SSブログ

中央線・・・三鷹車両センター90周年記念イベント 見学記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2019.11.09 中央線
三鷹で・・・見たか!?
三鷹車両センター90周年記念イベント
見学
 
 
“鉄道の日”(10/14)にちなんで多く開催される、秋の鉄道イベントも終盤。
そのなかで個人的にこの時期の恒例行事といえば、東京メトロ千代田線の綾瀬車両基地で行なわれる、事前募集制の一般公開イベント「メトロファミリーパークinAYASE」が拙ブログではお馴染みでしたが、今年は残念ながら“落選”・・・(_ _|||)ガクッ。ただ、私のなかでは思い入れのあった千代田線6000系が昨年に引退してしまったことで (´・ω・`)ショボン、何となく当イベントへの参加意欲が以前ほどではなくなっており、それが落選という結果に表れたような気がします σ(・∀・`)ウーン…。考えてみたら、応募多数の抽選制なのにほぼ毎年行けていたのは、ホントにラッキーでしたよね (-`ω´-*)ウム。
その落選した綾瀬(メトロ)の代わりということでは無いのですが、今秋の私はもうひとつ事前募集制の鉄道イベントに参加を申し込んでいました (・o・*)ホホゥ。ちなみに、そちらのイベントのほうが綾瀬よりずっと参加できる人数(募集人数)は少なく、綾瀬の15,000人に対して、そのわずか10分の一程度の1,500人 ( ̄  ̄;)1500ニソ…。そんな狭き門でしたが、私は“とある参加条件”を満たしていたことで、“当選”という嬉しい結果がもたらされたのです \(≧▽≦)/ヤターッ♪。

はたして、その鉄道イベントとは何線の何処で行なわれるものなのか σ(゚・゚*)ンー…。私の当選ハガキで二人まで*参加が可能なこのイベントへ、中央線の沿線に住む鉄仲間のお友達を誘って足を運んでみました(*ハガキ一枚で最大5人まで同行可能となっていたけれど、私は二人参加で申し込みました)。



11月9日(土)


0001.jpg
快速線と緩行線の電車が発着する、
中央線の主要駅、三鷹。
(゚ー゚*)ミタカ
当駅は南口が三鷹市、北口が武蔵野市
(ともに東京都)に面しています。
▲中央本線 三鷹


秋晴れで絶好のお出かけ日和となった、イベント当日の土曜日 (´▽`*)イイテンキ♪。友人と待ち合わせをしたのは、東京都西部にある中央線の三鷹(みたか)。
当駅は拙宅の最寄駅で (゚ー゚*)ジモティー、友人と落ち合ったのちにここから中央線で目的地へと向かう・・・のではなく、駅を出た二人は線路沿いの道を歩き進みます  ...(((o*・ω・)*・ω・)o。おっちょこちょいな私が家に忘れ物をしたから、いったん取りに帰る? (ノO`)アチャー。いやいや、実は何を隠そう今回の目的地はココ、わがまち三鷹にあるのです (*´∀`)ノ゙ヨーコソ♪


0002.jpg
0003.jpg
駅の西方にある無骨な形の跨線橋。
1929年(昭和4年)に竣工したこの橋は
三鷹に住んでいた太宰治も利用していたそうで、
当人ゆかり地の一つとされています。
( ̄。 ̄)ヘー

0004.jpg
その跨線橋の下に広がるのが、
中央・総武線の車両基地、三鷹車両センター。
お!オレンジの209系がいるじゃん!
(゚∀゚)オッ!
▲中央本線 三鷹車両センター


駅から下り方向へ歩いて5分ほどのところに見えてきたのは、中央線を跨ぐように架けられた古めかしい歩道橋(跨線橋)。ここはかつて文豪の太宰治も歩いたと云われる歴史と文化の深い名所であり (・o・*)ホホゥ、また、橋上からは中央快速線の本線を通過する列車とともに、広大な車両基地の「三鷹車両センター」が一望できる、鉄ちゃんにとっても魅力的なビュースポットです (゚∀゚*)オオッ!!。私もちょくちょく撮影に訪れていて、最近では今年の春から夏にかけてハマった「オレンジさん(中央線130周年記念ラッピング、現在は終了)」を撮ったのが記憶に新しいところ (^_[◎]oパチリ(ただし橋上は柵が張り巡らされているので、本線を走る列車はあんまりスッキリと撮れないんだけどね・・・)。
そんな中央線の三鷹車両センターが、そう、私の申し込んだ鉄道イベントが行なわれる会場で、いつも跨線橋から眺めている構内に入ることができるのです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。


0005.jpg
応募多数の抽選に当選することができた、
「三鷹車両センター90周年記念イベント」
のご招待券(往復はがきの返信)。
“サクラサク”をイメージしたような
“桜鉄”の写真が粋ですね。
(*´v`*)ワクワク♪


三鷹車両センターの一般公開イベントは毎年恒例でなく、催されるのは2014年以来となる5年ぶりでかなり久々のこと (=゚ω゚)ノ゙オヒサ。実は前回の開催にも私は訪れており、その時は当センターの「開設85周年」を記念したものでした。あれから5年が経ち、今回は「開設90周年」を記念した開催です (*゚▽゚)/゚・:*【祝 90ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)。
そして5年前と同様、このイベントへ入場するには事前に応募して当選しなくてはならないのですが、その募集対象者は“三鷹市と武蔵野市の市民(在住者)に限定”。つまり、どんなに中央線の電車が好きでも、どんなに多くの申し込みハガキを送ったとしても、両市の在住者でないと当選しません。言ってみればこのイベントは「車両基地の近隣住民へ向けた感謝祭」ってところでしょうか ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。そのような条件ですが、まさにM市民(三鷹も武蔵野もM市(笑))の私は応募することができます ( ̄▽ ̄*)エム。定員1,500人という狭き門ではあったけれど、この“市民限定”というところに少なからず当選する自信はありました (-`ω´-*)ウム(ちなみにあくまでも私の見方だけど、在住を表す住所はもちろんのこと、電話番号も携帯のものでなく、固定電話の市外局番(M市の)を書いて申し込んだほうが、より“市民アピール”につながるのではないかと思います)。自宅から歩いて行けるところで鉄道イベントが開催されるとは、地元鉄として嬉しいものです ヽ(´▽`)ノワーイ♪(移動費がかからないしw)。
正門の受付に招待状を提示して入場 (=゚∇゚)ノ゙チワッス。5年前はここでゆるキャラの「モモずきん」がお出迎えしてくれたけど、今回は見かけなかったな・・・σ(゚・゚*)ンー…。


0006.jpg
三鷹と武蔵境(むさしさかい)の
駅間にある三鷹車両センター。
(゚ー゚*)ハチミツ
先出の跨線橋は三鷹寄りに位置しますが、
案内状によると正門は
武蔵境のほうが若干近いらしい。
▲中央本線 三鷹車両センター


三鷹車両センターの前身である三鷹電車区は、おもに首都圏の中央線で使用される通勤型や近郊型電車の車両基地として、国鉄時代の1929年(昭和4年)に開設(例の跨線橋も同時期に設置されたのね)(・o・*)ホホゥ。かつては、中央線のイメージで馴染み深いオレンジ色の101系や103系、201系(快速電車用)をはじめ、スカ色の115系(中距離列車用)、アルミ製車体の301系(地下鉄直通用)、さらにはジョイフルトレインの「パノラマエクスプレス・アルプス」(団体・臨時列車用)など、様々な車両が所属していましたが (´ω`*)ナツカシス、現在(2019年)の当センターに配置されているのは、中央線と総武線を直通する緩行線用(中央・総武線各駅停車)の黄色い帯を巻いたE231系0番台・500番台・900番台と、同じく緩行線用ながら地下鉄東西線との直通運転に使われる青い帯を巻いたE231系800番台のみとなっており、運用の間合いなどで快速用や特急用の車両が入庫する時間帯もあるけれど、ふだんの構内に留置されているのは地味な緩行線用の電車ばかりという印象です σ(・∀・`)ウーン…(なお、現在の中央線に使われる車両のおもな所属基地は、緩行線用の三鷹車両センターのほか、快速電車用(E233系・209系)が豊田車両センター。中距離普通列車用(211系)と「あずさ」などの特急型車両(E353系・E257系)が松本車両センターとなっています)。
そこに今回のイベントではどんな車両が展示されるのでしょうか (*゚v゚*)ワクワク♪。さっそく順路に沿って見学してゆきます コッチ…((((o* ̄∀)o。


0007.jpg
0008.jpg
検修棟の台検庫内には
一般的にパンタグラフと呼ばれる
集電装置(PS33B形)や
車両の屋上に搭載される
空調装置(AU725A形)など
車両のパーツ(部品)が展示され、
丁寧な説明も添えられています。
φ(゚ー゚*)フムフム

0010.jpg
0013.jpg
0014.jpg
検修棟の交検庫内では
実車のE231系500番台(A519編成)が置かれ、
ふだんはあまり見ることができない、
台車や床下機器などを間近に見学できます。
(「゚ー゚)ドレドレ
おや、この編成のモハ(電動中間車)は
ゾロ目の“555”じゃない。
(o ̄∇ ̄o)ゾロメ
▲中央本線 三鷹車両センター

0015.jpg
近年の電車に多く採用されている、
「VVVFインバータ装置」。
(゚ー゚*)ブイエフ
この装置はパンタグラフから送られた電気の
電圧と周波数を調整するもので、
モーターの強さ(トルク)や早さ(回転数)を変えて
電車を加速や減速させています。
自動車のギアと同じような役割。
フイィィィーン…( ̄0 ̄*)フイィィィーン…(←音マネw)

0016.jpg
先頭車に搭載されている
列車情報管理装置の「TIMS」。
(Train Information Management System)
(゚ー゚*)ティムス
この装置は車両に装備されている
様々な機器との情報集約や伝送を行ない、
乗務員へ通知(運転台に表示)するもので、
車両の走行状況から車内の空調管理まで
TIMSから送られた情報をもとに、
状況に応じた調整を乗務員が行ないます。
( ̄。 ̄)ヘー

0017.jpg
列車の安全運行に欠かせない
自動列車停止装置のATS(P型)。
(Automatic Train Stop)
(゚ー゚*)エーティーエス
ATSは線路上の赤信号を通り過ぎないよう、
信号機までの距離や列車の速度を計算し、
自動的にブレーキをかけて速度を落とす装置で、
未然に衝突事故等を防ぐことができます。
(`・ω・´)キリッ
また、速度制限が近づいていることを運転士に知らせ、
手動で速度を調整する手助けも担っています。


いちばんお目当ての車両展示コーナーへ行く前に、まずは検修棟で車両に搭載された機器類などのお勉強から (-`ω´-*)ウム。
あくまでも個人的な感覚としては、なんだかビール工場の見学で試飲コーナーを楽しみにしつつ、まずは製造工程の説明から順に進んでゆく・・・ってイメージを覚えます(いみふ)(゚Д゚)ハア?。順路をすっ飛ばして車両展示コーナーへ向かうこともできるけれど(ビール工場の場合はいきなり試飲に行っちゃ駄目よねw)、とくに慌てて進む必要はないし、パーツの仕組みや各部の機能などを詳しく知ることができるいい機会 φ(゚ー゚*)フムフム。とくに今回はVVVFインバータやTIMSなど(詳細は写真のキャプションを参照)、フタを開けた状態で内部が公開され、貴重なものを見ることができました (゚∀゚*)オオッ!。これには私だけでなく、同行の友人も興味津々 (・o・*)ホホゥ。
そんな勉強になった検修棟を抜けると、お待ちかねの車両展示コーナー(留置線)です (☆∀☆)キラーン☆。そこに並べられていたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!!


0020.jpg
じゃーん!\( ̄^ ̄)/
これが「三鷹車両センター90周年イベント」の展示車両。
向かって写真の右から、
中央・総武緩行線用のE231系500番台(×3)、
地下鉄東西線直通用のE233系800番台、
中央快速線用の209系1000番台、
中央線と直通運転を行なう東京メトロ東西線の15000系、
中央線の特急「あずさ」や「かいじ」などに使われるE353系。
5車種の豪勢なラインナップです。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
▲中央本線 三鷹車両センター


爽やかな秋空のもとに集った、中央線や三鷹車両センターにゆかりのある5種類もの車両たち。これは当センターの90周年を祝うのにふさわしい、なんとも壮観な眺めじゃないですか w(*゚o゚*)wオオー!!。緩行線用の黄色いE231系500番台や東西線直通用の青いE231系800番台など、当センターへ日常的に入庫する車両が主体のラインナップではあるものの、そのなかにふだんは入庫しない快速線用でオレンジ色の帯を巻いた209系1000番台(豊田車両センター所属のトタ81編成)がゲストとして加わってくれたのは嬉しいサプライズです (゚∀゚*)マルキュー!。
今春に常磐線から中央線へと活躍の場を移した209系1000番台は、もともと常磐緩行線(常磐線各駅停車)と地下鉄千代田線の直通運転に使われていた“地下鉄直通型車両(地下鉄直通車)”であり (゚ー゚*)チカチョク、転属が決まったときにファンの間で話題となっていたのが、中央・総武線と地下鉄東西線の直通運転に就いている、E231系800番台との“似たもの並び”でした (o ̄∇ ̄o)クリソツ。それが今回の車両展示で実現したこととなり、当イベントにおけるいちばんの注目ポイントと言ったところでしょうか (*゚∀゚)=3ハァハァ!(もっとも、営業運転中で両者はすでに何度も顔を合わせているハズですが)。
なお、上写真のいちばん左に写る特急型のE353系のみ、ヘッドライトでなく赤いテールランプを点した状態での展示となっていますが、当車は営業運転の間合いで入庫した通常運用のものであり、しばらくすると営業運転へ向けて出庫してゆきました イッテラ~(=゚ω゚)ノシ。それでも、ほんの少しの間であれ、顔を出してくれたのはありがたい ъ(゚Д゚)グッジョブ。


0021.jpg
右のE231系800番台(ミツK2編成)と
左の209系1000番台(トタ81編成)は
帯色違いの同じ顔?
これは地下鉄直通車好きにとってはたまらない、
なんとも面白い顔合わせとなりました。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
まさかこの並びが三鷹で見られるとわ
数年前には思いもしなかったなぁ・・・。
(´~`*)ウーン
▲中央本線 三鷹車両センター

0022.jpg
車両の前面に非常用の貫通扉を備える両者は、
地下鉄への乗り入れに対応して製造された車両ですが、
左の209系1000番台は現在、
地下鉄と直通しない中央快速線で使われており、
設置の必要がない前面貫通扉は
どうやらハメ殺し状態となっているらしい。
( ̄。 ̄)ヘー
▲中央本線 三鷹車両センター

0023.jpg
ぴしっと二本が並んだ
黄色い帯の中央・総武線用E231系500番台。
(右・A503編成、左・A520編成)
(゚ー゚*)ソーブセソ
もともと同番台は山手線で使われていましたが、
山手線へ新型のE235系が投入されたことにより、
玉突きの形で中央・総武線へ転属。
既存のE231系0番台を置き換えています
(そして0番台のほうは武蔵野線八高線へ転属)。
▲中央本線 三鷹車両センター

0024.jpg
JRの209系やE231系とともに並べられた、
東京メトロ東西線の15000系(15113F)。
(゚ー゚*)トーザイセソ
JR車と異なる曲線を活かしたデザインが
メトロ車らしい印象を受けます。
今年の綾瀬はハズレちったけれど、
ここでメトロ車の展示が見られますた。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲中央本線 三鷹車両センター


できれば、緩行線用の黄色いE231系が“山手線顔”の500番台ばかりでなく、当センター生え抜きの0番台や900番台も並べられたら・・・σ(・∀・`)ウーン…とか、東西線の車両が15000系でなく07系(しかも101編成)だったら、209系1000番台と千代田線直通時代の再会(07系101編成はほんの一時期、青い帯のまま千代田線で使われた過去がある)となったのに・・・σ(・∀・`)ウーン…とか、そんな贅沢は言いません(言ってんじゃんw);'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)ゼータクイウナ!。
地元の三鷹車両センターという場所柄、今回のイベントで展示された車両は特急型のE353系を除き、どれも私が通勤やお出かけの際の日常でお世話になっている“ふだん使いの電車”たちばかりで(快速の209系にはあまり当たらないけれど)、それらが一堂に並べられた姿にはほかの車両基地公開とは違う特別な印象を受け、とても感慨深いものがありました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。雨の日も、風の日も、そして個人的に良いことがあった日も、気分が落ち込むようなことがあった日も、毎日、毎日、私を運んでくれてありがとう <(_ _*)>アリガ㌧。ちょくちょく遅れる原因のひとつとして、車両不具合なんて“ゴキゲンななめ”な時もあるようだけど、これからもどうぞヨロシクね (=゚∇゚)ノ゙ヨロシコ♪。


0025.jpg
最後に正面から4車種をパチリ。
みなさん、いつもホントにお世話になってます。
<(_ _*)>アリガ㌧
▲中央本線 三鷹車両センター


個人的にメイン(主目的)だった車両展示の撮影を存分に堪能したあと (´ー`)マンゾク、友人とともに次に向かったのは、車両基地公開の花形イベント(?)「車両洗浄線体験コーナー」(゚∀゚)オッ!。
これは実際に車両へ乗りながら洗車機による車体洗浄を楽しめるというもので (・∀・)イイネ、私は乗れる機会があれば積極的に体験しており(事前申し込みが必要な場合もあります)、拙ブログの車両基地公開記事ではけっこうお馴染みのプログラム (゚∀゚)アヒャ☆。実は正直いうと洗車機自体の体験よりも、洗浄線の列車で基地の構内を移動できることによって、公開エリアでは見られないようなものが覗ける可能性もあり (「゚ー゚)ドレドレ、個人的にはそちらの期待値も高いのです。


0039.jpg
当イベントでは三回行われた洗浄線体験。
私たちはその最終便に乗車してみます。
...(((o*・ω・)o

0040.jpg
洗浄線体験に使われるのは
中央・総武線用のE231系500番台
(A534編成)。
500番台、ホント増えたよなぁ・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
▲中央本線 三鷹車両センター

0041.jpg
洗浄線体験の列車内から眺めた、
ふだんは見ることができない角度の跨線橋。
あれ?よく見るといつの間にか、
跨線橋の上の大時計が無くなってる・・・。
(・・?)アリ?
▲中央本線 三鷹車両センター構内(車窓から)

0042.jpg
こちらは5年前のイベントで乗った、
洗浄線体験列車から見たもの。
そのときには跨線橋上に時計があります。
とくにここの時計を見ることはないんだけど、
外されちゃったのはちょっと寂しい。
σ(・∀・`)ウーン…
▲14.9.27 中央本線 三鷹車両センター構内
(車窓から)

0043.jpg
洗浄機へ向かう途中では、
横にE231系の試作編成である、
E231系900番台(B901編成)が見られました。
(゚∀゚)オッ!
最近の当編成は運用に就く機会が減っているのが、
気がかりなところ・・・。
▲中央本線 三鷹車両センター構内(車窓から)

0044.jpg
0045.jpg
洗車機へ突入!・・・ですが、
写真では前面展望でも撮らない限り、
何がなんだかわからないですよね・・・(^^;)
ちなみに先頭車の前面展望は当然のごとく
お子様たちで埋め尽くされていました。
▲中央本線 三鷹車両センター構内(車窓から)

0046.jpg
洗車されてピカピカになった(?)E231系。
黄色いラインをあしらった白いお顔が
秋晴れの青空に映えます。
▲中央本線 三鷹車両センター


車両基地の南端に敷かれた洗車機に続く線路を、ゆっくりとした速度で進む洗浄線体験の列車 ...(((o*・ω・)o。営業列車が走る中央線の本線は車両基地の北側に位置するため、例の跨線橋はふだんの列車とは違った角度から眺められたし σ(゚・゚*)トケイ…、また、車両展示には並べられなかった、E231系の試作編成(E231系900番台)の姿なども確認できました (゚∀゚)オッ!。このようなところが洗浄線体験による個人的な楽しみのひとつです(もちろん、ブラッシングも迫力あったけど ヾ(。゜▽゜)ノブシャーッ)。

この洗浄線体験をもって、「三鷹車両センター 90周年記念イベント」の見学や撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。最後に正門近くの鉄道部品販売コーナーを覗いてから、退場しましょうかね・・・。


0051.jpg
駅や車両の廃品などが並べられた
部品販売コーナー。
そこで目を引いたのは・・・
ああっ!跨線橋の上にあった大時計ぢゃん!
Σ(`ロ´ノ)ノ ヌヲォ!
なんと10,000円ポッキリで
売りに出されていますた・・・。
(動作保証は無し)
( ̄  ̄;)イチマソ…
ちなみに、
とても一人では持ち上げられないくらいの
大きさと重さです。


近隣の市民を対象とした個人的にラッキーな条件で、訪れることができた「三鷹車両センター90周年記念イベント」(o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
けっして私は近くに車両基地があるから今の居住地を選んだわけではないけれど、やはり鉄道趣味者の“鉄ちゃん”として自分の住む街に鉄道の車両基地があるのは自慢できることで(誰に?)、個人的には太宰の跨線橋とともに車両基地もわがまちの名所のひとつだと思っています (-`ω´-*)ウム。ふだんは壁の外や跨線橋の上から基地の構内を覗き見るくらいですが、数年に一度でも今回のように一般公開して中へ招き入れてくださるのは嬉しい企画でした <(_ _*)>アリガ㌧。
次に開催されるのは5年後の開設95周年?それとも10年後の100周年?意外と99周年・・・かも? σ(゚・゚*)ンー…。その時は抽選に当たるかどうか(そもそも私がM市にいるかどうか)わからないけれど、またいつか壁の中の構内へ入れる日が来ることを願っています (*゚▽゚)ノ゙マタネ!。



0055.jpg
15時のイベント閉場後、
飲むにはまだ少し早い時間でしたので、
「中央線130周年記念」のスタンプラリーを
友人と巡ってみました。
凸ヾ(゚∀゚*)ポン★
新宿と中野~高尾の全20駅、
コンプリート達成で証明書とバッジをGET☆
(σ゚∀゚)σゲッツ!!
今年盛り上がった130周年企画も、
これで終了かな・・・。


0060.jpg
そしてほかの友人も加わり、
中央線沿線の焼鳥屋さんで打ち上げ〜!
イエー♪(* ̄∇ ̄)/Cロ☆ロD\( ̄∇ ̄*)カンパーイ♪
豪快な焼き鳥の盛り合わせ、
店員さんが部位を説明してくれたけど、
飲んじゃうと何だか分からなくなる・・・
焼き鳥あるある?
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

0061.jpg
そして見る人が見れば
たぶんどこのお店だかすぐわかる、
名物のいわしコロッケ。
鰯のなかにマッシュポテトを詰めて挙げた、
ビールにぴったりの逸品です。
コロッケ(゚д゚)ウマー!



☆オマケの三鷹電車区(マニア向けw)☆


ONE-shot 341 工事の日 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 341 工事の日

1117.jpg
ふだんの日ならば
山手線や京浜東北線の電車が
数分間隔でひっきりなしに走っている
田町付近の複々線区間。
しかし、この日の線路上には電車でなく、
無骨な工事用のショベルカーが現れました。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?


テレビやネットのニュース等でも
けっこう大々的に取り上げられていたので
もう多くの方がご存知だと思われますが、
11月16日の土曜日に実施されたのは、
都心部の田町と品川の駅間に開業が予定されている新駅、
「高輪ゲートウェイ」の設置に向けて行なわれた
山手線と京浜東北線の線路切り替え工事。
ナカモト(゚ー゚*)コージ

当日は山手線が初発から夕方まで、
京浜東北線が終日にわたり、
区間運休とするなんとも大胆な方法がとられ、
部分的ではあるものの、
日中の山手線を運休とするのは
JR東日本の発足以来初めてだったそうです。
(・o・*)ホホゥ


そんな世紀の一大工事(?)を
ヤジウマ目線で覗いてみようと、
たまたま都心のほうで用事のあった私は
そのついでに田町駅近くの跨線橋へ行ってみることに。
...(((o*・ω・)o

用件を済ませて私が着いた14時過ぎには、
もう工事がだいぶ進んだ感じで、
旧線から新線へ線路の付け替えもほぼ終わっており、
工事の記録としてはたいした画が撮れそうになかったけれど、
手前に位置する京浜東北線(北行)の線路では
作業用ショベルカーが行ったり来たりを繰り返していたので、
それに185系の特急「踊り子」を添えてパチリ。
(^_[◎]oパチリ

高輪ゲートウェイのほうに向かって描かれた曲線が
西日に照らされて印象的に目に映った
工事の日の午後でした。


▲19.11.16 東海道本線(京浜東北線) 品川-田町




1990.jpg
線路の切り替え工事が行なわれている
田町付近の様子をあらためて別カットで。
(「゚ー゚)ドレドレ
ここに写る6方向の線路は左から順に、
東海道線の下り(185系が走行中)、上り、
京浜東北線の南行、山手線の外回り、内回り、
そしてショベルカーがのっかっているのが
京浜東北線の北行です。

1991.jpg
架線を支えるビームなどが煩わしくて
ちょっと解りづらいですが、
右端のほうにチラッと見える直線が
品川のほうから直に通じていた京浜東北線北行の旧線で、
すでに線路が切断されています。
そして左のほうへカーブするのが
高輪ゲートウェイを経由する新線。
ゲート(゚ー゚*)ウェイ

2000.jpg
この切り替え工事に伴い、
山手線と京浜東北線はこのように、
部分的な区間運休を実施。
なお、並行する上野東京ラインや東海道線は
運行しています。

2001.jpg
区間運休により上野で折り返す、
“回らない山手線”。
E235系に「上野」って行き先の
表示設定はなかったみたいですが、
ふだんならありえない方向に
(外回りの3番線から鴬谷方にある留置線へ)
ヘッドライトを点して進む山手線は新鮮なものがあり、
鉄ちゃんのみならず通りがかりの一般の方も、
カメラやスマホを向けていました。
w(゚o゚)w オオー!!

2002.jpg
2003.jpg
こちらもふだんは見られない、
田町ゆきを掲出した京浜東北線のE233系。
(゚∀゚)オッ!
この区間運休による振り替え乗車などで、
多くの方が戸惑ったことと思われますが、
こんなときに趣味的な面白味を感じてしまい、
どうもスミマセン。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ



ところで、個人的に最近はよく
「高輪ゲートウェイって駅名、鉄ちゃんとしてどおですかぁ?」
ヾ(・∀・`)ドォヨ?
なんて、
あくまでも趣味的な観点で知り合いに訊かれることがあり、
そのニュアンスは暗に「変だ」とか「ありえない」といった
否定的な答えを求めているようにも感じるのですが、
私はとくに賛否のどちらでもなく
「高輪ゲートウェイ」でいいんじゃないかとも思います。
(´σД`)イインジャネ?
なんだか駅というよりは商業施設っぽい名称で
たしかに良い駅名だとは言わないけれど、
これもまた今の時代を反映したもののような気もするし、
もうすでに新駅のことを高輪ゲートウェイと
ふつうに呼んでいるので、
開業後も意外と馴染むのではないでしょうか。
σ(゚・゚*)ンー…

まあ、何にしても
高輪ゲートウェイ駅が設置されるところは、
かつて東海道の花形列車の拠点として名を馳せた車両基地、
「田町電車区(田町車両センター)」の跡地ですから、
その変貌ぶりに関心を持ちつつ、
来春の新駅開業を楽しみにしています。
(*´v`*)ワクワク♪


磐越西線・・・「紅葉満喫号」撮影記・後編 [鉄道写真撮影記]

5000.jpg
2019.11.03 磐越西線
続・紅葉狩りに行こうよう!
快速「磐越西線紅葉満喫号」 撮影記
(後編)
 
 
前回からの続きです。

秋の深まりとともに紅葉シーズンもたけなわ (゚- ゚)アキ…。そんな晩秋の連休(11/2~4)に福島と新潟の山あいを走る磐越西線(ばんえつさいせん・郡山~新津)では、今年度で当線からの引退が決まっている国鉄型ディーゼルカー(国鉄型キハ)のキハ40系列(キハ47やキハ48)を使った臨時列車、快速「磐越西線紅葉満喫号」の運行(新津~会津若松で一往復)が設定されました (゚∀゚*)オオッ!。連休、紅葉、そして国鉄型キハ(しかも国鉄時代を彷佛とさせる、タラコ+急行色の併結!)という三拍子がそろったら、国鉄型車両好きの私はもちろん磐越西線への出撃(撮り鉄)を敢行 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
「曇りのち晴れ」の予報が出された天候に一喜一憂しつつ ハレル?(゚∀゚≡゚д゚)クモル?、また、期待の紅葉も思ったほどいい色づきではありませんでしたが σ(・∀・`)ウーン…、それでも沿線のなかでは比較的紅葉が進んでいた徳沢(とくさわ)付近で「満喫号」の往路(上り)を撮り (^_[◎]oパチリ、午後の遅い時間帯に運転される復路(下り)は日あたりを考慮して山都(やまと)へ移動し、まわりの抜けがよい壮大な鉄橋の「一ノ戸川橋梁」を撮影地に選択 (^_[◎]oパチリ。結果的には往復とも日差しに恵まれて、タラコ+急行色の共演は満足のいく記録が残せました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


5001.jpg
とっぷりと日が暮れた山都に、
キハの普通列車が入ってきました。
オレンジと白のツートンカラーは
新・新潟色のキハ47形。
▲19.11.2 磐越西線 山都


鉄橋で復路の「磐越西線紅葉満喫号」を撮り終えたのち、山都の駅に戻ったタイミングで迎えた日没。
当駅より上り列車で会津若松を経て、郡山から東北新幹線に乗り継げば、まだ今日じゅうに東京の自宅へと帰り着ける時間ですが σ(゚・゚*)ンー…、せっかくの連休だし、二日間通用のフリーきっぷ「週末パス」を使っているので、このまま日帰りしてしまうのはちょっともったいない (-`ω´-*)ウム。できれば山都から近い会津若松の街に泊まれたら、翌日にはきれいな紅葉風景が期待できそうな、只見線(ただみせん)の会津西方(あいづにしかた)あたりにでも行きたいところ (σ´∀`)σイイネ~♪・・・ですが、今旅の本格的な計画を私が一週間前に立てた時点で、会津若松はおろか郡山でさえ、お宿やホテルが軒並み満室 (´д`;)アウ。そりゃ紅葉シーズンの連休だもの、観光地の宿なんか空いてやしないよね・・・σ(・∀・`)ウーン…。こんなとき、若い頃には駅の待合室で一夜を明かしたような経験もあるけれど(それはそれで楽しかった想い出)、歳を重ねてすっかり軟弱となった今の私は、駅で過ごすくらいなら日帰りを選びます ナンジャクモノ!( ' ^'c彡☆))Д´)パーン。でも、どこかの街に泊まりたいという旅人的な欲求は捨てきれず、宿泊施設をいろいろと検索してみた結果 \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、ようやく場所も価格も適当だと思われるお宿(ホテル)が見つけられました (゚∀゚)オッ!。
そこで山都から私が乗ったのは、会津若松とは逆のほうへ進む、新津ゆき下り普通列車 コッチ…((((o* ̄-)o。


5002_2.jpg
ガラガラに空いていた夜のローカル線。
( ̄  ̄*)ガラガラ
青いモケットのボックスシートとロングシートが
混在(セミクロス)するキハ47の車内は、
“国鉄感”が漂っています(笑)
(´ω`)シブイ


来た道を戻るような形で、山あいを流れる阿賀野川沿いを列車は西へ・・・といっても、車窓風景はもう真っ暗でなーんも見えません ( ̄  ̄*)マックラケ。山都から会津若松までなら移動時間は30分程度だったのに、私は二時間も夜の列車旅を味わって終点の新津まで乗り通し、さらに信越本線の下り普通列車へ乗り換えて ...(((o*・ω・)o、やってきたのは新潟でした。


5002.jpg
山都からキハに揺られて二時間、
磐越西線の終点で信越本線と接続する
新津まで戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ
▲19.11.2 信越本線 新津

5004.jpg
そして新津から信越本線で新潟へ。
朝は従来のままの地平ホームから
快速「あがの」で出発しましたが、
到着は高架上の新たなホームでした。
(・ω・)トーチャコ
▲19.11.2 信越本線 新潟

5005.jpg
上越新幹線をはじめ、
信越本線や越後線、白新線などの列車が発着する
県都のターミナル、新潟。
少し古さを感じる万代口のビル駅舎ですが、
ホームの高架化が完了した暁には
駅舎が改築(というか高架に併設)される計画です。
▲19.11.2 信越本線 新潟


山都1714-(磐越西235D)-新津1914~1919-(信越2557M)-新潟1939

夕刻の山都からでも無理なく(?)アクセスできる場所で、連休中でもリーズナブルなホテルに空室があったのが新潟 (゚ー゚*)ニーガタ。もうここまで来てしまうと、翌日に只見線の会津西方というプランは難しいものがあるので、ここは割り切って別の撮影目的を考えることとしましょう σ(゚・゚*)ンー…。
撮り鉄的に新潟といえば、国鉄型近郊電車の115系が残る越後線(えちごせん)か、もしくは磐越西線と同じく国鉄型キハが走る羽越本線(うえつほんせん)の村上~酒田あたりに惹かれるところ (・∀・)イイネ。しかし両線とも今旅の個人的なテーマである「紅葉風景」という点で、私には目ぼしい撮影ポイントが思い浮かばず、どうも決め手に欠けます (゚ペ)ウーン…。


5006.jpg
一杯やりながら翌日の撮影プランを練ります。
(~▽~*)ウィッ
今日は一日じゅう山あいの磐越西線を旅しましたが、
日本海に面した新潟といえばやっぱり海の幸。
夕食にいただいた新鮮なお刺身は、
左からイサキ、タイ、ハチメ、ウチワハギ。
ハチメって聞き慣れないので何かと尋ねたら、
北陸や新潟ではメバルをそう呼ぶのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


そして、ふと今日の磐越西線での撮影成果を思い返してみると、目的の「磐越西線紅葉満喫号」はタラコ(国鉄首都圏色)+国鉄急行色の併結で組まれた編成にもかかわらず (゚ー゚*)タラキュー、私は往復ともタラコ側(編成の会津若松方)からしか撮っていない タ~ラコ~♪(・o・*)タ~ラコ~♪。それを今さら気付いたということではなく、撮影地のロケーションや光線状態を優先した結果なので納得はしているけれど、国鉄型好きとしては急行色のほうもちゃんと撮りたかったな・・・という気持ちが今になって沸々と湧いてきてしまいました σ(・∀・`)ウーン…。
紅葉風景を度外視してでも越後線の115系を撮るか(分水のあたりに行こうと思った)、それとももう一度、磐越西線で「満喫号」(連休中は連日運行)を今度は急行色側から狙うか ゲゲゴ?(゚д゚≡゚д゚)キハ?、その二択で眠れないほど迷い(ホントは爆睡した ⊂⌒~⊃_△_)⊃ クカ~…)、最終的に出した答えは・・・


11月3日(日・祝)


5007.jpg
早朝の新潟で発車を待つE129系。
この列車は磐越西線へ通じる信越本線?
それとも越後線?
σ(゚・゚*)ンー…
意表をついて白新線だったりして(笑)
▲19.11.3 信越本線 新潟

5008.jpg
E129系から乗り継いだ列車は
国鉄型のキハ47。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
前日に続く磐越西線です。
▲19.11.3 信越本線 新津


磐越西線は東北新幹線や東北本線と接する福島県の郡山を起点に、猪苗代(いなわしろ)や会津若松、喜多方(きたかた)などの各地を経て、信越本線と接する新潟県の新津(にいつ)に至る、全長175.6キロに及ぶ・・・って、デジャヴ的に繰り返す路線説明はもういいとして ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)モウイイワ!(路線の詳細は前記事を参照)、昨日と同様に新潟から信越本線の上り列車に乗り、新津で乗り継いだのは磐越西線の会津若松ゆき上り普通列車 (゚ー゚*)バンサイ。
二日連続で同じ路線を訪れるとは、なんとも面白味がない旅だけど (´~`*)ウーン、それでも私のアタマのなかでは越後線の115系よりも、紅葉風景での急行色のほうに天秤が傾きました コッチ…((((o* ̄-)o。前記事でも触れていますが、残念ながら今秋がラストシーズンとなる(と思われる)磐越西線での国鉄型キハ (´・ω・`)ショボン、それにはタラコも急行色も含まれており、やはりどちらも思い残すことが無いように記録したい (-`ω´-*)ウム。まあ、越後線の115系はまたの機会としましょう(な~んて悠長なことを言っていると、115系の引退間際になって焦るんだよね・・・^^;)。


5009.jpg
磐越西線の車窓から望む東の空が
明るくなってきました。
今日のお天気はどうだろ・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
▲19.11.3 磐越西線 新関-北五泉(車窓から)


昨日は東京から上越新幹線を使って磐越西線へ駆けつけて、紅葉風景が望める徳沢の撮影ポイントに到着したのは、お目当ての「磐越西線紅葉満喫号」(往路)が通過する30分前という慌ただしさでしたが アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、今日は新潟に泊まったアドバンテージをなるべく活かすため、新津を6時ちょうどに発車する一番列車(初発列車)に乗り込んだ私 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。空が明るくなりはじめた早朝の磐越西線を国鉄型キハの普通列車はエンジンを震わせて東へ進みます ...(((o*・ω・)o。
新潟のお天気は予報だと「曇り時々晴れ」で、昨日とだいたい同じような空模様かと思われますが、今日のほうが少し雲は多くなるみたい。あくまでもこの時点の予報では翌日(月曜)の新潟が雨となっていたので、天気は下り坂なのかも知れませんね ( ̄、 ̄)ナルヘソ。できれば今日の「満喫号」も、昨日のような日差しに恵まれたら嬉しいけれど、どうかなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…と、好天を願う気持ちで車窓を眺めていたところ、列車が途中の馬下(まおろし)を過ぎて山あいの阿賀野川沿いを走るようになったあたりから、風景が次第に白く霞んでゆくではありませんか (=゚ω゚=*)ンン!?。


5010.jpg
川沿いをゆく列車の車窓に広がるのは、
まるでベールに包まれたかのような
白い世界・・・。
( ̄  ̄;)マッチロ
▲19.11.3 磐越西線 三川-津川(車窓から)


そう、これは昼夜の気温差が激しい今の時期の山あいや川沿いによく見られる、朝霧(川霧)ってヤツで (゚ー゚;)シロイヤツ…、とくにこの地域(阿賀野川流域や会津地方)の朝霧は濃いんだよね ( ̄  ̄;)マッチロ。見方によっては、なんとも幻想的で旅情ある車窓風景ですが、視界が利かないぶん撮り鉄としてはちょっと厄介な現象です (≡"≡;*)モヤモヤ…。
でも、朝霧と呼ばれるくらいですから、「満喫号」が通過するお昼近い時間帯にはあまり影響がないかな? σ(゚・゚*)ンー…。


5011.jpg
列車の交換待ちでホームに降りてみた津川でも、
キハの周囲は朝霧でモヤモヤしています。
(≡"≡;*)モヤモヤ…
朝の空気が感じられて
悪くない雰囲気なんですけどね・・・。
▲19.11.3 磐越西線 津川


いずれおさまると思われる霧はさておき、先述したように本日の目的はタラコ+急行色の編成の急行色側(編成の新津方)を紅葉風景で撮ること (゚ー゚*)キューコー。そう考えると、前日に自分で見た実際の印象から、沿線のなかでも比較的紅葉の色づきが進んでいたように感じられた、昨日の徳沢のあたりがやはり良さそうです (・∀・)イイネ。
そして朝早くに来られた今日は「満喫号」の通過まで時間にまだ余裕があることから、昨日はキャパオーバー(満員御礼)っぽくて訪れるのを諦めた ( ̄△ ̄;)ゲキパ…、人気の高い撮影ポイントへためしに向かってみようと思います (*`・ω・´)-3フンス!。
昨日から行ったり来たりしている磐越西線で、今回下車したのは徳沢のひと駅手前(下り方)に位置する豊実(とよみ)。駅名(地名)の由来はよく知らないけれど、「豊かに実る」と書いて“豊実”とは収穫の秋にぴったりの駅名じゃありませんか ъ(゚Д゚)ナイス。はたしてこの地で私は、撮り鉄的ないい収穫が得られるかしら? ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。


5012.jpg
5013.jpg
新津から一時間半の豊実で下車。
(・ω・)トーチャコ
駅舎・・・というか駅の入口は、
こざっぱりとしたコンクリート製。
この入口から地下道を経て、
築堤上にあるホームへと至ります。
待合室はホーム上にあり。
▲19.11.3 磐越西線 豊実


新潟0517-(信越420M)-新津0536~0600-(磐越西224D)-豊実0731


5014.jpg
阿賀野川に架かる立派な徳石大橋で
線路とは対岸のほうへ渡ります。
霧はまだ晴れないね。
(≡"≡;*)モヤモヤ…


撮影ポイントとなる目的地は、下車駅の豊実と次駅の徳沢のほぼ中間にあり、どちらから歩いてもさほど時間は変わらないのですが(ちょっと豊実のほうが近いかな)、昨日が徳沢だったので今日は豊実にしてみたってところ コッチ…((((o* ̄-)o。ちなみに私は昨年にもその撮影ポイントで、故障したSL(C57180)の代役でディーゼル機関車(DE10形)が登板した、観光列車の「ばんえつ物語号」復路の下り)を撮りに訪れており (^_[◎]oパチリ、その時は徳沢から歩いています。
いまだ霧が漂う川沿いの県道を豊実の駅から30分ほど歩き進むと ...(((o*・ω・)o、やがて道路脇に設けられたスペースから、川の対岸に存在する磐越西線の小さな鉄橋が望める場所へとたどり着くことができました・・・が (=゚ω゚=;)ンン!?、決して広くないそのスペースにはすでに、先客の三脚が何本も立ち並んでいます Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。私が撮れるような立ち位置はあるかしら・・・? (´・д・`;)ドーダロ…


5015.jpg
やってきた撮影ポイントはこんなところ。
私が到着した時点ですでに
何人もの先客の方が待機されていました。
(*・ω・)ノ゙チワッス

5016.jpg
朝霧に霞む晩秋の山あいを
慎重に走りゆく二両編成の普通列車。
紅葉の山にはまだ
白いカーテンが引かれています。
▲19.11.3 磐越西線 徳沢-豊実


とりあえず、まもなく下り普通列車(新津ゆき223D)の通過が迫っていることから、先客の方々に一声かけて横に立ち、末席より手持ちでカメラを構えて撮影【◎】]ω・´)パチッ!。霧は晴れていないものの対岸の鉄橋は確認できて、そこをゆく新潟色キハ47形の白い車体が印象的に写りました。なかなか風情のあるいい雰囲気じゃない (・∀・)イイネ。
その写真を見ていただくと分かるように、この場所から望める列車の姿は小さなガーダー橋(鉄橋)を渡る際に覗くわずか二両分だけで |∀・)チラッ、二両編成の普通列車にはぴったりサイズですが、タラコ+急行色の4両編成となる「満喫号」は入りきりません (゚ペ)ウーン…。しかもここだと「満喫号」の往路(上りの会津若松ゆき)は進行方向的に後追いとなるため( ̄  ̄ )ウシロ、人気の撮影ポイントとはいえ、たぶんそれほど混まないだろう (´σД`)ダイジョブッショ・・・なんて、私はタカをくくっていたのですが、その考えは鶏卵素麺(←知ってる?)より甘く アマ━━━━m9^Д^)━━━━イ!!!、昨日の同地は列車の車窓から見たかぎりで満員っぽかったし、今日も朝早くから三脚が並んでいます w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。たとえ「満喫号」の編成が全て入らずとも、進行方向とは逆の後追いであっても、紅葉風景というロケーションを重視される方って、私の予想以上にずっと多かったのね・・・σ(・∀・`)ウーン…。かく言う私も同じ狙いなんですけろ (^^;)ゞポリポリ(後方の急行色を狙う私にとって、ここはとくに好都合)。なお、この場所は周りの木々に阻まれてキャパが狭く、視界がスッキリと抜けるベストアングルは数人程度と言ったところなんです。
そんな状況のなかで、どうにか撮影できた一発目の普通列車。ベストではないものの、ここをキープできれば意外と悪くないのですが σ(゚・゚*)ンー…、実は足元がかなり不安定なポジションで、三脚の設置はおろか、ふつうに立っているのもなかなかキビシい (´д`;)アウ…。今のようにパッと構えて撮るぶんにはいいけれど、「満喫号」が通過するまでの三時間あまりをここで過ごすのは辛いものがあります (´Д⊂ムリポ。
やっぱり次に来る普通列車(といっても、一時間半後)までに、アングルを少し考え直すか。


5017.jpg
霧が晴れて現した自然の錦絵。
そこを縫うようにキハの鈍行列車が走りゆく。
ちなみにこの下り列車(227D)を
昨日の私は鹿瀬の鉄橋で撮っています
▲19.11.3 磐越西線 徳沢-豊実


時間が経過し、気温が上がるとともに消えていった朝霧。10時前に通過する普通列車(新津ゆき227D)のころには視界がハッキリして、迫力のある紅葉風景が眼前に広がりました w(*゚o゚*)wオオー!。猛暑や台風で木々が痛めつけられたからか、今秋の紅葉は各地で色づきがあまり良くないなどと言われ ( ̄  ̄;)イマイチ…、たしかにここの紅葉も赤や黄色の鮮やかさより、枯れたような茶色い葉のほうが目立つように感じますが、それでもなかなか見事なものじゃありませんか ・:*:・(´∀`人)スバラスィ!・:*:・。これは場所取りが熾烈なのも納得できます (-`ω´-*)ウム。
朝の一本目とはアングルを変更したことで、先ほどより画の奥行きが浅くなってしまった感は否めないものの σ(・∀・`)ウーン…、そのぶん紅葉のボリュームは増したように思いますし (゚∀゚*)オオッ!、何よりもここは立ち位置がしっかりと安定しているため、三脚を構えることができたのも助かります (・∀・)イイネ。どうにか場所をキープできて、ホッとひと安心 ε-(´∇`*)ホッ。
あとは、末席に構えさせていただきながらも贅沢を言うなら、できれば上写真では欠けてしまった川面に映る列車の姿(いわゆる水鏡)もフレームに収めたいところですが、これよりもカメラの角度を下に向けると手前の木の枝が入り込んじゃうんだよね。どおするかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。なんだか細かいことばかり言っているけれど、与えられた条件のなかであれこれ考えるのは意外と楽しいもの。


5018.jpg
見上げた空は昨日と同様に今日も
青空と雲のせめぎ合い
ハレ!(*`Д´)っ乂c(`Д´*)クモリ!
マンダーラになったらイヤだなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン…


霧が晴れたのちの空模様は晴天ながら雲が多めといった感じで、撮影ポイントの一帯は日が当たったり翳ったりを短いスパンで繰り返しています ハレル?(゚д゚≡゚д゚)クモル?。似たような状況だった昨日は「満喫号」の通過時にタイミングよく日差しが降り注いでくれたので(際どかったけれど)、今日も同じ展開になることを願いますが、はたしてお天道さまのご機嫌はいかがでしょうか 八(゚- ゚)オネガイ。
「満喫号」の通過時刻が近づくにつれて同業者はさらに増え(と言ってもキャパ的に限界があるけれど)、まさに立錐の余地もないほどびっしりと三脚が並んだ紅葉名所 ( ̄▽ ̄;)スゴイネ。そんななか、やがて山あいにこだまするジョイント音(列車の走行音)が聞こえてきました。撮影地の緊張感が高まる瞬間です (°_°;)ドキドキ。


5019.jpg
タラちゃん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

5020.jpg
色とりどりの紅葉が織りなす里山に
伝統の国鉄急行色を纏った列車が加わり、
錦秋の鉄道情景が完成しました。
磐越路の国鉄型キハが迎える最後の秋・・・。
▲19.11.3 磐越西線 徳沢-豊実(後追い)


紅葉バックで急行色が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
極彩色の背景に負けない存在感を放つ、クリームと赤のツートンカラーに塗られた国鉄急行色のキハ(キハ47形+キハ48形)。これはまさしく「磐越西線紅葉満喫号」という列車名にふさわしい情景ですし、かつて国鉄時代の磐越西線にキハ58形で運転されていた急行「あがの」(現在の快速「あがの」の前身)を彷佛ともさせるワンシーンです 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。実際は現行の車両に昔の急行色を再現した“なんちゃって復刻色”ではあるけれど、そんなのまったく気にならないくらい、やっぱり急行色は良いものだなぁ・・・(´ー`)シミジミ。併結されたタラコの姿がほとんど見え無くとも、画としてはウマくまとまったように思います (・∀・)イイネ。
そして昨日に続き今日も「満喫号」が現れたときには日が差して (゚∀゚)オッ!、さらに、流れが落ち着いて水鏡と化した川面には列車の姿がクッキリと映り込み (゚∀゚*)オオッ!、ここで考えられる好条件のすべてがそろった最高の舞台 w(゚∀゚*)w オオォー!!。唯一残念なのは、私の立ち位置からだとどうやっても、手前の木の枝がかわせなかったのは惜しいところですが σ(・∀・`)ウーン… (三段くらいの脚立があればクリアできたかもしれないけれど、徒歩鉄の私はもちろんそんなものは装備していない)、それを差し引いても個人的には大満足の一枚です (+`゚∀´)=b OK牧場!。二日連続で同じ磐越西線へ行くことをちょっとためらい、越後線の115系のほうと迷ったけれど (´~`;)ウーン…、やっぱりこちらを選んで正解だったと思える結果となりました ъ(゚Д゚)グッジョブ。

さて、目的の「磐越西線紅葉満喫号」は無事に撮り終えましたが ε-(´∇`*)ホッ、上りの当列車はこのすぐ先の徳沢にて下りの快速「あがの」と交換(行き違い)するので、そちらもついでにこの紅葉バックで撮っていきましょう (^_[◎]oパチリ。
駄菓子菓子(だがしかし)・・・( ̄△ ̄;)エッ…。


5022.jpg
紅葉に包まれた鉄橋を
軽やかに駆け抜けるキハ110系。
先ほどの国鉄急行色のキハが
急行「あがの」を彷佛とさせる姿なら、
それを引き継いだ快速「あがの」は
個人的にこのキハ110系のイメージが強い。
▲19.11.3 磐越西線 徳沢-豊実


あ・・・翳った (´д`;)アウ…。
「満喫号」からわずか数分後に通過した「あがの」の時は、タイミング悪く太陽が雲に隠されてしまいました (・ε・`)チェ。まさに陰と陽が紙一重の天候状況だということがお分かりいただけるかと思います。こうやって見ると、日が当たるのと翳るのとでは、紅葉の発色がぜんぜん違うよなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。お目当ての「満喫号」には日があたってくれてホントによかった。晴れ運万歳! (゚∀゚)アヒャ☆

これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


5030.jpg
豊実の駅に戻って乗るのは
上りの会津若松ゆき普通列車。
国鉄型キハの運用です。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲19.11.3 磐越西線 豊実

5031_1.jpg
しかし今回乗った車両(二両編成の後方)は
ボックスシート(セミクロス)でなく、
ロングシート仕様ですた。
個人的にはちょっぴりハズレ感があるなぁ。
σ(・∀・`)ウーン…
(前方の車両はセミクロスでしたが
ボックスはすべて埋まっていた)

5031.jpg
昨日に復路(下り)の「満喫号」を撮った
山都の一ノ戸川橋梁を列車は通過ちう。
車窓からの眺めもなかなか壮大です。
(゚∀゚*)オオッ!
▲19.11.3 磐越西線 山都-喜多方(車窓から)


撮り鉄的な“紅葉狩り”と洒落込み、紅葉風景を求めて撮影に訪れた、磐越西線の「磐越西線紅葉満喫号」。
今シーズンの紅葉は色づきが遅いとか、鮮やかさに欠けるなどと言われるなかで臨んだものとなりましたが σ(・∀・`)ウーン…、自然が作り出す紅葉は春の桜と同様に、良い年があれば悪い年もあるものだし、たとえ悪い年でもそのなかで個人的にベストだと思われるカットが一枚でも残せれば、それでじゅうぶんです (-`ω´-*)ウム。とくに列車と絡めて撮る鉄道写真では、紅葉の色づきも大事だけど列車の存在も重要で、たとえばどんなに来年の紅葉が鮮やかで素晴らしくとも、おそらく今回訪れた磐越西線の撮影地で国鉄型キハと組み合わせることは叶わないでしょう(たぶん)(´・ω・`)ショボン。今しか撮れないものがある、鉄道写真とはまさに一期一会の心構えです。
たしかに紅葉の色づきはイマイチだったかもしれない。台風の影響で川が濁っていたかもしれない。それでも、自然豊かな磐越西線の紅葉風景を走る国鉄型キハの記録としては、晴天にも恵まれて満足のいく画を残すことができました (+`゚∀´)=b OK牧場!。ああ、撮りにきてよかったなぁ ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


5032.jpg
会津若松でE721系の
郡山ゆき快速列車に乗り継ぎます(左)。
その右隣には折り返し運転(復路)に備える、
「磐越西線紅葉満喫号」の国鉄型キハが
待機していました。
(゚∀゚)オッ!
▲19.11.3 磐越西線 会津若松

5033.jpg
快速列車の車窓から望む、
会津の名峰・磐梯山の雄大なお姿。
(゚ー゚*)バンダイサン
紅葉で染まっているのか、
山肌が心なしか赤っぽく感じます。
▲19.11.3 磐越西線 磐梯町-翁島(車窓から)


さて、東京から来る時は上越新幹線と信越本線を乗り継いで、新潟側の新津から磐越西線へと入りましたが、戻りは豊実から会津若松を経由して、福島側の郡山から東北新幹線で帰京しようと思います コッチ…((((o* ̄-)o。
連休中なので会津若松からの接続列車が行楽客で混雑するかな・・・と、ちょっと気がかりでしたが σ(゚・゚*)ンー…、悪名高き(?)二両編成の普通列車でなく、4両編成の快速列車に乗れたことで、私は難なく座席を確保 (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。車窓に映る磐梯山に見送られて、二日間の旅を終えるのでした。


5035.jpg
郡山から乗る今旅のラストランナーは、
当駅始発の東北新幹線「なすの」で、
お鼻の長いE5系が使われていました。
▲19.11.3 東北新幹線 郡山

5038.jpg
ちょっと遅いお昼ゴハンを兼ね、
車内にて打ち上げ〜。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノ[☆]
郡山で仕入れた駅弁は、
季節限定の「栗めし(¥800)」。
ワラビやゼンマイなどを混ぜた山菜ゴハンの上に
栗やクルミ、銀杏をのせた秋らしいお弁当で、
栗の甘さとクルミの香ばしさが
良いアクセントになっています。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆・・
ちなみにお供の缶ビールには
羽越本線で運行を開始した新しい観光列車、
「海里(かいり)」がデザインされていました。
(゚ー゚*)カイリ


豊実1256-(磐越西232D)-会津若松1406~1413-(3238M快速)-郡山1519~1539-(東北新幹線 なすの278号)-東京1716




磐越西線・・・「紅葉満喫号」撮影記・前編 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2019.11.02 磐越西線
紅葉狩りに行こうよう!
快速「磐越西線紅葉満喫号」 撮影
(前編)
 
 
昭和末期の1987年(昭和62年)に国鉄が分割民営化されてJRとなってから30年あまりが経ち、老朽化が著しい国鉄型車両(国鉄時代に製造された車両)はJR世代の新しい車両へと置き換えが進められて次々に退役 サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。古い車両が新しい車両へ取り替えられるのは必然の流れではあるけれど、国鉄の時代から鉄ちゃん(鉄道趣味)を続けている私のようなオールドファンにとって、慣れ親しんだ車両が鉄路を去るのは、やはり一抹の寂しさを覚えます (。´・ε・`。)シュン…。
JR東日本の非電化ローカル線でおもに使用されている、国鉄型ディーゼルカー(国鉄型キハ)のキハ40系列(キハ40、キハ47、キハ48)もそのひとつで ( ̄  ̄*)キハ、近年中に新型の後継車両(GV-E400系)へ置き換えられることが決定。その皮切りに福島県と新潟県の山あいを走る磐越西線(ばんえつさいせん)からは、はやくも今年度中に国鉄型キハは姿を消してしまうようです ヽ(´д`;)アア…。

そんな状況のなか、磐越西線では秋の行楽シーズンの連休(11/2~4)に件の国鉄型キハを使った臨時列車、快速「磐越西線紅葉満喫号」を運行 (゚∀゚*)オオッ!。まさにその名(列車名)のとおり、自然豊かな沿線風景が魅力の当線に、山々の紅葉が見ごろを迎えるのに合わせて設定されたもので (・∀・)イイネ、しかも使われる国鉄型キハというのが、朱色一色でファンから「タラコ」の通称で呼ばれる「国鉄首都圏色」と (゚ー゚*)タラ、国鉄時代の急行列車に使われていた色を再現した「国鉄急行色(風)」(゚ー゚*)キュー、それぞれの二両編成を連結した4両編成が組まれるというのですから エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?、これは国鉄型ファンにとってはたまらない、魅力的で胸熱な列車ではありませんか!(*゚∀゚)=3ハァハァ! 。当線の国鉄型キハにとってラストシーズンとなる今年の紅葉、そこにタラコ+急行色の併結列車を走らせるとは、なんとも粋な企画だねぃ ъ(゚Д゚)グッジョブ。

連休、紅葉、国鉄型キハ! ε-(°ω°*)ムフーッ!。この三つのキーワードがそろった11月最初の週末。私は胸を躍らせながら磐越西線へと向かいました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。


11月2日(土)


0001.jpg
旅のファーストランナーは、
E2系新幹線。
先の台風の影響により
北陸新幹線は暫定ダイヤですが、
東北・上越の各新幹線は平常ダイヤで、
連休中は臨時列車も増発されています。
▲19.11.2 東北新幹線 東京


文化の日(11/3)と振替休日(11/4)を含む三連休、多くの行楽客でにぎわっている東京駅の新幹線ホームで、希望した列車の指定券が取れなかった私は自由席の待機列に並びます  λλλλ… (・ω・*)))。20分ほど待ったところで入線してきたのは、滑らかな白い車体のE2系新幹線 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。当系は東北新幹線でも上越新幹線でも使われている形式で、また今旅の目的路線である磐越西線は、東北新幹線からの郡山経由と、上越新幹線からの新潟(新津)経由のどちらからでもアクセスできるのですが、今回の私が乗るのは上越新幹線の「とき301号」新潟ゆき (゚ー゚*)トキ。自由席は窓側(E席)が難なく確保できました ε-(´∇`*)ホッ。


0002_1.jpg
関東地方の空はスッキリとした秋晴れ。
気持ちのいい青空です。
(´▽`*)イイテンキ♪
▲19.11.2 上越新幹線 大宮-熊谷(車窓から)


連休、紅葉、国鉄型キハと、私を出撃に駆り立てるキーワードがそろったものの、いい結果を残すためにはもうひとつ大事な条件が残されています。それはもちろんお天気 (-`ω´-*)ウム。事前の予報だと今日(11/2)は全国的に穏やかな晴天となるそうで、各地にお日さまマークがズラリ (゚∀゚)オッ!。ところが唯一と言っていい、雲マーク(曇り)の付いているのが、私の向かっている新潟県 ( ̄△ ̄;)エ…。前日に雨を降らした雲が昼過ぎまでは抜けきらないのか、「曇りのち晴れ」となっています (゚ー゚;)ノチ…。予報どおりなら次第に晴れるようですが、お目当ての「磐越西線紅葉満喫号」が走る時間帯はどおかなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。


0002_2.jpg
全国的にほぼ快晴の予報ですが、
新潟だけはお日さまの横に
灰色の雲マークが添えられていて、
それがちょっと気になります。
σ(・∀・`)ウーン…
降水確率は低いので、
雨は降らないと思われますが・・・。

0002.jpg
予報どおり、雲が広がる新潟の空。
向こうに見える山は弥彦山です。
(゚ー゚*)オヤヒコサマ
▲19.11.2 上越新幹線 長岡-燕三条(車窓から)


関東は快晴だったのに、新潟県へ入ると予報的中の曇り空 (´д`;)アウ…。なんだか先月に長野の飯山線を訪れたときと似たような状況です。ちなみに飯山線ではお目当ての列車(DD16+旧客)の撮影時に小雨が降っていて、通過したあと天気が好転したんだっけ・・・(・ε・`)チェ。同じような展開にならないといいけれど "o(-"-;*)ウゥム…。
そんな不安を抱えつつ、新潟で上越新幹線から乗り換えたのは、信越本線経由で磐越西線に直通する、会津若松ゆきの快速「あがの」(゚ー゚*)アガノ。


0003.jpg
高架駅へのシフトが進む新潟のホームですが
快速「あがの」が発車する9番線は
いまだ地平に位置したままでした。
(ってか、まだ高架化が完了していなかったのね)
車両はキハ110系。
▲19.11.2 信越本線 新潟

0004.jpg
新潟を出てすぐ、車窓の左手には
新潟車両センター(車両基地)が見られます。
(゚∀゚)オッ!
構内に佇んでいたのは
こちらも引退が決まっている
ジョイフルトレイン(観光列車)の
485系「きらきらうえつ」。
(゚ー゚*)キラキラ…
▲19.11.2 信越本線 新潟-越後石山(車窓から)

0006.jpg
信越本線と磐越西線が分岐する新津は、
羽越本線の起点でもある鉄道の要衝。
X状で表す駅名標は、
左上の京ヶ瀬が羽越本線、
右上の東新津が磐越西線で、
下の左右は信越本線の次駅です。
乂・∀・*)エックス 
▲19.11.2 信越本線 新津(車窓から)

0007.jpg
新潟から信越本線を走ってきた「あがの」は、
新津を出ると磐越西線へと入ります。
コッチ…((((o* ̄-)o
▲19.11.2 磐越西線 新津-東新津(車窓から)

0008.jpg
車窓から見られた軒先の干柿。
このような些細なものにも旅情を感じます。
(´ω`)シミジミ
▲19.11.2 磐越西線 東新津(車窓から)


拙ブログで過去に何度か登場している路線ですが、磐越西線は東北新幹線や東北本線と接する福島県の郡山を起点に、磐梯熱海(ばんだいあたみ)、猪苗代(いなわしろ)、会津若松、喜多方(きたかた)、野沢(のざわ)、津川(つがわ)、咲花(さきはな)、五泉(ごせん)などの各駅を経て、信越本線と接する新潟県の新津(にいつ)に至る、全長175.6キロに及ぶ亜幹線(分類上は幹線)で、今旅の私は路線上の終点となる新津のほうから上り列車(会津若松方面ゆき)に乗車しています (゚ー゚*)バンサイ。
当線は途中の会津若松を境にして運行体系が大きく変わるのが特徴となっており、郡山と会津若松のあいだは磐梯や会津観光のアクセスを担う電化路線(電車を使用)で列車の運行本数が比較的多めなのに対し、会津若松と新津のあいだは阿賀野川に沿って山あいをゆく非電化路線(ディーゼルカーを使用)で運行本数が少なめのローカル色が濃い印象(正式な電化区間は、郡山から会津若松の少し先の喜多方まで)( ̄。 ̄)ヘー。
そして、国鉄型キハの「磐越西線紅葉満喫号」は非電化区間の新津と会津若松のあいだで運行されるため、今回は東北新幹線の郡山経由よりも、上越新幹線の新潟経由で新津から磐越西線へ入ったほうが移動や撮影の効率がいいのです (´ω`)ナルヘソ。


0009.jpg
五泉の先で渡る早出川橋梁は
磐越西線の有名な撮影ポイントのひとつ。
おそらく土手上に見られる車列は、
「磐越西線紅葉満喫号」の通過を待つ
同業者のものだと思われます。
▲19.11.2 磐越西線 五泉-猿和田(車窓から)


新津から磐越西線へ入った快速「あがの」の車窓から沿線を眺めていると、五泉付近の田園や鉄橋などの撮影ポイントには早くも多くの同業者が「磐越西線紅葉満喫号」を待ち構えているのが確認できます (゚ー゚*)テツ。まだ山深くないこの付近は平地で抜けが良く、列車主体で撮るには条件が良さそう (・o・*)ホホゥ。でも、できれば私は色付いた紅葉と「満喫号」を絡めて撮りたいと考えているので、さらに先の山あいのほうへと進みます ...(((o*・ω・)o。


0010.jpg
0011_1.jpg
馬下(まおろし)を過ぎたあたりから
車窓には山あいを流れる
阿賀野川が沿うようになります。
でも、なんだか川の色が濁っているね・・・。
(゚ペ)ウーン…
▲▲19.11.2 磐越西線 東下条-五十島(車窓から)
▲19.11.2 磐越西線 三川-津川(車窓から)


しばらくすると列車は、快速「あがの」の列車名由来ともなっている阿賀野川に沿って走るようになり、この川を望む車窓風景は「森と水とロマンの鉄道」という愛称が付けられた磐越西線の見どころです (「゚ー゚)ドレドレ。
しかし、先日の台風や豪雨の影響がいまだに残っているのか、その川面は黄土色に濁っていてあまりキレイではありません(いつもは青緑っぽい印象) σ(・ω・`)ウーン…。そしてここまで見るかぎりでは、紅葉の色づき具合もいまひとつ σ(・ω・`)ウーン…。天気はあいかわらずドン曇りだし
σ(・ω・`)ウーン…、どうもテンションが上がらない展開なんだよなぁ・・・ε-(´∞`;)ハァ…。


0011.jpg
列車の交換待ちでホームに降りたのは、
「狐の嫁入り行列」という
伝統の風習(お祭り)で知られる津川
・・・ですが、
▲19.11.2 磐越西線 津川

0012_2.jpg
ホームの待合室のモチーフとなっているのは、
キツネならぬオコジョ?
(=゚ω゚=*)ンン!?
このオコジョは磐越西線で運行されている観光列車
「SLばんえつ物語号」のマスコットキャラクターで、
名前は「オコジロウくん」だそうです。
( ̄∇ ̄*)オコジロー
▲19.11.2 磐越西線 津川(車窓から)


ところで、いま乗っている快速「あがの」は、私が「満喫号」を撮ろうと考えている場所の最寄駅にあたる山あいの小駅には停車しないため、どこかで各駅に停まる普通列車へ乗り換えなくてはなりません σ(゚・゚*)ンー… 。といっても、都市圏の快速列車と違って、先行する普通列車に追い付いて接続するわけでなく、次の上り普通列車(228D)は約一時間後 ( ̄  ̄;)イチジカン…。
それなら、はじめからその普通列車に新潟から乗る行程を立てれば、自宅を現行程より一時間ほど遅く出ることもできたのですが(とき303号→228D)、せっかくならこの一時間のあいだに沿線のどこかで一本でも列車の写真が撮れればと思い、あえて快速に乗車しました (-`ω´-*)ウム。
私が「あがの」を降りたのは、鹿瀬(かのせ)。


0012.jpg
鹿瀬と書いて、
「しかせ」でなく「かのせ」。
快速「あがの」だと鹿瀬の次が野沢で、
磐越西線の好撮影ポイントとして知られる、
日出谷、豊実、徳沢、上野尻の各駅には
停車しません。
スル━━━( ̄、 ̄*)))=3=3=3━━━ッ
▲19.11.2 磐越西線 鹿瀬

0013.jpg
立派な木造駅舎の鹿瀬ですが、
無人駅で本屋の待合室には鍵がかけられ、
駅の利用者は右端の通路を抜けてホームに出ます
(待合室はホーム上にもあり)。
使われていない様子なのを考えると、
いずれは取り壊されちゃうのかな・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
お、青空が見えるようになってきたぞ。
(゚∀゚)オッ!
▲19.11.2 磐越西線 鹿瀬


東京0608-(上越新幹線 とき301号)-新潟0813~0825-(磐越西3222D 快速あがの)-鹿瀬0933


0014.jpg
駅のすぐ近くに阿賀野川が流れており、
そこには磐越西線の阿賀野川深戸橋梁が
架けられています。
プラットトラス、ワーレントラス、
プレートガーダーの三方式が用いられた鉄橋で
プラットトラスとワーレントラスは
1914年(大正3年)に建設されたオリジナルですが、
中央部のワーレントラスは1983年(昭和58年)に
老朽化に伴って架け替えられたものだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


鹿瀬で快速「あがの」を見送り、次の上り普通列車を待つあいだには、逆方向から下りの普通列車(227D)が一本やってきます (・o・*)ホホゥ。しかも当該列車は国鉄型キハの運用なので、それが私の狙いです (゚ー゚*)キハ。
駅を出て線路沿いを上り方向へ10分ほど歩くと、阿賀野川に架けられた磐越西線の鉄橋(阿賀野川深戸橋梁)のたもとへと出ることができました (゚∀゚)オッ!。ただしこの橋は線路が鉄骨に囲まれた形状のトラス橋なので、列車をスッキリと撮るのはちょっと難しそう (゚ペ)ウーン…。トラス橋へのアプローチ部分がガーダー橋となっている対岸のほうが撮影条件は良さそうなのですが、あくまでも次に乗る普通列車までの待ち時間に与えられた撮影なので対岸へ渡る余裕はなく(ちょっと迂回しなくては渡れない)、どうにかこちら側の岸辺でウマく画にしたいところ σ(゚・゚*)ンー…。ためしに望遠レンズを使ってみるかな・・・ボーエソ( >_o)r┬=≡]。


0015.jpg
まだ色づきはじめといった感じの
山の紅葉を背景にして、
大正時代に架けられた鉄橋を渡りゆく
キハ48形の普通列車。
長い歴史を支えてきた石積みの橋脚にも
深い味わいが感じられます。
(´ω`)シブイネ
▲19.11.2 磐越西線 日出谷-鹿瀬


お、意外と悪くないじゃん (・∀・)イイネ。
短笛を一発鳴らして橋上に現れた新潟色のキハ48形を、トラス橋の鉄骨で車体が隠される前にガーダー橋の部分でシャッターを切ってみました (^_[◎]oパチリ。雲間からは青空が覗き、時おり日も差すようにもなったけれど (゚∀゚)オッ!、列車の通過とお日さまのタイミングが合わなかったのはちょっと残念 (・∀・`)ザンネン。でも、列車待ちの合間に撮った“行き掛けの駄賃”的な一枚としてはじゅうぶんな成果です (+`゚∀´)=b OK牧場!。
それにしてもこのカットを見て分かるように、紅葉の色づきはまだまだ浅いね・・・。どこもこんな具合なのかな? (´~` )ウーン…
鹿瀬の駅に戻って上り列車へ乗り、さらに先へ進んでみます ...(((o*・ω・)o。


0016.jpg
鹿瀬に入ってきた会津若松ゆき普通列車は、
先ほど乗った「あがの」と同じキハ110系。
(゚ー゚*)キハ
そしてこのタイミングで日が差すとわ・・・
撮影する列車が翳られて、
乗る列車に日が当たるなんてことは、
ま、よくある“撮り鉄あるある”ですな。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲19.11.2 磐越西線 鹿瀬

0018.jpg
引き続き阿賀野川に沿って走る
磐越西線の列車。
流れが穏やかな徳沢のあたりでは、
川面の反射が鏡のようにクッキリです。
ただ、やっぱり濁っているね・・・。
(゚ペ)ウーン…
▲19.11.2 磐越西線 豊実-徳沢(車窓から)

0019.jpg
んー、
このあたりの紅葉は色づきがいいかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲19.11.2 磐越西線 豊実-徳沢(車窓から)


紅葉の色づき具合を列車の車窓から眺めてチェックするのは、撮影ポイントを決めるうえで大きな参考になりますが (「゚ー゚)ドレドレ、実は私にはあらかじめ目星をつけていた場所がありました (-`ω´-*)ウム。それは「ちょ~うど一年前(昨年)に、この道(磐越西線)を通った秋ぃ~♪」に (゚ー゚*)トラブリュー?、あくまでも手前味噌で恐縮ながら、鮮やかな紅葉とそれを映す川面の水鏡が織り成す“奇跡の一枚”が撮れた w(*゚o゚*)wオオーッ!、豊実(とよみ)と徳沢(とくさわ)の駅間にある撮影ポイント (・o・*)ホホゥ。あの場所なら、今年もきっとキレイな紅葉が見られるのではないか・・・という、まったく根拠のない思い込みで、そこに期待をしているのです σ(゚・゚*)ドーダロ。
ただし、昨年に撮った川っぺり(船着き場)の場所では、木々の合間から列車が一、二両分くらいしか望めず、タラコと急行色が併結されて4両編成になる「満喫号」をそこで撮るのはちょっともったいない気がします σ(・∀・`)ウーン…。もっとも、それ以前に列車の車窓から覗いてみた同地は、すでにかなり多くの同業者がひしめき合っている(ように見えた)のが確認できたため ( ̄△ ̄;)ゲキパ…、これはもう撮影できるポジションは無いものだと判断し (´Д⊂ムリポ、私はすぐ近くにある別の場所へ向かうことにしました。
そんなワケで列車を降りたのは、一年ぶりの徳沢 (・ω・)トーチャコ。ちなみに磐越西線は当駅の手前で新潟から県境を跨いだため、ここは福島に位置します (゚ー゚*)フクシマ。


0020.jpg
0021.jpg
昨年に続き、今年もやってきた徳沢。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
駅舎は木造モルタルの平屋建てで、
町役場の出張所と簡易郵便局が併設されています。
▲19.11.2 磐越西線 徳沢


鹿瀬1038-(磐越西228D)-徳沢1056


0023.jpg
上り列車に乗って県境を通過し、
新潟から福島へと入りましたが、
来た方向へ戻るような形で歩くと、
ふたたび県境を跨いで新潟へ。
|フクシマ|...(((o*・ω・)o|ニーガタ|
その向こうには阿賀野川に架けられた
大きな橋(道路橋)が見えます。


どんな場所でも間をおいて再訪すると、あれからもうそんなに時が経ったのか・・・と驚くことが多いけれど、昨年の同じ時期に訪れた徳沢もまさにそんな印象 σ(゚・゚*)ンー…。ほんの数日前のように感じる一年前の時と同様、駅を出て阿賀野川に沿った道を西のほうへ20分ほど歩き進むと、今度は福島と新潟の県境を歩いて跨ぎます |フクシマ|...(((o*・ω・)o|ニーガタ|。そのすぐ先に見えてきた、川に架かる立派な橋が今回の撮影ポイントとなる目的地 (゚∀゚)オッ!。
すでに何人かの先客はいらしたものの (*・ω・)ノ゙チワッス、ここは先述の川っぺりよりもずっとキャパが広く、私も余裕で立ち位置が確保できました ε-(´∇`*)ホッ。


0025.jpg
0026.jpg
2004年(平成16年)に竣工した新渡大橋。
そのたもとのモニュメントには、
「台風でおおみずになりました
船をこがれないので
学校へ行かれませんでした・・・以下略」
と、学童の作文が彫られています。
橋ができる前は船で川を渡っていたのですね。

0027.jpg
その橋の上からは見た風景はこんな感じ。
(「゚ー゚)ドレドレ
紅葉の色づきはまずまずといった感じかな?
まん中あたりに見える小さなガーダー橋(鉄橋)が
お分かりいただけるでしょうか。


目にして思わず息を飲んだほど素晴らしかった昨年と比べると、どうも鮮やかさが乏しい気がする今秋の徳沢の紅葉 (゚ペ)ウーン…。それでも新津から乗ってきた列車の車窓で私が見た限りでは、この徳沢の界隈がいちばん色づきが進んでいるように感じます(さらに先のほう(上り方)は分からないけれど)。その紅葉に彩られた山肌にへばりつくようにして磐越西線の線路が敷かれており、橋の上からは川越しにスノーシェッド(雪覆い)や小さなガーダー橋(鉄橋)が確認できます (゚∀゚)オッ!。線路が部分的に手前の木々で隠されて列車の全体がスッキリと見える場所ではないけれど、かろうじてタラコ+急行色の4両編成が分かるように撮れそうだし、紅葉と絡めた情景としては悪くない感じになりそう (・∀・)イイネ。
ちなみに、たとえここがイマイチだったとしても、「満喫号」の通過はあと30分後に迫っているので、もうほかの場所を吟味している余裕はありません (-`ω´-*)ウム。


0028.jpg
上空は青空と雲のせめぎ合い。
ハレ!(*`Д´)っ乂c(`Д´*)クモリ!
お目当ての「満喫号」に
日は当たってくれるのだろうか。
マンダーラになったらイヤだなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン…


そして、川の濁りはどうしようもないところですが (・ε・`)シャーナイネ、それより気がかりなのはやはり空模様。「曇りのち晴れ」の予報どおり、朝よりはだいぶ青空の面積が広がってきたけれど、まだまだ雲の割合も多くて、「満喫号」が通過するタイミングで晴れるか翳るかは半々の確率といったところ ( ̄  ̄;)ハンハン…。少しでも紅葉の鮮やかさが増して見えるよう、お天道さまにお力添えを願いたいものですが、はたして・・・八(゚- ゚)オネガイ。
晴れたり翳ったりを繰り返すなか ハレル?(゚д゚≡゚д゚)クモル?、近隣の集落に正午を知らせるサイレンが鳴り響いたのち、それに続くようにして聞こえてきたのは、山あいにこだまする列車の走行音 (*゚ロ゚)ハッ!。徳沢12時01分通過予定の快速「磐越西線紅葉満喫号」は、定時に姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。


0029.jpg
タラちゃん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

0030.jpg
自然が織りなす錦秋の美景を
二色の国鉄型ディーゼルカーが
手を取り合って走りゆく。
「磐越西線紅葉満喫号」の列車名に
ふさわしい舞台が整いました。
▲19.11.2 磐越西線 豊実-徳沢


紅葉バックで“タラ急”が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
秋色に染まった木々にすっぽり包まれて、川沿いの鉄路を紅葉観賞しながら進む、キハ47形とキハ48形による「磐越西線紅葉満喫号」(゚∀゚*)オオッ!!。タラコ+急行色の国鉄色コンビは、背景の紅葉のボリュームに負けない存在感がありつつも、ローカル線の列車らしい落ち着いた雰囲気を醸し出しており、のどかな里山の風景によく合います。う~ん、いいねぇ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。令和の時代にこのようなノスタルジックな鉄道情景が撮れたことを嬉しく思うけど、国鉄型キハが今年度かぎりで当線から撤退してしまうのはつくづく惜しいよなぁ σ(・∀・`)ウーン…。来シーズンはここをステンレスの新型車(GV-E400系)が走ることになるのか・・・。
そして、雲の流れにヤキモキさせられたものの (・д・`;)ハラハラ…、通過するタイミングではウマい具合に太陽が顔を出してくれて、あたり一帯に穏やかな秋の陽光が降り注ぎました。晴れ運万歳! ъ(゚Д゚)グッジョブ(実はあと少し遅かったら翳られていたところで、写真をよく見ると左上の方の紅葉は雲影が落ちている (´∀`;)アブネ…)。今シーズンの紅葉は鮮やかさがいまひとつだとは言え、それでも個人的にはこの風景で国鉄型キハが撮れたことにじゅうぶん満足です。ああ、ここまで遠征した甲斐があったなぁ・・・ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0031.jpg
撮影後はふたたび(三たび?)
県境を跨いで福島県へ入り、
徳沢の駅に戻ります。
|ニーガタ|...(((o*・ω・)o|フクシマ|


さて、新津と会津若松のあいだを一往復する「磐越西線紅葉満喫号」。
いま撮ったのは会津若松ゆきの往路(上り列車)で、復路となる新津ゆき(下り列車)は、始発駅(会津若松)を15時半ごろ発車する午後の遅い時間帯に設定されています (・o・*)ホホゥ。秋が深まりつつある今の時期は、日没までに復路の「満喫号」を撮れる場所がけっこう限られているため (゚ペ)ウーン…、その条件に合った撮影ポイントへ列車で移動することにしました ...(((o*・ω・)o。


0032.jpg
徳沢のホームに入ってきた
会津若松ゆき上り普通列車(232D)は
国鉄型キハ(キハ47)の運用。
(´▽`*)キハ♪
昨シーズンはこの列車を乗るか撮るかで迷い、
結果的に居残って撮影をしましたが、
今回は乗ります。
ちなみにこれを逃すと次の上り列車は
なんと4時間半後・・・。
( ̄  ̄;)ヨジカンハン…
▲19.11.2 磐越西線 徳沢

0033.jpg
徳沢から先も引き続き列車は
阿賀野川改め、阿賀川(あががわ)沿いを進みます
(それぞれの県で名称が異なる)。
車窓から見るこのあたりは
「銚子の口」と呼ばれる景勝地。
(゚∀゚)オッ!
▲19.11.2 磐越西線 徳沢-上野尻(車窓から)

0035.jpg
国鉄型キハが振るわすエンジン音を聞きながら
車窓に眺めるススキの穂。
秋だねぃ・・・。
(´ー`)シミジミ
▲19.11.2 磐越西線 上野尻-野沢(車窓から)


徳沢から乗った会津若松ゆきの上り列車(232D)は、「満喫号」の続行だし、数時間に一本の貴重な列車なので、私と同様に撮り終えたあとに移動する同業者で車内は混み合っているかな・・・σ(゚・゚*)ンー…と思いきや、意外にも四人席のボックスシートがひとりで占領できるくらいの空き具合ですた (・・?)オヨ?。まあ、磐越西線は列車での移動効率があまり良くないので、撮り鉄に訪れる方の大半はクルマ利用なんだよね・・・(´ω`)ナルヘソ。
引退間近の国鉄型キハを乗車のほうでも堪能し、次に私が下車したのは山都(やまと)。


0036.jpg
徳沢から普通列車に揺られて約30分、
ラーメンで有名な喜多方のひとつ手前にある、
山都で列車を降りました。
(・ω・)トーチャコ
▲19.11.2 磐越西線 山都

0037.jpg
山都の駅舎は
入口にテラスも設けられた
モダンな山小屋風。
(´ω`人)ステキ♪
それにしても、いい天気になったなぁ。
▲19.11.2 磐越西線 山都


徳沢1301-(磐越西232D)-山都1335


0039.jpg
駅近くの食堂でいただいたお昼ゴハンは、
手打ちの太い麺が食欲をそそる、
しょうゆラーメン。
麺にコシがあってとても美味しかったです♪
メンラー(゚д゚)ウマー!


山あいにある小さな集落の徳沢よりも、中規模な街が形成されている山都(旧・山都町、現・喜多方市)には飲食店も多く、お昼ゴハンを食べてから撮影ポイントへ向かいます ...(((o*・ω・)o。まちなかを抜けて東のほうへ15分ほど歩き進むと、その先に山都のシンボルともいえる存在の立派な鉄橋(鉄道橋)が見えてきました (゚∀゚)オッ!。そこが復路を狙う、次の撮影ポイントです。


0040.jpg
やってきたのは、
“山都の鉄橋”とも呼ばれる鉄道名所で、
磐越西線屈指の撮影ポイント、
一ノ戸川橋梁。


阿賀川の支流、一ノ戸川(いちのとがわ)に架かる一ノ戸川橋梁は、長さ445メートルで全16連(16支間)にもおよぶ橋桁と、地元産出の花崗岩(かこうがん)を積み上げた高さ24メートルの橋脚を誇る長大な鉄橋で、1908年(明治43年)に架橋された当時は「東洋一の規模」と言われたとか w(*゚o゚*)wオオー!。また、その壮大さのみならず、プレートガーダーと上路式トラス(橋桁の下に鉄骨が組まれた)を合わせ持つ形態は、橋上を走る列車に対して障害物がかからずにスッキリと撮影できるため、ここは磐越西線屈指のお立ち台的な撮影ポイントとして撮り鉄に人気があります (・∀・)イイネ。
山あいでなく周りがひらけていて、しかもこれだけ高さのある鉄橋ならば、日没が迫る16時ごろに通過予定の「磐越西線紅葉満喫号」にも、おそらく日が当たってくれるでしょう (´ω`)ナルヘソ。この場所だと紅葉とは絡められないけれど、今度はタラコ+急行色の編成を意識したカットを狙ってみることとしました m9(`・ω・´)ケテイ!。


0041.jpg
秋晴れの青空に映える黄色い鉄橋を
新潟色のキハ47形が渡ります。
(´▽`*)イイテンキ♪
全16連の橋桁のうち、
中央付近に位置する7連目のみ
上路式トラス(ボルチモア式)となっているのが
一ノ戸川橋梁の特徴。
▲19.11.2 磐越西線 山都-喜多方(後追い)


「満喫号」の前にまず通過したのは、先ほど私が徳沢から山都まで乗ってきた上り列車の折り返しにあたる、新津ゆきの下り普通列車(233D)。引退が決まっている国鉄型キハでの運転ですから、もちろんこれもしっかりと記録しておきます (^_[◎]oパチリ。
それにしても、事前の予報で「曇りのち晴れ」とはなっていたものの、正午に撮った「満喫号」の往路のあたりから天気が好転に向かい、昼過ぎには朝の曇り空がウソのようにスッキリと晴れ渡りました (*´v`*)スッキリ♪。アングルが下から見上げる格好になるこの場所は列車の背景を空が占めることになるので、快晴の青空はまさに最高の好条件です (´∀`人)スバラスィ!。なんだか天候が安定しない印象だった今秋、久しぶりに気持ちよく撮影している気がするなぁ・・・(´ω`)シミジミ。
穏やかな小春日和でまったりと過ごすなか、「満喫号」の通過が近づくにつれて徐々に増えてきた同業者や一般の見物客(集まっている撮り鉄を見て、SLが来ると思った方が多かったみたい ^^;)。それでもここはキャパが広いのでまったく問題ありません (´ー`)マターリ。西へ傾いた太陽に赤味が感じられるようになったころ、鉄橋を渡る際に鳴らされるキハの警笛が響きました プホォォォ━━━━( ̄- ̄ 3)━━━━━ン…。


0042.jpg
天空を駆ける四連の国鉄型キハ。
圧巻の壮大さを誇る一ノ戸川橋梁に
急行色とタラコの豪華な編成が収まりました。
ちなみに右の橋脚の間から覗く山並みは、
飯豊(いいで)連峰です。
▲19.11.2 磐越西線 山都-喜多方(後追い)


山都の鉄橋でタラ急が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
秋晴れの空に浮かび上がった一ノ戸川橋梁上の急行色とタラコのコンビ
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。、西日を受けたことでその暖色系の色合いがいっそう温かみを増して見えて、とくにタラコはいい具合の“焼きタラコ”になったなぁ・・・(笑)。伝統の国鉄色はどんな風景にもしっくりとマッチする、落ち着いた塗色であることをつくづく感じます (´ー`)シミジミ。
ちなみにアングル(撮影ポジション)を少し調整すれば、西日とシンクロした車体をギラリと光らせることもできたのですが σ(゚・゚*)ギラリ…、そうするとせっかくの急行色+タラコの色が分からなくなってしまうのではないかと思い、あえてそうしませんでした (-`ω´-*)ウム(列車の速度がゆっくりだったので、結果的に下写真のようなギラリも撮れたケドw)。編成主体の記録としてはこれで大満足です (o ̄∇ ̄o)ヨカヨカ。


0043.jpg
車体をギラつかせて去りゆく
国鉄キハの御一行。
(つ▽≦*)マブシッ!
車体の色はじぇんじぇん分からないけれど、
これもまた一興です。
いい瞬景が見れました。
▲19.11.2 磐越西線 山都-喜多方(後追い)


一ノ戸川橋梁を渡る列車の走行音は、川のせせらぎを掻き消すほどけたたましい轟音ですが  ゴガ━━━(∩゚д゚)━━━ッ!!、なんとこれが心地よい音のひとつとして、福島県の「うつくしまの音30景」に選ばれているのだとか ( ̄▽ ̄;)エッ…。そんな心地よい(?)足音を響かせながら走り去るキハの後ろ姿を見送って、「磐越西線紅葉満喫号」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0044.jpg
帰り際に逆光側から鉄橋を望むと、
その美しいシルエットが
空に浮かび上がっていました。
(゚∀゚*)オオッ!!
コッチから撮るのもアリだったかな?
でも、貴重なタラ急を黒く潰しちゃう勇気は
ないよなぁ・・・(笑)
▲19.11.2 磐越西線 山都-喜多方


紅葉シーズンの磐越西線を、引退が迫る国鉄型キハで運転された「磐越西線紅葉満喫号」(´▽`*)キハ。
沿線の紅葉は思ったよりも色づいておらず、また、朝の時点では天候にかなり不安があったものの σ(・ω・`)ウーン…、往路を撮った徳沢あたりではまずまずの紅葉が見られたし (゚∀゚)オッ!、空模様もまるで「満喫号」の通過に合わせたかのように好転してくれて (゚∀゚*)オオッ!!、結果的には往復ともに満足のいく記録を残すことができました (+`゚∀´)=b OK牧場!。紅葉の山々や秋晴れの青空を背にしたタラコ+急行色の国鉄型キハは、カッコよかったなぁ・・・・:*:・感(*ノ∀`*)動・:*:・。


0045.jpg
日が暮れた山都に入ってきた
キハの普通列車。
乗るのは、上り?下り?
ノボリ?(゚д゚≡゚д゚)クダリ?
▲19.11.2 磐越西線 山都

0046.jpg
キハの車内でささやかに打ち上げ。
カンパーイ♪(* ̄∀ ̄)ノ[]
来るときに新潟駅構内の売店で見かけて
思わず購入したのは、
新潟のお酒「ふなぐち菊水一番しぼり」。
その缶には上越新幹線のE4系が
デザインされていました。
(~▽~*)ウィッ。


さて、今日は三連休の初日。
せっかく遠征に出たのなら日帰りでなく、どこかに泊まりたいところです (σ´∀`)σイイネ~♪。でも、行楽シーズンの連休にお宿やホテルなど空いているのでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…。ひょっとして、野宿? ( ̄△ ̄;)エッ…。


・・・続きます。


ONE-shot 340 N700S! [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 340 N700S!

1028.jpg
ことわざにもありますが、
移り気な女心のように(?)、
晴れたり曇ったりと安定しない秋の空。
ハレル?(゚д゚≡゚д゚)クモル?
カメラの露出設定を悩ませる状況のなか、
線路上に颯爽と姿を現したのは・・・
新型新幹線の「N700S系」!
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ


N700S系は来年度(2020年)に
東海道新幹線での営業運転開始を目指す
次世代の新型車両で、
現在は試作車的な性能確認試験編成(J0編成)が
試運転を行なっている真っ最中。

私は以前に一度、
たまたま田町付近で山手線の車中から
N700S系の試運転を目撃したことがあったけれど、
撮影するのは今回が初めてです。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

ぶっちゃけ、
個人的には既存のN700系(N700A系)と
見た目にそんな大差が無いように感じるのですが、
σ(゚・゚*)ンー…
従来よりも搭載機器類の小型化により、
停電等の非常時でも緊急走行が可能となるための
リチウムイオンバッテリーが新たに設置されるなど、
外見以上に中身のほう
(走行性能や安全性、乗り心地など)は
大きく進化しているとのこと。
“S”とは「最高の」を意味する
「Supreme(スプリーム)」を表しています。
( ̄。 ̄)ヘー

ちなみに一目で分かる
外観上の違い(おもに前面から)は、
左右に少し膨らんだ“ほっぺた”と
そこに備わったヘッドライトの形状、
その上に施された“まゆ毛”(っぽいライン)
・・・ってところかな?
(`・ω・´)マユ
(また、この写真だと分からないけれど
車体の側面には“S”のロゴマークが
デザインされています)


日差しが不安定な空模様だったものの、
通過時には雲間から顔を除かせた太陽が
前方の数両分にだけ日を当ててくれて、
(この状態は俗に“マンダーラ”とも言うんだケドw)、
その独特な先頭形状を
艶やかに浮かび上がらせてくれました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

新型のわりに
もうかなり汚れが目立ちますが、
それだけ数多く試運転を
繰り返しているってことなのでしょうね。
(´w`*)ドツカレサン

▲19.10.27 東海道新幹線 新横浜-品川



14922.jpg
参考として、
こちらは以前に撮ったものですが、
従来のN700系(N700A系)の先行試作車である、
X0編成(9000番台)が試運転を行なった時のシーン。
こうやって見比べると、
先輩のN700系のほうがシュッとした印象で、
N700S系のとの違いが少しは分かるでしょうか?
σ(゚・゚*)ンー…

なお、このX0編成はすでに役目を終え、
現在は愛知県の「リニア・鉄道館」に展示されています。

▲14.9.22 東海道新幹線 品川-新横浜