SSブログ

ONE-shot 514 天高く [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 514 天高く

0923.jpg
空高し 華が見上げる かすみ雲 あずさ号w

ああ、秋だねぇ。
(´ω`)シミジミ


秋分の候
里山のあちこちで目に留まる彼岸花。
いまの季節を表す風物です。
( ̄  ̄*)リコリス

駄菓子菓子(だがしかし)
この日はどうにも
ウマく列車と絡めて撮れるような
都合よく咲くものに
なかなか出会えなかった。
(・ω・`)キョロキョロ(´・ω・)

橋脚の長さおよそ40メートルを誇る
壮大な鉄橋(新桂川橋梁)の
たもとで見つけた花と
橋の上の列車をいっしょに撮るため
地べたへ這いつくばる
苦しい姿勢を強いられたのに
フセッ!c⌒っ゚Д゚)っ
橋上を走りゆく特急「あずさ」は
あまり目立たないアングルで
撮り鉄的にみると
ちょっとビミョーな感じ。
σ(・∀・`)ウーン…
(写真をクリックして拡大表示されると
かろうじてE353系だとわかるかと思います ^^;)

でも彼岸花の写り方は悪くなく
私があらかじめイメージしていた画よりも
ダイナミックに表現できて
その特徴ある妖艶な赤いシルエットが
秋空に浮かび上がりました。
(・∀・)イイネ


そんな爽秋の一枚。


▲23.9.24 中央本線 鳥沢-猿橋



0926.jpg
“曼珠沙華(まんじゅしゃげ)”という
風情ある別名も持つ彼岸花。
( ̄  ̄*)マンジュシャゲ
その洋名を私が知ったのは
ここ数年のことですが
“リコリス”(Lycoris)って呼び方も
最近は耳にするようになりましたね。



ONE-shot 513 あちばーさりー? [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 513 あちばーさりー?

1001.jpg
上総、下総、安房に分かれていた三国が
廃藩置県によって地方制度が改められたのち
木更津県と印旛県を合併して
明治6年(1873年)に誕生した千葉県。
(゚ー゚*)バーチー
ことし令和5年(2023年)は
150年の節目となる
あ“ちば”ーさりー・・・もとい
アニバーサリーイヤー(AnniversaryYear)
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・150ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)

それを記念して
おもに県内の房総各線で臨時運行されている
自転車の積載が可能なサイクルトレインの
「B.B.BASE(ビービーベース)」には
期間限定で特別な “ヘッドマーク” が
掲げられるとのこと。
(゚∀゚*)オオッ!


出生は東京都で
いま住んでいるところも都内の私ですが
物心がついた2歳から成人になるまで
千葉の柏(かしわ)で育ったことから
出身地といえるのは千葉県。
(o ̄∇ ̄o)チバッコ
(柏を含む東葛地域の生活圏や文化圏は
千葉っていうより“チバラキ”だけどねw)

そんな個人的にゆかりも馴染みもある
千葉県の誕生150年。
それを記念したヘッドマークは
ぜひとも記録に残したいところです。
(-`ω´-*)ウム


モノトーンの車体デザインで
クールな印象を受ける「B.B.BASE」。
その前面に掲出された件のヘッドマークには
犬の横姿を千葉県の形に見立てた
マスコットキャラクターの“チーバくん”
ちょこんと描かれており
その赤いシルエットが印象的でした。
(´▽`*)チーバクン♪


▲23.9.16 総武本線 津田沼-幕張本郷



1002.jpg
ヘッドマークの装着を意識して
正面がちのアングルで撮ったものの
列車全体を入れた構図(一枚目)では
ブログサイズの小さな写真だと
ちょっとわかりづらかったと思われる
“千葉県誕生150周年”のヘッドマーク。
それをアップにしてみるとこんな感じです。
ヘッド( ̄  ̄)マーク
また撮影のために私が下車した
幕張本郷の駅の改札前にも
同様のデザインのポスターが
掲げられていました。

1003.jpg
ヘッドマークやポスターに採用された
そのロゴマークに描かれているのは
県の名産品で縁起物でもある
鯛や伊勢海老、落花生を載せた宝船で
帆には千葉県のマスコットキャラの
“チーバくん”もいます。
(゚ー゚*)タカラブネ
千葉県らしさが随所に表れた
なかなかいいデザインじゃないですか。
(・∀・)イイネ



1004.jpg
そして
「BOSO BICYCLE BASE」

略して「B.B.BASE」は
房総半島などでサイクリングを愉しむ
サイクリストの輪行需要に対応し
自転車を折り畳まずに
車内へそのまま積載することができる
サイクルトレイン方式の観光列車。
( ̄▽ ̄*)ビービーベース

1005.jpg
当列車の都心側の起点(始発駅)は
東京の墨田区に位置する両国で
ふだんは使われない臨時列車用のホームにて
自転車の積み込みを行います。
(・o・*)ホホゥ
(背後に写る三角の大屋根は両国国技館)

1006.jpg
1007.jpg
ちなみに
この両国の臨時ホームといえばかつて
総武快速線が東京の地下ホームへ
乗り入れる以前には
房総の各方面へ向かう長距離列車の
ターミナル駅として機能していた歴史があり
(上の二枚は
両国を発着していた時代に撮った
165系の急行列車)
(*´ω`*)ナツカシス
現在のここを起点とする「B.B.BASE」は
“千葉県誕生150周年”のマークを付けるのに
ふさわしい列車といえるのかもしれませんね。




わたらせ渓谷鐵道・・・国鉄色DE10「トロッコ」撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2023.09.09 わたらせ渓谷鐵道
国鉄色のDE10形が牽引!
「トロッコわたらせ渓谷号」撮影
 
 
私のような鉄道好きの“鉄ちゃん”にとって“駅”といえば当然のごとく、列車が発着する“鉄道の駅”をまっ先に思い浮かべますが σ(゚・゚*)ンー…、クルマやバイク、自転車などでドライブやサイクリングを愉しまれる方々には、道路沿いにある“道の駅”も馴染みがあるでしょう。
今旅の私がふらっと立ち寄ったのは ...(((o*・ω・)o、群馬県の桐生(きりゅう)から栃木県の足尾(あしお)を経て日光(にっこう)へと抜ける、国道122号線(正式には日光が起点で埼玉県の岩槻が終点らしい)の沿道にある、桐生市黒保根町の「道の駅 くろほね・やまびこ」(゚ー゚*)クロホネ。


0001.jpg
自然豊かな群馬の山里にある
「道の駅 くろほね・やまびこ」。
右手前の産直所も、左奥のお食事処も
シブい佇まいだなぁ。
(´ω`*)シブイ


近年の道の駅は、洗練されたデザインの物産館に小粋なレストランやカフェなどを併設したオサレなものも多いなか(例えば以前に私が富山で訪れた「道の駅 あまはらし」など)、この「くろほね・やまびこ」は地元の農産物を扱う昔ながらの産地直売所といった印象の鄙びた雰囲気 (´ω`*)シブイ。でもそれがまた、渓流の渡良瀬川(わたらせがわ)を擁する自然豊かな里山にマッチして、どこか郷愁感が漂う落ち着いた風情を醸し出しています (´ー`)マターリ。ちなみに“くろほね”とはご当地の地域名(旧・黒保根町)を由来とするもの(“やまびこ”はたぶん山彦のことで、もともと道の駅となる前は“やまびこ”っていう名の産直所だったらしい)。


0003.jpg
“水源の郷くろほね。うまい米。”
(‐д‐´)ホホゥ


そんな「くろほね・やまびこ」は先述したとおり道の駅であって鉄道の駅ではなく、ここに列車が発着することはありません。
では、いったい私はここへ何をしに来たのかというと σ(゚・゚*)ンー…、農産物直売所の店頭に並べられた大小のカボチャを横目に見ながら向かったのは、敷地内に併設されたお食事処(食堂)(*・ω・)ノ゙チワッス。古民家を改装したものだと思われるその味わい深い趣の店内で、おもむろに自販機へ千円札を投入して950円の食券を購入し、それを調理場直結のカウンターへと差し出します。そしてひとこと・・・

「もつ煮定食、お願いします ( -`д-´)キリッ」(yamatonosukeさん風にw)


0004.jpg
自家製粉の手打ち蕎麦、
地元で採れた野菜やきのこの天ぷらなど
惹かれるメニューが並ぶなか
私が選んだのは「もつ煮定食」。
(*-ω-)モツニ


は?いったい何の話をしているのかって? (´・ω`・)エッ?


9月9日(土)


0006.jpg
先日に宇都宮へ行ったときと同じように
東京から乗るE231系の普通列車。
でも今日は高崎線の高崎ゆきです。
▲東海道本線 東京

0007.jpg
高崎で乗り継いだ211系は
両毛線の小山ゆき下り普通列車。
(゚ー゚*)ニゲゲ
▲信越本線 高崎


きのうは台風(13号)の影響で雨が激しかった関東地方 ザアアァァ…:il!:il|个c(´д`;))!l|il:|;。明けてきょうの土曜日は台風一過の晴天を期待したものの、台風由来の湿った空気が居残っていまいちスッキリとしない曇天です σ(・∀・`)ウーン…。
そんな空模様の日に私が撮影目的で訪れたのは、群馬県の桐生と栃木県足尾町の間藤(まとう)をむすぶローカル線(第三セクター鉄道)の「わたらせ渓谷鐡道」。通称 “わ鐡” (゚ー゚*)ワ。


0008.jpg
0009.jpg
桐生で両毛線から乗り換えたのが
今旅の目的路線である
わたらせ渓谷鉄道。
(゚ー゚*)ワテツ
間藤ゆき下り普通列車は
単行のディーゼルカーです。
座席配置がクロスシート仕様の
WKT-520形に当たったのはラッキー。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲わたらせ渓谷鐡道 桐生


わたらせ渓谷鉄道(わたらせ渓谷線)はその線名のとおり、ほぼ全線が渓流の渡良瀬川へ沿うように線路が敷かれていて、列車の車窓からもその風光明媚な自然風景を愉しむことができます (・∀・)イイネ。とくにこれから迎える紅葉シーズンは多くの観光客で賑わうでしょう。


0010.jpg
車窓に渓流の渡良瀬川を映して走る
わたらせ渓谷鉄道。
下り列車なら進行方向の右側が
比較的長く川景色を眺められます。
(・∀・)イイネ
▲わたらせ渓谷鐡道 上神梅-本宿
(車窓から)


そんな沿線環境を活かして週末や行楽シーズンを中心に当線で運行されているのが、客室の一部が窓ガラスのないオープンデッキ構造となった、いわゆる「トロッコ列車」( ̄▽ ̄)トロッコ。
わ鉄のトロッコ列車には二種類あり、ひとつは気動車(ディーゼルカー)タイプで自走式の「トロッコわっしー号」(WKT-550形)。もうひとつが客車方式でディーゼル機関車(DE10形)の牽引によって運転される「トロッコわたらせ渓谷号」(・o・*)ホホゥ。
後者には茶色いトロッコ客車(わ99形)に色を合わせた専用の機関車(DE10 1537)が用意されていて通常はそれを使うことが多いのですが、当機の検査などによるものなのか私には事情が詳しくわからないけど、今夏の運転では専用機でなく予備的な位置づけとなっているもう一台の同型機(DE10 1678)がトロッコの牽引に連日登板しているとの情報をSNSなどで目にしました (゚∀゚)オッ!。実はこちらの予備的な機関車は製造時からのオリジナルである朱色の“国鉄色”を維持しており、国鉄時代の車両が好きな私にとっては気になる存在なんです σ(゚・゚*)ンー…。
はたして、「トロッコわたらせ渓谷号」の始発駅となっている途中の大間々(おおまま)で、運転準備中の当該列車の様子を乗っていた普通列車の窓から見てみると・・・(「゚ー゚)ドレドレ


0011.jpg
茶色いトロッコ客車の先頭に立つのは
朱色のディーゼル機関車。
(゚∀゚)オッ!
▲わたらせ渓谷鐡道 大間々
(車窓から)


国鉄色のデーテン(DE10)を確認!(*`д´)ゞ ピシッ!
やはりSNSなどで得た情報のとおり、本日の「トロッコわたらせ渓谷号」も専用機ではなく国鉄色のほうが牽引を担当。これには曇天の空模様でも私のテンションは一気に上がります (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
その「トロッコわたらせ渓谷号」を沿線の撮影ポイントで撮るべく、先行する普通列車から私が下車したのは本宿(もとじゅく)。


0012.jpg
桐生市黒保根町に所在する
無人駅の本宿。
夏場は木々の葉に遮られて
川面がちょっと見にくいけど
そのホームは渡良瀬川に面しています。
▲わたらせ渓谷鐡道 本宿

0013.jpg
0014.jpg
そして本宿のホームは
道路から一段低いところに位置し
斜面に備えられた階段がアプローチとなるため
駅を表す看板が道沿いに立てられています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲わたらせ渓谷鐡道 本宿


東京0620-(高崎1822E)-高崎0815~0836-(両毛439M)-桐生0928~1006-(わたらせ渓谷717D)-本宿1037

続行でやってくる「トロッコわたらせ渓谷号」の通過までは、あと30分ほど。
あまり時間に余裕はないけれど、目的地の撮影ポイントは本宿の駅から線路に沿った国道を上り方向へ歩いてわずか5分という、列車利用の“徒歩鉄”に嬉しい近さ ...(((o*・ω・)o。そこなら焦らずともじゅうぶん間に合います ъ(゚Д゚)ナイス。


0015.jpg
駅から5分・・・もかからずに
やってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
並行する国道の路肩から
わ鐵の線路と渡良瀬川が見下ろせます。


ここは駅近のお手軽な場所ではあるものの、国道の路肩から少し高い目線でカーブする線路とその向こうに流れる渡良瀬川を望める、なかなかの好撮影地 (・∀・)イイネ。夏場は木々の葉が生い茂って川面がスッキリと見えないのは惜しいところですが、緑が豊かなのも今の時期らしい風情と捉えるべきか (´ω`)ウン。
きょうは台風明けの曇天という出撃を決断しにくい微妙な天候だからか同業者は誰もおらず、ここでは私ひとりで「トロッコわたらせ渓谷号」を迎えます (・ω・)ポツン。


0016.jpg
山里の渓流に沿って
のんびり進むトロッコ列車。
晩夏の濃緑に映える
朱色のディーゼル機関車が
その牽引を務めます。
▲わたらせ渓谷鐡道 上神梅-本宿


国鉄色デーテン(DE10)のトロッコが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
せせらぎをかき消すようにエンジン音を響かせて、朱色のDE10形を先頭にした「トロッコわたらせ渓谷号」が川べりのカーブをゆっくりと進みゆきます ノコノコ...(((o*・ω・)o。ふだんの専用機による色が統一された編成もけっして嫌じゃないけど、個人的にやっぱり国鉄色のディーゼル機関車は落ち着いた印象でいいものだなぁ +。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。
4両編成の客車のうち真ん中の二両がオープンデッキ構造のトロッコ車両となっているのですが(前後はふつうの客車)、この角度で見るとそれがあまり目立たず(あえて狙ったアングル?)、国鉄色のDE10形が茶色っぽい客車を従える様はまるで、昭和の国鉄時代に旧型客車で運行されていた地方のローカル列車(客車列車、ローカル客レ)を思わせるような、懐かしい趣が感じられるではありませんか ( ̄  ̄*)キャクレ。う〜んシブい。
ちなみに背景の右側へ写り込んだ国道はけっこう交通量が多いのに、このときはタイミングよくクルマが一台も通らなかったのは、ちょっとしたラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


0017.jpg
“ピッ!”っと短笛を鳴らして
鉄橋にさしかかるところを
引いたアングルにしてもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
このくらいの角度で眺めるDE10形は
長さが違う前後のボンネットによる
アンバランスな凸形スタイルが
際立って見えますね。
( ̄  ̄*)デーテン
▲わたらせ渓谷鐡道 上神梅-本宿


日が差さないあいにくの曇天だけど、このシブい印象の編成には案外マッチした空模様のようにも思えるし、もし晴れたとしても今の時間帯のこの場所はおそらく逆光となるハズなので、これはこれでよかったのかもしれません (-`ω´-*)ウム。何よりこの山里風景という穏やかなロケーションで国鉄色のDE10形が牽く列車を撮れたことが、国鉄型好きの私としては満足でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0038.jpg
[道の駅 くろほね・やまびこ]
この先2キロか・・・。
σ(゚・゚*)ンー…



さて、撮影を終えて時刻は11時過ぎ。ちょっと早いけどお昼時 (›´ω`‹)ハラヘタ・・・ですが、田舎のローカル線では下車した駅や訪れた場所の近くに飲食店や商店などがまったく見あたらず、ときには食事にありつけないなんて場合もよくあること (´д`;)アウ…。そこで今回はいちおう事前に本宿の撮影ポイント付近で何か食べられそうなお店がないか調べてみたところ \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、実はすぐ近くにラーメン屋さんが一軒と、さらに国道を2キロほど進んだあたりに「道の駅」があることを確認 (・o・*)ホホゥ。これなら“食事難民”にならなくて済みそうです ε-(´∇`*)ホッ。
しかもその「道の駅」のお食事処(食堂)は、豚のモツとコンニャクを自家製の味噌で煮込んだ“もつ煮”が名物らしく、それを食べた人の感想も評価が高い ホシ('ω')ミッツデス。これは魅力的で思わずヨダレが出てしまいます (゚
¬゚)ジュルリ。この道の先に美味しいものがあるとわかれば、2キロくらいは大した距離じゃありません。たかだか歩いて20分くらいでしょう ...(((o*・ω・)o。


0059.jpg
0018.jpg
「道の駅 くろほね・やまびこ」のお食事処は
重厚な造りの古民家風・・・というか
おそらく古民家を改装したものだと思われ、
二重になった三角屋根や
店内の立派な梁などに目が留まります。
(´ω`*)シブイネ


・・・で、やってきたのが今記事冒頭の「道の駅 くろほね・やまびこ」(゚ー゚*)クロホネ。
んで、オーダーしたのが名物だという“もつ煮定食”です (゚
¬゚*)モツニ。
店内の高い天井に張り巡らされた立派な梁などを見上げながら待っていると、それは程なくして私の前に運ばれてきました オマタヘ(((*゚▽゚)つ_▼▽_。御飯とお吸い物(?)や副菜とともにお盆へ並べられた、大きなどんぶりの“もつ煮込み”から漂う味噌の甘い匂いが空腹の胃袋を刺激します (゚A゚;)ゴクリ。
さっそく七味をパッと振ってひと口・・・う、ウマい! (*°▽°*)ウンマ!。


0020.jpg
0021.jpg
「道の駅 くろほね・やまびこ」名物の
“もつ煮定食(950円)”
どんぶりいっぱいに盛られたもつ煮は
甘めの味噌が優しいお味で
ご当地産の“くろほね米”を炊いた
つやつやの御飯によく合います。
これは箸が止まりません!
(もちろんビールにも合う合うw)
モツニ(゚д゚)ウマー!


牛や豚などの畜産業が盛んな地域で、食肉の加工行程から大量に出るホルモン(内臓)を無駄なく消費しようと、はじめはおもに地元の方を中心に食べられていたという群馬の“もつ煮”ですが、当地を通るトラックドライバーなどの口コミでその美味しさが全国的に広まり、今では県を代表する名物のひとつとなっています (・o・*)ホホゥ。また群馬の“もつ煮”は野菜をほとんど使わずにモツとコンニャクだけで作るのが特徴だそうで、私がいただいたものもそのとおりシンプルな具材でした ≠( ̄〜 ̄*)モグモグ。


0023.jpg
副菜はサラダやお新香のほか
白菜のお吸い物だと思っていた椀物は
自家製粉の手打ちそば(十割?)を使った
温かいお蕎麦でした。
(・∀・)オソバ
また煮付けたコンニャクも自家製で
弾力のある食感が美味しい。
( ̄〜 ̄*)コンニャク

0024.jpg
隣接する産直所で販売されている
自家製のコンニャクは1kg 570円。


ちなみに群馬の“もつ煮”といえば、上越線の沿線で同県渋川市の津久田(つくだ)にも美味しいと評判の名店があり、当線でSL列車(SLぐんまみなかみ号)などを撮りに訪れる鉄ちゃんのあいだでもちょくちょく話題に上がるのですが ヽ(゚ω゚)ウマイヨ、そのお店は最寄駅の津久田から5キロ以上もの距離があり(橋が遠い川の対岸)、私のような徒歩鉄だとなかなか気軽には食べに行けません (´Д⊂ ムリポ。
いっぽう今回の「道の駅 くろほね・やまびこ」ならば、本宿から2キロ、下り方隣駅の水沼(みずぬま)からは1キロのところに位置した歩ける距離で、わ鐵の撮影ついでに立ち寄って念願の“もつ煮”を美味しくいただくことができました ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。

まあ、慣れないヘタな“食リポもどき”(?)はこのくらいにして・・・(^^;)ゞポリポリ、ごちそうさまでした 人´ε`*)ゴッチャンデス。


0030.jpg
「道の駅 くろほね・やまびこ」から
1キロほどのところに位置する駅で
本宿と同じく桐生市黒保根町に所在する
わ鐡の水沼。
奥の屋根には“温泉マーク”が見えるけど・・・
(゚∀゚)オッ!
▲わたらせ渓谷鐡道 水沼

0031.jpg
あれ?本日休館とな?
(・・?)アリ?


道の駅での食事を満喫した私が次にやってきたのは、鉄道駅の水沼 ( ̄  ̄)ミズヌマ。
ここからすぐにわ鐵の列車へ乗って移動するのではなく、当駅には日帰り入浴が楽しめる温泉施設(水沼駅温泉センター)が併設されており (゚∀゚)オッ!、少し時間に余裕があることからひとっ風呂浴びていこうかという、撮り鉄のあとに食事から入浴へと流れるナイスなプランを考えていたのですが ъ(゚Д゚)ナイス、駄菓子菓子(だがしかし)土曜日にも関わらずその入口には、「本日休館」と書かれた紙が貼られています (・・?)アリ?。どうやらホントのところは今日だけの休館ではなく、経営的な事情により先月からしばらく休業(閉館?)となっているようで、何にしても残念ながら利用することができませんでした (・ε・`)チェ。
ちなみに思い返せば今夏の7月に訪れた岐阜の明知鉄道でも、駅前温泉として知られる花白温泉がボイラー故障が理由で臨時休館していたっけ。このところの私はどうも温泉との相性が良くないみたいだなぁ "o(-ω-;*)ウゥム。


0032.jpg
「温泉のある駅・水沼」
せっかく立派な温泉施設が併設されているので
できることなら再開してほしいものですね。
σ(・∀・`)ウーン…
カッパくんもまたお風呂に入れることを
待っているでしょう・・・。


温泉へ入れずに“ナイスなプラン”はもろくも崩れちゃったけど気を取り直して、ここ水沼から歩ける範囲でもう一カ所、私には行きたいところがあります・・・というか、本来はそこが今旅いちばんの目的地 (-`ω´-*)ウム。
先ほど食べた“もつ煮定食”をスタミナの源にして快調に歩き進むのは、集落のまわりを囲む里山のひとつに伸びる上り坂 ...(((o*・ω・)o。その登った先にあるのが、わ鐵の線路を高い位置から見下ろすことができる、いわゆる俯瞰ポイントの撮影地です (´ω`)ナルヘソ。


0033.jpg
とくに苦労することなく
坂道を上がってやってきたのは
こんなところ。
え〜っと、線路が見えるかなぁ?
(「゚ー゚)ドレドレ


さほど高くはない里山の中腹付近でわずかに開けた眺望 (゚∀゚)オッ!。
ひょっとしたら今の時期は鬱蒼と生い茂る草木で視界が遮られて、下界にある線路が望めないかもしれないとの不安はありましたが (゚ペ)ウーン…、たどり着いた現地から目を凝らすと眼下にはかろうじて、壮大な情景のなかだと細々として見える非電化単線の線路が確認できました m9っ`∀´)ミッケ!。これならどうにか列車が撮れそう ε-(´∇`*)ホッ。
そしてこの場所から狙うのはもちろん、例の国鉄色ディーゼル機関車が牽く「トロッコわたらせ渓谷号」にほかなりません ( ̄▽ ̄)トロッコ。昼前に足尾ゆき「トロッコわたらせ渓谷3号」で下っていった当該編成が終点で折り返し、上りの大間々ゆき「トロッコわたらせ渓谷4号」として15時過ぎにこのあたりを通過します (*゚ェ゚)フムフム。


0037.jpg
お、厚い雲が流れはじめて
うっすらと日が差すようになってきたぞ。
(゚∀゚)オッ!


きょうはこれまでずっと厚い雲に覆われた曇天の空模様でしたが (-ω-;*)ドングモリ、ここにきて少しずつ上空の雲が薄くなってきたみたいで、時おりほんのわずかながら雲間から太陽が顔を覗かせるようになりました (゚∀゚)オッ!。これは日差しが期待できるというほどではないけれど、タイミングがよければワンチャンあるかも!?(☆∀☆)ワンチャン☆。いまの時間帯のこの場所はおそらく順光となるハズなので、もし晴れてくれたら嬉しいなぁ 八(゚- ゚)ハレテ。
そんな状況のなかで待つことしばし、やがて「トロッコわたらせ渓谷号」が水沼の駅を発車する際に鳴らされる、DE10形機関車の汽笛の音が耳に届きました ピィィィ───( ̄- ̄ 3)───ッ…。ここから列車が見える箇所はわずかなので、通過のタイミングを逸しないよう集中します (*`・ω・´)-3フンス!。


0034.jpg
箱庭のような情景のなかで目を引く
朱色のディーゼル機関車に牽かれて
渡良瀬川沿いの深い森を抜ける
「トロッコわたらせ渓谷号」。
地形を活かした山里の棚田は
もうすっかり秋色です。
(゚- ゚)アキ
▲わたらせ渓谷鐵道 水沼-本宿


秋の棚田でトロッコが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
まだ夏の名残りを感じる深い緑に包まれた山里の一角で、美しき黄金色の輝きを放つ稲田。その傍らに敷かれた緩いカーブを朱色のDE10形が牽くトロッコ・・・いや、ローカル線の客車列車(という表現でも間違いではない)がコトコトとかすめてゆきます コトコト...(((o*・ω・)o。けっして抜けがよいとはいえない狭い視界のなかで展開される、初秋の田舎風情をぎゅっと凝縮した鉄道情景の素晴らしさに穏やかな感動を覚えます。ああ、いいねぇ・・・ホント、こういうロケーションに国鉄色の車両(DE10形に限らず)はしっくりとマッチするものだよなぁ +。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。ちなみにこのあたりの田んぼで作られるお米がおそらく、先ほどの「道の駅」でお昼ゴハンに美味しくいただいた、ご当地米の“くろほね米”と呼ばれるものなのでしょうね
(´ω`)ナルヘソ「水源の郷くろほね。うまい米。」・・・か。
そしてわずかな望みを抱いていた太陽の日差しは、完全に雲が抜けた状態の“バリ晴れ”ではなかったものの、列車が通過するタイミングで陰影が出るくらいの薄日は差して、一帯の景色に明るさを、DE10形の朱色に鮮やかさを与えてくれました (゚∀゚*)オオッ!。ずっと曇り空だったことを考えれば、薄日でも嬉しくてじゅうぶんに満足です (+`゚∀´)=b OK牧場!。

山あいにちらりと姿を見せて走り去った「トロッコわたらせ渓谷号」。これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0035.jpg
撮影を終えて水沼からわ鐵に乗車。
桐生ゆきの上り普通列車は
ロングシート仕様のWKT500形でした。
( ̄  ̄)ロング
▲わたらせ渓谷鐵道 水沼


ディーゼル機関車が牽く観光列車の「トロッコわたらせ渓谷号」を撮りに訪れた、山里のローカル線「わたらせ渓谷鉄道」(゚ー゚*)ワテツ。
国鉄型の古い車両が好きな私にとって、オリジナルの国鉄色を纏うDE10形の貴重な登板にテンションが上がったのもさることながら ε-(°ω°*)デーテン!、事前に食事処を探していて目に留まった「道の駅 くろほね・やまびこ」の“もつ煮”にも惹かれるものがあり ジュルリ、ぶっちゃけ今回は「トロッコ」の撮り鉄よりも“もつ煮”を食べるほうの楽しみが上回ったというのが正直なところかもしれません (。A。)アヒャ☆。そのお味は期待を裏切らないおいしさでした (゚д゚)ウマー!。
もちろん本来の目的である「トロッコわたらせ渓谷号」も晩夏から初秋へとうつろう時期に、その季節感が表れた情景のなかで国鉄色のDE10形を記録することができて (^_[◎]oパチリ、個人的に満足のいく成果が残せたと思っています (-`ω´-*)ウム。とくに復路で高台から眺めた箱庭のような情景が印象的で、そこに薄日でも差してくれたのは曇天ベースの一日で嬉しい誤算でした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。まあ、唯一残念だったのは温泉に入れなかったことでしょうか。タオルも持参してきたのになぁ (^^;)ゞポリポリ。
これから深まりをみせる秋には錦の紅葉が、そして春には桜や花桃が沿線を彩る“わ鐵”。風光明媚な四季折々の情景を楽しみにして、またぜひとも撮影に訪ねたいところです (・∀・)イイネ。


0036.jpg
桐生でわ鐵から乗り継いだ
両毛線の小山ゆき下り普通列車(右)は
わずか4分という好接続。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
往きは高崎経由でしたが
帰りは小山経由で都内へ戻ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
▲両毛線 桐生


水沼1557-(わたらせ渓谷724D)-桐生1636~1640-(両毛455M)-小山1738~1742-(東北1627E)-赤羽1848~1850-(湘南新宿ライン2853Y)-新宿1908






☆オマケ☆


今回の私が旅した「わたらせ渓谷鐵道」(゚ー゚*)ワテツ。
その前身はJR東日本の“足尾線”で、旧・国鉄特定地方交通線(いわゆる赤字ローカル線)に選定されて廃止の危機に直面した当線を、県や沿線自治体などが出資する第三セクター鉄道として存続させ、現在のわたらせ渓谷鐵道が1989年(平成元年)に引き継いだものです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
JR足尾線としての最終日となった89年3月28日に特別運行された「さようなら列車」サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~、その先頭をつとめた牽引機がやはりディーゼル機関車のDE10形で ( ̄  ̄*)デーテン、あれから34年もの月日が経った今日に見た「トロッコわたらせ渓谷号」を牽く国鉄色の同型機(DE10 1678)には、個人的に感慨深いものがありました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


8902.jpg
春雨がそぼ降るなか
国鉄色のDE10形1682号機が先頭に立った
「さようなら足尾線」の特別臨時列車。
後ろに従える客車は
和式客車(お座敷客車)の「くつろぎ」です。
(゚ー゚*)タカビー
▲89.3 足尾線 沢入

8901.jpg
こちらはもともとの国鉄色でなく
イベント用の旧型客車(後ろ)に合わせて
茶色(ぶどう色2号)に塗り替えられた
DE10形1705号機が牽引する特別臨時列車。
駅ホームでの手堅い撮影だけど
「さようなら足尾線」のヘッドマークが
いい記録になりました。
パシャ☆(*≧∀ノ[◎]ゝ
▲89.3 足尾線 足尾

8903.jpg
わ鐵への転換を控えた
JR足尾線最終日の足尾駅。
タラコ色の国鉄型気動車が走るのも
この日かぎりです。

多くのファンが集まったけど
どこかまったりとした雰囲気。
(´ー`)マターリ
わ鐵の開業を祝って上げられた

“アドバルーン”が

今ではちょっと懐かしさを感じますね(笑)
(o ̄∇ ̄o)アドバルーン
▲89.3 足尾線 足尾


この当時の私はどちらかというと“撮り鉄”よりも“乗り鉄”のほうをメインに行動していたけど、もし今の私だったら駅のホームでなく沿線の撮影ポイントにて「さようなら列車」を狙っただろうな・・・ ( ̄▽ ̄*)トリテツ



ONE-shot 512 Blue Ocean [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 512 Blue Ocean

0819.jpg
青い空、
青い海、
青い特急。


茨城県の観光キャンペーンの一環として
ひと昔前に常磐線の特急列車として走っていた
E653系「フレッシュひたち」のカラーリングを
現行のE657系「ひたち」「ときわ」に再現した
“フレッシュひたち復刻色”。
(゚ー゚*)リバイバル

少し前に私が沿線へ撮影に訪れて
その模様を拙ブログでご紹介した時点だと
編成ごとに再現される全5色のうち
運用に就いていたのは
緑、赤、黄の3色(3編成)でしたが
そのあとさらに4色目として
青い色の編成(K1編成)も加わっています
(なお、残りのひとつは橙色)。


もともと「フレッシュひたち」に施されていた
5色ものカラーバリエーションは
常磐線沿線の茨城や福島の各地域をテーマに
名所や名物をそれぞれイメージしており
(例えば赤なら“水戸偕楽園の紅梅”
青い編成は茨城や福島の海を表したもの
(正確にはいわきの塩谷崎海岸)。
カラーネームは「ブルーオーシャン」。
(o ̄∇ ̄o)アオレンジャー

せっかくならそれを
カラーイメージの元となった
海バックの情景で撮りたいと思い
数日前から当該編成の運用を調べて
撮影に臨んでみました。
(^_[◎]oパチリ

特定の一本を特定の場所や条件で狙うのは
けっして容易ではないけど
そのこだわりを追求することがまた
“撮り鉄”という趣味の奥深さでもあります。
(-`ω´-*)ウム


▲23.8.18 常磐線 日立-常陸多賀



6001.jpg
6002.jpg
撮影ポイントへ向かうのに私が下車した
常磐線の日立(茨城県日立市)は
太平洋岸に建つその立地を活かして
ガラス張りの構内から
海景色が広く一望できるという
開放感のあるオシャレな駅です。
。゚.o。ステキ♪(´∀`人)。o.゚。

併設されたカフェで海を眺めながら
ひと休みしたいところだけど
(メニューには地ビールなどもあるらしいw)
きょうのような天気のいい週末は
入店を待つ方が多数いるほどの
盛況ぶりでした。
ビール( ̄∇ ̄:)オアズケ






そしてこの日の私が
常磐線沿線にある福島のいわきを訪れて
お昼ゴハンに贅沢なお鮨をいただいたのは
まだ処理水の海洋放出が開始される前のことですが
これからも変わらずにずっと
美味しい魚介類が食べられることを信じて
福島や茨城の水産業を応援します




宇都宮ライトレール・・・開業初日 乗車記 [鉄道乗車記]

0000.jpg
2023.08.26 宇都宮ライトレール
祝・開業☆
宇都宮芳賀ライトレール線 乗車
 
 
北関東は栃木県の県都、宇都宮市 ウツ(゚ー゚*)ノミヤ。
その市内中心部と郊外の芳賀町(はがまち)にある工業団地をむすび、慢性的な交通渋滞の緩和などが期待される新たな公共交通システムとして、LRT(Light Rail Transit)と呼ばれる“次世代型路面電車方式”の鉄道、「宇都宮ライトレール(宇都宮芳賀ライトレール線)」が今夏に誕生 (*゚▽゚)/゚・:*【祝 開業】*:・゚\(゚▽゚*)。部分的な延伸などでなく全線を新設した路面電車は、1948年(昭和23年)の富山地鉄伏木線(現在の万葉線高岡軌道線)以来となる、実に75年ぶりだそうです (*・`o´・*)ホ─。

構想から完成まで30年をかけた「宇都宮ライトレール」。私も鉄ちゃんとしてそのような計画があることは知っていたものの、ぶっちゃけ宇都宮にさほど馴染みのない私が当地の“LRT”を何となく意識し始めたのは、まだ着工前にあたる今から10年くらい前のことで ( ̄▽ ̄)エルアールテー?、当時の宇都宮にお住まいだった(単身赴任していた)ブログ仲間さんと会って市内をクルマで案内していただいた際(駅東公園のゴナナを見に行ったのよね)にLRTの話題となり、多くのクルマが行き交う駅前通りを眺めながら「ホントに出来るんすかね〜。ここを路面電車が走るなんて、なんだか夢物語だなぁ」などと半信半疑だったものです ( ´_ゝ`)フーン(hanamura師匠、お元気かしら)
そんな宇都宮のLRTはホントに2018年から建設が着手され (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…、およそ5年かけて14.6キロの全線を敷設 ε-(´o`A フゥ…。まさに夢が現実となり、正式な路線名を「宇都宮芳賀ライトレール線」として今年(2023年)8月26日に開業のときを迎えました w(*゚o゚*)wオオーッ!。もうね、10年前に疑ったことを謝りたい気分ですよ ゴメンネ(人∀`o)ゴメンネ〜。

JRや私鉄など国内における“旅客鉄道路線の全線完乗(完全乗車)”を生涯の目標(?)としている私にとって、路面電車ももちろん例外でなく(今のところ鋼索線は除外してるけど・・・)、新たな路線ができたのならば、それをいち早く乗りつぶしたいところ (-`ω´-*)ウム。そこでさっそく「ライトレール」が開業する初日に宇都宮へと向かうこととしました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。


8月26日(土)

記録的な真夏日続きの関東地方 。゚(A′□`;)qアチィィ・・・。きょうも東京は朝からギラギラと太陽が照り付ける晴天で、これから向かう宇都宮も“晴れ時々曇り”の予報 ( ̄  ̄*)ハレ。とはいえ今の時期、とくに北関東では天気の急変による豪雨や雷雨は珍しくなく、たとえ晴天予報でも折り畳み傘の携帯は必須でしょう 个o(・ω・*)カサ。


0001.jpg
東京駅から乗るE233系は
上野東京ラインを経て宇都宮線に直通する
宇都宮ゆき快速「ラビット」。
ラビット( ̄▽ ̄)セキネ
▲東海道本線 東京


東京から宇都宮へは東北新幹線なら一時間足らずで行けますが、私が乗るのはいつものごとく在来線の宇都宮線。快速「ラビット」でおよそ二時間弱の鉄旅です ...(((o*・ω・)o。
ちなみに今回も使用する乗車券は、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題の「青春18きっぷ」(の一回分)。今夏の私が岐阜の恵那(えな)新潟の糸魚川(いといがわ)を東京から往復するのに活用したことを考えたら、宇都宮までに使うのはちょっともったいない気もするけれど σ(゚・゚*)ンー…、都内にあるウチの最寄駅から宇都宮への普通乗車券(通常運賃)は片道2,310円(往復4,620円)。これは「18きっぷ」一回分換算の2,410円とほぼ同額で、往復すればじゅうぶんにモトがとれます (´艸`*)オトク♪。
6時半に東京を出た快速「ラビット」は宇都宮線を順調に北上し、遅れることなく8時半に宇都宮へ到着 (・ω・)トーチャコ。

東京0641-(東北3620E)-宇都宮0821


0003.jpg
栃木県宇都宮市の中心駅で
当市の玄関といえるJR宇都宮駅には
東北新幹線、宇都宮線(東北本線)、日光線、
さらには烏山線の直通列車が発着。
また当駅から1.5キロほど西方には
東武宇都宮線の東武宇都宮駅も所在します。
▲東北本線 宇都宮

0002.jpg
宇都宮に着いたら
まずは餃子像にご挨拶。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
なお繁華街があるこちら側は
駅の西口です。

0004.jpg
いっぽう、
近年に駅前の再開発が行なわれた東口。
きょうはコッチのほうが賑わっている?
σ(゚・゚*)ンー…
その理由はもちろん“LRT”。
▲東北本線 宇都宮


個人的に遊びでも仕事でも、これまでに何度か訪れている宇都宮 ( ̄  ̄*)ウツノミヤ。
駅同士が少し離れたJRと東武線を乗り換えるついでに街なかをぶらついたり、冒頭で触れたようにブログ仲間や友人と会ったり、名物の餃子などを食べにきたり、そういえば当地を早朝に通過する寝台特急「カシオペア」が撮りたくて宿泊したこともあったっけ。そのほとんどの場合で私は繁華街側である西口から駅を出ていましたが、きょうの舞台となるのは東口エリアのほう コッチ…((((o* ̄-)o。
そう、件の「ライトレール」はJR宇都宮駅の東側に隣接する形で停留場(路面電車の駅)が設けられているのです (・o・*)ホホゥ。停留場名はそのまま「宇都宮駅東口(停留場)」。


0005.jpg
0006.jpg
0007_1.jpg
構内のコンコースや
駅ビルの入口などの各所に
LRTの開業を祝う装飾が見られて
おのずとテンションが上がります。
(*゚v゚*)ワクワク♪


ちなみに駅の構内へ掲げられた案内標に沿って停留場のほうへ歩き進むと、目に留まるのは「ライトレール」でなく「ライトライン」の表記 (゚ー゚*)ライトライン。
当線は「宇都宮ライトレール」という鉄道会社(上下分離方式の運送事業者)が運営する、LRT(次世代型路面電車)を使った、「宇都宮芳賀ライトレール線」が正式なものだけど ライトレール?(゚д゚≡゚д゚)ライトライン?、親しみを持って呼びやすい「ライトライン(LIGHT LINE)」の愛称も付けられており、一般的にはこちらの呼称を定着させたい印象が伺えます。
んじゃ、ここからは私(拙ブログ)も「ライトライン」と呼びますか。


0007_2.jpg
案内標に記されているのは
愛称の「ライトライン」。
「(未来への)光の道筋」という意味のほか
雷のまち宇都宮を表す「雷都」も
その由来だそうです。
( ̄  ̄*)ライト


では、その「ライトライン」へさっそく乗ってみましょう!(*゚v゚*)ワクワク♪
・・・と、いいたいところですが (´・ω`・)エッ?、実は開業初日である本日(8/26)は開業式や発車式などの記念式典が午前から昼にかけて行なわれ、また多くの乗車希望者による混乱を避けるため、通常の営業運転を朝の初発電車から開始するのではなく、まずは式典出席者や招待客を乗せた試乗形式のものから走りはじめて、ふつうの一般客が利用できるのは15時以降を予定しているとのこと ヾノ・∀・`)マダマダ。つまり一般運行の“一番列車”は宇都宮駅東口を15時00分発になります ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。


0007.jpg
私が着いた8時半の時点では
まだ営業運転を行なっておらず
「一般のお客さまの乗車は
15時以降を予定しています」
・・・だって。


一般運行が15時からだということを私はあらかじめ公式のホームページなどで見て承知しており、それならば何も朝の8時半に宇都宮へ来る必要はなかったように思うかもしれませんが、15時に開始されてそれにすんなりと乗れるわけではなく、乗車するためには事前に朝8時から配布される“乗車整理券”なるものが必要らしい ( ̄  ̄)セーリケン。
徹夜組も出たという15時発の一番列車は到底ムリだけど、16時台か17時台くらいに宇都宮駅東口を発車する列車に乗れたら、日が明るいうちに終点までの車窓風景が楽しめるかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。もしも整理券の配布がすでに終了していたり、乗れるのが日暮れ後の列車になったりするようなら、きょうは宇都宮駅周辺で開業日の雰囲気だけを味わって、乗車するのはまた後日でもいいやくらいの心づもりでいましたが、ためしに整理券の配布列へ並んでみたところ、一番列車から一時間後となる16時00分発の整理券を私は難なく手にすることができました (*・∀・)つ[16:00]
(なお整理券が事前配布されたのは15時台と16時台の列車のみで、17時以降は直接列へ並んで定員を区切っての乗車制となった模様)。


0008.jpg
0009.jpg
無事にゲットできた
運行初日の乗車整理券。
(σ゚∀゚)σゲッツ!
私が乗れるのは宇都宮駅東口を
16時ちょうど発です。

0010.jpg
ちなみに“配布終了”の札を見て
いっしゅん焦ったけど
こちらは“発車式”の整理券でした。
ホームで行なわれる発車式は
見られなさそうだな・・・。
(・∀・`)ウーン…


一番列車ではないものの、開業日に乗車が確約されただけでも嬉しくて安堵の気分 ε-(´∀`*)ホッ。鉄道全線完乗を目指す者として、やはり乗れるものなら初日に乗りつぶしたいよね (-`ω´-*)ウム。
とはいえ、今はまだ9時で、16時まではあと7時間もあります ( ̄  ̄;)ナナジカン…。さてどうしましょうか・・・。
整理券とともに配布されたイベントスケジュールによると今日は一般運行に先がけて、10時から「開業式」、11時10分から「出発式」、そして11時40分から「パレード」が行われる予定となっています (*゚ェ゚)フムフム。このうち開業式は屋内のホールのようなところへ関係者のみが参列して一般の入場はできず、停留場のホームでテープカットなどを行なうであろう出発式は先着300人程度の観覧エリアが設けられているものの整理券の配布はすでに終了 (´д`)アウ…。いっぽうパレードは「ライトライン」が実際に走行する街なかの併用軌道区間(線路が敷かれた道路)の一部である宇都宮駅東口から隣駅の東宿郷(ひがししゅくごう)にかけて催され、これは沿道にいれば誰でも自由に観覧できるようです (゚∀゚)オッ!。
ならば、開業日の記録のひとつとしてこのパレードを撮影しようと思い、駅ナカのカフェで少しばかり時間をつぶしてから、パレードが始まる一時間前の10時過ぎくらいに会場となる駅前通り(鬼怒通り)へ向かってみました ...(((o*・ω・)o。


0011.jpg
パレード見物にたくさんの人が集まった
鬼怒通りの併用軌道区間。
開催時間は交通規制が敷かれているため
クルマの通行はありません。


照りつける日差しで暑さがキビシいなか (´Д`υ)アツー、沿道にはすでに多くの人が観覧に集まっていましたが、どうにか私もパレードが見やすい前列を確保できて、開始時間までしばらく待機します。
すると、程なくしてそこへ颯爽と現れたのは・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


0012.jpg
0013.jpg
パレードを待つ観覧者の前に
ひと足早く姿を見せた「ライトライン」。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
鮮やかな黄色い車体もさることながら
キリッとしたツリ目(?)の
ヘッドライト(前部標識灯)も印象的です。
▲宇都宮芳賀ライトレール線 東宿郷


ライトライン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
パレードの起点となる宇都宮駅東口とは反対のほう(下り方)から、上り線を【回送】の表示でやってきた「ライトライン」こと宇都宮ライトレールのHU300形 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。そのスタイリッシュな黄色いトラムの姿に観覧者から歓声が起こり w(*゚o゚*)wオオー!、実車を見るのはこれが初めての私も思わず興奮しちゃいます (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
いま宇都宮駅東口のほうへ向かったこの電車が発車式やパレードに使われるもので、これは事前の“送り込み回送”といったところ。記念行事に抜擢されたHU300形がトップナンバーのHU301号車なのは納得だけど (・∀・)イイネ、個人的にちょっと期待していた開業記念の装飾など(ヘッドマーク的なステッカーとか)が施されなかったのは少し残念かな σ(・∀・`)ウーン…。
ちなみに車両形式の“HU”は「宇都宮芳賀ライトレール線」がむすぶ芳賀の“H”と宇都宮の“U”を、“300”は3車体連接構造(3両編成)を表しています (´ω`)ナルヘソ。


0014.jpg
パレードが行なわれる前に
沿道の観覧者へ向けて
パフォーマーの方による
合いの手のレクチャーが行なわれました。
指でライトラインの“L”を表してから
拳を天に突き上げて
「ライトライン・・・ゴー!!」
(/*´∀`)o ゴー♪


待ち時間のあいだに、車両の送り込み回送やダンスパフォーマンスのリハーサル、また、合いの手のレクチャー(?)などもあって、意外と退屈せずに過ごすことができました (/*´∀`)o ゴー♪。
そして予定時間どおりに開始された開業記念パレード (*゚v゚*)ワクワク♪。“ジャズのまち”としても知られる宇都宮にちなんで会場に流れた「Sing,Sing,Sing」の音楽にのせて、黄色いフラッグを掲げる旗手や小刻みなダンスをするパフォーマーたちに伴われた「ライトライン」が、真新しい線路の敷かれた大通りを威風堂々と進みゆきます ...(((o*・ω・)o。それを迎える観客のボルテージも最高潮!ヾ((*≧∀≦))ノ゙イェ──イ♪。
(ここでは先日にご紹介した「PICK UP ONE-shot」とは別の写真をお見せしましょう)


0015.jpg
パレード、キタ────∵・(゚∀゚)・∵────ッ!!

0016.jpg
宇都宮の地に今日から刻まれるLRTの歴史。
その記念すべき一歩を噛み締めるかのように
ゆっくりと行進する記念列車のライトラインが
沿道へ集まった観覧者の声援に応えます。
ライトライン(/*´∀`)o ゴー♪
▲宇都宮芳賀ライトレール線 東宿郷

0017.jpg
0018.jpg
トラムとともにパレードを盛り上げるのは
ライトラインをイメージした
イエロー&ブラックの衣装を纏う
ダンスパフォーマーの方たち。
暑さを感じさせない素敵な笑顔です。
ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
▲宇都宮芳賀ライトレール線 東宿郷

0019.jpg
0020.jpg
パレードの行進に続いて
広い交差点(東宿郷交差点)を舞台とした
華麗なダンスパフォーマンスを披露。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
フィニッシュのポーズが決まると
観覧者からは割れんばかりの拍手が
送られました。
パチパチ☆(*゚▽゚ノノ゙パチパチ☆
▲宇都宮芳賀ライトレール線 東宿郷


「ライトライン」の開業を祝う華やかなムードに包まれた宇都宮の街 (*゚▽゚)/゚・:*【祝 開業】*:・゚\(゚▽゚*)。私は各地のいろいろな路線で何度か経験があるけれど、新路線の開業初日というのはやっぱりいいものだなぁ +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。この日をいちばん待ち望んでいたのはもちろん普段使いされる地元の方だと思いますが、私のような鉄道趣味人にとっても新たな鉄路の誕生は喜ばしくて、開業日は鉄ちゃんにとってお祭りのようなものです ワッショイ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノワッショイ♪。
しかもふつうの路線(一般鉄道)ならば駅のホームで出発式のテープカットが行われるくらいですが、今回はLRTという路面電車であることから道路上の併用軌道をウマく活かして、ストリートパレードやストリートパフォーマンス(ダンスなど)が催されたのもまた楽しいじゃありませんか (・∀・)イイネ!。
私の本来の目的である「ライトライン」への初乗車はこれからだけど、まずはこのパレードが見られただけでも、開業日に宇都宮まで来た価値はあったと思います。今日ならではのいい記録が残せました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0021.jpg
0022.jpg
パレードのほかにも
宇都宮駅東口の駅前エリアでは
広場やステージなどで
さまざまなイベントが行われています。
(゚∀゚)オッ!

0023.jpg
お、ミヤリー
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
宇都宮市の公式ゆるキャラで
サツキ(市の花)の冠をかぶった
妖精だそうです。

0024.jpg
お、どーもくん(NHKのキャラ)。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
きょうは栃木のいちごバージョン?

0025.jpg
お相撲好きの私が気になったのは
ライトラインの電停前に建立された
こちらの力士像。
江戸時代に人気を博したとされる
下野国・宇都宮出身の力士で
“初代横綱”の明石志賀之助です。
( ̄。 ̄)ヘー

0026.jpg
一連の記念式典が終了したあと
宇都宮駅東口電停を発着するようになった
ライトライン。
でもまだ一般客は利用できず、
乗車されるのは招待客のようです。
( ̄- ̄ )マダヨ
ちなみに写真の右奥に見えるのが
JR宇都宮駅のホーム。
▲宇都宮芳賀ライトレール線 宇都宮駅東口


さて、開業式や発車式、そしてパレードといった一連の記念式典が終わったところで、時刻はまだお昼の12時。「ライトライン」の一般運行が開始されるまであと三時間、私が乗れる16時の列車まではあと四時間もあります ( ̄  ̄;)ヨジカン…。う~ん、どうしよ。
せっかくJRの普通列車が乗り放題の「18きっぷ」を持っているのなら、宇都宮から日光線か烏山線(からすやません)でも往復してくるかな σ(゚・゚*)ンー…・・・なんて考えながら、東口駅前の広場で催されていたLRT開業イベントの出店などを物色していると、不意に背後から肩をたたかれて呼び止められます ビクッ!Σ(゚◇゚;ノ)ノ。驚いて振り返るとそこにいたのは、会うのが数年ぶりという鉄道趣味仲間の友人じゃありませんか
(=゚ω゚)ノ゙ヤア。どうやら彼も「ライトライン」の開業日に朝から一人で駆けつけて、一般運行の開始を待っている身らしい ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ユキエ(朝7時ごろから並んで15時15分の整理券を確保したそうな。私より気合いが入っているw)。
ごった返すくらいに多くの人出があるなか、たまたまここで会えたのも何かの縁 (-`ω´-*)ウム。しかもお互いに時間を持て余しているとあらば・・・昼飲みできる居酒屋へ向かうのは自然な流れ(?)でしょう(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。。酒と飲み相手がいれば、三時間くらいは簡単に時間が潰せます。こりゃ好都合 ъ(゚Д゚)ナイス。


0027.jpg
LRTの開業と偶然の再会を祝い
“ライトライン色”の麦酒で乾杯っ!
イエーイ♪(〃゚∇゚)ノ凵☆凵ヽ( ̄∇ ̄*)カンパーイ♪
宇都宮餃子をうたう有名店でなく
居酒屋の一品メニューだけど
それでも当地で餃子が食べられるのは
やっぱり嬉しい
(意外と言っちゃなんだけど、
こういうところのがまたウマいのよね)。

ギョーザ(゚д゚)ウマー!


時間を持て余すどころか話が盛り上がって15時近くまで飲み (~▽~*)ウィッ、先行する友人が乗る15時15分発の列車を駅東口近くの沿道から見送ったのち イッテラ~(=゚∇゚)ノシ、いよいよ私も宇都宮駅東口停留場のホームへ向かいます ...(((o*・ω・)o。


0030.jpg
ライトラインこと
宇都宮芳賀ライトレール線の起点である
宇都宮駅東口停留場は
島式ホームの一面二線構造。
ホームの両側を使って列車が発着します。
(・o・*)ホホゥ
なお向かって右の1番線に停車しているのが
友人の乗る15時15分発のライトレール。
▲宇都宮芳賀ライトレール線 宇都宮駅東口


ちなみに国内の一般的な路面電車と同様、「ライトライン」の停留場に改札はなく普段はフリーでホームまで立ち入れますが、きょうの今の時間に限っては事前に配布された例の“乗車整理券”の提示が求められました セーリケン(*・∀・)つ[16:00]
そしてホーム上で待つことしばし、まもなく私が乗る「ライトライン」が停留場の先で大きくカーブを切って入線してきます (゚∀゚)オッ!。


0032.jpg
0033.jpg
午後の西日を浴びて
当駅どまりの上り列車が到着。
これの折り返しが16時00分発の
芳賀・高見沢工業団地ゆき
下り列車となります。
▲宇都宮芳賀ライトレール線 宇都宮駅東口


私の(?)ライトライン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
起点から終点まで全線の所要時間がおよそ48分の「ライトライン」。きょうは宇都宮駅東口発の下り列車と同じく、芳賀・高根沢工業団地(はが・たかねざわこうぎょうだんち)発の上り列車も一般運行は15時からとされているため、時間的におそらくこの到着列車が上りの“一番列車”だったものと思われます ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。下車される方々の顔には初乗車を満喫したあとの充実感のようなものが表れていました (´ー`)エガッタ。
その折り返しとなる列車へ私が乗り込むと、鼻で感じたのは車内に漂う独特な新車の匂い ( ̄・・ ̄)クンクン。


0034.jpg
乗る際に車内の扉脇に備えられた
ICカードリーダーの乗車側(下)に
手持ちのICカード(電子乗車券)をタッチ。
(*・∀・)つ[西瓜] ピッ☆
降りるときは降車側(上)にタッチします。
(*゚ェ゚))フムフム
なお、ICカードを使用せず
現金で運賃を支払う場合には
あらかじめ乗車駅ホームの発券機にて
整理券を取る必要があります。


3車体連接構造(3両編成)のHU300形は、一編成の定員が160人で座席の数は50 (・o・*)ホホゥ。配布された乗車整理券は一列車につき120名分だったそうで、定員より少し余裕を持った案内人数ですが、ホームへ入線した「ライトライン」の流麗な外観についうっとりと見惚れてしまった私は ポー…(*゚o゚*)~゚、席の争奪戦に出遅れて座ることができず (; ̄▽ ̄)ア…。まあ、大きな側窓の前に立って初乗車の車窓を眺めるとしますか。
定刻の16時ちょうど、芳賀・高根沢工業団地ゆき下り列車の「ライトライン」は、すーっと滑らかな走り出しで宇都宮駅東口を発車しました
ライトライン(/*´∀`)o ゴー♪


0035.jpg
0036.jpg
開業イベントで賑わう
駅前広場をかすめて走り出した
ライトライン。
電車に向かって手を振る方も見られます。
ヾ(*´▽`*)ノ゙ワーイ♪
▲宇都宮芳賀LRT 宇都宮駅東口-東宿郷
(車窓から)

0037.jpg
あ!ミヤリーもお見送りしてくれてる!
(≧∇≦)ミヤリー!
木の影でまんだーらだけど・・・w


0038.jpg
駅東口のロータリー的なところを抜けると
駅前通り(鬼怒通り)の併用軌道を走ります。
...(((o*・ω・)o
▲宇都宮芳賀LRT 宇都宮駅東口-東宿郷
(車窓から)

0039.jpg
先ほどダンスパフォーマンスが披露された
東宿郷の交差点を通過。
通常は交通量の多い交差点です。
▲宇都宮芳賀LRT 宇都宮駅東口-東宿郷
(車窓から)

0040.jpg
かつて東北本線で使われていた名機の
EF57形電気機関車が静態保存されていて
鉄道好きにはちょっと知られた存在の駅東公園。
( ̄  ̄*)ゴナナ
車窓から公園はほとんど見えないけど
すぐ近くに停留場が設けられました。

0041.jpg
陸橋へアプローチする登坂もなんのその。
交差する国道の上を大きく跨ぎます。
w(゚o゚)w オオー!
▲宇都宮芳賀LRT 駅東公園-峰
(車窓から)


めでたくも本日に開業となった宇都宮ライトレールの宇都宮芳賀ライトレール線(ライトライン)は、JR線と接する宇都宮駅東口を起点に、宇都宮市内の陽東3丁目(ようとうさんちょうめ)や平石(ひらいし)、清原地区市民センター前(きよはらちくしみんせんたーまえ)、ゆいの杜中央(ゆいのもりちゅうおう)、芳賀郡芳賀町内の芳賀台(はがだい)、芳賀町工業団地管理センター前(はがまちこうぎょうだんちかんりせんたーまえ)など各地域に細かく設置された停留場を経て、芳賀・高根沢工業団地へといたる、14.5キロ(停留場数19)の軌道路線(路面電車)(・o・*)ホホゥ。
市内中心部から東方の郊外へと伸びるその沿線は、環境のよさそうな住宅地が形成されているほか、学生が通う小中学校や高校、大学などの教育施設、勤め人を多く抱える工業団地(工場や倉庫群)がいくつもあり、新たに敷設された当線は地域住民の移動手段はもとより、通勤通学の足としての活用が大きく期待されています ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。とくに工業団地への通勤客が「ライトライン」を利用することで、慢性的となっている交通渋滞の解消につながるらしい (・д・*)ヘェー。
また当地は古来より鬼怒川の水資源を生かした稲作が盛んな地域でもあり、路線の途中で跨ぐ鬼怒川のあたりでは広大でのどかな田園風景なども車窓から望めるようです (・∀・)イイネ。


0042.jpg
0044.jpg
0043.jpg
車窓を眺めていると沿線の各所で
「ライトライン」を歓迎する装飾や
お見送りされる方たちに目が留まります。
こういうのは嬉しいですね。
ヾ(*´▽`*)ノ゙ワーイ♪

自動車販売店の店頭に置かれていたのは、
ライトラインカラーのクルマ!?
w( ̄▽ ̄*)wワオッ!


私が乗る「ライトライン」は宇都宮駅東口から続く道路上の併用軌道を走って15分 ...(((o*・ω・)o、やがて大きなショッピングモールのすぐ前に位置する宇都宮大学陽東キャンパス(停留場)に停車し、ここで私の前に座っていた親子(母娘)の二人が席を立ちます (゚ー゚?)オヨ?。
開業の初日、しかも事前に配布された乗車整理券が必要な時間帯の列車なので、私はてっきり乗客のほとんど・・・いや、全員といってもいいくらい、みんながみんな興味本位で終点まで乗り通すものだと勝手に推測していたのですが σ(゚・゚*)ンー…、その親子はまるで「買い物へ行くのにちょっと乗っただけよ (ΦωΦ)フフフ」といったような自然体で利用していたことに、なんだか意表を突かれた感じ (。A。)アヒャ☆。開業日だからといって浮き足たてずに考えればあたりまえのことだけど、この電車に乗っているのは私のようなマニアだけじゃないんだなぁ (^^;)ゞポリポリ。
なんにしてもこれにより、私は都合よく窓側の席に座ることができました。終点まであと30分くらいは乗るハズなので、これはラッキー (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。なお、これまでは進行方向の左側の車窓を見ていましたが、ここからは右側となります (「゚ー゚)ドレドレ。


0045.jpg
郊外の大型商業施設「ベルモール」。
ライトラインの開業により
ここへのお買い物も便利になりそうですね。
オカイモノ♪(*'∀'*)オカイモノ♪
▲宇都宮芳賀LRT 宇都宮大学陽東キャンパス
(車窓から)

0046.jpg
宇都宮大学陽東キャンパスで空き、
座ることができたライトラインの座席。
車体の外装にあわせたような配色の
かわいいシートです。
景色が見やすいクロスシート配置なのも嬉しい。
(・∀・)イイネ
(これは終着時に撮影したもの)

0048.jpg
道路上の併用軌道でなく
専用軌道上に停留場が設けられた平石は
島式ホーム2面の4線構造で
当駅での折り返しや
将来的な優等列車の運行を想定して
緩急接続が可能なものとしています。
(*・`o´・*)ホ─
(現在の当線は各駅停車の運行のみ)
▲宇都宮芳賀LRT 平石
(車窓から)

0049.jpg
また平石停留場の南方には
ライトラインの車両基地や検修・整備施設、
宇都宮ライトレールの本社(右の建物)が所在し
当線の主要な機能が集約されています。
(*゚ェ゚)フムフム
▲宇都宮芳賀LRT 平石-平石中央小学校前
(車窓から)

0050.jpg
前半の市街地とは変わり
やがてのどかな田園風景のなかを
専用軌道(ふつうの線路)で走る
ライトライン。
(´ー`)ノドカ
緩やかにカーブしている
上り勾配(坂道)の先は・・・
▲宇都宮芳賀LRT 平石中央小学校前-飛山城跡
(車窓から)

0051.jpg
鉄橋でなく近代的なコンクリート橋で
ライトラインは鬼怒川を渡ります。
(゚ー゚*)キヌガワ
大きくて開放的な側窓から望む
晴天の川景色が気持ちいい。
▲宇都宮芳賀LRT 平石中央小学校前-飛山城跡
(車窓から)

0052.jpg
橋を渡ったあたりから見えたのは
見覚えのある特徴的な山容。
これって筑波山じゃないですか。
(゚∀゚*)オオッ!
宇都宮からでもこんなにスッキリと
望めるものなんだなぁ。
▲宇都宮芳賀LRT 平石中央小学校前-飛山城跡
(車窓から)

0053.jpg
清陵高校前という停留場名のとおり
このあたりには高校や大学、短大などが建ち
(関連校が集約)
さながら“学園都市”といった雰囲気です。
( ̄  ̄*)トアル?
今まではバスを使っていた学生さんも
道路事情に左右されないライトラインは
利用しやすい通学手段になるでしょう。
スイスイ━━━( ̄、 ̄*)=3=3=3━━━ッ。
▲宇都宮芳賀LRT 清陵高校前
(車窓から)

0054.jpg
当線でいちばん長い停留所名の
芳賀町工業団地管理センター前。
“はがまちこうぎょうだんちかんりせんたーまえ”
という読み仮名21文字は
駅名(停留場名)の長さランキングでも
けっこう上位にくるのではないでしょうか。
( ゚д゚)ハガマチコウギョウダンチカンリセンターマエ
▲宇都宮芳賀LRT 芳賀町工業団地管理センター前
(車窓から)

0055.jpg
そしてやはりその停留場名が表すとおり、
付近には大きな工場や倉庫などが建ち並びます。
これもまた当線らしい沿線風景のひとつ。
(-`ω´-*)ウム
▲芳賀町工業団地管理センター前-かしの森公園前
(車窓から)

0056.jpg
そんな工業団地を貫く産業道路
(併用軌道)の途中には
地形が谷状となっていることから
アップダウンの激しい箇所があり、
およそ60パーミルという急勾配は
数字の上だと旧・信越本線の“碓氷峠”に相当。
w(*゚o゚*)wオオーッ!
望遠レンズを駆使して圧縮した撮影をすると
面白い画になる撮り鉄スポットで
機会があれば私も撮影に訪れてみたいところです。
▲芳賀町工業団地管理センター前-かしの森公園前
(車窓から)


宇都宮駅前の賑やかな繁華街から始まり、道沿いに軒を連ねる家々や商店などに生活感が漂う郊外の住宅地を通り抜け、広大な田園風景と鬼怒川の流れにのどかさを感じた先には、自然豊かな環境を活かした学園や球場、公園があり、さらに走りを進めて後半に展開するのは大規模な工業地帯・・・“ネットワーク型コンパクトシティ”なるものを掲げる宇都宮市の街づくりコンセプトをとくに理解しなくとも(あえて触れないw)、さまざまな変化に富んだ沿線風景とその立地に合わせて併用と専用を巧みに振り分けたような「ライトライン」の軌道形態は、車窓から様子を眺めていて飽きることがなく (*・`o´・*)ホ─、全線で48分の乗車時間はあっという間でした (*゚v゚*)タノシイ♪
最後の見どころ(あくまでも鉄ちゃん的な)として、高低差60パーミルという
国内の路面電車で屈指の急勾配となったアップダウンを「ライトライン」の安定した走りでさらっと体感したら (゚∀゚*)オオッ!、下り列車はまもなく終点の芳賀・高根沢工業団地に着きます。


0057.jpg
私が乗った「ライトライン」は
とくに大きな遅れなく
芳賀・高根沢工業団地へ終着。
(・ω・)トーチャコ
運賃は乗車距離によって変動する対距離制で
宇都宮駅東口から当停留場までは
当線の最高額となる400円でした。
乗車の際に使用したICカードを
降車側のリーダーにタッチして下車します。
(*・∀・)つ[西瓜] ピッ☆

▲宇都宮芳賀LRT 芳賀・高根沢工業団地

0058.jpg
0059.jpg
芳賀郡芳賀町に所在する
芳賀・高根沢工業団地(停留場)。
当停留場も宇都宮駅東口と同様に
島式ホームの一面二線構造で
列車の発着に対応します。
▲宇都宮芳賀LRT 芳賀・高根沢工業団地


宇都宮駅東口1600-(宇都宮芳賀LRT)-芳賀・高根沢工業団地1648

これにて私は宇都宮・芳賀ライトレール線の全線を完乗 ヽ(´▽`)ノワーイ♪。その達成感を開業の初日に味わえたことで、いっそうの喜びを覚えます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
それはさておき、終点である芳賀・高根沢工業団地もまたその停留場名が表すとおり、あまり面白みのない工場地帯(工業団地)の一角にぽつんと設けられた停留場で、周囲をざっと見わたした限りだと工場の施設以外のものは何もないような環境 σ(゚・゚*)ンー…。コンビニすらありません。
私にとって「ライトライン」を乗りつぶせたのなら、もうここにいる理由はとくにないので、乗車整理券を持たずとも列に並べば乗れるという30分後の上り列車(17時30分発)で早々に宇都宮へ戻ることとしました カエロ…((((o* ̄-)o。


0060.jpg
今の時間のライトラインは
15分間隔で運行(開業日の特別ダイヤ)。
満員により一本見送るかたちで
30分後の上り列車に振り分けられた私は
ここでも運よく席に座ることができました。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲宇都宮芳賀LRT 芳賀・高根沢工業団地



「LRTなんてホントに出来るの? (¬、¬)アヤシイ…」などと言っていた10年前の半信半疑からするとなんとも調子のいいことですが、私も鉄ちゃんのひとりとして完成と開通を心待ちにしていた宇都宮ライトレールの「宇都宮芳賀ライトレール線」 ((o(´∀`)o))ワクワク。
その開業日に宇都宮を訪れて、大勢集まった市民の方々とともに観覧できた華やかなパレードなど、当日ならではの祝賀ムードによる街の盛り上がりを直に味わい ヾ(*´▽`*)ノ゙バンザーイ♪、きょうから歴史を刻むひとつの鉄道路線(軌道線)の誕生に立ち会えたのは鉄ちゃん冥利に尽きるというものです (´ω`*)シミジミ。
そして初日早々に乗車することも叶い、次世代型といわれるスタイリッシュなトラムの大きなスクリーンみたいな窓から眺めた沿線風景は、街あり、川あり、工場あり(?)と、想像していた以上の変化に富んだ楽しいもので (゚∀゚*)オオッ!、乗車中は常に新鮮さを感じながら終点まで完乗を果たすことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
また、友人と出くわしたのも面白い奇遇で、乗車時間になるまで居酒屋で昼飲みをしていたことは、私がきょうのことを語るうえでのエピソードに欠かせないものとなるでしょう ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。


0061.jpg
夕暮れ時の鬼怒川を渡る
宇都宮駅東口ゆきのライトライン。
往路だけでも明るいうちに
終点まで乗れてよかった。
ε-(´∇`*)ホッ
▲宇都宮芳賀LRT 飛山城跡-平石中央小学校前
(車窓から)


なお、今回開業した宇都宮芳賀ライトレール線はお伝えしてきたとおり、宇都宮駅東口を起点として東方へ伸びるものでしたが、将来的には当市の中心街となる宇都宮駅から西側エリアの敷設も計画されているそうです(完成した暁には東西路線が駅を跨いで直結する構想)(*・`o´・*)ホ─。その開業予定は2030年代前半を目指すとのことだけど、今度はいっさい疑うことなく(笑)、そちらの開通も心待ちにしたいと思います ((o(´∀`)o))ワクワク。およそ10年(足らず)なんて、あっという間よね・・・(゚- ゚)10ネソ…。


0062.jpg
夜の帳がおりるころ
宇都宮駅東口に帰着。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ
夜景にも映える黄色いトラムを
上空でお月さまが迎えてくれました。
▲宇都宮芳賀LRT 宇都宮駅東口


芳賀・高根沢工業団地1730-(宇都宮芳賀LRT)-宇都宮駅東口1825
宇都宮1900-(東北1641E)-赤羽2034~2038-(埼京2042K)-新宿2052


AOK_0717.JPG
イベント会場などで手に入れた
配布品の数々
(左下の瓶入り水だけ販売品を購入)。
マニアにとってはこういうものも
開業日ならではのいい記念になります。
(・∀・)イイネ
ちなみに地元紙の号外も
駅前などで配られたそうなのですが
私はちょうどその時間帯に飲んでいて
気付かなかったのは失敗でした。
(ノ∀`)アチャー