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ONE-shot 214 黄色先生 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 214 黄色先生

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運転日が一般に公表されておらず、
偶然にその姿が見られるとラッキーなことがある!?
なんて言われている「幸せの黄色い新幹線」こと
「ドクターイエロー(923形新幹線電気軌道総合試験車)」
(´▽`*)キイロセンセー♪。
でも、あまり運がいい方でない私は、
なかなか偶然には出会えません(笑)。
 
そこで確実に同車が見られる方法のひとつとして、
検測日二日目の上り列車を狙うテがあります (・o・*)ホホゥ。
ドクターイエローの検測走行は基本的に二日かけて行なわれ、
初日が下り線で、二日目が上り線。
つまり下りの検測走行が目撃情報などに上がっていれば、
翌日には上りで捕まえることができるのです
(゚∀゚*)オオッ!!。
 
ただし、下り検測の東京発がお昼頃なのに対して、
上り検測の東京着は日暮れ後の19時頃と、
東京近郊で走行シーンが撮れるのは日の長い時期に限られます。
だいぶ日が伸びてきたように感じた先週末、
前日にドクターイエローの下り情報を目にした私は、
ためしに多摩川を跨ぐ橋へと足を運んでみました。
通過は日没までに間に合わないけれど、
少しは明るさが残っているかな? σ(゚・゚*)ドーダロ?
 
 
ブルートーンに包まれた宵の口。
安全運行を影で支える黄色い新幹線は、
今日も全線での検測を無事に終えて、
東京へと帰ってきました
(´w`*)ドツカレサン
 
 
16.5.21 東海道新幹線 品川-新横浜
(後追い) 

ちなみに今回の撮影ではカメラのホワイトバランスを、
青みの強い蛍光灯補正モード(色温度3800K)に設定しています。
こうすることで、風景を日没後の青い雰囲気に表現できるだけでなく、
青色の反対色にあたる黄色が映えるんです (^^)。
 
 
 
 

☆オマケ
 
この日の私は多摩川へ行く前に
ちょろっと立ち寄ってきたところがありました …((((o* ̄-)o
それは東京の下町(台東区)にある「谷中よみせ通り商店街」。
実はここで行なわれていた「わくわく感謝祭」というイベントに
ソネブロ仲間でお馴染みのsonic画伯が参加されるとのことで、
応援しに顔を出してきたのです (=゚∇゚)ノ゙チワッス。

 
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商店街のお祭り的なイベントに、
作品の展示と絵葉書の販売、似顔絵描きで参加された、
sonicさんのブース (⌒▽⌒*)イラッシャイマホー。
日当り良好のバリ順、さらには酒屋の目の前と言う、
好ポジションでした(笑)
 
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お祭りと言えば出店・・・ (゚¬゚*)ジュル…。
つい匂いにつられて、買い食いしちゃいました。
これはよみせ通りの名店、コシヅカハムさんの
ハムやソーセージ、ベーコンの切り落としで、
この盛りが300円とは超お値打ち!
(´艸`*)オットク~♪
合わせる缶ビールは黒ビールの「TOKYO BLACK」。
東京の名がついていますが、軽井沢産の地ビールです
(画伯のブース前にある酒屋、リカーズのだやさんで購入。
ここにはちょっと変わったビールがいっぱい置いてありました)
(゚д゚)ウマー!!。
え?これじゃあsonicさんの応援ではなく、
単に飲みに行って邪魔しているだけじゃないかって?
( ̄◇ ̄;)ギクッ!

イベントでお会いした
ソネブロ仲間のsonicさん、ブリザドさん
短い時間でしたが、お話しできて楽しかったです (^^)。
 


共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道06・・・石勝線 夕張支線 乗車記 [鉄道旅行記]

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2016.03.26~28 北海道06
最終日はキハでのんびり乗り鉄。
石勝線 夕張支線 乗車記
 
  

ちょっと間が空いてしまいましたが 人( ̄ω ̄;)スマヌ、北海道新幹線の開業に合わせた北海道の鉄道旅、前回からの続きです。

二泊三日の旅程で組んだ今回の北海道旅では、初日に北海道新幹線道南いさりび鉄道(旧・JR江差線)を乗り潰したのち、函館から札幌へ移動 サポロ…((((o* ̄-)o。翌二日目には一日一往復となってしまった札沼(さっしょう)線の末端部の乗車と、昨年末に開業した札幌市電の延伸区間である都心線(西4丁目~すすきの)を乗り潰し。そんな三つの未乗車路線(区間)を潰したことにより、今旅における私のミッションはすべて完遂しました ミッチョンd(`・ω・´)コンプ!。でも、なぜかもう一日残っている、旅の日程・・・ (゚ー゚?)オヨ?。実は事前の計画どおりに実際の旅が進まなかったところがあり、ぶっちゃけ、一日余ってしまったというのが本当のところなんです (^^;)ゞポリポリ。というのも当初の計画では二日目に、札幌から新十津川まで札沼線に乗り、路線バスで函館本線の滝川へ出たあと(ここまでは実際に計画どおりの行動)、さらに函館本線の下り列車で深川へと移動し、そこから留萌(るもい)本線に乗車するつもりでした σ(゚ー゚*)ルモイ? 。留萌本線は函館本線と接続する深川を起点に、天塩地方の中規模都市・留萌を経て、日本海側の港町・増毛(ましけ)までの66.8キロを結ぶ非電化ローカル線 (・o・*)ホホゥ。そしてもうご存知の方も多いかと思われますが、同線の末端部である留萌と増毛の間(16.7キロ)は利用者僅少により、今年の12月6日をもって廃止されることが決まってしまいました (´・ω・`)ショボーン。私が訪れた3月末はまだ、正式発表前ではあったものの(JR北海道から廃止が公表されたのは4/8)、同線の部分廃止は以前からかなり現実味を帯びていて、これは乗れるときに乗っておかなくては・・・と思っていたのです (゚ペ)ウーン…。そこで私は旅の二日目を廃線危機にある札沼線と留萌本線の乗車に宛て、そして三日目に札幌市電を乗り潰し、夕方の飛行機で新千歳空港から東京へ帰るという計画を立ててみました (・o・*)ホホゥ。ところが、春先というこの時期の留萌本線、しかも廃止が濃厚な留萌と増毛の間は、沿線で雪崩の危険性があることから、しばらく運転を取りやめているとのこと・・・( ̄△ ̄;)エッ…。

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運行情報に掲載されていた留萌本線の運休
(3/28現在のキャプチャ)。
利用者の減少に加え、
このような過酷な自然環境下を走る同線は
保守費用の面でも厳しい立場にあります。

そんな情報が流れているなか、今年は暖冬で北海道の雪解けも早いことから、どうにか3月末までには運転が再開されるといいなぁ・・・σ(・ω・`)ドーダロ…と、私は勝手な希望をこめて、当初の計画どおりに二泊三日の旅程を遂行すべく、勤め先に月曜日(旅の三日目)の有給申請を出し、宿や帰りの飛行機の手配などを進めました \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ。しかし願いは実らず、結局は当日になっても運休は解除ならず・・・(_ _|||)ガクッ。もちろん安全運行を考えると運休は致し方ないことです。でも、私が留萌本線の末端部を廃止前に訪れるのは、おそらくこれが最後の機会になっていたのではないかと思うと、やはり残念でなりません・・・(´・ω・`)ザンネン。

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私は過去に一度だけ、
乗り潰し目的で訪れた留萌本線。
同線の末端部にあたる留萌~増毛の16.7キロは
今年12月での廃止が決定しています。
廃止前に再乗車したかったところですが、
雪崩警戒で区間運休となっており、
今回の乗車は叶いませんでした。
(ちなみに現在はもちろん運行を再開しています。)
▲93.12 留萌本線 増毛

そんなワケで滝川から先の旅程が白紙状態となった二日目は、特急「オホーツク」を撮影してから函館本線で札幌へと戻り、当初は翌日に予定していた札幌市電の乗り潰しを前倒ししたのでした (´ω`)ナルヘソ。これにより空いてしまった三日目。新千歳から飛行機が飛ぶ午後4時まで、何をしよっかな・・・σ(゚・゚*)ンー… 。札幌観光?食べ歩き?飲み歩き?(σ´∀`)σイイネ~。いやいや、やっぱり鉄ならば・・・エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。


3月28日(月)

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初日、二日目に続き、三日目もスッキリとした快晴。
青空に赤煉瓦の北海道庁(旧庁舎)が映えます。
(´▽`*)イイテンキ~♪

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札幌から乗るのは左の網走ゆき特急「オホーツク」!
(゚∀゚*)オオッ!!
・・・ではなく、右の千歳線、苫小牧ゆき普通列車。
(´σД`)ナーンダ
▲16.3.28 函館本線 札幌

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千歳線は札幌から三駅目の平和を出ると
函館本線と分かれます サイナラ~(=゚ω゚)ノシ
(路線上の正式な分岐駅は苗穂)。
ちなみに左の方は、前日に訪れた滝川方面。
▲16.3.28 千歳線 平和-新札幌(車窓から)

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苫小牧ゆきを降りたのは、千歳。
全線にわたって電化されている千歳線ですが・・・
おや?ディーゼルカーのキハ40(右)が
停まっとるぞ? (=゚ω゚=*)ンン!?
▲16.3.28 千歳線 千歳

初日、二日目と朝早い出発だった今旅ですが、三日目はホテルでモーニングを食べられるくらいの余裕がありました。そもそもこの日は札幌市電を巡る予定だったので、朝食付きの宿泊プランを選んでいたんです (´ー`)ノンビリ。ゆっくり目の時間にホテルを出て、札幌駅から乗ったのは千歳線の普通列車。千歳線と言えばその名でもわかるように、新千歳空港の方へ向かう路線です。あれ?もう空港へ向かっちゃうの? (゚ー゚?)オヨ?・・・かというと、そうではありません。私は空港の手前にある千歳で下車。同駅の別ホームには、今旅で何度もお世話になっていてお馴染みの、北海道色キハ40の姿がありました (゚∀゚)オッ!。その車体側面には【千歳⇔夕張】のサボ(行き先板)が掲げられています。

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快速列車や特急列車が頻繁に行き交う
長い高架ホームの千歳駅にぽつんと佇む
単行のキハ40 (´▽`*)キハキハ~♪。
その行き先は夕張となっています。
▲16.3.28 千歳線 千歳

そう、この千歳始発の夕張(ゆうばり)ゆきが、次に私の乗る列車 (゚.゚*)ユーバリ?。昨晩にホテルの部屋で飲みながら時刻表を開き、三日目の行動を考えていたところ σ(゚・゚*)ンー…、夕張ならば普通列車で往復しても、飛行機の出る16時までに新千歳空港へ余裕を持って着けることが可能だとわかったのです (゚∀゚)オッ!。札沼線や留萌本線と同じように、夕張へ行く夕張線(正式な路線名称は後述)も、個人的にかなりご無沙汰となっている路線 (=゚ω゚)ノ オヒサ!。久しぶりに乗ってみたいところだし、同線の自然豊かな沿線風景や古い駅舎などは適度な旅情も味わえます (・∀・)イイネ!。実は折り返し列車の都合で、夕張での滞在時間はわずかに8分間しか無いのですが ( ̄△ ̄;)エ…、私としてはそこへ向かうまでの車窓が楽しめれば、それでじゅうぶん (*`д´)=b OK牧場!。目的地へ行くというよりは、乗っていることに意味がある。これぞ乗り鉄的な三日目の使い方ではありませんか!( ´_ゝ`)フーン…・・・と、ふつうの方からしたら呆れるようなことを自画自賛しつつ、私は夕張ゆきのキハへと乗り込みました。10時38分、キハはエンジンを震わせて、定刻に千歳を発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

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千歳を発車した直後の夕張ゆき。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
単行のキハに乗客は片手で数えられる程度でした。
ま、こんなもんでしょう・・・。

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千歳の次駅は南千歳。
ここは千歳線の本線と新千歳空港へ向かう支線、
そして私が乗っている夕張ゆきの列車が進む、
石勝(せきしょう)線の分岐駅です。
(・o・*)ホホゥ。
ホームには石勝線の起点を示す0キロ碑が
建てられています (゚∀゚)オッ!。
▲16.3.28 千歳線 南千歳(車窓から)

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前面展望で見た三線の分岐点。
m(・∀・)m カブリツキ♪
左の電化路線が千歳線の本線、
真ん中の非電化路線が石勝線、
右の地下トンネルへ伸びているのが、
千歳線の新千歳空港支線です。
▲16.3.28 千歳線 南千歳(前方の車窓から)

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千歳線と分岐した石勝線は非電化の単線。
キハ旅にふさわしいローカルなムードが漂います。
(´ー`)ノドカ。
ただし札幌と道東を結ぶ特急列車が頻繁に走る同線は
地方交通線(いわゆるローカル線)ではなく、
幹線扱いとなっています ( ̄。 ̄)ヘー。
▲16.3.28 石勝線 南千歳-追分(前方の車窓から)

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南千歳を出てしばらく進んだところでは、
レンタカーの営業所や駐車場が多く見られます。
σ(゚ー゚*)クルマ…。
新千歳空港でレンタカーを借りる際は、
このあたりまで送迎バスで連れて来られるんですよね。
私も何度か経験があります(笑)
▲16.3.28 石勝線 南千歳-追分(車窓から)

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そんなレンタカー地帯を過ぎると、
車窓には北海道らしい広々とした風景が広がります。
キモチ(´▽`*)イイ~♪
♪はて~し~ない~、おお~ぞら~と~♪
▲16.3.28 石勝線 南千歳-追分(車窓から)

千歳の次駅、南千歳を出た夕張ゆきの列車は、千歳線と分かれて石勝(せきしょう)線へと入ります σ(゚ー゚*)セキショー?。石勝線は南千歳から、室蘭本線と接続する追分(おいわけ)や、スキーリゾートで有名なトマムなどを経て、根室本線の新得(しんとく)までを結ぶ132.4キロの本線と、本線の途中にある新夕張から分岐して夕張へと至る18.2キロの支線(夕張支線)からなる全線非電化の幹線で、千歳線と根室本線の間を繋ぐ本線は札幌などの道央圏と帯広や釧路などの道東を結ぶバイパス的な役割を持っていることから、特急列車が頻繁に運転されています (・o・*)ホホゥ。ちなみに路線名は旧国名の石狩と十勝を結ぶことが由来。

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石勝線を地図で示すとこんな感じ。
(・o・*)ホホゥ。
南千歳~新得の本線と、
新夕張~夕張の支線からなります。
(クリックすると少し大きく見られます)

そんな石勝線の歴史は意外と浅く、現在の形になったのは今から35年前の1981年のこと。んじゃ、それ以前はまったく路線がなかったのかと言うとそうではなく、石勝線となる90年近くも前の1892年には、すでに追分と夕張の間(上記地図参照)が北海道炭礦(たんこう)鉄道として開業しており、のちの国有化(国鉄)で夕張線と名付けられました。明治時代から石炭採掘の炭鉱で栄えた夕張は、その石炭を輸送する手段として鉄道の開業も早かったのですね。そう、実は現在の支線に当たる方がずっと歴史は古いんです ( ̄。 ̄)ヘー。しかし石炭から石油へのエネルギー革命や海外炭の普及、さらには度重なる爆発事故などによって夕張炭鉱は衰退。1980年代には炭鉱のほとんどが閉山となり、夕張線も廃線危機に追いやられました (´・д・`;)ハラハラ…。ところがそのほぼ同時期、トンネル掘削技術の進歩によって、夕張の東側にそびえる日高山脈を貫く長大なトンネルが完成。道央と道東を結ぶ新たルートとして整備され、千歳空港(現・南千歳)と追分の間、そして新夕張~新得の間に新規の路線が開業し、既存の夕張線区間(追分~新夕張)も含めて石勝線となったのです (・Д・*)ヘェー。ちょっと面白い歴史ですよね。

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比較的新しい南千歳と追分の間は
トンネルが断続的にあります。
トンネルとトンネルの間にある信号場では、
帯広から札幌へ向かう、特急「スーパーとかち」と交換。
キハ261系が高速で駆け抜けてゆきました。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲16.3.28 石勝線 南千歳-追分(西早来信号場)
(後方の車窓から)

私の乗った列車は、後年に開業した南千歳と追分の間を順調に走行中 …((((*・o・)ノ Go!Go!。ちなみにこの17.6キロの間に途中駅はいっさい無く、なんとも長~いひと駅間です ( ̄  ̄;)ナガ… (交換設備のある信号場は設置)。実はこの石勝線、17.6キロ程度の駅間距離で驚くのはまだ甘く、今旅での私は通りませんが、この先の新夕張~占冠(しむかっぷ)の駅間はなんと34.3キロ、続く占冠~トマムは21.3キロ、トマム~新得は33.8キロもあるんです Σ(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!?。山に囲まれたこのあたりは開業時から沿線に民家が少なく、駅を設置する必要が無かったのだとか (゚ー゚;)ナルヘソ…。夕張ゆきの列車は途中の信号場で交換待ちの停車はあったものの、南千歳から22分もかけてようやく次駅の追分に到着です。

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追分の手前で近づいてきたのは、
室蘭本線の線路。
(゚∀゚)オッ!
▲16.3.28 石勝線 南千歳-追分(車窓から)

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ちょっと長めの停車時間がある追分。
この間に夕張ゆきの普通列車は
後続の特急「とかち」に道を譲ります。
ε=(=゚ω゚)ノ オサキ!。
▲16.3.28 室蘭本線 追分

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その駅名が示すように、
室蘭本線と石勝線が分岐する追分。
かつてはここが夕張線の起点でした。
ちなみにこの追分に隣接していた追分機関区は
最後まで蒸気機関車が残されていた機関区として
オールドファンには有名で、
追分駅近くの安平超鉄道資料館には、
D51などが保存されているそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲16.3.28 室蘭本線 追分

夕張ゆきの列車は、追分で後続の特急を先に通すため12分ほど停車 (´ー`)ノンビリ。その停車時間で駅舎や構内などをちょろっと眺めてから再び車内へと戻ると、なんと乗客はゼロ (゚∇゚;)エッ!?。千歳を発車した時点では5、6人の乗客がいたのですが、みんな追分で下車したか、特急列車に乗り継いでしまったようです。私ひとりの貸切列車とは、なんとも贅沢なような、寂しいような、ビミョーな気分・・・(^^;)ゞポリポリ。追分を発車した列車はここから、明治時代に開業した旧・夕張線区間へと入りました。ただし開業年に差があるとはいえ、現在はこの区間も高速で走る特急列車などに対応した整備が施されており、乗り心地的には変わりありません。

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追分でみんな降りてしまい、
夕張ゆきの乗客は私ひとりだけに・・・。
(・ω・)ポツン…。

ところで石勝線の特急と言えば余談ながら、もうひとつ同線には変わった特徴がありまして (゚∀゚*)ナニナニ?、石勝線(本線)の新夕張と新得の間には普通列車が一本も運行されておらず、この間を走るのは特急列車のみ ( ̄△ ̄;)エッ…。これでは乗るたびに特急料金がかかって大変なように思われますが、JRは特例としてこの新夕張~新得の区間利用に限っては特急料金を徴収せず、普通乗車券のみで特急に乗れることを認めているのです ( ̄。 ̄)ヘー。この特例は普通列車乗り放題でお馴染みの「青春18きっぷ」にも適用され、「18きっぱー」には同切符だけで特急に乗れるオトクな区間(?)として知られています (´艸`*)オットク~♪。私も過去に一度だけ、「18きっぷ」で同区間の特急に乗ったことがありました。

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追分の次駅・川端でも、
上りの特急と交換で7分停車。
今度はキハ283系の「スーパーおおぞら」でした。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲16.3.28 石勝線 川端(後方の車窓から)

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そんな川端には、
ホームの横に旧型客車の姿がありました。
(゚∀゚)オッ!。
どうやら駅に隣接したゴルフ場で
待合室などに活用されていたみたいですが、
現在このゴルフ場は閉鎖されたようです。
▲16.3.28 石勝線 川端(車窓から)

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川端を出ると車窓には
夕張川が眺められるようになります。
このあたりはなかなか景色がいい。
(´▽`*)イイネ♪。
▲16.3.28 石勝線 川端-滝ノ上(車窓から)

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そんな車窓風景を眺めながらいただくのは、
札幌駅で買ってきた「味めぐり四色どんぶり(¥1080)」
イクラ、カニ、ウニ、サケが酢飯にのった、
見た目にも華やかなどんぶりです (゚д゚)ウマー!。
☆☆☆☆・
キハに揺られながら、海鮮丼とクラシックで飲み鉄。
これぞまさに至福のひと時。
。゜+.(o´∀`o)シヤワセ゜+.゜。

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普通列車なのに、駅を通過・・・
(゚ー゚?)オヨ?
これは先日のダイヤ改正で廃止となった
十三里(とみさと)駅。
交換設備があることから現在は信号場となっています。
ちなみに同線の東追分も同様の扱いとなりました。
▲16.3.28 石勝線 滝ノ上-新夕張(車窓から)

追分の次駅、川端から先は夕張川に沿って走るようになり、車窓風景に変化が出てきました (゚∀゚)オッ!。ガラガラの車内(っていうか一人だけ・・・)なので、列車が鉄橋を渡って川の見える方向が右に左にと変わるたび、私もビール片手に右へ左へ席を移動して風景を眺めます アッチo(゚д゚o≡o゚д゚)oコッチ。このあたりの景色は特急「おおぞら」などからも何度か見ているけれど、普通列車のゆっくりとした速度で眺めるのがまた、飲み鉄にはちょうどいい感じなんですよね (´ー`)マターリ。ビールを一缶飲み干した頃、列車は本線と支線が分岐する新夕張に着きました。

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追分から40分ほどで新夕張。
ここから列車は夕張支線へと入ります。
石勝線開業前の同駅は紅葉山(もみじやま)の駅名で、
夕張方面へ向かう夕張線の本線(現・夕張支線)と、
登川方面へ向かう登川支線の分岐駅でした。
( ̄。 ̄)ヘー。
▲16.3.28 石勝線 新夕張

山に囲まれたこのあたりで、比較的しっかりとした街が形成されている新夕張。同駅からは2、3人の地元客が乗って来られて (*・ω・)ノ゙チワッス、貸切状態は解消されました 。他に乗客がいる方が、気持ち的にやっぱりホッとします ε-(´∀`*)ホッ。分岐点の主要駅ながらもここでは二分程度の停車時間で、夕張ゆきのキハは新夕張を発車 m9(`・ω・´)シュパーツ!。ここから先がかつて炭鉱でにぎわった夕張線時代を色濃く残す区間となり、正式には石勝線の支線だけれど、今も夕張線と呼ぶ方が多いのだとか。

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前方から眺めた本線と支線の分岐点。
右が新得方面の本線で、
左が夕張方面の支線です。
私が乗っているキハが進むのは、もちろん左。
o(- ̄*o))))…コッチ。
▲16.3.28 石勝線 新夕張-沼ノ沢
(前方の車窓から)

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夕張川を渡って東へ向かう本線を右に見て、
支線のほうは川沿いに北上します。
▲16.3.28 石勝線 新夕張-沼ノ沢(車窓から)

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ここまでの本線も単線ではあったものの、
特急が通らない支線に入ると、
どこかのどかさが増したように思います。
正面に見える山は・・・夕張岳?
それとも冷水山かな・・・?
σ(゚・゚*)ンー…
▲16.3.28 石勝線 新夕張-沼ノ沢
(前方の車窓から)

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新夕張の次駅は沼ノ沢。
同駅からはかつて、真谷地(まえやち)炭鉱へ向かう
北海道炭礦汽船の真谷地炭鉱専用線が分岐しており、
基本的に石炭輸送の貨物線だったものの、
便乗扱いで客車が運行された時期もあったのだとか。
同線は前谷地炭鉱の閉山に伴い、1987年に廃止。
▲16.3.28 石勝線 沼ノ沢(車窓から)

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沼ノ沢から二駅進んだ清水沢。
同駅からもかつては、
三菱大夕張炭鉱・南大夕張炭鉱へ伸びる
三菱石炭鉱業・大夕張鉄道が分岐。
同線は正式に旅客営業も行っており、
道路が未整備だった時代に
沿線地域の重要な足となっていました。
貨客混合列車の運行や客車内にダルマストーブが
設置されていたことなどから
鉄道ファンに人気の高い路線でしたが、
三菱南大夕張炭鉱の合理化に伴い、1987年に廃止。
清水沢の駅舎とホームの間にはいまも、
広大な側線跡が見られます。
▲16.3.28 石勝線 清水沢(車窓から)

新夕張で新得へ向かう本線と分かれ、夕張川に沿って北上する夕張ゆき …((((*・o・)ノ Go!Go!。支線は本線よりも駅間が短く(本線の駅間が長いのは、廃駅があったことなどにもよるけれど)、ちょこちょことこまめに停まる印象です。かつては北海道炭礦汽船の真谷地炭鉱専用線が分岐していた沼ノ沢、そして三菱石炭鉱業の大夕張鉄道が分岐していた清水沢など、最盛期には石炭を満載した多くの貨車が頻繁に入れ替え作業を行っていたであろう広大な側線やヤードの跡が今でも見られ、もちろん汽車や貨車の姿などは無いものの、かつての繁栄を静かに物語っています (´ω`)シミジミ。私は門外漢ですが、廃線マニアや近代史好きの方ならば、このあたりをじっくり散策してみると面白いかもしれませんね。清水沢を出ると夕張支線は夕張川と分かれ、その支流の志幌加川に沿った渓谷を進みます (゚∀゚)オッ!。ここは同線の中で最も急な上り勾配となり、キハはあえぐようにエンジンを震わせるも、速度は30キロ程度といったところ。まさに亀のような歩みです ノロノロ…ε~ε~ε~((((*'~')。

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清水沢を出た列車は上り勾配へと差し掛かり、
車窓には自然豊かな渓谷が眺められます。
(゚∀゚)オッ!。
▲16.3.28 石勝線 清水沢-鹿ノ谷(車窓から)

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前方に見えてきた鹿ノ谷トンネルは、
口が二つ・・・(゚ー゚?)オヨ?
実は石炭輸送最盛期の夕張線は一時、
複線だった時代があり、
使われていない左のトンネルはその名残り。
( ̄。 ̄)ヘー。
単行のキハが一日に5往復しか走らない現在からは
考えられないようなことですね。
▲16.3.28 石勝線 清水沢-鹿ノ谷(車窓から)

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そんなトンネルを抜けたところにあるのが、鹿ノ谷。
この駅からもかつては北海道炭礦汽船の夕張鉄道が分岐。
夕張鉄道は夕張の石炭を小樽へ運ぶために敷設された鉄道で、
夕張(本山)から室蘭本線の栗山を経て、
函館本線の野幌までを結んでいました。
同鉄道は旅客営業にも力を入れ、
一時は急行列車の運転も行われていたそうです。
新夕張炭礦、平和炭鉱の閉山に伴い、1975年に廃止。
ちなみに同鉄道のキハ250は茨城の鹿島鉄道に譲渡され、
2000年代まで活躍をつづけました。
▲16.3.28 石勝線 鹿ノ谷(車窓から)

渓谷の勾配を上り切ってトンネルを抜けた列車は、かつての炭鉱最盛期の当時には幹部用の住居が建ちならぶ高級住宅地だったという鹿ノ谷の集落を車窓に見ながら進みます ( ̄。 ̄)ヘー。鹿ノ谷の次は終点の夕張。すると突然、進行方向の右手の山すそには、なんとも立派な白亜のリゾートホテルが見えてきました (゚∇゚;)エッ!?。そのホテルの真横にあるのが夕張駅です。列車は一面の簡素なホームへ静かに停車 (・ω・)トーチャコ。

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定刻の12時26分、終点の夕張に到着。
(・ω・)トーチャコ。
ひなびた終着駅かと思いきや、
すぐ横には立派なリゾートホテルが見えます。
(゚ー゚?)オヨ?。
▲16.3.28 石勝線 夕張

札幌0940-(千歳2746M)-千歳1030~1038-(石勝2629D)-夕張1226

ローカル線の終着駅というと、閑散としたひなびた小駅か、もしくは逆にその町の中心的な存在で、駅前がそこそこ賑わっているような感じが多いのですが、この夕張の駅前で目立つのは、車窓からも見えた瀟洒なリゾートホテル ( ̄△ ̄;)エッ…。今までの同線のローカルな雰囲気を打ち消すような、ちょっと異質ともいえる情景です σ(゚・゚*)ンー…。実はもともとの夕張駅(二代目)は、ここからさらに0.8キロほど北に進んだ街の中心部にあったのですが、斜陽となった炭鉱に代わる産業として市が期待するリゾート開発に伴い、駅はスキー場やレジャー施設が併設されたリゾートホテルの前へ1990年に移転。それが現在の夕張駅です (゚ー゚;)ナルヘソ…。

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リゾートホテルの前に立つ、教会風の夕張駅舎。
ちなみに私が初めて夕張支線に乗ったのは91年で、
すでに同駅はこの場所にありました。
今回の訪問はそれ以来25年ぶり。
(=゚ω゚)ノ オヒサ!。
▲16.3.28 石勝線 夕張

たしかに今の夕張駅はリゾートホテルに直結したような好立地・・・ではありますが、はたしてスキーリゾートに列車で、しかもローカル線の普通列車を利用する方がどれだけいるのだろう?個人的には以前の街なかにあった方が、利用価値が高かったように思われるのですが・・・σ(゚・゚*)ンー…。。まあ、こういう経緯がある駅っていうのも、趣味的には面白いんですけれどね (´ω`)マァネ。ちなみに夕張駅から街の中心部までは徒歩で15分ほど。時間に余裕があれば街へ行って、石炭博物館などを見学してみたかったところですが σ(・∀・`)イキタイ…、私は飛行機の出発時刻の関係から、すぐに折り返し列車で千歳へ戻らねばならず、夕張で与えられた時間はわずかに8分だけ ( ̄  ̄;)8フン…。到着した列車や駅舎などの記録撮影をしていたら、あっという間に発車時刻を迎えてしまいました アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。次の列車は4時間後ですから、乗り遅れるわけにはいきません ε=┌(;゚д゚)┘ノリマツ!。ああ、せめて駅前の喫茶店で、名物の夕張メロンソフトクリームくらいは食べたかったなぁ・・・σ(・∀・`)ザンネン…。

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夕張の終端部を記録し (^_[◎]oパチリ、
急いで列車に戻ります。
ε=(;゚ω゚)ノノリマツ!。
次に来る機会があれば今度は
夕張の街まで足を運びたいところです。
▲16.3.28 石勝線 夕張

札幌から普通列車で片道二時間半、現地の滞在はわずか8分、帰りは千歳までまた二時間・・・。なんとも酔狂な時間の使い方ですが (^^;)ゞポリポリ、北海道らしい自然豊かな車窓風景に加え、歴史的にも面白い経緯を持つ石勝線夕張支線の旅は、ただ列車に揺られているだけでもじゅうぶんに楽しめました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。ちなみにこの夕張支線も廃止が決定した留萌本線の末端部や、一日一往復となってしまった札沼線の末端部と同様に、利用客僅少で廃止が取りざたされている路線のひとつ (゚ペ)ウーン…。お伝えしたように乗客が私一人なんて区間もあり、今後の存続にはかなり厳しい状況だと思われますが、個人的にこれが最後の乗車機会とならず、また同線の旅ができる日があることを願っています。

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帰りの列車でも追分では、
24分の停車時間がありました。
(´ー`)ノンビリ。
左が私の乗る石勝線の千歳ゆきで、
右は室蘭本線の岩見沢発苫小牧ゆき。
▲16.3.28 室蘭本線 追分

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夕張から二時間、南千歳まで戻ってきました。
私はここで下車し、千歳ゆきのキハを見送ります。
夕張までの往復お疲れさまですた。
(´w`*)ドツカレサン。
▲16.3.28 千歳線 南千歳

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そして南千歳からは
新千歳空港行きの快速「エアポート」へ乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
この列車が今旅のラストランナーです。
▲16.3.28 千歳線 南千歳

夕張で折り返し、再び来た道を戻る千歳ゆきの上り列車。万が一列車が大幅に遅れて、飛行機に間に合わなかったらどうしよう・・・(´・д・`;)ハラハラ…との心配は杞憂で、列車は遅れることなく千歳線と接続する南千歳まで帰ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。あとは新千歳空港行きの快速「エアポート」に一駅乗るだけ。これで今回の北海道旅はおしまいです (´w`*)ドツカレサン。

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南千歳を発車した「エアポート」は
すぐに地下へと潜ります。
また来る日まで、さよなら北の大地・・・
バイチャ!( ゚д゚)ノシ。
▲16.3.28 千歳線 南千歳-新千歳空港
(後方の車窓から)

夕張1234-(石勝2628D)-南千歳1413~1424-(快速エアポート136号)-新千歳空港1427


北海道新幹線の開業日、その初乗りから始まった、二泊三日の北海道鉄道旅。いちばんの目的であった北海道新幹線では、東京からの新幹線で青函トンネルを抜けた瞬間の感動は大きく、また函館や北斗など街をあげての歓迎イベントは観光客のひとりとして嬉しいものがありました ・:*:・(*ノ∀`*)カンゲキ!・:*:・。そして北海道新幹線に合わせて巡った、道南いさりび鉄道や札幌市電の乗り潰し、さらには札沼線や夕張支線の再訪など、新幹線あり、特急列車あり、新型電車あり、ローカルなキハあり、路面電車あり・・・と、バラエティに富んだ乗り鉄旅を存分に満喫 (*⌒∇⌒*)マンキツ♪。今旅ではあまり撮り鉄の方には力を入れていなかったものの、旅の途中で効率よく国鉄型キハ183系の「オホーツク」が撮れたのも、個人的には大きな収穫でした (^_[◎]oパチリ。私にとって北海道はなかなか行くことができない遠い地。セコイ私はこの渡道機会にできるだけいろいろな路線を訪れてしまったことから、旅行記の方もついつい長引いてしまいました m(・ε・)mスンマソ-ン。旅行した3月の北海道はまだ所々に残雪が見られる春先でしたが、いまではもうすっかり初夏。冬枯れだった豊ヶ丘の林も爽やかな新緑のシーズンを迎えていることでしょう。長々と綴ってきた拙い旅行記に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました <(_ _*)>アリガ㌧。

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空港では飛行機の時間までに余裕があったので、
最後に食堂街で札幌ラーメンをいただきました。
濃厚な味噌ラーメンが美味しい~♪
(゚д゚)ウマー!

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札幌からの飛行機は
早い時期に格安で予約できたAIRDO。
飛行機の機種はよーわかりませんが、
こんな飛行機に乗りますた。
それにしても今旅は
三日間ともいいお天気だったなぁ・・・。

札幌・新千歳1600-(ADO028)-東京・羽田1740



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ONE-shot 213 カシオペア、再始動! [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 213 カシオペア、再始動!

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今年の3月、北海道新幹線の開業により、
惜しまれつつ運行を終えた寝台特急「カシオペア」ですが、
 (´・ω・`)ショボーン。
来月からは今までの寝台特急という形ではなく、
東北や北海道の各地を数日かけて巡る豪華なツアー列車、
いわゆる「クルージングトレイン」として
ふたたび運転されることになりました
└(`・∀・´)┘フッカツ!!。
 
復活するんだったらあの引退騒ぎは何だったの!?
というような声も聞こえそうだけれど、
何はともあれ、
ファンにとってこの再始動は嬉しいお話です。
・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ウレシス・:*:・。
 
 
そんな「カシオペア・クルーズ」の運行に先駆けて、
同車両の試運転が行なわれるとの情報をお仲間から頂きました
(いつもありがとうございます <(_ _*)>アリガ㌧)。
上越線を経由する今回の試運転列車、
同線らしい情景を求めて私が撮影地に選んだのは
群馬と新潟の県境に位置する"国境の長いトンネル"こと、
新清水トンネルの出口付近です
 
青いEF64とピンクのEF81(しかも81号機!)という、
異形式重連の電気機関車にエスコートされて
トンネルから出てきた「カシオペア」。
(゚∀゚*)オオッ!!
復帰を待ち望んでいた多くのファンが見守るなか、
緑が眩しい初夏の上越国境を颯爽と走り抜けてゆきました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
来月以降の営業運転も楽しみです (^^)
 
 
16.5.14 上越線 土合-土樽
 
 
 
 

☆オマケ
 
 新潟県の土樽(つちたる)まで行っておきながら、
ご紹介するのがたった一枚だけとは、
なんとも贅沢(?)な「ONE-shot」ですが、
実はこのあたりの上越線は運転本数が極端に少なく、
本命の「カシオペア」以外に撮れるような列車が
無かったんですよね・・・(^^;)ゞポリポリ。
まさに収穫はこれだけの「ONE-shot」

 
でも、この撮影だけじゃ交通費がもったいないので、
帰りには群馬県みなかみ町の上牧(かみもく)駅前にある、
日帰り温泉「風和の湯」に立ち寄ってきました。
オソセソ (σ´∀`)σ イイネ~!
 
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日帰りとはいえ、たまには温泉もいいものだな〜
—————ゴクラク♪ (*^ 0 ^A ゴクラク♪—————
と、お湯に浸かりながらまったりしていると、
突如、線路の方から聞こえてきたのはSLの汽笛・・・
ポォォォ━━ Σ(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!? ━━ッ
 
ありゃま、
今日はSL「みなかみ号」が走る日だったのね。
(ノO`)アチャー
SLの運転日を把握していないとは撮り鉄失格ですが、
温泉で汽笛が聞けたなんてレアな体験、
なんだかちょっとトクした気分でした(笑)



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中央本線・・・倉岳山からの189系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2016.04.30 中央本線
GWは楽しもう登山!?
倉岳山からの189系 撮影記
 
  

ただいまー(^o^)/
GWは山梨県大月市にある倉岳山(くらたけやま)に登ってきましたよー♪

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駅から続く道の先に見えるあのお山が倉岳山ね。
倉岳山は山梨百名山のひとつ。
名前の由来は馬具の鞍に似ていることから、
鞍岳山→倉岳山になったそう♪

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初夏の山道は新緑がとっても爽やかで、
あおたけはもうワクワク(´艸`*)♪

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わぁっ!ニリンソウのお花が咲いていましたよ!
とってもかわいいなっ(*^0^*)


・・・って、いったいアナタは誰っ!? ( ̄△ ̄;)ダレ!?(ソネブロ仲間のちぃさん&かめぴーさん、パロっちゃってゴメンナサイ! m(_ _)mスンマソン)。

今年のGW、連休ともなればどこか鉄道旅に出かけたいところですが σ(・∀・`)イキタイ…、3月に新幹線で北海道へ行ったときの旅費と、4月にちょっとした物入りがあって、いまの私はとても旅に出られるような余裕など無い金欠状態 (つω-`。)ボンビー…。こういう時は何も無理して遠出せずとも近場で、かねてから気になっていた車両や列車を撮ってみたり、一度は訪れたいと思っていた撮影地へ足を運んでみたりするのも、連休のいい過ごし方かもしれません (´ω`)アンキンタン…。先日にご紹介した「ONE-shot」の四方津(しおつ)俯瞰もそのひとつです。そしてもう一カ所、四方津俯瞰とは撮影日の順序が前後しちゃうのですが、私にはずっと気になっていた中央本線の撮影ポイントがありました ( ´_ゝ`)フーン。それが冒頭でちょろっと触れている、倉岳山です σ(゚ー゚*)クラタマ?。山梨県大月市にある倉岳山、駅で言うと中央本線の梁川(やながわ)と鳥沢の間あたりに位置し、ネットで見かけた写真によると、どうやらその山頂付近から中央本線を行き交う列車が俯瞰撮影できるらしい (・o・*)ホホゥ。俯瞰撮影好きの私としてはもちろん、そこへ行って撮影してみたいものです ココ(・∀・)イイネ!。ただし、私は俯瞰好きとはいえ、いままでに上ったポイントは山というよりも丘に毛が生えたようなところばかりで、麓からせいぜい30分もあればたどり着けていました (・ω・)トーチャコ。それに対して今回の倉岳山は標高990メートルと、登山初心者向けの低山ではあるものの、麓から頂上までの到達予測時間は約二時間から二時間半 ( ̄  ̄;)ニジカンハン…。登山や山歩きに慣れている方からしたら、これくらいは大したことの無い高さと距離かもしれないけれど、私にとっては相当な覚悟が必要です (´~`;)ウーン。いままではそれで躊躇していたのですが、今回はとくに予定の無い連休で時間があることだし ( ̄、 ̄ )ヒマ…、たとえ慣れない登山でへばったとしても、翌日は仕事が休みだと言う気持ち的な余裕もあることから (´ー`)オヤスミ、思いきってその俯瞰撮影ポイントを目指してみることにしました m9(`・ω・´)ケテーイ!。このミッションは撮影面でも山歩きの面でも、晴天は絶対に不可欠な条件。決行は事前の週間予報でもっとも天気がいいとされていた、4月30日の土曜日です (´▽`*)イイテンキ♪。


4月30日(土)

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早朝の立川駅から乗るのは、
先日の新府桃源郷へ行く際にも利用した、
立川始発の大月ゆき。
▲中央本線 立川

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立川から40分ほどで
倉岳山の麓にある梁川に到着。
(・ω・)トーチャコ。
ひとつ手前(東京方)の駅は
先日の「ONE-shot」で189系を紹介した四方津で、
このあたりの中央線は山あいを縫うように走ることから、
通称・山線とも呼ばれています (゚ー゚*)ヤマセソ。
ちなみに梁川駅の標高は290メートル。
▲中央本線 梁川

立川0524-(中央1369M)-梁川0608

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久しぶりに降りた梁川(5年ぶりくらい?)、
以前はたしか山小屋風の駅舎(待合室)だったものが、
いつの間にかこんなモダンなものに
建て替えられていました (゚ー゚?)オヨ?。
そう言えばソネブロ仲間で地元在住のしおつさんによると、
鳥沢(下り方隣駅)の古い木造駅舎も最近、
改築されちゃったとか・・・(・ω・`)ソーナンダ。
▲中央本線 梁川

初発電車で家の最寄駅を出発し、倉岳山の登山口がある梁川に着いたのは朝の6時過ぎ (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。列車から降りたのは私ひとりで、他に登山者やハイカーなどの姿は無く、駅のまわりはまだひっそりとしています (・ω・)ポツン…。私がこんなにも朝早くやってきたのは、山登りに対する気合いの表れ (`・ω・´)-3フンス!・・・というわけではなく、山頂で撮りたい列車に間に合わせたいから (´ω`)ダロウネ。休日の中央本線で個人的にいちばんの狙いと言えば、飽きもせずに撮り続けていてバ◯の一つ覚えだと笑われそうですが ((´∀`))ヶラヶラヶラ、やはり国鉄特急型の189系が使われた「ホリデー快速・富士山(1号)」です アンタモ(・∀・`)スキネー。さらに連休中のこの日は臨時快速の「山梨富士(3号)」も運転され(ともに運転区間は新宿~河口湖)、こちらに使用されるのもやはり189系と、短時間で二本の同系が撮れることになっています (゚∀゚*)オオッ!!。その最初の一本目、「ホリ快・富士山」が梁川を通過する時刻は9時半頃。事前に調べた倉岳山の登頂には二時間~二時間半くらいかかるらしいので ( ̄  ̄;)ニジカンハン…、余裕を持って登るにはこのくらいのスタート時間となったのです (´ω`)ナルヘソ。まあ、無理をせずにマイペースで登ったとしても、道に迷わなきゃ三時間半もあれば頂上に到達できるでしょう ( ̄▽ ̄;)タブンネ。ちなみに倉岳山の登山口周辺には飲料の自販機などが無いようなので、山登りに必要不可欠な水分は駅の自販機で購入していきました \_( ゚ロ゚)ハィ、ココ重要。

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梁川駅前の国道を渡ると、
すぐにこのような道しるべがありました。
倉岳山はコッチか・・・コッチ…((((o* ̄-)o 。

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道しるべにしたがって進むと、
正面の奥に見えてきたのが倉岳山。
目指すのはあの山のてっぺんです。
けっこう高いなぁ・・・。
(^^;)ゞポリポリ。

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駅から登山口へ向かう道中には、
こんな景色が広がる橋を渡りました。
下を流れるのは桂川です。
新緑が爽やか~♪
(´▽`*)サワヤカ♪

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しばらく道なりに進むとやがて
倉岳山登山口の案内板がありました。
(゚o゚)オッ!。
その先の右手に見える細い獣道が登山道です。
ここを上がってゆくのか・・・。

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登山口に立てられていた地図。
登山経路とともに到達時間の目安が記されていて、
まず目指す立野峠までは1時間15分。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ。

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詳細な地図よりもコッチの古い案内図を見る方が、
何となく気楽に登れそうな気がしますね(笑)
立野峠を経て倉岳山へ到達すると言う
道のりもわかりやすい。

駅前からの道しるべにしたがって、緩やかな坂道を20分ほど進んだところに …((((o* ̄-)o、倉岳山の登山口はありました (゚o゚)オッ!。ふだんの徒歩鉄ならば、すでにこのくらいの歩きで目的の撮影地へ到達してもおかしくない距離ですが、今回はここが真のスタート地点です。あらためて気を引き締め、山道に臨みます (`・ω・´)-3フンス!。

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登山口から山道へ入ると、
前半はそれほど急な斜面は無く、
道も整備されていて歩きやすい。
ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。
所々には道しるべが立てられているので、
初心者でも迷うことは無さそうです。

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しかし、しばらく進むと
道は険しく、斜面も急になってきました。
ここで早くも息があがる私・・・。
。゚(;′□`A)ヒィィ・・・。

初夏の早朝、気温は10度前後と言ったところで、暑くも寒くもない絶好のコンディション。新緑に包まれた山道は歩いていて気持ちがよく、初めのうちは道端に咲く草花(冒頭のニリンソウなど)に目を留める余裕もありました (´▽`*)サワヤカ♪。しかし、やはり山はそんなに甘くない ( ̄△ ̄;)エッ…。10分程度進んだところから(私は距離計や高度計などを持っていないので、距離の目安は歩いた時間で表しています)、だんだんと斜面は急になり、足元もだいぶ険しくなってきた山道 。゚(;′□`A)ヒィィ・・・。。ここは焦らず無理をせず、疲れたら少し休憩、疲れたら少し休憩を繰り返しながら、なるべくマイペースを心がけます。

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山の中腹にある水場。
ここには休憩用のベンチなどが設置されていました。
ちょ、ちょっち休憩・・・ε-(-ω-;A)フゥ。

歩き始めて一時間。ここまでの道のりに高さが確認できるような眺望が開けたところはなかったけれど、なんとなく自分なりにだいぶ上ってきた気がしていたところで見えてきたのは、水源地近くの水場 (゚o゚)オッ!。初めてひとつの目安らしきところにたどり着きました ε-(-ω-;A)フゥ。目指す倉岳山まではもうちょっとかな? σ(゚・゚*)ンー…と思いきや・・・

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ここから倉岳山まであと50分・・・orz。

ようやくここで半分を越えたと言ったところ ( ̄  ̄;)ハンブン…。しかも麓にあった案内板によると、どうやらこの先の山道はさらに勾配が急になるようです("急登"って記されていたよ・・・(´д`;)アウ…)。頂上・・・いや、撮影地への道のりはまだまだ遠い。

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私は山のことに詳しくありませんが、
水源地を越えると地中の水分が少ないからか、
道はさらさらとした乾いた土となり、
少し歩きづらくなりました。
( ̄  ̄;)ス、スベル…。

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水場から少し進んだところで、
ようやく木々の合間からちょろっと
眺望が臨めるところがありました (゚∀゚)オッ!。
中央に見えるのは先ほど渡ってきた桂川の梁川大橋。
その左上の方には梁川駅のホームも確認できます。
こうやって見ると、だいぶ上ってきたんだなぁ・・・。
(´ー`)シミジミ。

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水場からさらに登り続けること20分、
標高794メートルの立野峠に到達。
ε-(´o`;A フゥ。
ここは寺下峠方面、浜沢方面、倉岳山方面、
そしていま私が上ってきた梁川駅方面の分岐点です。
立てられている道しるべによると
ここから倉岳山の山頂まではあと30分くらい。
まさにラストスパートです。
(`・ω・´)-3フンス!。

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でも、ここからの斜面がキツくてヤバい!
ヒィィィ(((lll゚Д゚)))ィィィィ
「私はロクサン、私はロクサン・・・
(EF63=急勾配に対応した峠用の補助機関車)」、
と自己暗示をかけるように呟きながら、
とにかく前進あるのみ。
…(((*;-"-)ブツブツ。

一息入れた水場からさらに登り、チェックポイントのひとつとして考えていた立野峠の分岐点を過ぎると、案内板の予告(?)どおりに勾配がさらにキツくなった山道。体力の方もだいぶ消耗してきました ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...。しかしここまで来ると、徐々にまわりの視界が開けだし、頂上の近さを実感します (゚∀゚*)オオッ!!。あともうひと頑張り・・・汗を拭いつつ最後のピークをよじ登ると アトチョット…(((lll′□`)ノ、そこに立っていたのは990メートルの標高が記された倉岳山の山頂標柱!(*゚ロ゚)ハッ!!。 麓から二時間、ようやく頂上へと到達しました~! \(≧▽≦)/ヤター!

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木々に間を抜けるようにして、
最後のピークを登り切ると・・・(;゚ロ゚)ハッ

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「ここが倉岳山(990m)の山頂だよーっ♪
ひゃっほー! (*^0^*)」
ちぃさんスミマセン、
ひゃっほーポーズはできなかった・・・(^^;)

標高1,000メートルにも満たない低山の倉岳山。ここまでの道のりを読んでいて、登山や山歩きに慣れている方ならば、ずいぶん大げさだと思われるかもしれないけれど、正直言って運動不足の私にはかなりキツかった~ ε-(´o`;A フゥ…。ソネブロをはじめとした私のブログ仲間さんには、登山を趣味とされている方がたくさんいらっしゃいますが、あらためてその方々を尊敬いたしました 。:゚+ソンケー(☆゚u゚)シマツ+゚*。でも何はともあれ、無事に到達できてヨカッタよ・・・ε-(´∀`;)ホッ。そんな私を頂上ではこんな絶景が迎えてくれました (=゚ω゚=*)ンン!?。

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山頂からは富士山さんの姿がクッキリ!
(゚∀゚*)オオッ!!
倉岳山から眺める富士山は、
大月市が認定する「秀麗富嶽十二景」の
ひとつに選ばれています。

山登りの疲れも吹き飛ぶ、見事な富士山のお姿 (゚∀゚*)オオッ!!。これは最高のご褒美です。う~ん、美しい (´▽`*)キレイ♪。でも、私がこの倉岳山に登ったいちばんの目的はもちろん、富士山を眺めることではありません。富士山に背を向けてまったく逆の方角を向くと (ω・*)彡クルッ、その眼下に見えるのは・・・なんと、あの名所!(*゚0゚)ハッ!!

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こちらは富士山とは逆側の北西方向の眺め。
雄大な山々が連なるなか、よ~く目を凝らして
麓にある川のあたりを注目してみると・・・
(@_@*)ンン!?

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そこにはなんとも立派な鉄道橋が
架けられているではありませんか!
w(*゚o゚*)wオオーッ!
ちょうどE351系の「スーパーあずさ」が
渡ってゆきました。
▲中央本線 猿橋-鳥沢

緑のアンダートラスという特徴ある形をした立派な鉄橋、関東の鉄ちゃんならばもうお馴染みの橋だと思われます (`・∀・´;)コ、コレハ…。そう、この倉岳山の山頂から見下ろすことができるのは、中央本線の鳥沢と猿橋の駅間にあり、同線屈指の撮影ポイントとして知られている、新桂川(しんかつらがわ)橋梁です!w(*゚o゚*)wオオー!!。富士山の雄大さに引けを取らない、なんとも素晴らしい眺望じゃありませんか!・゚・☆・゚:*(´∀`人)スンバラスィ*:゚・☆・゚・(あくまでも鉄ちゃん的にね)。ただの俯瞰撮影ポイントではなく、この名所的な鉄橋を眺められるというところに、私はずっと倉岳山への魅力を感じていたのです ε-(°ω°*)ムフーッ!。そんな念願だった山頂からの大俯瞰撮影、さっそく列車を狙ってみましょう (*゚v゚*)ワクワク♪。ちなみに、麓から二時間ほどかかった山頂への到達時刻は8時半で、お目当ての「ホリ快・富士山」が通過する9時半には余裕で間に合いました。

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今度はタテ位置でフレーミング。
211系の普通列車なのですが・・・
車体がステンレス製で、なおかつまだ
手前サイドまで日がまわっていないので、
あまり列車が目立ちませんね・・・。
デンシャ?(゚Д゚≡゚Д゚)ドコ?

初めの「スーパーあずさ」はヨコ位置で、次の211系の普通列車はタテ位置で、それぞれ試し撮り【◎】]ω・´)パチャッ!。鉄橋の全体が入るヨコ位置は、12連の「スーパーあずさ」ならばいい感じになりますが、本命の「ホリ快・富士山」は半分の6連。この短い編成長ならばタテ位置でバランスよく橋の前後を切って、川の流れを強調したような画にしたほうがウマくまとまりそう  σ(゚・゚*)ンー…。今回は持って来られるレンズに限りがあったので、多少は画質の鮮明さに欠けるけれど、ズームレンズにテレコンバーターを噛まして撮影しており、画角的にはだいたい300~350ミリくらいです (・o・*)ホホゥ。光線状態はスッキリとした晴天ではあるものの、時間的にまだ手前サイドの日当りは弱く、とくにステンレス製の211系など存在感がゼロに等しい見え方 (≡"≡;*)ワカランネ…。ただでさえ列車が目立ちにくい遠景からの俯瞰撮影において、順光という日当りは必須条件と言っても過言ではありません (゚ペ)ウーン…。「ホリ快」が通過するまでに、サイドまで日がまわってくれるといいのですが・・・σ(゚・゚*)ドーダロ(今回は遠景ばかりで列車の姿が小さいですが、写真をクリックすると少しだけ大きな写真がご覧頂けます)。

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多くの臨時列車が走る休日の中央線。
185系の「はまかいじ」がやってきました。
木々の緑と青い川、白い車体のコントラストがいい感じ。
(σ´∀`)σイイネ♪
やっぱり電車は無塗装より、色付きがいいやね。

しばらくしてやってきたのは、185系の特急「はまかいじ」。まだサイドの日当りは弱いけれど、白い185系はさすがに存在感があります (゚∀゚*)オオッ!!。このぶんなら「ホリ快」の189系も目立ってくれるかな? σ(・∀・`)カナ?。先述したようにこの日の189系は「ホリデー快速・富士山」と臨時快速「山梨富士」の豪華二本立て (´艸`*)オットク~♪。そのどちらかに国鉄特急色のM51編成が登板してくれることが私の願いですが 八(゚- ゚)オネガイ(ぶっちゃけ、事前にだいたいの運用予測はついているけれど)、まず一本目の「ホリ快・富士山」は・・・(゚∀゚)オッ!。

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レジャーのベストシーズンに、
多くの観光客を乗せた「ホリデー快速・富士山」が
新桂川橋梁を渡って富士山を目指します。
この日の同列車に使われた189系は、
「あずさ色」のM50編成。

倉岳山俯瞰で「ホリ快」が撮れました!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
やってきたのは国鉄色ではなく、「あずさ色」の189系M50編成 σ(゚ー゚*)アズニャソ…。若干灰色がかった白と水色のツートンと言う淡い色調の同編成、いまだサイドの日当りは弱いものの、少しは存在感を主張するかな・・・と期待していたのですが、思ったほど目立ちはしませんでした  (・ω・`)ゞウーン。これからさらに30分後の通過となる、189系二本目の「山梨富士」の方はどうでしょう。春や夏の日が長い時期の太陽って、意外と動きが遅いものなんですよね。微妙な頃合いで迎えた通過時刻、はたして・・・(°_°;)ドキドキ…。

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初夏の爽やかな薫風香るなか、
新桂川橋梁という舞台に躍り出たのは、
国鉄特急色189系!
(゚∀゚*)オオッ!!
自然豊かな情景に昔ながらの色をした列車が、
しっくりと収まりました。

国鉄色、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!
「山梨富士」に入ったのは、期待の国鉄特急色M51編成!(゚∀゚*)オオッ!!。まさに望んでいた情景がファインダー内に繰り広げられました\(≧▽≦)/ヤターッ。国鉄色189系を倉岳山からの俯瞰で撮れるなんて、もう感無量です。ああ、頑張って頂上まで登ってきた甲斐があったよ・・・・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。結局、サイドの日当りはまだ若干弱かったけれど、かろうじてまわっているだけでもヨシとしましょうか (*´ω`*)ヨカヨカ。これで俯瞰ポイントから狙いたかった二本の189系は通過しましたが、せっかく苦労してここまで登ってきたことだし、あと少しすればさらに光線状態は良くなるので、もう少しだけ撮影を続けましょう (^_[◎]oパチリ。

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惜しいことに「山梨富士」の通過から20分後には、
手前サイドまでキレイに日が当たるようになりました。
(・∀・`)オシイ…。
通過してゆくのはE257系の特急「あずさ」。
白いボディに11連という編成の長さも相まって、
定期列車のなかではこの車両がいちばん景色に映えます。
(´▽`*)イイカンジ♪。

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今度は少し引いた画角で、
背景の山の稜線まで入れてみました。
列車は豆粒みたいになっちゃうけれど
(拡大して見てね♡)、
山々の迫力が感じられます。
自然の雄大さに比べると、
人間の生活ってちっぽけなものなんだなぁ・・・。
(´ー`)シミジミ。

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時刻表に載っていない時間に油断していたら、
(* ゚o゚)ハッ!
EH200がコンテナやタンカーを連ねた
下りの貨物列車がやってきました。
(゚∀゚)オッ!。
連休中でも貨物が運転されていたのですね。
この長い編成ならば、ヨコ位置で撮ればよかったか・・・。

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撮影のラストは休日に河口湖まで延長運転されている、
E259系の「成田エクスプレス8号」。
赤・白・黒のカラーリングは存在感が抜群です。
(・∀・)アザヤカ!

時間が経つにつれて、列車の手前サイドまでキレイに日が当たる、バリ順状態となった新桂川橋梁 (゚∀゚*)オオッ!!。この遠景でも鮮やかに映えてくれそうだと思っていた、赤・白・黒のE259系「成田エクスプレス8号」を最後の狙いとし【◎】]ω・´)パチッ!、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。絶好の五月晴れに恵まれたこの日、頂上からの眺望は若干霞み気味でしたが(写真はRAW画像の現像時にコントラストを強めにしています)、涼しい風が吹いていたことで陽炎の影響は少なく、いまの時期としてはまずまずのコンディションだったのではないでしょうか。このような条件で倉岳山頂上からの189系が撮れたことに大満足です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

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「NEX」の通過を見送ったら、ちょうどお昼時。
ちゃーんとオニギリ(コンビニの)を持参してきましたよー♪
頂上で景色を眺めながら食べるゴハンは美味しいなっ。
(*^0^*)

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せっかくなら
富士山を眺めながら食べようかと思ったら・・・
あらら?いつの間にか雲隠れ。
「(゚ペ)アリ?
山の天気はきまぐれですね・・・。
(゚ー゚*)オレソジロード…。

今回の倉岳山俯瞰と、先日に紹介した四方津俯瞰から狙った189系。何もそんなに高いところから撮らなくてもいいじゃん σ(・∀・`)・・・と思われるかもしれません。でも、やっぱり私は高いところから、雄大な景色のなかをゆく列車の姿を見下ろすのが好き。まあ、あくまでも自己満足の世界に過ぎないんですけれどね・・・ (^^;)ゞポリポリ。そして、私が子供の頃に憧れて、いまも大好きな国鉄特急型車両は、今や風前の灯 (´・д・`;)ハラハラ…。余談ですが仙台の国鉄色485系は、とうとう来月での引退が正式に発表されてしまいました ガ━━(゚д゚lll)━━ン!!。そう考えると、残された189系も撮りたい場所があるのならば、なるべく撮れるときに撮っておきたいところなのです【◎】]ω・´)パチッ!。さらにもうひとつ、車両の引退もさることながら、私自身の体力だって、いつまでこのような俯瞰ポイントへトライできるかわからない。自分ではまだまだ若いつもりだけれど、今回の倉岳山登山などは情けないことに、体力の無さを痛感しました ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...(単に運動不足なだけかもしれないけれど)。なので、こちらの理由としても、気になる俯瞰ポイントはなるべく登れるうちに登っておきたいと考えています ( ´_ゝ`)フーン… 。今年のGWは諸事情 (つω-`。)ボンビー…から遠征には行けず、近場での撮り鉄を楽しんでいましたが、たとえ近場であっても今回のような情景のなかで貴重な国鉄特急型が撮れるというのは、ある意味贅沢なことなのかもしれませんね(笑)。

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倉岳山は隣の天神山や高畑山の稜線を縦走して、
鳥沢駅へと至るのが定番ルートのようですが、
今回の私は往路と同じコースをたどり、
梁川駅へ戻ることにしました。
体力的には登る方がキツいけど、
下りの方は滑らないように神経を使います・・・。
(`・д・´;)))キヲツケテ…。

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登りが休憩を取りつつの二時間に対し、
下りは一気に一時間半で梁川駅へ到達できました。
さ、普通列車に乗って、お家へ帰ろ・・・。
カエロ…((((o* ̄-)o。
▲中央本線 梁川

梁川1355-(中央436M)-高尾1421
 
 
   

☆オマケ★

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連休中に増発された中央本線の臨時列車。
新宿駅では先発の「ホリデー快速・富士山」と、
後発の臨時快速「山梨富士」、
もしくは「富士芝桜号」の189系並びが見られました。
こんなシーンも貴重な記録です。
(^_[◎]oパチリ。
▲16.5.4 中央本線 新宿



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北海道05・・・札幌市電 都心線 乗車記 [鉄道旅行記]

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2016.03.26~28 北海道05
450㍍の新区間を乗り潰し!
札幌市電 都心線 乗車記
 
  

北海道新幹線の開業に合わせた北海道の鉄道旅、前回からの続きです。

北海道新幹線道南いさりび鉄道(旧・JR江差線)の乗り潰しを終えたのち、函館から函館本線の特急「北斗」に乗って次に私がやってきたのは、北海道最大の都市・札幌 (´▽`*)サッポロ~♪。旅の二日目はその札幌を起点とし (*・o・)ノ Go!、先日のダイヤ改正で末端部の運転本数が一日にわずか一往復のみとなってしまった、札沼(さっしょう)線に乗車。その終着駅である新十津川(しんとつかわ)からは路線バスを使って函館本線の滝川へと抜け、途中で同線を走る特急「オホーツク」などを撮りながら、夕方に再び札幌へと戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。この札沼線乗車&「オホーツク」撮影だけでも、函館から札幌まで足を延ばした甲斐のある成果なのですが、実は私が札幌に来た理由が他にもう一つあります エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。というか、実は札沼線や「オホーツク」よりも、そちらの方が重要な目的 (`・ω・´)ジューヨー。もうご察しの方もいらっしゃるかと思いますが、その目的を果たすべく私は列車で到着した札幌駅を出て、碁盤の目状になっている駅前の通りを南の方向へと歩き出しました テクテク…C= C= C=┌(* ̄ー ̄)┘。あれ?鉄旅なのに札幌駅を離れちゃうの? (゚ー゚?)オヨ?。

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目的地への道すがら、前を通ったのは、
札幌のシンボル的な存在の「札幌時計台」。
(゚∀゚)オッ!
明治11年(1878年)に建てられた歴史ある時計台で、
現存する棟時計としては日本最古。
国の重要文化財に指定されています。

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時計台を横目に見てさらに進むと、
次に見えてきたのは、大通公園にそびえたつ、
高さ147.2メートルの「さっぽろテレビ塔」。
(゚∀゚)オッ!
とくに狙ったわけではないのですが、
通りがかった時刻がちょうど【4:44】(午後)の
ゾロ目ですた・・・(´д`;)444…。

札幌駅からその目的地までは一キロちょっとの距離で、地下鉄や路線バスを利用して行くこともできるのですが、私はあえて徒歩を選択。道中には時計台や大通公園のテレビ塔などを間近に眺め、レンガ造りの北海道庁舎も遠目にチラっと見ることができて、ちょっとした観光が楽しめます (´∀`*)イイネ~。札幌の街を歩くの久しぶりだなぁ・・・(´ω`)シミジミ。大通公園を抜けて賑やかな繁華街をさらに進むと、やがて見えてきたのは、通りを路面電車が往来するこの光景 (゚∀゚)オッ!。

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カーブを切って広い交差点に現れた路面電車は
道幅の広い大通りへと進入します。
▲16.3.27 札幌市電 西4丁目-狸小路

街路樹が立ち並ぶ札幌市中心部のメインストリート、札幌駅前通を颯爽と走りゆくのは、札幌市電の路面電車 (´▽`*)チンチンデンサ。北海道には前々回にちょろっと紹介した函館市と、この札幌市の二都市に市電が走っていて、市民や観光客の重要な足として活躍しています (・o・*)ホホゥ。そしてこの札幌市電こそ、今回の私が札幌を訪れたいちばんの目的であります。

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札幌市中心部の繁華街を行く札幌市電。
たまたまやってきたのは、
ボーカロイド・初音ミク(バーチャルアイドル)との
コラボで人気の「雪ミク電車」でした (゚∀゚)オッ!。
ちなみに同企画の電車を私は
三年前にも撮影しています。
▲16.3.27 札幌市電 西4丁目付近

札幌市電(札幌市交通局軌道線)は、札幌で最大の繁華街や歓楽街がある同市中央区の中心部を走る路面電車で、大通公園にほど近い位置にある西4丁目(停留場)を起点に、西15丁目(同)までの一条線、西15丁目から中央図書館前(同)までの山鼻西線、中央図書館前からすすきの(同)までの山鼻線、そしてすすきのから西4丁目までの都心線、この四路線からなる全長8.9キロをぐるりと周回する循環(環状)線です (・o・*)ホホゥ。正式には四路線に分けられますが、たいていは全区間を総称して札幌市電と呼ばれることが多い。

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札幌市中央区内をぐるりとまわる札幌市電。
グルグル‹‹\(´ω` )/››‹‹\(  ´)/››‹‹\( ´ω`)/››グルグル。
一周の所要時間は概ね50分。
料金は均一制で170円(大人)です。

そんな札幌市電ですが、実はつい最近まで現在の循環運転ではなく、西4丁目~中央図書館前~すすきのの間をU字形(C字形?)で往復運行していました ( ̄。 ̄)ヘー。すすきのと西4丁目の間の札幌駅前通はクルマの交通量が多く、路面電車を走らせるのは難しいとされてきたのです。同区間はわずか450メートルしか離れておらず、徒歩で5分程度の距離。でも、利用者にとってはこの間を歩かなくてはならないのは、何とももどかしいところ。冬場には雪だって積もりますし・・・(゚ペ)ウーン…。そのような意見が反映され、札幌市は三車線のうちの歩道側一車線を路面電車用とすることで(サイドリザベーション方式)、同区間を結ぶ市電の延伸を決定 m9(`・ω・´)ケテイ!。昨年12月、新たに都心線として開業し、札幌市電の路線図は晴れてU形から循環スタイルのO形になったのです (*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。ちなみに同区間は過去にもつながっていた時代があり(1918年から1973年まで)、交通量の増加とともに廃止となった経緯があることから、今回の延伸は新規開業というよりも、正しくは復活というべきなのかもしれません └(`・∀・´)┘フッカツ!!。

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交通量の多い札幌駅前通りに、
サイドリザベーション方式(道路の端に軌道を確保した方法)
で開業した札幌市電の都心線。
この方式により利用者は車道を渡らず、
歩道から安全に乗降することができます (・∀・)イイネ!。
停車している電車は
札幌市電らしい丸みを帯びたスタイルの240形。
▲16.3.27 札幌市電 狸小路

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都心線のすすきのと西4丁目の間には、
狸小路(たぬきこうじ)という中間駅も設けられました。
狸小路電停はその名の通り、札幌を代表するアーケード街
「狸小路商店街」の最寄駅です (゚ー゚*)タヌキ。
▲16.3.27 札幌市電 狸小路

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都心線の開業により、
すすきの交差点のランドマーク的な存在、
ニッカの「ヒゲのおじさん」の前を
市電が横切るようになりました。
(´▽`*)オジサソ♪。
▲16.3.27 札幌市電 狸小路-すすきの

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こちらは都心線の開業に先駆けて、
2013年に導入された低床式の新型車両A1200形。
その愛称は「ポラリス」。
モノトーンのエクステリアはインパクトがあります。
▲16.3.27 札幌市電 すすきの

さて、日本の旅客鉄道路線の全線完全乗車(完乗)を目指している私 (`・ω・´)-3フンス!。札幌市電も過去に何度か乗ったことがあるのですが、昨年12月20日に開業した都心線のすすきの~西4丁目は、まだ未乗のままでした。本来なら開業後、すぐにでも乗り潰しに行きたかったところですが σ(・∀・`)ノリタイ…、札幌の地は遠くて気軽には行けず、しかもその未乗距離はわずか450メートル ( ̄  ̄;)450㍍…、それだけのために札幌へ行くのはさすがに躊躇せざるをえませんでした (´~`;)ウーン。そこで今回、私は北海道新幹線の初乗りで渡道するにあたり、ついでに函館から札幌まで足を延ばして、この札幌市電の新区間も乗り潰す計画を立ててきたのです (゚∀゚*)オオッ!!。ついでと言えるほど函館と札幌の距離は決して近くないけれど(函館本線の特急で約4時間・・・^^;)、またの機会を伺うよりは効率がいいと言えるでしょう (´ω`)ソォネ。都心線の開業から三ヶ月、ようやく念願の札幌市電訪問です ヽ(゚ω゚*)オマタヘ。

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昨年の12月に開業した、
すすきの~狸小路~西4丁目が私の未乗区間。
その距離は449メートルです(笑)

では、さっそく都心線の乗り潰しにかかるため、やってきたのはすすきの電停 (゚ー゚*)ススキノ。先述したように私が未乗なのは新線区間のわずか450メートルなので、ここから内回り(先に紹介した路線図の左回り)の電車に乗って二駅先の西4丁目を目指せば、乗り潰しはわずか数分程度で終わってしまいます ( ̄0 ̄*)シューリョー。もちろんそれでも完乗したことにはなるけれど、なんだかちょっとあっけない σ(・∀・`)ウーン。そこで、札幌市電に乗るのは個人的に久しぶりということもあるし、新たな運転形態となった循環運転も実感したいと思い、ここはあえてすすきのから逆方向へ進む外回り(路線図の右回り)の電車に乗り、一周してすすきのへと戻ってくることにしました (・o・*)ホホゥ。こうすることで、お目当ての未乗区間(西4丁目→すすきの)を最後のクライマックスに持ってくるという楽しみ方もできます (´ω`*)ナルヘソ。

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乗り潰しのスタート地点に選んだのはすすきの電停。
都心線の開業により、既存の同電停もリニューアル。
以前の二面一線構造(Y字構造の折り返し駅)から、
内回り外回りの相対式二面二線構造となり、
西側の資生館小学校前方には留置線も設けられました。
▲16.3.28 札幌市電 すすきの

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すすきののホーム(電停)に入っていたのは、
A1200形の「ポラリス」(゚∀゚)オッ!。
この偶然の巡り合わせはラッキー・・・か?
▲16.3.28 札幌市電 すすきの

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電車が掲げる表示は【循環】。
循環運用は基本的に終点となる行き先が無いため、
進行方向は内回り、外回りで分けられます。
私が乗るのはすすきのから資生館小学校前方向へ進む、
外回りの電車 ソトマワリ…((((o* ̄-)o。

すすきのの外回りホームで待っていると、やってきたのは新型車のA1200形「ポラリス」(´▽`*)ポラリス♪。とくに狙ったわけではなくたまたま当たっただけなのですが、これは乗り潰しで利用するにはちょうどいい電車かも知れません σ(゚・゚*)ンー…。というのも、他形式の電車がロングシートオンリーなのに対して、この「ポラリス」は一部座席がクロスシートとなっており、しかも窓が大きくて外の景色が見やすいのです (゚∀゚*)オオッ!!。個人的には味のある古い電車(220形や240形など)にも惹かれるところではありますが、今回はこの偶然やってきた「ポラリスくん」に乗り潰しを託します (=゚ω゚)ノ ヨロシコ!。すすきのから乗った時点での車内は混雑しており、しばらくは立って過ごしていたものの、すすきのから五つめか六つめくらいの電停でけっこうな下車客があって、私はお目当てのクロスシート、しかも最前列の席に座ることができました クロスシート(σ゚∀゚)σゲッツ!!。前面窓の大きな「ポラリス」の外観からして、これは最前列席からの前面展望も期待できるというもの (*゚v゚*)ワクワク♪。しかし、実際に座ってみると・・・(=゚ω゚=;)ンン!?。

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空いた車内で最前列席をキープ!
クロスシート(σ゚∀゚)σゲッツ!!
でも、期待していた前方の眺めはこんな感じ・・・。

う~ん、イマイチ r(゚ペ)アリ?。ちょっとゴチャゴチャしているし、窓を支えるピラーも太くて、思ったほど前方の展望はよくありませんでした (≡"≡;*)ミニクイ…。これならば旧型車のロングシートで前方の端っこ(最前列席)に座った方が眺望は利くのかもしれませんね σ(・ω・`)ウーン…。それでもこの「ポラリスくん」、側窓の大きさはダテでなく、横の景色はとても見やすい (゚∀゚*)オオッ!!。新型の低床車は音が静かで揺れも少なく、快適な乗り心地です (・∀・)イイネ!。

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前面展望は日光の手前(イマイチ(今市)ね・・・^^;)
だった「ポラリスくん」ですが、
大きな側窓からの眺めは最高です (゚∀゚*)オオッ!!。
道路に光るレール・・・
う~ん、路面電車だなぁ~(いみふ)。
▲16.3.28 札幌市電 中央図書館前-電車事業所前
(車窓から)

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大きな窓越しに、すれ違う電車を狙ってみました。
(^_[◎]oパチリ
向こうからやってきた内回り電車は「雪ミク電車」。
雪ミク電車の車内放送は、ミクの声優さんが
務めているのだそうです ( ̄。 ̄)ヘー
▲16.3.28 札幌市電 西15丁目-中央区役所前
(車窓から)

碁盤の目状に道が敷かれた街で循環運転を行なう札幌市電。すすきのを出た外回りの電車は、次駅の資生館小学校前から西7丁目通を南下 ミナミ…((((o* ̄-)o、幌南小学校前を過ぎたところで道道453号線に入って西へ向かい ニシ…((((o* ̄-)o、進行方向の正面に藻岩(もいわ)山が迫ってくる電車事業所前付近で今度は進路を北へ取って、住宅やマンションが建ち並ぶ福住桑園通を一気に北上 キタ…((((o* ̄-)o。西15丁目付近で南1条通に入ると東へ向かい ヒガシ…((((o* ̄-)o、しばらく進むと元は終点(起点)だった西4丁目が近づいてきました。南へ行って、西へ行って・・・とは、なんとも雑な乗車記ですが、ぶっちゃけ街中を走る路面電車の車窓は、特筆するようなところが少ないんですよね・・・(^^;)ゞポリポリ。このすすきのから外回り経由の西4丁目までは、過去に乗車済み。そして西4丁目から先が都心線の未乗区間です ワクワク♪(*゚v゚*)ドキドキ♪。日が暮れてだいぶ薄暗くなってきたけれど、路面電車はこのくらいの明るさも街の灯が目立って、なかなか悪くない雰囲気。

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西4丁目からいよいよ未乗の新線区間へと入ります。
ワクワク♪(*゚v゚*)ドキドキ♪
南1条通から札幌駅前通へ入る交差点で信号待ち。
ここは今記事の最初に市電を撮影したカーブです。
▲16.3.28 札幌市電 西4丁目付近(車窓から)

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交差点を右折して、広い札幌駅前通りへ。
メインストリートなだけに看板のネオンが煌びやかです。
▲16.3.28 札幌市電 西4丁目付近(車窓から)

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駅前通りを南方向へ進むと、まもなく狸小路。
車窓の左右に見えるアーチ形の電飾が、
狸小路商店街のアーケード入口です  (゚ー゚*)タヌキ。
▲16.3.28 札幌市電 狸小路付近(車窓から)

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狸小路を出ると次は私の降りるすすきのなので、
ここからは席を立って前方を眺めます。
m(・∀・)m カブリツキ♪
こうやって見ると「ポラリスくん」の前面窓は広い。
▲16.3.28 札幌市電 狸小路付近(車窓から)

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やがて正面左にはあの「ヒゲのおじさん」が見えてきました。
ヾ(´▽`*)オジサ~ソ♪
▲16.3.28 札幌市電 狸小路-すすきの(車窓から)

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ニッカの看板を横目に、すすきの交差点を右折。
車道の中央に時計塔が立っているのも、
同交差点の特徴ですね σ(゚ー゚*)トケイ…。
▲16.3.28 札幌市電 すすきの付近(車窓から)

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交差点を曲がり切ると、すすきのに到着。
(・ω・)トーチャコ
電車はふたたび西を向きました。
▲16.3.28 札幌市電 すすきの(車窓から)

電車は西4丁目を出るとすぐに南1西4交差点を右折し、道幅の広い三車線の札幌駅前通へと入ります (*・o・)ノ Go!。先述したようにサイドリザベーション方式で敷かれたこの区間、電車が走るのは三車線のいちばん歩道側です (・o・*)ホホゥ。いままでは賑やかな表通りを走らず、個人的にはちょっと地味な印象のあった札幌市電ですが (-ω-;)ジミ…、このメインストリートの駅前通を颯爽と走る姿は、北海道最大の都市・札幌の路面電車として、実に堂々たるものでした 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。やっぱり都市部の路面電車は、賑やかな街並みのなかをゆく姿が似合いますよね (´ω`)シミジミ。ネオンのまばゆい札幌駅前通りを南下し、狸小路を経てすすきの交差点を右折すると、電車はまもなく出発地のすすきのに到着 (・ω・)トーチャコ。これで札幌市電の延伸区間、都心線は完乗ですヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。

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外回り線を一周して
すすきのに戻ってきた「ポラリスくん」。
お疲れさまでした (´w`*)ドツカレサン。
▲16.3.28 札幌市電 すすきの

すすきの1718-(札幌市電外回り172F)-すすきの1810

かつて日本各地の都市に多数の路線が存在した路面電車は、戦後の急激なモータリゼーションの発展・・・つまり自動車の普及で交通量が増えてきたことにより、道路を走る路面電車は邪魔者として次々に廃止へと追いやられてしまいました (´・ω・`)ショボーン。しかし近年、電気で走る路面電車は環境に優しく、また「ポラリス」のような低床式電車はお年寄りや体の不自由な方でも乗り降りしやすいことから、その存在や活用法が見直されつつあり、ここ数年では廃止されること無く、むしろ新規路線や既存線の延伸など開業の方が相次いでいます (゚∀゚*)オオッ!!。個人的には昨年の同時期に、数百メートル延伸された富山市の富山地鉄軌道線を乗り潰しに訪れたのが記憶に新しいところ (´ω`)ノッタネ。このような路面電車の復権は鉄道好きにとって、とても嬉しく喜ばしいとことで、たとえわずか数百メートルであっても、延伸は大歓迎です! ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪ ・・・って、そんななか、今回の札幌市電・都心線を乗り潰したことにより、私はようやく日本の旅客鉄道全線(鋼索線を除く)の完乗タイトルを防衛したのかと思いきや ( ̄△ ̄;)エッ…、なんとも奇遇(?)なことに、私が札幌市電を乗り潰したその前日の3月27日、今度は福井県を走る福井鉄道・福武(ふくぶ)線が福井駅前の再開発にともない、それまでの福井駅前電停から福井駅に直結した電停へと延伸されました Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。その距離は・・・143メートル ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。私の全線完乗への飽くなき道は、さらに続く・・・。

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とりあえず札幌市電の完乗を祝して、
狸小路商店街にある居酒屋さんで打ち上げです。
☆凵ヽ( ̄∇ ̄*)カンパーイ♪
キャペリンではない本場のシシャモや道産の新鮮なお刺身、
たらの芽とアスパラの天ぷらなどをいただきました。
(゚д゚)ウマー!

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実はこのお店の決め手となったのはビールの銘柄。
ミーハーな観光客の一人としてはやっぱり、
「サッポロクラシック(北海道限定ビール)」が
飲みたいものなのですが σ(・∀・`)★…、
意外とキ◯ンやスー◯ードライを推奨する店が多く、
けっこう探しちゃいました・・・(^^;)ゞポリポリ。

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さっきは【4:44】だったテレビ塔の時刻、
飲み終えて宿へ戻る頃には8時近くになっていました。
~(~▽~*)~ウィッ


初日に北海道新幹線と道南いさりび鉄道を、そして二日目には札幌市電と、三つの未乗路線を乗り潰し、これで今旅のミッションはすべて完遂です ミッチョン(`・ω・´)コンプ!。でも、なぜかもう一日残っている旅の日程・・・ (゚ー゚?)オヨ?。最終日となる三日目に、私はいったいどこで何をするのか? 実はこの札幌で飲んでいた時点でも、ハッキリと決まっていなかったりして・・・ (^^;)ゞポリポリ。


・・・続きます。



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ONE-shot 212 特急かいじ186号 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 212 特急かいじ186号

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中央本線の撮影名所、
四方津(しおつ)の鉄橋(大呼戸橋梁)。
私が撮影にちょくちょく訪れるのは、
山あいに架かる下り線の赤い鉄橋が印象的な
定番のお立ち台ポイントですが、
実はこの場所にはさらに山道を倍以上も進んだところに、
もっと高い位置から見下ろせる撮影ポイントが存在します。
 
俯瞰撮影好きの私としては、ずっと気になっていた場所。
でも、そこにはひとつの大きな欠点がありました。
それは上下線の線路が離れて敷かれているこの区間において、
上り線のコンクリート橋しか見えないと言うこと。
 
拙ブログでも何度かご紹介しているように、
私の好きな国鉄特急型・189系が使用される
「ホリデー快速・富士山」をはじめとした臨時列車はたいてい、
このポイントが順光となる午前中に下り線を通過するので、
上り線しか見えない場所だと撮影の楽しみは半減してしまいます。
そんな理由から、私はなかなか足を運べずにいました
σ(・ω・`)ウーン…。
 
 
しかし、下り列車だけでなく、
上り列車も臨時が大増発されるGWの中央線。
そのなかの一本、5/3運転の特急「かいじ186号」には、
運用の都合からか、その一日だけ189系が登板するもよう
(その他の設定日はE257系で運転)。
しかもこの列車は午前中に甲府から新宿へと向かう上り列車で、
絶妙な時間帯にあの場所の上り線を通過します。
これはまさに千載一遇のチャンスと言えるでしょう
(☆∀☆)キラーン☆。
私は運転当日、迷わず件の俯瞰ポイントへと向かいました。
 
 
山道をひたすらに進むこと数十分。
やがて木々の合間から見えてきたのは、
深い緑に包まれた上り線のコンクリート橋。
いつもの定番ポイントとはまったく違う目線の
雄大な情景がそこには広がっていました
w(*゚o゚*)wオオーッ!。
たしかに下り線はまったく見えないけれど、
ここは上り線を撮るだけでも訪れる価値があるように思います。
 
山歩きでかいた汗がひいた頃、
眼下の橋上をお目当ての「かいじ186号」が通過。
三色ある豊田車両センターの189系のうち、
嬉しいことにこの日の同列車には国鉄特急色のM51編成が登板し、
山の緑のなかで鮮やかに映えてくれました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
 
16.5.3 中央本線 梁川-四方津(後追い)
 
 
 
ちなみにこの場所、今回は同業者がおらず私ひとりで撮影していましたが、
スッキリと視界が利く立ち位置のキャパはせいぜい三〜四人といったところ。
登られる時はその辺のリスクも考えなくてはならないかもしれません。。。


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