SSブログ

ハピラインふくい・・・開業初日 乗車記 [鉄道乗車記]

1000.jpg
2024.03.16 ハピラインふくい
桜色の電車で再出発!
ハピラインふくい線 乗車記
 
 
前回からの続きです。

3月16日にJRの各社(および一部の私鉄、民鉄各社)では“ダイヤ改正”が行われ、これまで首都圏と金沢のあいだを結んでいた北陸新幹線が、新たに福井県の敦賀(つるが)まで延伸開業!(*゚▽゚)/゚・:*【祝 シソカソセソ】*:・゚\(゚▽゚*)
その初日に私はさっそく、記念すべき“一番列車”の「かがやき501号」・・・は指定券を取ることができずに見送り、“二番目”となる「かがやき503号」の敦賀ゆきに東京から乗車します ニバンジャ(#`・д・)っダメデスカ!?。
既存区間の東京〜金沢を経てから、このたび新たに延伸された金沢より先の区間へ足を踏み入れると、鉄道路線全線完乗(完全乗車)を目指す“乗り鉄”としては興奮で気分が一気に高揚 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。とくに新幹線の窓越しに確認した「福井」の駅名標には、ついに北陸新幹線もここまで来たかと感慨深いものがあります (´ー`)シミジミ。初めて見るその車窓風景を食い入るように眺めて存分に堪能し、およそ3時間かけて終点の敦賀までやってきました (・ω・)トーチャコ。


0043.jpg
北陸新幹線の開業日を迎えて
“0日”となった
敦賀駅のカウントダウンボード。
そこには敦賀港や赤レンガ倉庫
気比(けひ)神社など
敦賀の名所がデザインされています。
(゚ー゚*)ツルガ


福井県のほぼ中央に位置する敦賀市は、日本海の敦賀湾に面した港町で、古くから昆布やかまぼこなどの水産加工業で発展。また日本と大陸をむすぶ貿易港として栄えた歴史を持ち、明治から昭和初期にかけては鉄路と航路をつなぐ国際列車(欧亜国際連絡列車)の中継地としてもにぎわいました (・o・*)ホホゥ。市内にはその面影を色濃く残した名所や旧跡が多く残されており、とくに鉄ちゃんとしては旧・敦賀港駅の駅舎を活用した「敦賀鉄道資料館」などに興味が惹かれるところ (・∀・)イイネ
・・・なのですが (´・ω`・)エッ?、今旅の私は本日に延伸開業した北陸新幹線と、それに伴って大きな変化が生じた在来線の乗車に重点を置いた行程を組んでおり、残念ながら敦賀の街を散策する余裕がありません (´〜`)ウーン。仮に少しばかりの時間が作れても駆け足で巡ることになってしまいそうなので、それならば当地へはまた改めてじっくり訪れることにしようと割り切りました (-`ω´-*)ウム。もし拙ブログに敦賀の観光地めぐりを期待されていた方がおられましたらスミマセン 人( ̄ω ̄;)スマヌ。


1002.jpg
新幹線の開業初日に
多くの人で賑わう敦賀駅の構内。
ん?“はぴらいん”?
σ(゚ー゚*)ハピ?
▲24.3.16 北陸本線 敦賀


そんなワケで今旅での敦賀は新幹線から在来線への単なる“乗り換え駅”といった扱いなのですが ノリカエ…((((o* ̄-)o、私は乗車券を東京(都区内)からここ敦賀までのものしか持っていないため、次に乗る路線のぶんを当駅で買わなければなりません σ(゚・゚*)ンー…。それならば線内の乗り降りが自由にできて価格的にもおトクな“フリーきっぷ”(一日乗車券)を購入しようと思い、販売している窓口のほうに向かってみたところ・・・(=゚ω゚=*)ンン!?、そこには私と同様に乗車券などを求める多くの人たちで、なんとも長〜い行列ができているではありませんか ( ̄△ ̄;)エッ…。


1003.jpg
一日乗車券を買うには・・・
先が見えないほど長い行列に
並ばなくてはならない!?
(´д`;)人大杉…


どうやら一日乗車券のほか、きょうの日付が入った記念の入場券、さらには定期券なども、たった一カ所しかない窓口で対応しているらしく、これは私が買えるまでにどれくらい時間がかかるのか見当がつかないような状況(最低でも一時間はかかりそう・・・)(´д`;)アウ…。できれば今から20分後の列車に乗りたいところなので、もう一日乗車券は諦めてふつうの乗車券(きっぷ)を買おうと自動券売機のほうに移動してみますが コッチ…((((o* ̄-)o、そこもまた窓口ほどではないものの行列ができており、あと20分できっぷが買えるかどうかビミョーなところ (-"-;*)ウググ。時間的に焦りを感じるなかで最後尾に並ぶと (´・д・`;)ハラハラ…、列を整理していた係員の方が「自動改札ではICOCAやSuicaなど(のIC乗車券)が使えますので、チャージ済みの方はそちらもご利用くださーい! >θ( ̄0 ̄*)」と案内の声を張り上げています。あ、なーんだ“Suica”が使えるのね (; ̄▽ ̄)ア…。きょうという記念の日の日付が入ったきっぷを手にできないのはちょっと惜しいけど、時間を考えたらここは致し方あるまい (・ε・`)シャーナイ。私は券売機の行列から外れると、手持ちのICカードを“ピピッ”っと改札機にタッチして入場 ...(((*・ω・)つ[西瓜] ピッ。
なんとか無事に間に合ってホームへ上がると、まもなく列車がやってきました ε-(´∀`;)ホッ。


1004.jpg
たくさんの人が待つなか
敦賀の在来線ホームに入ってきたのは
車体にピンク色の帯を巻いた電車。
(*’∀’*)ピンク♡
ちなみに当駅のホームは
近江塩津、米原方面の北陸本線や
小浜線が発着する
JR西日本が引き続き管理するため
駅名標のスタイルはそのままです。
▲24.3.16 北陸本線 敦賀


ハピライン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
1882年(明治15年)の開業から140年以上の長い歴史をもち、北陸本線の主要駅としてこれまでに数々の”名列車”と呼ばれる長距離列車や優等列車が行き交ってきた敦賀の構内へ、新風を吹き込むかのように颯爽と現れたのは鮮やかなピンク色の帯が印象的な二両編成の短い電車 (=゚ω゚=*)ンン!?。
これが次に私が乗る「ハピラインふくい(線)」です (o ̄∇ ̄o)ハピライン。


1005.jpg
ハピラインふくいの車両はもともと
北陸本線の普通列車に使われていて
三セク移管の際にJR西日本から譲渡された
交直両用型の521系。
ワンマン仕様の二両編成です。
▲24.3.16 北陸本線 敦賀


ハピラインふくいは北陸新幹線の金沢〜敦賀の延伸開業にともない、JR西日本から経営を分離された旧・北陸本線の福井県内にあたる路線区間(いわゆる並行在来線)を継承し、ここ敦賀を起点に福井を経て、石川県との県境を越えたところに位置する大聖寺(だいしょうじ)までの間(84.3キロ)の運営を受け持つこととなった、福井県の第三セクター鉄道(三セク鉄道)(・o・*)ホホゥ。
一般公募により決定した社名の由来は、「福井県の“福”を表す“ハピネス”(しあわせ)に、鉄道を表す“ライン(線)”を掛け合わせたものであり、“ひと”と“まち”をつなぐことで幸せな福井の未来をつくる鉄道会社」という企業姿勢を表しているのだそうで ( ̄、 ̄*)ナルヘソ、一般鉄道で定番の「〇〇鉄道」や「〇〇電鉄」といったものではない社名には新鮮味と柔らかさを覚えます(なお路線名は「ハピラインふくい線」)(・∀・)イイネ。
そんなハピラインふくい(以降はハピラインと略す)も本日が三セク鉄道に移管されて新たな門出となる“開業日” (*゚▽゚)/゚・:*【祝 ハピライン】*:・゚\(゚▽゚*)。当線の敦賀〜大聖寺を私は北陸本線で何度も通ったことがある区間だけど(ちなみに北陸本線として当該区間を最後に通ったのは二年前となる2022年の福井出張で、そのときは往路が米原経由、復路を金沢経由としました)、JRから三セク鉄道に運営会社が変わったのならばそれはもう北陸本線と別の路線だと判断し、やはり同様のケースとなった過去の例に倣って、この機会にあらためて乗りつぶし・・・というか乗り直すこととしました (-`ω´-*)ウム。


1006.jpg
乗り心地がよい
転換クロスシート仕様の
521系だけど
車内がかなり混雑していて
座ることはできませんでした。
(´д`;)人大杉…
ハピラインとしての初乗車は
立って車窓風景を眺めます。


私のような開業に駆けつけた鉄ちゃんのほか、地元の人たちが敦賀へ新幹線を見学に訪れたり、それに合わせていろいろなイベントが催されたりしたのでしょうか、日中はおよそ一時間に一本の間隔で運行される二両編成の普通列車は、まるで首都圏の通勤ラッシュを覚えるような大混雑 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。私は人の動きが少ないと思われる車内の中ほどへと進んで、なるべく車窓の景色が安定して見えるような立ち位置をキープします (*`・ω・)キープ。
なお、路線区間としては敦賀と大聖寺のあいだを結ぶハピラインですが、大半の列車が途中の福井で運行を分けられており、私が乗ったこの下り列車(1243M)も福井ゆき ( ̄  ̄*)フクイ。敦賀から福井までは一時間弱のおよそ50分ほどで、混雑した車内に立っていても通勤ラッシュに普段から慣れていればさほど辛い乗車時間ではありません (+`゚∀´)=b OK牧場!。


1007.jpg
北陸新幹線の延伸開業により
きょうから敦賀止まり(敦賀発着)となった
北陸本線の特急「サンダーバード」が
福井方面へと向かうハピラインの列車を
敦賀の留置線より見送ります。
イッテラ~(=゚ω゚)ノシ
▲24.3.16 北陸本線 敦賀(車窓から)


そんな混雑状況により定刻の5分遅れで発車したハピラインは、敦賀を出るとまもなく全長13,870mの「北陸トンネル」へと入ります ( ̄  ̄*)ネルトン。
当トンネルは“狭軌の陸上トンネル”としては日本一の長さを誇るもので(第三軌条の海底トンネルを含めれば、一位の長さはもちろん青函トンネル(53,850m))、それがこのたびの運営移管によりJRでなく三セク鉄道の保有となったことも、ハピラインの初乗車における特筆すべき点でしょうか (*・`o´・*)ホ─(なおこれによりJRの在来線で最長となったのは上越線の新清水トンネル(13,490 m))。
同じ福井県内でも北陸トンネルが貫く木ノ芽峠を隔てた北部(嶺北)と南部(嶺南)の地域では文化圏や経済圏が異なるといい、トンネルの暗闇を12分もかけて抜けた先からは北陸っぽい情緒や風情がいっそう高まるように感じます (´ω`*)ホクリク。


1008.jpg
長い北陸トンネルを出て
すぐのところにあるのが
南今庄(みなみいまじょう)。
山里集落の素朴な無人駅ですが
個人的に北陸本線の撮影を目的として
何度か当駅で下車したことがあります。
▲24.3.16 ハピラインふくい 南今庄
(車窓から)

1009_1.jpg
この写真は今から20年近く前に
南今庄を訪れたときに撮ったもので
北陸トンネルを抜けてきた
北陸本線の特急「雷鳥」。
貫通型の485系(クハ481-200)というのが
シブいチョイスでしょ(笑)
(´ω`*)シブイ
▲05.8.1 北陸本線 敦賀-南今庄

1009.jpg
南越前町に所在する今庄はかつて
北国街道の宿場町として栄えた地。
(゚ー゚*)イマジョー
また北陸トンネルが完成する以前の
北陸本線(旧線)では
線内随一の難所といわれた
山中峠越えの急勾配に挑むため
今庄で上り列車の最後尾に
補助の機関車を連結していました。
当駅の構内には今もその当時に使われていた
蒸気機関車用の給水塔が残されています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲24.3.16 ハピラインふくい 今庄
(車窓から)

1011.jpg
冬には豪雪となることもある
このあたりの地域。
大きな三角屋根を設えた立派な家々に
雪国らしい風情を覚えます。
▲24.3.16 ハピラインふくい 今庄-湯尾
(車窓から)

1012.jpg
里山がまわりを囲む田園風景に
のどかさが感じられる
湯尾(ゆのお)と南条のあいだは
北陸本線の列車をスッキリと撮れる
有名な撮影ポイントとして撮り鉄に知られ
私も過去に何度か撮影へ訪れています。
( ̄  ̄*)ユノオ
▲24.3.16 ハピラインふくい 湯尾-南条
(車窓から)

1013_2.jpg
これは2008年に当地(湯尾)で撮影した
北陸本線の「トワイライトエクスプレス」。
大阪と札幌の間のおよそ1500キロを
約22時間もかけて走っていた
豪華な設備が自慢の寝台特急列車です。
(゚ー゚*)トワ
当列車は北陸新幹線や北海道新幹線の
開業にともなって廃止されてしまい
そしてこの区間の路線も
北陸本線からハピラインとなったことで
もうこんな魅力的な長距離の旅客列車が
ここを走ることはないでしょう・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
(長距離の貨物列車は通過するけど)
▲08.4.29 北陸本線 南条-湯尾
(車窓から)

1013.jpg
越前市に所在する王子保(おうしお)。
個人的に何となく耳障りがいいその駅名は
開業時(1927年)の村名だった
旧・王子保村に由来するもの。
(´ω`)オーシオ
なお当駅と次駅の武生とのあいだには
来年の2025年春ごろに
紫式部の名にちなんだ「しきぶ」という
駅名の新駅が開業する予定となっています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲24.3.16 ハピラインふくい 王子保
(車窓から)


穏やかな春っぽい陽気のもと、北陸路を軽やかに(編成的に?w)快走するハピラインの普通列車 (o ̄∇ ̄o)ハピライン。車窓から眺める景色は北陸本線のときと変わらないものの、電車の車体色と同様にハピラインのコーポレートカラーとなったピンク色の駅名標が各駅で新鮮に感じます (*’∀’*)ピンク♡。
特急列車が頻繁に往来していたことから“特急街道”と呼ばれた北陸本線のときに比べて、すれ違う列車が一時間に一本ほどの普通列車(と時おり貨物列車)だけとなったのは、やはり鉄ちゃんとして一抹の寂しさがあるけれど σ(・∀・`)ウーン…、特急が廃止(運行区間の短縮)となったことによって普通列車は途中駅での退避(通過待ち)がなくなり、敦賀〜福井では普通列車の所要時間がこれまでより最大で19分も短縮されたのだとか (・o・*)ホホゥ。北陸本線からハピラインに転換されて運賃が値上がりしたのは利用者にとってきびしいところですが、普通列車の時間短縮と運行本数が以前のJRより三割増となったことは地域輸送の利便性としてプラスのメリットといえるのではないでしょうか (*゚ェ゚)フムフム。
そんなハピラインの普通列車はやがて、越前市の中心駅で北陸本線の特急停車駅だった武生(たけふ)に停車 (゚ー゚*)タケフ。敦賀と福井の中間あたりに位置する当駅で車内の乗降客に少しばかり入れ替わりがあり、私はボックスシート(端部の転換しない席)の窓側に座ることができました。進行方向を背にする席だけど、座って車窓風景が見られるのはありがたい (o ̄∇ ̄o)ラキー♪



1014.jpg
武生駅が所在する越前市は
和紙や刃物、箪笥造りなどの

伝統工芸で知られ

また越前蕎麦が名物のまち。
(・∀・)イイネ
当駅には三セク方式の地方私鉄
福井鉄道・福武線が接続しており
そちらの駅名は「たけふ新」となっています。
( ̄  ̄*)シン
▲24.3.16 ハピラインふくい 武生
(車窓から)

1015.jpg
そして前回の記事でも触れましたが
武生駅の3キロ東方には
今回の北陸新幹線延伸により
「越前たけふ」駅が新規開業。
武生と越前たけふの両駅間は
シャトルバスが結んでいる模様です。
(・o・*)ホホゥ
▲24.3.16 ハピラインふくい 武生
(車窓から)

1016.jpg
鯖江はメガネの生産業が盛んな
“めがねのまち”
ホームにある待合室も
それをアピールしています。
(σ○-○)メガネ
ちなみに私が愛用しているメガネも
鯖江にあるメーカーなので
メガネの里帰りかな?(笑)
▲24.3.16 ハピラインふくい 鯖江
(車窓から)

1017.jpg
鯖江ですれ違った
武生ゆき上り列車の521系は
まだ譲渡前のJRカラー(青帯)のまま。
( ̄  ̄*)アオ
ホームの発車案内標を見ると
日中の運行は
敦賀〜武生が60分間隔でしたが
福井の都市圏にあたる武生〜福井では
30分間隔のパターンダイヤが
組まれているようです。
(*゚ェ゚)フムフム
▲24.3.16 ハピラインふくい 鯖江
(車窓から)

1018.jpg
山にも看板が掲げられた
“めがねのまちSABAE”(笑)
(σ○-○)メガネ
▲24.3.16 ハピラインふくい 北鯖江-大土呂
(車窓から)

1019.jpg
福井市内に所在する
大土呂(おおどろ)には
味のある木造駅舎が残ります。
(´ω`*)シブイ
三セクとなったことで今後
このような古い駅舎も
リニューアルされるのでしょうか。
▲24.3.16 ハピラインふくい 大土呂
(車窓から)

1020.jpg
在来線(ハピライン)と
少し離れた位置に敷かれていた
北陸新幹線の高架橋が
大土呂を過ぎたあたりで
近づいてきます。
(=゚ω゚)チンカンテン
▲24.3.16 ハピラインふくい
大土呂-越前花堂(車窓から)

1021.jpg
新幹線の高架下となった
越前花堂(えちぜんはなんどう)は
“九頭竜線”の愛称を持つ
越美北線との接続駅。
なお当線がJRの“飛び地”として
残されていることで
「青春18きっぷ」を使用する場合
敦賀と越前花堂のあいだは
ハピラインの運賃を不要とする
“通過特例”が認められています
(ただし途中下車は不可)。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ
▲24.3.16 ハピラインふくい 越前花堂
(車窓から)


武生から鯖江(さばえ)を経て福井までの区間は福井市近郊の都市圏で、福井へ近づくにつれて車窓はのどかな風景から市街地となり ...(((o*・ω・)o、進行方向の左手に足羽山(あすわやま)を臨み(車内が混んでいたので右側に座った私から左側の景色はあまりよく確認できなかったけど)、そのふもとを流れる足羽川を鉄橋で渡ると、やがて列車は県都の福井に着きます (・ω・)トーチャコ。


1022.jpg
併設された新幹線の高架に
視界を遮られつつも
福井の市内を流れる足羽川の
川面をチラ見。
|∀・)チラッ
▲24.3.16 ハピラインふくい 越前花堂-福井
(車窓から)

1023.jpg
車内が終始混雑した状態だった
ハピラインの普通列車は
構内が広々とした立派な高架駅の
福井に到着。
(゚ー゚*)フクイ
敦賀から乗った当列車は
とりあえずここが終点です。
(´w`*)ドツカレサン
▲24.3.16 ハピラインふくい 福井

1024.jpg
福井のホームであらためて
ハピラインの521系を記録撮影。
(^_[◎]oパチリ
JR西日本からハピラインへ
16編成が譲渡された当系ですが
開業日(転換日)を迎えた今日の時点で
新たな“ハピラインカラー”になったのは
この一本(HF15編成)だけらしい
(残りはまだJRの青帯)。
たまたまそれに当たったのは
ラッキーな鉄運でした。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲24.3.16 ハピラインふくい 福井


敦賀1112-(ハピラインふくい1243M)-福井1213(混雑によりおよそ10分遅れ)

敦賀と大聖寺をむすぶハピラインで、福井は路線の途中にある中間駅ですが、先述したように大半の列車は当駅で運行が分けられるため、ここからさらに下りの大聖寺方面へ進むには乗り換える必要があります σ(゚・゚*)ンー…。
せっかく福井で列車を降りるのならば、いまの時間はちょうど正午過ぎなので、当初の計画ではここでお昼ゴハンでも食べて行こうかと考えていました (・∀・)イイネ。福井名物の“ソースカツ丼(ヨーロッパ軒)”なんかいいなぁ・・・とか
(〃゚¬゚〃)ジュルリ。


1026.jpg
1027.jpg
県内(おもに勝山市)で
恐竜の化石が多く見つかっていることから
“恐竜王国”をアピールしている福井。
福井駅の構内や駅前など
あちこちで恐竜がお出迎えしてくれます。
(=゚ω゚)キョーリュー!
駅前広場でひときわ目立つのは
全長10メートル、高さ6メートルの
“フクイティタン”(のモニュメント)。
(゚∀゚*)オオッ!
▲24.3.16 ハピラインふくい 福井


駄菓子菓子(だがしかし)(´・ω`・)エッ?、旅行前の私が“飛行機好きの友人”から聞かされたのが、「北陸新幹線の延伸開業日にそれを記念して、航空自衛隊の“ブルーインパルス”が福井で祝賀飛行をするよ」という情報 ヽ(゚ω゚)ブルー。
私は鉄道好きの“鉄ちゃん”であって、とくに飛行機好きというワケではない(というか飛行機には疎い)けど、過去に何度かブルーインパルスを見る機会があり、とくに北海道新幹線のときの函館西九州新幹線のときの長崎ではその開業日に現地でその祝賀飛行を観覧しています (o´∀`o)カコイイ!。それならば今回も北陸新幹線の開業祝いとして、旅程の都合をウマく合わせられれば見てみたいもの (・∀・)イイネ。
ちなみに思い返せば一年半前(2022年9月)、西九州新幹線の長崎では有名な歌謡曲のごとく(?)あいにくの雨天にたたられて (* ̄0 ̄)θ<アアアア〜♪ 、ブルーインパルスの演技飛行が予定より大幅にカットされてしまったという残念な経験をしています 、ヽ`个o(・_・。)アメダッタ`ヽ、。もし今日の福井も雨ならばブルーインパルスより“カツ丼”のほうを優先したかもしれませんが、清々しい快晴に恵まれた本日はまさに絶好の“ブルーインパルス日和” (゚∀゚*)オオッ!。この青空で長崎のリベンジを果たしたいじゃありませんか リベンジ!(*`・ω・´)-3。
しかもブルーインパルスが福井駅の上空に飛来するのは13時ごろとのことで、12時過ぎに福井へ到着した列車はちょうどいいタイミング ъ(゚Д゚)ナイス(その列車に乗りたいから敦賀できっぷを買うのに焦ったんだけどw)。そうすると時間的に昼食は削られちゃうけど、私はブルーインパルスを迎えるべく恐竜がいる福井の駅前広場にてカメラを空へ向けることとしました シャキッ!( >_o)r┬=≡[]。
すでに集まっていた大勢の人たちと待つことしばし、飛行機シロートの私にはどの方向から飛んでくるのかさっぱりわからず、空を見上げてキョロキョロしていると <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ、やがて西のほうから聞こえてきたのは“キーン!”という(アラレちゃんじゃないよw)飛行機のジェット音 (*゚ロ゚)ハッ!。


1030.jpg
みんなが見上げる視線の先に
ブルーインパルスが
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

1031.jpg
壁面に恐竜がデザインされた
福井駅の上空で
5本の白いスモークがなびきます。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
先日の「ONE-shot」とは別カット)
▲24.3.16 ハピラインふくい 福井

1034.jpg
恐竜の背後で
空に描かれたハートマーク。
(*’∀’*)ハート♡
なんとなく個人的にこれは
ハピラインの開業を
お祝いしているような印象です。

1035.jpg
これは放射状に広がる
“サンライズ”という演目だそうですが
絶妙な飛行位置で
恐竜のフクイティタンが
キングギドラになっちまった!?(爆)
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


新幹線が新たに開業した福井駅の上空をパン(通過)したのち、円を描くようにして咲かせた“サクラ”や、ハートに矢を射抜く“バーティカルキューピッド”、放射状に広がる“サンライズ”など、ブルーインパルスが青空を華麗に舞って描いた作品の数々に魅了され w(*゚o゚*)wオオー!、顔を上げて眺める多くの観覧者が歓声と拍手で称えます (*≧▽≦ノノ゙☆パチパチ。長崎のリベンジが果たせた私も感無量の思い (´ω`)シミジミ。鉄ちゃんとして新幹線と絡めて撮ることができなかったのは惜しいけど(ちなみにブルーインパルスと北陸新幹線といえば、東京五輪の時に私は東京駅でそのコラボを撮っています)、それでも福井駅の駅舎や恐竜のモニュメントといっしょに撮れたのは、当地でのいい記録となりました (+`゚∀´)=b OK牧場!。


1036.jpg
ありがとうブルーインパルス。
素晴らしい演舞の祝賀飛行でした。
ヽ(´▽`*)ノワーイ♪


さて、ブルーインパルスを無事に撮り終えて、駅の近くでサクッと軽くランチを (›´ω`‹ )ハラヘタ…・・・と思ったものの、当然のことながらブルーインパルスというイベントが終了した直後は人が流れてどの店も大混雑 ( ̄△ ̄;)エッ…。駅構内の立ち食いそば屋さんやコンビニのレジにも行列ができるほどです (´д`;)人大杉…。
これでは仕方なく福井で昼食をとるのは諦めて (・ε・`)チェ、空腹に耐えながら私はふたたびハピラインの下り列車に乗車し、福井より先に残された区間の乗りつぶしへ進むこととしました ...(((o*・ω・)o。


ハピラインふくいの乗り鉄旅、次回に続きます
(›´ω`‹ )ハラヘタ…。