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明知鉄道・・・田んぼアート 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2023.07.22 明知鉄道
絵柄にほっこり(´ー`)
山岡の田んぼアート 撮影
 
 
暑中お見舞い申し上げます。
ほぼ全国的に梅雨が明け、いよいよ夏本番 "Q(・∀・`;)アチィィ・・・。
そして学生さんの夏休みとあわせて今シーズンの「青春18きっぷ」(JR全線の普通列車、快速列車が“一日じゅう乗り放題”となる期間限定のおトクなきっぷ)も有効期間(7/20〜9/10)となりました (゚∀゚)オッ!。
そのきっぷを使ってさっそく、季節感のある“夏らしい情景”を求めて、ちょいとお出かけしてみようと思います ...(((*・∀・)つ[18] 。


7月22日(土)


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早朝の高尾から乗る
中央線の大月ゆき下り普通列車は
快速電車でお馴染みのE233系。
(゚ー゚*)オレンジ
▲中央本線 高尾


とかく、“18きっぱー”(青春18きっぷ愛好者)の朝は早いもの (*´O)ゞ.。oOフワァ〜…。
一日じゅう乗り放題の「18きっぷ」をフルに活用すべく、私は今回も地元の駅を朝4時半の初発列車に乗って中央本線を下り、高尾、大月、甲府と普通列車を細かく乗り継いで山梨県を横断するように、ひたすら西進します ...(((o*・ω・)o。


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大月で乗り継いだ甲府ゆき普通列車は
ロングシート仕様の211系。
( ̄  ̄)ロング
▲中央本線 大月

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勝沼ぶどう郷付近で望む
高台からの甲府盆地は壮観な眺めで
私の好きな車窓風景です。
(・∀・)イイネ
今日も暑くなりそう。
▲中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山
(車窓から)


ちなみに中央本線の特急「あずさ」や「かいじ」に乗り慣れている方からすれば、普通列車の乗り継ぎなんてまどろっこしいと感じるかもしれませんが (-“-;*)トロイ、実は私のような中央線沿線民のメリットとしてこの時間帯の普通列車を利用すると、朝イチの特急列車(あずさ1号)よりも早い時刻に甲府や塩尻(しおじり)、松本まで到達することができて、篠ノ井線や大糸線などとの接続もいいんです (・o・*)ホホゥ(もちろん列車に乗っている所要時間は、特急より普通列車のほうがずっと長いけど)。


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甲府では松本ゆき普通列車に乗り継ぎ。
こちらはセミクロス仕様の211系でした。
ボックスシートに座れるのは嬉しい。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲中央本線 甲府

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小淵沢付近では天候条件が良ければ
甲斐駒ヶ岳をはじめとする南アルプス
八ヶ岳連山などの雄大な山々が
車窓から望めるハズなのですが・・・
きょうはご覧のとおり。
夏の雲だねぇ。
(≡∀≡*)モクモク…
▲▲中央本線 日野春-長坂
▲中央本線 小淵沢-信濃境
(どちらも車窓から)


きょうの甲信地方はおおむね晴れ(晴れ時々曇り)の予報ですが、前夜に雨が降ったらしく湿度はかなり高くて、夏空に湧き上がった豪快な入道雲が列車の車窓から望めるハズの南アルプス八ヶ岳などの山々をすっぽりと隠しています (≡”≡*)ミエナイ。あいにく山の撮影(というか私の場合は山を背景とした鉄道撮影)には不向きな天候ですね。でも今旅の私の目的地は山バックの撮影ポイントではないので、とりあえずは無問題 (´σ∀`)カンケーナイネ。
県境を越えて山梨から長野へと入り、松本ゆきの普通列車を私が降りたのは塩尻 (゚ー゚*)シオジリ。


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松本の少し手前に位置する
塩尻で下車。
ホームの一角(3・4番線の下り方)には
“ぶどう棚”が設けられており
信州ワインの産地で知られる
当駅ならではの名物となっています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲中央本線 塩尻


塩尻は正式な路線の上だと東京と名古屋を一本でむすぶ中央本線の途中駅ですが、便宜的な事実上はJR東日本が管轄する中央東線(東京〜塩尻)と、JR東海が管轄する中央西線(塩尻〜名古屋)の接続駅(乗換駅)として扱われています トーセソ(゚д゚≡゚д゚)サイセソ(ちなみに松本までが中央本線と思われがちですが、塩尻〜松本は篠ノ井線の一部です)。
その塩尻で私は中央東線から西線の列車へ乗り換えるつもりなのですが、ここでの接続時間はわずか3分しかありません (゚∀゚;)3プン!。そして西線の普通列車は東線に比べて運行本数が極端に少ないうえ(日中は二時間に一本程度)、車両も二両編成で短く(ワンマン仕様の313系)、しかも当駅の塩尻始発ではないため(始発駅は松本)、とくに本日のような「18きっぷ」期間中の週末など車内の混雑は必至でしょう (゚ペ)ウーン…。塩尻から先もまだ目的地までけっこう距離があるので、仮にずっと座れずに“立ちんぼ”だったらツラいよな・・・(・ε・`)タチンボ。
そこで私は、接続待ちをしていた中津川(なかつがわ)ゆき上り普通列車(1824M)を乗らずに見送り、後続の特急列車を利用することとします ( ̄▽ ̄)トッキュー。私が手にしている「18きっぷ」では特急に乗れず、特急券はもちろん乗車券もあらためて購入しなくてはならないのですが、実は混雑回避だけでなく後述するほかの利点においても、ここで特急列車を使う価値はあると判断しました (-`ω´-*)ウム。
とりあえず次の特急列車まで30分以上の待ち時間があるので、遅い朝食?早い昼食?に“幻の塩尻名物”でも食べていきましょうか (・∀・)イイネ。これも特急を使うことのメリットのひとつと言えるかな(笑)


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塩尻駅の珍景?
コンコース(連絡通路)の壁に
駅そば屋さんを表す「そば処」の看板が
立てかけられているけど
そのお店は・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?

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なんとここが入口!(笑)
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
ひとつ上の写真でエレベーターと比べると
その細さというか狭さがわかるかと思います。
構内のバリアフリー化で
エレベーターがあとから設置されたことにより
改札内からのお店の入口は
このような形態になっちゃったのだとか。
(´ω`)ナルヘソ
(なお改札外の待合室側からも利用できます)

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そんな入口が極狭な駅そば屋さんですが
当店の名物はどんぶりいっぱいの
どデカい唐揚げがどーんとのっかった
豪快な“山賊そば”。
w( ̄▽ ̄*)wワオッ!!
これはボリューム満点で食べごたえありますし
山賊焼(とり唐)のインパクトのみならず
お蕎麦が美味しいのもさすが信州。
ソバ(゚д゚)ウマー!
ちなみにこの塩尻の山賊そばは数量限定で
早い時間に売り切れてしまうことも多く
駅そば好きには“幻の一品”ともいわれています。
今日はありつけてラッキー。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪

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塩尻のホームに入ってきた
中央西線の特急「しなの」。
(゚ー゚*)シナノ
つい先日に後継の新型車両投入が発表されて
今後の動向がちょっと気になる383系です。
▲中央本線 塩尻


塩尻から利用する中央西線の名古屋ゆき特急「しなの4号」は8両編成中の前二両が自由席 (゚ー゚*)シナノ。週末の午前中に名古屋方面へ向かう特急列車の乗車率は高く、自由席は座席の大半がすでに埋まっていましたが(当列車は長野始発)、どうにか通路側に空席を見つけることができました ε-(´∇`*)ホッ。深い山あいの自然豊かな木曽路を走りゆく中央西線の列車で、窓側の席でないのはちょっと残念なところですが、座れただけでもありがたいと思いましょう (´ω`)ヨカヨカ。


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山あいの木曽川に沿って走る中央西線。
車窓からもその渓谷美が望める
「寝覚の床(ねざめのとこ)」
国の名勝に指定されている景勝地で、
竜宮城より帰った浦島太郎が
その夢からここで覚めたという伝説に由来して
そう呼ばれているのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
なおこの写真は通路側の座席を離れて
デッキの扉の窓から撮ったもの(笑)
(^_[◎]oパチリ
▲中央本線 上松-倉本
(車窓から)


塩尻で見送った先行の普通列車を途中の上松(あげまつ)でさらっと追い越し バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、普通列車だとおよそ二時間かかるところを俊足の特急「しなの」はわずか一時間ほどで走り抜けると、長野から岐阜の県境を越えてまもなく中津川に着きます。景色が見づらい通路側だったけど、やっぱり特急列車のリクライニングシートは座り心地が快適でした (´ー`)マターリ。


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特急列車の利用区間は塩尻から中津川まで。
乗車券は1,690円、自由席特急券は1,200円、
合計で2,890円の“追い銭”でした
(yamatonosukeさん流の言い回しw)。
あ、いま記事を作成していて気付いたけど
特急券の発券番号が“08888”だったんだ(笑)
▲中央本線 中津川

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岐阜の中津川で乗り継いだ
中央西線の名古屋ゆき快速列車は
お!個人的に初乗車となる
新型車両の315系じゃないですか。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
のっぺりしたお顔が何だかかわいい。
▲中央本線 中津川


中津川でふたたび「18きっぷ」が使える快速列車の名古屋ゆきに乗り継ぎ ノリカエ…((((o* ̄-)o。
塩尻と中津川の区間は運行本数が少なかった中央西線の普通列車ですが、中津川から先は名古屋への通勤圏となるため列車の本数も編成の両数も一気に増えます (゚∀゚)オッ!。8両編成でガラガラに空いていた中津川始発の列車に乗って二駅ほど進み、私が下車したのは恵那(えな)。


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新型の初乗車はわずか二駅間。
岐阜県恵那市に所在し、
当市の中心駅である恵那で降りました。
(゚ー゚*)エナ
郊外都市らしい近代的な佇まいの駅舎は
大きな三角屋根が印象的です。
▲中央本線 恵那


武蔵小金井0430-(中央415H)-高尾0457~0515-(1335M)-大月0551~0554-(323M)-甲府0641~0646-(423M)-塩尻0813~0849-(特急しなの4号)-中津川0951~0956-(中央5718M)-恵那1007

岐阜県南東部の東濃(とうのう)と呼ばれる地域に位置し、かつては中山道の宿場町(大井宿)として栄えた歴史のある恵那市は、里山の自然と街なみがバランスよく共存する印象の郊外都市で、名古屋から中央西線の快速列車で一時間ちょっとの中距離通勤圏にあります (゚ー゚*)エナ。
ちなみに「18きっぷ」を使った今旅の私は都内からここへ向かうのに、“東海道本線まわり(静岡、名古屋経由)”と“中央本線まわり(甲府、塩尻経由)”のどちらが、効率よく行けるのか迷うところでしたが σ(゚・゚*)ンー…(もちろん東京から名古屋まで新幹線を使うのがいちばん早くて便利なんだけどw)、経路や列車の接続などを調べた結果(塩尻から特急「しなの」を使うことも想定)、後者のほうを選択して実践しました チューオー…((((o* ̄-)o。
そんな中央本線経由でやってきた恵那には中央西線のほかに、もうひとつの鉄道路線が存在します。それが今旅の私の目的である「明知(あけち)鉄道・明知線」( ̄∇ ̄*)アケチ。


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JRの駅舎に隣接する
こちらが明知鉄道の恵那駅。
(゚ー゚*)エナ
シンプルな駅舎ですが
有人駅の構内には
明知鉄道のグッズショップなども
設けられています。
▲明知鉄道明知線 恵那

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「明知鉄道全線フリーきっぷ」は
ちょっと懐かしさを感じる硬券タイプ。
(*・∀・)つ[キップ]
恵那〜明智の普通乗車券は片道690円なので
往復運賃と1,380円のフリーきっぷは同額。
一駅でも途中下車すればおトクになります。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ

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こちらは明知鉄道のマスコット
・・・というか案内役の“てつじい”。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
当鉄道で静態保存されている
C12形蒸気機関車(244号機)がモチーフの
シブいキャラクターです。
(o ̄∇ ̄o)テツジイ

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恵那の明知鉄道ホームで発車を待つ
明智ゆき普通列車は
クリームをベースに朱色の帯が施された
アケチ101(アケチ100形)。
明知鉄道の車両は“キハ”などでなく
“アケチ”が形式記号です。
( ̄  ̄*)アケチ
▲明知鉄道明知線 恵那


おおむね一時間から一時間半に一本という運行間隔の明知鉄道ですが、次の列車は私が乗ってきた中央線からの接続がよくて、わずか10分後に発車 (゚∀゚)オッ!。明知鉄道のホームにはすでにアケチ100形(アケチ101)ディーゼルカーの単行ワンマン列車が待機しており、恵那の窓口で発券してもらった一日乗車券の「明知鉄道全線フリーきっぷ」を手にしてさっそくそれに乗り込みます (*・∀・)つ[キップ]。
まもなく明智(あけち)ゆきの下り普通列車はエンジンを震わせて、始発駅の恵那をゆっくりとあとにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


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恵那を出ると明知鉄道(右の単線)は
すぐに中央西線(左の複線)と分かれて
進路を東に取ります。
コッチ…((((o* ̄-)o
ちなみに先日の拙ブログでは
総武本線と成田線の3キロにもおよぶ
“3線区間”をご紹介したけど
ここの並行区間は短い。
▲明知鉄道明知線 恵那-東野
(前方の車窓から)

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恵那の街を離れると
車窓に流れるのは目に優しい自然の緑。
“タタン タタン”と車内に響く
ジョイント音(走行音)と相まって
ローカル線らしい旅情を覚えます。
(´ー`)マターリ
▲明知鉄道明知線 恵那-東野
(車窓から)


恵那を発車してすぐに中央西線と分かれた明知鉄道は、緩やかな上り勾配で街を離れると、やがて里山や田園が広がるのどかな田舎風景のなかを走るようになります (´ー`)マターリ。今の時期は景色の緑が濃いなぁ。
明知鉄道の明知線は、中央西線と接する恵那市の恵那を起点に、阿木(あぎ)、岩村(いわむら)、山岡(やまおか)などを経て、同市明智町(旧・明智町)の明智へといたる、25.1キロの非電化路線。昭和の末期に赤字で廃線危機となった国鉄の明知線を、おもに沿線自治体(岐阜県や恵那市、中津川市)などが出資して運営を引き継いだ、“第三セクター鉄道”のローカル線です (゚ー゚*)サンセク。ちなみに読みは同じ“あけち”でも、地域名(町名)や駅名は“明智”、社名や路線名には“明知”の漢字が用いられており、けっして変換ミス(誤字)などではありません (゚∀゚)アヒャ☆


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恵那から二駅目の飯沼は
急勾配(坂道)の途中に設けられた駅で
ホーム上の高低差(33‰)はなんと日本一!
(゚∀゚*)オオッ!
本来、駅のホームは平坦なところに
設置しなくてはならないのですが、
ここは駅を懇願する地域住民の要請により
安全性を調べたうえで特認されたそうです。
(・o・*)ナルヘソ
▲明知鉄道明知線 飯沼
(車窓から)

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なんともおめでたい駅名の極楽。
(≧∀≦)ゴクラク!
金の筋斗雲(?)が乗っかった
赤い待合室のなかにはお釈迦様が、
ホームにはお地蔵さまがいらっしゃいます。
アリガタヤ
人≡∀≡*) アリガタヤ
当駅は商業施設への利便性を目的として
2008年に開業した新しい駅で、
公募によって選ばれたこの駅名は
かつて鎌倉時代の当地に存在した名刹の
“極楽寺”に由来するものだとか。
▲明知鉄道明知線 極楽
(車窓から)

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路線のほぼ中間に位置する岩村は
織田信長の叔母にあたる「おつやの方」が
女城主として守っていたことで知られる
岩村城(現在は石垣のみの城址)
の城下町として栄え、
その歴史情緒が漂う古い町なみ
沿線屈指の観光スポットとなっています。
ホームにおられるのは女城主さんかな?
(´∇ノ`*)オホホ♪
▲明知鉄道明知線 岩村
(車窓から)

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その岩村は線内の途中駅で唯一
上下列車の行き違いが可能な構造(交換駅)で
恵那ゆき上り列車は鮮やかな朱色がベースの
アケチ102(アケチ100形)。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
ヘッドマークが付けられているけど
とくに何かの記念ではなく
7月の暦と七夕のイラストがデザインされた
季節モノのようです。
▲明知鉄道明知線 岩村
(前方の車窓から)

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花白温泉(駅)はホントに
ホームの目の前が温泉施設
下車して1分もかからない!?
Σ(゚∇゚*ノ)ノ チカッ!
こんなに近いのなら
帰りにひとっぷろ浴びてくか
・・・と思ったのですが、
設備の故障により臨時休館中でした。
あらま残念。
▲明知鉄道明知線 花白温泉
(車窓から)


大半が無人(駅員も利用者もいない)の小駅へこまめに停車しつつ、淡々と進みゆく明智ゆきの下り列車 ...(((o*・ω・)o。
“日本一の急勾配駅”(一般鉄道の駅として)がこんなところに存在するのかという意外性が面白い飯沼(いいぬま)や、シンプルな単式ホームでありながらお釈迦様やお地蔵さまが鎮座するめでたい駅名の極楽(ごくらく)、国鉄時代の趣を残す古い駅舎と交換設備に鉄ちゃんとして興味を惹かれる岩村など、短い路線距離ながらもけっこう見どころが多くて楽しめます (・∀・)イイネ。
とはいえ、雄大な高峰の山々や壮大な海景色が車窓に望めるわけでなく(そもそも岐阜に海はないw)、日本三大山城として数えられる岩村城趾の石垣なども列車からは見えません。明知鉄道の沿線に広がるのは素朴な田園風景ばかりなり ( ̄  ̄)タンボバッカ。正直いってそんな地味なローカル線を撮りに訪れた私の目的とはいかに・・・σ(゚・゚*)ンー…。
恵那より列車に揺られて40分、座席から腰を上げたのは明智の二駅手前に位置する山岡(やまおか)。


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恵那市山岡町に所在する山岡。
ローカル線らしからぬ瀟洒な駅舎(?)は
当地が生産量日本一を誇る
寒天(かんてん)のPRを目的とした
資料館の「かんてんかん」が併設されており
館内では寒天ラーメンや寒天御膳など
さまざまな寒天料理がいただけます。
( ̄。 ̄)ヘー
▲明知鉄道明知線 山岡

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そしてその駅舎裏には
「かんてんかん」のカフェスペースとして
三セク転換時の1985年から99年まで使われていた
明知鉄道の初代車両・アケチ1形が
引退後も良好な状態で保存されています。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに私が乗り潰しを目的に
初めて当線を訪れたとき(92年)は
この形式の車両に乗りました。
(*´∀`)ノ゙オヒサ


恵那1018-(明知7D)-山岡1057


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田園のなかに伸びる線路へ沿って
てくてくと歩き進みます。
鮮やかな青田に夏の風情を感じますが
でも、この田んぼの稲はなんだか
まだらですね・・・。
(゚ー゚?)マンダーラ?


地域のPR施設(山岡かんてんかん)が併設された山岡の駅舎(?)は立派な建物だったけど、駅のまわりはやはりのどかな田園風景 ( ̄  ̄)タンボバッカ。そんな牧歌的な環境に敷かれた非電化の線路は撮影の障害物となるようなものがほとんどなく、どこからでも適当に列車が撮れそうなものですが、私はあらかじめ調べてきた撮影ポイントを目指します ...(((o*・ω・)o。炎天下でハンパなくキビしい暑さのなか、幸いなのは目的地までの距離がそう遠くないこと 。゚(A′□`;)qアチィィ・・・。
駅から数分ほど歩いてやってきたのは、里山の起伏を活かしたような自然公園(イワクラ公園)で、さらにその園内の斜面に伸びる細道を上がってゆくと・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


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園内でバーベキューなども楽しめる
山岡町の「イワクラ公園」。
(゚ー゚*)イワクラ
ちなみに園名の“イワクラ”とは
神が宿ると云われる巨石の
“磐座(いわくら)”のことで、
当地一帯にはそのような巨石や怪石が
多く存在するのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

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木陰に幾分の涼しさを感じながら
斜面の細道を進んでゆくと・・・
...(((o*・ω・)o

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その先には
高床式の東屋って感じのものが
建てられています。
(=゚ω゚=*)ンン!?
これは景色が望める展望台。

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たどり着いたのはこんなところ。
あ!田んぼにお地蔵さまが描かれている!
(゚∀゚*)オオッ!


園内の高台に備えられた木製の展望台からは眼下の景色が広く見渡せて (「゚ー゚)ドレドレ、そこには田んぼをキャンバスにして描かれた“お地蔵さま”の姿がクッキリと浮かび上がっているではありませんか。これはいわゆる“田んぼアート”ってやつですね w(*゚o゚*)wオオー!。先ほど見た“まだらの田んぼ”はこういうワケ (´ω`)ナルヘソ。そしてその作品の傍らには大きくカーブした明知鉄道の線路も確認できます (゚∀゚)オッ!。そう、私がここへやってきた目的は、田んぼアートと明知鉄道の列車を組み合わせて撮ることでした (・∀・)イイネ。
見事なアート作品を目にしてテンションが上がるなか、さっそくカメラを構えて次の列車を待ちます (*゚v゚*)ワクワク♪。

駄菓子菓子(だがしかし)・・・( ̄△ ̄;)エッ…。


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田んぼに姿を現した
柔和なお顔のお地蔵さまが
列車の安全運行を見守ります。
やってきたのは二両編成の
急行「大正ロマン号」。
▲明知鉄道明知線 山岡-野志
(後追い)


あああ、まんだーら・・・(´д`;)アウ…。
田んぼアートをじっくりと鑑賞するかのようにゆっくり進みゆくのは、アケチ10形が二両編成を組んだ急行列車の「大正ロマン2号」(゚ー゚*)ロマン。当列車は下りの明智ゆき(大正ロマン1号)として運行する際に、編成中の一両が車内で食事などを楽しめる事前予約制の“イベント列車”となっており(もう一両は普通車)、いちおう線内の数駅は通過するけれど、速達性よりも観光列車的な要素が強い急行列車です (´ω`)ナルヘソ。
そんな「大正ロマン号」でしたが、日差しが照り付ける晴天ではあるものの、上空には入道雲が崩れたような雲塊がけっこう浮遊していて、その雲影によってタイミング悪く列車が来たときに景色の上半分が翳ってしまいました (-ω-;*)クルクモル。こればかりは不可抗力で運任せのようなものだし、田んぼアートと列車にはギリギリ日が当たっただけでも救われたところですが、せっかくここまで片道7時間もかけてはるばるやってきたのですから、できれば翳られずにスッキリとした画を残したいものです σ(・∀・`)ウーン…。
気を取り直して、今度は雲が悪戯しないよう“目の前のお地蔵さま”に願いながら 八(゚- ゚)オネガイ、次の下り列車を待ちましょう。


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気温が高くてめっちゃ暑いけど、
流れ雲の動向にはヒヤヒヤ・・・。
ドキドキ(`・∀・´;)ヒヤヒヤ…

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入道雲が湧き上がる夏空のもと
田園のキャンバスに描かれた
お地蔵さまに見送られて
赤い単行列車がのんびりと走りゆく。
美しい弧を描くこの線形もまた
芸術的です。
▲明知鉄道明知線 山岡-野志


田んぼアートでアケチが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
お地蔵さまへの願いが通じたのか、今度は雲に邪魔されず一帯が太陽の日差しに恵まれた田園風景 (つ▽≦*)マブシッ!。そこへカーブを切ってやってきた下り普通列車(9D)は、先ほど岩村の駅で見かけた(交換した)“7月マーク”付きのアケチ102で、緑の濃い夏景色に映える朱色の単行ディーゼルカーが絵になるじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。遠目に見れば何となく、国鉄時代のタラコ色(首都圏色)に見えなくもないような・・・(゚∀゚)アヒャ☆。いい条件のときに、いい車両が来てくれました ъ(゚Д゚)ナイス。
地元有志の方々が毎年制作されているという山岡の田んぼアート (*’∀’*)ステキ。今年のテーマは「爪切り地蔵尊花火大会」で (゚ー゚*)ツメキリ?、弘法大使が爪を使い一夜で彫ったと云われ、ご当地の山岡町(久保原地域)に祀られている「爪切り地蔵尊」と、それを奉納するとともに郷内の安隠、五穀豊穣を願って執り行われる神事の花火大会がモチーフとなっています。ほっこりとしたお地蔵さまにはそんな由緒があったのね (*・`o´・*)ホ─。
このような田んぼアートは近年に各地で見られ、なかにはスゴく凝った繊細な絵柄や、何枚もの田んぼを使った壮大なものも制作され、それはそれで見ごたえがあると思われますが w(゚o゚)wオオー!、この山岡の作品は絵柄的にもサイズ的にもこの里山ののどかな風景にしっくりとマッチした印象を受け (´ー`)シミジミ、そして何よりもカーブを描く線路を走る列車と組み合わせられるのは、鉄ちゃんにとって嬉しい環境です (・∀・)イイネ。
列車への光線状態(陽あたり具合)も申し分のない順光の好条件で、個人的に満足のいく一枚が撮れました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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次の上り列車はタテ位置でパチリ。
(^_[◎]oパチリ
青田のなかの花火大会に
朱色のアケチ102が彩りを添えます。
なお、カーブした線路の先に見える
白っぽい建物は
山岡駅の「かんてんかん」です。
▲明知鉄道明知線 山岡-野志(後追い)


しばらくすると、山岡から二駅先の明智で折り返してきた恵那ゆき上り列車(12D)として、アケチ102がふたたび通過 (=゚ω゚)ノ゙タライマ。このタイミングでも翳られずに日は当たってくれましたが、列車の光線状態をよく見ると先ほどの下り列車(9D)より車両側面の陽あたりがだいぶ弱くなっています σ(゚・゚*)ンー…。午前遅くの昼前くらいが順光となるこの場所、やっぱりさっきのがベストか (-`ω´-*)ウム。
ちなみに、ここへ来るまでの行程で私は中央西線の特急「しなの」を使いましたが、もしも仮に塩尻から特急でなく普通列車のみを利用して(1824M→5722M)明知鉄道に乗り継いでいたとしたら、山岡への到着は一本遅い明智ゆき下り列車、つまり展望台から撮影したアケチ102の列車(9D)となるため、いちばん光線状態のいい時間帯での撮影を逃していたところでした (;`ロ´)ハッ!。そう考えるとこれもまた、特急「しなの」を使ったメリットが活きたといえるでしょう (-`ω´-*)ウム。

上りの急行「大正ロマン2号」と上下一本ずつの普通列車(ともにアケチ102)、マンダーラもあったけど効率よく三本の列車を田んぼアートともにカメラへ収めることができて、いい収穫が得られました (+`゚∀´)=b OK牧場!。これにて明知鉄道の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
撮影目的は達成しましたが、やはりここまできたら次の下り列車に乗って、終点の明智へ向かうとしましょうか ...(((o*・ω・)o。


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山岡のホームに入ってきた
明智ゆき下り列車は
大きな赤いヘッドマークを掲げた
アケチ10形(アケチ14+10)の
急行「大正ロマン1号」。
( ̄  ̄*)ロマン
急行は次駅の野志を通過するため
明智まで一駅です。
▲明知鉄道明知線 山岡

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ためしに列車の窓から眺めてみた
田んぼアートですが
う〜ん、これでは何だかわからないね・・・。
(。A。)アヒャ☆
なお、右上のほうにちょろっと見えている
丘の上の小屋みたいなものが
イワクラ公園の展望台です。
▲明知鉄道明知線 山岡-野志
(車窓から)

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山岡から12分で明智に到着。
(・ω・)トーチャコ
「大正ロマン1号」の後方に連結されていた
食事ができるイベント車両(アケチ10)は
その名のとおり当地にゆかりのある
明智光秀公をイメージしたラッピング車。
三日月の兜がカッコいい!
(`・∀・´)キリッ!
▲明知鉄道明知線 明智

0054.jpg
明智のホームの壁には
たくさんのヘッドマークが置かれています。
( ̄▽ ̄)マーク
アケチ102に付けられていた
“7月”のヘッドマーク然り、
明知鉄道はヘッドマーク好きなのかな?
▲明知鉄道明知線 明智

0055.jpg
恵那市明智町(旧・恵那郡明智町)に所在する
明知鉄道の終点・明智。
(゚ー゚*)アケチ
レトロな趣が漂う白壁の駅舎は
昭和9年(1934年)の開業時に
建造されたものですが
当地の町並みのコンセプトに合わせて
大正ロマン風の暖簾がかけられています。
▲明知鉄道明知線 明智


山岡1307-(明知7009D 急行)-明智1319


0056.jpg
明智と聞くとやはり
戦国武将の明智光秀が思い浮かびますが、
その出生地は当地を含めて諸説あるらしく
ここはあくまでも“ゆかりの地”だそうです。
( ̄  ̄*)ユカリ

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0059.jpg
明智は大正ロマンの雰囲気が漂う町並み
駅から徒歩圏内で手軽に散策できます。
(・∀・)イイネ
上写真は趣ある細道の“大正路地”、
下写真は旧・町役場(左手)と絵画館(右奥)。


明治から大正時代にかけて養蚕や製糸産業で栄えたという明智 (゚ー゚*)アケチ。その町なかには大正期に西洋文化の影響を受けた瀟洒な建造物がいくつも残されており、それらを観光産業に活かすべく中心街を「日本大正村」と称して町ぐるみで大正ロマンのレトロな雰囲気を演出しています ( ̄。 ̄)ヘー。昭和の建築ながら大正風の駅舎もそのひとつ。
そんな当地へ私は30年前(92年)にも一度、明知鉄道の乗り潰しが目的で訪れているけど、明智の町の印象はまったくと言っていいほど記憶に残っておらず (・・?)ハテ?、その時はひょっとしたら駅前に出た程度ですぐに折り返しの列車へ乗ってしまったのかもしれません (^^;)ゞポリポリ(乗り潰しあるあるw)。なので今回は久しぶりで懐かしいというより、あらためて新鮮な気持ちで町を一時間ほどぶらつくことができました (・∀・)イイネ。
ちなみに当地の名物グルメはハイカラな“ハヤシライス(えなハヤシ)”だそうで、それがいただけるようなお店に入ったのですが (*・ω・)ノ゙チワッス、あまりの外の暑さに生ビールがガマンできず (;゚д゚)ゴクリ…、んじゃビールと合わせるならハヤシライスより・・・ってことで、とくに名物と関係ないポークジンジャー(豚の生姜焼きね)をオーダーしちゃいますた ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。食にこだわりの薄い私の旅なんて、そんなもんです(笑)

さ、「18きっぷ」を使った普通列車の乗り継ぎを考えて、そろそろ帰路につくとしますか。ここから東京までまた7時間半もかかるしね カエロ…((((o* ̄-)o。


0060.jpg
恵那ゆき上り普通列車は
“7月マーク”のアケチ102。
先ほどの田んぼアートでは
当車を絡めたいい画が撮れたことに
感謝しながら乗り込みます。
(*'∀'*)アリガ㌧
▲明知鉄道明知線 明智

0061.jpg
交換駅の岩村で
アケチ10形の下り列車と行き違い。
往路では気付きませんでしたが
当駅の構内には
昔の腕木式信号機が保存されていました。
(゚∀゚)オッ!
▲明知鉄道明知線 岩村
(前方の車窓から)


一日じゅう乗り放題の「青春18きっぷ」を使っていくつもの列車を乗り継ぎ ...(((*・∀・)つ[18]、夏らしい情景を求めて訪れた岐阜の明知鉄道 (゚ー゚*)アケチ。
けっして絶景の路線でなく、車窓に広がるのは田園風景ばかりという素朴なローカル線ながらも (´ー`)ノドカ、その環境を活かして沿線に作成されたご当地らしいテーマの“田んぼアート”は気分が和む素敵な作品で (゚∀゚*)オオッ!、弧を描いた線路をのんびりと走りゆく列車とあわせて眺めた情景は、はるばる足を運んで見にきた甲斐のあるものでした +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。。それを入道雲が湧く夏空のもとで撮れたことに大満足です。
そして目的の明知鉄道のみならず、その往復に利用した中央東線や西線の列車にも乗り継ぎの面白さが楽しめて(別途に料金はかかったものの、特急「しなの」を効率よく使えた行程はいい判断だったw)、また塩尻では“幻の名物”(?)が味わえるなどけっこう盛りだくさんな内容で、充実した鉄道旅を存分に満喫しました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ただ、さすがに日帰りで都内と恵那のあいだを「18きっぷ」主体で往復するのは、体力的にちょっとキツかったけどね・・・(^^;)ゞポリポリ


0062.jpg
恵那で明知鉄道から
中央西線に乗り換えます。
往きは新型の315系だったけど
今度の中津川ゆき快速列車は211系。
( ̄  ̄*)ニゲゲ
▲中央本線 恵那

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中津川で乗り継いだ松本ゆき普通列車は
転換クロスシート仕様の313系。
短い二両編成のワンマン列車ですが
当駅始発なので難なく座れました。
ε-(´∇`*)ホッ
▲中央本線 中津川

0064.jpg
塩尻で中央東線に乗り継ぎ。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
上り普通列車の大月ゆきは
セミクロスシート仕様の211系でした。
▲中央本線 塩尻


明智1517-(明知16D)-恵那1607~1630-(中央5731M)-中津川1641~1657-(1837M)-塩尻1850~1859-(446M)-大月2127~2131-(2244M 中央特快)-三鷹2243



ONE-shot 507 「X」デビュー! [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 507 「X」デビュー!

0715.jpg
グリーンカーペットを華麗に駆ける
白磁のような美しい特急列車。
流線形の先頭部はもちろん
六角形の側窓と“X”の枠を組み合わせた
奇抜なサイドデザインにも目を奪われます
(伝統工芸の鹿沼組子をイメージしたもの)。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。


東京の浅草と
栃木の日光・鬼怒川をむすぶ
東武鉄道の新型特急で
先代の100系「スペーシア」から
愛称を受け継いだ
N100系「スペーシア X」がデビュー!
乂'ω'*)エックス!  

運行初日の下り一番列車
(7/15の東武日光ゆき「スペーシアX 1号」)を
実車が初見の私はワクワクした気持ちで
さっそく撮影に臨みました。
(*゚v゚*)ワクワク♪


記念の装飾などはとくに施されなかったけど
この一番列車では
「スペーシア X」の目玉のひとつといえる
先頭車(1号車)の「コックピットラウンジ」
(運転室背後にソファを備えたラウンジスペース)を
事前募集によって選ばれた
数組の小学生(とその家族)の貸し切りとする
粋な企画を実施。
(・o・*)ホホゥ

その車内の様子が少しでもわかるかな?
と意識したアングルで
ためしにシャッターを切ってみたところ
(^_[◎]oパチリ
肩を寄せ合って車窓を眺めている
・・・かのように見えるシルエットが
六角形の窓にかろうじて確認できました
(あくまでも憶測です)。

記念すべき「スペーシア X」の一番列車
しかもラウンジを貸し切りだなんて
すっごく羨ましいぞ!
(*≧∇≦*)裏山鹿!

当選して“小学生リポーター”を務めたみんな
きっといい想い出になったことでしょう。
ヽ(´▽`*)ノワーイ♪


▲23.7.15 東武日光線 栗橋-新古




0716.jpg
写真がちょっとブレ気味だけど
オシャレな照明が見えるこちらの車両は
下り列車の最後部にあたる
(上り列車だと先頭)
6号車の「コックピットスイート」。
(´ー`)スウィート
“走るスイートルーム”をコンセプトとする
「X」でいちばん豪華な個室空間です。
一室12,180円で、定員は7名
(別途に乗車運賃と特急料金がかかります)。


0717.jpg
サイドビューはシャープな印象の
N100系「スペーシア X」ですが
こうやって正面気味に撮ると
意外にずんぐりとして見えますね。
ズングリ(・ω・)ムックリ
先述したコックピットラウンジや
コックピットスイートのほか、
スタンダードシート(普通席)、
プレミアムシート、ボックスシート、
4人用個室のコンパートメントなど
6両編成に様々な座席が備えられています。
(*・`o´・*)ホ─


0719.jpg
梅雨がまだ明けていない関東地方。
運行初日の土曜日は
スッキリとしない曇天の空模様でしたが、
翌日の日曜日(7/16)は快晴となったので
(すんごく暑っちかったけどw)
もう一度「スペーシア X」を
都内の定番ポイント(鐘ヶ淵)で
スカイツリーをバックに撮ってきました。
白い車体が青空に映えます。
(・∀・)イイネ


0720.jpg
ちなみにこれは
白い「スペーシア X」にあわせたような
デビュー記念のチーズケーキ。
(*’∀’*)チーズケーキX
お持ち帰りしたものを家でいただきましたが
いつかは「X」のコックピットラウンジで
流れる車窓風景を眺めながら優雅に
スイーツやお酒などを味わってみたいものです。
(*´-`).。oO ポワワー




成田線・・・185系「100周年バトンリレー号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2023.07.08 成田
北総を走る185系“リレー号”
「100周年バトンリレー号」 撮影
 
 
千葉県最東端の銚子市に所在し、銚子と犬吠埼の外川(とかわ)をむすぶ、ローカル私鉄の「銚子電鉄(通称・銚電)」(゚ー゚*)チョーデン。
当鉄道は利用者の減少などで赤字続きの経営難となり、これまでに幾度も廃線の危機に瀕したものの (´・д・`;)ハラハラ…、本業(鉄道事業)ではない“ぬれ煎餅”の売り上げなどにより救われて ヌレセン(*・∀・)つ◯、かろうじて存続したというのは、鉄ちゃんならずとも知る人が多い有名なお話ですね (-`ω´-*)ウム。
そんな苦難を乗り越えてきた銚電は、今年(2023年)の7月5日で1923年(大正12年)の開業からちょうど“100周年” (*゚▽゚)/゚・:*【祝 100ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)。
それを記念して、昨年(2022年)にやはり開業100周年の節目を迎えた、広島の路面電車として知られる「広島電鉄(通称・広電)」から銚電へ向けて、鉄道事業者同士の「100周年のバトン」を繋ぐ“リレーイベント”が実施されます ε=ε=((○`・v・)っ/ ヽ(○`・v・) バトンタッチ。
これは記念のバトンを持った広電の社長さんが使者となって広島空港へ行き、広島〜成田の航空便(LCCのスプリングジャパン)に搭乗。成田からはJR成田線の特別列車(団体臨時列車)に乗って銚子を目指し、銚子で銚電の社長さんにバトンを手渡して、終着駅の外川にゴールするという企画だそうです ( ̄。 ̄)ヘー(ちなみに鉄道路線のみで繋がずに間に飛行機が入るのは、本イベントに航空会社のPRが絡んでいるかららしい)。
私も鉄ちゃんの一人として銚電の100周年をお祝いする気持ちはもちろんのこと (〃'▽'〃)オメデ㌧♪、ここで注目したいのは当該イベントで成田と銚子のあいだを結ぶ成田線の特別列車「100周年バトンリレー号」
(゚ー゚*)リレーゴー。その“リレー号”という列車名にかけて、かつて東北・上越新幹線の初期開業時に上野と大宮の間で運行されていた連絡列車の「新幹線リレー号」を再現したような、国鉄特急型車両の185系(リレー号色のC1編成)が使われるというではありませんか (゚∀゚*)オオッ!。これは何とも胸熱で粋な演出です ъ(゚Д゚)ナイス。
銚電のお祝いを主目的としたイベントなのにJRの列車が撮影の狙いとは、なんだか本末転倒のような矛盾を感じる気もするけど (^^;)ゞポリポリ、銚電へ行くならば梅雨時でなく天気のいい日にあらためて訪れたいと思い、今回の私は成田線の「100周年バトンリレー号」を撮りに行くこととしました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。


7月8日(土)


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千葉方面へ向かう今回は
御茶ノ水から総武線に乗ります。
黄色いE231系は各駅停車の千葉ゆき。
( ̄  ̄*)ソーブセソ
▲中央本線 御茶ノ水


まだ梅雨が明けていない七夕の翌日。
朝の時点で雨は降っていないものの、空はどんよりとした鉛色の雲に覆われており、出がけに見た天気予報によると今日の東京や千葉は“曇り時々雨” (-ω-;*)ドングモリ。たとえ日差しがキビシくとも、できれば晴天の撮影条件を好む私としては、いまいちテンションの上がらない空模様です σ(・∀・`)ウーン…。それでも件の「100周年バトンリレー号」が運転されるのは本日だけなので、それを逃すわけにはいきません (*`・ω・´)-3フンス!。
都内から総武緩行線(各駅停車)の下り列車に乗って東進し、千葉のほうに向かいます ...(((o*・ω・)o。


0002.jpg
梅雨時らしい曇天のもと
隅田川のほとりにそびえ立つスカイツリーを
総武線の車窓から眺めます。
(-ω-;*)ドングモリ
▲総武本線 浅草橋-両国(車窓から)


先の冒頭でも触れましたが、“広島の広電と銚子の銚電をバトンで繋ぐ”という今回の企画のなかで、私が撮影の目的とする「100周年バトンリレー号」が担うのは成田と銚子のあいだを結ぶ成田線(一部は総武本線)の区間。当列車はバトンの使者を乗せた広島から成田への航空便に合わせる形で設定され、成田の発車時刻が15時00分、銚子の到着時刻は17時03分と公表されています。事前に私が知っていたのもこの程度の情報のみでした φ(。_。*)フムフム。
しかし同好の士(鉄ちゃん)がSNSなどに上げてくれた目撃情報によると []o(・_・*)ドレドレ、当列車に使われる185系(C1編成)は今日の早朝に大宮の所属基地(大宮総合車両センター)から千葉での拠点となる幕張(まくはり)の車両基地(幕張車両センター)へと送り込まれており、だいたい昼過ぎくらいに成田へ向けて回送されるらしい (・o・*)ホホゥ。
それならば成田の先で銚子ゆきの本運転(団臨としての営業運転)を待つより、成田の手前の区間で回送列車(送り込み回送)を狙うほうがいろいろと効率いいかも・・・σ(゚・゚*)ンー…。


0003.jpg
すでに185系が送り込まれているという
幕張車両センター。
(゚ー゚*)千マリ
その様子を伺おうと思って
快速でなく各駅停車に乗ってみたのですが
車窓から185系の姿は確認できませんでした。
快速線側に留置されていたのかな?
▲総武本線 幕張本郷(車窓から)

0004.jpg
千葉で総武本線の成東ゆきに乗り継ぎ。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
よく見ると発車案内標には
「八街回り」と表記されていますが
成東ゆきには総武本線経由の“八街回り”と
外房・東金線経由の“大網回り”があり
乗り間違えに要注意です。
▲総武本線 千葉


房総各線(内房、外房、北総方面のJR線)が集まる千葉で乗り継いだのは、八街(やちまた)経由で成東(なるとう)へ向かう総武本線の下り普通列車 ( ̄  ̄*)ソーブ。
成田線ではないこの列車だと成田には行かないのですが、総武本線と成田線は千葉から途中の佐倉(さくら)まで同じ線路を進むため(というか総武本線と分岐する佐倉が成田線の正式な起点)、このあとに幕張から成田へと向かう185系の送り込み回送を佐倉より手前の区間で撮るぶんには、この成東ゆきの列車を利用しても問題はありません (-`ω´-*)ウム。
しかし私は佐倉までの区間で降りず、さらに先へと総武本線を乗り進みます ...(((o*・ω・)o。あれ?成田線から外れちゃうよ?(゚ー゚?)オヨ?


0005.jpg
佐倉は総武本線と成田線の分岐駅
(成田線の起点)。
駅名標に表記された次駅は
酒々井が成田線、
南酒々井が総武本線です。
▲総武本線 佐倉

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0010.jpg
佐倉を出た総武本線の下り列車は
いくつかの分岐器を経て
左から右の線路へ転線してゆきます。
コッチ…((((o* ̄-)o
▲総武本線 佐倉-南酒々井
(前方の車窓から)

0011.jpg
向かって左の二線が複線の成田線、
右の一線が単線の総武本線。
ここは三線(三つの線路)が並行する区間です。
(*・`o´・*)ホ─
▲総武本線 佐倉-南酒々井
(前方の車窓から)

0012.jpg
佐倉からおよそ3キロほど進んだところで
成田線は左へ、総武本線は右へ
それぞれカーブして分かれます。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
▲総武本線 佐倉-南酒々井
(前方の車窓から)

0013.jpg
雑木林に囲まれて伸びる総武本線の単線。
一気にのどかさが増した印象です。
(´ー`)マターリ
▲総武本線 佐倉-南酒々井
(前方の車窓から)


単線の総武本線と複線の成田線が並行して敷かれているという、ちょっと珍しい形態の“3線区間”を運転室の背後から興味深く眺めて楽しんだのち m(・∀・)m カブリツキ、成田線と分かれた総武本線の列車が佐倉の次に停車した南酒々井(みなみしすい)で私は下車します (・ω・)トーチャコ。


0014.jpg
0015.jpg
佐倉の次駅(下り方)で
千葉県印旛郡酒々井町の南部に所在する南酒々井。
コンクリ造りの素朴な駅舎が建つ無人駅です。
▲総武本線 南酒々井


新宿1011-(中央快速918T)-御茶ノ水1020~1026-(総武緩行902B)-千葉1118~1142-(総武1347M)-南酒々井1208

南酒々井は成田線でなく総武本線の駅ですが、私が「100周年バトンリレー号」(の回送)を撮りたい目的地(撮影ポイント)は佐倉から3キロほど東へ進んだところにある総武本線と成田線の分岐点(合流点)付近に位置しており、実はそこへ行くには佐倉から歩くよりも南酒々井のほうが少し近いのです(およそ2キロ) ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
また、もうひとつ南酒々井を下車駅に選んだ理由が、周囲を雑木林に囲まれているという自然豊かな当駅の環境 (´ω`)ノドカ。目的地へと向かう前にせっかくなら、この情景を活かしてちょっと撮っていきたい列車があります σ(゚・゚*)ンー…。構内に架かる跨線橋の上で待ってみると、私が乗ってきた成東ゆき下り列車(1347M)と二駅先の八街で交換(行き違い)したその上り列車は、すぐに南酒々井へやってきました (゚∀゚)オッ!。


0016.jpg
(=゚ω゚)ノ゙ヤア

0017.jpg
房総の海をイメージした
カラーリングの特急列車が
夏の緑に包まれた里山の曲線で
滑らかな弧を描きます。
▲総武本線 南酒々井


ビューしおさい(?)キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
林のなかのカーブを切って颯爽と姿を現したのは、房総半島の青い海と白い砂浜、太陽と菜の花の黄色をイメージした三色を車体に纏う255系で、銚子から総武本線経由で東京へと向かう特急「しおさい」(8号)(o ̄∇ ̄o)シオサイ。
この255系を私は先々月(5月)のゴールデンウィークにも、同じ県内の内房線を走る特急「新宿さざなみ」として東京湾を背景に撮影をしており
(゚ー゚*)ニゴゴそのときの記事でもちょろっと触れているのですが、当系は1993年にデビューしてから30年が経過していて、車齢的に今後の動向がちょっと気になる状況 (゚ペ)ウーン…。とくに置き換え計画などが公表されたワケではありませんが、今回のように何かのついででも撮れる機会があればなるべく記録を残しておきたいところです (^_[◎]oパチリ。
嬉しいことに通過するタイミングで雲間から陽が差してくれて、駅の構内とは思えない緑豊かな南酒々井でいい感じに255系の「しおさい」を撮る事ができました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

ではあらためて南酒々井から、「100周年バトンリレー号」の回送が撮れる成田線の撮影ポイントへと向かいましょう ...(((o*・ω・)o。


0018.jpg
駅から目的地までは
田園風景が広がるのどかな田舎道。
日差しの弱い曇り空だけど
蒸し暑くて額から汗が滴り落ちます。
(´Д`υ)アツーィ

0019.jpg
進む先に見えたのは
成田線の象徴的な存在といえる
成田空港アクセス特急の
E259系「成田エクスプレス」。
( ̄  ̄*)ネックス
▲成田線 佐倉-酒々井


総武本線の線路に沿った細道を佐倉のほうへ戻るようにして歩き進むと、雑木林を抜けた先には広大な田園風景が広がっており、その向こうを赤、白、黒の三色に塗り分けられた特急「成田エクスプレス(NEX)」が走ってゆきます (゚∀゚)オッ!。「NEX」が見えたってことはそこが成田線の線路だということ (-`ω´-*)ウム。
総武本線と成田線の合流点付近で線路の上を大きく跨ぐ、国道の立派な陸橋(跨線橋)が目的地の撮影ポイントです (・ω・)トーチャコ。


0020.jpg
ひとつ上の写真で「NEX」がくぐっている
青い色の陸橋の上へとやってきました。
ここは国道の歩道から安全に
景色が広く望めます。
(「゚ー゚)ドレドレ

0021.jpg
その陸橋からパチリ。
(^_[◎]oパチリ
総武快速線から成田線へ直通して

成田空港を目指す快速列車は
徐々に数を減らしているE217系。
詳しい割合はわからないけど
今はE235系と半々くらいでしょうか?
σ(゚・゚*)ンー…
▲成田線 佐倉-酒々井


橋上で車道の西側に備えられた安全な歩道に立つと (「゚ー゚)ドレドレ、そこからは今の時期らしい青々とした田園風景とともに、佐倉方向(上り方)へ大きくカーブする総武本線と成田線の線路が広く一望できて、これはなかなか壮観な眺めじゃないですか (・∀・)イイネ!。
そう、ここは私が先ほど乗っていた電車から前方を眺めていた、ちょっと珍しい“3線区間”(総武本線と成田線の並行区間)の一部にあたります (・o・*)ホホゥ。


0024.jpg
私の立ち位置から見た3線区間で
いちばん奥の線路は成田線の下り線。
(゚ー゚*)ナリタ
そこを快走する「NEX」は・・・
お!前面(の貫通扉)が銀色になった
リニューアルカラーのE259系じゃん。
(゚∀゚)オッ!
▲成田線 佐倉-酒々井

0025.jpg
いっぽう、前面(の貫通扉)が黒くて
「NEX」のロゴマークが目立つこちらは
オリジナルカラー(既存色)のE259系。
リニューアル編成はまだ目新しいけれど
今しっかりと記録すべきはコッチかな。
(^_[◎]oパチリ
▲成田線 佐倉-酒々井

0026.jpg
オリジナル編成(右)と
リニューアル編成(左)による
先頭車同士の連結部。
こうやって見比べてみると
切り取った部分のロゴの大きさに違いはあるけど
黒から銀になった前面ほど
イメージの変化は感じられないように
個人的には思います。
σ(゚・゚*)ンー…
▲成田線 佐倉-酒々井

0035.jpg
立ち位置から見た3線区間で
いちばん手前は単線(上下線)の総武本線。
(゚ー゚*)ソーブ
緑の絨毯と化した夏の田園を横切るのは
さきほど南酒々井でも出会った
255系の特急「しおさい」。
▲総武本線 佐倉-南酒々井


209系の普通列車をはじめ、総武快速線と直通するE217系やE235系の快速列車、E259系の特急「成田エクスプレス」、さらには255系の特急「しおさい」など、総武本線と成田線が並行した3線区間には次々といろいろな種類の列車がやってきて、お目当ての「100周年バトンリレー号」(の回送)を待つあいだも飽きることがありません (*’∀’*)タノシイ。とくにそのなかでも、後継のE235系への置き換えで数を減らしているE217系、塗色変更のリニューアルが進められているE259系、そして先述したように動向がちょっと気になる255系などは、この機会にあわせて記録しておきたいところです (^_[◎]oパチリ。
ちなみに「100周年バトンリレー号」の本運転(団臨の営業運転)が行なわれる成田より先の区間(成田以東)の成田線だと、成田空港方面への空港支線が成田で分岐してしまうため、基本的に日中の定期列車は209系の普通列車(と貨物列車)のみの運行となっています ( ̄  ̄)ローカル。そこで今回はたとえ「100周年バトンリレー号」が本運転でなく回送列車の区間だとしても、成田の手前(成田以西)でいろいろな列車を効率よく撮ることができるこの佐倉の跨線橋を、私は撮影地に選んだのでした (´ω`)ナルヘソ。


0023.jpg
あいかわらず雲が多めだけど
青空も見えています。
期待は薄いけど
ひょっとしたら日が差すかな?


目的の列車は回送列車なので詳しい運転時刻を私は把握していないけど、本運転となる「100周年バトンリレー号」が成田を発車するのは15時ちょうどと公表されているので、たぶん出発前に行なわれるであろうセレモニー(出発式)などを考えると、成田の二駅手前付近に位置するこの撮影ポイントを通過するのは、だいたい30分前の14時半ごろかと思われます σ(゚・゚*)ンー…。それを見計らって同業者(鉄ちゃん)がだんだんと当地にも増えてきました (*・ω・)ノ゙チワッス。
朝に家で見てきた天気予報だと今日の千葉県は“曇り時々雨”でしたが、実際は雲間から青空が覗いて時おり日も差すような空模様 (つ▽≦*)マブシッ!。車体の手前側面が南に面するこの場所は、もし晴れれば今の時間でもかろうじて日が当たるハズなので、太陽の頑張りにちょっと期待しちゃいます p(`・ω・´)q ガンガレ!。
そんな状況のなかで待つことしばし、14時26分というだいたい想定していた時刻のとおりに、カーブの奥からこちらへと近づいてくる185系の姿が確認できました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。


0029.jpg
リレー号、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!

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0031.jpg
広島の広電から銚子の銚電へ、
開業100周年のバトンリレーを繋ぐため
出発駅の成田へと足早に向かう185系。
緑のラインが引かれた車体色が
青々とした夏の田園風景にマッチします。
▲成田線 佐倉-酒々井


イッパゴのリレー号が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
国鉄特急型らしい重厚なモータ音を北総の田園に響かせて、ダイナミックなアウトカーブを突き進む185系。出発駅へと送り込むための回送列車でありながら、その顔(前面)にはすでに「100周年バトンリレー号」の記念ヘッドマークが装着されており、本運転さながらの凛々しい姿を披露してくれました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
緑の横帯が引かれた185系(リレー号色・新特急色)にしっくりと収まった見覚えあるデザインのヘッドマークと、さらに当編成は先頭車の側面上部に国鉄を表す「JNR」マークも再現されていて、遠目に見ればこれはまさに往年の「新幹線リレー号」じゃないですか!w(*゚o゚*)wオオー!。ああ、懐かしいなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


0032.jpg
写真をクローズアップしてみた
「100周年バトンリレー号」のヘッドマーク。
広電と銚電をつなぐ
100周年記念のバトンリレーに
ふさわしいデザインですね。
(・∀・)イイネ


0033.jpg
185系C1編成の車体側面に再現された
国鉄の「JNR」マーク
(Japanese National Railways)。
国鉄特急型にこれが記されていると
やっぱり引き締まります。
(`・ω・´)キリッ
▲成田線 佐倉-酒々井


落ち着いて(?)ヘッドマークをよ〜っく見てみると、かつての「新幹線リレー号」が掲出していた「新幹線連絡専用 上野⇔大宮」ではなく、そこはやはり「100周年バトン連絡専用 広島⇔銚子」となっています (゚∀゚)アヒャ☆。それでも「新幹線リレー号」を彷佛とさせるこのデザインのヘッドマークを採用した粋な遊び心に、ファンとしては楽しさと嬉しさを感じました ъ(゚Д゚)ナイス。
けっきょく通過のタイミングで太陽は雲に隠されて日が当たらなかったけど (・∀・`)ウーン…(通過直後に日が差すのは“撮り鉄あるある”w)、もしも予報どおりなら雨のなかの撮影も覚悟していたことを考えれば、寒々しい絵にならなかっただけでも救われたと思います (+`゚∀´)=b OK牧場!。


0034.jpg
交通量の多い国道の陸橋は
反対側にまわることができないので
(なお歩道は片側にしかない)
遠目に後追いをパチっとして見送ります。
(^_[◎]oパチリ
▲成田線 酒々井-佐倉(後追い)


成田と銚子をむすぶ「100周年バトンリレー号」の本運転(団臨の営業運転)を控える185系にとってはこれからが本番ですが、私のほうはその大役へ向かう回送列車の後ろ姿にエールを送って本日の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

撮影地からの帰りはちょっと歩く距離が長いけど、南酒々井よりも列車の発着本数が多い佐倉の駅へ向かうこととしました ...(((o*・ω・)o。


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千葉県佐倉市に所在する佐倉。
特急「しおさい」も停車する
総武本線・成田線の主要駅です。
(゚ー゚*)サクラサク
なお同じく市内にある
京成電鉄の京成佐倉とは
2キロほど離れており、
両駅間には路線バスが運行されています。
ちなみに佐倉といえば野球好きのかたには
長嶋茂雄さんの出身地として
知られているかもしれませんね。
(*’∀’*)ミスター!
▲総武本線 佐倉


銚子電鉄の開業100周年を記念した広電から銚電へのバトンリレーで、そのバトンをつなぐために成田線で運行された「100周年バトンリレー号」ε=ε=((○`・v・)っ/ ヽ(○`・v・) バトンリレー。かつて「新幹線リレー号」に使われた185系はまさに適任で、往年を彷彿とさせる装いには懐かしさを覚えました (ノ∀`)ナツカシス。
ただ今になって見返すと、車両に掲げられた特別なヘッドマークが少しでもわかるようにと意識し、またいっぽうで緑の絨毯のような田園風景で今の時期らしい季節感も表したいとも思って、画的にはちょっと面白味のない無難なまとめ方をしてしまった気がします σ(・∀・`)ウーン…。列車主体か情景主体か、どっちかに割り切ったほうがよかったかな・・・ (^^;)ゞポリポリ 。
「リレー号」はそんな結果でしたが、そのほかにもE259系の「成田エクスプレス」や255系の「しおさい」、E217系の快速列車など、特異な3線区間を行き交ういろいろな列車がみられて、楽しみながらいい記録を残すことができました (^_[◎]oパチリ。
そしてめでたくも100周年を迎えた銚電には、またあらためて訪れる機会を伺おうと思っています。


0037.jpg
総武本線と成田線をあわせると
南酒々井より列車の本数が多くて
成田空港からの快速も停まる佐倉ですが、
次の千葉ゆき上り普通列車は
総武本線から来たものでした。
これなら南酒々井で乗っても
いっしょだったな・・・。
(。A。)アヒャ☆

▲総武本線 佐倉


佐倉1514-(総武360M)-千葉1531~1540-(総武快速1420F)-東京1622


0908.jpg
オマケ
千葉駅の土産物屋さんで見かけた
名菓の「ぴーなっつ最中」
なんで「SPY×FAMILY」との
コラボなのかと思ったら
アーニャの好物がぴーなっつだからなのね。
(o ̄∇ ̄o)アーニャ



ONE-shot 506 真夏の夜の“鉄” [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 506 真夏の夜の“鉄”

0707.jpg
「中央フリーウェイ〜
右に見える競馬場 左はビール工場〜♪」

・・・の歌詞で知られる(?)
東京都府中市の東京競馬場にて開催された
花火大会(東京SUGOI花火2023)
(・∀・)ハナビ


今年は“ユーミン”こと松任谷由実さんの
デビュー50周年を記念するコラボ企画として
Yuming 50th Anniversary 〜真夏の夜の夢〜
「真夏の夜の夢」や「春よ、来い」
先出の「中央フリーウェイ」など
数々の楽曲に合わせて打ち上げられた花火が
夏の夜空を鮮やかに彩りました。
ド━━゚+.\(*⌒∇⌒*)/.+゚━━ ンッ !

会場(競馬場)には
ユーミンさんご本人も来場
ご挨拶をされたようで
観客は大いに盛り上がったことでしょう。
(*’∀’*)ユーミン♪


いっぽう
即完売となったチケットを持っていない私は
会場に入ることはできず
観覧席からユーミンさんのお姿を見ることも
花火に合わせた曲を聴くこと

できなかったけど
σ(・∀・`)ウーン…
東京競馬場の近くを走る
武蔵野線の線路端から見上げた花火は
鉄ちゃんにとって最高の
“特等席”だったかもしれません。
(゚∀゚)アヒャ☆

脳内にユーミンの曲をイメージしながら
花火のタイミングを見計らってパチリ。
(^_[◎]oパチリ


0708.jpg
ところで今記事のタイトル、
いまは梅雨明け前でまだ“真夏”ではないけれど
おこがましくもあの名曲にかけたものと
させていただきました。
ユーミンファンの皆さまスミマセン
(^^;)ゞスンマソン


23.7.5 武蔵野線 府中本町




8001.jpg
8004.jpg
ちなみに
メインの「ONE-shot」(一枚目)で
花火と組み合わせて撮ったのは
JR武蔵野線の電車ですが、
近隣を走る京王線の方には
この花火大会の開催を記念した
ヘッドマークが掲出されていました。
(゚∀゚)オッ!
ユーミンさんデビュー50周年
おめでとうございます。
+。(*´∀`)ォメデ㌧。+゚





そして夏と言えば

季節限定モノの「パインぱん(フジパン)」
今シーズンもゲット!
(σ゚∀゚)σゲッツ!!
爽やかなパインの風味が効いたコッペパンを
美味しくいただきました。
(゚д゚)ウマー!


ONE-shot 505 Legend [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 505 Legend

7100.jpg
6月10日の「路面電車の日」を記念して
一般公開イベント(事前募集制)が催された
都電荒川線の荒川車庫
(イベントの開催日は6/25)。

今年のイベントの目玉は何といっても
2017年に現役を引退して以来
およそ6年ぶりに通電状態で展示された
保存車両の7000形・7001号車です。
(゚∀゚*)ナナセン!


“東京さくらトラム”という愛称が
まだどうも馴染みにくい私のような
昭和世代のオールドファンからすると
この黄色地に赤帯が入った電車こそまさに
見慣れた都電というイメージですが
(-`ω´-*)トデソ
令和キッズの少年鉄ちゃんにとってみれば
これは初めて目にする
“むかしの電車”かもしれませんね。
σ(゚・゚*)ンー…

そんな“レジェンド”を
自慢のマイデジカメでパチリ。
パシャ☆(*≧∀ノ[◎]ゝ
上手に撮れたかな?


ちなみに6/10が「路面電車の日」なのは
初めて開業した日などが由来でなく
「ろ(6)テン(10)」という
語呂合わせによるものだとか(笑)
ロ…( ̄▽ ̄;)テン…?


23.6.25 東京都交通局 荒川電車営業所
(荒川車庫)



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7002.jpg
9000形・9001号(レトロ風電車)
7000形・7001号(保存車)
8900形・8901号、8500形・8501号
荒川車庫にズラリと顔を揃えた
新旧4形式の都電。
w(*゚o゚*)wオオーッ!
しかもすべてがトップナンバーという
マニアックなこだわりが感じられる
ラインナップです。
(゚ー゚*)トプナン

7005.jpg
お久しぶりの“あかおびくん”こと
黄色い都電の7001号車。
退役してからもう6年が経つのね

(*´∀`)ノ゙オヒサ

私が荒川車庫を訪れるのは
その引退イベントのとき以来でした。

7007.jpg
こちらは都電のマスコットで
ゆるキャラの「とあらん」。
でんあらかわせ”から4文字を取り
“RUN(走る)”という意味と
“ランランラン♪”という楽しい気持ちを表した
ネーミングだそうです。
(o ̄∇ ̄o)トアランラン♪






帰りに寄って食べたお昼ゴハンの
鶏の黒コショウ炒め定食(¥680)が
嬉しいコスパの良さでした。
(゚д゚)ウマー!
都電荒川線沿線の荒川区や北区など
この界隈は安くてウマい“町中華”が
たくさんありますよね。