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イタリア出張鉄・・・湖畔の町のローカル線 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.06.21
フェッロヴィーエノルド(FERROVIENORD)
えっ?イタリア!? Σ(゚∇゚;ノ)ノ
湖畔の町のローカル線 撮影
 
大興奮の激戦が続くサッカーワールドカップ・ロシア大会(W杯)。
我らの日本代表が南米の強豪・コロンビアを撃破し、アフリカの雄・セネガルと引き分けるなど、大いに盛り上がっていますね!(ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。まさにサッカーファンにとって4年に一度の祭典で、私も見られる限りはなるべく試合を生中継で視聴し、寝不足状態の日々が続いています ネモイ…⊂(-ω-`⊂⌒`つ。
でも・・・今の私が寝不足なのはW杯だけが理由ではありません。実はリアルにちょっとした時差ボケなのです (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。

それはW杯がはじまる前のこと。
サッカー好きの私はこのW杯がものすごく楽しみで (*゚v゚*)ワクワク♪、開催月の6月から7月にかけては寝不足と試合の興奮によって、仕事が手に付かなくなることが目に見えています σ(・∀・`)ウーン…(社会人として、それでいいのか?)。そこで自分なりに事前の4月、5月はいつも以上に仕事を頑張って(あくまでも自分比でね)テキパキo(・ω・´o三o`・ω・)oテキパキ、W杯の開催期間中はなるべく余裕ができるように調整したつもりでした ъ(゚Д゚)グッジョブ。
ところが、そこに目を付けたのが私の上司サマ (=゚ω゚)ノ ヤア。

「おや?今月(6月)のあおたけクンは、スケジュールにちょっと余裕がありそうだね。んじゃ、ちょっくら出張に行ってきてくれたまへ ヽ(゚ω゚=)シュッチョ」

え、出張?どこでしょう。大阪?仙台?ひょっとして札幌とか!? σ(゚・゚*)ンー…。まぁ、W杯の試合が宿泊先で見られるならば問題ないし、地方出張のついでに一枚でも撮り鉄(出張鉄)ができたらラッキーかも ψ(`∇´)ψウケケ。
んで、その出張の行き先は? σ(゚ー゚*)ドコ?

「6/18からイタリアに現地4日間、よろしこ ヽ(゚ω゚=)ヨロ」


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ヒコーキの機種はよーわかりませんが、
成田からミラノまでこんなヒコーキに乗りますた。
約12時間の長旅です。
⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ブーン


ええっ?いたりあ!?なんとまさかの海外出張!w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
以前の私はちょくちょく海外へ出張に行っていましたが、最近はその任務に若手が起用されることが多くなり、私にとっては久しぶりの機会です。イタリアとなると20年ぶりくらいかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。
それにしても、気になったのはその日程。18日から現地4日間ということは・・・19日に行われる日本のW杯初戦、コロンビア戦に丸かぶりぢゃないですか!Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。サッカーにまっっったく興味をお持ちでない上司サマは「そんなもん、向こうで見りゃいいじゃん (´σД`)ジャン」っていうけれど、キックオフは日本時間の21時、イタリアではお昼過ぎの14時で、その時間帯に先方へのアポイントを入れたのは貴方さま(上司サマ)なんですけれどね・・・Σ⊂(゜Д゜*)オイッ!。


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イタリアのホテルで見るW杯。
けっきょく日本vsコロンビアは仕事の真っ最中で見られず、
これは日本時間だと深夜に行われていた
セネガルvsポーランドの一戦です。
ちなみに今大会、
イタリアは予選落ちして本大会に出られず、
こちらでW杯の話は禁句状態・・・。
(; ̄b ̄) シーーッ!


・・・というわけで私は先週(6/18~22)、海外出張でイタリアの北部へと行っていました (=゚ω゚)ノ゙チャオ。
その滞在中はずっと仕事に追われ アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、また、あまり面白味のない工業都市での工場視察ばかりで、観光や鉄分補給はほとんどできなかったけれど(現地での移動手段はクルマ)(・ε・`)チェ、すべての仕事を順調に終えたことで最終日の帰国前に少しだけ余裕ができ、わずかな時間ながらイタリアでの「出張鉄」を楽しむことができました (´▽`*)ワ~イ♪。

今回はその様子をご紹介したいと思います。



6月21日(木)


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最終日に一泊だけ滞在したホテルは湖沿い。
仕事の出張とはいえ、
なんとも優雅な気分にさせてくれます。
(´ー`)マターリ


部屋のカーテンを開けると、そこから見えるのは美しい湖の風景。爽やかで気持ちのいい朝です (´▽`*)キモチイイ♪。
今回の出張では某地方都市(仕事の都合上、こう表現させてください)のビジネスホテルに三泊中の二泊ほど滞在しましたが、最終日の一件だけ訪問先が都市から離れた田舎町にあったため、贅沢なことに湖畔のリゾートホテルで一泊することができました ( ̄Oノ ̄*)オーッホッホッホ。

そのスルツァーノ(Sulzano)という、いかにもイタリアらしい地名の田舎町には、ホテルから歩いて行ける範囲にローカル線の小さな無人駅が存在し、鉄ちゃんとしてはもちろん気になるところ (☆∀☆)エキ!。はたしてこのスルツァーノ駅にはどんな列車がやってくるのでしょうか (*゚v゚*)ワクワク♪。


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北イタリアのミラノに近い
ロンバルディア州ブレシア県にあるスルツァーノ。
黄色とオレンジのかわいいお家に見えますが、
これがスルツァーノの駅舎です。
▲フェッロヴィーエノルド スルツァーノ
(Ferrovienord Sulzano)


駅の時刻表によると、普通列車(R3)がおおむね一時間に一本、快速列車(RE_3)が二時間に一本程度と、決して運行本数の多い路線ではありませんが、タイミングよく10分ほど待ったところで、一本の快速列車がホームへと入ってきました (゚∀゚)オッ!。


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人が集まるホームに
カーブを切って現れたのは、
意外にもローカル線らしからぬ
スタイリッシュな列車。
▲フェッロヴィーエノルド スルツァーノ
(Ferrovienord Sulzano)


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駅舎を介さずとも、
ホームの端が一般の歩道につながっている
スルツァーノ駅。
その歩道は植物に覆われた緑のトンネルとなっており、
なかなか面白い雰囲気です。
▲フェッロヴィーエノルド スルツァーノ
(Ferrovienord Sulzano)


流線形の先頭部と大きなフロントガラスが印象的な新しめの車両 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。車体色はグレーをベースに、イタリアの国旗を思わせるような緑と赤、白のラインが施されていますが ( ̄∀ ̄*)イタリア~ン♪、形に関してはイタリアのオリジナルスタイルというわけではなく、これとほぼ同じ形で色違いの電車を私は過去にスイスやドイツでも見かけたことがあり、どうやら近年の欧州における一般型車両(近距離のSバーンタイプ)の新標準型といったところでしょうか(スイスのシュタッドラー(Stadler)製のFLIRTシリーズ)( ̄。 ̄)ヘー。
しかし、上写真をよく見るとお分かりいただけるように、このローカル線は上空に架線が張られていない非電化路線で、一見すると電車に見えるこの車両ですが、実はディーゼルカー(気動車)なんです (=゚ω゚=*)キハ!?。このタイプのディーゼルカーを私が見るのは初めてで、正面に表記された形式はATR125形。車体が電車と共通デザインの新型気動車だなんて、日本でいうと先日に高山線で乗ったキハ25形(気動車)と東海道線の313系(電車)のような関係か σ(゚・゚*)ンー… 。


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大都市ミラノとスルツァーノの位置関係と、
ローカル線の簡略的な路線図。
(地図はクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)



そしてスルツァーノを通るこの路線は、北イタリア内陸部の地方都市・ブレシア(Brescia)を起点に北上し、イゼーオ湖畔にあるイゼーオ(Iseo)やスルツァーノ、ピゾーニェ(Pisogne)、イゼーオ湖にそそぐオーリオ川沿いのブレノ(Breno)などの町を経て、スイス国境に近いエドロ(Edolo)までの103キロを結ぶ、フェッロヴィーエノルド(Ferrovienord=直訳で北部鉄道)のブレシア・イゼーオ・エドロ線 (・o・*)ホホゥ。今回は乗車する機会がありませんでしたが、車窓からイゼーオ湖が眺められる風光明媚なローカル線のようです (・∀・)イイネ。
ちなみにフェッロヴィーエノルドはロンバルディア州とピエモンテ州が保有する地方私鉄で、日本でいう第三セクター路線みたいなものでしょうか(あまり詳しくないので、間違っていたらゴメンナサイ)。


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ブレシアへ向けて
スルツァーノを発車する快速列車。
たまたま歩道を散歩中のワンコが
写り込んでくれました。
▽・ェ・▽ワン
▲フェッロヴィーエノルド スルツァーノ
(Ferrovienord Sulzano)


エンジンを震わせて走り去る快速列車を見送り、私も駅をあとにします。
慣れない異国の地での出張鉄ということを考えれば、ホームで列車が一枚でも撮れただけで満足 (*`д´)=b OK牧場!・・・とはならず、やはり撮り鉄としては時間が許す限り、沿線での走行写真なども撮ってみたいところ σ(゚・゚*)ンー…。そこで駅を出た私は撮影できそうな場所を求めて、ためしに線路に沿った道を歩いてみることにしました ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。こういうとき、スマホの地図アプリ(g〇〇gleマップね)が海外でもちゃんと使えるのは心強い。


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何気ない街角の風景ですが、
ポップな壁の色づかいなどに、
日本とは違う異国情緒を感じます。


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踏切はかなりがっしりとした強固なもので、
遮断竿は白と赤に塗られています。
このあたりで一枚、列車を撮ってみましょうか。


地図を参考にして私がやってきたのは、駅から数分程度ところにある踏切 (゚∀゚)オッ!。
あまり状況がわからないような路線を無理なく安全に撮影する場合、まずは駅へ行き、その次は踏切(もしくは近場にあれば鉄橋)を目指すのが撮り鉄の基本といえるのではないでしょうか (´ω`)ナルヘソ。
その踏切脇に立ってカメラを構えてみると、ウマい具合に線路がカーブしていて、なかなかいい感じに列車が撮れそう (・∀・)イイネ。次の普通列車はここで狙ってみることにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。

ところで、欧州では鉄道の撮影が趣味として認知されているほうですが(国によっては鉄道施設の撮影を禁止しているところもある)、田舎町のローカル線を撮っている東洋人の姿は珍しい(怪しい?)のか、踏切を渡りゆく地元の人たちがちょっと不思議そうな顔をして通り過ぎます (;¬д¬)アヤシイ…。
そんななか、散歩中と思われる中年のご夫婦から何を撮っているのかと話しかけられたので、「とれいん。」と応えると ヽ(゚ω゚=)デンシャ、「新しいのかい?あれはカッコいいだろう。」と旦那さんが嬉しそうに話されます
(o´∀`o)カコイイノ。「新しいの」とは、おそらく先ほど駅で撮った快速列車のATR125形のことだと思われるのですが、ひょっとしてあれ以外に「古いの」もあるのかしら? σ(゚・゚*)ンー…(古いのもあるの?とイタリア語で聞き返すだけの語学力が私にはありません)。

ご夫婦が去ったのち、やがて迎えた列車の通過時刻。
日本のものよりも大きな遮断機がガッシャーンと閉じると、カーブの奥から現れたのは・・・(=゚ω゚=*)ンン!?。


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赤い屋根の家々が立ち並ぶ
スルツァーノの町を横目に、
緑色の普通列車がカーブを走りゆく。
▲フェッロヴィーエノルド スルツァーノ~
ピルツォネ
(Ferrovienord Sulzano~Pilzone)


なんかシブいのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
古いってほどのレトロな旧型車両ではないみたいだけれど、先ほどのスタイリッシュな快速列車とは明らかに違う、角ばった形のディーゼルカーが二両編成でやってきました (≧∇≦)シブイッ!。
正面に表記された「ALn668-131」って形式を参考にしてググってみると、これは非電化の地方路線用に1956年から83年にかけて製造されたALn668形という一般型気動車で(撮影車両は後期形)、イタリアの自動車メーカーで有名なフィアットの鉄道部門にあたるブレダ社*製なのだとか(*現在の同社は日立製作所傘下の日立レールイタリア)。先ほどのATR125形はスイス製でしたが、こちらのALn668形はイタリアのオリジナル車両と見ていいのかな? σ(゚・゚*)ンー…。形式の意味は、Aが自走客車、Lが軽量、nが燃料である軽油の頭文字、百の位の6が両運転台、そして68は座席数を表しているのだという。なかなか面白い付け方ですね (・Д・*)ヘェー。
ちなみに、滞在中に何本かの列車を見た感じだと、単に古いの(旧型)、新しいの(新型)って分け方ではなく、4両固定編成のATR125形はおもに快速列車、そして単行や二両、三両の組成が自由に組めるALn668形は普通列車に使われているようです。汎用性があるローカル線用気動車のALn668形は、日本でいうところのキハ40ってところでしょうか(お顔はどことなくキハ38っぽい気がするけれど) (´▽`*)キハキハ~♪


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踏切を通過したALn668形の普通列車が
豪快なS字カーブへとさしかかります。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ピルツォネ~スルツァーノ(後追い)
(Ferrovienord Pilzone~Sulzano)


踏切脇の坂を少し上ったあたりから、正面はスルツァーノの町並みを入れて撮り (^_[◎]oパチリ、そしてすぐに振り返ると (ω・*)彡クルッ、後追いではS字カーブを走り去る姿を撮る事ができました (^_[◎]oパチリ。適当に見つけた場所にしては、上出来といえる撮影ポイントではないでしょうか (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

そしてちょっと気になるのが、この踏切脇の坂道。けっこうな急勾配でさらに上のほうへと伸びています σ(゚・゚*)ンー…。いま一度スマホの地図アプリで確認したところ []o(・_・*)ドレドレ、この道を進むと線路から離れてしまうようなのですが、俯瞰好き徒歩鉄の勘といいますか、なんとなくこの坂を上がると、どこかで列車を撮れそうな気がするんですよね ( ̄‐ ̄)ナントナク…(その勘はたいがい外れるけれどw)。
まあ、行ってダメなら、この踏切ポイントにまた戻ってくればいいや・・・と、次に通過する快速列車までの待ち時間をつぶすつもりの気軽な感覚で、ためしにその坂を行けるところまで上がってみることにしました …((((*・o・)ノ Go!。煙とナントカは高いところが好き? (゚∀゚)アヒャ☆


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踏切から坂道を上がってみます。
...(((o*・ω・)o
高台に位置するこのあたりは、
高級住宅街って感じ。
ほとんどといっていい家に番犬がおり、
ヨソ者で不審な私は吠えられまくりでつ・・・
ヒィィィ(i|!゜Д゚i|!)ィィィィ


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高級住宅街を抜けても続いている坂道。
けっこう上がってきた気がする・・・。
(「゚ー゚)ドレドレ


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このあたりからは
イゼーオ湖の湖面が見えました。
でも、線路は見えないなぁ・・・。
<(・ω・`三´・ω・)ゞ キョロキョロ


坂道を進むと、やがてイゼーオ湖の湖面が見える高台まで上がってきました (゚∀゚)オッ!。
そう、せっかくスルツァーノという湖畔の町に来たのなら、できれば湖と列車を絡めて撮りたいところ (・∀・)イイネ。しかし、町なかの平地でその画を撮るにはちょっと無理がある・・・。そこで、高いところに上がれば線路と湖が望めるのではないかと期待したのです σ(゚・゚*)ドーダロ。でも、この高さでは線路がまったく見えませんでした。もうちょい、進んでみましょうか ...(((o*・ω・)o。


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やがて坂道は幅が狭くなり、
クルマが通れない道となりました。


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けっこう急な上り坂ですが、
自転車がすい~っと私を追い越してゆきます。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
いわゆるヒルクライムってやつでしょうか?


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いつしかこんな山道になってしもうた。
線路なんか見えやしない・・・(・ε・`)チェ


坂を上り続けると次第に道は細くなり、いつしか地図アプリには道筋が表示されなくなりました (゚ー゚?)アリ?。それでも実際は人が歩いても問題無さそうな道が伸びているので、執念深くさらに歩みを進めます ε~ε~ε~(((;;´Д`)ヒィ…ハァ…。しかし、山道と化した坂道は木々の葉が生い茂っており、高さは稼いでいるものの展望の視界はあまり利きません。う~ん、こりゃ線路を望むのは無理かな? σ(・ω・`)ウーン…。 やっぱ、私の勘なんてアテにならないか・・・(^^;)ゞポリポリ。
そろそろ諦めて踏切に戻ろうかと思いはじめたその時、道から少し外れた踊り場(ヒルクライムの方の休憩場?)のようなところが目に留りました (=゚ω゚=*)ンン!?。そこに立ってみると・・・(*゚ロ゚)ハッ!!。


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坂を上り詰めた先には、
こんな景色が広がっていました。
線路は・・・見えるかな?
<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ


イゼーオ湖がすっきりと一望できる、なかなか爽快な眺め (゚∀゚*)オオッ!!。坂道を自転車で上ってきたヒルクライムの方々も、きっとこの景色を見たら疲れが癒されることでしょう (´▽`*)キレイ♪。
しかし、湖がきれいに見えても線路が見えなきゃ、私には意味がない (-`ω´-*)ウム。祈るような気持ちで湖岸のほうに目をやると <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ、そこにはしっかりと湖に沿って敷かれた二本のレールが確認できるではありませんか! そう、あのローカル線の線路です!! m9( ゚∀゚)ミッケ!!。これはすばらしい俯瞰ポイントに到達することができました。私の勘、冴えているじゃないか アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
・・・え?線路がどこにあるのか分からないって? (-“-;*)ドコ?。では、さっそくカメラを構えてみましょう。先ほどの踏切からここまでの到達時間は30分ちょっとで(道を確認しながらゆっくり歩いて)、次の快速列車を迎えるのにちょうどいい時間です。


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まるでアズーリ(イタリア代表)の
ユニフォームのような、
晴天の空を映す青いイゼーオ湖。
その湖畔をイタリアンカラーの列車が、
颯爽と駆け抜けます。
▲フェッロヴィーエノルド
ピルツォネ~スルツァーノ
(Ferrovienord Pilzone~Sulzano)


湖俯瞰でイタリアーノキハが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノフェリ-チェ~♪
湖に沿ってカーブを走りゆく、快速列車のATR125形(新型)。グレーと緑が基調の車体色なので、風景にキリッと映える感じではありませんが、側面の白が効いていて、列車の存在はわかるかと思います(写真をクリックすると拡大表示します)(*`д´)=b OK牧場!。
何よりもこの壮大な景色で列車を撮ることができたのが、俯瞰撮影好きとして最高の気分です。しかも快晴のバリ順! 。゜+.(o´∀`o)スバラスィ!゜+.゜。撮れるって確証がないなかでの道のりでしたが、頑張って坂道を上ってきた甲斐がありました。それにしてもホント、我ながらよくこんな場所に偶然たどり着けたよなぁ・・・ ъ(゚Д゚)グッジョブオレ。


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列車の待ち時間にいろいろ検索してみると
スマホで列車の通過時刻がわかることを知りました。
これは撮影がしやすい。
[]o(・_・*)ドレドレ


次は40分後に、今の快速列車とは逆方向から普通列車がやってくるので、それを待ちたいと思います。
ところがそれよりもだいぶ早く、麓に見える踏切の赤色灯が点滅しはじめました (=゚ω゚=*)ンン!?。スマホで検索した時刻表の列車位置情報によると、普通列車はまだ接近していないようなのですが、いったいどういうことでしょ? (゚ー゚?)オヨ?。でも、踏切が鳴っていると言うことは列車が来るハズ。こんなとき日本での私なら、貨物列車などを期待してしまうところですが、果たしてやってきたのは・・・σ(゚・゚*)ンー…


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イゼーオ郊外、ピルツォネの町をゆくATR125形。
奥のほうには町のランドマーク的な存在といえる、
教会の立派な鐘楼が見えます。
▲フェッロヴィーエノルド ピルツォネ~スルツァーノ
(Ferrovienord Pilzone~Sulzano)


おろ?ATR125形だ (゚ー゚*)シンガタ?。
遠目なので乗客の有無は確認できませんでしたが、時刻表に載っていない列車ということは回送列車か試運転の類いでしょうか。何にしても運行本数の少ないローカル線で、一本でも多くの列車が撮れたことはラッキーです (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
湖を広く入れた先ほどの構図とは変えて、今度はヨーロッパの田舎町らしい町なみを強調したアングルにしてみました 【◎】]ω・)パチッ!。せっかくの湖を切っちゃったのはちょっともったいない気もするけれど σ(゚・゚*)ンー…、奥に見える教会の鐘楼を目立たせたいと考えたら、思いきって湖は切っちゃったほうがスッキリとしたんです m9(`・ω・´)ケテイ!。個人的には納得のアングル (-`ω´-*)ウム。

ちなみに写真をよく見ると、ちょっと不自然に光って(?)いるように思えるのが、線路のレール σ(゚・゚*)ンー…。これにはちょっとしたカラクリがありまして、実はレール自体が白く塗られているんです ( ̄△ ̄;)エッ…。理由はよくわからないけれど、遠景でも線路が目立ってくれるのは、俯瞰好きとして助かる・・・か?(いや、やっぱ不自然か (^^;)ゞポリポリ)。


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普通列車は単行のALn668形でした。
こうやって見るとどことなく、
JRのご当地色キハに見えなくも無い!?
▲フェッロヴィーエノルド
ピルツォネ~スルツァーノ
(Ferrovienord Pilzone~Sulzano)


続いて、時刻表どおりにやってきたのが、ALn668形の普通列車 (´▽`*)キハキハ~♪。
こちらも湖を切ったタテ位置です (^_[◎]oパチリ。実は通過の直前までヨコ位置の湖アングル(最初のアングルね)でカメラを構えていたのですが、遠くに見えてきた列車がたった一両の単行だったこと、そしてALn668形があまり風景映えしない色であることから、湖アングルだと列車がじぇんじぇん目立たないと思い、少しでも列車が大きく写るタテ位置に切り替えました (´ω`)ナルヘソ。

個人的には最初の湖アングル(ヨコ位置)で、編成の長い快速列車を撮れたことがベスト。あとは画にバリエーションを付けたかったので、タテ位置も撮ってみたってところかな。本数の少ないローカル線の列車でしたが、二時間程度で効率よく撮影ができて満足のいく結果を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0023.jpg
この高台の俯瞰ポイントからは、
イゼーオ湖に浮かぶ有人島の
モンテ・イゾラ(Monte-Isola)も
きれいに望むことができました。
ひょっこりひょうたん島みたいな形ですね。


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先ほどの踏切まで戻ってきたところで、
「白いレール」を一枚パチリ。
この線路がイタリアの標準仕様なのか、
それともこの路線だけの処置なのかは分かりません。
(゚ー゚*)シロイ…



出張の合間(?)に臨んだイタリアでの撮り鉄。
スルツァーノを走るローカル線はあまり情報が得られず、訪れる前は駅で一枚でも列車が撮れればそれでいいと考えていました(もしそうだったら、「ONE-shot」でのご紹介だったと思います(笑))。しかし、実際は駅だけでなく踏み切り近くのカーブでも撮れて (^_[◎]oパチリ 、さらには坂道をためしに上がったことがキッカケで、最終的には私好みの素晴らしい俯瞰ポイントに辿り着けたことは、とてもラッキーだったと思います (o ̄∇ ̄o)ラキー♪(ホンっトに事前の撮影地情報などなかったのよ)。これはW杯期間中なのに日本の試合が見られず、異国の地で仕事をしていた私に、鉄の神様が与えてくれたご褒美だったのかも知れません グラチェ<(_ _*)>グラチェ。北イタリアの田舎町など、めったに行けるところではないだけに、今回の成果は嬉しいイタリア土産となりました。


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湖沿いを走る
フェッロヴィーエノルドの
ブレシア・イゼーオ・エドロ線
いつしか機会があるならば、
乗車も楽しんでみたいものですね。
▲フェッロヴィーエノルド スルツァーノ
(Ferrovienord Sulzano)




*私はイタリア語がまったくわからないため、車両や路線の説明等には間違った箇所もあるかと思いますが、どうかご容赦くださいませ m(_ _)m。






☆イタリアのオ・マ・ケ(っていうか、飯テロw)★


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イタリアでの楽しみと言えばやっぱりお食事! (゜¬゜)ジュルリ
短い日程ではありましたが、欲張っていろいろと味わうことができました。ヽ(´▽`*)ノフェリ-チェ~♪


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しゅわしゅわ〜


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モッツアレラとオリーブのサラダ


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ストラッチャテッラとアンチョビのパスタ♪


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ビア〜♪


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マルゲリ~タ♪


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クロワッサン♪


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チーズ♪


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ハム♪


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いちじくのタルト♪


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ジェラ~ト♪


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エスプレッソ。



どれもみんな σ(゚д゚)ボーノ!!ですた。




共通テーマ:趣味・カルチャー

ONE-shot 292 Annabelle(アナベル) [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 292 Annabelle(アナベル)

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武蔵野の緑が豊かなところを走る
西武線の黄色い電車。
その傍らには、
梅雨時ならではの「白い鞠」が
たくさん転がっています。
σ(゚ー゚*)マリ?


最近、あちこちでよく見かける
花弁の小さな白いアジサイ。
植物に疎い私はその名を最近知ったのですが
(たぶんお花好きブロガーさんの記事を見て)、
これは北アメリカ原産の「アナベル」って
品種なのだそうですね。
( ̄。 ̄)ヘー
落ちついた「風情」を感じる和製の紫陽花に対し、
アナベルのほうは「お洒落」ってイメージでしょうか。
(σ´∀`)σ オッサレ〜☆

そんなアナベルが無数に咲くこの場所は
まわりが木々の緑に囲まれており、
一見すると森っぽい雰囲気にも感じられるのですが、
実は広い自然公園の一角で、
アナベルも丁寧に植栽されたものです。


梅雨らしい小雨模様のなか、
白い鞠のようなアナベルは
公園を訪れた人たちだけでなく、
電車の車窓から眺める乗客の目も
楽しませていました。
(*´v`*)キレイ♪


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▲18.6.10 西武西武園線 西武園-東村山



ところで・・・
「アナベル」って単語でググると、
なぜかホラー映画のイメージ画像がいっぱい出てきて、
ちょっと怖いんですけろ・・・。
(ノll゚Д゚llヽ)ヒイィィィ!!







★オマケ☆

私が西武線とアナベルのコラボを撮りに訪れたのは、
東京都東村山市にある北山公園
アイーン(_´皿`)

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先にご紹介したアナベルも見事でしたが、
もともと今の時期のここは花菖蒲の名所として知られ、
園の中央にある菖蒲沼には
見ごろを迎えた色とりどりの花菖蒲が
咲き誇っていました。
(゚∀゚*)オオッ!!

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白いアナベルもいいけれど、
やっぱり色があるほうが華やかだなぁ(笑)
菖蒲は位置的と電車は絡めて撮りづらいのが
ちょっと残念。


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そしてこちらは
「菖蒲まつり」会場の西武線ブースで見かけた
西武のゆるキャラ「レイルくん」。
そうにゃん(相鉄)」や「のるるん(東急)」
などに比べると、
ちょっとマジメっぽい(?)キャラですね。
(`・▽・´)キリッ!

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そのブース前では西武線のバッチが配られていました♪
(´▽`*)ワ~イ♪








関西地方を襲った大きな地震、

被害に遭われました地域の方々へ

謹んでお見舞い申し上げます。


共通テーマ:趣味・カルチャー

ONE-shot 291 線路端の紫陽花。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 291 線路端の紫陽花。

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東北本線の有名な撮影地の一角に咲くアジサイ。
たまたま庭仕事をされていた地主のお母さんに
撮影許可をいただくつもりで声をかけると、
「今年のはあんまりキレイじゃないでしょ・・・(・∀・`)」
と応えられます。

たしかにおっしゃるとおり、
最近の激しい寒暖差などが影響しているのか、
線路に面した垣根のアジサイは
色付き具合がまばらなものがあれば、
花びらが痛んでいるもの、
すでに枯れてしまっているものもあり、
失礼ながらお世辞にもキレイとは言いがたい・・・。
(・ω・`)ゞウーン

それでも線路際に咲くアジサイは
撮り鉄にとって貴重な存在。
なるべく色付きのよい株を選び、
さらに浅めのピントで花の痛み具合をごまかして、
撮影に臨んでみます。
【◎】]ω・´)パチッ!


赤紫色のアジサイに見送られて
北へ向かう青森ゆきの「カシオペア*」。
この日の先頭に立った電気機関車は
ローズピンクのEF81形(81号機)で、
どちらも落ち着いた色合いの同色系コラボです。
(・∀・)イイネ
(*ツアー列車の「カシオペア紀行」)


こうやって見たら、意外と悪く無い?
痛んでいても堂々と咲き誇るアジサイに
美しさよりたくましさを感じました。
 (`・ω・´)キリッ


▲18.6.9 東北本線 東鷲宮-栗橋





ちなみに・・・
私が撮影ポイントに到着した直後、
まったくのノーマークで突然現れたのは、
ハイグレード車両のE655系「和(なごみ)」
(この日の運用は団体列車のあとの回送だったらしい)。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
まだアングルが安定していない状態でしたが、
慌ててなんとかシャッターを切りました。
【◎】]ω・;)パチッ!

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E655系は
現行のお召し列車や御乗用列車(皇室専用列車)
にも使われる特別な車両。
そしてこの日の「カシオペア」を牽いたEF8181は
昭和時代にお召し列車を牽引した実績を持つ、
いわゆる「お召機」。
昭和と平成のお召し列車に関わった二種の車両が
同じ日の同じ路線で短時間のうちに撮れたのは、
なんとも面白い偶然じゃありませんか。
w(゚o゚*)w オオー!!


そして折しもこの翌日(10日)には
天皇、皇后両陛下にとって今回が最後となる
植樹祭(福島県南相馬市にて開催)にご出席されており、
そちらも感慨深いものがあります。

たいへん失礼な話ながら、かつて(とくに昭和時代)は、
天皇陛下が植樹祭(や国体)にご出席されると聞くと、
現地までお召し列車が走るのではないかと反応し、
撮り鉄は色めき立ったものでした(笑)
(最近は新幹線やクルマでのご移動が多いけれど)。



共通テーマ:趣味・カルチャー

伊東線・伊豆急行・・・185系 特急「踊り子」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.06.02 伊東線・伊豆急行
入梅前の撮影日和?
185系 特急「踊り子」 撮影
 
今春は桜の開花が早かった σ(゚・゚*)ンー…。いや、桜だけでなく、場所によってはツツジや春バラ、ネモフィラなども例年より見ごろが早かったみたいで、その名所ではイベントの準備が大変だったと聞きます アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。そして梅雨時の象徴と言えるアジサイも今年は幾ぶん咲き進みが早いようで、私が住む関東地方ではまだ梅雨入りが発表されていませんが(6月1日現在)、ウチの近所で目にするアジサイはもう鮮やかに色付いており (゚∀゚)オッ!、それを見ると列車と絡めて撮りたくなります ((o(゙ε゙)o))ウズウズ。
アジサイと列車のコラボ(組み合わせ)といえば、昨年までは青梅線から鎌倉へ直通する臨時列車の「鎌倉あじさい号」を撮りにいくのが、この時期の個人的な楽しみでした (^_[◎]oパチリ。しかし、同列車に使われていた国鉄特急型の189系(豊田車)が引退したことで、今シーズンからはJR型のE257系(500番台)となり、「あじさい号」に対する私のテンションはイマイチ上がりません σ(・∀・`)ウーン… 。言うなれば「国鉄型ロス」といった感じでしょうか。
んじゃ、その引退した189系の代わり(?)に、今も国鉄型車両とアジサイが組み合わせて撮れるようなところはないか・・・と考えたとき、私にはかねてからちょっと気になっていた場所がありました σ(゚・゚*)ンー…。そこは中央線沿線のウチからだと、「あじさい号」を撮っていた青梅線ほど手軽に行ける距離ではないため、アジサイが咲くタイミングでの撮影機会をずっと逸していましたが、今は時期的にちょうど良さそう。ためしに訪れてみようと思います m9(`・ω・´)ケテイ!。

まだ入梅前のアジサイ撮影、はたして私の望むような国鉄型車両とのコラボカットは撮れるのでしょうか? (/*´∀`)o レッツラゴー♪



6月2日(土)

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まずは東海道線の熱海ゆき普通列車に乗車。
東京駅でE233系の記録写真を撮っていたら、
たまたま北陸新幹線のE7系が写り込みますた。
┃ω゚)ノ゙ヒョッコリ
▲東海道本線 東京

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東海道線に乗って小田原を過ぎると、
車窓の左手に望めるのは相模湾の海景色。
(´▽`*)ウミ~♪
空は晴れているけれど雲多め?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東海道本線 早川-根府川(車窓から)

例年より少し早くアジサイが見ごろを迎えた6月最初の土曜日、私は東京から東海道本線の普通列車に乗って西下し、静岡県の熱海で伊東線に乗り換えます (゚ー゚*)イトーセソ。
接続を待っていた伊豆急下田ゆきの普通列車は、とくに狙ったワケではありませんが、たまたまリゾート列車タイプの「リゾート21」(伊豆急2100系「黒船電車」)に当たりました (゚∀゚)オッ!。
私が伊東線の列車に乗るのは、車体色が真っ赤な「キンメ電車」を撮りに訪れた、昨年の12月以来となる半年ぶり。そのときに乗った同線の列車はガラっガラに空いていましたが (・ω・)ポツン、今日の車内は満席で座ることができず、私は通路に立って過ごします (´д`;)人大杉…。混雑の理由は定かでないけれど、お出かけ日和の晴天予報が出されていたことと、あとは下田の「あじさい祭り」に行く方々でしょうか σ(゚・゚*)ンー…。

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熱海で乗り換えた伊東線の普通列車は
「黒船電車」のリゾート21(伊豆急2100系)。
これは下田開港150周年を記念したリゾートトレインで、
下田に来航したペリーの黒船に見立てたという
黒いデザインが特徴です。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲東海道本線 熱海

まだ入梅前のこの日、目的地の天気予報は「晴れ時々曇り 降水確率は20%」。ふだんの私であればこの言葉の「晴れ」に期待するところですが 八(゚- ゚)ハレテ…、今回はどちらかと言うと「曇り」になって欲しいところ ( ̄△ ̄;)エ?。というのも、今回の狙いであるアジサイの花は、カラッとしたピーカンの晴天よりも、少ししっとりとした雰囲気の曇りや小雨模様で見るほうが、梅雨らしい風情を感じられるものです (0゚・∀・)シットリ(でも、ざーざーの大雨はイヤだと言う、ワガママなヤツw)。
しかし、ここ近年の私の撮影を振り返ってみると σ(゚・゚*)ンー…、たとえ梅雨のまっただ中であっても、なぜかアジサイを撮りにいくと晴天になることが多く(例えば、いすみ鉄道のキハの時とか、昨年の「鎌倉あじさい号」とか、そのほかにも・・・)、自称・晴れ男もこの時ばかりはちょっと歯がゆい (・∀・`)ウーン…。雨の日を選んで撮影に行けばよいのだけれど、自分の仕事がお休みの日と、狙った列車の運転日、そしてアジサイの咲き具合を踏まえて、あとは天気・・・となると、晴れちゃうんです (つ▽≦;)マブシッ!。
そして前述の予報からすると、おそらく今日も雨が降ることはないでしょう (゚ー゚*)ハレ…。ただ、「朝は雲が多く、次第に晴れてくる \_(・∀・*)」と言ったニュアンスの予報だったのと、箱根の山々と相模湾に囲まれている目的地周辺は雲が沸きやすい地形なので(根府川あたりなど、過去に何度も晴れると言って、曇られた経験がある地域 (´д`;)アウ…)、私は「きっと午前中は曇るだろ」と勝手に自己判断 (´σД`)クモルクモル。実際にその読みどおり、列車を乗り換えた熱海では空が雲に覆われていました ( ̄∀ ̄*)ホラネ(熱海に停車中の「黒船電車」のフロントガラスを見ると、雲優勢なのがおわかりいただけるかと思います)。これならば雨は望めなくとも、曇り空でアジサイを撮ることができそう。

ところが・・・( ̄△ ̄;)エッ…

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熱海から10分ちょっとの網代で下車。
カーブしたホームを発車する
「黒船電車」を見送ります。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
空はまだ曇っていますね。
▲伊東線 網代

東京0630-(東海道1521E)-熱海0820~0826-(伊東5631M)-網代0838

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網代は熱海の秘湯と言われる
網代温泉の最寄駅で、
特急も一部の列車が停車します。
おや、雲が流れて日が差してきた?
( ̄△ ̄;)エ…
▲伊東線 網代

私の下車駅は熱海から三駅目の網代(あじろ)で、座れずに立っていても苦にならないほどの乗車時間でした (・ω・)トーチャコ。
さっそく撮影ポイントを目指し、駅から熱海の方向へ国道を歩き進むと ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、やがてその先に見えてきたのは線路脇の斜面に植栽されたたくさんのアジサイ (゚∀゚*)オオッ!。初夏の眩しい日差しに照らされて、紫や青など色とりどりの花が鮮やかに咲き誇っています (´▽`*)キレイ♪・・・って、晴れとるやないかーい! Σ⊂(゜Д゜*)オイッ!

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網代駅から歩いて10分程度、
線路沿いの斜面に咲く立派なアジサイ。
(´▽`*)キレイ♪
地元ボランティアの方々の手により、
約500株が育てられています。
<(_ _*)>アリガトォ

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撮影ポイントは線路のすぐ横にある歩道橋。
高さが稼げて列車をスッキリと撮ることができます。
(「゚ー゚)ドレドレ
上りの熱海方は緩やかなアウトカーブ。

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歩道橋の上から下りの伊東方を望むと、
(ω・*)彡クルッ
こちらはまっすぐの直線が伸びています。
それにしても、いい天気だなぁ・・・
(´∀`;)イイテンキ…。

私が網代で列車を降りた時点では、まだ青空と雲の割合は半々と言ったところでしたが ハレ?(゚д゚≡゚д゚)クモリ?、撮影ポイントに着いてカメラを構えるころには、完全に青空が勝りました ヽ(+・`ω・´)ノユーウィン☆。梅雨らしからぬ「カラッとしたピーカンの晴天」となった空模様(まあ、まだ入梅前だけれど)、予想よりも天気の好転が早く、午前中は曇るだろうなどと勝手に考えていた私の読みは甘かったか "o(-ω-;*)ウゥム…。しかも、この場所での定番とされている下り方の直線は、晴れると午前は逆光になるのよね・・・(ノO`)アチャー。
なんだかいろいろとキビシい条件ではありますが、アジサイ自体の咲き具合はなかなかいい感じ (・∀・)イイネ。これは案外、晴れてもいい画になるんジャマイカ?と、デジャブのように例年の「晴れアジサイ」のときと同じことを思いながら σ(゚・゚*)デジャヴ?、とりあえず、やってきた列車に向かってシャッターを切ってみます【◎】]ω・)パチ。
もう、ここまで来てしまった以上、手ぶらでは帰れません (*`・ω・´)-3フンス!。

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入梅前にひと足早く色付いた紫陽花。
その横を金目鯛がモチーフになった、
真っ赤な「キンメ電車」がかすめます。
▲伊東線 網代-伊豆多賀

キンメちゃん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!
さっきの「黒船」同様、こちらもとくに時刻や運用などを事前に調べてきませんでしたが(運用は伊豆急のHPで公開)、熱海ゆきの上り普通列車として現れたのは、半年前にも狙ったリゾート21(伊豆急2100系)の「キンメ電車」(´▽`*)キンメ♪。やっぱりこの鮮やかな赤い車体はインパクトがありますね w(*゚o゚*)wオオー!。
実はこの列車の前にも何本か、ステンレス製の8000系が普通列車で通過しており、そちらを撮ったら逆光で車体が真っ黒に潰れてとても見られたものじゃなかったのですが (´д`;)アウ…、「キンメ電車」は真っ赤な車体色と流線型の先頭デザインに救われて、どうにか逆光でもそれなりに見られるものとなりました ( ̄∇ ̄;)ソレナリ…。
そして冒頭でも述べたように、ここを訪れた私の目的は「国鉄型車両」をアジサイと組み合わせること。この伊東線を走る国鉄型といえば、もう鉄ちゃんならば言わずと知れた、あの形式のあの列車です ( ̄ー+ ̄)ニヤリ。こちらも車体色が白いので、逆光でもなんとか黒潰れせずに済むかな? σ(゚・゚*)ドーダロ

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初夏の強い日差しが降り注ぐなか、
紫陽花に彩られた鉄路を
白い車体の特急「踊り子」が走りゆく。
▲伊東線 網代-伊豆多賀

イッパーゴ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!
そう、今回のメインターゲットは、1981年製の国鉄型ながら今も現役バリバリで定期運用に就いている、185系の特急「踊り子」(゚∀゚*)オオッ!。国鉄特急の全盛時を支えた485系189系などに比べるとやや貫禄が劣る185系ですが、特急シンボルマーク(正面窓下の▽のヤツね)と絵幕(イラスト入りヘッドマーク)を掲げて走る姿には国鉄特急型としての誇りを感じます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。国鉄型が次々と引退するなか、同系が伊豆特急(東京〜伊豆急下田・修善寺)の第一線で活躍しているのはファンとして嬉しい限りです (´ー`)シミジミ。
ただ、この185系も近い将来に「踊り子」からの撤退がウワサされており(「あずさ」から転用されるE257系へ置き換え?)、撮れるときになるべくいろいろなシーンでの記録を残しておきたいところ【◎】]ω・´)パチッ! 。
そう思って、今回はアジサイと同系のコラボに臨んだのですが・・・、う~ん、日に照らされて花は鮮やかに発色しているものの、やはり晴天下で見るとアジサイらしさがじぇ~んじぇん感じらません (-"-;*)ウグ…。あくまでも私の見方ですが、アジサイって曇天下で見ると葉っぱよりも花の鮮やかさに目が行くけれど、晴れると花より葉っぱの緑の印象が強くなるように思います (゚ペ)ウーン。ウマいこと梅雨空で映えるように咲く花なんだなぁ・・・(´ω`)ナルヘソ。

なんだかパッとしない結果に私のテンションはイマイチ上がりませんが ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…、続けて今度は逆方向から下りの「踊り子」がやってきます コッチ…((((o* ̄-)o。先ほどの直線側(下り方)が逆光だったのに対して、反対側はいちおう順光になるので、アジサイも少しは違った見え方になるでしょうか σ(゚・゚*)ドーダロ。

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東京から伊豆へ向かう特急「踊り子」を、
色とりどりの紫陽花が迎えます。
入梅前の行楽日和となったこの日、
車内には多くの行楽客の姿が見えました。
▲伊東線 伊豆多賀-網代

アジサイでイッパーゴが撮れました〜! ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
順光といっても列車は顔(正面)にしか日が当たらないし、架線柱の処理などに苦戦して¥構図がちょっとゴチャゴチャしているけれど、花の色は逆光側よりも鮮やかさが増して見え、意外とカラフルで賑やかな一枚となりました (・∀・)イイネ。これはこれで悪く無い・・・・か? σ(゚・゚*)ンー…。でも、やっぱり日差しが強すぎて、アジサイらしい画ではないやね (´ω`)ウン。列車の通過前に大きな流れ雲が一時的に日を遮ったので、そのままの翳った状態をキープしてくれないかと思いましたが、そう都合よくはいきませんでした (。A。)アヒャ☆。

あらためて空を見上げると、まったく曇りそうにない快晴 (つ▽≦*)マブシッ!。
こりゃもう今日はアジサイを撮る日ではないと言うことが、よっく分かりました (-`ω´-*)ウム(え?今さら?)。そもそもふだんの撮り鉄で私は晴天になることを望んでいるクセに、今回だけ曇ることを願うと言った姿勢がよろしく無い (-`ω´-*)ウム(開き直り?)。
それならばもうアジサイにこだわることなく、今日の晴天と言う条件を活かした撮影をするべきではなかろうか σ(゚・゚*)ンー…。そう思い直した私は、違う場所へ移動することを決めました m9(`・ω・´)ケテイ!。
ここでのアジサイは、また来年以降に持ち越しかな・・・。

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撤収する前にもう一本、
熱海で折り返してきたキンメちゃんをパチリ。
(^_[◎]oパチリ
傍らに紫陽花を見に来た親子が写り込みました。
▲伊東線 網代-伊豆多賀(後追い)

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日差しを浴びる紫陽花もキレイなのですが、
やっぱりちょっと潤いを与えたくなっちゃいますよね(笑)

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網代のホームに入ってきたのは
ステンレス製の伊豆急8000系。
もとは東急東横線を走っていた電車です。
お!トップナンバーの8001だ。
(゚∀゚)オッ!
▲伊東線 網代

網代の駅から乗ったのは、伊豆急下田ゆきの下り列車。
アジサイとのコラボは諦めたけれど、国鉄型好きの私としてはせっかく伊東線まで足を伸ばしたのなら、引き続き185系の「踊り子」をメインに狙おうと思います (゚ー゚*)イッパゴ。「踊り子」が走る伊豆急行の沿線には、片瀬白田や伊豆稲取など海沿いの好撮影ポイントが点在するなか、実はこの「晴天という絶好の機会」(笑)を活かして、私にはぜひとも訪れたい・・・いや、リベンジを果たしたいと考えている、とある場所がありました σ(゚・゚*)ンー…。
そこへ行くために、網代から二駅目の伊東で下車。伊東は伊東線の終点で、下田ゆきの列車はここから伊豆急行へ直通運転しますが、改札を抜けた私が乗り継いだのは伊東の駅前から発車する路線バス (´▽`*)バスバス~♪。
これは半年前に私が伊豆急の撮影へ訪れた時と似たような行動で、もう目的地がお分かりになった方もいらっしゃることでしょう (*゚ロ゚)ハッ!。

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伊東線と伊豆急行の接続駅である伊東は、
東伊豆観光の拠点となる伊東市の玄関口で、
駅には多くの観光客の姿が見られます。
▲伊東線 伊東

網代1123-(伊東5639M)-伊東1134

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伊東の駅前から乗るのは、
伊豆名産のミカンをイメージしたような、
オレンジ色の東海バス(路線バス)。
その行き先は「小室山リフト」・・・。
σ(゚ー゚*)リフト…

▲東海バス 伊東駅

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バスを降りたのは、
もちろん終点の「小室山リフト」。
バスの背後にそびえるのが
標高321メートルの小室山です。
▲東海バス 小室山リフト

伊東1150-(東海バス)-小室山リフト1213

駅から路線バスに揺られて市街地を通り抜け、やってきたのは伊東市郊外の川奈にある小室山(こむろやま)σ(゚ー゚*)TK?。
ここへ私は、まだ記憶が新しい半年前の昨年12月にも訪れており ...(((o*・ω・)o、山のてっぺんから海を背景にした伊豆急行の俯瞰撮影をこころみるも【◎】]ω・´)パチッ!、その時は訪れた時間が遅く(15時頃)、なおかつ初冬で陽が短い時期だったこともあり、お目当ての185系「踊り子」には残念ながら日が当たらなかったのです (´д`;)アウ…。そこで今回はふたたびてっぺんから「踊り子」を狙い、半年前のリベンジを果たしたいところ (*`・ω・´)-3フンス!。いまの時刻はまだお昼の12時過ぎで、前回と違って日没までにはじゅうぶんすぎるほどの余裕があります ♪〜( ̄、 ̄ )ヨユー。

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山頂からの展望だけでなく、
ツツジやツバキの名所としても知られる小室山。
だいぶ終わりかけてはいますが、
鮮やかなツツジの花を所々で見ることができました。
(´▽`*)キレイ♪

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小室山名物(?)のツツジソフト。
ソフト(゚д゚)ウマー!
ツツジの味というと子供のころに
ツツジの花の蜜を吸ったことを思い出すけれど、
これは蜜でなく香りエキスが混ぜられているようで、
ほのかにいい香りのするソフトクリームですた。
よくバラ園などで見かける
バラソフトみたいなものかな・・・。

では、小室山のてっぺんを目指して登山を開始 (/*´∀`)o レッツラゴー♪・・・って、もちろん今回も自分の足では登らず、横着して「リフト」という便利な文明の利器のお世話になります (゚∀゚)アヒャ☆。さあ、リフトよ、我を天空へといざないたまへ(誰?)ψ(`∇´)ψウケケ。

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リフトが通る足元には、
たくさんのタンポポが綿毛を付けていました。
(´▽`*)タンポポ

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リフトを使って楽々とてっぺんに上がれました。
これで「登頂達成、ひゃっほー!(^0^)」ってやったら、
山好きのブログ仲間さんからどつかれるに違いない(笑)
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。

ごうんごうんと斜面を上がるリフトに揺られ、ものの数分程度で小室山のてっぺんに到達 (・ω・)トーチャコ。
見晴らしのいいところから風景を望んでみると (「゚ー゚)ドレドレ、眼前に広がる海景色はやはりいつ見ても爽快な眺めです。スッキリとした晴天の青空が気持ちいいなぁ キモチ(・∀・)イイ!・・・って、先ほどまで曇ることを願っていたとは思えない、変わり身の早さですな (^^;)ゞポリポリ。
次の「踊り子」の通過時刻が迫っていることから、さっそく前回と同じあたりにカメラを構えてアングルを確認。前回はその風景の壮大さで、線路の位置がなかなか見つけられませんでしたが <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ(その結果、列車を一本撮り逃している)、もちろん今回はすぐに把握できました m9っ´∀`)ミッケ。冬枯れの時期だった前回に比べて、初夏の今回は木々の葉がこんもりと茂っており、その視界の利き具合がちょっと心配だったものの、線路
(川奈~富戸の赤入洞橋梁)はしっかりと見えていたのでひと安心 ε-(´∇`*)ホッ。

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小室山のてっぺんから望む大俯瞰。
185系の特急「踊り子」が
一本の白い糸のように見えます。
▲伊豆急行 富戸-川奈

小室山俯瞰でイッパーゴが撮れました~! ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
これで早くもリベンジ達成!・・・と言いたいところですが ( ̄△ ̄;)エ?、まだ少し時間帯が早かったらしく、車体側面の日当り具合がちょいと薄い(通過したのは伊東12時25分発の「踊り子109号」)(゚ペ)ウーン…。時間が進むに連れて手前側に動いてくる太陽、壮大な風景のなかで列車をもっと際立たせるには、もうあと一時間後くらいがベストかな? σ(゚・゚*)ンー…。せっかくこの場所で晴天に恵まれたのならば、できるだけ列車の日当り具合にはこだわりたいところ (-`ω´-*)ウム。
それに、伊豆への行楽客や温泉客が主な客層の特急「踊り子」は、昼すぎから夕方にかけて伊豆に到着する列車が多く設定されており、伊豆急線内ではこれからの時間帯が運転のピークとなります (・o・*)ホホゥ。特別な臨時列車のように一発勝負ではなく、複数本運転される定期列車は焦らずとも、光線状態(日当り)のいい時間帯を選んで撮れるのがありがたい (´ω`)ナルヘソ。

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上の185系のカットには入りませんでしたが、
展望台からいちばん大きく見える海上の島は
伊豆大島。
この日は比較的空気が澄んでいて、
島影だけでなく町の建物も肉眼で確認できました。

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展望台から眺めていた小さな女の子が
「わー、富士山キレイ! (*'∀'*)」
って言っていたけれど、
お嬢ちゃん、富士山はあんなに丸く無いよ。
ヾノ・∀・`)チャウチャウ

南西方向に見えるお椀形の山は
小室山に対する大室山(おおむろやま)。
山頂にすり鉢状の噴火口を持つ休火山です。
( ̄。 ̄)ヘー

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んで、ホンモノの富士山はと言えば、
今日は雲隠れ (≡”≡;*)ミエナイ…。
伊豆半島は晴れていますが、
山のほうには雲が滞留しているみたいです。

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遊歩道を散策していたら、
バッタくんが跳ねました。
(=゚ω゚)ノ ヤア
これはショウリョウバッタかな?

光線状態がよくなるまで、展望台からの風景を楽しんだり、てっぺん付近の遊歩道を散策したり(バッタをつついたり)と、のんびり過ごした私 (´ー`)マターリ。その際に少しお話をした展望台の係の方(ワークショップの先生かな?)によると、気温や湿度が上がる今の時期に小室山から伊豆大島にある建物までクッキリと見えるのは、なかなか珍しいことなのだとか (・o・*)ホホゥ。たしかに今日は日差しこそキビシいものの、空気はカラッとしているし、風が適度に吹いているので陽炎もなく、この時期にしてはとてもクリアな眺望が得られています (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
そんな俯瞰好きにとって絶好の条件といえるなか、列車の通過時刻と日当り具合を見計らって撮影を再開。先ほどの列車から一時間が経って迎えた次の「踊り子(131号)」は、こんな感じになりました (^_[◎]oパチリ。

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緑に包まれた初夏の伊豆半島をゆく
185系の特急「踊り子」。
そのむこうには青い海が広がります。
海上に見える島影は伊豆諸島の利島。
▲伊豆急行 富戸-川奈

0030.jpg
空気が澄んでいたこの日は陽炎もなく、
遠景でも列車がクリアに写ってくれました。
(上写真の列車部分を拡大)

小室山俯瞰でイッパーゴが撮れました~! ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
今度こそ陽当たり良好で、
白い車体が先ほどよりもずっと強調された状態で撮ることができた、185系の「踊り子」(゚∀゚*)オオッ!。青い海を背景にして緑の半島をゆく姿が、いかにも伊豆特急らしくていい感じじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。しかも視界がクリアという好条件で、これは嬉しい結果となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。ああ、日当りがよくなるまで粘った甲斐があったなぁ・・・ъ(゚Д゚)グッジョブ。

0031.jpg
撮影の順序は前後しますが、
こちらは「踊り子131号」の10分前に通過した、
651系のリゾート列車
快速「IZU CRAILE(伊豆クレイル)」
短い4両編成の同列車は、
赤入洞橋梁の見えている部分にちょうど収まります。
(*´v`*)ピッタリ♪
▲伊豆急行 富戸-川奈

ちなみに構図をヨコ位置からタテ位置にしたのは、先ほどと日当り具合は異なるものの、同じアングルで同じ列車(185系)の画が続くのはちょっと芸が無いかな σ(゚・゚*)ンー…・・・と思ったからで、ためしに構図を変えてみました (`・д・´ノ)ノ チェイング!。このほうが遠景でも幾ぶん列車が大きく見えるし、陸と海のバランスも悪く無い (・∀・)イイネ。
ただ、やはり個人的にはヨコ位置で風景を広く入れるほう(最初のアングル)が好みで、この場所から見た壮大な眺めがダイレクトに伝わる気がします σ(・∀・`)ウーン…。
次の「踊り子(115号)」からは、ふたたびアングルをヨコ位置に戻しました ( ̄、 ̄*)モドソ。

0034.jpg
伊豆半島の壮大な自然風景に収まった
国鉄型の特急列車。
「踊り子」として走り続けて30余年、
185系は今日も首都圏と伊豆を結びます。
▲伊豆急行 富戸-川奈

ここでご紹介した185系の写真は、タテ位置とヨコ位置をそれぞれ一カットずつ(最初の日当たり不十分を除いて)ですが、実際には日当り待ちのインターバルを挟んだあとは、上りの108号、110号、下りの131号(タテ位置カット)、115号、117号(ヨコ位置カット)と、合計5本もの「踊り子」を撮っており(そのほかに251系の「スーパービュー踊り子」や8000系の普通列車なども)パチャ!【◎】]ω・´)パチャ!、もう満腹、満腹、じゅうぶんにおなかいっぱいです ()´3`)-з マンプク。まもなくリフトの運転時間も終わる頃だし(16時まで)、そろそろ引き上げどきでしょうか (゚ー゚*)オシウマイ?。
いや、できればもうひとつだけ、私にはここで撮っておきたい列車がありました σ(゚・゚*)ンー…。ちょうど時間的にもシメとなるタイミングで眼下を通過したのは、風景のなかでひときわ目立つこの列車・・・ (*゚ロ゚)ハッ!。

0035.jpg
紅一点。
▲伊豆急行 富戸-川奈

キンメちゃん、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!
深い緑のなかで鮮やかに浮かび上がった赤い車両 w(*゚o゚*)wオオーッ!。そのインパクトの強さは「白いヤツ(185系)」の“三倍”か!? (゚∀゚)アヒャ☆。
もちろんこの好条件で「キンメ電車」が撮れたのはとても嬉しい収穫ですが (´▽`*)ワ~イ♪、このカットに対してあまり多くを語ると、今回の主題だった185系の存在が霞んでしまう気がします(笑)(´・ω..:.;:.サラサラ...。それほど強烈な印象を残してくれた「キンメ電車」。これを最後にして撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

さ、山を下りて、伊東で美味しいものを食べましょうか (゜¬゜)ジュルリ。

0037.jpg
伊東の市内でいただいたのは、
地元で水揚げされた新鮮な生のシラスを、
ゴハンの上にのせた生しらす丼。
スルッとした舌触りと
凝縮されたシラスの旨味がたまりません。
シラス(゚д゚)ウマー!
ちなみにお供のビールは伊豆限定ラベルですた☆
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノc凵☆

入梅よりひと足早くアジサイが色付いたことで、国鉄特急型の185系「踊り子」との組み合わせを撮りに訪れた伊東線の網代でしたが σ(゚ー゚*)アジサイ…、しっとりとした曇天という都合のいい条件を期待するも、意に反してカラッとした晴天となってしまい (つ▽≦;)マブシッ!、アジサイの撮影はパッとしないイマイチなものに (´д`;)アウ…。
しかし、アジサイを諦めて移動した小室山からの俯瞰撮影では、一転してその晴天が最高の好条件となり (゚∀゚*)オオッ!!、半年前のリベンジ果たすどころか、補ってなお余りある成果が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。これぞ結果オーライってヤツでしょうか(笑)(*`д´)=b OK牧場!。

首都圏や関東近郊において、国鉄型の最後の牙城と言っても過言ではない185系。その活躍がいつまで見られるか現時点で定かでありませんが、今後も機会があれば精力的に記録を残したいと思っています (^_[◎]oパチリ。
(「はまかいじ」の置き換えという、かなり現実味のあるウワサも気になるところ・・・σ(゚・゚*)ンー…)


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ほろ酔い気分で伊東から東京へ帰ります。
日が長いこの時期は
打ち上げで一杯やってもまだ明るい。
Oo。(~▽~*)ウィッ
▲伊東線 伊東

小室山リフト1558-(東海バス)-伊東1621
伊東1721-(伊東5662M)-熱海1745~1751-(東海道1928M)-東京1945


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ONE-shot 290 「マリンシティ」リターンズ? [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 290 「マリンシティ」リターンズ?

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横浜港の開港記念日にちなんで催されるイベント、
横浜セントラルタウンフェスティバル Y159
(開港から今年で159年目なので「Y159」)。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・Y159】*:・゚\(゚▽゚*)

横浜は港町としての歴史や文化だけでなく、
日本の鉄道開業(新橋〜横浜)の地でもあるからか、
このイベントの一環で運転される記念ツアーの列車は毎年、
一般の旅客列車がふだんは走らない貨物線を通すなど、
趣向を凝らしたものとなっています。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
今年はその記念列車(Y159記念号)に
長野の車両センターに所属する
189系の「あさま色(N102編成)」が選ばれ、
はるばる横浜の街までやってきてくれました。
w(*゚o゚*)wオオーッ!


国鉄特急色や「あずさ色」の189系(豊田車)が
今春に相次いで引退してしまってからは、
同系唯一の生き残りとなった「あさま色」。
(・ω・)ポツン

もともと同車はその塗色名が表すように、
かつて信越本線の特急「あさま*」として
上野と長野や直江津の間を走っていた車両で
(*北陸新幹線の開業により廃止、愛称名は新幹線へ継承)、
どちらかというと海(港)よりも山のイメージが強いのですが、
横浜と「あさま色」の関係でふと私が思い出したのが、
特急「マリンシティーあさま」という列車。
σ(゚・゚*)ンー…

実はほんのわずかな時期に臨時列車で、
189系を使った横浜発着(〜長野)の特急「あさま」が
「マリンシティ」というこじゃれた冠を付けて
設定されたことがあったのです。
地味な存在だったので懐かしさよりも、
ああ、そういえばそんな列車もあったね・・・
って感じの印象ですが(笑)
(; ̄▽ ̄)アッタネ…


そこで今回の「Y159記念号」は個人的に、
「マリンシティーあさま」を回想し、
どこか横浜らしい風景が望める場所で
189系「あさま色」を狙ってみたくなりました
(本来の「マリンシティ」は根岸線を通らなかったけど)。

・・・と言っても、
横浜の街なかを走る根岸線で
列車の背景に海や港を入れられるようなところは少なく、
線路が見下ろせる高台からかろうじて望めたのは、
マリンタワーと霞んでいるベイブリッジくらい。
それでも、見る人が見れば、
ここが横浜だってことが分かる・・・かな?
(^^;)ゞドーダロ


入梅が近いことを思わせる曇天のもと、
開港記念日のイベントで盛り上がるマリンシティを
「あさま」の面影が颯爽と走り抜けてゆきました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。


▲18.5.26 根岸線 石川町



ちなみにこちらが
横浜〜長野(新宿経由)で臨時運転されていた当時の、
189系「あさま色」による特急「マリンシティーあさま」。

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いちおう特別なヘッドマークが掲げられており
(よく見るとサイズが合っていないけれどw)、
そのデザインは浅間山と横浜のみなとみらい地区を
強引に組み合わせたものですた(笑)。
w( ̄▽ ̄;)wワオ!
(あと個人的にはシティのあとの音引き(ー)も気になるところ…^^;)

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この列車を私が撮ったのは
信越本線の碓氷峠区間(横川〜軽井沢)廃止直前の時期で、
急勾配の通過を手助けする補機のEF63形には、
惜別のヘッドマークが取り付けられていました。
(ノ∀`)ナツカシス

▲いずれも、97.9.27 信越本線 横川-軽井沢







☆オマケ★

今回の「Y159記念号」を撮らせてもらったのは、
石川町駅近くの丘の上にあって
「外交官の家」や「ブラフ18番館」などが保存されている、
山手イタリア山庭園」。

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そのお庭にはちょっと見ごろを過ぎていたものの、
色鮮やかなバラが咲き、いい香りを漂わせていました。
(´▽`*)キレイ♪
紫のぼんぼりみたいな花(?)は何でしょ?




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