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ONE-shot 449 房総からの富士。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 449 房総からの富士。

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二月は逃げる・・・
(一月往ぬる、二月逃げる、三月去る
ということわざの一節)。
(|||´Д`)ノ゙マ、マッテ…  ε=ヘ(*`゚ω´)ノ゙ニゲロー!

もともと日数が少ない二月だけど、
とくに今年はオリンピックに熱中していたからか、
ホントにひと月が
あっという間に過ぎた印象です。
σ(・∀・`)ウーン…

年度末に向けてちょっとバタバタとしており、
決して“ネタ切れ”ではないものの
(むしろご紹介したい写真はたくさんあるw)、
撮影記や旅行記をまとめる余裕がなくて、
今回も短編の「ONE-shot」で
お茶を濁させてください。
人( ̄ω ̄;)スマヌ


二月の話題として、
今年ならではの2並びとなった
2022年2月22日は
「スーパー猫の日」だったそうですが、
(^ΦωΦ^)ニャア
その翌日の2月23日は
今上陛下の「天皇誕生日」であり、
“223”の語呂合わせで
「富士山の日」でもありました。
(゚ー゚*)フジサソ

千葉は房総半島、
内房線の沿線から望む雄大な富士山。
(「゚ー゚)ドレドレ
ここから東京湾越しに富士山が見えるのは
乾燥して空気が澄んだ寒い季節に限られ、
気温が上がる時期になると
その姿は霞んで見えにくくなってしまいます。

春の訪れとともに
そろそろシーズンオフとなるこの情景。
写真はひと月前の1月に撮ったものですが、
新型への置き換えで数を減らしつつある
E217系の快速列車を写し込んで、
今冬の記録としてみました。
(^_[◎]oパチリ


▲22.1.23 内房線 巌根-袖ヶ








☆オマケ★


ONE-shot 448 Gold Tree [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 448 Gold Tree

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雪や氷を溶かすかのような
熱戦が繰り広げられた
冬期オリンピック・北京大会。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

嬉し涙あり、悔し涙あり・・・
激闘や美技に魅了されたいっぽう、
辛いアクシデントも多かった気がして、
今大会はいつも以上に
各選手の涙が印象的に感じました。
σ(・ω・`)ウーン…
そしてそれを見たワタクシも
ついついもらい泣き!?
(T-T)ウルウル
最近、涙腺がユルくなったなぁ・・・(笑)

メダルがすべてでなく、
それ以外の場面でも様々なドラマが
オリンピックにはありますね。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


・・・といいつつ、
でもやっぱり応援する選手のメダルが決まると
嬉しくて感激するもの。
ヾ(≧∇≦*)/ヤターッ!

日本の選手が金メダルを取った日は
それを祝して金色になる
東京スカイツリーのライトアップ。
今大会では三回も
栄光の輝きを見ることができました。
(☆∀☆)キン!

鉄ちゃんとして五輪の記念に一枚、
東武スカイツリーラインの
赤い特急列車と絡めて
パチリ。
(^_[◎]oパチリ

金メダルにちなんで
金色のスペーシア”(100系)と
いっしょに撮ろうかとも考えたのですが、
昨年の東京オリンピックのときに
五色のツリーと「スペーシア」を合わせたので、
今回は200系の「りょうもう」を待ってみたら、
たまたま赤い復刻色(1800系復刻色)が
来てくれてラッキーでした。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪


▲22.2.18 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)
とうきょうスカイツリー-
曳舟




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男子 スキージャンプ個人ノーマルヒル
小林陵侑選手、
男子 スノーボードハーフパイプ
平野歩夢選手、
女子 スピードスケート1000m
髙木美帆選手、
金メダル、おめでとうございます!

日本のメダルは冬期大会最多の18個!
スゴいっ!
w(*゚o゚*)wオオー!



ONE-shot 447 急。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 447 急。

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京王井の頭線を走る1000系の
お顔(車体前面)に掲げられた
丸枠に赤文字の「急」。
(゚ー゚*)キュー

これは井の頭線の急行列車が
運転開始から50周年を迎えたことを
記念したヘッドマークで、
開始当初の急行に付けられていた種別板を
モチーフにしたデザインだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

今は電光表示で種別も行先も
パッと掲出できるけど、
昔はこのような種別板を用いて、
急行だということを表していたのですね。
その当時の様子がよくわかるような
趣向を凝らしたセンスのよい
記念ヘッドマークじゃないですか。
(・∀・)イイネ


ちなみに“急”のヘッドマークを付けた
この編成(1701F)ですが、
実際の運行は急行列車のみならず、
各駅停車にもこのままの状態で使われます。

でもやっぱしこれは
急行運用じゃないとサマにならないので、
そこに拘って撮影に臨みました。
(^_[◎]oパチリ


2227.jpg
渋谷と吉祥寺のあいだを
わずか17分の快足でむすんでくれる
井の頭線の便利な急行列車。
個人的によくお世話になってます。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・50ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)


▲22.2.6 京王井の頭線 三鷹台-久我山





0909.jpg
そう言われてみれば、
たしかに井の頭線の急行って、
昔は種別板を掲げていたような気がするな
σ(゚・゚*)ンー…
・・・と、うろ覚えの記憶で
古い写真をちょっと探ってみたところ、
一枚だけ“急”の種別板を付けた
井の頭線の写真を発掘できました。
(゚∀゚)オッ!
ウン十年前の渋谷で撮られたこの急行は
1000系の先代にあたる3000系
(奇遇にも同じライトブルーの編成だw)。
なお、のちの当系は種別板でなく
行先表示幕に種別(急行)が併記
されることとなります。





常磐線・・・「カシオペア紀行」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.01.09 常磐線
ときわ路をゆくカシオペア!
「カシオペア紀行」 撮影
 
 
北海道新幹線の開業に伴って、2016年に寝台特急としての運行を終了した「カシオペア」。以降は「カシオペア・クルーズ」や「カシオペア紀行」といった、旅行会社企画の“ツアー列車”として現在も運転が続けられています (゚ー゚*)カシ。
昨年(2021年)はコロナウイルスの蔓延による緊急事態宣言などを受けて、設定の取り消し(運休)が相次いだ「カシオペア紀行」ですが σ(・ω・`)ウーン…、今年(2022年)はさっそく新年早々の1月9日の日中に、首都圏の上野から宮城県の仙台まで運転されることが決定(営業は下り列車の片道のみ)(゚∀゚)オッ!。しかも、これまで首都圏から東北方面へ向かう当列車は、おもに東北本線経由、ときおり上越・羽越線経由といったルートで運行されてきましたが、今回はなんと、水戸やいわきを経て仙台にいたる、“常磐線”を通過するとのこと エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。常磐線に「カシオペア」が入線するのは初めてではないものの、かなり珍しいケースといえるでしょう(今後は定番ルートのひとつになるかもしれないけど)。そして当線の沿線で育ち、縁も馴染みも深い私にとって、これは血湧き肉踊る胸熱な大ネタではありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。運転当日が晴天に恵まれることを願いつつ、その日をとても楽しみにしていました (*´v`*)ワクワク♪。
常磐線を走る「カシオペア」、できればそれがよく分かるような風景で撮りたいところ。そうすると撮影ポイントはやはり、ド定番だけど“あの場所”かな・・・σ(゚・゚*)ンー…。


1月9日(日)


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上野で発車を待つ常磐線。
勝田ゆきの普通列車はE531系です。
▲東北本線 上野


常磐線経由の「カシオペア紀行」が運行される当日。
私が乗り込んだのは、上野を6時31分に発車する常磐線の勝田ゆき普通列車。日曜日の早朝なので列車の全体的には空いているものの、その車内にはやはり私と同じ目的だと思われる同業者(鉄ちゃん)の姿が多く見られます ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。
三名の同業者が座った隣のボックス席では、撮影ポイントを決める会議(?)が行なわれているみたいで、「あの場所は編成はきれいに抜けるけど、光線が悪い」とか、「あそこは光線状態が良好だけどキャパがない」とか ( ´д)ゴニョ(´д`)ゴニョ(д` )、決して盗み聞きしているわけではないけれど、同好の士の会話というものは自ずと耳に入ってくるものです ホゥ( ̄- ̄ 3)。話の内容からすると列車重視の“編成写真派”のようで、どうやら撮影地は内原(うちはら)の直線区間にまとまったご様子。ちなみに私は他の人の意見に流されやすいタチなので、撮り鉄のときは一人で行動するほうが気楽でいいです (-∀-)ボッチ。


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下り列車に乗って
車窓の左手に望めるのは、
沿線のシンボル的な存在の筑波山。
(゚∀゚)オッ!
▲常磐線 神立-高浜(車窓から)


列車が松戸(まつど)を過ぎたあたりで日の出を迎え、徐々に明るくなってきた空。今朝は雲ひとつ無い快晴です (´▽`*)イイテンキ♪。
お隣(のボックス)さんは“編成写真派”のようですが、今回の私は常磐線らしい風景のなかに列車を置くようなアングルで「カシオペア」を撮りたいと考えており(情景写真派?)σ(゚・゚*)ンー…、晴天のもとにそびえる筑波山(つくばさん)の姿が車窓からきれいに見えたのを確認し (゚∀゚)オッ!、駅からもその山容が望める高浜(たかはま)で列車を降りました (・ω・)トーチャコ。


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0004.jpg
茨城県石岡市に所在する高浜。
近くに恋瀬川や霞ヶ浦など、
釣りの名所が点在することから、
駅舎の壁面にはお魚が描かれています。
>°))))彡 オサカナ
▲常磐線 高浜


上野0631-(常磐327M)-高浜0747

高浜の駅のすぐ近くを流れる二級河川の恋瀬川、その川の周囲には田畑が大きく広がっており、住宅などの建造物などに遮られることなく筑波山をスッキリと望めます (・∀・)イイネ。そこが私の目指す撮影ポイントで、駅から徒歩で20分ほど ...(((o*・ω・)o。
標高は877メートルと決して高くはない筑波山ですが、まるで猫の耳のような形をした双頭山(西の男体山、東の女体山)は印象に残る美しい山容で (=^・ェ・^=)ネコミミ、古くは万葉集に詠まれ、日本百名山や日本百景のひとつにも挙げられている、茨城県南部のシンボル的な存在 (・o・*)ホホゥ。先出した写真のとおり、常磐線の車窓からもその姿を見ることができます。
その筑波山を背景にして「カシオペア」が撮れれば、いかにも常磐線らしい風景での一枚といえるでしょう ъ(゚Д゚)ナイス。
まあ、ベタな発想ではありますが・・・(^^;)ゞポリポリ。


0005.jpg
恋瀬川をまたぐ橋の上からは、
筑波山をはじめとした山々が一望。
(´▽`*)ツクバサソ♪
その手前をE657系の特急「ひたち」が
横切ってゆきます。
▲常磐線 神立-高浜


駅から歩いて撮影ポイントとなる田園地帯に到達すると、あたりにはすでに多くの同業者がカメラを構えて待機されていますが、ざっと見てそのカタマリ(群衆)はふたつに分かれている感じ (゚ー゚?)オヨ?。
ひとつは舗装された一般道の歩道、もうひとつはその道路から分かれた未舗装の農道、どちらでも同じように筑波山バックで常磐線が撮れそうな気がするけど、きっとそれぞれにこだわりがあるのでしょう σ(゚・゚*)ンー…。
そこで、まずはためしに舗装された道路のほうへ行って列車を一本撮り、続いて農道のほうへ移動してそこでも同じように列車を撮ってみます【◎】]ω・)パチャ。


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まずやってきたのはこんな場所。
(「゚ー゚)ドレドレ
道路の歩道から筑波山のほうを向いて
カメラを構えます。

0007.jpg
筑波山を背にして走る
E657系の特急「ときわ」。
現在の常磐線は
停車駅が少ない速達タイプの「ひたち」と
それをサポートする停車駅の多い「ときわ」、
このふたつの特急列車が運行されていますが、
どちらも同じE657系が使われています。
▲常磐線 神立-高浜

0009.jpg
次にやってきたのはこんな場所。
(「゚ー゚)ドレドレ
田畑に近い農道から筑波山のほうを向いて
カメラを構えます。
さっきより筑波山が遠く感じる?

0010.jpg
筑波山を背にして走る
E531系の普通列車。
交流電化にあたるこの区間の普通列車は、
交直両用形のE531系がおもに使われています
(朝晩の一部列車にE501系)。
▲常磐線 神立-高浜


なるほど ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
両方の撮影ポイントで撮った写真を見比べてみると、舗装道路から撮った前者は、線路に近い立ち位置なので列車は大きく写りますが、背景の山がやや控えめな感じ。いっぽう、農道から撮った後者のほうは、線路から立ち位置が離れたぶん列車は小さくなるけど、望遠レンズの圧縮効果で背景の山の存在感が増した印象です σ(゚・゚*)ンー…(ちなみにレンズは35mmフルサイズ換算で、前者が約170ミリ、後者が300ミリ)。
これはそれぞれ好みが分かれるところだと思いますが、個人的には後者のほうがバランスがいいように感じたので、農道のポイントに腰を据えることとしました コッチ…((((o* ̄-)o。


0600.jpg
農道のほうも時おり
農作業車が通るので注意が必要ですが、
交通量の多い舗装道路よりは
まったりとした空気感を覚えます。
(´ー`)マターリ
列車が来るのを待っているあいだに
オシリの黄色い小鳥が
パタパタっと飛来してきました。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
これってジョウビタキかな?
(この黄色い鳥はジョウビタキでなく、
“キセキレイ”だそうです。
コメント欄にフォローを入れてくださり、
ありがとうございます m(_ _)m



ポジションとアングルが決まり、あとはお目当ての「カシオペア」がやってくるのを待つだけ щ(゚д゚щ)カモーン・・・なのですが、実はちょっと気掛かりなことがひとつあるんです (´・ω`・)エッ?。それは列車同士の離合による、“カブり(被り)”の危険性 (゚ペ)ウーン…。
複線区間のここは私の立ち位置から見て、手前に上り線、奥に下り線が敷かれており、仙台ゆきの「カシオペア」は下り線を走るのですが、このあたりの日中の常磐線は普通列車も特急列車もおおむね30分に一本程度で、さほどカブりのリスクは高くないハズ (´σД`)ダイジョブダァ。
駄菓子菓子(だがしかし)、「カシオペア」がここを通過するのに近いタイミングで、上りの特急「ときわ66号」があります (ー’`ー;)ムムッ!。両列車が高浜を通過する詳細な時刻は把握していないけど、二駅上り方に位置する土浦(つちうら)を「カシオペア」は9時25分発。かたや「ときわ66号」は同駅9時42分着。土浦と高浜の所要時間は普通列車だと9〜10分ほどで、加速力が低い機関車牽引の「カシオペア」もそのくらいじゃないかと思われるのですが、特急列車はもうちょい速くて7〜8分くらいだとすると・・・私が居るこの場所の通過時刻は両者とも9時33〜34分ごろとなり、けっこうキワドいのです ヤバイヨヾ(;´Д`●)ノヤバイヨ。
こういう場合、カブりのリスクを避けて撮影地を慎重に選ぶ堅実な方もいますが ( ・`ー・´)キリッ、今回の私はそのリスクがあっても筑波山バックで「カシオペア」が撮りたいと思い、あえてこの場所に決めました (-`ω´-*)ウム。それが吉と出るか、凶と出るか、果たしてその結果やいかに・・・(°_°;)ドキドキ。
やがて、どちらの列車が来てもおかしくない時間に、少し離れた場所(列車の進行方向表示がわからないくらい)にある踏切が鳴動します。先に来るのはどっちだ!? カシ?(゚Д゚;≡;゚д゚)トキワ?。


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先にやってきたのはE657系の
上り「ときわ66号」。
10両編成が無事に最後尾まで抜けました。
ε-(´o`;)ホッ
そしてそのわずか“数秒後”・・・
(*゚ロ゚)ハッ!
▲常磐線 神立-高浜(後追い)

0012.jpg
常磐路に姿を見せた「カシオペア」。
鮮やかなローズピンクの
電気機関車にエスコートされて、
メタリックなプレミアムトレインが
冬晴れの筑波山麓を優雅に進みます。
▲常磐線 神立-高浜


うっわあああぁぁぁ、あっぶねぇぇぇぇぇ!!!
ヒィィィ(i|!゜Д゚i|!)ィィィィ!!!
筑波山の麓で繰り広げられた“緊迫のショータイム”(?)、まずは右から左へ、E657系の特急「ときわ」が風切り音を響かせながら高速で横切ってゆき バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、どうにか無事に最後尾まで抜けた・・d(>ω<*)ヨッシャ! と安堵した次の瞬間、息つく間もなく今度は左から右へ、EF81形電気機関車に牽かれた「カシオペア」が颯爽と現れます Σ(°ω°*)カシ!。それはほんのわずか数秒間の出来事で、なんとも緊張感の高いシビれる展開でした (`・∀・´;)ハラハラ…。カブられずに済んで助かった・・・ ε-(´o`;A フゥ…。


0013.jpg
最後尾のスロネフE26形は
スイートルームの「CASSIOPEIA Suite」。
その大きな展望窓からは
筑波山がよく見えたことでしょう。
乗られた方が羨ましいですねぇ・・・。
▲常磐線 神立-高浜


そんな冷や汗ものではありましたが、兎にも角にも、筑波山バックで「カシオペア」が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
“西の富士、東の筑波”と並び称されるほど美しいと言われる筑波山とともに、ひとつのフレームに収まった「カシオペア」 w(*゚o゚*)wオオーッ!。先頭を務めるEF81形81号機(EF81 81)のローズピンクがまた上品な鮮やかさで、画のなかのいいアクセントになっているじゃありませんか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちなみに当機は1985年に「つくば万博」が開催された際、天皇陛下が乗られる「お召列車」を常磐線や水戸線などで牽引した実績があり(いわゆる“お召機”)、今回の常磐線で運転された「カシオペア紀行」をエスコートするのにふさわしい適役ではないかと思います (o ̄∇ ̄o)パイパイ(個人的に“星ガマ”より嬉しかった)。
晴天順光、筑波山がきれいに見える好条件で撮れた、EF81 81牽引の「カシオペア紀行」。たとえカブられる危険性があったとしても、やはりこの場所を選んでよかったと思える、大満足の結果が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪ (ま、カブりを回避できたからこそ、そう言えるんだけどねw)。


0014.jpg
恋瀬川の鉄橋を渡る「カシオペア」。
全体を入れるとかなりの引き画になるけど、
銀色の客車が12両も連なるその長さは
やはり壮観な眺めです。
▲常磐線 神立-高浜(後追い)


常磐線を北上し、一路、仙台へ向かって走り去る「カシオペア」。その後ろ姿を見送って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
撮り終えて撤収されるほかの同業者の方々からも、「いや〜、ヤバかったなぁ」「ギリっギリでしたねぇ・・・」などといった会話が聞こえ、周囲にはみんなで共感した安堵の空気が漂っていました (* ´ω` *)ホッ。


0015.jpg
高浜のホームに入ってきたE531系。
乗るのは水戸ゆき下り普通列車です。
▲常磐線 高浜


さて、9時半過ぎに通過した「カシオペア」を撮り終えたのち、高浜の駅へと戻ってきたところで、時間はまだ朝の10時前。せっかく快晴のいいお天気だし、「青春18きっぷ」の一回分を使っているのに、これだけで帰宅してしまうのはちょっともったいないよね・・・σ(゚・゚*)ンー…。
そこで私は、東京方面に向かう上り列車でなく、下り普通列車の水戸ゆきに乗ります コッチ…((((o* ̄-)o。


0020.jpg
友部で水戸線に乗り換え。
常磐線と同じくE531系です。
▲常磐線 友部

0021.jpg
筑波山の北西側を走る水戸線。
その車窓からは先ほどの高浜とは
反対側の山容が望めます。
なので、今度は左が女体山で右が男体山。
▲水戸線 新治-下館
(のちほど撮った車窓から)


高浜から4駅ほど進んだ友部(ともべ)で常磐線から乗り換えたのは、水戸線の小山(おやま)ゆき上り普通列車 ( ̄  ̄*)ミトセソ。
個人的に“乗り鉄”や“撮り鉄”でちょくちょく訪れていて、拙ブログではもうお馴染み(だと思う)の水戸線は、ここ茨城県の友部から、笠間(かさま)や下館(しもだて)、結城(ゆうき)などを経て、栃木県の小山までの間をむすび(本来の起点は小山)、正式には幹線(主要路線)扱いではあるけれど、亜幹線(本線ほどではないが、ローカル線よりは重要な路線)といった雰囲気を持つ路線です (・o・*)ホホゥ。
そんな水戸線へ一年くらい前(2020年12月)に私が撮影に来たときの目的は、線路の砂利を運搬する貨車の回送列車(EF81が牽引する西金ホキの郡山入場)という、なんともマニアックなものでしたが (´∀`;)マニアック…、いまの当線で注目の車両と言えば・・・この電車 (=゚ω゚=*)ンン!?


0022.jpg
0023.jpg
全線が単線の水戸線。
上下の列車は駅で交換します。
おっ!これは・・・
(゚∀゚)オッ!
▲水戸線 岩瀬(後方の車窓から)


赤電、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
私の乗った上り列車(746M)が途中駅の岩瀬(いわせ)で交換(行き違い)した下り列車は、ピンク色?アズキ色?のベースにクリーム色の帯が巻かれたE531系 (゚ー゚*)アズキ。
ちょっと前の拙ブログでもご紹介していますが、この電車は国鉄時代(1985年以前)の常磐線や水戸線で使われていた昔の車両(401系など)の色を現行のE531系(K451編成)に再現した、いわゆる“復刻色”で(勝田車両センター(旧・勝田電車区)の操業60周年記念企画)、その赤い色の車体から当時の呼び名に倣って、通称・「赤電」と呼ばれるものです (o ̄∇ ̄o)アカデソ。
そう、私が「カシオペア」の撮影後に常磐線から水戸線へ転戦してきた目的は、水戸線の定期運用に就いていた、この“赤電”を撮ること (´ω`)ナルヘソ。ちなみに当編成の初撮影となった先日は、車体への影落ち前面に日が当たらないなど、ちょっと不完全燃焼な結果だったことから、できればもう一度撮り直したいと思っていました (-`ω´-*)ウム。
いま交換した友部ゆきの下り列車(745M)は終着後に、小山ゆきの上り列車(748M)として折り返すので、それを沿線で狙ってみることにしましょう (・∀・)イイネ。
私が下車したのは新治(にいはり)。


0024.jpg
0025.jpg
茨城県筑西市の東部(旧・東和町)に
所在する新治。
一戸建て住宅のような駅舎は
昨年(2021年)に改築されたばかりの
新しいものです。
σ(゚ー゚*)オウチ?
▲水戸線 新治


高浜1035-(常磐1147M)-友部1102~1117-(水戸746M)-新治1152


0026.jpg
駅を出たら目に留まった立て看板。
「みそ・しょうゆ
ひとさじ減らして健康家族」
大事なことなので二回言います。
高血圧症の私には響く標語だ・・・。
(^^;)ゞポリポリ

0027.jpg
「いつも控える塩分は
長寿社会のもとになる」
街角に交通安全などの看板はよくあるけど、
このあたりの町民は
健康に気を使っているのかなぁ?
左にはまた「みそ・しょうゆ・・・」。
エンブン(-`ω´-*)ヒカエメ


私が新治で下車するのはこれが初めてですが、先述した貨車の回送(ホキ入場)を撮る際に水戸線の撮影ポイントをいくつか検索(ネットなどで下調べ)していて \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、その時は結果的に福原(ふくはら)の撮影ポイントを選びましたが、この新治にも機会があれば撮影に訪れてみたいと思った場所があります σ(゚・゚*)ンー…。
今回はそこで件の“赤電”を撮ろうと、駅から撮影ポイントへ向かって歩いていたところ ...(((o*・ω・)o、沿道でふと私の目に入ってきたのは、「みそ・しょうゆ、ひとさじ減らして健康家族」の立て看板・・・でなく(それも気になったけどw)、鉄ちゃん的に興味を惹かれる、この物体 (=゚ω゚=*)ンン!?。


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道路わきに建つ小さな神社。
その裏手に見えるのは・・・
ひょっとして旧客?

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近づいてみるとやはり
鉄道車両の客車で、
しかもかなり古い時代のもの。
これは郵便車か荷物車かな?


小さな神社の裏手にある民家の軒先にこつ然と、なにやら赤茶色の“鉄道車両らしきもの”が置かれているではありませんか (゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。
これは電車のような動力を持たず、機関車に牽かれて走る“客車”の一種で、特徴的な側窓配置からすると、かつての国鉄で使われていた郵便車か荷物車のような感じですが、ダブルルーフ構造の屋根や妻面のアンチクライマーなどを見ると、かなり古い年代物の様子(私は見落としていたけど、台車はなんと三軸ボギーだったみたい)(´ω`*)シブイ。
のちほど帰宅してからネットで検索してみたところ、これは戦前の昭和5年(1930年)に荷物車のカニ39形(カニ39 550)として製造、度重なる改造や改番を経て、晩年は救援車のスエ38形(スエ38 3)として昭和43年(1968年)まで使われていたもので、廃車後は鉄道愛好家の個人のかたが引き取り、いまも当地で大事に保存されているそうです (*・`o´・*)ホ─。
ここにそんな貴重なものが置かれているとは、まったく知らなかった私。突然の遭遇にビックリしたけど、いいものを眺めさせていただきました(敷地外の道路から拝見)アリガタヤ(-人-*)アリガタヤ。


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赤電を撮る撮影ポイントとして
やってきたのはこんなところ。
跨線橋の上から俯瞰気味に
水戸線の線路が見下ろせます。
(「゚ー゚)ドレドレ


新治の駅から、道中で見かけた保存車に足を止めつつ、下館の方向へ歩くこと30分。のどかな田園風景が広がる先に見えてきた、水戸線をまたぐ陸橋が目的地の撮影ポイントです (・ω・)トーチャコ。
やはり私と同様に常磐線の「カシオペア」を撮ってから流れてきたのか、それとももともと“赤電”狙いなのでしょうか、当地には跨線橋上にお二人、橋の下にも数名の先客がおられました (*・ω・)ノ゙チワッス。上から狙う“俯瞰アングル”が好みの私は、橋上のほうに加わります。
この場所は列車の背景に筑波山が入るようなアングルではありませんが、広い田園風景のなかを走る水戸線の列車をスッキリと撮ることができ、さらに今の時間帯(冬場の正午ごろ)は小山方面へ向かう上り列車に対して順光となる好条件 (・∀・)イイネ。


0035.jpg
ちょっと時間が前後しますが、
私が現地へ着いたと同時に通過した
E531系の友部ゆき下り列車(747M)。
跨線橋の上へあがる余裕がなかったので、
これは橋の下でスマホ撮り。
[]o(・_・*)ビッ
▲水戸線 新治-下館(後追い)


日中の運転間隔はおおむね一時間に一本の水戸線、お目当ての“赤電”は次にやってくる上り列車(748M)です。
私がここへに着いたと同時に下り列車(747M)が目の前で通過しちゃったため(とりあえず橋の下からスマホで撮ったけど)、事前に試し撮りができるような列車はもうなく、橋上での撮影はぶっつけ本番 (`・v・´;)ドキドキ。アングルのなかに収める列車の編成長などにやや不安はあるけど、E531系の5両編成ならだいたい架線柱の間隔で三本分(3スパン)くらいが目安かな・・・σ(゚・゚*)ンー… と想定してカメラを構えます。
視界の利く橋上から直線の先を注視していると、やがて向こうから“赤い顔”のE531系が見えてきました (゚∀゚)オッ!。


0037.jpg
赤電、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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冬の低い日差しを浴びて、
水戸線を疾走する赤電のE531系。
一本のみの赤電は沿線の利用者にとって、
懐かしい復刻色というよりも、
偶然に出会えたらちょっと嬉しい
“ラッキートレイン”的な存在かも知れません。
▲水戸線 新治-下館


水戸線で赤電が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
穏やかな冬晴れのもと、広大な田園のなかにまっすぐ伸びる単線を、軽やかに走りゆくE531系の赤電。落ち着いたアズキ色の電車はどこか、枯れ田の土色にマッチしているような印象を受けます (´ω`)シミジミ。
流れ雲に翳られることなく、前面にも側面にもきれいに日の光が当たった順光。アングルのなかで編成もバランスよく収まり、今回はいい条件で前回のリベンジを果たすことができました。よかった、よかった ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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跨線橋の反対側(上り方)に移動し、
小山へ向かって走り去る姿もパチリ。
(^_[◎]oパチリ
車両の顔に日は当たらないけど、
こちらを望む風景もまた
水戸線らしいのどかさが感じられます。
(´ー`)ノドカ
▲水戸線 下館-新治(後追い)


ちなみに、先ほどの「カシオペア」を牽いていたEF81形電気機関車も、そしてこの“赤電復刻色”のE531系も、よく見ればどちらも同じような濃いピンク色をしていますが(EF81ではローズピンク、E531系ではアズキ色って、私は別の色表現をしちゃっているけど)(゚ー゚*)ローピン、これは国鉄時代の“交直両用型車両”に採用されていた“赤13号”という塗色で、線内の電化方式に交流と直流の転換点(いわゆるデッドセクション)がある常磐線や水戸線の車両ではかつて、よく見られていた車体色でした ( ̄。 ̄)ヘー(JRとなった現在は、とくにその色を採用する規定は無い)。
そんな“赤13号”が復刻された“赤電”の後ろ姿を橋上から見送って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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上りの小山ゆきに乗って、
新治をあとにします。
赤電を見たあとだと
ノーマルなE531系のお顔は
ちょっとおとなしい印象を受けますね。
▲水戸線 新治


珍しくも常磐線経由で運行された「カシオペア紀行」を撮ることが目的で出かけた今回の鉄旅 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
“常磐線といえば筑波山”というベタな発想ではありましたが、清々しい冬晴れのもとで筑波山を背にして走る「カシオペア」の華麗な姿は、常磐線にとくに馴染みのある私にとって感慨深いものがあり、当線らしさが表れたいい記録を残すことができました ・:*:・(´▽`*)ヨカッタ・:*:・。特急「ときわ」とすれ違うギリギリのタイミングには、ちょっとドキドキさせられたものの、そのスリルもまた楽しめた・・・ように思います(笑)
そして水戸線での“赤電”も、流れ的には「カシオペア」のついでに寄ったような感じですが、こちらを本命として撮りに来たと言っていいくらいの好条件に恵まれて、嬉しい収穫となりました (=´▽`=)アカデソ♪。それにしても、撮影ポイントへ向かう道中に遭遇した“保存車”には、ホントに驚いたなぁ・・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。
常磐線の「カシオペア」と水戸線の「赤電」、「青春18きっぷ」を使って効率よく撮影することができ、満足度の高い一日となりました (*´ー`*)マンゾク。


0041.jpg
小山で乗り換えたのは
宇都宮線と湘南新宿ラインを直通する
逗子ゆき普通列車。
E233系でした。
▲東北本線 小山


さて、「18きっぷ」で乗れるJRの路線を使って新治から都内へ帰るには、水戸線の下り列車で友部へ戻って常磐線に乗り継ぐのと、上り列車で小山へ行って宇都宮線に乗り継ぐふたつのルートがあり σ(゚・゚*)ンー…、今回は往路が常磐線経由だったので、復路は宇都宮線のほうを選択 コッチ…((((o* ̄-)o。
それならば昼食には、翌週の14日(1/14)をもって残念ながら閉店してしまう、小山駅ホームの駅そば(きそば)を食べていこう・・・などと考えていたのですが (・∀・)イイネ、駅そば好きに名高い当店はやはり、閉店を惜しむ人たち(駅そばファン)でスタンドは混雑しており、食券を買うのにも大行列 (´д`;)人大杉…。これでは仕方なく“食べ納め”は諦めて、別の駅のスタンドでコロッケそばを食べて帰りました。

新治1352-(水戸750M)-小山1420~1423-(東北2543Y)-大宮1511~1530-(埼京1538F快速)-新宿1607





0211.jpg
オマケにもういっちょ「常磐カシオペア」。
本編のほうはひと月遅れでのご紹介となり
だいぶ鮮度落ちでしたが、
人( ̄ω ̄;)スマヌ
こちらは今月(2月)の11日に
常磐線で運行された「カシオペア紀行」。
この前日(2/10)には関東で雪が降って、
東京でも家々の屋根が白くなる
雪景色となりました。
(゚- ゚)ユキ

ちなみにこの日の私は用事があったので
遠出せず近場の都内(亀有)で狙ったのですが、
雪による倒木の影響で
常磐線が運転を見合わせる事態となってしまい、
「カシオペア」は約1時間半遅れでの運転。
( ̄△ ̄;)アラ…
用事(歯医者の予約)に間に合わなくなるかと
ヒヤヒヤしながら待ちましたが
どうにか時間内に撮る事ができました。
(^_[◎]oパチリ

▲22.2.11 常磐線 金町-亀有
(後追い)



ONE-shot 446 蒼い山脈 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 446 蒼い山脈

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1月最後の日曜日(1/30)に
埼玉県の大宮と山梨県の小淵沢を往復する
団体専用列車(ファン向けのツアー列車)で、
中央本線に入線した国鉄特急形の185系。
(゚ー゚*)イッパゴ

当系を使った中央線のツアーは最近、
甲府までの設定が多かったなか、
それよりも西(甲府以西)へと足を伸ばすのは
かなり久しぶりのことだと思われ
(廃車回送を除けば・・・^^;)、
雄大な八ヶ岳連山を背にして走りゆく185系は
かつて当線で週末を中心に運転されていた
特急「はまかいじ」を彷佛とさせるものでした。
+。:.(´ω`)ハマカイジ.:。+゚。


ただ、ちょっと残念なのはお天気。
予報だとこの日の甲信地方は
“晴れのち曇り”となっていて、
午前中くらいは晴れるかと期待したのですが
冬晴れの青空が見られたのは朝方だけで、
185系の通過時にはご覧のとおり。
(-ω-;*)クモリ…

日差しの暖かみに恵まれない
八ヶ岳の青さが印象的で、
冬山らしい寒々しさを感じるけれど、
晴れ予報でも雲が広がりやすくなったのは
むしろ春が近い証なのかも知れません。
σ(゚・゚*)ンー…

もし、天気が良ければこのあとも引き続き、
小淵沢あたりで中央線や小海線でも
撮ろうかと考えていましたが、
天候の回復は見込めず、
結局この日は185系を撮って撤収。
甲府で“ほうとう”を食べて帰りました。
カエロ…((((o* ̄-)o


▲22.1.30 中央本線 長坂-日野春


三岐鉄道・・・三岐線801系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.12.28 三岐鉄道
三重の雪景色で、西武線!?
三岐線801系 撮影
 
 
前回からの続きです。
(例のごとく今回も長めの記事となっていますので、ご興味がありましたらお時間のあるときにゆっくりとお読みいただくか、本文をすっ飛ばして写真とキャプションで流れを掴んでいただけたらと思います m(_ _)m)

年末の仕事休み(冬休み)に、JR全線の普通・快速列車が一日乗り放題となる「青春18きっぷ」を使って出かけた鉄道の旅 ...(((*・∀・)つ[18]。
初日は東京から東海道本線を西進して静岡県の掛川へ向かい、掛川と新所原をむすぶ天竜浜名湖鉄道の沿線にある、ユリカモメが集まる浜名湖畔の駅(浜名湖佐久米)などで撮影を愉しみます (^_[◎]oパチリ。その後は新所原から東海道線をさらに下り、名古屋で関西本線へ乗り換えて、三重県の四日市にて一泊 ⊂^⌒⊃_д_)⊃ Zzz…。
翌二日目は四日市市の郊外に位置する富田(とみだ)で、近鉄名古屋線を撮影 (゚ー゚*)キンテツ。普通から特急までいろいろな列車が走るなか、私のいちばんのお目当ては今年度の「ブルーリボン賞」(最優秀鉄道車両)を獲得した、近鉄の新型特急「ひのとり」(80000系)ε-(°ω°*)ヒノトリ!。天気はあいにくの“ドン曇り”(曇天)ではあったものの、まさしく愛称のとおり炎のような深紅の色を纏った「ひのとり」を、スタイリッシュな先頭車の流し撮りと、残雪が見られる田園で編成の全体を入れた撮り方、その二カット(二枚)を上りと下りの列車で効率よく記録することができました (^_[◎]oパチリ。

そして「ひのとり」の撮影後、“お手洗い”を借りに・・・オトイレ…((((o; ̄∀)o、 いや、次の目的のために私がやってきたのは、近鉄富田(きんてつとみだ)駅。その駅名に“近鉄”と付くような駅ですから、ここから乗るのはもちろん近鉄名古屋線の列車でしょうか。それとも・・・? σ(゚・゚*)ンー…


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三重県四日市市の郊外に所在する
近鉄富田。
前回の最後にお見せした写真は
東口の駅舎でしたが、
西口の駅舎はクジラをイメージした
面白いデザインとなっています。
( ̄  ̄*)クジラ
富田はかつて当地を拠点として
鯨漁を行っていた歴史があり、
いまも「鯨船行事」という祭りが行われることから
駅舎を改築した際にクジラの形としたそうです。
(´ω`)ナルヘソ
▲21.12.28 三岐鉄道 近鉄富田


駅の外にはお手洗いが見あたらなかったので (゚д゚=)キョロキョロ(=゚д゚)、きっぷ(乗車券)を買って構内ヘと入り、無事に用を足してからホームへ向かうと  ゚+。(*´v`*)。+゚スッキリ、そこに停まっていたのは近鉄の電車ではなく、私にとってとても馴染みのある“黄色い電車” (=゚ω゚=*)ンン!?。


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左側の電車は前回でもご紹介した、
ホワイトとマルーンの近鉄1000系。
いっぽう右側の黄色い電車は・・・
え?西武線!?
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田


西武線、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
名古屋方面へ向かう近鉄の上り列車が発着するホームの反対側に、見慣れた西武線の101系(?)がしれっと停まっているではありませんか (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
いったいこれはどういうことでしょう。ホームの片側だけ空間がねじ曲げられて、ウチの近所の武蔵境(西武多摩川線の始発駅)になっちゃったのか? ( ゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・(;゚д゚)セーブ?


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車内を覗いてみても、
やっぱりこれは西武線だ。
( ̄- ̄*)セーブ


・・・な〜んて、くだらない妄想はさておき (。A。)アヒャ☆、JRや大手私鉄から払い下げられた譲渡車(中古車)が、地方の中小私鉄(ローカル私鉄)や三セク鉄道などで活躍を続けているのは、いまや各地の路線でよく見られるもの (-`ω´-*)ウム。この元・西武線の黄色い電車もそのひとつで、それを使っているのは、ここ近鉄富田を発着する三重県のローカル私鉄、三岐鉄道・三岐線(さんぎせん)です (゚ー゚*)ザンギ?。
ちなみに、この真っ黄色(レモンイエロー)が三岐線の車両の標準色というわけではなく、これは西武時代の色を再現した復刻色 (´ω`*)リバイバル。そしてこの顔(前面スタイル)の西武の車両は、高性能車として大量増備された101系(旧101系)と認識されがちですが (ノ∀`)ナツカシス、当系はその101系よりも古い元・701系(現・三岐801系)で、のちの101系の外装は先に製造された701系を踏襲したものでした ( ̄。 ̄)ヘー。


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近鉄との共同使用駅(近鉄管轄)で、
三岐線が発着するのは3番線。
近鉄のホームの一角を
間借りしているようなこの雰囲気は、
どこか昔の武蔵境に似ている気がします。
σ(゚・゚*)サヒ?
(高架となる前の武蔵境は
JR中央線の下りと西武多摩川線が
同一の島式ホームでした)
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田


そんな譲渡先で今も活躍を続けている元・西武鉄道701系こと、現在の三岐鉄道801系を撮ることが私の次の目的。
もちろん、元・701系という1960年代製の古い車両としても記録する価値はありますが、それよりも個人的に馴染みのある元・西武線の車両が三重の地を走る面白さを、“乗り鉄”、“撮り鉄”で楽しんでみたいと思います (・∀・)イイネ。
ところで、三岐鉄道のなかで一本(一編成)しかない、“西武復刻色”の黄色い電車(805F)。実は昨日に雪の影響でダイヤが乱れたことにより、今日は事前に調べてきたものとは違う運用に就いていたのですが (・・?)アリ?、私が近鉄の撮影を切り上げて富田の駅に来たタイミングで、たまたま当該編成に出会えたのはラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪(たしか本来ならこの時間の列車は、“赤いほう”だったハズなんだけどね)。


0005_1.jpg
駅構内のトイレを借りるために購入した
(違う)、
三岐鉄道の「1日乗り放題パス」(¥1,200)。
三岐線と北勢線の両線が乗り降り自由です。
(*・∀・)つ[キップ]

0005.jpg
運転室背後の座席は
鉄ちゃんにとっての“特等席”。
空いているのでそこに座りましょう。
m(・∀・)m カブリツキ♪

0006.jpg
アナログメーターが並ぶ、
ツーハンドルの運転台がシブい。
(´ω`*)シブイ
左がマスコン(クルマでいうアクセル)で、
右の棒がブレーキです。


午前の下り列車はガラガラに空いており、一両に数人程度のお客さんを乗せて、三岐線の西藤原(にしふじわら)ゆきは近鉄富田を発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。しばらく近鉄の線路と並行したのち、やがて左のほうに分かれて進路を西へ取ります コッチ…((((o* ̄-)o。
この分岐点のあたり(近鉄富田〜三岐朝明信号場)はちょっと線路が入り組んでいて、鉄ちゃんとしては大きな見どころ。それを運転席の背後にかぶりついて食い入るように眺めます (*・`o´・*)ホ─。三岐線は単線のローカル線なのに、線路が入り組んでいるのはなぜ? σ(゚・゚*)ンー…


0007.jpg
近鉄富田を発車した三岐線は
しばらく近鉄名古屋線と並行して走ります。
ちなみに近鉄は標準軌、
三岐線はJRの在来線などと同じ狭軌で、
線路の幅が異なります。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 近鉄富田-大矢知
(前方の車窓から)

0008.jpg
右にカーブして名古屋のほうへ向かう近鉄と
左にカーブして西のほうへ向かう三岐線の分岐点。
三岐線は単線です。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 近鉄富田-大矢知
(前方の車窓から)

0009.jpg
0010.jpg
近鉄と分かれた直後に三岐線は
JR関西本線の上をまたぎます。
直接の乗換駅ではありませんが、
近鉄富田と関西線の富田の両駅は、
徒歩で数分の近い距離に位置しています。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 近鉄富田-大矢知
(車窓から)

0011.jpg
そして関西線から分岐した貨物線が
右手のほうから近づいてきて、
三岐線はそれと合流。
(゚∀゚)オッ!
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 近鉄富田-大矢知
(前方の車窓から)

0012.jpg
前方を眺めた写真だけだと
なんとも分かりにくいですが、
このあたりの路線図を
ざっくりと表すとこんな感じ。
赤いラインが近鉄名古屋線、
オレンジのラインがJR関西線、
そして緑のラインが三岐線(旅客線)で、
茶色いラインは三岐鉄道の貨物線。
前方を眺めた写真は緑色のラインが
近鉄富田から西藤原方面へ進んだものです。
( ´_ゝ`)フーン


三岐鉄道の三岐線は、近鉄名古屋線と接する近鉄富田から、大矢知(おおやち)、保々(ほぼ)、大安(だいあん)、丹生川(にゅうがわ)、東藤原(ひがしふじわら)などを経て、三重県北部の北勢(ほくせい)地域を西進し、藤原岳の山麓に位置するいなべ市の西藤原にいたる、26.6キロの地方私鉄路線(ローカル私鉄)。会社名や路線名の“三岐(さんぎ)”とは、当線が三重県の四日市と岐阜県の関ヶ原をむすぶ計画によるものでしたが、実際は岐阜県に到達せず延伸が打ち切られて、西藤原が終点となっています ( ̄。 ̄)ヘー。
そんな当線の利用者は、通勤・通学および通院など生活の足として使われる地域の人たちが大半を占めるものの、藤原岳をはじめとした鈴鹿山脈の登山やハイキングへのアクセスとしても一定の需要があるそうです。


0013.jpg
平津で交換した
801系の近鉄富田ゆき上り列車。
この黄色とオレンジの二色塗りが
三岐線の本来の標準色です。
黄色がベースなので、
元・西武の車両に違和感はなく似合ってますね。
(・∀・)イイネ!
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 平津
(前方の車窓から)


また、藤原岳はセメントの原料となる良質な石灰石が産出されることから、大規模な採掘場やセメント工場が東藤原に所在し、その輸送で貨物列車が定期運行されているのも三岐鉄道の大きな特徴 (・o・*)ホホゥ。私鉄の貨物列車は全国的に見ても貴重なもので、コアなファンの注目度が高い存在となっています ε-(°ω°*)カモレ!。
そして三岐線の旅客列車は先述したとおり、近鉄と接続する近鉄富田を発着駅としていますが(上記路線図の緑のライン)、貨物列車は旅客線から分岐した貨物専用線(上記路線図の茶色いライン)を経て、JR関西本線の富田(とみだ)で貨物の受け渡しが行なわれます ( *゚ェ゚)フムフム。そのためこのあたりは、近鉄名古屋線、JR関西線、三岐鉄道の旅客線と貨物線の線路が、複雑に入り組んでいるのです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
ちなみに、もともと三岐線は旅客列車(電車)も関西線と接する富田を起点として開業(1931年)しましたが(なお、現在も正式には富田が三岐線の起点)。関西線より近鉄に乗り換える客のほうが多いという利用者のニーズに合わせて、後年(1970年)に近鉄富田への連絡線(近鉄連絡線・三岐朝明信号場〜近鉄富田)を設け、三岐線の電車は現在の近鉄富田を発着する運行形態に落ち着きました ( ̄。 ̄)ヘー。旅客電車は近鉄と接点を持ち、貨物列車はJRと接点を持つ、なかなか面白い関係ですよね。これって三角関係?(゚∀゚)アヒャ☆


0014.jpg
先へ進むに連れて、
積雪が多くなってきました。
温暖な印象のある三重県でも、
北部のこのあたり(北勢地域)は
冬にけっこう雪が降るようです。
( ̄  ̄*)マッシロ
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 学園前-山城
(前方の車窓から)

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0016.jpg
途中駅の保々は
車両基地などが所在する三岐線の要衝。
( ̄  ̄*)ホボホボ
ちなみに基地の構内に留置されている
カボチャ色(深緑と黄色)の電車は
これも西武から譲渡された車両で
元・西武401系の現・101系。
ただし当編成には西武の復刻色ではなく
昔の三岐鉄道の色が再現されています。
(´ω`)シブイ
走っているところが見たかったけど、
今日はお休みか・・・。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 山城-保々
(前方の車窓から)


富田付近の住宅地を過ぎて、山城(やまじろ)や保々のあたりから次第にひらけてきた沿線風景 (´ー`)ノドカ。しかし田畑などの農地が広がっていると思われる場所は、昨日に降った雪で一面が真っ白に覆われています ( ̄  ̄*)マッチロ。
そんな雪景色を車窓に映しながら、淡々と走り続ける“黄色い電車” ...(((o*・ω・)o。いまの私が乗っている、この“西武復刻色”をどこかで撮りたいところですが、当然ながら乗っている列車を沿線で撮ることはできないため、途中の駅で下車していったん見送り、終点の西藤原で折り返して来たもの(上りの近鉄富田ゆき)を狙うことになります σ(゚・゚*)ンー…。
列車をスッキリと撮るのに適している田園地帯などは、車窓から見る限りどこも積雪が深くて到達するのが大変そうな状況のなか (゚ペ)ウーン…、私が列車を降りたのは“大安”。なんとも縁起のいい駅名だけど、読みかたは「たいあん」でなく「だいあん」です ダイアン(o ̄∇ ̄o)キチジツ。


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0018.jpg
開業時に存在した大安町
(現・いなべ市大安町)の
町名に由来する大安。
その縁起のいい駅名も印象的ですが、
駅舎に図書館が併設されているところもまた
珍しくて面白い。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 大安


近鉄富田0928-(三岐線15列車)-大安0954


0019.jpg
うわ、けっこう雪が深いな。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!


駅のまわりや車道は適度に除雪されているけど、歩道や細道には足のスネくらいまである積雪 ( ̄  ̄*)ユキ…。もしも東北地方や北陸地方など雪の多いところへ行くとしたら、それなりの装備と心構えをしてきましたが (-`ω´-*)ウム、まさか三重県でこんなに雪が積もっているとは思いませんでした w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。いちおうスニーカーでなくトレッキングシューズを履いてきただけでも、まだ助かったというものです ε-(´o`;)ホッ。
そんな足元が悪くて歩きにくい状況なので、駅から歩いて10分程度で手軽にたどり着けるという、宇賀川の鉄橋を撮影ポイントに選んでみました ( ̄  ̄*)ウガガワ。それでも雪深い河川敷へ到達するのに、“ラッセル、ラッセル”で一苦労 ε〜ε〜ε〜(((;;´Д`)ヒィ…ヒィ…。軟弱な“都会っ子”でスミマセン。


0020.jpg
雪をかき分けて、
宇賀川の鉄橋へとやってきました。
ε-(´o`;A フゥ…。
あいかわらず空はドン曇りです。
深い積雪に加えて、
河川敷を吹き抜ける川風も冷たい・・・。
彡{{{+ω+;}}}彡 サ、サミュイ…


員弁(いなべ)川の支流、宇賀川に架けられた鉄橋(宇賀川橋梁)は、シンプルなガーダースタイル(プレートガーダー橋)で、そこを渡りゆく列車をスッキリと撮ることができる、三岐線の定番撮影ポイントです (・o・*)ホホゥ。とくに今日のように積雪が深いと、田園地帯では列車の足回り(車輪や台車、床下機器など)が雪に隠れてしまう懸念がありますが、ここならその心配はありません ъ(゚Д゚)ナイス。
日中はおおむね50分〜60分間隔の三岐線。先ほど西藤原へと下っていった“西武線復刻色”(805F)の電車は、いまから約一時間後の上り列車(22列車)として大安に戻ってくるハズ ( *゚ェ゚)フムフム。でもそれが来るまでに、上り(20列車)と下り(17列車)の列車がそれぞれ一本ずつやってくるので、待ち時間は寒いけど意外と退屈しなさそう (・∀・)イイネ。
ちなみに三岐線の電車は、先述した元・西武701系の現・801系のほか、元・西武401系の現・101系や元・西武 新101系の現・751系など、現在の旅客車両はすべて西武鉄道からの譲渡車で賄われているものの、意外と車種やカラーリングにバリエーションがあります。そこで次の上り列車は何が来るのか楽しみにしていると (*゚v゚*)ワクワク♪、やがて橋上に現れたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!


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雪積もる河原に轟音を響かせて
宇賀川の鉄橋を渡りゆく、
赤とベージュに塗られたシブい電車。
この色も見覚えがあるような・・・(笑)
(=゚ω゚=*)アカデソ!?
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 三里-大安


赤電、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
近鉄特急「ひのとり」のような艶やかな深紅でなく、ちょっとくすんだ赤(ラズベリーレッド)とベージュ(トニーベージュ)の二色に塗り分けられた、シブい色の801系(803F)(´ω`*)シブイ。実はこれもまた、801系こと元・701系が西武時代に塗られていた“復刻色”で、先ほどの黄色(レモンイエロー)よりも採用されていた時代が古い、西武旧塗装の通称・“赤電”と呼ばれるものです (゚ー゚*)アカデソ(ここでもまた赤電w)。
“レモンイエロー”に続いて“赤電”も来るなんて、これじゃホントにまるで“西武多摩川線”じゃないか!? アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ・・・いや、いまの西武多摩川線でもたしかにレモンイエローや赤電の色が復刻されていますが、その赤電はあくまでも現行車両の新101系に昔の色を再現したもの(レモンイエローはもともと新101系にも塗られていた色だけど)σ(゚・゚*)ンー…。いっぽうこの元・701系は実際、1970年ごろに赤電の色を標準色としていた時代があり(後年にレモンイエローへ塗り替え)、三岐線の801系に施された赤電の復刻色は、本家以上に忠実な「西武赤電」といえるのではないでしょうか 。゚(つ∀`゚)゚。ナツカシス…。行先表示が昔ながらの“白幕”ってところがまた、エモいねぇ・・・(*゚∀゚)=3ハァハァ!。
黄色と赤電、そんな二本の“西武復刻色”がある三岐線の801系。雪の影響による運用変更などが心配だったけど、幸いにも今日は両方とも稼働していてくれました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


0022.jpg
こちらは三岐線標準色の801系。
黄色とオレンジの明るいツートンカラーが
雪原と化した田園風景に映えます。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 三里-大安
(後追い)


次にやってきた下り列車は、三岐線標準色の801系 (゚∀゚)オッ!。
赤電を鉄橋で撮ったことにより、“黄色い復刻色”のほうは別の場所にしようかと思い、鉄橋へのアプローチとなる築堤でためしに標準色の編成を撮ってみます (^_[◎]oパチリ。この場所も列車はスッキリと望めるし、画に広がりがあって個人的にキライじゃないアングル (・∀・)イイジャン・・・なのですが、よく考えてみると引き画で復刻色を撮ったら、なんだかウチの近所で西武多摩川線を撮るのと、絵的に大差が無いような気がしてきました ( ̄▽ ̄;)タシカニ…。


0023.jpg
参考までに(?)、
これは先日に東京で雪が降った翌日、
西武多摩川線で撮った黄色い新101系。
サイドからの引き画だと
三岐線の801系とあんまし変わらない!?
(。A。)アヒャ☆
▲22.1.7 西武多摩川線 多磨-新小金井


それと、やっぱりマニア的には元・701系の低運転台スタイル(あえていうなら“旧・101系顔”)という特徴がよくわかるように撮りたくて σ(゚・゚*)ンー…、標準色編成で試し撮りした築堤の引き画は却下 乂・∀・`)ナシ。ほかの場所やアングルもちょっと検討したけどあまりピンと来ず、けっきょく初めに赤電を撮った鉄橋のたもとへふたたび戻って黄色い復刻色を迎えます モドロ…((((o* ̄-)o。


0024.jpg
移り住んだ三重の地で
西武時代のレモンイエローに戻された
801系の805編成。
西武では見慣れた黄色一色ですが、
三岐線の利用者からしてみれば
オレンジのラインがないと、
ちょっと物足りなく感じるかもしれませんね。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 三里-大安


黄色い西武線(違う)が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
赤電もシブくていいけど、レモンイエローもまた、この電車にはしっくりとくる色だなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。三岐線では日常的に見られる801系ですが、個人的には懐かしさを感じる元・西武701系 (ノ∀`)ナツカシス。それに再会できただけでも嬉しいのに、図らずも雪景色で撮れたのは願ってもないことで、いい記録が残せました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。ただしあとから思えば、古くて貴重な旧・701系ということを意識しすぎて、赤電も黄色もアングルを無難にまとめてしまったような気がします σ(・∀・`)ウーン…。ちょっと反省 ヾ(_ _*)ハンセイ・・・。


0025.jpg
振り返って後ろ姿もパチリ。
(^_[◎]oパチリ
背景はゴチャゴチャしているけど、
意外とこのアングルは悪くないかも?
(・∀・)イイネ
ちなみにこちら側の連結器の下に見られる
黄色いカバー(電連カバー)は、
西武時代に冷房改造車の識別として
施されていたものを再現しています。
細かいとこまでこだわっているなぁ・・・。
(´∀`*)マニアック
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 大安-三里
(後追い)


鉄橋を渡り終えて築堤上を走り去ってゆく、黄色い電車の後ろ姿を見送って、ここでの撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。
・・・のハズでしたが、大安の駅へ戻ろうと雪道を慎重に歩いていたところ ...(((o*・ω・)o、スマホで調べた大安の時刻表には載っていない時間に、いきなり踏切が鳴りだしました (゚ー゚?)オヨ?。これはひょっとして・・・“アレ”が来るんじゃない? ( ̄  ̄)アレ?


0026.jpg
茶色い電気機関車の重連が
白い色の貨車を引き連れて、
雪上の鉄路を力強く突き進みます。
これぞ三岐名物(?)フライアッシュ貨物。
(゚ー゚*)シロホキ
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 大安-三里


ああっ!やっぱり貨物列車だ!Σ(*゚д゚*)ハッ!!
踏切の鳴動とともに、直線の先から“茶色い機体”がこちらへ向かってくるのが見えて、私はとっさに雪道を猛ダッシュ ε=┌(;゚д゚)┘カモレ!。アングルを横切る電線などが煩わしいし、重連の機関車の二機目が架線柱に引っ掛かるような“B級の撮影ポイント”ですが、とりあえずどうにか貨物列車をカメラに収めることができました【◎】]ω・´;)パチッ!。あらかじめ分っていたら、もうちょいマトモなアングルで撮ったんだけどなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。
ちなみに先頭で牽引を務める茶色い電気機関車は、東武鉄道から譲渡されたED5080形(ED5081+ED5082)。そしてあまり見かけない白いタンク形の貨車(ホッパ車のホキ1000形、通称・“白ホキ”)は、セメントの混和材に使われる石炭灰のフライアッシュや、石灰石の主成分である炭酸カルシウムを専用に輸送する特殊なものです (*・`o´・*)ホ─。
それがたまたま見られただけでも、ラッキーだったとしましょうか (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


0028.jpg
縁起のいい駅名の大安。
赤電、レモンイエロー、
そしてフライアッシュ貨物が撮れるなど、
まあまあ良いことがあった・・・かな?
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
ホームに入ってきた下り列車は
元・西武 新101系の751系。
三岐線のなかでは新しいほうの電車です。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 大安

0029.jpg
さっきまでいた宇賀川の河川敷を
車窓から眺めます。
我ながらこんな積雪の深いなかで
よく撮ってたよなぁ(笑)
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 大安-三里
(車窓から)


さて、約50分という長い間隔だったものの、立て続けに近鉄富田のほうへ上っていった、赤電と黄色の復刻色。時刻表でこのあとの運用をたどると []o(・_・*)ドレドレ、黄色は富田からの折り返しが保々ゆき(305列車)となって車庫へ入庫してしまうようですが、赤電のほうは西藤原ゆき(21列車)となって引き続き運転される模様 (゚∀゚)オッ!。
ならば、もう一カ所くらい別の場所で赤電を狙ってみようと思い、大安から西藤原ゆきの下り列車へ乗って二駅進み ...(((o*・ω・)o、私が次に降りたのは丹生川 (゚ー゚*)ニューガワ。


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0031.jpg
先ほどの大安と同じく、
いなべ市大安町内に所在する丹生川。
こぢんまりとしたこの駅舎にも
今日はけっこう雪が積もっています。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 丹生川

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構内の一角に佇むタンク車。
( ̄  ̄*)タキ
整然と側線に置かれていますが
これは現役の貨車でなく、
貨物鉄道博物館」の保存車両です。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 丹生川


大安1139-(三岐線19列車)-丹生川1146

かつては、近隣の鉱山で採掘された石灰石などを発送するため、貨物の取り扱いも行なっていた丹生川(現在の貨物取扱駅は東藤原のみ)。
当時の貨物用ホームや側線は現在、むかし使われていた貨車や機関車などを保存・展示する「貨物鉄道博物館」として活用されています (・o・*)ホホゥ。鉄ちゃんとしてはもちろん興味のある施設ですが、開館するのは毎月第一日曜日のみで、火曜日の今日は残念ながら休館日 (・∀・`)ザンネン。駅の傍ら(側線)に屋外展示されたタンク車だけ眺めます ( ̄  ̄*)タキ。
でも、そんな貨物にゆかりのある丹生川は駅の待合室に、なんと三岐線で運転される貨物列車の時刻表が掲示されているではありませんか (゚∀゚)オッ!。貨物の時刻がよくわからない私にとって、これはとても助かります ヽ(=´▽`=)ノワーイ。


0032.jpg
丹生川の駅の待合室には
昔の貨車の写真などとともに、
貨物列車の時刻表が貼られています。
え〜っと、次に来る貨物列車は何時かな?
σ(゚・゚*)ンー…


それによると、さっきの大安で遭遇したフライアッシュの貨物列車は、下りの“501列車”だったみたい ( *゚ェ゚)フムフム。
んで、12時前のいまの時間に撮れそうな貨物列車は・・・下りの“3713列車”が丹生川を12時30分 (゚∀゚)オッ!、そして上りの“3714列車”が12時36分とあり (゚∀゚*)オオッ!、なんと上下の貨物列車が立て続けにやってくるようです (・∀・)イイネ。さらに本来のお目当てである、“赤電”の下り列車(21列車)は同駅を12時45分 エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。わずか15分のあいだに下り貨物、上り貨物、赤電(下り列車)が来るなんて、驚くほど効率がいいじゃないですか w(*゚o゚*)wオオー!。これはテンションが上がります (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
そんな展開に撮影ポイントへと向かう足取りは軽く、浮かれすぎて危うく雪道ですっ転ぶところでした ズベッ!ミ(ノ;_ _)ノ =3。


0033.jpg
町の歴史などはよくわかりませんが、
丹生川の集落には趣のある細い路地や
古い建造物などがいくつか見られます。
丹生川(にゅうがわ)って地名も
どこか風情ありますよね。
(´ー`)シミジミ

0034.jpg
やってきたのはこんな場所。
(「゚ー゚)ドレドレ
オーバークロスする陸橋上から、
三岐線の線路と藤原岳の山容が望めます。
ここも今日は真っ白な雪原。
( ̄  ̄*)マッチロ


駅から撮影ポイントまではおよそ1.5キロ、歩いて20分くらいの距離ですが ...(((o*・ω・)o、集落を抜ける道はほぼ除雪されていたため、雪道でも苦労することなく目的地に到達 (・ω・)トーチャコ。
やってきたのは県道が三岐線をオーバークロスする陸橋で (「゚ー゚)ドレドレ、ここからは上からの目線で俯瞰気味に列車を撮れるだけでなく、条件が良ければ背景に三岐線のシンボル的な存在の“藤原岳”がきれいに写し込めるという、当線で随一の“お立ち台”(有名撮影ポイント)です (・∀・)イイネ。そこにはすでに何人かの先客がおられ、挨拶をして私もその横に加わりました (*・ω・)ノ゙チワッス。
隣に居合わせた地元の方によると、この場所はふだんから貨物列車狙いでちょくちょく同業者(鉄ちゃん)を見かけるけれど、昨日に雪が降り積もった今日はいつもより撮影者が多めだとのこと (゚ω゚)ユキテツ。たしかに、一面の銀世界といってもいいくらいの雪原は壮観な眺めですし、雲がまとわりついているものの藤原岳の山容もどうにか頂上まで望めている好条件 (゚∀゚*)オオッ!。これであとは日が差してくれるといいんだけどなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。
なんて思いながら、まずは私が先ほど丹生川まで乗ってきた751系が西藤原から折り返して来るので、その上り列車(26列車)をためしに狙ってみます。
すると・・・(*゚ロ゚)ハッ!


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石灰石の採掘によって
東側の山肌が削られた藤原岳。
ふだんはちょっと痛々しさを感じる姿だけど
今日はきれいな雪化粧です。
その麓を走りゆく三岐線の黄色い電車に
雲間から日差しが降り注ぎました。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 丹生川-三里


お日さま、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!
直前まで雲に隠されていた太陽が、まるで列車の通過にタイミングを合わせたかのごとく顔をだし、日に照らされた黄色とオレンジの電車が雪上で鮮やかに発色 (つ▽≦*)マブシッ!。
天気予報だと今日の三重県北部は“曇りのち晴れ“となっていたものの、なかなか雲が流れずに“ドン曇り”の状態がずっと続いていたなか、ここにきてようやく日が差してくれました ヽ(=´▽`=)ノ ワーイ♪。写真を見ると分かりますが、風景の奥のほうはまだ雲影で翳っており、このギリギリってところがまたシビれるねぇ ( ̄▽ ̄;)ギリギリ。お目当ての赤電や貨物列車ではないけど、とりあえず一枚でも“晴れカット”の三岐線が撮れたことに、ちょっとした安堵感を覚えます ε-(´∇`*)ホッ。
そして丹生川の駅に掲示されていた時刻表どおりなら、今の上り列車はすぐ隣の駅(丹生川の一駅上り方)の三里(みさと)で、下りの貨物列車と交換する(行き違う)ハズ σ(゚・゚*)ンー…。陸橋の反対側(上り方)へ移動して待つと、まもなく電気機関車を先頭にした貨物列車が見えてきました (゚∀゚)オッ!。


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茶色い機関車と黒いタンク車という
無骨な編成の貨物列車が
広大な雪原を堂々と縦断してゆきます。
色が地味な貨物列車も
雪景色ではきれいに映えますね。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 三里-丹生川


三岐貨物が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
二機の電気機関車(重連)が重厚なモーター音を唸らせて、雪景色のなかをゆっくりと進んでくる貨物列車 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。決して疑ったわけでなく当たり前と言えば当たり前なのですが、貨物のことに疎い私からしてみたら、ちゃんとあの時刻表どおりに貨物列車が来てくれたのが嬉しいなぁ +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。また、さっきの“フライアッシュ貨物”が中途ハンパな撮影だっただけに、きっちりと押さえられた今回は喜びもひとしおです (ノ∀`)ウレシ。
先頭を務める機関車は、大安で見たED5080形(東武からの譲渡機)とは違う、三岐鉄道オリジナルで1953年製のED45形(ED454+ED451)。そして後ろに連なる貨車に着目すると、フライアッシュの輸送用は白いホッパ車(白ホキ)でしたが、こちらはセメント輸送用の黒いタンク車(タキ1900形)( ̄  ̄*)クロ。“白ホキ”はいかにも特殊感が漂っており、個人的には黒い貨車(黒タキ?)のほうが落ち着いた印象を受けます (*´ー`*)シブイ。
空は雲が多くて不安定な状況ではあるものの、先ほどの751系(上り列車)が通過した時から太陽は隠れずに、貨物列車が来るまで日差しをキープしてくれました ъ(゚Д゚)ナイス。この調子が続くことを願いつつ、ふたたび藤原岳が望めるほうのアングル(下り方)へ戻ります コッチ…((((o* ̄-)o。今度はいまの下り貨物列車が丹生川のひとつ先の駅(一駅下り方)の伊勢治田(いせはった)で、上りの貨物列車と交換するハズ σ(゚・゚*)ンー…。陸橋をあっちこっち行き来して、なんとも慌ただしいけれど、これは嬉しい忙しさですね(笑)


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三岐鉄道の歴史は
員弁の名山・藤原岳とともにあり。
採掘された石灰石を原料とする
セメント輸送のために敷かれた鉄路を、
今日もまた貨物列車が走ります。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 丹生川-三里


もういっちょ、三岐貨物が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
標高1,144メートルの藤原岳を背にして、こちらも時刻表どおりに現れた上りの貨物列車 ε-(°ω°*)キタ!。望遠レンズを使った圧縮効果により、雪化粧した雄大な山容に迫力を感じます 。゜+.(´∀`人)スバラシィ!゜+.゜。。当地で撮る藤原岳バックの貨物列車は三岐線でお決まりの“ド定番カット”だけど、当線を訪れたならやっぱりこの画は外せません (-`ω´-*)ウム。
貨車はさっきの下り貨物に連なっていたものと同じ、セメント輸送用の“黒タキ”(タキ1900形)ですが、今度は電気機関車が最初に見た“白ホキ”を牽いていたのと同じED5080形(ED5082+ED5082)(*・`o´・*)ホ─。三岐鉄道ではこれがふつうのことなのかもしれないけど、三回あった貨物列車の撮影機会で(最初の一本目はたまたまねw)、機関車と貨車の組み合わせがそれぞれに異なるというのは面白いものです。


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大雪翌日の穏やかな晴天のもと、
“タタンタタン、タタンタタン”という
リズミカルな貨車のジョイント音が
雪積もる山里にこだまします。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 丹生川-三里


ゆっくりと進む貨物列車をワイドに引いてもう一枚 (^_[◎]oパチリ。
下りの貨物から上りの貨物が来るまでのあいだには、日が差したり翳ったりを目まぐるしく繰り返していましたが ハレル?(゚∀゚≡゚Д゚)クモル?、上りの貨物が通過するときにはふたたび太陽が顔を出してくれました ヽ(・∀・)ノ ハレター!。上空に青空が覗く清々しい雪晴れ、この条件で貨物列車が撮れたのは最高に気分がいい セブンイレブン(*´ー`*)イイキブン♪。これは東京から普通列車を乗り継いで、はるばるここまで来た甲斐があったというものです。もう大満足 ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これにて三岐線の撮影は終・・・え?何かを忘れているって? このあとの“赤電”はどうした? (´・ω`・)エッ?


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藤原岳を仰ぎ見て三岐線を走る
元・西武の“赤電”。
石灰石の採掘で削られた山というと
関東人の私は秩父の武甲山を思い浮かべますが、
その麓には西武秩父線が敷かれており、
西武の電車と石灰山という組み合わせには
何だか不思議なつながりを感じます。
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 丹生川-三里
(後追い)


ああ、翳られちった (´д`;)アウ…。
上下の貨物列車に日が当たったことで、もう安定したように思えた空模様ですが、赤電が通過したタイミングでは太陽が雲に隠されてしまいました。う〜ん、惜しい・・・(・ε・`)チェ。
それでも、う〜っすらと薄日は当たっているし、藤原岳をバックにした赤電という狙いの画は撮れたので、まあ、ヨシとしますか (+`゚∀´)=b OK牧場!。雲と晴れ間が半々くらいという状況のなか、ここで撮った四本の列車のうち三本に日が当たったのですから、ツイていたと言えるでしょう (-`ω´-*)ウム。

これにて三岐線の撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。
時刻はまだ13時ですが、「18きっぷ」を使って東京へ帰ることを考えると、そろそろタイムリミットです カエロ…((((o* ̄-)o 。


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丹生川のホームに入ってきた
近鉄富田ゆきの上り列車は・・・
赤電、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
▲21.12.28 三岐鉄道三岐線 丹生川


かつて首都圏の西武線で使われていた701系が、三重県の地方私鉄・三岐鉄道に譲渡され、801系として今なお活躍を続けているだけでなく、西武時代の復刻色が施されているということで、それに会いに行ってみた三岐線の鉄旅 (゚ー゚*)サソギセソ。
個人的に少なからず馴染みのある西武の電車が、ひとつのホームを挟んで近鉄の電車と顔を合わせたり、小川に架かるガーダー橋やのどかな里山風景(しかも雪景色)を走ったりする姿には、ちょっと不思議な面白さがあり (゚∀゚*)オオッ!、そんなシーンを黄色(レモンイエロー)と赤電、両方の復刻色で見られたのは運用に恵まれたラッキーだったと思います ヽ(´▽`)ノワーイ♪。
そして予想していなかった積雪の多さには戸惑ったものの w( ̄▽ ̄;)wワオッ!、これはこれで真冬という季節感がダイレクトに伝わる願ってもない撮影条件でしたし、終盤には太陽も微笑んでくれて日差しに恵まれ、お目当ての西武復刻色だけでなく貨物列車も満足のいく成果が残せました (´ー`)マンゾク♪(赤電は翳ったけどねw)。機会があれば三岐線には、また別の季節にも撮影へ訪れてみたいものです。


0049.jpg
赤電の車内の中吊りスペースには
元・西武701系のヒストリーが
写真とともに紹介されています。
( *゚ェ゚)フムフム


ちなみに丹生川から乗った上り列車の近鉄富田ゆきは、さっき撮った“赤電”が西藤原から折り返してきたもので (゚ー゚*)アカデソ、来るときは“黄色の復刻色”、そして帰るときは“赤電”と、“撮り鉄”(撮影)だけでなく、“乗り鉄”(乗車)のほうでも、元・西武701系の趣きが存分に味わえました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


0050.jpg
黄色で出て、赤電で戻る。
近鉄富田に帰ってきました。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ
▲21.12.28 近鉄名古屋線 近鉄富田


丹生川1316-(三岐線28列車)-近鉄富田1348

さて、三岐線の電車が終着した近鉄富田は近鉄名古屋線との接続駅ですが、私は近鉄へ乗り換えずに改札を出て、少し離れたところ(徒歩で5分程度)にある、JR関西線の富田へ向かいます コッチ…((((o* ̄-)o。
近鉄でなくJRのほうを選んだ理由はもちろん、「青春18きっぷ」を持っているからなのですが (*・ω・)つ[18]、そんな富田の駅には・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


0051.jpg
近鉄富田の500メートルほど東方に位置し、
歩いて5分ほどのところにある
JR関西本線の富田。
くすんだ緑の大きな屋根と庇が印象的な
元・国鉄っぽい木造駅舎です。
(´ω`)シブイ
▲21.12.28 関西本線 富田

0052.jpg
おや?
無人の改札(自動改札機)越しに
見えるのは・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲21.12.28 関西本線 富田

0053.jpg
三岐鉄道のED5080形電気機関車が
富田の構内に佇んでいます。
セメント貨物の牽引を終えて
ひと休みってところでしょうか。
(´ー`)マターリ
ちなみに機関車の左側に見えるのは
三岐線の起点を表す0キロポスト。
▲21.12.28 関西本線 富田


三岐の機関車が、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
そう、富田の構内に停留していたのは、今旅ですっかりお馴染みとなった三岐鉄道の茶色い電気機関車、ED5080形(ED5081+ED5082)で、先ほどの丹生川で藤原岳をバックに撮った上り貨物列車の牽引を務めていた機関車です (=゚ω゚)ノ゙ヤア。先述したとおり、三岐線の旅客列車(電車)は近鉄富田を発着駅としていますが、貨物列車のほうはこちらの富田でJRへ貨車の受け渡しが行われるため、ここに三岐鉄道の機関車がいたというワケ (´ω`)ナルヘソ。


0055.jpg
三岐鉄道のホーム上に見られる
「とみだ」の駅名標。
かつては旅客列車も
こちらの富田に発着していた時代があり、
今もプラットホームや跨線橋などが
そのまま残されています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.12.28 関西本線 富田

0054.jpg
構内で小休止する機関車を横目に、
関西線の下りホームを
伊勢に向かう快速「みえ」(キハ71系)が
高速で通過してゆきました。
(゚ー゚*)ミエ
▲21.12.28 関西本線 富田


また会う日まで、達者でな! バイチャ!( ゚д゚)ノシ。
帰る前に見送ってくれたような三岐鉄道の機関車に別れを告げて、私は関西線の名古屋ゆき普通列車で富田をあとにするのでした。


0056.jpg
名古屋ゆきの上り普通列車は
転換クロスシート仕様の313系。
二両の短い編成でしたが
車内は空いていました。
▲21.12.28 関西本線 富田

0057.jpg
富田を出るとすぐに
関西線は三岐線の下をくぐります。
さっきはこの上を通ったのね。
(・o・*)ホホゥ
▲21.12.28 関西本線 富田-朝日
(車窓から)

0058.jpg
途中の桑名で車窓から見えたのは、
三岐鉄道のもうひとつの路線で
西桑名と阿下喜をむすぶ
北勢線(ほくせいせん)の電車。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに三岐鉄道の一日乗車券は
三岐線と北勢線の両線に有効ですが
今回は三岐線のみで使いました。
▲21.12.28 関西本線 朝日-桑名
(車窓から)


思い返してみると今旅は、駅のホームに“ユリカモメ”が集まるという浜名湖佐久米をテレビの旅番組でみたのがきっかけで天竜浜名湖鉄道を訪れ (゚ー゚*)テンハマ、せっかくならこの機会に同方面(東海地方)で関心のあった、「ブルーリボン賞」の特急「ひのとり」が走る近鉄名古屋線 (゚ー゚*)キンテツ、そして馴染みある西武線が第二の活躍をする三岐線 (゚ー゚*)サンギ、それを一泊二日の行程でめぐってみたものでした ...(((o*・ω・)o。
使用した乗車券はJRの「青春18きっぷ」が軸となっているのに(その他、各線の一日乗車券など)、撮影目的の路線が第三セクター鉄道(天浜線)、大手私鉄(近鉄)、地方私鉄(三岐線)というところも、なんだか面白い旅だったなと感じています(けっきょく近鉄には一度も乗らなかったしw)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。以前の私は「18きっぷ」を手にすると、フリーで乗れるJRの路線ばかりを訪れていましたが、最近は趣向が少し変わってきたのかもしれません(笑)
いまだ終息しないコロナの感染予防を自分なりに意識しながらの行動だったけど、2021年を締めくくるいい旅となりました。


0059.jpg
名古屋では乗り換え時間に
少し余裕があったので、
ホームにあるスタンドで
名物の“きしめん”をいただきます。
ああ、あったまるなぁ・・・。
キシメソ(゚д゚)ウマー!

0060.jpg
さあ、名古屋から東海道線の旅。
豊橋ゆきの新快速は
転換クロスシート仕様の313系。
▲21.12.28 東海道本線 名古屋

0061.jpg
豊橋で乗り継いだ
掛川ゆき普通列車の313系は
ロングシート仕様。
掛川ゆきってちょっと珍しい?
σ(゚・゚*)ンー…
▲21.12.28 東海道本線 豊橋

0063.jpg
掛川ゆきを途中の浜松で降り、
浜松始発の熱海ゆきに乗り継ぎ。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
これは前回ご紹介した
国鉄時代に製造の211系0番台とは異なり、
JR化後に増備された211系5000番台。
6両(3+3)すべてがロングシートで
車内にトイレの設備がない“苦行仕様”(笑)
(´∀`;)キビシイ…
▲21.12.28 東海道本線 浜松

0065.jpg
そして熱海で乗り継いだE231系は
上野東京ライン経由の宇都宮ゆき普通列車。
東京へは夜10時前に着きます。
富田から7時間半の乗り継ぎ旅でした。
(´w`*)ドツカレサン
▲21.12.28 東海道本線 熱海


富田1420-(関西328G)-名古屋1459~1516-(東海道2340F新快速)-1609~1623-(970M)-浜松1657~1720-(458M)-熱海1952~2003-(1668E)-東京2144