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ONE-shot 249 さらば、蒼き流星 ☆彡 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 249 さらば、蒼き流星 ☆彡

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今春の鉄道趣味界において、
もっとも衝撃的な出来事だったと思われるのが、
かつては寝台特急などで活躍した
国鉄特急型の名車中の名車、583系の引退
ガ━━━━(゚д゚lll)━━━━ン!!。
製造からほぼ半世紀、
多くのファンを魅了し続けてきた名車も、
寄る年波には勝てなかったということか・・・
(´・ω・`)ショボーン
 

 

今さらながら、
今回ご紹介する「ONE-shot」は
遡ること三ヶ月前、
まだ寒さが厳しかった1月の終わりのこと
{{{+ω+;}}} ブルブル。
 
関西から東北への団体臨時列車(天理臨)として
夜行運転で北上していた583系(秋田N1/N2編成)。
そのルート(東海道〜東北本線経由)上にある首都圏の通過は
早朝の日の出前(6時過ぎ)という撮影には厳しい状況で、
できることならば撮影条件の良い日中に通過する、
東北本線の沿線で撮りたいところ。
実は事前にその行動計画も企てていたのです
σ(゚・゚*)ンー…

 
ところがこの日の私は急きょ、
大雪の影響で日程がズレてしまった
鳥取での出張業務が入ってしまい
( ̄△ ̄;)エッ…、
計画していた東北本線での撮影は
断念せざるを得なくなってしまいました
(´д`;)アウ

 
仕方なく、
羽田空港へ行く前に私が立ち寄ったのは、
時間的に搭乗予定の朝イチ便がギリギリ間に合う、
山手線の大塚駅前にある跨線橋。
そう、過去に何度か撮ったことがあった、
スカイツリーを背景にできる、あの場所です

 
それにしても、いくら貴重な583系とは言え、
何も出張の前に慌ただしく、
しかも撮影条件が暗くて厳しいようななかで、
わざわざ撮りに行かなくてもいいのに・・・
σ(・∀・`)ウーン…、
と自分自身で思いながらも、
実はすでにこの時
ひょっとしたら583系は
これが最後の運転になるかもしれない・・・
などと、引退をほのめかすような噂が流れており、
エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
それが気になった私は、
とりあえず記録に残したかったのでした

 
ようやく東の空が明るくなった頃、
ゆっくりとした足取りで都心を走り抜ける583系。
その後ろ姿を見送りながら、
これが最後の撮影とならないことを
願ったのですが・・・
 

 

その数日後、同車の引退を裏付ける、
「さよなら運転」の設定が正式に発表
(゚ー゚;)マジカ…。
今月(4月)の上旬に
東北の奥羽本線(秋田〜湯沢・秋田〜弘前)で
多くのファンに見守られながら、
最終運行が実施されました
(´・ω・`)ショボーン
 

もちろん私も
現地へ駆けつけたい気持ちはあったけれど、
さすがに秋田の地は遠くて、
日程、費用ともにちょっと都合が付けられず、
参戦を断念
結局、この大塚で撮った、
高感度撮影によるザラッザラな一枚が、
私の583系のラストショットとなりました
【◎】]ω・`)パチッ!

 

撮った直後は
これが最後でなければ、お蔵入りだな・・・
と、思っていたボツ写真ですが
o(-"-;*) ウゥム…、
いま見返してみると、
薄暗い早朝の雰囲気が夜行列車らしくて、
583系のメモリアルとしては
意外と悪くなかったのかな・・・
σ(゚・゚*)ンー…

 

 

さようなら、ゴッパーサン
サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~

 
 
17.1.28 山手線 大塚
 

 
 
 

 
☆オマケ★
 
ここで近年のデジカメを使うようになってから撮った583系を、

ランダムにピックアップしてみました。
何枚かは拙ブログで未公開だったと思います。


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快速「交流電化試験50周年記念号」
06.7.15 仙山線 面白山高原-山寺

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快速「水戸梅林号」
07.3.10 常磐線 赤塚-偕楽園(臨)

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特急「ひばり」(リバイバル運行)
07.12.15 東北本線 黒田原-高久

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快速「あいづライナー」
11.5.4 磐越西線 川桁-猪苗代

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快速「あいづライナー」
11.5.4 磐越西線 翁島-猪苗代

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特急「あけぼの」
13.1.4 上越線 津久田-岩本

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団体臨時列車「わくわくドリーム号」
15.6.20 東北本線 大宮-さいたま新都心

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特急「ねぶたまつり号」
16.8.3 車内にて


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981223.jpg
そしてもうひとつ、
これは私がJR全線の完乗を果たした日、
最後の一線となる八戸線(八戸〜久慈)へ向かう際に、
盛岡から八戸まで乗ったのが583系の「はつかり」でした。
振り返ると、いい想い出だなぁ・・・
(´ー`)シミジミ。
98.12.23 東北本線 盛岡


 
 
 

 
 

 
前記事の都電7000形といい、
ちょっと湿っぽい記事が続いちゃいましたが、
いくつもの別れと出会いが交錯した春が過ぎ、
季節は薫風が爽やかな初夏へ・・・
いよいよGW突入ですね!
お仕事の方は大変だと思うけれど、
お休みが取れる方は、
どうぞ楽しい連休をお過ごしください。
(=゚∇゚)ノ



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ONE-shot 248 バトンタッチ [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 248 バトンタッチ

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あとは任せたよ (´ー`)ノ。
 
退役の決まった旧型車が、
後輩の新型車へ、
すれ違い様にエールをおくります。
 
軌道の若草が萌える晩春に、
大都会の片隅で展開された
小さな電車の世代交代劇

 

 
おつかれさま、都電7000形

 
 
17.4.22 都電荒川線 学習院下
 
 
 
 
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ホントは引退する7000形同士
(あかおびの7001と、あおおびの7022)の
離合シーンを狙っていたのですが、
そうウマくはタイミングが合わないもので、
すれ違い場所は、はるか遠く・・・
ヽ(´д`;)アア…。
あらためて、
あのお方のスゴさを実感しました(笑)
 
でも、
いろんな色や形の電車が走っている都電のなかで、
たまたま新旧の黄色並び(一枚目)が撮れただけでも、
個人的にはいい記録になったかな
(^_[◎]oパチリ 。
 
7022.jpg
7000形同士の並びは不発だったけれど、
この日は短い待ち時間で二台の7000形がやってきて、
学習院下の坂を駆け上がる際に唸らせた
ツリカケモーター(旧型車特有のモーター)の甲高い音を
じっくりと聞くことができました。
グウウウゥゥゥゥ━━━━( ̄- ̄ 3)━━━━━ン…。
都心でこの音が聞けるのも、あとわずかなのね・・・。

 
 
 
 

 
☆オマケ★
 
そんな都電7000形の引退を記念して、
先日(3/25)には都電のラッピングを施した都営バスを
展示・公開するというイベントが京橋で行われ、
たまたまそっち方面(銀座)に別件の用事があった私は、
その様子をちょろっと覗いてきました (「゚ー゚)ドレドレ。

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ラッピングで都電7000形を模したという都バス。
でも、あくまでも個人的にですが、
やっぱり都電には見えないなぁ・・・
(^^;)ゞポリポリ。
そういえばひと昔前のほんの一時期だけ
こんな色の都バスが走っていなかったっけ?
σ(゚・゚*)ンー… 

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バスの側面には当時の行先板も再現。
上野から日本橋や銀座を経て、
三田まで走っていた都電の系統があったのね
( ̄。 ̄)ヘー。

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なんと車内の柱には
ホンモノの都電の鐘が移設されていました
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。
ちなみに発車する際にこの鐘が鳴らされたことから、
路面電車はチンチン電車とも呼ばれているんですよね
(´▽`*)チンチ〜ン♪。

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さらに車内の広告スペースに掲示されていたのは、
都内じゅうに都電が走っていた時代(昭和28年)の
路線図。
こんなにたくさんあったのに、
今では荒川線(早稲田〜三ノ輪橋)のみ・・・。

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イベントでは1962年の路線図
(現在の地図に当時の都電の路線を書き込んだもの)
が配られていました ドゾー(*・∀・)つ[]。
そして右のお煎餅は7000形の引退を記念して
銀座の老舗煎餅屋「松崎煎餅」さんで販売された、
「都電7000形三味胴(いわゆる瓦せんべい)」。
食べるのがもったいないくらい、良くできています(^^)
(カエル煎餅はかわいかったので、ついでに買っちゃった♪)。


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わたらせ渓谷鐵道・・・桜満開の「トロッコ」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2017.04.15
わたらせ渓谷鐵道
桜花、桃花らんまんの春鉄路♪
「トロッコわたらせ渓谷号」撮影記
 
  

4月もはや中旬。東京近郊の桜は見頃を過ぎ、だいぶ葉桜が目立つようになってきました (゚- ゚)サクラチル…。今シーズンは開花してから気温がグッと低くなる日もあり、例年に比べると桜が長持ちしたとも言われていますが、残念ながら個人的にはあまり晴天に恵まれず (´д`;)アウ…、前々記事の国鉄色189系前記事のEF65や旧型客車(旧客)など、国鉄型車両と満開の桜という最高の組み合わせは記録できたものの【◎】]ω・`)パチッ!、やはり曇りや雨のシーンばかりでは不完全燃焼の感じが否めません ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。

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近場の駅で手軽に桜鉄 (^_[◎]oパチリ。
このあずさ色の189系(ホリ快の回送)は
前記事の翌日に撮ったものですが、
窓のワイパーが動いているので分かるように、
この日も雨模様ですた・・・(-ω-;)アメ…。
▲17.4.9 中央本線 三鷹

ああ、せめて一枚くらいは晴れた日に桜鉄(桜と鉄道のコラボ撮影)をしたかったなぁ・・・(・ε・`)チェ と、半ば諦めムードが漂っていた私。そこへ、どこからともなく聞こえてきた(気がする?)のが、「あきらめたら、そこで試合・・・いや、桜鉄は終了だよ」という天の囁き (*゚ロ゚)ハッ!!。そうだ、諦めるのはまだ早い。思い返してみると先週に旧客の撮影で訪れた栃木では、宇都宮近辺こそ桜はほぼ満開状態であったものの、少し北上した今市や矢板のあたりでは、まだほとんど咲いていませんでした σ(゚・゚*)ンー…。ということは、関東でも少し気温が低い郊外のほうに足を伸ばせば、まだまだ満開の桜が拝めるかもしれません (゚∀゚*)オオッ!!。週末のお天気は回復傾向でまずまずの予報。そこで私は今シーズン最後の桜を求めて、ためしに北関東のほうへお出かけしてみることにしました ε=┌(;゚д゚)┘サクラッ!。その目的地はいったいどこなのか、果たしてそこに桜は咲いているのか!?(・・・って、拙ブログの場合は、タイトルで答えが分かっちゃうんだけどね ^^;)。
 
 
4月15日(土)

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今回は東武スカイツリーラインでお出かけ。
σ(゚ー゚*)スカイツリーライソ…
北千住のホームに入ってきた10000系は、
急行の館林ゆきです。
▲東武伊勢崎線 北千住

予報どおり晴天となった土曜の朝、まず私がやってきたのは、JR常磐線、東武スカイツリーライン(伊勢崎線ね)、つくばエクスプレス、そして地下鉄の日比谷線と千代田線が乗り入れる、都内東部の交通の要衝、北千住(きたせんじゅ)(゚ー゚*)センヂュ。今回は珍しくJRではなく、ここから東武線に乗ってスタートします (/*´∀`)o レッツラゴー♪。都内から目的地へはいろいろなルートがあるのですが、在来線を利用した場合の到達時間はどれも大差なく σ(゚・゚*)ンー…、運賃的にいちばん安いのと、乗るのが久しぶりということで、同線を選んでみました コッチ…((((o* ̄-)o。東武伊勢崎線は東京の浅草から、北千住、春日部、久喜(くき)、館林(たてばやし)、足利市、太田などを経由し、群馬の伊勢崎(いせさき)までを結ぶ私鉄路線で、都心への通勤客が多い浅草と久喜の間には沿線の名所にちなみ(?)「東武スカイツリーライン」の愛称がつけられています ( ̄。 ̄)ヘー。また同線は都心と両毛(りょうもう)地域(栃木県南西部から群馬県南東部に跨がる一帯)を結ぶ役割も担い、有料特急の「りょうもう」号が頻繁に運行 (゚ー゚*)リョーモー。ただし今回は、急行列車(特別料金不要)のほうが朝イチの特急「りょうもう1号」よりも早く目的地に着けるので、味気ないロングシートの通勤形電車で向かうこととなりました (-ω-`)ロング…。

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途中の羽生(はにゅう)で見かけたのは、
秩父鉄道の電車(7500系) (゚∀゚)オッ!。
秩鉄の沿線も、まだ桜が持っているかな・・・
と、ちょっと期待したものの σ(゚・゚*)ドーダロ、
どうやら”某ブログの赤い方”の情報によると、
大麻生や長瀞など沿線の桜の名所は、
やはり先週が見頃だったらしい。
なので、今回はスルー。
スルーー( ̄、 ̄*)=3ーーッ。
▲東武伊勢崎線 羽生(車窓(?)から)

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館林では先へ進む、
普通列車の伊勢崎ゆきに乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両は8000系をワンマン改造した、
800系です。
▲東武伊勢崎線 館林

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太田では伊勢崎線から
桐生線の赤城ゆきへ乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
こちらの車両は800系ではない、
ワンマン仕様の8000系・・・
う〜む、違いがよく分からん (-_-;*)ウゥム…。
▲東武伊勢崎線 太田

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桐生線の新桐生と相老の間では、
JR両毛線の線路を跨ぎます。
下新田の留置線には、
115系の姿が見えました (゚∀゚)オッ!。
目的地までのルートには
両毛線と言う選択肢もありましたが、
JRより東武のほうが安かったんです。
18シーズンなら両毛線を選んでいたかな・・・。
▲東武桐生線 新桐生-相老(車窓から)

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桐生線の相老付近で見る前面展望。
この区間は複線・・・というワケではなく、
右手を並行する単線は非電化の別路線です。
▲東武桐生線 新桐生-相老
(前方の車窓から)

伊勢崎線の急行と普通列車を館林で乗り継ぎ ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、さらに太田では支線の桐生(きりゅう)線に乗り換えて ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、北千住から三本の通勤形電車に揺られること二時間半、桐生の市街地を走る桐生線の車窓に、やがて右のほうから非電化の別路線が近づいてきました (=゚ω゚)ノ ヤア。その接続駅である相老(あいおい)で私は東武線を下車。そう、ここで乗り換えるのが今回の目的路線である、「わ鐵」です (゚ー゚*)ワテツ?。

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東武桐生線とわ鐵の接続駅、相老。
写真左手の島式ホームが東武、
中央と右手の対向式ホームがわ鐵です。
シブい茶色の列車が停まっていますね・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?。
▲わたらせ渓谷鐵道 相老

わ鐵とはなんともざっくりとした呼び名ですが、わ鐵こと「わたらせ渓谷鐵道(わたらせ渓谷線)」は、JR両毛線と接続する群馬県の桐生から、大間々(おおまま)、水沼、神戸(ごうど)、足尾(あしお)などを経て、栃木県日光市の間藤(まとう)までを結ぶ44.1キロの非電化単線で、群馬県や沿線のみどり市、桐生市、日光市などが出資する第三セクターの路線です (・o・*)ホホゥ。同線はその名のとおり、渡良瀬川(わたらせがわ)上流の渓谷に沿って線路が敷かれており、都心からの日帰り圏内にありながら、四季折々の自然豊かな車窓風景が魅力のローカル線です ( ̄。 ̄)ヘー。私は以前(7年前の2010年11月)、秋の紅葉の時期に撮影へ訪れたことがありますが、同線の沿線は桜や桃など春の花の名所としても知られており、今回はその咲き具合を期待して旅先に選んでみました (´ω`)ナルヘソ。列車の運行頻度は一時間から二時間に一本程度のわ鐵ですが、わずか3分という好接続で間藤ゆきの下り列車は相老を発車 m9(`・∀・´)シュパーツ!。

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接続した間藤ゆきの下り列車は、
わ89-310形(ディーゼルカー)の単行。
ちなみに、わたらせの”わ”が冠されていますが、
形式に平仮名が使われるのは珍しい (゚ー゚*)ワ。
そして”89”と言う中途ハンパな数字は、
JR足尾線から引き継いだ、
わ鐵としての開業年(1989年)に由来します
( ̄。 ̄)ヘー。
▲わたらせ渓谷鐵道 相老

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ぐんまちゃん(のボード)に見送られて出発進行!
ヾ(´▽`*)グンマチャソ♪
▲わたらせ渓谷鐵道 相老(車窓から)

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0012.jpg

渡良瀬川に沿って走るわ鐵の列車、
間藤へ向かう下り列車の場合、
前半は車窓の右手に川を望むことができます。
▲わたらせ渓谷鐵道
上・大間々−上神梅(後方の車窓から)
下・花輪-中野(車窓から)

0013.jpg

相老で東武線から乗り継いだ私、
わ鐵のきっぷは車内で買い求めます。
(*・∀・)つ[キップ]
ちょっと懐かしいスタイルの車内補充券でした。
左に並ぶ駅名を路線図代わりとして
読み進める際の参考にしていただけたらと思います。
(上が上り、下が下り。相老は上から三つ目です)

相老で乗り継いだ列車はたった一両の単行でしたが、車内は適度に空いていて難なく席に座れた私 (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。ところが二つ目の大間々に到着すると、ホームには多くの待ち客の姿が見られます (゚∇゚;)エッ!?。やはり私と同様に、沿線の桜や桃をお目当てとした花見客でしょうか。これは先日に訪れた小湊鐵道のような「ローカル線混雑(編成が短いローカル線なのに、土日は観光客でドッと混み合う)」を覚悟しましたが・・・(´д`;)アウ…、当列車は車両基地のある大間々で一両増結されて二両編成となり、ひどく混むことはありませんでした ε-(´o`;)ホッ。ちなみに増結されたほうの車両に乗られた方の大半は某旅行会社の団体ツアーらしく、どこからか大間々まで観光バスで来て、大間々から途中の神戸まではわ鐵での列車旅を楽しみ、神戸では先回りしたバスにふたたび乗り換えて、日光のほうに向かう・・・といった行程らしい ( ´_ゝ`)フーン。最近はこの手の乗車ツアー(?)を各地のローカル線でよく見かけるようになりましたね・・・。わ鐵のように増結して、団体客を対応してくれるのはありがたい ъ(゚Д゚)グッジョブ。そんな列車で渡良瀬川の流れを眺めながら進むこと30分ほど、私が列車を降りたのは水沼 (゚ー゚*)タカシ?。この駅は上り方の線路沿いに桜並木があることで知られているのですが、果たしてその咲き具合はどうでしょうか・・・(「゚ー゚)ドレドレ。

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花に囲まれた水沼を発車してゆく
二両編成の下り列車。
右の淡いピンクはソメイヨシノで、
左の濃いピンクは桃の花です。
(´▽`*)キレイ♪
▲わたらせ渓谷鐵道 水沼

0015.jpg
無人駅の水沼ですが、
構内には共同温泉施設の
「水沼駅温泉センター」が併設されており、
屋根には温泉マークが見えます。
▲わたらせ渓谷鐵道 水沼
 

北千住0638-(東武伊勢崎線・急行)-館林0750~0754-(東武伊勢崎線)-太田0824~0837-(東武桐生線)-相老0902~0905-(わ鐵715D)-水沼0932

0016.jpg

そして駅の上り方を望むと、
そこには見事な桜並木がありました。
(゚∀゚*)オオッ!!
▲わたらせ渓谷鐵道 水沼

満開、キタ━*・゜゚・*:.。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。.:*・゜゚・*━ッ!!
下車後に駅横の踏切へ行ってみると、そこではまさに今が満開、今が見頃の立派な桜並木が私を迎えてくれました w(*゚o゚*)wオオー!。これこそ私が期待していた春景です ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪。しかもこんなに見事な風景なのに、同業者やギャラリーが少ない。これはいい撮影条件ではありませんか (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。心を躍らせながらも、まずは冷静に周囲をロケハン。運転本数が少ないローカル線ですから、一本一本の列車を大事に撮りたいところです (´ω`*)ソォネ。そんななかで私が選んだ撮影ポイントは、ちょっと高い目線から桜並木を眺められるような場所。日当りの光線状態もバッチリです (・∀・)イイネ!。

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うららかな春の陽光を浴びながら、
満開の桜を横目に走りゆく
わ鐵のディーゼルカー。
後方を眺めていた乗客のかたも、
思わず指を差しちゃうほどに、
見事な咲きっぷりです。
▲わたらせ渓谷鐵道 水沼-本宿(後追い)

晴天で桜鉄ができました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
まさに桜花爛漫!やっぱり晴天のもとで見る桜は一段と美しいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)キレイ!゜+.゜。傍らをゆくわ鐵のディーゼルカーも、茶色を主体としたシブめの車体色が画のなかで主張しすぎず、桜との組み合わせがなかなかマッチしているではありませんか (σ´∀`)σイイネ~♪。ちなみにこの列車は、一見すると普通列車のディーゼルカーと変わらないように見えますが、下り方の一両は窓の無いオープンデッキ仕様の特別車両(自走式トロッコ気動車・WKT-550形)となっている観光列車で、その名も「トロッコわっしー号」です (゚ー゚*)ワッシー(「わっしー」とは、わ鐵のイメージキャラクターの「わっしーくん」にちなんだもの)。ただし、撮影したこの角度ではそのオープンデッキという特徴がまったく分からないのですが、私的にはあえて観光列車ではなくローカル線の素朴な普通列車風に見せたかったので、これでOK牧場(笑)(*`д´)=b OK牧場!。

0018.jpg

去りゆく列車のあとを追うように舞う、
サクラの花びら・・・(゚- ゚)ヒラヒラ…。
▲わたらせ渓谷鐵道 水沼-本宿(後追い)

よく見ると桜の木の下やカーブの奥に同業者の方が写り込んじゃっているけれど (=゚ω゚=*)ンン!?、あの場所は撮影禁止区域では無さそうだし、これだけ見事な桜並木ならば、やっぱり誰もが撮りたいと思うのは当然のことでしょう。最初にカメラを構えていたのは私のほうでしたが、ここで「その場所は入るからどいて! ヾ(`Д´)ノ ドイテ!」などと言うのは無粋な行為だと思い、そのまま見送ることにしました (・∀・`)マ、イッカ。そんな些細なことなど気にならないくらい、本当に素晴らしい風景と美しい桜。ああ、桜を諦めずに、わ鐵まで来てよかったよ・・・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。

0019.jpg

こちらは単行で現れた、
ホント(?)の普通列車。
今度は少し引いた画角で撮ってみました。
(^_[◎]oパチリ。
桜や桃に彩られた、のどかな里山の春景。
▲わたらせ渓谷鐵道 水沼-本宿

下り列車の「わっしー号」は、すぐそこの水沼で上りの普通列車と交換します。撮影地を移動する時間的な余裕はないので、普通列車のほうも同じ場所で撮ってから (^_[◎]oパチリ、次の撮影に向けて移動することにしました イドウ…((((o* ̄-)o。水沼の駅へ戻って、私はふたたび下りの普通列車に乗車。

0020.jpg

駅の構内に架かる跨線橋の上から、
桜をかすめて向かってくる下り列車を狙います
(^_[◎]oパチリ
私は撮影後にこの列車へ乗り込みました。
ε=(=゚ω゚)ノ ノリマツ!
なかなか効率のいい桜鉄(笑)
▲わたらせ渓谷鐵道 水沼

0021.jpg

10分ほど揺られて、小中で下車。
(・ω・)トーチャコ
ちなみに乗ってきたのは
2011年に導入された新しめの車両で、
WKT-500形。
 +(0゚・∀・) + ワクテカ? +
WKTはわたらせ渓谷鐵道の略かな?
平仮名の”わ”は、やめちゃったのね。
▲わたらせ渓谷鐵道 小中

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無人駅の小中は、
ホーム上に待合室があるだけの
簡素な造りです。
下車したのは私の他にお一人だけ。
▲わたらせ渓谷鐵道 小中

水沼1044-(わ鐵717D)-小中1056

次にやってきたのは、水沼から三つ目の小中(こなか)(゚ー゚*)コ.ナ.カ。この地は以前にも撮影へ訪れたことがあり、実はそのときから気に留めていた桜の木があるのです σ(゚・゚*)ンー…。それは線路沿いにある廃校の校庭にひっそりと佇むもので、晩秋だった前回は枯れ木の状態でしたが、おそらく今の時期はきれいに花を咲かせていることでしょう (*゚v゚*)ワクワク♪。その「学校桜」を写し込める撮影ポイントまでは、駅から歩いて10分程度のお手軽な距離 テクテク…ε=ε=ε=┌(*・_・)┘。

0023.jpg

駅前から国道を進むと、
高台から見えるのは、
廃校となった小学校とその校庭。
お、桜がいい感じ (゚∀゚)オッ!。

0024.jpg

学校から少し進んだところにある
渡良瀬川に架かる橋の上からは、
その校庭の桜の木と、
手前を走るわ鐵を一緒に撮る事ができます。
桜の向こうに見えるのは木造校舎。

撮影ポイントとなる渡良瀬川の橋の上から件の桜を望むと、こちらも水沼の桜並木と同様に見事な満開。晩秋とはまったく違った情景が広がっていました (゚∀゚*)オオッ!!。こののどかさが漂うロケーションで狙うのは、今までのディーゼルカーによる普通列車ではなく、撮り鉄的にわ鐵の目玉ともいえる観光列車の「トロッコわたらせ渓谷号」σ(゚.゚*)トロッコ?。トロッコとは先ほどの水沼で撮った「トロッコわっしー号」のことかというと、そうではありません。観光路線として力を入れているわ鐵にはディーゼルカーの「わっしー号」の他にもう一本、ディーゼル機関車が牽引する客車タイプのトロッコ列車も運行されており、それが「トロッコわたらせ渓谷号」です (・o・*)ホホゥ。機関車が牽く客車列車ならば編成全体が分かるように撮りたいと思い、今度は引き画が撮れる小中の撮影ポイントを選んだのでした (´ω`*)ナルヘソ。ところが、水沼から小中へ移動している間に上空は雲が広がり出し ( ̄△ ̄;)エッ…、気が付けば青空がまったく見えないドン曇りとなってしまいました (´д`;)アウ…。さっきまではあんなに晴れていたのになぁ・・・。ホントに春の天気は読めませんね ”o(-ω-;*)ウゥム…。。残念ながら天気が回復することなく迎えてしまった、トロッコ列車の通過時刻・・・。

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花曇りのもとで咲き誇る満開の桜が
観光客でにぎわうトロッコ列車を迎えます。
それに応えるように鳴らされた汽笛一声。
▲わたらせ渓谷鐵道 小中-神戸

桜バックでトロッコが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
学校桜を愛でるようにゆっくりと進む、茶色いDE10が牽引する「トロッコわたらせ渓谷号」。曇り空のしっとりとした雰囲気も相まって、これはまた情緒的でシブいシーンだなぁ・・・(´ー`)シミジミ。もちろん正直言えば、スッキリとした晴天のもとで撮りたかったのは言わずもがなですが (・ε・`)チェ、個人的に一度は花開いた姿で撮りたいと思っていた念願の学校桜を、満開の状態で客車のトロッコ列車と組み合わせられたことは、決して悪くはない嬉しい収穫でした (´ω`)ソォ…ネェ…。・・・って、これはいつも曇られた時に発する、半分ホンネ、半分負け惜しみってヤツですけどね・・・(^^;)ゞポリポリ。

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引いてもう一枚 (^_[◎]oパチリ。
山里に佇む旧校舎を背にして、
渡良瀬川沿いをゆくトロッコ列車。
窓の無いオープンデッキの乗客は、
爽やかな春風を感じられたことでしょう。
▲わたらせ渓谷鐵道 小中-神戸

0029.jpg

同ポイントの逆サイドからは
上りの普通列車を撮ってみました。
(^_[◎]oパチリ
廃校になっても校庭に立ち続ける桜の木、
いつまでもこの集落のシンボルとして
花を咲かせ続けて欲しいものです。
▲わたらせ渓谷鐵道 小中-神戸(後追い)

すっかり曇り空となって、私のテンションはちょっと下がり気味ですが ε-(・д・`)ハァ…、それでも先ほどの水沼で満足のいく晴れカットを一枚でも抑えられたことから、気持ちにはどこか余裕のようなものがありました σ(・∀・`)マ、イッカ。ぶっちゃけ、拙ブログなら「ONE-shot」でも記事が作れるし(笑)。あとはもう曇天で大した画が残せないとしても、引き続きわ鐵の撮り鉄、乗り鉄を楽しみましょう (´ω`*)ソォネ。小中の駅に戻って、また下り列車へと乗り込んだ私。次に向かうのは、やはり今の時期のわ鐵では外せない、有名な「あの駅」です σ(゚ー゚*)ドコ?。

0030.jpg

小中の駅横に架かる鉄橋の傍らには、
これまた立派な桜の木がありました。
(゚∀゚)オッ!
この場所からホーム上の乗車口までは
歩いて30秒、走って10秒・・・
サッと撮ってから、この列車に乗り込みます。
ε=(=゚ω゚)ノ ノリマツ!
▲わたらせ渓谷鐵道 中野-小中

0031.jpg

小中の次駅は神戸。
鮮やかな桃の花が咲くホームに
列車は到着します。
跨線橋上のギャラリーがスゴいなぁ・・・
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。
▲わたらせ渓谷鐵道 神戸(前方の車窓から)

0032.jpg

花見客でにぎわう神戸で下車。
(・ω・)トーチャコ
ここでは上下の列車が交換します。
右手前が私の乗って来た下りの普通列車で、
左隣は上りの「トロッコわっしー号」。
さらに左手のほうに見える車両は、
のちほどご紹介。
▲わたらせ渓谷鐵道 神戸

続いてやってきたのは小中の次駅の神戸 (゚.゚*)コーベ?。関西を代表する兵庫の港町と同じ字を書きますが、「こうべ」ではなく「ごうど」と読みます (゚ー゚*)ゴード。ここは到着した列車の写真を見てもお分かりのように、ホーム上や駅舎のまわりを無数の桜や桃(花桃)の木が囲む、春の花の名所として知られる有名な駅で、その華やいだ雰囲気はまさに桃源郷 (´▽`*)キレイ♪。この日も多くの花見客で駅のなかは賑わっていました ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪。そういえば、朝に大間々から乗ってきた団体のツアー客も、列車での目的地(下車指定駅)はここでしたね。

0033.jpg

花の駅・神戸をあとにする下り列車。
多くのギャラリーが集まる構内の跨線橋上から、
腕を高く伸ばしてライブビュー撮影してみました。
(^_[◎]oパチリ
▲わたらせ渓谷鐵道 神戸

0034.jpg

神戸の駅舎は懐かしい雰囲気が漂う、
味のある木造平屋建てで、
まわりの花木ともマッチしています。
ただし駅舎には駅員の姿がない無人駅。
あ、雨が降って来た・・・ 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ…。
▲わたらせ渓谷鐵道 神戸

小中1215-(わ鐵719D)-神戸1219

訪れていた観光客の大半(団体ツアー含む)は、ホームや跨線橋、踏切など駅の構内でお花見を楽しんでいらっしゃいましたが、実は神戸での撮り鉄的な花見の名所は駅だけでなく他にもあります コッチ…((((o* ̄-)。そちらが私の目指す撮影ポイントで、駅を出て下り方向へ道なりに少し進むと、陸橋の上からは線路に沿うようにして立つ鮮やかな花桃の並木が望めました (゚∀゚)オッ!。

0035.jpg

駅から歩いて数分程度、
わ鉄の線路を跨ぐ陸橋に来ました。
線路に沿った花桃の並木が見えます。
傘を差しているのは、
列車の通過を待っている先客の方。

春の花咲く時期の限定ではありますが、ここはわ鐵で屈指のお立ち台と言っても過言ではない有名な撮影ポイント。今はまさに花桃が満開なので、同業者の混雑を覚悟してきましたが・・・σ(゚・゚*)ゲキパ?、幸か不幸か、私がちょうど神戸に到着したあたりから雨が降り出してきてしまい 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ…、同ポイントにいらした先客の姿はわずかに二、三人程度(置き三脚は多かったけれど、人はいなかった)(゚o゚*)オッ!。これならば余裕で好みのアングルから撮影することができます (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。それにしても、今日の群馬の天気は「晴れときどき曇り」だったハズで、雨が降るなんて言っていたかなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。

0037_1.jpg

春雨がそぼ降るなか、
濃淡の花桃に彩られた鉄路をゆく、
ディーゼルカーの普通列車。
わ鐵が魅せる春舞台です。
▲わたらせ渓谷鐵道 沢入-神戸

花桃バックが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
望遠レンズを装着してファインダー越しに眺めた花桃は圧巻のボリューム、そこにライトを輝かせて現れたディーゼルカー・・・単なるローカル線の普通列車ですが、思わず鳥肌が立ってしまうほどにシビれる光景が展開されました 。+.(≧∀≦)シビレルッ!+.゚。色が濃い花桃は曇天下でもあまり鮮やかさが失われないのがいいですね (´▽`*)キレイ♪。もちろん晴れていたら、また違った感じなのでしょうが、これはこれで悪くない雰囲気になったのではないかと思います (*`д´)=b OK牧場!。ただ、この素晴らしいシーンを前にしてひとつ残念だったのは、私の持つ機材装備が望遠のズームレンズにテレコンバーターを噛まして無理矢理に焦点距離を稼いだという荒技で、しかも曇り空で露出が絞り込めない苦しい状況となり(感度がISO500で、開放から半絞り程度(×1.4のテレコンなので、一段落ち)、SSは1/400sec)、せっかく撮れた写真の画質があまり良くないこと "o(-ω-;*)ウゥム…。こういうとき、やっぱり精度の高い単焦点レンズが欲しくなるよなぁ・・・σ(・∀・`)ホスィ…。でも、持っていける機材がかなり限定される徒歩鉄の場合、どうしても汎用性の高いズームレンズに頼ってしまうのが実情なんですよね(単焦点でレンズを揃えるオカネも無いし)(・ε・`)シャーナイネ。なんて、機材にちょっとした不満はあるものの、画自体には満足のいく結果が得られました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0037.jpg

同じ陸橋上から反対側も撮影。
(^_[◎]oパチリ
咲き乱れる桃や桜の花をかすめて、
列車は神戸の駅へ入ってゆきます。
▲わたらせ渓谷鐵道 神戸-沢入(後追い)

0039.jpg

神戸の構内の一角には
保線用のモーターカーが留置されていました。
黄色い保線車両で桜鉄もいいもんですね(笑)
(・∀・)イイネ!
▲わたらせ渓谷鐵道 神戸

0040.jpg

そして上りホームに停車・・・いや、
併設しているのは、
廃車となった東武の特急形車両(1720系・DRC)の
中間車二両を活用した列車レストランです。
( ̄。 ̄)ヘー
先頭車だったら良かったのにな・・・。
(ちなみにDRCの先頭車は東京の東武博物館と
さいたまの岩槻城趾公園に静態保存されています)

0041.jpg

そんな列車レストランで販売されているのが、
わ鐵の駅弁「やまと豚弁当(¥1,030)」
群馬のブランド豚である「やまと豚」の焼肉を
醤油ベースのタレで仕上げた豚丼です。
肉質がきめ細やかで柔らかく、
脂肪に甘みがあるやまと豚は風味が抜群。
☆☆☆・・ ブタ(゚д゚)ウマー!
この駅弁にはおまけで
トロッコ号の手ぬぐい(上)が付属しています。

名所の花桃並木で普通列車を一本撮ったのち、神戸の待合室で昼食に駅弁を食べて一息 ≠( ̄~ ̄*)モグモグ。このあとの撮影は、先ほど小中の学校桜で撮った客車の「トロッコわたらせ渓谷号」が足尾から折り返してくる、復路の上り列車がメインターゲットとなります (゚ー゚*)トロッコ。当初はそのトロッコも神戸の花桃並木で撮ろうかと考えていたのですが、同ポイントにはすでにトロッコ狙いだと思われる場所取り(置き三脚ね)がしてあったし、さっきの普通列車と同じ場所で撮るのも面白くないかと考え直して σ(゚・゚*)ンー…、やっぱり別の場所へ移動することにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。わ鐵は神戸から先、さらに足尾、間藤方面へと伸びていますが、ここから次の列車で下り方向へ進むと、上りのトロッコとは行き違う(交換)ことになってしまうので、私が神戸から乗ったのは相老の方向へ戻る形の桐生ゆき上り列車です コッチ…((((o* ̄-)o。銅山の坑内跡が残る足尾などは、またの機会に訪れてみたいものです。

0042.jpg

やはりここでも乗る前に、
入線する列車を桜や桃と絡めて撮らにゃ
もったいない (^_[◎]oパチリ
桜と桃が共演するこの風景、
駅構内の跨線橋から撮ったとは思えない絶景です。
。゜+.(´∀`人)ステキ♪゜+.゜。
▲わたらせ渓谷鐵道 神戸

0043.jpg

神戸に到着した上り列車。
ああ待って、私も乗ります~!
ヽ(´д`;)マッテ~!
・・・って、慌てなくても、
行き違いの交換列車を待ってからの発車です。
▲わたらせ渓谷鐵道 神戸

神戸から花見帰りの乗客は多かったものの、もともとはガラガラの状態で入ってきた二両編成の上り列車だったので、この列車でも私は難なく席に座れました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。さて、次にトロッコを狙う撮影ポイントの候補としては、先ほどの水沼の桜並木も上り列車を撮るのに適しているのですが、やはり同じ場所では面白くないし、それに今のドン曇りの状態では、朝の晴天で撮った普通列車(わっしー号か)よりもいい画になるとは思えない (゚ペ)ウーン…。そこで私は往きの列車の車窓から眺めていて気になっていた、もうひとつの桜満開ポイントへ行ってみることにしました (*・o・)ノ Go!。神戸から列車に30分ほど揺られて、下車したのは大間々 (゚ー゚*)オーママ。

0044.jpg
0045.jpg

往きの列車で車両の増結が行なわれた、
大間々まで戻ってきました。
大間々はわ鐵の業務上の中心駅であり、
同線の運行機能を管理するCTCが設置されています。
また本社や車両基地も同駅の構内に併設。
▲わたらせ渓谷鐵道 大間々

神戸1403-(わ鐵722D)-大間々1435

神戸と大間々はそれほど標高に差が無いと思われますが(わ鐵の勾配がキツくなるのは神戸よりも先の区間)、里山の雰囲気が漂っていた神戸や小中より、ある程度の街が形成された大間々では、少し空気の流れが違うように感じます σ(゚・゚*)ンー…。そんな大間々では雨がやんでいた・・・というか、あまり降った形跡も見られませんでした。ま、相変わらずの曇り空であることに変わりはないのですが・・・ε-(-ω-;)ドングモリ。目的の撮影ポイントには、大間々の駅から線路沿いの道を下りの方向へ歩くこと20分ほどで到達 (・ω・)トウチャコ。やはりここでも、水沼や神戸に負けないほどに咲き誇る、見事な桜が迎えてくれました (゚∀゚*)オオッ!!。

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次にやってきたのは、
カーブする線路の両側に桜の木が立つ、
このような撮影ポイント。
ん、ちょっと青空が見えてきたか?
(゚ー゚?)オヨ?

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カーブをゆく単行の普通列車を
あふれんばかりの桜が優しく包みます。
曇り空でも色褪せない桜の美しさ。
▲わたらせ渓谷鐵道 上神梅-大間々(後追い)

線路の両側を満開の桜が囲むようにして立つこの場所もまた、花にボリュームがあっていい感じです (・∀・)イイネ!。相老から乗った往きの下り列車でここを通過した時、ホントに一瞬、車窓がピンクに染まったように見えたほどの桜 w(゚o゚*)w オオー!。すぐに戻ることはできなかったものの、帰りに立ち寄れたらいいなぁ・・・と思っていた場所でした (´ω`*)ナルヘソ。今の時間帯の光線状態(日当り具合)がイマイチ読めないけれど、まあ日の当たらないドン曇りならばカンケーないか (▼_▼*)カンケーナイネ。ところが、春の空と言うのは気まぐれなもので、本命のトロッコを待っているうちに上空は雲がみるみる流れてゆき (=゚ω゚=;)ンン!?、なんとあっという間に青空が広がったではありませんか Σ(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!??。太陽が顔を出したことで撮影ポイント一帯に降り注いだ眩しい日差し、その光線状態は・・・(;`ロ´)ハッ!

0048.jpg

ものの30分も経たないうちに、
一気に雲が流れて、
晴天となった撮影ポイント。
線路に影が・・・

だあああああ、自分の立ち位置である築堤の影が、モロに線路へ落ちているぢゃないですか!Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。しかも両側の桜は左が陰なのに対して、右はバリバリの陽当たり良好。左右の明暗差がキツすぎるというマンダーラ(まだら)ポイントで、これは痛恨の撮影地ミスと言えるでしょう マソダーラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダーラ♪ 。曇っているから大丈夫と言う判断は甘かった・・・ il||li _| ̄|〇 il||lii。そりゃたしかに私は、スッキリとした晴天のもとで桜鉄がしたいと言ったさ。そしてドン曇りの空にも嘆いたさ。でもね、何もこんな場所のこんな時に限って、急展開の晴れ運が発動しなくてもいいじゃない・・・(´д`;)トホホ…。このマンダーラの状態が分かっていたら、私はおそらく・・・いや絶対に選ばなかったであろうこの場所。しかし、トロッコが通過するまでにはあと数分程度しか時間が無く、今さら撮影ポイントを変えるワケにはいきません σ(・ω・`)ウーン…。こうなったらもうヤケっぱちで、とりあえずここでシャッターを切ってみよう。そして、その写真がブログの笑いネタにでもなればいいさ アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。と、そんな感じで迎えた「トロッコわたらせ渓谷号」。

0049.jpg

桜のトンネルを抜けて顔を出した、
「トロッコわたらせ渓谷号」のDE10。
うららかな春の陽が、
満開の桜を浮かび上がらせます。
春、らんまん♪
▲わたらせ渓谷鐵道 上神梅-大間々

あれ、意外と悪くない・・・? (・△・?)アリ?。いや、いい感じに撮れてんじゃん!ヽ(*’0’*)ノ ワァオォ!!。苦し紛れでも、なるべく明暗差を避けて陰となる暗部のほうを主体にしてフレーミングと露出を合わせ直してみたのですが σ(゚・゚*)ンー…、差し込む陽の光によってボリュームのある桜に立体感が生まれたし、よく見ると舞っている花びらも輝いていて、曇りの時の桜とはまったく別の表情です (´▽`*)キレイ♪。さらには茶色いDE10も決して暗い感じにはなっておらず (・∀・)イイネ!、デジカメの背面液晶に写し出された画は、私の予想よりもずっといい雰囲気でした w(*゚o゚*)wオオーッ!。う~ん、何でも撮ってみなきゃ分からんもんだなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。んじゃ、あらためて、
満開の桜で、トロッコが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
晴れ運サイコー!! (。A。)アヒャ☆

0050.jpg

引いてもう一枚 (^_[◎]oパチリ。
さすがにこのフレーミングだと
右の桜の飛び具合が気になるかな・・・。
▲わたらせ渓谷鐵道 上神梅-大間々

晴れ運と偶然のまぐれ当たり(?)によって、最高の締めくくりができたわ鐵の桜鉄は、これにて撮影終了です (´w`*)ドツカレサン。沿線の随所に桜花、桃花が咲き乱れ、まさに花鉄路ともいうべき春のわ鐵。晴れたり曇ったり、雨が降ったと思ったら、また晴れたりと、コロコロと目まぐるしく変わるお天気に翻弄されたような一日だったけれど '`ゥヽ(ヽ′□`; 三 ;′□`ノ)ノゥ'`、結果的にはいろいろな表情の桜や桃の花を味わうことができたし、わ鐵のディーゼルカーやトロッコ列車と組み合わせた桜鉄(&桃鉄?)も存分に楽しめて、春の鉄道情景を求めた旅先としては、我ながらいい選択をしたと思っています ъ(゚Д゚)グッジョブ!。あまりお天気に恵まれなかった印象のある今年の桜でしたが、最後は大満足の桜鉄となりましたヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0052.jpg

トロッコの待ち時間で瞬間的に見られた
風に舞う豪快な桜吹雪は、
思わず息を飲むほどの美しさがありました。
(*゚パ)ハッ!
(こういう時に列車は来ないw)
桜の花よ、また来年に楽しませておくれ♪
(´▽`)サクラ~、ヒラ~ヒラ、マイオリテ、オチテ~♪
▲わたらせ渓谷鐵道 上神梅-大間々

 
 

0053.jpg
0055.jpg

わ鐵での桜鉄を終え、
大間々から徒歩で20分ほどのところに位置する、
東武桐生線の赤城から列車に乗って帰ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
ホント、すっかりいい天気になったなぁ。
▲東武桐生線 赤城

0900.jpg

帰りも東武線で普通列車の乗り継ぎ旅。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
このワンマン仕様の8000系や800系も
近いうちの置き換えがウワサされていますね・・・。
(アノ形式がコンバートされるとか!? σ(゚・゚*)ンー…)
▲東武伊勢崎線 館林

赤城1612-(東武桐生線)-太田1639~1704-(東武伊勢崎線)-館林1739~1754-(東武伊勢崎線)-久喜1823~1827-(湘南新宿ライン2553Y)-新宿1919



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東北本線・日光線・・・「春のとちぎレトロ日光号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2017.04.09 東北本線
日光線
追いかけて、追いかけて・・・
快速「春のとちぎレトロ日光号」
撮影記
 
  

東京の桜が満開となった週末 (´▽`*)ハルランマン♪、しかし天気は土日ともあいにくの雨予報で、私の撮影意欲はだだ下がり (-ω-;*)ウゥム…。今シーズンの桜鉄(桜と鉄道のコラボショット)は、曇り空の金曜日に中央線で撮った189系の快速「富士山」だけに終わるのかなぁ・・・なんて思っていたところ、私の元に一通のメールが届きました ((([\/] >>>>ヾ('-'*)メールジュシン☆。それは同じソネットブロガーの鉄仲間「青空鉄道日記」のtwingo583さんからで、内容は「8日の土曜日に東北本線で運転される臨時列車「春のとちぎレトロ日光号」を、よかったら一緒に撮りに行きませんか? ヽ(゚ω゚)ドォ?」という、撮り鉄のお誘いです (゚∀゚)オッ!。ふだんは移動手段が鉄道やバスなどの公共交通機関である私にとって、雨の日の撮り鉄で辛いことは、駅から撮影地までの徒歩移動と、お目当ての列車が通過するまで傘をさして耐える待ち時間 ザアアァァ…:il!:il|Y_(´д`;))!l|il:|;。できればカメラ機材を雨に濡らすことも避けたい・・・σ(・ω・`)ウーン…。それらを考えると雨の日には撮影意欲が萎えると言うのも、頷けるのではないでしょうか ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ヤーメピ。しかし、お誘いしてくださったtwingo583さんの撮り鉄スタイルは、私のような徒歩鉄ではなく、愛車を利用したクルマ移動がメインで、この日もおクルマを出していただけるとのこと (゚∀゚*)オオッ!!。これは願ってもない、嬉しいお話です。私は喜んで同行させていただく旨を伝えました (*`д´)=b OK牧場!。というワケで、今回は鉄仲間のtwingo583さんと一緒に巡る、「春のとちぎレトロ日光号」の撮影です。ひょっとしたら一枚くらい、どこかで桜と絡めることができるかな? σ(゚・゚*)ンー…


4月8日(土)

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まずは上野から高崎線の普通列車に乗車。
車両はお馴染みのE231系です。
早朝で車内は空いており、ボックス席に座れました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
まあ、大して長い距離は乗らないけれど・・・。
▲東北本線 上野

朝から予報どおりの雨となってしまった土曜日、私は都内の上野から普通列車に乗って高崎線を下ります (/*´∀`)o レッツラゴー♪。埼玉にお住まいのtwingo583さんと待ち合わせたのは、「春のとちぎレトロ日光号」の回送列車が通過する、高崎線の宮原。そこからクルマで近くの撮影地までご案内いただけるとのことです (・o・*)ホホゥ。そんなこの日のお目当てとなる「春のとちぎレトロ日光号」(以下、「レトロ日光号」)とは、来年(2018年)の春に控えた栃木県の大型観光キャンペーン(「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーン(以下、栃木DC))をPRするプレキャンペーンの一環として運行が設定されたイベント要素の高い臨時快速列車で、なぜか埼玉の浦和を始発駅とし、宇都宮線(東北本線)と日光線を経て、栃木の日光まで片道運転するもの ( ̄。 ̄)ヘー。そして使用される車両は、むかし懐かしい茶色の旧型客車(旧客)を、上り方にDD51形ディーゼル機関車、下り方にEF64形電気機関車でサンド(いわゆるプッシュプル)した、ファン垂涎の豪華編成となっています (*゚∀゚)=3ハァハァ!。この旧客は高崎の車両センターに所属する編成で、営業運転を前に高崎から浦和まで(実際は高崎〜尾久〜浦和)回送で送り込まれることになっており、それがこれから向かう宮原での狙いです (´ω`)ナルヘソ。私の乗った列車は遅れること無く、宮原に到着。

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上野から普通列車で30分、
大宮の次駅、宮原で下車
(・ω・)トーチャコ。
▲高崎線 宮原

上野0543-(高崎823M)-宮原0614

改札を抜けて駅前のロータリーへ出ると、以前にも何度かお世話になったtwingo583さんのカッチョイイ愛車はすぐに分かりました (゚∀゚)オッ!。お会いするのは昨年秋の川越車両センターの一般公開以来となる半年ぶりくらいのご無沙汰でしたが (*´∀`)ノ゙オヒサ!、挨拶もそこそこにしてクルマへ乗り込み、すぐさま移動を開始 (*・o・)ノ Go!。実は私の初発電車の都合でこの時間の待ち合わせとなったのですが、お目当ての旧客(「レトロ日光号」の回送)が通過するまでには、あまり時間が無いのです ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。twingo583さんオススメの撮影ポイントには駅から10分ほどで到着。ちなみに歩いたら30分近くかかるくらいの距離かも。

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やってきたのはこんな感じの撮影ポイント。
高崎線の宮原と上尾のほぼ中間に位置します。
お、公園には桜が・・・(゚∀゚)オッ!。

そこは道路と線路の境界にある柵がとても低く、アイレベルでも道路から列車の編成写真をスッキリと撮る事ができそう (・∀・)イイネ!。さらに今の時期はちょうど、すぐ横の公園に立ち並ぶ桜がきれいに花を咲かせている (゚∀゚*)オオッ!!・・・のですが、なんとも残念なことに、道路側へ伸びていて枝が最近になってバッサリと剪定されてしまったようで、ちょっと列車と桜を絡めるのが難しくなっていました σ(・ω・`)ウーン…。以前は道路を覆うように咲いていたのになぁ・・・と、twingo583さん (・∀・`)ザンネン。それでも列車はきれいに撮れる好ポイントだし、通過時刻も迫っていることから、私たちはここで旧客の回送を待つことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。やがて雨に煙る直線上に見えてきたのは、朱色のディーゼル機関車・・・ ε-(°ω°*)キタ!。

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雨降る朝の静寂を切り裂いて、
ディーゼルエンジンを振るわせたDD51が
旧型客車を引き連れて爆走!
▲高崎線 上尾-宮原

デデゴ旧客が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
国鉄時代と変わらない姿を保つDD51 888が牽く旧客は、まるでひと昔前に非電化路線を走っていたローカル客レ(鈍行列車)のようで、なんともシブい組み合わせだなぁ・・・(≧∇≦)シブイッ!。この編成には案外、しっとりとした雨の情景が似合うかもしれませんね (´ー`)シットリ。既報どおり、編成の最後部にはEF64 1001が連結されていましたが、個人的にはDD51のほうが好みなので、そちらをメインにして撮ってみました。(^_[◎]oパチリ。実際は写真の見た目以上に薄暗く、カメラのシャッタースピードが上がらないキビシい撮影条件ではあったけれど、どうにか許容の範ちゅうで写し止められたので、ヨシとしましょうか (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0006.jpg

すぐに振り返って、後ろからも一枚。
(^_[◎]oパチリ
下り方に連結されていたのは、
旧客にマッチした茶色いEF64 1001。
こちらもシブい! (≧∇≦)シブイッ!
▲高崎線 宮原-上尾(後追い)

この「レトロ日光号」の旧客のように、機関車が客車を牽引するスタイルの「客車列車」は今や貴重な存在なのですが (゚ー゚*)キャクレ、実はこの日の高崎線ではもう一本、客車列車の運転が設定されているのです エッ(゚Д゚≡゚∀゚)マジ?。それは高崎線の上尾(あげお)と上越線の水上(みなかみ)の間を走る臨時快速の「EL&SLみなかみ号」で、高崎線内は電気機関車(EL=Electric Locomotive)が青い12系客車を牽引します(上越線内はSLが牽引)(゚∀゚*)オオッ!!。一日に二本も客車列車が走るなんて、今日の高崎線はなんとも豪華な「ネタまつり」じゃありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。こちらの回送列車(営業運転前の送り込み)も近い時間に通過するので、次はそれを狙うためにちょっとだけ移動します イドウ…((((o* ̄-)o ・・・って、私はクルマの助手席に座っているだけだけれど(笑)。最初の撮影地からふたたび10分ほど走らせて、twingo583さんはクルマを停めました (・ω・)トウチャコ。

0007.jpg

続いてやってきたのは
こんな感じの撮影ポイント。
場所は北上尾と桶川の間に位置します。
お!桜が咲いてる!(゚∀゚)オッ!

twingo583さんが案内してくださったのは、最初のポイントと同様に柵が低い直線区間の撮影ポイントなのですが、ここでは線路の反対側に建つ神社の桜を列車の背後に写し込む事ができるという、なんとも嬉しい桜鉄スポットではありませんか!ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪。さすが地元のtwingo583さんは、いい場所を知っていらっしゃいます ☆:・゚.*(´∀`人)スンバラスィ*:☆ 。正直、先ほどのポイントでは公園の桜が剪定されていて不完全燃焼の桜鉄でしたが、ここの桜は見事な咲きっぷりで、今度は春らしい画が期待できそう (*゚v゚*)ワクワク♪。何本かの普通列車で試し撮りをし、桜と列車のバランスを考えながらアングルを決めて待つことしばし、定刻に現れたのは青い電気機関車に牽かれた列車 ε-(°ω°*)キタ!。

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満開の桜をかすめて、
雨上がりの鉄路を進む
蒼い客車列車。
先頭は12系客車にマッチした、
特急色のEF65 501が務めました。
▲高崎線 桶川-北上尾

桜バックでピートップが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
先ほどのDD51+旧客がかつてのローカル客レなら、こちらはかつての臨時急行を思わせるようなEF65と12系の組み合わせ (PF形ではなくP形が12系の急行を牽いたシーンなど、あまり見たこと無いけれど・・・^^;)、この国鉄時代を彷佛とさせる編成を満開の桜バックで撮る事ができたなんて、国鉄型好きの私としてはもう大満足です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。列車の編成写真的なアングルで見るとかなりの早切り(シャッターを切るタイミングが早い)ですが、これは気が焦って引き付けられなかったのではなく、桜のボリュームを強調したいため、あえてこの位置に列車を置いてみました【◎】]ω・´)パチッ!。後方のパンタがちょっと串気味だけれど、ま、いっか (*`д´)=b OK牧場!。

0012.jpg

すぐに振り返って、後ろからも一枚。
(^_[◎]oパチリ
この「ELみなかみ号」も前後に機関車が連結された
プッシュプルスタイルで、
下り方に連結されていたのは、
直流一般色のEF60 19 (゚ー゚*)メロンパン。
▲高崎線 北上尾-桶川(後追い)

早朝の高崎線を上っていった二本の回送列車はこのあと、最初の旧客は浦和始発の「レトロ日光号」となって宇都宮線を下り、二本目の12系は上尾始発の「ELみなかみ号」となって高崎線を下ります (・o・*)ホホゥ。ここでいつものような徒歩鉄だと、これから宇都宮線の「レトロ日光号」を撮りに行くのは時間的にキビシいものがあるので、素直に高崎線を折り返してくる「ELみなかみ号」を撮ることになるのですが σ(゚・゚*)ンー…、クルマだと今から宇都宮線の沿線に向かっても、余裕で「レトロ日光号」の通過には間に合うのだと、twingo583さんは言います ( ̄▽ ̄*)マニアウヨ。それならば、年に何度か運転機会のある「ELみなかみ号」よりも、この日一日限りの「レトロ日光号」のほうが撮りたい σ(・∀・`)レトロ…。意見が一致したところで、twingo583さんはクルマを東のほうへ走らせます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。目指すのは東大宮と蓮田(はすだ)の間にある宇都宮線屈指の有名撮影地「ヒガハス」。たしかに「レトロ日光号」を余裕で先回りすることができました。

0013.jpg

あまり土地勘の無い方に地図で説明すると、
オレンジのラインが高崎線で、
グリーンのラインが宇都宮線。
左上の桶川付近にいた私が、
右上の蓮田へ列車で行こうとすると、
大宮を経てV字形に移動しなくてはなりません。
しかしクルマならば短い距離で済みます
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。

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桶川からクルマで20分くらいだったでしょうか、
やってきたのは宇都宮線の有名撮影地、ヒガハス。
(゚ー゚*)ヒガハス。

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ヒガハスの上り方(東大宮方)は桜並木。
(´▽`*)サクラ♪。
その奥をE231系の普通列車が
通過してゆきます。
▲東北本線 東大宮-蓮田

ヒガハスといえば、広い田畑のなかをゆく宇都宮線の列車をスッキリと撮れることで知られ、おもに列車主体の画が思い浮かぶ撮影ポイントですが、実は上り方の農道は見事な桜並木となっており、列車と絡めて撮ることができる桜鉄スポット (゚∀゚*)オオッ!!。ここでも満開の桜が私たちを迎えてくれました ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪。それならば、ふつうに列車主体の編成写真で撮ってしまうのはもったいない σ(゚・゚*)ンー…。やはり今の季節ならではの画を求めて、桜を大きく入れたアングルでカメラを構えてみます m9(`・ω・´)ケテイ!。朝の高崎線ではDD51が先頭だった旧客編成の「レトロ日光号」ですが、今度はEF64のほうを頭にして宇都宮線を下ってきました。

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桜並木の向こうに姿を現した、
茶色いEF64 1001が旧客を牽引する
「春のとちぎレトロ日光号」。
あいにくの曇天ですが、
車内からお花見を楽しめたでしょうか
ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪。
▲東北本線 東大宮-蓮田

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しんがりを務めるDD51 888。
鮮やかな朱色の凸形機が
桜に負けない存在感を示しました。
▲東北本線 東大宮-蓮田(後追い)

桜鉄で旧客が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
桜越しに眺める列車の姿、それが昔懐かしい旧型客車だなんて、なんとも贅沢な桜鉄ではありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。はじめは最初にE231系の普通列車を撮ったようなローアングルから見上げていたのですが、あまり寒々しい曇り空は広く入れたくなかったので σ(゚・゚*)ンー…、twingo583さんからクルマに積んであった踏み台をお借りし、桜の枝に近い目線から狙ってみました 【◎】]ω・´)パチッ!。茶色のEF64は引き画だとあまり目立たないかと思ったけれど、意外と白いサイドラインがアクセントになっていて悪くないかも (≧∇≦)シブイッ!。でもやっぱり色と言い、スタイルと言い、朱色で凸形をしたDD51のほうが、画のなかの列車に存在感がありますね (・∀・)イイネ!。ヒガハスでの桜鉄も大満足 (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。これで高崎線の送り込み回送と、宇都宮線の「レトロ日光号」、同じ旧客の編成を二回も撮る事ができましたが、同列車の撮影はまだまだ続きます (゚∀゚*)オオッ!!。ヒガハスで撮影の余韻を味わう間もなく、私たちは急いでクルマに飛び乗り、旧客のあとを追うように栃木方面へと北上 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。

0019.jpg

ふだん、クルマをほとんど運転しない私、
道には疎くて、どこを走っているのか
イマイチよく分かっていません (゚ー゚*)ドコ?
たぶん、これは東北道を走っているとこ
(いや、圏央道だったかも)。

それにしても、今しがた撮影したヒガハスの桜並木、ほんの数年前は寝台特急の「北斗星」や「カシオペア」と桜のコラボを狙う多くの撮り鉄で賑わったのだそうですが、この日は桜がほぼ満開状態での旧客と言うネタにも関わらず、同業者はまばらでした (゚ー゚?)オヨ?。やはり雨天だから出撃を控えているのか、それとも別の鉄ネタに流れているのだろうか? σ(゚・゚*)ンー…。実はこの日(4/8)は、私たちが撮った旧客の「レトロ日光号」や12系の「EL&SLみなかみ号」のほかにも、東北の秋田と弘前の間では国鉄特急型の名車・583系のさよなら運転があり、千葉の総武本線や成田線ではJR貨物30周年の記念マークを付けた国鉄色EF65(2139号機)の貨物列車が日中に走り、信州のしなの鉄道では旧・長野色が復刻された115系のお披露目運転が行なわれ、北陸の富山では廃線となった旧・神岡鉄道で一日限りの復活運転が催され、関西の紀勢本線では欧風客車の「サロンカーなにわ」を使用したイベント列車が運転され、さらには各地で桜が見頃を迎えている・・・という、ネタモノが満載の一日で アッチモ(゚Д゚≡゚Д゚)コッチモ、適度に撮り鉄が分散しているのかもしれません (´ω`)ナルヘソ。なかでも583系のさよなら運転(秋田~弘前)は、できれば私も駆けつけたかったところですが σ(・∀・`)ゴッパーサソ…、さすがに秋田や弘前の地は遠くて、交通費や宿泊費などを考えると私には予算的にキビシいものがあり、泣く泣く断念したんです (・ε・`)シャーナイネ・・・なんて、そんな会話を車中で話しているうちに、クルマは高速道路を下りて一般道へと入り、やがて杉並木の間を進むようになります σ(゚ー゚*)スギ…。杉並木街道と言えば・・・そう、次に私たちがやってきたのは、日光杉並木で知られる日光線の沿線です。

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クルマが走っているのは、日光の杉並木街道
日光杉並木は江戸時代に徳川家康の家臣・松平正綱が
日光東照宮に寄進するため植栽したもので、
日光・例幣使・会津西の三街道、全長37kmの両側に
現在でも約12,500本もの杉が立っているのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー。

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蓮田から二時間近くかけて、
日光線の沿線の今市までやってきました。
(・ω・)トウチャコ。
選んだ撮影ポイントは
単線の日光線を走る列車がスッキリと撮れる、
このような場所。
左には先客の方がセッティングした
ビデオカメラがありますが、
さほど同業者の数は多くなく
立ち位置的にも余裕がありました。

日光線(JR)はその名の通り、東北本線と分岐する栃木県の宇都宮から、鹿沼(かぬま)や今市(いまいち)を経て、日本有数の観光地である日光までの40.5キロを結ぶ、単線・直流電化のローカル線 (・o・*)ホホゥ。私が同線の撮影に訪れるのは、以前に使われていた107系の引退間際だった2013年3月以来となる4年ぶりのことで、現在ではその107系に代わり、205系が走っています。

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まずは日光線の普通列車で試し撮り。
(^_[◎]oパチリ。
宇都宮に向かって走り去るのは、
茶色い帯の205系です。
同系を日光線で撮るのはこれが初めて。
▲日光線 今市-日光(後追い)

先ほどヒガハスで撮った旧客の「レトロ日光号」は、宇都宮線を宇都宮まで下ったのち、当駅で進行方向を変えて日光線へ入線します (゚ー゚*)スイッチバック。その際に同列車は宇都宮で約30分の長時間停車が設けられていることから、高速道路などを使って先回りした私たちは、日光線沿線の撮影ポイントに余裕で間に合いました ♪( ̄、 ̄ )===3 ヨユ。日光線というと、晴れていれば列車の背景に雄大な日光連山の山々を写し込めるような好ポイントもあるのですが、雨こそやんだもののドン曇りのこの日は山の姿などまったく望めません "o(-ω-;*) ウゥム…。まさにイマイチな天気・・・(´д`;)ツマンネ。そこで撮影ポイント選びは、今市と日光の駅間に位置する、オーソドックスな編成写真がスッキリと撮れるような場所に落ち着きました。今度はまたDD51が先頭となるので、編成写真をキッチリと記録するのも良かろう (*`д´)=b OK牧場!。おおむね一時間に一本と言う運転間隔の日光線、本番前に試し撮りできた普通列車は上り(宇都宮ゆき)の一本のみで、この上り列車と今市で交換した下りの「レトロ日光号」はすぐにやってきました (・∀・*)キタ。

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単線の日光線をゆく「レトロ日光号」。
DD51が牽く客車列車には、
このようなのどかなローカル線の情景が似合います。
▲日光線 今市-日光

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振り返ってEF64も記録。
本来、晴れていればこちら側の背景には、
日光連山が望めたハズなのですが・・・。
真っ白で山の存在など感じられません。
▲日光線 日光-今市(後追い)

ニッコーセンで客レが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
何のひねりも無い編成写真ではあるけれど、このDD51が牽く旧客(+EF64)と言う組み合わせは、それだけでかつての国鉄時代を彷佛とさせる懐かしさと深い味わいを醸し出していて、じゅうぶんに魅力的な被写体です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。私は世代的に旧型客車のローカル客レ(客車普通列車)を定期列車で撮影することがほとんどできなかったけれど、今もこうやってその当時の雰囲気が感じられる列車を撮れるのは、趣味的に嬉しいことですね (*ノ∀`*)ウレシス♪。特別なヘッドマークなどを付けていないところがまた、シブいじゃないですか (≧∇≦)シブイッ!。ただ、twingo583さんからするとヘッドマークの無いDD51の旧客は、八高線や上越線などでちょくちょく行なわれている、高崎地区の乗務員訓練列車とあまり代わり映えしないなぁ・・・とのこと (´ω`)タシカニ。そこで日光から回送として折り返してくる上り列車は、もう少し日光線らしさが感じられるような場所で撮ろうと言うことになりました。でも、ドン曇りで日光連山が見えないなかで、日光線らしさを表すにはどうするか・・・σ(゚・゚*)ンー…。撮影ポイントを模索しながらクルマを走らせて、次にやってきたのはこんな場所。

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背の高い杉の木をかすめるようにして
日光線を進むEF64 1001。
重厚なブロア音が林に響きます。
▲日光線 今市-下野大沢

日光名物のひとつである杉並木を背にした茶色いロクヨン(EF64)。お、意外と悪くないかも (゚∀゚)オッ!。ここは後ろの旧客まできれいに編成が分かるようなアングルではないけれど、沿線に杉並木が立つ日光線ならではの特徴が出ていて、なかなか面白い画となりました (・∀・)イイネ!。スギ花粉症に私にとって杉の木は天敵ですが、花粉の飛散シーズンが終わっていて助かったよ・・・(笑)ε-(´∀`;)ホッ。今回の一連の旧客撮影では、はじめてメインとして狙ってみたEF64 1001。同機はもともと他のEF64と同様、青い塗装(直流一般色)で新製されましたが、国鉄時代の末期に復活した旧型電機のEF55を手助けする補機をおもな目的とし、EF55に合わせた茶色(ぶどう色2号)に塗り替えられました ( ̄。 ̄)ヘー。あらためて振り返ると、セントップ(1001)もこの色になって30年が経つのか・・・(´ー`)シミジミ。おそらく定期列車時代のローカル客レなど牽いたことが無いと思われる1001号機ですが、今や旧客との組み合わせは何の違和感も無い同色コンビと言えるかもしれません。

0026.jpg

今度は後追いとなったDD51。
鬱蒼とした背景の森に朱色の機体が映えます。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
編成写真風にウマく収まったけれど、
アップで撮ると意外に尾灯が目立ちますね・・・。
σ(゚・゚*)ンー…。
▲日光線 下野大沢-今市(後追い)

宇都宮線の浦和から日光線の日光まで、下りのみの片道で運転された「春のとちぎレトロ日光号」は無事に運行を終え、いまEF64を先頭にして通過した上り列車は、客扱いをしない(客が乗れない)回送列車です (゚ー゚*)カイソー。私がいつも撮影の参考にしている市販の情報誌には、このあとの行程がいっさい掲載されていなかったので、仕事を終えた旧客編成はこのまま所属先の高崎へ帰るものだと思っていました カエル…((((o* ̄-)o 。ところが情報通のtwingo583さんによると同編成は高崎には戻らず、翌週末(4/15・16)に東北本線の仙台と郡山の間で運行が予定されている、花見客輸送の臨時列車(というかイベント列車)快速「レトロ花めぐり号」に備えるために、旧客はこのまま宇都宮から東北本線を下り、仙台へと送り込まれるのだそうです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ?。もちろん、直流機のEF64では黒磯以北の交流電化区間には入線できないので、牽引機は交流機のED75に付け替えられます (゚∀゚*)オオッ!!。旧客の先頭に立つED75、これはまた魅力的な組み合わせじゃありませんか!(*゚∀゚)=3ハァハァ!・・・というワケで、私たちはまたしても旧客のあとを追って、栃木県内をさらに北上 …((((*・o・)ノ Go!Go!。目的地は黒磯の先の高久(たかく)あたりとしましたが、時間的にその手前の区間でも旧客を先回りできるとのことなので、途中の矢板にもちょろっと立ち寄ってみました。

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ここでまた地図を使って説明。
オレンジのラインが日光線で、
グリーンのラインが宇都宮線(東北本線)。
旧客の回送は日光から宇都宮を経由して
東北本線を北上します。
ロクヨンを撮影した杉並木があるのは。
今市のあたりですが、
こうやって見ると今市と矢板って
意外と近いのね・・・( ̄。 ̄)ヘー。

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途中でクルマを停めたのはこんな撮影ポイント。
場所は宇都宮線の矢板と野崎の駅間に位置します。
右のほうには桜らしき木があるけれど、
このあたりではまだ咲いていませんでした。

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着いてすぐにやってきた旧客編成。
日光線からそのままEF64を先頭にして、
宇都宮線を北上します。
EF64の次位に連結されていたのは、
小窓が並ぶスハフ32 2357。
▲東北本線 野崎-矢板(後追い)

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そして最後部のDD51・・・ですが、
テールランプの点灯が目立たないように、
モノクロ処理(RAW現像時)をしてみました。
こうすると、先頭に立っているような感じに
見えなくもない・・・かな?
σ(・∀・`)ドーダロ…。
しかもこの編成をモノクロで見ると、
よりいっそうシブさが増します。
まさに国鉄時代(笑)
▲東北本線 野崎-矢板(後追い)

今市から矢板へはショートカットの道路を通って間に合わせ 【◎】]ω・´)パチッ!、さらに旧客は先述したように黒磯で機関車の交換を行なうための長時間停車が一時間も設けられているので、私たちはその間に高久へと先回りします バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。今日はいったい、旧客を何回撮っているのでしょうね(笑)。この機動力と効率の良さはクルマならではの利点だなぁ・・・って、何度も繰り返すように、私は助手席に座っているだけなのですが (^^;)ゞポリポリ。twingo583さんは運転疲れしていないだろうか・・・ヾ(・∀・`)ダイジョブスカ? とは思うも、マニュアルのスポーツカー(車種すらよく分かっていない)など、とても私には運転を代われません ヾノ・∀・`)㍉㍉。

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一般道を北上してやってきたのは、
栃木県北部にある無人駅の高久。
(゚ー゚*)タカク。
交流電化区間に入って最初の駅です。
▲東北本線 高久

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その高久駅のすぐ脇にあるのが、
このような撮影ポイント。
(・o・*)ホホゥ。
築堤上をゆく列車をスッキリと撮る事ができます。
701系の郡山ゆき普通列車がやってきました。
▲東北本線 高久

高久にも時間的には余裕を持って間に合いましたが (・ω・)トーチャコ、選んだ撮影ポイントが駅からもアクセスしやすいお手軽な場所だったからか、それともED75と言う牽引機に人気が集まったからか、ここではすでにかなり多くの先客が待機しています。同業者が少なめに感じていた今日の撮影ではいちばんの激パ状態 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。それでもどうにか隙間を見つけて立ち位置を確保し、三たび・・・いや、四たび?、旧客の通過を待ちます。やがて直線の先に見えてきたのは、今までとは違う深紅の電気機関車 (゚∀゚)オッ!。

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日差し無き春陰のもと、
赤べこに牽かれて東北路をゆく、
望郷の旧型客車。
▲東北本線 高久

ナナゴ、キタ━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━ッ!!
赤いボディが印象的なED75と言えば、交流電化が多い東北地方の幹線などを中心に国鉄時代から活躍を続ける代表的な交流型電気機関車で、鉄ちゃんにとっては東北の象徴とも言えるような存在。愛着を込めて「赤べこ」などとも呼ばれています (´▽`*)ベコ♪。そんな同機が旧型客車を引き連れて東北本線を北上するとは、まさにかつての長距離鈍行を彷佛とさせるような胸熱の光景じゃありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。DD51やEF64に続き、ED75との組み合わせまで見せてくれた旧客。画的にはオーソドックスな編成写真だけれど、これは交流区間まで足を伸ばした甲斐のある成果が得られました ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。私はもうじゅうぶんに大満足・・・なのですが、twingo583さんはさらにさらに、旧客の追跡を続けると言います Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。この妥協しない姿勢は、まさにバリ鉄そのもの!それならばもちろん私もお供するまでで、どこまでも付いて行きます!(*`д´)=b OK牧場!

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クルマは東北道に乗り、さらに北へ。
県境を越えて栃木から福島へと入りました。
フクシマニ…イ━━━p(゚∀゚*)━━━ン!

高久を通過した旧客の回送列車ですが、その先の白河(しらかわ)では30分近くの長時間停車があり、高速道路を使えば先回りすることが可能だとのこと バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。目指すのは白河と久田野(くたの)の間にある広大な田園地帯で、ここは農道からのアイレベルと、近くの陸橋から俯瞰気味に撮れるという、二箇所の選択肢があります (・o・*)ホホゥ。もちろん、私が希望したのは陸橋のほう コッチ…((((o* ̄-)o。慣れたハンドルさばきで道に迷うことも無く、久田野の陸橋には旧客が通過する15分前に到着 (・ω・)トーチャコ。アングルを決めて手早くカメラをセットすると、お目当ての旧客はすぐに姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。

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ナナゴ旧客、再び!
田園に軽やかなジョイント音を響かせて、
旧客は東北本線を北上し続けます。
目指すは杜の都、仙台。
▲東北本線 白河-久田野

も一度、ナナゴ旧客が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
南東北らしいのどかな田園風景をゆく東北本線の鈍行列車(違う)、ああ、郷愁や旅情を誘ういいシーンだなぁ・・・(´ー`)シミジミ。こんな魅力的な列車を回送で走らせちゃうなんて、なんだかもったいない気がしますね。「懐かしの東北鈍行」などとして、宇都宮から仙台まで営業運転したら、けっこう乗客が集まると思うのですが・・・σ(゚・゚*)ンー…。これはもちろん高久で撮ったのと同じ列車ではあるけれど、先ほどとは違うアングルから、しかも私好みの俯瞰気味にED75の旧客を記録できたことは、これまた嬉しい収穫となりました (゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ。さすがにこの先ではもう追っかけが効かないことから、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。結果的にこの日の旧客は、7カ所で撮ったのか・・・(´∀`;)スゴイネ。

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帰り道ではたまたまこんな施設に遭遇し、
(=゚ω゚=*)ンン!?
気になってちょっと立ち寄ってみました。
なんと懸垂式の千葉モノレール(1000形)が、
ちゃんと吊るされて保存してあります。
ここは栃木県の那須烏山市にある、
那珂川清流鉄道保存会という

おもに
鉄道車両を中心とした保存施設で、
モノレールの他にもブルートレインの14系客車や
元・名鉄のキハ8500系、金沢で走っていた路面電車などが
園内に展示されているそうなのですが、
残念ながらもう閉館時間を過ぎていました。
許可を得て駐車場から一枚だけパチリ。
(^_[◎]oパチリ。

鉄仲間のtwingo583さんにお誘いされて、ご一緒した旧型客車「レトロ日光号」の撮影。早朝の高崎線での送り込みから始まり、桜咲くヒガハスに、日光線での杉並木バック、さらに交流区間ではED75を二発・・・と、ふだんは徒歩鉄の私からすると考えられないような効率の良さで、正直、慌ただしさを感じながらも、充実した大収穫の一日となりました マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。もちろんこれはクルマ移動と言う機動性だけでなく、twingo583さんの持つ情報力と、綿密な行動計画による成果だと思います。あらためて「バリ鉄」と呼ばれるそのスゴさを実感いたしました Σ(゚Д゚*)スゲー!!。お天気があいにくの雨、もしくは曇りだったのはちょっと残念でしたが、満開の桜を見ることもできたし、撮影だけでなく車中でかわしたお話なども楽しめた一日でした。twingo583さん、一日じゅうクルマの運転お疲れさまでした <(_ _*)>アリガトォ。またぜひ遊びに行きましょう(鉄だけでなく、飲みのほうも・・・(笑))。

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大宮まで送っていただき、
私はそこから電車で帰ります。
列車にはあまり乗らなかったのに、
いろいろな線路際を巡ったという、
私にはちょっと不思議な感覚の一日でした(笑)
▲東北本線 大宮

大宮1913-(湘南新宿ライン2555Y)-新宿1945



 



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ONE-shot 247 枝垂櫻 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 247 枝垂櫻

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春風に揺れる、しだれ桜の花簾。
その陰からひょっこり顔を覗かせたのは、
おなじみの国鉄特急色189系(M51編成)です。
|∀・)チラッ。
 
 5日ほど前に同所を覗いたときには、
まだほとんどが蕾だったのに、
ここ数日の暖かさで一気に花が開きました。
ホント、桜は春の訪れに敏感ですね。
(´▽`*)ハル~♪
前記事の冒頭で、じぇんじぇん咲いていなかった・・・
と言っていたのは、このしだれ桜のことでした)。
 
 
日本の春を象徴する桜の花と、
自分の好きな車両を組み合わせて撮れるのは、
撮り鉄として最高のお花見。
ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪

 
空はあいにくの曇りでしたが、
今春も花咲くタイミングで
国鉄色の同編成が走ってくれたことに感謝です。
。゜+.(o´∀`o)ヨカッタ!゜+.゜。
 
 
17.4.7 中央本線 立川-日野
 
 

 
 
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こちらはソメイヨシノと同編成のコラボ。
(^_[◎]oパチリ。
お目当ての国鉄色(M51)が登板しそうな
金曜日の臨時快速「富士山」を撮りたいがために、
仕事は午前の半休を取っちゃいました。
 
だって、おそらく土日には
M51が動かなそうだったんだもん・・・(・ε・*)モン
(実際に動かんかった)。


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小湊鐵道・・・菜の花畑deキハ 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2017.04.02
小湊鐵道
春景を求めて、プチトリップ♪
菜の花畑deキハ 撮影記
 
  

早々に開花宣言が発表された、東京の桜 (´▽`*)サクラサク♪。しかし私は、年度末の仕事や送別会で慌ただしかったり、さらには親戚の法事などもあったりして、近所の桜の木すら確認することができていませんでした(その割には夜の貨物列車なんかを撮りに行っちゃっているけれど・・・^^;)。 そんななか土曜日の夜に法事を済ませて帰宅すると、テレビのニュースでは「明日の日曜日(4/1)にも、都内の桜は満開になるでしょう」などと言っているではありませんか。え!?もう、そんなに咲き進んでいるの??(=゚ω゚=*)マジ!?。そこで私は明けて日曜日の朝に、以前からちょっと気になっていた都内の「桜鉄スポット」に出撃してみました ε=┌(;゚д゚)┘サクラ!。ところが・・・その桜はまだ、じぇーんじぇん咲いておらず ( ̄△ ̄;)エッ…、何分咲きとか言う以前に、まだ蕾の状態。う~ん、これは肩すかしを食らったなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。ニュースで伝えられた「満開」は、都内のほんの数カ所で確認された程度だったようで(上野公園の一角など)、この土日は三分~五分咲きがせいぜいといったところが多かったみたいですね σ(・∀・`)ウーン。桜を撮るつもりで朝から出かけてきたものの、いきなり目的を失ってしまいました。さて、どうするか・・・桜はまだムリでも、流れ的には春らしい風景を撮りたい気分です σ(゚・゚*)ハル…。そんな私が都内の駅から乗ったのは、千葉へ向かう総武線の快速列車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。同方面は半月前にも内房線の上総湊(かずさみなと)へ訪れたばかりだけれど、今回の目的地は果たして・・・?


4月2日(日)

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総武線の各駅停車(緩行線)と
快速電車が接続する駅、錦糸町から
今旅はスタートです (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
ホームに入ってきたE217系の奥に見えるのは、
東京スカイツリー。
▲総武本線 錦糸町

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日曜朝の下り列車は空いていて、
ボックスシートを占領することができました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
首都圏近郊でもボックスに座って車窓を眺めると、
旅気分が高まります。

都内の錦糸町(きんしちょう)から総武快速線の下り列車に乗って、まずは千葉へ (゚ー゚*)バーチー。先日の上総湊へ行ったときにもご紹介したように、房総各線(総武・成田・内房・外房)のターミナルとなっている千葉、そこから乗り継いだ列車は・・・今回も前回と同じ内房(うちぼう)線 (・∀・`)マタ?。私は旅の目的地選びとして、訪れた時の新鮮さを味わうために、なるべくならば近い時期での同路線・同方面に行くことは避けたいと考えているのですが、桜の撮影から急きょ目的を変更した今回は、ほかに行きたいところがパッと思い浮かびませんでした (゚ペ)ウーン…。ただし、さすがに前回とまったく同じ上総湊へ行くわけではなく、今回の私が内房線の列車を降りたのは、そのずっと手前にある五井(ごい)。この降車駅で、もう目的地がお分かりになった方も多いのではないでしょうか (*゚ロ゚)ハッ!!(ちなみに目的地は「市原臨海競技場」(かつてのジェフ市原のホームスタジアム)じゃないですよ(笑))。そう、この五井で内房線から乗り換えたのは、同駅を発着するローカル私鉄の小湊(こみなと)鐵道です (゚∀゚*)オオッ!!。

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千葉から内房線で20分弱の五井で下車。
(゚ー゚*)ゴイ。
五井は千葉県で最大面積を誇る市原市の
中心駅です。
▲内房線 五井

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JR内房線と小湊鐵道が接続する五井。
構内の東側に位置する小湊鐵道ホームには、
古めかしいディーゼルカーが発車を待っていました。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲小湊鐵道 五井

小湊鐵道(小湊鉄道線)は、内房線の五井から房総半島の内陸部へ進路を取り、上総牛久(かずさうしく)や里見、養老渓谷(ようろうけいこく)などを経て、いすみ鉄道と接続する上総中野(かずさなかの)に至る、39.1キロの非電化ローカル線です (・o・*)ホホゥ。首都圏に程近いところにありながら、車窓に広がるのどかな里山の風景や、趣のある無人駅、さらには今も1960~70年代に製造された古いディーゼルカー(キハ200形)が現役で使われていることなどから、同鉄道にはノスタルジックな雰囲気が漂い、鉄道ファンはもとより、最近では一般の観光客にも人気が高いローカル線なのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。そんな小湊鐵道の魅力が一段と際立つ季節は、何といっても春。タイミングが合えば沿線の各所で、桜や菜の花をはじめとした花々が咲き乱れ、車窓風景を華やかに彩ります (゚∀゚*)オオッ!!。かく言う私も以前、桜が満開の時期に同線を訪れたことがあり、その素晴らしさに魅了されました (´∀`人)ステキッ♪。今回はまだ桜こそ期待できませんが(ぶっちゃけ、まだぜんぜん咲いていなかった)、おそらく菜の花はちょうど見頃を迎えていることでしょう。そして私には前々からちょっと気になっていた撮影ポイントがあり、ためしにこれからそこを目指してみようと思ったのです (´ω`)ナルヘソ。

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五井の連絡改札で、
小湊鐵道の一日乗車券(1,800円)を購入
(*・∀・)つ[キップ]。
五井~上総中野は普通乗車券で片道1,410円なので、
単純に往復するだけでもモトが取れてしまいます。
(´艸`*)オットク~♪。
お、券番がちょうど2000番だ(笑)

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春の小湊鐵道沿線では、
里山の自然や廃校などを舞台にした現代アートの祭典
いちはらアート×ミックス2017」が開催中。
車体にもその告知の文字が・・・ ( ̄△ ̄;)エ…。
▲小湊鐵道 五井

五井の小湊鐵道ホームに待機していたのは、上総中野ゆきの下り普通列車 (´▽`*)キハキハ~♪。たまたま私は内房線と小湊鐵道の接続に20分以上の余裕があったので席に座ることができましたが、その次の接続電車から乗り継いだ客などがさらに加わると、三両編成の車内はかなりの混雑となりました (´д`;)人大杉…。目の前に立った小学生くらいの男の子は、「すわりたーい、すわりたいーーー ヾ(。`Д´。)ノ」って、大声で駄々をこねているし・・・(-ω-;*)ウゥム(私は特別なことが無い限り、元気な子供には席を譲りません ^^;)。以前は桜が見頃の時期でも、これほどは混まなかった気がするのですが、最近は沿線で芸術祭(いちはらアート×ミックス)なども行われるようになったからか、ずいぶん観光客が増えたんだなぁ・・・(゚ペ)ウーン…。私にとって久しぶりとなる小湊鐵道の乗車ですが、正直、こんな混雑では乗っていてもあまり楽しくありません ε-(-ω-;)ハァ…。この時点では旅先に小湊鐵道を選んだことをちょっと後悔しかけ、同じ房総半島を走るいすみ鉄道のほうに行けば良かったかな・・・なんて、思っていました (・ω・`)ゞウーン。そんな状況のなかロングシートに座って淡々と乗り続けていると、やがて列車がさしかかったのは、車窓にこんな風景の広がるところ (*゚0゚)ハッ!!。

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車窓越しに見えたのは
あたり一面に広がる菜の花畑。
混雑した車内に感嘆の声が響きます。
w(*゚o゚*)wオオーッ!
▲小湊鐵道 上総大久保-養老渓谷(車窓から)

車窓に映る広大な菜の花畑の黄色い絨毯 (゚∀゚*)オオッ!!、これはまさに春の房総半島を象徴するような風景ではありませんか (´▽`*)キレイ♪。この場所は菜の花畑の脇から小湊鐵道の列車を撮れる沿線随一の有名な撮影ポイントで、春らしい風景を求めてやってきた私の目的地はここでした (σ´∀`)σイイネ~♪。撮影ポイント最寄り駅の養老渓谷で下車 (・ω・)トーチャコ。ちなみに、一時間も列車に揺られてきましたが、ここも出発駅の五井と同じ市原市内です (゚ー゚*)イチハラエツコ。市原って広いんだなぁ・・・(小湊鉄道線の全18駅のうち、終点の上総中野だけが大多喜町に位置します)。

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終点の上総中野のひとつ手前にある養老渓谷。
駅名にもなっている養老渓谷は、
温泉やアウトドアレジャーなどが楽しめる、
沿線屈指の観光地です。
( ̄。 ̄)ヘー。
ここでは私とともに多くの方が
列車を下りられました。
ローカル線の駅とは思えぬ賑やかさです。
▲小湊鐵道 養老渓谷

錦糸町0803-(総武快速723F)-千葉0836~0844-(内房3625F)-五井0901~0925-(小湊9A)-養老渓谷1032

車窓に見えた菜の花畑を目指し、駅前から続く県道を歩きはじめると ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、私のほかにも多くの方が同方向へ進んでいくのが見られます λλλλλ…ゾロゾロ。件の菜の花畑は房総の春を代表する風景として、最近はいろいろなところで紹介されており、もうすっかりこの地域の観光名所に定着しているようです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。そんな菜の花畑は列車の車窓から見た眺めもキレイでしたが、あらためてその場に立って見渡すと、眩しいくらいの黄色に圧倒されます w(*゚o゚*)wオオーッ!。線路沿いに菜の花が咲くような撮影地はよくあるけれど、ここまで一面に広がっているところは、そうそう無いんじゃないでしょうか (´▽`*)キレイ♪。菜の花を県の花としている、千葉の意地(?)を感じるような風景です(笑)。そしてすでに多くの同業者・・・というか、撮り鉄やネイチャーフォトグラファー、さらには観光客や家族連れの記念撮影なども入り交じったような状況で、それぞれにお花畑での撮影を愉しんでいます (^_[◎]oパチリ。私も畑の一角にて、さっそくカメラを構えることにしました。

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養老渓谷駅近くにある、
市原市石神地区の名所・なの花畑。
ここは休耕田を利用し、
地元有志のボランティア団体の方々が毎年、
菜の花を丁寧に育てているそうです。
アリガタヤ <(_ _*)> アリガタヤ
この日も畑には多くの人が訪れていました。

まずここで狙うのは、先ほど私が養老渓谷まで乗ってきた下り列車の折り返しとなる、五井ゆきの上り列車 (゚ー゚*)ノボリ。列車の運行本数が少ない小湊鐵道の末端部に位置するこの場所ですが、養老渓谷の次駅が終点の上総中野なので、折り返し列車はすぐにやってきます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。私が撮影ポイントに着いてから10分ほどで、早くも列車の通過時刻を迎えました。傍らにある踏切は警報機も遮断機も無い簡素な第四種踏切で(上写真参照)、やがて聞こえてきたのは列車が踏切を通過する際に鳴らす警笛の音 プオオォォォ━━━━( ̄- ̄ 3)━━━━ン…。

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あたり一面に咲き誇る菜の花に囲まれて、
のんびりと走りゆく小湊鐵道のディーゼルカー。
房総のうららかな春景です。
▲小湊鐵道 上総大久保-養老渓谷(後追い)

菜の花畑で、キハが撮れました~!ヽ(´▽`)ノキハキハ~♪
菜の花の黄色い絨毯をかすめるようにして走る、ツートンカラーのレトロなディーゼルカー。ローカル線らしいのどかさが感じられて、いい雰囲気じゃないですか (・∀・)イイネ!。残念ながらスッキリとした晴天ではない雲優勢の空模様でしたが、列車の通過直前に雲間から太陽が顔を覗かせてくれて、列車や菜の花に日が当たったのはラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。それにしてもやっぱり気になるのは、車体の側面に見られる「いちはらアート×ミックス」の告知文字。何も車両を使って開催期間を告知しなくてもいいように思うけど、これもアートの一環なのだろうか・・・σ(・ω・`)ウーン…。まあ、最近流行りの車体全面ラッピングなんかで告知するよりは、この潔い文字書きのほうが小湊鐵道らしい気もするのですが (´ω`)ソオ?。

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去りゆく列車を追ってもう一枚。
(^_[◎]oパチリ。
この角度ならば、
側面の文字が見えなくていい感じ!?
(゚∀゚)オッ!
風に揺られる無数の菜の花が、
列車の後ろ姿を見送っていました。
▲小湊鐵道 上総大久保-養老渓谷(後追い)

とはいえ、できることならば車体に文字の書かれていないノーマルな編成も撮りたいところ。そこで、菜の花畑を散策したり ウロウロ...(((o*・ω・)o、持参した駅弁を食べたり ≠( ̄~ ̄ )モグモグして待ち時間を潰し、一時間後にやってくる次の列車を同じ場所からもう一度狙ってみます。やがて現れたのは、ノーマルな編成【◎】]ω・´)パチッ!。しかし今度は太陽が雲に隠されてしまい、日差しが当たらない状態での通過でした (´д`;)アウ…。なかなかウマくいかないものです "o(-ω-;*)ウゥム…。同ポイントで撮った二枚の写真を見比べると、個人的には文字が書いてあっても、列車や菜の花に日が当たっているほうがいいかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン。

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文字の書かれていないノーマルな編成は、
花曇りのなかで通過・・・(´д`;)アウ…。
日が差ささなくても菜の花の黄色は鮮やかです。
▲小湊鐵道 上総大久保-養老渓谷

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列車の待ち時間でランチタイム (*'p')ハラヘター。
この場所で食べる駅弁と言えば・・・やっぱりコレ。
来る時に千葉駅で買ってきた「菜の花弁当(¥650)」
鶏そぼろと煎り玉子がゴハンの上にのせられた、
弁当箱の中の菜の花畑です(笑)
真ん中に添えられているのは、箸休めのアサリ煮。
☆☆☆・・ (゚д゚)ウマー!
ちなみにチーバくんがデザインされたペットボトルは、
千葉県産の茶葉を使った「おちゃ美人」というお茶。

さて、ここまで同じアングルで二本の列車を撮った菜の花畑 (^_[◎]oパチリ。次の列車は場所を変えて撮ろうと思います カエヨ…((((o* ̄-)o。私が小湊鐵道を訪れる際に前々から気になっていたという撮影ポイント、実はこの菜の花畑のなかではなく他にあるのです。むしろこれからが本番 (*`・ω・´)-3フンス!。それはもっと私好みの画が狙えるところ・・・といえば、もうどんな場所か想像できるでしょうか(笑) (;`ロ´)ハッ!。菜の花畑をあとにして歩き出すと、やがてその進む先に見えてきたのは、急な上り坂となった林道 (; ̄▽ ̄)ア、ヤッパシ。

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急坂の林道をひたすら上へ進みます。
道は整備されているけれど、
意外とキツい・・・
ε~ε~ε~((((;′□`)ヒイイィィ…。

そう、やっぱり私が目指すのは、高台からの俯瞰ポイント (´∀`;)スキネェ…。ここは登山道を登るようなコースではなく、整備された林道を進んでゆくのですが、だらだらと蛇行した坂道はけっこうな距離があり、ボディブローのようにじわじわと疲労が蓄積されます ε~ε~ε~((((;′□`)ヒイイィィ…。しかも地形的に上っている途中では線路などいっさい見えず、本当にこの道で合っているのかどうかの不安も覚えます σ(・ω・`)ウーン…。実際に途中で道を間違えて戻ったところもあり、菜の花畑から歩き続けて50分も経った頃、ようやく視界が開けるようなところへと出ることができました (゚o゚*)オッ!。そこから眼下を望むと・・・(「゚ー゚)ドレドレ

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たどり着いた目的の俯瞰ポイント。
ε-(´o`;A フゥ…。
そこから見える風景の真ん中には、
黄色いモノが見えます。

山の上から見下ろす目線の先にあるのは、鮮やかな黄色い一帯・・・(=゚ω゚=*)ンン!?、あれは先ほどまで私が撮影していた、例の菜の花畑ではありませんか w(゚o゚*)w オオー!!。もちろん畑のなかを横断する小湊鐵道の線路も確認できます。これはなかなか爽快な俯瞰ポイントで、坂道を歩いてきた疲れが一気に吹き飛ぶような素晴らしい眺めでした ☆:・゚.*(´∀`人)スンバラスィ*:☆。ちなみに穴場だと思っていたこの場所ですが、すでに先客の方がお二人いらっしゃいました。ご挨拶して私もカメラを構えます (*・ω・)ノ゙チワッス♪。

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この時の空模様はこんな感じ。
マンダーラになりそうで怖いなぁ・・・
(´・д・`;)ハラハラ…。

菜の花畑が一望できる気持ちのいい俯瞰ポイント (´▽`*)キモチイイ♪、あとここで望むのは・・・やっぱり、うららかな春の日差しが欲しいところ σ(゚・゚*)ンー…。先ほどよりはだいぶ雲が流れて青空が見えるようになり、太陽が顔を出す時間帯も増えてきました。列車が通過するタイミングで、ウマく日が差してくれるといいのですが・・・σ(・∀・`)ドーカナ…。列車の通過時刻が迫るにつれ、雲の流れに一喜一憂 (´・д・`;)ハラハラ…。日が出ている時にはすぐに列車が来て欲しいと願い、日が翳っている時にはまだ来るなと願う 八(゚- ゚)オネガイ!。何の変哲も無い普通列車でも、二時間に一本の列車ともなれば、その緊張感は高いものがあります (°_°;)ドキドキ。果たしてその結果は・・・

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山里の春に彩りを添え
菜の花の黄色いパッチワーク。
ツートンカラーの列車がそこを縫うように進みます。
素敵なふるさとの風景がここにありました。
▲小湊鐵道 上総大久保-養老渓谷

おひさま、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!
背後の山がマンダーラになっているので分かるように、かなりキワドいタイミングでしたが、列車が現れる直前に雲が抜けてくれて、菜の花畑一帯にはうららかな春の日差しが降り注ぎました ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。晴れ運、グッジョブ! ъ(゚Д゚)グッジョブ!。日が当たったことで鮮やかに発色し、風景に映える菜の花畑とツートンカラーの小湊キハ。さらに水が張られた代田は水鏡となり、そこにもキハの姿がクッキリと映し出されています (σ´∀`)σイイネ~♪。里山の春を詰め込んだ箱庭のような風景は、キハや菜の花畑だけでなく、あちこちに写り込んだ鉄ちゃんやギャラリーの存在なども面白く表れており、あらためて高台から撮ることの楽しさと、俯瞰情景の壮大さを感じました (´ー`)シミジミ(余裕がありましたら、ぜひ写真をクリックし、拡大してご覧ください)。ちなみに、よく見ると右側の一両は例の「文字入り」車両なのですが、遠景ならばそれほど気にならない・・・かな?(笑)。

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菜の花畑をゆっくりと走るキハ。
ズームレンズを望遠側に回してもう一枚。
(^_[◎]oパチリ。
あらためて高台から眺めても、
この菜の花畑は本当に見事です。
▲小湊鐵道 上総大久保-養老渓谷

のこのこと走りゆくキハを高台から見送り、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。 え?せっかく苦労して長い坂道を上ってきたのに、わずか列車一本の撮影だけで下りちゃうのかって? (゚.゚*)オワリ?。できることならば私も、もう一本くらいこの俯瞰ポイントで列車を撮って行きたいところなのですが、今から40分後に麓の養老渓谷を発車する上り列車に乗らないと、その次はさらに二時間半後まで待たなければ上り列車はありません ( ̄  ̄;)ニジカンハン…。この日は日曜日なので翌日の仕事のことなどを考えると、少しでも早く帰宅したいという軟弱な気持ちが撮影意欲より勝り、ここでの撤収となりました カエロ…((((o* ̄-)o。

桜がまだ咲いていなかった都内から、思いきって足を伸ばしてやって来た、房総の小湊鐵道。撮影地で撮った列車は三本だけだったけれど、菜の花畑が広がるのどかなローカル線の春景に癒され、さらには林道ハイキング(?)も楽しむことができて、春の休日を満喫したプチトリップでした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。桜のほうの撮影は、来週(今週末)かな?(お天気がちょっと気がかりだけれど)。

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俯瞰ポイントからの帰り道は、
おもに下り坂だったので、
駅までは30分ほどで到達。
ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。
乗りたかった上り列車に間に合いました。
▲小湊鐵道 養老渓谷


養老渓谷1412-(小湊28A)-五井1515~1519-(内房・総武快速5490F)-錦糸町1609~1613-(総武1525B)-御茶ノ水1622~1626-(中央1647T)-新宿1636
 
 
 
 
 


 
☆オマケ☆

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前々記事前記事で話題にした「JR30周年」。
先日には自宅の最寄駅で、
記念のポケットティッシュが配られていました。
ドゾー(*・∀・)つ[テッシュ] ヽ(´▽`)ワーイ♪
いちおうこれも、マニアにとっては貴重な記念品です。
(下のティッシュBOX(?)は、関係ありません(笑))



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ONE-shot 246 30年目の貨物機。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 246 30年目の貨物機。

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1987年の春に国鉄を引き継いだJRは、
今年で発足からちょうど30年。
そして今日、4月1日はJRのお誕生日です。
ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゚'・:*☆オメデトォ♪
 
 それをお祝いして、
JR貨物に所属する国鉄型電気機関車の
EF65形2067号機には、
記念のヘッドマークが掲げられています。
(゚∀゚*)オオッ!!
 
 
国鉄時代に
旅客列車と貨物列車の両方を牽引できる、
汎用形の直流機として139機も製造された、
EF65のPF形 (゚ー゚*)ピーエフ
(ちなみにPFのPは「passenger=旅客」を、
Fは「freight=貨物」を表します)。
大所帯な同形のなかには
分割民営化時にJRの旅客会社へ配属されて、
ブルートレイン(寝台特急)の牽引など、
華やかな仕事を務めた機体もいますが、
JR貨物の一員となった、この2067号機は、
PF形とはいうものの旅客列車を牽引することなどなく、
一貫して貨物列車の牽引のみに従事した、
貨物ひとすじ30年。
カモツ(`・ω・´)ヒトスジ!
 
 
んな地味な仕事に就く同機が見せる、
ヘッドマークを掲げた晴れ姿。
闇夜に浮かび上がったその表情には、
ブルートレインの牽引機にも劣らない凛々しさが
感じられました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
 
17.3.29 総武本線 新小岩(信)
 
 

 
 
JR貨物の30周年を記念したヘッドマークが、
貨物列車を牽引するEF65に付けられたと聞き、
それを撮ってみたいと思った私
σ(・∀・`)トリタイ…。
貨物列車の運用などに疎い「貨物オンチ」の私に、
マークが付いた特定の機関車を捕まえるのは
容易なことではありませんでしたが、
ネットの目撃情報などを参考に運用を検索してみると
\_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、
どうやらこの日は
千葉の蘇我から総武本線を上る貨物列車(1090レ)に
マークの付いた2067号機が登板しており、
夜の7時頃には総武線の新小岩駅(都内)に隣接した
貨物の信号場に停車するらしい・・・
との情報をつかむことができたのです。
(・o・*)ホホゥ。
 
そこで退勤後にカメラを持って駆けつけてみると、
新小岩信号場の構内には情報どおり、
記念マークを付けたEF65の姿がありました。
(゚∀゚*)オオッ!!

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照明などの光があまり当たらない
暗いところに停まっていた同列車。
会社帰りで三脚などを持っていなかった私には、
かなりキビシい撮影条件でしたが、
(-"-;*)クライ…
発車してサーチライトの下を通過するタイミングを
見計らってシャッターを切ったのが、
今回の「ONE-shot」(一枚目)です。
【◎】]ω・´)パチッ!
動き出した直後のゆっくりとした速度だったので、
流し撮りと言えるほど背景は流れていないけど
(これでもシャッタースピードは1/8secなの)、
ヘッドマークを付けた顔を強調するには、
案外、悪くない画になったのではないでしょうか。
 
 
 
それにしても、記念すべき30周年なのに、
ほかのJR(旅客会社)では、
あまり盛り上がっていないような気がします。
えらくお高い記念きっぷなんかは発行されるみたいだけれど、
ヘッドマークの取り付けや記念列車の運転などは、
行なわれないのかなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。
 
 


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