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ONE-shot 445 還暦祝い [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 445 還暦祝い

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ひと昔前の文化を懐かしむ
“昭和・平成レトロ”なるものが
巷でちょっとしたブームだそうですが、
( ̄  ̄*)レトロ
郷愁感漂うローカル線の風景にマッチした
小湊鐵道のキハ200形こそ
まさに“レトロ(懐古的)”という言葉が
ぴったりハマる
昭和生まれの古い気動車(ディーゼルカー)。
(´ω`*)シブイ

1961年から1977年に渡って
全14両が製造されたキハ200形。
そのなかで1961年製のキハ201が
就役から60周年を迎え、
それを記念して正面(下り方のみ)に
大きなヘッドマークが掲げられています。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・還暦】*:・゚\(゚▽゚*)
(なお、同じく1961年製のキハ202は
2020年に運用を離脱)。


60歳の“還暦”といえば人間なら
“赤いちゃんちゃんこ”で祝うのが慣習で、
キハ201の顔を飾るヘッドマークも
それを意識したような赤い色。
(o ̄∇ ̄o)チャンチャンコ?
ならば私はそれを“赤い鉄橋”にて撮影し、
お祝いの気持ちを表してみました。
(^_[◎]oパチリ

・・・な〜んて、
ホントは別の用事のついでに
小湊鐵道へちょろっと立ち寄ったため、
起点の五井(ごい)から近くて
手軽に撮れるという理由で
この場所(光風台の第一養老川橋梁)を
選んだだけなんですけどね。
(^^;)ゞポリポリ
赤い鉄橋を還暦に結びつけたのは
適当な後付けです。

でも、冴えない曇天という状況で、
赤い鉄橋はいいアクセントに
なってくれたと思います。
(・∀・)イイネ


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古い車両を整備して、
通常運用で日常的に走らせるのは
きっと大変なご苦労があると思われますが、
この還暦を迎えたレトロなディーゼルカーが
末長く活躍してくれることを
ファンの一人として願っています。


▲22.1.23 小湊鐵道 上総山田-光風台
(後追い)



近鉄名古屋線・・・80000系「ひのとり」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.12.28 近鉄名古屋線
祝・2021年度ブルーリボン賞」
80000系「ひのとり」 撮影
 
 
前回からの続きです。

冬場に“ユリカモメ”が飛来する湖畔の駅として、テレビの旅番組で紹介されていた名所(?)に行ってみたいと思った私は (・∀・)イイネ、JR全線の普通列車が一日乗り放題となる「青春18きっぷ」を片手に、東京から東海道線の普通列車を乗り継いで静岡県へと向かい (*・∀・)つ[18]、同県の掛川(かけがわ)を起点とする“天竜浜名湖鉄道(通称・天浜線)”を訪れます ( ̄∇ ̄*)テンハマ。
元は国鉄の路線(二俣線)だった天浜線、いまも所々に残されている古い木造の駅舎や、むかし使われていた車両の展示(保存車両)など、趣味的に興味深い“国鉄遺産”を眺めながら当線を進み ...(((o*・ω・)o、目的地である浜名湖畔の浜名湖佐久米(はまなこさくめ)駅に着くと、そこで迎えてくれたのは期待どおりたくさんのユリカモメ w(*゚o゚*)wオオーッ!。ホームに入線する列車と飛び立つユリカモメをいっしょに撮るのは思ったよりもタイミングが難しかったけど、何回かのチャレンジでどうにか個人的に納得のいくものが撮れました (^_[◎]oパチリ。
その後は天浜線を乗り通し、夕方に終点の新所原(しんじょはら)へ到着 (・ω・)トーチャコ。
さて、私はここから次にどこへ向かうのか・・・ σ(゚・゚*)ンー… 。


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天浜線が終着した新所原は
東海道線との接続駅。
313系の豊橋ゆき下り普通列車が
ホームに入ってきました。
その向こう(写真左奥)にチラッと、
ここまで乗ってきた天浜線が覗きます。
|∀・)チラッ
▲21.12.27 東海道本線 新所原

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豊橋ではわずか2分の接続で、
当駅始発の大垣ゆき新快速に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
いつもながら東海道線の乗り継ぎは
接続時間が短くて慌ただしいなぁ・・・。
ε-(´o`;A フゥ…
▲21.12.27 東海道本線 豊橋

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豊橋発車後の車窓から見た夕空。
なんだか幻想的な空です。
ちなみに遠くに見えるトラス橋は、
豊川放水路をまたぐ東海道新幹線の鉄橋。
▲21.12.27 東海道本線 豊橋-西小坂井
(車窓から)

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豊橋から速達列車の新快速で50分、
愛知の県都、名古屋に到着。
(・ω・)ニャゴヤ
私はひと足早く冬休みに入ったけど、
今日(12/27)は平日の月曜日で
ちょうど帰宅ラッシュの時間帯です。
▲21.12.27 東海道本線 名古屋

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ちょいと家電量販店へ買い物があって
(スマホの電源コードを家に忘れてきたの ^^;)、
名古屋の改札外へ出たら、
そこではご当地のマスコット的存在(?)の
“ナナちゃん”巨大マネキン)に遭遇。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
新年をお祝いする(初売りをPRする)
“鏡餅姿”ですた(笑)
( ̄  ̄*)モチ

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そして名古屋の駅構内で確認した
現在の運行状況は・・・
え?大雪の影響で
東海道線の関ヶ原〜米原が
運転見合わせですと!?
( ̄△ ̄;)エッ…


静岡県西端の新所原から普通列車と新快速列車を乗り継いで東海道線を下り、日が暮れたころに着いたのは愛知県の名古屋 (・ω・)ニャゴヤ。
すると、駅構内の案内放送が何やら騒がしいので、運行状況を確認してみたところ (=゚ω゚=*)ンン!?、岐阜と滋賀の県境に位置する関ヶ原付近で降り続く大雪の影響により、東海道本線は関ヶ原と米原のあいだ(と、JR西日本管内にあたる米原〜近江八幡)が運転を見合わせており、東海道新幹線も大幅な遅れが出ているらしい (´△`*)アリャマ。とくに在来線(東海道線)のほうは運転再開の見込みが立たないとのこと。関ヶ原はそんなスゴい大雪に見舞われているのか・・・( ̄  ̄;)ユキ…。
“天浜線のユリカモメ”をとりあえずの軸とした今旅、その後の私の行動計画には新所原から東海道線を西進して京都や大阪まで行く案や、米原から北陸方面へ向かう案など、いくつかの選択肢を考えていましたが σ(゚・゚*)ンー…、もしそれらを選んでいたら、この大雪による運転見合わせの影響をモロに受けていたでしょう (ノO`)アチャー。でも、名古屋から私が進んだのは、幸いにもそちら方面ではありませんでした コッチ…((((o* ̄-)o。
(影響を受けた方々(とくに“18きっぱー”の同士)は、大変だったみたいですね・・・。お見舞い申し上げます ^^;)。


0007.jpg
車両は東海道線と変わらない313系ですが、
こちらは関西線の亀山ゆき下り普通列車。
ボックスシートを備えたセミクロス車でしたが、
混んでいて席には座れず・・・。

▲21.12.27 東海道本線 名古屋

0008.jpg
途中の桑名で
普通列車よりも先行すると案内された
快速「みえ」に乗り換えて、
四日市に到着。
(・ω・)トーチャコ
▲21.12.27 関西本線 四日市


夕方の帰宅ラッシュで混雑する関西線の亀山(かめやま)ゆき普通列車に乗り、「四日市へお急ぎの方と、津、松坂、伊勢市方面へおいでの方は、このあとの快速「みえ」にお乗り換えください」との案内放送を聞き ナカオ( ̄  ̄*)ミエ、途中の桑名(くわな)で乗り換えて(だったら始発駅の名古屋から「みえ」に乗ればよかった ^^;)、私が下車したのは三重県の四日市(よっかいち)(゚ー゚*)ヨッカイチ。
日没となった本日はここまでとし、明日の目的のためにこの地で宿泊します (´w`*)ドツカレサン。


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名古屋から関西線で45分、
やってきたのは四日市。
当駅はJR関西本線の単独駅ですが、
二駅下り方の河原田から分岐する、
第三セクター路線の伊勢鉄道も乗り入れて
当駅を発着しています。
また、西方へ1.5キロほど離れたところには
近鉄の近鉄四日市駅と
あすなろう鉄道のあすなろう四日市駅が所在し、
街としてはそちらのほうが栄えています。
(゚ー゚*)ヨッカイチ
▲21.12.27 関西本線 四日市


新所原1608-(東海道959M)-豊橋1618~1620-(2337F新快速)-名古屋1713
名古屋1822-(関西1325M)-1850~1857-(2921D快速みえ21号)-1907

そういや私は今から五年前(2016年)の年末にも、近鉄から三セクへ路線が経営移管された「四日市あすなろう鉄道」を乗り直すために、ここ四日市で泊まったっけ。数年が経っても同じ時期に同じ場所を訪れると、そのときのことが鮮明に蘇るものです (´ω`)シミジミ。んじゃ、五年前とおなじく今宵もまた、ご当地名物の“アレ”をいただくとしますか (゚
¬゚*)ジュルリ。


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工業の街として知られる四日市、
そこで働く人たちのスタミナ源といえば、
四日市名物の「とんてき」。
(o ̄∇ ̄o)トンテキ♪
“とんてき”とは豚ステーキの略で、
ソテーした厚切りの豚肉にウスターソースを絡めて、
ニンニクを添えたと言う、
なんともパンチのあるご当地グルメです。
これはビールに合うなぁ。
凵Dヽ(>∀<*)プハーッ!!。



12月28日(火)

四日市で迎えた二日目の朝 ('-'*)オハヨ♪。
昨日の名古屋駅で目にした列車の運行情報にもあったとおり、この冬いちばんの強烈な寒波の影響によって、滋賀県の彦根や米原では観測史上一位の大雪となり、国道では何台ものクルマが立ち往生、鉄道も東海道線が一部区間(関ヶ原〜近江八幡)で終日運休となるなど大変な状況だったようで、昨夜の私は投宿してからずっとそのニュースを流すテレビに釘付けでした ( ̄  ̄;)オオユキ…。そして彦根ほどではないものの、名古屋やここ四日市でも昨日は雪が降ったみたいで、路面にはまだ積雪や凍結が見られます σ(゚・゚*)ンー…。ただし今日は天候が回復するらしく、三重県をふくむ東海地方は“曇りのち晴れ”の予報 (゚∀゚)オッ!。


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前日に降った雪が残る四日市。
アイスバーンで滑らないように
駅へ向かいます。
...(((;`・ω・)
駅舎の向こうはうっすらと朝焼け?
▲21.12.28 関西本線 四日市


街なかにJRと近鉄(とあすなろう鉄道)の駅が、それぞれ離れた場所にある四日市(お互いの駅間は徒歩で15分ほど)。私は前日にも下車したJRのほうの駅へと向かい コッチ…((((o* ̄-)o、そこで「18きっぷ」に今日の日付印(改札印)を捺してもらって、関西線の名古屋ゆき上り区間快速列車へ乗ります (*・∀・)つ[18]。
車両はスタンダードな313系だろうと思って待っていると、ホームに入ってきたのは意外にも、国鉄型の211系0番台(K52編成)でした (=゚ω゚)ノ゙ヤア。


0013.jpg
四日市のホームに入ってきた区間快速。
お!これは211系の0番台じゃん。
(゚∀゚)オッ!
▲21.12.28 関西本線 四日市

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クモハ211形0番台は
わずか2両のみ製造された形式区分。
久しぶりに会った気がするなぁ。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
(ちなみに211系の0番台は
JR東日本にも存在する編成だけど、
0番台のクモハは東海車のみ)。


東海道線などでもよく見かけて、実際に昨日の静岡から掛川まで乗った列車にも併結されていたお馴染みの211系ですが (゚ー゚*)ニゲゲ、JR東海に所属する当系は大半・・・というかそのほとんどが、国鉄の設計を引き継いでJRとなってから製造された車両で、当社オリジナルの5000番台、6000番台に区分されています ( ̄。 ̄)ヘー。
でも実は国鉄の最末期(1986年)にわずか二編成(4両編成・二本)だけ、中京圏用(現在のJR東海エリア)に211系が投入されており(当時の神領電車区所属)、それがこの5000や6000に番台区分されていないノーマルな0番台(基本番台)(・o・*)ホホゥ。そして現在のJR東海における最後の“真の国鉄型車両(国鉄時代に製造された車両)”という、ちょっと貴重な存在です (゚∀゚*)オオッ!。


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これは国鉄時代の写真で、
運用を開始したばかりの中京圏用211系。
現在のオレンジと緑でなく、
当時は青と白の帯が巻かれており、
見た目は415系1500番台っぽいですね。
σ(゚・゚*)ンー…
JR化後はすぐに現在の帯色へ変更され、
たしか青帯は一年くらいしか見られなかったハズ。

▲86.12 東海道本線 浜松

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浜松でデカ目の113系や
クリーム色の117系と顔を合わせる、
快速運用に就いた青帯の211系。
東海道線の懐かしい顔ぶれです。
(*´ω`*)ナツカシス
▲86.12 東海道本線 浜松

0902.jpg
「クモハ211-1」という希少形式には
当時の私も気を留めていたようで、
こんな写真を撮っていました(笑)
(^_[◎]oパチリ


駄菓子菓子(だがしかし)、ほかのJR各社以上に国鉄型の置き換え(国鉄型の駆逐)が著しいJR東海において、ここまでよく生き残ったと思う211系の0番台ですが (-`ω´-*)ウム、今春より新たに投入される新型車両の315系へ置き換えられることが既に決定しており、まもなく引退する予定となっています (´・ω・`)ショボン。
ホントたまたまの巡り合わせだったけど(ある意味“異端車”なので、運用は決まっているのかな?)、デビュー時の青帯時代から知っている当車にここで会えたのは、ちょっと感慨深いものがありました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
・・・と言っても、乗車したのは四日市からほんの一駅の3分間だけ (´・ω`・)エッ?。別れを惜しむ間もなく、次の富田浜(とみだはま)で私は列車を降ります (・ω・)トーチャコ。


0015.jpg
四日市の次の富田浜で降りて、
発車してゆくK52編成を見送ります。
おそらくこれが私にとって
最後の別れとなるでしょう。
サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~
▲21.12.28 関西本線 富田浜

0016.jpg
無人駅の富田浜。
開業時は海水浴場への最寄駅だったそうですが、
コンビナートの建設などによって海水浴場はなくなり、
今は工場勤め通勤客や近隣住民がおもな利用者です。
異様に広く感じる待合室は
海水浴客でにぎわっていた頃の名残りかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲21.12.28 関西本線 富田浜


四日市0714-(関西2350M)-富田浜0717

四日市市の郊外にある富田浜は、ほかに乗り換える路線はない、関西線のみの単独駅。ということは、ここで私が降りた目的は関西線を走る列車の“撮り鉄”でしょうか σ(゚・゚*)ンー…。当線には313系や211系を使用した普通列車のほか、キハ75系の快速「みえ」、キハ85系の特急「南紀」、さらにはDF200形ディーゼル機関車が牽引する貨物列車など、けっこう見られる車種が豊富な路線です (・∀・)イイネ。


0017.jpg
駅を出て線路沿いを歩いていたら
四日市の港までセメントを運ぶのだと思われる
貨物列車が通過してゆきました。
(; ̄▽ ̄)ア…
すぐ来るのがわかっていたら、
富田浜の駅で狙ったのにな・・・。
(^^;)ゞポリポリ
ちなみに下を流れるのは米洗川。
▲21.12.28 関西本線 富田浜


しかし私は駅近くの踏切を渡ったら、線路と垂直に西のほうに向かって歩き、関西線の沿線から離れます ...(((o*・ω・)o。“米を洗う川”と書いて米洗川(よないがわ)と読む、由来は知らないけどちょっと面白い名の川沿いに進んでゆくと、やがてその先に関西線とは別の路線の踏切が見えてきました (゚∀゚)オッ!。
これは何線だ?


0019.jpg
クルマ一台分が通れる小さな踏切。
そこを横切ってゆくのは・・・
近鉄の電車(1000系)ですね。
(゚ー゚*)キンテツ?


私が歩き着いたと同時にタイミングよく踏切が鳴動し、そこを通過していったのは白とエンジ色(シルキーホワイトとマルーン)のツートンカラーに塗られた通勤型車両の電車 ( ̄  ̄*)マル~ン。これは中京圏や関西圏の方にはお馴染みの「近畿日本鉄道」こと“近鉄”の電車で、この線路は名古屋と大阪、伊勢志摩などをむすぶ列車が走る、“近鉄名古屋線(近鉄名古屋〜伊勢中川)”のものです (゚ー゚*)キンテツ。
そう、今回の私の目的は関西線でなく、この近鉄名古屋線のほうでした (´ω`)ナルヘソ。


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富田浜から歩いてやってきたのは
こんなところ。
線路のまわりに田畑が広がっていて
列車がきれいに望めます。
(「゚ー゚)ドレドレ
築堤上を走ってゆくのは
踏切を通過したものと同じ列車で
1000系+1200系の名古屋ゆき準急。
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田-霞ヶ浦
(後追い)


ちなみにこの場所は近鉄名古屋線でいうと、近鉄富田(きんてつとみだ)と霞ヶ浦(かすみがうら)の駅間に位置しており、最寄駅の霞ヶ浦から歩けば5~6分程度で着くと思われる近さなのですが σ(゚・゚*)ンー…、私がわざわざ関西線の富田浜から20分かけて歩いてきたのは、どうせこのあとの行程で使うことになる、JRの「青春18きっぷ」をなるべく活用しようというセコい理由 (´∀`;)セコイ。でもそれにより、近鉄四日市〜霞ヶ浦の片道運賃210円が浮きましたし、関西線では先述した211系0番台にたまたま乗ることもできました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪(ひと駅間だけですが)。


0021.jpg
分厚い雲に覆われた東の空。
天気予報では“曇りのち晴れ”と
なっていましたが
まだ雲が優勢のようです。
(゚ペ)ウーン…


関東人の私にとって、ちょっと“アウェイ感”のある近鉄 ( ̄  ̄*)アウェー。沿線の撮影ポイントなどあまり知らず、事前にネットで検索した撮影地の情報などを参考にしたところ \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、訪れたこの場所は近鉄名古屋線のなかでも“お立ち台”的な定番の撮影ポイントで、踏切の横あたりから名古屋のほうを向くと、田畑が広がるなかを走りゆく列車をスッキリと撮ることができます (・∀・)イイネ。そして晴れれば午前は下り列車(大阪難波・近鉄四日市方面ゆき)に対して順光となるハズなのですが、あいにく太陽は分厚い雲に隠されています (・ε・`)チェ。
こりゃ、日差しはダメか・・・と思いきや (=゚ω゚=*)ンン!?


0022.jpg
北勢の田園を颯爽と駆け抜ける、
21000系の「アーバンライナーplus」。
クリスタルホワイトのボディが
朝日に照らされて浮かび上がります。
(゚∀゚)オッ!
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田-霞ヶ浦
(後追い)

0023.jpg
こちらは2000系の急行列車。
オデコの丸い前照灯と腰部の標識灯、
近鉄に疎い私がイメージする、
いかにも近鉄らしい顔立ちの電車です(笑)
(´▽`*)キンテツ
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田-霞ヶ浦


お日さま、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
雲のスキマからスッと顔を覗かせた太陽が、21000系の特急「アーバンライナーplus」と2000系の急行列車をそれぞれ、鮮やかに照らしてくれたじゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!。白い車体に朝日を受けて、ほんのりと赤みがかった「アーバンライナー」がカッコいい! 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
テレビでみた天気予報では“曇りのち晴れ”となっていたので、これから空模様は好天に転じるのかな・・・と、ちょっと期待したのですが (*゚v゚*)ハレル?、実は結果を先にいうと、この場所で晴れたのは、今のわずかな一瞬(数分程度)だけ (´・ω`・)エッ?。あとはず〜っと東の空に雲が滞留していて、ドン曇りの状態が続きました (´д`;)アウ…。
なので、ちょろっと日が差したこのタイミングに「アーバンライナー」と2000系の急行列車が立て続けに来てくれたのは、あとから思うとラッキーだったかもしれません σ(・∀・`)ウーン…。


0024.jpg
もういっちょ、
今度は下り(大阪難波ゆき)の
「アーバンライナー」がやってきましたが、
もう太陽は顔を出してくれませんでした。
(-ω-;*)イケズ…
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田-霞ヶ浦

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0026.jpg
こちらは近鉄名古屋と
志摩半島の賢島をむすぶ特急(名伊特急)で、
12000系+30000系の「ビスタカー」。
30000系の中間に組み込まれた
二階建て車両が特徴です。
(゚∀゚*)オオッ!!
塗色はリニューアルされたけど、
昭和世代の特急型車両が
いまも健在なのは嬉しいかぎり。
(´ー`)シミジミ
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田-霞ヶ浦
(後追い)


近鉄の大動脈である名古屋線には、今が朝の通勤時間帯ということもあって、特急や急行、準急、普通の各列車、各形式が次々とひっきりなしにやってきます ヽ(=´▽`=)ノワーイ。
私にとってなかなか撮影機会の無い近鉄の車両は、どれを見ても新鮮で楽しいハズなのですが、どんよりとした鉛色の空に撮影意欲はちょっと萎え気味 σ(・∀・`)ウーン…。そんなテンションの低い自分に気合いを入れるべく キアイダ!(*‘ ^’⊂彡☆))Д´) パーン、また、絵的に少しでも曇り空の寒々しい印象が弱まるように、ここで撮り方をちょっと変えてみようと思います (-`ω´-*)ウム。


0027.jpg
大きなパンタグラフを振りかざして走る
1000系の四日市ゆき準急列車。
ひと昔前の近鉄の一般車(通勤型車両)は
マルーンのみの一色に塗られていましたが、
( ̄  ̄*)マル~ン
80年代後半ごろから現在の
シルキーホワイトとマルーンに塗り分けた
ツートンカラーとなっています。
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田-霞ヶ浦

0028.jpg
21000系「アーバンライナー」の進化系(?)で
さらにスタイルが洗練された印象の
21020系「アーバンライナーnext」。
わずか二編成のみの少数派です。
(・o・*)ホホゥ
▲21.12.28 近鉄名古屋線 霞ヶ浦-近鉄富田


踏切脇から田園のなかの農道へと場所を移し ...(((o*・ω・)o、カメラのレンズを望遠レンズに換えて ボーエン( >_o)r┬=≡]、横からのアングルで列車の先頭部のみを切り取るように“流し撮り”【◎】]ω・´)パチッ!。
このように画のなかに動きを付けることで空の色よりも列車の印象がより強くなるし、気を抜くとブレるリスクのある流し撮りは集中力と緊張感も高まります (`・v・´*)ドキドキ。21020系の「アーバンライナーnext」などはこの角度で眺めると、流線形のデザインが強調されて凛々しいじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。(でも個人的には21000系のほうが好みw)。
何本かの列車をファインダー越しに追って、カメラをぶんぶん振り続けていると(流し撮りを続けていると)、だんだん肩が温まってきました。“ウォーミングアップ”はじゅうぶんか!? (*`・ω・´)-3フンス!
いったい何のためのウォーミングアップなのかといえば (゚Д゚)ハア?、実はこの近鉄名古屋線で私がいちばん撮りたかった“ターゲット”の列車が、時間的にまもなくやってくるころなのです σ(゚・゚*)ンー…。やがて先ほどの踏切が鳴動し、名古屋のほうから颯爽と姿を現したのは・・・赤い特急! ε-(°ω°*)キタッ!


0029.jpg
ひのとり、キタ────∵・(゚∀゚)・∵────ッ!!

0030.jpg
鈍色の寒空のもと、
深紅を纏う流麗な特急列車が
“火の鳥”のごとく華麗に舞う。
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田-霞ヶ浦


ひのとりが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
先に見た「アーバンライナー」や「アーバンライナーnext」などの爽やかな白い車体とはまったく異なる、シックで艶やかな深紅に塗られた特急列車。その気品漂う色合いに落ち着きを感じつつも、先鋭的で滑らかな先頭部のスタイルには斬新さも覚えます 。゜+.(´∀`人)ステキ!゜+.゜。この車両は、昨年(2020年)にデビューしたばかりの新しい特急形車両・80000系で、独特な“メタリック・レッド”の車体色が表すその愛称は「ひのとり」(*゚∀゚)ヒノトリ!。
近鉄名古屋と大阪難波をむすぶ、“名阪特急”の看板列車として運行されている「ひのとり」は、そのインパクトある外観だけでなく、客室内ではリクライニングシートを別枠のカバーで覆う「バックシェル構造」を日本の鉄道車両で初めて全席(プレミアム車はもちろん、普通車も)に装備するなど、「移動時間をくつろぎの時間へ」「くつろぎのアップグレード」というコンセプトに合った快適な移動空間を提供 (´ー`)マターリ。
エクステリア(外装)、インテリア(内装)ともに優れていることが大きく評価され、当系は今年度(2021年度)の鉄道車両の最優秀賞である「ブルーリボン賞」を獲得(クルマでいうところの“カー・オブ・ザ・イヤー”、サッカー選手でいうところの“バロンドール”のようなものね)(*゚▽゚)/゚・:*【祝 ブルーリボソ ☆彡】*:・゚\(゚▽゚*)。さらにはジャンルを問わず優れたデザインのものに贈られる「グッドデザイン・ベスト100」(いわゆる“グッドデザイン賞”)を昨年(2020年)に受賞しています (*・`o´・*)ホ─。
今年の最優秀車両に選ばれた「ひのとり」、その熱気が冷めないうちに私も実車を一目見てみたくて、近鉄名古屋線の沿線でカメラを構えてみました (´ω`)ナルヘソ。


0031.jpg
最後部も追ってパチリ。
(^_[◎]oパチリ
車体側面に施された、
「HINOTORI(ひのとり)」の
エンブレムがカッコいい!
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
▲21.12.28 近鉄名古屋線 霞ヶ浦-近鉄富田
(後追い)


できることなら冬晴れの清々しい青空をバックに、華麗に飛翔するような感じで「ひのとり」を撮りたかったところですが、お伝えしてきたとおり生憎のドン曇り “o(-ω-;*)ドングモリ…。それでも通過時にはわずかながら薄日が差して、車体の側面を艶やかに照らしてくれましたし(一枚目)(゚∀゚)オッ!、曇天という条件だったからこそ選択した“流し撮り”という撮り方によって、スタイリッシュな80000系のスピード感がいっそう増して見えるようにも思います 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。これはこれで「ひのとり」らしい絵が撮れたのかもしれません (+`゚∀´)=b OK牧場!。
昨日は天浜線とユリカモメがコラボした、“撮り鉄”ならぬ“鳥鉄”だったけど、今日もまた「ひのとり(火の鳥)」の“鳥鉄”ってか!? ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。

一路、大阪へ向けて走り去ってゆく「ひのとり」の後ろ姿を見送って、撮影は終了 (´w`*)オツカレ…
・・・ではなく、実はいま通過した下り列車の「ひのとり」(58列車)とは逆方向から、今度は名古屋ゆき上り列車の「ひのとり」(7列車)もすぐにやってくるのです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。上下二本の「ひのとり」を同じ撮り方にするのはもったいないので(もしも最初の下り列車で流し撮りを失敗したら、次の上り列車で再トライするつもりだったw)、また少し場所を移動してカメラを構えます コッチ…((((o* ̄-)o。


0033.jpg
次にやってきたのはこんなところ。
田園地帯の名古屋寄り(近鉄富田寄り)から、
名古屋方面に向かう上り列車が狙えます。
このあたりはけっこう雪が残っていますね。
▲21.12.28 近鉄名古屋線 霞ヶ浦-近鉄富田

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雪解けやらぬ田園を駆け抜けて、
名古屋を目指す特急「ひのとり」。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
新幹線や東海道線が雪の影響を受けた昨日、
名阪の移動に近鉄特急を利用された方も
多かったことでしょう。
▲21.12.28 近鉄名古屋線 霞ヶ浦-近鉄富田


もういっちょ、ひのとりが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
このような編成写真は最初に撮影した踏切脇のアングルとあまり変わらないけど、こちらのほうが田んぼにまだ残雪が多く見られて、少しは絵に変化が出たのではないかと思います。冬らしい風情の雪景色で「ひのとり」とは、悪くないじゃないか (-`ω´-*)ウム。
そして先ほどの一本目となる下り列車の「ひのとり」は、先頭部のみをクローズアップして流し撮りをしたため、編成の全体はわかりませんでしたが σ(゚・゚*)ンー…、あらためて今の上り列車で編成を見てみると、先頭車の“プレミアム車両”(JRでいうところのグリーン車)は中間車のレギュラー車両(普通車)と比べて、客室の側窓の位置がかなり高いのがわかります (・o・*)ホホゥ。このプレミアム車両の“ハイデッカー構造”(高床構造)も「ひのとり」の特徴のひとつで、きっと車窓風景は見晴らしがいいのでしょうね。機会があれば乗ってみたいものです (・∀・)イイネ。
ちなみに、この上りの「ひのとり」に使われていた80000系、そのお顔(正面)をよ〜く注視してみると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


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2021と記された青いリボンのマークは
2021年度「ブルーリボン賞」の
受賞を記念したエンブレム。


前面窓の右下にさりげなく、「ブルーリボン賞」の“記念エンブレム”が掲げられているではありませんか!(゚∀゚*)オオッ!
最初の一本目には見られなかったので、当系の全編成に付けられているものではないらしく(ひょっとして一本のみのレア編成かな?)、二本目の列車でこのエンブレムが見られたのはちょっとラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。ただ、もしあらかじめこのマークの存在が分っていたなら、もっとエンブレムが目立つような撮り方をしたのになぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。


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走り去る「ひのとり」をお見送り。
メタリック・レッドの車体は曇天でも映えますが、
やっぱりいつかは青空のもとでまた
撮ってみたいですね。
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田-霞ヶ浦
(後追い)


これで今度こそ、近鉄の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
今年度の「ブルーリボン賞」を受賞した80000系の特急「ひのとり」、そのお祝いを兼ねて(?)撮影に訪れた近鉄名古屋線 (〃'▽'〃)オメデ㌧☆。寒々しい曇天でお天気には恵まれませんでしたが、お目当ての「ひのとり」は、流麗なデザインが特徴的な先頭部の流し撮りと、今の時期ならではの雪景色で編成の全体を入れた、ふたつの撮り方ができて (^_[◎]oパチリ、正味一時間という短い時間で“まずまず”の成果が残せたと思います (´ω`*)マズマズ(やっぱり曇天だと“大満足”にはならないね ^^;)。そして「ひのとり」のほかにも、「アーバンライナー」や「ビスタカー」、一般車(通勤型車両)の急行や普通列車など、私にとって久しぶりとなる近鉄の撮影を堪能 (^_[◎]oパチリ。天浜線のようなのどかなローカル線の旅もいいけれど、車種や種別がバラエティに富んだ大手私鉄の“撮り鉄”はまた楽しいものがありました (=´▽`=)タノシィ♪。

実をいうと、もう少しここで近鉄の撮影を続けたかったところですが(「伊勢志摩ライナー」とかも見たかった)、風が冷たくて積雪もあるような寒い場所に震えながら立っていたら、ちょっとお手洗いへ行きたくなってしまい(昨夜にビールを飲み過ぎたかな?)((((;゚∀゚))))ブルルッ!、これにて撤収とあいなりました (^^;)ゞポリポリ。田園の周囲にコンビニなどは無さそうなので、駅でトイレを借りよ・・・オトイレ…((((o; ̄∀)o。


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駅へ向かう道すがら目にとまったのは、
茂福城(もちぶくじょう)跡
こんなところにお城があったのね。
南北朝時代の応永年間に築城した茂福城は、
伊勢国朝明郡に存在した
北勢四十八家・朝倉氏の居城だそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

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四日市市内の富田に所在する、
近鉄名古屋線の近鉄富田。
普通列車だけでなく、
急行や準急も停車する中規模な駅です。
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田


来たときとは違って関西線の富田浜には戻らず、今度は近鉄の線路に沿った道を北のほうへ進み、撮影ポイントの田園地帯から歩いて20分、やってきたのは近鉄富田 (゚ー゚*)トミタシオリ。
近鉄に乗るか、もしくはすぐにでもトイレを借りたいならば、霞ヶ浦の駅のほうが撮影ポイントからは近いハズなのですが(徒歩で数分程度)、あえて私が近鉄富田のほうを選んだのには、もちろん理由があります。それは・・・おそらく鉄道に詳しい方でしたら、私の次の目的がもうお分かりでしょう (  ̄з ̄)bシーッ!。
でもその前にとりあえず、トイレ、トイレ・・・ε=(ノ゚Д゚)ノ || WC ||


もうちょい続きます  ゚+。(*´v`*)。+゚スッキリ。





☆オマケ★

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hino.jpg
なんとも奇遇なことに、
この年末年始に「ひのとりに乗ったよ」と言う友人が
私のために車内で買ってきてくれたのは、
「近鉄80000系 ひのとり
ブルーリボン賞受賞記念乗車券」。
ホイ(*´ω`)つ[ヒノトリ]
これは願ってもない嬉しいお土産で、
今回撮影した写真と併せていい記念となりました。
ありがとう“心の友よ”(笑)
(*'∀'*)アリガ㌧♪
プレミアム車に乗ったなんて羨ましいっ!
(二枚目は友人からLINEで送られてきた
「ひのとり」の車内の写真)



天竜浜名湖鉄道・・・浜名湖佐久米 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.12.27 天竜浜名湖鉄道
カモメ”が舞う駅
浜名湖佐久米 撮影
 
 
私が“撮り鉄”へ出かけるときはたいてい、国鉄型の古い車両や退役が迫っているような車両、または運転日が限定された珍しい臨時列車やイベント列車などを目的に、撮影計画を立てることが多いのですが σ(゚・゚*)ンー…、時としてテレビの旅番組や情報番組を視ていて、「お、こんないいところがあるんだ。私も行ってみたいなぁ・・・」と思うこともあります (・∀・)イイネ。
今回はそんなきっかけで、鉄旅に出かけたお話。
年も押し迫った12月の最終週、仕事が冬休み(年末年始休暇)に入った私は (´▽`*)フユヤスミ♪、少し前にテレビの旅番組(テレ東系ねw)で紹介されて気になっていた“某所”を目指して、いつもの「青春18きっぷ」(JRの普通・快速列車が一日乗り放題のきっぷ)を手に、自宅の最寄駅を朝イチの初発列車で出発しました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。


12月27日(月)


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旅のファーストランナーは
東京を早朝の5時20分に発車する、
東海道線の沼津ゆき下り普通列車。
車両はJR東日本のE233系です。
▲21.12.27 東海道本線 東京

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明るくなったころに通過した
早川の玉川橋梁から相模湾を眺めます。
(つ▽≦*)マブシッ!
そういえばここへは二日前(12/25)の朝に
“ニーナの甲種”を撮りに来ているんですよね。
▲21.12.27 東海道本線 早川-根府川
(車窓から)

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沼津の一つ手前の三島で
当駅始発の静岡ゆきに乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両はJR東海の313系で、
この区間(熱海〜浜松)にしては珍しく
セミクロスシート仕様の編成でした。
(゚ー゚*)ボックス
▲21.12.27 東海道本線 三島

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清々しい冬晴れのもと、
富士山の雄大なお姿が
車窓からきれいに望めます。
絶好の鉄旅日和。
(´▽`*)フジサン♪
▲21.12.27 東海道本線 原-東田子の浦
(車窓から)

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静岡でさらに先へ進む
浜松ゆきに乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
同じく313系(+211系)ですが、
こちらはロングシート仕様の編成。
 ( ̄  ̄ )ロング
▲21.12.27 東海道本線 静岡


東海道線の沼津ゆき普通列車で東京をあとにし、三島、静岡と列車を乗り継いで、静岡県を横断するように西へと進みます ...(((o*・ω・)o。このままさらに在来線(東海道線の普通や快速)を乗り継いでいくと、名古屋には11時過ぎ、大阪には14時過ぎに着くことができ (・o・*)ホホゥ、同じ列車内にはやはり「18きっぷ」で長距離移動をされる方々もけっこうおられるようですが (*´ω`)つ[18]、今回の私は静岡県の掛川(かけがわ)で東海道線を降りました ( ̄  ̄*)カゲガワ。


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東海道新幹線も停まる掛川。
その駅舎(在来線側の北口)は
瓦屋根と板塀が印象的な木造建築で、
2012年に現・駅舎へ建て直した際には
1940年(昭和15年)に建造された
元の駅舎の資材を再利用して
外観を復元したそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.12.27 東海道本線 掛川


東京0520-(東海道521M)-三島0721~0729-(741M)-静岡0828~0830-(739M)-掛川0915

静岡県南西部に位置する商工業都市の掛川は、掛川城の城下町、また東海道の宿場町として、古くから発達した歴史の深い街で (・o・*)ホホゥ、市の玄関口となる掛川駅は東海道本線のほか、東海道新幹線も「こだま」が停車する主要駅。そしてJRのほかにもうひとつ、当駅を発着する鉄道路線があります。それが私の今旅の目的とする、第三セクター鉄道(三セク)の「天竜浜名湖鉄道・天竜浜名湖線」、通称「天浜線(てんはません)」(゚ー゚*)テンハマ。
その天浜線へ東海道線から乗り換えるには、お互いのホームを直結する便利な連絡改札もあるのですが、私はいったん「18きっぷ」を提示してJRの改札を出場し、天浜線の駅の窓口で当線に有効な“一日乗車券”を買ってから、あらためて入場します (*・∀・)つ[キップ]。


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こちらのトンガリ屋根が天浜線の駅舎。
JR駅の西側に併設されています。
(゚ー゚*)トンガリ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 掛川

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三セク路線の天浜線は
「18きっぷ」では乗れないので
「1日フリーきっぷ」を購入します。
天浜線が全線乗り降り自由で1,750円。
(*・∀・)つ[キップ]

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始発駅の掛川で発車を待つ
天浜線のTH2100形ディーゼルカー。
このシックなモスグリーンは標準色でなく
特別なラッピング仕様で、
お花がデザインされていますね・・・。
(*’∀’*)オハナ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 掛川

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ヘッドマークに記されているのは
「天浜線 人と時代をつなぐ
花のリレープロジェクト」。
これは地域企業や周辺の自治体が
ボランティア団体と連携して
“天浜線の沿線をたくさんの花で飾ろう”
とするプロジェクトだそうです。
だからお花柄のラッピングなのね。
(´ω`)ナルヘソ


天浜線ホームに待機していた天竜二俣(てんりゅうふたまた)ゆきの下り列車は、車内の座席(セミクロスシート仕様)が半分ほど埋まるくらいのお客さんを乗せて、定刻に掛川を発車しました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
ちなみに、通勤・通学時間帯が落ち着いた日中の地方路線というとだいたい、買い物や病院へ行かれる際に利用する、地元のお年寄りが“お得意様”といったところなのですが、いまは小学校が冬休みだからでしょうか、当列車には親子連れがけっこう乗っている印象です σ(゚・゚*)ンー…。


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お花柄のシートカバーが反射して
ちょっとわかりづらいですが・・・
人( ̄ω ̄;)スマヌ
掛川を出た天浜線の列車は
右にカーブして東海道線と分かれ、
北西に進路を取ります。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 掛川-掛川市役所前
(車窓から)


静岡県の第三セクター鉄道、天浜線こと天竜浜名湖線は、東海道本線と接する掛川から、遠州森(えんしゅうもり)、遠江一宮(とおとうみいちのみや)、天竜二俣、西鹿島(にしかじま)、金指(かなさし)、気賀(きが)、三ヶ日(みっかび)などを経て、浜名湖の北岸をまわるように西進し、ふたたび東海道本線と接する湖西市の新所原(しんじょはら)まで、全長67.9キロをむすぶ、遠州地域(静岡県西部)のローカル線 (・o・*)ホホゥ。ちなみに県内唯一の非電化旅客路線で、列車にはディーゼルカー(気動車)のTH2000形(およびTH9200形)が使われています ( ̄  ̄*)ヂーゼル。


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桜木の付近にはその駅名どおり、
線路沿いに立派な桜並木が見られます。
花が満開の頃はきれいでしょうね。
(・∀・)イイネ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 桜木-いこいの広場
(車窓から)

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原谷(はらのや)で
車窓から目にとまったのは、
「日本一長い?プラットホームベンチ」。
本当に日本一長いベンチなのかどうか
“?”が付いているのはご愛嬌(笑)
(゚∀゚)アヒャ☆
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 原谷
(車窓から)

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町なかを清らかな太田川が流れ、
小国神社や天宮神社、山名神社、蓮花寺など
多くの神社仏閣があることから
“遠州の小京都”と呼ばれる森町の遠州森。
(゚ー゚*)モリ
駅の壁に掲げられている「森の石松」は
幕末期に清水次郎長の子分として
活躍したとされる侠客で、
“森”とは故郷のここ森町のことを
表しているのだそうな。
つまり“森町出身の石松さん”なのね。
(´ω`)ナルヘソ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 遠州森
(車窓から)

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後述しますが、
もともとは国鉄の路線だった
天浜線の歴史は古く
(1940年(昭和15年)に全通)、
味わい深いレトロな木造駅舎などが、
いまも多く残されています。
この遠江一宮もそのひとつ。
(´ー`*)シブイ
ちなみに当駅は現在
旧国名の遠江(とおとうみ)が付く
唯一の駅名です。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 遠江一宮
(車窓から)


掛川の市街地を抜けた列車は、牧ノ原台地の西端に位置する平野を淡々と進みます ...(((o*・ω・)o。途中、“遠州の小京都”と呼ばれる森町の遠州森や遠江一宮など、街の景観に合った古い木造駅舎は鉄ちゃんとしてひとつの見どころではありますが (´ω`*)シブイ、それ以外の車窓は田畑や茶畑ばかりが流れる単調な印象。
ちなみに隣のボックスシートに座る親子連れを見ると、お父さんは居眠りをし (´-д-)zzZZ…、男の子のほうはゲームに夢中  (〃’ω’p[]qピコピコ。“ドクターイエロー”のリュックを携えているので電車好きな子だと思うけど、ローカル線ののどかな車窓風景にはあまり興味がないようです σ(・∀・`)ウーン…。
そんな感じで、車外、車内ともにまったりとした空気が流れるなか、列車はまもなく天竜二俣に到着 (”∀”*)フタマタ…。当駅は天浜線の終着駅でない途中駅ですが、天竜浜名湖鉄道の本社や車両基地がある天浜線の要衝で、私の乗った列車はこの駅止まりです (・ω・)トーチャコ。
そしていつものように下車した記録として、とりあえずホームの駅名標を撮ろうとすると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


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天竜二俣に到着(したハズ)。
ここもホームの上屋が古い木造で、
郷愁感の漂ういい雰囲気です。
(´ω`)エモイネ
でも駅名標を見ると・・・
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 天竜二俣

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だいさんむら!?
( ̄△ ̄;)エ?

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だ、第3村!?
(゚∇゚;)エエッ!?

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こ、ここも、第3村!?
工エエェ(゚Д゚;ノ)ノェエエ工!?


な、なんじゃこりゃ〜!? (屮゜Д゜)屮 ヌオォォォォォ!
「天竜二俣」もしくは「てんりゅうふたまた」と記されてあるハズの駅名標がすべて、「第3村」とか「だいさんむら」などとなっているではありませんか! Σ(゚□゚*)ナニーッ!。いったいこれはどういうことだ、いつのまにか駅名が改称されたのか? そもそも「第3村」ってナニ?ここはドコ!? ココ ┐(°o°)┌ ドコ。 “第三セクター鉄道”である天竜浜名湖鉄道の本社所在地だから「第3村」? (´・ω`・)エッ?。んなワケないか。
・・・と、ホントに事情を知らなかった私はマジで戸惑うも エッ?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ?、一日乗車券を提示して改札を出ると、その「第3村」の意味がすぐに分かりました ( ̄д ̄*)ア。


0024.jpg
当駅の待合室に置かれていたボードは
“エヴァンゲリオン”のシンジくん。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア

0025.jpg
そして駅の窓口にはこんなものが。
「人類乗車計画・
エヴァンゲリオン×スタンプラリー」
なるほど。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ


どうやら天浜線(と遠州鉄道)では今、人気アニメの「エヴァンゲリオン」とコラボした“スタンプラリー”(人類乗車計画)が催されており (゚ー゚*)エバ、その拠点となるここ天竜二俣駅は、作中に出てくる架空の駅 “第3村”に扮した装いとなっているようです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。すべての駅名標まで変えちゃうとは、なんとも凝ってますね ( ̄∇ ̄;)ヤルネ。
ちなみに、「エヴァンゲリオン」は最初のテレビアニメ(20年くらい前?)をちょろっと見たことがある程度の私、主要キャラクターなど少しはわかるけど、“第3村”なんて出てきた覚えがないな・・・σ(゚・゚*)ンー… (エヴァに関してコメ欄などでのフォローはとくに不要です)。
そして同じ列車に乗り合わせていた何組かの親子連れは、このスタンプラリーが目的だったみたいで、みなさん一列に並んでスタンプを捺していました 凸ヾ(゚∀゚*)スタンプ。たぶん世代的には子供より親のほうの趣味かな? ま、かく言う私も以前に「ガンダム」のスタンプラリーで熱くなったクチですが(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


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浜松市天竜区に所在する
第3・・・もとい、天竜二俣。
1940年(昭和15年)の
開業時から建つ重厚な木造駅舎は、
ホームの上屋などとともに
登録有形文化財に登録されています。
(´ω`)シブイ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 天竜二俣


掛川0932-(天浜219)-天竜二俣1019

さて、ここ天竜二俣は私が目指す最終目的地ではないのですが、掛川から乗ってきた列車が当駅止まりだったことと、せっかくならこの機会にちょっと立ち寄りたいところがあります σ(゚・゚*)ンー…。それは駅のすぐ西側にある広場のようなスペース(阿蔵駅前広場)で、そこには二両の鉄道車両が静かに佇んでいました(静態保存)(゚∀゚)オッ!。


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天竜二俣駅に併設された阿蔵駅前広場。
遊歩道の先に保存車両があり、
近づいて見学することができます。
(・∀・)イイネ

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冬晴れの青空に映える
タラコ色(首都圏色)のキハ20形(443)。
天浜線の前身である国鉄二俣線で使われていた
国鉄型のディーゼルカー(気動車)です。
(゚ー゚*)タラコ

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いっぽう、こちらは
ブルートレインの“元祖”ともいわれる、
20系寝台車のナハネ20形(347)。
二俣線で寝台列車は走っていませんでしたが、
この20系客車は東海道本線を通る寝台特急
「あさかぜ」や「富士」「さくら」などに使われ、
静岡県や浜松市には少なからず縁のある車両です。
( ̄∇ ̄*)ブルトレ
(この写真は駅の構内から撮影)


有志ボランティアによって整備され、良好な状態で保存、展示されているのは、国鉄型ディーゼルカーのキハ20形と、やはり国鉄型の寝台客車ナハネ20形 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。どちらも貴重な“国鉄遺産”の車両ですが、とくにキハ20形のほうは、天浜線の前身である国鉄の二俣線(ふたまたせん)で使われていた、当地にゆかりの深い車両です (*・`o´・*)ホ─。
国鉄二俣線は浜名湖北岸地域の活性化、および戦災などによって東海道本線が不通となった場合のバイパス的な役割として(非常時迂回線)、1940年(昭和15年)に全通(掛川〜遠江二俣〜新所原)。東海道線と二叉に分かれるから・・・でなく、当時の磐田郡二俣町(現・浜松市天竜区二俣町)の遠江二俣(とおとうみふたまた 現・天竜二俣)を通ることから、二俣線の線名が付けられました ( ̄。 ̄)ヘー。駄菓子菓子(だがしかし)、自家用車が急速に普及した1970年代には利用者が減少し、国鉄は二俣線の廃止を示唆(第二次特定地方交通線(いわゆる赤字ローカル線)に指定)。それを静岡県や沿線自治体などが出資して、国鉄末期の1987年に引き継いだのが、第三セクター鉄道の現・天竜浜名湖鉄道・天竜浜名湖線です (゚ー゚*)テンハマ。
私が当線を“乗り潰し”目的に初めて訪れたのは、すでに天浜線へ転換されたあとで(初乗車・完乗は1992年)、国鉄時代の二俣線に乗ることはありませんでしたが、実はその二俣線が廃止(転換)される際に運転が行なわれた“記念列車”は、ちょろっと撮影しているんです。


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青いEF58形122号機が先頭に立ち、
記念のヘッドマークが掲げられた
「さよなら国鉄二俣線」号。
客車は14系が4両の編成でした。
(ノ∀`)ナツカシス
87年3月14日をもって廃止された二俣線、
国鉄が分割民営化されてJRとなったのは
その半月後の4月1日ですから、
国鉄終焉間近のギリっギリで
三セクの天浜線へ引き継がれました。
▲87.3 東海道本線 沼津

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こちらは「さよなら列車」の運行前に
当時の沼津機関区で佇む122号機。
すでにヘッドマークが取り付けられています。
(゚ー゚*)ゲニニ
この頃は事務所で許可を取ると、
構内に立ち入ることができたんですよね。
☆.(○≧ω')b オケ!
▲87.3 東海道本線 沼津機関区


東海道本線の沼津を始発駅として特別運行された、14系客車の「さよなら二俣線」号。東海道線内の牽引は、当時「ゴハチ」の愛称でファンに絶大な人気を誇っていた、EF58形電気機関車(122号機)がヘッドマークを掲げて務めました (゚∀゚*)オオッ!。二俣線は非電化路線なので、EF58形が牽いたのはおそらく掛川か新所原までで(もしくは静岡か浜松で機関車を換えたのかな?)、二俣線内はディーゼル機関車のDE10形あたりが引き継いだものと思われます。
もし今の私であれば、二俣線に行って最終日(三セク転換前)の“惜別乗車”をするか、または記念列車を二俣線らしい情景で狙うところですが σ(゚・゚*)ンー…、当時の私は「さよなら二俣線」という意識よりは、“名機”の「ゴハチ」(EF58形)を撮ることが目的だったため ε-(°ω°*)ゴハチ!、二俣線まで足を伸ばすことなく、記念列車を沼津で撮影しただけに終わっているんですよね【◎】]ω・)パチャ!。
あれから30年あまり、国鉄時代に乗ることがなかった二俣線に思いを馳せて、天竜二俣の広場に保存されたタラコ色のキハ20形を、私はしみじみと眺めるのでした +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


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天竜二俣の駅周辺には
広場で眺めた二両のほか、
駅前の公園(機関車公園)に
C58形蒸気機関車(389号機)が、
また、駅の構内には
腕木式信号機やタブレットキャッチャーなども
保存されています。
(゚∀゚)オッ!


キハ20形やナハネ20形が置かれた広場のほか、駅の反対側にあたる南側に位置した天浜線の車両基地では、扇形車庫や転車台を一般に公開する有料の見学ツアーも行なわれており(転車台&鉄道歴史館 見学ツアー)、もちろんそちらも興味はあるのですが (゚∀゚*)オオッ!、ツアーの時間(13:50~)にタイミングが合わなかったのと、今回の私は他の場所で別の目的があるため、車両基地見学はまた次の機会にまわしたいと思います (・∀・`)ザンネン。天竜二俣の“鉄スポット”をじっくりと巡るには、乗り継ぎの合間くらいじゃ時間が足りませんね。
次の列車に乗るため、時間を見計らって駅へ戻ります ...(((o*・ω・)o。


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“第3村”から次に乗る新所原ゆきは
“エヴァンゲリオン初号機”!?
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
車体にエヴァのラッピングが施された、
TH2000形(TH2111)です。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 天竜二俣


エヴァ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!?
“第3村”(天竜二俣)のホームで次に来る新所原ゆきの下り列車を待っていると、そこへ入ってきたのは“例のコラボ企画”の一環だと思われる、“エヴァンゲリオン ラッピング”の車両(TH2111) w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。とくに狙ったわけでなく、たまたま“第3村”から乗る列車が“エヴァ ラッピング車”だなんて、これまたタイミングがいいなぁ(笑)。この列車で次のスタンプポイントを目指す親子連れは、思いがけぬエヴァの登場(?)にもう大興奮 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。エヴァはよく知らないと言いつつも、なんだか私までテンションが上がっちゃいますね (゚∀゚)アヒャ☆。
“エヴァの盛り上がり”と“国鉄二俣線の追憶”、私のなかでふたつの印象が変に入り交じった天竜二俣を、下り列車はあとにしました。


0037.jpg
“エヴァ ラッピング”の車内には、
各所にキャラクターの姿が。
う〜ん「綾波レイ」しか知らないや。
σ(゚・゚*)ンー…

0038.jpg
二俣本町と西鹿島のあいだで渡るのは
諏訪湖が水源の悠久なる大河、天竜川。
そこに架けられた天浜線の天竜川橋梁は、
ガーダーとトラスの複合橋で、
列車を撮ったらいい絵になりそうな感じ。
(・∀・)イイネ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 二俣本町-西鹿島
(後方の車窓から)

0039.jpg
西鹿島は当駅と浜松(新浜松)をむすぶ
遠州鉄道(遠鉄)との接続駅。
先日に私は常磐線で
“赤電”の復刻ラッピングを撮りましたが、
この遠鉄の赤い電車も、
“赤電”の通称で地域に親しまれています。
( ̄  ̄*)アカデソ
ちなみにスタンプラリーの方々は、
この西鹿島で降りられました。
たぶんここが次のチェックポイントなのね。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 西鹿島
(車窓から)

0040.jpg
金指では列車交換のため数分停車。
反対のホームに入ってきた上りの掛川ゆきは、
静岡に馴染みのある
東海道線の湘南電車をイメージした、
湘南色のTH2000形(TH2101)。
個人的には“エヴァ”よりコッチに乗りたかったな。
σ(・∀・`)ウーン…
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 金指

0041.jpg
江戸時代に関所が置かれ、
本坂街道(通称・姫街道)の宿場町で賑わった
歴史ある町、気賀。
(゚ー゚*)キガ
籠に乗った姫様の道中行列を再現したお祭り
「姫様道中」が毎年春に当地で行なわれ、
多くの観光客でにぎわいます。
(*’∀’*)ヒメサマ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 気賀
(車窓から)

0042.jpg
気賀の次駅、西気賀のあたりから、
下り列車の左手には浜名湖が望めるようになります。
気持ちのいい眺め。
( ̄∇ ̄*)ハマナコ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 西気賀-寸座
(車窓から)


天竜川を趣ある鉄橋で渡り、西鹿島で接続する遠州鉄道の“赤電”を眺め、かつて金指で接続していた軽便鉄道(遠鉄奥山線、1964年廃止)の遺構を車窓から探すも確認できず(鉄ちゃんに有名だった天浜線をまたぐ奥山線の陸橋跡は、最近になって撤去されちゃったようですね (´・ω・`)ショボン)・・・といった感じで、西進を続ける下り列車で景色を眺めながら過ごしていると (´ー`)マターリ、やがて「姫様道中(祭り)」で知られる気賀を過ぎたあたりから、天浜線は浜名湖の北岸に沿って走るようになり、車窓にも湖面が望めます (゚∀゚)オッ!。これぞまさに天竜浜名湖線らしい風景 (・∀・)イイネ。
そんな浜名湖の沿岸にある駅のひとつ、浜名湖佐久米(はまなこさくめ)で私は腰を上げました (・ω・)トーチャコ。


0043.jpg
0044.jpg
次に下車したのは浜名湖佐久米。
国鉄二俣線の時代は「佐久米」の駅名でしたが、
浜名湖の湖岸に程近いことから、
天浜線へ転換された際に
「浜名湖佐久米」と改称されています。
ハマナコ(゚ー゚*)サクメ
ちなみに駅舎の傍らにいる(?)乳牛は、
面白い形の公衆トイレで、
当地が牛の産地(三ヶ日牛)であることに
ちなんだものだとか。
( ̄  ̄*)ウシ…
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米


天竜二俣1048-(天浜121)-浜名湖佐久米1131

浜松市北区にある素朴な無人駅の浜名湖佐久米は、構内の造りが単純な一面一線のいわゆる“棒線構造”で(単線でホームがひとつ)、そのホームの南側は浜名湖に面したロケーション (゚∀゚)オッ!。ただし、ホームから望む浜名湖の風景を遮るかのように、湖上を東名高速道路の高架橋がでーんと無粋に横切っているため、残念ながら決して眺めがいいとはいえません (・ε・`)チェ。わかる人にはわかる例えとして、日本海の海辺にありながら北陸道が視界を遮るという、えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン(旧・北陸本線)の親不知(おやしらず)駅に似た“がっかり感”を個人的には覚えます σ(・∀・`)ウーン…。
でも、そんな“がっかりスポット”(?)でありながら、実はちょっとした“名物”で知られる有名な駅で エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?、記事の冒頭で述べたテレビの旅番組でも旅人に扮した芸能人が当駅を訪れ、その様子が大きく取り上げられました (*・`o´・*)ホ─。いったいこの駅に何があるのかというと・・・列車はいま行っちゃったばかりなのに、ホームには続々とこんな“お客さん”が集まってきます (*゚ロ゚)ハッ!。


0046.jpg
湖畔にある駅のまわりを
悠々と舞うたくさんの鳥たち。
これって・・・カモメ

(=゚ω゚)ノ゙ヤア

▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米


な、なんじゃこりゃー! Σ(`ロ´ノ)ノ ヌヲォ!(今日二度目の叫びw)
鳴き声を響かせて、駅の上空をたくさんの白い鳥が飛び交っているじゃありませんか w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。これってカモメ?それともウミネコ?どちらにしてもスゴい大群で、私は鳥に対してとくに苦手意識はないけど、それでもちょっとビビります Σ(0д0lll)ビクッ!。
これは、毎年11月から3月ごろの冬場に浜名湖へ飛来する渡り鳥の「ユリカモメ」(・o・*)ホホゥ(お台場の電車じゃないよw)。近隣の方や観光客がエサを与えることから、ここのユリカモメはけっこう人に馴れているようで、たとえ私のようにエサを持っていなくても人の姿を見るとホームに寄ってきます ч(゚д゚ч)エサクレ。列車の接近時や停車時の餌やりは運行の妨げになるので禁止されていますが \_( ゚ロ゚)ココ重要、タイミングがウマく合えば、エサを期待してホームに集まったユリカモメと入線してくる列車を絡めて写真を撮ることができそう (・∀・)イイネ。旅番組をきっかけにここ浜名湖佐久米を訪れた私の目的は、ユリカモメと天浜線のコラボショットを撮ることでした (´ω`)ナルヘソ。
日中の運転間隔は上下の列車がそれぞれ一時間に一本程度の天浜線、撮影チャンスはあまり多くないけど、列車の到着時刻に合わせてカメラを構えてみます (*`・ω・)-3フンス!。


0045.jpg
私のほかにもユリカモメをお目当てに、
今日も何人かの方が
浜名湖佐久米の駅を訪れています。
ちなみに左に見える湖上に架けられた
無粋な高架橋が東名高速道路。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米

0047.jpg
なーんだ、エサをくれないのか
・・・と、すねて(?)
羽を休めるユリカモメさん。
(-ε-` )チェッ
その向こうから列車が近づいてきます。
「黄色い線の内側にお下がりください」!?
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米

0048.jpg
0049.jpg
列車がゆっくりホームに入ると
ユリカモメはいっせいに飛び立ちます。
キャー!ヾ(≧ω≦`)ノ≡ヽ(´≧ω≦)ノ゙キャー!
列車に当たらないよう気を付けて!
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米


天浜線とユリカモメが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
これぞまさしく“撮り鉄”ならぬ“鳥鉄”ってか!? ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
車の接近に合わせて、ホームからいっせいに羽ばたく無数のユリカモメ ニゲロー!ε=⊂(*´Д`)⊃。その瞬間はなかなか壮観で見ごたえあるものですが w(゚o゚*)w オオー!、写真に収めるとなるとシャッターチャンスを掴むのが意外と難しい【◎】]ω・´)パチッ!。できればもっとフレームいっぱいにユリカモメがぶわっと飛ぶような、迫力がある画を撮りたかったところです σ(・∀・`)ウーン…。そしてアングル的に見ると、やはり左側に写り込んだ高速道路の存在が煩わしいし、さらに列車が来たタイミングで日が翳ってしまったのも残念。なんだかイマイチな結果となりました (´д`;)アウ…。一本目の列車で成功させようというのは考えが甘かったか。


0050.jpg
列車の接近で飛んでいった
ユリカモメたちですが、
すぐにホームへ舞い戻ってきます。
ε=(=゚ω゚)ノ゙タライマ!
到着した列車に使われていたのは
とくにラッピングが施されていない、
ノーマルな標準色のTH2000形(TH2108)。
白いボディとオレンジのワンポイントが
どこかユリカモメの色とマッチして見えます。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米


今の掛川ゆき上り列車とは逆方向に、次は40分後の新所原ゆき下り列車。
その待ち時間でじっくりとアングルを練ってみると、個人的には上りよりも下りのほうが構図内における高速道路の処理などはしやすそうです σ(゚・゚*)ンー…。あとは列車が来るタイミングで日が差してくれることと、なるべく多くのユリカモメが集まってくれることを願うばかり 八(゚- ゚)オネガイ。こればかりは運次第ってところですが、エサという“ギャラ(出演料)”を持っていない私にどれだけのユリカモメさんが協力してくれるかなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ
そんなことを思いつつ、ユリカモメを眺めながら待つことしばし。やがて下り列車が到着する時刻を迎えます。お、さっき(一本目の上り列車)よりも、ホームには多くのユリカモメが集まってきました (゚∀゚)オッ!。これはイケるか!? (`・v・´;)ドキドキ。


0051.jpg
ホームだけでなく線路にも、
たくさんのユリカモメが集うなか、
ライトを光らせた下り列車が見えてきました。
ε-(°ω°*)キタッ!
今度はシックな紺色の車両ですね。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米

0052.jpg
列車の接近ですぐに飛び立つ者、
焦ることなくギリギリまで居座る者、
それはまるで度胸試しをしているかのようで、
これぞまさしく“チキンレース”か?
(゚∀゚)アヒャ☆
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米

0053.jpg
0054.jpg
列車がホームの停止位置まで来ると、
鳴き声を発していっせいに飛び立つユリカモメ。
キャー!ヾ(≧ω≦`)ノ≡ヽ(´≧ω≦)ノ゙キャー!
湖畔の無人駅がにぎやかになるひと時です。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米


♪カモメ〜が翔んだ〜、カモメ〜が翔んだ〜♪ (* ̄0 ̄)θ〜♪
入ってきた列車から追われるように羽ばたき、わーっといっせいに浜名湖のほうへ飛び立つたくさんのユリカモメ トビマスε(o・ェ・o)3トビマス。これはなんとも豪快なシーンが見られて、それをタイミングよくフレームいっぱいに収めることができました【◎】]ω・´)パチッ!。ユリカモメさんのご協力に感謝、感謝 (*'∀'*)アリガ㌧。さらに太陽も味方してくれたし、高速道路もこのアングルなら目立たず、今度は個人的に納得のいく一枚が撮れたと思います (+`゚∀´)=b OK牧場!。


0055.jpg
紺色の列車の正面に見られた
「Slow Life Train(スローライフトレイン)」の
ヘッドマーク(ステッカー)。
σ(゚ー゚*)スローライフ?


ちなみに下り列車としてやってきたのは、シックな紺色の車体に裾部へ金色のモールが施された、ちょっと上品な印象の車両で、正面には「Slow Life Train(スローライフトレイン)」のヘッドマーク(ステッカー)が掲げられています σ(゚・゚*)ンー…。
これは車内のインテリアを北欧風にアレンジし、白木目の壁や“マリメッコ”(フィンランドのファブリックメーカー)のカーテンとシートカバーを施した特別仕様の車両で、「マリメッコのカーテン越しに、日本の原風景のような天浜線の車窓風景をのんびりと楽しもう」というコンセプトから、「スローライフトレイン」の愛称が付けられているのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。一両しか存在しないイベント用車両のTH9200形(一般的なTH2100形の派生系列)にこのタイミングで当たるなんて、ちょっとしたラッキーに恵まれましたし、ユリカモメが飛び交う自然風景に「スローライフトレイン」とはまた、いい組み合わせじゃないですか ъ(゚Д゚)ナイス。

これでユリカモメと戯れた(?)浜名湖佐久米での撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。
乗ろうと思えば今の新所原ゆき下り列車へすぐに乗ることもできましたが、私はそれを見送って次の掛川ゆき上り列車に乗ります ( ̄  ̄*)ノボリ。


0056.jpg
浜名湖佐久米から乗る上り列車は
先ほどの“エヴァ”が折り返してきたもの。
もう驚きません(笑)
(。A。)アヒャ☆
そしてためしに当列車でも
ユリカモメとのコラボを狙ってみましたが、
ユリカモメの数、そして日差しともに
イマイチな結果でした。
“o(-ω-;*)シモイマイチ…
やっぱ、下りアングルのほうがよいね。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米

0057.jpg
「ボクはもうエヴァには乗りたくありません」
・・・というわけではないのですが、
(゚ー゚*)シンジ?
わずか二駅だけ進んだ(戻った?)
西気賀で下車。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 西気賀

0058.jpg
ここ西気賀も
開業時の古い木造駅舎が残りますが、
白壁はどこかモダンな印象。
(´ー`)モダン
無人駅の駅舎には元・駅長室を改装した
洋食屋さんが併設されています。
でも、もう閉店時間(もしくは休業日)
だったのは残念。
そういや腹減ったなぁ・・・。
(›´ω`‹ )ハラヘタ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 西気賀


浜名湖佐久米1357-(天浜132)-西気賀1403

浜名湖佐久米から掛川の方向へ二駅だけ戻るような形で モドル…((((o* ̄-)o、次に下車したのは西気賀(にしきが)。
浜名湖佐久米ほどではありませんが、当駅も浜名湖の湖岸に近いところに位置しており、最初に下り列車で通ったときの車窓から浜名湖が望めたのはこのあたりです (「゚ー゚)ハマナコ。せっかくならユリカモメとのコラボだけでなく、もう一枚くらい浜名湖沿いを走る天浜線らしいカットが撮りたくて、ここへとやってきました (・∀・)イイネ。ただし今度は駅で撮るのでなく、撮影ポイントまで歩きます テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘。


0059.jpg
西気賀の駅を出て、
みかん畑に囲まれた細道を進みます。
浜名湖の北岸地域は
「三ケ日みかん」が有名ですよね。
( ̄  ̄*)ミカン

0060.jpg
坂を上ってやってきたのは
こんなところ。
丘の上から浜名湖が見渡せます。
(「゚ー゚)ドレドレ

0062.jpg
小引佐(こいなさ)と呼ばれるこのあたりは、
東海道の脇街道である姫街道の中で
浜名湖を望む景勝地として知られています。
(・o・*)ホホゥ
姫街道を行き交った江戸時代の人たちも
ここから浜名湖の風景を眺めたのね。
(´ω`)シミジミ


駅から歩いて15分ほど。みかん畑に囲まれた細い坂道を抜けて小高い丘へと上がってみると (「゚ー゚)ドレドレ、そこからは眼下に浜名湖が広く望めて、湖畔には天浜線の線路も確認できます (゚∀゚)オッ!。これは私好みの壮観な“俯瞰ポイント”ではありませんか (・∀・)イイネ。浜名湖の北岸から南西の方角を向くので、午後の今は光線状態があまりよくないけど、天浜線を訪れた記録のひとつとして、ためしに列車を一本撮ってみようと思います (-`ω´-*)ウム。
ユリカモメの動きを意識して緊張感が高かった先ほどとは異なり、丘の上から望む浜名湖の景色をのんびり眺めていると (´ー`)マターリ、やがて麓のほうから列車が響かせるジョイント音(走行音)が私の耳に届きました タタン…( ̄- ̄ 3)タタン…。


0063.jpg
いにしえの街道から望む浜名湖の佳景。
その湖畔の町を単行の列車が走り抜けます。
車体に施された白と緑のグラデーションは
どこかの企業の広告ラッピングかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 気賀-西気賀

0064.jpg
日に輝く湖面を横目に、
奥浜名と呼ばれる浜名湖の北岸を
西進する天浜線。
かつての姫街道に重なるルートです。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 西気賀-寸座
(後追い)



浜名湖俯瞰で天浜線が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
はじめは列車を真横から見る角度で背景に浜名湖を入れて撮り (^_[◎]oパチリ、そのあとすぐに向きを変えて (ω・*)彡クルッ、今度は湖畔をゆく列車を遠目にパチリ (^_[◎]oパチリ。ほぼ同じ場所からでも違うアングルのカットが撮れるのは、眺望がよい俯瞰撮影のメリットです。逆光気味の光線状態でしたが、上空に広がった薄雲が光を抑えてくれたおかげで思ったほど列車は黒く潰れず、むしろ薄日に反射した湖面がいい感じに写ってくれました (+`゚∀´)=b OK牧場!。
ちなみに、午前に金指ですれ違った“湘南色”のTH2000形(TH2101)がもしかしたら、そろそろ折り返してくるのではないかと少し期待したものの、やってきた列車はどこかの企業の広告ラッピング車両。そう都合よくはいかないか・・・ (^^;)ゞポリポリ。湘南色は天竜二俣の車庫へ入庫しちゃったのかもしれませんね。

これで天浜線の沿線撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
さ、ここまで来たのなら、終点の新所原まで残りの区間も乗っちゃいましょう。


0065.jpg
今は無人駅の西気賀ですが、
木製のラッチ(改札)が残ります。
(´ω`*)シブイ
ホームに入ってきた新所原ゆき下り列車は
標準色のTH2000形。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 西気賀

0066.jpg
ちょろっと先述しましたが、
三ケ日といえば全国的に有名な
みかんの産地。
そして浜名湖佐久米の駅前で見かけた
“牛トイレ”が表していたように、
三ケ日みかんを加工した餌で育てるという
“三ケ日牛”も名物で、
町内では“三ケ日牛バーガー”などが
食べられるそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 三ケ日
(車窓から)

0067.jpg
車窓から見渡す限りのみかん畑。
さすがにものすごい広さです。
w(゚o゚*)w オオー!
ただ、すでに実の収穫は終わったようで、
木に実ったミカンはあまり見られませんでした。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 三ケ日-尾奈
(車窓から)

0068.jpg
ちょっとした面白駅名として
鉄ちゃんには有名な「アスモ前」。
(゚ー゚*)アスモマエ
もともとは地元の工業用品メーカーである
“アスモ”という会社の最寄駅でしたが、
アスモは親会社に統合されて社名が消滅。
しかし「アスモ前」は「あすもまえ」、
「明日も前」と読めることから、
元気がわく縁起のいい駅として知られ、
「アスモ」の社名がなくなった今も
そのままの駅名となっています。
(´ω`)ナルヘソ
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 アスモ前
(車窓から)


浜名湖佐久米に飛来する“ユリカモメ”がテレビの旅番組で紹介されていたのを見て σ(゚・゚*)ンー…、私も訪れてみようと思い立った天浜線こと天竜浜名湖線の鉄道旅 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
私が当線を訪れるのは、先述した30年前(1992年)の初乗車のときと、20年前(2001年)の遠州鉄道を乗りつぶした際に西鹿島から掛川の区間を乗ったときの過去二回で、三度目となる今回はかなり久しぶりのこと (*´∀`)ノ゙オヒサ。天竜二俣の駅が“第3村”になっていたのはちょっと驚きだったけど w( ̄▽ ̄;)wワオッ!、昔から変わらない古い木造駅舎や、車窓から眺める浜名湖の風景など、あらためて魅力の多い路線だと感じました (´ω`)シミジミ。また今度は機会をみて、天竜二俣の「車両基地見学ツアー」などにも参加してみたいものです (・∀・)イイネ。
そしてお目当てだった、天浜線とユリカモメを組み合わせたコラボショットは、いつものような列車のみを対象とした“撮り鉄”とは異なり、望んだ絵が撮れるかどうかはユリカモメのご機嫌次第(?)という難しさを感じましたが (´〜`*)ウーン、それもまた楽しい撮影だったと思います (^_[◎]oパチリ。
せっかく浜名湖へ来たのに名物のウナギなどを食べることなく、昼食はコンビニで買ったサンドイッチで済ませるという侘しさだったけど (´д`;)コンビニ…、それでも“撮り鉄”、“乗り鉄”ともに満喫した天浜線の旅でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0069.jpg
起点の掛川で
東海道本線と分かれた天浜線ですが、
終点の新所原でふたたび合流
(左手の線路が東海道線)。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
かつて国鉄二俣線の時代には、
東海道線の豊橋まで列車が乗り入れていましたが、
現在の天浜線は新所原を起終点としています。
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 アスモ前-新所原
(前方の車窓から)

0070.jpg
0071.jpg
天浜線の終点、新所原に到着。
当駅では浜名湖名物の鰻を使った
“うなぎ弁当”が販売されており、
構内に香ばしい匂いが漂っています。
( ̄・・ ̄;)ウ、ウナギ…
▲21.12.27 天竜浜名湖鉄道 新所原


西気賀1524-(天浜331)-新所原1602

西気賀から新所原ゆきの下り列車に乗って ...(((o*・ω・)o、ふたたびユリカモメが飛び交う浜名湖佐久米を通り、みかんの名産地で知られる三ケ日などを経て、日が傾いた16時過ぎに天浜線の列車は終点の新所原へと到着 (・ω・)トーチャコ。
ちなみに新所原の駅の構内には、浜名湖名物の“うなぎ弁当”を販売するお店が併設されており、その香ばしい匂いに惹かれて思わず鞄から財布を取り出すところでしたが (゚-、゚)ジュルリ、考えてみたらそれを食べられるような場所がなくて断念 σ(・∀・`)ウーン…。さすがにこれから乗り継ぐ東海道線のロングシートで、うなぎ弁当を広げる勇気はありませんでした(笑)。

さて、ここ新所原は静岡県の西端(湖西市)で、東海道線の下り列車で一つ進んだ隣駅の二川(ふたがわ)は、もう愛知県(豊橋市)です。天浜線でユリカモメを撮るという目的は果たしたけど、このままもう少し「18きっぷ」を使った鉄道旅を続けたいと思います ...(((o*・∀・)つ[18] 。
はたして次はどこに向かうのか・・・。


次回に続きます ч(゚д゚ч)エサクレ。




ONE-shot 444 流鉄の珍事!? [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 444 流鉄の珍事!?

1231.jpg
千葉県北部の馬橋と流山のあいだ
わずか5.7キロをむすぶミニ私鉄、
流鉄流山線(りゅうてつ ながれやません)。
(゚ー゚*)リューテツ

当線には西武鉄道から譲渡された元・新101系が
現・5000形として使われており、
二両で組成された各編成は
「さくら」なら桜色、「若葉」なら黄緑色など、
愛称にちなんだそれぞれの車体色が施されて
利用者の目を楽しませています。
(´▽`*)カラフル♪


ところが先日、というか昨年の暮れ、
私が柏の実家へ帰省する際に常磐線の車内から
馬橋の駅に停まっている流山線を目で追うと・・・
え? “黄色と赤”??
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!?
なんと、二両編成の前後で色が違う、
いわゆる“混色”になっているではありませんか。
こんな流山線は初めて見ました。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!

詳しいことはよく分からないけれど
ネットの情報などによると、
「なの花」の愛称を持つ黄色の編成(5105F)の
片方(クモハ5005)に不具合が生じたため、
たまたま一両ずつ検査入場していた
「あかぎ」の愛称を持つ赤い編成(5103F)の
検査あがりの片方(クモハ5003)と
“応急処置”で組ませることになったらしい。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ
これは面白い珍事だなぁ。

しかも、その“緊急事態”を逆手に取り(?)、
新年を記念した恒例の“ヘッドマーク”を
今年は当該編成に取り付けるところがまた、
なんとも粋じゃないですか。
(。A。)アヒャ☆
黄色と赤ならおめでたい色なので、
新年の記念編成としてもぴったりですよね。
(・∀・)イイネ


実家に帰ったのち、
自転車を借りて沿線へ撮影に行った
流山線の混色編成
(実家から沿線まではチャリで20分ほど)。
大晦日に撮ったこれが私にとって
2021年の“撮り鉄納め”となりました。
(^_[◎]oパチリ


▲21.12.31 流鉄流山線 小金城趾-幸谷


1232.jpg
1233.jpg
12月の初めごろから見られたという、
イレギュラーな黄色と赤の流山線。
黄色の編成は千葉の県花である「なの花」、
赤は沿線の赤城神社にちなんだ「あかぎ」が
それぞれの愛称に付けられています。
( ̄。 ̄)ヘー
スポーツのダブルスではよく
“みうみま”ペアとか、“タカマツ”ペアとか
名前を組み合わせて略されるけど、
それに倣うとこのコンビは
“なのあか”もしくは“あかなの”ペア!?(笑)
( ̄▽ ̄;)ナノアカ…

1234.jpg
1236.jpg
そして新年を記念したヘッドマーク。
干支の寅がかわいくデザインされています。
さらに車両正面の種別表示窓には
「賀正」の赤い幕も掲出。
(=゚ω゚)ノ゙アケオメ




☆オマケの懐かしい流山線★


ONE-shot 443 ニーナ甲種! [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 443 ニーナ甲種!

1225.jpg
昨年暮れの12月24日、クリスマス・イブ。
*<(*^-')ノ☆メリクリ☆

ローストチキンやケーキなどを食べ終えたあと、
レモン沢さん”(レモンサワー)をあおりながら
(イブなのにワインやシャンパンでないのが
オシャレじゃないよねw)、
鉄道系のSNSを適当にチェックしていたところ、
[]o( ̄ー ̄*)ドレドレ
なんと24日に関西の車両メーカーから発送された
東京メトロ 有楽町・副都心線用の新型車両、
17000系の輸送列車(甲種輸送)の牽引に、
いまや“国宝級”(?)とも称されるほど貴重な
国鉄型電気機関車のEF66形27号機、
通称・「ニーナ」が登板しているとの
情報が流れており、
SNS上をザワつかせているじゃありませんか。
ザワ( ;゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; )ザワ

この輸送列車は
日をまたいで東海道本線を東上し、
翌朝(25日)に関東へとやってきます。
(*・`o´・*)ホ─
その情報を目にした私は“飲み”を切り上げて
すぐにカメラ機材を準備
(カード残量や電池の充電チェックなど)。
そして早朝4時半の初発列車から乗り継いで
東海道線の沿線へと駆けつけました。
ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!


早川のみかん山(石橋集落の玉川橋梁)。
ここはふだんであればアングルに
相模湾の海原を入れたくなるところですが、
今回ばかりは背景の海をバッサリと切って、
甲種輸送という特殊な編成を重視した構図とし、
緊張による焦りを抑えつつ
慎重に引き付けてシャッターを切ります。
【◎】]ω・´)パチッ!

「ニーナ」が牽くメトロ17000系の輸送列車。
この珍しい組み合わせは
“国鉄型好き”で“地下鉄好き”でもある私にとって、
とても嬉しい“クリスマスプレゼント”
となりました。
ヽ(´▽`)ノワ~イ♪

JR貨物さんの粋な計らい(?)に感謝です。
(*'∀'*)アリガ㌧


▲21.12.25 東海道本線 根府川-早川




鹿島線・・・「トランスイート四季島」撮影記 [鉄道写真撮影記]

1000.jpg
2021.12.18 鹿島線
夕空を駆けるプレミアムトレイン
「TRAIN SUITE 四季島」撮影
 
 
年をまたいじゃいましたが、前回からの続きです (=゚ω゚)ノ゙アケオメ。

師走の慌ただしさの合間をぬって、少しだけでも趣味の“鉄道旅”(乗り鉄・撮り鉄)を楽しみたいと思い σ(゚・゚*)ンー…、JR全線の普通列車が一日乗り放題となる「青春18きっぷ」を片手に (*・∀・)つ[18] 、私が都内から常磐線の下り列車に乗ってやってきたのは茨城県の水戸に近いあたり (゚ー゚*)イバラキ。
そこでは、目的だった“国鉄特急色風”のE653系(K70編成)で運行される常磐線の臨時特急「冬をまるごと仙台松島号」に加え、「勝田車両センター開設60周年」を記念して昔の常磐線の色が復刻された“赤電”のE531系(K451編成)ともタイミングよく遭遇 (゚∀゚)オッ!。さらに続いて訪れた、ひたちなか海浜鉄道・湊線(みなとせん)では国鉄型ディーゼルカーのキハ20形(キハ205)も撮れて (^_[◎]oパチリ、水戸・ひたちなか界隈という狭い範囲のわずかな時間で効率よく、三種の国鉄色(?)が記録できました ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪。

そして、湊線の沿線(中根)でキハ205を撮り終えた私は、常磐線と接続する勝田(かつた)へと戻ります ...(((o*・ω・)o。
いまの時刻はお昼すぎの12時半 (›´ω`‹ )ハラヘッタ。ここまでの撮影成果でもじゅうぶんな収穫が得られたけど、まだお家に帰るには早い時間ですね σ(゚・゚*)ンー…。もうちょい、旅を続けましょうか (・∀・)イイネ。


1001.jpg
湊線から乗り換えて、
勝田で接続した常磐線の普通列車は
ノーマルなE531系。
▲常磐線 勝田


勝田から常磐線の上り普通列車で一駅だけ進み、次に私が下りたのは水戸 (゚ー゚*)ミト。
茨城の県都(県庁所在地)の水戸は交通の要衝でもあり、主軸となる常磐線のほか、先(前記事)にちょろっと触れた水戸線(友部〜水戸は常磐線に乗り入れ)、当駅を起点に常陸大子、郡山方面へ伸びる水郡線(すいぐんせん)、そして第三セクター鉄道(三セク)の鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線(おおあらいかしません)の各線が当駅を発着します (・o・*)ホホゥ。
JRの普通列車が乗り放題の「18きっぷ」を活用するなら、ここで常磐線から乗り換えるのは水戸線か水郡線を選ぶところですが σ(゚・゚*)ンー…、私はいったん改札を出て切符(乗車券)を買い直し、改めて入場して向かったのは大洗鹿島線ホーム コッチ…((((o* ̄-)o。そこにはすでに赤いディーゼルカーが入線して発車を待っていました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。


1002.jpg
常磐線や水郡線が発着する水戸の構内で
いちばん東側に位置する8番線が
鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線のホーム。
次に発車する鹿島神宮ゆきの普通列車は
6000形の単行(一両)です。
▲常磐線 水戸

1003.jpg
この6000形(6018)、
車体の側面にはなにやら賑やかな
アニメキャラ(?)のラッピングが
施されていました。
(=゚ω゚=*)ンン!?
これが「ガールズ&パンツァー」ってやつかな?
私はよく知らんけど。


ディーゼルエンジンを震わせて、定刻に水戸を発車した大洗鹿島線の鹿島神宮(かしまじんぐう)ゆき下り列車は、しばらく常磐線の線路と並行して北上したのち、大きく右にカーブして進路を東へ取ります ...(((o*・ω・)o。
茨城県の第三セクター鉄道、鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線は、常磐線と接する水戸を起点に、大洗(おおあらい)、新鉾田(しんほこた)、鹿島大野(かしまおおの)などの各駅を経て鹿島灘沿いを南下し、鹿島線と接する茨城県鹿嶋市の鹿島サッカースタジアムへと至る53.0キロの非電化路線 (・o・*)ホホゥ。正式な路線区間は鹿島サッカースタジアムが終点ですが、列車はJRの鹿島線に乗り入れて鹿島神宮まで運行されます ( ̄  ̄*)カシマミユキ。


1004.jpg
水戸を発車した大洗鹿島線。
常磐線との分岐点付近では、
那珂川の支流の桜川を
立派なトラス橋でまたぎます。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 水戸-東水戸
(車窓から)


三セク鉄道なのでJRの「18きっぷ」は使えないけど、それでも私はどうしても大洗鹿島線を訪れたかった (-`ω´-*)ウム・・・というほどのワケではなく、実は次の目的地への移動手段に当線を利用するというのが正直なところなのですが (^^;)ゞポリポリ、個人的にはもう10年以上もご無沙汰していた路線なので(ちなみに前回乗ったのは、“鹿島鉄道”が廃止された2007年のこと)、久しぶりに“乗り鉄”を楽しみたいと思います (・∀・)イイネ。
そんな大洗鹿島線には近年、8000形という新しい車両(2016年製)が導入されたのですが、新型の座席は窓を背にしたオールロングシート仕様 ( ̄  ̄)ロング…。いっぽう、1985年の路線開業時から使われている古い6000形は車窓風景が見やすい転換クロスシートで (゚∀゚)オッ!、今回乗った列車がそちらに当たったのはラッキーです (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。座席だけでなくイメージ的にも私は、大洗鹿島線といえばこの6000形なんだよなぁ・・・。


1005.jpg
6000形は転換クロスシートなので
車内で駅弁を食べるのにも都合がよい。
(゚∀゚)アヒャ☆
昼食にいただくのは水戸駅で買ってきた
「大洗名物 釜揚げしらす弁当(¥1,100)」。
釜揚げしらすがたっぷりのったゴハンに、
アンコウのから揚げや明太子、野菜の煮物、
海苔とわかめの佃煮などおかずも充実したお弁当。
しらすごはんも美味しかったけど、
個人的にはアンコウのから揚げに惹かれました。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆☆・
記事のアップはもう年が明けちゃいましたが
いちおう旅の時点では年末なので、
「皆さん今年一年、“おつかれ生”です」(笑)
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノ[生]

1006.jpg
車窓に見える斜張橋は
東水戸自動車道が那珂川をまたぐ、
新那珂川大橋。
橋の向こう側(左岸)はひたちなか市で、
私が先ほど(前記事)までキハを撮影していた
湊線の中根はそのあたりです。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 東水戸-常澄
(車窓から)

1007.jpg
こちらのアーチ橋(塗装工事中?)は
那珂川の河口に架かる海門橋で、
その奥には鹿島灘の青い海がチラリ。
|∀・)チラ
大洗鹿島線の車窓からわずかに海が見える
貴重な(?)一瞬です。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 常澄-大洗
(車窓から)

1009.jpg
大洗は大洗町の市街地にある中心駅で、
大洗海水浴場や大洗港、アクアワールド、
大洗磯前神社などへアクセスする、
大洗観光の拠点。
( ̄  ̄*)オーアライ
また、大洗鹿島線の主要駅でもあり、
鹿島臨海鉄道本社や大洗鹿島線の車両基地が
置かれています。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 大洗
(車窓から)

1010.jpg
1011.jpg
車窓から海はあまり見えないけど
大洗では街なみの向こうの港に、
当地と北海道を航路で結ぶフェリーの
「さんふらわあ号」が確認できました。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに上写真の左手に写る塔は
高さ60メートルの「大洗マリンタワー」。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 大洗-涸沼
(車窓から)

1012.jpg
鉾田市に位置する新鉾田。
当駅から東へ1.5キロほどのところには、
かつて石岡と鉾田の間をむすんでいた
「鹿島鉄道」というローカル私鉄路線の
鉾田駅があったのですが、
当鉄道は2007年に廃止されてしまいました。
(´ω`)カシテツ…
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 新鉾田
(車窓から)

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1013.jpg
新鉾田を出てしばらくすると、
右の車窓には湖の北浦が望め、
西日を反射した湖面が光っています。
(つ▽≦*)マブシッ!
その湖畔にある駅が北浦湖畔。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 北浦湖畔
(車窓から)

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大洗鹿島線の名物駅、
「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!
当駅はその駅名どおり、
鹿島灘の長者ヶ浜にある、
潮騒はまなす公園の最寄り駅なのですが、
読み仮名が22文字は駅が開設された当時、
“日本一長い駅名”でした。
(゚∀゚*)オオッ!
駄菓子菓子(だがしかし)、
現在は富山地鉄市内線の

「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前
(五福末広町)」

が読み仮名32文字の日本一長い駅名となり、
長者ヶ浜潮騒はまなす公園前は
読み仮名の第3位

(ただし表記の文字数だと13文字で第8位)。
( ̄∇ ̄;)アラマ
んで、駅名標をよ〜く見るとた
「東」の文字が付け足され、

「“東”日本一 長い駅名」となっていました。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲大洗鹿島線 長者ヶ浜潮騒はまなす公園前
(車窓から)


簡易的な地図などで見ると、鹿島灘の海岸線に沿って線路が敷かれているように思える大洗鹿島線なのですが σ(゚・゚*)ンー…、実際は海岸から5キロぐらい離れた内陸を走っているため、車窓から海はほとんど見られず ウミ( ̄  ̄)ミエナイ、のどかな農地を淡々と走っている印象 ...(((o*・ω・)o。風景的なアクセントとしては、新鉾田の先の北浦(きたうら)の眺めが良いくらいでしょうか (「゚ー゚)キタウラ。
それでも、海は見えずとも港に停泊しているフェリーの“アタマ”がちらっと確認できたり |∀・)チラ、新鉾田ではかつて存在した「鹿島鉄道」をしみじみと思い出したり (´ω`)カシテツ…、惜しくも日本一の座から陥落したあとも「“東”日本一長い駅名」を主張する「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」の駅名標を眺めたりと (゚∀゚)アヒャ☆、ここまで一時間半の乗車時間は個人的に意外と楽しめたように思います (・∀・)イイネ。


1018.jpg
駅名が“東”日本一長い
長者ヶ浜潮騒はまなす公園前に比べると、
シンプルに感じる荒野台の駅名標。
その次の駅は・・・
お、もう終点の鹿島神宮か。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 荒野台
(車窓から)


そして、素朴な無人駅の荒野台(こうやだい)を発車すると、次の停車駅は終点の鹿島神宮。でも実は最後にもうひとつ、鉄ちゃんとしてちょっと注目すべき、大洗鹿島線の“ハイライト”が残されているのです (゚.゚*)ハイライト?。
席を立って運転席脇から前方を眺めていると、やがて直線の先に見えてきたのは駅のプラットホーム ( ̄  ̄*)エキ。まもなく鹿島神宮の駅に到着か・・・と思いきや、列車は速度を落とすことなくホームを通過します Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。


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荒野台と鹿島神宮のあいだに位置する
“謎のプラットホーム”を通過?
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
これはサッカー開催日のみ営業する、
臨時駅の「鹿島サッカースタジアム」です。
▲鹿島線 鹿島サッカースタジアム(臨)
(前方の車窓から)


通過したのは鹿島神宮の一つ手前に位置する「鹿島サッカースタジアム」駅で、当駅は近くに隣接する競技場の「カシマサッカースタジアム」で試合やイベントなどが開催される日のみ旅客駅が営業する、いわゆる“臨時駅”です (*・`o´・*)ホ─。今日は試合の開催日ではないため、列車は停まらずに通過しました (´ω`*)ナルヘソ。


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鹿島サッカースタジアム駅のすぐ横に見えるのが、
Jリーグ・鹿島アントラーズのホーム、
「県立カシマサッカースタジアム」。
(゚ー゚*)カシスタ
そういえばアントラーズのホームスタジアムを
新たな場所へ移転する構想がある・・・
なんて話を小耳に挟んだけど、
もしそうなるとカシマスタジアムとともに
鹿島サッカースタジアム駅はどうなるのでしょうね。
σ(゚・゚*)ンー…
▲鹿島線 鹿島サッカースタジアム(臨)
(車窓から)


そのような臨時駅という存在なだけでもちょっと珍しいのに、実は当駅は大洗鹿島線とJR鹿島線の“境界駅”でもあり、列車は停まらないけれど大洗鹿島線としてはここが終点で、この先はJRの鹿島線となります σ(゚ー゚*)JR?。
列車の行先が終着駅に掲げている鹿島神宮が両線(両社)の境界駅でないのは、鹿島神宮と鹿島サッカースタジアム(旧・北鹿島)のあいだがもともと、大洗鹿島線が開業する以前より、貨物輸送のためにJRの前身の国鉄が鹿島線の一部という形で開通させたもので、昔も今も国鉄やJRの車両を使った旅客列車は基本的に走っていないけど(旅客列車は大洗鹿島線との直通列車のみ)、JRの貨物列車は定期的に運行されており、この区間もれっきとしたJR鹿島線の一部なのです ( ´_ゝ`)フーン。
ちなみに大洗鹿島線内の各駅から列車に乗って鹿島神宮で降りる場合、たとえ境界駅の鹿島サッカースタジアムに停まらなくとも、JRの運賃は加算されます。鉄道に詳しくない方が利用されると、なんでJRの運賃が徴収されるのか、不思議に思う(腑に落ちない?)かもしれませんね (。A。)アヒャ☆。


1022.jpg
大洗鹿島線の列車を鹿島神宮で降りる際、
鹿島サッカースタジアム〜鹿島神宮のJR運賃は
車内で清算することができ、
今日のような臨時駅の営業日でなくとも
鹿島サッカースタジアムからの乗車券が発行されます。
( ̄。 ̄)ヘー
私は手持ちの「18きっぷ」を提示すれば
清算する必要はないのですが、
券面に「鹿島サッカースタジアム」と記された
きっぷが欲しくて190円を払いますた。
(*・∀・)つ[キップ]


そんな鹿島サッカースタジアムを通過して、大洗鹿島線からJR鹿島線へと入った列車は、ほどなくして終点の鹿島神宮に到着しました (・ω・)トーチャコ。
すると、大洗鹿島線を乗り通したことの余韻をかき消すかのように、降り立ったホームの反対側に停車していたのは・・・なんと、この“豪華列車” (=゚ω゚=*)ンン!?。


1021.jpg
鹿島神宮に到着した6000形。
水戸から乗り通した一時間半の旅は
転換クロスシートで快適に過ごせました。
(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪
▲鹿島線 鹿島神宮

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んで、
反対のホームに目を移すと、
金色に輝くラグジュアリーな列車が・・・
うはっ!「四季島」じゃん!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
▲鹿島線 鹿島神宮


四季島、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
唯一無二のインパクトある車両デザインと、煌びやかなシャンパンゴールドの車体色、これはJR東日本ご自慢のクルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」ではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!!。私とともに大洗鹿島線から降りたほかの方たちも、ホームで足を止めて「四季島」を眺めたり、スマホで写真を撮ったりし (*’∀’)o[]パチャ、小さな子供はその姿に大興奮 o(*≧∇≦*)oキャー!。
鹿島神宮での「四季島」といえば、今から四年前となる2018年の元日にも、当編成は鹿島線で“一日限りの特別運行”(年末年始の特別コース)があり、私は新年早々それを撮影しに訪れたのを思い出しますが (^_[◎]oパチリ、今シーズン(2021年度冬季)は“レギュラーコース”に鹿島神宮を往復するルートが組み込まれ(「東国(とうごく)の冬日の光を受けて、聖なる社の森から太平洋をめぐる旅。」をコンセプトにした一泊二日コース)、12月から3月まではほぼ毎週のように、ここ鹿島線を走る「四季島」が見られるようになったのです ( ̄。 ̄)ヘー。
いま鹿島神宮に停車していた「四季島」は、当駅でツアー客をおろしたところのようで、ちょうどタイミングよく出会うことができました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。このあと当編成は回送列車となります。

そう、私が大洗鹿島線に乗って水戸から鹿島神宮まで来た目的は、この「四季島」ことE001系を鹿島線の沿線で撮ること (゚ー゚*)シキシマ。鹿島神宮では駅の改札を出ることなく、20分程度で接続する鹿島線の佐原(さわら)ゆき上り普通列車へ乗り継ぎます ノリカエ…((((o* ̄-)o 。


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鹿島線の列車は
“房総ローカル”の顔となりつつある
ワンマン仕様のE131系。
▲鹿島線 鹿島神宮


鹿島線は、成田線と分岐する香取(かとり)を起点に、十二橋(じゅうにきょう)、潮来(いたこ)、延方(のぶかた)、鹿島神宮の各駅を経て、鹿島サッカースタジアムに至る、17.4キロの直流電化路線。先述したように、路線の正式な終点は鹿島臨海鉄道との境界駅である鹿島サッカースタジアムですが、鹿島線の旅客列車としては鹿島神宮までの運行となっています (・o・*)ホホゥ。
当線の沿線には、“あやめ祭り”で有名な“水郷のまち”として知られる潮来や、香取神宮、鹿島神宮といった由緒ある大神社があり、日常的に使う地元の方(地域輸送)だけでなく、観光や参拝などを目的とした利用者も多いようです (* ̄0 ̄)θイタコ〜ノ、イ〜タロウ〜♪。


1026.jpg
鹿島神宮を出るとすぐに渡るのは、
鹿島線の名所ともいえる
長大な北浦橋梁。
北浦に架けられたその鉄橋は
1,236メートルの長さを誇ります。
w(*゚o゚*)wオオー!
▲鹿島線 鹿島神宮-延方(車窓から)


そんな鹿島線に私が乗るのは、四年前の「四季島」を撮りに訪れて以来のこと。そのときは鹿島線のお立ち台的な定番である、北浦の鉄橋(北浦橋梁)を撮影地に選びましたが、今回は別の場所へ行ってみようと思います ...(((o*・ω・)o。
鹿島神宮から10分ちょっと、茨城県から県境を越えて千葉県に入り、佐原市の十二橋で下車 (・ω・)トーチャコ。


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川や湖沼に囲まれた中州(加藤州)へ
江戸時代に架けられた12本の橋、
「加藤州十二橋」を由来としている
風情ある駅名の十二橋ですが、
駅は無機質な高架橋で味気ない印象。
σ(゚・゚*)ンー…
▲鹿島線 十二橋


勝田1240-(常磐394M)-水戸1245~1315-(大洗鹿島線143D)-鹿島神宮1434~1459-(鹿島538M)-十二橋1511

うわわっ!か、風が強いっ!(;+o+)三 ビューッ
水郷で有名な潮来の隣駅、十二橋。当駅のあたりも河川や湖沼に囲まれた水郷地帯で、線路や駅のホームは地盤のゆるい地面でなく強固で立派な高架橋の上に設けられているのですが、それ以外はまわりに何もないといっても過言でなく(ほとんど湿地帯や田園地帯)、列車を降りた高架ホームには猛烈な強風が容赦なく吹きつけます 彡(´д`;)彡ビュービュー。これは気を抜くとマジでぴゅーっと吹き飛ばされちゃいそう ピュ━━━━。・*・:≡( ε:)━━━━ッ。手すりにつかまりながら慎重に駅の階段を下りると、高架上より地上はいくらかマシですが、それでも北風が強くてめっちゃ寒い {{{{(+ω+)}}}}サッム。
天気は雲一つない快晴・・・というか、雲があってもすぐに強風で流されるような状況で、撮影条件としては決して悪くないコンディションだけど、お目当ての「四季島」が通過するまでの待ち時間が寒くて辛そうだなぁ・・・(-ω-;*)ウゥム…。そして寒さより心配なのが、実は鹿島線ってちょくちょく強風により運転が見合わせ(運休)になるんですよね。この風で大丈夫かなぁ・・・ (´・д・`;)ハラハラ…。列車の運行状況はスマホでこまめに確認しよう (-`ω´-*)ウム。


1029.jpg
利根川と常陸利根川に挟まれた
水郷筑波国定公園の一角にある十二橋駅。
駅の近くには与田浦という湖沼があります。
(゚ー゚*)ヨダウラ

1031.jpg
やってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
与田浦川の向こうを横切る高架線が
鹿島線です。


駅から歩く距離は10分程度と大したことないけど、冷たい強風にあおられながらたどり着いたのは 彡 彡 (((ノ; ̄д)ノ彡 彡 ビュービュー、これまたますます体感的に寒さが増しそうな与田浦川のほとり ブル{{(o+э+o)}}ブル。与田浦(よだうら)は水郷地帯にある湖沼のひとつで、そこに流れ込む川がこの与田浦川です (゚ー゚*)ヨダウラ。
その川面を手前に大きく入れて、奥の高架線をゆく「四季島」を狙えば、水郷地帯に敷かれた鹿島線らしい絵になりそうだと、カメラのファインダーを覗いてアングルを整えていたところ σ(゚・゚*)ンー…、件の「四季島」は回送列車としてすぐにやってきました …(((=゚ω゚)ノ゙ヤア。通過時刻はざっくりとしか分からなかったけど、思ったより早かったな。


1033.jpg
高度の低い冬の日差しに浮かび上がる
「TRAIN SUITE 四季島」のシルエット。
川面を荒々しく波立たせるほどの
北風が吹き荒れるなかでも、
その走りには優雅さが感じられます。
▲鹿島線 十二橋-香取


ヨダウラでシキシマが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
あえて“ド逆光”となる立ち位置で、シルエット調に撮ってみた「四季島」【◎】]ω・´)パチッ!。列車も、高架橋も、波立つ川面も、ほとんどモノトーンとなり、冬空の青さだけが印象的に写ってくれました (・∀・)イイネ。
ただ、列車の窓がもっと全体的に透けるかと思ったのですが σ(゚・゚*)ンー…、よく考えてみたら「四季島」の客室は大半がコンパートメント(個室のお部屋)なので、左右(車体の両側面)の窓配置が対象でなく、日に透けるわけがないんですよね (; ̄▽ ̄)ア…。それだったら、左右対称の大きな展望窓が綺麗に透ける、先頭車だけをアップで撮ったほうがよかったかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。
んじゃ、“次”はそのアングルで「四季島」を狙ってみよう m9(`・ω・´)ツギイッテミヨー!。


1035.jpg
「秋の陽は釣瓶落とし」といいますが、
冬至間近の今日はさらに日没が早くて、
みるみるうちに陽が落ちます。
さっきの「四季島」からわずか30分後、
次の普通列車(537M)が来たときの太陽は
もうこの位置となりました。
▲鹿島線 香取-十二橋


え、次?次回?また「四季島」を撮りに、わざわざここへ出直してくるのかって? (´・ω`・)エッ?。
いや、実はそうでなく、先ほどすでに通過した「四季島」の回送列車ですが、車両を留置しておく設備(留置線)の関係か、もしくは車内整備(清掃や食材の積み込みなど)の関係か、はたまた“ファンサービス”なのか(それはないw)、「四季島」は佐原からお客さん(ツアー客)を乗せるまでにもう一度、この鹿島線を回送列車として往復するような運行が組まれているのです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。そんな回送列車を設定する理由が私にはわからないけど、何にしても再びここを「四季島」が通過するハズ (゚∀゚*)オオッ!。
しかも、その通過時刻はさらに日が落ちた16時40分ごろなので、先ほどとはまた違った空色や情景が期待できます (*゚v゚*)ワクワク♪。寒風の厳しさは堪えるけれど、そのときまでジッと耐えましょう (-`ω´-)ジッ。


1036.jpg
今日(12/18)の日没は16時半。
高架線の向こうに陽が沈む・・・。
(゚- ゚)シンミリ

1038.jpg
そして日没から10分後、
四季島、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

1040.jpg
夕暮れの高架線で繰り広げられる
魅惑のショータイム。
茜色に染まった舞台へ
主演の「四季島」が躍り出ます。
▲鹿島線 香取-十二橋


夕空で四季島が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
残照にくっきりと浮かび上がった、E001系「TRAIN SUITE 四季島」の独特なシルエット。鮮やかな茜色の夕空に冬の澄んだ空気感が表れていて、“プレミアムトレイン”での優雅なひと時にマッチした、いい雰囲気じゃないですか +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。やはり、先ほどのような引き画で編成の全体を入れるのでなく、先頭車のみをクローズアップしたほうが、「四季島」ならではの面白いシルエットが強調されたように感じます (・∀・)イイネ。
しかもこのカット、「四季島」が走る高架の下をよ〜く見てみると、小さくだけど富士山もちょこっと写り込んでいるんです (=゚ω゚=*)ンン!?。


1041.jpg
高架下には・・・あ、富士山!
(o ̄∇ ̄o)フジサン♪


夕空バックの「四季島」に、富士山も添えられたなんて、なんと豪華な“影絵”でしょうか 。゜+.(´∀`人)ステキ゜+.゜。
でも、細かいことを言うと、富士山と絡められる位置の「四季島」は真横でなく少し斜め前から見た角度で、個人的なこだわりとしては、できるなら「四季島」を真横から見たきれいなシルエットが撮りたい σ(・∀・`)ウーン…。そうすると富士山はフレームアウトしちゃうけど、「四季島」の先頭車が私から見て真横に来たところで、もう一度シャッターを切ります【◎】]ω・´)パチッ!(ちなみに「四季島」が真横の位置で富士山も写し込むとなると、たぶん角度的に川のなかから撮らなきゃならないw)。


1042.jpg
1043.jpg
少し角度を変えてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
「四季島」の個性が表れた
幾何学模様の大窓(展望窓)が
まるで切り絵のように抜けました。
そして二枚目(下の写真)の車両は
中間の5号車に連結されているラウンジカーで
こちらも面白いシルエットです。
▲鹿島線 香取-十二橋


うん、満足(笑)(*´ー`*)ウン。
わずかな角度の違いだけど、こちら(後者)のほうが大窓のカタチはスッキリと抜けていて、より綺麗なシルエットですよね。運転士さんのアタマもちゃんと確認できるし 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。そして富士山の代わり(?)に、高架下へ写り込んだ冬枯れの木々がまた、これはこれで悪くないように思います (・∀・)イイネ。
細かいこだわりですが、個人的に納得のいく撮影ができました (+`゚∀´)=b OK牧場!。


1044.jpg
西の空は茜色でしたが、
東の空はブルートーン。
“マジックアワー”の鹿島線を
「四季島」が走り去ってゆきます。
▲鹿島線 十二橋-香取(後追い)


ブルートーンに包まれて潮来方面へと走りゆく「四季島」の後ろ姿を見送って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
立っているのがやっとのような強風と、手袋をしていても手が悴むようなキビシい寒さでしたが 彡{{{+ω+;}}}彡ビュービュー、夕空を背にして高架線上へ現れた「四季島」の姿が見えてからは (*゚ロ゚)ハッ!、無我夢中で列車を追いつつカメラのシャッターを切り続け パチャ【◎】]ω・´)パチャ、寒さを忘れるどころか、撮影を終えたあとには興奮と余韻で体が火照っているように感じるくらいでした(笑)ε-(°ω°*)ムフーッ!

さ、日も暮れたし、おウチへ帰るとしますか カエロ…((((o* ̄-)o。


1045.jpg
日暮れの十二橋へ入ってきた
佐原ゆきの上り普通列車。
強風が吹き荒れるなかでも、
とくにダイヤが乱れることなく、
鹿島線は定時運行してくれました。
感謝、感謝。
人=∀=*)アリガタヤ
▲鹿島線 十二橋


「青春18きっぷ」などを使って、常磐線、ひたちなか海浜鉄道・湊線、鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線、そして鹿島線とめぐった、鉄道の旅 ...(((*・∀・)つ[18] 。
午前中には常磐線で国鉄特急色のE653系や赤電色のE531系、湊線で国鉄型のキハ205という、国鉄色三昧(?)の撮影が楽しめ (^_[◎]oパチリ 、そのあとの移動には久しぶりとなる大洗鹿島線に乗車して、見どころの多い車窓風景を転換クロスシートの列車でのんびりと味わい (´ー`)マターリ、そして鹿島線で狙った「四季島」の撮影は、旅のクライマックスにふさわしい夕景に恵まれて 。゜+.(´∀`人)スバラスィ゜+.゜。、関東近郊の日帰りではあるけど、“撮り鉄”、“乗り鉄”ともに目いっぱい満喫した充実の一日となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ちなみに、JRの路線ではない湊線と大洗鹿島線の運賃は別途にかかっていますが(あと、鹿島サッカースタジアム〜鹿島神宮もねw)、都内から常磐線の東海までと、鹿島神宮から都内まで乗ったJR区間だけで、「18きっぷ」一回分(2,410円換算)は、じゅうぶんにモトが取れています (´艸`*)オトク♪


1046.jpg
鹿島線から成田線に乗り換える佐原では、
国鉄色のEF65形機関車(2074号機)に遭遇。
(゚∀゚)オッ!
今日は貨車を牽いていない単機だったけど、
鹿島サッカースタジアムへ向かう貨物列車かな?
σ(゚・゚*)ンー…
これも今日撮れた「国鉄色ラインナップ」に
加えることとしよう。
▲成田線 佐原

1047.jpg
佐原で乗り継いだ
成田線の成田ゆきは209系。
ガラっガラに空いているので
ボックスシートに座ります。
(o ̄∇ ̄o)ボックス
▲成田線 佐原

1048.jpg
そして成田からは
成田線と総武快速線を直通する
逗子ゆきの快速列車で、
車両はE217系。
今旅もいろんな種類の電車に乗れました。
▲成田線 成田


十二橋1648-(鹿島540M)-佐原1655~1658-(成田2456M)-成田1731~1815-(総武快速4720F)-東京1926


ONE-shot 442 謹賀新年 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 442 謹賀新年

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新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
 
令和四年 元旦


“コロナ禍”なんて
ネガティブな言葉が定着した昨今ですが、
どんな状況でも下ばかり向かずに顔を上げて
気持ちを明るく“前向き”に明日へ進みたい。
 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ

そんな思いを込めて、
列車の進行方向が明確にわかる
電気機関車牽引の貨物列車を
年始の一枚としてみました。

(機関車が後ろにも連結されるような、
一部の例外的な貨物列車もあるけれどw)


鉄道趣味に偏ったマニアックなブログで、
写真も文章も拙いものではありますが、
今年もどうぞ気楽にお付き合いくださいませ。
(=゚∇゚)ノ ヨロシコ♪


21.11.30 武蔵野線 東川口-東浦和

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