SSブログ

東北本線・・・「懐かしの新特急なすの」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2019.05.26 東北本線
栃木路に帰ってきた"新特急"
「懐かしの新特急なすの」 撮影
 
 
国鉄型車両マニアの私が好んで撮影し、拙ブログでもちょくちょくご紹介している185系 (゚ー゚*)イッパゴ。
白地に緑のストライプという大胆な塗り分けの車体色が特徴的な同系といえば、今も現行で使用されている東海道本線の特急「踊り子」(東京~伊豆急下田・修善寺)の印象が強いですが σ(゚・゚*)ンー…、ひと昔前は都心から北関東のほうへ向かう高崎線や宇都宮線(東北本線)の特急列車にも使われていて、比較的近年まで見られた高崎線の「あかぎ」(上野・新宿~前橋)や「草津」(上野~万座・鹿沢口)などは、その活躍する姿が印象に残っているところ (´ー`)シミジミ。

おもに上野駅を起点に東北地方や上信越、北陸方面へ向かっていた、「上野口」の特急列車(いっぽう、東京駅を起点にしている「踊り子」などは「東京口」と呼ばれる)。その大きな転換点となったのが東北・上越新幹線の開業で、それまで東北本線や上越線などを走っていた在来線の長距離特急は大半が廃止され、上野口の特急列車は一部を除いて北関東地域までの近距離特急が主体となりました (・o・*)ホホゥ。
その際、指定席よりも自由席を多くした編成を組み、特急券を別途に購入すれば定期券でも利用でき(それ以前の特急列車は定期券で乗車できなかった)、さらに特急券も割安なものにするなど(50キロ以内)、新たなこころみで気軽に乗れる特急列車をアピールする狙いから、それらの上野口近距離特急には従来の特急列車とは別枠ともいえる「新特急」の呼称がつけられ、1985年に開始されたその運行に充てられたのが185系(新幹線リレー号からコンバートされた200番台)でした ( ̄。 ̄)ヘー。先出の「あかぎ」や「草津」などが、その新特急の括りに当てはまります(東海道線の「踊り子」は対象外)。
しかし、本来の特急列車の体勢が見直され、自由席の拡大や定期券で利用できる列車が増えたことで、新特急の位置付けが曖昧となり、2002年にこの呼称は廃止(特急に統一)されて現在にいたっています (´ω`)ナルヘソ。


0001_1.jpg
185系で運行されていた、
特急「新特急なすの」。
ちなみに「新特急」は正式な種別でなく
愛称の一部に含まれます。
写真では分かりづらいですが、
ヘッドマークにも小さく「新特急」と
表記されていました。
▲89.4 東北本線 上野


今となってはちょっぴり懐かしい響きの新特急 ( ̄∀ ̄*)シントッキュー。
「あかぎ」や「草津」は車両が185系から651系に引き継がれ、現在も特急列車として運行されていますが、新特急のなかでいち早く姿を消してしまったのが、宇都宮線の上野と黒磯(くろいそ)のあいだを結んでいた「新特急なすの」(゚ー゚*)ナスノ。那須連山の麓に広がる「那須野」に愛称を由来する同列車は、最盛期に9往復も設定されていたものの、停車駅や所要時間が特別料金不要の快速列車(快速ラビット)と大差なかったこと、また、「なすの」の愛称を東北新幹線に譲る形で名称変更となり、在来線特急としての「なすの」は1995年に姿を消しました (ノ∀`)ナツカシス(その後、「新特急なすの」から愛称を変えた、特急「おはようとちぎ」、特急「ホームタウンとちぎ」は2010年に廃止)。


0001_2.jpg
宇都宮線の愛称が付けられる以前の
東北本線を走りゆく「新特急なすの」。
私のなかで新特急のイメージといえばやはり
横帯の185系200番台です。
(-`ω´-*)ウム

▲87.5 東北本線 岡本-宝積寺


そんな「新特急なすの」が、栃木県の観光キャンペーン(「本物の出会い 栃木」アフターデスティネーションキャンペーン)の一環として、5月の最終日曜日(5/26)に一日一往復限りの復活運転(特急「懐かしの新特急なすの」)が行なわれます (゚∀゚*)オオッ!!。
これは国鉄特急型好きの私としては見逃せず、是が非でも撮影したいもの (*゚∀゚)=3ハァハァ!。個人的に今月は10連休の余波でちょっと本職のお仕事が慌ただしかったけれど アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、この「なすの」の復刻運転に照準を合わせて前週に休日出勤するなどし、どうにか出撃できる状態を整えることができました ε-(´o`;A フゥ…。

・・・というわけで今回は、1995年以来24年ぶりに宇都宮線で運転される「新特急なすの」を撮りに、栃木県へ向かおうと思います (*`・ω・´)-3フンス!。
事前に確認した天気予報だと当日の県内はおおむね晴れるようですが (゚∀゚)オッ!、ちょっと気になるのは気温の高さ ( ̄△ ̄;)エッ…。え?宇都宮市は33度の真夏日になる!? おいおいマジかよ、まだ5月だぜ・・・( ̄  ̄;)33ド…。


5月26日(日)


0001.jpg
東京から乗る宇都宮線直通列車は
おなじみのE231系。
日曜朝の下り列車は空いていて、
ボックス席の窓側に座れました。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲東海道本線 東京


予報どおり晴天の青空が広がる日曜日の朝、宇都宮線直通の宇都宮ゆきで東京を出発します (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
今さら意識することはないけれど、乗った列車は皮肉にもその存在が「新特急なすの」廃止の一因になったとも言われている、快速列車の「ラビット」(゚ー゚*)ラビットセキネ。たしかに途中の小山までは適度に駅を飛ばす俊足で、東北新幹線を使わず在来線で宇都宮方面へ行くには活用できる列車です。ちなみに東京から宇都宮までの平均所要時間は普通列車が110分、快速「ラビット」が97分で(東北新幹線だと50分)、一時間以上も同じ列車に揺られていると、気分的にこの差はけっこう大きい (-`ω´-*)ウム。


0002.jpg
宇都宮で乗り継いだ黒磯ゆきは
オールロングシートの205系。
(゚ー゚*)メルヘソ
▲東北本線 宇都宮

0003.jpg
ところで栃木の名物と言えば・・・
先日に弥彦線115系の記事でちょろっと触れた、
レモン牛乳」。
たしかにパックのカラーデザインが
弥彦色115系に似ていますね(笑)
(´∀`*)クリソツ
お味はレモンの爽やかな風味が感じられる
フルーツ牛乳って感じです。
(゚д゚)ウマー!


宇都宮でさらに先へ進む黒磯ゆきに乗り継ぎます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
現役時代の「新特急なすの」と同様に、上野と黒磯のあいだで復刻運転される「懐かしの新特急なすの」。当列車は都内や埼玉など首都圏近郊の撮影ポイントでも狙えるのですが σ(゚・゚*)ンー…、連休こそ新潟に遠征したものの、ここしばらくは中央線の「オレンジラッピング」など近所での撮り鉄が続いていた私。今回は少しでも鉄旅気分を味わいたいと思い、ちょっと足をのばして宇都宮以北での撮影を考えていました (・∀・)イイネ!。気分的なものだけでなくロケーション的にも、このあたりまで来ると沿線に自然の緑が増えてきます (´ー`)マターリ。
東京から約二時間、私が下車したのは宝積寺(ほうしゃくじ)。


0004.jpg
宇都宮から二駅目の宝積寺は、
宇都宮線と烏山線の分岐駅として
知られています。
烏山線は国鉄型キハが引退して、
しばらくご無沙汰しているなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン
▲東北本線 宝積寺

0005.jpg
0006.jpg
2008年に改築された宝積寺の駅舎は
新国立競技場のデザインも手掛ける
著名な建築家の隈研吾(くまけんご)氏が
設計したもので、
コンコースや階段の天井には
木材が幾何学模様に配置されています。
(・o・*)ホホゥ
▲東北本線 宝積寺


東京0641-(東北3620E 快速ラビット)-宇都宮0818~0832-(637M)-宝積寺0843

奇遇か・・・いや、ちょっとは意識したか σ(゚・゚*)ンー…、実は宝積寺と言えば、冒頭で写真をご紹介した、今から30年以上前の1987年に私が185系の「新特急なすの」を撮った場所なんです (^_[◎]oパチリ。ならば、時を越えて今回の「懐かしの新特急なすの」も同地点で・・・とは思わないけれど、何となく30年前に宝積寺で撮った「なすの」が記憶の片隅に残っていました (´ω`)ナツカシス。
ちなみに当時は定期列車の「なすの」を撮りにわざわざここまで来たのではなく、狙いの本命はデビュー間もないジョイフルトレイン(欧風客車)の「スーパーエクスプレスレインボー」でしたが、切なくも115系の普通列車にド被りされたんですよね・・・ヽ(´д`;)アア…。結果として185系の「なすの」は記録できているけれど、あんまりいい思い出じゃないなぁ (^^;)ゞポリポリ。


0007.jpg
駅のすぐ近くにある踏切が、
32年前に「なすの」を撮った場所。
今では踏切の障検器などが設置されて、
スッキリと撮るのは難しいようです。


そんな思い出の場所を横目に見ながら通り過ぎ、宇都宮方向へ線路沿いの道を駅から歩く事15分ほど ...(((o*・ω・)o、私がやってきたのは線路をオーバークロスする小さな跨線橋 (・ω・)トーチャコ。ここは橋の欄干(柵)が低くて、下を走る宇都宮線の列車をムリなく撮影することができます (・∀・)イイネ。すでに数人の先客がスタンバってましたが、私の撮りたいアングルの場所は空いていて、難なく立ち位置を確保 ε-(´∀`*)ホッ。


0008.jpg
今回の撮影ポイントに選んだのはこんな場所。
跨線橋上からカーブする線路が望めます。
(「゚ー゚)ドレドレ

0009.jpg
時刻表には載っておらず、
不意に通過したE531系を
とりあえずパチリ。
(^_[◎]oパチリ
黒磯〜新白河の区間列車で使用される車両の
入区回送かな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東北本線 岡本-宝積寺(後追い)

0010.jpg
旅客のみならず
物流の大動脈でもある東北本線は
貨物列車も頻繁に通過。
“金太郎”の愛称を持つEH500形が、
色のそろったコンテナ車を引き連れてゆきます。
(´▽`*)キンタロ
▲東北本線 岡本-宝積寺


ここはアウトカーブをゆく列車を跨線橋の脇からサイド気味にも狙えるのですが、今回は185系の前面に掲げられる「なすの」のヘッドマークがなるべく分かるように撮りたいので、正面気味にポジションを取ってタテ位置のアングルで構えてみます【◎】]ω・´)パチッ!。
ちょうどこのカーブのあたりで下り列車の進行方向が北の方角を向いてしまうため、車両の前面に日が当たらないのは少々残念ですが σ(・∀・`)ウーン…、25年ぶりの「なすの」ってことを考えると光線状態の良好な“バリ順ポイント”はどこも混雑が予想されるし (´д`;)人大杉…、個人的には高い目線から望む緩やかなアウトカーブの線形と背景の緑の入り方が、日当り具合のマイナスを補うほどの魅力を感じたので、この場所を選びました m9(`・ω・´)ケテイ!。
最高気温が33度と予想されている宇都宮 ( ̄  ̄;)マジカ…。しかし10時前に通過する予定の「なすの」は、まだ暑さがピークとなる前に撮影ができそう σ(゚・゚*)ンー…。待っている間もさほど暑さを感じないなか、やがて望遠レンズで覗く線路の先に見えてきたのは、4つが並列した特徴的なヘッドライトの灯り (☆∀☆)キラーン☆。暑さよりも緊張で手に汗握る瞬間です (°∀°;)ドキドキ。


0011.jpg
新幹線にその名を譲った特急列車が、
令和の時代に一日だけ復活。
懐かしい「なすの」のヘッドマークを掲げて、
那須山麓の黒磯を目指します。
▲東北本線 岡本-宝積寺


なすの、おかえり~! ヽ(´▽`)ノオカヘリ~♪
往年の「新特急なすの」と変わらず、特急列車らしい俊足で駆け抜ける、特急「懐かしの新特急なすの」。那須連山をモチーフにした「なすの」のイラストマーク(タイトル写真も参照)は、現役時代を知る者にとって185系の顔にしっくりとおさまる安定感を覚えます (´ー`)シミジミ。画的にも緑の背景に185系の白い車体が映えて、いい感じじゃないですか。日陰となった前面は思ったほど沈まなかったし (*`д´)=b OK牧場!(後退角の付いた左上あたりは、う~~~っすらと日が当たってるw)。
ぶっちゃけ、現役時代の「なすの」なんて、ネタ列車のついで程度の記録でしかなかったけれど、あらためて見るとなかなかカッコいいものだなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜
ただ、贅沢なのを重々承知の上であえて言うならば、一昨年(2017年)に「新幹線リレー号」が復刻運転されたときにも感じましたが、やはり新特急のリバイバルは斜めストライプでなく、横帯の塗り分けで見てみたかったなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…(「なすの」は斜めストライプでの運転実績もあるので、今回のリバイバルもおかしくはないのですが)。素人目に見ると塗装費は大して変わらなそうなので、一本くらい横帯の復刻色を・・・なんて思うのは、マニアのエゴ的な考えでしょうか(笑) ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)ゼータクイウナ!!。
いや、185系が懐かしい「新特急なすの」のヘッドマークを掲げて復刻運転したことは大いに感謝 ъ(゚Д゚)グッジョブ。大満足の撮影となりました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0012.jpg
跨線橋上で振り返り、
後追いでも「なすの」をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
背景はイマイチですが、
お顔の光線状態は
こっちのほうが良好でした。
▲東北本線 岡本-宝積寺


さて、往路で黒磯へ下った「懐かしの新特急なすの」は、午後に復路の上野ゆき上り列車が設定されています (・o・*)ホホゥ。
その往路と復路のあいだには4時間もの余裕があるので、当初は宝積寺を発着する烏山線(からすやません・宝積寺~烏山)にでも寄ろうかと考えたのですが σ(゚・゚*)ンー…、往路の「なすの」を撮り終わった10時ごろから、予報どおりに気温がじわじわと上がりはじめ、まるで真夏のような暑さに (´Д`υ)アツーィ。こうなると国鉄型キハがすでに撤退し、現在は蓄電池車両の「アキュム」(EV-E301系)で運行されている烏山線へ、わざわざ撮影に向かう気力が萎えてしまい (´σД`)ヤメピ、けっきょく私はコンビニのイートインスペースと駅の待合室などでスマホを弄りながら時間を潰し []o( ̄  ̄*)ヒマ…、時間を見計らって「なすの」の復路を狙う撮影ポイントへと向かいました ...(((o*・ω・)o。
宝積寺から宇都宮線の下り列車へ乗り、二駅ほど進んだ蒲須坂(かますさか)で下車。


0013.jpg
0014.jpg
モダンなデザインの宝積寺と違い、
落ち着いた佇まいをみせる蒲須坂の駅舎。
待合室は広く、また、風通しが良くて、
快適に時間を潰させていただきました(笑)
(´ー`)マターリ
▲東北本線 蒲須坂


宝積寺1156-(東北649M)-蒲須坂1206

東北本線が宇都宮線の愛称で呼ばれるなかの北部区間(宇都宮~黒磯)にある駅では、個人的に意外と訪れる機会が多い蒲須坂 (゚ー゚*)カマス。というのも、当駅の周辺には徒歩でアクセスできる手軽な撮影ポイントがいくつか点在しており、とくに私は上り列車を撮る際に重宝しています。今回も上り(復路)の「なすの」を撮る撮影ポイントに同地を選びました m9(`・ω・´)ケテイ!。
往路のように「なすの」のヘッドマークを重視した撮り方をするならば、駅の北側に位置する踏切脇からの接近戦が好ましいところですが、そこはあまりキャパ(撮影地の許容量)が広くない上、とても人気の高い“お立ち台スポット”となっていてかなりの混雑が予想されるため (゚ペ)ウーン…、私は少し引き画の構図になるものの、キャパが広くて比較的ポジションの競争率が低そうな、南側の跨線橋へと向かいます コッチ…((((o* ̄-)o。その撮影ポイントは以前に「カシオペア」(の回送)を撮ったことがある場所で、駅から歩いて15分ほど。


0015.jpg
広い田園のなかに架かけられた、
宇都宮線を跨ぐ陸橋。
その上が撮影ポイントです。

0016.jpg
のどかな田園風景をゆく、
205系の普通列車。
本来はヨコ位置が定番構図ですが、
この時は空にひと筋の飛行機雲が伸びていたので、
タテ位置で撮ってみました。
(^_[◎]oパチリ
▲東北本線 蒲須坂-氏家


暑さが厳しいなかでの待機を避けて、怠惰な私が撮影ポイントに着いたのは「なすの」が通過する一時間ほど前。すでに何人かの先客はいらっしゃっていましたが (*・ω・)ノ゙チワッス♪、それでもこの場所は余裕を持って立ち位置が確保できました ε-(´∀`*)ホッ。
跨線橋の下に広がる田園は、ちょうど田植えを終えたばかりで早苗がきれいにアタマを並べており、季節感を表すなら水田を広く入れたいところですが σ(゚・゚*)ンー…、画を引きすぎてしまうと「なすの」のヘッドマークがよくわからなくなってしまうので、ここは列車主体の構図に落ち着きます。


0017.jpg
橋上から望めるのは、
標高1,795mの釈迦ヶ岳を主峰とする
高原山(たかはらやま)。
冬場には同地からクッキリと見えるのですが、
気温と湿度が高い今日は霞んでいます。
(≡"≡;*)モヤモヤ…


まだ5月だというのに昼下がりの日差しはキビシく、湿度も高くてうだるような暑さですが、時おり吹き抜ける風には初夏の爽やかさも感じられます ε-(´o`;A フゥ…。熱中症に用心して水分をこまめに補給しながら待つことしばし、やがて迎えた「なすの」の通過時刻。
国鉄特急型らしい豪快なモーター音を響かせて、田園に敷かれた直線を爆走する185系を私はイメージしていたのですが (*゚v゚*)ワクワク♪、実際に現れた「懐かしの新特急なすの」は、ゆっくりとした速度で静かに現れました ソロリソロリ...(((o*・д・)o。臨時列車なのでスジが寝ている(運転ダイヤに余裕がある)のかな? (゚ー゚?)オヨ?


0018.jpg
初夏の水田を横目に見て、
久しぶりとなる下野(しもつけ)の地を
じっくりと噛み締めるように進む、
185系「懐かしの新特急なすの」。
▲東北本線 蒲須坂-氏家


も一度、なすのが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
直線をゆくことで整って見える、185系の特徴的な緑のストライプ (`・∇・´)シャキッ!。このくらいの引き画だと「なすの」のヘッドマークはあまり目立たないけれど、今じゃ宇都宮線の北部区間を185系が走るのは滅多にない機会なので、この場所で同系を撮れたこと自体が貴重な記録だと思うし、北関東の広い田園風景をゆく185系には東海道線の「踊り子」とは違う、かつての“新特急らしさ”が感じられます (*´ω`*)ナツカシス。そう考えると「なすの」というよりは、宇都宮線を走る185系を撮れたことに満足です (*`д´)=b OK牧場!。
ただ、できればやっぱり横おび・・・;’.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)シツコイ!!


0019.jpg
休日午後の上り「新特急なすの」は
那須高原から帰る行楽客が
利用していたと思われますが、
「懐かしの新特急なすの」は
復活を望んだ多くの鉄ちゃんを乗せて、
東京の上野を目指します。
▲東北本線 蒲須坂-氏家(後追い)


185系がゆっくりとした低速での通過だったのと、ちょうど陸橋上にクルマの通行がなかったので、橋の反対側にまわって後追いでも撮影することができました (^_[◎]oパチリ。上野へ向けて走り去る「なすの」を見送って、撮影は終了 (´w`*)オツカレ…
・・・ではなく、実はもう一本、このあとにちょっとした“オマケ”があるのです エ?(゚Д゚≡゚∀゚)オマケ!?。そのオマケの列車と「懐かしの新特急なすの」はどちらも上りの臨時列車で運転時刻が近接しており、定時運行ならウマい具合に同ポイントで効率よく撮影できそう (´艸`*)ムフフ♪。
「なすの」の通過から、わずか10分後に姿をみせたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!


0020.jpg
田園のステージに颯爽と現れた、
黄金色の豪華列車。
「トランスイート四季島」が、
「なすの」のあとを追いかけます。
▲東北本線 蒲須坂-氏家


シキシマ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
オマケ扱いをするなんて失礼に当たりそうな、JR東日本が誇る豪華クルーズトレインの「トランスイート四季島」が、黄金色の車体に西日を浴びて悠然と走りゆきます (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
ヘッドマークなどがない「四季島」はとくに前面を意識せず、「なすの」のときのアングルよりも少しサイドからの引き画で、田園風景を大きく入れてみました (^_[◎]oパチリ。よく見ると背景の左のほうには、う~っすらと那須連山(那須岳)も霞んでいます (≡∀≡*)ウッスラ…。
「四季島」と言えば、先月(4月)に中央線の勝沼ぶどう郷で桜の撮影をしていたとき、不意に現れて咄嗟にカメラのシャッターを切ったものの【◎】]ω・;)パチッ!、なんだかビミョーな結果となっていました (´д`;)アウ…。そのリベンジというワケではないけれど、今回はちゃんと運転日と時刻を調べてきて \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ(本来はそれが当たり前なんだけど)、田んぼに水の入ったいい時期に記録できた「四季島」(^_[◎]oパチリ。これは嬉しいオマケでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

「四季島」が通過して、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0021.jpg
撮影を終えて戻った蒲須坂の駅には、
多くの同業者が見られました。
ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ
踏切ポイントのほうにも、
きっとたくさんの方が集結したのでしょうね。
そんな蒲須坂を205系に乗ってあとにします。
▲東北本線 蒲須坂



栃木県の観光キャンペーンの一環で、名称変更から24年ぶりに復刻運転された「新特急なすの」(=゚ω゚)ノ タライマ!。
583系や485系、189系、24系客車など、かつて特急列車として使われていた車両が次々に姿を消し、国鉄時代の名列車も復刻運転が難しい状況となってきたなか σ(・∀・`)ウーン…、今回の185系による「懐かしの新特急なすの」は久しぶりに国鉄特急の雰囲気を懐かしめた列車で(「新特急なすの」の運行は国鉄時代というより、国鉄末期からJR初期にかけてだけれど・・・)、それを撮影できたのは私のようなオールドファンにとって嬉しい機会でした ・:*:・ (*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。
また、個人的にここ数日は連休の余波で仕事が慌ただしく、趣味を愉しめる時間が少なかったため、今回の鉄活動(「なすの」の撮り鉄や、宇都宮線の乗り鉄)は仕事のストレスを解消してくれた、いい“鉄分補給”となりました(笑)


0022.jpg
宇都宮で205系から
E231系の湘南新宿ライン直通列車に乗り継いで
(当駅始発なので表示はまだ回送だけど・・・)、
都内へと帰ります。
▲東北本線 宇都宮

0025.jpg
打ち上げに宇都宮で仕入れたのは、
見た目のインパクトがなんとも強烈な、
「焼餃子ダブル弁当(¥800)」
なんと宇都宮餃子が駅弁になっちゃいますた
(掛け紙にちゃんと「駅弁マーク」が記されている)。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
12個もの餃子はボリューム満点だし、
冷めていても餡に肉の旨味が感じられて
悪くないお味・・・だけれど、
やっぱり餃子は焼きたてをお店で食べるのが
いちばん美味しいですよね。
(^^;)ゞポリポリ
☆☆・・・
駅弁を買うか、お店で食べるか迷いましたが、
鉄ちゃんとして今回はためしに駅弁を選んでみました。



蒲須坂1519-(東北658M)-宇都宮1540~1553-(2547Y)-新宿1747







☆オマケの「オレンジさん」☆


ONE-shot 325 小休止 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 325 小休止

0511_3.jpg
中央線を診察している
検測車の「East-i E」*が、
昼下がりの国立(くにたち)で小休止。
ε-(´o`A フゥ…

その横をタイミングよく、
中央特快(特別快速)運用に就いた
オレンジラッピングのE233系(T24編成)が
足早に追い抜いてゆきました。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ

ちょっぴりレアな電車同士、
一瞬のめぐりあい。
(゚∀゚*)オオッ!!


( *E491系「East-i E」は、
おもにJR東日本管内における電化在来線の
軌道や電力、信号・通信などを検査、測定する
路線のお医者さん(事業用車両)です。
(`・ω・´)キリッ )


▲19.5.11 中央本線 国立




そして・・・
史上最長の10連休となったGWは、
期限付きノルマが課せられている私の今月のお仕事に
史上最大(?)の延滞をもたらしており
アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ
(そりゃ、10日も休めばそうなるわな・・・)、
フォローする週末の休日出勤によって
鉄活動(撮り鉄・乗り鉄)が小休止状態。
ε=(・д・`*)ハァ…

どうにか来週には落ち着くかなぁ・・・。






☆オマケ☆



共通テーマ:趣味・カルチャー

弥彦線・・・快速「弥彦観桜号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2019.04.28 弥彦線
平成最後の鉄旅・後編
快速「弥彦観桜号」 撮影
 
 
前回からの続きです。

史上最長の10連休となった今年のゴールデンウィーク(GW)Σ(゚∇゚ノ)ノ ナガッ!。
遠方への旅行計画などはとくに立てていなかった私ですが、せっかく10日間もの長いお休みがあるわけだし、改元による“平成最後”、もしくは“令和最初”なんて言葉を耳にすると、やはりジッとしていられないのが旅好きの性。私も流行りにのっかって(?)、“平成最後の鉄旅(鉄道旅行)”に出かけたい ((o(・∀・`)o))ウズウズ。
連休中は長距離列車の指定券や宿泊施設の予約が難しい状況だったものの、新幹線を使わずに在来線の普通列車を乗り継いで移動したこと ノコノコ...(((o*・ω・)o、また、GWの賑わいにあまり左右されなさそうなシブい駅前旅館が確保できたことで (≧∇≦)シブッ!、私は日本海に面した新潟県の直江津(なおえつ)へとやってきました (゚ー゚*)ニーガタ。
天気の悪かった初日は移動日に充て、本格的な撮り鉄は晴天予報が出ている二日目に臨みます (*`・ω・´)-3フンス!。撮影のお目当ては新潟地域(JR東日本新潟支社管内)に生き残る国鉄型車両の115系 (゚∀゚*)オオッ!。それを日本海と立山連峰が一望できる壮大な撮影ポイント(米山の聖ヶ鼻展望台)で待ち構えていたところ (*゚v゚*)ワクワク♪、通過の直前になって大きな雲塊が太陽を隠し、撮影地一帯を暗く沈ませてしまいます Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。これは絶体絶命の大ピンチ! (・m・`;)アワワワ…・・・でしたが、まさに奇跡的な雲の流れで危機はかろうじて回避 ε-(´o`;)ホッ。海岸線を走りゆく「二次新潟色」の115系(N35編成)を、まぶしい日差しに照らされた状況で撮ることができたのでした (^_[◎]oパチリ。なんともヒヤヒヤさせられて心臓には悪かったけれど、ここでは大満足の結果が得られたことで、私は次の目的地へと移動します ...((((o* ̄∀)o 。



0001.jpg
米山のホームに入ってきた
信越線の普通列車は、
すっかり新潟地域の顔となったE129系。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲19.4.28 信越本線 米山

0002.jpg
下り列車に乗って米山から先へ進むと、
車窓の左手には日本海が広がります。
(´▽`*)ウミ♪
今回の私は聖ヶ鼻展望台を選びましたが、
このあたりは青海川や鯨波など、
海沿いの好撮影地が点在しています。
(・∀・)イイネ!
▲19.4.28 信越本線 笠島-青海川(車窓から)

0003.jpg
いっぽう、車窓の右手に目をやると、
とんがった山容の米山が望めました。
(´▽`*)ヤマ♪
▲19.4.28 信越本線 鯨波-柏崎(車窓から)

0004.jpg
0005_1.jpg
米山の集落では商店などが見あたらなかったため、
比較的大きな街の柏崎にて朝食を調達。
(´q`;)ハラヘタ…
駅に併設されたコンビニで買ったのは、
鮭と明太と高菜が具材に入って
ちょっと大きめの「ばくだんおにぎり」。
(´∀`;)バクダン
新潟のお米を使っていると書かれていますが、
とくに地域限定の商品ではないようです。
▲19.4.28 信越本線 柏崎

0005.jpg
柏崎に掲げられていたのは、こんな運転情報・・・
そう、この日は上越新幹線が送電トラブルの影響で、
朝から4時間近くも全線で運転を見合わせていました。
(´д` )アラマ…
普通列車で移動している私は影響がなかったけれど、
新幹線と接続する特急「しらゆき」などは
遅れが出ていたようです。


撮影ポイント最寄駅の米山(よねやま)から信越線の長岡ゆき下り普通列車へ乗り、車窓に海景色を眺めながら進むこと15分。次に列車を降りたのは柏崎(かしわざき)。当駅は信越本線と越後線(えちごせん)の接続駅で、私はここで越後線に乗り換えます ノリカエ…((((o* ̄-)o。
そして跨線橋を渡った先のホームで目に入ったのが、この車両 (=゚ω゚=*)ンン!?。


0006.jpg
柏崎のホームで発車を待つ
越後線の吉田ゆき普通列車(左)は、
青い色の115系。
(゚∀゚)オッ!
▲19.4.28 信越本線 柏崎


越後線の吉田(よしだ)ゆき下り普通列車(141M)として、特徴あるコンプレッサーの音を響かせながら待機していたのは、国鉄型車両の115系 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。そう、私が米山の聖ヶ鼻展望台で撮影した、信越線の快速列車と同形式の電車です (゚∀゚*)オオッ!!。ただし、さっき(前編)の二次新潟色とは異なる、こちらの青い車体色は「三次新潟色」と呼ばれるもの (゚ー゚*)サンジ。
ちなみに、ライトグリーン帯の二次色とコバルトブルー帯の三次色は両者が混在する期間が長いので、私は登場順序の“次”で分けず、山の緑をイメージしたような前者を上越線にちなんだ「上越色」、海の青をイメージしたような後者を信越線にちなんだ「信越色」と呼んでいましたが(明確ではないものの、実際にそれぞれの路線の運用で色が分けられていた気がする)、一般的(?)には「二次新潟色」や「三次新潟色」で区別していることが多いようです (・o・*)ホホゥ(115系が所属するJR東日本新潟支社でも、その呼称を使っている)。


0007.jpg
信越線(信越海線)の車窓に広がる
日本海をイメージしたような、
コバルトブルーの「三次新潟色」。
現在はこのN34編成が纏っています。
▲19.4.28 信越本線 柏崎


本来はこの青い色の三次色が新潟地域115系の現行色、つまり過去の復刻色ではないオーソドックスな車体色なのですが、現時点で生き残っている新潟の115系は7編成(3両編成が7本)しかないのに対して、塗られている色のバリエーションは年代別の復刻色など全部で6種類 ( ̄△ ̄;)エッ…。7本で6種ですから、ほぼ編成別に色が違うカオスな状態となっており、もはやどれが現行色なのかよくわかりません w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。まあ、ファンにとっては何色が来るのか、楽しみではあるのですが・・・ (゚∀゚)アヒャ☆。
なお、二本の編成が色被りをしているのは二次色(N33とN35編成)で、現行色であるハズの三次色は今や一本のみ(N34編成)の存在。そう考えると、この色も貴重に思えてくるけれど、個人的には近々までふつうに見られていた三次色よりも、せっかくならば復刻色の類いを引き当てたかったな・・・と言うのが正直なところ σ(・∀・`)ウーン…。


0008.jpg
柏崎のホームで目に留った、
ちょっと懐かしい形の水飲み場(水道)。
それを115系と絡めて
モノクロ撮影してみました。
(^_[◎]oパチリ
できれば国鉄時代の色を復刻した
湘南色」か「懐かしの新潟色」だったら、
もっと雰囲気にマッチしたのにね。
▲19.4.28 信越本線 柏崎


そして越後線は、数少なくなった115系の運用が今もそこそこ残されていて、国鉄型ファンにとっては「115系の聖地」と呼べるような路線 (゚∀゚*)オオッ!。私もここ数年で何度か115系の撮影目的で当線を訪れていますが、今回は撮るだけでなく乗るほうでも115系の魅力を味わいたいと思い、柏崎で信越線から越後線に乗り換えたのでした (・∀・)イイネ。


0009.jpg
若干のリニューアルが施されているものの、
国鉄近郊形車両らしいボックスシートが並ぶ、
115系の車内。
令和を控えた平成の最後に味わう、
昭和っぽい空間です(笑)
(´∀`;)ナンノコッチャ


あらためてご紹介すると、越後線は柏崎を起点に吉田を経て、県都の新潟へと至る、全長83.8キロの電化ローカル線(地方交通線)(・o・*)ホホゥ。いま乗っている上り列車もそうですが、当線はおもに途中の吉田で運行を分けていて、柏崎~新潟の全線を通して走る列車は少なく、柏崎~吉田が地域輸送のローカル色が濃い区間なのに対し、吉田~新潟は新潟都市圏への通勤・通学路線といった面を強く持っています ( ̄。 ̄)ヘー。
たまに115系を撮りに当線を訪れる私ですが、列車の運転本数が多くて移動効率のいい吉田~新潟での撮影が多くて(越後赤塚白山など)、今回のように柏崎から乗るのはかなり久しぶりでした (*´∀`)ノ゙オヒサ。


0010.jpg
“115系聖地”の越後線にある、
“礼拝(らいはい)”駅。
ちなみに駅名の由来は駅近くにある
二田物部神社の礼拝所から取られたもの。
(゚ー゚*)ライハイ
▲19.4.28 越後線 礼拝(車窓から)

0011.jpg
港町の出雲崎は県内有数の夕陽スポット。
ただし駅から海岸までは4キロも離れており、
越後線の車窓から海は見えません。
ウミ( ̄  ̄ )ミエナイ
▲19.4.28 越後線 出雲崎(車窓から)


直角のボックスシートに座り、床下から響くモーター音とジョイント音の重奏に耳を傾けながら、米どころの新潟らしいのどかな田園風景を車窓に見る・・・越後線は沿線風景がとくに素晴らしいという路線ではありませんが、地方のローカル線らしい素朴な旅情が感じられます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
そんな路線で115系に揺られる時間は、国鉄型好きの乗り鉄としてたまらないひと時 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。


0013.jpg
田んぼに水が張られ、
風に鯉のぼりがなびく・・・
皐月らしい風景ですね。
(´ー`)シミジミ
▲19.4.28 越後線 桐原-寺泊(車窓から)


でも、やはり撮り鉄からすると、沿線で115系を撮影したくなります ((o(・∀・`)o))ウズウズ。そこで私は“乗り”と“撮り”がムリなく両立できるよう、事前にざっくりと二つの行動案を考えてきました σ(゚・゚*)ンー…。


0014.jpg
ホームの桜並木が有名な分水(ぶんすい)。
いまはもうすっかり葉の緑が濃いですが、
いつかは桜花が満開の時期に訪れてみたい駅です。
(゚- ゚)サクラ…
▲19.4.28 越後線 分水(車窓から)


ひとつは、いま乗っている吉田ゆきの下り列車を途中で降りて見送り、終点で折り返してくる柏崎ゆきの上り列車(140M)を沿線で狙うという単純なもの (・o・*)ホホゥ。ただし、先述したようにこの区間(柏崎~吉田)は列車の運行本数が少なく(日中は二時間に一本くらい)、移動効率がよくないので、下車は慎重にならざるをえません (゚ペ)ウーン…。そこで、まずは6色ある115系の色を柏崎発の下り列車(ただいま乗車中の141M)で見てから判断し、それがもし私の撮りたい(個人的な好みの)「湘南色(N38編成)」か「一次新潟色(N37編成)」、「懐かしの新潟色(N40編成)」のいずれかならば、その案を決行するつもりでした (*`・ω・´)-3フンス!。
しかし、実際にこの運用(141M~140M)へ就いていたのは、私のなかで優先度が低い、三次新潟色・・・( ̄  ̄ )サンジ…。べつに嫌いってワケではないし(正直、好きでもない)、同色も貴重な115系のひとつには変わりないのですが、ちょっと前まで現行色として何本も存在していたこの色は、これまでけっこう撮影機会が多かったため、何となく気分的に今さら感が強いというのが正直なところ σ(・∀・`)ウーン…。


0015.jpg
越後線を北上するにつれて
車窓の左手に見えてきたのは、
標高634メートルの霊峰、
弥彦山の山容。
(゚ー゚*)オヤヒコサマ
(この日の弥彦山には
ソネブロ仲間のまちゃさんが登られていたそうですが、
山上から電車は見えなかったかな~?(笑))
▲19.4.28 越後線 分水-粟生津(車窓から)


んじゃ、もうひとつの案は・・・結論から言うと、私はそちらのほうを遂行することとし m9(`・ω・´)ケテイ!、吉田ゆきの列車を途中で下りずに終点まで乗り通しました (・ω・)トーチャコ。吉田は越後線の運行上の要点であり、弥彦線(やひこせん)との接続駅でもあります。その当駅に停まっていたのが、本日三色目となる115系 (゚∀゚)オッ!。


0018.jpg
これまたイメージが異なる、
レモン色の115系が、
吉田のホームに停車中。
(゚ー゚*)レモン
▲19.4.28 越後線 吉田


レモン牛乳、イタ━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━ッ!!
次に現れたのは、窓まわりが淡い黄色・・・というか、レモン色と緑の帯を配した115系で、この色は数年前までおもに弥彦線で運行される115系に塗られていたことから、通称「弥彦色」と呼ばれるもの (゚ー゚*)ヤヒコ(ちなみに栃木名物「レモン牛乳」のパックにカラーリングが似ているから、ファンの俗称は「レモン牛乳」w)。
同色の115系は後継のE127系へ置き換えられて消滅したのですが、昨年に新潟地域で行なわれた115系のカラーリング投票(みんなで選ぼう、115系デザイン)で弥彦色は1位と僅差の2位を獲得し(1位は二次新潟色)(#`・д・)っニバンジャダメナンデスカ!、115系のうちの一本(N36編成)に復刻されました ( ̄。 ̄)ヘー。
そんなレモン・・・もとい、弥彦色の115系が、連休中の多客期に新潟と弥彦のあいだで運転される、臨時快速列車の「弥彦観桜号」に充当 (゚∀゚*)オオッ!。さすがに列車名となっている桜は、もう散ってしまっているのではないかと思われるのですが(ソメイヨシノではない品種なのかな?)、連休で弥彦山や彌彦(いやひこ)神社へ行かれる観光客や参拝客が利用されるのかも知れませんね。
そして当列車は午前に往路(新潟→弥彦、越後・弥彦線経由)、午後に復路(弥彦→新潟、弥彦・信越・羽越・白新線経由)が設定されており、ちょうど正午を迎える今はその間のお昼休憩(?)で吉田のホームに留置中 ZZzz…⊂(-ω-`⊂⌒`つ。そこで私は休んでいる弥彦色115系よりもひと足早く先回りして、弥彦線沿線の撮影ポイントにて同編成を待ち構えようと思います ε=┌(*゚д゚)┘オサキ!。
これがもうひとつの案でした (´ω`)ナルヘソ。


0019.jpg
吉田から乗る弥彦線はE127系。
当系へ置き換えられたことにより、
本来の弥彦色115系は消滅したハズでした。
▲19.4.28 越後線 吉田


弥彦線は、霊峰として名高い弥彦山の麓にある弥彦から、吉田、燕(つばめ)、燕三条(つばめさんじょう)などを経て、信越本線と接続する東三条(ひがしさんじょう)に至る、全長17.4キロの電化ローカル線(地方交通線)(・o・*)ホホゥ。
やはり同線の沿線で弥彦色115系を狙うのならば、そのシンボルと言える弥彦山を背景に写し込みたいところです (・∀・)イイネ。以前にも同様の狙いで矢作(やはぎ)の駅近くから、「懐かしの新潟色」の115系(当時のN3編成)を弥彦山バックで撮ったことがありましたが (^_[◎]oパチリ、また同じ場所ではツマラナイので今回は別の撮影ポイントに向かいます ...(((o*・ω・)o。
矢作や弥彦とは逆方向へ進む、東三条ゆきの下り列車に乗って吉田からわずか一駅、下車したのは西燕(にしつばめ)。


0020.jpg
0021.jpg
吉田の隣駅の西燕は、
交換設備のない一面一線で、
無人の小駅です。
▲19.4.28 弥彦線 西燕


米山0813-(信越1327M)-柏崎0828~1046-(越後141M)-1152~1231-(弥彦235M)-西燕1235

燕市の市街地と旧・吉田町(2006年に燕市と合併)の市街地に挟まれて位置する西燕。駅のまわりは住宅街ですが、吉田の方向へ少し歩くと、すぐに弥彦山が望める広大な田園に出ることができます (「゚ー゚)ドレドレ。背景に高圧鉄塔が入らないような立ち位置を探してしていたら、川を橋で渡るためにちょっと迂回しなくてはならなかったものの ...(((o*・ω・)o、川を越えた田園の一角に列車を撮影しやすそうな場所が見つけられました (・∀・)イイネ。


0022.jpg
0023.jpg
やってきた撮影ポイントは
線路と農道が交差する踏切の脇。
ここから西のほうを向くと、
弥彦山の山塊が望めます。
二つのピーク(双耳峰)は、
写真に向かって左が弥彦山で、
右が多宝山。


撮影ポイントは幅の狭い農道なので、作業車などの妨げにならぬように留意しつつ (-`ω´-*)ウム、さっそくカメラを構えます。
ウマく鉄塔がクリアできて、ここからはスッキリと望める弥彦山の山容 (゚∀゚*)オオッ!。ただ、多宝山(たほうさん)と峰続きの双耳峰である弥彦山塊はかなり横幅が広く、そのすべてを入れると構図がちょっと散漫になってしまいそう・・・σ(゚・゚*)ンー…。列車の車窓からこのあたり見て安易に弥彦山バックを考えたけれど、目で見るのとファインダーを通したアングルではイメージが異なることを痛感します "o(-ω-;*)ウゥム…。
できれば弥彦山の本山をアングルに入れたかったけれど、ここは構図のバランスと列車の見え方を優先し、背景には向かって右側の多宝山を大きく入れることとしました (・ε・`)シャーナイネ。まあ、多宝山も広義的に見れば弥彦山塊に含まれるので、いちおう弥彦山バックということで・・・(^^;)ゞポリポリ。ちなみに多宝山の標高は633.8メートルで、弥彦山とほぼ一緒だそうです ( ̄。 ̄)ヘー。


0024.jpg
弥彦山塊の多宝山に見送られて、
晩春の弥彦線を駆け抜ける
臨時快速「弥彦観桜号」。
列車名は桜ですが、
車両は菜の花色の115系です。
▲19.4.28 弥彦線 吉田-西燕


山バックでレモン牛乳が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
弥彦山バック・・・と言うか、多宝山を背にして直線をひた走る、弥彦色115系 (゚ー゚*)レモン。その色名が表すとおり、おもに弥彦線という限られた路線での使用だった現行色時代は、私にとって印象が薄かったものでしたが σ(゚・゚*)ンー…、復刻した姿をあらためて撮影してみると、爽やかなレモンイエローの車体が山の深い緑に映えて、なかなかいい感じです 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
朝は快晴だったこの日、昼ごろには霞みがかった空となったものの、列車の通過時には薄日が差してくれました。

そしてさらに同列車を後追いで、もう一枚・・・【◎】]ω・´)パチッ!


0025.jpg
走り去る「弥彦色」の115系。
その向かう先には、
雪化粧したダイナミックな山々が
そびえていました。
▲19.4.28 弥彦線 西燕-吉田(後追い)


雪山バックでもレモン牛乳が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
同じ踏切の脇で振り返ると (ω・´)彡クルッ、こちら側で直線の先に望めたのは、越後山脈に属する標高1,293メートルの粟ヶ岳(あわがたけ)。これまた稜線がクッキリと見える素晴らしい眺めじゃありませんか! w(*゚o゚*)wオオー!。後追いではあるけれど、こちらをメインのカットにしてもいいくらいです・:*:・(´∀`人)スバラスィ!・:*:・。
実は正向き(正面側)で撮った最初の一枚、踏切を渡ったあたりの立ち位置からウマくアングルを調整すれば、列車の背景に多宝山ではなく弥彦山をバランスよく写し込むことも可能だったのですが σ(゚・゚*)ンー…、すぐに後追いで粟ヶ岳のほうも撮りたいと欲張ったため、あえて多宝山バックの立ち位置に落ち着いたという裏事情(?)があったのでした(弥彦山と粟ヶ岳の両立は立ち位置的にちょっとキビシい) (´ω`)ナルヘソ。
先述した二つの案では、越後線の「三次新潟色」と弥彦線の「弥彦色」を天秤にかけるような選択肢だったけれど サンジ?(゚Д゚≡゚Д゚)ヤヒコ?、個人的な車体色の好みと、撮影ポイントのロケーション的に、こちらの弥彦線を選んでよかったと思います ъ(゚Д゚)グッジョブ。

弥彦色115系の「弥彦観桜号」を撮り終えて、西燕の駅に戻ります ...((((o* ̄-)o 。


0027.jpg
西燕のホームに入ってきた
東三条ゆき下り列車のE127系。
ただの普通列車のように見えますが、
実は連休中に増発された臨時列車で、
「弥彦桜絵巻号」という
立派な愛称が付けられています。
(種別は普通列車)
(゚ー゚*)エマキ…
▲19.4.28 弥彦線 西燕

0028.jpg
弥彦線の終点の東三条で
信越線に乗り換えます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
写真に向かって右の0番線が弥彦線で、
左の1番線には信越線のE129系が
入ってきました。
▲19.4.28 信越本線 東三条


米山で撮った「二次新潟色」、柏崎から乗った「三次新潟色」、そして西燕で撮った「弥彦色」、ここまで三色の115系を見てきましたが (゚ー゚*)3色トリノ、最後にもう一本、また別の色を期待して同系を撮りたいと思います。
その狙いとなる列車は、前日(前編)の夜に私が直江津の駅で撮ったのと同じ、信越線の新井ゆき快速列車(3374M)(・o・*)ホホゥ。当列車の直江津着は19時過ぎで昨日の撮影時はもう真っ暗でしたが、いまの時期は17時01分に発車する始発駅の新潟に近い場所ならば、まだ明るい状態で走行写真を撮ることができそうです σ(゚・゚*)ンー…。
そこで、弥彦線と信越線を乗り継いだ私が次にやってきたのは、新潟から三駅のところに位置する荻川(おぎかわ)。


0029.jpg
0030.jpg
新潟に近い荻川で下車。
よく見かけるスタイルの橋上駅舎ですが、
1986年に改築された当時は
国鉄新潟鉄道管理局管内の駅として
初の橋上駅舎だったらしい。
( ̄。 ̄)ヘー
▲19.4.28 信越本線 荻川


西燕1436-(弥彦9237M)-東三条1451~1503-(信越449M)-荻川1541

新潟市近郊の荻川は閑静な住宅街ですが、新潟のほうへ向かって線路沿いをしばらく進むと ε=ε=ε=┌(*・_・)┘、小阿賀野川(こあがのがわ)という名の河川があります。そこに架かる信越線の鉄橋が撮影ポイントで、駅から歩いて20分ほどで到達できました (・ω・)トーチャコ。


0031.jpg
小阿賀野川の鉄橋を渡るE129系。
まわりがちょっと雑然としていて、
一見するとちょっと撮りづらそうですが・・・
(゚ペ)ウーン…
▲19.4.28 信越本線 亀田-荻川

0032.jpg
橋の下まで行ってみると、
ガーダー橋を渡る上り列車が
きれいに撮れます。
(゚∀゚*)オオッ!
轟音を響かせて通過したのは、
E653系の特急「しらゆき」。
▲19.4.28 信越本線 亀田-荻川


ここは上下線の橋のあいだから、上り線のガーダー橋を低い目線から狙えて、なかなか迫力のある画が撮れます (・∀・)イイネ。見上げるようなアングルとなるので背景の空の色が気になるところですが、一時は霞みがかって白っぽかった空模様は、夕方になり気温と湿度が下がったことで、爽やかな青空と眩しい日差しを取り戻していました (゚∀゚*)オオッ!。これはいい流れです (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
ちょっとひんやりと感じる川風を頬に受けながら、115系の快速列車が来るのをひとり待つことしばし (・ω・)ポツン。やがて土手上にある踏切が鳴動したのち、鉄橋にさしかかった列車の轟音が近づいてきました ε-(°ω°*)キタッ!。
さあ、今度の115系は何色だ!? (*゚ロ゚)ハッ!


0033.jpg
家路につく人たちを乗せて、
夕刻の快速列車が鉄橋を渡ります。
今日は「一次新潟色」の115系が
通称「新井快速」に充当されました。
▲19.4.28 信越本線 亀田-荻川


青ヒゲ、キタ━━━━ヽ(゚∀゚*)ノ━━━━ッ!!
西日の斜光が照らす橋上に現れたのは、本日4色目となる白地に窓まわりが紺色の115系で、実はこれこそ私にとって念願の「一次新潟色」(N37編成)です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。一昨年(2017年)の9月に信越本線の開業120周年を記念して復刻された同色、私はなかなか撮影機会に恵まれませんでしたが、一年半が経ってようやく出会うことができました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
この一次色はJR化を控えた国鉄末期の1986年に、国鉄のイメージから脱却する地域密着を意識したご当地カラーとして、新潟地域のローカル列車(普通や快速)に使われる115系やキハ40、キハ58系列などを国鉄色から塗り替えられたもので、白は雪を、青は日本海を、赤いラインは県花の雪椿を、それぞれイメージしたカラーリングだったようです ( ̄。 ̄)ヘー(キハ40系列の気動車は、この色が今も現行色のひとつとして存在)。
ただ、同色が115系の現行色だった当時、私は前灯(ヘッドライト)まわりの細い帯が「ドラ◯もん」のヒゲのように見えて(赤いラインは鈴紐?)、なんだか変な塗り分けだなぁ・・・って印象だったし σ(゚ー゚*)ドラ…、今でもこの色が好きかと聞かれると、ぶっちゃけビミョーなところなのですが σ(・∀・`)ウーン…、個人的に同色の115系は好き嫌いというより、現行色時代を知っている懐かしさを感じるのです (ノ∀`)ナツカシス。


0034_1.jpg
これは現行色だったころに撮影した
「一次新潟色」の115系。
もちろん当時は「一次」は付かず
ふつうに「新潟色」って呼んでいました。
(゚ー゚*)ニーガタ
▲87.5 上越線 新前橋

0034_2.jpg
現在は上越線の水上以南で
定期運用を持たない新潟支社の車両ですが、
当時は新潟の115系が高崎まで運転されており、
私も上越線で新潟色を撮る機会が多くありました。
(^_[◎]oパチリ
津久田の俯瞰で撮った115系。
塗装はリニューアルされているものの、
屋根上を見ると非冷房のままなのがわかります。
▲89.3 上越線 津久田-岩本

0034_3.jpg
水上で蒸気機関車のD51 498と並ぶ、
新潟色115系。
あまり当時のことは覚えていないけれど、
両者の並びを狙ったというより、
たまたま並んだのを撮ったんだろうなぁ・・・。
(゚∀゚)アヒャ☆
▲89.10 上越線 水上


ビミョーな色だといいながら、けっこう撮ってるジャマイカ・・・と思われそうですが σ(゚・゚*)ンー…、いずれもメインで狙ったのではなく、何かのついでに撮っていたもの (^_[◎]oパチリ。でも、そんな脇役的な存在だからこそ、今になって復刻色を見ると無性に懐かしさを覚えるんですよね (ノ∀`)ナツカシス。
また、当時は撮影だけでなく、上越線や信越線で同色の115系によく乗車したもので、前編でもちょろっと触れましたが、この一次色の115系と言えば、先日に拙ブログでご紹介した、昭和時代の最後(昭和64年1月)の鉄旅にて、長岡から直江津まで乗った同色の試験塗装編成を思い出します (´ー`)シミジミ。
あれから時が流れて30年、まさか平成が終わるころにこの色が復刻されて、しかもそれを狙いにわざわざ新潟まで遠征しているなんて、当時は思いもしなかったなぁ・・・(というか、この時代まで115系が生き残っているとは思わなんだ) ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
そんな個人的な思い出のある一次色の復刻色編成が充当された、信越線の快速列車。時間的に列車の正面には日が当たらないだろうと思っていましたが、後退角の付いた左半面だけでもかろうじて日が当たってくれて、115系らしい特徴が表れたいい感じとなりました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

これで今旅の撮影はすべて終了です (´w`*)ドツカレサン。


0034.jpg
荻川から乗る新潟方面の下り列車は、
越後線へ直通する内野ゆき。
今旅で何度も乗ったE129系です。
▲19.4.28 信越本線 荻川

0035.jpg
高架化による全面改装で、
大きなヴォールト形の天井に覆われた、
ターミナル駅の新潟に到着。
(・ω・)トーチャコ
▲19.4.28 信越本線 新潟


にわかに“平成最後”なんてフレーズを使い、新潟地域に残る国鉄型車両の115系を求めて遠征した今回の鉄旅 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
製造年代や最盛期を考えると115系は、平成というより昭和世代の車両なのかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。しかし、各年代の復刻色を含めて6種類の色が存在する新潟の115系のうち、今旅で私が見られた4種(一次、二次、三次新潟色と弥彦色)は、いずれもおもに平成時代に現行色として活躍したカラーリングの編成で (゚ー゚*)ヘーセー、どちらかというと昭和のイメージが強い2種(湘南色70系を復刻した懐かしの新潟色)に出会わなかったのは、なんだか面白い偶然を感じます ( ̄- ̄ )タシカニ。そう考えると、115系のカラーリングを通して平成という一時代を振り返ることができた、“平成最後”にふさわしい鉄旅だったと言えるのではないでしょうか (-`ω´-*)ウム(国鉄型好きとしては、国鉄時代の復刻色が撮れなかったのが、よかったのか、悪かったのか、微妙なトコロですが・・・(^^;)ゞポリポリ)。
おおむね晴天に恵まれて、日本海や立山連峰、弥彦山・・・じゃなく、多宝山、粟ヶ岳など、列車とともにいい景色が望め、撮影成果も大満足。気持ちのいい旅となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0036.jpg
0037.jpg
新潟から乗るのは
今春3月のダイヤ改正で
上越新幹線にデビューしたばかりのE7系。
*:+(0゚・∀・)ペカペカ+:*
朱鷺(とき)色と呼ばれる
ピンクのラインが入った編成でした。
▲19.4.28 上越新幹線 新潟


さて、来るときは在来線の普通列車をちまちまと乗り継いで新潟に着きましたが ノコノコ...(((o*・ω・)o、帰りは上りの上越新幹線で一気に東京へ戻ります バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
この日の上越新幹線は送電トラブルによって午前中に4時間近くも運転を見合わせる事態となっていたようですが ┐(´д`)┌ ヤレヤレ、私が新潟を出る18時過ぎにはすっかり平常運行に戻っており ε-(´o`;)ホッ、たまたま当たった新しいE7系新幹線の座席で駅弁を食べながら、私にとっての平成の鉄旅は幕を下ろすのでした カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノ[☆]。


0040.jpg
真新しいE7系の車内で旅の打ち上げ。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノ[☆]
新潟は美味しい駅弁の宝庫ですが、
私があえて選んだのは幕の内弁当の
「新潟コシヒカリ弁当(¥1,000)」
そのネーミングどおり
艶々なコシヒカリのごはんが美味しいのはもちろん、
野菜の煮物や豚メンチ、海老、焼鮭、
玉子焼き、赤かぶ酢漬け、イクラの醤油漬けなど、
種類豊富なおかずのクオリティーがどれも高く、
飲みのお供としても満足度が高いお弁当です。
とくに焼鮭がウマいのはさすが新潟。
 (゚д゚)ウマー! ☆☆☆☆・



荻川1741-(信越2551M)-新潟1755~1812-(上越新幹線 とき342号)-東京2012




☆オマケの「オレンジさん」☆



共通テーマ:趣味・カルチャー

ONE-shot 324 多摩川夕景 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 324 多摩川夕景

0503.jpg
連休中に首都圏から信州へ向けて運行された、
ツアー列車の「信州カシオペア紀行」。
関東における
GW最大の鉄ネタと言っても過言ではない、
プレミアムトレインです。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

中央線の多摩川鉄橋を渡るのが
夕刻の18時頃とのことで、
薄暗いなかを走る夜行列車のイメージを
ぼんやりとアタマのなかに浮かべつつ
私は撮影ポイントへと赴いたのですが、
だいぶ日が長くなったいまの時期、
実際には思っていたよりも
通過時刻の空はずっと明るかった。
σ(゚・゚*)ンー…
連休や改元で気分が浮かれていたけれど、
落ち着いてみれば、
季節は進んでいるんだなぁ・・・。
(´ー`)シミジミ

それでも、
雲が多めながら
ほんのりと茜色に染まった夕空は、
悪くない雰囲気の舞台です。

令和になって初運転の「カシオペア」。
悠然と鉄橋を渡りゆくその姿を
慎重に目で追ってシャッターを切りました。
(^_[◎]oパチリ

▲19.5.3 中央本線 立川-日野





☆オマケの「オレンジさん」☆



共通テーマ:趣味・カルチャー

ONE-shot 323 ママ [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 323 ママ

0512.jpg
5月の第二日曜日の12日は
「母の日」。

お母さんに感謝をこめて、
ここ、“市川ママ”の駅より、
「ありがとう」の気持ちを伝えます。
(*'∀'*)アリガ㌧♪


・・・って、
「市川ママ」? なにそれ??
ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?
と思われる方が多いことでしょう。
とくに東京や千葉のあたりに馴染みがないと
サッパリ意味が分からないと思います。

市川ママこと市川真間(いちかわまま)は
関東の私鉄、京成電鉄本線(京成線)の
千葉県市川市に実在する駅で、
駅名の由来となった真間(まま)の地名は
「真間の手児奈(てこな)伝説」として
万葉集のなかに詠われた歴史あるものだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

そんな市川真間が“まま”の読みにちなみ、
母の日に合わせて駅名標を「市川ママ」に変更
(5/12までの期間限定)。
(゚ー゚*)ママ

実際に市川真間の駅を利用したり、
電車で通ったりするとき、
「真間=ママ」
を連想する人は意外に少なくないと思われるので
(私も子供の頃にはそう思い浮かべていた)、
このシャレの効いた企画は
なかなか面白いのではないでしょうか。
(・∀・)イイネ


ところで、
6月16日は「父の日」だけれど、
さすがに「市川パパ」には
ならないだろうな・・・。
(´∀`;)パパ…


▲19.5.5 京成本線 市川ママ(市川真間)



0800.jpg
母の日記念の「市川ママ」、
構内のコンコースには記念撮影用の
ハート形ボードが置かれていました。

0606.jpg
そしてホームの駅名標のみならず、
駅入口の看板や・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?

0802.jpg
なんと駅前のバス停も
「市川ママ」に変えちゃう徹底ぶり。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
この企画、来年以降も実施されて、
母の日の恒例となるのかな?


ちなみにこの「市川ママ」ですが、
私はこれをわざわざ見に行ったのではなく、
実は市川真間の駅近くには妹が住んでおり、
そこを連休中に訪ねたついでの一ネタでした。




☆京成のオマケ☆



共通テーマ:趣味・カルチャー

信越本線・・・115系 快速列車 撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2019.04.28 信越本線
平成最後の鉄旅・前編
115系 快速列車 撮影
 
 
天皇陛下のご即位に伴って、今年のゴールデンウィーク(GW)は4/27から5/6まで史上最長の10連休!こんなに休日が長ければ、鉄旅(鉄道旅行)のし放題じゃん!v(≧∇≦)v イェェ~イ♪
・・・なんて思うところですが、その長期連休に備えた仕事の対応に追われて アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、直前まで慌ただしかった私は完全に出遅れ (;`ロ´)ハッ!。連休を確実に休めると決まったときには、行きたい旅先への列車の指定席や飛行機の航空券、宿泊施設の確保がかなり難しい状況となっていました (´д`;)アウ…。なおかつ、GWの諸料金は当然のごとく何もかもがお高めの設定。この時期に使える格安きっぷは少ないし、ふだんは5~6000円くらいで泊まれるようなビジネスホテルが強気に倍近い価格を提示しており(場所によりますが)、旅行計画を立てても旅費を計算してため息が出てしまう・・・ε=(´∞`;)ハァ…。私はふらふらと鉄旅へ出ているように見えるかもしれませんが、なるべく「コストに見合った旅」というのを意識しています。そう考えると、この連休は遠出をせずに、近場でのんびりと過ごすのがいちばんの得策かもしれません (´ー`)マターリ。

それでも、“連休”と聞けばジッとしていられないのが、旅好きの性 ((o(・∀・`)o))ウズウズ。やはり連休中にせめて一度くらいは、関東圏を離れた遠征に出かけたくなります σ(゚・゚*)ンー…。
計画的ではなく突発的な旅の利点としては、直前に天気予報が確認できること \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ。GW前半の東日本は曇りや雨の予報が多く、あまりいいお天気ではないみたいですが (゚ペ)ウーン…、連休二日目となる4月28日の日曜日は全国的に晴天となるらしい (゚∀゚)オッ!。私はその晴天日を狙って撮り鉄を中心とした鉄旅へ出かけることとしました m9(`・ω・´)ケテイ!。
これぞ天気予報頼りの“エセ晴れ男”の行動パターンです(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ



4月27日(土)


0001.jpg
旅のファーストランナーとなる
おなじみのE231系が
赤羽の下りホームに入ってきました。
▲19.4.27 東北本線 赤羽


晴天予報なのは日曜日ですが、前日に“価格に見合った”お手頃の宿が取れたことで、私は土曜日に東京を出発 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。ただし、この日は連休の初日で新幹線などの長距離列車は激混みだし (´д`;)人大杉…、事前の予報通りお天気があまり良くなく(曇り時々雨)撮り鉄をする気分ではなかったので (・ω・`)ゞウーン、在来線を利用してのんびりと乗り鉄をする“移動日”に充てました ...(((o*・ω・)o。
都内の赤羽から高崎線を下り、群馬県の高崎で上越線の水上(みなかみ)ゆきに乗り換え ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。さらに水上で同線の長岡ゆきに乗り継ぎます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。連休で在来線もいつもより混んでいる印象ですが、幸いどの列車も席に座ることができました ε-(´∀`*)ホッ。
上越国境の長いトンネル(新清水トンネル)を抜けると、そこは新潟県 (゚ー゚*)ニーガタ。


0002.jpg
車内が混雑していた上越線の水上ゆき。
大半の方は途中の沼田で下車しました。
尾瀬に行かれるのかな?
σ(゚・゚*)ンー…

0003.jpg
水上で乗り継いだ長岡ゆきは空いており、
E129系のボックスシートに座れました。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲19.4.27 上越線 水上

0004.jpg
トンネル内にある珍駅の
湯檜曽(ゆびそ)に停車。
車窓から駅名標を眺めるだけでも
個人的には旅気分が高揚します。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
▲19.4.27 上越線 湯檜曽(車窓から)

0005.jpg
トンネルを抜けるとそこは雪国
・・・ってほどの積雪ではありませんが、
湯沢付近ではまだ残雪が見られました。
そしてちょうど桜が満開です。
青空でなく雨天なのがちょっと残念。
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;
▲19.4.27 上越線 越後中里-岩原スキー場前
(車窓から)

0006.jpg
晴れていれば八海山など
車窓から望めるあたりですが、
風景は雨に煙って霞んでいます。
(≡"≡;*)モヤモヤ…
▲19.4.27 上越線 塩沢-六日町(車窓から)

0007.jpg
六日町で北越急行ほくほく線に乗り換え。
(゚ー゚*)ホクホク
同線オリジナルのHK100形電車が
待機していました。
▲19.4.27 北越急行ほくほく線 六日町

0008.jpg
直江津ゆきを終点まで乗らず、
十日町で途中下車。
その目的は・・・σ(゚・゚*)ンー…
▲19.4.27北越急行ほくほく線 十日町

0009.jpg
十日町といえば日本有数の蕎麦処。
蕎麦のつなぎに海藻の布海苔を使った
ご当地名物の「布海苔そば」に
野菜天ぷらを添えていただきます。
(゚¬゚)ジュルルル
蕎麦を一口程度に丸めてあるのも特徴で、
これを板状の“へぎ”にずらっと並べるのが
いわゆる“へぎそば”ですが、
“へぎ”は大きいので、
一人前の場合はざるや皿に盛られます。
強いコシと喉ごしの良さがウマいっ!
ソバ(゚д゚)ウマー!


越後湯沢の先の六日町(むいかまち)で、上越線から第三セクター路線の北越急行ほくほく線に乗り換えます (゚ー゚*)ホクホク。
移動日として割り切っていたこの日は、撮り鉄としての成果は得られずとも、旅の楽しみとしてご当地の名物くらいは味わいたいと思い (・∀・)イイネ、蕎麦処として知られる十日町(とおかまち)に途中下車をして「布海苔(ふのり)そば」(へぎそば)を堪能 ≠( ̄ε ̄*)ズルルッ。
食後は再びほくほく線に乗り、同線の終点である犀潟(さいがた)から信越本線へ直通して、最終的に新潟県北西部の港町、上越市の直江津(なおえつ)へとやってきました (・ω・)トーチャコ。


0010.jpg
十日町からほくほく線に乗って、
終点の直江津へ到着。
今日の移動はここまでです。
(・ω・)トーチャコ
▲19.4.27 えちごトキめき鉄道 直江津

0011.jpg
日本海に面した港町の直江津。
その駅舎は客船をイメージしたデザインです。
最近では昨年にリニューアルオープンした
水族館が人気らしい。
(上越市立水族博物館「うみがたり」
▲19.4.27 えちごトキめき鉄道 直江津


新宿0824-(埼京785F)-赤羽0840~0845-(高崎3920E 快速アーバン)-高崎1015~1025-(上越731M)-水上1129~1140-(8735M)-六日町1236~1244-(北越急行838M)-十日町1258
十日町1509-(北越急行842M)-直江津1555

直江津といえば、かつては信越本線と北陸本線が接する国鉄(JR)の主要駅で、昼夜問わず多くの長距離優等列車(特急や急行)が発着していましたが、北陸新幹線の開業により優等列車は激減 (´・ω・`)ショボン。しかし現在でも、えちごトキめき鉄道(トキ鉄)の妙高はねうまライン(旧・信越本線の一部)や日本海ひすいライン(旧・北陸本線の一部)、JR信越本線と同線に直通するほくほく線など、各方面の列車が発着する鉄道の要衝です (・o・*)ホホゥ。
そんな直江津の駅前にあるシブ~い佇まいの旅館(素泊まり5,200円)が今夜のお宿 (≧∇≦)シブイッ!。早めに投宿して晴天が期待される明日の日曜に備えるつもりですが、晩御飯を食べに外へ出るついでに時間を見計らって駅へ行き、ちょっとだけ撮り鉄をしたいと思います (゚ー゚*)テツ。
私のお目当ては、この列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。


0012.jpg
日が暮れた直江津に姿を見せる、
国鉄型の115系。
白地にライトグリーンの帯は
「二次新潟色」と呼ばれる車体色です。
(奇遇にも同日の同色編成を
ソネブロ仲間のまちゃさんが柏崎で見かけています
ナカーマ(*´∀`)人(´∀`*)ナカーマ)
▲19.4.27 えちごトキめき鉄道 直江津


115系、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
信越本線からトキ鉄へ直通する新井ゆきの上り快速列車(3374M)として、19時過ぎの直江津に到着したのは、今や貴重な存在となった国鉄型の115系 (゚∀゚*)オオッ!!。ひと昔前は信越本線や上越線の普通列車などでごくふつうに使われていた同系ですが、後継のE127系やE129系への置き換えが進み、現在の新潟地区に残るのはわずか7編成(3両編成が7本)のみ。以前は頻繁に見られていた直江津でも、もう朝晩しか姿を現さなくなってしまいました σ(・ω・`)ウーン…。そこでせっかく直江津に泊るのなら、この機会に一枚でも記録しておきたかったのです (^_[◎]oパチリ。


0013.jpg
かつては長編成の優等列車が発着していた
直江津の長いプラットホームに
短い3両編成の115系が静かに佇みます。
直江津駅にとって平成の30年間は
激動の時代だったと言えるかもしれません。
▲19.4.27 えちごトキめき鉄道 直江津


そして朝晩の違いはあれども、人影まばらな暗い時間のホームで見る新潟地区の115系といえば個人的に思い出すのが σ(゚・゚*)ンー…、先日に拙ブログでご紹介した、昭和時代の最後(昭和64年1月)の鉄旅にて、たまたま早朝の長岡で撮った同系 (´ω`)ナツカシス。あれから時が流れて30年、今回はたまたまでなく狙って待ち構えた115系ですが、平成最後となる今旅で似たようなシーンが見られたのは、なんだか感慨深いものがあります +。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。。
できれば当時と同じ、白地に青いラインの「一次新潟色」の復刻色(N37編成)だったら嬉しかったけれど、そんなうまい展開はなく、やってきたのは白地にライトグリーンの「二次新潟色(N35編成)」(115系ファンの俗称で言うところの「キム◯イプ」ねw)でした (゚ー゚*)キム。

ホームでの撮影を終えて、発車する115系の後ろ姿を見送ったら、私も駅を出ます。
さ、飲みに行こ(笑)。


0015.jpg
夜の撮影を終えて、一杯。
日本海の幸を味わいましょう。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノC口☆
大将おまかせの刺身盛りは、
イシモチ、ワラサ、アジ、スルメイカ、
キントキダイ、甘エビ、スズキ
という豪華な七種。
サカナ(゚д゚)ウマー!

0016.jpg
こちらは脱皮甘エビのから揚げ。
柔らかくて甘みが強く、絶品のお味でした。
ビールに合う合う♪
エビ(゚д゚)ウマー!

0017.jpg
そして雨で気温が低く
とても寒かったこの日の直江津。
夜の撮影で体が冷えたので、
温かい茶碗蒸しをいただいちゃいました。
優しい美味しさです。
(*´v`*)ホッコリ♪
今回は食べ物の画ばっかりでスミマセン・・・。




4月28日(日)


0020.jpg
直江津駅の橋上コンコースから望む
上越の名峰・妙高山。
いいお天気で山頂までクッキリです。
(゚∀゚*)オオッ!

0021.jpg
でも、これから私が向かう方角は
ちょっと雲が多い・・・かな?
( ̄△ ̄;)エッ…


明けて二日目の日曜日 (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。
昨夜は旅館の天井をたたく雨音に天候の不安を感じたものの σ(・ω・`)ウーン…、夜が明けるまでに雨雲は去ってくれたようで、宿を出て見上げると天気予報どおりに晴天の青空が望めます (゚∀゚*)オッ!。ただし、私が思っていたよりも雲が多くて、これが列車の撮影に影響しなければいいけれど・・・。


0022.jpg
朝日の差すホームに
E129系の長岡ゆき普通列車が入ってきました。
右隣は新潟への通勤ライナー的な役割を担う、
E653系の「おはよう信越」号。
('-'*)オハヨ
▲19.4.28 えちごトキめき鉄道 直江津

0024.jpg
直江津を出てしばらくすると、
下り列車の車窓左手には、
日本海の海景色が広がります。
いい眺めなのですが、
私は雲のほうが気になる・・・。
(゚ペ)ウーン…
▲19.4.28 信越本線 柿崎-米山(車窓から)

0025.jpg
0026.jpg
米山で下車。
その駅名は駅前からも望める
標高992.5メートルの霊峰、
米山(下写真)に由来します。
(同駅から登山口までは、徒歩一時間)
▲19.4.28 信越本線 米山


直江津0626-(信越1325M)-米山0655

直江津から信越本線の長岡ゆき下り普通列車に乗って約30分、やってきたのは日本海に面した小駅の米山(よねやま)(・ω・)トーチャコ。
この駅で私が下車するのは二度目で、前回はいまから5年前の2014年7月。廃止が発表された直後の寝台特急「トワイライトエクスプレス」が狙いでした (゚ー゚*)トワ。そのときにも訪れているのですが、ここは駅から徒歩でも無理なく気軽に行けるところに、日本海と信越本線の線路が一望できる「聖ヶ鼻(ひじりがはな)展望台」という名の好撮影ポイントがあり、今日もそこへ向かいたいと思います (・∀・)イイネ。
以前と同じ場所とはいえ、訪れる季節や時間帯、天候によって風景の見え方は大きく変わるもので、前回は見えなかったものが、おそらく今日の条件ならば見えるハズ。それはいったい何かというと・・・σ(゚・゚*)ンー…


0027.jpg
駅付近の集落を抜けて、
丘の上へと延びる坂道をあがります。
...(((o*・ω・)o
このあたりには昔、
山麓が海に迫るという地形を利用して、
関所(鉢崎関所)が設けられていたそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

0028.jpg
聖ヶ鼻展望台からの眺め。
(「゚ー゚)ドレドレ
右手に日本海、左手に米山の集落、
まん中を通るが中央・・・
いや、信越本線の線路。
そして奥には立山連峰まで望めます。
(゚∀゚*)オオッ!!


立山連峰、キタ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ッ!!
いまの時期にしては気温が低めで、なおかつ晴天に恵まれた今朝。私が期待したのは日本海越しに望む、立山連峰の雄大な山脈。坂道を上ってたどり着いた聖ヶ鼻展望台からは、まさに思い描いていたような情景が広がっているじゃありませんか w(*゚o゚*)wオオーッ!!。う~ん、絶景かな、絶景かな 。・:*:・(´∀`人)スバラスィ・:*:・。
ちなみに「トワイライト」を撮った前回は、気温や湿度が高かった夏の7月、しかも夕方に通過する同列車の時間帯は半逆光で、天気は晴れだったものの立山連峰は霞むどころかその存在すら分からないような状況でした タテヤマ?(゚Д゚≡゚Д゚)ドコ?。それでも夕陽に照らされた「トワイライト」はいい記録となり、それはそれで満足したものです (-`ω´-*)ウム。
そして「トワイライト」は残念ながら廃止されてしまったけれど、ここ聖ヶ鼻から望む壮大な眺めは不変的な魅力があり、今回の私がここを訪れた目的の被写体は国鉄型の115系 (゚∀゚*)オオッ!!。新型への置き換えで運用が減り、信越線の上越地域(直江津~柏崎)を走る同系が朝晩のみとなってしまったことは昨夜の撮影で先述しましたが、その朝の一本となる直江津から長岡までの下り快速列車(3371M)が私の狙いです (☆∀☆)キラーン☆。運転時刻が朝早い当列車(直江津7時17分発)をこの聖ヶ鼻で撮るには、前日を移動日としてでも直江津に宿泊せねばならないのでした (´ω`)ナルヘソ。


0030.jpg
晴れているけれど、
上空はけっこう雲が多いね・・・。
σ(・ω・`)ウーン…


期待どおりの晴天、立山連峰がクッキリと見えている好条件。・・・ですが、やはり気がかりなのは上空に浮かぶ無数の雲塊。今日は風が穏やかなぶん雲の流れは遅く、いったん雲が太陽を隠すとしばらく日が差しません (゚ペ)ウーン…。お目当ての115系が通過する時にウマく、太陽が雲間の“晴れスポット”に当たるといいけれど、実見の感覚によると確率は半々くらいか・・・ハーフ(゚ー゚;)ハーフ。いや、ここは気持ちで負けないよう「絶対に晴れる(日が差す)!」と、自分の“晴れ運”を信じて115系を待ちましょう (*`・ω・´)-3フンス!。
駄菓子菓子(だがしかし)・・・( ̄△ ̄;)エッ…、115系の快速列車が米山のひと駅手前の柿崎(かきざき)を発車するころ、タイミング悪く大きな雲塊がじわりじわりと太陽に接近 ψ(*`∇´)ψウケケケケ。眼下の景色がみるみるうち影に浸食されてゆきます ヒィィィ(i|!゜Д゚i|!)ィィィィ 。


0031.jpg
影に包まれた米山の集落を走りゆく、
E129系の上り普通列車。
暗くて列車の存在が分かりづらいですね・・・。
(´д`;)アウ…

▲19.4.28 信越本線 米山-笠島(後追い)


下りの115系が来る直前に通過したE129系の上り普通列車(1324M)は、完全に影のなか。こうなっちゃうと最悪です (´Д`;)アボーン。
そして、遠くのほうをよ~く見ると (=゚ω゚=;)ンン!?、実はもうすでに下り線の先には、お目当ての115系がこちらに向かって走ってきているではありませんか!Σ(゚□゚*)ナニーッ!!


0032.jpg
上の写真をクローズアップしてみると、
「二次新潟色」115系の接近を確認!
(`_´ゞ カクニソ!


それなのに、撮影ポイントはいまだ雲影が抜けていない (・m・`;)アワワワ…。快速列車の115系は米山を通過するので、停車による時間稼ぎはできません。あああああ、これはヤバいよ、ヤバいよ・・・
ャバィョヾ(≧∇≦;)〃三ヾ(;≧∇≦)〃ャバィョ。
せっかく立山連峰が見えている好条件なのに、もうダメか・・・ダメなのか!? (´Д⊂ダメポ…。
まさに万事休すといったところですが、はたして・・・(°_°;)ドキドキ


0033.jpg
米山を通過した115系の快速列車。
このあたりは影が抜けた!
でも、手前はまだ暗い・・・。
▲19.4.28 信越本線 米山-笠島

0034.jpg
立山連峰を望む海岸線に響く、
MT54モーターの豪快な唸り。
その号砲に反応するかのごとく、
115系の進路から影が引いてゆきます!
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
▲19.4.28 信越本線 米山-笠島


なんと! まさか? マジで!? Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
直前に影がスッと抜けて、列車に日が当たった~!!
( ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!
照らされた「第二次新潟色」の白い車体がマブいっ!(≧∇≦)マブイッ!
迫り来る115系と雲影の状況を見つつ (゚ペ;)ウーン…、これは手前まで引き付けるのはキビシいと判断した私は、急きょズームレンズをテレ側(望遠側)に回し、かろうじて日差しが回復した駅付近で115系を捉えます(一枚目)【◎】]ω・´;)パチッ!。ところが、まるで列車の進路を開けるかのごとく、その走りにあわせて雲影がどんどん引いてゆき、個人的にベストだと考えていた手前の位置でも日が当たったじゃありませんか エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。そこで慎重にズームをワイド側へ戻して、もう一度シャッターをレリーズ(二枚目)【◎】]ω・´)パチッ!。
そんな奇跡的とも言える大逆転劇で、通過後に確認した私のデジカメの液晶画面には、日本海越しの立山連峰をバックにして走る、115系の勇姿がしっかりと映し出されました (゚∀゚*)オオッ!!。平成最後の晴れ運が降臨したようなシビれる展開、こんなことってあるんだなぁ・・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。


0035.jpg
さらに引き付けて、もう一丁。
(^_[◎]oパチリ
集落に落ちる雲影を見ると、
いかに際どかったかが
お分かりいただけるのではないでしょうか。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲19.4.28 信越本線 米山-笠島


通過した115系は前夜に直江津で見たのと同じ(運用が繋がっている)、「二次新潟色」のN35編成 (゚ー゚*)キム。
個人的な好みでは、国鉄色の復刻である「湘南色(N38編成)」や、復刻後にまだ見ていない「一次新潟色(N37編成)」が望ましいところでしたが、この素晴らしいロケーションで残り少ない115系が撮れたのですから、贅沢は言うまい (-`ω´-*)ウム。

もうヒヤっヒヤで心臓に悪かったけれど
(°_°;)ドキドキ、結果的には大満足の画が得られたし、なんとも印象に残る撮影となりました ε-(´o`;A フゥ…。ああ、晴天の予報を信じ、前泊してでもここまで来てヨカッタよ ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。


0036.jpg
115系の続行でやってきたのは、
赤いEF510に牽かれた貨物列車。
(゚∀゚)オッ!
貨物オンチの私には偶然の副産物ですが、
嬉しいオマケとなりました。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲19.4.28 信越本線 米山-笠島


お目当ての115系とオマケの貨物列車が撮れたことで、聖ヶ鼻展望台での撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
立山連峰の見える好条件なので、ここを離れるのがちょっともったいない気もするけれど、今回はほかに撮りたいものが控えていることから、私は駅へ戻って移動することとしました ...(((o*・ω・)o。


0037.jpg
聖ヶ鼻展望台へのアプローチで
なぜか見かけた、木彫りの小熊・・・。
(* ̄(エ) ̄)ノヤア
高いところから米山の集落を見守ります。

0038.jpg
米山から再び信越本線のE129系に乗車。
天候条件が良ければ駅のホームからも、
このように立山連峰を望むことができます。
(・∀・)イイネ
▲19.4.28 信越本線 米山




平成最後の鉄旅は“後編”に続きます。






☆オマケの「オレンジさん」☆



共通テーマ:趣味・カルチャー

ONE-shot 322 薫風に和む初夏の令月。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 322 薫風に和む初夏の令月。

0501.jpg
爽やかな風薫る五月。

令和になって最初のお出かけは
新緑狩り?

いいえ、
“オレンジ狩り”です(笑)



大半の列車が東京と高尾の間を往復する
通勤路線の中央快速線において、
日に何本か設定されている
山梨県の大月まで足を延ばす運用は、
自然豊かな山間部を走ることから、
通称“山線運用”などと呼ばれています。
(゚ー゚*)ヤマセソ

近頃の私がハマっている、
オレンジラッピングの中央線E233系
(中央線開業130周年記念のT24編成)。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
同編成が日中の山線運用に就き、
なおかつ、
それを仕事休みの日に私が撮りに行けるという、
二つの条件がウマく合うことを
ラッピングの運行開始から待ち続けていたところ、
σ(゚・゚*)ンー…
ようやくそのチャンスが巡ってきたのは、
なんと令和初日の5月1日。
天皇陛下の即位をお祝いする休日です。
(゚∀゚*)オオッ!!

この日は令和を記念した特別列車の運行や、
天皇陛下即位の記念切符の販売などが
各地の各線で行われていて、
もちろんそれらも気になりましたが、
私は朝から中央線を下って
山線の撮影ポイントへと向かいました。
(*`・ω・´)-3フンス!


ひょっとして何年か経って振り返ったとき、
天皇陛下即位、新元号初日という特別な日に
なんで私は特別マークを掲げた記念列車でなく、
中央線のE233系なんかを撮っていたんだ・・・
と、過去の自分に呆れるかもしれません。

でも、令和の幕開けとなった日に、
私がいちばん興味を持ったのはこの電車だった。
そんなことを表す自分史的な一枚も、
決して悪くない記録ではないでしょうか。


事前の予報では高い確率で雨だったのに、
お目当ての列車が通過するときには
日差しが降りそそぎ、
新緑の舞台で鮮やかに映えたオレンジ色の電車。
太陽も令和のスタートをお祝いしてくれたようです。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・令和】*:・゚\(゚▽゚*)

自称・晴れ男として、
令和の初撮りが晴れカットになったのは満足。
アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


▲19.5.1 中央本線 四方津-梁川




0502.jpg
上写真の撮影後は
中央線を上って東京駅に行き、
何か令和の初日らしい画が撮れないかと
探してみましたが、
キョロ(゚.゚*)(*゚.゚)キョロ
中央玄関(丸の内中央口)に
日章旗が掲揚されていたくらいでした。
これだとふつうの祝祭日と変わりませんね・・・
(写真の右下のほうに日の丸がはためいているの、
分かるかな? ^^;)。
いちおう、オレンジ電車と絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
ちなみにこれを撮った午後には
小雨が降ってきました。


0503.jpg
そしてこちらは
中央線・高尾駅の改札前で見られた、
「おめでとう 令和」のボード。
手書きなのがほっこりとしますよね。
(*´v`*)ホッコリ♪
高尾駅の駅員さん、
オレンジ電車と絡めやすいところに、
こんな素敵なボードを掲げてくださって、
ありがとうございます!
富士山とE233系のイラストがとってもお上手☆
(*≧∇≦)=b グッジョブ
これは嬉しい記念の一枚になりました。




共通テーマ:趣味・カルチャー