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内房線・・・255系 特急「新宿さざなみ」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2023.05.04 内房
海バックで“BVE”を撮りたいっ!
特急「新宿さざなみ」撮影
 
 
今年のゴールデンウィーク(GW)は遠出せず、近場でのんびりと過ごそうかな・・・σ(・∀・`)ウーン…。
そう思わせたのは連休を控えていた4月中旬のこと。そのころの私は仕事の出張で何度か京都を訪れたのですが(とくにこれといった“鉄ネタ”の収穫が無かったので、ブログの記事にはしなかったけど) キョート…((((o* ̄-)o、桜の季節は終わったものの、気候のよい晩春の当地は引き続きたくさんの観光客で賑わっており、修学旅行の学生さんも多い時期。さらには水際対策の緩和によって外国人観光客が一気に急増し、平日にもかかわらず街なかや駅の構内は常に人、人、人でごった返しているカオスな状況 (´д`;)人大杉…。そのハンパない混雑ぶりを目の当たりにした私は仕事以上に移動のほうで疲弊してしまい、もう正直うんざりした気分 ε-(-ω-;)フゥ…(それを言ったら日常的に京都駅や河原町駅などを使っている人は、もっと大変なんだろうけど・・・)。しかもその出張中に体調を崩してしまった(風邪ひいた)こともあり、そのような理由から連休前の私は冒頭のような気持ちになったのでした σ(・∀・`)ウーン…。
そんな連休にヒマを持て余していた私に「よかったらウチのほうへ遊びに来ない?」とお誘いの声をかけてくれたのが、近年に都内から千葉の房総半島のまちへ移住した友人 ヾ(゚д゚)ヒマ?。彼のところへはやはり昨年のGWにも訪問していて、そのときは行きがけにいすみ鉄道へ撮影に寄っています (^_[◎]oパチリ。んじゃ今年もお言葉に甘えて、お邪魔させていただきましょうか (・∀・)イイネ。そしてそのついでに以前から同方面でちょっと気になっていた、房総のとある撮影地(撮り鉄ポイント)に立ち寄ってみることとしました ...(((o*・ω・)o。
(なんだか前置きが長くなってしまってスマソw)


5月4日(木・祝)

お邪魔する先方の都合とあわせて選んだ日どりは、5月4日の「みどりの日」(゚ー゚*)サツキミドリ。今年のGWの関東地方はおおむね好天が続いており、きょうも一日を通して穏やかに晴れるという予報です (゚∀゚)オッ!。
そんな絶好のお出かけ日和の連休中日で、東京駅の新幹線ホームやコンコース、さらには駅弁を扱う売店などはもう、早朝の6時前から多くの旅行客や家族連れで混み合っていましたが (´д`;)人大杉…、同駅で私が向かった総武・横須賀線の地下ホームは比較的まだ人が少なくて落ち着いている印象。乗った列車も座席が空いていました (´ー`)マターリ。


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東京駅の総武地下ホームから乗る
佐倉ゆきの総武快速線は
E235系への置き換えによって
その数を減らしつつあるE217系。
ボックスシートがあいていたので
そこに座ります。
(o ̄∇ ̄o)ボックス
▲総武本線 東京


東京からまずは佐倉(さくら)ゆきの総武快速線で千葉へ行き、そこで内房線の上総湊(かずさみなと)ゆき普通列車に乗り継ぎます ノリカエ…((((o* ̄-)o。こちらの車内は座席が適度に埋まるくらいの乗車率で、パッと見では地元の利用者と行楽客が半々くらいといった感じか σ(゚・゚*)ンー…。
なお、きょうの午後に訪問する友人宅があるのは外房線(そとぼうせん)の沿線なのですが、その前に私が気になる撮影地へ立ち寄って撮りたいのは内房線(うちぼうせん)の列車です
(゚ー゚*)ウチボー。


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房総各線の拠点となる千葉で接続した
内房線の上総湊ゆき普通列車は
4両編成を二本つないだ
8両編成の209系。
( ̄  ̄*)マルキュー
▲総武本線 千葉


千葉県の房総半島を走るJRの路線は拙ブログで過去にも何度か取り上げているので、今回はざっくりとした簡単な説明とさせていただきますが ( ̄▽ ̄)ザックリ、その各線のなかでも千葉を起点に房総半島の太平洋側、いわゆる“外房”に沿って南下するのが外房線(千葉〜蘇我〜勝浦〜安房鴨川)、いっぽう外房線の蘇我(そが)で分岐して東京湾側、いわゆる“内房”に沿って南下するのが内房線(蘇我〜木更津〜館山〜安房鴨川)で、両線をあわせて房総半島の沿岸をぐるりと一周する形になっています (´ω`)ナルヘソ。


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途中の五井(ごい)には
のどかなローカル線でお馴染みの
小湊鐡道(五井〜上総中野)が発着。
当線に寄るプランも考えたのですが、
いつもより混むであろうGWに
あえて行くことはないかと思い
今回はスルーします。
スル━━━( ̄、 ̄*)=3=3=3━━━ッ
タラコンビ”は組んでいないようだし。
▲内房線 五井(車窓から)


その外房・内房の両線では普通列車や快速列車のほか、外房線に「わかしお」と「新宿わかしお」、内房線に「さざなみ」と「新宿さざなみ」という、それぞれ海にちなんだ愛称を持つ特急列車が都心から直通で運行されているのですが(ノーマルは東京発着、“新宿〜”は新宿発着)( ̄  ̄*)トッキュー、ここ近年(2000年以降)は東京湾を横断するアクアラインや房総半島の道路整備が進んだことにより、マイカー利用の増加や高速バスの路線網が充実し、それによって利用者の減った両線の特急列車(とくに内房線)は大苦戦を強いられています (-"-;*)ウググ…。


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木更津、君津と過ぎて、
佐貫町あたりまで南下すると
右手の車窓にちらりと東京湾の海が
望めるようになります。
(´▽`*)ウミ♪
▲内房線 佐貫町-上総湊(車窓から)


そんなキビシい状態の房総特急にとって、南房総への行楽客が集中的に増加するGWはまさに最大の稼ぎ時(繁忙期)(☆∀☆)キラーン☆。アクアラインの渋滞によって遅延が想定される高速バスならば、時間に正確な特急列車のほうに幾分かの勝ち目があるでしょう(あくまでも鉄ちゃんとして、列車を贔屓目に見ていますw)。そこでJRはここぞとばかりに臨時列車の増発や使用車両の編成を増強 (*`・ω・´)-3フンス!。ふだん(通常時)はおもに5両編成のE257系500番台が使われている「新宿わかしお」や「新宿さざなみ(1・4号)」には9両編成のE257系5000番台や255系が運用に就くこととなり、それこそが本日の内房線を撮影に訪れた私の狙いです (-`ω´-*)ウム。房総特急の全盛時を彷佛とさせるような9両編成の255系による“ビューさざなみ”・・・もとい「新宿さざなみ」を、できれば内房線らしい海を背景にした撮影地で記録したい (・∀・)イイネ。


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上総湊では館山ゆきに接続。
2両編成のE131系に
多くの乗継客が押し寄せます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
▲内房線 上総湊


順調に内房線を南下し、上総湊でさらに先へ進む館山(たてやま)ゆきに乗り継ぎますが、ここで接続を待っていたのが悪評高き(?)ワンマン列車のE131系 ( ̄  ̄;)ワソマソ。
千葉から上総湊まで乗ってきた普通列車の209系が8両編成だったのに対して、この館山ゆきはわずか2両の短い編成です
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。しかも接続時間はわずか2分しかなく、ふだんの当線を利用しない行楽客はみんな乗り換えに大慌て ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。ちっちゃな子供を抱きかかえてホームを走ってきた家族連れが、大混雑の車内へ押し込むようにしてどうにか乗り込めたところで列車は動き出しました。やっぱりGWの内房線は都心のラッシュなみに混むのね・・・(´д`;)人大杉…。
この状態で南房総の観光拠点となる館山まで40分も乗って行くのはしんどいものがありそうですが、私は上総湊からわずか一駅、次の竹岡(たけおか)で下車します (・ω・)トーチャコ。


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上総湊を出るとすぐに渡るのが
東京湾の河口付近に架かる湊川橋梁。
このあたりは内房線屈指の撮影ポイント
私も何度か撮影に訪れています。
でも今日は別の場所へ・・・
▲内房線 上総湊-竹岡(車窓から)

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千葉から普通列車で1時間15分、
私がやってきたのは
千葉県富津市に所在する竹岡。
( ̄  ̄*)タケオカ
今ふうのシンプルな造りの駅舎は
2007年に改築されたものです。
▲内房線 竹岡


東京0542-(総武快速531F)-千葉0620~0658-(内房135M)-上総湊0807~0809-(2125M)-竹岡0814

混雑していた車内とは対照的に、当駅で降りたのは私のほかに地元の方と思われるお母さんがお一人だけ。小さな集落の簡素な無人駅は列車が出てゆくと静かで穏やかな空気に包まれます (´ー`)マターリ。
ちなみにここ富津市の竹岡というと、ラーメン好きのかたには真っ黒な醤油ベースのスープと玉ねぎのトッピングが特徴的な“竹岡ラーメン”(もしくは竹岡式ラーメン)で知られる地名なのですが (゚¬゚*)メンラー、駅前にはラーメン屋などの飲食店はおろか、一軒のお店も見当たらないようなのどかな環境。竹岡ラーメンの有名店は竹岡地域のなかでも駅近くではなく、国道や県道沿いなどにあるようですね (´σД`)ナーンダ。
内房線の撮影ポイントを目指す私は駅を出ると、“内房なぎさライン”と名付けられた海沿いの国道を南の浜金谷(はまかなや)方面へ向かって歩き進みます ...(((o*・ω・)o。


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駅前から伸びる細い坂道を
国道のほうへ向かって下ると
すぐに突き当たるのが
こじんまりとした印象の竹岡漁港。
ここから釣り船で東京湾に出て、
生きた海老を使った地元の伝統的釣法
“マダイのしゃくり釣り”などが
楽しめるのだとか。
( ̄。 ̄)ヘー

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右に東京湾の海、
左に内房線の線路
(架線柱が確認できる)
を見ながら歩き進む、
“内房なぎさライン”(国道127号線)。
眺めのよい道で
ウォーキングも気持ちがいい。
(´▽`*)ウミ♪


さて、東京湾の海辺に近いところを走っている内房線ですが、私が知っている限りでは列車の背景に海を写し込めるような撮影ポイントが意外と少ない印象 σ(゚・゚*)ンー…。定番ともいえるメジャーなところだと、佐貫町(さぬきまち)の“東京湾越しの富士山”か、上総湊の“海バックの鉄橋(湊川橋梁)”くらいでしょうか。たしかにそのどちらも好撮影地ではあるものの、海を背景にすると角度的にどうしても列車をほぼ真横から見るような構図となります ( ̄  ̄)マヨコ。
いつものE257系500番台と違い、多客期で255系が使われる今日の特急「新宿さざなみ1号」。できれば真横でなく車両の前面や編成の様子などがわかるようなアングルで記録したいもの (゚ー゚*)ニゴゴ。


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撮影地へ向かう道すがら
私がちょっと足を止めたのは
「黄金井戸」の札が掲げられた鳥居。
ここは海に面した海蝕洞で
その洞内の水たまりに
無数のヒカリモ(光藻)が繁殖。
条件がよいとそれが黄金色に輝くことで
古くから“黄金井戸”と呼ばれる
縁起のよいパワースポットだそうです。
(*・`o´・*)ホ─


そこで私のアタマの中に思い出されたのが、以前にネット上で見かけた覚えのある “とある撮影地” ( ̄  ̄)トアル。
その場所は高い目線から内房線の下り列車を斜め前くらいの角度で見下ろすことができ、背景には東京湾の海が広く入れられるという、まさに今回の撮影に打ってつけの理想的なアングルです (・∀・)イイネ。
ただ、あまり知られていない場所なのか、あらためて撮影地として調べた検索ではとくにヒットせず (・・?)オヨ?、おそらくこのあたりだろうという不確かな目的地を地図で特定し、ためしに現地へ赴いてみることとしました ...(((o*・ω・)o。

駄菓子菓子(だがしかし)・・・


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【私有地に付 立入禁止】とな!?
( ̄△ ̄;)エッ…
(この先は私有地のようなので
画像を加工してボカしています)


駅からおよそ30分ほど歩き進み、もうまもなく目星をつけた目的地のあたりに着くというところで私の行く手を阻んだのは、丘の上へと続く坂道の傍らに掲げられていた【私有地に付 立入禁止】の立て看板 ( ̄△ ̄;)エッ…。ネットで見かけた参考写真と実際の環境を照らし合わせてみると、この先の丘の上から撮られたものにほぼ間違いないのですが・・・そっか、その場所は一般の人が立ち入れない私有地だったのか 乂`・д・´)ダメッ!。
その参考とした写真がどのような状況で撮影されたものか私にはわからず、まさか無断侵入か?なんてむやみに疑いの目を向けるのでなく (;¬д¬)アヤシイ…、ひょっとすると撮影者はこの私有地の関係者かもしれないし、ちゃんと許可を得ているのかもしれない。もしくはその写真が撮られたときには立ち入りが制限されていなかった可能性もあります (゚ペ)ウーン…。ただ何にせよ、いまの私がこの先に進める立場でないことは確かな事実 (-`ω´-*)ウム。当然ながらこれは潔くキッパリと諦めざるを得ません (・ε・`)シャーナイネ。
お目当ての「新宿さざなみ1号」の通過時刻まではあと40分くらい。もしもクルマでの移動ならばすぐに佐貫町や上総湊の撮影地へ切り替えることもできそうだけど、私のように列車利用と徒歩では今からほかの駅間の撮影地へ行くことは時間的にかなり難しい "o(-"-;*)ウゥム…。ではこの付近でほかに列車が撮れるようなところが探せるのだろうか・・・。竹岡の駅からここまでの間にはとくにこれといった場所が思い当たらなかったため、浜金谷のほうへ向かって国道をさらに南進してみます ...(((o´・ω・)o。


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適当に歩き進んで
やってきたのはこんなところ。
立派な跨線橋の上からは内房線の線路と
その向こうに海が望めます。
(「゚ー゚)ドレドレ


迫る通過時刻に少し焦りを感じつつ、立入禁止の札があった場所から歩くことおよそ20分、私の目に留まったのは線路の上に架けられた跨線橋 (=゚ω゚=*)ンン!?。
ためしにその橋上へあがってみるとけっこうな高さがあり、内房線の線路の向こうには海も見えるではありませんか (゚∀゚*)オオッ!。当初の目的地だった場所(立入禁止の先ね)ほど、ばーんと広く海景色が一望できるわけではありませんが、ここも意外と悪くなさそうです (・∀・)イイジャン。


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青く染まる海を横目にみて
単線の内房線を南下するE131系。
この安房鴨川ゆき下り普通列車は
2両編成を二本つないだ4両編成でも
側扉の窓などには立ち客の姿が見えて
車内の混雑ぶりが伺えました。
▲内房線 竹岡-浜金谷

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木更津ゆき上り普通列車のほうは
同じ橋上から角度を変えてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
こちらは2両編成のワンマン列車です。
▲内房線 竹岡-浜金谷(後追い)


まずはここへ私が着いてすぐにやってきた、E131系の普通列車で試し撮り (^_[◎]oパチリ。
館山方面に向かう安房鴨川ゆきの下り列車(2127M)はサイド気味のアングルで(上写真の一枚目)、その下り列車と浜金谷で交換(単線での行き違い)した木更津ゆきの上り列車(3126M)は正面気味のアングルで(二枚目)、同じ橋の上から少し立ち位置を変えてそれぞれに撮ってみましたが、列車と海がバランスよくフレームに収まるのはやはり前者の構図かな σ(゚・゚*)ンー…。このあとに通過する「新宿さざなみ」もそちらのアングルに決定です。本命の列車を迎える前にようやく気分が落ち着けました ε-(´∀`*)ホッ。
浜辺に打ち寄せる波音を耳に聴きつつ、東京湾を行き交う大小の船を眺めながら待っていると (゚- ゚)フネ、やがて線路の先のほうから見えてきたのは車体が三色に塗り分けられた特急列車の姿 ε-(°ω°*)キタッ!。


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初夏の潮風を浴びて
海辺の鉄路を颯爽と駆け抜ける
内房線の特急「新宿さざなみ」。
房総特急の全盛期を思わせるような
9両固定編成の255系が
GWの房総半島で奮闘します。
▲内房線 竹岡-浜金谷


“ビューさざなみ”が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
主色の青と白は房総の海と砂浜を、アクセントとなる黄色は太陽と菜の花をイメージしている、三色の“房総カラー”を纏った255系の特急「新宿さざなみ1号」が、青空ひろがる快晴の海景色で鮮やかに映えます。これぞいかにも温暖な房総半島を走る“房総特急”らしい情景ではありませんか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ふだんの「新宿さざなみ」でおもに使われているE257系500番台もほぼ同様のカラーリングではあるものの、個人的な印象だとE257系の同色は255系のものと比べてやや簡略化されたような印象 σ(゚・゚*)ンー…。また、255系は中間にグリーン車を組み込んだ9両固定の長い編成というところにも、E257系500番台以上に特急列車らしい貫禄が感じられます (-`ω´-*)ウム(5両編成が基本のE257系500番台は普通車のみのモノクラス編成)。
先述したようにアクアライン経由の高速バス網などが充実したことなどによって内房線の特急利用者が激減し、編成の長い255系は現在おもに総武本線の特急「しおさい」(東京〜銚子)で使われているのですが ( ̄  ̄*)シオサイ、もともと「BOSO VIEW EXPRESS(房総ビューエクスプレス)」の愛称を持つ当系は、房総半島(南房総)の観光特急的な役割を担う内房線の特急「ビューさざなみ」、外房線の特急「ビューわかしお」として1993年にデビューしたものであり (・o・*)ビュー(2005年に愛称が「さざなみ」「わかしお」へ統一されたため「ビュー」は削除)、総武本線では見られない海辺を走るシーンがやはり似合いますね (´▽`*)ウミ♪。
当初の目的地が立入禁止でちょっと慌ただしい展開となったなか アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、急場凌ぎで探したような撮影地にしては、列車に対する陽あたりが順光となる好条件だし、9両の長い編成も後ろまできれいに収まった
ъ(゚Д゚)ナイス。そして何より少しでも背景に海を写し入れることができて、255系の「新宿さざなみ1号」は満足のいく結果を残すことができました (+`゚∀´)=b OK牧場!

なお連休中の今日は、この約一時間後にも臨時列車扱いの特急「新宿さざなみ3号」がE257系500番台で運行されているのですが (゚ー゚*)ニゴナナ、それをここで撮り続けると友人との待ち合わせ時間に間に合わなくなるおそれがあるため、撮影は今の「1号」のみで終了です (´w`*)ドツカレサン。タイミングが合えば「3号」は、このあとに向かう駅で見ることができるかも。


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列車の背景に写し込むことは
角度的に難しかったけれど、
この跨線橋の上からは
東京湾越しに富士山のお姿が望めました。
(゚∀゚)オッ!
そして海上を航行している客船は
房総半島の金谷港と
三浦半島の久里浜港のあいだをむすぶ
“東京湾フェリー”です。

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撮影地の近くで眺めてみた海面。
東京湾でもけっこう水がクリアで
きれいなものですね。
(・∀・)キレイ
内房の海は波が穏やかなので
とくに子連れの海水浴に人気が高いそうです。

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撮影後に国道をさらに南進すると
その先にどーんとそびえ立つのは
まさに鋸の歯のような険しい稜線が印象的な
ご当地のシンボル鋸山(のこぎりやま)。
(゚ー゚*)ノコ
以前にあの山上からの遠望で
内房線の列車を狙ったこともありましたっけ
(ロープウェーで簡単に上がれます)。


ここへ来るときに下車した駅は竹岡でしたが、目的地の変更で歩き進んだことにより、結果的に「新宿さざなみ」を撮った跨線橋は次駅(下り方)の浜金谷のほうがずっと近い位置だったため(歩いて15分ほど)、帰りはそちらの駅から列車に乗ることとします (゚ー゚*)ハマカーン。竹岡より浜金谷の町のほうがにぎやかでお店が多く、美味しいお昼ゴハンも食べられそうだし (゚¬゚*)ジュルリ(まだ10時だけどねw)。


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せっかく房総半島の港町へ来たのなら
ちょっと早いけど(まだ10時w)
ここでお昼ゴハンを食べて行きましょう。
(σ´∀`)σイイネ♪
お品書きにあった“房総フライ定食”は
ご当地名物の黄金アジが二枚に
カレイとメバルのフライ盛り合わせです。
ちなみに“黄金(こがね)アジ”とは
この富津近海でしかとれない鯵(アジ)で、
回遊せずに脂を蓄えることでまるまると太り
艶の良い黄金色の体になるのだとか。
それを揚げたふわっふわのアジフライは絶品!
アジ(゚д゚)ウマー!
これはもうビールを飲まずにはいられません。
(まだ10時だってばwww)

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千葉県富津市に所在する浜金谷。
南房総の温暖さを表すような
平屋造りの木造駅舎は、
ハワイアンブルーの屋根が印象的です。
(o ̄∇ ̄o)アロハ
なお当地の本来の地名は“金谷”ですが
当駅が開業する以前から
東海道本線に金谷という駅が存在したため
海辺に近いこちらの駅を
“浜金谷”とした経緯があります。
( ̄。 ̄)ヘー
▲内房線 浜金谷

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浜金谷の駅でお迎えした、
E257系500番台の特急「新宿さざなみ3号」。
(゚ー゚*)ニゴナナ
「3号」の一桁号数が付いているけど
定期列車(土休日運転含む)ではなく
多客期のみ運行される臨時列車です。
連休中の本日は同列車からも
たくさんの行楽客が下車しました。
▲内房線 浜金谷


ところで、きょうの私の主目的は県内にある友人のお宅へお邪魔することで、待ち合わせは一宮町のご自宅に近い外房線の上総一ノ宮(かずさいちのみや)イチ( ̄▽ ̄)ノミヤ。
そこへいまの私がいる内房側の浜金谷から向かうとすると、“チーバくん”の体をスパッと一刀両断するように(?)房総半島を直線で横断できれば最短距離なのですが ━━╋⊂(*`-∀-)彡 スパッ!! 、そんな都合のよい区間に敷かれた鉄道路線はなく(バス路線もない)、現実的な経路選択としては浜金谷から上り列車に乗って蘇我経由で半周する“北回り”か、下り列車に乗って館山経由で半周する“南回り”かの二通りです σ(゚・゚*)ンー…(なお、小湊〜いすみ経由は時間的に間に合わないので除外)。その所要時間を調べてみると、上下線の普通列車が交換する浜金谷の発車時刻はどちらも同じ11時09分で、上りの北回りだと君津(きみつ)と蘇我での乗り継ぎで上総一ノ宮へ13時30分に到着、いっぽう下りの南回りでは館山で乗り継いで13時35分に到着。面白いことにその差はわずか5分程度です (*・`o´・*)ホ─。また房総各線は東京近郊の特定区間に含まれるため、どちらの経路を選んでも途中下車や逆戻りしなければ運賃はいっしょ(浜金谷~上総一ノ宮は近距離きっぷで1,980円区間)。
それならば、車窓の景色がのどかでローカルな雰囲気の旅情が感じられる南回りのほうがよさそう・・・に思えますが (・∀・)イイネ、ただし連休中の今は例のごとく南房総へ向かう行楽客で下り列車の混雑が懸念されるところ。逆にまだ昼前なら上り列車は空いているかもしれません ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。う〜ん、どっちにするかな・・・(゚ペ)ウーン…。
その上下線の列車は交換のため浜金谷のホーム(島式ホーム)を挟んで同時に停車するハズなので、両者の混雑具合を見比べて判断することとしました  ノボリ?(゚д゚≡゚д゚)クダリ?。


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浜金谷を同時刻発車の普通列車、
まず先にホームへ入ってきたのは
下りの館山ゆき(8129M)。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
所定はE131系のワンマン列車(3131M)ですが
連休対応で4両編成の209系です。
( ̄  ̄*)マルキュー
▲内房線 浜金谷

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続いて上りの木更津ゆき(160M)も入線。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
下り列車と同じく4両編成の209系だけど
こちらはこれが所定編成のようです。
( ̄  ̄*)マルキュー
左で発車を待っている下り列車は
やっぱり混んでいる様子・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲内房線 浜金谷


私が選んだのは上りの木更津ゆき コッチ…((((o* ̄-)o。
やはり予想どおり館山ゆきの下り列車は、浜金谷でけっこうな下車があってもまだ車内は多数の立ち客で混んでいる状況 (´д`;)人大杉…。かたや木更津ゆき上り列車のほうは楽に座れるほど車内が空いていました (´ー`)マターリ。
往きに竹岡まで通ってきた経路をそのまま戻る形とする単純往復なのはちょっとつまらないけど、たとえ南房総のほうの車窓風景がよいとしても車内が混み合っていたのではその愉しみが半減してしまいます σ(・∀・`)ウーン…。それと正直、フライの盛り合わせ定食とビールをいただいたあとで満腹状態の私は、できることならゆったりと座って移動したかった・・・というのがホンネかも(笑)オナカイッパイ( )´З`)=3。
まあ、南房総をまわるのは連休などを避けて、またの機会としましょう (-`ω´-*)ウム。


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君津で乗り継いだE217系は
総武快速線に直通する久里浜ゆき。
15両編成なので車内はガラガラです。
(・ω・)ガラガラ
なお、この列車の東京着は13時22分。
私が上総一ノ宮に着くより早いじゃん。
房総半島の移動は思ったより大変だ(笑)
(。A。)アヒャ☆
▲内房線 君津

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さらに蘇我で乗り換えた外房線は
京葉線から直通してきた上総一ノ宮ゆきで
赤い帯のE233系です。
(゚ー゚*)ケヨ
外房線の下り列車にも行楽客は多かったけど
内房線ほどの混雑ではなく席に座れました。
▲外房線 蘇我


千葉の友人宅へ遊びに行くのにあわせて、その前に内房線のほうへ立ち寄って撮影にのぞんでみた、255系の特急「新宿さざなみ」(゚ー゚*)ニゴゴ。
当初に考えていた目的地が立ち入りできない私有地だったことには戸惑いましたが Σ(゚ω゚lll)エッ!?、そのあと見つけられた跨線橋の上からも、列車の背景に海が写し込めるというまずまずの好条件に救われて (゚∀゚)オッ!、どうにかお目当ての列車を内房線らしい情景で撮ることができました
(^_[◎]oパチリ。1993年のデビューから今年でちょうど30年を迎える255系、車齢的に置き換え(引退)の噂をチラホラと耳にするなか(正式な公表はされていません)、今旅は当系の記録を残すいい機会だったと思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
なお、今記事のメインカットは255系の「新宿さざなみ1号」を撮った一枚で、ぶっちゃけ、短編の「ONE-shot」でご紹介してもいいような内容なのですが σ(゚・゚*)ンー…、そこへいたるまでの経緯で私有地の立ち入れない場所を安易に目的地に設定するなど、これは私の事前の下調べ不足が否めないものがあり、このような失敗といっていい経験を今後の自分へ注意を促す備忘録として残すべく、撮影記としてまとめた次第です (^^;)ゞポリポリ。


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浜金谷から房総半島を北回りで半周し、
およそ二時間半で上総一ノ宮へ定時に到着。
(・ω・)トーチャコ
ちなみに当駅へ5分後に着くハズだった
館山発の上り列車(南回りね)は

9分遅れていると案内放送されていました。
事情は詳しくわからないけど
やはり混雑が原因かな?

σ(゚・゚*)ンー…
▲外房線 上総一ノ宮

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千葉県一宮町に所在する上総一ノ宮。
当地には上総国の一宮である
玉前(たまさき)神社が建ち、
町名や駅名の由来となっています。
海原の水平線をイメージした大屋根の駅舎は
東京2020五輪で一宮町の釣ヶ崎海岸が
サーフィンの競技会場となったことに合わせて
2020年にリニューアルされたもの。
(・o・*)ホホゥ
▲外房線 上総一ノ宮


浜金谷1109-(内房160M)-君津1146~1150-(4108F)-蘇我1230~1249-(外房4235A)-上総一ノ宮1330

内房線と外房線を乗り継いで到着した上総一ノ宮で、駅に出迎えてくれた友人と久しぶりに再会 (*´∀`)ノ゙オヒサ。
招いてくれたご自宅では、ご当地らしく勝浦産の“カツオのたたき”などでもてなしていただき (*'▽')カツオ!、昼食(?)は内房で鯵(アジフライ)を、夕食(といっても14時くらいから飲み始めたけどw)には外房で鰹が食べられて、贅沢に房総を満喫した一日となりました (゚∀゚)アヒャ☆。


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オマケの一枚として、
これは友人宅から帰る際の夕方に
上総一ノ宮の撮影ポイントで狙ってみた
外房線の特急「新宿わかしお」。
(^_[◎]oパチリ
こちらもふだんはE257系500番台で
運行されることが多い列車ですが、
GWの多客期には9両編成の
E257系5000番台が使われていました。
(゚ー゚*)ニゴナナ
房総で遊び疲れた行楽客を乗せて
のどかな田園風景を走りゆく特急列車が
一路、都心へと向かいます。
▲外房線 八積-上総一ノ宮(後追い)