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飯山線・・・飯山線開通90周年記念号 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2019.10.05 飯山線
嗚呼、追憶の“ローカル客レ”
快速「飯山線開通90周年記念号」撮影
 
 
いまだに夏日なみの暑さを記録するなど、ちょっとおかしな陽気ではあるものの、今は~、もう秋~♪ (゚- ゚)アキ…。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、そして「鉄道の秋」です (゚∀゚)アヒャ☆。
え?私は秋じゃなくても年がら年じゅう、“撮り鉄”や“乗り鉄”を楽しんでいるじゃないかって? ( ̄▽ ̄;)ア…。そう言われると、そうなのですが、秋は気候的に穏やかで暑くも寒くもなく晴れの日が多いので、鉄道旅や撮り鉄をするのに持ってこいの季節 キモチ(´▽`*)イイ♪。加えて、もうご存知(?)のように10月14日は「鉄道の日*」ということもあり(*1872年(明治5年)の10月14日に日本で最初の鉄道(新橋~横浜)が公式に開業したことが由来)、秋はほかの時期に比べてとくに鉄道関連のイベントが多く催されるのです (´ω`*)ナルヘソ。鉄ちゃんにとっては楽しみであり、いちばん忙しい時期・・・かな?
(ぶっちゃけ、ここまでは例年の記事のほぼコピペです)。

そんななかで迎える10月最初の週末(5日(土)、6日(日))、長野県と新潟県をまたいで走るローカル線の飯山線(いいやません)では、当線の全線開通90周年の節目をお祝いし (*゚▽゚)/゚・:*【祝・90ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)、むかし懐かしい茶色い旧型の客車(旧客)を使用した特別な記念列車、快速「飯山線開通90周年記念号」の運行が長野と長岡のあいだ(飯山線・上越線経由)で設定されました (゚∀゚*)オオッ!。
全線が非電化の飯山線で牽引を務めるのは、ディーゼル機関車のDD16形(DD16 11) (゚ー゚*)チビロク。“チビロク”の愛称でファンに親しまれる小型のディーゼル機が茶色い旧客を率いて、沿線風景がのどかな飯山線を走るなんて、まるで国鉄時代のローカル客レ(ローカル線の客車鈍行)を彷彿させる、最高のマッチングじゃないですか!(*゚∀゚)=3ハァハァ!。国鉄型好き、客車列車好き、ローカル線好きの私としては、これを逃すわけにはいかず、意気揚々と早めに撮影計画を立てました φ( ̄ー ̄ )スケジュリング。


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記念号が運行される週末、
当日の飯山線沿線(飯山市)のお天気は・・・
う~ん、あまり良くないのかな?
σ(・ω・`)ウーン…


ところが、週末の運転日が近づくにつれて気掛かりとなってきたのが、木曜日現在(10/3)で本州の日本海側を北上している“台風18号”の存在 ( ̄△ ̄;)エッ…。台風は木曜のうちに温帯低気圧となったものの、その影響は週末の信越地方にも及ぼすようで、天気予報によるとスッキリとした秋晴れは期待できないみたい σ(・ω・`)ウーン…。
天気のご機嫌を伺いつつ撮影に出かけることが多い、“エセ晴れ男”のワタクシ ( ̄▽ ̄;)エセ…。いつもだと雨が激しくなりそうならば撮影の断念も視野に入れるところですが、実は今回ばかりはそうはいきません。というのも、セコい私は10月1日から実施された消費増税(8%→10%)の前に、今旅の乗車券や特急券などをすでに事前購入してしまったんですよね・・・(9/30までに購入すれば8%)。もしキャンセル(きっぷの払い戻し)をしたら、増税の差額よりも手数料の方が高くなっちゃう (´д`;)アウ…。
雨を覚悟した強行 (・ε・`)シャーナイネ。でも、願わくば天気予報がいい方に外れてほしい・・・八(゚- ゚)オネガイ。そんな思いを携えて、私は「飯山線開通90周年記念号」の撮影に臨むのでした (*`・ω・´)-3フンス!。


10月5日(土)


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北陸新幹線のE7系は
キリっとしたお目目(ライト)が印象的で
クールな印象。
(`・ω・´)シャキーン
▲東北新幹線 東京

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東京の空はスッキリとした秋晴れ。
車窓に見えるのは王子の飛鳥山公園のあたりです。
▲東北新幹線 上野-大宮(車窓から)


当日の朝、東京は雲ひとつない快晴で、爽やかな青空が広がっています (゚∀゚*)オオッ!!。これは天気予報が外れた!ヽ(´▽`)ノワーイ♪・・・のでなく、台風(から変わった温帯低気圧)から離れた関東地方はもともと晴れの予報で、低気圧の進路となった信越地方や東北地方では前線が居座って天気が不安定なのだそうな (´σД`)ナーンダ。
そんな東京の青空をちょっと恨めしい気持ちで眺めつつ、私が乗り込んだのは北陸新幹線の「はくたか」(゚ー゚*)ハクタカ。ちなみに、なじみが薄い方もいらっしゃるかと思いますが、北陸新幹線の種別は停車駅の少ない速達タイプが「かがやき」、各駅*に停まるのが「はくたか」です(*北陸新幹線内(高崎~金沢)の各駅で、東北・上越新幹線区間(東京~高崎)は通過駅あり)( ̄。 ̄)ヘー。


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群馬県の高崎も快晴。
ゴツゴツした山容の妙義山もキレイに見えます。
・・・が、その向こうの雲塊が気になるところ。
(゚ペ)ウーン…
▲北陸新幹線 高崎-安中榛名(車窓から)


さて、お目当ての旧客による「90周年記念号」が運行される飯山線は、しなの鉄道北しなの線(旧・信越本線)と接する長野県の豊野(とよの)から、飯山、戸狩野沢温泉(とがりのざわおんせん)、森宮野原(もりみやのはら)、津南(つなん)、十日町(とおかまち)などを経て、上越線と接する新潟県の越後川口(えちごかわぐち)までの96.7キロを結ぶローカル線(地方交通線)で、列車は北しなの線に乗り入れて長野を起終点としています (・o・*)ホホゥ。信越県境の山あいを千曲川(新潟県での呼称は信濃川)に沿って走る当線は、車窓から郷愁感漂う素朴な山村風景が望め、そののどかさがいちばんの魅力と言えるでしょう (´ー`)マターリ。
そんな飯山線へ都内からアプローチするには、長野側からと新潟側からの二通りがあり、一昨年に私が同線を訪れたときは上越線とほくほく線を経由して新潟の十日町から飯山線に入りましたが、今回は撮影目的の「記念号」のダイヤ(運転時刻)や撮影ポイントを考慮し、また、飯山線撮影のほかにもう一カ所立ち寄りたいと思っている“とある場所”があることから、北陸新幹線を使って長野の方へ向かうこととしました コッチ…((((o* ̄-)o。


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長野の空は予報通りに雲が多い・・・。
でも、雨が降っていないだけマシか?
σ(・∀・`)ウーン…
▲北陸新幹線 上田-長野(車窓から)

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新幹線が長野に着く直前の車窓から、
在来線の留置線に見られたのは・・・
旧客、イタ━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━ッ!!
▲北陸新幹線 長野付近(車窓から)


快晴の関東から碓氷峠を越えて長野県に入ると、やはり予報通り雲が多くなってきました (゚ペ)ウーン…。でも、雨は降っておらず、雲間からは青空も覗いています。思っていたよりはマシな天気・・・かな? (´ω`)ドーダロ。
まもなく長野に到着する新幹線の車窓を眺めていると、目に飛びこんできたのは朱色のディーゼル機を先頭にした茶色いレトロな客車 (*゚ロ゚)ハッ!。そう、これが件の「飯山線開通90周年記念号」となる編成で、本日は長野を始発駅とする下りで設定*されている当列車は、すでに準備万端のようです (゚∀゚*)オオッ!(*上り列車は翌日に設定)。その姿を見みたら自ずとテンションが上がるところですが、でも私は長野で新幹線を降りません ( ̄△ ̄;)エ?。「記念号」との時間的なアドバンテージ(余裕)を少しでも得るため、もうひと駅先の飯山まで先回りするのです (´ω`)ナルヘソ。ちなみに「かがやき」は飯山に停まらず通過するので、私は「はくたか」へ乗車したのでした。


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長野・飯山近辺の路線図。
青いラインが北陸新幹線で、
緑のラインが在来線の飯山線です
(長野~豊野は北しなの線)。

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長野からさらに北上を続けると、
やがて空は鉛色の雲に覆われ、
窓には雨粒が付くようになりますた・・・。
(´д`;)アメ…
列車は千曲川を渡り、まもなく飯山。
▲北陸新幹線 長野-飯山(車窓から)

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長野県飯山市に所在する飯山の駅は、
北陸新幹線と飯山線の二路線が発着し、
野沢温泉や戸狩温泉などの温泉郷、
志賀高原や斑尾高原、木島平などのスキー場など
周囲の観光地へのアクセス拠点となっています。
大きくて立派な駅舎は
新幹線の開業に伴い2015年に改築されたもの。
(゚ー゚*)リッパ
▲北陸新幹線 飯山


東京0628-(北陸新幹線 はくたか551号)-飯山0819

長野市内では雲間から青空も見えていたのに、飯山は雨 、ヽ`、ヽ`「(´д`;)アメ…`ヽ、`ヽ、。
たいして強くない小雨程度の降りだけれど、長野で旧客を見かけて上がったテンションも、これではちょっと下降気味 ε=(´∞`lll)ハァ…。しかも今回はここからの移動手段が、実は“自転車”なのです ( ̄△ ̄;)エッ…。


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飯山線の発車案内標(電光掲示板)。
次の下り普通列車は9時24分発で、
その次の10時03分発が目的の「90周年記念号」。
なお、記念号の運転区間は長野~長岡ですが、
途中の十日町で列車番号や号数が変わる
別列車扱いとなるため、
ここでは十日町ゆきと表示されています。


「はくたか551号」で8時19分に飯山へ着いた私 (・ω・)トーチャコ。当駅で接続する飯山線の下り列車は9時24分発の戸狩野沢温泉ゆき(129D)で、まだ一時間以上もの待ち時間があります(次の「はくたか553号」だと9時43分着で、これに間に合わないという悪接続 (・ε・`)チェ)。そしてお目当ての「90周年記念号」は、飯山が10時03分発。先行する普通列車とはわずか40分程度の差となっていて、これだと私が訪れようと考えている戸狩野沢温泉の駅から徒歩で30分はかかると思われる撮影ポイントで狙うには、時間的にかなりキビシい (゚ペ)ウーン…。う~ん、こうなると飯山での待ち時間が一時間以上もあるのは、歯がゆいよなぁ・・・(´皿`メ)ギリギリ…。
ちなみにこの9時24分発の戸狩野沢温泉ゆきならば、長野でも新幹線から乗り継ぐことができたのですが(長野8時35分発)、それでも私があえて長野でなく飯山まで来たのは・・・σ(゚・゚*)ンー…、事前にいろいろと調べていたところ、飯山の駅構内に“レンタサイクル”があることを知ったから (゚ー゚*)チャリ。
先出の地図を参照していただくと位置関係が分かりやすいかと思いますが、飯山と戸狩野沢温泉のあいだは距離にして8.3キロ(飯山線の営業キロ)、戸狩野沢温泉駅よりさらに2キロほど先へ進んだ撮影ポイントまで含めると、ちょうど飯山から10キロといったところ ( ̄  ̄;)10㌔…。これは簡単に歩けるような距離ではないし、歩いていたら「90周年号」の通過には間に合いません ヾノ・∀・`)ムリムリ。でも自転車ならば、だいたいママチャリで時速15キロくらいと言われていますから、おおむね一時間程度で到達できるのではないでしょうか (゚∀゚*)オオッ!。徒歩鉄の苦肉の策ながら、これは有効活用できそうです (・∀・)イイネ。
お店のオープンは8時半、自転車の貸し出しは本来9時からとなっていましたが、事前に予約のついでに訊いてみたところ シモシモ~>(´▽`[]ゝ、8時半からでも対応していただけるとのことで ☆.(○≧ω')b オケ!、お言葉に甘えてその時間から利用させていただきます <(_ _*)>アリガ㌧。(貸出時間の前倒しは、そのときの状況によると思われますので、事前の問い合わせは必須です)。この30分は大きいよね。


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飯山駅の構内に併設された
信越自然郷アクティビティセンター
でお借りした、
電動アシスト付きのシティサイクル。
(゚ー゚*)デンチャ
観光利用が多いので料金設定はちょっとお高めですが、
そのぶん整備が行き届いていて、使い心地は快適です。


お借りできたのは、電動アシスト付きのシティサイクル(電チャ)で、レンタル料は半日1,000円(一日1,500円)(゚ー゚*)デンチャ。ちなみにアシスト機能の無いふつうのママチャリならば、半日500円(一日1,000円)ですが、片道10キロ、往復で20キロも走る今回は、アシスト付きのほうが絶対にいいでしょう。セコい私でも、こういうところではケチりません (-`ω´-*)ウム。小雨がちょっと煩わしいけれど、いざ、10キロ先の撮影ポイントを目指し、電チャでGo! (/*´∀`)o レッツラゴー♪


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自転車の運転中は撮影ができないので
道中で撮った写真は少ないですが、
千曲川を渡るところで停まって
一枚パチリ。
(^_[◎]oパチリ
小雨は止みそうで止まず、
シトシトと降り続いています・・・。


基本的に経路は単純で飯山線の線路と並行した道を下り方向へ進めばいいのですが ...(((o*・ω・)o、目的の撮影ポイントは千曲川の対岸から線路を望むような場所なので、途中に架かる大きな橋で対岸のほうへ渡ります コッチ…((((o* ̄-)o。山あり川ありの自然豊かでのどかな風景、それでいて意外とアップダウンの少ない道のり、これが晴れていれば快適なサイクリングだったのになぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。顔面で小雨を突きつつ、自転車を走らせること40分。道の先に目的地の撮影ポイントが見えてきました (゚∀゚)オッ!。そして到着するころになって雨が止む・・・ま、そういうもんだよね ┐(´д`)┌ ヤレヤレ。


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小雨のなか飯山から電チャを走らせて、
無事に撮影ポイントへ到着。
(・ω・)トーチャコ
川の対岸に飯山線の線路が望めます。


ここは国道の路肩から、俯瞰ってほどではないけれど少し高い目線で、対岸の飯山線や川沿いに建つ民家などが望める撮影ポイントです (「゚ー゚)ドレドレ。クルマでアクセスしやすい場所なので、すでに先客が多いかな・・・と思いきや、誰もおらずに拍子抜け (゚ー゚?)オヨ?。やはり今日はお天気があまり良くないので撮影者が少なめなのか、それとも上越線で臨時運行される「カシオペア紀行」と掛け持ちするために新潟県側で「90周年記念号」を狙う方が多いのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。何にせよ最終的にも同地にいらしたのは数人ほどで、終始まったりムードですた (´ー`)マターリ。


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秋雨でしっとりとした緑のなかを
単行で走りゆく飯山線の普通列車。
おや?あの色の車両は・・・。
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲飯山線 戸狩野沢温泉-上境(後追い)


まず通過したのは、戸狩野沢温泉ゆきの上り普通列車(164D)。
この撮影ポイントが位置する場所(戸狩野沢温泉~上境)を含む、戸狩野沢温泉と十日町のあいだは、飯山線のなかでもとくに列車の運行本数が少ない区間で、定期の普通列車は上下ともに一日8本ずつ。三時間半も列車の間隔が開く時間帯もあります ( ̄  ̄;)スクナイ…。そんな閑散区間を走る今の上り普通列車は、「90周年記念号」の前に試し撮りができる唯一の貴重なもの (^_[◎]oパチリ(ちなみに飯山の案内板に表示されていた先行の下り列車は、戸狩野沢温泉止まりなのでここは通らない)。
しかも、それに使われていたキハ110系は一般的なノーマルタイプでなく、観光列車「おいこっと」仕様の車両(キハ110-235)ではありませんか (゚∀゚*)オオッ!。「おいこっと」は基本的に長野と十日町のあいだで土休日を中心に運行されている観光列車ですが、今日はそれに近いダイヤで件の「90周年記念号」が運転されるために「おいこっと」はお休み(運転なし)。しかし、「おいこっと」仕様の車両は普通列車として運用に就いていたのですね (=゚ω゚)ノ゙ヤア。この山の緑が深い風景には、白地に緑のノーマルなキハ110系(一般色)よりも、暖色の「おいこっと」のほうが映えそうなので、これはラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
そしてアングル的に見ると、千曲川沿いの築堤上を走る列車がいかにも飯山線らしいですし、なんといっても川沿いに建つ大きな屋根の民家(古民家って言っていいのかな?)がまた、シブくていい味を醸し出しているじゃないですか (σ´∀`)σイイネ~♪。列車をキッチリ記録したいというより、この郷愁を誘う田舎風景のロケーションに惹かれて、私は10キロも自転車を走らせてきたのです (-`ω´-*)ウム。
空はあいかわらず厚い雲に覆われていて、もはや日が差すことは絶望的。でも、このような落ち着いた風景には案外、しっとりとした曇天の雰囲気も悪くないかもな・・・σ(゚・゚*)ンー…なんて、思いながら待つことしばし。やがて山あいに“タタンタタン…”と響く、客車列車特有の軽やかなジョイント音が聞こえてきました ε-(°ω°*)キタッ!。


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チビロク、キタ────∵・(゚∀゚)・∵────ッ!!

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小さな朱色のディーゼル機が、
三両の茶色い客車を牽いて、
川沿いの山村集落をゆく。
その姿はまるで、
国鉄時代の鈍行列車のよう。
▲飯山線 戸狩野沢温泉-上境


いーやませんで、客レが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワーイ♪
古民家の裏手をゆっくりと進む、レトロな編成の客車列車 ノコノコ...(((o*・ω・)o。深い緑の背景に朱色のディーゼル機が映え、曇天だと沈むのではないかと不安だった茶色い旧客も、落ち着いた良い色に出てくれました。くぁ~っ、これはシブい画だなぁ・・・(≧∇≦)シブイッ!。
実態は「飯山線90周年記念号」というイベント要素の強い臨時列車ですが、ヘッドマークなどの特別な装飾が施されずに、DD16形が三両の旧客を牽いた編成は、かつてのローカル客レ(ローカル線の客車列車)そのものの懐かしさ +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。空気を読まずに列車と並走してきたクルマのプリ◯スなど(おそらく、追っかけの鉄ちゃん・・・^^;)が写り込まなければ、まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような情景です(←ちょっとイヤミが入ってるw)。ま、一般道にはクルマが通ることもあるだろうし、このくらいは目をつぶりましょう (・∀・`)シャーナイネ。それを差し引いても余りあるほどに大満足のカットが撮れました (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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日本一長い悠久なる千曲川(信濃川)の流れ。
山の緑を映したその川面に
ディーゼル機の朱色が滲みます。
▲飯山線 戸狩野沢温泉-上境

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未練がましく、さらにもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
列車が真横に来たところで
編成をアップにしてみました。
鼻の短い②エンド側を頭にして、
健気に客車を牽くチビロク(DD16 11)。
横から見るとその小ささがさらに際立って見えます。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲飯山線 戸狩野沢温泉-上境


撮影ポイントを通過すると、ふたたびジョイント音だけを残して森のなかに消えていった客車列車 バイチャ!( ゚д゚)ノシ。
「飯山線90周年記念号」は本日(10/5)が下り(長野→十日町→長岡)、上りのほう(逆行程)は翌日(10/6)に設定されているので、当列車の撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。
クルマでいらして隣で撮られていた同業者の方からは、「このあと追っかけるんですか?十日町より先なら余裕で間に合いそうですよね!」と訊かれたけれど ヾ(゚ω゚)オッカケ?、私は少し離れたところに停めた自転車を指差して、「体力に自信が無いので、追っかけはヤメときます」と笑って返しました ヾノ・∀・`)ムリムリ。


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帰り道ではお手洗いを借りるため
戸狩野沢温泉の駅に立ち寄ってみました。
当駅はその名のとおり
戸狩温泉や野沢温泉の玄関口ですが、
先述したようにバスは飯山の駅を拠点としています。
ホームで列車を見送るのは「野沢温泉・夫婦道祖神」。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲飯山線 戸狩野沢温泉

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駅の構内には先ほど撮影した
「おいこっと」仕様のキハ110系が待機。
(゚∀゚)オッ!
飯山線の観光列車「おいこっと」は、
田舎ならではのやすらぎと癒しの提供をコンセプトに持ち、
東京の真逆にあると言う意味で
“TOKYO”の英語表記を逆さま(OYKOT)にした、
「おいこっと」の愛称名が付けられました。
( ̄。 ̄)ヘー
▲飯山線 戸狩野沢温泉

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飯山の駅近くで見ることができるのは
善光寺の旧・仁王像で、
これは明治45年の御開帳の時、
参道に安置されていた像だそうです。
当時の色を再現したという漆黒の仁王像は
睨みに迫力があります。

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そして仁王門から少し進んだ先の
鉄砲町公園に鎮座しているのが、
かつて飯山線の客車列車牽引などで活躍した、
蒸気機関車のC56形129号機。
(゚ー゚*)エスエル
ちょっと痛みが目立つものの、
こちらの漆黒の機体もなかなかの迫力です。
それにしても、いい天気になったなぁ・・・。


なんとも皮肉なことに「記念号」の撮影を終えると天気は急速に回復し、撮影地からの帰路ではスッキリとした秋晴れの青空が広がっています ( ̄▽ ̄;)ハレタヨ。せっかく自転車を借りたので少しだけ飯山の街なかで寄り道し ヨリミチ…((((o* ̄-)o、愛宕町の雁木通りや善光寺の旧・仁王像、公園に静態保存されているSLなどを眺めてから、飯山の駅へと帰ってきました (=゚ω゚)ノ゙タライマ。快適に使えて大いに役立った“電チャ”を返却して、ここからは列車の旅に戻ります (*・ω・)つ[キップ]


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朝に北陸新幹線で到着した飯山ですが、
今度は在来線の飯山線に乗車。
なーんだ、
ノーマル(一般型)なキハ110か・・・。

(゚ー゚*)キハ
▲飯山線 飯山


飯山から乗るのは、飯山線の長野ゆき上り普通列車(132D)。
この列車は戸狩野沢温泉を始発駅とするので、撮影地からの帰り道で同駅へ立ち寄った際に見かけた、観光列車仕様の「おいこっと」が来ないかと期待して待つも σ(゚・゚*)ンー…、ホームに入ってきたのはノーマルな白地に緑帯のキハ110系 (´σД`)ナーンダ。
・・・かと、思いきや (=゚ω゚=*)ンン!?、


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よく見たら二両編成の後方は、
例の「おいこっと」ですた。
(゚∀゚)オッ!
これはラッキー♪
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲飯山線 飯山


後ろに「おいこっと」が、イタ━━━━ヽ(´∀`*)ノ━━━━ッ!
先ほどの戸狩野沢温泉に停車していた「おいこっと」(仕様)は一両の単行でしたが、いつの間にか(?)上り方に一般型のキハ110系を併結した形態となっており、二両編成のうちの後方が「おいこっと」でした (゚∀゚*)オッ!。適度にすいていた当列車は、前後どちらの車両にもボックスシートに空きがあり、もちろん私は「おいこっと」のほうに座ります (´▽`*)オイコット♪。まあ、観光列車仕様と言っても格段に座席が良いわけでなく、一般型とはシートモケットのデザインが違う程度なんですけれどね。


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「おいこっと」仕様の車内は
古民家をイメージした落ち着いた内装で、
一般型とは異なる板張り風の床が目を引きます。
(゚ー゚*)イタ
なお、観光列車として運行される際には、
ボックスシートのあいだに
大型のテーブルが備えられますが、
普通列車運用ではそれが省略されています。

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千曲川に沿って走る飯山線。
車窓からはその流れが望めます。
(・∀・)イイネ
ちなみに、この蓮(はちす)のあたりも、
川と列車を絡めて撮れる好ポイントが点在しており、
もしもレンタサイクルという選択肢がなければ、
私は「記念号」をこの付近で撮るつもりでした。
▲飯山線 蓮-替佐(車窓から)

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そんな千曲川沿いを走る列車に
揺られながらいただく昼食は、
飯山名物の「笹ずし」。
笹ずしは戦国時代に飯山の人々が
上杉謙信へ野戦食として贈ったと云われる郷土料理。
笹の上に酢飯をおき、
山菜やシイタケ、クルミ、紅ショウガなどをのせた
山里の素朴なおすしです。
(゚д゚)ウマー!

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豊野が近づくと右手に現れた電化路線は
長野と妙高高原のあいだを結ぶ、
三セク路線のしなの鉄道北しなの線。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
飯山線の上り列車は豊野から長野まで
北しなの線に直通します。
▲飯山線 信濃浅野-豊野(車窓から)


山あいを千曲川に沿って走る飯山線の車窓風景は、飯山から下り方向へ進んだほうがその魅力を深く味わえるのですが、今回の私は上り列車に乗って長野のほうへ向かいます コッチ…((((o* ̄-)o。それでも、蓮(はちす)と替佐(かえさ)の駅間などでは川沿いをゆくようなところもあり、わずかながら飯山線らしい車窓風景を「おいこっと」に乗りながら楽しむことができました (・∀・)イイネ。なお、飯山線の十日町から長野のあいだは一昨年に乗車しているので、ぜひそちらの記事も参照してみてください。
飯山線の上り列車は、路線的な終点(起点)となる豊野からしなの鉄道北しなの線(旧・信越本線)に直通し、県都のターミナル駅である長野まで行きます。しかし、私が列車を降りたのは長野でなく、そのひとつ手前に位置する北長野(きたながの)( ̄△ ̄;)エ?。


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終点の長野・・・でなく、北長野で下車。
発車する「おいこっと」をホームで見送ります。
いつかは観光列車として運行する、
真の「おいこっと」に乗ってみたいもの。
マタネ( ゚д゚)ノシ
▲しなの鉄道北しなの線 北長野

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北陸新幹線の高架下スペースに設けられ、
平べったい印象を受ける北長野の駅舎。
( ̄  ̄*)ヒラタイ
当駅で私が降りるのはこれが初めてですが、
新幹線の建設前にはおそらく
別の形をした駅舎があったのでしょうね。
▲しなの鉄道北しなの線 北長野


飯山1217-(飯山132D)-北長野1257

北長野は北しなの線のみの単独駅*で乗り換え路線はなく(*旅客駅のほかに貨物駅が併設)、立地的にも閑静な住宅街に位置しており、とくに目立った名所などは無いようで(私が名所を知らないだけかもしれないけれど)、ぶっちゃけて言えば地味な駅 ( ̄、 ̄*)ジミ。しかし、そんな駅に降り立った鉄ちゃんは私だけでなく、この日は一見して同業者と分かるような方々が多く見られます ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。
実はこの北長野は、JR東日本のなかでも屈指の規模を誇る車両基地と車両工場が併設された、「長野総合車両センター」の最寄り駅 (・o・*)ホホゥ。そして冒頭でもちょろっと触れたように、「鉄道の日」にちなんでイベントが目白押しとなった週末の本日(10/5)は、当センターの一般公開イベント「JR長野 鉄道フェスタ」が行なわれているのです (゚∀゚*)オオッ!。


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北長野の駅から長野の方向へ歩いて15分ほど、
...(((o*・ω・)o
JRの長野総合車両センターで催されているのは、
一般公開イベントの「鉄道フェスタ」。


今旅いちばんの目的はもちろん「飯山線開通90周年記念号」を戸狩野沢温泉の撮影ポイントで撮ることでしたが (^_[◎]oパチリ、それと合わせて「鉄道フェスタ」にも訪れることが可能なスケジュールがウマく組めたため ъ(゚Д゚)グッジョブ、私は「記念号」の撮影後に飯山から北長野へと駆けつけました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!(このイベントが先述の“とある場所”です)。
そして私にはこの公開イベントという機会で、ぜひとも見たいと思っているお目当てがあります エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ!?。それは事前に展示が告知されており、実際に会場内でもひときわ多くの鉄ちゃんを惹き付けていた、この車両 (=゚ω゚=*)ンン!?。


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たくさんの鉄ちゃんが群がっていた検修庫。
そこにはいったい何があるのかというと・・・。
(「゚ー゚)ドレドレ

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検修庫のなかにたたずんでいたのは、
189系「あさま色」のN102編成(左)と、
E257系のN106編成(右)。
私にとっては久しぶりに会う189系です。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
▲JR東日本 長野総合車両センター


イッパーキュー、イタ━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━ッ!!
屋外でなく検修庫のなかに並べられていたのは、かつて信越本線の「あさま」や中央本線の「あずさ」などの特急に使われていた189系(N102編成)と、おもに中央本線の特急「あずさ」や「かいじ」などで使われたE257系(N106編成)で、どちらも信州にゆかりのある特急型車両 w(*゚o゚*)wオオーッ!。とくに189系・N102編成のほうは国鉄特急型の貴重な生き残りであり、ファンに絶大な人気を誇っています (*゚∀゚)=3ハァハァ!。かく言う私もその動きを追って、機会を見つけてはちょくちょくカメラを向けていました (^_[◎]oパチリ。
しかし・・・とても残念なことに、製造から約50年の車齢となった当編成は、車体の老朽化を理由に退役 ( ̄△ ̄;)エッ…。今年の3月を持って運行を終了し、鉄道趣味誌によると6月25日に除籍(廃車扱い)となってしまったようです (´・ω・`)ショボン。私にとっては、いまからほぼ一年前となる昨年10月の「信越線開業130周年記念号」が走る姿を捉えた最後の撮影でした。


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189系には特急「あさま」のヘッドマーク、
反射でちょっと見づらいですが、
E257系には「中央ライナー」の表示が
掲出されています。
現在はどちらも見られない過去の列車ですが、
とくに189系の「あさま」は懐かしい・・・。
(ノ∀`)ナツカシス
▲JR東日本 長野総合車両センター


そして引退後のN102編成はほとんど動きなく、この長野総合車両センターの構内に留置され、今回のイベントでの展示が久しぶりとなる公の場での姿となったのです (゚∀゚*)オオッ!。引退(運行終了)から半年以上が経ってもピカピカに磨かれた状態で展示された189系には、現場の方の当編成に対する愛情が感じられ、国鉄特急型ファンの一人としてはその美しい姿が見られただけでもここへ足を運んだ価値がありました ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。
特急「あさま」のヘッドマークを掲出した正調スタイルの189系を眺めていると、峠の釜めしを食べながら碓氷峠(現在は廃止となった信越本線の横川~軽井沢)を越えた思い出が沸々とよみがえってきます (´ー`)シミジミ。


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傍らのクモヤ143とともに
まるで検査を受けている
現役車両かのような189系・N102編成
・・・ですが、
「きれいな姿しているだろ。
ウソみたいだろ。
廃車なんだぜ、それで。
もう、動かないんだぜ・・・。」
(。_。`lll)…
▲JR東日本 長野総合車両センター

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凛々しい横顔に添えられた、
■ASAMA■のロゴ。
特急「あさま」よ、そして189系よ、
その思い出は永遠に・・・。
▲JR東日本 長野総合車両センター


お目当ての189系に出会えて嬉しくもあり、ひょっとするとこれが最後の撮影機会かもしれないと思うと切なさも感じる複雑な心境のなか、自分なりに満足のいく記録を残すことができました【◎】]ω・`)パチッ! 。
あとは時間の許すかぎり、場内の展示をサクッと巡ってみましょう ...(((o*・ω・)o。だいぶ記事が長くなったので、ここからは写真の羅列で失礼いたします。


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189系とともに
検修庫のなかで展示されたのは、
湘南色の荷物電車こと、
事業用車両のクモヤ143-52。
(゚ー゚*)クモヤ
同車と言えば個人的には、
昨年の春先に撮影へ訪れた、
篠ノ井線の“霜取り列車”が思い出されます。
▲JR東日本 長野総合車両センター

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これは飯山線で乗った列車と同仕様の
キハ110系「おいこっと」ですが、
(´▽`*)オイコット♪
さきほどのキハ110-235が白ベースなのに対し、
こちらのキハ110-236はエンジ色がベースの車体色。
観光列車としての「おいこっと」は基本的に、
色違いの二両編成で運行されます
(単行運転の場合もあり)。

▲JR東日本 長野総合車両センター

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長野総合車両センターは
長野工場と呼ばれていた国鉄時代から、
車両の改造を多く手がけてきた工場。
この中央線用のE233系は、
グリーン車の組み込みに向けた
トイレの設置工事が行なわれているのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲JR東日本 長野総合車両センター

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窓まわりが鮮やかなオーシャンブルーの特急型車両。
これは中央線系統の特急列車から、
東海道線の特急「踊り子」へ転用される(と思われる)、
E257系の新塗装(2000番台)です。
相模湾の海景色に似合いそうな色ですね。
(・∀・)イイネ
▲JR東日本 長野総合車両センター

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JRの車両センターですが、
この日の場内では新潟の三セク路線、
越後トキめき鉄道のET127系の姿も見られました。
(゚ー゚*)トキテツ
見慣れないカラーリングだけれど、
これも新色なのかな?
▲JR東日本 長野総合車両センター

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屋外の留置線に並べられたのは、
当車両センターに所属する事業車たち。
向かって右から
スカ色の荷物電車ことクモユニ143-1、
訓練車の115系(N15編成)、
そして209系を改造した新しい訓練車。
なかなかマニアックなラインナップです。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
長野色(帯)の209系は新鮮な印象ですが、
かつての京浜東北線にも見えるね。
▲JR東日本 長野総合車両センター

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115系訓練車の正面には、
「ありがとう 3代目115系訓練車」
の表示が掲げられていました。
209系への置き換えにより退役する同車。
訓練車でも世代交替により
国鉄型の古い車両が消えつつあります。
(´・ω・`)ショボン
▲JR東日本 長野総合車両センター

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架線の張られていない場所で
寂しそうに留置(放置?)されていたのは、
上越線や両毛線などで使われた
高崎車両センターの湘南色115系(右)と、
簡易運転台構造で特異な顔立ちだった
クモハE257を先頭にしたE257系の付属編成(左)。
クモハは転用改造の対象にはなっていないようで
このまま廃車なのかな・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
▲JR東日本 長野総合車両センター

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かつて大糸線などで活躍した
ED60形1号機。
新形直流電気機関車のパイオニアとして
保存価値の高い同機ですが、
こちらも屋外で放置状態です。
▲JR東日本 長野総合車両センター

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長野総合車両センター内に併設されている
社員のための教育施設
「長野スキルアップセンター」にて
教材として使われているのは、
これまたちょっと新鮮な印象を受ける、
長野色(帯)の205系(クハ204-118)。
ただし行先方向幕は長野支社管内のものでなく、
もともとの京葉線時代のままでした。
( ̄▽ ̄*)トーガネ
▲JR東日本 長野総合車両センター


車両基地の公開イベントというと、現役車両を屋外の留置線に並べて展示するというのが一般的ですが、この長野総合車両センターは先述したように大規模な工場が併設されているため (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…、どちらかというと車両基地よりも検修棟や作業棟など棟内での展示がメインだったように思います。それはそれで面白く、「踊り子色」(?)へ塗り替え途中のE257系など興味津々で眺めちゃいました (*゚∀゚)=3ハァハァ!。また、当センターは役目を終えて廃車扱いとなった車両を解体処分するような施設も備わっているため、少し寂しげな一面も垣間みた気がしました σ(・∀・`)ウーン…。
一時間半ほどの滞在でだいたい一巡できたようなので、これにて見学は終了 (´w`*)ドツカレサン。会場へ来るときは北長野の駅から歩きましたが、帰りは無料のシャトルバスを利用して長野駅に戻ります (゚ー゚*)バス。


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「鉄道フェスタ」の会場と長野駅の間には、
イベントに合わせてシャトルバスが運行しています。
ちなみに青いJRバス(左)が長野駅ゆきで、
赤い長電バスは会場から離れた場所に設けられた、
駐車場ゆきだそうです。

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会場から長野駅の東口までは
20分ほどで到着。
さ、長野のお土産を買って帰りましょ。
カエロ…((((o* ̄-)o
▲信越本線 長野


これであとはもう長野から東京へと帰るだけ。
往路は「飯山線開通90周年記念号」の運転に間に合わせるために北陸新幹線を使いましたが バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、帰路では旅の行程にちょっと変化をつけたいのと、旅費を少しでも節約しようと思い(後者のほうが主な理由 (。A。)アヒャ☆)、新幹線でなく在来線の普通列車を乗り継いで行くこととしました (´∀`;)セコイ。
ちなみに、かつて信越本線の全線が健在だったころ(1997年以前)は、同線が長野から東京へ通じるオーソドックスな経路でしたが、碓氷峠のある軽井沢と横川のあいだが分断(廃止)された現在だと、篠ノ井線と中央本線を乗り継ぐ松本経由が、普通列車旅を好む「18きっぱー」の常識となった感があります (-`ω´-*)ウム(いまは「18きっぷ」のシーズンではありませんが)。
まあ、時間はかかるけれど、車窓名所として知られる姨捨(おばすて)の眺望などを楽しみながら、のんびりと帰りましょ ノコノコ...(((o*・ω・)o。


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長野から乗る
篠ノ井線の松本ゆき普通列車は、
短い二両編成のE127系。
私はロングシートの一角に座れましたが、
立ち客も多く見られました。
▲信越本線 長野

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篠ノ井線と言えば
日本三大車窓のひとつに挙げられる、
姨捨付近から望む善光寺平の展望。
・・・ですが、車内が混んでいたので
立っている方のスキマから覗くように眺めますた。
|∀・)チラッ
朝の雨がウソのように爽やかな秋晴れです。
▲篠ノ井線 稲荷山-姨捨(車窓から)


「飯山線開通90周年記念号」の撮影をメインとした信州への鉄道旅。
事前の天気予報では台風の名残りとなった温帯低気圧の影響で、激しい雨風も覚悟していましたが (´д`;)アウ…、結果的に「記念号」の撮影では晴れなかったものの小雨程度で済み、しっとりとした秋雨の山村風景というレトロな客車列車が走る舞台としては決して悪くない雰囲気のなかで、満足のいく撮影ができました (^_[◎]oパチリ。ただ、もちろん晴れていたらまた情景は変わって見えたと思うので、晴天の眩しい日差しのもとで撮りたかったと言う気持ちも少なからずあります σ(・∀・`)ウーン…。
そして、その後に訪れた長野総合車両センターの公開イベント「鉄道フェスタ」では、お目当ての189系が見られたことはもちろんのこと、工場にて整備を受ける車両たちを間近で見学できるなど、趣味的に充実した鉄分補給ができました (-`ω´-*)ウム。ちょっと慌ただしかったけれど、記念列車の撮影と公開イベントの見学が掛け持ちできるなんて、いかにも「鉄道の秋」らしい週末だったなぁ・・・ъ(゚Д゚)グッジョブ。
またそれ以外にも、飯山線ではたまたま「おいこっと」仕様のキハ110系に当たったし (o ̄∇ ̄o)ラキー♪、篠ノ井線では立ち客のスキマから日本三大車窓の風景もチラリと眺められた |∀・)チラッ。撮り鉄も乗り鉄も存分に満喫した旅でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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松本では乗り換えるついでに、
駅の構内でお蕎麦を食べていきましょう。
当駅名物の「特上そば」は
ホームにある立ち食いスタイルのお店ながら
生蕎麦を茹でるこだわりの一品で、
駅そば好きのあいだでは味に定評があります。
(゚¬゚)ジュルリ
チョイスしたメニューはその特上そばに
鹿肉と山菜をのせた「鹿肉そば」。
信州らしいお味が楽しめました。
(゚д゚)ウマー!

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松本からふたたび普通列車を乗り継いで、
都内まで中央本線を上ります。
...(((o*・ω・)o
松本~甲府と甲府~大月で乗った211系は、
ラッキーなことにどちらも
セミクロス仕様(ボックスシート)でした。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲篠ノ井線 松本

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駄菓子菓子(だがしかし)・・・
先行する特急列車がシカと衝突した影響で
私の乗る普通列車にも遅れが出ました。
これはひょっとして、
松本で鹿肉そばを食べたことによる、
シカの呪いかなぁ・・・。
(^^;)ゞポリポリ

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大月で接続したラストランナーは、
快速電車の東京ゆきで、
オレンジ色のE233系です。
▲中央本線 大月


長野1506-(篠ノ井2242M)-松本1625~1721-(中央444M)-甲府1915~1945-(350M)-大月2033~2050-(2184M)-三鷹2206




※そして今週末も勢力の強い台風が
日本列島に接近・・・(´д`;)アウ…。
せっかくの三連休が台無しなのは残念です。
進路に当たりそうなみなさま、
どうぞじゅうぶんにお気をつけてお過ごしください。
大きな被害が出ませんように・・・。



※10/15追記。

列島の各地に甚大な被害をもたらした台風19号、
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

そしてなんとも残念な偶然ですが、
拙ブログの今記事で取り上げた千曲川が氾濫し、
広範囲の住宅街や田畑、新幹線の車両センターなどが浸水。
水没した北陸新幹線の車両は衝撃的な映像でした・・・。
私は一週間前にこのあたり(北しなの線の豊野付近)を
列車で通ったばかりということもあり、
とくに心痛な思いを抱いています。

被災地の方々のご苦労は計り知れないものと思いますが、
一日も早くもとの生活に戻れるよう、
そして北陸新幹線をはじめとする各地で被害にあった路線が、
早期に復旧されることを切に願っています。