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ONE-shot 476 黒ィ山手線。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 476 黒ィ山手線。

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これは、
ハロウィンのヘタな仮装でしょうか(笑)
(゚∀゚)アヒャ☆


日本の“鉄道開業150年”を記念して、
明治時代の開業時に走っていた
1号蒸気機関車”をイメージしたのだという
真っ黒なラッピングの山手線。
巷では「黒い山手線」などと呼ばれています。
( ̄▽ ̄)マックロクロスケ

いくら車体を黒くしたからって
E235系を蒸気機関車(SL)に見立てるのは
さすがにムリがあるように思うけど、
σ(゚・゚*)ンー…
その突飛な発想と
実際に走らせちゃう遊び心は
なかなか洒落が利いているじゃないですか。
ъ(゚Д゚)ナイス
個人的にはホンモノのSLで運転された
記念列車(D51の「SL150周年記念号」)よりも
コッチのほうが惹かれたな(笑)

現代の最新型電車に
開業時のSLを重ね合わせる。
一見、おふざけのように感じますが、
実はこれこそ150周年のメモリアルにふさわしい
記念列車(記念編成)なのかもしれません。
(・∀・)イイネ


煙を吐かない“令和の1号機関車”は
ドラフト音でなくインバータ音を響かせて、
開業から150年目を迎えた日本の鉄路を
スマートに走り抜けてゆきました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。


22.10.11 東北本線(山手線)西日暮里



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黄緑色がラインカラーの山手線
異彩を放つ「黒い山手線」。
w( ̄▽ ̄*)wワオッ!!
その実態はJR東日本とコラボした、
動画配信サービス「Netflix」の
ADトレイン(広告貸切電車)なのですが、
(゚ー゚*)ネトフリ
「Netflix」のロゴ(赤いN)とともに
「鉄道開業150年」の公式マークもあしらわれ、
これが単なる広告ラッピング電車ではなく
150年記念企画の一環であることを表しています。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・150ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)

なお、当ラッピング編成(トウ15編成)は
今年の12月31日まで運行予定。



鹿児島本線・・・ED76形 貨物列車 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.09.24 鹿児島本線 
九州の赤い機関車が撮りたい
ED76形 貨物列車 撮影
 
 
前回からの続きです。

9月23日(2022年)の“秋分の日”に、佐賀県の武雄温泉(たけおおんせん)と長崎のあいだで、新たに開業した「西九州新幹線」(*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。
私はさっそく、開業初日の新幹線「かもめ」に乗り(下り一番列車の「1号」でなく、二番目の「3号」だけど)、初めて目にする新鮮な車窓風景を食い入るように眺めながら (*゚v゚*)ワクワク♪、わずか30分ほどの乗車を楽しんで、終点の長崎に到着します ( ̄▽ ̄)ナガサキ。
長崎では新幹線の開業を祝う様々なイベントが催されており、そのなかでもいちばんの目玉が航空自衛隊の「ブルーインパルス」による祝賀飛行 (゚ー゚*)ブルー。雨が降るあいにくの天気ではあったものの、長崎駅に停まる新幹線「かもめ」とその上空を飛ぶ「ブルーインパルス」による“夢の共演”をどうにか撮影できて w(*゚o゚*)wオオー!、開業日ならではのいい記録を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
その後、手頃な宿泊施設が確保できなかった私は長崎を離れ、長崎本線の普通列車を上り方向へ乗り継いで東進 ...(((o*・ω・)o。宿泊地に選んだのは、佐賀県の東部に位置する鳥栖(とす)でした ( ̄  ̄*)トス。


9月24日(土)

鳥栖で朝を迎えた、旅の三日目(福岡への到着日を初日として)。
前夜は駅の様子が一望できる“トレインビュールーム”(列車が見えるお部屋)の窓から、ちょっと貴重な車両をたまたま目撃し Σ(゚∇゚;ノ)ノ マヤッ!?、その興奮がおさまらずに寝付けなかった ε-(°ω°*)ムフーッ!・・・なんてことはなく、ぐっすりと熟睡できて、今朝の目覚めはスッキリ (`・∀・´)シャキッ!。
予定どおりホテルを6時前にチェックアウトしたら、さっそく駅へと歩いて向かいます。


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前夜に到着した時はもう暗くて
全容がよくわからなかった鳥栖の駅舎。
明治44年(1911年)に建てられた
(改築された)、
歴史ある木造駅舎をあらためて眺めます。
(´ω`*)シブイ
▲22.9.24 鹿児島本線 鳥栖


前回の記事でも触れていますが、ここ鳥栖は鹿児島本線と長崎本線が分岐する駅で、博多方面へ向かう鹿児島本線の上り、熊本方面へ向かう同線の下り、そして当駅を起点に佐賀方面へ向かう長崎本線の下り、おもにその三方向の列車が発着します (・o・*)ホホゥ。
熊本も久しく行ってないなぁ・・・と思いつつ σ(・∀・`)ウーン…、私が乗り込んだのは、上り方向へ進む博多ゆき普通列車 コッチ…((((o* ̄-)o。


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鹿児島本線の博多ゆき普通列車は
赤いお顔が印象的な813系。
転換クロスシートなのが個人的に嬉しい。
(・∀・)イイネ

▲22.9.24 鹿児島本線 鳥栖


仕事で福岡への出張は少し前にあったけど、プライベートな鉄道旅では久しぶりに訪れた今回の九州 (*´∀`)ノ゙オヒサ。せっかくならこの機会に熊本や大分などにも足を伸ばして、いろんな路線をじっくりと巡りたいところですが (・∀・)イイネ、悲しいかな、旅費に乏しい私にそんな余裕はなく、それゆえ時間も限られています (´・ω`・)エッ?。


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テレビでみた天気予報によると、
今日の佐賀や福岡は“曇りのち晴れ”。
東の空にはきれいな朝焼けが見られました。
(゚∀゚)オッ!
なお、列車はただいま
鳥栖貨物ターミナル付近を走行中。
▲22.9.24 鹿児島本線 鳥栖-田代
(車窓から)


お金が無いのはわかるけど、時間も無いとはどういうことかというと ビンボー( ̄皿 ̄)ヒマナシ、今旅は開業初日の西九州新幹線に乗ることがいちばんの目的で、それに間に合わせるため前夜に駆け付けた往路では、東京の羽田から福岡まで大手航空会社(青いほう)の飛行機を利用 ⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ブーン。これが連休前の夜便だったため、早めに予約した割引料金(早割)とはいえ、それでも設定された運賃がけっこう高かった σ(・∀・`)ウーン…。それに加えて、当然ながら目当てである西九州新幹線(+連絡特急)の乗車券や特急料金もかかり、ふだんは「青春18きっぷ」や「休日お出かけパス」などを駆使し、“地べたを這いずりまわるような旅”(どんな旅だw)をしている私からしたら (( へ(へ´∀`)へカサカサ、ここまででかなりの出費です。これは抑えられるところはできるだけ、節制しなきゃいけない (´д⊂)ボンビー。


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太宰府天満宮に近い二日市は
駅舎が当宮を模した意匠となっており、
駅名標も鳥居の形をしています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.9.24 鹿児島本線 二日市
(車窓から)


そこで、九州から東京へと帰る復路では、大手航空会社ではなくLCC(格安航空会社)の飛行機とし、さらにそのなかでも比較的運賃が安めに設定された、三連休中日となる今日の15時に福岡から成田へ向かう便を選択 ( ̄  ̄*)エルシーシー。あまりゆっくり滞在できない中途半端な出発時間だけど、これはかなり助かる価格(諭吉さん一枚でおつりがくる)のエアチケットでした (´艸`*)オトク♪。ホテル選びの件といい、何ともみみっちい話ばかりでお恥ずかしい限りですが (^^;)ゞポリポリ、裕福でない一介のセロリーマン(サラリーマンねw)が趣味にかけられるお金ってそんなもんだと、個人的には思っています (-`ω´-*)ウム。
そのような理由から、私は14時ごろまでに福岡空港へ行かねばならず、今日の鉄道趣味(乗り鉄や撮り鉄)に与えられた時間が限られているのです (´ω`)ナルヘソ。


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博多で小倉ゆきの区間快速に乗り継ぎ
・・・って、
これは鳥栖から乗ってきた普通列車が
そのまま化けました。
(-h-)ドロン
▲22.9.24 鹿児島本線 博多


鳥栖から乗った普通列車は40分で博多着。
ここでさらに鹿児島本線を先へ進む、小倉ゆきの区間快速列車に乗り継ぐつもりでしたが σ(゚・゚*)ノリカエ?、車内の放送によると「区間快速の小倉ゆきをご利用のかたは、引き続きこの列車にご乗車ください」とのこと (゚∀゚)オッ!。終点で折り返したり、回送列車になったりせず、そのまま乗客を降ろさずに、運用の都合で違う行き先や種別の列車に変わることを、俗に鉄道用語で“化ける(ばける)”といいます (-h-)ドロン。今回の例だと鳥栖〜博多が普通列車の2126M、博多〜小倉が区間快速の3122Mで、“時刻表上では別列車”の扱い (*・`o´・*)ホ─。化ける列車はさほど珍しいものではないけど(関東だと小田急の列車が新松田などでよく化けますよねw)、知らずにこういうのに当たると鉄ちゃん的にはちょっと楽しい (゚∀゚)アヒャ☆。
そんな区間快速へと化けた列車にそのまま乗り続け ...(((o*・ω・)o、私が下車したのは博多からさらに30分ちょっと進んだ、東福間(ひがしふくま)。


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途中の香椎(かしい)で車窓から見えた
香椎線の蓄電池車両、BEC819系「DENCHA」。
非電化の当線は国鉄型キハ(ディーゼルカー)の
イメージがいまだに拭えない私にとって、
初めて見る「DENCHA」は不思議な感覚です。
(゚ー゚*)デンチャ
昨日(前記事)見かけた大村線のYC1系といい、
しばらくご無沙汰だと車両も変わるよね・・・。
( ̄  ̄;)ウラシマ…
▲22.9.24 鹿児島本線 香椎(車窓から)

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おなじ813系で二つの列車を乗り続け、
私がやってきたのは東福間。
(・ω・)トーチャコ
1978年(昭和53年)に開業した当駅は
近代的な橋上駅舎です。
▲22.9.24 鹿児島本線 東福間


鳥栖0603-(鹿児島2126M)-博多0645~0655-(3122M区間快速)-東福間0730

福岡と北九州の都市圏に挟まれた福岡県福津市。当地に所在する東福間は、昭和40年代から50年代にかけて宅地開発や団地の建設が進んだことにより、地域住民の陳情を国鉄が受けて開設された駅で、周囲は東京近郊に似た雰囲気の閑静な住宅街といった印象を受けます σ(゚・゚*)ンー…。


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歩いて目的地へ行く道すがら
渡った跨線橋には、
「日本国有鉄道 鹿児島本線」の
立派な銘板が見られました。
( ̄  ̄*)コクテツ

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その跨線橋から撮ってみた
811系の普通列車。
(^_[◎]oパチリ
右のほうに見える溜池のようなものは
魚を飼育・繁殖させるための
養魚池だそうです。
何を育てているのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間
(後追い)


そんな街なみから、線路に沿った県道を東のほうへ20分ほど歩き進むと ...(((o*・ω・)o、やがて田畑などの農地が一帯に広がるのどかな景色となり、そこに敷かれた鹿児島本線の線路が確認できます (゚∀゚)オッ!。
この場所が私の目的地で、福岡の近郊にて鹿児島本線の列車が手軽にスッキリと撮れるという、当線屈指のメジャーな“お立ち台的撮影ポイント”です ( ̄。 ̄)ヘー。


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私がやってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
田園の築堤上を走る鹿児島本線の列車を
並行する道路の歩道などから狙えます。

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近くに設置された踏切が鳴ったので
とりあえず適当な位置でカメラを構えてみたら、
EH500形電気機関車が牽く上りの貨物と
813系の下り普通列車による離合シーンが
タイミングよく(?)撮れました。
【◎】]ω・)パチャ
“金太郎”(EH500形)は
九州にも活躍の場を広げています。
(゚ー゚*)キンタ
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間

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それにしても雲が多くて、
なんだかスッキリしない空模様だねぇ・・・。
(´〜`)ウーン…


福岡県北九州市の門司港(もじこう)を起点に、鹿児島県の鹿児島まで伸びる鹿児島本線(ただし八代〜川内は現在、第三セクターの肥薩おれんじ鉄道)。その北部の区間にあたる小倉と博多のあいだは、北九州と福岡の都市間輸送に奔走する近郊列車(快速や普通)や通勤特急の「きらめき」、日豊本線に直通して博多と大分をむすぶ特急「ソニック」、門司港から博多を経て長崎本線に直通する一部の特急「リレーかもめ」や「かささぎ」など、多種多様な列車が高頻度で運行されており、それらの列車をこの“東福間のお立ち台”では見ることができます (・o・*)ホホゥ。
なにか珍しい列車(マヤ検とかw)が運転されるような“ネタ情報”はとくに得ていないけど、たとえ定期列車だけだとしても東京在住の私にとっては、なかなか撮りに来ることができない九州の列車たちを記録するいい機会ですし (・∀・)イイネ、ここならば福岡空港へ向かうのにもアクセスしやすいと思い σ(゚・゚*)ンー…(東福間から福岡空港へは、鹿児島線と地下鉄を博多で乗り継いで、おおむね50〜60分くらい)、今日はこの場所に撮影へ訪れてみました (´ω`)ナルヘソ。


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曇天下でも鮮やかなオレンジ色が印象的な
783系“ハウステンボス色”(+みどり色)の
特急「きらめき」。
(☆∀☆)キラメキ☆
門司港・小倉〜博多をむすぶ当列車は
朝夕の通勤時間帯に運行される
“通勤ライナー”的な役割の特急列車で、
車両は長崎・佐世保線の特急
「みどり」や「ハウステンボス」と共通運用の
783系が使われています。
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間

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この区間でのエース的な存在といえば、
博多と大分をむすぶ特急「ソニック」。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
「音速」を意味する「ソニック(SONIC)」には
カーブを通過する際にも速度を落とさず、
車体を傾斜させて遠心力を軽減する
“制御振子式”を搭載した二形式が使われています。
車体色が青い883系を使用する当列車は
通称「青いソニック」。
(゚ー゚*)アオ
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間
(後追い)


景色がのどかな田舎のローカル線で、単行のディーゼルカーなどをのんびりと撮るのも風情があるけど (´ー`)マターリ、いろいろな種類の列車が次々にやってくる幹線(本線)での撮影もまた、図鑑のページをめくるようでマニア的に面白いもの ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。
とくにJR九州の特急列車は、短時間で立て続けにやってきた783系の“ハウステンボス色”や883系の「ソニック」(青いソニック)を見てもわかるとおり、ちょっと奇抜で独特なデザインや色づかいをしていて、目を楽しませてくれます (*´v`*)カラフル。


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同じく特急「ソニック」でも、
車体色の白い885系が使われるほうは、
通称「白いソニック」
(゚ー゚*)シロ
・・・ですが、
この885系はなんだか
車体の側面がにぎやかだぞ?
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


しかも、885系の特急「ソニック」(白いソニック)ではたまたま、一本しかない“ラッピング編成”が来てくれてラッキー (゚∀゚)オッ!。
これは西九州新幹線の開業にともない、長崎本線の特急「かもめ」で使われていた885系が、佐世保線の特急「みどり」(博多〜佐世保)の一部へコンバートされたことにあわせて(それまでの「みどり」は783系のみを使用)、佐世保市をはじめとする長崎県北部地域のPRを目的としたラッピング装飾を当系のうちの一本(SM10編成)に施したもので、車体の側面にはご当地の名所や名物がにぎやかに散りばめられています ( ̄。 ̄)ヘー。
なお、福岡の南福岡車両区に所属する885系は、「ソニック」、「リレーかもめ」、「みどり」、「かささぎ」などの各特急列車で共通に使用されており、長崎北部PRのラッピング編成だからといって必ずしも「みどり」だけに使われるわけではなく、今日は「ソニック」の運用に就いていました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


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885系・SM10編成に施された、
長崎県佐世保市などのPRラッピング。
駅で停まっているときなどに
装飾をじっくりと眺めたら楽しそう。
(・∀・)イイネ
ちなみに“佐世保バーガー”をモチーフにした
ゆるキャラの「佐世保バーガーボーイ」
アンパンマンの作者である
やなせたかし氏がデザインされたそうです。
(゚ー゚*)バーガーボーイ…
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


そんな個性あふれる特急列車たちも魅力的だけど、やはり国鉄時代の古い車両、いわゆる“国鉄型車両”に関心の高い私が気になるのは、電気機関車がけん引する貨物列車 ( ̄  ̄*)カモレ。
鹿児島本線の福岡近郊(門司〜博多)では、本州と九州のあいだの物流を担う貨物列車が頻繁に運行されており、私がこの撮影地に着いて最初にチラ見した、JR型電気機関車のEH500形が現在の当区間では主力として使われているのですが (゚ー゚*)キンタ、なかにはまだ国鉄型の電気機関車で賄われている列車もあり、私が昨夜に鳥栖で撮影した貨物列車も国鉄型のEF81形のけん引でした ε-(°ω°*)ギンガマ!。私はあまり貨物の運用には詳しくないけど、どうやらEH500形は基本的に本州方面〜福岡貨物ターミナルの運用に留まっていて、それ以外の九州各地へと向かう列車にはEF81形などの国鉄型機が使われている模様 (*・`o´・*)ホ─。
そんなことを事前にチェックしてきて、特急列車などを撮りながらためしに待ってみると σ(゚・゚*)ンー…、やがて上りの小倉方向から赤い電気機関車の姿が見えてきました (゚∀゚)オッ!。


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コンテナが満載された長い編成の貨物列車を
先頭に立って力強く牽引する深紅の機関車。
国鉄型交流専用機 ED76形、今なお健在!
(゚ー゚*)ナナロク
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


ナナロク、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
昨夜の“銀ガマ”(EF81 303)ほどのインパクトは無いけど、濃い赤色に塗られたED76形電気機関車(ED76 83)が、コンテナを積載した貨車を引き連れて、ガシャガシャと轟音を響かせながら築堤上を走りぬけてゆきます。う〜ん、シブいなぁ (´ω`*)シブイ。
JR九州のコーポレートカラーが赤なので、九州は電気機関車も赤い!? (゚∀゚)アヒャ☆・・・というわけではなく(そもそも貨物列車を牽く機関車はJR貨物の所属だし)、この赤は“交流型機関車”を表す色です ( ̄  ̄*)コーリュー。現在は必ずしもその定義どおりではありませんが、国鉄時代の電気機関車(新性能電機以降)にはその走行可能な電源方式によって、直流電化路線で使われる直流専用機を“青”(青15号)、交流電化路線で使われる交流専用機を“赤”(赤2号)、そして直流と交流の両方に対応した交直両用機を“ピンク”(赤13号)に色分けされていました ( ̄。 ̄)ヘー(なお、ステンレス外板の“銀ガマ”は当初、関門間に限定した特殊用途だったために塗装が省かれたらしい)。JR型の機関車でもいちおう、直流機のEF210形やEH200形は青系となっていますが、交直両用機のEF510形やEH500形はピンクでなく基本的には赤系。そもそも近年は交流区間でも交直両用機が使われるケースが増えていて、もともと赤で表していた交流専用機は活躍の幅が狭まっています ( ´_ゝ`)フーン。
現在ある交流専用機は、北海道新幹線と共用となっている青函トンネル(海峡線)の通過が可能な特殊用途のEH800形と、東北地方のED75形、そして九州のED76形の三形式のみ (・∀・`)スクナイ…。そのうち後者の二形式が国鉄型の電気機関車なのですが、JR東日本に残されたED75形はおもに工事列車や配給列車、イベント色の強い臨時列車の牽引などに使われる程度で定期運用はなく、今も日常的に見られる国鉄型の交流機は九州のED76形だけといった状況です σ(゚・゚*)ンー…。つまり国鉄型の交流専用機が牽く貨物列車は今や、九州でしか見られない貴重なものと言えるでしょう ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。そして当形も安泰というワケでなく、後継機となるEF510形(300番台)が今年に落成し、試運転を行なっている段階です。
そんな、この先の去就が気になるED76形の引く貨物列車が実は、東福間の撮影ポイントを訪れた私のいちばんの狙いでした (^_[◎]oパチリ。


0021.jpg
築堤が小川を跨ぐ部分に見られた
煉瓦積みのアーチ橋は、
鹿児島本線の前身である九州鉄道が
1890年(明治23年)に
赤間と博多のあいだを開通した際に
架けられたもののようで、
歴史深い趣が感じられます。
(´ー`)シミジミ

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0023.jpg
そんなアーチ橋と列車を絡めてみようと、
適当に列車を待ってみたら、
たまたまやってきた門司港ゆき普通列車は
国鉄型車両の415系1500番台でした。
(゚∀゚)オッ!
常磐線に縁のある私にとって当系は
個人的にちょっと懐かしい印象を受けます。
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間
(後追い)

4151.jpg
4152.jpg
ちなみに私が福岡へ着いた一昨日の夜に、
博多では鋼製車の415系も見かけています

(^_[◎]oパチリ

どうやら西九州新幹線開業にともなう今改正で
この白い415系は引退してしまったようで、
私にとってこれが最後の撮影となりました。
(´・ω・`)ショボン
▲22.9.22 鹿児島本線 博多


お目当てだったED76形の牽く貨物列車が撮れたあとも、空港へ向かうにはまだ時間が早いので、もう少し撮影を続けます。
はじめは雲が多くてなかなか日が差さなかった当地の空模様ですが (≡"≡;*)モヤモヤ…、“曇りのち晴れ”の予報どおり、次第に雲が流れて青空が広がるようになってきたため (゚∀゚)オッ!、今度は列車の背景に空を広く入れてみようかと思い、低い位置の農道から築堤上の列車を見上げて撮るような目線のアングルへと移動 コッチ…((((o* ̄-)o。
そこで次にやってくるハズの特急列車を待ち構えていると、踏切の鳴動とともに現れたのは・・・え?また “ナナロク”!? Σ(゚∇゚*ノ)ノ エッ!?


0025.jpg
爽やかな秋晴れの空のもと、
“ナナロク”と“金太郎”が手をつないで
なかよくお散歩でしょうか?
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


じゅうたん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
な、なんと、ED76形(ED76 1021)とEH500形(EH500-48)という新旧の電気機関車が二機つながって、築堤上をのこのこと走りゆくではありませんか ...(((o*・ω・)・ω・)o。重連単機回送、俗にいう“重単(じゅうたん)”ってヤツです (゚ー゚*)ジュータン(重連なのに単機とはこれいかに? (。A。)アヒャ☆)。これが機関車運用の都合などで定期的に設定されている回送列車なのかどうか分からないけど、少なくとも情弱な私はまったく把握していなかった想定外のサプライズでした w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。前夜の“マヤ検”に続いて、ここでも“鉄運”に恵まれたのか? ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
ただ、次に来るハズの特急列車をサイドからの“流し撮り”で狙おうと考えていた私は、カメラの撮影設定をそれに合わせた遅めのシャッタースピードにしていて ( ̄- ̄*)ナガシ…、突然に現れたこの“重単”もそのままの“流し撮り設定”でカメラを振りながら対応したのですが【◎】]ω・´;)パチッ!、どうにかED76形の先頭部にはピントも振りもシンクロしたものの、後方のEH500形はややブレ気味・・・(´д`;)アウ…。できればこういう列車は流し撮りでなく、きっちりと写し止めたかったところです σ(・∀・`)ウーン…。まあ、珍しいもの(?)が知らずに撮れたのだから、贅沢なことを言っちゃいけないけど (^^;)ゞポリポリ。


0026.jpg
そのままズームしながら、
ED76形の横顔もアップでパチリ。
(^_[◎]oパチリ
凛々しくてカッコいいんだけど、
交流機は基本的に
前側のパンタグラフを上げないので、
先頭部だけを切り取ったような撮り方は
何となくビミョーな絵に感じてしまうのは
私だけだろうか・・・。
( ̄▽ ̄;)ビミョー…
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


ED76形を先頭にした“重単”とは、なんとも意表を突かれた展開でしたが、このローアングルでの流し撮りで私が狙いたかった、ホントのターゲットはこちらの特急列車でした (*`・ω・´)-3フンス!。


0027.jpg
風を切って疾走する、蒼い特急。
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


青いソニックが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
そう、先出した883系の特急「ソニック」(゚ー゚*)ソニックヘッジホッグ。このシャープなスタイルとメタリックブルーのカラーリングが絶妙にマッチしたデザインは、まるで“ダイキャストのミニカー”か“超合金ロボット”でも見ているかのような、“昭和時代の少年”(ワタクシのことね)の好奇心をくすぐるカッコよさが感じられ (*゚∀゚)=3ハァハァ!、いつか機会があればコイツを魅力的に撮ってみたいと思っていたのです 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
「SONIC(ソニック)」の名にふさわしい華麗な走りっぷりは、同じシャッタースピードの設定で撮ったED76形の写真と見比べてみると道床や背景の流れ方が歴然で、その速さをファインダー越しに実感した緊張度の高い撮影でした (`・v・´;)ドキドキ。どうにか狙い通りに写し止めることができてよかった ε-(´∇`*)ホッ。


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撮影に訪れたのはお彼岸のころで、
築堤近くの農道には
ちょうど見ごろを迎えた赤いヒガンバナが
鮮やかに咲いていました。
(゚ー゚*)リコリス
▲22.9.24 鹿児島本線 東福間-東郷


福岡を15時に出る中途半端な時間帯の飛行機へ乗るため、限られた時間で鹿児島本線の撮影に訪れた東福間の“お立ち台”。
ここでは何か珍しい列車が来ることを期待していたわけでなく、定期で運行されている特急列車や貨物列車などが記録できればそれでじゅうぶんだと考えていましたが σ(゚・゚*)ンー…、885系「ソニック」の“佐世保ラッピング”やED76形とEH500形による“重単”など思わぬ収穫もあって (゚∀゚*)オオッ!、一か所にずっと留まっての撮影だったものの、存分に楽しむことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

さて、この辺でそろそろ撮影を切り上げて、福岡空港に向かうとしますか ...(((o*・ω・)o。


0030.jpg
811系の久留米ゆき区間快速に乗って
東福間をあとにします。
朝は曇っていたけど、
すっかりいいお天気となりました。
▲22.9.24 鹿児島本線 東福間

0031.jpg
東福間から30分ほどで博多に到着。
12時半、ちょうどお昼時か・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
ちなみに右のほうに見える異色併結の列車は
先ほどの東福間では「きらめき」として撮った
「ハウステンボス」と「みどり」の783系。
▲22.9.24 鹿児島本線 博



東福間1158-(鹿児島3225M区間快速)-博多1227


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九州を離れる前に
博多でいただくお昼ゴハンはもちろん
お決まりの博多ラーメン。
こってりとしたとんこつスープが細麺に絡む
特有の美味しさを堪能します。
メンラー(゚д゚)ウマー!

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博多から福岡空港までは
福岡市営地下鉄の空港線でわずか5分。
福岡は空港が近くてとても便利です。
(o ̄∇ ̄o)チカイ♪
▲22.9.24 福岡市営地下鉄空港線 福岡空港


博多1335-(福岡市営地下鉄空港線56)-福岡空港1340

西九州新幹線の開業に合わせて、初秋の三連休に訪れた九州の鉄道旅 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ! 。
記事内でも触れたように、武雄温泉と長崎のあいだのわずか66キロ、乗車時間が30分の西九州新幹線ですが ( ̄ω ̄;)ミジカイ…、あくまでも個人的にはここを乗り潰すことで鉄道旅客路線完乗(鋼索線を除く)のタイトルを保持することができ、距離や乗車時間以上の達成感と満足感がじゅうぶんに得られました (´ー`)シミジミ。ブルーインパルスによる祝賀飛行があいにくの雨天だったのは残念だったけど、悪天候のなかで飛行してくれただけでもありがたかったし、この状況もまたリアルな開業日の記録だと思います (-`ω´-*)ウム。
そして西九州新幹線の初乗車を目的とする今旅はどちらかというと、“撮り鉄”より“乗り鉄”のほうがメインになると考えていましたが、新幹線「かもめ」や観光列車「ふたつ星」の出発式などが見られ (゚∀゚)オッ!、宿泊地に選んだ鳥栖では“銀ガマ”(EF81 303)や“マヤ検”(マヤ34)との遭遇 (゚∀゚*)オオッ!!。そして今記事でお伝えした東福間のお立ち台では、ED76形+EH500形の“重単”が撮れるなど (*゚∀゚*)オオオーッ!、図らずもいろいろと嬉しい“鉄運”に恵まれて、“撮り鉄”のほうでも存分に楽しめました ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。
また、長崎のちゃんぽんや鳥栖の焼き鳥(記事にはしませんでしたが)、博多ラーメンなど、各地でちょこちょこと美味しい名物も堪能。慌ただしくも充実した、いい旅ができたと思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

ちなみに、今旅で西九州新幹線の完乗は果たせましたが、来年(2023年)の3月には福岡市営地下鉄の七隈線(ななくません)が天神南から博多まで延伸開業する予定 ( ̄△ ̄;)エッ…(なお、延伸距離はわずか1.4キロw)。それを乗りにまた九州へ行かなきゃなぁ(笑)


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福岡から成田まで
☆のマークの飛行機にお世話になります。
LCCだけどサービス面で気になるところはなく
快適な空の旅でした。
⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ブーン


福岡空港1510-(GK508)-成田空港1700


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LCCの飛行機が着く
成田空港の第3ターミナルは
成田線の空港第2ビルが最寄駅。
東京方面の総武快速線に直通する
快速列車が来るかと思いきや、
成田空港発ではちょっと珍しい
209系の千葉ゆき普通列車でした。
(゚ー゚*)マルキュー
▲22.9.24 成田線 空港第2ビル


空港第2ビル1736-(成田1458M)-千葉1825~1830-(総武快速1842F)-東京1908



ONE-shot 475 トスdeマヤ! [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 475 トスdeマヤ!

9001.jpg
構内に人影がまばらな夜10時半の
鳥栖(とす)駅。
ここから見えるいちばん手前のホームには、
前後を黒いDE10形ディーゼル機関車に挟まれた
ちょっと小振りな青い車両が確認でき、
その床下に備えられた特殊照明がキラッと
星のごとく瞬いています。
・:+.(☆∀☆)キラッ!+.゚

この車両は在来線の軌道(レール)の歪みなどを
走行しながらチェック(検査や測定)する
“高速軌道検測車”の「マヤ34形」。
新幹線でいう「ドクターイエロー」のような存在で、
鉄路の安全を陰で支える事業用車両です。
(*・`o´・*)ホ─

マヤ34形は昭和の国鉄時代に全10両が製造され、
9両がJRの旅客各社へ引き継がれましたが、
JR北海道のマヤ35形や
JR東日本の「East-i」(E491系・キヤE193系)、
JR東海の「ドクター東海」(キヤ95系)、
JR西日本の「ドクターWEST」(キヤ141系)など
高性能かつ高精度で効率的な検測が行える
新しい後継車への置き換えが次々と進み、
今も現役として健在なのは
JR九州に残った一両(マヤ34 2009)のみ。
(゚ー゚*)マヤヤ

まさかこんな貴重な車両が、
“ホテルの部屋の窓”から見られるなんて・・・。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!



西九州新幹線の開業にあわせて
九州を訪れた私。
前記事の旅行記でも触れたように、
三連休の週末は長崎も福岡も
手頃なホテルや旅館に空きが少なく
(もしくは料金設定がお高め・・・)、
それを受けて宿泊地に選んだのが
佐賀県の鳥栖でした。
( ̄  ̄*)トス

チェックインしたビジネスホテルは
禁煙か喫煙かの簡単な選択程度で
他はとくに何の指定もしませんでしたが、
お部屋に入って窓に引かれていたカーテンを
シャッと開けてみると・・・
(*゚ロ゚)ハッ!!
なんとそこからは
夜景に浮かび上がる鳥栖駅が一望でき、
ホームを発着する列車もよく見えるじゃないですか。
これは予想しなかった嬉しいサプライズで、
私のテンションは爆上がり!
ヽ(´▽`*)ノワーイ♪

鳥栖は鹿児島本線と長崎本線の接続駅で、
特急や快速、貨物など、
次々にやってくる両線の列車を
手元の時刻表と照らし合わせながら眺めるのは
なんと楽しいことでしょう。
もうね、ずっと見ていられますよ。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

ただ、翌日の出発が朝早いため、
そろそろ“鉄道ウォッチング”を切り上げようと
カメラを片付けはじめたそのとき、
ホームにこつ然と現れたのが、
DE10形に挟まれたマヤ34形の検測列車、
通称「マヤ検」でした。
Σ ゚ロ゚≡(   ノ)ノ エエェェェ!?
慌ててカメラをセッティングし直し、
無我夢中でシャッターを切りまくります。
パチャ!パチャ!【◎】]ω・´)パチャ!パチャ!



たまたま宿泊地に選んだ鳥栖で、
たまたま泊まったホテルの、
たまたま割り当てられた部屋から、
たまたま駅のホームが見え、
そこにたまたまマヤ検がやってきた・・・
(゚ー゚;)マジカ…

私は決してクジ運などがいいほうでなく
懸賞なんか当たったためしがないけど、
自分で言うのも何ですが、
鉄道に関する引き運(鉄運)だけは
たぶん強いんじゃないかと感じてます。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

まあ、それは私が鉄道を常に
趣味的に意識をしているからであって、
鉄道に興味のないふつうの人が
マヤなどと遭遇しても
運がいいとは思わないでしょうけどね(
笑)


▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖



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JR九州の熊本車両センターに所属し、
全国で唯一の現役車であるマヤ34 2009。
(´ω`*)シブイ
客車型のマヤ34形は動力を持たず、
検測を行う際は機関車による牽引や、
時には電車や気動車の中間に挟んで
使用されることもあります。
( ̄。 ̄)ヘー
なお、後日にネットで調べてみたところ、
この日の当車による検測は
鹿児島中央から小倉まで
鹿児島本線と肥薩おれんじ鉄道を
経由して行なわれたそうで、
その道中に鳥栖を通ったのですね。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ
働くマヤを見たのなんて何年ぶり・・・
いや、何十年ぶりだろうか。
σ(゚・゚*)ンー…


7830.jpg
これは同じく部屋の窓から撮影した、
博多と佐世保のあいだを結ぶ
783系の特急「みどり」。
ちなみにこれを撮った21時ごろにはまだ
駅の向こうに見えるサッカースタジアムが
ライトアップされていました。
( ̄  ̄*)サガントス

7871.jpg
そして今日の朝に私も博多から乗った
787系の特急「リレーかもめ」。
特徴的な小窓の明かりがきれいで
これまたいい雰囲気です。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
夜の787系というと
かつて夜行で運行されていた、
日豊本線の特急「ドリームにちりん」を
思い出すなぁ。


ね、こんな素敵な夜景を眺めていたら、
飽きないでしょう?(笑)



西九州新幹線・・・「かもめ」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.09.23 西九州新幹線 
ブルーインパルスも翔んだ日!
新幹線「かもめ」 撮影
 
 
前回からの続きです。

9月23日(2022年)の“秋分の日”に、佐賀県の武雄温泉(たけおおんせん)と長崎のあいだで、新たに開業した「西九州新幹線」(*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。日本国内の“旅客鉄道全路線の完全乗車(完乗)”を常に目標として掲げている私はさっそく、開業初日の列車に乗るために九州へと駆けつけます ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
記念すべき開業一番列車(下り)となる、新幹線「かもめ1号」の指定券は残念ながら取れなかったけれど (・ε・`)チェ、次発の「かもめ3号」の座席を確保できた私は、博多からの連絡特急「リレーかもめ」と新幹線「かもめ」を武雄温泉で乗り継ぎ、初乗車となる西九州新幹線の乗り心地を味わいつつ、目に新鮮に映る車窓風景を堪能 ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。路線の実距離が66キロ、わずか30分弱の乗車時間はあっという間のひと時で、ちょっと物足りなさは感じたものの σ(・∀・`)ウーン…、開業日ならではの独特な雰囲気を楽しみながら、長崎に到着しました (・ω・)トーチャコ。


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長崎到着後に30分ほど列へ並び、
無事に購入することができた、
「西九州新幹線 開業記念きっぷ」。
(*・∀・)つ[キップ]
長崎から諫早までの乗車券・自由席特急券が
記念台紙にセットされています。
(・∀・)イイネ

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次に私が探したのは地方紙の新聞。
地方の鉄道路線の開業はたいてい、
全国紙より地元紙のほうが
大きく取り上げるケースが多いんです。
どーんと見開き一面の特別装丁で
新幹線の開業をお祝いする長崎新聞さん、
気合い入ってますね!
(゚∀゚*)オオッ!
ついでに新幹線開業記念デザインの
缶ビールも見つけたので
いっしょに買っちゃいました。
(o ̄∇ ̄o)ビア


平和記念公園や出島、グラバー園などの歴史的な名所や、山上から街なみが一望できる稲佐山展望台など、観光地として人気の高い長崎ですが ( ̄▽ ̄*)ナガサキ、今旅の私は長崎を目的地として訪れるというより、長崎へ向かう西九州新幹線に乗ることがいちばんの目的であり、ぶっちゃけ、到着してからの行動はほとんどノープランです ( ̄∀ ̄)ヒマ?。


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新幹線の開業にともなって、
大規模なリニューアルが行なわれた長崎駅ですが、
実はまだ東側の駅前はこのような状態で、
いまなお整備工事が進められています。
(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…
これが計画どおりなのかは分かりませんが、
“間に合わなかった感”の印象は
否めませんよね・・・。
▲22.9.23 長崎本線(西九州新幹線) 長崎

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ちなみにこちらは
今から25年前に訪れたときに撮った
ひと昔前の長崎駅。
大きな三角屋根と見事なステンドグラスが
記憶に残る名駅舎でした。
(´ω`)ナツカシス
▲97.3 長崎本線 長崎


西九州新幹線の指定券が取れて長崎に行くことを決めた当初は、大村湾の海沿いを走る大村線(諫早〜早岐)か、島原半島のローカル私鉄・島原鉄道(諫早〜島原港)あたりで、撮り鉄をしようかと考えていたところ ( ̄  ̄*)トリテツ、そこへ飛行機好きの友人から教えてもらったのが、新幹線の開業を記念して当日に長崎の空を飛ぶという、航空自衛隊の演技飛行チーム「ブルーインパルス」のこと ヾ(゚ω゚)ブルー。
私は鉄道マニアの“鉄ちゃん”であって、飛行機好きの航空ファンではないけど、西九州新幹線の開業記念と言う名目でブルーインパルスの演技飛行が行なわれるのならば、それをできれば新幹線と絡めて記録したいもの (・∀・)イイネ。ちなみに私は北海道新幹線の開業や昨年の東京五輪開会日のときにも、鉄道の駅や列車とともにブルーインパルスを撮っています (^_[◎]oパチリ。
そうすると大村線や島原鉄道へ行くのは時間的にキビシくて諦めなくてはなりませんが、今日はやはり今日しか撮れない開業日ならではのシーン(祝賀飛行)を優先することとしました (-`ω´-*)ウム。
ただ、今はまだ9時で、ブルーインパルスが飛ぶのは昼過ぎの13時半ごろの予定。それまでどうしようかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。


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市民や観光客の足として
長崎の街なかを走る長崎電機軌道
古い形の電車が多く残されていて、
趣味的に魅力ある路面電車です。
(´ω`*)シブイ
ちなみに二枚目の写真の左手は長崎駅で、
そこををよ〜く見ると、
ホームに停まる「かもめ」の鼻先がちらっと
写り込んでいます(笑)
|∀・)チラッ
▲▲22.9.23 長崎電気軌道1系統 五島町-長崎駅前
▲22.9.23 長崎電気軌道3系統 長崎駅前-桜町

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駅から私が歩いてやってきたのは
こんなところ。
“生目八幡宮”と彫られた石柱の横から
上のほうへ石段が伸びています。
σ(゚・゚*)ンー…

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石段を上がった先に建てられている
生目(いきめ)八幡宮。
眼病にご利益があるといわれ、
目の神様として親しまれているお宮です。
PCやスマホなどで目を酷使する昨今、
軽くお参りしてゆきますか。
( -人-)” パンパン
そして鳥居の右手のほうにはまだ
石段が続いていますね・・・。


ふつうの観光客ならとりあえず、駅に近い出島か眼鏡橋あたりを目指すのではないかと思われますが (゚ー゚*)デジマ、私はそれらがあるのとは逆に、路面電車(長崎電機軌道)の線路が併設された駅前通りの新浦上街道を北のほうへ進行 コッチ…((((o* ̄-)o。駅から歩いて数分ほどの宝町(たからまち)の停留所付近では、街道の上を新幹線の真新しい高架橋がオーバークロスしており、そのすぐ脇の路地には丘の上の神社(生目天満宮)へと通じる細い石段が確認できます (゚∀゚)オッ!。
実は先日にネットのニュースで目にした西九州新幹線の記事に、長崎の街なかで撮られたと思われる新幹線の写真が添えられており σ(゚・゚*)ンー…、ちょっと気になって地図アプリで位置を調べてみると、その場所がどうやらこの石段を上がった神社のあたりだと判明 (*-∀-)ホゥ。長崎駅から近そうなので、ためしに向かってみたのです ...(((o*・ω・)o。
神社に一礼し、その石段を上がり切ったところからの眺めは・・・(「゚ー゚)ドレドレ


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神社の脇からさらに石段を進むと
パッと視界が開けるところに出ました。
高架の先のほうに見える長崎駅は
写真に向かって左が新幹線ホーム、
右が在来線のホームです。


おお!新幹線の線路がよく見えるぞ!(゚∀゚*)オオッ!
ここは西九州新幹線のなかでいちばん長い、長崎トンネル(7,460m)の長崎側出口付近に位置し(前記事の乗車記で「ここに出るのか!」と驚いたところ)、丘の上の高台からは新幹線の高架線と、その先にある長崎駅の構内がスッキリと望めます (・∀・)イイネ。街を囲む山の斜面にも住宅地や生活道路が形成され、坂や階段の多さから“坂のまち”として知られる長崎ですが、ここはそんなご当地らしい地形が与えてくれた、絶好の“新幹線ビュースポット”ではないですか (o ̄∇ ̄o)ビュー。
ちなみに、数人おられた先客のうちの一人は、すぐご近所にお住まいの地元のかただそうで、新幹線が開業したらここから撮るのを楽しみにしていたとのこと (*´v`*)ワクワク♪。そのお隣で私もさっそくカメラを構えさせていただきます。


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かもめ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ちなみにこの新幹線が中途ハンパなカット、
在来線ホームのほうに目をやると
ちょうど長崎本線の普通列車(キハ47形)が
長崎のホームを発車したところでしたが、
惜しくも新幹線の先頭車(最後部)と
一枚に収まるタイミングにはなりませんでした。
(≧ω≦)オシイ!
(二枚目はキハの部分だけを切り取って、
クローズアップしたもの)
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早
(後追い)

1013.jpg
トンネルを抜けて街なかに姿を現した
西九州新幹線「かもめ」が、
まもなく終点の長崎に到着します。
(キハのお顔はもう建物に隠れちゃったw)
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早
(後追い)


かもめが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
天気予報どおりのどんよりとした曇天のもと、緩やかなカーブの高架線をカモメが舞うように(?)走りゆく、西九州新幹線「かもめ」のN700S8000番台 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。丘の上の石段から見下ろすアングルは高架橋側面の防音壁もクリアできる高さで、白い車体の裾部に施された当番台の特徴的な赤いラインも隠れずにちゃんと見えています (^_[◎]oパチリ。
街なかの景色なのでゴチャゴチャ感は否めないけど、長崎駅から歩いて行ける程度の近場で新幹線の走行写真がスッキリ撮れると考えれば、この場所はなんとも手軽で好ましい ъ(゚Д゚)ナイス。


1014.jpg
到着した下り列車と入れ替るようにして、
今度は武雄温泉方面へ向かう上りの「かもめ」が
長崎をあとにします。
ちなみに駅の背後に見える橙色の玉っころは
長崎港の大波止場にある
ドラゴンプロムナードという施設の
シンボルだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早


開業を迎えて、今日から長崎の景色に加わった新幹線「かもめ」。いまはまだ当然ながら目新しくて新鮮に感じますが、すぐに馴染んでこの街に溶け込むことでしょう (-`ω´-*)ウム。駅の横に建設中のビル(駅ビル?)も、新幹線が開業した時にはこんな状態だったという、いい記録になったかな?(笑)。数年後にまたこの高台へ撮影に訪れてみたら、そのときは違った眺めになっているかもしれませんね。


1015.jpg
もう少し街の様子を入れたくて、
先ほどよりもアングルを引いてみました。
(^_[◎]oパチリ
この画だと新幹線と新浦上街道の交差が
よくわかるかと思います。
また、小さくですが左のほうに
路面電車がちょろっと写り込んでくれたのは
嬉しいタイミング。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早
(後追い)


ところで新幹線というと、東海道・山陽新幹線や東北・上越新幹線などは数分おきに列車がバンバン走っている印象ですが(とくに首都圏近郊などの都市圏では)バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、西九州新幹線の日中時間帯は上下の定期列車がそれぞれ“一時間に一本程度”の運行となっています (´ー`)マターリ。
ここでは一時間半の滞在で、お見せした写真のとおり三本(下り2、上り1)の列車を撮って、私は撤収しました (´w`*)ドツカレサン。

時間的にそろそろ、ゴハン屋さん(飲食店)が開くころかな? (›´ω`‹ )ハラヘタ


1016.jpg
いろいろと魅力的な名物料理が多い長崎で
私が昼食に選んだのは“ちゃんぽん”。
(´▽`*)チャンポン♪
コクがありながらあっさりとしたスープに
もちもちのちゃんぽん麺が絡み、
野菜と魚貝がたっぷりの具材も楽しめて
とても美味しくいただきました。
(゚д゚)ウマー!
ちゃんぽんは東京でもたまに
チェーン店で食べるけど(リ〇ガーねw)、
やっぱり本場の味は違うなぁ。


石段の撮影ポイントから駅のほうに戻り、昼食をとってお店を出ると・・・ありゃ、雨が降っとる 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ。
先述したとおりこのあと13時半からは、ブルーインパルスによる祝賀飛行が行なわれることになっているのですが、その前に雨が降り出してしまいました。曇りの予報だったので晴天の青空は期待していなかったけど、雨になるとはなぁ・・・(・ε・`)チェ。やはり「長崎は今日も雨だった」!? (* ̄0 ̄)θ< アアアア〜♪(ちなみにちょいとネットで検索してみたけど、長崎はほかの土地に比べて特段に雨が多いってワケではないらしい)。
はたしてブルーインパルスはこの天候でも、予定どおりに飛んでくれるのだろうか (゚ペ)ウーン…。


1017.jpg
ブルーインパルスを撮る場所を探す前に
まずは新幹線の発車案内標をチェック。
13時45分発の「かもめ32号」(下段)は
12番ホームかぁ・・・。


雨が降るなか、ブルーインパルスの飛行時間が近づくにつれて、駅まわりの広場には続々と見物する人が増えてきました ...λλλλ ...λλλλ。
さて、できれば新幹線と絡めて撮りたい私はどうすっかなぁ・・・ σ(゚・゚*)ンー…。先ほどの石段を上がった高台からもブルーインパルスはよく見えると思うけど、走っている新幹線と空を飛ぶブルーインパルスをひとつのフレームに収めるのは至難の業・・・というか、奇跡的なタイミングでしょう ヾノ・∀・`)ムリムリ。ここは手堅く新幹線が駅に停まっているところを狙うのが無難で、それならばガラス張りの新幹線ホームがよく見える、長崎駅の東口あらため「かもめ口」の広場がベストでしょうか (´ω`)ウン。


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長崎駅東側の「かもめ口」の広場からは
ホームに停まる新幹線「かもめ」が
ガラス越しによく見えます。
スケスケ( ̄▽ ̄)スケルトン
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎


駄菓子菓子(だがしかし)、一時間に一本程度と運転本数が多くはない西九州新幹線の「かもめ」さん。長崎の上空で演技飛行を行なうブルーインパルスは13時30分から13時50分まで20分間の予定で、その間の長崎駅に新幹線が停車しているのは「かもめ25号」で13時24分に到着し、折り返し「かもめ32号」となって13時45分に発車する一本のみ (・o・*)ホホゥ。これだけを見れば13時30分から45分までの15分間がリンクしていて時間的には良いように思えますが (゚∀゚*)オオッ!、問題は駅のホームの“着発番線” (´・ω`・)エッ?。
長崎の新幹線ホームは二面四線の構造で、乗り場の番線が11から14まで四つあり、そのうち“かもめ口”の広場から新幹線がよく見えるのは窓側に位置する“14番線”なのですが、件の「かもめ32号」が発車するのは内側の“12番線”・・・これだと広場からは新幹線の姿がよく見えません (-ω-;*)ミエナイ。
そこで私がためしに向かってみたのは、“かもめ口”とは反対側にあたる、西口あらため「いなさ口」(長崎駅の西側にある稲佐山が由来)コッチ…((((o* ̄-)o。こちらは新幹線ホームの手前に在来線ホームがあるものの、駅に直結したイベントホール(出島メッセ長崎)の二階デッキが高架ホームと同程度の高さになっていて、そこからは12番線に停まっている新幹線の姿がどうにか確認できます (「゚ー゚)ドレドレ。


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1020.jpg
私がやってきたのは、
長崎駅西側の「いなさ口」。
こちらはイベントホールのデッキから、
12番線ホームに停まっている新幹線が
かろうじて見えます。
σ(゚・゚*)ンー…
▲22.9.23 長崎本線(西九州新幹線) 長崎


“かもめ口”の見え方に比べたら、なんともビミョーなアングルだけど σ(・∀・`)ウーン…、新幹線が写らなきゃ意味がないと割り切り、私はここでブルーインパルスの飛来を待つこととします m9(`・ω・´)ケッテー!。ちなみに、新幹線にこだわってアングルを模索したものの、そもそも私にはブルーインパルスがどっちの方向から飛んでくるのか、よくわかっていないんですけどね (^^;)ゞポリポリ。
やんでほしいと願うも、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返しながら降り続くなか ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;、やがて12番線ホームには定刻の13時24分に「かもめ25号」が到着 (・ω・)トーチャコ。予定どおりなら、もうまもなくブルーインパルスが飛んでくるハズ (`・v・´*)ドキドキ・・・ですが、開始予定の13時30分を過ぎても上空に姿は見えません (゚ー゚?)オヨ?。天候確認などで遅れているのかな・・・。機体同士の距離感がシビアな演技飛行を行なうため、視界が悪かったら中止になることもありえるでしょう σ(・ω・`)ウーン…。
そんな不安がよぎるなか、雨天の空を見上げて10分くらいが過ぎたころ、突如、“キーン”っという飛行音とともに、スモークをなびかせた6機の編隊が弧を描いて颯爽と現れました (*゚ロ゚)ハッ!!。


1021.jpg
高架下で雨宿りしながら
多くの人が見上げる鈍色の空に、
墨字のごとく引かれた一筆。
西九州新幹線開業日の長崎へ
ブルーインパルスがやってきた!
▲22.9.23 長崎本線(西九州新幹線) 長崎


ブルーインパルス、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ザーザーってほど激しくはないものの、しとしとと秋雨がそぼ降るような悪天候でも、新幹線の開業に花を添えるため、長崎の空を華麗に舞うブルーインパルス バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。その姿を目にした観衆からはいっせいに歓声が湧き上がります w(゚0゚*)w オオォー!!。おお〜!かっこいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ブルーインパルスが飛んできた方向を目視で確認すると、手早くカメラを構えてパチリ【◎】]ω・´)パチッ!。角度的に新幹線の先頭車は見切れてしまいましたが、なんとか中間車の白い車体とブルーインパルスをひとつのフレームに収めることができました ε-(´∇`*)ホッ。言われなきゃ新幹線ってわからない気がするけど、まあ、こんなもんかなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。ブルーインパルスはまた旋回してくると思われるので、もういっちょ狙ってみるか (*`・ω・´)-3フンス!。
ただし、12番線ホームに停まっている「かもめ32号」は13時45分発 ( ̄△ ̄;)エッ。当初の予定でブルーインパルスの飛行は13時30分からとなっていましたが、実際は10分ほど遅れたことにより、飛んできたのが13時40分ごろ。新幹線とは5分しか時間が合わなくなってしまい、ブルーインパルスが再び現れる前に「かもめ32号」は定時に発車してしまいますた ヽ(´д`;)アア…。手元の時刻表によると次に長崎のホームへ新幹線が入線するのは、14時28分着の「かもめ29号」(これも12番線)。この時間だとブルーインパルスの飛行は、もう終わっているでしょう (´・ω・`)ショボーン。
新幹線といっしょに撮れないのならば、アングル的にビミョーな“いなさ口”のデッキにいる意味はなく、私はまわりが広々としている“かもめ口”広場のほうへ移動して、引き続きブルーインパルスを撮ることにします コッチ…((((o* ̄-)o。


1022.jpg
“かもめ口”のほうから見た
ブルーインパルス。
新幹線の開業に伴ってリニューアルされた
新しい長崎駅の上空を
祝賀飛行の航跡がまっすぐと伸びます。
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎


ヴォールト状の白いドーム天井とガラス張りの壁面が特徴の新幹線ホーム、その上を今度は直線的にブルーインパルスの編隊が飛んでゆきます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
アングルとしてはやっぱりコッチ側(かもめ口広場)のほうが、バランスよくまとめやすい感じ (^_[◎]oパチリ。願わくばこのガラス窓の向こうの14番線ホームに、新幹線が停まっていたらベストなのになぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…
などと、歯がゆく思っていると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


1023.jpg
長崎駅に滑り込んできた新幹線「かもめ」。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
空をよく見ると左のほうにはかすかに
スモークの名残りが分かります。
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎


シンカンセン、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!!!
な、なんと、目の前の高架線に下りの新幹線がやってきて、しかも、ガラス窓側の14番線ホームへ静々と入ってゆくではありませんか!...(((o*・ω・)o
え!?何コレ?こんな時間に長崎へ到着する新幹線があったっけ? エッ!?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ!?。よく状況を理解していなかった私は最初、ブルーインパルスの演技飛行に合わせて、わざわざJR九州がここへ新幹線を入線させる“粋な計らい”なのかと思いましたが ъ(゚Д゚)ナイス、もちろんそんなわけはなく、あとで飛行が終わってから落ち着いてよく確認してみると σ(゚・゚*)ンー…、定期列車の時刻表とは別枠に掲載されていた“臨時列車”の欄に、長崎へ13時48分に到着する「かもめ83号」というのがあるじゃないですか (; ̄▽ ̄)ア…。臨時列車を見落としていたとはまったく、鉄ちゃんとしてお恥ずかしいかぎり (^^;)ゞポリポリ。


8888.jpg
臨時列車情報に掲載されていた
「かもめ83号」は長崎に13時48分着。
この列車だったのかぁ〜。
なお、折り返しは回送列車となるようで
長崎駅の発車案内標には表示されませんでした。


でも、ホントに知らなかっただけに、突如として現れた「かもめ」は思いがけないサプライズとなり Σ(゚∇゚*ノ)ノ エッ!?、しかも例の14番線ホームに停まるなんて、私のテンションは爆上がり (ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━ッ!!。
そしてブルーインパルスの演目は、まだ残されているハズです (*゚v゚*)ワクワク♪。


1024.jpg
ガラス窓越しに見える新幹線「かもめ」と
長崎の空を飛ぶブルーインパルス、
二者による“夢の共演”が今ここに実現!
・:*:・:(*゚Д゚*)キタコレ:・:*:・
どんよりとした曇天でも、
開業日ならではの華やかなシーンが
繰り広げられました。
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎

1025.jpg
1026.jpg
なお、今回お見せしたカットは、
先に「ONE-shot」でご紹介したものとは別の写真で、
アングルはほとんど変わりませんが、
ブルーインパルスの隊形が違うようです。
(*・`o´・*)ホ─
私はあまり詳しく知らないけど、
上が先日の「ONE-shot」、下が今回の写真、
それぞれブルーインパルスの部分を切り取って
クローズアップしてみました。


かもめとブルーのコラボが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
「かもめ83号」の到着後にも数回、駅の上空をパスしてくれたブルーインパルス バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。“かもめ口”の広場から望む新幹線「かもめ」とのコラボレーションは、こう撮れたらいいなと思い描いていた私の理想の画に近いものとなりました
(^_[◎]oパチリ。これは本当に嬉しくて、雨が降りしきるなかで待った甲斐があります ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。。
私の隣にいらして、大きなバズーカーのような望遠レンズ(800ミリくらい?)でブルーインパルスを撮られていたオジサマによると、昨日(22日)に同地で行われた予行演習は晴天のいいお天気だったそうで、「雨の今日より、昨日のほうがよかったよ」とおっしゃっていましたが ヽ(゚ω゚)ハレタノ、たしかに晴天は羨ましい条件だけれど、私にとっては新幹線開業日の今日という日を記録したかったので、それがあいにくの雨天であっても納得できるというもの (-`ω´-*)ウム。
ちなみによく考えてみると、もしも今日が雨天でなく晴天となり、予定通りのスケジュール(13:30~13:50)でブルーインパルスの飛行が行われていたとしたら、長崎駅の14番線へ13時48分に到着する「かもめ83号」とは2分間しか時間がリンクせず、ひょっとしたら両者のコラボが見られるのは際どかったかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。それが10分遅れの飛行となったことで、二度も実現(ONE-shotのカット今回ご紹介したカットの二枚)
(゚∀゚*)オオッ!。私が適当に“いなさ口”から“かもめ口”へと移動したことも含め、奇跡とは言わないまでも、偶然に偶然が重なったような展開で撮ることができた「ブルーインパルス×かもめ」の記録でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪
悪天候のため演目のプログラムを縮小し、空に円を描く「サクラ」や、放射状に飛行機が広がる「サンライズ」などの演技飛行は行われず、素人目には編隊飛行で上空を数回パスしたのみだったように見えましたが σ(・∀・`)ウーン…、それでもこの状況で飛んでくれたブルーインパルスには感謝のひと言に尽きます <(_ _*)>アリガ㌧。


1027.jpg
ありがとう、ブルーインパルス。
雨だったけど、中止にならなくてよかった。
ε-(´∇`*)ホッ

1028.jpg
“ブルーとかもめのコラボを撮る”という
難しいミッションをどうにか果たせて、
打ち上げの祝杯!
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノC凵☆
ビールのお供にいただくのは、
新幹線「かもめ」をイメージした大アナゴ天。
なかなか面白い発想じゃないですか(笑)
(゚∀゚)アヒャ☆
大根おろしの先頭車に付けられた
揚げ茄子のヒラヒラ(?)は
スピード感を表わしているのかな?


さて、西九州新幹線に乗った。記念きっぷが買えた。ブルーインパルスを撮った。ちゃんぽんも食べた。アナゴで一杯やった・・・新幹線開業日の長崎でやりたいことは、個人的にもうじゅうぶんできたので、そろそろ引き上げるとしますか (´ー`*)マンゾク。
え?せっかく来たのに、長崎で泊まらないのかって? (´・ω`・)エッ?。いや、はじめは私も当地で宿泊しようかと考えていたのですが、きょうは“秋分の日”の祝日で三連休の初日。しかも新幹線の開業をお祝いする各種のイベントが街なかで行われており、長崎市内の宿泊施設は手頃なところがどこも満室、満室・・・( ̄  ̄;)マンシツ…。一流ホテルのスイートルームなら空きがあるようだけど、ボンビーな私にはとても手が出せるお値段ではありません (´Д⊂ムリポ。それならばもう、やりたいことをやった長崎にこだわらずとも、泊まるのは別の街でもいいかと思い (´σД`)マ、イッカ、これから移動することにします ...(((o*・ω・)o。
来たときは新幹線でしたが、今度は在来線の改札へ入場。


1029.jpg
長崎本線や大村線(への直通)の列車が
発着する在来線ホーム。
そこに停車していたのは・・・
お!観光特急の「ふたつ星」じゃん!
(゚∀゚)オッ!
▲22.9.23 長崎本線 長崎

1030.jpg
本日より運行を開始した「ふたつ星4047」。
その出発式の様子を見ることができました。
(^_[◎]oパチリ
(つま先立ちをして撮ったので
写真がブレちゃったけど・・・^^;)
きょうは博多での「リレーかもめ1号」
武雄温泉での新幹線「かもめ1号」
そしてこの長崎での「ふたつ星」、
いろんな出発式に出くわすなぁ・・・。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
(ホントにたまたまなのよw)
▲22.9.23 長崎本線 長崎


新幹線の開業にともない、一昨年(2020年)に在来線のほうも高架化とリニューアルが行われた長崎駅 (・o・*)ホホゥ。その高架ホームへ上がるとそこに停車していたのは、本日より運行を開始した観光特急の「ふたつ星4047(よんまる よんなな)」じゃありませんか (゚∀゚)オッ!
佐賀の武雄温泉と長崎のあいだを在来線で結ぶ当列車は、午前の往路が有明海沿いの長崎本線経由、午後の復路が大村湾沿いの大村線(と佐世保線)経由と、凝ったルートになっており、それぞれに違った車窓風景を提供 ( ̄。 ̄)ヘー。列車名の“ふたつ星”は佐賀と長崎の二県を表し、その両県をゆったりとしたソファ席や窓側を向いたカウンター席、ラウンジルームなどを車内に備えた贅沢な“D&S TRAIN(DESIGN&STORY TRAIN)”(まあ、いわゆる観光列車)で巡り、西九州エリアの魅力を伝えるというのがコンセプトとなっています (・∀・)イイネ。なお、愛称名で“ふたつ星”に続く“4047(よんまる よんなな)”とは、キハ40形・キハ47形の形式数字にちなんでいて、当車はもともと普通列車用の一般型気動車(ディーゼルカー)を種車に、観光列車用へと改造されたもの
(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…(「はやとの風」や「いぶたま」、「或る列車」など、JR九州さんがお得意とするところよね)。
真っ白な車体にあしらわれた金色の帯などの装飾が、煌びやかでカッコいいなぁ 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。そんな「ふたつ星」に乗ってみたいところだけど、私が乗るのは贅沢な観光特急でなく、こっちの“よんなな”です ( ̄  ̄*)ヨンナナ 。


1031.jpg
いっぽうこの青いヤツは
まさに一般型そのまんまのキハ47形で、
長崎本線の肥前浜ゆき普通列車。
私にはこっちのほうがお似合い?
(。A。)アヒャ☆
▲22.9.23 長崎本線 長崎


エンジン音を響かせて入線してきた青い色のキハ47形は、長崎本線の普通列車。
長崎駅のホームは新幹線開業関連のイベントやブルーインパルス見物から帰る多くの人たちで溢れていましたが (´д`;)人大杉…、少し早めに乗車口へ並んでいた私はどうにかボックス席の一角を確保 ε-(´∇`*)ホッ。首都圏のラッシュなみの混雑となった肥前浜(ひぜんはま)ゆき下り普通列車は、およそ10分遅れで長崎を発車しました。
なお、乗客のほとんどは長崎近郊の諫早(いさはや)までに下車し、それ以降の車内に立ち客はなく、ローカル列車らしいまったりとした空気が漂います (´ー`)マターリ。


1033.jpg
現川(うつつがわ)で交換した下り列車は
おもに大村線への直通列車に使われる、
蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両
(ハイブリッド車両)のYC1系。
この形式記号の“YC”は
“やさしくて ちからもち”の略という
ユニークな由来です(笑)
ヤサシクテ p(`・∇・´)q チカラモチ!
▲22.9.23 長崎本線 現川(車窓から)

1034.jpg
諫早を過ぎて
湯江(ゆえ)のあたりから、
車窓の右手には有明海が広がります。
(´▽`*)ウミ♪
曇り空なのが惜しいね。
▲22.9.23 長崎本線 長里-小長井
(車窓から)


長崎本線は、鹿児島本線と接する佐賀県の鳥栖(とす)を起点に、佐賀、江北(こうほく、旧・肥前山口)、肥前鹿島(ひぜんかしま)、肥前浜、多良(たら)、諫早などを経て、長崎へと至る、西九州の主要幹線で (・o・*)ホホゥ、西九州新幹線が開業する以前・・・というか昨日までは、博多と長崎のあいだをダイレクトに結ぶ、特急「かもめ」が頻繁に運転されていましたが、西九州新幹線の並行在来線として扱われる江北~諫早のうちの肥前鹿島と諫早のあいだでは今日から、先出の観光特急「ふたつぼし4047」を除くと、ディーゼルカーによる普通列車のみの運行となっています ( ̄  ̄*)ヂーゼル


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海辺にある小長井(こながい)は
ホームから有明海が広く望めます。
さらに海越しには雲仙の普賢岳が
雲間からわずかにアタマを覗かせていました。
|∀・)チラッ
▲22.9.23 長崎本線 小長井(車窓から)


特急列車がほぼ廃止となり、一部区間では電化設備も撤去され、言い方は悪いけど“格下げ”感がどうしても否めない長崎本線(とくに肥前浜~諫早)σ(・∀・`)ウーン…。しかし、有明海に沿って走る列車の車窓風景は以前と変わらずに壮観な眺めで、西九州新幹線では味わえないような旅情あふれる魅力が感じられます (・∀・)イイネ。
新幹線「かもめ」は速いし、車内がきれいでたしかに快適だったけど、個人的にはこの普通列車のボックスシートに座って揺られるほうが気分的に落ち着くなぁ +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。(“18きっぱー気質”が沁みついておるw)。
けっして新幹線代をケチったわけでなく (¬д¬*)セコイ、長崎からの帰りとなる復路ではぜひとも、こちらの長崎本線に乗ってみたかったのでした (-`ω´-*)ウム。ちなみに私が当線の列車に乗るのは、2007年以来となる15年ぶり (*´∀`)ノ゙オヒサ。


1037.jpg
長崎との県境付近に位置し、
多良駅が所在する佐賀県の太良町は
「月の引力が見える町」?
(=゚ω゚=*)ンン!?
当町から望める有明海は
潮の満ち引き(満潮・干潮)の差が大きく、
それを通して間接的に月の引力を
感じることができるのだそうです。
(´ω`)ナルヘソ
▲22.9.23 長崎本線 多良(車窓から)

8484.jpg
多良と肥前大浦のあいだには
有明海を背景に長崎本線の列車が撮れる
有名な“撮り鉄スポット”(お立ち台)があり、
私も廃止間際の寝台特急「さくら」を撮りに
当地を一度だけ訪れたことがあります。
サクラ(´ω`)ナツカシス
ただ、このときの「さくら」は
遺憾にもヘッドマークが盗難にあったらしく、
装着されるのは隔日のみという状況。
残念ながら私が撮影した日は
“マークなし”のすっぴんですた・・・。
( ̄  ̄;)スッピン…
▲04.12 長崎本線 肥前大浦-多良

1038.jpg
そんな「さくら」を撮ったときのことを
思い出しながら、
現在の同地を列車で通過します。
その“お立ち台”(撮影ポイント)は
特急「かもめ」が廃止される間際の最近も
多くのファンで賑わったみたいですね。
▲22.9.23 長崎本線 多良-肥前大浦
(車窓から)

1040.jpg
肥前浜でディーゼルカーのキハ47形から
819系電車の江北ゆき普通列車に乗り継ぎ。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
当駅隣の肥前鹿島まで
博多から特急列車が運行されている関係で、
肥前浜以東は電化設備が維持されています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.9.23 長崎本線 肥前浜

1041.jpg
1042.jpg
そしてさらに江北では
佐賀、鳥栖方面へ向かう
福間ゆき普通列車に乗り継ぎ。
こちらは811系でした。
ノリカエ…((((o* ̄-)o

なお、何度もお伝えしているように
当駅は本日より駅名が肥前山口から
町名由来(佐賀県江北町)の江北に
改称されています。
(゚ー゚*)コーホク
▲22.9.23 長崎本線 江北


車窓に迫る有明海の海景色を楽しみながら、長崎本線をのんびりと東進し ...(((o*・ω・)o、さらに肥前浜、江北で同線の上り列車を細かく乗り継ぎます ノリカエ…((((o* ̄-)o
江北からの列車は鹿児島本線に直通する福間(ふくま)ゆき。これに乗り続けていれば博多まで行くことができるので、今夜の宿泊地は昨日と同じく福岡の博多でしょうか σ(゚ー゚*)ハカタ?。いや、長崎ほどではないにせよ、連休初日の週末は繁華街の博多もやはり満室が多いし、宿代はふだんより高め。ちなみに前夜に泊まった博多駅近くのビジネスホテルは、今日だと同じ部屋のプランが“三割増し”となっていました
( ̄ヘ ̄)ウーン。なんともセコいようだけど、私は趣味にかけるお金はなるべく、節約できるところはそうしたいと考えています (`・ω・´)セツヤク!(宿代を少しでも安く済ませて、そのぶんを飲み代にまわしたい(笑))。
んじゃ、きょうの私はいったいどこに泊まるのかというと、列車を降りたのは福岡との県境に近い、佐賀県の鳥栖 ( ̄  ̄*)トス。


1043.jpg
鹿児島本線と接する鳥栖に到着。
(・ω・)トーチャコ
当駅は長崎本線の起点なので
いちおう端から端(長崎~鳥栖)まで
乗り通したことになります
(市布経由の新線だけど)。
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖


鳥栖はメジャーな繁華街や観光地のような街ではないけど、サッカーJリーグの「サガン鳥栖」のホームタウン(本拠地)で、駅のすぐ目の前には大きなスタジアム(競技場)も所在 (゚ー゚*)サガントス。そこで当地にはサッカー観戦客(とくにアウェーチーム)の利用を見込んだホテルが多くあり、なおかつ試合の開催日でなければたいていは満室にならず、比較的リーズナブルな価格で泊まることができるのです (*-∀-)ホゥ
また、鉄ちゃん的に見れば鳥栖は、鹿児島本線と長崎本線が分岐する鉄路の要衝。そんな街で泊まるのもまた、趣味的に面白いじゃないですか (・∀・)イイネ。すると、到着してさっそく私は、当駅で嬉しい出会いに恵まれることとなります。改札を出ずに少しばかりホームで待っていると、そこにやってきたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!


1045.jpg
とっぷりと日が暮れた夜空のもと、
ホームの照明を受けて光り輝く
銀色の電気機関車。
EF81形303号機、見参!
(*`・ω・´)キリッ!
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖


銀ガマ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
夜の駅の明かりに照らされて、どこか妖艶な雰囲気を漂わせる、銀色・・・というか、ステンレス無塗装の電気機関車が、コンテナを積載した貨物列車を牽いて入線してきました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
このちょっと変わった出で立ちの電気機関車はもともと、関門トンネル区間(下関~門司)の通過用として製造されたEF81形300番台で、海水が常に滴下する高湿度環境の同トンネルに対応するため、車体外板に腐食しにくいステンレスを用いているのが最大の特徴 (・o・*)ホホゥ。しかし関門トンネル対策としてはのちに、耐塩害措置を一般の鋼製車体機(EF81形400番台など)に施すことで通過が可能となったため、ステンレス仕様の300番台が製造されたのはわずかに4機のみ(301~304)( ̄。 ̄)ヘー。そしていまも現役で残っているのは、この303号機だけという、電気機関車ファン垂涎のとても貴重な機体です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
そんな303号機は現在、関門トンネル区間の運用を離れ、九州内の鹿児島本線や日豊本線などで貨物列車の牽引に就いているのですが、鳥栖へ着く前に私はちょいとその運用をSNSなどで探ってみたところ []o(・_・*)ドレドレ、当機が先頭に立つ貨物列車(臨8056レ)が熊本を夕方に発車し、鹿児島本線を博多方面へ上っているとの目撃情報を得ることができました (゚∀゚)オッ!。それが鳥栖を通るのはだいたい19時半ごろだと思われ、タイミングよく19時前に長崎本線の普通列車で鳥栖へと着く私は、ためしに当駅のホームで待ち伏せしてみたのです (`・v・´*)ドキドキ。
九州を訪れたなら個人的に、どんな形でもいいから一目見たいと思っていた、“銀ガマ”ことEF81形303号機 ε-(°ω°*)ギンガマ!。当機にここで会えたのはとてもラッキーで、これは宿泊地を鳥栖に選んだのは大正解だったのかもしれません(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。


1047.jpg
佐賀県鳥栖市の中心駅、鳥栖。
明治22年(1889年)に
鹿児島本線の前身である九州鉄道が、
博多と筑後川仮停車場のあいだに
九州で初めての鉄道を開通させた際、
その中間駅のひとつとして設置された、
歴史の古い駅です。
(・o・*)ホホゥ
暗さで全容がちょっと分かりづらいですが
三角の小さな庇が印象的な木造駅舎は
明治44年(1911年)に改築した二代目。
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖


長崎1540-(長崎2148D)-肥前浜1714~1719-(2868M)-江北1741~1752-(2870M)-鳥栖1846

西九州新幹線の開業日という、鉄道史に残る一日となった今日 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。
今旅の私の目的はその西九州新幹線にいち早く乗ることで、それを叶えることはできましたが、行程をみれば博多から長崎まで特急「リレーかもめ」と新幹線「かもめ」を乗り継いで行き、帰りは長崎本線で鳥栖まで戻ってくるだけという単純なもので ...(((o*・ω・)o、できればもう少し凝った経路を考えたかったところ (´~` )ウーン…。けっきょく、大村線や島原鉄道へ行くこともなかったし。
それでも、武雄温泉での新幹線「かもめ」の出発式や、初乗りの列車に手を振ってくれた沿線の人たちの姿、そしてブルーインパルスの祝賀飛行を新幹線と絡めて撮れたなど、開業日ならではのシーンをいくつか記録することができて
(^_[◎]oパチリ、あいにくの空模様だったものの、個人的に満足度の高い充実した一日となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
そして今旅はどちらかというと“乗り鉄”のほうがメインであり、“撮り鉄”の成果はあまり期待していなかったのですが σ(゚・゚*)ンー…、“九州の雄”ともいうべき“銀ガマ”(EF81 303)と鳥栖で遭遇できたことは、撮り鉄として大きな収穫のとても嬉しい一枚でした ヽ(´▽`)ノワーイ♪。その興奮が冷めやらぬまま、私は鳥栖駅前のビジネスホテルにチェックインします。

さ、ひと息ついたら、鳥栖の街へ飲みに繰り出すとしますか(笑)


1048.jpg
コレは本日の長崎駅などかき集めた、
西九州新幹線の開業にちなんだモノの数々。
チラシなどの他愛もないものばかりですが、
鉄ちゃんにとっては(というか私にとっては)、
どれも貴重なお宝です。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
こんなのをホテルの部屋に広げて、
ニヤニヤと眺めながらビールを飲むのがまた、
マニア的にはたまらないひと時。
(*-∀-)ニヒヒ




九州の鉄旅、もうちょっと続きます。




ONE-shot 474 秋の夜長に。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 474 秋の夜長に。

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週末の夜に都心の池袋を発ち、
翌朝に秩父は三峯山麓の三峰口へと着く、
西武線と秩父鉄道を直通する夜行列車の
快速急行「奥武蔵51号」
(・・・というイメージで設定された、
鉄道愛好者向けの団体専用列車)。
(゚ー゚*)ヤコー

ベッドを備えた寝台特急ではない、
普通座席(ボックスシート)の列車ですが、
こんな夜行列車に揺られながら
車窓に流れゆく街の灯を眺めていると、
趣深い旅情が味わえるかもしれませんね。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


夜の走行シーンは
暗くて難しい撮影条件だったけど、
踏切に設置されたサーチライトの明かりが
走り去る列車を照らす一瞬を狙ってパチリ。
(^_[◎]oパチリ

夜行列車らしい雰囲気の一枚が
撮れたのではないかと思っています。
(・∀・)イイネ


▲22.9.17 西武池袋線 ひばりヶ丘-保谷
(後追い)



西九州新幹線・・・「かもめ」乗車記 [鉄道乗車記]

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2022.09.23 西九州新幹線 
“かもめ”が翔んだ日!
新幹線「かもめ」 乗車
 
 
おはようございます ('-'*)オハヨ。
9月なかば過ぎの“秋分の日”ともなれば、だいぶ日の出の時刻が遅くなった印象で、まだ夜が明けやらぬ早朝の5時半。私が今いるのは福岡県の博多駅です ( ̄▽ ̄)ハカタ。


0001.jpg
巨大な駅ビルがそびえたつ
博多駅(博多口)。
九州最大のターミナルである当駅は
鹿児島本線を軸に各方面の列車が発着し、
また、山陽新幹線と九州新幹線の接続駅
(九州新幹線の起点)でもあります。
▲22.9.23 鹿児島本線 博多


私が九州へとやってきた理由、それはもう拙ブログにお付き合いいただいている方ならば、すぐにお分かりのことでしょう σ(゚・゚*)ンー…。きょう2022年9月23日は、九州西部の長崎を終着地とする「西九州新幹線」の開業日です (゚∀゚*)オオッ!。
鉄道好きの“鉄ちゃん”であり、国内の旅客鉄道路線の“全線完全乗車(完乗)”を生涯の目標に掲げている私にとって、新たに開通する路線があれば、いち早く乗りたいところ (*`・ω・´)-3フンス!。ちなみに私は新幹線でいうと、92年に開業した山形新幹線(東京〜山形)以降は部分延伸も含めて、いずれも初日に乗車を果たしています。
そんなワケで私は西九州新幹線の開業に合わせるべく、前夜の退勤後に羽田空港から飛行機で飛び、福岡へと前乗り(前泊)しました ⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ブーン。
(あまり思い出したくないけど、今回と同様に新幹線の開業前日に福岡へ飛行機で前乗りするパターンは個人的に、九州新幹線全通(博多〜新八代 開業)のときに羽田空港で経験した、東日本大震災の記憶が蘇ってしまいます・・・。)

きょうの出発前に、まずは昨日(22日)の博多駅の様子を、ちょろっとご覧いただきましょう。


0002.jpg
博多駅構内のコンコースに掲げられた
カウントダウンボード。
西九州新幹線開業まで “あと1日”。
m9・∀・´)カウントダウン!
▲22.9.22 鹿児島本線 博多

0003.jpg
在来線の特急「かもめ」は
この日(22日)が最終運行です。
シックな787系で運転されていたのは、
通称「黒いかもめ」(41号)。
( ̄  ̄*)クロ
なお、ホームに見られる乗車列は、
最終列車となる「かもめ45号」を待つ方たち。
▲22.9.22 鹿児島本線 博多

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0005.jpg
こちらはまさにカモメのような
白い車体の885系で運転されていた、
通称「白いかもめ」(43号)。
( ̄  ̄*)シロ
個人的に先の787系は「つばめ」の印象が強く、
「かもめ」といえばこの885系のイメージだなぁ。
σ(゚・゚*)ンー…
▲22.9.22 鹿児島本線 博多


西九州新幹線の開業にともない、いままで博多と長崎のあいだを鹿児島本線、長崎本線経由で結んでいた在来線の特急「かもめ」は、開業前日の22日を持って廃止となり、その愛称は新幹線へと引き継がれます (゚ー゚*)カモメ。せっかく福岡へ前乗りしたので、見納めとなる特急「かもめ」を博多のホームで少しだけ記録しておきました (^_[◎]oパチリ。885系の「かもめ」に博多から長崎まで私が最後に乗ったのは、もう10年以上も前(2007年)のことだなぁ・・・。
1976年に現行の電車特急となってから、昭和、平成、令和の時代を駆け抜けてきた特急「かもめ」。46年間の活躍おつかれさまでした (´w`*)ドツカレサン。

そして明けた23日。西九州新幹線はきょう開業を迎えます。


9月23日(金・祝)


0006.jpg
開業当日。
博多駅のカウントダウンボードは
“あと◯日”から
“HAPPY BIRATHDAY!”に。
(*´∀`)ハピバ♪
▲22.9.23 鹿児島本線 博多


まだ薄暗い早朝なので空模様はよくわからないけど、きょうの九州北部・西部の天気はおおむね曇りの予報。本州に接近している台風15号の影響はあまり受けないものの、スッキリとした秋晴れにはならなそうな感じです ( ̄  ̄)クモリ…。長崎では新幹線の開業を記念して、航空自衛隊の「ブルーインパルス」による祝賀飛行が行なわれる予定なので、できれば晴れて欲しいなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン… などと思いながら、私は博多駅の在来線改札を入り、昨夜に特急「かもめ」を見送った鹿児島本線のホームに向かいます ...(((o*・ω・)o。
え?新幹線のホームじゃないのかって? (゚ー゚?)オヨ?。そう、ここ博多からまず乗るのは、新幹線でなくこちらの列車。


0007.jpg
787系の特急「リレーかもめ」が
博多のホームに入ってきました。
事実上は武雄温泉ゆきだけど、
車案内標の行先表示は“長崎”なのね。
▲22.9.23 鹿児島本線 博多


あれ?「黒いかもめ」・・・ (=゚ω゚=*)カモメ!?
いえいえ、たしかに同じ787系を使用する特急列車なのですが、昨日までの特急「かもめ」をあらため、今日からは特急「リレーかもめ」(黒いリレーかもめ?)となりました (=゚ω゚)ノ゙ヨロ。
「リレー」とはいったいどういうことなのかというと・・・σ(゚・゚*)リレー…、もう大半の方はご存じかと思われますが、今回開業する西九州新幹線は、博多と長崎を一本の新幹線でダイレクトに結ぶものではなく、佐賀県西部の武雄温泉(たけおおんせん)と長崎の間のみで運行される、いわば“部分開業(もしくは区間開業)”のようなもの (・o・*)ホホゥ。そこで、新幹線が未開業となっている博多と武雄温泉の間をつなぐのが、今までの特急「かもめ」と同様に在来線の鹿児島本線と長崎本線(と佐世保線)を経由する、特急「リレーかもめ」です ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。


0008.jpg
今回開業する西九州新幹線は
武雄温泉と長崎のあいだの区間(水色)で、
博多と武雄温泉のあいだ(オレンジ)は
在来線の特急「リレーかもめ」がつなぎます。
ε=(ヘ^^)ノ”ヘ(*・▽・)ノ バトンタッチ

0009.jpg
「リレーかもめ」の行先標は
接続も含めた最終目的地として
「長崎」を掲出しており、
「武雄温泉駅で新幹線かもめに接続しています」
との注釈が併記されています。
( ̄。 ̄)ヘー


東海道・山陽新幹線が乗り入れる博多や、九州新幹線(鹿児島ルート)の新鳥栖(しんとす)とつながっておらず、端部の武雄温泉と長崎の間だけを先行(?)開業させる西九州新幹線 ( ̄△ ̄;)エッ…。これは誰がどう見ても中途ハンパ感が否めず、このような不自然な形での開業にこぎつけた経緯には、未開業区間(新鳥栖〜武雄温泉)を通ることになる佐賀県の同意が得られていないといった事情などがあるのですが・・・(´〜`*)ウーン…、拙ブログとしてはあえてそのことを深く議論するつもりはなく(のちほど路線概要の説明でちょろっと触れるけど)、「新たに鉄道路線(新幹線)ができたのなら、それを乗り潰そう」、「特急列車と新幹線を途中で乗り継ぐなんて、鉄ちゃん的に面白いじゃない」という、あくまでも個人的な興味本位の“趣味目線で見た状況”を淡々とお伝えしようと思っています (-`ω´-*)ウム。


0010.jpg
先頭車付近に人だかりができていたので
ちょいと覗いてみたら・・・
へー、このあと出発式なんて行なわれるのね。
(゚∀゚)オッ!
ちなみにこの787系は
九州新幹線が部分開業したときも
特急「つばめ」あらため「リレーつばめ」として
新幹線連絡を担った過去があり、
当系にとっては二度目の「リレー特急」就任です。
▲22.9.23 鹿児島本線 博多


武雄温泉で新幹線「かもめ1号」に接続する、特急「リレーかもめ1号」。開業初日の今日は一番列車となる「かもめ1号」の指定席が早々に満席となり、自由席への乗車も人数制限がかけられるようですが σ(゚・゚*)ンー…、「リレーかもめ1号」のほうはざっと見たところ6〜7割程度の乗車率で、私も余裕で窓側の席に座ることができました ε-(´∇`*)ホッ。
先頭車付近で行なわれていた出発式に応えるために鳴らされた警笛が聞こえると、列車はゆっくりと動き出して博多をあとにします (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


0011.jpg
福岡と佐賀の県境付近で日の出時刻を迎え、
「リレーかもめ」の車窓越しに仰ぐ空模様。
雲は多めながら晴れ間も覗きます。
好天にならないかな・・・。
八(゚- ゚)ハレテ
▲22.9.23 鹿児島本線 天拝山-原田
(車窓から)

0012.jpg
佐賀県の鳥栖(とす)は
鹿児島本線と長崎本線の分岐駅
(長崎本線の起点)。
「リレーかもめ」はここから長崎本線へ入ります。
コッチ…((((o* ̄-)o
ちなみに駅名標の背後に見えている青い鉄骨は
Jリーグ「サガン鳥栖」のホームスタジアム。
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖(車窓から)

0014.jpg
鳥栖の次駅の新鳥栖は
鹿児島方面へ伸びる九州新幹線との接続駅。
もしも西九州新幹線がフル規格で全通したら
当駅で分岐することになるハズですが・・・
はたしてそれはいつのことになるのやら。
σ(・∀・`)ウーン…
▲22.9.23 長崎本線 新鳥栖(車窓から)

0015.jpg
佐賀を通る長崎本線といえば
個人的に車窓でちょっと気になるのが、
弥生時代の環濠集落跡で知られる
吉野ケ里遺跡(公園)
遺跡は長崎本線の線路沿いにあるため
車窓からも土塁などがちらっと見えます。
(゚∀゚)オッ!
いつか入園して遺跡と列車を絡めた写真を
撮ってみたいなぁ(笑)
▲22.9.23 長崎本線 吉野ケ里公園-神崎
(車窓から)

0016.jpg
長崎本線と佐世保線が分岐する江北。
(゚ー゚*)コーホク
当駅は西九州新幹線の開業にあわせて
本日より駅名が肥前山口から
町名由来(佐賀県江北町)の江北へ
改称されました。
▲22.9.23 長崎本線 江北(車窓から)

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江北を出ると、
車窓の左のほうに分かれる長崎本線。
今までの特急「かもめ」は
むこう(長崎本線)を進んでいましたが、
「リレーかもめ」は佐世保線に入り、
武雄温泉方面へ向かいます
コッチ…((((o* ̄-)o
▲22.9.23 佐世保線 江北-大町
(車窓から)


従来の特急「かもめ」と同じ787系が、鹿児島本線と長崎本線を経て西のほうへ走る。ここまではまだ新鮮味がなく、この先で新幹線に接続するという実感もあまり湧きませんでしたが  σ(゚・゚*)ンー…、本日より駅名を肥前山口(ひぜんやまぐち)から改称した江北(こうほく)を出て、長崎本線から佐世保線のほうに進路を取ると、やがて列車は武雄温泉の手前で高架線へと上がります。するとその左隣には並行して、新幹線用の真新しい高架線が現れました (゚∀゚)オッ!。
博多からちょうど一時間、「リレーかもめ」はまもなく、西九州新幹線の「かもめ」が待つ武雄温泉に着きます。


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武雄温泉付近の高架線を走る
「リレーかもめ」。
左には新幹線用の高架が寄り添います。
(゚∀゚)オッ!
なお、新幹線の開業を見据えて
このあたりの佐世保線が高架化されたのは、
2008年のこと。
▲22.9.23 佐世保線 高橋-武雄温泉
(車窓から)

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「かもめ」、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
武雄温泉のホームに入る「リレーかもめ」を
新幹線「かもめ」が迎えます。
▲22.9.23 佐世保線 武雄温泉(車窓から)


先述したとおり、事実上は「リレーかもめ」の終点となる武雄温泉は、在来線の佐世保線と西九州新幹線の接続駅で、長崎方面へ向かう新幹線の利用者はここで乗り換えなくてはなりません ラジャ!(* ̄- ̄)ゞ。
ちなみに新幹線が発着する駅では一般的に、在来線と新幹線のホームは改札を隔てて分けられているものですが、「リレーかもめ」が到着した武雄温泉のホーム(10番線)は、島式のホームを挟んだ反対側(11番線)に新幹線の「かもめ」が待機しており、スムーズな“対面乗換”が可能な構造となっています ノリカエ…((((o* ̄-)o(なお、この対面ホームの10番線に入線する在来線の列車は基本的に「リレーかもめ」のみで、佐世保線の普通列車や特急列車が発着するホームは別にあり(1・2番線)、そちらから新幹線へ乗り換える場合には新幹線改札を通る必要があります)。


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武雄温泉の島式ホームを挟み、
左に到着した「リレーかもめ」と、
右で待機する長崎ゆきの新幹線「かもめ」。
同一ホームによる対面乗換ができます。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
▲22.9.23 西九州新幹線 武雄温泉


そんな武雄温泉のホームで対面に待機していた新幹線は「かもめ1号」。そう、わずか10秒で指定券が売り切れて満席になったという、当駅始発の下り“一番列車”です (゚∀゚*)オオッ!。
しかし、博多からの「リレーかもめ1号」は7時ちょうどに当駅へ到着し、接続する長崎ゆきの新幹線「かもめ1号」の発車時刻は7時03分 ( ̄  ̄;)サンプン…。同一ホームの対面乗換とはいえ、時間が短くてけっこうタイトです。せっかくの一番列車だけど、「リレーかもめ1号」から「かもめ1号」へ乗り継ぐ乗客の方たちは、記念撮影などをしているような余裕はほとんどなく、ちょっと慌て気味にホームを右から左へと移動しているご様子 アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。
え?アンタは急いで乗らないのかって? (´・ω`・)エッ?。いや、実は私もひと月前の発売開始日に「かもめ1号」の指定券をチャレンジしてみたのですが、窓側の席に限定して申し込んだこともあってか結果は敗北 (´д`;)アウ…。入手できた指定券は次発となる「かもめ3号」ですた (・ε・`)シャーナイネ。・・・というワケで私は「かもめ1号」には乗らず(乗れず)に、ホームから指をくわえてお見送りです σ(・∀・`)イイナァ…。
その発車前にとりあえず、新幹線のお顔(正面)を拝見しようと思って先頭車のほう(ホームの先端)に行ってみると・・・お!なんだか“賑やかなこと”をやっているぞ!(゚∀゚)オッ!


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長崎方の先頭車(1号車)の横では
「かもめ1号」の出発式が催されています。
私も一枚撮らせてっ!
p[◎]q▽≦*)パチャ!
▲22.9.23 西九州新幹線 武雄温泉

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発車に合わせて右手をスッと挙げ、
「出発進行!」
(/`・ω・)ピシッ!
日本の鉄道路線網へ新たに
今日から西九州新幹線が加わりました。
▲22.9.23 西九州新幹線 武雄温泉


西九州新幹線、開業おめでとう!ヽ(´▽`*)ノオメデ㌧♪
人垣のスキマからちゃっかりと、ウマい具合に覗けた(撮影できた)「かもめ1号」の出発式 (「゚ー゚)ドレドレ。これはいいものが見られて、開業日ならではの貴重なシーンを写真に残すことができました (^_[◎]oパチリ。
もしも「かもめ1号」の指定券を私が希望どおりに取れていたとしたら、「リレーかもめ」から慌ただしく乗り換えていて、おそらくこの出発式を撮ることなどできなかったと思われるので(乗ってたら出発の合図は絶対に撮れないw)、乗車を「3号」のほうにしたのは結果オーライだったかもしれません ъ(゚Д゚)ナイス。まあ、「1号」に乗れなかった者の負け惜しみですけどね・・・ (。A。)アヒャ☆。
ちなみに、武雄温泉の駅長さんとともに出発の合図を務められたのは、“ちびっこ一日駅長”に任命された地元在住で4歳の“鉄道大好き少年くん” (゚ー゚*)コテツ。どういう経緯で彼が大役に抜擢されたのか私にはわからないけど、壇上に立ったのが芸能人やスポーツ選手などの有名人じゃなかったぶん取り囲む人垣がユルくて、スキマからの撮影もしやすかったように思います(笑)(長崎駅のほうの上り出発式は、長濱ねるさんだったのよね)。


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佐賀県武雄市に所在する武雄温泉。
当駅は武雄市の中心駅であり、
開湯から1300年の歴史を誇る武雄温泉郷
観光拠点となっています。
タケオ(゚ー゚*)キクチ
優等列車は先出の新幹線「かもめ」と
連絡特急「リレーかもめ」のほか、
佐世保線の特急「みどり」、「ハウステンボス」、
観光特急「ふたつ星4047」などが停車。
▲22.9.23 西九州新幹線 武雄温泉

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「かもめ1号」が発車したあと、
次に武雄温泉の新幹線ホームに入ってきたのは、
「かもめ3号」長崎ゆき。
いよいよ私も西九州新幹線に乗車です。
(*゚v゚*)ワクワク♪
▲22.9.23 西九州新幹線 武雄温泉

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西九州新幹線の愛称は「かもめ」のみで、
それに使われるのは
モノクラス6両編成のN700S8000番台。
東海道・山陽新幹線で使われている
N700S(系)をベースにした番台区分ですが、
裾部に施された赤い帯色が新鮮な印象で、
先頭車の先端には「かもめ」のエンブレムが
掲げられています。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲22.9.23 西九州新幹線 武雄温泉

0026.jpg
車内はホテルのような心地よさをテーマに、
自然素材を多用した和洋折衷の空間を表現。
(´ー`)マターリ
座席は自由席が2+3配列で、指定席が2+2配列。
また指定席は座席のモケット(布地の柄)を
それぞれの号車ごとに変えており、
私が乗る2号車はモスグリーンの“獅子柄”です
(なお、普通車のみでグリーン車はありません)。


出発式を行った「かもめ1号」を送り出して、構内の賑わいが少し落ち着いたころ、私が乗る「かもめ3号」がホームに入線してきました (゚∀゚)オッ!。
手元の指定券に従って2号車へと乗り込むと、ほのかに漂うのはデビューしたての新車が放つ特有の匂い ( ̄・・ ̄)クンクン。西九州新幹線の開通とともに、「かもめ」で使われるN700S8000番台も今日が営業運転開始のデビューです *.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*。背面や袖仕切りに木材を、モケットには和装布を用いた指定席車両の座席は、先輩である九州新幹線の800系を踏襲した印象で、東海道・山陽新幹線や東日本の各新幹線とは違う、個性的な“九州(の新幹線)らしさ”を覚えます (・∀・)イイネ。幅が広くて座り心地のよいシートだなぁ (´ー`)マターリ。ちなみに、満席が伝えられた「1号」に対して「3号」のほうは、左右両端の窓側の席こそほぼ埋まっているものの、通路側は半分以上が空いており、私の隣も空席でした。
そして先ほどの「1号」と同様にやはり、「リレーかもめ3号」からの接続を取った「かもめ3号」は、定刻の7時43分に武雄温泉を発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。私がまだ未踏の鉄路を、新幹線は滑るように走り出します (*゚v゚*)ワクワク♪。


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「リレーかもめ」からバトンを受け継ぎ、
新幹線「かもめ」が長崎へ向けて出発!
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
▲22.9.23 西九州新幹線 武雄温泉
(車窓から)

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武雄温泉を出るとすぐに佐世保線と分かれて、
西九州新幹線は南に進路を取ります。
コッチ…((((o* ̄-)o
▲22.9.23 西九州新幹線 武雄温泉-嬉野温泉
(車窓から)

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次の停車駅は嬉野温泉。
(゚ー゚*)ウレシノ


西九州新幹線は、佐賀県武雄市の武雄温泉から、同県嬉野市の嬉野温泉(うれしのおんせん)、長崎県大村市の新大村(しんおおむら)、同県諫早市の諫早(いさはや)の各駅を経て、長崎市の長崎にいたる、全長66.0キロ(実距離、営業キロは69.6キロ)の新幹線 (・o・*)ホホゥ。
当新幹線は本来、九州新幹線の新鳥栖を介して福岡県の博多と長崎を結ぶ計画(整備新幹線計画)となっており、武雄温泉〜長崎はそのうちの暫定開業区間という位置付けなのですが、武雄温泉以東への延伸(新鳥栖〜武雄温泉)は佐賀県との議論が進まずに、現時点(2022年9月)で全通は未定となっています ( ̄。 ̄)ヘー。


0030.jpg
新幹線の車窓から望む、
佐賀と長崎の県境に連なる山々。
あくまでも個人的な印象ですが、
西九州新幹線の防音壁は全体を通して
少し高く感じる気がします。
気のせいかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲22.9.23 西九州新幹線 武雄温泉-嬉野温泉
(車窓から)

0031.jpg
武雄温泉から10.9キロ、
わずか6分ほどで嬉野温泉に停車。
当駅はほかに接続する路線がなく、
今回開業したなかでは唯一、
西九州新幹線のみの単独駅です。
(・o・*)ホホゥ
駅名にもなっている嬉野温泉
大小50軒近くの旅館やホテルがならぶ
西九州屈指の温泉街で、
日本三大美肌の湯に数えられる
名湯だそうです。
▲22.9.23 西九州新幹線 嬉野温泉
(車窓から)

0032.jpg
次の停車駅は新大村。
(゚ー゚*)シンオームラ

0033.jpg
佐賀と長崎の県境にある
俵坂トンネルを抜けると、
下り列車の進行方向の右手には
大村湾の海景色が望めます。
(´▽`*)ウミ♪
あいにく今日は曇っているけれど、
トンネルが多い西九州新幹線の車窓では
このあたりの眺めがいちばんよさそう。
(・∀・)イイネ
▲22.9.23 西九州新幹線 嬉野温泉-新大村
(車窓から)

0034.jpg
そして新大村の手前で見られるのは、
西九州新幹線の車両基地である大村車両基地
(熊本総合車両所大村車両管理室)。
ちなみに当車両基地のすぐ横を走る
在来線の大村線には、
本日の西九州新幹線の開業に合わせて
新駅が設置されたのですが、
駅名はそのまんま「大村車両基地」(笑)
( ̄∀ ̄*)マジカ
▲22.9.23 西九州新幹線 嬉野温泉-新大村
(車窓から)

0035.jpg
新大村は大村線(諫早〜早岐)との接続駅で、
こちらも新幹線の開業に合わせて設置された
新駅です。
なお、大村市の中心街は
当駅から大村線で上り方向へ二駅目の大村。
▲22.9.23 西九州新幹線 新大村(車窓から)

0036.jpg
新大村のホームでは地元の方(?)が、
歓迎の旗をふって新幹線を見送ってくださいました。
ありがとうございます。
ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
▲22.9.23 西九州新幹線 新大村(車窓から)

0037.jpg
次の停車駅は諫早。
(゚ー゚*)イサハヤ


新幹線開業以前に特急「かもめ」が走っていた長崎本線は、肥前半島(広義的に見る佐賀県西部および長崎県の本土部一帯)南部の有明海側に線路が敷かれていて、車窓からもその海景色がよく望めたのですが ( ̄▽ ̄*)ウミ、西九州新幹線のほうはいくつものトンネルを抜けて同半島の真ん中を突っ切り、いかにも景色より速達性を重視したようなルートとなっています(新幹線ってそういうものだけど)バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
そんななかでも、今まで鉄道が通っていなかった嬉野温泉の駅名を目にすると新鮮さを感じ (゚∀゚)オッ!、また、佐賀と長崎の県境付近では断続するトンネルの合間に緑深い山景色が、新大村付近では半島西部の大村湾がわずかに望めるなど (゚∀゚*)オオッ!、全体を通してトンネルの多さは仕方なく感じるものの、意外と変化のある車窓風景が楽しめます (・∀・)イイネ。ちなみに大村湾の海が見えるのは、長崎ゆきの下り列車で右側(上り列車で左側)の車窓。4列の指定席なら“D席”、5列の自由席なら“E席”で \_( ゚ロ゚)ココ重要、私もこのことを踏まえて、D席の指定券を発券していただきました (*・∀・)つ[キップ]。


0038.jpg
沿線の会社の屋上にも
開業を祝うお手製の横断幕が掲げられており、
何人かの方が新幹線に向かって
手をふられています。
このような光景は開業日ならではですね。

ありがとうございます。
ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
▲22.9.23 西九州新幹線 新大村-諫早
(車窓から)

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0040.jpg
既存の駅に新幹線が併設された諫早は
長崎本線と大村線、
ローカル私鉄の島原鉄道(諫早~島原港)が接続。
先ほど武雄温泉の手前の
江北で別れた長崎本線とは、
ここで合流することになります。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
▲22.9.23 西九州新幹線 諫早(車窓から)

0041.jpg
次の停車駅は終点の長崎。
(゚ー゚*)ナガサキ


嬉野温泉、新大村と、今回の新幹線開業に合わせて設置された新駅が続きましたが、既存の在来線駅に併設されて過去に私も訪れたことがある諫早に着くと、あらためて新幹線が長崎の地を走っていることを実感します (´ω`)シミジミ。
そして路線で最長となる7,460mの新長崎トンネルを通り抜けると、もうそこは長崎の市街地です (゚∀゚)オッ!。右手に稲佐山を眺めながら減速した新幹線「かもめ」は、ゆっくりと長崎に終着しました (・ω・)トーチャコ。武雄温泉からの乗車時間はわずか29分(同区間の最速列車は23分)と実際に短かったけど、ホントにあっという間の感覚だったなぁ。もう降りちゃうのがもったいないくらい(笑)


0042.jpg
最後に長〜いトンネルを抜けると
車窓の右手に見えたのは
長崎の観光名所で知られる稲佐山
(゚∀゚*)オオッ!
おお!ここに出るのか!
・・・って感じです(笑)
▲22.9.23 西九州新幹線 諫早-長崎
(車窓から)

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0044.jpg
ドーム型の白い屋根が印象的な
長崎のホームに到着する「かもめ」。
ああ、ホントに長崎に新幹線が
できたんだなぁ。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎


これにて西九州新幹線の武雄温泉〜長崎を完乗 ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。中途ハンパな開業区間で、全長66キロほどの“日本一短い新幹線”ですが、私にとっては大きな達成感が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

博多0600-(特急リレーかもめ1号)-武雄温泉0700~0743-(新幹線かもめ3号)-長崎0814


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新幹線の開業にともない、
大規模なリニューアルが行なわれた長崎駅。
壁面がガラス張りのホームは、
駅の外からも新幹線の姿がよく見えます。
スケスケ( ̄▽ ̄)スケルトン
▲22.9.23 長崎本線 長崎


さて、念願の西九州新幹線に乗って、長崎へとやってきた私。
“開業初日の新幹線に乗る”という目的は早々に果たせたけど、このあとはどうしましょうか・・・σ(゚・゚*)ンー…。ちゃんぽん?トルコライス?五島うどん? (゚
¬゚*)ジュル。おっとその前にまずは、新幹線開業の“記念きっぷ”を買わなきゃ ε=┌(*゚д゚)┘キップ!。


0707.jpg
“西九州新幹線開業記念きっぷ”には
すでに長い列ができているけど・・・
まだ買えるのかな?
σ(゚ー゚*)キップ…



・・・九州の鉄旅、次回に続きます。