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篠ノ井線・・・「霜取り列車」クモヤ143 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.03.11 篠ノ井線
冬季名物「霜取り列車」!
クモヤ143-52 撮影
 
ちょっと間が開いてしまいましたが、前回からの続きです。

春の「ダイヤ改正」という鉄ちゃん的な一大イベント(?)を前に、JRの普通列車が一日じゅう乗り放題となる「青春18きっぷ」を使って、都心から甲信地方へ伸びる中央本線の乗り鉄、撮り鉄旅に出かけた私 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
時を同じくして展開されていた「特急かいじ号 運転開始30周年記念キャンペーン」の一環で配布されるオリジナルのピンバッチを手に入れながら(指定売店で500円以上の買い物が条件)(*・∀・)つ[バッチ]、ダイヤ改正の前に引退することが決まっている、189系の「ホリデー快速 富士山(以下「ホリ快」)」やE351系の「スーパーあずさ」などを沿線の各所にて撮影【◎】]ω・´)パチッ!。引退目前での悪あがきに過ぎませんが、豪快に鉄橋(鳥沢鉄橋)を渡る189系八ヶ岳の麓をゆくE351系など、満足のいく記録を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

そして山梨県の西部に位置する韮崎市の穴山(あなやま)にて、この日の撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。あとはのんびりと中央線の普通列車に揺られて、東京のおウチへ帰るだけ・・・かと思いきや、夕暮れ時の穴山から私が乗り込んだのは東京方面へ向かう上り列車でなく、逆方向に進む小淵沢ゆきの下り列車 コッチ…((((o* ̄-)o。もちろん、乗り間違えたワケではありません。はたして私は何が目的で、ドコへ向かっているのでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…。

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撮影を終えて戻ってきた穴山の駅から、
211系の普通列車に乗ります。
でも、そっちは「上諏訪 塩尻 方面」!?
(゚ー゚?)オヨ?
▲18.3.10 中央本線 穴山

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車窓の左手に南アルプス(上)、
右手には八ヶ岳(下)が望めるこのあたりは、
中央本線のなかでも屈指の車窓風景です。
西日を受けた八ヶ岳が美しい!
(゚∀゚*)オオッ!!
▲▲18.3.10 中央本線 日野春-長坂
▲18.3.10 中央本線 小淵沢-信濃境
(ともに車窓から)

小淵沢で長野ゆきの普通列車に乗り継いで、中央本線をさらに先へと進みます (*・o・)ノ Go!Go!。
午前中のドン曇りがウソのように晴れ渡った、早春の夕暮れ時。小淵沢付近の車窓から望むことができた、紅く染まる八ヶ岳の姿はとても見事なものでした (゚∀゚*)オオッ!!。撮り鉄としては小淵沢で下車をして、この「紅八ヶ岳」をバックに小海線(小淵沢で分岐するローカル線)の列車を撮ることができたら、どんなに素晴らしいだろう (σ´∀`)σイイネ~♪・・・と想像するも、徒歩鉄の私がいまから列車を降りて撮影ポイントに向かったところで、現地へ着いた頃には完全に日が暮れてしまいます ( ̄  ̄;)マックラ…。それにこの日の小海線は沿線で落石が確認された影響でダイヤが乱れており、運休となった列車もあったらしい σ(゚・゚*)ウンキュー…。ここは撮り鉄ではなく乗り鉄の目線で、中央線の車窓から望む「紅八ヶ岳」の絶景を存分に堪能しました (´ω`)シミジミ。
八ヶ岳が車窓から見えなくなると、列車は県境を越えて山梨から長野へと入り、日がとっぷりと暮れた頃に到着したのは、長野県の主要都市、松本 (・ω・)トーチャコ。

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穴山から列車を乗り継いで二時間、
中央線から篠ノ井線へ直通して、
松本にやってきました。
(・ω・)トーチャコ
▲18.3.10 篠ノ井線 松本

穴山1707-(中央345M)-小淵沢1726~1735-(1547M)-松本1904

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松本駅のお城口(東口)。
昨年の暮れに訪れたときは、
松本城やアルクマ(長野のゆるキャラ)の
イルミネーションが駅舎に施されていましたが、
その実施期間は終わってしまったみたいで、
ちょっとスッキリとした印象になっていました。
σ(゚・゚*)ンー…
▲18.3.10 篠ノ井線 松本

私が松本を訪れるのは、昨年(2017年)の暮れに189系のスキー臨(白馬臨)を大糸線へ撮りに来たとき以来、わずか三ヶ月ぶりのこと (=゚ω゚)ノ ヤア。
実はこの短いスパンでの再訪となったのは、そのスキー臨の時の撮影記(拙ブログ)を読んだ鉄仲間から「おや?せっかく“この時期の松本”で泊まったのに、朝の“アレ”を撮らなかったの? (゚ー゚?)オヨ?」と言われたことがキッカケでして、たしかに189系のスキー臨ばかりを意識していた前回の私は、すっかり「アレ」の存在を忘れていたのです (;゚ロ゚)ハッ!。
そこで今回、ピンバッチ収集やE351系の撮影などをおもな目的としながらも、せっかく「18きっぷ」を使って中央線を下るのならと、その忘れ物(?)を撮るために私は松本まで足を伸ばしたのでした ( ´_ゝ`)フーン。
前回に撮り忘れた「アレ」とは、いったいなんぞや? σ(゚・゚*)ンー…。その正体が判明するのは翌朝のことなので、この日は松本にて宿泊します。

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気温が3度と冷え込む松本の夜。
馬肉のモツ煮で体を温めます。
ウマ(゚д゚)ウマー!
合わせるお酒は信州の定番、真澄。
シメにはもちろんお蕎麦をいただきました。



3月11日(日)

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夜明け前の松本駅は、まだ人影まばら。
シーー( ̄、 ̄*)ーーン…
ちなみにお城口に掲げてあるシブい表札は、
昭和23年から52年まで使われていた、
旧駅舎(三代目駅舎)に
掲げられていたものだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

まだ夜が開けぬ早朝の4時 (*´0)ゞ。oOフワァァ~ア…、ビジネスホテルをチェックアウトして、さっそく駅に向かいます。まさしく「寝るだけ」の素泊まりなので、一泊三千円台の比較的安いホテルを選びましたが、部屋の居心地具合は申しぶんなくて、しっかりと休むことができました (*`д´)=b OK牧場!。
それにしても朝4時とは、これまた早いこと (つω-`)ネモイ…。はたしてこんな朝早い時間に地方都市の松本を出発する列車があるのかというと、いちばん早くても当駅5時39分発の篠ノ井線の高尾ゆき上り列車で、まだあと一時間以上も時間があります ( ̄△ ̄;)エッ…。しかし、「18きっぷ」に日付印を捺してもらう際に、ホームで撮影したい旨を駅係員さんに伝えて改札を入ると …(((o*・ω・)o[18]、構内の2番線ホームにぽつんと佇んでいたのは・・・この車両 (=゚ω゚=*)ンン!?。

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初発列車が出る前の松本駅構内。
左手には貨物列車が停車し、
そして右手に待機しているのは・・・
おや?湘南電車? (゚ー゚?)オヨ?
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

クモヤくん、イタ━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━ッ!!
人影のない駅構内で重々しく響き渡る、独特なモーターのアイドル音 グルルルルルルルル━━( ̄- ̄ 3)━━━━…。その音の主は一両の単行電車で、車体にはもう拙ブログですっかりおなじみ(?)の湘南色(橙と深緑のツートンカラー)が塗られています (゚∀゚*)オオッ!。たった一両の編成とは、早朝で乗客の少ないローカル線の列車か?σ(゚・゚*)ンー…・・・というと、そうでは無く、この車両は旅客用ではない事業用車のクモヤ143-52 (゚ー゚*)クモヤ。そして同車を撮ることこそ、私が松本まで来た目的でした (=゚ω゚)ノ ヤア!。

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ヘッドライトを輝かせて、
夜明け前の松本で待機するクモヤ143-52。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
両開きの大きな引き戸と、設置の少ない側窓は、
かつて荷物電車として使われてことを物語る、
同車の特徴です。
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

クモヤ143系(50番台)はもともと、国鉄時代に新聞や郵便物、さらには個人の小荷物(かつては駅で受け付けていた)などを輸送する、「荷物列車」用の単行型電車として1970年代に製造され、当時は「クモニ143」や「クモユニ143」の形式が与えられていました (゚ー゚*)クモユニ。ちなみに、クモユニの「クモ」は制御付電動車(運転台付きのモーター車ね)を、そして「ユ」は郵便車、「二」は荷物車のことをそれぞれ表します ( ̄。 ̄)ヘー。しかし荷物列車は、モータリゼーションの発達によるトラック輸送の勢力に押されて衰退し、国鉄末期の1986年に運行を終了 (´・ω・`)ショボン。荷物列車の仕事を失ったクモユニ143でしたが、両端に運転台を備えた電動車という使い勝手の良さを買われ、一部が旅客化改造されてクモハ123系として生まれ変わり、さらに一部は構内の入換や職員輸送を目的とした事業用車として残ることとなりました。その際に荷物車の「クモユニ」から、事業用車を表す「クモヤ」(ヤは役所のヤ?)に形式が改められて現在にいたっています (・o・*)ホホゥ。ただし、その用途が特殊な事業用であるがゆえ、本来はあまり表舞台に出てこない車両で、数年前に同車がイベント運転された際には、沿線に多くの鉄ちゃんが集まる激パ状態となりました(かく言う私もイベント列車の撮影に参戦しますた (^_[◎]oパチリ)。

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以前にも一度ご紹介した写真ですが、
これは荷物電車として使われていた時代の
クモニ143。
当時は単独(単行、もしくは重連)での運行の他、
普通旅客列車の最前部や最後部に連結され、
大きな駅での停車中に、
荷物の積み降ろしが行なわれていました。
(*´ω`*)ナツカシス
▲84.5 東海道本線 静岡

そんな事業用車のクモヤ143が、なぜ早朝の松本に停車しているのか。それは同車に「霜取り列車」という仕事が与えられているからです (゚.゚*)シモトリ?。
ちょっとマニアックな説明が続きますが、霜取り列車とはおもに寒冷地の電化路線において、夜中に架線へ付着した氷塊や雪塊などを取り除くため、初発列車*の営業運転が行なわれる前にあらかじめ運行される特殊列車 (・o・*)ホホゥ。もしも架線に氷塊が付着した状態で一般の電車を走らせると、氷にぶつかった衝撃で車両のパンタグラフ(集電装置)が損傷したり、放電による火花で架線が溶断したりする恐れがあるため、この霜取り列車はとても重要な任務です (`・ω・´)キリッ。

(*最近はその日の一番列車のことを「始発列車・始発電車」って呼ぶことが多いけれど、拙ブログでは鉄ちゃんとして元来どおり一番列車を「初発」と呼び、「始発」は列車が起点となる駅を発車すること(よく聞く「当駅始発」ってヤツね)を差すようにしています。そういえば「終電(最終電車)」の対義語となる「初電(しょでん)」って言葉も、あまり聞かなくなったね・・・ σ(゚・゚*)ンー…)

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前後両方のパンタグラフを上げて、
初発列車前の霜取り運用に備える
松本車両センターのクモヤ143-52。
まさに安全運行を影で支える裏方さんです。
 (`・ω・´)キリッ
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

上写真のクモヤを見ていただくと分かるように (=゚ω゚=*)ンン!?、同車は前後に備えられた二基のパンタグラフを両方とも上げており、後方(松本方・写真の尾灯側)のパンタで自身が走るための集電を行ない、前方(篠ノ井方・写真の前灯側)のパンタで架線に付着した氷を削り取る作業を行ないます (・o・*)ホホゥ。二基のパンタグラフを備え、単行で走れる両運転台のクモヤにとって、霜取り列車はうってつけのお仕事と言えるでしょう (´ω`)ナルヘソ。
松本の車両センターに所属するクモヤ143-52が霜取りを行なうのは、長野と松本の県内二大都市を結ぶ主要路線の篠ノ井線で、松本から篠ノ井までの間を一往復します(基本的に霜取り作業は往路のみで、復路は回送)。そして当然のことながら霜取り列車は、霜が降りる寒い時期の期間限定で設定され、例年だと11月から4月の中旬くらいまで、ほぼ毎日運転しているようです ( ̄。 ̄)ヘー。私が189系のスキー臨を撮りに松本を訪れたのは12月。おそらくその日も霜取り列車は運転されたハズなのに、私はすっかりその存在を忘れていました (^^;)ゞポリポリ。

ちなみに、近年の他路線では霜取り列車を個別に設定せず、一般の旅客用電車の前方に霜取り用のパンタグラフを増設し、それを初発列車へ投入することで霜取りに対応する例も増えてきており、この篠ノ井線のクモヤもファンにとっては先行きが不安なところ。引退が近いとのウワサも囁かれています σ(・ω・`)ウーン…。そんななか、とりあえず今シーズンは安泰のようで、無事に早朝の松本でクモヤと出会うことができたのはよかった ε-(´∇`*)ホッ。
そう、この時点での私は、もうしばらくクモヤの存在は大丈夫だ(引退しない)と、思っていたんです ( ̄△ ̄;)エ?。松本のホームでその姿を撮っていたのは、私のほかにもう一方の同業者のみで、それほどファンの注目が高まっているようには感じなかったし・・・σ(゚・゚*)ンー…。

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松本で記録することができた
クモヤ143の霜取り列車。
(^_[◎]oパチリ
無事に年末の忘れ物を回収できました(笑)。
ε-(´∇`*)ホッ
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

4時46分、松本を発車して篠ノ井線の霜取り作業へ向かうクモヤ イッテラ~!(=゚ω゚)ノシ。その去りゆく後ろ姿を見送って、松本でのミッションは終了 (´w`*)ドツカレ…・・・ではなく、次はいまのクモヤが霜取り列車のお仕事を終えて、篠ノ井から松本に戻ってくるところ(上りの回9948M)を篠ノ井線の沿線で狙いたいと思います (*`・ω・´)-3フンス!。
ただし、私がその移動に使う篠ノ井線の初発列車が発車するまでには、まだ一時間以上も時間があるので、しばらく松本駅の待合室にて時間を潰さねばなりません ( ̄  ̄;)イチジカン…。そんなことなら宿泊したホテルをチェックアウトしないで、いったん部屋に戻ればよかったんジャマイカ? σ(゚・゚*)ンー…と、思われるかもしれませんが、実は私が利用したホテルは駅から徒歩で20分くらいかかるところにあり(だから安かったの)、駅との間を往復するのも面倒だったのでチェックアウトしてきちゃったんです (´σД`)マ、イッカ。

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松本のホームからは、
隣接する松本車両センターの様子を
見ることができます。
(「゚ー゚)ドレドレ
上りの特急「スーパーあずさ」に備えて待機する、
E351系(右)とE353系の新旧顔合わせ。
この日の時点でE351系の一般営業運転は、
残すところあと6日・・・。
(´・ω・`)ショボン

▲18.3.11 篠ノ井線 松本

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松本のホームの軒先に掲げられた
乗車位置案内ボードには
車両のイラストが施されており、
右から383系「しなの(名古屋〜長野)」、
E351系「スーパーあずさ」、
E257系「あずさ」
E353系「スーパーあずさ」が並びます。
まもなくE351系のボードは見納めですね。
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

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案内ボードはほかにも、
あさま色189系の「おはようライナー」や、
普通列車の乗車位置には
すでに引退して松本ではもう見られない、
長野色115系のものも見られました。
(゚∀゚)オッ!
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

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そんな「スーパーあずさ」の撮影や、
乗車案内ボードを眺めながら時間を潰し、
空がすっかり明るくなったころに
篠ノ井線の初発列車が入ってきました。
車両は変則セミクロスシート配置のE127系です。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

駅で待ち時間を過ごしたのちに乗った、篠ノ井線の長野ゆき下り初発列車(1221M)は、松本を定刻の6時18分に発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
私が過去に何度か撮影へ訪れた聖高原(ひじりこうげん)や、日本三大車窓のひとつに数えられる姨捨(おばすて)など、沿線の各所にいい撮影ポイントが点在する篠ノ井線ですが (゚∀゚*)オオッ!、私が乗っている下りの初発列車と、お目当てである霜取り帰りのクモヤ(上り)は、松本からわずか三駅目の西条(にしじょう)にて交換してしまうダイヤなので、私は松本の近郊でしか撮ることができません (・ε・`)シャーナイネ。そこで下車したのは、松本の隣駅、田沢(たざわ)。

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松本を出た篠ノ井線は、
犀川(奈良井川)に沿って北上します。
天気が良ければこのあたりから、
車窓に北アルプスが望めるハズなのですが・・・
(「゚ー゚)ドレドレ
かろうじて山脈の存在は確認できるものの、
稜線は雲に隠されています。
(≡"≡;)モヤモヤ…。
▲18.3.11 篠ノ井線 松本-田沢(車窓から)

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列車を降りたのは
駅舎が民家のような佇まいの田沢。
(・ω・)トーチャコ
有人駅(簡易委託駅)で、
待合室にはストーブが炊かれていました。
▲18.3.11 篠ノ井線 田沢

松本0618-(篠ノ井1221M)-田沢0626

松本市ではなく安曇野市に位置する田沢 (゚ー゚*)タザワ。松本と田沢の間はわずか一駅ながら8.3キロもあり、その途中には単線において列車の行き違いができる、平瀬信号場が設けられています ( ̄。 ̄)ヘー。そのくらい距離が離れているため、松本の近郊といっても街なかのような賑やかさはなく、農地と住宅地が共存する落ち着いた雰囲気の閑静な街なみ。そんな田沢で私が目指す撮影ポイントは、駅から線路沿いを下り方向へ15分ほど歩いたところにあります ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。クモヤの通過まで、私が駅に着いた時点であと30分しか時間がないことを考えると、そこはまさにお手軽なベストスポット (´艸`*)オテガル。

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駅から歩いてやってきたのは、
小川の先に篠ノ井線の築堤が見える、
このような撮影ポイント。
晴れていれば背景に山が望めるハズなのですが、
今日はちょっとビミョーな空模様です。
σ(・ω・`)ウーン…

小川に架けられた橋の上から見える、篠ノ井線の築堤 (「゚ー゚)ドレドレ。ここはまわりを住宅や木々に挟まれ、決して抜けの良い撮影ポイントではないけれど σ(゚・゚*)ンー…、お目当てのクモヤはたった一両の単行電車なので、アングル的に問題なく車両はフレームに収まります (*`д´)=b OK牧場!。
そしてこの撮影ポイントの魅力は何といっても、条件が良ければ列車の背景に雄大な北アルプスの山々が望めること (゚∀゚*)オオッ!!・・・なのですが、ご覧のように残念ながら雲が低く垂れ込めていて、山の稜線はスッキリとしません (≡"≡;)モヤモヤ…。天気予報だと朝方はスッキリと晴れるハズだったんだけどなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。私の「山運」は、前日の八ヶ岳バック(穴山)で使い果たしちゃったか。
ここへすでにいらした先客はお三方 (*・ω・)ノ゙チワッス♪。晴天予報の日曜日だけれど、ターゲットが裏方さんのクモヤだということを考えれば、三人という同業者の数は多くも少なくもなく、ほぼ想定したとおりってところです (´ー`)マターリ。さっそく私も横に加わってご挨拶をすると、「今日は山の見え方がイマイチですね・・・」との返答 (・∀・`)イマイチネ。そしてその方々によれば、この場所にはもうひとつ懸念材料があるそうで、それはいまの時期の日当り具合 ( ̄△ ̄;)エッ…。ちょうどクモヤがここを通過する時刻(7時少し前)と、太陽が東の山影から顔を出すのが、かなりビミョーなタイミングなのだとか (´~`;)ウーン。私はネット上で見た写真を参考にして、ここは3月になればスッキリと日が当たるものだと思っていたのですが、その参考写真は3月の中旬以降に撮られたものらしい (゚ー゚;)ソーナノ?。同業者さんの経験ではちょっと早いかも知れないという、3月11日現在の今日。はたしてクモヤへの日当りは・・・(;゚ロ゚)ハッ

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線路の東側にそびえる里山。
クモヤが通過する直前になっても、
太陽はまだ山の向こうから顔を出しません。
さらに少し薄雲が広がっている状況。
そして・・・(;゚ロ゚)ハッ

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雲が垂れ込めたアルプスの山々を背に、
単行の湘南電車が早春の安曇野をゆく。
安全運行を影で支える霜取り作業、
本日もお仕事お疲れさまでした。
▲18.3.11 篠ノ井線 明科-田沢

だああああ、まんだーら・・・il||li _| ̄|〇 il||lii。
通過の直前に小山のウラから少しだけ顔を覗かせた太陽は |∀・)チラッ、たった一両のクモヤ143の車体半分(後方)だけに日を当てると言う、見事なまでの「まんだーら(まだら状態)」を演出 マソダーラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダーラ♪。くぅ〜、あと数分もあれば、車両の全体へ日が当たったと思われるだけに、惜しくて悔しいなぁ・・・(´д`;)トホホ。それでも、太陽に薄雲がかかったぶんコントラストが弱まって、少しはマシなマンダーラと言えるでしょうか(なんだそりゃ)(。A。)アヒャ☆。
これには撮影地にいた一同からも、思わず深い溜息が漏れます ε-(-ω-;)ハァ…。やっぱりまだ時期が少し早かったのね (^^;)ゞポリポリ。

ちょっと重々しい空気が流れるなか、「おそらく来週末くらいなら、山影がスッキリと抜けたんでしょうね (・∀・`)ザンネン…」と私が切り出すと、同業者のなかのお一方が「でも、土日の休みに撮れるクモヤは、もう今日がラストですし・・・まあ、仕方ないですね (・ε・`)シャーナイネ」と返します。
へ?ラスト? ( ̄△ ̄;)エ?。例年だと篠ノ井線の霜取り列車は、4月の中旬ごろまで運転されているはずじゃなかったっけ? (・・?)アリ?。その方が言うには、「いや、あまり話題になっていませんが、クモヤによる篠ノ井線の霜取り列車は、今回のダイヤ改正で置き換えられるらしいんです ヾ(゚д゚)オワリヨ」とのこと。ええっ!?それマジっ!? Σ(゚□゚(゚□゚*)ナ、ナニーッ!!。
どうやら篠ノ井線の霜取り作業は今後、先述した他線の例と同様に、一般の旅客用電車であるE127系(松本から田沢まで私が乗ってきた電車ね)の一部に霜取り用のパンタグラフ(前パン)を増設することで対応し、クモヤ143での霜取り列車は運行を終了してしまうのだそうです Σ( ̄ロ ̄lll)ガビーン。しかも、その実施が今週末(3/17)に迫ったダイヤ改正とは・・・(゚ー゚;)マジカ…。この衝撃の事実をまったく知らなかった私には、寝耳に水の話でした。

そっか、クモヤくんの霜取り、終わっちゃうのね・・・(´・ω・`)ショボン。
昨年末の189系スキー臨のときに撮り忘れたクモヤ。もしもあのとき、189系の前に早朝の松本駅でクモヤをしっかりと撮っていたら、おそらく私はその駅撮りでの記録のみに満足して松本へは再訪せず、田沢でのクモヤの走行写真を記録することはなかったでしょう(ちなみに12月末の朝7時前はまだ暗くて、沿線での走行写真はキビシい)。そう考えると今回の撮影は、なんだか奇遇な巡り合わせを感じます σ(゚・゚*)ンー…。マンダーラという結果は残念だったけれど、図らずも引退間際というタイミングでクモヤの霜取りが撮れたことに、満足せねばならないのかもしれませんね (´ω`)シミジミ。
なんだかいろいろな思いが交錯するなか(実はこの時点で私はまだ、クモヤの引退を半信半疑だった
(¬、¬;) ホントニィ?)、篠ノ井線の霜取り列車撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

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田沢の上りホームに入ってきたのは
篠ノ井線から中央東線を経て飯田線に直通する、
飯田ゆきの普通列車。
なかなかのロングラン運用ですが、
私が乗るのは隣駅の松本まで。
▲18.3.11 篠ノ井線 田沢

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松本で朝ゴハンに駅そばをいただきます。
選んだのは、ツーンとした辛みが効く、
茎わさびそば。
ツ━━━(T^T)━━━ン
ちなみに風味豊かな生蕎麦を使った
松本駅ホームの「特選そば」は、
駅そば好きの間で
評価の高い一品として知られています。
ソバ(゚д゚)ウマー!

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朝はE351系とE353系の並びが見られた、
松本車両センターの電留線。
今度はそれにE257系も加わり、
現行の「あずさ」三車種並びが見られました。
(゚∀゚)オッ!
光線状態は良くないけれど、まるで撮影会みたい(笑)
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

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松本で乗り継いだのは、
篠ノ井線から中央東線へ直通する、
甲府ゆきの上り普通列車。
ロングシート仕様の211系です。
▲18.3.11 篠ノ井線 松本

撮影を終えて田沢から上り列車に乗り、松本へ戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。
思い返すと年末の「18きっぷ」旅では、松本で篠ノ井線から中央西線へ直通する中津川ゆきの上り列車に乗り、最終的に大阪まで足を伸ばしましたが σ(゚ー゚*)オーサカ…、ふつうの日曜日である今回は翌日が仕事なので、奇をてらわず素直に(?)中央東線へ直通する甲府ゆきに乗ります コッチ…((((o* ̄-)o。
ただ、松本の時点で時刻はまだ朝の8時半。このまままっすぐ都内の自宅に帰っちゃうのは、ちょっともったいない (´ω`)ソダネ。もう何度もしつこいくらいに前回と今回の記事内でお伝えしていますが、今日はダイヤ改正前最後の日曜日で、E351系の「スーパーあずさ」も、189系の「ホリデー快速 富士山」も、まさに終焉間近。ならば前日の松本までの往路と同様に、東京への復路でも所々で撮影をしながら戻ろうと考えていました σ(゚・゚*)ンー…。
ところがこのあと、予期せぬ事態が・・・( ̄△ ̄;)エッ…。

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前日の午後には
きれいな姿を見せた八ヶ岳ですが、
今日は雲隠れしています。
八ヶ岳バックで撮るのはキビシいかな?
(゚ペ)ウーン…
▲18.3.11 中央本線 小淵沢-長坂(車窓から)

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でもそれ以前に、立ち寄ろうと思っていた
八ヶ岳バックで撮れる長坂のお立ち台は、
すでに多くの同業者がカメラを構えていました。
ちょっと今から加わるのはムリそうですね。
(^^;)ゞポリポリ
▲18.3.11 中央本線 小淵沢-長坂(車窓から)

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ちなみにこちらが、
その長坂のお立ち台で以前に撮った
E351系の「スーパーあずさ」。
条件がよいと雄大な八ヶ岳が
カーブする列車の背景に収まります。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ここへは今度また日をあらためて、
E353系の「スーパーあずさ」でも撮りに再訪しよ。
▲07.1.13 中央本線 小淵沢-長坂

お昼前後に中央本線を上る、E351系の特急「スーパーあずさ14号」をどこかで撮りたかったものの、八ヶ岳や南アルプスの山々は雲が多めでスッキリとせず (≡"≡;)モヤモヤ…、また、さすがにE351系の最後の日曜日だけあって、目ぼしい撮影ポイントには多くの同業者の姿が見られ (´д`;)人大杉…、なんだか撮影ポイントを決めあぐねているうちに、私はけっきょく列車を甲府まで乗り通してしまいました (・ω・)トーチャコ。

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前日に189系のピンバッチを手に入れた、
甲府まで戻ってきました。
折り返し列車を乗務員さんがチェック!
(`・ω・)σ ピシッ!
▲18.3.11 中央本線 甲府

さて、「スーパーあずさ」をどうするか・・・と考えつつ (゚ペ)ウーン…、列車からホームに出たところで、花粉症の私は大きなくしゃみを連発 (*`<´)・:∴ ヘーックシ!。比較的気温の低い松本ではまだ花粉の飛散量が少なかったけれど、甲府では多量の花粉が舞っていたようで、油断した私は一気に症状が出たのかもしれません (*`<´)・:∴ ヘーックシ!。そんなくしゃみをした次の瞬間 (*`<´)・:∴ ヘーックシ!、突然「ビキッ!」とした激痛が背中を襲います Σ(°∀°lll)ビキッ!!。
「あだだだだだ・・・il||li _| ̄|〇 il||lii」
どうやら、カメラの機材などが入った重いリュックを背負ったまま、アホみたいに大きなくしゃみを連発したことで (*`<´)・:∴ ヘーックシ!、私は背中の筋を痛めてしまったみたい (つω-`。)イツツ…。なんとも情けないハナシですが、これが思ったよりもツラくて額から脂汗が滲み出るほど・・・(;´д`;;)アウ…。
ホームのベンチに腰掛けてしばらく様子を伺うも、とても「スーパーあずさ」など撮れる状況ではなく (´Д⊂ムリポ、もう無理をせず家に帰るべき・・・なのですが、私にはひとつだけ帰宅を躊躇する事柄があります σ(・ω・`)ウーン…。それはこの日が運転の最終日となる、189系の「ホリデー快速 富士山」。いままでに何度も撮影してきた馴染みのあるこの列車は、背中を痛めてしまったこんな状況であっても、できればそのラストをどこかで見送りたいところ サヨナラ~(´;ω;)ノシ。もちろんホントにツラくて無理ならば諦めるけれど、とりあえず私は甲府から上り列車に乗って、大月へと向かいました ...(((o´・ω・)o。
しかし、花粉症と背中の痛みで冷静な判断ができなくなっていたのか、ここからの私はいつも以上にグダグダと迷走することに・・・( ̄△ ̄;)エッ…。

1035.jpg
背中の痛みをおして
甲府から上り列車に乗り、

次に降りたのは
中央線と富士急の分岐駅、大月。
▲18.3.11 中央本線 大月

1036.jpg
大月で富士急に乗り換え。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
待機していた河口湖ゆき普通列車(右)は、
お!京王色(復刻色)の1000系だ!
(゚∀゚)オッ!
▲18.3.11 富士急行 大月

1037.jpg
1038.jpg
富士急に乗ってやってきたのは、
大月から4駅目の赤坂。
山梨県都留市に位置する無人駅です。
(゚ー゚*)アカサカサカス
ちなみに「赤坂」というと
東京の地下鉄(東京メトロ)千代田線の駅のほか、
全国に同駅名が4カ所存在します。
( ̄。 ̄)ヘー
▲18.3.11 富士急行 赤坂

田沢0745-(篠ノ井3520M)-松本0753~0838-(中央432M)-甲府1046~1110-(540M)-大月1158~1228-(富士急19)-赤坂1244

1040.jpg
赤坂の駅近くにあるのが、
富士急の列車の背景に、
富士山を写し込める撮影ポイント。
8500系の「富士山ビュー特急」がやってきました。
(^_[◎]oパチリ
よ~~~く目を凝らして見ると
列車の左上に富士山らしき姿が!?
(@_@;)ンン!?
▲18.3.11 富士急行 赤坂-禾生

実は当初に立てていた計画では、長坂あたりで「スーパーあずさ14号」を撮ったあとに大月まで移動して、富士急の線路が眼下に望める山の上へと登り、そこで最後の189系「ホリデー快速 富士山2号」を俯瞰撮影しながら見送ろう サヨナラ~(´;ω;)ノシ・・・などと考えていたのですが、いまの背中の状態では、とても山登りなどできません (´Д⊂ムリポ。
んじゃ、計画を変更して、「ホリデー快速 富士山」の列車名にふさわしく、最後は富士山と列車を絡めて撮ろうかと、駅近くに富士山を望める撮影ポイントがある、富士急沿線の赤坂(あかさか)までやってきました ...(((o*・ω・)o。しかし晴れてはいるものの、春霞なのか、それとも雲が沸いているのか、富士山の姿はいまいちスッキリとせず (≡"≡;)モヤモヤ…、迷走中の私はここで「ホリ快」を待たずにふたたび移動します ...(((o´・ω・)o。

1043.jpg
スッキリとしない富士山を諦め、
「ホリ快」を撮らずに赤坂をあとにします。
...(((o´・ω・)o
ちなみに、富士山の様子を伺いつつ
このあたりに二時間ほど滞在していたのですが、
なんとその間に駅名標のペンキが塗り替えられたようで
着いたときには枠が水色だったのに、
気が付くと帰るときは茶色になってますた(笑)
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
(三枚上の写真と見比べてみてください)
▲18.3.11 富士急行 赤坂

せっかく「18きっぷ」とは別途に乗車券を買って富士急へ入ったのに、大した収穫が得られないまま赤坂から大月へと舞い戻り、結局もとの中央線に乗り換えます イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ。まったく何をやっているんだかなぁ・・・(´д`;)トホホ。
そんな私が次に下車したのは、大月から中央線で上り方向へふた駅目の鳥沢(とりさわ)( ̄△ ̄;)エッ…。鳥沢と言えば・・・そう、前日にも駅近くにそびえる鳥沢鉄橋(新桂川橋梁)で「ホリ快」の下り列車(1号)を撮ったばかり (^_[◎]oパチリ。困った時の鳥沢? 迷った時の新桂川橋梁?? たしかに二日連続で同じ駅で降り、同じ189系の「ホリ快」を、同じ場所から狙うのは芸がないことかもしれません σ(・∀・`)マタ?。しかし、今回の撮影ポイントは前日に訪れた鉄橋ではなく、駅を出ると私は逆の方向へ歩みを進めます コッチ…((((o* ̄-)o。
ちなみに、このころにはだいぶ背中の痛みは落ち着いて、ふつうに立ったり歩いたりするぶんには、さほど問題がなくなりました ε-(´o`;)ホッ。ただし、油断してくしゃみをすると (*`<´)・:∴ ヘーックシ!、やはり背中に痛みが走るような状況 (つω-`。)イツツ…。

1044.jpg
前日に続いて下車した鳥沢。
新駅舎もだいぶ見慣れますた(笑)
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲18.3.11 中央本線 鳥沢

赤坂1437-(富士急26)-大月1450~1519-(中央1656M)-鳥沢1527

1045.jpg
1046.jpg
背中に気を使いつつ、
駅から歩いてやってきたのは、
...(((o´・ω・)o

甲州街道が中央線の線路を跨ぐ陸橋。
正式名称は「鳥沢橋」と言うらしい。
なんだか鳥沢鉄橋と混同しそうですね・・・。

鳥沢の駅から東のほうへ歩いて10分程度のところにある陸橋(甲州街道の鳥沢橋)、そこが私の選んだ撮影ポイントです (・ω・)トーチャコ。ここは以前に歩いて通った際、意外とウマく撮れそうだな・・・と思い σ(゚・゚*)ンー…、メインで何かを狙ったことはないけれど、普通列車を試し撮りしたことがあった場所 (^_[◎]oパチリ。たぶん撮影ポイントとしてはマイナーなので、同業者は少ないだろうと踏んでいましたが、そこには誰もいませんでした (・ω・)ポツン…。これと言った特徴のないB級の撮影ポイントですが、189系最後の「ホリ快」を見送る場所としては案外、落ち着いていて悪くない気がします (・∀・)イイネ。

西に傾いた日が赤味を増した夕刻の17時、定刻よりも若干遅れて国鉄特急色の189系は姿を見せました ε-(°ω°*)キタッ!。

1047.jpg
通い慣れた中央本線をゆく
189系の「ホリデー快速 富士山」。
沈みゆく太陽に照らされて、
国鉄特急色が最後の輝きを放ちます。
▲18.3.11 中央本線 鳥沢-梁川

189系の「ホリ快」が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
泣いても笑っても「ホリデー快速 富士山」のヘッドマークを掲げた189系はこれが最後。写真の出来はどうあれ、もうね、これは私にとって執念の一枚といっても過言ではありません【◎】]ω・´)パチッ!。突然のアクシデント(?)による背中の痛み (つω-`。)イツツ…、そして撮影ポイントがなかなか決まらずに迷走したなか '`ゥヽ(ヽ′□`; 三 ;′□`ノ)ノゥ'`、どうにか「ホリ快」としての最後の力走を見せる189系を、記録することができてホントによかった・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。鳥沢の街並み、そして霞む山々を背景に、正面からガツっと捉えた国鉄色189系、なかなか凛々しくてカッコいいじゃない (o´∀`o)カコイイ!。艶やかに車体を照らす印象的な光にも恵まれて、じゅうぶんに満足のいく結果が得られました (´ー`)マンゾク。その充実感のほうが強くて、最後を見送った寂しさはあまり感じなかったように思います。

これにて撮影はすべて終了です (´w`*)ドツカレサン。


今旅のきっかけは「特急かいじ30周年記念ピンバッチ」を手に入れることでしたが (*・∀・)つ[バッチ]、結果的にはダイヤ改正を目前に控えた引退車両の撮影がメインとなった【◎】]ω・´)パチッ!、中央本線と篠ノ井線の「18きっぷ」旅。
葬式鉄の最後の悪あがきと言ってしまえばそれまでだけれど、やはり思い入れのある車両や列車のラストシーンは、一枚でも多く記録に残したいと思うのが正直なところだし、それが私の個人的な撮り鉄としての原動力のひとつであることも否めません。
今回が最後の撮影機会となった、189系の「ホリデー快速 富士山」やE351系の「スーパーあずさ」、そして結果的には本当に運行を終了してしまったクモヤ143による篠ノ井線の霜取り列車(ただし、クモヤは引退ではなく、転属??)など、役目を終える車両に一抹の寂しさを感じながらも、それぞれの撮影を楽しんで、心置きなくいい記録を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

まあ、体(背中)にはちょっと、負担をかけちゃったけれどね(笑)。


1048.jpg
夕暮れの鳥沢に入ってきた上り列車。
さ、おウチへ帰ろ・・・。
▲18.3.11 中央本線 鳥沢

鳥沢1713-(中央554M)-高尾1742



9999.jpg
その後、背中痛はお医者さんに見ていただき、
鎮痛消炎剤を処方してもらったことで、
いまはだいぶ痛みが和らぎました。
花粉症によるくしゃみ、気を付けなきゃ・・・。
(*`<´)・:∴ ヘーックシ!



ONE-shot 283 Spring has come♪ [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 283 Spring has come♪

0325.jpg
前回の「ONE-shot」はちょっと寒々しい
季節外れの「なごり雪」でしたが、
雪が舞った春分の日(3/21)以降、
東京は日差しに恵まれた暖かい日が続き、
なんと桜(ソメイヨシノ)が一気に開花!
まだ3月なのに、もう見頃を迎えてしまいました。
なんでも、観測史上三番目に早い満開宣言なのだとか。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!


ここで前言(?)撤回
人( ̄ω ̄;)スマヌ。

・・・と言っても、少し前のハナシなのですが、
半月ほど前に梅の花と189系「ホリデー快速 富士山」の
コラボショットを拙ブログでご紹介した際に私は、
「桜の花と組み合わせて撮ることは、
残念ながら叶わなそうですが、
梅の花は引退前に間に合ってくれました。」
と綴っています \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ。

たしかに189系の「ホリ快」は桜を待たずに、
退役(車両置き換え)してしまいましたが、
(´・ω・`)ショボン
その後の同系は3月25日(日)の一日限りで、
特急「かいじ」号の運行開始30周年を記念した
団体ツアー列車として特別に運転されることが決定。
(゚∀゚*)オオッ!!

しかし例年の感覚だと、
さすがに3/25じゃ、桜は間に合わないよな・・・
σ(・∀・`)ウーン…
な〜んて思っていたのに、
今年は異例の早さでほころんだ都心の桜は
24日の土曜日に満開宣言が出され、
翌・日曜日に特別運転された
189系の記念号を迎えてくれました。
エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?

ちょっと大げさだけれど、
個人的にこれは奇跡的なことだと感じています(笑)。
w(*゚o゚*)wオオーッ!


記念号が運転される中央線(新宿~甲府)の沿線で
満開(八分咲き以上)となった桜は
まだほんの数カ所程度でしたが、
見頃となっている桜を選んで、一枚パチリ。
(^_[◎]oパチリ

今シーズンもかろうじて、
国鉄特急型と桜のコラボショットが撮れたことに、
感謝です (´ー`)シミジミ。

そしておそらく・・・いや、間違いなく、
国鉄特急色の189系にとっては
これが最後の観桜となるでしょう。
「かいじ号30周年記念号」の大役を終えた、
豊田車両センターの189系(M51・M52編成)。
あと残された運転機会はいまのところ、
来月の「さよなら運転」のみとなりました・・・。
(´・ω・`)ショボン



おっと、いけない、いけない。
また切ない記事になっちゃうところでしたね。
何はともあれ、桜満開で春本番!
ヽ(´▽`)ノワーイ♪


18.3.25 中央本線 中野


ちなみに、
M51に付けられた、あの“エンブレム”のお話は、
また後日にあらためて・・・








☆オマケ★

記念駅弁記念ピンバッチ記念スイーツ
そして今回は・・・「記念カレー」!?
(゚∀゚)アヒャ☆

0326.jpg
特急「かいじ」号の運転開始30周年を記念した
限定の特別メニューは、
「かいじ」のヘッドマークを再現するがごとく、
カレーの湖に富士山盛りのゴハンがそそり立つという、
なんともボリューミーなカレーライスでした。
カレー(゚д゚)ウマー!!



ONE-shot 282 なごり雪。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 282 なごり雪

0321.jpg
汽車を待つ線路横で僕は
時計を気にしてる
季節外れの雪が降ってる

“上州”で見る雪はこれが最後ねと
寂しそうに君が去りゆく・・・。


先日に一般の営業運行を終えて、
さよなら運転のツアーが行なわれた
高崎地区の115系。

掲げられた惜別マークからしたたる水の筋は、
まるで涙を流しているかのようでした。

おつかれさま、高崎の115系。
さようなら、上州の湘南電車。


なごり雪も、降る時を知り・・・か。


18.3.21 信越本線 群馬八幡-安中(後追い)



0322.jpg
先日の吾妻線ではステッカー付きが撮れなかった
こちらのショットもリベンジが果たせました。
(^_[◎]oパチリ






★オマケ☆

0325.jpg
先日の拙ブログでご紹介した、
高崎地区の115系の引退を記念して実施されている、
「湘南色スタンプラリー」。
凸ヾ(゚∀゚*)ポン★
結局、あれ以降は都内の品川を所用ついでに捺せた程度で、
全駅のコンプリートはできませんでしたが、
いちおう上越線エリア(Cエリア)をクリアしていた私は、
賞品の「115系クリアファイル」をいただくことができました
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
(手前のステッカーは後述するケーキに付属していたもの)。


0324.jpg
そして高崎駅でお土産に買ったのは、
湘南色115系をモチーフにしたスイーツ、
「115系 生ロールケーキ」。
あれ、この塗り分け(緑の斜めカット)は
115系というよりも、113系ぢゃない?
σ(゚・゚*)ンー…
・・・なんて、マニアの細かいツッコミは抜きにして、
凝った造りのかわいらしいケーキです。

味は色からしてミカン味・・・かと思いきや、
とくにフルーツフレーバー的なものは感じず、
タマゴの風味が濃くて優しいお味でした。
(*´v`*)ホッコリ♪


中央本線・・・E351系 特急「スーパーあずさ」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2018.03.10 中央本線
甲斐路を行ったり来たり!?
E351系 特急「スーパーあずさ」 撮影
 

スミマセン、ダイヤ改正前の中央線ネタが続いています 人( ̄ω ̄;) スマヌ。

拙ブログでも既報のとおり、「ホリデー快速 富士山」用の189系や、特急「スーパーあずさ」用のE351系の引退(使用形式の置き換え)で、趣味的に慌ただしい状況となっているダイヤ改正前の中央本線(中央東線)アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。そんななかにありながら、同線ではダイヤ改正関連の話題とは別に、これまた個人的にちょっと気になる「とある記念企画」が展開されます σ(゚・゚*)ンー…。
その企画とは、おもに新宿と甲府の間を結ぶ特急列車の「かいじ」号が、1988年3月の運行開始から今月で30周年を迎えるにあたって行なわれる、「特急かいじ 30周年記念キャンペーン(正式には「特急かいじ号運行開始30周年記念 春の山梨キャンペーン ~春は山梨にいます~」)」 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・30ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)。記念弁当や記念グッズの販売、さらには「ホリデー快速 富士山」から退役した189系を使用する記念列車も運行予定(3/25に新宿~甲府)と、鉄ちゃんの胸を熱くする盛りだくさんな内容となっています (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
そんな「かいじ30周年キャンペーン」の一環として私の目に留ったのが (=゚ω゚=*)ンン!?、指定されたエキナカ売店(キオスクなど)にて実施される「かいじ号ピンバッチ」のプレゼント。限定の期間中に対象店舗で500円以上のお買い物をすると、特急「かいじ」のオリジナルピンバッチが貰えるというものです (・o・*)ホホゥ。それぞれの店舗によって異なるデザインは全4種類(対象4駅)。そのなかには私の大好きな国鉄色189系(M51編成)のものもあります (゚∀゚*)オオッ!!(その他、189系あずさ色(M50)189系グレードアップ色(M52)E257系)。このような非売の頒布品、いわゆるノベルティグッズの類いが意外と好きな私。これは欲しい・・・σ(・∀・*)ホスィ…。
はたしてピンバッチの配布数がどのくらいあるのか私にはわかりませんが、お決まりのごとく小さな注釈で「個数限定、なくなり次第終了となります」と書かれているように、きっと数日・・・いや、数時間、ひょっとしたら数分程度で配布を終了してしまうかもしれません (゚ペ)ウーン…。ならば、ここは中央線沿線住民という私の地の利を活かしたアドバンテージで、指定店舗に配布初日の朝早く駆け付け ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!、何としてもお目当ての「国鉄色189系ピンバッチ」をゲットしたいところ (*`・ω・´)-3フンス!。んで、その「国鉄色」が配布される対象店舗の駅はどこだ?立川か?それとも八王子か? \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ。げ、ウチからいちばん遠い、甲府かよ・・・(´д`)コーフ…(JRさんもわかってるね~ (。A。)アヒャ☆)。
0001_1.jpg

・・・というワケで、国鉄色189系の「かいじピンバッチ」を求めて、私はJRの普通列車が一日じゅう乗り放題となる「青春18きっぷ」の一回分を使い、山梨の甲府を目指すこととしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。目的はピンバッチを手に入れることですが、合わせて中央線での乗り鉄や撮り鉄も楽しみたいと思います。何せこの日はダイヤ改正前の最後の週末ですから、できる限りいろいろな記録を残しておかなきゃ・・・(^_[◎]oパチリ。

 

3月10日(土)

0001.jpg
早朝の立川で発車を待つ、
E233系の普通列車。
まずはこの列車に大月まで乗ります。
▲18.3.10 中央本線 立川

まだ夜が明けきらぬ早朝の5時過ぎ、都内の立川から大月ゆきの下り普通列車へ乗り込みます (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。ちなみに立川駅の売店(NewDays)も、件のピンバッチが配布される対象店舗のひとつですが(同店は「あずさ色189系」)、さすがにこの時間ではまだ開店していません (´∀`;)ソリャソーダ。
それにしても、いくら配布数に限りがあるピンバッチが欲しいからって、何もこんな早朝から出向くこともなかろうに・・・と思われるかもしれませんが (つω-`)ネモイ…、都内から甲府までは普通列車で約二時間もかかるし、それと私にはこの時間に行動を開始する意味が他にもあるのです σ(゚・゚*)ンー…。その理由は追い追いわかることとして置いておき、私は大月でさらに甲府ゆきの普通列車へ乗り継ぎました ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。

0002.jpg
大月で甲府ゆきの普通列車に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両はセミクロスシート仕様の211系です。
▲18.3.10 中央本線 大月

0003.jpg
私が中央線を下る時に欠かさず目をやるのが、
勝沼ぶどう郷付近の車窓に広がる
甲府盆地の眺望。
晴れていれば街並みの向こうに、
南アルプスの山並みが見えるのですが・・・
今日はご覧のとおり、ドン曇り。
(≡"≡;)モヤモヤ…
▲18.3.10 中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山

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列車を乗り継ぎ、
立川から二時間弱で甲府に到着。
(・ω・)トーチャコ
▲18.3.10 中央本線 甲府

立川0524-(中央549T)-大月0619~0623-(327M)-甲府0712

列車は遅れること無く順調に進み、定刻の7時12分に甲府へ到着 (・ω・)トーチャコ。ピンバッチ配布店舗のひとつである構内の駅弁屋さんは、事前にチェックしてきたところによると朝7時が開店時間となっているので、ちょうどいい頃合いでしょう (* ̄∇ ̄)b ナイス。
ピンバッチが貰える条件は、この駅弁屋さんで500円以上のお買い物をすること。それならばせっかくだし、この日から限定販売される1200円の「特急かいじ号 30周年記念弁当」を、ちょっとお高いけれど買っちゃおうかな (σ´∀`)σイイネ~♪・・・なんて考えながら駅弁屋さんへ向かうと、そこに貼ってあったのは・・・(=゚ω゚=;)ンン!?

0005.jpg
限定販売の「特急かいじ号 30周年記念弁当」
その内容は
山梨県産ブランド豚「フジザクラポークの照焼」をはじめ、
甘辛鶏レバー、マスの味噌漬け焼き、
若桃とチェリーのシラップ漬けなど、
山梨県をイメージした料理が盛り込まれています。
(゚¬゚*)ジュル
・・・が、既に完売!?
( ̄△ ̄;)エッ…

「記念弁当は完売致しました。店長」
ええっ!?記念弁当は完売!? Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。朝7時の開店で、今はまだ7時15分なのに、もうすべて売り切れちゃったの!? |)゚0゚(| ホェー!!。駅弁屋の店頭に立っていた、声が張る元気のいいおばちゃ・・・いや、おねーさんにマジで売り切れたのか尋ねてみると (=゚ω゚=;)マ!?、
「そーなのよぅ、このお店には10食しか入荷しなくって、もうね、開店前から並んで待っていた人のぶんで、あっという間に売り切れちゃったのよぅ ヾノ・∀・`)ナイノヨ」
・・・なのだそうな。そうか、それは残念だけれど仕方がないね (・∀・`)ザンネン…。・・・って、え?じゃ、じゃあ、ピンバッチは!?(;゚ロ゚)ハッ。まさかバッチも、あっという間に無くなっちゃったの?おばちゃん!? ヽ(´Д`;)バッチ…
「ピンバッチは大丈夫よぉ。まだまだたんまりあるから ( ̄ー+ ̄)ニヤリ」
よかった。ピンバッチはまだ“たんまり”あるってさ ε-(´∀`;)ホッ。
バッチを貰うのに何を買おうか迷い、私が選んだのはちょうど税込み500円ぴったりの「おにぎり弁当」(゚ー゚*)オニギリ。我ながらセコいチョイスだと思うけれど、ひとつ言い訳をさせていただくと、この時それほどお腹はすいていなかったんです。

0006.jpg
私が購入したのは、
おにぎりといなり寿司がセットになった
その名も「小腹だから・・・。(¥500)」(笑)
朝食にぴったりのお手頃弁当です。
☆☆・・・
ちなみにもともとは甲府の駅弁ではなく、
製造元は東海道線の大船駅にある大船軒さん。

0007.jpg
そして、
国鉄色189系の「かいじ30周年ピンバッチ」を
無事にゲット! (σ゚∀゚)σゲッツ!!

もちろん500円ちょうどのお弁当でもちゃんといただくことができた、念願の「特急かいじ号ピンバッチ」ヽ(´▽`)ノワーイ♪。既報どおり甲府駅で配布されたバッチのデザインは国鉄特急色の189系(M51編成)で (゚∀゚*)オオッ!、親指程度の小さなサイズ(3cm×2cm)ながら、その形や塗り分けの特徴がイラストで丁寧に再現されています。これはカワイイ! カワ(・∀・)イイ!。特急「かいじ」の30周年をお祝いするとともに、間もなく引退の時を迎える国鉄色189系のいい記念品になりました (´艸`*)ウレシ♪。ああ、これぞまさしく文字通り、わざわざ“甲府”まで来た“甲斐”があったなぁ・・・アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。

さて、お目当てのピンバッチがいただけて、さっそく目的を達成しましたが、時刻はまだ朝の7時過ぎ σ(゚・゚*)ンー…。やっぱり早く来すぎて、時間を持て余している? いやいや、このあとのことを考えると、ちょうどいいくらいの時間です (-`ω´-*)ウム。
中央線を甲府まで下ってきた私ですが、次に乗るのは上り列車。つまり、来た道を戻る形になります モドロ…((((o* ̄-)o。バッチがもらえたから、もう帰る・・・のではなく、実はいまからすぐに上り方向へ戻れば、新宿を8時過ぎに出発して中央線を下ってくる、189系の「ホリデー快速 富士山」を沿線の撮影ポイントにて迎え撃つ(撮影する)ことができるのです (゚∀゚*)オオッ!。それが甲府から上り列車に乗る私の狙い (`・ω・´)ホリカイ!。ただし、河口湖ゆきの「ホリ快」は甲府まで来ず、途中の大月で中央線から分岐する富士急行線へ直通してしまうので、甲府にいる私は大月よりも先(東京寄り)のほうへ向かわねばなりません σ(゚・゚*)ンー…。その戻り時間までを考慮した計画が、早朝の5時過ぎに立川を出た理由です (´ω`)ナルヘソ。
そして上り方向へ戻る際、ちょっと嬉しい誤算が。次に甲府から大月より先へ向かう上りの普通列車は7時38分発の高尾ゆき(422M)で、私はそれに乗ればじゅうぶん「ホリ快」に間に合うと考えていたのですが、その前に一本、7時29分発で途中の塩山(えんざん)止まりの普通列車(322M)があります σ(゚ー゚*)エンザン…。たしか塩山は、4駅しかない貴重なピンバッチ配布駅のひとつです (゚∀゚)オッ!。ならば同駅で途中下車してもう一個、違うデザインのバッチを手に入れてゆきましょう (・∀・)イイネ。

0008.jpg
上り方向へ戻る途中、
ちょっと塩山に立ち寄ります。
ちなみにこの甲府発、塩山ゆきは、
私が大月から甲府まで乗ってきた列車の折り返しです。
同じ編成で行ったり来たり・・・。
イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ
▲18.3.10 中央本線 塩山

0009.jpg
塩山では
E257系の「かいじ30周年ピンバッチ」を
ゲット! (σ゚∀゚)σゲッツ!!

塩山の対象店舗は駅弁屋ではなく売店(NewDays KIOSK)なので、昼にでも食べるつもりの飲み物やパン類などで500円分とし、ピンバッチをいただきました ヽ(´▽`)ノワーイ♪。バッチのデザインは現行の定期「かいじ」に使われているE257系 カワ(・∀・)イイ!。これで4種類中の二つを手に入れたけれど、全種類をコンプリートするつもりはなく、ワタクシ的にはこの新旧の形式違いの二種類で、もうじゅうぶんです (*`д´)=b OK牧場!。

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10分後に続行でやってきた、
高尾ゆきに乗り込みます。
この時間は甲府近郊の通勤通学時間帯で、
列車の本数が多い。
▲18.3.10 中央本線 塩山

あらためて塩山から続行の高尾ゆきに乗り、「ホリ快」が撮れる撮影ポイントを目指します (*・o・)ノ Go!。とはいえ、時間的にはけっこうタイトで、「ホリ快」が来るまでにたどり着ける駅や、そこから歩いて行ける場所は限られるし、キャパが狭いような撮影ポイントでは、通過の直前に着いても立ち位置はないでしょう (゚ペ)ウーン…。間に合う範囲でキャパの広いところ・・・私にはもう、ここ以外でパッと思い浮かぶ場所は他にありませんでした σ(゚・゚*)ンー…。
塩山から40分ほど上り列車に揺られて、下車したのは鳥沢(とりさわ)。

0012.jpg
ちょくちょく訪れている印象のある鳥沢ですが、
意外にもけっこう久しぶりだったようで、
一昨年に駅舎が改築されてからは初下車でした。
(=゚ω゚)オヒサ
以前は味のある木造駅舎だった鳥沢、
ずいぶんと変わったものだなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン
▲18.3.10 中央本線 鳥沢

甲府0729-(中央322M)-塩山0750
塩山0759-(422M)-鳥沢0842

0013.jpg
駅を出て下り方に数分ほど歩くと、
すぐにあの特徴ある鉄橋が見えてきます。
(゚∀゚)オッ!
それにしても冴えない天気だね・・・。

鳥沢の撮影ポイントと言えば、そう、通称で「鳥沢鉄橋」とも呼ばれ、その橋脚の高さと特徴的な橋桁の形から鉄道名所のひとつにも挙げられる、新桂川(しんかつらがわ)橋梁です (゚∀゚*)オオッ!。まるでステージのようにそびえ立つ壮大な鉄橋は、どこからでも列車が撮れると言って過言でなく、撮影地としてのキャパは無限大。ド定番のお立ち台ではありますが、今回のような時間がないなかで駆けつけるのに適しているでしょう (´ω`)ナルヘソ。
そのなかでも、いちおう自分好みのアングルが撮れそうな場所へ行ってみると ...(((o*・ω・)o、すでに先客の方が数人いらしたものの、立ち位置にはまだ若干の余裕があり、すんなりといいポジションを確保することができました ε-(´∇`*)ホッ。この日(3/10現在)の時点で、残すところあと二日となった189系の「ホリ快」、それにしては同業者が思ったほど多くなく、正直ちょっと拍子抜けにも感じます(人大杉なのは困るけれど)。ここはメジャーすぎるほどのお立ち台なだけに、むしろ今さら感があるのかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。

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木々の合間から鉄橋を望む高台。
鳥沢鉄橋を狙う撮影ポイントのなかでは、
比較的キャパの狭い場所です。

事前に見たこの日の山梨の天気予報は「曇りのち晴れ」で、早ければ朝方には日が差すかも知れないと言われおり (・o・*)ホホゥ、もしも晴れて青空が広がれば、鉄橋の下のほうから空を見上げて撮ろうなどと考えていたのですが、実際は前日に雨を降らせた雲が抜けきっていないようなドン曇り状態 (≡”≡;)ドングモリ。こうなると逆に空はあまり入れたくなく、高い目線から鉄橋を見下ろすようなアングルを選んでみました m9(`・ω・´)ケテイ!。
そこで待つことしばし、やがて鉄橋の向こうから見えてきたのは、馴染みのあるクリーム色のお顔 ε-(°ω°*)キタッ!。

0015.jpg
いっぱーきゅー、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!

0016.jpg
轟音を響かせて、
いつもと変わらぬ走りで新桂川橋梁を渡りゆく
国鉄色189系の「ホリデー快速 富士山」。
この勇姿が見られるのもあとわずか・・・。
▲18.3.10 中央本線 鳥沢-猿橋

鳥沢鉄橋で「ホリ快」が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
冴えない曇天下ではあったものの、壮大な緑の鉄橋に映える国鉄特急色の189系が、なかなかいい感じじゃありませんか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。個人的にこの橋を絡めた撮影では、ふた月ほど前(1月)に撮った189系「あずさ色」(M50編成)のさよなら運転のように、風景のなかへ鉄橋を置く感じの引き画で狙うパターンが多く、鉄橋へ寄って列車を主体に撮ったのはちょっと新鮮な目線に思えます(あくまでも個人的に。一般的には定番アングルのひとつです(笑))。この角度は後方の重厚なアンダートラスが、いいアクセントになりますね (・∀・)イイネ。189系が退役するまで残りわずかとなった時点での悪あがきに過ぎませんが、またひとついい記録を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
そして、189系が鉄橋上の下り線を通過した数分後、続いて上り線のほうに現れたのはこの列車 (゚∀゚)オッ!。

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鳥沢鉄橋を俊足で駆け抜け、
一路、都心を目指す、
E351系の特急「スーパーあずさ」。
こちらも残された現役生活はあとわずか・・・。
▲18.3.10 中央本線 鳥沢-猿橋(後追い)

カーブの線形でもスピードを落とさずに通過できる「振り子機構 (制御つき自然振り子装置)」を備え、長いこと中央線のエースとして君臨してきた、E351系の特急「スーパーあずさ(6号)」(´▽`*)スパーアズニャソ♪。
今記事の冒頭でもちょろっと触れていますが、実はこのE351系も後継の新型車両・E353系への置き換えが進み、今シーズンのダイヤ改正を前に定期運用を終了して、引退することが決まっています (´・ω・`)ショボーン。国鉄からJRになった後の1993年に製造されたE351系は、今年で運行開始から25年。国鉄型の189系が40年も使われてきたことを考えると短いように感じますが、E351系が特別に短命だったワケではないですし(特急型車両の第一線での使用は、おおむね20年~25年程度を想定)、同系は甲信地方の山岳地帯という過酷な条件を毎日のように高速走行(最高速度130キロ)することで劣化が著しく、またその自慢である振り子機構は特殊な構造ゆえ他線や他列車には転用しづらいと言った理由から、引退が告げられたのではないでしょうか (´ω`)ナルヘソ(あくまでも個人的な推測)。

それにしても、よりによって大ベテランの189系パイセン(先輩)と同じタイミングでの引退とは、なんだかE351系のほうの関心が薄れているように感じて、ちょっと気の毒な気がします σ(・∀・`)ウーン… 。189系の「ホリ快」が通過したら、E351系を待たずに撤収されちゃう方もいるくらいですし ンジャ!( ゚д゚)ノシ。
以前にウチの会社で、10年以上務めた中堅社員が退職する際に、たまたま重鎮役員の定年退職と重なり、「じゃあ、送別会は合同で」ってことになったのですが ( ̄△ ̄;)エッ…、やはり両者の扱われ方には差があるように思えて、なんとも言えぬ切なさを抱いた・・・って状況に似ているんですよね (ノ_・。)セツナイ(なんのこっちゃ)。
かく言う私も正直いうと、両者の引退はE351系よりも189系ほうが衝撃的で ガ━━(゚д゚lll)━━ン!、ご存知のように拙ブログでも189系ばかりを取り上げてきたけれど、中央線沿線に住む鉄ちゃんの一人として、やはりこのままではいけない (-ω-;*) ウゥム…。
そこで、これからの時間はE351系のほうに焦点を当てて、「スーパーあずさ」をメインに撮影しようと思います m9(`・ω・´)ケテイ!(なんだかんだ言って、結局は葬◯鉄なのね ^^;)。ただ、この鳥沢鉄橋で撮影を続けると、個人的には「ホリ快のついで」という感じが拭えない気がするので、E351系に敬意を表して(?)場所を変えることとしました ...(((o*・ω・)o。

0019.jpg
鳥沢の駅に戻り、
今度はまた甲府方面へ向かう、
下り列車に乗ります。
ホントに行ったり来たり・・・(笑)
イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ
▲18.3.10 中央本線 鳥沢

0020.jpg
ふたたび・・・いや、
実際は三度目(下り、上り、下り)の通過となった、
勝沼ぶどう郷からの眺め。
(「゚ー゚)ドレドレ
盆地には日が差してきたものの、
山はあいかわらず雲隠れか・・・。
(≡"≡;)モヤモヤ…
▲18.3.10 中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山(車窓から)

できれば列車の背景に甲信の山々が入るような場所で撮れると、中央本線の「スーパーあずさ」らしくていい絵になるのですが、この曇天の空模様じゃちょっとビミョーかなぁ・・・(゚ペ)ウーン…。
などと思いながら、松本ゆき下り列車の車窓を眺めていると、上写真の勝沼のように甲府の手前までは雲が広がっていたのですが、約20分も設けられていた甲府での停車時間を経て(ちなみにこの停車時間に件の駅弁屋さんをちょろっと覗いてみたら、11時半の時点でまだピンバッチは配布されていました。けっこう数に余裕あったのね (^^;)ゞポリポリ)、ふたたび列車が動き出す頃には雲間から青空が覗くようになりました (゚∀゚)オッ!。「曇りのち晴れ」という天気予報、ようやく曇りから晴れのほうになってきたようです。
そして甲府の市街地を抜けて韮崎(にらさき)を過ぎると、車窓の右手に見えてきたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

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すっかり晴れ渡った青空のもと、
雄大な八ヶ岳の山並みが車窓から望めます。
(゚∀゚*)オオッ!!
▲18.3.10 中央本線 韮崎-新府(車窓から)

八ヶ岳さん、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!!
なんとなんと天気はさらに好転し、いつのまにか雲がほとんど無くなった青空のもとで、八ヶ岳の山並みがてっぺんまでキレイに望めているではありませんか!Σ(=゚ω゚=*)マジッ!?。鳥沢や勝沼での状況を考えると、この劇的な空の変化にはちょっと驚きです w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。
これはもちろん私にとって嬉しい流れであり、列車の背景に山を入れる「山バック」の撮影も期待できそう (*゚∀゚)=3ハァハァ!。いくつかアタマに思い浮かんだ撮影ポイントのなかから厳選し、私が列車を降りたのは穴山(あなやま)。

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甲府から20分ほど進んだところにある
穴山で下車。
(・ω・)トーチャコ
穴山は甲斐の国で勢力を持った
武田一族の穴山氏発祥の地で、
穴山梅雪は武田信玄に支えた
家臣(武田二十四将)の一人でした。
駅から約二キロの場所には、
穴山氏居館の跡地があるそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲18.3.10 中央本線 穴山

鳥沢1016-(中央437M)-穴山1219

標高518mに位置する穴山。山小屋をイメージした駅舎を出ると、ひんやりとしながらも高原の爽やかな空気が感じられます (´▽`*)サワヤカ♪。ホントにすっかりいいお天気となり、うららかな春の日差しを浴びながら線路に沿った道を下り方向(西方)へ進むと ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク、やがて丘・・・というか、小高い山が見えてきました。
その小山の上が私の目指す撮影ポイントなのですが、ここには韮崎市の貯水槽やN◯Kの中継塔などが設置してあって作業用の舗装路が整備されており、急坂ではあるもののさほど苦労することなく上まで登ることができます (・o・*)ホホゥ。
ループ状の坂道をてっぺんまで上がりきって、そこから西側(下り方)を望むと・・・(「゚ー゚)ドレドレ

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穴山の駅から歩いて
30分程度のところにある小山。
整備された坂道を登ってゆきます。
...(((o*・ω・)o

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これがN◯Kの中継塔かな?
三本の塔が空に向かってしゃきっと立っています。
NH◯なんでっ ∠(・`_´・ )ピシッ!

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その中継塔を背にすると、
八ヶ岳の山並みが一望できます。
(゚∀゚*)オオッ!!
そして傍ら(右端)を走るのは、
E257系の特急「あずさ」。
▲18.3.10 中央本線 日野春-穴山

八ヶ岳の雄大な山容が広がる、なんとも壮観で素晴らしい眺め!w(゚0゚*)w オォー!!
・・・ですが、ありゃ?ちょっと雲が沸いてきた!? ( ̄△ ̄;)エッ…。
列車で穴山に着いた時点では、特徴的な赤岳や権現岳が山頂までスッキリと見えていた八ヶ岳の稜線ですが、30分ほどかけて駅から歩いてくる間に山頂は雲で隠されてしまいました (´д`;)アウ…。山にまとわりつくようなこういう雲って、一度沸いちゃうとなかなか取れないものなんですよね。う~ん、これだから山の撮影は難しいなぁ・・・ (・ω・`)ゞウーン。
でも、こんなこともあろうかと思って、私はいくつかアタマに浮かんだ山バックの撮影ポイント(ほかに新府とか、長坂とか、すずらんの里とか・・・)のなかから、この穴山を選びました m9(`・ω・´)ケテイ!。というのも実はこの場所、中継塔を隔てて反対側(東側)にまわると、そこにはまた別の撮影ポイントが存在するのです コッチ…((((o* ̄-)o。

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八ヶ岳とは反対側(東側)の眺め。
大きくカーブする中央線の線路が俯瞰で望めます。
走りゆくのは、こちらもE257系の「あずさ」。
▲18.3.10 中央本線 穴山-日野春(後追い)

眼下に望めるのは大きくカーブした中央線の線路 (゚∀゚*)オオッ!。上り方となるこちら側は、八ヶ岳のようなアクセントはないけれど、鉄道の撮影地としてはなかなか壮大な情景じゃありませんか。こちら側で撮っても、E351系「スーパーあずさ」のいい記録になりそうです (・∀・)イイネ!。
そこで、山がスッキリとしないのならば、上り方でカーブをゆく列車をメインに撮影し、もしも待っている間に好転して山の雲が取れるようならば、下り方の八ヶ岳側をメインとすることにしましょう m9(`・ω・´)ケテイ!。
ちなみに上写真のE257系を見ると、光線状態(列車への日当り具合)がイマイチなように思えますが σ(゚・゚*)ンー…、時間が経つにつれて太陽は手前側に傾くので、次第に良好となるハズ (゚ー゚*)ハズ(いまの時期のカーブ側は、午後遅くが順光)。

0028.jpg
アングル的にちょっと列車とは絡めづらいけれど、
小山の上からは富士山も望めます。
 (゚∀゚)オッ!
朝に乗った列車の車窓からは
まったく姿が見えなかったけれど、
いまはてっぺんまできれいに眺められました。
(´▽`*)キレイ♪

現時点(3/10現在)で、すでに半数ほどが新型のE353系に置き換えられている「スーパーあずさ」ですが、このあとにやってくる下りの「スーパーあずさ15号」と、その二時間後の「スーパーあずさ19号」は、まだE351系で残されていて、ちょうどいい時間にここへ来ることができました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
それにしても、同業者はほかに誰もおらず、それはそれでいいのだけれど、やはり何となくE351系の引退に対する関心の薄さを感じてしまいます σ(・ω・`)ウーン…。いや違うか、むしろ関心の高い方ほど、もうこんな引退間際になっての撮影ではなく、常日頃からちゃんと記録を取っているのかもしれないな・・・(´ω`)ソダネ。
そんなことを思いながらカーブの線路を見つめ、時おり反対側の八ヶ岳の視界状況を確認しつつ待っていると、やがて迎えた通過時刻にお目当てのE351系は遅れることなく現れました (゚∀゚*)キタッ!。

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車体を傾けながら
颯爽とカーブを切って走る、
E351系の「スーパーあずさ」。
堂々の12連という長い編成には
エースとしての貫禄が感じられます。
▲18.3.10 中央本線 穴山-日野春

穴山俯瞰でE351系が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
眼下の曲線上へ滑るように躍り出た、E351系の特急「スーパーあずさ15号」。このようなダイナミックな風景には、長い編成の特急列車が絵になります 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。試し撮りのE257系はヨコ位置で撮りましたが、今度はタテ位置にして背景の山の稜線まで入れて、山岳地帯をゆく中央本線らしさを強調してみました (^_[◎]oパチリ。車体側面の日当り具合はまだちょっと薄めだけれど、個人的には許容の範囲かな σ(゚・゚*)ンー…・・・って、実際は写真を落ち着いて確認しているような余裕はなく ( ̄△ ̄;)エ?、カーブを撮った直後は、すぐにダッシュ!ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!
実はカーブ側(上り方)と八ヶ岳側(下り方)のアングルは、振り返ってすぐにどちら側も撮れるワケではなく、その間に20メートルくらいの距離があるのです (゚ー゚;)20㍍…。列車は私のいる小山を迂回するように走り バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、私はその20メートルを全力疾走 ダダダッε=ε=ε=┌(#`Д´)┘ウオオォォォォー!!!。すると、ギリギリで後追いも撮れる・・・ハズっ。

0030.jpg
木々の彩りに乏しい春まだ浅き八ヶ岳の麓を、
「スーパーあずさ」が駆け抜けます。
▲18.3.10 中央本線 日野春-穴山(後追い)

ま、間に合った・・・ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...。
ホントにギリっギリですが、なんとか八ヶ岳側でもE351系を後追いで撮る事ができました ε-(´o`;A フゥ…。でも、肝心の八ヶ岳は先ほどよりもさらに雲が沸いてしまい、山頂の稜線は見えず (´д`;)アウ…。韮崎付近の車窓から見た八ヶ岳はスッキリとして期待も高かっただけに、この結果はちょっと残念 (・ε・`)チェ。それでも、カーブ側では思い描いていたようなカットを撮れたので、ヨシとすべきかな・・・(*`д´)=b OK牧場!。

先述したようにE351系は、このあとさらに二時間後の「スーパーあずさ19号」の運用にも就いているのですが、それまでこの場所で粘ろうかどうか迷うところです (゚ペ)ウーン…。
どうせ八ヶ岳がスッキリとしないのならば、もう一本(19号)は別の場所で撮るべきか・・・と思って山をくだり ...(((o´・ω・)o、半分程度まで来たところでふと振り返ると (ω・*)彡クルッ、ここでわずかながら八ヶ岳の雲が流れて、赤岳の山頂がチラリ |∀・)チラッ。う~ん、イケズぅ~。こうなると優柔不断な私は移動する踏ん切りが付かなくなっちゃいます o(・∀・`)oイケズゥ。
そんな迷っているうちに迎えたのが、E257系で運転されている特急「あずさ17号」。

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速達タイプの特急「スーパーあずさ」に対し、
停車駅が細かく設定されている「あずさ」。
その「あずさ」に使われているE257系も、
E353系へ置き換えられると言われています。
E257系が八ヶ岳の麓をゆくシーンも
いずれは見られなくなるのでしょうか。
▲18.3.10 中央本線 日野春-穴山(後追い)

お、さっきの「スーパーあずさ15号」のときに比べたら、だいぶ山の雲が取れてきた感じ (゚∀゚)オッ!。陽が傾いて気温が下がり出し、雲の勢力も弱まってきたのでしょうか。このぶんならば、ひょっとするとあと一時間後の「19号」の頃には雲が無くなるかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。
まあ、雲が取れる取れないのいずれにせよ、もう場所を移動する時間的な余裕がキビシくなってきたこともあり、私は次の「19号」をここで待つことにしました (゚- ゚)マツワ。
ちなみにその待ち時間の最中には、お一人の若い同業者の方が息を切らせつつ坂を上られてきて ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...、聞けば「19号」が撮りたくて駅から急いで走ってきたとのこと(注・2.7キロ)。お目当ての「19号」に間に合ってよかったね(笑)(´w`*)ドツカレサン。
その方と二人で上り方(カーブ側)を向いて待つことしばし、先ほどよりさらに陽が傾いて赤味を増した風景のなか、やがて眼下の曲線上にふたたびE351系が姿を見せました ε-(°ω°*)キタッ!。

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西日が照らす
バイオレットパープルの特急列車。
誕生から四半世紀が経った今も
その優雅さは色褪せない。
▲18.3.10 中央本線 穴山-日野春

先ほど撮った「15号」とほとんど同じアングルですが (^_[◎]oパチリ、光線状態はさらに良くなって車体へきれいに日が当たり、現時点でこの場所から撮るE351系としては、いちばんベストな状態と言えるでしょう (・∀・)イイネ!。
これだけでも二時間粘ったことがムダではありませんでしたが、もちろんこのあとはすぐにダッシュ!ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。 私につられるように、もうお一方もあとに続きます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。そして・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

0033.jpg
八ヶ岳が微笑んだ!
最後までエース級の仕事にまっとうする
E351系の勇姿を、
雄大な名峰が見守ります。
▲18.3.10 中央本線 日野春-穴山(後追い)

八ヶ岳、キタ━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━!!!!
まとわりついていた雲が消え去り、ついに全貌を現した八ヶ岳さん (ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。そしてその傍らを信州に向かって走りゆくE351系の「スーパーあずさ」、やっぱりこの列車には山岳風景がよく似合いますね 。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。これぞまさに私がこの撮影ポイントに求めていた念願の一枚で、撮れたことに感無量の思いです。一時は諦めかけた八ヶ岳バックですが、移動せずに粘ってホントによかったよ・・・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ。
中央線沿線住民として日常的によく見かけ、撮り鉄としてちょくちょく撮影し、さらには以前に仕事で信州地区のメーカーを担当していたことで乗車機会も多く、個人的にいろいろな想い出のあるE351系の「スーパーあずさ」。最後にいい記録を残すことができました。ありがとう八ヶ岳! ъ(゚Д゚)グッジョブ!

0034.jpg
もういっちょ、オマケ♪
E351系のあとで貨物列車も撮れました。
連なる緑色のタンク車が西日に照らされて
風景によく映えます。
▲18.3.10 中央本線 日野春-穴山

E351系の余韻を味わっていると、そこへ不意に現れたのは、EH200形が牽くタンカー貨物 (゚∀゚)オッ!。貨物オンチの私としてはまったくのノーマークでしたが(ホントに知らんかった)、こちらも好条件で記録ができて嬉しい収穫となりました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
E351系や189系(豊田車)は引退してしまうけれど、素晴らしい眺望が望めるこの撮影ポイントには、また機を見てぜひ訪れたいと思います マタネ!( ゚д゚)ノシ。

これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0035.jpg
穴山の駅に戻ると
ちょうど通過列車の案内放送が入り、
E257系の「あずさ」が走り抜けてゆきました。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
これは駅構内の跨線橋から撮ったものですが、
ここからも八ヶ岳を望むことができます。
お手軽だけれど、意外といいアングルじゃん♪
(^_[◎]oパチリ
▲18.3.10 中央本線 穴山

「青春18きっぷ」を使った中央線の旅。もうすっかりお忘れかもしれませんが、本来の目的は特急「かいじ」30周年記念の「ピンバッチ」を手に入れることでした (゚ー゚*)バッチ。すぐにバッチが無くなっちゃうかも・・・という心配は結果的に杞憂で、甲府へ初発列車で向かったのは取り越し苦労だった感じが否めないけれど(お昼でもピンバッチはまだいっぱいあったし)(^^;)ゞポリポリ、その後の鳥沢鉄橋での189系「ホリデー快速 富士山」、そして八ヶ岳バックでのE351系「スーパーあずさ」と、中央線を行ったり来たりしながらも充実した撮影ができました (^_[◎]oパチリ。なんといっても、八ヶ岳がスッキリと望めたのは、嬉しかったなぁ・・・(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0036.jpg

午後5時の穴山。時期的にだいぶ日が伸びてきましたが、夕暮れの高原はまだまだ寒さを感じます ((*´д`*))サムッ。ピンバッチがもらえたし、撮影も無事に終えて、あとはもう東京へ帰・・・らず ( ̄△ ̄;)エ?、私が穴山から乗ったのは、東京方面へ向かう上り列車ではなく、逆方向へ進む下り列車の小淵沢ゆき コッチ…((((o* ̄-)o。
え?このあといったいドコへ行くのでしょうか・・・? σ(゚・゚*)ンー…

0037.jpg
夕暮れの穴山に入ってきた
211系の普通列車。
あれ?でもそっちは・・・
「上諏訪 塩尻 方面」ですよ!?
▲18.3.10 中央本線 穴山






・・・続きます。



ONE-shot 281 三鷹で見たか。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 281 三鷹で見たか。

0213.jpg
このところの拙ブログで
もう何度もお伝えしてきましたが、
3月17日(土)に実施されるダイヤ改正を前に、
「ホリデー快速 富士山」からの降板が決まっている、
国鉄特急型の189系。
(。´・ε・`。)シュン…


その列車名どおり雄大な富士山を背にした姿や、
中央本線らしい自然豊かな山あいを走る姿
そしてビルが建ち並ぶ大都会をゆく姿など、
同列車は新宿〜河口湖の104キロという
それほど長くない運転区間ながら、
変化に富んださまざまなシーンが見られます。
私も折りに触れて、
各所での撮影を楽しませてもらいました。
(^_[◎]oパチリ


でも、個人的に忘れてならないのが、
私が住む街、地元での記録。
そこは首都圏近郊の何の変哲もない駅で
あまり写真映えするようなシーンは撮れないけれど、
私にとっては189系ともっとも身近に出会える
大事な場所です。
(=゚ω゚)ノ ヤア

私がこの地に住むことを選んだのは、
おもに仕事場への通勤面の良さによるところが大きく、
決して189系の存在を意識したわけではないのですが
(私が住み始めた頃にはまだ
各地に国鉄特急型が数多く残っていたし)、
結果的に最後の国鉄特急色(クリーム+赤)となった列車を、
自転車でしゃしゃ〜っと
気軽に見に行けるなんて、
考えてみたらなんとも幸せな環境でした。
。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。



そんな終焉迫る189系の「ホリ快 富士山」を
地元の駅でお見送り。
(^_[◎]oパチリ

ちなみにこの三鷹駅、
ダイヤ改正後は「ホリ快 富士山」の停車駅から
外されることとなり、
189系のあとを引き継ぐE257系の「ホリ快」は
同駅を停まらずに通過してしまいます。

鉄ちゃんとして、また、三鷹市民として、
色々な思いが私の心を駆け巡るなか、
定刻17時50分発の新宿ゆき「ホリデー快速 富士山2号」は、
混雑により約3分の遅れで、
夕暮れの三鷹を発車してゆきました。
m9(`・ω・´)シュパーツ!


18.3.4 中央本線 三鷹





0212.jpg
ありがとう、189系「ホリデー快速 富士山」。
同系に似合っていたオレンジ色のヘッドマークを
私は忘れない・・・。
サヨナラ~(´;ω;)ノシ~~~


「ホリ快」運用を終えた豊田の189系
(金曜日運行の「快速 富士山」は、16日が189系の最終)、
来月には「さよなら運転」が予定されています




ONE-shot 280 早春の花道 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 280 早春の花道

0303.jpg
3月17日(土)に実施されるダイヤ改正を前に、
「ホリデー快速 富士山」からの降板が決まっている、
国鉄特急型の189系。
その最終日(11日*)まであとわずか・・・。
(。´・ε・`。)シュン…
(*金曜日運行の「快速 富士山」は、16日が189系の最終)


桜の花と組み合わせて撮ることは、
残念ながら叶わなそうですが、
梅の花は引退前に間に合ってくれました。
(´▽`*)キレイ♪

日に照らされて鮮やかに浮かび上がった
白梅、紅梅。
春の訪れを告げる使者が、
本格的な春を前に去りゆく老兵を
そっと見送ります。
。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


梅林のウラからいきなり列車が飛び出すアングルに
集中力と緊張感を持ちつつも、
引退前の貴重な一枚を意識して、
噛み締めるようにシャッターを切りました。
【◎】]ω・´)パチッ!


18.3.3 中央本線 高尾-相模湖






そして同日の夕方には、
多摩川の鉄橋(日野〜立川)で上りの新宿ゆきを。
(^_[◎]oパチリ

0304.jpg
この日は西日が雲に隠されてしまって
かなりキビシい露出条件でしたが、
薄暗いなかにヘッドマークの行灯が浮かび上がり、
案外悪くない雰囲気となったように思います。
(・∀・)イイネ!
(よくみるとその車内は、富士山観光の行楽客に加えて、
“お名残り乗車”と思われる鉄ちゃんの方々で満員状態 w)

あらためて見る「ホリデー快速 富士山」のヘッドマーク。
夕日(朝日?)の「赤富士」をイメージした絵幕は、
特急列車にも劣らない、いいデザインですね。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。



上越線・吾妻線・・・115系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.02.24 上越線・吾妻線
引退まで秒読み・・・
上州の湘南電車・115系 撮影
 

春の兆しが感じられるようになると、私はいつも以上に落ち着きが無くなります ((o(・∀・`)o))ソワソワ。花粉症だから・・・というのもあるけれど (*`<´)・:∴ ヘーックシ!、それ以上に鉄ちゃんとして気になるのが、毎年恒例で3月の中旬に実施されるJRのダイヤ改正 σ(゚ー゚*)ダイカイ…。今年は新たな路線の開業やデビューする列車・車両といった、大きな目玉となる話題はとくにないものの(新駅の開業くらいかな?)、細かいところでさまざまな動きがあるようです (・o・*)ホホゥ。

なかでも個人的な趣味目線で衝撃だったのは、ここ最近の拙ブログで何度もお伝えしているとおり、中央本線の行楽臨時列車「ホリデー快速 富士山(快速 富士山、快速 山梨富士)」の使用車種変更 ガ━━━━Σ(゚д゚lll)━━━━━ン!。既存の189系からE257系(500番台)へと置き換えられ、仕事を失った国鉄型の189系(豊田車)は残念ながら、翌月の「さよなら運転」で退役することとなってしまいました (´・ω・`)ショボーン。残り少ない運転機会を大事に記録したいところ(・・・と言いつつ、飲み屋なんかと絡めて撮っていたりして ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ)。

そして関東近郊ではこのダイヤ改正を機に、引退する国鉄型車両がもうひとつ・・・( ̄△ ̄;)エッ…。
それは群馬の高崎にある車両基地(高崎車両センター)に所属し、信越線や上越線、吾妻(あがつま)線、両毛(りょうもう)線などで長年にわたり使われ続けてきた、普通列車用の115系 (゚ー゚*)ゲゲゴ。かつて東海道線を走っていた湘南電車と同じ深緑とオレンジのカラーリングから「上州(群馬)の湘南電車」、またはその色から「かぼちゃ電車」などとも呼ばれる、北関東(おもに群馬や栃木)でおなじみの電車です (´∇`*)カボチャ♪。その高崎の115系も車両の老朽化によって後継の211系へ置き換えが進み、とうとう今春限りで引退することとなりました (´・ω・`)ショボーン。
私は個人的に北関東との縁は薄いけれど、普通列車が乗り放題の「青春18きっぷ」を愛用する「18きっぱー」として、高崎の115系で運用される普通列車には幾度となくお世話になったもので、愛着のある車両のひとつと言っても過言ではありません (´ω`)シミジミ。そして高崎の115系はこれまでにも、信越線上越線でネタ的な臨時列車が走る際のついでや、ダム建設による路線の付け替え(ルート変更)が行なわれた吾妻線、さらには余っていた「18きっぷ」の消化をかねて訪れた両毛線など、機会があるごとにちょくちょく記録してきましたが【◎】]ω・´)パチッ!、やはり引退が迫っていると聞けば、もう一度くらい撮影に訪れたいところです σ(・∀・`)ウーン…。
「あえて言おう、葬〇鉄であると! (*`д´)o 」
それは重々承知ですが、何と言われようと撮れなくなってから後悔するのでは遅い (*`・ω・´)-3フンス!。私は今まさに最後の活躍をみせる「上州の湘南電車」へ会いに、群馬まで行くことを決めました ε=┌(;゚д゚)┘グンマー!。

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首都圏近郊の一部の駅に貼られた、
「Thankyou GUMMA115」のポスター。
そのキャッチフレーズは、
「おじいちゃんが乗った、
お母さんが乗った、
そして僕も乗った。」
(゚ーÅ))ホロリ

 

2月27日(土)

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まだ夜が開けぬ早朝、
(*´0)ゞ。oOフワァァ~ア…
都内の上野から乗るのはもちろん
高崎ゆきの高崎線。
▲東北本線 上野

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上野から高崎までは
1時間40~50分で到着。
ここでE231系の高崎線(左)から、
211系の上越線(右)に乗り換えます。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
▲信越本線 高崎

群馬に晴天予報が出された土曜日の朝。私は都内から高崎線を下り (/*´∀`)o レッツラゴー♪、高崎で上越線の水上(みなかみ)ゆき普通列車へ乗り継ぎます ノリカエ…((((o* ̄-)o。高崎のホームに待機していたのは、115系の後継となった211系。ほんの数年前までは、当駅から各方面へ向かう列車の多くに115系(や107系)が使われていて、115系同士が顔を揃えて並ぶなんてシーンも日常的に見られていたのですが、久しぶりに訪れた高崎はすっかり211系だらけとなっておりました ニゲゲ(゚Д゚≡゚Д゚)ニゲゲ。はたしてそんな状況でお目当ての115系をウマく捕らえられるのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。
実は115系が使われている列車(運用)はあらかじめ決まっており、現在はおもに信越線や両毛線で朝夕のラッシュ時を中心とした運用に就いているようなのですが、そのほかに比較的撮りやすい時間帯で残されているのが、上越線の高崎と水上の間で運転される一往復(731M~738M)(・o・*)ホホゥ。高崎から上越線に向かった私の狙いはこの列車です (´ω`)ナルヘソ。
そして上越線を撮るのならば、私にはかねてから行ってみたいと思っていた撮影ポイントがあり、今回はその場所を目指すこととしました m9(`・ω・´)ケテイ!。列車を降りたのは、高崎から30分ちょっとの津久田(つくだ)。

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上越線の車窓に映るのは、
特徴的な形をした榛名山の姿。
(゚∀゚)オッ!
今日の群馬は予報どおり
気持ちのいい快晴です。
(´▽`*)イイテンキ♪
▲上越線 八木原-渋川(車窓から)

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津久田で下車したのは私ひとり。
(・ω・)ポツン
簡素な造りの無人駅で、
公道に面した入口にはとくに
駅名標などが見当たりません・・・。
▲上越線 津久田

上野0543-(高崎823M)-高崎0729~0745-(上越725M)-津久田0822

津久田(群馬県渋川市)は、のどかな里山に囲まれた集落の一角にある無人駅ですが (´ー`)ノドカ、すぐ近くを利根川が流れており、列車が川沿いをゆくシーンや鉄橋を渡る姿など上越線の撮影ポイントが近辺に点在することで、撮り鉄には知られた駅です ( ̄。 ̄)ヘー。そんな津久田で私が目指す撮影ポイントまでの道のりを、スマホの地図アプリ(g◯◯gleマップね)で検索してみると・・・[]o(・_・*)ドレドレ

0007_1.jpg
地図アプリのナビによると、
駅から撮影地までの距離と時間は・・・
えっ!いちじかんじゅっぷん!?
Σ(゚□゚*)ナニッ!

にゃんと、その距離は約5キロ(4.8キロ)で、徒歩での所要時間は1時間10分と表示されたではありませんか Σ(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!?。このアプリをよく利用する経験から、表されたナビゲートの数値はけっこう正確です(ルート選定には、やや不安があるけど)。マジか、そんなに遠いのか (゚ー゚;)マジカ…・・・って、実はあらかじめ調べてきていて、その遠さはすでに分かっていた事なんですけれどね (-`ω´-;)ウム。
しかし、このハンパじゃない距離 (≧◇≦;)ハンパナイッテ!!、そして線路を背にして、あらぬ方向へ誘導するナビのルート案内 エ?(゚.゚*)ソッチ?・・・もう勘の良い方ならば地図画面を見てお察しのとおり(?)、私が目指しているのは線路から離れた位置にある、高台の俯瞰ポイントです (´∀`;)スキネェ…。

0007.jpg
駅から歩き始めてしばらくすると、
アプリが案内する道は
このような上り坂の林道になりました。
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
気温は低いけれど、
歩いているとそれほど寒さは感じません。

それにしても片道5キロ(単純計算で往復10キロ)( ̄  ̄;)ゴキロ…、徒歩で一時間強とは ( ̄  ̄;)イチジカン…、そこまでして行くほどの撮影ポイントなのか?σ(゚・゚;)ンー…、と思われるかもしれませんが、ここは俯瞰好きにはけっこう有名な場所で、つい最近にも同地で撮影した上越線の写真を私はSNS上で見かけました (゚o゚*)オッ!。ちゃんと同地から撮れるという写真による証明、これはとてもありがたい情報です アリガタヤ(人ω-*)アリガタヤ。
私のようにクルマを使わない徒歩鉄が俯瞰ポイントを目指すうえでいちばん辛いのは、せっかく苦労して登った高台が目的の場所と違ったり (ノO`;)アチャー、場所が合っていても思っていたより木々が生長していたりして (゚Д゚;)エエッ!? 、視界がまったく利かずに線路が見えないこと (_ _|||)ガクッ。これでは苦労が水の泡で、あまりにも切ない (´д`;)トホホ…。
それを考えると、今回の場所はたしかにハンパなく遠いけれど オオサコ(≧◇≦;)ハンパナイッテ!!、頑張って辿り着けさえすればほぼ確実に列車が撮れるという安心感があります ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。それに、合っているのか分からない山道を気がつけば一時間もさまよっていた・・・というより、あらかじめ「この場所まで1時間10分かかる」と分かっているほうが、気持ち的にはだいぶ楽 ( ̄- ̄*)タシカニ。そんな理由から私は、115系の撮影にこの場所を選びました。
まあ、お目当ての115系が津久田を発車するまでには、まだ二時間以上も時間がありますから、焦らずに歩いてゆきましょう (´ω`*)ソダネー。

0008.jpg
三方向に分かれた道しるべ、
こういう時にスマホのナビは助かります。
ん~っと、ここをまっすぐか・・・。
コッチ…((((o* ̄-)o

0009.jpg
低山ながらも少し標高が上がり、
そして日の当たらないような箇所では、
道にけっこうな積雪がありました。
坂道なので滑らないよう気をつけて、
慎重に歩みを進めます
ザクザク…(((o`・ω・)o
(実はここで一回、滑ってコケた
ズベッ!ミ(ノ;_ _)ノ =3)。

0010.jpg
途中で視界がひらけて見えたのは
上越線の線路・・・ではなく、
関越自動車道。
その向こうには谷川岳の山々も望めます。
(゚∀゚)オッ!

たしかに距離はあるし、長い上り坂も続くけれど ε~ε~ε~(((;;´Д`)ヒィ…ハァ…、険しい山道というワケではなく、歩きやすい舗装された林道なので(途中に何カ所か、滑りやすい「スノートラップ」があったけれど)、とくに休まずマイペースで進み続けたところ、ほぼ地図アプリのナビが示した所要時間どおりの一時間ちょっとで撮影ポイントへのアプローチ箇所に到達 ε-(´o`;A フゥ…。そこからさらに林のなかへと伸びる獣道(鉄ちゃん道?)を分け入ると ザクザク…(((o`・ω・)o、木々に囲まれたなかに「史跡 棚下御殿の砦」と記された標柱が建っていました (=゚ω゚=*)ンン!?。

0011.jpg
林道から外れて獣道を進むと、
ザクザク…(((o`・ω・)o
撮影ポイントへの目印となる
白い標柱が見えてきました。
「史跡 棚下御殿の砦」とな?
σ(゚ー゚*)ゴテン?

その柱のウラに書かれているのは「長井坂城は約二キロの北方、南方は津久田城を望む要害で、戦国天正の頃は重要な軍用進路上にあって、本丸からの”馬出し”は県下でも珍しい形式と云われている。」との説明 σ(゚・゚*)ンー…。私は歴史に疎いほうなので書いてあることはよく解りませんが (゚ー゚?)ウマダシ??、どうやらこの地にはかつて、江戸時代前期の永禄年間に上杉謙信によって築かれたと云われる、「上野国・棚下の砦」の名を持つ城があったそうで、利根川の崖に面した西端に本丸を配していたのだとか(標高430mの崖端城)( ̄。 ̄)ヘー。
そして目的の撮影ポイントは、まさしくその本丸があったという台地の崖に面した突端で、標柱からさらに進んで林を抜けると ザクザク…(((o`・ω・)o、目に飛びこんできたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

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標柱からさらに先へ進むと、
木々の向こうに視界が開けてきました。
ちなみにその先は非常に危険な断崖で、
滑落しないよう十分な注意が必要です。
\_( ゚ロ゚)ココ、超重要!!

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安定した無理のない位置から望むと、
このような景色が広がっていました。
w(*゚o゚*)wオオーッ!
右のほうで川を跨いでいるのが、
上越線の鉄橋です。

ダイナミックに蛇行する利根川の流れと、広い田畑を持つ農村集落、そしてそこに敷かれた上越線の線路・・・そんな要素が崖の上から一望できる、まさに期待どおりの素晴らしい眺めじゃありませんか! w(*゚o゚*)wオオーッ!!!。俯瞰好きの私としては、感激で思わず武者震いするほど壮大な情景です ((((;゚∀゚))))ブルルッ!(高くて怖いから震えたんじゃないですよ。でも高所恐怖症の方にはキビシい場所かも(笑))。駅から歩き続けて一時間半、頑張った甲斐があったなぁ・・・・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*: って、いやいや、到達しただけで満足せず、ここでお目当ての115系を撮らなくては意味がありません (;ノ▽ ̄)ア…。
一息ついて落ち着いたのち、さっそく安全な立ち位置からカメラを構えてみます【◎】]ω・)ドレドレ。同業者はほかに誰もおらず、私ひとりでまったりと列車の通過を待っていると、まずは211系の普通列車がやってきました (゚ー゚*)ニゲゲ。

0014.jpg
山あり川ありの
自然豊かな山里を行く、
上越線の普通列車。
211系が鉄橋を渡ります。
▲上越線 津久田-岩本

とりあえず、ここから眺めた壮大な景色のインパクトを素直に表そうと、風景を広く入れてシャッターを切ってみました (^_[◎]oパチリ ・・・が、さすがにアングルを引きすぎか、風景映えしないステンレスの211系ということもあって、これでは列車の存在がほとんど分かりません デンシャ?(゚д゚≡゚д゚)ドコ?(いちおう、鉄橋の上に列車がいます・・・^^;)。山だ、川だ、家だ、鉄橋だ、列車だ・・・と、つい風景の壮大さに誘われて要素を欲張りがちですが <( ̄^ ̄)>ヨクバリ!、もう少し絞ったほうがアングルは落ち着きそうですね σ(゚・゚*)ンー…。今や定期で運転される特急列車はなく、普通列車の運転も日中は一時間に一本程度の上越線ですが、本命の115系が来る前に一本でも211系で試し撮りができたことは助かりました ъ(゚Д゚)グッジョブ。あらためてアングルを立て直して115系に臨みます。
211系を撮った標準系のレンズから望遠レンズに換装し、カメラを双眼鏡代わりにして覗き込んでいると【◎】]ω・)ドレドレ、やがて津久田駅の方から、馴染みのあるカボチャ色の湘南電車が見えてきました (゚∀゚*)キタッ!。

0015.jpg
望む景色のなかに姿を見せた、
6両編成の湘南色115系。
まずはダイナミックなS字カーブへさしかかります。

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カーブを切りつつ、
穏やかな利根川の流れを横目に見て・・・

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集落の家々を見下ろす築堤上を快走。

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そして警笛を短く鳴らし、
利根川を跨ぐ鉄橋へと差し掛かります。

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鉄橋を渡る列車の轟音が響く、
里山の集落。
まだ自然の彩りが乏しい早春の風景に、
湘南色の電車が映えました。
▲五枚いずれも、上越線 津久田-岩本

棚下俯瞰でカボチャくんが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
♪い~まは山なか、いまは川*、い〜まは鉄橋わたるぞと~♪・・・って感じで、まさに「汽車」という童謡を歌うがごとく(*本来の歌詞は川ではなく「いまは浜」ですが)、変化する風景のなかを颯爽と走りゆく「上州の湘南電車」。のどかな山里の風景に電車の色がマッチした、落ち着きのあるいい情景です +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
この湘南色の115系はやはり、ステンレスの211系とは比べ物にならないくらいの存在感があり、それだったら最初の引き画でもじゅうぶんに列車が目立ってくれたかもしれませんが σ(゚・゚*)ンー…、風景を細切れ(?)で撮ったことによって、それぞれのカットがそれぞれのシーンとして確立し、これはこれで面白い「組み写真」になったと思います (・∀・)イイネ!。
引き画は「つい風景の壮大さに誘われて要素を欲張りがち」なんて先述したけれど、一本の列車を追って5カット(いや、下の一枚も含めて6カットか)も撮るほうが、よっぽど欲張りさんですよね(笑) <( ̄^ ̄)>ヨクバリ!。同じ立ち位置からいろんな角度や情景が眺められるのは俯瞰撮影の醍醐味のひとつですが、グ〇コもビックリの「一粒で二度」ならぬ、何度もオイシイこの場所は、一本の列車で存分に撮影を満喫することができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0020.jpg
しつっこく追って、もう一枚。
(^_[◎]oパチリ
日中の上越線に残された、唯一の115系運用。
この地をゆく同系の姿が見られるのも、
あとわずか・・・。
▲上越線 津久田-岩本

まるで模型のように眼下を走り去る115系を見送って、ここでの撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
いま通過した115系の下り列車(731M)は終点の水上で折り返し、約一時間後に今度は上りの高崎ゆき(738M)として津久田へ戻ってくるのですが ε=(=゚ω゚)ノ タライマ!、おそらく一時間も経つとこの場所の光線状態は悪くなる(列車の側面に日が当たるかどうかビミョーなところ)と思われるので、撮影場所を移動することにした私 …(((o*・ω・)o。しかし、津久田の駅の近くにある光線状態の良さげな所を目指してみたのですが、結果を言うと俯瞰ポイントから一時間でその場所へ到達することができず、上りの高崎ゆきは撮り逃してしまいました (ノO`)アチャー。まあ、間に合わせるのは時間的にちょっとキビシいかな・・・とは、思っていたんですけれど、やっぱりムリでした σ(・∀・`)ウーン…。
それでも、念願の俯瞰ポイントから下りの115系が晴天という好条件で撮れたことに満足し、ここはヨシとしましょう (*`д´)=b OK牧場!。

0021.jpg
津久田のホームに入ってきた
上越線の水上ゆき下り列車。
車両はもちろん211系です。
今日はもうここに115系が来ることはない・・・。
(。´・ε・`。)シュン…
▲上越線 津久田

高崎と水上の間を一往復だけという唯一の115系運用が終わり、そしてこの日はとくに臨時列車なども設定されていない上越線。失礼ながら、今日はもう撮り鉄として同線に用はない (´ε`*)ツーン・・・ハズなのですが、私が津久田から乗ったのは、高崎や東京の方へ帰る上り列車ではなく、水上ゆきの下り列車 ( ̄△ ̄;)エ?。はて、いったいどこへ行くのか? 沿線の温泉にでも立ち寄るの? (゚.゚*)オンセン?・・・ではなく、目的はコチラ。

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2/1~3/31の期間で開催中の
Thankyou GUMMA115 湘南色スタンプラリー
スタンプ帳は首都圏の主な駅にて配布されています。

私が手にしているのは、ポップな115系のイラストが描かれた冊子。表紙には「Thankyou GUMMA115 湘南色スタンプラリー」とあります (=゚ω゚=*)ンン!?。そう、実はいま、115系の引退を記念したイベントの一環として、同系に塗られた「湘南色」ゆかりの地をめぐってスタンプを捺すという、「湘南色スタンプラリー」なるものが実施されているのです (゚∀゚*)オオッ!。
スタンプラリーと言えば、先日に私が熱中した「ガンダムスタンプラリー」が記憶に新しいところで (゚ー゚*)ガンスタ、アレですっかりスタンプラリーの面白さにハマってしまった (*゚∀゚)=3ハァハァ!・・・ってワケではないのですが、せっかく115系を撮りに上越線まで足を伸ばしたのならば、馴染みのある同系へ惜別の意味を込めて、記念にスタンプを捺して行きたいところ σ(・∀・*)オシタイ。

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「湘南色スタンプラリー」のラリーマップ。
その範囲は広く、水上や長野原草津口、横川、足利・・・
え?藤沢!? (゚∇゚;ノ)ノ エッ!?

ただし、「湘南色スタンプ」の設置駅は全13駅と数こそ多くないものの(ガンダムは全65駅だった)、かなり広範囲に及んで点在しており、現行の115系が活躍する高崎支社管内の信越線や上越線、吾妻線、両毛線(おもに群馬。一部、栃木)のほかに、なんとかつて湘南色の電車が走っていた東北・高崎線の大宮(埼玉) (゚ω゚;)オーミヤ!?、さらには東海道線の品川(都内)や藤沢(神奈川)にまで置かれていて (゚Д゚;)フジサワ!? 、これらをすべて捺してコンプリート(全駅制覇)するのはかなり至難の業。いや、私にはとてもムリでしょう (ヾノ・∀・`)ムリムリ。
それにイヤラシイ話、たとえ頑張ってコンプできたとしてもその賞品は、「115系の記念ヘッドマークのレプリカ」か、もしくは「温泉旅行(115系グッズ付き)」が、全駅達成した応募者のなかから抽選で1名ずつに当選すると言うもので、こんなん絶対に当たりっこなく、ワタクシ的にコンプへのモチベーションはかなり低め (´σД`)フーン。
でも、コンプ以外にも「エリア賞」が設定されていて、こちらはエリア分けされた各線のスタンプだけを集めれば、1エリアの賞品として「115系のクリアファイル」がいただけます (・o・*)ホホゥ。これくらいなら気軽にトライできるし、115系のスタンプがひとつかふたつ捺せるだけでも、いい記念になりそう (´∀`*)ソダネー。
そこで上のエリア路線図を参照していただくと σ(゚・゚*)ンー…、私が115系を撮影した津久田は上越線の渋川と水上の間にあり、「Cエリア」の二駅ならば難なく巡ることができそうです (゚∀゚)オッ!。目指せ!クリアファイル!(笑)
そんなワケで私は津久田から水上ゆきの下り列車に乗ったのでした (´ω`)ナルヘソ。

0023.jpg
津久田から30分で終点の水上に到着。
(・ω・)トーチャコ
谷川岳の麓にある水上では、
路盤に積雪が見られました。
ちなみに211系の奥で
チラリと顔を覗かせているのは、
同駅で接続する長岡ゆきのE129系。
|∀・)チラッ
▲上越線 水上

津久田1238-(上越733M)-水上1307

ところで、スタンプを捺しに水上へ向かっていた私がちょっとだけ心配だったのが、水上駅での滞在時間 σ(゚・゚*)ンー…。というのも、私が乗った下り列車は水上での終着後、わずか7分程度の停車時間(13:07~14)で折り返してしまいます。それを逃すと次の上り列車は一時間も待たねばならないので、できればこの7分間の停車時間にササッとスタンプを捺して 凸ヾ(゚∀゚*)ポン★、折り返しの列車に戻りたいところ ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。しかし、ほかにもラリーの参加者がいた場合、7分というのはかなりビミョーな時間です ( ̄  ̄;)ナナフン…。ガンダムのときはスタンプを捺すのに20分くらい並んだ駅もあったっけ・・・(゚ペ)ウーン…。とりあえず私は過去に水上で下車した時のことを思い出し、改札口にいちばん近い覚えのある後ろから二両目の車両にて到着を待機。下車後すぐに改札を抜けてスタンプ台へ向かいましたが ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!・・・焦らずとも参加者はほかに見当たりませんですた (´∀`;)ナーンダ。

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名場面や名言がパネルに施されていた
“某スタンプラリー”と違い、
慎ましやかに設置されていた
「湘南色スタンプラリー」のスタンプ台。
ほかに参加者は見られませんでした。
(・ω・)ポツン…

0024_2.jpg
スタンプの絵柄は、水上の駅舎と115系。
凸ヾ(゚∀゚*)ポン★

余裕をもって折り返し列車に戻ることができ、トンボ帰りのごとく水上から上りの新前橋ゆきに揺られて次に下車したのは、やはりスタンプが設置された渋川 (゚ー゚*)シブカワ。

0024.jpg
水上から上り列車で戻り、
次は渋川で降ります。
ん?ホーム上にある待合室のデザイン、
赤い帯の上に見られる三本の縦線は、
かつての三等客車(旧客)を表したもの?
σ(゚・゚*)ンー…
▲上越線 渋川

0025_1.jpg
渋川の絵柄も駅舎と115系。
スタンプのデザインは各駅で共通なのかな?
凸ヾ(゚∀゚*)ポン★

ちなみに水上のスタンプ台は改札の外に設置されていましたが、渋川は改札内にあり、途中下車(改札を出ない)でスタンプを捺すことができました 凸ヾ(゚∀゚*)ポン★(ほかのエリアも同様な設置状態のところが多く、例えば信越線なら途中の安中は改札内で、終点の横川は改札外)。ただし、たいていの列車は渋川のような途中駅での停車時間が短いので、改札内のホームにて次の列車を待つことになります ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
そんな渋川は、先出の簡略的な路線図のラリーマップを見ていただくと分かるように、上越線と吾妻線の分岐駅 (・o・*)ホホゥ。そして実は吾妻線にも、日中から夕方の時間帯にかけて運転される何本かの普通列車に115系の運用が残っており、14時を過ぎた今から向かうと、線内で効率よく上下一本ずつの同系を撮ることができます (゚∀゚*)オオッ!。もちろんこれも115系を記録する大事な機会なので、私は渋川から吾妻線の下り列車に乗りました (*・o・)ノ Go!。ただし、列車の通過時刻と日照時間を考えて、路線の奥のほうまでは踏み込まず、下車したのは渋川からわずか一駅の金島(かなしま)。

0025.jpg
渋川のホームに入ってきた211系は、
上越線から吾妻線に直通する
万座・鹿沢口ゆきの普通列車。
ちなみに左手に見える上りホームの待合室は
やっぱり旧客をイメージしたデザインとなっています
(よく見ると「ハフ4592」って形式が
記されていますた (゚ー゚*)ハフハフ)。
▲上越線 渋川

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0027.jpg
渋川の次の金島で下車。
上越線の津久田と同様に
待合室があるだけの簡素な無人駅です。
▲吾妻線 金島

水上1314-(上越740M)-渋川1352~1422-(吾妻533M)-1428

先ほどの津久田では駅を出てから俯瞰撮影ポイントまでハンパない距離を歩きましたが (≧◇≦;)ハンパナイッテ!!、一転してこの金島で選んだのは駅から数分程度で行ける、近くてお手軽な撮影ポイント ♪~( ̄、 ̄ )ラク。駅を出て線路沿いを下り方(西方)に歩いてゆくと、すぐに見えてくるのが「目印」というにはあまりにも立派すぎる、上越新幹線の高架橋 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。上越新幹線と吾妻線はここでクロス(立体交差)しており、その高架橋の真下に広がる田園地帯が目的地の撮影ポイントです。私はその一画にある、ちょいと高めのポジションに腰を据えました (・ω・)トーチャコ。少し離れたところには二、三人の同業者の方が確認できますが、とくにお互いが干渉し合うような立ち位置ではない模様。

0028.jpg
金島の駅から線路沿いに歩いて数分ほど、
その先にどーんとそびえ立つのは、
上越新幹線の高架橋。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
新幹線で言うとこの場所は、
高崎と上毛高原の駅間に位置します。
吾妻線と立体交差していますが、
とくに乗換駅は設けられませんでした。

0029.jpg
その高架橋の下あたりから
歩いてきた金島駅のほうを振り返ると、
(「゚ー゚)ドレドレ
田園地帯のなかに敷かれた吾妻線の線路と、
その奥には赤城山の山容が望めます。

ここでの狙いは、一時間後にやってくる次の上り列車(新前橋ゆき536M)と、さらにその一時間後の下り列車(万座・鹿沢口ゆき537M)で、この上下一本ずつの二本が115系で運転されています (・o・*)ホホゥ(吾妻線ではその他にも115系の運用がアリ)。
津久田の俯瞰ポイントで撮っていたときはスッキリとした冬晴れのいいお天気でしたが、その後は時間が経つにつれて次第に雲が沸き出し、金島で私がカメラを構える頃にはすっかり日差しが隠されてしまいました σ(・∀・`)ウーン…。まあ、もともと今日の群馬の天気予報は「晴れのち曇り」で、午後には雲が広がると聞いていたし、このような空模様の移り変わりは季節が春になってきた証だと実感します (´ー`)シミジミ。日差しが期待できないのはちょっと残念だけれど、引退まで秒読みとなった115系の記録としては、もはや贅沢を言える段階ではありません (-`ω´-*)ウム。

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吾妻線でも最後の働きをみせる
「上州の湘南電車」。
その姿を雄大な赤城山が見守ります。
▲吾妻線 金島-祖母島(後追い)

吾妻線で115系が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
単線の吾妻線をゆく短い三両編成の115系には、上越線とはまた違った趣が感じられます (≧∇≦)シブイッ!。
曇り空ではあったものの、列車の背後に霞む上州の秀峰・赤城山(あかぎやま)はてっぺんまでその姿を見せていて (゚∀゚)オッ!、「上州の湘南電車」と言われる高崎の115系らしい情景を演出してくれました ъ(゚Д゚)グッジョブ。状況によっては列車主体の編成写真が撮れるだけでもじゅうぶんだと考えていたので、赤城山バックで115系が撮れたのは嬉しい収穫です (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。これがスッキリとした青空の晴天だったらなぁ(晴れればこの時間は順光)・・・は、言わないお約束(笑)。

そして先述したように、ここでは短時間でもう一本、115系(下り列車)を撮ることができます (゚∀゚*)オオッ!。移動手段に乏しい徒歩鉄の私は場所を変えずに、引き続きこの田園地帯の撮影ポイントで次の列車も迎えますが、まったく同じアングルでは面白くないし (´ω`*)ソダネ、実は私には「ちょっとした狙い」があることから、撮り方を変えてみることにしました。はたしてその「狙い」とは・・・?σ(゚・゚*)ンー…
雲に阻まれてお日さまの姿は見えないけれど、明るさが少しずつ失われていくことで日没の近さを感じた夕刻の16時半すぎ、定刻どおりに下り列車の通過を知らせる踏切の警報音が鳴りだしました (゚∀゚*)キタッ!。緊張感を持ってファインダーに集中します (*`・ω・´)-3フンス!。

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唸るMT54!
重厚なモーター音を響かせて、
力強い走りを魅せる、
国鉄近郊形直流電車の雄、115系。
伝統の湘南色を纏ったその勇姿は、
私の目にしっかりと焼き付けられました。
▲吾妻線 金島-祖母島

サイドからの流し撮りで切り取った115系の前頭部【◎】]ω・´)パチッ!。貫通幌やジャンパ線を備えた、無骨なクモハ(制御電動車)の横顔が実に凛々しいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。また、少し高めの目線から狙ったことで、セミクロスシート(ロングとボックスが混在)を配置した車内の様子がよくわかり、国鉄近郊形という同系の特徴を捉えた、なかなか面白い画になったのではないかと思います (・∀・)イイネ!(ボックスのおねえさん、一人旅かな? (´艸`*))。ほぼ狙いどおりに写し止められて満足・・・なのですが、先述した「とある狙い」の結果は残念ながらハズレ ( ̄△ ̄;)エ?。
というのも実は現在、3両編成が全部で10本残っている高崎の115系(6両編成で運転される場合は、3両編成を2本連結)、そのうちの2本(T1022編成とT1032編成)には引退を控えて、先頭車の側面に「ありがとう115系」と書かれた惜別のステッカーが貼られているハズなのです (・o・*)ホホゥ。出会える確率はあまり高くないけれど、ひょっとしたら・・・と思い、ためしに自分の「鉄運」に賭けて先頭車をサイドから狙ってみたのですが 八(゚- ゚)オネガイ!、期待むなしく件のステッカーはありませんでした (_ _|||)ガクッ(やってきたのは、T1027編成)。やはりそんなウマい展開にはならなかったか・・・(^^;)ゞポリポリ。

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走り去る後方の先頭車も
同様にサイドからの流し撮りで仕留めます。
【◎】]ω・´)パチッ!
こちらは制御車(モーターなし)のクハ115で
床下には空間が多く、
また顔に幌がないので、スッキリとした印象。
▲吾妻線 金島-祖母島(後追い)

それでも、たとえステッカーが無くたって、この角度から見る115系は素直にカッコいいと個人的には思うし 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。、高崎支社・高崎車両センターを示す「高タカ」の表記(最初のカットの乗務員扉脇)を確認できる撮り方ができたのも、「上州の湘南電車」としてのいい記録になりました(半分ホンネ、半分負け惜しみ ^^;)。まあ、ステッカー付きの編成とは縁が無かったのだと諦めましょう (・∀・`)シャーナイネ。

これで115系を追った本日の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

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夕暮れ迫る金島に、
高崎ゆきの上り列車が入ってきました。
もう乗車のほうで115系を味わうことは、
できなかったなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。
▲吾妻線 金島

定期運行の終了まで残り半月の時点で撮りに訪れた、高崎の115系「上州の湘南電車」(゚ー゚*)カボチャ。すでに運用がだいぶ減って、撮れる列車が限られるなかにありながら、上越線での俯瞰や吾妻線での赤城山バック、そして先頭部の流し撮りと、個人的に好みの撮り方ができたのは大きな収穫でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。高崎の115系は定期運行終了後の3月21日(祝)に信越線と上越線にて「さよなら運転」が行なわれる予定ですが、現時点で私はまだその撮影に行けるかどうか分からず σ(゚・゚*)ンー…、ひょっとしたら今回が「上州の湘南電車」を撮れる最後の機会となるかもしれないけれど、じゅうぶんに満足のいく記録が残せたと思います (*`д´)=b OK牧場!。
ただ・・・できることならやっぱり、「ありがとう115系」の惜別ステッカーが付いた車両を見たかったなぁ。上越線でも吾妻線でも「ステッカー付き」を見かけなかったと言うことは、両毛線の夕方運用あたりに入っているのかな? σ(・ω・`)ウーン…・・・なんて、思いながら乗っていた、吾妻線(から上越線に直通)の上り列車が終点の高崎に着くと (・ω・)トーチャコ、その到着ホームの反対側に停車していたのは・・・Σ(゚ロ゚〃)ハッ!!

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すっかり日の暮れた高崎に
115系の普通列車が停車中。
その側面をよく見ると・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲信越本線 高崎

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これが2本(2編成)のみに貼られている、
「ありがとう115系」ステッカー。
(゚∀゚*)オオッ!!
湘南色の縁取りのなかに、
感謝の言葉と115系のイラストが
デザインされています。
▲信越本線 高崎

ステッカー付き、イタ━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━ッ!!
高崎で発車を待っていた信越本線の横川ゆき普通列車(149M)は115系で、なんとその先頭車の側面には件の「惜別ステッカー」が貼られているではありませんか!Σ(=゚ω゚=*)マ!?。そうか、コイツは信越線にいたのか・・・コイツゥ(*´∀`)σ。
走行シーンではないホームに停車中の姿、しかも対向ホームからは撮れない状況(隣には高崎線のE233系が停車中)だけれど σ(・∀・`)ウーン…、それでもこのステッカーが一目でも見られたのは、とても嬉しいサプライズです (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。115系から贈られたような鉄運を噛み締めながら、私はそのステッカーにカメラを向けました (^_[◎]oパチリ。

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列車の扉を手で開けて乗り込む、
高崎駅で日常的に行なわれていたそんな光景も
115系がいなくなると見られなくなります。
お疲れさまでした「上州の湘南電車」。
サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~
▲信越本線 高崎

「ステッカー付き」が撮れて、これでもう思い残すことはない!? ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。
いや、もうひとつ忘れてはならないのが、そう、「湘南色スタンプラリー」 (; ̄▽ ̄)ア…。ここまでに私は水上と渋川のスタンプを捺し、上越線エリア(Cエリア)の二駅をクリアしています 凸ヾ(゚∀゚*)ポン★。あとはエリアに関係なく必須とされている高崎のスタンプを捺せば、「1エリア達成賞」で賞品の「115系クリアファイル」が同駅の売店にていただける ヽ(´▽`)ノワーイ♪・・・ハズでした ( ̄△ ̄;)エ?。

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駅舎と115系がデザインされたスタンプ。
必須駅の高崎はオレンジ色の丸い形で、
115系のヘッドマークをイメージした
捺し位置となっています(笑)

しかし、見落としていて気付かなかったのですが、スタンプ帳の注釈(さっきのラリーマップの右上)をよ~く見ると (=゚ω゚=;)ンン!?、そこに記されていたのは「賞品引き換え可能時間 9:00~17:00」。そして今はすでに18時を過ぎた時刻となっていました。もう時間外ぢゃん・・・ orz。う〜ん仕方がない、クリアファイルを貰いにまた高崎まで出直す・・・か!? ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

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今回の「ぐびぐびタイム」(笑)。
高崎駅で選んだ駅弁は、
「群馬特産 榛名ポーク使用
あったか チャーシュー弁当(¥1,100)」。
ご飯の上に群馬のブランド豚「榛名豚」の
大きな焼豚と豚肉のしぐれ煮がのった、
見た目にも豪快なボリューム満点のお弁当。
しかも加熱式で紐を引くと温まり、
柔らかい焼豚がいっそう美味しく食べられます。
ビールとの相性も抜群!
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆・・

金島1728-(吾妻540M)-高崎1802
高崎1847-(高崎1939E)-大宮2006

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そしてオマケでもういっちょ。
都内へ帰るついでで大宮に立ち寄り、
「湘南色スタンプラリー」を捺しますた。
凸ヾ(゚∀゚*)ポン★
絵柄は大宮駅と・・・
115系じゃなくて、なんだコレ?
ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?
どうやら大宮駅の構内にある、
鉄道部品の廃材を利用して作られた
「カエル形ポスト」らしい。
そのポストが115系と同様の「湘南色」に
塗られているのだそうな。
( ´_ゝ`)フーン

大宮2013-(湘南新宿ライン2559Y)-新宿2045