮影している時は少し暑いくらいでしたが (´∀`υ)アツ…、さすがに日が落ちるとまだ寒さを感じます {{{(>_<)}}}サブッ。そんななか、桜の木の下に並べられた投光器へ順に灯が入れられ、開始予定時刻の18時には照明が全点灯 (゚∀゚)オッ!。さすが自衛隊、時間にキッチリしています (`・ω・´)キリッ。
ライトアップが始まる頃には同業者がたくさん集まり、ひょっとしたら“密”な状態になるのではないかと危惧していたものの σ(゚・゚*)ンー…、時おりご近所のかたが桜を眺めに来るくらいで、撮り鉄目的の人はとくに増えることなく拍子抜け (・・?)アリ?(薄暗くなってよくわからなかったけど、少し離れた踏切脇から撮影されていた人もいたのかな?)。まあ、今日は復刻色の8000形(8012F)が運用に就いていなかったようなので、鉄ちゃんのネタ的な注目度は薄かったのかもしれませんね (´ω`)ナルヘソ。私としては車両の形式にあまりこだわらず(もちろん、もし8012Fが撮れたら嬉しかったけどさ)、新京成と夜桜を組み合わせた画が撮れればそれでじゅうぶん ☆.(○≧ω')b オケ!。
時間が経つにつれてあたりは徐々に暗さを増し、いっぽうでライトアップされた桜はその存在感を高めていきます。そろそろ撮り時かな?


2030.jpg
日没後のブルーモーメントに包まれるなか、
ライトアップされた桜をかすめて走る新京成。
乗客の人たちも車窓越しに
ひと時の花見を愉しまれていることでしょう。
▲新京成線 元山-くぬぎ山


桜ライトアップで新京成が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
刻一刻と明るさが変わりゆくなか、空にまだ青さが残るタイミングでやってきた下り列車 (^_[◎]oパチリ。現行5形式のなかでいちばん在籍数が多い主力形式の8800形はまったく珍しくない存在ですが、薄暗い状況のなかで車体側面が目立ちにくいステンレス製の8900形やN800形、80000形でなく、鋼製塗装車の8800形が来てくれたのは個人的にラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。このくらいの暗さだと、車体の派手なジェントルピンクも落ち着いた色に見えますね (・∀・)イイネ。
そしてライトアップされた満開の桜が妖艶な雰囲気で、うっとりと見惚れるほど美しい +。:.(*´v`*)ウットリ.:。+゚。自衛隊駐屯地の桜並木というところもまた、もともと軍事目的で線路が敷かれた歴史を持つ新京成とのつながりが感じられて、なんだか面白いじゃありませんか (´ω`*)タシカニ。この見事な桜が列車と絡めて撮れるなんて、わざわざいすみ鉄道から転戦して来た甲斐がありました ъ(゚Д゚)ナイス。
でも“夜桜”というには、まだちょっと明るいかな? σ(゚・゚*)ンー…。もう少し粘ってみましょうか。


2031.jpg
漆黒の夜に浮かび上がった
桜並木と桜色の電車。
嗚呼、素晴らしき夜桜鑑賞。
+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。
▲新京成線 元山-くぬぎ山


お、いい感じ。これぞまさしく夜桜 w(*゚o゚*)wオオー!。
もうね、列車を待つあいだに夜桜を眺めていたら、脳内で「夜桜お七」のサビの部分がヘビロテですよ サ~クラ~♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノサ~クラ~♪。これはホントに見ごたえがあるなぁ・・・・:*:・(´∀`人 スバラスィ・:*:・(余裕のある方は写真をクリックして、拡大した写真を見ていただけると嬉しいです)。
暗くなればカメラのシャッタースピードが稼げず、走る列車をふつうに撮るとブレてしまうか、もしくは無理矢理に感度を上げて画質が粗くなってしまうところですが (゚ペ)ウーン…、ここで私が繰り出したのは、以前に「リゾートやまどり」を夜間撮影した際に拙ブログでちょろっと触れた、“露光間ズーム(ズーム流し)”という列車の走りに合わせてズームレンズのリングをまわす撮り方 m9(゚∀゚)ズームイン!。これにより走る列車をブレずに写し止められるだけでなく、背景の桜は適度に流れてくれるため、静止画の写真であっても疾走感が表せます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。移動を制限した“ご近所鉄”のときに特訓(?)した露光間ズーム(・・・といっても、「リゾートやまどり」を夜間に数回撮っただけだけど (^^;)ゞ)、あれは無駄でなく、今回の“夜桜鉄”でウマく応用することができました ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。

とくに狙っている固有の形式や編成があるわけではないため、“夜桜コラボ”はこの一枚が撮れたことでもうじゅうぶんかな (-`ω´-*)ウム。これにて本日の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。桜のライトアップを企画した松戸駐屯地ならびに新京成電鉄さん、きれいな夜桜を見せてくれてありがとう (*'∀'*)アリガ㌧♪


2032.jpg
撤収前にもう一枚パチリ。
(^_[◎]oパチリ
夜桜の傍らで赤いテールランプが点る
バックショットもまた悪くない雰囲気です。
▲新京成線 元山-くぬぎ山(後追い)

2040.jpg
とっぷりと日が暮れたくぬぎ山に
松戸ゆきの上り列車が入ってきました。
それにしても今日は8800形の運用が
とくに多かった気がしたなぁ・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
▲新京成線 くぬぎ山

2041.jpg
駐屯地の夜桜を車内から見るとこんな感じ。
車窓越しのお花見です。
サ~クラ~♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノサ~クラ~♪
▲新京成線 くぬぎ山-元山(車窓から)


見ごろを迎えた桜を求めて、千葉県にあるいすみ鉄道と新京成線をめぐった今旅 (゚ー゚*)チバ。
同じ県内にありながら位置する場所がかなり離れており、沿線の風景や雰囲気もまったく異なる二つの路線は、巡ったというより無理矢理に渡り歩いたって感じでしたが アッチヾ(゚ρ゚*Ξ*゚ρ゚)ゞコッチ、のどかな風景が広がるローカル線のいすみ鉄道 (´ー`)マターリ、陸軍が敷設した歴史を持つ都市近郊路線の新京成 ( ̄- ̄ )ゞピシ、それぞれが持つ特色とそこにマッチした趣のある桜を楽しむことができたように思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
考えてみたら昨年の桜が咲いた時期には最初の緊急事態宣言が出されて、まだ謎が多かったウイルスにおびえながら私は、ごく近所の中央線西武多摩川線で桜を撮るに留まりました。それに比べたら今年は、まだコロナ禍が落ち着いたわけではありませんが、今記事だけでなく「ONE-shot」でご紹介した「レッドアロークラシック」や「DORAEMON-GO!」E4系「Max」なども含め、昨年よりずっと大きな撮影成果が得られたと納得しています (-`ω´-*)ウム。昨年に続き今年もお酒や宴会のないお花見だったけど、“桜鉄”は存分に満喫しました。


2042.jpg
くぬぎ山から15分ほどで
終点の松戸に到着した新京成線。
(゚ー゚*)マツド
当駅は常磐線の快速線と
緩行線(各駅停車)との接続駅です。
8800形の右に写る電車は
常磐緩行線から地下鉄千代田線へ直通する
東京メトロの16000系。
▲新京成線 松戸


さて、来るときは新津田沼から入った新京成線ですが、帰りは上り列車で松戸のほうへ出て常磐線に乗り換え。
松戸市は江戸川を挟んで東京都と接しており、常磐線の上り列車でひと駅進めば、すぐそこは都内(葛飾区)です ...(((o*・ω・)o。東京と千葉の近県を行き来した程度のわりに、けっこういろんな種類の電車(や気動車)に乗れた気がする今旅 σ(゚・゚*)ンー…。最後は常磐線快速列車のE231系で締めくくりました。


2043.jpg
松戸で常磐線に乗り換えて
自宅のある都内へと帰ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
快速電車の上野ゆきは緑帯のE231系。
▲常磐線 松戸


くぬぎ山1850-(新京成線)-松戸1905~1915-(常磐1930H)-上野1940




*なお、この記事は3月27日現在の様子をもとに作成したものであり、コロナ禍における状況の著しい変化に内容が伴っていない場合があるかもしれませんが、どうかご了承ください m(_ _)m。
“緊急事態宣言”の解除からわずか半月、今度は“蔓延防止等重点措置”ですか・・・( ̄  ̄;)ドクトルマンボー。




ONE-shot 404 春の“Max” [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 404 春の“Max”

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桜咲く麗らかな春の昼下がり、
(´ー`)ハルウララ
オール二階建て新幹線で「Max」の愛称を持つ
上越新幹線用のE4系が、
まるで花見でも楽しむかのように
車庫へと通じる回送線をゆっくりと進んでゆきます。
...(((o*・ω・)o
当編成はこれから帰宅ラッシュが始まる夕方まで
車庫でしばしのお昼寝タイム(笑)

白(飛雲)と紺(紫苑)の境目に
細くピンク色の帯が施された
E4系のカラーリング(車体色)。
この帯色は新潟の県鳥で国の天然記念物である
トキ(朱鷺)をイメージした「朱鷺色」なのですが、
淡いピンク色に咲いた桜花とのマッチングもまた
お似合いではありませんか。
(・∀・)イイネ


日に数本しか通らない
東京新幹線車両センターへ向かう回送線でのE4系と、
その沿線に咲く桜との組み合わせが撮りたくて、
当系が徐々に数を減らしつつあった数年前から
撮影できる機会や天気、桜の具合を伺っていましたが、
“最後の春”となる今シーズンになんとか
好条件での一枚を残せました。
(^_[◎]oパチリ

E7系への置き換えにより、
今年の秋ごろまでに全車が引退する予定のE4系。
ラストランまではまだ半年近くの余裕があるけれど、
もう二度と見ることは叶わないであろう春の桜に
「Max」がそっと別れを告げました。
サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~


▲21.3.23 東京新幹線車両センター回送線




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0391.jpg
秋ごろのラストランが公表されている
E4系「Max」。
(゚ー゚*)マックス
車体側面にはすでに“惜別”を表した
記念装飾(ステッカーの貼り付け)が施されています
(その他の“ラストラン企画”もスタート)。

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現在は上越新幹線の
「Maxとき」「Maxたにがわ」で
定期運行されている当系。
できれば引退までにもう一度、
見晴らしのよい二階席に乗車したいところです。
コロナの状況にもよるけど、
「Max」に乗って新潟へ行きたいなぁ・・・。
σ(゚・゚*)ンー…






☆こちらもお別れ・・・★


いすみ鉄道・・・桜とキハ 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.03.27 いすみ鉄道
桜満開、お花見鉄♪
撮影
 
 
「早い!早いよ!」(°ω°;)ハヤイョ!

思わず某アニメ(ガンダムね)のセリフっぽく口走ってしまうほど、東京では開花が早かった今シーズンの桜(ソメイヨシノ)。
1月初旬の発出以降、およそ二か月半に及んだ、コロナウイルス蔓延防止対策(?)の“緊急事態宣言”が、ようやく3月21日をもって首都圏の一都三県でも解除され ε-(´o`;)ホッ、ぼちぼち私も花見を兼ねた“撮り鉄”や“乗り鉄”の計画を立てようかと思っていた矢先に、早くも届けられた桜の開花便り (゚- ゚)サクラサク。ウチの近所にある桜の木も日を追うごとに五分、七分と咲き進み、それを目にすると気が焦ります アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。

「こういうとき、慌てたほうが負けなのよね。」(-`ω´-*)モチツケ

・・・なんて悠長なことをつぶやいている場合でなく、儚くも満開から数日程度で散ってしまう桜 ヾ(´д`;)アア…。拙ブログの前記事でご紹介した西武新宿線の「レッドアロークラシック」など、平日でも時間を見つけては近場でちょこちょこ“桜鉄”(桜と鉄道のコラボ撮影)に勤しんでいるけれど (^_[◎]oパチリ、休日にじっくりと撮影するなら今週末(3/27、28)が勝負です (*`・ω・´)-3フンス!。
緊急事態宣言の解除はあくまでもひとつの目安でしかないと理解していますが、それを受けて“都県またぎ”の移動も個人的な判断で緩和。もちろん引き続き感染予防策を高く意識したうえで、3月最後の週末は久しぶりに東京都外へ出かけてみることとしました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。

さて、どこに行こう・・・というか、どこの桜がちょうど見ごろなのかな? σ(゚・゚*)ンー…


3月27日(土)


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東京駅の地下に位置する
総武快速・横須賀線のホーム。
そこへ入ってきた電車は・・・
お!新型じゃん!
(゚∀゚)オッ!
▲総武本線 東京


久々のお出かけに高まるテンションを抑えつつ (*´v`*)ワクワク♪、地元の駅を早朝の5時過ぎに出発し、まずは東京駅へ。
私の場合、たいていはここから東海道線で西のほうへ向かうか、もしくは上野東京ラインを経て直通する宇都宮線、高崎線、常磐線のいずれかで北上するパターンが多いのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回は地下にある総武快速・横須賀線ホームから列車に乗ります コッチ…((((o* ̄-)o。
すると、事前に運用などを調べたわけでなく、とくに意識もしていなかったのですが、たまたまホームに入ってきた列車は (=゚ω゚=*)ンン!?、昨年の12月にデビューした新型車両、E235系1000番台ではありませんか (゚∀゚)オッ!。コロナ禍で個人的にしばらく都外へ出ることを控えていたときには、“ご近所鉄”と称して武蔵野(貨物)線の多摩川橋梁などで新車の輸送シーン(配給輸送)を撮影したことがある当系(当番台)ですが、営業運転に就いている姿を私が見るのはこれが初めて。もちろん乗車するのもお初です *.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*。緊急事態解除後の再始動でいきなりコレに当たるとは、気分的にもリフレッシュされた感じがしてちょっと嬉しい ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。
ま、スカ線(横須賀線)のE235系なんて、すぐに珍しくなくなるんだろうけどさ・・・(。A。)アヒャ☆。


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初乗車のE235系1000番台。
今月に輸送されてきたばかりのF-08編成はまだ
車内に新車特有の香りが漂っています。
( ̄・・ ̄)クンクン
ちなみに当系の普通車はすべてロングシート。
ホントはE217系のボックスシートに座ろうとして、
先頭車付近で待機していたんですけどね。
(^^;)ゞポリポリ


乗車した総武快速線の成田空港ゆきは、東京から二駅ほど進んだ馬喰町(ばくろちょう)を過ぎると地下トンネルから地上へと這い上がり、さらに小岩(こいわ)の先で都県境の江戸川を渡って、東京都から千葉県へと入ります ...(((o*・ω・)o。
コロナ禍における緊急事態宣言では外出の自粛、とくに都県をまたぐ移動をなるべく控えるように求められ、いちおう(?)できるだけそれに従っていたつもりの私。緊急事態発出中の二ヶ月半の間に自宅のある都内から出たのは、仕事の用件で神奈川に3回、埼玉に1回、あとは両親の様子を伺いに千葉の実家へ1回行った程度で、今回のように鉄道趣味が目的で都県をまたぐのは、昨年末の12月に神奈川の鶴見線を訪れて以来、およそ三ヶ月ぶりとなります。まさか桜が咲く季節まで緊急事態が長引くなんて、思っていませんでした "o(-ω-;*)ウゥム…。


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列車は江戸川を渡って東京都から千葉県へ。
今日はスッキリとした爽やかな晴天で、
燦々と輝く朝日が眩しい。
(つ▽≦*)マブシッ!
▲総武本線 小岩-市川(車窓から)


正直いうと、そこまで頑に不要不急の外出や都県またぎの移動を控えなくても、マスクの着用やこまめな消毒、うがい、手洗い、いわゆる“3密”となる条件を避けるなど、基本的な予防対策を徹底していれば、私自身が感染したり、もしくは誰かに感染させたりするリスクは低いと思っています(あくまでも個人的な見解)。それでも私が趣味による移動を控えていたのは、ブログを公開している一人の“発信者”だから ( ̄  ̄*)ブロガー。
仮に私が「感染対策がバッチリだから出かけても大丈夫」といって、都県をまたいだ鉄道趣味の様子をブログやSNSにアップ(公開)すれば、それを見て「この人が出かけているんなら、私も出かけよう」と思う人がいるかも知れない。「政治家が忘年会をやってるんだから、オレも飲み会に行く!」のと同じ心理ですね。ぶっちゃけ私だって、よく見ているブログやフォローしているSNSの投稿者が、終焉間際の185系「踊り子」や五能線のキハ40などを撮影しているのを見て、自分も行っちゃおうかな・・・と思ったくらいです σ(・∀・`)イキタイ…。
しかし万が一、そのブログやSNSの閲覧をきっかけにして出かけた人のなかに、感染対策が不十分、もしくはすでに感染している人が含まれていたとしたら、それは間接的に感染の広がりを助長させることとなりかねません。拙ブログの閲覧者などほんの微々たる数だけど、わずかでも見てくださる人がいるのであれば、やはり私は気楽に行動範囲を広げることはできなかった (・ω・`)ウーン…。たとえ出かけたとしてもネットにアップしなけりゃいいのですが、ブログやSNSをやっているとついその様子を伝えたくなっちゃうものなんですよね (^^;)ゞポリポリ。
まあ、発信側も閲覧側も考え方や捉え方は人それぞれで、“ご近所鉄”などと自転車で走り回っていた私の行動も、良いと思わない人がいるでしょう。そもそも緊急事態宣言や外出自粛要請が、はたしてコロナ封じにどれほどの効果があったのか疑問に感じるところですが(実際、陽性者数が減っていないしね・・・)、とりあえず個人的な判断として少なくとも緊急事態が解除されるまでは、都県またぎの移動を極力控えておりました (-ω-;*)ジシュク。

おっと、閑話休題。時を戻そう(笑)
総武快速線を東に向かって快調に走るE235系 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。同じく当系が使われている山手線では味わえない高速走行を駅間距離の長い区間で体感し、東京から40分ほどで列車は千葉に到着 (゚ー゚*)チバ。私はここで乗り換えます。


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千葉のホームで目に留まった
乗車位置案内。
立ち位置に記されていたのは足跡でなく、
よく見ると・・・落花生!?
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲総武本線 千葉

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落花生印で待つ乗客を横目に見ながら
ホームへ入線してきたのは、
房総各線でお馴染みの209系。
( ̄  ̄*)マルキュー
▲総武本線 千葉


千葉は総武本線、成田線、内房線、外房線が集結する房総各線のジャンクションで(各線の正式な起点や分岐点は異なります)、それぞれの路線が発着ホームで分けられています (・o・*)ホホゥ。私がここまで乗ってきた成田空港ゆきの快速列車は成田線ホームの10番線に到着し、次に乗る外房線の上総一ノ宮(かずさいちのみや)ゆき普通列車は5番線ホームから発車 ノリカエ…((((o* ̄-)o。
鉄道好きの方ならばもう、私がここで外房線を選んだ時点で、今回の撮影対象とする目的路線がお分かりになったのではないかと思います(すでにタイトルでバレているけどw)。そう、桜と鉄道を組み合わせた“桜鉄”を撮りに訪れるのは、房総半島の真ん中あたりに位置し、外房線と大原(おおはら)で接続する、第三セクター鉄道の「いすみ鉄道」です (゚ー゚*)イテツ。
ちなみに、もしも千葉で3番線ホームから発車する内房線の上総湊(かずさみなと)ゆきを選んでいたら、目的路線を「小湊鐵道」と予想したことでしょう(内房線と五井で接続)σ(゚・゚*)コミナト?。この房総半島を横断するように形成されたふたつの非電化ローカル線はいまの時期、菜の花や桜などの花々が沿線を彩り、首都圏近郊で屈指の“お花見路線”として知られています オハナミ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノオハナミ♪。小湊鐡道のほうは以前に何度か桜と絡めて撮影したことがある私ですが、いすみ鉄道は桜の咲く時期に訪れたことがなかったため、今回は後者を選びました (´ω`)ナルヘソ。
房総の桜がちょうど見ごろを迎えているといいなぁ・・・。


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上総一ノ宮でさらに先へ進む、
外房線の安房鴨川ゆきに乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
接続を待っていたのはE131系で、
これもデビューしたばかりの新型車両。
*.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*
▲外房線 上総一ノ宮


ところで、以前の外房線の普通列車ならば、千葉から大原まで乗り換えなしの一本で行けることが多かったのですが、当線を含む千葉地区のJRでは今月に実施されたダイヤ改正により普通列車の運行形態が大きく見直され、内房線や外房線、成田線の一部区間、および鹿島線において、短編成(2両編成)の電車による“ワンマン運転”を開始 ∪・ω・∪ ワンマン。外房線は上総一ノ宮より先の区間(上総一ノ宮〜安房鴨川)が対象で、それにより朝夕をのぞく日中は上総一ノ宮で乗り換えなくてはならなくなりました ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!(基本的に島式の同一ホームによる対面乗換)。
そして、そのワンマン運転に伴って新製投入されたのが、上総一ノ宮で接続した安房鴨川(あわかもがわ)ゆきのE131系 (゚∀゚)オッ!。先ほど総武快速線で乗ったE235系1000番台に続き、こちらも私にとって今回が初乗車です *.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*。この“新車ラッシュ”はコロナと関係ない(と思う)けど、お出かけを自粛していたさなかで起こった変化にはなんだか戸惑いを感じます ( ̄ー ̄;)ゞウーン。


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E131系の車内は
新潟地区のE129系に近い構造で、
ロングシートとクロスシートが備えられています。
クロスシートは一車両に2ボックスと少なめ。


ワンマン化によって4両編成の209系から、2両編成のE131系へ単純に両数が半減した普通列車ですが、私が乗った列車の車内は席が埋まりながらも立ち客は少ない状況で、皮肉っぽく言い表すと利用状況に見合った編成といったところでしょうか(ただ、通学時間帯などは混雑が激しそうだよなぁ・・・)。
乗務員は運転士のみで(後方に車掌はいない)文字どおりのワンマン運転ではあるものの、乗務員室脇に運賃箱や精算機は見あたらず、後乗り前降りなどにあわせた扉の締切扱いもなく(各駅ですべての扉から乗降が可能)、改札や集札は基本的に従来通り駅で行う模様(無人駅集札含む) ( ̄。 ̄)ヘー。ワンマン仕様のE531系が使われている、東北本線の黒磯〜新白河と同じような感じですね。
そんな新たな様式となった外房線のE131系を興味深く眺めていると、滑舌のよい自動放送のアナウンスがまもなく大原に着くことを知らせます (・ω・)トーチャコ。


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上総一ノ宮での接続時間も含め、
千葉から1時間10分で大原に到着。
これからはこの“水玉くん”(E131系)が
房総ローカルの電車として定着してゆくのね。
(=゚ω゚)ノ゙ヨロ
▲外房線 大原

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大原の駅前ロータリーでは、
千葉の県花である菜の花が満開。
温暖な房総の春を感じさせる風情です。
(´ー`)マターリ
ちなみに向かって右がJR(外房線)の駅舎で
左がいすみ鉄道の駅舎。
▲外房線 大原

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いすみ鉄道のホームに
当駅(大原)で折り返し列車となる
大多喜ゆきが入線。
車両はキハ52形に似た顔立ちの
いすみ350形です。
わ、ホームに人がいっぱい・・・。
▲いすみ鉄道 大原


外房線を降りてJRの改札を出場し ...(((o*・ω・)o、大原の駅舎や駅前に咲いていた菜の花などの写真を撮ってから (^_[◎]oパチリ、いすみ鉄道の改札に入場すると ...(((o*・ω・)o、ホーム上にはすでに多くのお客さんが列車の入線を待っていました。“お花見路線”のいすみ鉄道、やはり菜の花や桜が咲く時期の週末は観光客が多いです (´д`;)人大杉…。
単行(一両)のいすみ350形で運行される大多喜(おおたき)ゆきの車内は座席があっという間に埋まり、私は座ることができませんでしたが、そのかわり乗務員室横のスペース(助手席側)が空いていたので、そこに立って前方を眺めようと思います m(・∀・)m カブリツキ♪。車窓風景が見づらいロングシートに座るより、鉄ちゃんにとってはここが特等席といえるかも (゚∀゚)アヒャ☆。


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乗務員室横のスペースから
前方の窓にかぶりつき。
m(・∀・)m カブリツキ♪
線路脇に咲いた桜や菜の花がよく見えます。
▲▲いすみ鉄道 大原-西大原
▲いすみ鉄道 西大原-上総東
(いずれも前方の車窓から)


大原を起点に、国吉(くによし)、大多喜、総元(ふさもと)などを経て、房総半島の真ん中らへんに位置する上総中野(かずさなかの)へと至る、非電化ローカル線のいすみ鉄道 (゚ー゚*)イテツ。黄色い菜の花色のディーゼルカーで運行される普通列車のほかに、懐かしい国鉄型ディーゼルカー(国鉄型キハ)の急行列車を観光用として走らせており、“乗り鉄”や“撮り鉄”を楽しむ鉄ちゃんに人気の高い路線です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
私が当線を訪れるのは昨年の10月以来となる約半年ぶりで、その前回は一日じゅう降りしきる秋雨に濡れながら国鉄型キハ(急行「くまがわ」仕様)を撮影しましたが、今日は予報によると穏やかな晴天になるとのこと (´▽`*)イイテンキ♪。御上からはコロナ禍で花見は控えるように・・・なんて言われているけど、まさに絶好のお花見日和じゃありませんか(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
そんな好天のもと、列車の前方風景をかぶりつきで眺めていると、そこから見える桜はいずれも満開に近い咲き具合で、ちょうど見ごろを迎えている様子 (゚∀゚*)オオッ!。このぶんなら私が目指す撮影ポイントの桜にも期待が高まります (*゚v゚*)ワクワク♪。
そして列車はまもなくその場所へとさしかかり、乗務員さん(運転士さん)からは「いすみ鉄道でいちばんの“お花見スポット”を通過いたします。どうぞ車窓の左手にご注目ください >θ( ̄0 ̄*)」と親切な案内放送が入りました (「゚ー゚)ドレドレ。


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とくに見ごたえのある新田野付近。
まっすぐ伸びるいすみ鉄道の線路に沿って、
桜や菜の花が咲いています。
列車の車窓から楽しむお花見ですね。
(´▽`*)キレイ♪
▲いすみ鉄道 上総東-新田野
(前方の車窓から)


い〜すみレールウェ〜イ♪
左に見える桜並木、右には菜の花〜♪ σ(゚ー゚*)ユーミン?
ほぼ満開となった桜並木をかすめて直線を突き進む列車、これはこれは見事な眺めではありませんか w(゚0゚*)w オォー!!。席へ座らず(座れず)に前方に立っていて大正解(笑)ъ(゚Д゚)ナイス。この桜の状況を見て、私は次駅の新田野(にったの)で列車を降ります (・ω・)トーチャコ。


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下車した新田野は大原から三駅目で、
乗車時間は15分ほど。
ホームに簡素な待合室があるだけの無人駅は
駅の外に駅名標(看板)などがなく、
一見するとここが駅だとわからないかも。
σ(゚・゚*)エキ?
▲いすみ鉄道 新田野


東京0609-(総武快速413F)-千葉0651~0710-(外房231M)-上総一ノ宮0759~0803-(2231M)-大原0820~0858-(いすみ55D)-新田野0912

おそらく目的地や狙いが同じだと思われる何人かの同業者とともに、駅を出たら線路沿いの道を列車で通ってきた上り方向(大原方向)へ コッチ…((((o* ̄-)o。
件の桜並木までは駅から歩いて10分程度のお手軽な距離ですが、実はちょうど10分後の9時22分に次の大原ゆき上り普通列車(56D)がやってくるので、少し急ぎ目の歩調で向かいます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。日中はおおむね二時間に一本と、列車の運行本数が決して多くないいすみ鉄道。被写体となる列車は一本たりとも無駄にはできません (-`ω´-*)ウム。
桜並木が見渡せる撮影ポイントに着いたのは、列車が通過する3分前。ふう、間に合った ε-(´o`;A フゥ…。


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やってきた撮影ポイントはこんなところ。
左手の桜並木が先ほど車窓から眺めたもので、
線路は菜の花が咲く築堤の上に敷かれています。
お!田んぼに水が張られているじゃん。
(゚∀゚)オッ!



撮影地の全景を見た上の写真は、列車が通過したあとに落ち着いてから撮ったのもので、残っている撮影者の数はまばらに見えますが、私が着いた時点では田んぼ脇の農道に20人くらいの先客がカメラを構えて待機しておられました (*・ω・)ノ゙チワッス。それでもここはご覧のとおりキャパが広いので密集するような状態ではなく、お互いにある程度のソーシャルディスタンスが保たれていて、私も問題なく好みのアングルが得られる立ち位置を確保 ε-(´∇`*)ホッ。
そして列車のなかから眺めていたときは、桜並木のほうに目を奪われて気づかなかったのですが、田んぼにはすでに田植えに備えた水が張られており (=゚ω゚=*)ンン!?、条件が良ければ・・・というか、風が吹かなければ、水鏡のリフレクション(反射)が期待できます (・∀・)イイネ。微風が吹いたりやんだりする状況のなか、やがて列車の接近を知らせる踏切が鳴動しました。


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春うらら。
華麗に咲き誇る桜の並木を背にした
菜の花色のディーゼルカーが、
その姿を水面に映して走りゆきます。
▲いすみ鉄道 新田野-上総東


水鏡、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
快晴の青空、淡いピンクの桜並木、築堤に咲き乱れる菜の花、そして可愛らしい黄色い単行列車(いすみ300形)。それぞれの色が織りなすコントラストが鮮やかで、これは春らしいにぎやかな画となりました ヽ(´▽`)ノワーイ♪。微風による若干の滲みはあるものの、列車も桜もちゃんとわかるくらいにクッキリと反射した田んぼの水鏡がいい感じではないですか ・:*:・(´∀`人 スバラスィ・:*:・。桜に着目すると、まだやや早くて満開の一歩手前かな・・・ってところだけど σ(゚・゚*)ンー…、それでもこの桜並木は見ごたえじゅうぶん。ここへ週末にしか来られない私からすれば、上出来の咲き具合でしょう (+`゚∀´)=b OK牧場!。
そして、いすみ鉄道での“撮り鉄”というと個人的にはどうしても、国鉄型キハの急行列車をメインのターゲットにしがちなのですが ε-(°ω°*)キハ!、この場所のこのアングルは午前が順光で、昼ごろにここを通過する国鉄型キハはあまり光線状態が良くない(車体の手前側面に日差しがあたらない)と思われます (゚ペ)ウーン…。なので、良好な光線状態が得られる今の9時半の普通列車は個人的に、けっこう重要なターゲットだと考えていました (`・ω・´)キリッ。できればこの運用に国鉄色風のキハ20形(1303号車)が入ってくれたら最高だったのですが、まあ、そこまでの贅沢は言わないことにします(笑)(´∀`;)イッテルジャン。いや、ここはむしろ菜の花色(黄色)のいすみ300形のほうが、いかにもいすみ鉄道らしくてよかったのかも。


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いすみ300形が大原で折り返してきた
上総中野ゆき下り列車(59D)。
菜の花を手前にぼかして、
田んぼのリフレクションを狙ったけど・・・
風が吹いて水鏡はぼわぼわに滲んじゃいますた。
(´д`;)トホホ…
▲いすみ鉄道 上総東-新田野

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桜もきれいですが、
菜の花も元気に咲いています。
(´▽`*)ナノハナ♪
いすみ鉄道の黄色いディーゼルカーは、
沿線に咲く菜の花をイメージしたカラーリングで、
今の時期がまさに“いすみ鉄道シーズン”。
▲いすみ鉄道 上総東-新田野

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車体ににぎやかなステッカーが貼られた
いすみ350形は、
いすみ鉄道と台湾集集線の姉妹提携7周年を記念した
台湾ランタン列車「祈福(ちーふー)」号。
(゚ー゚*)チーフー
車内の天井にカラフルな“台湾ランタン”が
吊るされているのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲いすみ鉄道 新田野-上総東


さて、おそらく光線状態がイマイチだろう・・・とはいっても、やはりこの桜と菜の花が彩る素晴らしいロケーションで、国鉄型キハの急行列車を撮らないわけにはいきません (-`ω´-*)ウム。
急行が来るまでに周囲を少し歩き回って、ためしにいろいろなアングルで普通列車を撮ってみたけれど (^_[◎]oパチリ、やはりいちばん最初に水鏡で撮った田んぼ脇のアングルが個人的に好み・・・というか、朝の成功例でいい印象が残っています (・∀・)イイネ。そこで、たとえ光線状態が悪い時間帯でも、水鏡と化した田んぼに国鉄型キハの姿がクッキリと映れば、意外と悪くない画になるかな・・・なんて、“二匹目のどじょう”を狙ってみることにしました ( ̄▽ ̄*)ドゼウ。
駄菓子菓子(だがしかし)、自然現象とはそう簡単に“二匹目”を与えてくれるほど甘っちょろいものでなく ( ̄△ ̄;)エッ…、国鉄型のキハ28形を先頭にした大原ゆきの上り急行列車(102D)が直線上に姿を見せたタイミングで、けっこう強めの風が吹いてしまい ヽ(´д`;)アア…、その結果は・・・。


0024.jpg
風が吹いて滲む田んぼの水面。
急行列車の通過時には
風がおさまってくれることを願うも・・・
(´・m・`;)ハラハラ…

0025.jpg
春風の悪戯で滲む水田に姿を落とし、
花見列車と化した国鉄型キハの急行が
エンジンを震わせて坂道を駆け上がります。
▲いすみ鉄道 新田野-上総東


桜バックで国鉄型キハが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
・・・けど、ああ、滲んだ il||li _| ̄|〇 il||lii。
ずっと風が吹いていたわけでなく、水面がピタッと落ち着いてきれいな水鏡になるときもあったものの、キハの通過時にはご覧のとおり (´д`;)アウ…。こればっかりはタイミングが悪かったと言うしかないよなぁ・・・(・ε・`)チェ。ぼわんぼわんに滲んじゃっていますが、どうにか、かろうじて、言われてみれば、水面に映る国鉄型キハの幻影のようなもの(?)がお分かりいただけるでしょうか(笑)(≡”≡;*)ンン!?。
でも、たとえ滲まずに水鏡が拝めていたとしても、やはり列車に対する光線状態は朝のほうが良く、いちばん最初に撮ったいすみ300形以上の成果は得られなかったように思います σ(・∀・`)ウーン…。


0026.jpg
次に選んだ撮影場所はここ。
この田んぼには水が張られていないけど、
さすがにもう水鏡は諦めた?
(´σД`)ヤメピ


終点の大原で折り返し、約一時間後に下りの上総中野ゆき(101D)として、ふたたびこの場所を通過する国鉄型キハの急行列車。次の撮影チャンスではもう少し、桜と国鉄型キハのコラボをウマくまとめたいところです (*`・ω・´)-3フンス!。
とはいえ、同じ界隈での撮影だと車体側面に日の当たらない光線状態は変わらないため、定番アングルに固執せず発想の転換が求められます (゚ペ)ウーン…。なんとなくおぼろげなイメージを浮かべつつ、水の張っていた田んぼや、たくさんの菜の花が咲き乱れていた場所から離れて、次に私が足を止めたのは水入れ前の土田の横 ( ̄△ ̄;)ココ?。一見するとあまりいい画にならなそうな辺鄙な位置で、まわりにカメラを構える同業者はいませんが、ここではいったいどんな風に撮れるのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。カメラに望遠レンズを装着して、お目当ての国鉄型キハが来るのを待ちます (`・v・´;)ドキドキ。


0077.jpg
桜花爛漫。
築堤を横切るキハ28形の背後で
春の訪れを喜ぶかのように
桜が躍動しています。
▲いすみ鉄道 上総東-新田野


お!悪くないじゃん (゚∀゚*)オオッ!
ダークな背景に浮かび上がった躍動感のある桜と、まるでそれを愛でるかのようなキハ28形の味わい深い横顔 (´ω`)シミジミ。運転速度の遅いいすみ鉄道の観光急行とはいえ、ファインダー内を横切る列車は一瞬のシャッターチャンスなので、それを逃さないように一撃必撮の“全集中”でシャッターを切り【◎】]ω・´)パチッ、狙いどおりの位置に写し止めることができました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
どうして昼間なのに背景がこんなに暗く、そして桜だけがきれいに浮かび上がるのかというと σ(゚・゚*)ンー…、ふたつ上の引き絵の写真を見ていただくと分かりやすいのですが、この立ち位置から望むと桜の背後へ重なるように里山の濃い緑の木々が逆光の状態で立ち並んでおり、まずはそれがダークな背景を作り出します。いっぽう逆光でも花びらが日差しに透ける桜は透明感と立体感が際立ち、このようなちょっと幻想的な情景に仕上げてくれたのです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。ちなみに桜は並木のなかでいちばんボリュームがある箇所ではなく、画的に動きのような流れが感じられるところを選んで切り取ってみました (´▽`*)キレイ♪。
キハの側面に日が当たらない条件なのは変わらないけど、こんな撮り方もまた面白いじゃありませんか (・∀・)イイネ(よく見ると、キハの前面窓に桜が反射してる♪)。個人的にあまり良くないって決めつけていたような光線状態でしたが、逆にそれをウマく活かすことができたように思います ъ(゚Д゚)ナイス。


0028.jpg
走り去る急行列車を追って、
もう一枚パチリ。
(^_[◎]oパチリ
やはり水田は微風で滲んでおり、
もしもしつこく
水鏡を狙っていたら、
また撃沈していたかも?(笑)
(。A。)アヒャ☆
▲いすみ鉄道 新田野-上総東(後追い)


お花見シーズンの到来で沿線に咲く桜を求めて訪れた、いすみ鉄道。
いきなり最初に撮ったいすみ300形の普通列車が、きれいな日当りとクッキリとした水鏡という最高の条件に恵まれて、これが今日のハイライトなのではないかと思うほどでしたが (゚∀゚*)オオッ!、その後は風の悪戯で滲む水面や、扱いづらい光線状態の対応に苦労するも (´д`;)アウ…、与えられた条件をどうにか自分なりに攻略し、最後にもう一枚、お目当ての国鉄型キハで納得のいく画が残せたのは、大きな成果でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。麗らかな春の日差しに照らされて、キハの背後で浮か上がった桜が綺麗だったなぁ・・・+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。
また、沿線での“撮り鉄”だけでなく、行き掛けには列車の前方車窓からも桜や菜の花を眺めることができて、“乗り鉄”としても“お花見路線”の魅力を存分に味わえました ヽ(´▽`)ノワーイ♪。決して気を抜くわけではないけれど、花咲く穏やかな春の風景を見ていると、息詰まるようなコロナ禍をほんのひと時でも忘れさせてくれますね ε-(´∇`*)ホッ。


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0043.jpg
新田野から列車で移動します。
ホームに入ってきたいすみ350形は
先ほど沿線で撮影した、
台湾ランタン列車の「祈福」号
(゚ー゚*)チーフー
▲いすみ鉄道 新田野


沿線での撮影を終えて新田野の駅に戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。
これにていすみ鉄道での“桜鉄”は終了ですが、せっかく桜が見ごろを迎えている晴天の休日ですから、このあとさらに別の路線へ転戦したいと思います ...(((o*・ω・)o。
次はどこへ行くのか。いすみ鉄道とセットで訪れるのならば、やはり小湊鐵道でしょうか?それとも・・・? σ(゚・゚*)ンー…


0030.jpg
「祈福」号の車内には
カラフルな“台湾ランタン”が吊るされていて、
目を楽しませてくれました。
(´▽`*)カラフル♪



桜鉄、次回に続きます オハナミ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノオハナミ♪。




*なお、この記事は3月27日現在の様子をもとに作成したものであり、コロナ禍における状況の著しい変化に内容が伴っていない場合があるかもしれませんが、どうかご了承ください m(_ _)m。