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東海道新幹線・・・700系「のぞみ」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2020.02.24 東海道新幹
引退間近の“カモノハシ”!
700系「のぞみ」 撮影
 
 
♪春はお別れの季節でっす~ (* ̄0 ̄)θ~♪
毎年恒例で春先の3月にJRや一部の私鉄で実施されるダイヤ改正 (゚ー゚*)ダイカイ。ひと昔前のダイヤ改正と言えば、新たな路線の開業や新列車・新形式のデビューなど楽しみな話題で盛り上がったものでしたが (*゚v゚*)ワクワク♪、近年ではダイヤ改正を前に引退(廃止)となる列車や車両のほうにファンの関心が高まっている気がします サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。かく言う私も、その存廃の動向を注視している一人なのですが (^^;)ゞポリポリ。
そんな今春に引退する車両のなかで特に、鉄ちゃんのみならず一般的なニュースなどでも取り上げられて話題となっているのが、東海道新幹線の700系 (゚ー゚*)シンカンセソ。


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東京駅で見られたボードには
駅社員さんが作成したと思われる、
700系の卒業(引退)に向けたメッセージと
手描きの上手なイラストが見られました。


1999年(平成11年)に東海道・山陽新幹線でデビューした700系は、「のぞみ」をはじめ、「ひかり」、「こだま」の各列車に幅広く運用され、出張や旅行などで利用された経験がある方も多いのではないかと思われます。また、高速走行による空気抵抗を考慮したその先頭部形状が似ていることから、「カモノハシ」の愛称でも親しまれていましたよね ( ̄▽ ̄*)カモノハシ。シャープなデザインが印象的だった先輩の300系とまったく異なるそのお顔は、初めて見たときに強烈なインパクトを受けましたっけ w(゚o゚*)w オオー!。
しかし、700系よりもさらに高速性や快適性、環境性に優れたN700系(N700A系)が2007年に運行を開始すると、300系に続いて700系も徐々にN700系への置き換えが進められ ヽ(´д`;)アア…、デビューから21年となる今年(2020年)の3月を持って、700系は全車が東海道新幹線から姿を消すこととなったのです (´・ω・`)ショボン(山陽新幹線区間ではJR西日本に所属する3000番台(B編成)の一部や7000番台(E編成)が改正以降も残存)。


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いまから21年前の1999年3月13日、
「のぞみ3号」でデビューした700系。
実はその一番列車に私は乗車しています。
東京駅では出発式が行われました。
(このあと乗車したので入線したところしか
式は見られなかったけれど)
▲99.3.13 東海道新幹線 東京


来月に迫った引退の日(最終運転は3/8)まで、残りわずかとなった東海道新幹線の700系。その活躍と功績を労い、JR東海に所属する当系(C編成)の車体には今月(2月)の中ごろから、引退を記念する特別な装飾が施されています (゚∀゚*)オオッ!。数が少なくなった700系は使用される列車の運行日が限られているのですが(現在はすでに東海道区間の定期運用から外れて、臨時運行のみ)、私は機を見て近場(都内近郊)ながらも何度か撮影に赴きました (^_[◎]oパチリ。


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早春の爽やかな晴天のもと、
東海道新幹線を西へと向かう
700系の「のぞみ」。
特徴的なカモノハシさんのお顔には
引退記念の装飾が施されています。
▲20.2.21 東海道新幹線 品川-新横浜

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建物がひしめき合う都心を
700系新幹線が颯爽と走り抜ける。
特別装飾で先頭部側面の帯は
当系のシルエットをイメージしたものと
なっています。
▲20.2.14 東海道新幹線 東京-品川


700系に施された特別装飾は、“カモノハシ”の鼻っ面に「ありがとう」の文字や最終運転日の日付などを記した、どこかJR東海らしい(?)シンプルなもの ( ̄  ̄*)シンプル(エヴァンゲリオン新幹線やキティ新幹線などの前例があるJR西日本ならば、カモノハシラッピングなどをやりかねないところですよね(笑))。あくまでも個人的な印象として、側面帯の700系をイメージしたシルエットはカッコイイけれど、正面の文字はあんまりオシャレじゃないなぁ・・・なんて思っちゃいます σ(・∀・`)ウーン…(決してカモノハシラッピングみたいなほうがいいとは言わないけれど)。それでも、ニッポンの大動脈である東海道新幹線に足跡を刻んだ700系の終焉、その記録としてはとりあえず無難なカットは残せました (+`゚∀´)=b OK牧場!。あとはもう一枚くらい、できれば「東海道新幹線らしい場所」で700系を撮りたいところ。
令和最初の天皇誕生日(2/23)を含む三連休、月曜日の振替休日に700系が使われる臨時列車の新大阪ゆき「のぞみ315号」が設定されていることから、私は少し遠出をしてそれを狙ってみようと思います (・∀・)イイネ。東海道新幹線らしい場所といえばやはり、誰もが思い浮かべる“ド定番”のあそこかな? σ(゚・゚*)ンー…。


2月24日(月・祝)


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東京のホームで発車を待つ
東海道線の普通列車は、
お馴染みのE231系。
▲東海道本線 東京


まだ夜明け前の早朝5時20分、東京から沼津ゆきの普通列車に乗り、東海道本線を西へと下ります (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
私が同列車(521M)を利用するのは、年始の“撮り初め”となった先月の1月2日に、静岡県富士市の岳南(がくなん)電車を訪れて以来のこと。その時の日の出は小田原を過ぎた根府川(ねぶかわ)付近だったけど、今回はそれよりもずっと手前の平塚を過ぎたあたりで車内に陽が射し込むようになり、冬から春へ季節の進みを実感します (´ー`)シミジミ。


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根府川付近で望む相模湾の海景色。
海上にやや雲が見られるものの、
青空が広がる快晴です。
(´▽`*)イイテンキ♪
▲東海道本線 早川-根府川(車窓から)

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三島で当駅始発の静岡ゆきに乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両はセミクロスシートの313系(写真)と
ロングシートの211系が併結された編成で、
私は313系のボックスシートに座りました。
▲東海道本線 三島


先月に岳南電車を訪れたときの道中(東海道線の車中)では、列車の背景に写し込むつもりでいた富士山の見え方に到着前から一喜一憂していましたが、実は今回も同じような心境 (`・v・´;)ドキドキ。
というのも、いまの私が向かっている目的地はズバリ、東海道新幹線の背景に富士山が望めることで有名な撮影ポイントなのです (゚ー゚*)フジサン。そこで富士山が見えなくては行く意味がありません (-`ω´-*)ウム。事前に確認した現地の天気予報は晴れだったし、現に今のところ車窓には青空が広がっているけれど (´▽`*)イイテンキ♪、どんなに晴れていても山のまわりにだけ雲が湧くのはよくあること (´・ω`・)エ?。岳南電車のときは雲隠れした富士山を東海道線の車窓から見た時点で、絶望感が漂っていましたが(その後に状況は好転)、はたして今回は・・・(*゚ロ゚)ハッ!


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三島、沼津と列車は進み、
やがて車窓の右手には真っ白に冠雪した
富士山の頭が見えてきました。
(゚∀゚)オッ!
▲東海道本線 原-東田子の浦(車窓から)


富士山くっきり!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
雲ひとつない爽やかな青空のもと、これまた雲ひとつかからずに雄大な姿を見せる富士山が、列車の車窓に望めています。これは最高の条件じゃないですか!(゚∀゚*)オオッ!
いや、まだだ、まだ安心するのは早すぎる (;`д´)マダダ。目的の撮影ポイントに到着し、狙いの700系を写し終えるまでは、状況がどう変わるかわかりません。きれいな富士山が見えて素直に喜べばいいのに、過去の数々の苦い経験から、私はもうすっかり疑心暗鬼です・・・(;¬_¬)ウーム…。
東京から普通列車を乗り継いで二時間半、東田子の浦(ひがしたごのうら)で下車 (゚ー゚*)ヒガタゴ。


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静岡県富士市にある東田子の浦。
万葉集に収められた和歌で知られる、
駿河湾に面した田子の浦の東方に位置します。
(・o・*)ホホゥ
駅舎の壁面に施されているのは、
当駅から見える富士山の姿。
▲東海道本線 東田子の浦


東京0520-(東海道321M)-三島0722~0729-(741M)-東田子の浦0745

東田子の浦の駅から目的地の撮影ポイントまでは、歩いて30分強(約2.8キロ)の距離 テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘。
実はそこへ行くには岳南電車の須津(すど)駅のほうが近く、歩いて15分ほど(約1.3キロ)なのですが、東田子の浦のひとつ先の吉原(よしわら)で岳南電車に乗り換えて須津に向かうと大きく迂回するような形となり、岳南電車の待ち時間などを含めると東田子の浦から歩いちゃったほうが早く到達できそうなのです σ(゚・゚*)ンー…。とくに急ぐ必要はなく、時間にも余裕があるけれど、今日は気持ちのいい穏やかな晴天なので、富士山を眺めながらウォーキングを楽しもうと思います (・∀・)イイネ。


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撮影ポイントに向かう道中で渡った
国道1号線を跨ぐ歩道橋上は、
絶好の富士山ビュースポットです。
絶景かな、絶景かな。
(゚∀゚*)オオッ!

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順調に歩いてきたけれど、
目的地の目前で通行止め。
数百メートルの迂回は
クルマだと大したこと無いけれど、
徒歩だとけっこうキツいんだよね・・・。
(´д`;)アウ…

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広大な田園地帯の向こうに
富士山のふもとを横切る
新幹線の白い車体が見えました。
この先が目的地です。


ちょいと道路工事による迂回を強いられたものの、以前にも訪れている目的地へは道に迷うことなく到着 (・ω・)トーチャコ。
広大な田園地帯の一角にある農道ではすでに、700系の通過を待つ多くの同業者の方々が集まっていますが (*・ω・)ノ゙チワッス、ここはキャパが大きいので細かいこだわりを持たなければ、撮影ポジションにはまだまだじゅうぶんに余裕があります。私も適当なところに腰を据えてカメラを構えてみました (^_[◎]oパチリ。


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富士を背に白い矢の如く駆け抜ける、
東海道新幹線のN700系。
(スモールAのX編成)
▲東海道新幹線 三島-新富士


日本を紹介する外国人向けのパンフレットなどに載っていそうな、これぞ「THE SHINKANSEN」というド定番構図(笑)の“富士山バック” (´∀`*)ドテーバン。
たしかによく見る定番写真ではあるけれど、それを好条件で抑えるのは案外難しいもので、ここではなんといっても富士山の見え具合でその結果が大きく左右されます (-`ω´-*)ウム。今日の富士山はいまのところ雲隠れしておらず、ご機嫌がいいみたい ε-(´∇`*)ホッ。


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白い矢の如く駆け抜けるN700系を
雄大なる富士山が見守ります。
(ラージAのG編成)
▲東海道新幹線 三島-新富士


ところで、私がこの富士山バックの撮影ポイントを訪れるのは、2007年以来となる13年ぶりのこと (*´∀`)ノ゙オヒサ。
前回の狙いは、やはり今回の700系と同様に東海道新幹線からの引退(撤退)が囁かれていた、500系の「のぞみ」でした (´ω`)ナツカシス(当系は2010年をもって東海道新幹線での運行を終了。現在は山陽新幹線で「こだま」などの運用に就いています)。そしてその当時は500系のほかにも、300系や700系、まだ営業運転を開始する前だったN700系の試運転など、いくつかの車種(形式)が見られましたが、いまの東海道新幹線はすっかりN700系の独壇場 (゚ー゚*)エヌナナ。お目当ての700系が来るまでの待ち時間に何本もの新幹線がびゅんびゅん通過してゆくけれど、そのすべてがみんな同じ形のN700系で、せいぜいN700系の改良型であるN700A系の“ラージA”(Aは進歩を表す“Advanced(アドバンス)”の意)か、N700系をのちにN700A系と同等のスペックへ改造した“スモールA”かの違いが、側面のロゴに見られるくらい(上写真の二枚をよく見比べると、連結面近くに施されたロゴマークが異なる (@_@;)ンン!?)。車種の統一は車両整備やシステムの効率化、サービス面の均一化という点で納得できるけれど、趣味的に見るとちょっと面白味に欠けますよね σ(・∀・`)ウーン…。


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ん、少し雲が湧いてきたか?
( ̄△ ̄;)エ…



そんなN700系ばかりを眺めながら過ごしていると、時刻は午前10時をまわり、陽が高くなるにつれて上がってきた気温 (´ω`)ヌクヌク。待っている身としては寒さを感じなくてありがたいけれど、時おりぽわぽわと山のまわりで雲が湧くようになってきちゃいました ( ̄△ ̄;)エ…。これだから山を背景にした撮影は安心できません (´・д・`;)ハラハラ…。
頼むから700系が通過するまで富士山を隠さないでほしい・・・ここへ集まった多くの鉄ちゃんが一同に願うなか 八(゚- ゚)オネガイ、やがて迎える「のぞみ315号」の通過時刻。秒単位での正確な運行を誇るニッポンの新幹線はこの日も遅れることなく、定刻に700系が姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。


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走り続けて21年、
通いなれた東海道を700系が今日も行く。
新幹線の風切り音が
冬晴れの富士嶺に響き渡ります。
▲東海道新幹線 三島-新富士


富士山バックで700系が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
不安視していた雲は消え、整えられた美しき富嶽の舞台で、最後の力走を魅せる700系新幹線。その凛々しい横顔には日本の大動脈を長年にわたって支え続けてきた誇りが感じられます (`・ω・´)キリッ。臨時列車とはいえ「のぞみ」に充てられた“カモノハシさん”の晴れ姿、カッコいいじゃない!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ぶっちゃけ、このアングルでのパッと見は、700系もN700系も絵的に大差ないように思えるかもしれませんし、せっかくの特別装飾もちょっとわかりづらい σ(・∀・`)ウーン。それでも、東海道新幹線の沿線風景を代表するような富士山バックで700系を記録できたことは、個人的に大きな満足感を得ることができました (´ー`)マンゾク。
高まった緊張でレリーズのタイミングが少し遅れちゃったけれど、まあヨシとしましょうか (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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最後尾もパチリ (^_[◎]oパチリ。
700系と富士山の共演が見られるのも
あとわずか・・・。
(゚ーÅ) ホロリ

▲東海道新幹線 三島-新富士


富士山のふもとに集まった多くの鉄ちゃんが見送るなか、700系の「のぞみ315号」は時速200キロを超えるスピードで、あっという間に走り去ってしまいました バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。

これにて、ここでの撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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富士山が望める東田子の浦のホーム。
そこへ211系の普通列車が入ってきました。
(゚ー゚*)ニゲゲ
この211系も新形式(315系)への置き換えが
JR東海から公表されましたね。
▲東海道本線 東田子の浦


さて、お目当てだった700系は無事に撮ることができたけれど、その後も山容をきれいに見せ続けている富士山 (´▽`*)フジサン♪。それならばこの好条件を活かすべく、時間的に今からでも転戦できる別路線での富士山を望む撮影ポイントに寄っていこうと思います (・∀・)イイネ。
新幹線の撮影ポイントから東田子の浦の駅へと戻って東海道線の熱海ゆき普通列車に乗り、上り方向へ進むこと4駅の三島で路線を乗り換え ノリカエ…((((o* ̄-)o。
三島といえば・・・そう、「いずっぱこ」 (゚ー゚*)パコ。


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三島の駿豆線ホームに停まっていた
修善寺ゆきの下り列車は・・・
お!西武時代の色を復刻した1300系(1301F)の
「イエローパラダイストレイン」じゃん!
( ̄▽ ̄)イエパラ
▲伊豆箱根鉄道駿豆線 三島


「いずっぱこ」の愛称で親しまれる伊豆箱根鉄道・駿豆(すんず)線は、ここ三島を起点に、大場(だいば)、伊豆長岡、大仁(おおひと)などの各駅を経て、西伊豆を代表する温泉地の修善寺(しゅぜんじ)へと至る、地方私鉄のローカル線 (・o・*)ホホゥ。その魅力は何といっても、車窓や沿線から富士山をきれいに望めることで(もちろん天候条件が良ければ)、私も過去に何度か当線を走る列車と富士山の組み合わせを撮りに訪れています (^_[◎]oパチリ。
そんな駿豆線には自社の車両で運行される普通列車のほかに、特急列車の「踊り子」が三島を介してJRの東海道線から乗り入れており(東京~修善寺で直通運転)、今や貴重な国鉄特急型の185系を使用した当列車は、鉄ちゃんの注目をひときわ集める存在 ε-(°ω°*)イッパゴ!。今日の富士山が見える好条件で転戦してきた私の狙いも、やはりその「踊り子」に他なりません (-`ω´-*)ウム。
三島から乗った修善寺ゆき普通列車を降りたのは、富士山を望む撮影ポイントの最寄り駅となる三島二日町(みしまふつかまち)。


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三島から三駅目の三島二日町。
平屋建て一軒家のような味のある駅舎です。
駅のすぐ真横にタイヤの製造工場があるからか、
ほのかにゴムのニオイを感じました。
( ̄・・ ̄)クンクン
▲伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町


東田子の浦1118-(東海道430M)-三島1141~1154-(駿豆線53)-三島二日町1201

駅から目的地の撮影ポイントまでは歩いて20分ほど(約1.5キロ)と、さほど遠くないのですが、実はターゲットとなる「踊り子109号」の通過時刻がわずか15分後に迫っており、少し・・・いや、かなり急ぎ目で向かいます ε=┌(;゚д゚)┘アセアセ。
先ほどの700系新幹線のように一発勝負の臨時列車でなく、駿豆線を走る「踊り子」は日に何本か設定されているので、もしも「109号」に間に合わなければ ヽ(´д`;)アア…、その次の列車(40分後の上り「106号」か、一時間半後の下り「115号」)を狙えばいいのですが、時間が経つと今は見えている富士山が雲隠れしてしまう恐れもあるので、できれば現状で撮っておきたいところ ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
小走りした甲斐あって、「109号」が通過する3分前に目的地へたどり着くことができました ε-(´o`;A フゥ…。


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やってきた撮影ポイントはこんな場所。
駿豆線の線路の向こうに富士山が見えています。
(・∀・)イイネ
すでに先客の方は何人かいましたが、
撮影ポジションは難なく確保できました。
ε-(´∇`*)ホッ

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穏やかな早春の昼下がり、
駿豆線に乗り入れた185系の「踊り子」が
富士を背にして修善寺を目指します。
▲伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町-大場


富士山バックでイッパーゴが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
小走りで乱れた私の呼吸が落ち着くのと同時くらいに、タイミングよく現れた特急「踊り子」(=゚ω゚)ノ゙ヤア。時間的に順光となる日差しが、冠雪した富士山と185系の白い車体をきれいに照らしてくれました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
東田子の浦で新幹線を撮っていたときと比べたら、山裾にうっすらと雲がかかっているけれど、頂がきれいに見えていればじゅうぶんです (+`゚∀´)=b OK牧場!。このあとの状況(山の見え方)がどう変わるか今の時点ではわかりませんが、とりあえず富士山バックでの185系が一枚でも撮れたことに一安心 ε-(´∇`*)ホッ。

同地付近(三島二日町と大場の駅間)で少しだけ移動して ...(((o*・ω・)o、今度は線路が緩やかなカーブを描く場所にて撮影を続けます。


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お顔(正面)が金色で
側面に賑やかなアニメラッピングを施したのは、
現時点の伊豆箱根鉄道で最新形式(92年製)の
7000系(7502F)。
▲伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町-大場

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そのヘッドマークには「LAST RUN」って
文字が書かれているけれど、
最新形式なのに引退!?
( ̄△ ̄;)エ?
いや、どうやらこのラッピングが終わるらしい。

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富士山麓に映えるグリーンストライプ。
東海道新幹線だけでなく、
この185系「踊り子」もまた、
富士山との共演が絵になる列車です。
。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町-大場(後追い)


二本目となる185系は、東京ゆきの「踊り子106号」(^_[◎]oパチリ。
このあたりは緩やかなカーブの線形に加え、線路脇に立つ架線柱が片側だけに設置されていてインカーブ側からは車体に掛からないため、185系の外観的な特徴である側面のグリーンストライプがいっそう美しく感じます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。。ちなみに、上り列車に対して後ろから狙っていますが(後追い撮影)、ここでは列車の進む向きよりも富士山が望める方向を優先した構図で撮影しました (´ω`)ナルヘソ。

そして最後にもう一か所だけ、歩いて来る途中で気になっていた場所へ行ってみたいと思います ...(((o*・ω・)。


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次に移動してきたのはこんな場所。
付近を流れる大場川の土手あたりから、
駿豆線の線路と富士山を望んでみます。
(「゚ー゚)ドレドレ

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富士山の傍らに桜を添えて・・・
そんな構図に収まったのは
駿豆線の開業120周年を記念した、
軌道線復刻色の3000系(3501F)。
σ(゚ー゚*)エノデソ?
▲伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町-大場

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ちょっと立ち位置を変えてもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
先ほど私が三島から乗った
「イエローパラダイストレイン」が折り返してきました。
この1300系は拙ブログの前記事でご紹介した、
流鉄の「にゃんにゃん記念号」の5000系と同じ、
西武鉄道からの譲渡車で元・西武101系。
左上の表示は・・・もちろん「ワンマン」です(笑)
( ̄▽ ̄)ワソマソ
▲伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町-大場(後追い)


ここで私の目に留まったのは、線路端で花を咲かせる一本の立ち木 (゚∀゚)オッ!。その濃いピンク色の花と咲いている時期を考えると、おそらく河津桜ではないかと思われますが、鮮やかな花が富士山を望む風景の中でなかなかいいアクセントになっています (´▽`*)キレイ♪。
はじめは望遠レンズ(200㍉程度)の圧縮効果で富士山の存在感を強めてみたのですが(軌道線色3501Fのカット)ボーエン( >_o)r┬=≡]、これだとフレームには3両編成の普通列車でいっぱいいっぱい σ(゚・゚*)ンー…。5両の「踊り子」だと中途半端に編成が切れてしまうので、もう少し線路に寄った位置(柵の横あたり)からの標準レンズ域(70㍉程度)に変更してアングルを整えてみました(西武色1301Fのカット)(^_[◎]oパチリ。富士山の迫力が弱まるけれど、構図のバランスは悪くないように思います (・∀・)イイネ。
次に来る「踊り子115号」はこのアングルに決定。


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快晴のもとで微笑み続ける富士山が
桜をかすめて走る「踊り子」を見送ります。
後継車への置き換えが決まっている185系、
はたして当系は来春もこの地で
花見ができるのでしょうか・・・。
▲伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町-大場


春景色でイッパーゴが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
冠雪した白い富士山、満開となったピンクの桜(河津桜)、そして「踊り子」のヘッドマークを掲げた185系、絵がちょっと纏まりすぎるきらいはあるけれど、これは何とも豪華な“三点セット”じゃありませんか (´艸`*)オトク?。
列車の顔(正面)に日が当たるのはもうキビシい時間かな・・・と、思っていましたが σ(゚・゚*)ンー… (顔に後退角が付いた1300系だと、あまり参考にならない)、半面だけでもうっすらと当たってくれたのは嬉しい誤算でしたし (゚∀゚)オッ!、駿豆線では消えていることも多い前灯が点いていたのはラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪(列車の前灯(ヘッドライト)は安全向上のために現在は常時点灯しているケースが多いけれど、鉄道会社によっては必ずしも義務化はされていません。ちなみに最初に撮った「踊り子109号」は非点灯)。
新幹線撮影からの流れ・・・というか、ついでに立ち寄ったような駿豆線での撮影でしたが、富士山がきれいに見えているなかで三本の「踊り子」が撮れて、大満足の収穫となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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三島二日町に入ってきた三島ゆきは7000系。
先ほど撮影した7502Fはお顔が金色でしたが、
こちらの7501Fは登場時と変わらぬ銀色です。
(゚ー゚*)ギン
▲伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町


引退が迫る東海道新幹線の700系を記録しに訪れた、富士山バックの撮影ポイント (゚ー゚*)フジサソ。
700系の運転日が限られるなか(この三連休中に東海道で700系が運転されたのは24日だけ)、快晴の休日という絶好の撮り鉄日和に恵まれて (´▽`*)イイテンキ♪、富士山を背に東海道を颯爽と駆け抜ける“カモノハシ”の勇姿をカメラだけでなく、目にも焼き付けることができました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。また、駿豆線での185系「踊り子」も後継車(E257系)への置き換えが着手される前に、富士山の見える好条件で記録できたことは大きな成果だったと思います (-`ω´-*)ウム。
ちなみに今日(撮影日)は2月の24日だけど、前日の23日は“223=ふじさん”の語呂合わせで「富士山の日」なんですよね ( ̄∀ ̄*)223…ナルヘソ。ほかのブログ仲間さんの報告によれば、23日も静岡をはじめとした近県では富士山がきれいに見えたようで、この連休は富士山の機嫌がよかったみたいです(笑)。

ほとんど雲に隠れることなく、一日じゅう姿を見せてくれた富士山に感謝 (*'∀'*)アリガ㌧。その雄大な山容を駿豆線の車窓に眺めながら、私は東京へと帰るのでした カエロ…((((o* ̄-)o 。


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三島で東海道線に乗り換えます。
熱海ゆき上り普通列車は
ロングシート仕様の313系。
連休最終日の午後ということもあり
3両編成の車内はかなり混雑していました。
▲東海道本線 三島

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帰りの車内でいただく遅めのランチ(?)。
三島駅の売店で買った「みしまコロッケぱん」は
中華まんの皮のような甘みのある白いパンに、
もっちりとした粘りのあるジャガイモを使った
みしまコロッケがサンドされていて、
これはなかなか美味しい。
(゚д゚)ウマー!
お供の黒ラベル(ビール)は
700系の引退を記念した特別なデザインでした。
中身は飲んじゃうけど、缶は保存しとこ。


三島二日町1411-(駿豆線70)-三島1418~1429-(東海道1454M)-熱海1443~1450-(1888E)-東京1640



そして、まもなく引退の時を迎える、東海道新幹線の700系 (。´・ε・`。)シュン…。
700系には私も仕事の出張やプライベートの旅行などで何度もお世話になった・・・ハズなのですが、正直いうとその印象はあまり深くありません σ(゚・゚*)ンー…。おそらく当系が充当された列車を狙って乗ったのは、冒頭でご紹介した運行初日の一番列車くらいではないでしょうか。それだけ700系は東海道新幹線で日常的に見られた車両であったし、とくにその存在を意識することもなかったと思います (-`ω´-*)ウム。むしろ選んで乗るどころか、後輩のN700系が運行を開始してからは、座席脇の電源設備(コンセント)がない700系を敬遠する対象としていました ヾノ・∀・`)700イヤ。いま思うと冷たい扱いをしてしまった気がするなぁ・・・人( ̄ω ̄;)スマヌ(私はタバコを吸わないけれど、ヘビースモーカーの同僚は喫煙車のあった700系を好んで選んでたっけ ~~━y( ̄∇ ̄*)プハー)。


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青々とした茶畑が広がるなかを
突っ走る700系。
当系はこのくらいの角度が
いちばんスマートに見えるでしょうか。
▲08.10.4 東海道新幹線 掛川-静岡


また、撮り鉄としての目線で見た700系は、下膨れの愛嬌あるスタイルから“カモノハシ”のニックネームが付けられていましたが (´∀`*)カモノハシ、実は0系からN700S系まで東海道新幹線を走った歴代の形式のなかで唯一、700系だけが真横から見たときにヘッドライト(もしくはテールライト)が見えないため、サイドから流し撮りなどをする際にライトでアクセントをつけることができず、カモノハシの愛称とは対照的に私はどこかクールな印象を受けていました (´ー`)クール(富士山バックの写真でもN700系はライトが見えるけれど、700系は見えない)。でも、正面気味に見るカモノハシさんは、やはりインパクトがありましたよね。


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カモノハシのクチバシというか、
ぷっくりと膨らんだほっぺにも見える
700系のお顔。
当系を“パタリロ”(漫画のキャラ)って
呼んでいた友人がいたなぁ(笑)。
(゚◇゚*)パタリロ…
▲09.11.7 東海道新幹線 掛川-静岡


デビューの日に乗車してから21年も経つとは、月並みな感想ではありますが時の流れの速さを驚かずにはいられません。700系はスゴく好きな車両ってわけではなかったけれど、東海道新幹線という第一線から退くことに一抹の寂しさを覚えます。

700系新幹線、おつかれさまでした サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。

(ちなみに、“黄色いカモノハシさん”(ドクターイエローね)のほうは、まだしばらく東海道(と山陽)での活躍が続けられるようです。)


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2月26日の夕刻に東京発で運転された
700系の「のぞみ397号」(9397A列車)。
397・・・サンキュー700?
この号数(列車番号)は偶然でしょうか?
さようなら、東海道新幹線の700系。
サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~
▲20.2.26 東海道新幹線 東京-品川(後追い)
(ちなみにこのふんわりとしたショット、
レンズにソフトフィルターなどをかけたわけでなく、
展望室のガラスが外側からうっすらと曇っていたんです(笑))




ONE-shot 350 にゃんにゃん記念号 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 350 にゃんにゃん記念号

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令和2年2月2日(しかも西暦では2020年)の
“2並び”となる日付けを記念し、
また、2を“ニャン”と読んで猫を連想させることから
(「猫の日」は2月22日らしいですね)、
ニャンコ(猫)をあしらったイラストマーク
電車の正面(前後)に掲げられた、
流鉄流山線の「にゃんにゃん記念号」
(特別運行でなく定期列車での掲出)。
(=ΦωΦ=)ニャア

ド派手なピンクの車体色や、
2並びをアピールしたヘッドマークもさることながら、
SNSなどでも話題となっていたのが、
車両前面の左窓上に見られる「ニャンマン」。
ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?

ここに表示されるのは本来、
一人乗務を意味する「ワンマン(One-man)」
であるところ、
“ワン”マンだと猫でなく犬をイメージするからか、
「にゃんにゃん記念号」では限定的に
“ニャン”マンと変更されたのです。
これはにゃんとも洒落のきいた
小細工ではありませんか。
ъ(゚Д゚)ナイス!

ちなみに、
“ニャンマン”運転を行なう
この列車の乗務員(運転士)さんは、
ニャンコでなく、
ふつうに人間の男性の方ですた
(あたりまえだ(笑))。
(゚∀゚)アヒャ☆


そんな「にゃんにゃん記念号」は
令和2年2月2日を記念したものですが、
当日を過ぎた2月8日に
私が用事でこちら方面(柏)へ行ったときにも
まだ件のヘッドマークは付けられたままだったので、
それを撮影し、
(^_[◎]oパチリ
同じく2並びとなる2月22日に
ご紹介させていただきました。

ゾロ目の記念日か・・・
そういえば平成のときも流行ったよね。
(´ー`)トオイメ…

▲20.2.8 流鉄流山線 小金城趾-幸谷


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2並びを記念した
「にゃんにゃん記念号」のヘッドマーク。
マークの端っこから
ニャンコが顔やシッポを覗かせています。
(=ΦωΦ=)ニャア

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そして“ワンマン”ならぬ、
“ニャンマン”表示。
面白いことを考えますよね(笑)
( ̄▽ ̄*)ニャンマン
(たしかワンマン列車は「ワンマン」表示が
義務付けられているハズだけど、
これはとくに問題ないのかな?)


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春風を受けて走れ「にゃんにゃん記念号」!
ニャンニャン♪.....(((((ヾ( o=^・ェ・)o
ちなみに車体をピンク色に塗られた
当編成(5000系・5001F)は本来、
「さくら」号の愛称が付けられています。
流鉄の沿線が満開の桜で彩られる時期も、
もうすぐやってきますね。



東武日光線・・・6050系復刻色 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2020.02.11 東武日光
嗚呼、懐かしや「アズキ色」!
6050系"リバイバルカラー" 撮影
 
 
首都圏から栃木県の日光へ向かう観光客の利用をおもな目的として、1929年(昭和4年)に開通した東武鉄道の日光線(東武日光線)は、昨年の2019年(令和元年)で90周年の節目を迎え、11月30日にはそれをお祝いする特別な記念列車が運行されています (*゚▽゚)/゚・:*【祝 ・90ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)。
しかし運転日の当日は、JRと相鉄の直通運転が開始された日でもあったため σ(゚・゚*)ンー…、私は歴史(鉄道史)的に重みがあるだろうと思った直通運転初日の乗車と記録のほうを選択 コッチ…((((o* ̄-)o。残念ながら東武日光線の記念列車を撮ることはできませんでした (・ε・`)シャーナイネ。

その「日光線90周年記念号」として運転されたのが、最近はこの手のイベントに付き物となっているような気がする、昔の車体色を現代に再現した“復刻色”(リバイバルカラー)の車両で (゚ー゚*)リバイバル、 それはかつて東武伊勢崎線と日光線(や鬼怒川線)を直通する快速列車の6000系に塗られていた、“ロイヤルベージュとロイヤルマルーンのツートンカラー” (・o・*)ホホゥ。ただし、オリジナルの6000系が今は現存しないことから、現行(現役車両)の6050系に同色を施した、いわゆる“なんちゃって復刻色”ってヤツですが ( ̄▽ ̄*)ナンチッテ、たとえ“なんちゃって”であっても、あの色が再現されるとは懐かしいなぁ (´ー`)シミジミ。元ネタとなった6000系の現役時代には、私も何度か乗ったことがあります (*´ω`*)ナツカシス。
・・・と、本来ならここで当時の6000系の写真をバーンとお見せしたいところなのですが、乗った覚えはあっても撮った覚えが無い ( ̄  ̄)トッテナイ。沿線の北千住(きたせんじゅ)や春日部(かすかべ)などで、ちょくちょく当系を見かけていたにもかかわらず、一枚も記録を残していなかった・・・いや待てよ、たしか一枚だけ私の手元に6000系の写真があったっけ (゚∀゚)オッ!。それがコチラ (=゚ω゚=*)ンン!?。


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おもに日光線や鬼怒川線の快速用として、
1964年から1986年まで活躍した6000系。
先代の5700系から引き継いだ
マルーンとベージュのツートンカラーを纏い、
前面スタイルが8000系(未修繕車)に似た
いわゆる“東武顔”が印象的でした。
(ノ∀`)ナツカシス
▲87.11 東武鉄道 杉戸工場


先の途切れている錆びた線路に、ぽつんと一両だけ置かれた6000系(6116号車)。どうみても営業運転の列車ではないので、どこかに展示されている静態保存車? σ(゚・゚*)ンー…・・・かと、思われるかも知れませんが、実はコレ、廃車となって解体待ちの状態なんです (´・ω・`)ショボン。たった一枚だけ残せた6000系の写真がこんな姿だなんて、なんとも切ないですよね (´д`;)アウ…。
その6000系に塗られていたベージュとマルーンのツートンカラーが現行の6050系で復活 (゚∀゚*)オオッ!。まともな6000系の姿を記録できなかった私としては、各地で再現されている他の復刻色車両にも増して、これは胸が熱くなるというもの (*゚∀゚)=3ハァハァ!。できれば(相鉄の直通開始日と重ならなければ)11月の「日光線90周年記念号」で撮りたかったところですが、6050系の当該編成(6162F)は記念列車の運行後も復刻色がそのまま維持され(記念列車のヘッドマークは外されている)、おもに日光線の定期列車に使われているようなので、私はあらためて撮影ができる機会を伺っておりました σ(゚・゚*)ンー…。

そんななか、東武鉄道が先月(1月)に公表したリリースによると、リバイバルカラーの6050系が“大変ご好評をいたただいている”ため ( ̄∀ ̄)ゴコーヒョー…、新たにもう一本の編成(6179F)に塗り替えを実施して二本体制とし、そしてその二本目の復刻色を使った事前募集制のツアー列車(団体臨時列車)を2月11日の祝日(建国記念の日)に運行するとのこと (゚∀゚*)オオッ!。
定期列車だと運が悪ければ、お目当ての編成が車庫でお休みしている(運用に就いていない)なんて場合もありますが、使用する車両を限定した今回のような団体臨時列車なら確実に復刻色を捕獲できる絶好の機会です (☆∀☆)キラーン☆。さらに運が良ければ、定期運用に就いている復刻色一本目のほうも撮れるかも知れないし ( ̄ー+ ̄)ニヤリ。

復刻色による「日光線90周年記念号」の撮影を諦めてから三ヶ月、ようやく私もあの懐かしい色を拝むことができそうです (*´v`*)ワクワク♪。

(なお、今記事では文中に機器類などのマニアックな話が出て来る箇所がありますが、興味がない方はスッ飛ばしてくださいね(笑))


2月11日(火・祝)


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上野駅で発車を待つ緑帯のE231系。
本日は当駅から常磐線で出発です。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
▲東北本線 上野


記録的な暖冬だという今シーズン、今日も日中は例年以上に暖かくなるようですが、それでも日の出前の早朝は思わず身が縮こまるほど寒い {{{{(*+ω+*)}}}}ブルブル。暖房の効いた電車の車内にありがたみを感じつつ (´∇`*)ヌクイ、まずは上野から常磐線の下り列車で10分ほどの北千住へ行き、そこで東武線に乗り換えます ノリカエ…((((o* ̄-)o 。


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北千住の東武線ホームに入ってきたのは、
東武スカイツリーラインの南栗橋ゆき区間急行で、
車両は10050系。
▲東武伊勢崎線 北千住


関東の方にはお馴染みの東武鉄道(東武線)は、首都圏の起点を浅草とする伊勢崎線(東武スカイツリーライン)系統と、起点を池袋とする東上線系統の二つに大きく分けられますが ( ̄  ̄*)フタツ、私が北千住から乗った10050系の南栗橋ゆきは伊勢崎線系統の下り急行列車(区間急行)。
そして、おもに北関東方面へ展開する伊勢崎線系統のなかでもさらに路線が枝分かれし、伊勢崎線の途中にある東武動物公園から栃木や日光のほうへ伸びるのが、今回の私の目的路線となる日光線です (゚ー゚*)ニッコーセソ。
ちなみに、伊勢崎線系統と東上線系統の本線と支線を合わせた東武鉄道の現路線数は12(正式名称での分類)、その総距離は463.3キロにもおよび、これは日本の私鉄(JRを除く)で近鉄の501.1キロに次ぐ第二位の距離となっています (#`・д・)っニバンジャダメデスカ!。


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南栗橋ではわずか1分の接続時間で、
日光線の東武日光ゆき普通列車に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
この車両が6050系(現行色)です。
▲東武日光線 南栗橋


日光線は東武動物公園から、栗橋、栃木、新鹿沼(しんかぬま)、下今市(しもいまいち)などの各駅を経て東武日光にいたる、94.5キロの電化複線。なお、途中の下今市では鬼怒川温泉や会津田島(あいづたじま)方面へ伸びる鬼怒川線が分岐し、日光線から直通する列車も多く設定されています (・o・*)ホホゥ。そんな日光線は沿線の地域内輸送や首都圏への通勤通学輸送に加え、日光や鬼怒川への観光客輸送としての役割も大きく、線内運行の普通列車や急行列車のほか、浅草から伊勢崎線(東武スカイツリーライン)、新宿からJR宇都宮線(湘南新宿ライン)を介して直通する特急列車も頻繁に運転されており、なかでも100系の特急「スペーシア」は当線を代表する花形列車です (´▽`*)スペーシア。
かつて(というか、ほんの数年前まで)は特急列車だけでなく、特別料金が不要の快速列車や快速急行も浅草と東武日光、鬼怒川温泉、会津田島のあいだを直通運転していたのですが、東武スカイツリーラインと地下鉄半蔵門線の直通運転が開始されてからは都心側のダイヤに余裕が無くなったためか、もしくは分かりづらいと指摘されていた列車種別を整理するためか(ちなみに以前の伊勢崎線系統では、急行よりも快速のほうが停車駅の少なかった時期がある)、利用客のニーズに合わせた効率化と明確化を理由に長距離運行の快速や快速急行は廃止されてしまいました (´・ω・`)ショボン。その快速列車に使われていた車両が、現在の日光線で南栗橋以北の普通列車に使われている6050系で、当系の車内は長距離に対応したボックスシート(セミクロス)構造となっており、ロングシートの10050系から乗り継ぐと旅情感がグッと高まります (・∀・)イイネ!。


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エンジ色のボックスシートが並ぶ
6050系の車内。
座席脇には飲み鉄に嬉しい(?)、
折りたたみ式のテーブルも備わります。
ъ(゚Д゚)ナイス
ちなみに先代の6000系も同様のクロス仕様で、
復刻色の6050系では6000系のモケットを再現した、
金茶色の座席となっているらしい。
( ̄。 ̄)ヘー

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鹿沼市のあたりを走る日光線の列車、
車窓にはそろそろ日光連山の雄大な姿が
見えるところですが・・・
▲東武日光線 北鹿沼-板荷(車窓から)


旅情を感じるのはボックスシートの座り心地だけでなく、関東平野を北上する日光線の車窓風景も次第にのどかなものとなってきました (´ー`)マターリ。今日の天気は朝から爽やかな青空が広がる快晴で、栗橋のあたりからも遠くの富士山がきれいに望めています (゚∀゚)オッ!・・・が、新鹿沼を過ぎたあたりから見えるハズの日光連山には雲がかかっていて ( ̄△ ̄;)エ…、その山容はほとんど分からないじゃありませんか (´д`;)アウ…。う~ん、できれば日光線らしい沿線風景として、復刻色6050系の背景には日光の山々を入れたいと考えていたんだけどなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。そんな山の状況に一抹の不安を抱えながらも、目的地の撮影ポイントは山が見えなくとも列車自体はスッキリと撮れる場所であることから、私は当初の予定通りにそこへ向かうこととしました ...(((o*・ω・)o。
北千住から列車を乗り継いでちょうど二時間、列車を降りたのは下小代(しもごしろ)。


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栃木県日光市の南部、
鹿沼市との市境近くに位置する下小代。
(゚ー゚*)シモゴシロ
現在の駅舎は2007年に建て替えられたもので、
開業時から残る木造の旧駅舎は、
近くに移設保存されているらしい
(というのを、帰ってきてから知った)。
▲東武日光線 下小代


上野0530-(常磐551H)-北千住0540~0546-(東武伊勢崎線区間急行)-南栗橋0631~0632-(東武日光線)-下小代0746


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撮影ポイントへ向かう道すがら、
地域を見守る道祖神さんにご挨拶。
ほおづえをつくように見えるお姿は
ほっこりとします。
(*´v`*)ホッコリ♪
その向こうを横切っていったのは、
500系の特急「リバティ(Revaty)」。
▲東武日光線 板荷-下小代

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やってきた撮影ポイントはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
手前の川は日光市や鹿沼市を流れる行川で、
川向こうに見える築堤の上が日光線の線路です。


駅から撮影ポイントまでは歩いてわずか10分程度という、徒歩鉄に優しいお手軽な距離 (・∀・)イイネ。
行川(なめがわ)という名の河川のあたりが目的地ですが、ここでは川に架けられた鉄橋を渡る列車でなく(撮れなくはないけれど)、川向こうの築堤上を走る列車を狙います (・o・*)ホホゥ。このアングルは条件が良ければ、その背景に日光連山の女峰山(にょほうさん)がどーんと写し込めるのですが、私がここに到着した時点では・・・σ(゚・゚*)ンー…


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美しく雪化粧した女峰山(標高2,483m)。
でも、上空には雲がかかっており、
まだお化粧の途中なのでしょうか?
σ(・ω・`)ウーン…


先ほどの列車から見たときよりは少しマシになった気がするけれど(気のせい?)、やはり山頂には雲がかかり続けていて、稜線がハッキリとしません σ(・ω・`)ウーン…。快晴なのに山がモヤモヤしているとは、なんとも惜しい状況ですが (≡"≡;*)モヤモヤ…、それでも列車にはキレイに日が当たりそうだし、ひょっとしたら先月の岳南電車(がくなんでんしゃ)を撮ったときの富士山みたいに、時間が経てば雲が流れて山が見えるようになるかも知れない (-`ω´-*)ウム。
私はここに腰を据えて、復刻色6050系の団体列車が通過するのを待つことにしました。


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颯爽と駆け抜けてゆく東武特急のエース、
100系「スペーシア (SPACIA) 」。
そのなかでもこの金色に塗られた編成は、
日光東照宮の四百年式年大祭を記念した
特別塗装の「日光詣スペーシア」です。
(゚ー゚*)キンスペ
▲東武日光線 下小代-板荷

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こちらは短い三両編成の500系、
特急「リバティ(Revaty)」。
分割併合ができて汎用性の高い当系の登場も
6050系の快速が廃止された理由の
ひとつだと言われています。
▲東武日光線 下小代-板荷


下小代の時刻表を参照すると、このあたりの日中の普通列車は一時間に一、二本程度の運行本数なのですが、それ以外に首都圏と日光、鬼怒川を結ぶ、「スペーシア」や「リバティ」などの特急列車がけっこう頻繁に通過し、本命(復刻色)までの待ち時間も飽きることはありません (^_[◎]oパチリ。
6両編成の「スペーシア」(100系)はその長さに特急らしい貫禄を感じるけれど、写真のアングル的にはちょっと間延びした印象。とくに背景の山を意識するならば(雲隠れしてるけどさ)、「リバティ」(500系)のような短い編成のほうが収まりいいように思います σ(゚・゚*)ンー…(あくまでも個人的な印象ね)。
そんな列車によって異なる編成の長さ(両数)と背景のバランスなどを考えながら撮影を続けていたところ、やがて姿を現したのはこの車両 (*゚ロ゚)ハッ!。


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ベージュ&マルーンの電車が帰ってきた!
現行色と復刻色の両者が手を取り合って
冬晴れの日光路を走りゆきます。
その姿はひと昔前の快速列車を見ているよう。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲東武日光線 下小代-板荷


アズキ電車、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
冬の澄んだ空気に重厚なモーター音を響かせる、4両編成の6050系。写真に向かって右側(下り方)の2両は明るい白ベースの現行色ですが、左側(上り方)の2両はベージュとマルーンのツートンカラーに塗り分けられたシックな装い。そう、後者の2両こそ、あの6000系の色を再現した復刻色の6050系なのです (゚∀゚*)オオッ!!。
え?4両編成中の2両って、復刻色は半分だけなの? ( ̄△ ̄;)ハンブン? と思われるかもしれませんが、6050系は一本の列車を日光、鬼怒川、会津などの行き先別に途中駅で細かく分割(併合)できるのが特徴のひとつで、短い二両を一つの基本編成としています(先代の6000系も同様)。つまり4両編成の列車は、二本の6050系が組まれたものであり(6176F+6162F)、そのうちの一本(6162F)が復刻色だということ( ´_ゝ`)フーン。
そしていま通過したこの列車は、今回の目的としている復刻色二本目(6179F)を使った団体列車でなく、実は先に塗り替えられた復刻色一本目(6162F)が通常の運用に就いた定期列車なのです (゚ー゚*)テーキ。私が下小代に来る途中ですれ違った復刻色一本目が、おそらく折り返してくるだろうと見込んで待ってみたところ、お目当ての団体列車(復刻色二本目)よりも先にやってきてくれました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。「復刻色二本目を撮りにきて、一本目にも出会うか・・・私は運がいい (´ー`)フッ」。
復刻後に初めて目にしたベージュとマルーンのツートンカラーは、遠目の引き画で見ていることもあって、それはまさに往年の6000系そのもの (≧∇≦)シブイッ!。しかも6000系から6050系へと置き換えが進められた過渡期には両者を併結した編成も頻繁に見られており、これはまるでその時代の快速列車を彷彿とさせるような混色編成でした (ノ∀`)ナツカシス。さしずめ、「この快速列車は、前二両が鬼怒川温泉方面の新藤原ゆき、後ろ二両が東武日光ゆき、途中の下今市で分割します >θ( ̄0 ̄*)」ってイメージでしょうか(笑)(実際の当列車は分割せず、4両すべてが急行列車の東武日光ゆき)。
ちなみにこのシブい復刻色、東武が公表している正式(?)な色名は「ロイヤルベージュとロイヤルマルーン」としていますが (゚ー゚*)ロイヤル、私は子供の頃から6000系(や5700系)の色を「アズキ色(小豆色)」って呼んでいますた ( ̄∇ ̄*)アズキ。何となく和菓子っぽくて美味しそうな見た目をしているでしょ(笑)(゚-、゚)ジュル


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新宿からJR線経由で直通してきた、
253系の特急「日光」。
ひときわ鮮やかな朱と赤の車体色は
日光のシンボルである二社一寺や神橋を
イメージしたカラーリングです。
▲東武日光線 下小代-板荷


復刻色一本目が連結された4両編成の急行列車を撮ったあと、カメラに装着したズームレンズを望遠側に回してアングルを調整し直します ボーエン( >_o)r┬=≡]。というのも、本来のお目当てである復刻色二本目の団体列車は、当該編成のみが単独で運行する短い2両編成なので、アングルもそれに合わせたものとしたのです。構図内で中途ハンパに編成を切ってしまった上写真の特急「日光」は、編成の長さを計る定規代わりというワケ ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。でも、列車の編成全体を入れることに拘らず、山容とのバランスを考えたら、こんなアングルもアリかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。
その背景に写る女峰山の様子ですが、撮影を始めたころに比べると、山にかかる雲がだいぶ薄くなってきました (゚∀゚)オッ!。あともうチョイできれいに山頂が見えるかな・・・って、ところにやってきたのが、本日二本目の“アズキ色” (*゚ロ゚)ハッ!。


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令和の時代によみがえった
ベージュ&マルーンの電車を
美しく雪化粧した女峰山が迎えます。
単独の編成もまた良し!
▲東武日光線 下小代-板荷


6000系復刻色が(も一度)撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
こちらが本日のメインである、復刻色二本目(6179F)を使った団体臨時列車で、短い2両の単独編成が女峰山を背景にしたアングルへバランスよく収まりました (・∀・)イイネ。ベージュとマルーンというシックな車体色ではあるものの、きれいな順光の日あたりに恵まれたことで色が沈まず、いい感じに冬山風景と馴染んでくれた6000系・・・もとい、復刻色の6050系。ああ、シブいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。こっちの単独編成のイメージは、快速列車の間合いで日光線の普通列車運用に就く6000系ってところかな? (*´ω`*)ナツカシス。
背景の山にかかる雲はスッキリ取れたわけではないけれど、うっすらとでも稜線が見えるような状態になっただけでもありがたい (-`ω´-*)ウム。はじめは山がキレイに見えていたのに雲がかかってしまった・・・という状況より、はじめはあまり見えなかったのに雲が薄くなってくれた・・・ってほうが、たとえ同じような結果になったとしてもポジティブに捉えられますよね ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。日光連山の女峰山を背にして走りゆく“アズキ色”の6050系、個人的にはじゅうぶんに満足のいく結果が残せました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
・・・って、しみじみと余韻に浸っている場合ではありません (´・ω`・)エッ?。実はいまの団体列車が下り方向(日光方面)へ走り去ったわずか10分後には、逆方向の上り普通列車(新栃木ゆき)として、先ほどの復刻色一本目(6162F)がここへ戻って来るのです エッ!(゚Д゚≡゚Д゚)マジ!?。それを今度は別アングルで撮りたいと考えた私は、急いで線路のある築堤に近づきます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。


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穏やかな冬晴れのもと
力強い走りを見せるアズキ色の6050系。
機器類がびっしりと詰まったその床下には
制御電動車らしいたくましさを感じます。
▲東武日光線 下小代-板荷


遠目だと6000系っぽさを覚えたアズキ色の電車ですが、アップで眺めたその横顔は当然ながらやはり“なんちゃって復刻色”の6050系 ( ̄▽ ̄*)ナンチッテ。それでもこのツートンカラーは6050系にも意外と似合っているように思えて、個人的にはあまり違和感がありません (・∀・)イイネ。そしてこの角度から撮ると印象的に写る、無骨なミンデンドイツ型台車(国産のミンデンドイツ方式台車)がまた、いかにもひと昔前の東武の車両らしくてシビれるなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
実は6050系のうちの半数以上は、先代の6000系から主電動機や抵抗器、台車、コンプレッサーなど多くの機器類を流用して製造されており、車体や制御器は新製しているものの完全な別形式でなく、6000系の更新車として扱われることもあります ( ̄。 ̄)ヘー。この復刻色一本目に抜擢された6162編成(6162+6262)も該当編成で(6119+6219からの更新車)、ミンデンドイツ型台車などは6000系から引き継いだもの。当編成に宿る先代の魂はきっと、かつて自分が纏っていたツートンカラーの復刻を喜んでいるのではないでしょうか (-`ω´-*)ウム。そして個人的にも、あの廃車置き場で見た6000系の寂しい姿から30年あまり、活き活きと走るツートンカラーの列車を見られたことに感慨深さを覚えました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
ちなみに復刻色二本目である6179編成は(6179+6279)は、6000系からの置き換え完了後に増備された完全な新造車で、台車などの形式が更新車と異なっています(更新車と新造車で運用が分かれているのか私にはよくわからないのですが、野岩鉄道や会津鉄道への直通に対応した新造車が復刻色二本目に選ばれたらしい)。


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復刻色6162Fと現行色6176Fの連結面。
ここで両者の台車に注目してみると、
その違いがよくわかるかと思います。
6000系更新車の6162Fはミンデンドイツ型台車、
新製車の6176FはSUミンデン型台車。
▲東武日光線 下小代-板荷


雪山バックに続いて、車両を主体としたカットも撮れた、6000系復刻色の6050系 (^_[◎]oパチリ。ちょっと慌ただしかったけれど短時間で効率よく記録することができました ъ(゚Д゚)グッジョブ。私は勝手にアズキ色って呼んでいたけれど、見ようによってはチョコレート色にも見えるベージュとマルーンの美味しそうな(?)復刻色。ファンにとってはひと足早い(撮影日は2/11)バレンタインチョコを東武線からいただいたのかもしれません ("▽"*)チョコ。


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下小代から乗る普通列車は6050系。
この6169Fは6000系からの更新車です。
▲東武日光線 下小代


さて、復刻色二本目(6179F)を使った団体臨時列車の実態は「リバイバルカラー直通列車で行く南会津、フリータイム満喫日帰りの旅」という長いツアー名で、当編成は日光線から鬼怒川線、さらには第三セクター鉄道の野岩鉄道、会津鉄道へ直通し、最終的に福島県会津地方の会津田島に到達するのですが、私はさすがにそこまで深追いをしようとは思いません。下小代での成果で6000系復刻色の撮影はもうじゅうぶんです (+`゚∀´)=b OK牧場!。
でも、現時刻はまだ午前10時過ぎなので、これでおウチに帰ってしまうのはちょっともったいない σ(゚・゚*)ンー…。そこでこの機会にもうひとつ、東武日光線とは別の路線へ立ち寄ってみることとしました ...(((o*・ω・)o。


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日光線の車窓から眺める日光連山。
山全体がかなり見えるようになりましたね。
σ(゚・゚*)ンー…
▲東武日光線 明神-下今市(車窓から)

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下今市を出たところで、
日光線から右手のほうへ分岐する単線が
鬼怒川温泉方面の鬼怒川線。
復刻色の団体列車はあっちに行きますた。
▲東武日光線 下今市-上今市(車窓から)

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下小代から下り方向へ三駅、
普通列車に10分ちょっと揺られて、
やってきたのは上今市。
当駅は日光市の杉並木公園に隣接し、
駅舎にギャラリーが併設されています。
▲東武日光線 上今市


下小代1019-(東武日光線)-上今市1031


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上今市の駅のすぐ脇にあるのが、
有名な日光杉並木。
江戸時代に徳川家康の家臣だった松平正綱が
日光東照宮に寄進するため植栽したもので、
日光・例幣使・会津西の三街道、全長37kmの両側に
現在でも約12,500本もの杉が立っているのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
歴史深い趣のある並木道ですが、
スギ花粉症の私としてはちょっと恐怖を覚えます・・・。
ヒイイィィィ((((((((lll゚Д゚))))))))


下小代から下りの東武日光ゆき普通列車に乗った私が次に下車したのは、鬼怒川線で定期的に運行されているSL列車(SL大樹)の起点である下今市 (゚∀゚)オッ!・・・のひとつ先で、観光地・日光の玄関口である終点の東武日光 (゚∀゚)オッ!・・・のひとつ手前にある、ちょっと地味な印象の上今市(かみいまいち)って無人駅です ( ̄  ̄*)ジミ…。
ここから歩いて、日光連山が望める有名な鉄道の撮影ポイントへ向かってみたいと思いますが ...(((o*・ω・)o、ただし、その撮影対象となる路線はいま乗ってきた東武日光線でなく、日光線は日光線でもJRのほう (゚ー゚*)尺。東武日光線のついでに立ち寄る別路線とは、宇都宮と日光のあいだを結ぶJR日光線でした (´ω`)ナルヘソ。
目的地となる撮影ポイントは、JR日光線でいうと今市(いまいち)と日光の駅間に位置しているものの、そこにいちばん近い最寄駅は東武日光線の上今市で、駅から15分程度で到達することができる、徒歩鉄に優しいお手軽な距離 (・∀・)イイネ。


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上今市駅から歩き進むと、
その先の田園で望めるのは日光連山の山々。
(゚∀゚*)オオッ!
写真に向かって左から、男体山(2,486m)、
大真名子山(2,375m)、小真名子山(2,323m)、
そして下小代からも見えた女峰山です。


東武の復刻色を撮った下小代の撮影ポイントでは、列車の背景に女峰山しか写し込めなかった日光連山ですが(実際は鉄目線のアングルに拘らなければ、男体山なども同地からもちょろっと見えていた)、この場所では男体山(なんたいさん)や女峰山、大真名子山(おおまなこやま)などの山々が一望できる壮観な眺めで w(゚o゚*)w オオー!!、さらには先ほどまで悩まされていた山頂付近の雲も今はほとんど消えてくれました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
そんな好条件の撮影地で撮ろうと思いついたのが、JR日光線を走るこの列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。


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雄大にそびえる日光の山々を背にして、
下野(しもつけ)の地を軽やかに駆け抜ける、
JR日光線の観光列車「いろは」。
▲日光線 日光-今市


いろは、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!
ステンレス車らしい軽やかな足取りで日光山麓を走り抜けていったのは、JR日光線で使われている一般型(元・通勤型)車両のうちの一本(一編成)を、観光列車仕様にリニューアル(改造)した、その名も日光名所のひとつとなっている「いろは坂」を愛称の由来とした、205系のいろは(´▽`*)イロハ♪。その正面には期間限定で、日光の社寺の世界遺産登録20周年を記念した、特別なデザインのヘッドマークが掲げられています ニッコー( ̄∇ ̄*)ケッコー。


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「いろは」の前後に付けられていたのは、
「世界遺産 日光の社寺 登録20周年」
を記念した大きなヘッドマーク
(3月中旬まで掲出予定)。
太陽と墨字(?)は何を意味するのか
私にはよく分からないのですが、
「いろは」に合っていて
いいデザインじゃないですか。

(・∀・)イイネ


ぶっちゃけ、観光仕様の車両ではあるものの、半定期的に運行されている「いろは」など大したネタでなく σ(゚・゚*)ンー…、個人的にはこれだけを撮りにわざわざJR日光線を訪れる気にはならないのですが(「いろは」や205系のファンの方、スンマセン 人( ̄ω ̄;)スマヌ)、今日のように至近の東武日光線で別ネタ(復刻色の運行)があり、さらにロケーション的にも日光連山がきれいに見える好条件とあらば、ちょっと立ち寄って「いろは」を記録するのにちょうどいい機会でした (^_[◎]oパチリ。しかも、ついで程度の撮影と言っておきながら、雪山を背にして順光で捕らえた「いろは」は、あらためて見ると案外カッコいいじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
これはナイスな寄り道だったと思います ъ(゚Д゚)グッジョブ。


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ちなみにこれは以前に乗車した際、
「いろは」の車内を撮影したもの。
もともとはロングシート仕様の205系ですが、
当編成はクロスシートに改造されています。


撮影後に急ぎ目で上今市の駅へ戻ると、タイミングよくホームに下り列車が入ってきました (゚∀゚)オッ!。逃すと次の列車は一時間後ですから、間に合ってよかった ε-(´∇`*)ホッ。
そしてせっかくここまで来たのならば、あとひと駅だけ進んで終点の東武日光に到着 (・ω・)トーチャコ。これから東照宮などの社寺を巡る余裕は無いけれど、鉄ちゃん的に一見の価値がある、JR日光駅の駅舎などを見ていきましょうかね ...(((o*・ω・)o。


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観光地日光の玄関口、東武日光。
ホーム構造は終着駅らしく、
3面5線を有する頭端式で、
駅舎の外観は山小屋をイメージした
三角屋根が特徴となっています。
駅前の噴水は凍っていた・・・。
▲東武日光線 東武日光


上今市1143-(東武日光線)-東武日光1149


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東武日光駅から南東のほうへ250メートル、
歩いて数分ほどのところに位置するのが、
先ほどの「いろは」が走るJR日光線の日光駅。
開業から二代目の駅舎として
1912年(大正元年)に建てられた現駅舎は
白亜の洋館を思わせる、
ハーフティンバー様式の木造建築で、
大正ロマンを感じる佇まいとなっています。
(´ω`)シブイ
▲日光線 日光

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改札や窓口のある一階から続く
ノスタルジックな木製の階段を上がると、
二階に広がるのはダンスホールのような空間。
(=゚ω゚=*)ンン!?
ここはかつての国鉄時代に
一等車(現・グリーン車)の待合室として使われた、
特別室の「ホワイトルーム」で、
現在は自由に見学することができます。
天井の煌びやかなシャンデリアが目を引きますね。
+(0゚・∀・)キラキラ+

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そのホワイトルームの窓からは、
東武日光を発車してゆく
東武線の6050系が見えました。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに手前の赤い屋根の部分が
JR日光線のホームです。


現役時代に乗った覚えはあるけれど撮った覚えがなく、唯一残せた写真が解体直前の寂しい姿・・・(´・ω・`)ショボン。個人的にずっと切ない思いを抱いていた東武6000系でしたが、昨今のリバイバルブーム(?)にのって、懐かしいカラーが現代に復活 (゚∀゚*)オオッ!!。実際は現行の6050系に施した“なんちゃって復刻色”ではあるけれど、雪化粧した日光の山を背景に走る情景や、かつての快速列車を彷佛とさせる現行色との併結編成、築堤上を颯爽と駆け抜ける勇姿など、私の記憶に残る6000系の面影を感じながら撮影を存分に楽しむことができました (^_[◎]oパチリ。
さらに、好条件での日光連山バックでJR日光線の「いろは」を記録し、歴史深い趣を感じる日光駅の駅舎も見られ、日光名所の「二社一寺」(日光東照宮、二荒山神社、輪王寺)は訪れませんでしたが、鉄分豊富な「二社一駅」(東武とJRの二社と日光駅舎)を巡れたことで ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ、関東近郊のお手軽な鉄旅ながらも充実した一日だったと思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

さ、駅弁を買って、帰りの列車に乗りますか・・・カエロ…((((o* ̄-)o。


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帰りも東武線の普通列車や急行列車を
乗り継いで都内へ戻ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
途中の新栃木まで乗るのは6050系。
▲東武日光線 東武日光

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そして6050系と言えば、
大型テーブル付きのボックスシート。
お昼ゴハンは久しぶりに
車内で駅弁をいただくこととしましょう。
(゚¬゚)ジュルリ
東武日光の売店で購入したのは
「湯波ばら寿司(¥800)」。
筍や椎茸、人参、枝豆などを混ぜた五目寿司に
日光名物の湯波巻き(ゆばまき)を加えた、
見た目にもにぎやかで楽しいお弁当です。
ちなみに日光では“湯葉”でなく
“湯波”と書くのだそうな。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆・・


東武日光1230-(東武日光線)-新栃木1327~1337-(東武日光線)-南栗橋1416~1421-(東武伊勢崎線急行)-北千住1508~1529-(常磐1198M)-東京1549






☆オマケのアズキ色★


今回の復刻色の元となった6000系のほかに
もうひとつ忘れてならないアズキ色・・・
もとい、ロイヤルベージュとロイヤルマルーンの
ツートンカラーに塗られた東武線と言えば、
もともと特急用として製造されたのち、
晩年は快速急行や団体専用車として使われた、
1951年(昭和26年)製の5700系。
(゚ー゚*)ゴーナナ

5700.jpg
見るからに懐古感が漂うシブい電車、
実際に記事内で紹介した6000系よりも
先輩なのですが、

6000系が6050系への更新によって
早々に姿を消したのに対し、

この5700系は1991年(平成3年)まで
40年もの長きに渡って活躍。

そのため
6000系はまともに記録できなかった私でしたが

5700系のほうは何度か撮影機会がありました。
(^_[◎]oパチリ

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5702.jpg
今回6050系に復刻されたアズキ色は
6000系をイメージしたものではあるけれど、
あの色を見ると5700系のことを思い出される方も
東武ファンのなかには多いのではないでしょうか。
(ノ∀`)ナツカシス

ちなみに5700系は現在、
特急仕様(二枚窓)に復元されたものと、
先頭部のみのカットモデルが、
共に「東武博物館」で展示されています。

▲▲88.5 東武野田線 新柏-柏
▲89.10 東武鬼怒川線 鬼怒川公園



ONE-shot 349 貨物列車 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 349 貨物列車

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あまり積極的に貨物列車を撮影しない私ですが
(貨物時刻表を買ってないし・・・)、
この日は国鉄型電気機関車の名機、
EF66形(27号機)を先頭にした貨物列車が
近所の武蔵野線を昼ごろに通過するとの情報を受け
(SNSの書き込みで知ったの)、
さらに快晴というお天気にも誘われて、
ちょっくら多摩川の河原へ出かけてみました。
...(((o*・ω・)o

ところでこの場所、
昨秋に襲来した大きな台風の影響で
川の流れが少し変わったのでしょうか、
σ(゚・゚*)ンー…
以前に訪れた時の同地よりも
浅瀬の範囲が広がったような印象で、
川底が見える透明感には水の清らかさを覚えます。
(´ー`)キレイ

清流(?)のせせらぎに耳を傾けていると、
それをかき消すような轟音を響かせて
お目当ての貨物列車が橋上を通過してゆきました。
(ホントにニーナが来たよ!(笑))
。゜+.(o´∀`o)ニーナ!゜+.゜。

▲20.2.1 武蔵野線 梶ヶ谷(タ)-府中本町



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ちなみに、
貨物に疎い私はぜんぜん把握していなかったのですが、
EF66 27が通過するほんの10分前には、
EF65 2088が牽引するタンカー貨物(タンク車)も
やってきてくれて、
わずかな時間で二本の国鉄色機関車が撮れました。
(゚∀゚*)オオッ!!
知らなかっただけに嬉しさも大きい(笑)
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪

現在はEF66もEF65も、
貨物の牽引をおもな仕事としていますが、
青15号を纏う栄光のブルトレ機
今なお健在ですね!








☆オマケ★


ONE-shot 348 Lounge car [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 348 Lounge car

8000.jpg
日没直後の17時過ぎ、
晴れていればまだ明るさが残るところでしたが、
この日の天候は生憎のドン曇りで、
露出的にけっこうキビシい撮影条件。
(´д`;)クライ…

こうなると走る列車をふつうに写し止めても
荒い画になるだけなので、
極力感度を上げずに済むよう
シャッタースピードを低速に設定し、
思いきってカメラを振ってみます。
(*`・ω・´)-3フンス!


夕刻の首都圏をあとにして
一路、信州へと向かう、
特別運行の「カシオペア紀行」。

クールなステンレスの車体とは対照的に、
ラウンジカーの窓からこぼれる暖色の灯りには
夜行列車らしい旅情が感じられて、
薄暗い環境のなかでも
意外と悪くない雰囲気になってくれました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

ああ、それにしても、
豪華な車内で優雅にくつろぐ乗客の方々が
羨ましいっ(笑)


▲20.1.25 武蔵野線 東川口-東浦和



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Dining car(食堂車)

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CASSIOPEIA Suite(個室寝台車)









☆オマケ☆