冬の18旅 その5・・・大糸線189系団臨 撮影記 [鉄道旅行記]
前回からの続きです。
一枚で5回分、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題となる、「青春18きっぷ」(´艸`*)オットク~♪。その三回目を使って私は東京から東海道線を下り (/*´∀`)o レッツラゴー♪、静岡での撮り鉄を経て、最終的に大阪の天王寺へと到達。翌日は2016年1月末での廃止が決定している阪堺電車の住吉公園駅を朝に訪れたあと (´ω`*)オクリテツ…、天王寺で「18きっぷ」四回目の使用開始スタンプを押してもらい、大阪環状線とJR神戸線(東海道・山陽線)を乗り継いで向かったのは西明石 ε=┌(;゚д゚)┘ニシアカシッ!。そこでの目的は期間限定で一日に一往復だけ運行されている、山陽新幹線の「エヴァ新幹線」こと「500 TYPE EVA」の撮影です【◎】]ω・´)パチッ!。駅での停車時間を使ってじっくりと眺めた上り列車と、沿線での走行シーンを狙った下り列車、ともに満足のいく結果を残せて、私の関西遠征ミッションは終了 (´w`*)ドツカレサン。帰路も往路と同様に「18きっぷ」をフルに活用するため、在来線の東海道線を乗り継いで東京を目指すのでした カエロ...((((o* ̄-)o。順調ならば東京へはその日の夜10時半ごろに到着予定となっています。ところが名古屋で乗り継いだ列車は、本来のルートである太平洋側を進む東海道線ではなく、山あいをゆく中央西線。気が付けば私は岐阜の中津川へと来てしまいました Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。これはホントに乗り間違いなのか?それとも・・・?
名古屋から乗った211系の快速列車。
その終点は中央西線の中津川でした。
私はいったいドコへ向かうのか?
(゚ー゚?)ドコイクノ?
▲15.12.29 中央本線 中津川
・・・って、くだらない茶番につきあわせてスミマセン (。A。)アヒャ☆。読まれた方の大半がお察しのように、私が名古屋で東海道線と中央線の列車を乗り間違えるなんてことをするはずが無く(そもそも両線は基本的に、名古屋での発着ホームが違うし)、もちろん中央線の中津川ゆきであることを知った上で乗車しています (´ω`)ダロウネ。でも、実ははじめから名古屋で東海道線から中央線へ乗り換える計画を立ててきたわけではなく、少なくとも米原で大垣ゆきの列車へ乗り継いだ時点までは、素直に東海道線経由で東京へ帰るつもりでした ( ´_ゝ`)フーン。ところが、その乗り継いだ列車内で発車待ちをしていたとき、何気にスマホでウェブ上の臨時列車目撃情報サイトを閲覧してみると []o(・_・*)ドレドレ・・・なんと、国鉄特急色の189系(豊田のM51編成)が現在、中央東線を都内から松本方面に向けて下っていると言うではありませんか Σ(=゚ω゚=*)ナニュ!?。実はこの目撃情報にあがっている列車は、先日・・・というか、今回の「18きっぷグダグダ旅」の「その1」として取り上げた、大糸線・白馬(長野)への「スキー臨(スキー客を乗せた団体臨時列車)」、その復路に充当される編成の送り込み回送なのです ( ̄。 ̄)ヘー。この189系を使用したスキーツアーは、往路が12/26、復路が12/30という4泊5日の旅程となっており、私は往路の撮影に意気込んで出撃したものの ε=┌(`・ω・)┘スツゲキッ!、当初に撮影を予定していた大糸線沿線の天気予報は曇りのち雨、さらには充当された189系の編成も本命の国鉄特急色ではなく「グレードアップあずさ色(豊田のM52編成)」だったことで、私のテンションはイマイチ上がらず (-ω-`)ゞウーン…。結局は大糸線への遠征を中止し、山梨の新府(しんぷ)でお茶を濁すことにしてしまいました σ(・ω・`)マ、イッカ。しかしその新府では、189系の背景に八ヶ岳を入れて撮ろうとしたのに、山はご機嫌ナナメで雲隠れ。なんともしょっぱい結果になったのは、お伝えした通りです (´д`;)トホホ…(ちなみに往路で使われた「グレードアップあずさ色」編成は、その日のうちに都内の所属先(豊田車両センター)へ戻されています。ほうとうを食べるのに立ち寄った、甲府で見かけましたね)。
記事が長引いてしまったため、
だいぶ前のことのように感じますが、
実際には三日前に中央線の新府で撮影した
「グレードアップあずさ色」189系のスキー臨。
晴天だったものの、背景の八ヶ岳は雲隠れ・・・
(´д`;)アウ…。
▲15.12.26 中央本線 穴山-新府(後追い)
そんな「スキー臨」の復路が、明日の30日に大糸線の白馬から都内(と神奈川県内)へ向けて運転され、その前日となる今日29日に松本まで送り込む回送列車が設定されているのです。それが目撃情報にあがっていた列車 (・o・*)ホホゥ。私はどうせ復路も往路と同じ「グレードアップあずさ色」編成だろうと思い込み、復路の撮影はスルーするつもりだったのですが、なんと情報によると充当されたのは予想外の国鉄特急色編成だとのこと Σ(゚∇゚*)マジ!?。それを受けて、すぐさま明日の大糸線沿線にある信濃大町の天気予報を調べてみると・・・曇りマークの無い「晴れ」で降水確率は10%!(゚∀゚*)オオッ!!。この条件ならば往路では叶わなかった、大糸線で北アルプスバックの国鉄色189系が撮れるかもしれません!(☆∀☆)キラーン☆ これは行くっきゃないでしょう!! ε-(°ω°*)ムフーッ!! 大垣から大糸線方面へ向かうのならば、名古屋で中央西線に乗り換える・・・というワケで、私は急きょルートを変更して中津川までやってきたのでした (´ω`*)ナルヘソ。その中津川でさらに乗り継いだのは、中央西線を東上する普通列車の松本ゆき。これで一気に信州へと到達することができます …((((*・o・)ノ Go!Go!。
中津川で接続した松本ゆきの普通列車は、
嬉しいことに転換クロス仕様の313系。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
わずか二両編成でしたが、車内はガラっガラでした。
▲15.12.29 中央本線 中津川
すっかり日も暮れたことだし、
列車も空いていることから、
気兼ねなく一杯。
口ヽ( ̄▽ ̄*) カンパーイ♪
たとえ豪華列車の食堂車でなくとも、
こういう瞬間は私にとって至福の一時です。
。゜+.(o´∀`o)シヤワセ♪゜+.゜。
いま私が乗っている中央西線という路線、この「西線(さいせん)」と言う呼び名は通称で、正式には東京と名古屋の間を甲府、塩尻、中津川経由で結ぶ中央本線を、その運行形態に合わせて東側(JR東日本管轄の東京~塩尻)と西側(JR東海管轄の塩尻~名古屋)に分けた時の後者にあたります (・o・*)ホホゥ。中山道の宿場町として知られる古い街並や、木曽川、奈良井川沿いの美しい渓谷美が眺められる同線の車窓ですが、残念ながら日が暮れた今の時間は真っ暗け ( ̄▼ ̄;)マックラ。それでも、山あいの素朴な小駅に一つ一つ停まってゆく普通列車にのんびりと揺られているだけで、深い旅情感が味わえます (´ー`)マターリ。この感覚は断続的に市街地が続く東海道本線ではあまり感じられない趣で、急きょ変更したルートとはいえ、ここで中央西線に乗れたのは旅に変化が付いて結果的によかったのかもしれません (・∀・)イイネ!。木曽山脈の深い山あいを抜けた列車はやがて、中央東線との接続駅である塩尻で篠ノ井線へと入り、中津川から二時間半で終点の松本に到着 (・ω・)トーチャコ。この日の移動はここまでとし、結果的に「18きっぷ」の4回目は天王寺~西明石~松本という行程になりました (´w`*)ドツカレサン。ちなみに松本の宿は、名古屋で乗り換える際にビジネスホテルを予約。年末休みと言う繁忙期でもあり、もし満室だったらこのルート変更は諦めようと思っていましたが、無事に宿が取れてひと安心です ε-(´∀`*)ホッ。暖冬と言われる今冬、信州の風は冷たいものの、松本の街に雪はほとんど見られませんでした。
明石から列車を乗り継ぐこと7時間半、
信州の松本へとやってきました。
(・ω・)トーチャコ
ちなみに途中の塩尻で、
JRの管轄は東海から東日本へと変わっています。
▲15.12.29 篠ノ井線 松本
松本に着いたのは夜の8時半で、気温は0度。
当初の予定では静岡や関西だけで、
長野へ来るつもりが無かった私は、
防寒装備がちょっとユルくて、寒い・・・。
ブルブル…{{{{(*+ω+*)}}}}サムイッチャ
▲15.12.29 篠ノ井線 松本
明石1251-(山陽 新快速3464M)-米原1453~1500-(東海道226F)-大垣1533~1541-(特別快速2100F)-名古屋1614~1624-(中央2737M)-中津川1739~1802-(1839M)-松本2022
体を温めるために駅前の飲み屋へ飛び込み、
とりあえず頼んだのは、馬のモツ煮。
甘めの信州味噌で心が和らぎます。
合わせるお酒は定番の真澄。
Uヽ(>∀<*)クゥーッ!!
そしてもちろん信州と言えば、
シメにお蕎麦もいただきます (゚д゚)ウマー!。
12月30日(水)
明けて翌朝、
松本駅のコンコースから北のほうを臨むと
大糸線ホームの向こうには、
モルゲンロートで鮮やかに染まった
北アルプスの山々が拝めました。
(´▽`*)キレ~♪
下写真左側に写るトンガリ山は、
標高2,857メートルの常念岳です。
▲15.12.30 篠ノ井線 松本
松本で迎えた「18旅」の三日目。「青春18きっぷ」に5回目の使用開始スタンプを捺してもらい、さっそく国鉄色189系の「スキー臨」を撮影しに、大糸線の沿線へと向かいます (/*´∀`)o レッツラゴー♪。空はスッキリとした冬晴れで、松本駅のコンコースから朝焼けで真っ赤に染まる北アルプスの常念岳(じょうねんだけ)がとてもキレイに見えました (゚∀゚*)オオッ!!。これは今日の撮影に大いなる期待を持たせ、私の気分は朝から早くも高揚気味です ε-(°ω°*)ムフーッ!。
松本駅構内の西側、
篠ノ井線と少し離れた位置にある6番線が
大糸線のホームです。
信濃大町ゆき普通列車はE127系の二連。
セミクロスとロングがそれぞれ片側ずつという
ちょっと変わった座席配置の同車ですが、
私はボックスシートに座ることができました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲15.12.30 篠ノ井線 松本
大糸線はここ松本から、信濃大町、白馬、南小谷(みなみおたり)を経て、日本海側の糸魚川(いといがわ・新潟)までを結ぶ、105.4キロのローカル線(地方交通線)(・o・*)ホホゥ。途中の南小谷で運行体系が大きく変わるのが同線の特徴で、JR東日本管轄の松本~南小谷は直流電化で電車による運行、JR西日本管轄の南小谷~糸魚川は非電化で気動車(ディーゼルカー)による運行となっており、両区間を跨ぐ全線直通の定期列車は現在一本もありません ( ̄。 ̄)ヘー。そして同線の沿線には、ヤナバや白馬、栂池(つがいけ)などといった数多くの有名なスキー場があり、かつてはシーズンになると首都圏や中京圏、関西圏からスキー客をターゲットにした臨時の夜行列車「シュプール号」などが運転され、冬場の同線はたくさんの「スキー臨」で賑わいを見せたものです シュプール(´ω`*)ナツカシス。しかし近年ではクルマでの移動が主流となったり、さらには格安のバスツアーに客を取られたりして、「スキー臨」は以前に比べると激減してしまいました (´・ω・`)ショボーン。そんななかで大糸線に入線する今回の189系は団体列車ながら、今や貴重な「スキー臨」と言えるでしょう (゚∀゚*)オオッ!!。この日の189系は松本から白馬までの下り回送列車(送り込み回送)と、白馬からお客さんを乗せて東京方面へ向かう上りの営業列車(団体臨時列車)の一往復。そこでまずは、白馬への送り込み回送から狙います。
大糸線の車窓から臨む北アルプスの山々。
まん中の山が先ほど松本駅からも眺めた常念岳です。
それにしても12月末だと言うのに、
沿線には雪がまったく見られませんねぇ・・・。
σ(・ω・`)ウーン…。
▲15.12.30 大糸線 南豊科-豊科(車窓から)
私が乗った大糸線の信濃大町ゆき普通列車は松本の市街地を抜けて、安曇野(あずみの)と呼ばれるのどかな里山の地域に入ると、やがて左側の車窓に北アルプスの山々が臨めるようになりました (゚∀゚)オッ!。出発前に松本駅のコンコースで見たときと同様、今のところはその山容はクッキリと見える好条件 (゚∀゚*)オオッ!!。ならばもう、このあたりで189系を撮ろう m9(`・ω・´)ケテ…イ?・・・と、言いたいところなのですが、実は白馬へと向かう送り込みの回送列車はもう、日が昇る前の早朝5時に松本を発車して大糸線を北上し ( ̄△ ̄;)エ?、途中の有明(ありあけ)という駅にて待機(長時間停車)しているのです。なので、たとえ山がキレイに見えていても、有明よりも手前にあるこのあたりは既に通過済み (・ε・`)ナーンダ。送り込み回送を撮るには有明で長時間停車中の189系を追い越して、同駅よりも先の区間へ行かなくてはなりません ε=┌(;゚д゚)┘オイコシ!。この辺の駆け引きが、列車移動の徒歩鉄ならではのジレンマというか、楽しさというか・・・(^^;)ゞポリポリ。
途中の有明で、側線に停車している
国鉄色189系(M51編成)を確認!
イタ━━━━m9( ゚∀゚)っ━━━━ッ!!
ここで私の乗っている普通列車が先行します。
ε=┌(=゚ω゚)ノ オサキ!
▲15.12.30 大糸線 有明
有明に停車中の国鉄色189系を実際に自分の目で確認し、私のテンションはさらにアップ ε-(°ω°*)ムフーッ!。189系を追い越した普通列車で目指すのは、有明から5駅ほど先へ進んだところにある、安曇沓掛(あずみくつかけ)(゚ー゚*)クツカケ?。この駅の北側に広がる田園地帯からは、大糸線を走る列車の背景に北アルプスの高峰、爺が岳や鹿島槍ヶ岳、五竜岳などが写し込め、同線随一のお立ち台的な有名撮影ポイントとして知られているのです (゚∀゚*)オオッ!!。もちろんこのポイントでベストショットを撮るには晴天が絶対条件ですが、今日のスッキリとした青空ならば、きっと雄大な山並みが出迎えてくれるハズ。私はそう信じて疑いませんでした (`・∀・´)ダイジョブ。ところが・・・( ̄△ ̄;)エ…
順調に北上する大糸線の普通列車。
快晴の有明を出てから数駅ほど進むと、
あれ?なんだか先の方に黒い雲が・・・Σ(゚∇゚;)エッ!?
▲15.12.30 大糸線 北細野-信濃松川
松本から有明までは、ほとんど雲ひとつ見当たらないようなドっピーカンの快晴だったのに (つ▽≦*)マブシッ!、そこからわずか三駅ほど進んだ北細野(きたほその)のあたりで突如、車窓の前方になんだかいや~な感じの雲が立ち込めているのが、視界に入ってきたではありませんか! Σ(゚□゚(゚□゚*)ナ、ナニーッ!! それは一時的な流れ雲などではなく、まさに文字通りの「暗雲」と言った感じ・・・(´・д・`;)アンウン…。そして列車はその暗雲の方に向かって突き進み、やがて目的地の安曇沓掛へ・・・。
松本から普通列車で50分、安曇沓掛に到着。
ホームで見送る列車に日は当たっているけれど、
その背景は真っ暗・・・(´Д`lll)ドヨーン。
▲15.12.30 大糸線 安曇沓掛
松本0715-(大糸3225M)-安曇沓掛0804
大町市の南部に位置する安曇沓掛。
駅舎は無く、ホーム上に簡素な待合室があるだけの
小さな無人駅です。
▲15.12.30 大糸線 安曇沓掛
車窓から見たあまりの急激な空の変化に呆然としつつも ポヵ━━(lll゚ρ゚)━━ン...、「まもなく安曇沓掛です」と言う案内放送を聞いて我に返り (;`ロ´)ハッ!、とりあえずふらふらと列車を降りた私 フラフラ。。。(((;´△`)。ホーム上からあらためて見上げると、南側半分が青空、北側半分が曇り空という、なんとも不思議・・・と言うか、気持ちの悪い状況です (´д`;)ナンジャコリャ。そして北アルプスの雄大な山並みが写し込めるという、件のお立ち台から臨むのは北側の景色 (゚ー゚;)キタ…。すでに現地を見ずとも結果はわかっているようなものですが、とりあえず重~い足取りで駅から10分ほどの田園地帯へ向かうと ε~ε~ε~(((;-“-)ウググ、そこからは・・・(*゚ロ゚)ハッ!!
北アルプス、見えませんでした~(T□T)
▲15.12.30 大糸線 信濃常盤-安曇沓掛
あ~あ、やっぱり北アルプスは雲隠れ・・・ il||li_| ̄|◯ il||li 。ちなみに、上写真で列車(211系)の背景に写っている山は北アルプスではなく、前衛の鍬ノ峰(くわのみね)という安曇野の里山で、本来ならその奥(画面の中央付近)にでーんと北アルプスの雄大な山々が連なっているはずなのです アルプス?(゚Д゚≡゚Д゚)ドコ?。しかしこの日はご覧の通り分厚い雲に阻まれて、その存在すらまったくわかりません (-"-;*)ミエナイ…。新府での八ヶ岳、薩埵峠での富士山に続き、安曇沓掛の北アルプスも撃沈。これで今旅の山バックは三連敗です (´д`;)トホホ。とくに今回は朝の松本での期待値が高かっただけに、ショックも大きいなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン。もっとも、太平洋側の高気圧と日本海側の低気圧の境目にかかるこの地域の空模様はとても読みにくく、北アルプスをきれいに撮ることは、八ヶ岳や富士山よりもずっと難しい(と個人的には思う)んですけれどね。
一つ前の写真と同じ位置から南の方を見ると、
こちらは晴れていて青空が広がっています。
まさに私のいるあたりがちょうど
晴れと曇りの境目って感じかな・・・σ(゚・゚*)ンー。
ただね、もうここまで来ちゃったワケだし、いつまでも己の力ではどうにもならない空模様を嘆いていたってしょうがない (´ω`)ソゥネ。何にしても、あと一時間ほどでお目当ての国鉄色189系はやってきてしまいますので、ここは気持ちを切り替えて撮影へ臨むことにしましょう (`・ω・´)-3フンス!。この状況でも不幸中の幸いというべきか、北アルプスには分厚い雲がかかっているものの、線路のあるこのあたり一帯はずっと陰ること無く日が照っています (つ▽≦*)マブシッ!。また、時間が経つに連れて徐々に暗雲と呼んでいた黒い雲は流れ始め、なんとか鍬ノ峰くらいはスッキリと山頂まで臨めるようになってきました (゚∀゚)オッ!。北アルプスの雄大さと比較しちゃうと、どうしてもショボく感じてしまう里山の鍬ノ峰ですが、よく見ればそのお姿はなかなか美しい山容をしているじゃありませんか (・∀・)イイネ!。そこで私はこの鍬ノ峰を大きく入れたアングルで、189系を狙ってみることにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。そして迎えた通過時刻・・・ε-(°ω°*)キタッ!
鍬ノ峰が見守るのどかな安曇野の里を、
国鉄特急形が軽やかなジョイント音を響かせて、
駆け抜けてゆきました。
▲15.12.30 大糸線 信濃常盤-安曇沓掛(後追い)
大糸線で国鉄色189系が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
アングルを模索して周囲を歩き回り、最終的に決めた跨線橋上から俯瞰気味に撮ってみた189系【◎】]ω・´)パチッ!。その背景には鍬ノ峰のなだらかな山容がしっくりと収まりました。のどかな安曇野の風景と昔ながらの国鉄特急色は、まさにベストマッチです 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ちなみに背景に写ってくれた鍬ノ峰ですが、その名の由来は南峰から北峰に続く稜線が鍬の歯形に見えるところから付けられたとのこと。標高は1,623メートルで、津軽の名峰・岩木山(青森)の1,625メートルとほとんど変わらないと言うのは、あとから調べてみてちょっと意外なことでした ( ̄。 ̄)ヘー。そんな鍬ノ峰をバックにした189系、まあ、これはこれで悪くなく、北アルプスが見えない妥協案としては個人的に満足です (´ω`*)ヨカッタ。でも、この安曇沓掛の北アルプスバックは、いずれまたリベンジしに来なくちゃだなぁ・・・(・ε・`)チェ。
同じ跨線橋上から撮ったE127系の普通列車。
晴れていればこの角度から列車の背景に、
北アルプスの鹿島槍ヶ岳や五竜岳が臨めたハズ・・・。
σ(・ω・`)ハズ…
またここにはリベンジしに来たいと思います。
▲15.12.30 大糸線 信濃常盤-安曇沓掛
さて、なんとか下りの送り込み回送を撮り終えた189系 ε-(´o`;)ホッ。ホントは北アルプスが見えていれば、白馬から折り返してくる上りの営業運転(団体臨時列車)も引き続きこの界隈で撮ろうと考えていたのですが、北アルプスが見えない現状で北アルプスバックのポイントに留まっていたって仕方ありません (・д・`)ダミダコリャ。そこで189系が白馬で折り返して来るまでの時間を利用して、私は撮影地を変えることにしました カエヨ…((((o* ̄-)o。安曇沓掛から列車に乗って向かうのは、往きの車窓からスッキリと常念岳などが見えていた、有明よりも南(松本寄り)にある撮影ポイントです (゚∀゚*)オオッ!!。日が高くなって朝方よりもだいぶ気温が上がったけれど、まだ雲が沸かずに山が見えているといいのですが・・・σ(・ω・`)ドーダロ…。
送り込み回送を撮り終え、
上り列車で安曇沓掛をあとにします。
朝に同駅へ到着した時の暗雲からすると、
189系の通過時はまだマシになったほう
だったのかなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。
▲15.12.30 大糸線 安曇沓掛
松本ゆきの上り列車で、安曇沓掛から30分。
次に私が降りたのは、梓橋(あずさばし)。
(゚ー゚*)アズニャソ?
▲15.12.30 大糸線 梓橋
梓橋は、松本市と安曇野市の境を流れる
梓川(あずさがわ)の北岸(安曇野市側)に位置し、
駅名はその梓川に架けられた鉄道橋が由来となっています。
( ̄。 ̄)ヘー
ちなみにこの真新しい駅舎は、私が訪れる数週間前の
12/11にリニューアルオープンしたばかり。
▲15.12.30 大糸線 梓橋
安曇沓掛1103-(大糸5326M)-梓橋1139
安曇沓掛から乗った上り列車で松本方面へと戻ってゆくと、やはりこちらのほうが天気は安定しています (゚∀゚)オッ!。ただ、往きに山頂までスッキリと見えていた常念岳のまわりには、分厚い雲ではないものの、ぽわぽわとした流れ雲がまとわりついていて、189系の通過時に山頂が見えるかどうかは微妙なところ (゚ペ)ウーン…。それでも山容が確認できるだけ、安曇沓掛の北アルプスバックよりはマシなように思います (´ω`)ソゥネ。私はそんな常念岳が駅近くの田園地帯から臨める、梓橋(あずさばし)で下車。 駅から撮影ポイントまでは歩いて10分程度のお手軽な距離ですが、実は189系の通過時刻まではあと20分ほどしか無く、少し急ぎ目の小走りで向かいます ε=ε=ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ。このタイトな状況に対応できることも梓橋を撮影地に選んだ理由のひとつだったのですが、そこから見た情景は・・・(「゚ー゚)ドレドレ。
撮影ポイントは梓橋の駅近くに広がる田園地帯。
ここからは大糸線の線路の奥に
北アルプスの南端が臨めます (゚∀゚*)オオッ!。
そのなかでひときわ存在感を見せるのが、
トンガリ山の常念岳です/(´▽`*)\ トンガリ♪。
青空のもとにそびえる、雪をかぶった常念岳。まとわりつく雲がちょっと気になるけれど、かろうじて山頂は見えていて、なかなかいい感じです (゚∀゚*)オオッ!。常念岳は北アルプス南部の常念山脈にある標高2,857 mの山で、日本百名山のひとつにも数えられる名峰 (・o・*)ホホゥ。これを列車の背景に入れられれば、大糸線らしい情景となることでしょう (・∀・)イイネ!。通過時刻が迫るなかでカメラをセッティングすると、一息つく間もなく、すぐに近くの踏切が鳴りだしましたε-(°ω°*)キタッ!。
安曇野のシンボル、常念岳を背にして、
大糸線を快走する189系の「スキー臨」。
冬晴れの青空に鮮やかな国鉄特急色が映えました!
▲15.12.30 大糸線 一日市場-梓橋
常念岳バックで189系が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
北アルプスの一角である常念岳を臨みて、単線の大糸線を走りゆく国鉄色189系。「団体」という味気ない表示ながらも、その姿にはかつて同形式が使われていた時代の大糸線直通「あずさ」や、スキー臨の代表格であった「シュプール白馬」を彷彿とさせるものがありました (´ω`*)ナツカシス。日の当たり具合も最高の光線状態で、やはりバリ順で見る国鉄特急色は美しいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。実はよく見ると常念岳の山頂にはちょっと流れ雲がかかっちゃっており、このあたりにも今旅の「山運」の無さが現れているようにも思いますが (ノO`)アチャー、それでもこの条件で撮れたことに大満足 マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。何よりも今回は国鉄色の189系が大糸線へ入線したという貴重な機会で、それを記録できただけでもここまで来た甲斐がありました・:*:・キテ(*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。これで189系の「スキー臨」撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。さ~て、今度こそホントに東京へと帰るかな・・・カエロ...((((o* ̄-)o。
梓橋から松本ゆきの上り列車に乗車。
梓橋のホーム上からもこのように常念岳を臨むことができます。
この時の方が山頂までキレイに見えていますね。
私ってばホント、山運ないなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ
▲15.12.30 大糸線 梓橋
梓橋から東京へは、大糸線、篠ノ井線、中央東線を乗り継いで行くことになるのですが、その道中で私にはちょっと立ち寄りたいところが σ(゚ー゚)ドコ?・・・というか、「とある方」と待ち合わせをしていました σ(゚ー゚)ダレ?。その方とはソネブロ仲間で画家の「sonicさん」です (゚∀゚*)オオッ!。
実はこの旅の前週のこと、私が作品展へお邪魔してお会いしたときに「年末年始のお休みは、どこかへ絵の創作活動などに出かけられるのですか? σ(゚・゚*)ドコイクノ?」とお尋ねしたところ、「年末は創作も兼ねて、新島々駅に展示してある作品を架け替えに行く予定なんです (⌒▽⌒*)シンシマシマヨ」とおっしゃられていたのです σ(゚ー゚)シマシマ?。sonicさんのいう「新島々(しんしましま)」とは松本から出ているローカル私鉄、アルピコ交通松本電鉄・上高地線の終着駅で、この駅の待合室「えきなかギャラリー」にはsonicさんの作品が常設で展示されています。そしてそこを訪れる際には、松本を拠点とされることが多いとのこと (・o・*)ホホゥ。そこで、私は急きょルートを変更してたどり着いた松本から前夜に、「予定を変更して松本に来ちゃいました。sonicさんも年末に訪れるとのことでしたが、もしスケジュールが合うようでしたら、松本でランチでもいかがですか?」と、メールを送ってみたのです ☆':.+゚メ-ル[\/]送信ヾ(´∀`*ヽ)゚+.:'☆。するとsonicさんからは「OK牧場!」との嬉しい返事をいただけました (*`д´)=bオケ!。
私が梓橋から乗った大糸線の上り列車が松本へ着くのは12時36分。一方、sonicさんが都内から乗り継いできた中央線の下り列車が松本へ着くのは、12時52分 (゚∀゚*)オオッ!。なかなかいいタイミングじゃありませんか ъ(゚Д゚)グッジョブ!!。あ、ちなみにsonicさんも「18きっぷ」を愛用する「18きっぱー」なので、もちろん普通列車での移動です ナカ━━( ゚∀゚)人(゚∀゚ ) ━━マ♪。とりあえず、私の方は撮影を終えて順調に松本へ向かっている旨をメールでお伝えしようとしたところ []o(・_・*)メール…、ふと考えてみると先ほど私が撮影した国鉄色189系は、松本へ向かっているsonicさんの列車と必ずどこかですれ違います。調べてみるとそれは塩尻付近になりそう σ(゚・゚*)ンー。私はその情報も書き入れてメールを送りました ☆':.+゚メ-ル[\/]送信ヾ(´∀`*ヽ)゚+.:'☆。
梓橋からは10分ほどで
朝に出発した松本に帰ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!。
ちなみに写真の右手に写る
大糸線ホーム上(6番線)の駅そば屋さんは、
「日本一おいしい駅そば(生そばを使った特上)」
という呼び声が高い名店(名スタンド)なのですが、
(゚¬゚)ジュルリ…
今回はランチの約束があるのでスルー(笑)
▲15.12.30 篠ノ井線 松本
梓橋1227-(大糸 4232M)-松本1236
大糸線ホームの反対側にある
7番線を発着するのが
アルピコ交通松本電鉄・上高地線(松本~新島々)。
同線のイメージキャラクター(萌えキャラ?)、
「淵東なぎさ」が描かれた「なぎさTRAIN」に
子供たちも興味津々? (´▽`*)ナギサチャソ♪
▲15.12.30 アルピコ交通上高地線 松本
そしてsonicさんが乗られている
篠ノ井線(中央線)の列車は
5分遅れで松本着 (・ω・)トーチャコ。
車両はロングシート仕様の211系でした。
これで甲府からの二時間はツラいですよね
(^^;)ドツカレサン
▲15.12.30 篠ノ井線 松本
松本へ先に着いた私が、sonicさんの乗った列車をホームにてお出迎え (=゚∇゚)ノ ヤァ♪。無事に合流することができました オヒサ(ノ ̄∇ ̄)人( ̄∇ ̄ )ノオヒサ。列車は5分ほど遅延していましたが、そのおかげで本来は塩尻と広丘の間ですれ違っちゃうハズの国鉄色189系を、塩尻駅できっちりと見ることができたそうです (゚∀゚*)オオッ!!。その様子はsonicさんのブログで・・・(笑)。
松本でのランチに選んだのはお蕎麦屋さん。
大鱒のにぎりと蕎麦豆腐を注文し、
それに合わせるのは焼酎の蕎麦湯割り。
Uヽ(>∀<*)クゥーッ!!
ん?これはランチというより、昼飲み!?
(゚∀゚)アヒャ☆
ちなみにお酒が弱いsonicさんが飲むのは、
信州名産のリンゴジュース(奥)です♪
ランチの後には少し時間があり、
せっかくなので松本城まで行ってみました。
テクテクε=ε=ε=┌(*・∀・)┘┌(*・∀・)┘
快晴のこの日は午後になっても、
北アルプスの山々がお城の向こうにクッキリ
・・・というか、私が梓橋で撮った時よりも
雲が取れてスッキリとしているじゃないですか!
Σ(=゚ω゚=*)ナニュ!?
さすがsonicさんは山運も持っていらっしゃるなぁ。
でも、私としてはなんだか複雑な気分です・・・。
(^^;)ゞポリポリ
sonic画伯はその場でこの情景を描き始めました。
その完成作品はsonicさんのブログで・・・。
sonicさんのお言葉を借りると、「自由気ままに見えて、実はそれなりの緻密さと臨機応変さが必要な18きっぷ」。私の旅に緻密さがあるかは疑問を感じるところですが σ(゚・゚*)ンー、臨機応変という点ではまさに、変化に富んだ今旅はその通りだったように思います。いや、臨機応変というよりは、ただ単にとりとめのない旅か?(´ω`)ソゥダネ いずれにしても、前日に加古川で「エヴァ新幹線」を撮っている時点で、まさか翌日に松本でsonicさんと会うことになっているとは、まったく思ってもみなかったなぁ・・・アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。sonicさんとはお互いのスケジュールを最優先するということで、与えられた時間は三時間弱。その時間を利用してランチ(昼飲み?)をし カンパーイ♪(*^0^)ノ口☆口ヾ(^-^;)カ、カンパイ…、その後に松本城などをちょろっと散策してから テクテクε=ε=ε=┌(*・∀・)┘┌(*・∀・)┘、作品の架け替えで新島々へ向かうsonicさんと、東京へ帰る私は駅のホームで別れました (=゚ω゚)ノ ンジャ!。sonicさん、急なお誘いにも関わらず、お付き合いいただきましてありがとうございました!(*'∀'*)アリガ㌧♪
松本から乗るのは中央東線へ直通する、
小淵沢行きの普通列車・・・って、
ホントに小淵沢行きだよな!?
(;¬_¬) アヤシイ…
▲15.12.30 篠ノ井線 松本
sonicさんにホームで見送られて、松本から私が乗ったのは中央東線へ直通する上り普通列車の小淵沢ゆき (=゚ω゚)ノシ バイチャ!。車両はロングシート仕様の211系で、このシチュエーションはやけにリアルな既視感があるな σ(゚・゚*)デジャヴ?・・・と思ったら、二日前には静岡のホームで「hanamura師匠」にお見送りされたんだっけ ( ̄▽ ̄*)アア…。所属違いの色違いだけれど、どちらも211系に私が乗って見送られているというのが、なんとも奇遇です (゚ー゚;)タシカニ。あのときは東京方面の上り列車で帰ると見せかけて、浜松ゆきの下り列車に乗ったけれど・・・まさか今回も!? (;¬_¬) アヤシイ…。いや、安心してください、小淵沢ゆきですよ! <(`・∀・´)>ハイテマスヨ! さすがに「18きっぷ」もラストの5回目。もうあとは中央東線を乗り継いで東京へと帰るだけです カエロ...((((o* ̄-)o。
小淵沢で接続したのは甲府ゆき。
こちらの211系もロングシート仕様でしたが、
トイレ脇の簡易ボックスシート(?)に座りました。
でも、この席って乗り心地(というか居心地)が
ちょっとビミョーなんですよね (^皿^;)シシ。
▲15.12.30 中央本線 小淵沢
中央線に始まり、中央線に終わる!? これで5回にわたってお届けしてきた「冬の青春18きっぷ、グダグダ旅 (´д`;)」は終了です (´w`*)ドツカレサン。「青春18きっぷ」を活用し、山梨、静岡、大阪、明石、松本と訪れた今旅、もちろんはじめから「グダグダ旅」にしようなんて思ってはおらず、八ヶ岳も、富士山も、そして北アルプスも、スッキリとキレイに見えているのがいちばんの理想でした (´∀`;)ソリャソーダ。ところが今回はどの山もそろって雲隠れ・・・(-"-;*)ミエナイ…。。ここで今一度振り返ってみると、今旅の撮影でお目当ての列車自体はほとんど陰られていないんです σ(゚・゚*)ソーイエバ…。つまり「晴れ運」は絶好調!でも、私には「山運」がなかった・・・orz。結果的には「山の見えない山巡り」というグダグダ旅になってしまいました (´д`;)トホホ。まあ今旅には、阪堺電車の住吉公園や「エヴァ新幹線」という収穫もあったけれど・・・。
甲府で接続した高尾ゆきは
セミクロス仕様の211系でした。
やっとボックスシートに座れます。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
12月30日、夜の上り列車は、
ガラっガラに空いていました。
▲15.12.30 中央本線 甲府
それでも「18きっぷ」を活用した乗り鉄としてはなかなか充実した行程で、思う存分に鈍行旅を満喫しました。一枚で5回分、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題となる、「青春18きっぷ」。一回目が都内~仙台の往復、二回目が都内~小淵沢の往復、三回目が都内~静岡~天王寺、四回目が天王寺~明石~名古屋~松本、そして五回目が松本~安曇沓掛~松本~都内。11,850円でこれだけ乗ればじゅうぶんでしょう マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。もちろん「18きっぷ」は値段が安いってところも魅力なのですが、最近の私はこの制限のあるきっぷを使ってどんな旅ができるかを組み立てて行くことに、楽しさを見いだしているように思います ( ´_ゝ`)フーン。「18きっぷ」で無理なくまわれる範囲(?)で、撮りたいものを撮る! そういう意味で今回は、山運こそ恵まれなかったけれど、いい旅ができました (^^)。
松本から三時間半で都内の高尾に到着。
二泊三日の「18旅」が終わりました。
(´w`*)ドツカレサン
▲15.12.30 中央本線 高尾
松本1555-(中央1536M)-小淵沢1704~1710-(344M)-甲府1748~1808-(562M)-高尾1938
ちなみに高尾から自宅の最寄り駅まで帰る途中、
先ほど大糸線で撮った国鉄色189系が営業を終えて
所属車庫(豊田車両センター)へ回送される時間と、
ちょうどバッティングしました (´¬`*)ラキー♪。
せっかくなので武蔵小金井で迎え撃ちます。
(^_[◎]oパチリ
▲15.12.30 中央本線 武蔵小金井
停車中の189系の横を走り抜けてゆくのは、
E351系の「スーパーあずさ」。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚Д゚)つ
189系はこれを退避するために
武蔵小金井で停車したのでした。
▲15.12.30 中央本線 武蔵小金井
ONE-shot 203 今年の初詣臨 [PICK UP ONE-shot]
PICK UP ONE-shot 203 今年の初詣臨
ここでまたちょっとブレイクを入れさせてください。
~~■Pヽ( ̄▽ ̄*) コーヒードゾー♪
遠征の旅行記を数回に分けてご紹介していると、
その間に撮影した分がどんどんたまっちゃうんですよね
(^^;)ゞポリポリ
今回のネタもだいぶ鮮度落ちとなってしまいました。
m(。・ε・。)mスンマソ-ン
通称「初詣臨」の撮影。
貴重な国鉄特急型車両などが使われることも多く、
撮り鉄にとって注目の列車です ( ̄。 ̄)ヘー。
そんな初詣臨をここ数年の私は、
でも、今年の運転情報を調べてみると、
私がいちばん撮りたい国鉄特急型の189系は、
撮影日に考えていた1月の三連休(1/9~11)に
成田線へは入線しません。(・・?)アリ?
連休中の成田臨に使われるのは185系ばかりです。
んじゃ、お目当ての189系はというと・・・
この日は同じ初詣臨でも成田臨での運転ではなく、
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮へ向かう参拝客を乗せた、
通称「鎌倉臨」の方へ充当されるとのこと。
そこで今年の私は、成田臨の走る成田線ではなく、
鎌倉臨の走る横須賀線への出撃を決めました。
m9(`・ω・´)ケテイ!
個人的には成田線と比べると、
知っている撮影地が少ない横須賀線。
さて、どこで撮ろうかな・・・ σ(゚・゚*)ンー…。
できれば横須賀線らしい情景で撮りたいところ。
営業運転の行先は鎌倉であるものの、
回送列車として横須賀まで入線する189系。
それを私は遠くにかろうじて海の色が臨める
丘の上から狙ってみました【◎】]ω・´)パチッ!。
ちょっと・・・いや、かなり無理矢理ではありますが、
189系と海という組み合わせは
例年の成田臨では見ることができないので、
個人的にこれはこれでいい記録になったと思います。
(*`д´)=b OK牧場!
その動向から目が離せない状況の189系。
はたして同車は来年の初詣臨にも入ってくれるのかな・・・。
ちなみに、
189系の上をクロスしている線路は京浜急行のもので、
ここでタイミングよく京急の赤い電車が現れてくれたら、
新年早々、最高の鉄運だったのですが・・・
そうウマくはいきませんでした (・∀・`)ザンネン。
☆オマケ★
せっかく横須賀の近くまで来たので、
帰りにちょっと立ち寄り、
名物の「横須賀海軍カレー」を食べていくことにしました。
私にとって今年の「初カレー」です(笑)
オセチモイイケド(*^ー゚)b カレーモネ♪
艦内で不足しがちな栄養のある食事を補うことと、
単調な艦内での生活にアクセントをつけるため、
週一度の金曜日にカレーをメニューに
採り入れたことがその始まりとされ、
現・海上自衛隊の基地がある横須賀市内には
そのレシピを受け継いだたくさんのカレー専門店があり、
この街の名物となったそうです。
( ̄。 ̄)ヘー。
そんな横須賀の駅前で見かけたのは
「カレーの街・よこすか」をPRするゆるキャラ、
その名も「スカレー」 (´▽`*)スカレ~♪。
冬の18旅 その4・・・山陽新幹線「500 TYPE EVA」撮影記 [鉄道旅行記]
前回からの続きです。
一枚で5回分、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題となる、「青春18きっぷ」 (´艸`*)オットク~♪。その三回目を使って私は東京から東海道線を下り (/*´∀`)o レッツラゴー♪、静岡での撮り鉄(・・・っていうか、ディープな名所巡り?)を経て、最終的に大阪までやってきました (´▽`*)オオサカ~♪。 天王寺で一泊して迎えた翌日、大阪での最初の目的は、阪堺電気軌道・上町線の住吉公園駅 σ(゚・゚*)エキ?。同駅は朝の数本しか電車が運行されない「日本一終電の早い駅」として知られているものの、残念ながら2016年1月末での廃止が決定しており、私は無くなる前にもう一度だけ訪れておきたかったのです (´ω`*)オクリテツ…。特異な運行時間ゆえ、撮影は朝方の低い日当りによる建物の影落ち(マンダーラ状態)に悩まされながらのものでしたが、消えゆく住吉公園の駅舎や住吉名物の平面交差などを存分に記録することができました 【◎】]ω・´)パチッ!。その後、住吉大社での参拝を済ませてから上町線で戻って来たのは、この日のスタート地点だった天王寺 (=゚ω゚)ノ タライマ!。ここであらためて「18きっぷ」四回目の使用開始スタンプを押してもらい、JRの改札を入ります。さて、次に向かうのは・・・? 実はこの時点で、あまり時間に余裕が無いんです ε=ε=ε=┌(;´∀`)┘アセアセ。
奈良方面への関西本線(大和路線)や、
和歌山方面への阪和線が発着する天王寺。
でも私が乗るのは大阪方面へ向かう大阪環状線です。
(゚ー゚*)))カンジョーセソ
ホームに入って来た今度の電車は
大和路線から直通して来た区間快速で、
車両は通勤形ではなく近郊形の221系でした。
▲15.12.29 関西本線(大阪環状線) 天王寺
大阪で環状線からJR神戸線(東海道線)に乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
新快速の姫路ゆきで、車両は223系です。
転換クロスシート装備の近郊形ですが、
混んでいて座れなかった・・・(´д`;)人大杉。
▲15.12.29 東海道本線 大阪
天王寺から大阪環状線で半周して大阪へ行き、そこでJR神戸線に乗り換えます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。ちなみに、JR西日本の京阪神エリア(アーバンネットワーク)では路線を愛称名で呼ぶことが多く、東海道本線の京都~大阪はJR京都線、東海道・山陽本線の大阪~姫路はJR神戸線の呼び名が定着しています。ま、鉄じゃない一般の方には、そのほうが解りやすいやね (´ω`*)ソウネ。そんなJR神戸線の姫路ゆき新快速列車で、大阪から西の方へ (*・o・)ノ Go!。とりあえずこの列車に乗れたことで、次のターゲットには間に合うことができそうです。混んでいて座れなかったけれど、気分的にはホッと一息 ε-(´∀`;)ホッ。
神戸の三ノ宮付近で並走する阪急電車。
9000系にはもうすでに「初詣」のヘッドマークが
掲げられていました (゚∀゚)オッ!。
▲15.12.29 東海道本線 灘-三ノ宮(車窓から)
神戸を越えてさらにしばらく進むと、
車窓に見えてきたのは、明石海峡の海景色と
それを跨ぐ雄大な明石海峡大橋の姿。
(´▽`*)ウミ~♪
ちなみにこの車窓カット、
列車の進行とは逆向きの席に座って撮ったもので
(三ノ宮でドア脇の「補助イス」に座れた♪)、
後方を眺めるような形になっています。
▲15.12.29 山陽本線 舞子-朝霧(車窓から)
姫路ゆきの新快速は神戸で東海道本線から山陽本線へと入り(といってもJR神戸線であることには変わらず)、やがて車窓の左手に明石海峡の海景色が臨めるようになりました (゚∀゚)オッ!。このまま山陽路を突き進み、岡山、そして広島へ・・・と行っちゃいたいところですが (*・∀・)ノ Go!Go!、私が列車を降りたのは大阪近郊区間内にある西明石(にしあかし)(・ε・*)ナーンダ。西明石は明石の隣駅で、その名の通り兵庫県明石市主要部の西方に位置する、JR神戸線と山陽新幹線の接続駅です (・o・*)ホホゥ。
大阪から新快速列車で40分、
私がやって来たのは
山陽新幹線との接続駅、西明石。
(・ω・)トーチャコ
下が在来線(JR神戸線)ホームで、
上の高架が新幹線ホームです。
▲15.12.29 山陽本線 西明石
天王寺914-(大阪環状2349Y)-大阪0933~0945-(東海道 新快速3427M)-西明石1027
西明石で下車したと言うことは、山陽本線を走る特急列車や貨物列車が狙い・・・ではありません。何を隠そう私の次なる目的は、上を走る山陽新幹線のほうにあります ( ̄△ ̄;)エ?。え?数多くの魅力的な路線がある関西圏で、あえて新幹線を撮るの? c(゚.゚*)シソカソセソ? と思われるかもしれませんが、JR東海と西日本で東京~博多が直通運転されている東海道・山陽新幹線のなかで、実はこの山陽新幹線区間(JR西日本エリア)でしか見られない車種がいくつかあるのです ( ̄。 ̄)ヘー。そして現在、そのうちの一本にちょっとした「スペシャルマーキング(特別塗装)」が施されており、それが西明石まで来た私の狙いでした (=゚ω゚=*)スペシャル!?。基本的に一日一往復の限定された列車にしか入らないスペシャル編成、その西明石到着時刻は10時39分。私が大阪から乗って来た新快速は同駅に10時27分に着いたので、なかなか絶妙なタイミングじゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!!(間に合ってヨカッタ ε-(´∀`;)ホッ)。「18きっぷ」でいったん改札外へ出て入場券を買い、あらためて新幹線の改札を入ります (*・∀・)つ[入場]。お目当ての列車は上りの新大阪ゆき「こだま730号」、私はそれを二、三人の同業者さんとともに下りホームから狙うと、ターゲットはすぐに姿を現しました (゚∀゚)オッ!。
西明石のホームから臨む直線上に見えて来たのは、
鮮やかな紫色の500系新幹線! (=゚ω゚=*)ムラサキ!?
車体側面には何やら賑やかな塗装が施されています。
この新幹線はいったい何者!? Σ(゚∇゚ノ)ノ ナニコレ!
▲15.12.29 山陽新幹線 西明石
500系エヴァ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
西明石のホームに入って来たのは、東京で見かける東海道新幹線とはまったく異なる、一見すると「ゲテモノ」とも取れるような奇抜なカラーリングの新幹線 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。いったいこれは何なのかと言うと、実はこのカラーリングは「エヴァンゲリオン(エヴァ)」と言うアニメに出てくる巨大な人型兵器、EVA初号機(ロボットのようなモノ)をモチーフにしたもので σ(゚ー゚*)エヴァ?、山陽新幹線の全線開業40周年と「エヴァンゲリオン」の放送開始20周年をコラボレーションした(新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト)、期間限定の記念塗装なのです。その名も「500 TYPE EVA」! (゚∀゚*)オオッ!!
西明石に停車した「500 TYPE EVA」。
アニメ「エヴァンゲリオン」の劇中に出てくる
「EVA初号機」をモチーフにしたカラーリングは、
強烈なインパクトがあります w(゚o゚*)w オオー!。
ちなみにこの複雑な塗り分けですが、
高速運転での安全性を考えて
シールによるラッピングではなく塗装だそうです
( ̄。 ̄)ヘー。
▲15.12.29 山陽新幹線 西明石
側面には「山陽新幹線 全線開業40周年」
の記念ステッカーが貼られています。
同車の塗装はこれを記念して企画されたもの。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・40周年】*:・゚\(゚▽゚*)
とはいえ、私にはなんで新幹線と「エヴァ」が記念のコラボをするのかよく解らないし(映画の宣伝を兼ねているとか?)σ(゚・゚*)ンー…、ぶっちゃけ私は「エヴァ」を最初のテレビシリーズをちょろっと見た程度で、同アニメのファンと言うほどのものでもないんです (。・ε・。)スンマソ-ン。んじゃ、なんでわざわざ西明石までコレを撮りに来たのかと言えば、もともと私はこの「500 TYPE EVA」の元になっている500系新幹線が好きで、同車に施されたこのインパクトある「エヴァカラー」のデザインを公式HPで見た時に、「なにこのムラサキの500系、超かっちょいいじゃん! (゚∇゚*)カコイイ!!」って、つい思っちゃったんですよね・・・。それで実際に一目、見てみたかったのでした (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
かつては東海道新幹線にも乗り入れて、
東京~博多の「のぞみ」を中心に使われていた500系。
極端にシャープなノーズを持つ端正なスタイルで
ファンの人気を博しましたが (o´∀`o)カコイイ!、
そのスタイルが故に他系列との定員の違いなどが問題となり、
2010年に東海道新幹線からは撤退 (・ε・`)ザンネン。
以降、16両から8両への短編成化が行なわれ、
現在では山陽新幹線の「こだま」運用に就いています。
本来のカラーリングはライトグレーとダークブルー。
▲09.11.7 東海道新幹線 掛川-静岡
富士山をバックに走る、東海道乗り入れ時代の500系。
実はこのカットに写っている編成は、
離合試験時のセンサー窓(運転室下の小さな黒丸)が特徴だった、
当時のW2編成で(センサー窓があるのはW1とW2の二編成のみ)、
何を隠そう、現在のV2編成こと「500 TYPE EVA」です。
(゚∀゚*)オオッ!!
▲07.2.3 東海道新幹線 三島-新富士
ちなみに、この「500 TYPE EVA」の運転区間は新大阪~博多なので、もちろん新大阪や新神戸のホームでも見ることができますが、私がこの西明石を撮影場所に選んだのには二つの理由がありました (・o・*)ホホゥ。一つ目は、光線状態がよくてホーム屋根の影落ちなどもかからずにスッキリと撮れること (^_[◎]oパチリ。そして二つ目は、この「こだま730号」が西明石で「のぞみ」の通過待ちを行なうために10分以上もの停車時間(10:39~50)があること。これならば焦らずにじっくりと細部まで眺められます φ(゚ー゚*)フムフム。
上り列車の最後部になる博多寄りの先頭車(1号車)は、
よく見ると側窓が埋められているのが解ります。
(=゚ω゚=;)ンン!?
この車内はふつうの座席ではなく、
「エヴァ」のコックピットなどが再現された、
「展示・体験ルーム(事前予約制)」となっています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲15.12.29 山陽新幹線 西明石
11月の運転開始時には話題となった
「500 TYPE EVA」ですが、
この日は冬休みなのにギャラリーはまばら・・・(・・?)アリ?。
対向ホームの同業者も数人程度でした。
その人気は思ったほどではないのかな?
(^^;)ゞポリポリ
ちなみにこの「500 TYPE EVA」は2017年3月まで、
博多発「こだま730号」と新大阪発「こだま741号」で運転中
(検査等により運転しない日もあります)。
11分停車ののち、10時50分に西明石を発車する「500 TYPE EVA」の「こだま730号」ですが、私はその発車を見送らずに撮影を終了し、一足先に新幹線ホームをあとにします (=゚ω゚)ノ ンジャッ!。ふたたび「18きっぷ」で在来線ホームへ戻り、そこから乗ったのは同駅10時53分発のJR神戸線の上り普通列車。これに慌てず間に合わせるためには、「こだま730号」の発車を見送っている余裕が無かったのでした ( ´_ゝ`)フーン。この電車でひと駅だけ大阪方向に戻った明石で、今度は私鉄の山陽電車(山陽電鉄)に乗り換え ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
「500 TYPE EVA」を撮り終えて、
西明石から乗ったのはJR神戸線の上り普通列車。
車両は通勤形の207系です。
▲15.12.29 山陽本線 西明石
明石でJRから山陽電車に乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
接続よくホームに入って来たのは、
5000系の直通特急、山陽姫路ゆき。
いったい今度はドコ行くの? σ(゚・゚*)ドコ?
▲15.12.29 山陽電鉄本線 山陽明石
山陽電鉄本線は神戸(西代)と姫路(山陽姫路)を結ぶ私鉄路線で、特急列車は神戸高速鉄道を経て大阪の梅田まで阪神電鉄に乗り入れています (・o・*)ホホゥ。JRの普通列車が乗り放題の「18きっぷ」を持っているのに、あえて山陽と阪神を直通する特急電車で大阪の梅田へ戻る・・・のではなく、そもそも乗ったのは大阪とは逆方向へ進む姫路ゆき ( ̄△ ̄;)エ?。実は私が次に目指しているのは、先ほど西明石で見た「500 TYPE EVA」の走行シーンが撮れる、山陽新幹線の撮影地です。「こだま730号」で新大阪へ向かった「500 TYPE EVA」は、折り返しの博多ゆき「こだま741号」として約一時間後に明石へ戻ってくるので、それを沿線で迎え撃とうというワケ (゚∀゚*)オオッ!!。そして、あらかじめ調べて来た撮影ポイントへはJRよりも、この山陽電車を利用するほうが便利なのでした (´ω`*)ナルヘソ。久しぶりに乗った山陽電車で明石から揺られること15分、私が下車したのは高砂(たかさご)。
特急停車駅の高砂で下車。
関東人の私は高砂と言う駅名を聞くと
京成と北総の分岐駅(東京・葛飾)を思い浮かべますが、
σ(゚ー゚*)タカサゴ…
あちらの正式駅名は「京成高砂」。
ちなみに高砂と言う駅名は
北海道の函館本線にも存在します。
( ̄。 ̄)ヘー
▲15.12.29 山陽電鉄本線 高砂
兵庫県高砂市にある、山陽電鉄の高砂駅。
かつて同駅の南側には、
加古川と高砂を結んでいた国鉄高砂線の
高砂北口という駅ありましたが、
1984年に高砂線は廃止となり、
以前は国鉄の高砂と区別するために
電鉄高砂と言う駅名だった同駅は、
91年にシンプルな高砂へと改称。
▲15.12.29 山陽電鉄本線 高砂
西明石1053-(山陽162C)-明石1056…山陽明石1104-(山陽電鉄直通特急)-高砂1121
駅から数分ほど歩くと ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、
すぐに加古川の土手へと出ることができました。
お!遠くの方に見える、あの白い筋は・・・(゚∀゚)オッ!!
高砂駅のすぐ東側には加古川(かこがわ)という河川が流れており、その土手上のサイクリングロードを上流のほうへ向かってしばらく進むと ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、やがて前方に川を跨ぐ新幹線のコンクリート橋が見えてきました (゚∀゚)オッ!!。そこが私の目指していた撮影ポイントで、駅から徒歩15分ほどのお手軽撮影地です (・ω・)トーチャコ。お手軽と言っても光線状態は良好だし、トラスなどが無いコンクリート橋は新幹線の姿もスッキリ。防音壁などに阻まれて撮影地が少ないとされる新幹線において、ここはなかなかの好ポイントと言えるでしょう (・∀・)イイネ!。
トップスピードで加古川を渡りゆく新幹線、
青空に白いボディが映えます。
16両編成のN700系・・・「のぞみ」かな?
▲15.12.29 山陽新幹線 西明石-姫路
まずはアングルを模索しながら河川敷で一枚 (^_[◎]oパチリ。この日は気持ちのいい快晴で、つい青空とそれを写す川面を大きく入れたくなっちゃいます。引き画でも新幹線の白い車体は存在感がありますし (o´∀`o)カコイイ!。でも、例のムラサキ色の「500 TYPE EVA」はどうかなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。それに、あの「ゲテモノくん」は引き画よりもグッと寄ったほうが面白い画になりそうなので、ここは一発、撮り方に少しリスクをかけてみることにしました (`・ω・´)-3フンス!。「リスクを冒さない写真(サッカー)は、塩とコショウの入っていないスープのようなものだ」って、御大もおっしゃっていたしね(笑)。まずは「500 TYPE EVA」の前に試し撮り。
高架線上を疾走するのは、
九州新幹線直通の鹿児島中央ゆき「さくら」。
同列車に使われるのは青磁色(淡いブルー)の
N700系7000(8000)番台で、
これも現在の500系同様、
東海道区間では見ることができない車両です。
ああ、これに乗って、
鹿児島へ黒豚食べに行きたいなぁ・・・。
σ(・∀・`)イイナァ…。
▲15.12.29 山陽新幹線 西明石-姫路
そう、リスクのある撮り方と言うのは、サイドから先頭部を狙った流し撮りです【◎】]ω・´)パチッ!。個人的に流し撮りはちょくちょくやっているけれど、さすがにこのあたりのスピードに乗った新幹線はものすごく速くて バビューン-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、カメラの振りを合わせるのが難しく、上写真の九州新幹線「さくら」もタイミングが若干甘い "o(-"-;*)ウーン…。もっと「シンクロ率」を上げなければ・・・ヽ(´∀`)ヽ(´∀`)シンクロ!。一日一往復で一発勝負の「500 TYPE EVA」、もし流し撮りの振りがウマく合わずに失敗したら、はるばる兵庫県まで来た苦労がすべて水の泡になっちゃいます (´д`;)アウウ…。そんなイヤ~な緊張感からは逃げ出して、手堅い編成写真にするべきではないかとの思いも頭をよぎりますが σ(・ω・`)ウーン…・・・いや、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ (`・_・´;)ブツブツ…。目標をセンターに入れて、シャッター。目標をセンターに入れて、シャッター。目標をセンターに入れて、シャッター・・・本命の獲物が現れる前に何度もカメラを振って、シミュレーションを繰り返します【◎】]ω≡´)ブツブツ…。そして・・・キタッ!! ε-(°ω°*)キタ!
風切り音とともに突っ走る、
EVA初号機・・・もとい、「500 TYPE EVA」。
500系のシャープなスタイルと、
エヴァの奇抜なカラーリングが相まって、
よりいっそうスピード感が高まって見えます。
撮れたけど、こういうときどうすればいいかわからないの (・_・`)。
喜べばいいと思うよ ヽ(´∀`*)。
「500 TYPE EVA」が撮れました~! ワーイ!ヽ(≧∇≦*)ノ三ヾ(*≧∇≦)ノワーイ!
あんた、バカぁ? (*¬_¬*)
・・・って、くだらない小芝居はこれくらいにして アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ、なんとかシンクロ率100%!(いや、実際には80パーくらい?)。サイドに描かれた「500 TYPE EVA」のロゴも、V2編成の特徴である離合試験時のセンサー窓も、しっかりと確認できるくらいに写し止めることができました ε-(´∀`*)ホッ。先ほどの九州新幹線N700系と比べてみてもわかるように、まるで戦闘機のような500系のサイドビューは秀逸なスタイルで、いつ見てもカッコイイ!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。でも、これを撮って個人的に感じたのは・・・やっぱり500系は奇抜な「エヴァカラー」よりも、通常のライトグレー&ダークブルーのほうが上品でいいですね (^^;)ゞポリポリ。機会があったら今度はふつうの500系を撮りに、また訪れたいものです(ちなみに、次にここを通る500系は、夜までありません)。これで山陽新幹線「500 TYPE EVA」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。さぁ~て、帰るとすっかな・・・カエロ...((((o* ̄-)o。
新幹線を撮ったあたりから下流側を臨むと、
播磨灘に面した湾岸の工場地帯をバックにして走る、
山陽電車の姿が見えました (゚∀゚)オッ!。
今回の私は一時間程度の滞在時間でしたが、
ここは半日くらいかけて、
新幹線と山陽電車を撮り歩くのもいいかもしれませんね。
ちなみにJR神戸線の加古川橋梁(加古川~宝殿)は
新幹線の橋から三キロほど上流に架けられています。
▲15.12.29 山陽電鉄本線 尾上の松-高砂
高砂から乗る帰りの直通特急は、
阪神の9300系でした (゚∀゚)オッ!。
行きと帰りで違う会社の電車に乗れたのは、
ちょっと嬉しい♪
▲15.12.29 山陽電鉄本線 高砂
高砂1219-(山陽電鉄直通特急)-山陽明石1235
JR明石駅前にあり、その姿がホームからも臨めるのは、
江戸時代に築城し、明石藩の政庁と藩主の居所が置かれた、
平山城の明石城。
土台のみで天守は建設されず、
四隅に巽櫓、坤櫓、乾櫓、艮櫓が建てられ、
そのうちの坤櫓(ひつじさるやぐら・左)と
巽櫓(たつみやぐら・右)が現存しています。
( ̄。 ̄)ヘー。
そしてもうひとつ、
明石と言えば日本標準時の町として知られ、
子午線上の明石市天文科学館には、
標準時を刻む大時計が設置されています。
そんな明石から乗るのは、
JR神戸線の新快速、近江塩津ゆき。
車両は223系です。
この列車も混んでいましたが、
途中の三ノ宮で座ることができました。
(´¬`*)ラキー♪
▲15.12.29 山陽本線 明石
山陽電車で高砂から明石へと戻り、そこから乗ったのはJR神戸線上りの近江塩津ゆき新快速。この列車で神戸、大阪、さらには京都も通り越して、一気に米原まで乗り続けます バビューン-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。つまり、これにて関西遠征は終了 (゚ー゚*)オシマイ。わずか一日・・・いや、ほぼ半日だけの滞在でしたが、間もなく廃止されてしまう阪堺電車・上町線の住吉公園駅を訪れることができ、さらには期間限定のネタモノ(ゲテモノ?)、山陽新幹線の「エヴァ新幹線」こと「500 TYPE EVA」を撮る事もでき、個人的には存分に満喫することができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。それにしても路面電車と新幹線とは、我ながら両極端なネタを選んだものだなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。個人的に関西の鉄道は、新型への置き換えが決まっている大阪環状線の国鉄型車両(103系・201系)などが気になるところですし、今春の4月にオープン予定の「京都鉄道博物館」という楽しみもありますので、またぜひ機を見て訪れたいと思います (=゚ω゚)ノ マタネ!。
米原方面へ向かう新快速は、
滋賀の大津を過ぎたあたりでだいぶ空いてきたので、
お昼ゴハンに駅弁をいただこうと思います (´ρ`)ハラヘター。
先ほどの西明石で買っておいたのは
「だし巻きと穴子のお弁当(¥1050)」。
ちりめん山椒ごはんの上に、
ほどよい甘さの煮穴子と
当地の名物である明石焼のような風味の
だし巻き玉子が乗っている、上品な味わいのお弁当。
個人的には穴子もだし巻き玉子も大好きなので、
とても美味しく感じました (゚д゚)ウマー!。
☆☆☆☆・
往路の逆戻りで、
米原から先はJR東海管内になります。
接続した大垣ゆきの普通列車は、
セミクロスシート仕様の313系。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ちなみに米原駅は大垣方に乗り換え階段があるので、
前寄りは混雑しますが、
後方(彦根方)の車両は比較的空いています。
▲15.12.29 東海道本線 米原
大垣からは特別快速の豊橋ゆき。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
この列車は転換クロス仕様の313系でした。
名古屋地区の東海道線(豊橋~大垣)には、
特別快速、新快速、快速、区間快速と、
四つの快速が混在しますが、
そのなかでいちばん停車駅の少ない速達タイプが、
この特別快速です ( ̄。 ̄)ヘー。
▲15.12.29 東海道本線 大垣
せっかくの特別快速ですが、
ずっと乗り続けているのも面白くないので、
名古屋でいったん下車 オリル...((((o* ̄-)o。
単なる気まぐれ・・・? σ(゚ー゚*)オレンジロード?
▲15.12.29 東海道本線 名古屋
明石を出た新快速の車窓から眺めた、明石天文科学館の時計塔が示す日本の標準時刻は12時52分。このまま山陽線と東海道線を乗り継いでひたすらに東上して行くと、東京には夜の10時半頃に着く予定となっています。9時間半もの長旅とは大変だなぁ・・・って声が聞こえてきそうですが (・∀・`)タイヘンネ、そもそも私は鉄ちゃんですし、この在来線の乗り継ぎも旅の楽しみのひとつ。なので、とくに苦はなく、辛いと感じることもあまりありません (*`д´)=bダイジョブ。むしろ、こんなにいっぱいの電車に乗れるのに、その運賃がわずか2,370円(青春18きっぷ一回分)とは、ホントにオトクだなぁ・・・とさえ感じます(笑)(´艸`*)オットク~♪。
名古屋からは後続の快速列車に乗車。
お、今度は211系か・・・( ̄▽ ̄*)ニゲゲ。
▲15.12.29 東海道本線 名古屋
米原、大垣と順調に列車を乗り継いで、名古屋まで戻ってきました (´▽`*)ニャゴヤ~♪。ここでちょっとトイレ休憩(列車にも付いているけれど)とリフレッシュを兼ね、乗っていた列車をいったん降りて見送ります(ホントはホームのスタンドの「きしめん」を食べようかとも思ったけれど、さっき駅弁を食べたばっかだしなぁ・・・^^;)。用を済ませたのち、後続の快速列車で旅を再開 (*・o・)ノ Go!。暖房の効いた車内は温かくて居心地がよく、私はついウトウト・・・Oo。。(_ _)))ウトウト。しばらくして気が付くと、名古屋で混雑していた車内はいつの間にかガラガラ状態。車窓はすっかり日が暮れて真っ暗になっていました (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア。はて、この列車は今どの辺を走っているのだろう、そろそろ豊橋に着くころか? 車内放送に耳を傾けると・・・( ̄- ̄ 3)ドコ? 「え~、ご乗車ありがとうございました。まもなく終点の中津川に到着です」。ほう、中津川まで来たか (´ω`)ホウ・・・って、ええっ?なかつがわ!?(゚゚;)エッ!? 東海道線じゃなく、岐阜にある中央西線の駅じゃん!Σ(゚□゚*)ナニーッ!! だぁ~!名古屋で乗り間違えた~~~・・・のか? (:D)| ̄|_
名古屋から一時間ちょっと、
列車は終点の中津川に到着・・・。
すでに日は暮れて、あたりは真っ暗です。
(´д`;)ココドコ?
▲15.12.29 中央本線 中津川
スミマセン、この旅はもう少しだけ続きます m(。・ε・。)mスンマソ-ン。
次回も、サービス、サービスぅ♪
(↑このフレーズが前々回(静岡編)での「解る人にしか解らない」ヒントでした・・・^^;)
冬の18旅 その3・・・阪堺上町線 住吉公園 訪駅記 [鉄道旅行記]
前回からの続きです。
一枚で5回分、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題となる、「青春18きっぷ」 (´艸`*)オットク~♪。その三回目を使って私が東京から目指したのは、富士山と駿河湾、そして東海道線の列車が一望できると言う絶景撮影地、静岡の薩埵峠でした (´▽`*)フジサン♪。ところが、この日の富士山はご機嫌ナナメで雲隠れ (≡"≡;*)ミエナイ…。富士山が見えてナンボの薩埵峠で、富士山の見えない景色を眺めると言う、なんともしょっぱい結果になってしまいました (´д`;)トホホ。しかし、静岡へ訪れた私を一日にわたってアテンドしてくださった、静岡在住のソネブロ仲間「hanamura師匠」の見事なリカバリーによって (*`д´)=b ダイジョブ!、名刹・清見寺を拝観したり (・o・*)ホホゥ、静岡鉄道の車両基地を覗き見したり (「゚ー゚)ドレドレ、さらには名物の「しぞ~かおでん」を食べたりと 串ヽ(゚д゚)ウマー!、薩埵峠以外のところで静岡の名所(?)めぐりを存分に楽しみ、私は大満足の気分で静岡をあとにしたのでした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。ありがとうhanamura師匠!<(_ _*)> アリガ㌧・・・って、あれ?乗ったのは東京方面の上り列車ではなく、逆方向へ進む浜松ゆきの下り列車!?(゚ー゚?)アリ? いったい私はどこへ向かうのか・・・。
hanamura師匠に見送られて静岡から私が乗ったのは、
東海道線の下り普通列車、浜松ゆき。
(=゚ω゚=;)ハママツ!?
ロングシート(トイレ無し)の211系でした。
▲15.12.28 東海道本線 静岡
浜松で乗り継いだ豊橋ゆきは313系。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
こちらもロングシートの編成でした。
わずか5分しか接続時間がない浜松での乗り換えで
私は駅のお手洗いに寄ってしまったところ、
座席は全て埋まってしまい、
この浜松~豊橋はずっと立ちっぱでした (´д`;)アウ…。
まあ30分程度だけどね。
▲15.12.28 東海道本線 豊橋
豊橋でさらに快速の米原ゆきへと乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
これも一本前と同形式の313系ですが、
こちらは乗り心地がいい転換クロスシートの編成でした。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
編成が長いこともあって、ここでは無事に座席を確保。
東海圏から中京圏へと入ってきた私。
目的地は名古屋か? σ(゚・゚*)ナゴヤ?
▲15.12.28 東海道本線 豊橋
いや、名古屋では下車せずに
米原ゆきの列車を終点まで乗り通し、
同駅でさらに西の方へと向かう
新快速の姫路ゆきに乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両は223系で、もちろん転換クロスシート。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!。
▲15.12.28 東海道本線 米原
日が傾き始めた15時過ぎに静岡を出て (/*´∀`)o レッツラゴー♪、浜松、豊橋、そして米原で列車を乗り継ぎ ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、東海道本線をひたすら西へと向かいます ニシヘ...((((o* ̄-)o。中京圏を通り越して関西圏へと入り、JRの管轄も米原を境にして東海から西日本へと変わりました。もうここまで来ると、目的地まではあと少し・・・そう、実は私が目指していたのは、大阪です (゚∀゚*)オオッ!!。静岡のついでに大阪まで足を延ばした? それとも大阪へ行く途中で静岡に立ち寄った? ぶっちゃけ、自分でもどっちなのかよく解らんのですが ヽ(゚д゚*)ドナイヤネン、とにかくこの日は大阪までたどり着きたかったのです (´▽`*)オオサカ~♪。ちなみに静岡でhanamura師匠にこのあとは大阪まで行くつもりであることを告げたところ、「18きっぷで大阪か・・・んじゃぁ、18時31分に静岡を出る普通列車に乗れば、0時22分に大阪へ着けるから、5時(17時)に開く飲み屋で一杯できますな! 都市圏の18きっぷは終電までOK牧場(終電まで使用可)だし! (*`д´)=b ボクジョウ!?」って言う「静岡飲みプラン」を提案されたのですが、さすがに大阪到着の時間が午前様というのは翌日のことなどを考えるとちとツラいので、今回は「静岡飲み」を見送り 乂・∀・`)ノージョウ…、余裕を持ったスケジュールにさせていただきました。それでも静岡から大阪までは在来線(東海道線)で約6時間かかり ( ̄  ̄;)6ジカン…、そこからさらに大阪環状線へ乗り換えて、宿泊予約をしたホテルのある天王寺(てんのうじ)には21時過ぎに到着 (・ω・)トーチャコ。この日使用した「18きっぷ」の三回目は、東京~静岡~大阪(天王寺)という結果になりました (´w`*)ドツカレサン。
静岡から東海道線を乗り継ぐこと6時間。
ようやくたどり着いた目的地は大阪でした。
(゚∇゚;ノ)ノ オオサカッ!?
忘年会シーズンの大阪駅は夜9時でも賑やかです。
▲15.12.28 東海道本線 大阪
大阪からは環状線に乗車。
たまたま入ってきた内回り電車は、
なんとも賑やかなラッピングが施された103系でした。
(゚∀゚)オッ!
ちょっぴりラッキーな鉄運♪
(´¬`)ラキー♪
▲15.12.28 東海道本線(大阪環状線) 大阪
このラッピング103系は、
「TRAIN×ART OSAKA POWER LOOP」という
8両編成の電車に8名のアーティストがそれぞれ
大阪の魅力を描いたラッピングトレインなのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
車体には見事なアート作品が描かれていました
(車内はふつうと変わらず)。
そんなアート電車で大阪から20分ほど、
今宵の宿泊地、天王寺に到着です。
(・ω・)トーチャコ
▲15.12.28 関西本線(大阪環状線) 天王寺
静岡1503-(東海道787M)-浜松1615~1620-(957M)-豊橋1656~1701-(快速2543F)-米原1910~1918-(新快速3527M)-大阪2042~2102-(大阪環状1549)-天王寺2123
大阪市南部の天王寺区にある天王寺駅。
駅を出ると、なにわのシンボル「通天閣」が見えました。
(゚∀゚)オッ!
時刻は夜9時半・・・まだ一杯飲めるかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲15.12.28 関西本線 天王寺付近
天王寺と言えば、
日本一高いビル「あべのハルカス」!
・・・の脇にある飲み屋さんで一杯。
10時のラストーダーに間に合いました。
ε-(´∀`;)ホッ
名物のどて焼きはもう終わっちゃったけれど、
串揚げが食べられたのは嬉しい♪ (゚д゚)ウマー!
12月29日(火)
翌朝の天王寺。
大阪環状線のほか、大和路線や阪和線などが発着する、
このターミナル駅から二日目の旅はスタート?
▲15.12.29 関西本線 天王寺
天王寺で迎えた二日目の朝 (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。天王寺駅は昨晩に乗ってきた大阪市内を回る環状線のほか、奈良方面への関西本線(大和路線)、和歌山方面への阪和線、地下鉄・御堂筋線と谷町線が乗り入れ、さらには近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅も至近に位置する、大阪市南部の一大ターミナル駅です (・o・*)ホホゥ。「18きっぷ」四回目となる二日目の旅は、この駅からスタート・・・ではありません ( ̄△ ̄;)エ?。実はこの日の私の目的となる路線はJR天王寺駅前の道路上にある、もうひとつの小さな駅から電車が発車するのです (=゚ω゚=;)ドウロ!?。
天王寺駅前のペデストリアンデッキから南側を見下ろすと、
道路上に設けられた駅(停留場)と、
そこに停車している電車の姿がありました。
この路面電車が今回の目的路線です。
(゚∀゚*)オオッ!!
ちなみに現在このあたりでは道路の拡幅工事がまっただ中で、
いずれは同停留場も少しだけ位置を移動するようですね。
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 天王寺駅前
天王寺駅前の道路、あべの筋にあるホームでぽつんと佇んでいたのは、一両の路面電車 (・ω・)ポツン。そう、この天王寺駅前を発着する路面電車こそが大阪まで来た私のお目当て、阪堺(はんかい)電気軌道の上町(うえまち)線です (゚∀゚*)オオッ!!。おそらく勘のいい鉄仲間さんならばもう、私がこの天王寺という場所に泊まった時点で、その目的が同線であることがお解りだったでしょう ア( ̄∇ ̄*)ワカッタ。なぜなら・・・。
以前(と言っても10年以上前)に訪れた時には、
たしか歩道橋から直接ホームへ降りられた気がするのですが、
今ではアクセスが地下道のみになっていて、
ちょっと迷っちゃいました・・・。
アリ?(゚Д゚≡゚Д゚)キョロキョロ
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 天王寺駅前
阪堺電気軌道(阪堺電車)は、大阪市浪速区のえびす町(恵比須町)と堺市西区の浜寺駅前を結ぶ阪堺線(14.1キロ)と、大阪市阿倍野区の天王寺駅前と同市住吉区の住吉公園を結ぶ上町線(4.6キロ)の二路線を持つ中小私鉄(親会社は大手私鉄の南海)で、道路上の併用軌道区間も存在する、いわゆる路面電車です (・o・*)ホホゥ。かつては発車時に警鐘を「チンチン」と鳴らしていたことから、地元の方は愛情を持って「チン電」とも呼ぶらしい (´▽`*)チンデン♪。
ちょっと見づらいですが、これが阪堺電車の路線図
(写真をクリックすると少しだけ大きくなります)。
基本的には緑のラインが阪堺線系統(えびす町~あびこ道)、
青のラインが上町線系統(天王寺駅前~浜寺駅前・住吉公園)を
表しています。
そんな阪堺電車、正式な路線区間としては、えびす町~浜寺駅前の阪堺線と、天王寺駅前~住吉公園の上町線に分けられていますが、実際の運転体系(運行系統)はそれとは異なっており、現在では基本的にえびす町を発着する阪堺線の電車は途中のあびこ道(我孫子道)までの運行、天王寺駅前を発着する上町線の電車が住吉から阪堺線へ乗り入れる形で、浜寺駅前まで運行されています(上写真の路線図を参照)( ̄。 ̄)ヘー。つまり、細かい区間運行などを除いて大雑把に分けると、えびす町~あびこ道(路線図の緑)、天王寺駅前~浜寺駅前(路線図の青)という二系統が現在の阪堺電車における主な運行体系です (・ω・)ナルヘソ。でも、そこでちょっと気になるのが、上の路線図で住吉(路線図ナンバーの10)から左下のほうにちょろっと分かれている、正式な上町線の終点・住吉公園(路線図ナンバーの11)(=゚ω゚=*)ンン!?。実はこの駅(停留場)こそが今回の主役なのです。
路線図上でちょっと気になる存在の住吉公園、
もともと同駅は上町線の終点です。
(よくみると、南海線には住吉公園のほうが近いのに、
住吉鳥居前がのりかえ駅に指定されとる・・・^^;)
路線図だと住吉で分岐する支線というか、盲腸線の終点のような扱いで表記されている住吉公園 σ(゚・゚*)シセン?。主系統から外れたこの短区間では独自にピストン運行が行なわれていて、住吉で乗り換えればいいのか (゚ー゚*)ノリカエ?・・・というと、そうではありません。乗り換えずとも、ちゃんと上町線の正式な区間と一致した、天王寺駅前~住吉公園という運転系統が存在します (´σД`)ナーンダ。ただし問題はその運行本数と運転時間。住吉公園ゆきの電車はなんと一日にわずか5本(土・休日は4本)∑(゚゚;)エッ、しかも朝方のみの運行となっているのです ∑(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!? 。それ以外は区間運行も含めて、住吉公園ゆきはいっさいナシ w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。
天王寺駅に掲げてある上町線の時刻表。
このうちの赤丸が住吉公園ゆきの時刻です。
平日は7時台に4本、8時台に1本。
土休日は7時台に3本、8時台に1本のみと
なっています Σ(゚□゚*)スクナッ!。
もともとはこんな極端な運転体系ではなかったのですが、一昨年にオープンした超高層が目玉の複合施設「あべのハルカス」の利用客需要に合わせたダイヤ改正で、住吉公園発着の電車は利用客の多い阪堺線直通系統(あびこ道発着)に振り向けられ、改正前の66本から一気に平日5本、土休日4本という、なんとも信じられない減便が実施(強行?)されたのです Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。しかしそれでは住吉公園の利用者があまりにも不憫じゃないか・・・と思われるかもしれません (´・д・`)カワイソ…。でも実は、上町線の住吉公園と阪堺線の住吉鳥居前(路線図ナンバーの11)の間はわずか70メートルほどの距離で、歩いても数分程度 ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。住吉公園の列車が無い時間帯は、そちらで列車を利用することができるのです ( ̄△ ̄ )ナルヘソ…。
住吉公園付近の位置図。
上町線の住吉公園(下)と阪堺線の住吉鳥居前(中央)、
その間の距離はわずか70メートルほど。
しかしそうなると、もうこの駅自体の存在意味が問われることになります (゚ペ)ウーン…。さらには阪堺電軌によると、住吉~住吉公園の線路は敷設後60年近くが経過していて老朽化が進行。安全運行には抜本的な改修工事が不可欠なものの、その費用は数億円規模となり、会社の経営に大きな影響を及ぼすとのこと (-公- ;)ウーン。その結果・・・残念ながら住吉と住吉公園の間の200メートル、および住吉公園駅(停留場)は、2016年1月末をもっての廃止が決定してしまったのです (´・ω・`)ショボーン(1/30最終運行、1/31廃止)。そんな住吉公園を廃止前にもう一度訪れたいと思い、私は大阪までやってきたのでした (´ω`*)ナルホド。そして天王寺に前泊したのは、朝しか走らないこの住吉公園ゆきの電車に乗るためで、泊まらなければ東京からだと夜行バスでも使わないと間に合いません。
天王寺駅前の電停に待機していた
住吉公園ゆきの初発電車は、
雲の塗り分けがカワイイ、501形のモ504号。
1957年製のベテラン電車です。
(≧▽≦)シブイッ!
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 天王寺駅前
阪堺電車は車内清算方式の路面電車なので改札はありませんが、私は窓口で一日乗車券(600円)を購入してからホームへ入ります (*・∀・)つ[キップ]。するとそこにはすでに住吉公園ゆきの初発となる7時18分の電車が待機していました (゚∀゚)オッ!。今日(12/29)は平日の火曜日であるものの、年末の休日ダイヤで運行されていて、運転される住吉公園ゆきは平日より一本少ない4本。この電車そのうちの貴重な一本です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。廃止まで残りひと月あまり(訪問時)、しかも冬休み期間中ということもあって、私と同じ目的(惜別乗車&訪駅のおくり鉄)の同業者さんがけっこう多いのではないかと思っていたのですが、一見して鉄ちゃんと分かる方は一般の乗客に混じってパラパラと見かける程度 σ(゚ー゚*)オヨ?。この住吉公園ゆきの電車は意外にも落ち着いていました (´ー`)マターリ。それでも、やはり運転席背後や後方の特等席は競争率が高く、地下道で迷ったり一日乗車券を買っていたりして出遅れた私は、普通席(?)です (・ε・`)シャーナイネ。
住吉公園の行き先が表示された車内の電光案内板。
こんなのものもいちおう記録しておきます。
(^_[◎]oパチリ
ちなみに阪堺電車の運賃は一律210円(大人)。
適度な混雑の住吉公園ゆき。
パッと見、鉄ちゃんの姿は目立ちませんね・・・。
σ(゚・゚*)ンー。
ロングシートにおとなしく腰掛けているため、沿線の車窓風景などはあまり記録しませんでしたが、天王寺駅前を出た上町線の電車はまず、あべの筋の併用軌道(道路との共用区間)を進み、二駅目の松虫の手前で専用軌道(ふつうの線路)へ。そこから二駅進んだ北畠の手前で再び併用軌道になり、さらに三駅進んだ帝塚山四丁目からは専用軌道・・・と、併用と専用の区間を繰り返しながら南下 ガタンゴトン…(((┃■■■・∀・┃。時間があれば併用軌道の区間で一枚くらい撮影をして行きたいところですが σ(゚・゚*)ンー…、運転本数の少ない住吉公園ゆきを途中で降りるわけにはいかず、とりあえず一番の目的である住吉公園まで乗り通すことにします…((((*・o・)ノ Go!Go!。帝塚山四丁目から続く専用軌道を進んだ電車はやがて、南海高野線と立体交差する神ノ木(かみのき)という神々しい名の電停(駅)に停車 八(゚- ゚)オオ、カミヨ…。
神ノ木付近では南海高野線をオーバークロス。
お、タイミングよく南海の電車が見えました。
(゚∀゚)オッ!
南海の形式はよくわからないのですが、
ステンレスの6200系・・・かな?
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 神ノ木付近(車窓から)
ところで、この神ノ木から先の景色ですが、実は住吉公園に到着後の折り返し電車で私は最後部の座席が確保でき (σ゚∀゚)σゲッツ!!、そこからの後方展望を記録することができました (^_[◎]oパチリ。ここではそれを巻き戻すような形で前面展望としてご紹介し、住吉公園への到着を雰囲気だけでも味わっていただけたらと思います m(・∀・)m カブリツキ♪。ちなみに後方展望の巻き戻しなので、走っている線路がふつうとは逆の右側通行という不自然な画になっちゃっていますが、あくまでも雰囲気ということで・・・(^^;)ゞポリポリ
神ノ木を出て、民家に挟まれた専用軌道を進む
住吉公園ゆきの電車
(ホントは天王寺駅前ゆき ^^;)。
まもなく阪堺線との連絡駅・住吉に到着です。
ちなみに運賃が全線で一律210円の阪堺電車、
ここで上町線から阪堺線へ乗り継ぐ場合
(もしくはその逆)は、
車内で運賃を支払ったあとに乗り換え券を受け取れば、
その券で乗り換えた先の電車を利用することができます。
( ̄。 ̄)ヘー。
住吉に停車中の下り電車から眺めた前方の分岐配線
(コレはホントの前面展望)。
Yの字に分かれるポイントの右が住吉公園方向で、
左があびこ道・浜寺公園方向。
そしてちょっと解りづらいですが、
画面を横断するように平面交差しているのが
阪堺線の線路です。
これぞ阪堺電車名物の住吉交差!
(゚∀゚*)オオッ!!
天王寺から揺られること15分ほどで、上町線の電車は阪堺線との接続駅である住吉までやってきました。ここから先、住吉公園までのひと駅が一月末で廃止となる区間です。おそらく私がここを電車で通るのは、これが最後の機会となるでしょう (´・ω・`)ショボーン。わずか200メートル、所要時間はほんの2分程度の短い距離ですが、その歩みをじっくりとかみしめるように味わいながら (´ω`)シミジミ、終点の住吉公園へ・・・。
住吉を発車した住吉公園ゆきの電車は
(ここからまた実際には後方展望)、
横切る阪堺線の線路を渡って直進。
m9(`・ω・´)シンコー!
ここは現在ではとても珍しい、
併用軌道上における線路同士の平面交差点です。
w(゚o゚*)w オオー!
平面交差を抜けて上町線の専用軌道へ。
右に見えるホームは住吉公園発の電車のみが使用する
住吉の上り(天王寺駅前方面)ホームです。
(左のホームは通常、使用されない様子)
やがて前方に現れたのは、南海本線の高架線で、
左に見える屋根が南海の住吉大社駅です。
(・o・*)ホホゥ
上町線の線路はそれに沿ってカーブします。
カーブの途中に設けられたシーサースクロッシング
(X状のポイント)の先に、
住吉公園のホームが見えてきました。
(゚∀゚)オッ!
間もなく終点の住吉公園。
この電車は2番線に入ります。
お出口は左側です ヽ(´▽`*)デス。
・・・ってな感じで、
終点の住吉公園に到着したモ504号。
(・ω・)トーチャコ。
ホームに置かれている石造りの水槽は
戦時中に防火水槽として造られたものだとか。
( ̄。 ̄)ヘー。
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 住吉公園
天王寺駅前0718-(阪堺上町線27)-住吉公園0735
天王寺駅前で乗った時点では一般客に紛れてあまり目立たなかった鉄ちゃんの姿ですが、住吉で一般客の大半が下車(もしくは乗り継ぎ)してしまうと、車内はまるで"ふるい"にかけられたかのように、ほとんど鉄ちゃんだけが残りました w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。それでも思ったほどの数ではなく、住吉公園到着後の写真を見ても分かるように、まったりとしたもの (´ー`)マターリ。これなら私も気兼ねなく電車や駅の記録ができます【◎】]ω・´)パチッ!。
1番線側に入った、
この日二本目となる住吉公園発は
赤い電車(広告ラッピング)でした。
手前に置かれているのは、
7時台と8時台、二時間分だけの時刻表。
今日は休日ダイヤなので、
この駅から発車する電車は全部で4本です。
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 住吉公園
たとえ運転本数が少なくても、
それを器用に乗りこなす方々はいらっしゃいます。
毎日同じ時間の電車に乗るという日常。
でも、あとひと月で、
このホームから電車に乗ることは、
できなくなります・・・。
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 住吉公園
朝の爽やかな空気に包まれた住吉公園駅 キモチ(・∀・)イイ!。先に天王寺駅前発の住吉公園ゆきが、7時台と8時台のわずか数本しかないということを述べましたが、ウラを返せばその終点で折り返す住吉公園発の電車も同時間帯の同本数です ( ̄ω ̄ )フム。ただし、ほかの系統が頻繁に発着する天王寺駅前と違って、住吉公園を発着する電車はまさにその数本のみ (゚゚;)エッ。つまりは住吉公園発、平日5本目の8時24分、土休日4本目の8時32分が、それぞれ一日の「最終電車」となり、同駅は「日本一早い終電」が発車する駅としても鉄道ファンには有名なのです w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。しかし、私が以前に乗り潰しや出張ついでに同駅へ立ち寄った時には、まだ住吉公園発着の上町線は終日を通してふつうに運行されていて、こんな「珍記録」のある駅ではありませんでした (´∀`;)チンキロク…。そこでもう一度この現状での住吉公園を、廃止前にぜひ訪れてみたかったのです ( ´_ゝ`)フーン。頻繁に電車が運行されていたころに同駅を訪れた私は「古い駅舎(駅本屋)が、ちょっといい感じ」というくらいの印象しか持たなかったのですが、限られた少ない本数の電車しか発着しない今の同駅には、都会の中の秘境感のような趣が色濃く漂っているように思いました。同駅を存続させると経営を逼迫するという事情は分かるにせよ、こういう雰囲気の駅が廃止になってしまうのは、もったいないですね・・・ (´・ω・`)ショボーン。
1913年(大正2年)に建てられた、
まるで民家のような味のある佇まいの住吉公園駅。
右から書かれた駅名が歴史の古さを感じさせます。
近畿の駅百選にも認定されているこの駅舎、
廃止後の処遇が気になるところ・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 住吉公園
住吉大社への参道へ通じている駅前の道には、
石灯籠が建ち並びます。
もっとも、住吉大社にはここから70メートル先にある
阪堺線の住吉鳥居前のほうが近いのですが・・・。
さて、実際の行動だと私は、最初の電車で住吉公園に到着したあとですぐ、前述したように後方からの展望を撮るために折り返しの天王寺駅前ゆきで神ノ木まで行き ε=┌(=゚ω゚)┘カミノキッ! 、さらに神ノ木から浜寺駅前ゆきで住吉へと戻ってきています ε=┌(=゚ω゚)┘スミヨシッ! 。
住吉公園0744-(阪堺上町線44)-神ノ木0746
神ノ木0747-(阪堺上町線35)-住吉0749
なんだか行ったり来たりしていて落ち着きませんが イッタリ(゚ロ゚*)三(*゚ロ゚)キタリ、これで廃止となる住吉と住吉公園の間は上下線で往復できたことになり、乗車の方はじゅうぶん満足 (o´∀`o)マンゾク♪。そこで今度は沿線での撮影の方に移ろうと思います【◎】]ω・´)パチッ!。やはりここでの記録撮影のポイントに選んだのは、先ほど車中からも眺めた住吉の名所、阪堺線と上町線の平面交差点です (゚∀゚*)オオッ!!。住吉公園が廃止されると、この平面交差を渡る電車の姿も過去のものとなるので、しっかりと記録を残したいところ (`・ω・´)-3 フンス。しかし、この日は雲一つない青空が広がる冬晴れで、しかも今の時間帯はまだ日が昇りきっていない朝方・・・ということは (゚o゚;)ハッ、街なかでビルなどの建物が密集するこの交差点は、影落ちだらけのかなりキビシ~い状態です ヒッジョーニ (≧ω≦;)ゞ キビシーーッ!!。
路地裏から顔を覗かせるようにして、
|∀・)チラッ
交差点脇にある住吉電停へ入ってきた
住吉公園ゆきの電車。
先に住吉公園で停車中のカットをお見せしましたが、
この日の二本目の住吉公園ゆきは
赤い広告ラッピングの501形、モ505号です。
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 住吉
住吉を発車し、
阪堺線との平面交差に差し掛かった
住吉公園ゆきの電車を、
まぶしい朝日が照らします。
(つ▽≦;)マブシッ!
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 住吉
平面交差で住吉公園ゆきが撮れました~ ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
まあ~、見事なまでのマンダーラ(影落ち) マソダ~ラ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマソダ~ラ♪。皮肉にも晴れ運は絶好調のようです。やっぱり今旅の撮り鉄はグダグダだなぁ・・・(´д`;)アウ…。でも、この苦しい状況の割には、電車を照らした朝日の反射がウマい具合に線路の分岐部を浮かび上がらせてくれて (゚∀゚)オッ!、列車写真としては撃沈でも、情景写真としては決して悪くない雰囲気になった・・・ように思います (´ω`)ソオカ?。それに、この朝方という時間帯にしか運転されない住吉公園ゆきの記録としては、このマンダーラな画が正直なところなのではないでしょうか (´ω`)ソオカ?(半分・・・いや、二割ホンネ、八割は苦し紛れの言い分 アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ!)。とはいえ、やっぱりかなり気になる影落ち、次の電車ならば日当たりがもう少しマシになるのかな・・・? σ(・ω・`)ドーダロ…。
だいぶ日が当たるようになった交差点に現れたのは、
はじめに私が天王寺駅前から乗ってきた、
雲塗装のモ504号。
複雑な平面交差ならではの轟音を響かせて、
住吉公園へと向かいます。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 住吉
休日に4本運転される住吉公園ゆきの3本目は、影落ちも日の当たり具合も中途半端なイマイチの出来だったので割愛(車両は新しめの700形でした)(つд`;)ダメダメダ…。そして上写真の504号は、ラストの4本目です【◎】]ω・´)パチッ!。だいぶ交差点にも日が当たるようになり、電車の影落ちもマシになった (゚∀゚*)オオッ!!・・・のですが、なんだか平面交差の線路があまりよく分からず、ただ路面電車が道路を渡っているだけって感じ σ(・ω・`)ウーン。これだったら個人的には、先ほどの赤い電車を撮ったカットの方が陰影がウマく活かせていて好みかな (´ω`)ソオネ。う~ん、難しいものですね・・・(-ω-;)ムジュカスイ…。
折り返してきた4本目の上り電車は、
住吉公園側から交差点へ顔を出したところを撮影。
【◎】]ω・´)パチッ!
長い歴史を物語るごっつい架線柱と、
その傍らに立つ木造の小さな待合室を
上町線の電車と絡めてみました。
▲15.12.29 阪堺電気軌道上町線 住吉
4本目の折り返し、つまりこの日の住吉公園発の最終電車は、住吉公園からの上町線上り電車だけが使用する、交差点西側の住吉電停を入れて記録【◎】]ω・´)パチッ!。このシーンも住吉公園の廃止に伴ってまもなく見納めになります (・ω・`)ソーナンダ…。こちら側はきれいな順光で、路地裏から顔を出したオレンジ色の電車が、青空のもとで鮮やかに映えました 。゜+.(o´∀`o)イイカンジ!゜+.゜。どうせならこの「日本一早い終電」に乗って住吉公園をあとにしようかとも考えたのですが、せっかくここまで来たのならば住吉大社をお参りしていきたいと思い σ(゚・゚*)ンー、そんなことから終電は撮影という形で見送りました (^_[◎]oパチリ。これで阪堺電車・上町線の撮影は終了です。
阪堺電車の撮影後は住吉大社にお参り。
チリーン ◎⌒ヽ(-_-*)三(*-人-)パンパン
商売繁盛の神さまとして有名な住吉大社、
地元では「すみよしさん」「すみよっさん」と呼ばれ、
初詣の参拝客が大阪でいちばんを誇る神社です。
全国約2300社余の住吉神社の総本宮であり、
創建は1800年前に遡ります。
第一本宮から第四本宮にいたる四棟の御本殿は
「住吉造り」と呼ばれる様式。
本殿は全て1810年(文化7年)に造られ、
神社建築史上最古の様式といわれています。
いずれも国宝建造物に指定。
(・o・*)ホホゥ
上写真が第三、第四本宮で、
下写真がいちばん奥にある第一本宮。
年末のこの日はお正月準備の真っ最中でした。
神社の境内にある太鼓橋の上からは、
鳥居越しに阪堺電車が見えました。
(゚∀゚*)オッ!。
ここが阪堺線の住吉鳥居前電停で、
その先を70メートルほど進むと、
上町線の住吉公園駅と
南海電車の住吉大社駅があります。
▲15.12.29 阪堺電気軌道阪堺線 住吉鳥居前
かつては住吉大社への参拝客や、南海電車との乗換客でにぎわいを見せていたという住吉公園駅。しかし時代の流れに翻弄されて、一日にわずか数本しか発着しない「日本一終電の早い駅」となり、そして間もなく廃止という形で迎える終焉・・・(´・ω・`)ショボーン。廃止間際という段階での今回の訪駅は典型的な葬式鉄ですが、やはり歴史的にも雰囲気的にも趣があるこの駅には、最後にもう一度訪れることができてよかったと思います・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。実はこの一週間前には、住吉公園駅に旧型車両の161形などが展示された有料イベントが開催され、その参加に私はかなり心を動かされたのですが σ(・∀・`)イコカナ…、でも、やはりこの駅はイベントなどで訪れるのではなく、「朝方しか電車が来ない秘境駅」という素の雰囲気を記録したくて、私はイベントの参加を見送りました(もっとも、人気の高いイベントなのですぐに満員御礼となり、参加できなかったかもしれませんが)。貴重な旧型車などは見られなかったけれど、まったりとした雰囲気の中での日常を記録できた今回の「日本一終電が早い駅」訪問は、個人的に大満足でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。ありがとう、住吉公園駅 サイナラ…(´;ω;)ノ~~~。
さようなら住吉公園駅。
私は上町線の乗り潰しで初めて降り立った94年以降、
今回を含めて4回ほど、
同駅を利用させていただきました。
<(_ _*)> アリガ㌧。
さて、無事に目的の住吉公園駅や平面交差を記録でき、住吉大社さん(私は地元民ではないので「すみよっさん」とは恐れ多くて呼べない ^^;)の参拝も済ませました。これで住吉をあとにして、次の目的のために大阪駅の方へ戻りたいと思います モドロ...((((o* ̄-)。ならば乗り鉄としては、行きが天王寺駅前からの上町線で来たので、帰りは阪堺線の方に乗って大阪環状線の新今宮駅前へと出る、別ルートを選ぶべき (゚∀゚*)オオッ!!・・・なのですが、阪堺線の電車はちょうど出たばかりで、次は20分後「(゚ペ)アリャ。上町線よりも運転本数が少ない阪堺線、これでは私の次なる狙いに間に合わなくなる危険性があるので、私は仕方なく帰りも上町線で天王寺駅前に戻ることにしました (・ε・`)シャーナイネ。
帰りの天王寺駅前ゆきは
超低床車両の新型電車
1001形「堺トラム」でした。
金色の車体がゴージャス!
ゴージャス(゚∀゚)マツノ!
▲15.12.29 阪堺電気軌道阪堺線 住吉
住吉0851-(阪堺上町線 74)-天王寺駅前0907
今回利用した阪堺電車の一日乗車券、
「てくてくきっぷ(¥600)」。
ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク?
阪堺線も上町線も全線乗り降り自由ですが、
今回の私は上町線しか乗りませんでした。
でも、天王寺駅前→住吉公園、
住吉公園→神ノ木、神ノ木→住吉、
住吉→天王寺駅前と、
210円運賃を4回乗車しているので、
いちおうモトは取れています・・・(´∀`;)セコイネ…。
次回に続きます。
ONE-shot 202 新春、初売り、初撮り。 [PICK UP ONE-shot]
PICK UP ONE-shot 202 新春、初売り、初撮り。
~~■Pヽ( ̄▽ ̄*) コーヒードゾー♪
都内からわずか30分程度のところにある近場ですが、
年末年始には私も実家へと帰省しました
サッカー天皇杯の決勝が始まる昼過ぎまで
私はとくにすることがなく、
ぶっちゃけ、ヒマを持て余していました
何か買いたいものがあったわけではないのですが、
ちょっとしたヒマつぶしがてらに、
オープンしてから10年くらい経つものの、
入店するのは今回が初めてです。
どんなお店が並んでいるのかも興味あるところですが、
私が気になっていたのはそこからの眺め。
と、いうのもこのモール、
実は常磐線の線路脇にあるんです
この場所から狙ってみようと思ったのは、
ここ数年内での引退がほぼ確実な、
地下鉄千代田線から常磐線へ直通してくる
東京メトロの6000系
しかしこの日の6000系は稼働数が少ないうえ、
難しい段階に来ているのかもしれませんね・・・
でもまあ、この待ち時間は、
筑波山の姿(写真左端)も拝めました。
16.1.1 常磐線 柏-南柏(後追い)
☆オマケ(・・・っていうか、ホントはコッチがメイン!?)★
今回訪れたショッピングモールですが、
もちろん屋上駐車場だけを利用(というか撮影)して
何も買わないと言うわけにはいきません。
そのなかにあった駄菓子屋さんで見つけたのは、
この電車形のパッケージに入ったチョコレート菓子
総武線205系、横須賀線113系、国鉄特急型485系(183系?)、
東海道線(JR京都・神戸線)103系、寝台特急「カシオペア」、
E751系「つがる」、E6系新幹線「こまち」
・・・だと思われる車両たち 。
お子様向けの商品ですが、
なかなかツボを突いた車両のラインナップに、
私は思わず飛びついてしまい、
全部で20種類くらいある中で、上記の10種を爆買い!
ちなみにお値段は、一ヶ30円です(笑)。
(あ、モールではこれ以外にも、いろいろなお買い物をしましたよ!)。
まるで一昔前の豊田電車区のような情景に!?
って、正月早々に何をやっているんだ私わ・・・
柏産の食材を使った地域限定の「ご当地ソフトクリーム」
以前に私はここでブルーベリー味とカブ味とで迷い、
無難なブルーベリーを選択して拙ブログでご紹介したところ、
その記事に寄せられたコメントでは
「ブルーベリーよりもカブのほうが気になる!」
という意見が多く見られました
そこで今回の帰省では、その「かぶソフト」を求めて、
再び「道の駅・しょうなん」へと行ってみることに
するとそこには新たに「かぶソフト」を超える(?)、
衝撃的な新メニューが加わっていたのです。
それはなんと、長ネギを使ったという「ねぎソフト」!
「かぶとねぎ、あなたはどっち派?」
って言われてもねぇ・・・(^^;)ゞ ポリポリ
凍ったカブの実のシャリシャリとした食感が効いていて、
これはすごく美味しい! チョー!(゚д゚)ウマー!!
とくにクセはなく、思ったよりもまろやかな風味で、
食べやすかったです♪
ちなみに上にかかっている緑色の粉は、
かぶの葉っぱを乾燥してパウダー状にしたもの。
こちらも最初はミルクの爽やかな甘みなのですが、
後味はモロに長ネギ!Σ(゚∇゚;ノ)ノ ネギッ!
好き嫌いが大きく分かれるところだとは思いますが、
私個人的には決してマズいとは感じず、
むしろ食べ続けているとけっこうクセになります。
(゚д゚)ウマー…イ?
刺さっているドライフルーツのミカンは
箸休め(舌休め?)と言ったところでしょうか。
美味しいというよりは、楽しいって感じのお味でした。
こちらは柏産の梨を使った「なしソフト」。
ヾ(。゜▽゜)ノヒャッハー!
梨の甘みと風味が感じられて、
これは素直に美味しい (゚д゚)ウマー!・・・のですが、
前に食べた「かぶ」と「ねぎ」のインパクトが強すぎて、
「なしソフト」の印象が薄くなってしまいました (^^;)。
でも、この三種のご当地ソフトのうち、
ふつうの人だったらきっと
興味のある方はぜひ、柏の「道の駅・しょうなん」へ!
(ご当地ソフトは期間限定商品もあるため、
必ずしも今回ご紹介したラインナップがあるとは限りません)
冬の18旅 その2・・・東海道本線・薩埵峠 撮影記 [鉄道旅行記]
一枚で5回分、JR全線の普通・快速列車が一日じゅう乗り放題となる、「青春18きっぷ」 (´艸`*)オットク~♪。今シーズンの私は、1回目を仙台市営地下鉄・東西線の乗り潰しで仙台を往復し ε=┌(=゚∇゚)┘ センダイ!、2回目は前記事でお伝えしたように、当初は長野の大糸線まで遠征しようとしたものの、曇り空という目的地の天気予報を懸念して、結果的には小淵沢(山梨)までの往復となりました ε=┌(=゚∇゚)┘ ヤマナシ!。ということで、手元に残った「18きっぷ」はあと三回分です。そのうちの一回を使うのにちょうど適した距離で、私にはかねてから一度は訪れてみたいと思っていた場所・・・と言うか、名所がありました (・o・*)ホホゥ。それは静岡の由比(ゆい)にある、「薩埵(さった)峠」σ(゚ー゚*)サッタ?。この峠から眺める富士山と駿河(するが)湾の景色は東海道屈指の絶景とも言われ、江戸時代の浮世絵師・歌川広重作の木版画「東海道五十三次」のなかの一作としても描かれています ( ̄。 ̄)ヘー。
歌川広重作の東海道五十三次に描かれた、
薩埵嶺(由井宿)からの富士山と駿河湾。
この絶景を今でも拝むことができる!?
(説明板にあったものを撮影)
現代でも薩埵峠からは広重が見た当時を偲ばせるような絶景が眺められ、しかも眼下には東海道本線の線路も見下ろせることから、今では鉄道写真の撮影地としても知られている名所です (・o・*)ホホゥ。この薩埵峠を私は「18きっぷ」三回目の目的地として選びました m9(`・ω・´)ケテイ!。富士山が見えなきゃ意味がない薩埵峠からの景色ですが、前日に調べた静岡県の天気予報は「晴れ」(゚∀゚)オッ!!。ここ数日の関東・東海地方は穏やかな晴天が続いており、この旅の前々日にも私は山梨県側からスッキリとした富士山を撮影していることから【◎】]ω・´)パチッ!(前記事ね)、何の不安も持たずに出撃を決定 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。さあ、初撮影となる念願の薩埵峠、はたして広重の名画のような絶景を私は拝むことができるのでしょうか? (*゚v゚*)ワクワク♪。そして静岡と言えば・・・年末でちょうど帰省中だった「アノお方」へ、もちろん連絡を入れさせていただきました モシモシ~>(´▽`[]ゝ。
12月28日(月)
上野東京ラインから直通してきた、
小田原ゆきの普通列車で旅をスタート。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
ファーストランナーははE233系です。
▲15.12.28 東海道本線 東京
東京駅に入ってきた東海道線の下り普通列車は、高崎線の籠原(かごはら)始発で上野東京ラインを経由してきた小田原ゆき σ(゚・゚*)オダワラ…。上野東京ラインの開業によって東海道線の普通列車は大半が宇都宮線や高崎線との直通運転を行なうようになり、東海道線は東京始発で確実に座れる (´▽`*)ラクチン♪・・・というのは、過去の話になってしまいました (゚ペ)ウーン…(現在、東京始発の東海道線普通列車は、基本的に早朝と夜間の一部列車のみ)。ホントはこのあとの熱海ゆきに乗るつもりだったのですが、小田原ゆきに空席が見えたので、とりあえず座れる列車へと乗車します ε=┌(*´∀`)┘ノッチャエ!。そして小田原でその先へと進む熱海ゆきに乗り継いで、東海道をさらに西へ。車窓から眺める空模様は予報通りの晴天ですが、ちょっと雲が多いのが気になります・・・σ(・ω・`)ウーン…。
小田原で乗り継いだ熱海ゆきは
海側のボックスシートに座れました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
車窓から見る穏やかな相模湾の風景、
晴れてはいるものの、なんだか雲が多いなぁ・・・
σ(・ω・`)ウーン…。
▲15.12.28 東海道本線 早川-根府川(車窓から)
熱海での乗り継ぎの際に見かけた
伊豆急行の2100系「リゾート21」には、
こんなヘッドマークが掲げられていました。
(゚∀゚)オッ!
猫好きの「アノお方」が喜びそうだにゃ。
(=ΦωΦ=)ニャア
▲15.12.28 東海道本線 熱海
その熱海でJRは東日本から東海へと管轄が変わります。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
乗り継いだショートリリーフの沼津ゆきは、
211系と313系の併結編成。
どちらもロングシートですが、
乗り心地のいい313系(手前)のほうを選びます。
▲15.12.28 東海道本線 熱海
熱海からわずか4駅だけ進んだ沼津で、
さらに浜松ゆき(左)へ乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
こちらはオール211系(ロング)の編成でした。
▲15.12.28 東海道本線 沼津
浜松ゆきの列車を降りたのは、
薩埵峠の最寄駅、興津(おきつ)。
(・ω・)トーチャコ
薩埵峠はひとつ手前の由比(ゆい)との間にある峠ですが、
駅は興津のほうが若干近いみたい。
▲15.12.28 東海道本線 興津
東京0623-(東海道1821E)-小田原0747~0748-(729M)-熱海0813~0823-(1425M)-沼津0841~0844-(745M)-興津0921
熱海と沼津で、さらに東海道線の普通列車を乗り継ぎ ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、東京から三時間で薩埵峠の最寄駅、興津(おきつ)に到着 (・ω・)トーチャコ。「18きっぷ」を提示して(・・・って、駅員さんいなかったけど)改札を抜けると、そこには私を満面の笑顔でお出迎えしてくださる方がみえました (=゚∇゚)ノ ヤァ♪。そう、冒頭で触れた「アノお方」こと、拙ブログでお馴染みのソネ鉄仲間で、静岡在住(現在は神奈川に単身赴任中)の「hanamura師匠」です オヒサ(ノ ̄∇ ̄)人( ̄∇ ̄ )ノオヒサ 。私としては、薩埵峠で撮影をしたあとに静岡の市内で帰省中の師匠とお会いして、ちょろっとお茶(お酒?)の一杯でも飲めればいいな~ σ(・∀・`)ドーカナ? なんて思い連絡したところ、なんと師匠はわざわざ「愛車妹BP号」(おクルマ)で興津まで出向かれて、薩埵峠をご案内してくださると言うではありませんか!(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!? このお心遣いには感謝、感激、感動 ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ウレシス・:*:・。・・・な~んて、しらじらしい書き方をしていますが、ホントは「師匠!あした薩埵峠に行こうと思ってます!(=゚ω゚)ノ」ってメールをした時点で、きっと師匠ならばここまで来てくださると思っていた、いやらしい確信犯なんですけれどね Ψ(`▽´)Ψウケケケケ。でも、興津駅から薩埵峠の展望台までは徒歩だと一時間近くもかかるので、おクルマを出していただけるのは本当にありがたいことです m(_ _)mアリガ㌧。挨拶もそこそこにして、さっそく目的地の薩埵峠へと向かうことにしましょう (*・o・)ノ Go!。でも・・・( ̄△ ̄;)エ…?。
興津駅前に停められていた、
hanamura師匠の愛車「愛車妹BP号」!
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
これで一気に薩埵峠まで連れて行っていただきます。
わ~い!嬉しいなぁ♪ (´▽`*)ワ~イ♪
▲15.12.28 東海道本線 興津
クルマで駆けてこっ♪ キャラメル気分でっ♪ はじけるリズムでっ♪ σ(・∀・*)パヒー? 気になるラジオはBBC・・・ではなくNHK。そのラジオ番組のテーマが「駅」ってところがまた、「飲み鉄師弟」にとってはテンションの上がるいい流れじゃないですか (σ´∀`)σイイネ~♪。でも・・・でもね・・・( ̄△ ̄;)エ…?。峠というだけあって急な上り坂が続く道のりを、軽やかに駆け上がる「愛車妹BP号」。徒歩だと一時間もかかるところを、クルマだとわずか15分で薩埵峠の展望台へ到達です バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。やっぱりクルマは便利だねぇ・・・ありがとう師匠、ありがとう「愛車妹BP号」! <(_ _*)> アリガ㌧。 でも・・・でも・・・でもねぇ・・・(;゚ロ゚)ハッ!。
興津駅からクルマで連れてきていただいた、
薩埵峠の展望台。
さあ、この上からはあの広重が描いた名画のような、
絶景が眺められる・・・ハズ!
この階段は「期待への扉(byキンシオ)」です 。
ドキドキ(*゚v゚*)ワクワク♪
・・・が (;゚ロ゚)ハッ!、
富士山、見えませんでした~(T□T)
なんとまぁ、興津は青空が広がって日が差しているのに、富士山はものの見事に雲隠れしていて裾野すらほとんど見えず、その存在がまったくわかりません il||li_| ̄|◯ il||li。よりによって富士山の見えない日に薩埵峠へ来てしまうなんて、何というグダグダっぷりなんだ・・・ (´д`;)トホホ。でも、実は薩埵峠に到達する前から、この状況はもう何となくわかっていました。だって、乗ってきた東海道線の車窓からも、富士山はまったくと言っていいほど見えなかったんですもの (´・ω・`)ショボーン。
小田原の手前、鴨宮(かものみや)付近の車窓・・・orz
沼津の先、東田子の浦付近の車窓・・・orz orz
しかし、私がこの日に自宅の最寄駅を出発したのは、日が昇る前の早朝6時前のこと (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。この時点で天気や富士山の状況はまだわからなかったけれど、「18きっぷ」に使用開始の入鋏スタンプを捺してしまったことから、もう後戻りはできない状況でした σ(・ω・`)ウーン…。それでも実は藤沢付近の車窓からは、かろうじて富士山が山頂まで見えていたんです (゚∀゚)オッ!。そして小田原付近でも(上写真)手前に雲がかかっているものの、山の向こう側は青空が見え、ひょっとすると箱根の山(峠)を越えたらスッキリと見えているかもしれないと言う、淡い期待感がありました σ(・∀・`)ドーカナ?。ただ・・・長い丹那(たんな)トンネルを抜けて三島付近から眺めた富士山は、先ほど(小田原)以上の厚い雲に包まれており Σ(′□`;)ハウッ!、駅のホーム上から富士山がきれいに眺められることで知られる東田子の浦で上写真のような状況 (-"-;*)ミエナイ…。この時点で、もう今日の富士山はダメだということを確信しました (´Д⊂ モウダメポ。師匠からは私が小田原を出たあたりで、「現在、しぞ~か市内から「山岳生命体Mt.FUJI」は確認できません。どうされますか?」とのメールをいただきましたが (=゚ω゚=)ドースル?、「ダメならダメでいいです」という半ば投げやりとも取れるメールで私は返信 (-ε-`)モウ、イイヨ…。師匠、あの時の無礼なメールと、さらには「富士山の見えない薩埵峠」というグダグダな撮影に付き合わせてしまって、スミマセン・・・m(_ _"m)ペコリ。
富士山が見えず落胆する私に師匠は
静岡産のみかんと温かい静岡茶を
差し入れてくださいました (´・∀・)つ◯ ドゾー。
ああ、できることならスッキリとした富士山を仰ぎながら、
いただきたかったところです 旦_(-ω-;)ドモ…。
「ああ、ここ数日の富士山はキレイに見えていたんですけれどね~。今日はダメだなぁ・・・(・∀・`) ダミダコリャ」と師匠。それに対して私も「そう、一昨日に訪れた中央線の小淵沢からは富士山がスッキリと見えていて、「スーパーあずさ」と絡めて撮ったんですよ・・・ σ(・ω・`)トッタノ」と返したところ、生粋のしぞ~か人である師匠の表情が一変! Σ(゚□゚*)ナニッ!!「ええっ!あおたけさん、先に山梨側から富士山を撮ってしまったのですか!? だから静岡側が機嫌を損ねてしまったのですよ! ヽ( )`ε´( )ノ ブーブー!!」と一喝! (||゚Д゚)ヒィィィ! (ちなみにこの一例のやり取りを、独特な表現の師匠のブログから引用すると・・・『A氏は、とんでもないミスを犯していたのだ。ズ・ガビーン!!・・・そのミスとは、「惑星しぞーか」からの観測前に、A氏は「惑星ヤマナシ」から、宇宙山岳生命体Mt.FUJIの観測をしてしまっていたのであった。これは痛恨の失敗である。宇宙山岳生命体Mt.FUJI・・・しかも、スルガ・サイド・フェイスは、ご機嫌が悪いと雲を発生させて、その中に隠れてしまうのだ。「なんで先にヤマナシ・サイドなのよぅ!?」』)。そうか、そうだったのか~ w( ̄□ ̄;)w オオォォ!!。まさか一昨日(前記事)に八ヶ岳が見えないからと言って、富士山バックで中央線の列車を撮ってしまったことが、この日の「富士山が見えない薩埵峠」という状況を招いてしまったとは、まったくもって思いもしませんでした・・・|||||/(=ω=。)\ガーン|||||(あくまでも師匠の説です www)。
案内板によると本来の薩埵峠はこのような感じで
画面左奥にでーんと富士山のお姿が見えるはずでした・・・。
(・ε・`)チェ…
それでも、もうここまで来た以上は何も撮らないで帰るのはもったいないし、富士山は見えずとも天気自体は悪くなくて、線路のあたりはきれいな順光です(だから余計に空しい感じもあるのですが・・・(^^;)ゞポリポリ)。ならばせっかくなので、少し眼下を通過する東海道線の列車を、師匠とともに狙ってみることとしました【◎】]ω・´)パチッ!。
急斜面と海に挟まれた地形から、
かつては交通の難所として知られていた薩埵峠。
現在ではここから日本の大動脈である
東名高速(海側)、国道1号線(真ん中)、
そして東海道本線(山側)が一望できます。
ちょうどやってきた列車は
静岡と甲府の間を結ぶ、特急「ふじかわ」の373系。
▲15.12.28 東海道本線 由比-興津(後追い)
線路へカメラを向けて最初に通過したのは、静岡から東海道・身延(みのぶ)線経由で山梨の甲府まで行く、特急「ふじかわ」(゚∀゚)オッ!。「ふじかわ」は現在この区間を日中に通る唯一の優等列車で、タイミングよく撮れたのはラッキーです (´¬`)ラキー。これで背景に富士山が見えていれば σ(・∀・`)ネー・・・は、もう言いっこ無しで、雲隠れした富士山の部分をカットし、駿河湾を大きく入れたアングルにしてみました【◎】]ω・´)パチッ!。こうやってみれば富士山抜きでも、フツーに海バックのいい俯瞰ポイントじゃないですか (´ω`)ソウ…ネエ…。
今度はタテ位置にし、
線路の奥に海が入るようなアングルで、
普通列車の211系を撮ってみました。
ここを通る普通列車は211系と313系の二種類です。
展望台でカメラを構えるhanamura師匠。
(^_[◎]oパチリ
アタマのほっかむりはご自宅の大掃除を抜け出してきたから
・・・ではなく、防寒対策。
この日の薩埵峠は晴れているものの風が冷たくて、
列車を待っていると、とくに耳が痛くなるんです。
彡{{{+ω+;}}}彡ヒューヒュー
しかし、この雄大な俯瞰ポイントを日中に通る定期旅客列車は、特急も普通も3両編成か、長くてもせいぜい5~6両編成程度なのがちょっと残念なところ (・ε・`)ミジカイ…。「長い貨物列車でも来たら、いい絵になるんだけどな~。通らないかな~ σ(・∀・`)コナイカナ~」とは、師匠のお言葉。うっ、貨物列車に疎い私がその時刻を調べるのは、かなりのハードルの高い難題ですが、いちおう撮り鉄の端くれとして、ためしにスマホで検索をしてみます []o(・_・;)ドーダロ…。すると、沼津を10時02分発で静岡貨物ターミナルに10時50分着の5073レという列車が、とあるHPに掲載されているのを発見 (゚o゚*)オッ!。その情報は数年前のものなのですが、はたして今も変わらない時刻でやってきてくれるのでしょうか? しかも今日は休み明けの月曜日なので、運転されているかどうかも不安なところ σ(・ω・`)ウーン…。師匠には自信なさげに「来る・・・かもしれない」という曖昧なお答えをして、待つことしばし ク-ル…(゚∀゚;)キットクル…。やがて眼下の線路上に現れたのは・・・(*゚0゚)ハッ!!
冬晴れの駿河湾沿いを悠々と走り行く、
EF210牽引のコンテナ貨物。
東海道本線は貨物列車の大動脈でもあります。
▲15.12.28 東海道本線 由比-興津
モモタロー、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!
HPに掲載されていた時刻通りにやってきたのは、その力強さと岡山に新製配置されたことから「ECO-POWER 桃太郎」の愛称が付けられた、EF210形電気機関車が牽引するコンテナ貨物 (´▽`*)モモタロージャーン♪。残念ながら月曜ということもあってか、コンテナの積載量はスッカスカでしたが、それでもここで貨物列車が撮れたことは嬉しい収穫だし (´¬`)ラキー、師匠の前でなんとか撮り鉄としての面目も保てました(笑)ε-(´∀`;)ホッ。このあとはもう普通列車くらいしか来ず、「富士山の見えない薩埵峠」に長居していてもしゃーないので、これにて撤収です (* ̄o ̄)シューリョー。薩埵峠はまた、富士山の見える日にリベンジしなくちゃだなぁ・・・(・ε・`)シャーナイネ。再び「愛車妹BP号」へ乗せていただき、薩埵峠をあとにします。師匠のアテンドで次に向かったのは、清水市内・・・もとい、静岡市清水区内にあるこの名所。
立派な総門が出迎えてくれるのは、
清水にある名刹「清見寺(せいけんじ)」。
σ(゚・゚*)オテラ?
総門に掲げられている『東海名區』の扁額は
朝鮮人の通信士、錦谷居士の筆によるもので、
清見寺は朝鮮通信使遺跡として
国の史跡に指定されています。
( ̄。 ̄)ヘー
先ほど私が下車した興津駅近くにある名刹「清見寺(せいけんじ)」は、寺伝によると奈良時代の創建と伝えられ、鎌倉時代に禅寺として復興し、足利尊氏や今川義元の帰依を受けて繁栄したという、歴史の長い由緒あるお寺です (・o・*)ホホゥ。でも師匠、お寺に連れてきたということは、ここからは鉄分無しにフツーの名所巡りなの?σ(゚・゚*)ンー・・・かと思いきや、実はこの清見寺さんの境内は一風変わっていて、なんと国道に面した総門と山側にある本堂の間に、東海道本線の線路が横切っているのです w(*゚o゚*)wオオー!!。
上写真の山門をくぐり抜けると、
そこに広がっているのはこんな情景。
お寺をかすめるように
東海道線の列車が行き交います。
(゚∀゚*)オオッ!!
▲15.12.28 東海道本線 興津-清水(後追い)
これは元々この地に古くからある清見寺が、東海道本線を敷設する際に地元住民が熱望していた興津駅を設置することとの交換条件として、境内の一部を鉄道敷地として差し出した(召し上げられた?)という経緯によるものらしい ( ̄。 ̄)ヘー。ここではお寺をバックにして走る東海道線と言う、なかなか趣のある絵が撮れました (^_[◎]oパチリ。さすが師匠、素晴らしい鉄スポットのチョイスです ъ(゚Д゚)グッジョブ!!。
こちらは慶安四年(1651年)に建築された山門。
設計は左甚五郎の弟子で、釘を一本も使ってないのが、
この山門の特徴なのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。
落ち着いた雰囲気の清見寺境内。
(´ー`)マターリ
左に見える大方丈は文政八年(1825年)の改築で、
内陣には十一面観世音菩薩の坐像を泰安。
正面に琉球王子筆の「永世孝亨」の額が、
両脇の壁面には朝鮮通信使の詩文が掲げられています。
また西の間の奥には家康が学んだ、
「手習いの間」の遺搆が保存されています。
ちなみにhanamura師匠の目に留ったのは (゚∀゚)オッ!、
その大方丈の前にある、
家康が接ぎ木したという梅の木「臥龍梅(がりゅうばい)」。
この名を取った清水の地酒があるのだそうです(笑)。
(´∀`;)ナルヘソ
そして東海道線の列車からも見える
清見寺のシンボルと言えば、この立派な鐘楼。
文久三年(1863年)の改築で、
麓鐘は正和三年(1314年)の鋳造。
天正十八年(1590年)豊臣秀吉公伊豆韮山城攻伐の際、
陣中において使用したと云われています。
(・o・*)ホホゥ
興津を出た東海道線の下り列車は、
進行方向右手に清見寺の鐘楼を眺めながら、
清水、静岡方面へと向かいます。
▲15.12.28 東海道本線 興津-清水
さらに、お庭の奥に立ち並ぶのは、
江戸時代中期に仏教の興隆を祈って彫刻された
釈迦如来の御弟子の石像、五百羅漢石像。
それぞれの表情に味があって癒され、
一体一体を眺めていると飽きません (´∀`)イイネ。
でも、お寺の脇の踏切が鳴ると、
急いで線路際へ・・・ε=┌(;゚д゚)┘キタッ!。
境内から通過列車を眺めます(笑)。
(^_[◎]oパチリ
ホントは薩埵峠で午前中いっぱいくらいは撮影するつもりだったのですが、富士山がまったく見えずに予定が狂ってしまた今旅 σ(・ω・`)ウーン…。もしも私ひとりならばテンションだだ落ちで、もう興津か清水の駅前でヤケ酒をあおっていたかもしれません U_(=ω=。)ドヨ~ン。しかし、hanamura師匠はそんな私のために、薩埵峠以外の代替案をいっぱい考えていてくださいました (*`д´)=b ダイジョブ!。師匠がハンドルを握る「愛車妹BP号」は、清見寺をあとにすると清水の街中を抜け、やがて静岡のローカル私鉄・静岡鉄道の線路に沿って走るようになります (゚∀゚)オッ!。どうやら次なる目的はこの静鉄のようです。
「右手に見えますのが、
静鉄の新清水駅でございま~す♪ ヽ(´▽`*)」。
▲15.12.28 静岡鉄道静岡清水線 新清水
(車窓・・・から?)
静鉄こと静岡鉄道・静岡清水線は、静岡市葵区の新静岡と同市清水区の新清水の間を結ぶ、全長11.0キロのローカル私鉄(中小私鉄)です (・o・*)ホホゥ。東海道本線の静岡~清水とはほぼ並行して線路が敷かれており、東海道線が停まらない地域を補足するような形で静鉄の駅が細かく設置されていますが、両端の起終点はともに東海道線の駅とは離れた位置に存在するのが面白い特徴(新静岡は静岡から徒歩7分ほど、新清水は清水から徒歩10分ほどの距離) ( ̄。 ̄)ヘー。私はこの静鉄を過去に乗り潰し目的での一度だけしか乗ったことがありませんが、静岡人の師匠からすると地域に密着した、地元でお馴染みの電車です (´▽`*) シズテツ~♪。師匠はそんな静鉄沿線にある中間駅のひとつ、長沼(ながぬま)の駅前でクルマを停めました (・ω・)トーチャコ。
続いてやってきたのは、
新静岡と新清水を結ぶ静鉄の中間駅、長沼。
小さな駅ですが、ここには何があるのでしょう?
σ(゚・゚*)ンー…
▲15.12.28 静岡鉄道静岡清水線 長沼
長沼駅にちょうど電車が入ってきました (゚∀゚)オッ!。
静鉄は地方私鉄ながら、日中でも7分間隔という
高頻度ダイヤが組まれているので、
電車はすぐにやってきます。
現在の静鉄で使われているのは、
1973年から85年にかけて製造された、
同鉄道オリジナルのステンレス車、1000形。
同車は広告などのラッピングが施された編成が多く、
この電車はコーラの広告でした。
スカット(・∀・)サワヤカ!
▲15.12.28 静岡鉄道静岡清水線 長沼
静鉄の電車を眺めるのならば、先に通りかかった新清水の駅でもじゅうぶんなのに、あえて長沼という小駅に師匠が私を連れてきた理由・・・σ(゚・゚*)ンー…、それはここに静鉄の車両基地(長沼工場)があるからでした (゚∀゚*)オオッ!!。そして今、静鉄でホットな話題と言えば何といっても、実に同鉄道40年ぶりの導入となる新型車両、「A3000形」に他なりません (☆∀☆)シンガタ!。先日搬入されたばかりで、まだ営業運転に入っていないその新車を、師匠は私に見せたかったのです ε-(°ω°*)ミタイッ!。でも、はたして敷地外(一般道)からでも見えるような位置に、その新車とやらは停まっているのかしらん? 柵越しに車両基地の構内を覗き見してみると・・・(「゚ー゚)ドレドレ。
長沼にある静鉄の車両基地、
その中央にある検修庫内に佇んでいたのは・・・
新型車両のA3000形、第一編成のA3001編成!(右)。
(゚∀゚*)オッ!!
▲15.12.28 静岡鉄道静岡清水線 長沼
(敷地外から撮影)
A3000形、イタ━━━━ヽ(´▽`*)ノ━━━━ッ!!
検修庫内のちょっと見にくい位置だけれど、たしかにブラックフェイスに水色のラインが入った新型車両が確認できました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ここからでは見えない、車両の側面がどうなっているのかなど気になるところではありますが、お顔がチラリと拝めただけでも嬉しい収穫です |∀・)チラッ。静かに佇むその姿をしばらく眺めたのち、続いて師匠がそこから歩いて案内してくださったのは コッチ((( ・∀・)σ、車両基地とは道路を挟んで反対側にある、この施設 (=゚ω゚=;)ンン!?。
長沼の駅前にあり、
静鉄の車両基地とは道路を挟んだ位置にあるのは、
あの「ガンプラの聖地」こと、
「バンダイホビーセンター」さん!
(゚∀゚*)オオッ!!。
よく見るとガラス窓にガンダムのイラストが見えます。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちなみにこの建物の外壁の高さは、
ガンダムの設定上の高さと同じなのだそうですよ。
( ̄。 ̄)ヘー
そこにそびえ立っていたのは、「ガンプラ(ガンダムのプラモデル)」の製造拠点である、「バンダイホビーセンター」さん! w(゚o゚*)w オオー!! そうか、あのザクやドムなどのモビルスーツは、ここで製造されているわけですね! (゚Д゚*)スゲー!!(ん?ちょっと違う?w)。もちろん内部の見学はできませんが、モロにファーストガンダム世代の私としては、当時のブームに乗って何体かのガンプラを組んだことがあり、その工場を外から眺められるだけでも感慨深いものがあります (*´ω`*)シミジミ(ちなみにバンダイホビーセンターさんの工場見学は、事前申し込みによる日時・人数制限制で受けて付けているそうです)。そんなガンプラファクトリーの前に立っていると突然、何やら背後から「マゼラアタック」のような、ガラガラとしたエンジン音が聞こえてくるではありませんか ( ̄△ ̄;)エ…?。え?まさか敵隊の襲来か?? 振り返るとそこには・・・∑(゚ロ゚屮)屮 ヌヲッ!(ここからのキャプションにはしばらく、妄想の世界が含まれます (゚∀゚)アヒャ☆)。
いきなり車両基地の検修庫から出てきたのは、
クレーンの付いた軌道モーターカー!?
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
「hanamura曹長、て、敵のモビルスーツが動きだしました!(゚д゚;) 」
「なにぃ?みんな留置車両ばかりだと思っていたが・・・(;`・д・´)」
モーターカーはそのままこちらに向かってきて、
白昼堂々、踏切を通過!!
「く、来る・・・うああ・・・!(゚д゚;) 」
「当たらなければ、どうということはない!(;`・д・´)」
なんとエンジン音を高らかに響かせて庫内から出てきたのは、クレーンアームを携えた作業用の機動・・・もとい、軌道モーターカー w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。こんな作業車が白昼に堂々と動くことは珍しく(ひょっとして静鉄では日常茶飯事なの?)、作業車好きのhanamura師匠はもう大喜びです ワーイ♪ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ♪。これだけでもじゅうぶんにサプライズな鉄運なのですが、このモーターカーは踏切を往復したのちに分岐器を経て転線すると、その先にいた例の新車と連結!(゚゚;)エッ。そして・・・
転線したモーターカーは新車のA3000形と連結し、
なんと庫内から同車を引き出しはじめました!
Σ(゚□゚(゚□゚*)ナ、ナニーッ!!
「曹長、新型はまだよく動けんようです。やります!(゚д゚;) 」
「まて、我々は偵察が任務なんだぞ!退くんだ!(;`・д・´)」
日の当たる位置まで引き出されたA3000形。
先ほどよりもスッキリと、そのお顔を拝むことができました。
「こ、これが静鉄の新型なのか・・・!(゚д゚;) 」
ウデを伸ばして新型を偵察中の曹長・・・いや師匠。
「お前は撮れるだけの写真を撮って、
危険になったら引き上げろ!(;`・д・´)」
「は、はい!曹長!(゚д゚;) 」
なんとモーターカーは、A3000形を検修庫から屋外へ引き出してくれたではありませんか!(゚〇゚;)マ、マジカ!?。ひょっとしてこれは敷地外から指をくわえて眺めていた、我々へのサービス、サービスぅ!?(あ、違うのが入った)ヾノ・∀・`)チガウ、チガウ。何にしても、初めっから屋外に留置されていたのではなく、突如として目の前で繰り広げられたこの光景に、二人はもう大興奮です!ε-(°ω°*)ムフーッ!ε-(°ω°*)ムフーッ!!。何、この鉄運!!アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ!。結果的にA3000形は架線柱がちょっと邪魔っけな位置に留置されちゃったけれど、引き出してくれたおかげで新車の側面もバッチリと拝むことができました。う~ん、ラッキー (´¬`)ラキー♪
ここまで引き出されたA3000形。
この場所に着いて最初に撮った一枚と見比べると、
その差がよくわかると思います。
(゚∀゚*)オオッ!!
ちなみにこのA3000形、
第一編成のカラーは「クリアブルー」ですが、
最終的には虹をイメージした7色が
出揃う計画となっています。
(´▽`*)レインボー♪
なんだか予想外のサプライズで、思った以上に盛り上がった静鉄車両基地の覗き見学 (*⌒∇⌒*)タノシカッタ♪。興奮しっぱなしだったせいか、だいぶオナカのほうが空いてきました (〃゚_゚〃)グルルルル…。そこで、長沼をあとにして次に師匠の案内で目指すのは、あの「静岡名物」が手軽に食べられるというお食事処 σ(゚ー゚*)メーブツ?。ちなみに我々の食事においてアルコールは欠かすことができないので、いったん「愛車妹BP号」を師匠のご自宅へ戻してからの徒歩移動です ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。
師匠の案内で訪れたのは、
静岡の繁華街の路地裏にひっそりと佇む
こんなシブ~いお店。
一見すると民家かと思っちゃいましたが、
表には味のある看板が出されています。
(≧▽≦)シブイッ!
ガラス戸に貼られた手書きメニューは・・・
「おでん、お肉・玉子 七十円、その他 五十円」
え!?おでん一品が50円!?
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!??
お店のなかに入ると、
四角いおでん鍋が中央にでーんと鎮座しており、
セルフサービスで好きなものを選びます。
チビ太がいたら大喜びですね(笑)
串ヽ(´▽`*)ワ~イ♪
まずは、しぞ~かおでんの定番、
黒はんぺんからいただきましょう。
入ったのは、静岡市民のソウルフード「しぞ~かおでん」が食べられるお店 (゚∀゚*)オオッ!!。観光客向けの小洒落たところではなく、師匠曰く「昔ながらの駄菓子屋スタイル」で、静岡訛のおっかさんが営んでいる、シブ~いお店です (≧▽≦)シブイッ!。さすが地元っ子の師匠ならではのチョイス!ъ(゚Д゚)グッジョブ!!。ヨソ者で訪れる側からすると、こういうディープなお店が嬉しいんですよね~ (´¬`)ウレシス♪。 しかも、我々がとくに鉄ちゃんだということを明かしていないのに、なぜが女将さんのハナシは若い頃に乗ったという清水の市電(静岡鉄道清水市内線・1975年に廃止)のお話に (*´ω`) ノッタノヨ。う~ん、これも鉄運かな?(笑)。
おでんに青のりと出汁粉をふりかけて食べるのが、
しぞ~か流 (゚д゚)ウマー!。
左写真は黒はんぺん、右写真は20円高いお肉で、
左が牛すじ、右が牛モツです。
ビールが★でないけど、OK牧場!
「青春18きっぷ」で旅する私は、帰路やその先の行程を考えると、どうしても滞在時間が短いのがネック (・ε・`)ウーン。できれば、このおでん屋さんでもゆっくりとしたかったところですが、私に残された時間が刻一刻と減ってゆくなかで、師匠はおでん屋さんをそこそこにして切り上げ、さらなる名所を駆け足で案内してくださいました コッチ、コッチ(((*・∀・)σ。次は・・・え? 25階の高級レストラン!? ( ̄△ ̄;)エ?
静岡駅前にある某ビルからの展望。
眼下にはちょうど静岡駅を高速で通過する、
N700系新幹線の「のぞみ」が見られました。
(゚∀゚*)オオッ!!
だいぶ日が傾いてきましたね・・・。
▲15.12.28 東海道新幹線 静岡付近
「ここのエレベーターホールからは新幹線や東海道線が一望できるので、俯瞰撮影好きのあおたけさんをぜひお連れしたかったんです ヽ(´▽`*)」・・・って、師匠はどこまでいい人なんだぁ~!もう、ホントに感激しまくりです ・:*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。。「なんならエレベーターホールではなく、ちゃんとレストランに入って、ちょっとお高いビール(笑)でも一杯飲みますか? (゚∀゚*)ノム?」とも言ってくださったのですが、残念ながらそろそろ私のタイムリミットが近づいてきてしまいました イヤ、(・д・`)ソロソロ…。でも、私としても名残惜しいし、もうちょっと飲みたいところではあります σ(・∀・`)ウーン。そこで今度は私のほうからお誘いして、最後にこんな場所で一杯・・・コッチ(((*・∀・)σ。
缶ビールとサンドイッチ、
そして黒はんぺんフライなんぞを買い込み、
静岡駅のホーム端で乾杯!
イエ~♪(〃゚∇゚)ノ口☆口ヽ(゚∇゚*) カンパーイ♪
静岡地区の東海道線は列車によって
トイレが付いていない編成もあるので、
これから長距離移動が待っている私は
ショート缶です・・・。
私は「18きっぷ」、師匠は入場券を買って改札を通り、ホームのベンチでプチ宴会! イエ~♪(〃゚∇゚)ノ口☆口ヽ(゚∇゚*) カンパーイ♪。これならば私が乗る列車の発車時刻ギリギリまで飲んでいられます (´ω`*)ナルヘソ。ちなみに静岡駅は、もともと長い編成の長距離列車が発着していた名残りで、現在の短い列車に対してホームが無駄に長いため、端っこのほうのベンチならば飲んでいても他の利用者に白い目で見られるようなことはありません ε-(´∀`;)ホッ。これぞまさに飲み鉄らしい忘年会場と言えるのではないでしょうか (゚∀゚)アヒャ☆。
薩埵峠からの富士山という絶景を求めてやってきた静岡。しかし今回は富士山のご機嫌がナナメでお姿を拝むことができず、前回の八ヶ岳に続いて、またしてもしょっぱい結果となってしまいました (´・ω・`)ショボーン。しかし、hanamura師匠のツボを得た素晴らしいアテンドによって、薩埵峠でのモヤモヤ感をすっかり忘れてしまうような、とっても楽しい静岡巡りができました ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。師匠にはあらためて感謝の言葉を申し上げます。本当にありがとうございました <(_ _*)> アリガ㌧ゴザイマスタ。薩埵峠をリベンジする際には、またお声をおかけいたします(笑)。
私の乗る列車がホームへ入ってきたところで、
宴会はお開きです。
(・∀・`)オヒラキ…。
車両は危惧していた通り、
編成中にトイレが一カ所もない、
211系5000番台+6000番台の5両編成でした。
私は駅のお手洗いで用を済ませてから乗り込みます
(私がお手洗いへ行っている間に、
師匠は乗車列に並んでいてくださいました!)。
▲15.12.28 東海道本線 静岡
楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、まもなく私が乗る予定の列車が入線し、宴会はお開きに (・∀・`)オヒラキ…。ホームで手を振る師匠に見送られて、私は静岡をあとにするのでした サイナラ…(´;ω;)ノ~~~・・・って、あれ?浜松ゆき!? 東京方面とは逆の下り列車じゃん!Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。ああ、乗り間違えた~・・・のか? (:D)| ̄|_
次回へ・・・続く!?
(今記事のどこかに、わかるヒトにしかわからない、このあとの行程のちょっとしたヒントが・・・!?)
冬の18旅 その1・・・中央線189系団臨 撮影記 [鉄道旅行記]
年末年始は一週間ほどの休みが取れました (´▽`*) ワ~イ♪。年越しの慌ただしい時期ではありますが、ちょっとはどこかへ鉄道旅に出かけたいところ σ(゚・゚*)ンー。そして私の手元には、先日の仙台地下鉄・東西線の乗り潰しで仙台を往復するために購入した「青春18きっぷ」が、あと4回分も残っています(青春18きっぷは一枚で、5回分の使用が可能) (゚∀゚*)オオッ!。ならば、これを使わないテはありません (´ω`*)ソウネ。まず今回は、そのうちの一回分を使ったショートトリップです。
JR全線の普通・快速列車が乗り放題の
「青春18きっぷ」は
一枚の発売額が11,850円で5回分の使用が可能。
今シーズンの有効期限は1月10日までです
(発売は12/31で終了)。
仙台の往復で一回使った私は、
あと四回分が残っています。
「18きっぷ」を"無理せず"に使って行けるような適度な範囲で、なにか個人的に写欲が沸くような列車が走らないかと、鉄道趣味誌の臨時列車情報欄などを眺めていたところ σ(゚・゚*)ンー、私の好きな国鉄特急型の189系(豊田車)がスキー客を乗せた団体臨時列車(団臨)として、都心(神奈川・東京)から中央線を経て大糸線の白馬(長野)まで運転されると言う情報に目が留まりました (゚∀゚)オッ!。いまの時期の大糸線、スッキリとした快晴に恵まれれば、沿線から見える真っ白な北アルプスの山並みがキレイだろうなぁ・・・モーソー (* ̄▽ ̄).。oO ポヤヤ~ン。大糸線ならば都内から「18きっぷ」一回分、つまり日帰りでも往復が可能ですが、運賃的には片道だけで一回分のモト(2,370円)がじゅうぶんに取れる距離なので、なんだったら二回分を使って松本あたりで一泊するのもいいかもしれません ソレ (σ´∀`)σ イイネ~♪。そこで私はいちおう宿泊する用意も携えて、189系が入線する大糸線を目指すことにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。ところが実際は・・・( ̄△ ̄;)エ…?。
12月26日(土)
八王子から普通列車の松本ゆきに乗車。
乗り換え無しで松本まで行けるのはラクなのですが、
車両はロングシートの211系でした (・ε・`)チェ。
▲15.12.26 中央本線 八王子
夜が明けきらぬ早朝 (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…、八王子から乗ったのは普通列車の松本ゆき。学生さんは冬休みに入っている時期だと思われますが、年末の帰省ラッシュにはまだ早く、列車は立ち客がほとんど目立たないくらいの乗車率で、私も余裕で座席を確保できました ε-(´∀`*)ホッ。ただし、乗車した211系はオールロングシート仕様で、コレに松本までの三時間半を揺られるのはちょっとキツいものがありますね・・・σ(・ω・`)ロング…。
勝沼ぶどう郷付近の高台から眺める甲府盆地は
中央線屈指のビューポイント (゚∀゚*)オオッ!!。
穏やかな冬晴れとなったこの日ですが、
山の方にかかる雲がちょっと気になります・・・。
▲15.12.26 中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山(車窓から)
列車が八王子を出てしばらくすると、やがて日の出の時刻を迎えました (つ▽≦)マブシッ!。車窓が明るくなって気になるのは、やはり空模様 σ(゚・゚*)ンー。山間部の大月付近は雲に覆われていたものの、勝沼ぶどう郷付近から眺めた甲府盆地では青空が広がっています (゚∀゚)オッ!。この日、太平洋高気圧に覆われた関東地方はおおむね晴れの予報。でも、私が目指している大糸線は長野県の松本と新潟県の糸魚川(いといがわ)を山沿いに結ぶ路線で(今回の189系が入線するのは途中の白馬まで)、ちょうど太平洋高気圧と日本海低気圧の狭間に位置し、天気を読むのが非常に難しい地域です (゚ペ)ウーン…。前日に調べた天気予報だと大糸線沿線の信濃大町は「晴れ時々曇り、降水確率30%」だったので私は出撃を決めたのですが σ(・∀・`)マアマアカナ…、ためしに今一度、列車に乗りながらスマホで同地の天気をチェックしてみると []o(・_・*)ドレドレ、今日になって「曇り一時雨、降水確率60%」という予報に暗転しているではありませんか Σ(′□`;)ハウッ!。残念ながら期待していた北アルプスなども沿線からはまったく臨めないようです (´・ω・`)ショボーン。こうなると私のテンションは一気にだだ落ち・・・(_ _lll)ドヨーン。曇り空で山が見えないと分かっているのに、はるばる大糸線まで行く必要があるのだろうか?それならばまだ、晴れている甲府付近で189系を撮影した方が賢明なのではなかろうか?そんな考えが私のなかで強くなってきました "o(-"-;*) ウゥム…。さらにこの時点でSNSの目撃情報板により、今回のターゲットとなる団臨に使われる189系の編成が判明。三編成三色ある189系豊田車のうち、個人的に期待していたのはもちろん国鉄特急色(M51編成)でしたが、実際にその運用に就いたのは「グレードアップあずさ色」(M52編成)だとのこと ( ̄  ̄ )M52カ…。大糸線沿線は曇り、車両も大本命の国鉄色では無かった・・・σ(・ω・`)ウーン…それらの結果を受けて、私は急きょ予定を変更。松本ゆきを終点まで乗らずに、甲府から四つ目の新府(しんぷ)で列車を降りました ε=(=゚ω゚)ノ オリマツ!。
終点まで乗る予定だった松本ゆきを、
途中の新府で下車して見送ります。
これでよかった・・・のかな?
σ(・ω・`)ウーン…
▲15.12.26 中央本線 新府
八王子0635-(中央429M)-新府0832
もうすでに何度かご紹介していますが、
新府は上下線のホームが改札内で繋がっておらず、
一般道からそれぞれのホームに
階段が備え付けられています。
こちらは下車した下り線ホーム側。
▲15.12.26 中央本線 新府
私がこの新府で下車するのは、記憶にも新しい三ヶ月前の9月以来のこと 。その時の私の狙いは、やはり今回のターゲットと同じ189系で運転されていた臨時特急「甲信エクスプレス」を、新府駅からほど近い八ヶ岳が一望できる丘の上から撮ることだったのですが、当日の八ヶ岳は雲に包まれていて山容がほとんど見えず、仕方なく「甲信エクスプレス」の撮影は新府のホームでお茶を濁した形となりました (・ε・`)シャーナイネ。そこで今回は、大糸線での北アルプスバックは諦めたものの、せめて八ヶ岳バックの189系はリベンジしたいと思ったのです (`・ω・´)-3 リベンジ!。今日の新府はほぼ快晴で、これならばきっと八ヶ岳もスッキリと・・・(゚∀゚*)オオッ!!
新府の駅前から続く坂道を登り切ると
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、
そこからは八ヶ岳の山並みが一望できるハズ。
この坂道は「期待への扉(byキンシオ)」です 。
ドキドキ(*゚v゚*)ワクワク♪
そしてたどり着いた丘の上からは、
雄大な八ヶ岳が・・・(;゚ロ゚)ハッ
・・・見えませんでした il||li_| ̄|◯ il||li。
こんなにいいお天気なのに、八ヶ岳には雲がまとわりついていて、その姿がほとんど見えないではありませんか il||li(つд-。)ドボジデil||li 。三ヶ月前のリベンジを果たそうとしたのに、これでは返り討ちにあったようなものです (´д`;)トホホ。「18きっぷ」一回分を損したかなぁ・・・ (´・ω・`)ショボーン。それでも、もう一度列車に乗り直してほかの撮影地へと移動している時間的な余裕はなく、テンションが上がらないままにここでカメラを構えます (・ε・`)シャーナイネ。
まずやってきたのは中央東線のエース、
E351系「スーパーあずさ」。
ちなみに手前に広がっているのは一面の桃畑で、
今はまだ枯れ木ですが、
春になると桃の花が鮮やかに彩ります。
▲15.12.26 中央本線 穴山-新府
せっかくここまで来たからには撮影するけれど、山が見えない山バックほど撮っていて空しいものはありません ε-(-ω-;)フゥ…。後継となるE353系への置き換えが迫っているE351系の「スーパーあずさ」も、機会があればキッチリと記録しておこうと思っていますが、この情景ではあまり意味のないものになりそうです ( ̄д ̄;)ナンダカナァ…。そんな雲隠れした八ヶ岳を苦々しく眺めていると、やがて上り線に現れたのはこの列車 (゚o゚*)オッ!。
雲に包まれた八ヶ岳を背にして
桃畑を走りゆく、189系「あさま色」。
同車は北陸新幹線開業後も生き残った、
長野に所属する最後の189系です。
189系「あさま色」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
これが狙いの団体臨時列車・・・ではなく、この列車は前夜発で新宿と白馬の間に夜行で運転された「ムーンライト信州」の回送で、同じ189系でもこちらは長野の「あさま色」(N102編成)が使用されています 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。実はお目当てとなる下りの189系団臨(グレードアップあずさ色)と、この上りの「ムーンライト信州」回送列車(あさま色)の通過時刻は新府付近で近接しており、わずか30分の間に二本の色違い189系が撮れるという効率の良さもあって (゚∀゚*)オオッ!!、私は大糸線の代替え撮影地にこの新府を選んだのです (´ω`)ナルヘソ。これで背景の八ヶ岳がスッキリと見えていれば、グッジョブ ъ(゚Д゚) なスケジューリングだったのになぁ・・・σ(・∀・`)ザンネン。そんな「あさま色」の回送列車が通過した30分後、今度は逆方向から白い189系が姿を見せました ε-(°ω°*)キタッ!。
白馬を目指して中央本線を西下する
189系の団体臨時列車。
白い「グレードアップあずさ色」189系は
冬枯れの風景にも鮮やかに映えます。
▲15.12.26 中央本線 穴山-新府(後追い)
189系団臨が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
高原を走り行く「グレードアップあずさ色」の189系は、まるでJR発足直後の特急「あずさ」を彷彿とさせるような情景です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。・・・が、やっぱり山の見えない山バックは空しい。しかも列車自体はバリ順の好条件なだけに、なおさら切ない ε-(-ω-;)フゥ…。撮影開始の時よりは若干雲が流れて、手前にそびえる三ツ頭の山頂くらいはかろうじて見えてきましたが、主峰の赤岳などはその存在すらわからないような状態です (「 ̄  ̄)ミエナイ…。八ヶ岳バックの189系は、またまたリベンジに来なくちゃだなぁ・・・(・ε・`)チェ。まさに今日の八ヶ岳のようなモヤモヤした気持ちのまま、189系の撮影は終了です (≡"≡;*)モヤモヤ…。でも時刻はまだ10時過ぎ、これでもう帰っちゃうのはもったいない σ(゚・゚*)ンー。ふと八ヶ岳とは逆方向に首を振ると、丘の上からは富士山がきれいに見えています (゚o゚*)オッ!。ならばもう八ヶ岳には見切りをつけて、今度は富士山をバックにして列車が撮れるポイントへと移動することにしました イドウ...((((o* ̄-)o。新府から再び下り列車へと乗り込みます。
桃畑の丘の上から東の方向を臨むと、
そこには雄大な富士山のお姿が・・・(゚∀゚)オッ!。
少し雲がまとわりついているけれど、
八ヶ岳よりは眺望が期待できるかな?
σ(゚・゚*)ドーダロ
新府に入って来た211系の普通列車。
パッと見の外観だと見分けがつきませんが、
今度の編成はロングシートではなく、
セミクロスシート(ボックス席)仕様でした (゚∀゚)オッ!。
ちょっとしか乗らないけどね・・・。
▲15.12.26 中央本線 新府
新府から四駅目の小淵沢で下車。
なんだか最近この駅によく来ている気がします。
(´ω`)ソーダネ
▲15.12.26 中央本線 小淵沢
新府1042-(中央529M)-小淵沢1104
私が次に下車したのは小海線との接続駅である小淵沢(こぶちざわ)(・ω・)ト-チャコ。今年(2015年)は個人的に小海線を撮る機会が多かった(・・・って言っても、7月と9月の二回だけれど)こともあり、最近ちょくちょく訪れている同駅。でも今回の目的は小海線ではなく中央線の撮影地です (・o・*)ホホゥ。高原の寒風に吹かれながら線路に沿って歩くこと30分 彡(+ω+;))))彡ヒューヒュー、私がやって来たのは「三峰の丘(さんぽうのおか)」の名がついた休憩所のようなところ (゚ー゚*)サンポー?。
駅から撮影地へと向かう道すがらに見た
デジタル寒暖計が示した気温は6℃。
暖冬と言えども、やはり高原の風は冷たく、
体感温度はさらに低く感じました。
{{{(>_<)}}}サブッ!
小淵沢駅から東へ歩いて30分
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、
目的地の「三峰の丘」へやってきました。
休憩所のようなこの場所には
屋外にテーブルとイスが設置されていて、
柵の向こうには富士山の姿が見えます。
三峰の丘は条件が良ければ東に富士山、南に南アルプスの北岳、西に北アルプスの奥穂高岳という、日本の三大巨峰が一望できることから名付けられたもので、そのなかでも富士山は中央線の列車と一緒に写し込むことができる有名な鉄道撮影ポイントです ( ̄。 ̄)ヘー。残念ながら今日は北岳も穂高岳も雲隠れしていてその姿は拝めないけれど (・ε・`)ザンネン、富士山は先ほどの新府で見たとき以上にクッキリとその姿を見せています (゚∀゚*)オオッ!!。もう189系は通過しちゃったけれど、ここでは後継車両・E353系への置き換えが決まっている、E351系の「スーパーあずさ」をメインに狙ってみることにしました。引退がウワサされるこういう車両は、なるべく撮れるときに撮っておいたほうがいい (´ω`)ソーダネ。そして時刻表を確認すると実は次の通過列車が「スーパーあずさ11号」で、タイミングがいいのか悪いのかわかりませんが、いきなりのぶっつけ本番です Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。カメラを構えてアングルを調整すると、すぐに通過を知らせる踏切が鳴りだしました ε-(°ω°*)キタッ!。
振り子形の特徴を活かし、
車体を傾かせてカーブを横切る
E351系「スーパーあずさ」。
その向こうには雄大な富士山の姿がありました。
▲15.12.26 中央本線 長坂-小淵沢
富士山バックで「スーパーあずさ」が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
・・・が、う~ん、なんだか先頭車の側面に落ちた架線柱とビームの影が、ちょっとウザいなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。光線状態的に列車の顔へ日が当たらないのはわかっていましたが、側面の影がこんなにもゴチャゴチャしちゃうのは予想外でした (´д`;)アウ…。時間帯がちょっと悪かったかな? どうも今日はクリーンヒットが出ませんね・・・"o(-"-;*) ウゥム…。次に通過する下りの「スーパーあずさ」は二時間後の「15号」。二時間もあれば少しは影の形がマシになるかもしれません σ(゚・゚*)ドーダロ。吹き付ける風が冷たくて待ち時間がツラいけど {{{(>_<;)}}}サブイッ!、やっぱり一本くらいはヒットを打ちたくて、このまま延長戦に突入です (`・ω・´)-3 フンス!。
三峰の丘の南側に連なる南アルプス。
甲斐駒ケ岳は見えますが、北岳は雲隠れで見えず…。
(ここからの北岳は、見えたとしても山頂の先っぽだけだけれど)。
こちらは北側に連なる八ヶ岳。
先ほどと変わらず雲がまとわりついています。
今日の八ヶ岳さんはご機嫌ナナメ・・・
( ̄ヘ ̄ )彡プイッ。
長年活躍した115系が秋に引退し、
現在このあたりの普通列車はすべて211系。
ちょっと趣味的な面白さが減ってしまいました。
σ(・ω・`)ウーン…
ここを通過する定期の特急列車は二種類。
先ほどのE351系「スーパーあずさ」と、
このE257系「あずさ」です。
新型のE353系が運転を開始すると、
このE257系にも変動があるのでしょうか・・・?
見晴らしのいい休憩所といっても、ここは国道や県道沿いにあるわけではないため、立ち寄るクルマなどはいっさいなく、さらには私のような撮り鉄目的の同業者さんも現れない (・ω・)ポツネン。ヒマつぶし相手のスマホは寒さのせいか電池の消耗が激しくて、すぐにレッドゾーンで使えず・・・乂`・д・´)ダメッ!。そんな孤独感が漂うなか、時おり通過する列車に向かってシャッターを切ることで、どうにか気力を保ち続けます【◎】]ω・´)パチッ!。こんな時、何か変わった列車が突然やってくるようなサプライズでもあればテンションも上がるのですが、とくにそんなことはないままに流れた二時間。そろそろ「スーパーあずさ15号」の通過時刻です (´∀`;)ナガカッタ…。
富士を臨む名所に再び姿を現した
E351系「スーパーあずさ」。
近い将来の引退が囁かれるなか、
「スーパー」の名に恥じない俊足で
信濃路を颯爽と駆け抜けます。
富士山バックで「スーパーあずにゃん」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
車体にかかった架線柱の影が完全に取れることはないけれど、先ほど(二時間前ね…^^;)よりはビームの影落ちがないだけ、幾分スッキリとしたように思います (´ω`)ソーネ。そして背景の富士山も時間が経つにつれて少しずつ日がまわるようになってきて、いい感じになりました 。゜+.(o´∀`o)イイカンジ!゜+.゜。これならばホームランとはいかなくとも、まあヒットくらいの及第点にはなったのではないでしょうか ヒットエンド♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノラーン♪。この一枚が残せただけでも「18きっぷ」は無駄にならなかった・・・かな? (^皿^;) ドーダロネ。これで富士山バックの「スーパーあずさ」撮影は終了ですが、駅への帰りがけにもう一カ所だけ、私にはちょっと立ち寄って行きたいところがありました (゚ー゚*)ドコ?。それはこんなところ。
石造りの鳥居越しに見えるのは、
中央線の普通列車211系。
なかなか味のある一枚が撮れました。
(^_[◎]oパチリ
▲15.12.26 中央本線 長坂-小淵沢
富士山バックの撮影地へ行く道すがらで目に留ったこの神社、なんと参道に中央線の線路が横切っていて(お社は奥に見えるトンネルの向こう)、鳥居と列車を面白い具合に絡めることができるのです (゚∀゚*)オオッ!!。行きはまだ光線状態があまり良くなかったのですが、帰りがけのこの時間はちょうどいい感じになっており、まずは211系の普通列車を鳥居のなかに収めて撮ってみました (^_[◎]oパチリ。ここではもう一本、ぜひ特急列車を狙ってみたいところ (・∀・)イイネ!。E351系の「スーパーあずさ」はまた二時間くらい待たないとやってこないのですが、E257系の「あずさ」ならば間もなく通過します (゚∀゚)キタ!。
真っ青な冬空のもとに堂々とそびえる立派な鳥居。
その向こうをE257系の特急「あずさ」が横切ってゆきます。
年明けにはこの参道も地元の参拝客でにぎわうことでしょう。
鳥居越しに「あずさ」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
今度は鳥居のなかに収めるのではなく、画面全体を横切るような形でまとめてみました 【◎】]ω・´)パチッ!。好みによると思いますが、個人的にはこのほうがバランスが良いように思います σ(゚・゚*)ドーダロ。縁起がいいとされる鳥居と列車のコラボ、来年の「お年始ONE-shot」はこれで決まりかな!?(笑)。
撮影を終えて小淵沢駅へ戻ってきました。
「18きっぷ」の私は、帰りももちろん普通列車です。
▲15.12.26 中央本線 小淵沢
当初の計画では大糸線まで遠征し、ひょっとしたら松本で一泊・・・なんて考えて出かけた今旅でしたが、曇りという天気予報を懸念して急きょ予定を変更 m9(`・ω・´)ヘンコー!。しかし山の神様は微笑んでくれず、八ヶ岳バックを狙った189系はなんともしょっぱい結果となってしまいました (´・ω・`)ショボーン。でも、捨てる神あれば拾う神あり。八ヶ岳とは対照的にこの日の富士山は山梨側から一日中スッキリと見え、引退のウワサがあるE351系を富士山バックで記録することができました 【◎】]ω・´)パチッ!。これはこれで大きな収穫だったと思います (´ω`)ソウ…ネエ。それに、お話自体は年末のことですが、拙ブログ新年一発目の撮影記で富士山や神社の鳥居といった縁起物をお見せできたのも良かった気がします(笑)。ちなみに行程的には当初の大糸線計画よりだいぶ短縮されてしまいましたが、都内から小淵沢までの往復でも、ちゃんと(?)「18きっぷ」一回分のモトは取れました (´∀`;)セコイ…。
東京への帰りがけにちょこっと寄り道し、
甲府で途中下車 σ(゚ー゚*)コーフ?。
今や松本までが東京近郊区間に含まれてしまい、
気軽に途中下車できなくなってしまった中央東線ですが、
「18きっぷ」ならば乗り降り自由です。
▲15.12.26 中央本線 甲府
甲府に立ち寄った理由はコレ、
甲州名物の「ほうとう」です (゚∀゚*)オオッ!!。
いつもならば遅い昼食を
小淵沢の駅そばなどで済ませてしまう私ですが、
先日テレビでこのほうとうが紹介されていて
(ケン〇ンショーね ^^;)
久しぶりに食べたくなったんですよね〜 (゚¬゚)ジュルリ。
ほうとうとたくさんの具材が味噌で煮込まれていて、
体があったまります (゚д゚)ウマー!。
ほうとうを食べ終えて甲府駅に戻ると、
乗る予定の普通列車の脇に停まっていたのは・・・
先ほど新府で撮った「グレードアップあずさ色」189系!
(゚∀゚*)オオッ!!
白馬から豊田へと戻す回送列車に、
たまたま遭遇したんですね (´¬`)ラキー♪。
▲15.12.26 中央本線 甲府
小淵沢1512-(中央556M)-甲府1551
甲府1653-(中央558M)-立川1902
それにしても・・・まさかこのとき富士山を撮ったことが、次回の更なる"グダグダ旅"の伏線(?)になろうとは、この時は思いもしませんでした ( ̄△ ̄;)エ…?。
次回へ・・・続く?
☆オマケ★
今回の八ヶ岳が見えない八ヶ岳バック(笑)で撮った、「あさま色」と「グレードアップあずさ色」という二種の189系。ちょっと記事にしそびれちゃってお蔵入りとなっていましたが、昨年11月に行なわれた中央線・豊田車両センターの一般公開では、この二種の189系が並べられて展示されました (゚∀゚*)オオッ!!。ここではその様子をほかの展示車両と会わせて、ちょっとご紹介したいと思います。
189系豊田車「グレードアップあずさ色(M52)」(左)と、
189系長野車「あさま色(N102)」。
それぞれに特急で活躍していた頃の絵幕が掲げられました
(189系「あずさ」は現在も臨時列車として運行)。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲15.11.7 中央本線 豊田車両センター
189系のほかに注目を集めたのは、
山手線から総武線(中央・総武緩行線)へ転属してきた
E231系500番台、A520編成(右手前)。
転属から一年が経って、だいぶ見慣れて来たでしょうか?
▲15.11.7 中央本線 豊田車両センター
快速「ぶらり高尾散策号」に使われた、
元「スーパーひたち」の651系(勝田車)もゲスト展示され、
「あずさ・かいじ」用のE257系との並びも見られました。
▲15.11.7 中央本線 豊田車両センター
そして豊田の公開で忘れてならないのが、
先頭車一両だけが保存されている、
元・中央快速線用の201系、クハ201-1。
(=゚∇゚)ノ オヒサ!
今年も撮影に行列ができるほどの人気ぶりでした。
▲15.11.7 中央本線 豊田車両センター
ONE-shot 201 恭賀新年 [PICK UP ONE-shot]
PICK UP ONE-shot 201 恭賀新年
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
平成二十八年元旦 あおたけ
2016年の「お年始 ONE-shot」は、
今や国鉄特急型の貴重な生き残り、
秋田に所属する583系(N1・N2編成)です
(写真は仙台所属時代)。
昨年は北陸新幹線開業のあおりを受けるような形で
細々と残されていた国鉄特急型の運用が激減、消滅
(新潟の485系や長野の189系など)、
さらには経年劣化による老朽化なども理由に
(九州の485系や山陰・紀勢の381系など)、
多くの同型が引退、廃車となってしまい、
近年まれに見る国鉄型大打撃の年でした。
(´・ω・`)ショボーン
そんななか、昨年の秋頃から工場へ入場し、
その動向が気になっていた秋田の583系は、
どうやら無事に検査を通り、
今年早々には復帰する見込みだそうで (゚∀゚*)オオッ!!、
しばらくお預けとなっていたその勇姿が再び拝めるのは
国鉄特急型ファンとして嬉しい限りです。
ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
もちろん国鉄特急型以外にも、
撮りたい列車 (^_[◎]oパチリ、
乗りたい路線 ((・∀・*))ゝガタンゴトン、
食べたい駅弁 ≠( ̄~ ̄ )モグモグ
飲みたいお酒 ∪ヽ(>∀<*)クゥーッ!!
・・・などが、全国には山ほどあります。
そんな鉄道趣味の世界に今年もこの拙いブログを通して、
お付き合いいただけたらと思っています。
m9(`・ω・´)シュパーツ!
06.7.15 仙山線 西仙台ハイランド(臨)- 作並
(撮影当時)