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中央本線・・・189系「M51編成 ラストラン」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.04.27 中央本線
さようなら、伝統の国鉄特急色・・・。
( ´;ω;`)ノシ

189系「M51編成 ラストラン」 撮影
 

東京西部の車両基地「豊田車両センター」に所属し、おもに中央本線などで活躍してきた、特急型車両の189系・M51編成 (゚ー゚*)イッパーキュ。国鉄時代から馴染みのあるクリームと赤のツートンカラー、いわゆる「国鉄昼行特急色(こだま色)」を車体に纏う最後の一編成です。
少年のころに見た上野駅で並ぶ国鉄時代の特急列車に憧れを持っていた私は 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。、国鉄特急色の生き残り(実際は復刻色)であるM51編成を、時には山に登り、時には川へ入り、また昼夜を問わず、機会があればなるべく精力的に撮影してきたつもりです【◎】]ω・´)パチッ!。

そんなM51編成が、同じ189系(豊田車)で「グレードアップあずさ色」に塗られたM52編成とともに、定期的に使われてきた「ホリデー快速富士山(ホリ会)」からの撤退(使用車両の置き換え)を機として、引退を発表したのは今年1月のこと ガ━━━━Σ(゚д゚lll)━━━━━ン!。
それ以降の拙ブログでは189系の撮影ごとに、引退前「最後のホリ快」とか、「最後の雪景色」、「最後の桜」、「最後のJNRマーク復刻」・・・などと、まるで一年じゅう「閉店セール」の幟を掲げているお店のように、「最後」や「引退」というキーワードを記事に連発してきました ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
しかし、とうとう迎えてしまった、ホントにホントに最後の「さよなら運転」(´・ω・`)ショボーン。事前募集制の団体臨時列車「M51編成 ラストランツアー」として、ゴールデンウィーク(GW)直前の4月27日に、豊田発長野ゆき(中央本線、篠ノ井線経由)の片道のみで運転されます (゚ー゚;)ラストラン…。それに先立って22日には、同僚だったM52編成の「ラストランツアー」も行われ、「グレードアップあずさ色」はひと足先に旅立ってしまいました(廃車回送は25日の深夜発で行われた模様)ヽ(´д`;)アア…。

それにしてもこの「ラストランツアー」、M52編成のほうは日曜日に運行されましたが、イベント列車にもかかわらず国鉄色であるM51編成の運転日はなんと平日の金曜日 ( ̄△ ̄;)エッ…。それもGWの連休に入る直前という、いちばん仕事を休みづらい状況の日です Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。これは集結するファンの混乱を避けるための処置なのか、それとも廃車回送を兼ねた運転のため、受け入れる工場側の理由等によるものなのか、この「平日運転」の事情は私に詳しく分かりませんが σ(゚・゚*)ンー…、会社や学校を休めずに泣く泣く見送りをあきらめたファンも多かったようです (・ε・`)チェ(SNS等には悲痛な思いの書き込みが多く見られた ヽ(`Д´#)ノ チッキショー!)。
かくいう私も、新年度のスタートや連休前のこの時期は、一年のなかで最も仕事が慌ただしい時期で アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、ふつうに考えたらさらっと会社を休むのは難しい ヾノ・ω・`)ムリムリ。しかし国鉄型ファンのひとりとしては、最後の国鉄特急色をなんとしても見送りたいところ σ(・ω・`)ウーン…。そこで私は、自主的に休日返上で日曜日に出社し(あと、土曜日の東武野田線の撮影(前記事)後も、仕事に向かった)、自身が抱えている業務を調整 \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ。その結果、M52編成のほうのラストランは撮ることができませんでしたが、どうにか日曜日の代休で金曜日の休暇を取得 (σ゚∀゚)σゲッツ!!。もちろん「グレードアップあずさ色」にも思い入れが無いわけではないけれど、国鉄色と天秤にかけたら、個人的にはやはり国鉄色の方に傾きます コッチ…((((o* ̄-)o。

・・・というワケで休みを取った金曜日の朝 ψ(`∇´)ψウケケ、国鉄特急色189系最後の運転となった「ラストランツアー」の臨時列車を撮りに、私はいつもの出勤とは逆方向となる中央線の下り列車へ乗り込みました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

 

4月27日(金)

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朝の通勤ラッシュで混んでいる上り列車を横目に、
私は空いている下り列車に乗車。
コッチ…((((o* ̄-)o
まず乗ったのはE233系の高尾ゆき快速電車です。
▲中央本線 豊田

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豊田を発車してすぐ、車窓の左手に見えるのが
今日まで189系が所属していた「豊田車両センター」。
(「゚ー゚)ドレドレ
引退を控えている国鉄色の189系M51編成は、
同系から「ホリ快」などを引き継いだ
E257系500番台と並べて留置されていました。
(゚∀゚)オッ!
▲中央本線 豊田-八王子(車窓から)

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八王子でE257系の特急「あずさ」へ乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ちょくちょく撮り鉄や乗り鉄に訪れている中央線ですが、
特急列車に乗るのは久しぶり。
▲中央本線 八王子

189系M51編成の「ラストラン」が運転される当日、私が八王子から乗ったのは中央本線の松本ゆき特急列車「あずさ9号」(゚ー゚*)アズニャソ。ふだんの中央線撮影では、セコくて・・・もとい、“好んで”普通列車を利用することが多い私ですが (¬、¬;)コノンデ?、今回は時間的な都合と、できればM51編成のラストランは中央本線らしい高原の山々を背景にできる場所まで足を延ばして撮りたいと考えたことから σ(゚・゚*)ンー…、時短で距離が稼げる特急列車の力を借りることとしました バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。自由席は6割程度の乗車率と適度な空き具合で、窓側席に座って車窓を眺めていると、いつもの普通列車で見るものとは風景の流れる感覚が全然違います。やっぱり特急って速いんだなぁ・・・(゚Д゚*)ハエー!!。

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個人的に恒例となっている、
勝沼のぶどうの丘と甲府盆地の眺めも、
「あずさ」の車窓から見るとちょっと新鮮です。
▲中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山(車窓から)

八王子を出ると甲府まで停まらない特急「あずさ9号」は、山あいをバビューンと駆け抜け バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、乗車してから45分程度で早くも勝沼ぶどう郷付近を通過(同区間を普通列車だと1時間15分)(゚Д゚*)ハエー!!。丘の上から甲府盆地やアルプスの山々が望めるこのあたりの車窓風景はいつ見ても壮大なものですが、今日のお天気はイマイチ冴えない曇り空 (≡"≡;*)ドングモリ…。できれば山バック(山の背景)でM51編成を撮りたいと思うも、この様子だと山容を望むのは期待薄かなぁ σ(・ω・`)ウーン…。山が見えない(雲隠れ)場合のことも想定して、ほかの撮影ポイントやアングルを考えなければならないかもしれません "o(-"-;*) ウゥム…。
ところが、列車が甲府を出てしばらくすると、韮崎(にらさき)付近で車窓に映しだされたのは・・・(*゚0゚)ハッ!!

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韮崎付近で車窓の右側に見えてきたのは、
中央東線のシンボル的な存在といえる、
八ヶ岳連山(南八ツ)。
(゚∀゚*)オオッ!!
▲中央本線 塩崎-韮崎(車窓から)

八ヶ岳さん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
過去の例から、個人的にはあまり相性がいいとは言えない八ヶ岳連山 (・ω・`)ゞウーン。青空が広がる晴天にもかかわらず、山に雲が沸いてその山容が望めないなんて塩対応を、これまでに何度も受けてきました (´д`;)アウ…。ところがどうしたことか(?)、今日は曇天下ながら、その特徴的な山容がハッキリと見えているじゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。
曇り空で日差しによるコントラストが弱まる状況では、情景的に撮るよりも列車を主体にした方がいいかな・・・とか、曇り空の山バックじゃ、あまりいい画にならないかな・・・とのためらいはあるものの σ(・∀・`)ウーン…、国鉄色189系最後の「ラストラン」という重要な日に八ヶ岳が見えているのであれば、やはりそれを活かすべきではないだろうかと思い (-`ω´-*)ウム、私は当初の予定どおり山バックを敢行すべく、山梨から県境を越えて長野へと入った、富士見で「あずさ」を下車。さらにここで続行の普通列車に乗り継いでひと駅、やってきたのはすずらんの里 (・ω・)トーチャコ。

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八王子から「あずさ」に揺られて1時間45分、
長野県の富士見で下車。
富士見には特急「あずさ」が停車し、
「スーパーあずさ」は通過します。
▲中央本線 富士見

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富士見の待合室の壁面には、
「特急あずさの軌跡」が写真で紹介されていました。
(゚∀゚)オッ!
左上のほうに今日ラストランを迎えるのと同じ、
国鉄色189系(183系)も見られます。

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富士見から下りの普通列車に乗り換えてひと駅、
私が降りたのはすずらんの里。
(・ω・)トーチャコ
▲中央本線 すずらんの里

八王子0939-(特急あずさ9号)-富士見1114~1146-(中央435M)-すずらんの里1149

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すずらんの里は、相対式ホームの二面二線、
それぞれのホームに公道から階段が設置されているだけの
簡素な造りの無人駅です ( ̄。 ̄)ヘー。
ちなみに駅横の斜面に咲いていたのはスズランでなく、
黄色いスイセンのお花。
▲中央本線 すずらんの里

『すずらんの里はもともと田園地帯だったところ、近隣に事業所(工場)を持つ某精密機器メーカーが、同所へのアクセス確保と鉄道の有効利用を目的に設置を希望して、企業みずからが費用を負担して開業した駅で、当地に近い入笠高原の別名である「すずらん高原」が駅名の由来 ( ̄。 ̄)ヘー。そんな理由で駅が設置されたすずらんの里は、たしかに大きな工場が駅から徒歩圏内の丘の上に見えるのですが、それ以外は田園や森林ののどかな風景が広がっており、駅のすぐ近くでもお手軽にスッキリとした列車の写真が撮れることで撮り鉄に知られています (・o・*)ホホゥ。』
・・・という、『』内の文章は、以前の拙ブログの記事からまるっと流用したコピペ (*・ω・)つ□ペタッ。そう、実はこのすずらんの里には今から半年ほど前の昨年(2017年)9月にも、私はEF64形電気機関車が旧型客車を牽いた臨時列車の「快速 レトロ中央線号」を撮りに訪れており、秋という時期的に黄金色に染まった稲穂や、それを刈り取って天日干しをする「はざかけ」と呼ばれる作業を、お目当ての列車と絡めて撮影しました (^_[◎]oパチリ。
そのときに撮影ポイントを探しつつ歩きまわって o(- ̄*o))))...ウロウロ...((((o* ̄-)o、ためしに上がってみたのがこのあたりを一望できる丘の上。条件が良ければそこからは八ヶ岳連山の山並みが望めるハズでしたが、あいにく八ヶ岳は雲隠れしていてほとんど見えなかったのです (´д`;)ダミダコリャ。

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丘の上へと続く坂道。
その道端には無数のタンポポが咲いています。
う~ん、のどかだなぁ。
(´ー`)マターリ

今回も空は曇っているものの、列車の車窓からしっかりと見えていた八ヶ岳。駅を出た私は、丘の上へのびる緩やかな坂道を上がってゆきます ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。まあ、もしも移動している間に雲が沸いて山が隠れちゃったとしたら、また前回の「レトロ」の時と同じように、丘から下りて田園の一角で撮ることにしましょう。そんな撮影ポイントの選択肢に幅があることも、私がこのすずらんの里を選んだ理由の一つでした (´ω`)ナルヘソ。はたして、たどり着いた丘の上からの眺めはというと・・・(「゚ー゚)ドレドレ。

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駅から歩いて15分ほど、
やってきた撮影ポイントはこんな場所。
集落の奥に見える築堤上が中央線の線路で、
背後には八ヶ岳の山並みが連なります。
(・∀・)イイネ

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八ヶ岳のなかでも特徴的な形をした
赤岳(標高2899m)や中岳(2709m)を中心に
風景を切り取ってみました。
(^_[◎]oパチリ
築堤上を走るのは211系3連の普通列車。
▲中央本線 富士見-すずらんの里

お、八ヶ岳はまだしっかりと見えていますね ε-(´∇`*)ホッ。
曇り空ではあるけれど、これはなかなか壮大な眺めではありませんか (゚∀゚*)オオッ!。背景の山並みだけでなく、集落のなかに見られる立派なお宅の屋根や、手前にささやかながらタンポポの花畑なども入れることができて、私好みの俯瞰ポイントです (・∀・)イイネ。
ためしに撮ってみたステンレス製で無塗装の211系(普通列車)では、あまり列車が目立たなくてイマイチだけれど σ(゚・゚*)ンー…、おそらく国鉄特急色の189系ならばもう少し存在感のあるものとなってくれるでしょう。私はここで189系最後のラストランを見送ることに決めました m9(`・ω・´)ケテイ!。

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おや、タンポポ脇でカエルさんを発見。
(=゚ω゚)ノ ヤア
その黄色いクッションは
座り心地が良さそうですね(笑)
(カエルが苦手な方がいましたら、スミマセン)。

ちなみに平日だからか、それとも比較的マイナーなポイント(?)だからか、同業者は私のほかに誰もおらず、のどかな農村集落に響くのはカエルの鳴き声 w<' ~ '>wゲコゲコ。そういえば「カエルが鳴くと雨が降る」なんて言われているけれど、ホントかな? (゚ー゚?)ホント?。189系の通過時にラストランの涙雨となるのは勘弁してほしいものですが、上空の雲は雨を降らすような黒くて厚いものではなく、時おり薄日がさすこともあります (゚∀゚)オッ!。晴れたというほどの日差しではなく、カメラの露出計の数値は気休め程度にしか変わらないけれど(三分の一段、上がったり下がったりする程度)、少しでも雲が薄い状況が望ましい。

始発駅(豊田 11:08)と終着駅(長野 16:18)以外は基本的に公表されていない、今回のラストランの運転時刻 σ(゚・゚*)ンー…。でも、SNS上にアップされていた時刻表を参考にしたり、乗られているツアー客や沿線で撮影した方の目撃情報などを眺めたりしていると []o(・_・*)ドレドレ、お目当てのM51編成が徐々にこのすずらんの里へ近づいてきているのが分かり、私のテンションも上がります (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
そして時刻は13時28分、運転調整のために停車した富士見を発車する際に鳴らされたものだと思われる、189系のタイフォン(警笛)の音が高原の風に乗って私の耳に届きました プフォォォォォ━━( ̄- ̄ 3)━━━━ンンン…。さあ、M51編成のラストラン、ついにその時を迎えますε-(°ω°*)キタッ!!。

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189系M51編成、
キタ―.∵・(゚∀゚)・∵.―ッ!!
▲中央本線 富士見-すずらんの里

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八ヶ岳の山並みを背にして
走り慣れた中央本線を快走する189系。
その姿は特急「あずさ」での活躍を
彷彿とさせるものでした。
▲中央本線 富士見-すずらんの里

八ヶ岳バックでM51が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
かつては信越本線の特急「あさま」として、そして晩年は中央本線の特急「あずさ」や「かいじ」、そして「ホリデー快速 富士山」などとして、つねに山あいの路線を雄々しく走り続けてきた、国鉄特急型の189系 (`・ω・´)キリッ!。そんな生粋の山男には、やはり雄大な山々を背にして走る姿がよく似合います (´ω`)シミジミ。そして冴えない曇天化であっても、やはり国鉄特急色の存在感は鮮やかに際立っていました。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
相変わらず、主体となる列車の姿が豆粒・・・というか、細い糸くずのようなカットですが、個人的にはこれで大満足であり、私らしい場所で最後のお見送りができたと思っています (*`д´)=b OK牧場!。ああ、休暇を取ってまで駆けつけた甲斐があったなぁ・・・。・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。

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もう戻ることはない、長野への片道運転。
その姿が見えなくなるまで、
私は目で追い続けました。
あ~あ、行っちゃった・・・。
サヨナラ~(´;ω;)ノシ~~~。
▲中央本線 青柳-すずらんの里(後追い)

現役の特急列車さながらの力強い走りっぷりで、別れを惜しむ間もなく颯爽と駆け抜けていった189系M51編成(ホントに速かった!)。
これが私の目にする同編成最後の姿、そしてもう二度と現役の国鉄特急色(こだま色)を撮ることがないのだと思うと、やはりその喪失感は計り知れず、あらためて切なさと寂しさがこみあげてくるけれど (´;ω;`)ブワッ、それでも、私が少年のころに目を輝かせて憧れた国鉄色の特急列車を、今の時代にまで引き継いで残してくれた189系M51編成には、ホントに心から感謝をしています <(_ _*)>アリガ㌧。

ありがとう、豊田の189系M51編成。
さようなら、国鉄特急色の列車・・・(゚ーÅ)ホロリ。

これで「189系M51編成 ラストラン」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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来るときは時間の都合で特急を使いましたが、
帰りは普通列車を乗り継いで戻ります。
のんびりと車窓に流れる風景を眺めながら
189系の思い出に浸ろう・・・(´ω`)シミジミ。
▲中央本線 すずらんの里

すずらんの里1347-(中央1530M)-小淵沢1400~1407-(550M)-高尾1631

 


共通テーマ:趣味・カルチャー

東武野田線・・・1800系「春の花めぐり号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.04.21 東武野田線
アーバンパークラインを走る赤い電車
1800系「春の花めぐり号」 撮影
 

まだ4月だというのに、週末の東京は最高気温が28度の予報 ( ̄△ ̄;)マジカ…。

これはもう春というより、初夏・・・いや、真夏のような暑さとなりそうですが (´Д`υ)アツーィ、そんななか都心とおもに関東の北部を結ぶ東武鉄道では、東武伊勢崎線の沿線で花の名所として有名な「あしかがフラワーパーク」や「東武トレジャーガーデン」の入園券と東武線の往復乗車券がセットになった企画乗車券「春の花めぐりきっぷ」を発売 (゚ー゚;)ハル…。それを記念して4月21日の土曜日には、東武野田線(東武アーバンパークライン)の運河(うんが)から伊勢崎線を経て、東武佐野線の佐野まで、一日限りで片道運行のみの臨時列車「春の花めぐり号」が運転されます (・o・*)ホホゥ。
その臨時列車に使われる車両というのが、かつて伊勢崎線系統の優等列車、急行「りょうもう(現在の特急「りょうもう」の前身)」として活躍し、「りょうもう」から退いた現在は団体列車や臨時列車などのいわゆる波動輸送用として一編成のみが残されている、1987年製*の1800系・1819編成 (゚∀゚*)オオッ!(*1819Fの製造年。1800系自体の製造初年は1969年)。落ち着いた色合いの車両が多い東武線のなかで、真っ赤に塗られたビビットな1800系の車体色は異質な存在ともいえ、ファンに人気の高い車両です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
当編成は行楽客の多い繁忙期に日光線の臨時列車などでちょくちょく運転されているのですが、どうも私は自分の予定と運転日のタイミングがウマく合わず、1800系は気になる存在ではあるものの、これまであまり撮影機会がありませんでした σ(・∀・`)ウーン…。しかし今回の「春の花めぐり号」はちょうど私の日程的に都合がよく、久しぶりにその姿を拝むことができそう (*´∀`)ノ゙オヒサ。しかも個人的に縁のある野田線に入線するというのも、嬉しいじゃありませんか (*´v`*)ワクワク♪。

・・・というわけで、気温が季節外れの夏日予報となった土曜日、私は「春の花めぐり号」を撮りに、東武野田線の沿線へと向かいました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

 

4月21日(土)

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東武野田線の起点は埼玉の大宮。
ホームに入ってきた柏ゆきは
かつてその製造両数の多さから
「私鉄の103系」などと呼ばれた、
ベテラン形式の8000系です。
▲東武野田線 大宮

埼玉県の大宮から、岩槻、春日部、千葉県の野田市、柏などを経て、船橋へと至る、東武野田線。首都圏近郊の北東部を半周する外郭のような形で敷かれた同線は他線との接点(乗換駅)も多く、いろいろなアクセス方法があるのですが、今回の私は都心からJRの湘南新宿ラインで宇都宮線の大宮へ行き、そこから野田線に入りました ...(((o*・ω・)o。ちなみに近年の野田線には「東武アーバンパークライン」の愛称が付けられていて、路線や駅の案内等にもその愛称が積極的に採用されていますが、今記事では個人的に慣れ親しんだ「野田線」という本来の呼び名(というか、これが正式名称)で話を進めていきます (゚ー゚*)ノダセソ。
おもに埼玉や栃木、群馬に路線網を広げる東武線において唯一、野田線は千葉のほうに伸びる支線で コッチ…((((o* ̄-)o、その沿線には私が幼少期から成人になるまで過ごした街、柏があります (゚ー゚*)カシワ。とくに高校時代の三年間は通学で野田線のお世話になったもので、3000系5050系(どちらもとっくに廃車)が響かせるツリカケモーターの音を聴きながら学校に通った日々が懐かしいなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
そんな個人的に思い出深い野田線ですが、ただし今回の1800系による「春の花めぐり号」は野田線のなかでも春日部と運河の間という一部区間のみの入線で、残念ながら柏のほうには来ず、高校時代の私が通学していた区間も通りません (´σД`)ナーンダ。それでも野田線に元・急行「りょうもう」の1800系が走るのは、珍しくて貴重な機会です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。

ターミナルの大宮を発車した野田線の普通列車は、住宅地と田畑や緑地帯が適度に混在しているような、都市郊外の平凡的な風景を車窓に映しながら走り ...(((o*・ω・)o、大宮から20分ほどで伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と接続する要衝駅の春日部に到達。ここから先の運河までが野田線における「春の花めぐり号」の運転区間となり(発駅は運河のほう)、私は春日部の次駅の藤の牛島(ふじのうしじま)で下車しました (・ω・)トーチャコ。

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春日部市内にある藤の牛島。
元々は地名の牛島という駅名で開業しましたが、
駅近くの花園にある藤(牛島の藤)に由来して
現駅名となったそうです ( ̄。 ̄)ヘー。
例年よりも気温が高い今年は藤の花も、
もう見ごろを迎えているかもしれませんね。
花園には寄らないけれど・・・
(だって入園料がけっこう高いんだもん (´・ノω・)ヒソヒソ…)
▲東武野田線 藤の牛島

新宿0808-(湘南新宿ライン2522Y)-大宮0838~0854-(東武野田447A)-藤の牛島0921

首都圏の外郭ような形でぐるりと敷かれた野田線は沿線に川が多く、中川や江戸川などをはじめとした大小の河川をいくつか鉄橋で跨ぎます。野田線らしさを表すともいえる川の風景、そのうちのひとつが春日部と藤の牛島の駅間に流れる古利根川(ふるとねがわ)で、その河原には藤の牛島の駅から歩いて5分程度のお手軽な距離で着くことができました ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。

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古利根川に架けられた鉄橋を渡る
野田線の8000系。
川の流れは穏やかで、
風が止むと水鏡も見られます。
▲東武野田線 春日部-藤の牛島

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こちらは川下にあたる順光側。
すでに同業者が集まっていました。
(*・ω・)ノ゙チワッス♪
何台か自転車も見られるけれど、
地元の鉄ちゃんが多いのかな?
橋を渡るのは10000系。
▲東武野田線 藤の牛島-春日部

古利根川を跨ぐ野田線の鉄橋(古利根川橋梁)は、柵やトラスなどが設置されていないシンプルな造りのガーダー橋で、列車をスッキリと撮ることができる好撮影ポイントです (・∀・)イイネ。お目当ての「春の花めぐり号」が通過する一時間ほど前に私が着いてみると、同地にはすでに多くの先客の方がいらっしゃいましたが (*・ω・)ノ゙チワッス♪、上写真のとおりキャパにはまだじゅうぶんに余裕があり、まったりとした空気のなか、私も難なく撮影ポジションを確保できました ε-(´∇`*)ホッ。

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先客さんの横でカメラを構えると、
やってきたのは60000系。
2013年から投入が続いている、
野田線用の新型車両です。
+(0゚・∀・) +ペカペカ+
このスマートなデザインの電車には、
「野田線」よりも「アーバンパークライン」と呼ぶ方が
似合っているのかもしれませんね。
(*°ゝ°)アーヴァンプァーク
▲東武野田線 藤の牛島-春日部

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こちらは少し引いた位置から狙ってみた8000系。
鉄橋を渡りゆくその姿が、川面に滲みます。
このアングルもいいなぁ・・・。
(・∀・)イイネ
▲東武野田線 藤の牛島-春日部

まずは鉄橋脇から60000系を、続いて少し引いた位置から8000系を、それぞれ一枚ずつアングルを変えて撮ってみた二枚 (^_[◎]oパチリ。前者は列車に迫力が出るし、後者はのどかさが感じられる、どちらのアングルも捨てがたくて、お目当ての「春の花めぐり号」をどうするかちょっと迷うところですが σ(゚・゚*)ンー…、今回の当該列車には「特別なヘッドマーク」の掲出が事前に公表されていること ヘッド(☆∀☆)マーク!、また、引き画で撮った方の川面が雑草などであまりキレイじゃなかったことから σ(・∀・`)ウーン…、私は最初に60000系を撮った鉄橋脇のアングルへ戻って腰を据えました m9(`・ω・´)ケテイ!。

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ふたたび鉄橋脇でカメラを構えます。
個人的に「野田線」として見慣れた8000系。
そのなかでもこの8150編成は、
ちょっとしたファン注目の編成です。
(゚∀゚)オッ!
▲東武野田線 藤の牛島-春日部

私が柏の実家へ帰る際に時おり乗ることがある野田線ですが、沿線でじっくりと撮影をするのはかなり久しぶり (^_[◎]oパチリ。いまだに昔から見慣れている8000系は多いものの、新型の60000系や本線系統(伊勢崎線や東上線)から転属してきた10000系もだいぶ増えてきた印象を受けます σ(゚・゚*)ンー…。
その中でやってきた8000系のうちの一本は、行き先や種別表示がLED化されていない方向幕で、ヘッドライトもHID化されていない白熱灯(シールドビーム)のままとなっている未更新の編成(上写真の8150F)。それを私はとくに何も意識しないでシャッターを切ったのですが 【◎】]ω・)パチャ、隣にいらした同業者の方から「幕車(方向幕が残る編成)は、野田線にあと三本しかないんですよ ヾ(゚ω゚)マクシャ」と教えられて、その希少さを知ったのでした ( ̄。 ̄)ヘー。

そしてさらにこの東武の事情にお詳しそうな方によると、今回のお目当てである「春の花めぐり号」に使われる1800系・1819編成は、なんと昨日(今回の撮影前日)に東武のホームページ上で引退が発表されて、来月(5/20)にはラストランの「さよなら運転」が行われるとのこと ヾ(゚ω゚)ナクナルノヨ。
えっ!それマジ!? Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
すぐさま私も手持ちのスマホで確認してみると、たしかにその旨を掲載したホームページの記事(ツアーの告知)がありました []o( ̄△ ̄;)ア…。そうか、1800系ももうすぐ引退しちゃうんだ。なんだか最近はホントに馴染みのある車両の引退が相次ぐなぁ・・・(´・ω・`)ショボン。
それにしても、撮影の現場にてお目当てとなる当該編成の引退を同業者の方から教えられるなんて、まるで先月の篠ノ井線で最後の撮影となったクモヤ143の霜取り列車のときのような展開じゃありませんか "o(-ω-;*)ウゥム…(それだけ私が情弱ってことかw)。私としては野田線に入線する1800系が撮りたいと軽く考えていただけなのに、それが引退を目前に控えたものとなろうとは、知らぬ間の葬◯鉄になんだか複雑な心境ながらも、がぜん撮影には力が入るというものです (*`・ω・´)-3フンス!。

予報通り、額に汗がにじむほどの暑さとなった土手の上で待つことしばし “(;´ω`A)アツ…。やがて「春の花めぐり号」の通過時刻を迎えると、川向こうの対岸に真っ赤な顔の電車が姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。

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轟音を響かせて鉄橋上に躍り出た、
1800系の「春の花めぐり号」。
快晴の青空のもとで、
ローズレッドの車体が鮮やかに映えます。
▲東武野田線 藤の牛島-春日部

野田線でりょーもーが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
河原に佇む釣り人が思わず顔を上げ、土手を散歩していた老夫婦も足を止める (=゚ω゚=*)ンン!?。ふだんの野田線の電車とは明らかに異なる真っ赤な出で立ちの特別な臨時列車は、鉄ちゃんのみならず一般の方々からの視線も浴びながら、古利根川に架けられた鉄橋を堂々と渡りゆきます w(*゚o゚*)wオオーッ!。昭和ちっくな角ばったデザインに、いま見ればどこか懐古調にも感じられるローズレッドの車体色がマッチした1800系、ああ、カッコいいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。まさに往年の急行「りょうもう」を彷彿とさせる勇姿に大興奮です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
せっかく特別なヘッドマークが掲出されたのに、時間的に列車の前面に日が当たらなかったのはちょっと残念だけれど σ(・∀・`)ウーン…、おそらく野田線の運河から春日部まで北西に進むこの区間だと、午前中にキレイな順光となるところはほとんどないと思われるので(逆方向へ進む送り込み回送を除けば)、この光線状態でも野田線で1800系が記録できたということに納得し (*`д´)=b OK牧場!、個人的には大いに満足のいく一枚となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

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後追いも一枚【◎】]ω・´)パチッ!。
光線状態はこちらの方が順光です。
特別マークを誇らしげに掲げた1800系が
野田線を颯爽と駆け抜けてゆきました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲東武野田線 春日部-藤の牛島(後追い)

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拡大してみると、
「春の花めぐり号」のヘッドマークは
藤やツツジの花をあしらった華やかなものでした。
赤い1800系によく似合います。
(・∀・)イイネ! 

すぐに振り返って後追いも撮りつつ【◎】]ω・´)パチッ!、栃木の佐野に向かって走り去る1800系の後ろ姿を見送って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

春というよりは、初夏のような暑〜い日に運転された「春の花めぐり号」“(;´ω`A)アツ…。
できればその列車名にふさわしく、季節の花と絡めて撮りたかったところですが、なかなかそのような都合のいい場所は野田線の沿線で思い浮かばず σ(゚・゚*)ンー…、列車が鉄橋を渡るシーンに落ち着いた今回の撮影 (^_[◎]oパチリ。でも、鮮やかなローズレッドの1800系こそが、地味な野田線に咲いたひとつの「華」でした (´▽`*)アザヤカ♪。・・・というのは、少々強引な見方でしょうか (^^;)ゞポリポリ。
そんな1800系も先述したように引退が決まり、またひとつ魅力のある個性的な車両が去ってしまうのは、ホントに寂しい限り (´・ω・`)ショボン。ちなみにそのラストランツアーは運行経路が事前に公表されない「ミステリー列車」として運転されるようで、その行程が現時点でまったく想像できない私には (・・?)ハテ?、今回の「春の花めぐり号」が1800系の最後の撮影となるかもしれません (゚ペ)ウーン…。それでも悔いのない記録が残せたと思っています サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。

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撮影を終えて駅に戻る際、
ふと踏切端で目に留ったのがこの「とまれ」の札。
(=゚ω゚=*)ンン!?
よくみると線路上に見える電車は1800系・・・かな?
赤い電車は注意喚起にぴったりですね。

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藤の牛島からの帰りに乗った8000系。
これは行き先表示がLED、
ヘッドライトがHID化された更新車です。
▲東武野田線 藤の牛島


さて、藤の牛島へ来るときは大宮から野田線に入りましたが、このあとに都内の某所で用事のある私、帰りは春日部で野田線から伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の上り列車に乗り換えて都内へ戻ります コッチ…((((o* ̄-)o。その乗り換えのついでにサクッとお昼ゴハンを食べたいと思うのですが、春日部駅の名物といえば・・・やっぱりコレ!(゚-、゚)ジュル

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春日部の野田線ホームにあるのは、
駅そばならぬ「駅ラーメン」のスタンド。
ここ、実は結構な人気店なんです。
▲東武野田線 春日部

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そしてこのスタンドの名物(?)が、
なんとラーメンに天ぷら(かき揚げ)を添えた、
「天ぷらラーメン(¥620)」。
駅そばの定番トッピングである天ぷらと、
醤油ラーメンの融合、
これぞまさに「駅ラーメン」の醍醐味!?
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!

春日部の野田線ホームにある、ラーメンのスタンド。一般的な駅そば屋と違って蕎麦やうどんは扱っておらず、メニューはラーメンやつけ麺の中華そばオンリーです (゚ー゚*)メンラー。ここは私が学生の頃だったウン十年前からずっと変わらぬこのスタイルで、駅のホームで立ちながら蕎麦やうどんではなくラーメンが食べられるということは当時、いま以上にインパクトが強く感じました σ(゚・゚*)ンー…。でも、ためしに食べてみるとその味は意外と美味しくて、東武線の撮影などへ行った際にはちょくちょく春日部に立ち寄って食べたものです (´ω`)ナツカシス。私が学生の頃に今のような「天ぷらラーメン」や「天玉ラーメン」、「コロッケラーメン」のような変わり種メニューがあったのかどうかは記憶が定かでありませんが、久しぶりに食べた春日部の「駅ラーメン」(ホームラーメンと呼ぶべきか?)は、昔も今も変わらぬ美味しさでした (゚д゚)ウマー!。

え?今回の記事、写真のインパクトが1800系よりも天ぷらラーメンのほうが強いって? ( ̄△ ̄;)エッ…。たしかにそうかもしれない・・・(笑)。


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春日部からは東武スカイツリーラインに乗って
都内に帰ります。
上りホームに入ってきたのは
地下鉄半蔵門線に直通する急行列車で、
車両は東京メトロの08系(右)。
ちなみに左は同じく半蔵門線を介して
東急田園都市線から直通してきた、
東急の8500系。
▲東武野田線 春日部

藤の牛島1103-(東武野田2414A)-春日部1106~1127-(東武伊勢崎1155S)-北千住1158






★オマケ☆

天ぷらラーメンのようなミスマッチ・・・というか、ちょっと変わった組み合わせの食べ物と言えば、先日にたまたま近所のスーパーで見かけて思わず買ってしまった、「カレーパンサンド」。パンをパンで挟むという奇抜な(?)アイディアが、ちょっとした話題となっていますよね w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。

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6002.jpg
食べる前はコロッケパンのようなイメージを持っていたのですが、やっぱり見た目どおり具材のカレーに対してパンのボリュームが強くて、個人的にはふつーのカレーパンのほうがいいかな σ(・∀・`)ウーン…。・・・って、それを言っちゃオシマイか (゚∀゚)アヒャ☆



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ONE-shot 287 authentic style [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 287 authentic style

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引退が目前に迫るなか、
力走をみせる国鉄色189系のM51編成(豊田車)。
その車体側面に燦然と光り輝くのは、
かつての日本国有鉄道(国鉄)を表す、
「JNRマーク」じゃありませんか!
(☆∀☆)キラーン☆

この車両、この色、そしてこのエンブレム、
これぞまさしく正調なる国鉄特急型!

ファインダー越しに「JNRマーク」を目で追うと
その懐かしさと感動のあまり、
カメラのシャッターを押す指にも
思わず力が入っちゃいました。
((((;゚∀゚))))ブルルッ!
 

▲18.3.25 中央本線 酒折-石和温泉




国鉄時代の特急型車両には
ごく当たり前に付けられていた
「JNR」マーク。
しかし国鉄が分割民営化でJRへ移行した際、
当然ながらこのマークはすべての車体から、
剥がされてしまいました。
(´ω`*)ナツカシス

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それがなんと、
先月に運転された「特急かいじ30周年記念号」では、
使用された国鉄色189系の側面に
銀色の「JNRマーク」が復刻されていたのです。
w(*゚o゚*)wオオーッ!
事前には公表されなかったこのサプライズ
(SNSの目撃情報で話題騒然となっていたけれど)、
私のような国鉄型ファンにとっては涙モノの
なんとも心憎い演出じゃありませんか。
やるなぁ、八王子支社、豊田車両センター!
グッジョブ!(*≧∇≦)=b

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JRになってから30年以上の月日が流れ、
個人的にはもう「JNRマーク」のない国鉄特急型を見ても
違和感を覚えることは無くなった気がしていましたが、
やっぱりそこにあるべきものがあると、
189系の横顔がキリッと引き締まって見えますね。
う~ん、カッコいい!
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。




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ひたちなか海浜鉄道・・・キハ205 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.04.08 ひたちなか海浜鉄道
乗る!撮る!食べる!? 湊線満喫!
キハ205 撮影
 
有効期限が4月10日までの「青春18きっぷ」が一回ぶん残っている(青春18きっぷは一枚で5回まで有効)。

本来ならばこの一回で、都心近郊よりも開花が遅いとされる北関東あたりの桜を撮りにいこうと考えていたのですが (・∀・)イイネ、異例の早咲きとなった今年の桜は逃げ足(?)が早く、4月の第一週の時点で満開エリアはすでに信越地方や東北地方へ行っちまいました ヽ(´д`;)アア…。そうなると「18きっぷ」一回ぶん(一日ぶん)では、往復して撮影までこなすのがちょっとキビシい (゚ペ)ウーン…。
ウチから手っ取り早く乗れる中央線で甲信地方へ向かえば、場所によってはまだ桜が見られそうですし、この週末(4/7)にはE351系(先代の「スーパーあずさ」)の引退を記念した「さよなら運転」も行なわれるけれど (・o・*)ホホゥ、考えてみたら私が今シーズンに使った「18きっぷ」の内訳は、退役間近の189系「ホリデー快速」とE351系「スーパーあずさ」を撮りながら松本を泊まりがけで往復して二回、「さよなら運転」が行なわれた高崎の115系を撮りに群馬を往復して一回、そして引退が決まっている189系の団体臨時列車「かいじ30周年記念号」を撮りに山梨へ一回(これはまだ記事が半分)・・・と、まあ、見事なまでの葬◯鉄っぷり ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。それぞれの使用でモトは取れている(普通乗車券よりも、18きっぷ一回分のほうが安くいける距離)とは言え、なんだか「18きっぷ」をウマく活用しているとは言いがたい気がします (^^;)ゞポリポリ。そこへさらにE351系の「さよなら運転」・・・。たしかに気になるネタではあるけれど、私のなかで同系の記録は先月の撮影でもうじゅうぶん (*`д´)=b OK牧場!。

んじゃ、残った一回ぶんはどうするか σ(゚・゚*)ンー…。
できれば、しばらくご無沙汰になっている方面の路線で、それなりの「鉄ネタ」があり、のんびりと撮影が楽しめ、あわよくば美味しい名物にもありつけたら嬉しい・・・なんて、「駅徒歩3分、間取り広めの最上階で、格安な新築物件を探してます」みたいな、都合の良い条件で旅先を模索した結果 \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ、とあるひとつの目的地がヒットしました (゚∀゚)オッ!。

春シーズン最後の一回となった「青春18きっぷ」、はたして私はそれを使ってドコへ行き、何を撮り、どんなものを食べるのでしょうか。



4月8日(日)

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東京のホームに入ってきたのは、
青い帯の上野東京ライン。
常磐線用のE531系です。
▲東海道本線 東京

風は強いものの、おおむね晴天のお出かけ日和に恵まれた日曜日 (´▽`*)イイテンキ♪。
私が東京駅から乗ったのは、上野東京ラインを経て常磐線に直通する、勝田(かつた)ゆきの普通列車。15両編成のうちの前5両は途中の土浦(つちうら)止まりとなるので、私は最後部の15両目にあるボックスシートに着席します ウシロ…((((o* ̄-)o(E531系の基本編成は、最前部と最後部の二両がセミクロス(ボックス)、真ん中の二両がグリーン車、ほかはロングシートという構成)。編成の切り離しを考えて乗車位置を選んだのは、目的地が土浦よりも先だからです。

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晴天のもとを行く常磐線。
車窓にはネコミミの形をした、
筑波山の姿もキレイに見えました。
(=^・ェ・^=)ネコミミ
▲常磐線 神立-高浜(車窓から)

ちなみに、実家が常磐線沿線の柏(かしわ)にある私は、同線をちょくちょく利用する機会があり、ぶっちゃけ前週にも墓参へ行く際に乗ったばかりなのですが σ(゚ー゚*)デジャヴ?、意外にも趣味で常磐線方面(茨城の水戸、福島のいわき方面)に向かうのは久しぶりのことで、イレギュラー企画の「ガンダムスタンプラリー」を除くと、拙ブログでは昨年10月に磐越東線で運転された旧型客車(磐越東線100周年記念号)を撮った帰り道に、いわきから上野まで普通列車に乗ったとき以来の登場となります (=゚ω゚)ノ゙オヒサ。そういえば最近、常磐線って撮ってないよなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。でも、今回の目的路線は常磐線ではありません。

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梅の名所として知られる
水戸の偕楽園の脇を列車は通過。
花の時期はとうに終わり、
今ではすっかり緑一色です。
▲常磐線 赤塚-水戸(車窓から)

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私が乗ってきた列車は、
水戸の次駅の勝田が終点。
当駅には常磐線の車両基地、
勝田車両センターが併設されており、
おもに上り方面は、
当駅を起終点とする列車が多い。
▲常磐線 勝田

東京0644-(常磐1129M)-勝田0851

東京からの列車を終点まで乗り通して、私が降りたのは勝田 (゚ー゚*)カツタ。
ここでさらに先のいわき方面へ進む常磐線に乗り継ぐのかと言うとそうでは無く、常磐線のほかにこの勝田を発着する、もうひとつの別路線に乗り換えます ノリカヘ…((((o* ̄-)o。それが今回の私の目的路線である、「ひたちなか海浜鉄道・湊(みなと)線」。そして同線でのお目当てと言えば・・・やっぱり、この車両!(゚∀゚)オッ!

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勝田の1番線に位置する
ひたちなか海浜鉄道・湊線のホーム。
常磐線ホームと湊線ホームの間には中間改札があり、
ここで湊線の乗車券を購入することができます。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田

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連絡改札を抜けて湊線ホームへ入ると、
ちょうどそこへ
お目当てのキハが入ってきました。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田

国鉄キハ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
エンジンのアイドル音をカラカラ・・・と響かせて、湊線のホームにゆっくりと入ってきたのは ノコノコ...(((o*・ω・)o、なんとも古めかしくて懐かしい雰囲気を醸し出す、国鉄型ディーゼルカーのキハ205 (´▽`*)キハキハ~♪。ちょっと色褪せ具合が気になるけれど、いまも現役として健在なのはファンとして嬉しい限り +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。

このシブ~い車両が湊線の日常的なデフォルトの車両というワケではなく、ふだんの湊線では近年の非電化ローカル線で一般的に多く用いられているような標準型のディーゼルカー、いわゆる軽快気動車やレールバスタイプ(ホントのレールバスじゃないけれど)と呼ばれる部類のキハ3710形(同鉄道オリジナル形式)やミキ300形(元・三木鉄道)などで運行されているのですが、そのほかに過去の同線で主力として使われていた、旧型車両の元・国鉄キハ20形(JR西日本から水島臨海鉄道を経て、ひたちなか海浜鉄道の前身である茨城交通時代に導入)が今も一両だけ在籍しており、それがこのキハ205です (・o・*)ホホゥ。

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「サボ」と呼ばれる行き先表示板を掲げ、
勝田で発車を待つ湊線のキハ205。
昨年に水島臨海鉄道のキハ205が営業運行を終了したため、
同車は元・国鉄キハ20形で唯一の現役車両となりました。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田

湊線の旧型ディーゼルカー(旧型キハ)と言えばほんの数年前まで、このキハ20(205)をはじめ、キハ22(元・羽幌炭礦鉄道)やキハ2000(元・留萌鉄道)など、バラエティに富んだ数両の旧型キハが稼働できる状態で在籍していて、私もたまにそれらがお目当てで撮影に訪れていました (´▽`*)キハキハ~♪。拙ブログの記録を振り返ると、今から三年前(2015年)の5月の連休には、キハ205+キハ2004(+キハ3710)という、連休の繁忙期に対応した増結編成を撮っています (^_[◎]oパチリ。ちなみに私が同線を訪れるのは、それ以来のこと (=゚∇゚)ノ゙オヒサ。
しかし前回に訪れた半年後、新たに導入した軽快気動車のキハ11形(元・JR東海)が運行を開始したことにともない、老朽化の激しかった旧型キハはほとんどが退役 (´・ω・`)ショボン。現在は半イベント用のような扱いで、キハ205のみが稼働できる状態で残されています (´ω`)ナルヘソ。

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もともとは国鉄キハ20形のラストナンバー、
キハ20 522として製造されたキハ205。
車体には【帝国車輛 昭和40年】の
製造銘板が見られます。
今年で誕生から53年の大ベテラン。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田

今では基本的に通常時の運用に就くことは無いみたいで、出会える機会も限られるようになってしまった、旧型のキハ205。
そんな同車が今日はなぜ運転され、涼しい顔(?)でサラッと勝田の湊線ホームへと入ってきたのか (=゚ω゚)ノ゙ヤア。これって特別な臨時列車?ひょっとして本日はひたちなか海浜鉄道のイベントデーでしょうか? σ(・∀・*)オマツリ?
たしかにイベントデーと言えばそうなのですが、実はこの土日に催されるのは鉄道のイベントではなく、湊線の沿線にある陸上自衛隊駐屯地の一般開放日なのだそうです (・o・*)ホホゥ。その集客を見越して現行の軽快気動車よりも車体の大きな旧型キハに出番が与えられたのか、はたまた、駐屯地開放という沿線のお祭りごとに合わせて旧型も走らせちゃおうといった、ひたちなか海浜鉄道の粋な計らいによるものなのか、旧型キハの細かい運行理由についてはよく分からないのですが σ(゚・゚*)ンー…、何にしてもその駐屯地が一般開放されることで貴重なキハ205が運転され、それが事前にホームページ上で告知されていたのを見て、私は久しぶりに湊線へと駆けつけたのでした ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。都内と勝田の往復ならば、「18きっぷ」の一回分を使うのにちょうどいい距離だったし(JRではない湊線は、もちろん別運賃)。

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青いモケットのボックスシート・・・いや、
“直角イス”が並ぶ、キハ205の車内。
そこはまるで国鉄時代へと
タイムスリップしたような空間です。
さて、どの席に座ろっかな~。
(*´v`*)ワクワク♪

そして今回のキハ205の運転は、現行車両の代走的な扱いによる一般の定期列車なので、誰もがふつうに利用できるのも嬉しいところ (゚∀゚*)オオッ!。でもきっと、駐屯地の開放イベントへ向かう多くの人たち(ミリタリー好きの方々?)や、私と同様にキハ205目当ての鉄ちゃんたちで、単行(一両)のキハの車内はけっこう混み合うんだろうな・・・と、旧型キハの乗り心地など味わう余裕が無いくらいの混雑を覚悟してきたのですが σ(・∀・`)ウーン…、意外にも勝田から乗り込む客は思ったほど多くなく、同業者(鉄ちゃん)の姿も数えられる程度と拍子抜け (・・?)アリ?。私は難なくボックス席の一角(もちろん窓側)に座ることができました ε-(´∇`*)ホッ。こんなまったりとした雰囲気で元・国鉄の旧型キハに乗れるなんて、私にとっては最高の贅沢だけれど、ローカル線の経営状況を考えるともう少し賑わって欲しい気もします (^^;)ゞポリポリ。

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空いていた車内で細部観察。
キョロ(゚.゚*)三(*゚.゚)キョロ
天井の扇風機に目をやると
今ちょっとした話題となっている(?)、
国鉄時代の「JNR」マークがありました。
(゚∀゚)オッ!
ちなみにキハ205は冷房装置が搭載されていません。

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キハ205の荷棚は紐を編んだ網製で
これぞまさしく「網棚(あみだな)」。
重い荷物を載せると網がボヨンとたわみます(笑)
( ̄▽ ̄;)ボヨン…

0013.jpg
窓枠の下に備えられているのは、
これまた昔懐かしい栓抜き。
(´ω`)ナツカシス
むかしの乗客はここでビンを開栓して、
ジュースやビールを飲んだのでしょうね。
ああ、キハに揺られながら瓶ビールが飲みたい(笑)

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勝田の連絡改札で発券した
「湊線1日フリー切符」。
大人900円で全線が乗り降り自由です。
(*・∀・)つ[キップ]

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重々しいプレスドアがガラガラっと閉まり、
さあ、出発進行!
(/*´∀`)o レッツラゴー♪

国鉄時代というか、昭和の名残が色濃く感じられるキハの車内は、まるで「動く博物館」 (≧∇≦)シブイッ!。その細部を興味深く観察していると (「゚ー゚)ホウホウ、やがて阿字ヶ浦(あじがうら)ゆきの下り列車は発車時刻を迎えます。車内の座席が半分ほど埋まるくらいのお客さんを乗せたキハ205は、ブルンブルンとエンジンを力強く震わせて、ゆっくりと勝田をあとにしました ブルンッ!((((*´ω`))))ブルンッ!。ああ、この足元から伝わるDMH17エンジンの振動、たまらんなぁ・・・(*゚∀゚)=3ハァハァ!。

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勝田を出た湊線の列車は、
常磐線と分かれて、
東のほうに進路を取ります。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田-日工前
(車窓から)

ひたちなか海浜鉄道・湊線は、常磐線の勝田を起点に、漁港のある港町の那珂湊(なかみなと)を経て、海水浴場や海浜公園で有名な阿字ヶ浦までを結ぶ、14.3キロの非電化ローカル線。かつての湊線は、茨城交通という民間会社が経営する地方私鉄の路線でしたが、それを2008年に引き継いだ現在のひたちなか海浜鉄道は、ひたちなか市(茨城県)と茨城交通が出資する第三セクター方式の鉄道となっています (・o・*)ホホゥ。

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湊線の名物といえるのが、
各駅にちなんだものが文字絵になっている
この楽しい駅名標 (゚∀゚)オッ!。
電動工具メーカーの最寄駅である日工前は、
ドリルやチェーンソーがモチーフとなっています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 日工前(車窓から)

勝田を発車してしばらくは、ひたちなかの市街地を県道に沿って走る湊線の列車。その車窓風景を眺めていると、日工前(にっこうまえ)と金上(かねあげ)の駅間で右手に見えてきたのは、陸上自衛隊の勝田駐屯地。そう、今回のキハ205が運行される目的となった、駐屯地一般公開の会場です (゚∀゚)オッ!。
ここで私の後ろのボックス席に座られていた地元の方と思われるご夫婦が、「あ~、駐屯地の桜、今年はもう遅いね・・・σ(・∀・`)」「公開日なのに葉桜だ (^^;)」などと話しているのが聞こえます。そうか、駐屯地がこの時期に一般公開されるのは、ミリタリーのイベントが行なわれるのではなく、敷地内に咲く桜を見ていただこうという主旨だったのですね (´ω`)ナルヘソ。しかし今年の桜は、今記事の冒頭でも触れたように異例の早咲きで、駐屯地の桜も車窓から見る限りはすっかり散っていました ( ̄▽ ̄;)アラマ。ひょっとすると例年のように満開と公開日が合えば、ホントにキハの車内が満員になるくらい、駐屯地へお花見に訪れる方が多かったのかも知れませんね。でも今日の当列車からは、その駐屯地の最寄駅になっている金上で、数人の方が降りた程度でした(まだ公開時間前の段階です)。

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車窓から見た、
陸上自衛隊勝田駐屯地の様子。
一般公開の看板が掲げられていますが、
残念ながら桜はもう見頃を過ぎてしまいました。
(゚- ゚)ハカナイ…
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 日工前-金上
(車窓から)

0019.jpg
そんな自衛隊駐屯地の最寄駅である
金上の駅名標は、
飛行機(戦闘機?)と戦車がモチーフです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上(車窓から)

金上を過ぎると風景は市街地から一変して、列車はのどかな田園のなかを走るようになります (´ー`)ノドカ。その一角にある小駅が私の目的地である中根(なかね)。まわりを田畑に囲まれて障害物が少ない同駅の周辺には、湊線の列車を手軽にスッキリと撮ることができる撮影ポイントが点在し、ワンパターンながらも私が湊線の撮影へ訪れる際には、必ずと言っていいほど下車する定番の駅です (・ω・)トーチャコ。

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勝田から三つ目の中根で下車。
小さな無人駅では
鮮やかな花を付けた八重桜が
迎えてくれました。
(゚∀゚*)オオッ!
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根

勝田0932-(湊線119)-中根0941

そんな中根で何人かの同業者とともに列車を降りると、撮影ポイントへ向かう前に私の目に留ったのが (=゚ω゚=*)ンン!?、駅のホーム脇で立派に咲き誇る桃色の八重桜 (゚∀゚*)オオッ!。桜なのに桃色とはなんだかしっくりこない表現ですが、ソメイヨシノよりも濃いピンク色の花がちょうど見頃を迎えています (´▽`*)キレイ♪。それを下車してすぐ、ためしにキハと組み合わせて撮ってみたものの(上の写真)(^_[◎]oパチリ、慌てていたからか車両の顔に照明の柱を引っ掛けちゃったし、光線状態はあいにくの逆光でした。できればもうちょい落ち着いて、この八重桜とキハをウマくまとめたかったところ σ(・∀・`)ウーン…。
そこで私はあらためてもう一度、キハ205と八重桜の組み合わせを撮り直そうと思い、終点の阿字ヶ浦で折り返して戻ってくる同車を、沿線の撮影ポイントではなく、このホームの桜のもとで待つことにしました (゚- ゚)マツワ。さほど路線距離が長くない湊線、下り列車(阿字ヶ浦ゆき)を見送ってから約50分後には、上り列車(勝田ゆき)となったキハがふたたび中根のホームに帰ってきます ε=(=゚ω゚)ノ タライマ!。

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春風に花を揺らす八重桜。
その傍らをローカル線の単行列車が、
のんびりと通り過ぎます。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根

八重桜でキハが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
先ほどの到着時とは反対を向いて、今度は順光側で撮ったキハ205と八重桜 (^_[◎]oパチリ。ソメイヨシノみたいに気品ある清楚なイメージの木ではありませんが、枝を空に向けて豪快に咲き誇る八重咲きの里桜はどこかローカル線の風景にマッチしていて、古いキハ205との相性もいいように思います (・∀・)イイネ!。よく見れば、花の咲き具合はもう終盤だし、資材置き場の注意看板なんかもフレームに入っちゃっているけれど、貴重なキハ205を八重桜という季節感のある情景で撮れたことに満足です (*`д´)=b OK牧場!。

ではあらためて、中根の駅を出て撮影ポイントに向かいましょう ...(((o*・ω・)o。

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中根はホーム一面の簡素な造り。
駅名標の文字は近隣にある史跡の
虎塚(とらづか)古墳にちなんだ、
矛と前方後円墳がモチーフになっています。
この虎塚古墳
一度は見学に訪れてみたいけれど、
石室内の公開日が限られているのと、
駅から徒歩で30分近くもの距離があるので、
なかなか機会がありません・・・。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根
(駅横の踏切から撮影)

0024.jpg
田畑が広がる中根界隈。
駅からほんの数分ほど線路沿いを歩くだけで、
こんなのどかな風景が見られます。
お、もう田んぼに水が張られていますね。
(゚∀゚)オッ!

駅から歩いてやってきた・・・ってほど、実は歩いてはおらず、次に目を付けた撮影ポイントは、ほとんど駅の真横 ( ̄△ ̄;)エ?。というのも、広大な田園のなかで、いちばん駅寄りに位置する二枚の田んぼにだけ、いち早く水が張られていたのです (゚∀゚)オッ!。同じ田んぼの風景でも、土(水が張られる前)と水(張られたあと)では写真で撮った時の印象がまったく異なるもので、水のほうが表情豊かな画になるのは言うまでもありません (´ω`)ナルヘソ。あわよくば、水面に風景がクッキリと反射する水鏡が望めたら、さらに面白い画となりそうですが、今日は風が強めに吹いているので、さすがにそれは難しいかな? σ(・∀・`)ウーン…。
農道に腰を下ろしてカメラを低めに構え、今度は勝田のほうから向かってくる下り列車のキハ205を待ちます。時間が経つにつれて次第に雲が沸き出してきたけれど、どうにか日差しをキープした状態で駅近くの踏切が鳴りだしました ε-(°ω°*)キタ!。

0025.jpg
水が張られはじめた晩春の田園に
キハが奏でるレールのジョイント音が、
心地よく響きます。
タタン…( ̄v ̄ 3)タタン…
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上-中根

スッキリとキハが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
広い田園風景のなかをのんびりと進みゆく単行の国鉄型キハ、ああ、のどかでいい情景だなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
それにしても、白い雲が沸く青空と、水面を揺らして田植えを待つ水田は、まだ4月の上旬なのに、なんだかもう春と言うより初夏のような季節感です w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。本来は桜が咲く駐屯地の一般公開に合わせた特別運行だったハズのキハ205も、この季節の進み具合にちょっと戸惑っているかも知れません エッ?(゚Д゚≡゚Д゚)ナツ!?。
水鏡は時おり見られる時間帯があったものの、列車がやってきたときには風が吹いて水面が波たち 彡(・ω・`))))彡ヒューヒュー、残念ながらキハの姿を映すことはできませんでしたが (´Д⊂ダメポ、初夏を思わせる(?)爽やかな青空のもと、キハへの日当り具合もきれいな順光で撮れたことは、じゅうぶんに満足できる成果でした (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0026.jpg
けっこう風が強くて、
雲の流れが早かったこの日の空模様。
彡(+ω+)彡ヒューヒュー
次にやってきたキハ3710のときには、
日が翳ってしまいました。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根-金上

ひたちなか海浜鉄道のホームページによると、この日は夕方の16時半ごろまで全線を往復する運用に就いているキハ205 イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ。
続けてもう一本くらい、この界隈でキハを撮っていこうと思い、アングルを模索しながら線路沿いの農道をのこのこと歩いていると ...(((o*・ω・)o、ちょっと先のほうに数人の同業者の方々が固まってカメラを構えているのが見えました (=゚ω゚=*)ンン!?。キハ205の運行で多くの鉄ちゃんが撮りに訪れている中根の田園、でもほかの場所は同業者が点々としているような感じなのに、そこだけ人が集中(といっても3、4人くらいだけれど)しているのはなんでだろう σ(゚・゚*)ンー…・・・と思って近づいてみると、なるほど理由が分かりました (*゚ロ゚)ハッ!!。その場所は線路の横に、鮮やかな花桃が咲いているのです (゚∀゚*)オオッ!。

0027.jpg
線路の脇で花を咲かせる花桃の木。
ウマく列車と絡めて撮れるかな?

ピンクと白の花がそれぞれ一本ずつ、ちょうど見頃を迎えている花桃 (´▽`*)キレイ♪。たしかにこれをキハ205と組み合わせて撮ることができたら、花の色がアクセントになっていい絵になりそう (σ´∀`)σイイネ~♪。先客の方々の脇にはまだ少しだけスペースに余裕があったので、ひと言ご挨拶をして私も横でカメラを構えることにしました (=゚∇゚)ノ゙チワッス。
あとはできることならば晴れて、花を鮮やかに照らす日差しが欲しいところですが、雲の流れが早くてコロコロと変化する空模様。いまの時間はちょっと雲のほうが優勢と言った状況です (゚ペ)ウーン…。キハの通過時刻が迫ってきてもなかなか顔を出さない太陽にドキドキハラハラ (´・д・`;)ハラハラ…。しかし、晴れて欲しいという強い願い(執念?)が天に通じたのか (~`Д´)~ ハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロ…、列車が一駅手前の金上を発車する頃になってようやく雲が流れて太陽が復活し、このあたり一帯に日差しが戻ってきました (つ▽≦*)マブシッ!。そして・・・

0028.jpg
鮮やかに咲き誇る花桃をかすめて、
湊線を国鉄型キハがゆく。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上-中根

0029.jpg
春の週末に二日間だけ運行されたキハ205。
その活躍を喜ぶかのように、
紅白の花桃が鉄路の脇を彩ります。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上-中根

ハナモモとキハが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
うららかな春の陽光が降りそそぐなか、愛らしい紅白の花桃に迎えられたキハ205。のどかなローカル線の風景に花の彩りが添えられて、季節感のあるなかなかいい雰囲気じゃないですか (´ω`)シミジミ。このような情景にしっくりとおさまる国鉄型キハの落ち着いた佇まいには、やはり個人的に強く惹かれる魅力があります 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ギリギリで日差しが回復してくれた状況は、とてもラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
ちなみに現場でファインダーを覗いた時には (^_[◎]oパチリ、上の一枚目くらいのアングルが花の存在感が強調されていい感じ・・・と思ったものの、私の持っている望遠レンズ(+テレコン)では焦点距離がそこまで届かず、一枚目は撮影後にトリミング(写真の必要な部分のみを拡大)をしています (* ̄▽)8×"チョキチョキ。そして下の二枚目が本来の画角(ノートリ)で撮ったものですが、たしかに花のボリューム感は一枚目よりも欠けるけれど、列車には迫力があるし、カーブした手前の線路も面白く表れていて、あらためて見るとこれも意外と悪くないように思えてきました (・∀・)イイネ。
いずれにせよ、貴重なキハ205を満開の花桃と組み合わせて撮れたことは、現地へ来るまでは想像もしていなかったような嬉しい収穫です。ああ、余っていた「18きっぷ」最後の一回ぶんの使い道に、湊線のキハを選んでヨカッタよ ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。グッジョブ、オレ(笑)ъ(゚Д゚)グッジョブ。

これで中根でのキハ205撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

0030.jpg
中根の駅に入ってきた下り列車は
軽快気動車のキハ3710形。
ちなみに3710は「ミナト」の語呂合わせね(笑)。
日中は二運用の湊線、
この日はキハ205とキハ3710−1が
運用に就いていました。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根

先述したように、この日は夕方まで往復運転しているキハ205 イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ。ここでもう撮影を終えちゃうのはちょっともったいな気もするのですが σ(・∀・`)ウーン…、実は湊線を訪れた私にはキハの撮影以外にもうひとつの目的があり、しかも以前の教訓(?)を活かすと、ここでキッパリと撮影を切り上げたほうが良さそうなのです 乂・∀・´)オシマイ!。それはいったい何が目的で、どこへ行くのかというと・・・σ(゚・゚*)ンー…。
撮影ポイントから中根の駅に戻って、阿字ヶ浦ゆきの下り列車へ乗り ...(((o*・ω・)o、私が次に降りたのは湊線の主要駅、那珂湊。

0031.jpg
高田の鉄橋の駅名標は
近くの中丸川に架けられた鉄橋が
文字のモチーフとなっています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 高田の鉄橋
(車窓から)

0032.jpg
那珂湊へ到着する際に見られるのは
駅に併設された構内の車両基地。
前方の車窓(運転席脇)から眺めると
その様子がよくわかります。
(「゚ー゚)ドレドレ
いちばん左に佇んでいる銀色の車体は
湊線名物のステンレス気動車、
ケハ600形(のボディのみ)。
(゚ー゚*)ケハ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 那珂湊
(前方の車窓から)

0033.jpg
那珂湊の駅名標の文字、
モチーフになっているのは、
「那」の字が駅近くの史跡・反射炉、
「珂」の字が車両基地の車両(ケハ600)、
そして「湊」の字のニャンコは、
同駅に住み着いたマスコットの駅猫、
「おさむ」と「ミニさむ」を表しています。
(=ΦωΦ=)ニャア
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 那珂湊

0034.jpg
湊線全線の中間に位置する那珂湊、
ここで上下の列車が交換します。
左が阿字ヶ浦ゆきのキハ3710、
そして右は勝田ゆきのキハ205。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 那珂湊

中根1249-(湊線129)-那珂湊1256

0035.jpg
那珂湊はひたちなか海浜鉄道の本社や
構内に車両基地がある、湊線の中枢。
その名の通り漁港に近く、
市場などを訪れる観光客で駅が賑わいます。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 那珂湊

0036.jpg
駅名標に採用されている文字絵デザインは、
那珂湊の街の案内板にも見られました。
さて、私はドコへ向かうのかというと・・・
やっぱり鉄ちゃん的に気になるのは右下?

私が那珂湊で降りた目的は、マスコットの駅猫「おさむくん」に会いにきた (=ΦωΦ=)ニャア・・・のではなく(いなかったし)、駅に併設された車両基地(湊機関区)の保存車両などをまわりから覗くため・・・でもなく(列車のなかから眺めたし)、駅を背にした私は案内板に従って左へ800メートル、車両基地とは逆のほうへ歩みを進めます コッチ…((((o* ̄-)o。街なかを抜けて私がやってきたのは、威勢のいい声が場内に飛び交う那珂湊漁港の観光市場、その名も「おさかな市場」です >°))))彡 オサカナ。

0037.jpg
駅から徒歩15分ほどのところにある、
那珂湊漁港の「おさかな市場」。
漁港の近くで海産物販売店や飲食店などが
軒を連ねる観光市場です。
(*`ω´)ラッシャィ♪

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市場には茨城名物のアンコウも並んでいました。
深海魚らしいインパクトのあるお姿ですね。
w(゚o゚*)w オオー!

この「おさかな市場」で思い起こすのは、前回に湊線を訪れた三年前のゴールデンウィークのこと σ(゚・゚*)ンー…。
それは今回と同様に湊線での旧型キハの撮影と (^_[◎]oパチリ、そのついでに「おさかな市場」へ寄って美味しいお魚料理を食べようとした計画を企てるも (゚¬゚)ジュルリ、ついついキハの撮影に没頭しすぎて (*゚∀゚)=3ハァハァ!、午後遅くに市場へ着いた時点ではどの飲食店も「ネタ終了」「酢メシ終了」の札か掲げられており Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?、けっきょく私は食事にありつけなかったという苦い出来事がありました (´д`;)アウ…。もちろん第一の目的はキハの撮影なので、納得するまで撮り続けるべきなのですが、せっかく魚市場まで足を運んだのに何も食べられないで帰るのは、やはり切なかった (›´ω`‹ )ハラヘッタ…。


そんな過去の経験を踏まえて今回は、キハと水田や花桃など納得のいくカットが効率よく撮れたことから (*`д´)=b OK牧場!、昼ごろには中根での撮影を切り上げて、次の目的である「おさかな市場」へと向かったのです ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。いまの時刻は13時過ぎ。お昼時の混雑がちょっと気がかりなところですが、さすがにまだ「ネタ終了」とはなっていないでしょう。
港で軒を連ねるお食事処のなかから自分好みの一軒に入店 (*・ω・)ノ゙チワ♪。店内は混んでいたけれど客の回転は早いようで、しばらくすると私の目の前には念願の海鮮丼が運ばれてきました (☆∀☆)キタッ!。

0039.jpg
海鮮丼、キター.∵・(゚∀゚)・∵.ーッ!!
マグロ、ヒラメ、サーモン、
エビ、カニ、タコ、ホタテ、イクラ・・・など、
新鮮な魚介類がてんこ盛りっ!
これは豪華じゃありませんか!!
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!

0040.jpg
那珂湊の青い空、青い海に乾杯っ!(二杯目)
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノC凵☆


これにて今旅の目的は達成です。
今シーズンは私の休日と桜のタイミングがウマく合わず、余ってしまったような状態だった「青春18きっぷ」の残り一回ぶん。それを使って久しぶりに訪れたひたちなか海浜鉄道・湊線は、旧・国鉄型のキハ205を乗車のほうでも、撮影のほうでも、その魅力を存分に味わうことができ、そして前回のリベンジといえる「おさかな市場」での海鮮丼にもありつけた。さらには、初夏を思わせる気持ちのいい陽気や、まったりとした撮影環境にも恵まれて、個人的にとても満足度の高い旅となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

0041.jpg
0042.jpg
海鮮丼(とBEER)を堪能し、
那珂湊の駅から列車へ乗って帰路につきます。
ホームに入ってきた勝田ゆきのキハ205を
八重桜と絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 那珂湊

ちなみに今回の行程、実は茨城県内のおもな鉄道路線(県内の常磐線や湊線も含まれる)が乗り放題で、発売額が2,150円の「ときわ路パス」を使用すると、私が使った「18きっぷ一回分(2,370円換算)」+「湊線1日フリーきっぷ(900円)」よりも安くなるのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回はあくまでも「18きっぷ」の使いきりが目的だったし(それでも普通乗車券(東京〜勝田・片道2,270円)よりはずっと安い)、それに湊線のフリーきっぷを買ったことで少しでも同線の支援になれば、それでいいと思っています (*`д´)=b OK牧場!。

0043.jpg
キハ205の走りをじっくりと味わって、
終点の勝田に到着。
(・ω・)トーチャコ
勝田の駅名標の文字は、
ひたちなか海浜鉄道の玄関口と言うことで、
同鉄道のマーク(勝の字)と、
勝田駅前の商業ビル(田の字)が
モチーフとなっています。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田

そしてひたちなか海浜鉄道は、茨城交通だった湊線を引き継いでから、今年で10周年の節目の年となり、来月には記念イベントの「ひたちなか海浜鉄道開業10周年記念祭」が催されるそうです (*゚▽゚)/゚・:*【祝・10周年 ☆彡】*:・゚\(゚▽゚*)。そんな同鉄道が保有する車両なかでも、ひときわファンの注目を集める存在のキハ205 (´▽`*)キハキハ~♪。ちょっと・・・いや、だいぶ、車体の色褪せ具合が気になるところですが(これも味?)、国鉄型ファンのひとりとしては同車の末永い活躍を願っています。運行日と私の休みが合えば、またキハに会いに来よう・・・マタネ!(=゚ω゚)ノシ。

0044.jpg
ひたちなか海浜鉄道は今年で10周年!
キハ3710には記念のヘッドマークが掲げられていました。
(゚∀゚)オッ!
そして5/13(日)にはイベントが開催されます。
キハ205の出番はあるのかな?
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 那珂湊


0046.jpg
勝田で常磐線の普通列車に乗り換えて、
都内へと帰ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
春の「18きっぷ」シーズンは終了。
次の発売は夏ですね。
▲常磐線 勝田

那珂湊1411-(湊線134)-勝田1426~1439-(常磐428M)-上野1702




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ONE-shot 286 桜自慢 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 286 桜自慢

0401.jpg
サクラの影からオレンジの電車が、
ひょっこりはん!? ┃ω゚)ノ゙ヒョッコリ


流鉄流山線(りゅうてつながれやません)は
千葉県北部の馬橋と流山の間を結ぶ、
全長わずか5.7キロのローカル私鉄。

そんな短い運行距離でも、
沿線には見事な桜並木を抱えています。
(´▽`*)キレイ♪

ミニ路線が誇る、春の自慢 。


18.3.31 流鉄流山線 馬橋-幸谷



例年よりも早咲きだったぶん、
パッと咲いて、サラッと散ってしまった・・・
そんな印象を受ける、今年のサクラ。
(゚- ゚)ハカナイ…

しかも私は
関東でいちばんのピーク(満開)だった
お花見日和の週末(3/31・4/1)に、
土曜日が法事、
日曜日が休日出勤の仕事と重なってしまったため、
あまり桜鉄(桜と鉄道のコラボ撮影)に
時間を割くことができなかった、
ちょっと残念なシーズンでした。
σ(・∀・`)ウーン

それでも、
法事のあとにちょろっと立ち寄った
実家近くの流鉄流山線では、
見事に咲き誇る満開の桜に迎えられて、
一時間程度の限られた撮影にしては、
いい記録が残せたのではないかと思っています。
(^_[◎]oパチリ


今ではもうすっかり散ってしまって
葉桜となった関東の桜。
桜の花よ、
また来春に目を楽しませておくれ〜♪
マタネ!(=゚∇゚)ノシ





☆オマケ★

0405.jpg
ちなみにこの流鉄の桜スポット、
実はすぐ脇には
常磐線と武蔵野線を結ぶ短絡線(貨物線)があり、
流鉄撮影のついでに、
たまたま通りがかったロクヨン(EF64形電気機関車)も
桜と絡めて撮る事ができました。
(^_[◎]oパチリ
これは嬉しいオマケです(笑)
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪





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ONE-shot 285 春宵の駅 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 285 春宵の駅

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艶やかな夜桜に迎えられて、
ヘッドライトを輝かせた通勤電車が
プラットホームへ滑り込む。

ここは横浜市郊外(泉区)にある、
相鉄いずみ野線の弥生台(やよいだい)。
ふだんは閑静なニュータウンの駅も、
この時期ばかりは多くの鉄ちゃ・・・いや、
多くの人たちを魅了する、春の名所です。
(´▽`*)キレイ〜♪

そんな桜との組み合わせにふさわしいと思い、
2月にデビューしたばかりの新型車両
20000系を狙ってみました。
+(0゚・∀・) +ペカペカ+

でも、このフレッシャーくん(新入り)の
ダークな装い(YOKOHAMA NAVYBLUE)は、
あまり夜景に映えませんね・・・
(^^;)ゞポリポリ

写真をクリックして拡大されますと、
いちおう20000系だということが
お分かりいただけるかと思います)


18.3.29 相模鉄道いずみ野線 弥生台





0331.jpg
今日は4月最初の金曜日。
年度始めの慌ただしい一週間、
おつかれさまでした。
そして新入生、新社会人のみなさん、
新たな舞台でのスタートおめでとうございます。
ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゚'・:*☆オメデトォ♪






★オマケ☆

相鉄(相模鉄道)と言えば、
マスコットの「そうにゃん」。
ヘ(^・o・^)ノニャン♪
 
以前に拙ブログで「そうにゃん」をご紹介した際
ブログ仲間さんから
「いずみ野駅前のパン屋さんには、
そうにゃんのアンパンが売っているんですよ」
とのコメントをいただきました
(ソネブロのokoさん、情報ありがとうございます)。
(・o・*)ホホゥ
いずみ野は、桜並木がある弥生台の隣駅。
・・・というわけで、もちろん買ってきました、
そうにゃんアンパン」♪

0332.jpg
パンに「そうにゃん」の顔の焼き印が捺され、
中身は小倉あんとホイップクリームがぎっしりと詰まった、
かわいくて美味しいアンパンでした。
アソパソ(゚д゚)ウマー!!

(ちなみに電車形パンの
「パン・ド・そうてつ」のほうは売り切れですた・・・)




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ONE-shot 284 らんまん。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 284 らんまん。

0329.jpg
沿線の桜が満開となった西武多摩川線を
赤電復刻色の新101系がゆく。
懐かしい色を纏いつつも、
今シーズンから見られるようになった、
新たなコラボです。



新年度となる前の3月中に
はやくも見頃を迎えた東京の桜。
(´▽`*)サクラサク♪

今年は穏やかな晴天が続いたことで、
桜が長持ちしたと言われているけれど、
私の住む地域(東京)では
満開と週末休み(土日)のタイミングが、
ビミョーに合わなかったような気がしています。
満開宣言が出された週末はまだちょっと早かったし、
翌週末にはもう散りかけている・・・。
いちばんのピークは週の中ごろだったかな?
σ(・∀・`)ウーン…

そんな桜の状況をうかがいながら、
木曜日の朝の出勤前に
近所の西武多摩川線へ立ち寄ったのが
今回の「ONE-shot」。
(^_[◎]oパチリ

桜はベストの状態で撮ることができたけれど、
お目当ての赤電が来るのを待っていたら
会社にちょっと遅刻をしてしまったのは、
ここだけのハナシ・・・。
( ̄ b ̄) シーーッ


18.3.29 西武多摩川線 新小金井-多磨





ホントは・・・
ちゃんと遅刻せず時間内で収まるように
赤電の撮影へ臨んだのですが、
最初の一本目を私はミスってしまい、
列車の先頭部が画面から見切れてしまうという、
痛恨の遅切り(シャッタータイミングが遅い)。
(ノO`)アチャー
0228.jpg
でも、見事な満開の桜を前にして
このまま引き上げるワケにいかず、
会社に遅刻することを承知で
二往復目となる40分後の赤電を待ったのでした。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ



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