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阿武隈急行・・・運転再開 乗車記 [鉄道旅行記]

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2020.11.1 Goto宮城 その3
全線運転再開!
阿武隈急行 乗車
 
 
前回からの続きです。

コロナ禍の旅行・観光事業支援策「GoToトラベルキャンペーン」の宿泊割引を活用し ( ̄∀ ̄)ゴトー、“乗り鉄”や“撮り鉄”をおもな目的とした鉄道旅で東北地方の宮城県を訪れている私 ...(((o*・ω・)o。
旅の初日(10/31)には、東日本大震災と原発事故による長らくの不通から今春に復旧を果たした、常磐線(じょうばんせん)の運転再開区間(富岡〜浪江)への乗車と (´ω`)シミジミ…、日本三景のひとつに数えられる景勝地の松島で仙石線(せんせきせん)の列車(205系)を撮影 (^_[◎]oパチリ。
二日目は、仙台と山形のあいだを結ぶ仙山線(せんざんせん)にて、その県境付近に位置する深い山あいの撮影ポイントから、いまの時期ならではの紅葉風景を走りゆく列車(E721系)を狙います (^_[◎]oパチリ。なかなかスッキリと晴れてくれない空模様にもどかしさを感じつつも、滞在時間で最後の一本となる列車にはかろうじて日が差してくれて、満足のいく成果を残すことができました (+`゚∀´)=b OK牧場!。
そして撮影後に戻ってきたのは、仙山線の作並(さくなみ)駅。現在の時刻はまだ午前10時過ぎで、ここから次なる目的地(目的路線)へ移動しようと思います σ(゚・゚*)ンー…。乗るのは仙台方面の上り列車?それとも山形方面の下り列車? ノボリ?(゚д゚≡゚д゚)クダリ?。


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作並温泉郷の写真が施されている
作並の駅名標(観光地バージョン)。
それを横目にE721系の快速列車が
ホームへ入ってきました。
▲20.11.1 仙山線 作並


前回の記事でお伝えしたとおり、今旅は仙台から仙山線を下って作並までやってきたので、セオリー的に見れば作並からさらに下り列車で山形方面へ進んだほうが、よりいっそう当線の魅力が味わえるし、いまの時期は沿線の面白山高原(おもしろやまこうげん)や山寺(やまでら)あたりの紅葉も綺麗でしょう (・∀・)イイネ。旅の計画を練っていた段階では、仙山線で山形まで行き、その後は奥羽本線の上り列車に乗り継いで福島から帰京・・・という経路に決めかけており ( ̄  ̄*)ヤマガタ、この行程では運行本数が少なくてネックとなりがちな、米沢〜福島の間のいわゆる“板谷峠越え”での普通列車も乗り継ぎがスムーズでした ъ(゚Д゚)ナイス。
駄菓子菓子(だがしかし)、実際の私が作並から乗ったのは、仙台ゆきの上り快速列車 ( ̄△ ̄;)エ?。山形に向かうのでなく、朝に出発した仙台へ戻るほうを選択したのです コッチ…((((o* ̄-)o。あ、さては仙台で泊まったホテルに忘れ物をしてきたな・・・って? (´・ω`・)エッ?。いや、そうではありません ヾノ・∀・`)チャウチャウ。
山形経由のプランのほかに、それとはまったく違う別の路線を訪れるプランが旅に出る直前になって急浮上し、作並の駅で列車を待っている段階でも二つのプランのどちらかで迷っていたものの ( ̄ヘ ̄)ウーン…、今回は後者を実行することに決めました。


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仙台から乗るのも、E721系。
仙山線と同じ形式の電車ですが、
こちらは東北本線の白石ゆきです。
(゚ー゚*)トホセン
▲20.11.1 東北本線 仙台


作並から仙山線で仙台に到着すると、数分程度の短い接続時間で乗り継いだのは、東北本線の白石(しろいし)ゆき上り普通列車 ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。これにも仙山線と同じE721系が使われていて、乗り換えたのに新鮮味は薄いけれど、当系にはボックスシート(セミクロス仕様)が備わっているので、個人的には歓迎する車両です (・∀・)イイネ(いっぽう、あまり歓迎しないのはオールロングシートの701系 ^^;)。
なーんだ、山形経由ではない別のプランって東北本線?それだったら奥羽本線のほうが旅情あって良さそうなのに (´σД`)ナーンダ…・・・と、思われるかもしれませんが、もちろんこのまま単純に東北本線で帰京するわけではありません (-`ω´-*)ウム。仙台から上り方向へ進むこと30分、前日に常磐線から合流した岩沼(いわぬま)を過ぎ、その次駅となる槻木(つきのき)で私は東北本線の列車を降ります (゚ー゚*)ツキノキ。そして当駅で接続するのが、私の目的路線である“阿武急(あぶきゅう)”こと「阿武隈急行(あぶくまきゅうこう)」(゚∀゚*)オオッ!。


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島式と相対のホームで二面三線の槻木。
中線にはすでに列車が入線しています。
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲20.11.1 東北本線 槻木
(前方の車窓から)

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槻木で並んだ、
同じお顔で色違いの電車。
向かって右側が私の乗ってきた
東北本線のE721系で、
左の青い車両は
E721系を基本設計のベースとした
阿武隈急行のAB900系です。
(゚ー゚*)アブキュー
▲20.11.1 東北本線 槻木

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そのAB900系の正面には
こんなヘッドマークが取り付けられています。
“ありがとう”? 何かの記念でしょうか?
(・ω・)アリガ㌧?


ここ槻木でも、わずか数分という慌ただしい乗り換え時間のなか ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、ホームで発車を待っていた阿武急の丸森(まるもり)ゆき上り普通列車は、仙山線と東北本線で乗ったE721系と同じカタチながら、青い車体色が印象的なAB900系 ( ̄  ̄*)アオレンジャー。阿武急が昨年(2019年)に導入したばかりの新型車両で、私は今回が初見です (=゚ω゚)ノ゙ヤア。そんな当系の車体正面に掲げられている、「ありがとう」の言葉が綴られたヘッドマークに目が留まるところですが (=゚ω゚=*)ンン!?、これについては後述することとして、とりあえず発車時刻が迫っている列車に乗り込みました ε-(´o`;A フゥ…。
車内は座席の7割くらいが埋まる乗車率で、大半を占める地元の利用者のなかに、同業者(鉄ちゃん)らしき方の姿もチラホラと見受けられます σ(゚・゚*)ンー…。


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阿武急の列車は槻木を発車すると
東北本線をオーバークロスして分かれ、
進路を東のほうに取ります。
ヒガシ…((((o* ̄-)o
▲20.11.1 阿武隈急行 槻木-東船岡
(車窓から)


阿武隈急行(阿武隈急行線)は、東北本線や奥羽本線と接する福島県の福島を起点に、卸町(おろしまち)、保原(ほばら)、梁川(やながわ)、富野(とみの)、丸森、角田(かくだ)など、おもに阿武隈川流域の市や町にある各駅を経て、ふたたび東北本線と合流する宮城県の槻木までの54.9キロをむすぶ、福島と宮城の両県による第三セクター鉄道の路線(なお、今回の私は起点側からでなく、槻木から福島のほうに向かって進みます)(゚ー゚*)アブキュー。
ちなみに今旅で私が使用している乗車券、JR東日本発行のフリーきっぷ「週末パス」は、この阿武急も利用可能な路線に含まれており、全線での乗り降りが自由となっています  (*・∀・)つ[パス]



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個人的に東北本線の船岡
ちょくちょく通過しているけれど、
阿武急の東船岡を通るのは
およそ20年ぶりのこと。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
▲20.11.1 阿武隈急行 東船岡
(車窓から)


この阿武急はもともと、東北本線のルートから外れた地域の誘致活動によって国鉄の路線として福島~槻木の建設が始まり、国鉄時代の1968年に宮城県側の槻木〜丸森(17.4キロ)が非電化路線の「丸森線」として開業。その先の区間(福島方面)についても引き続き敷設が進められます (・o・*)ホホゥ。しかし、この頃の国鉄は経営赤字が悪化し、福島県側の工事は完成間近で凍結。丸森線は全線開通どころか、廃線の危機に立たされる事態となりました (´д`;)アウ…。そこで福島と宮城の両県、および沿線の市町は、未完成部分の国による工事続行を条件に、国鉄から当線を引き継ぐ“第三セクター鉄道(三セク)”への転換を選択 (-`ω´-*)サンセク。1986年に国鉄・丸森線あらため、三セク路線の「阿武隈急行」となって再出発し、それから二年後の1988年には福島〜丸森(37.5キロ)の完成を受けて念願の全線開業 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。同時に全線にわたって電化(交流20,000V・50Hz電化)され、現在の路線形態にいたっています ( ̄。 ̄)ヘー。


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のどかな田園風景が広がる
東船岡付近の車窓風景。
奥には蔵王連峰の山並みが望めます。
(゚ー゚*)ザオー
いま列車が走っている
槻木から丸森までのあいだは、
もと国鉄・丸森線だった区間。
マルマル♪(o ̄∇ ̄o)モリモリ♪
▲20.11.1 阿武隈急行 東船岡-岡
(車窓から)


そんな阿武隈急行は今年(2020年)で、丸森線としての初開業から52年、三セク転換から34年、全線開業(&全線電化)から32年・・・。たしかに歴史を着実に重ねてはいるけれど、車両の正面に「ありがとう」の記念ヘッドマークを掲げるには、なんだか中途ハンパな年数ジャマイカ? σ(゚・゚*)ンー…。
いや、「ありがとう」のヘッドマークは節目の年を祝うものではありません。


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沿線の各駅で車窓から目に付いた、
「ガンパッペ(頑張れ)、阿武急」の幟旗。
▲20.11.1 阿武隈急行 横倉
(車窓から)


今から一年前になる昨年(2019年)の10月、おもに関東甲信越から東北地方南部にかけて強襲した大型の台風19号(令和元年東日本台風)の猛威により、阿武急は路線が広範囲で被災。阿武隈川の氾濫や土砂崩れなどその被害は約50カ所にもおよび、一時は福島〜槻木の全線で運休となってしまいました ヽ(´д`;)アア…。
被害の少ない区間から順次運行を再開したものの、とくに被害の大きかった富野〜丸森(15.4キロ)のあいだは復旧工事が難航。県境に位置してもともと利用者の少ない区間だったため、部分廃止も示唆されます σ(・ω・`)ウーン…。しかし、そのような厳しい状況のなかにあっても、地域の足を守るという使命を託された現場の方の尽力によって復旧作業が進められ (*`・ω・´)-3フンス!、一年もの長い工事期間を経て不通だった区間をふくむ全線での運転が再開へ  (*゚▽゚)/゚・:*【全線再開】*:・゚\(゚▽゚*)。
そう、この「ありがとう」のヘッドマークは阿武急によると、運休中も支えてくれた沿線地域の方々に対しての感謝を表したものだそうです (´ω`)ナルヘソ。でも、きっと地域の方からしたら復旧作業に当たった現場の人たちに感謝したいところではないでしょうか カンシャ 人-`ω´-*) カンシャ。


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沿線で比較的大きな街の角田は有人駅で、
上下列車の行き違い可能な二面二線構造。
当駅で交換した下りの槻木ゆきは、
ご当地アニメ「政宗ダテニクル」とコラボした
「正宗ブルーライナー」の8100系です。
(゚∀゚)オッ!
この編成の正面にも「ありがとう」マークが
掲げられていました。
▲20.11.1 阿武隈急行 角田


そして、その復旧完了によって全線での運行が再開されたのは、つい昨日の10月31日。つまり今日(11/1)は再開から二日目です (・o・*)ホホゥ。
「GoTo」を利用して私が仙台の宿泊施設を早めに予約した時点では、まだ阿武急の運行再開日が公表される前で、当初の旅程は先述したように作並から山形経由で奥羽本線に乗るルートを考えていたのですが ( ̄  ̄*)ヤマガタ、私が宮城を訪れるタイミングで阿武急の不通区間が再開されると聞き、急きょ計画を変更 σ(゚・゚*)ンー…。奥羽本線でなく阿武急のほうを選んだのでした m9(`・ω・´)アブキュー!。
ちなみにこれは、すぐにでも駆けつけて運転再開を喜びたいとか、災害に見舞われた当線を応援したいというマジメな気持ちよりも(もちろんそれも少なからずあるけれど)、個人的に意外と訪れる機会が少ない阿武急に行ってみようと思わせる、ひとつのキッカケになったというのが正直なところ (^^;)ゞポリポリ。私が阿武急を訪れるのは、乗り潰し目的だったおよそ20年前の初乗車以来、今回が二度目です (*´∀`)ノ゙オヒサ。



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角田までの車窓風景は
平地に田畑が広がっていましたが、
そこを過ぎると次第に
県境の山が近づいてきます。
▲20.11.1 阿武隈急行 北丸森-丸森
(車窓から)


槻木から乗った上り列車は、福島までの全線を通して走るものでなく、途中の丸森どまりで、まるで旧・丸森線のような運用範囲 マルマル♪(o ̄∇ ̄o)モリモリ♪。福島と宮城の二県にまたがる阿武急ですが、現在は先述した台風被害のこともあって、全線を直通する定期列車は一本も設定されておらず(2020年10月31日改正の暫定ダイヤ)、福島県側の福島〜富野、県境に位置する富野〜丸森、宮城県側の丸森〜槻木と、一部の列車を除き、おおむねこの三つに分けられた運行体系となっています (・o・*)ホホゥ。そして福島県側と宮城県側はそれぞれの都市圏へ通勤通学需要が高いため、列車の運転本数も多めなのですが(日中でも福島側は30〜40分に一本、宮城側は一時間に一本)、利用者が少ない県境の閑散区間では復旧工事の関係もあって、列車の運転間隔が日中は二時間から三時間に一本程度と抑えられており ( ̄  ̄;)スクナイ…、意外と乗り通しにくい。
そんな区間別の極端な運行体系にあるなか、いまの私が乗っている列車(7928M)は終点の丸森で、富野方面の梁川ゆき(7716M)にわずか2分の好接続 (゚∀゚)オッ!。できれば乗り換えにもうちょい余裕が欲しいところですが、待ち時間なくスムーズに先へと進むことができます
ъ(゚Д゚)ナイス


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かつて丸森線の終着駅だった丸森で、
先へ進む梁川ゆき(左)に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ちなみに当地には江戸時代の豪商、
齋藤家の屋敷が残されており、
現在は郷土博物館として
観光名所のひとつになっています。
ホームの壁や駅名標に見られる鱗壁模様は
その屋敷をイメージしたもの。
( ̄。 ̄)ヘー
▲20.11.1 阿武隈急行 丸森

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梁川ゆきに使われる車両は
オリジナルカラー(一般色)の8100系。
白地に施された青と緑のラインは、
阿武隈川と阿武隈山地の自然を
イメージしています。
(゚ー゚*)アブキュー
▲20.11.1 阿武隈急行 丸森。


仙台、槻木に続き、またも短い時間で慌ただしく乗り換えを済ませて ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、梁川ゆきの上り列車は定時に丸森を発車 ε-(´o`;A フゥ…。
ここから進む先が昨日に運転を再開したばかりの復旧区間で、そこを任されたのは1988年の全線開業(&電化)時に投入され、同年にデビューした阿武急オリジナルの交流型電車・8100系 (o´∀`o)カコイイ!。槻木から乗った新型のAB900系よりも、やはりこの8100系のほうが、私にとっては阿武急のイメージにしっくりとハマり、落ち着きのようなものを覚えます (´ー`)マターリ。
そして、ふだんは乗客が少ないと思われる県境の閑散区間でも、運転再開から二日目で日曜日でもある今日は、方言が飛び交う地元の人たち(と鉄ちゃん)で車内はけっこうな賑わい ワイワイヽ| ○´ω`|ノヽ| ´ω`○|ノワイワイ。といっても混雑しているわけでなく、各ボックスシートに二人ずつが着席する程度の“ソーシャルディスタンス”的な乗車具合ですが、それでもこの乗客の数には復旧を待ち望んでいた喜びの様子が伺えました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


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直角のボックスシートが並ぶ8100系は
国鉄の急行形車両に近い雰囲気。
(´ω`*)シブイ
その車内には阿武急の復旧を心待ちにしていた
地元の人たちが多く見られ、
荷棚の下に目をやると
運転再開を記念して沿線の子供たちが描いた
阿武急の絵が飾られています。
(*'∀'*)オエカキ

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昨年の台風では氾濫した阿武隈川ですが、
今日は穏やかな川の流れが車窓から望めます。
紅葉の色づきはまだ浅いかな

(「゚ー゚)ドレドレ

災害が起きたことを意識しなければ、
とてもきれいな風景なんだけどね・・・。
▲20.11.1 阿武隈急行 丸森-あぶくま
(車窓から)

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運転の再開は行なわれたものの、
このあたりは土砂被害がひどかった場所で、
まだ工事が続いている箇所も見られました。
復旧作業おつかれさまです。
( ̄^ ̄)ゞピシッ!
▲20.11.1 阿武隈急行 丸森-あぶくま
(後方の車窓から)

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山側からの土砂崩れで、
ホームの損壊や路盤が流失するなど
甚大な被害を受けた、あぶくま(駅)。
被災前と変わらぬまでに再生されたホームには、
運転再開を記念した横断幕が掲げられています。
(*゚▽゚)/゚・:*【全線再開】*:・゚\(゚▽゚*)。
ちなみに左のほうに見えるのは駅舎でなく、
駅に併設された産業伝承館。
▲20.11.1 阿武隈急行 あぶくま
(車窓から)

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県境を越え、福島県に入って最初の駅は
勇ましい駅名の兜(かぶと)。
(`・ω・´)カブト
この地名の由来はわかりませんが、
阿武急が開通する以前の1980年までは
当地に阿武隈川の渡船が運行されていて、
“兜の渡し”と呼ばれていたそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲20.11.1 阿武隈急行 兜
(車窓から)

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その兜の駅近くをはじめ、
今の時期に沿線で多く目に付くのが
果樹畑でたわわに成った橙色の柿の実。
この柿は“あんぽ柿”と呼ばれる
高級な干し柿にされるもので、
ご当地の特産品です。
(゚¬゚*)ジュルリ
▲20.11.1 阿武隈急行 あぶくま-兜
(車窓から)


丸森から先は運転が行なえるまでに復旧したものの、まだ各所で工事が続けられていて、暫定的に速度が45キロに抑えられている列車 ノコノコ...(((o*・ω・)o。このあたりは阿武隈川の渓谷に沿って線路が敷かれており、災害の復旧工事による速度制限というところがちょっと皮肉な感じだけど、低速で進む列車の車窓からはその佳景をじっくりと眺めることができます (´▽`*)キレイ♪(そのような環境にあるがゆえ、土砂崩れが発生してしまったのですが・・・)。
“撮り鉄”の私としては、この阿武隈川沿いを進む箇所や、今の時期にちょうどたわわな実を付けた柿の木がある果樹畑などで、阿武急の列車を外から撮りたいところですが (・∀・)イイネ、先述したようにこの県境の区間は列車の本数が極端に少なくて、あぶくまや兜(かぶと)などの川沿いにある駅でもし途中下車したら、次に撮影できる下り列車は約二時間後 ( ̄  ̄;)ニジカン…、そのあとに再び乗る上り列車は三時間半後までなく ( ̄  ̄;)サンジカンハン…、さすがにこれでは効率が悪くて躊躇してしまいます σ(・∀・`)ウーン…。クルマでなく列車利用の“徒歩鉄”がこの県境区間で阿武急を撮るとすれば、今回のような仙山線からの転戦などでなく、朝から一日かけて巡るくらいの心構えがないと難しいかもしれません (´ω`)ナルヘソ。
そんな阿武隈川沿いのきれいな車窓風景を、撮り鉄できないジレンマを抱えながら眺めて過ごしていると ((o(・∀・`)o))ウズウズ、列車はやがて県境を越えて福島県へと入り、山あいを抜けたところにある富野に停車
(゚ー゚*)トミノ。ここまでが昨日に運転を再開した復旧区間です カンシャ 人-`ω´-*) カンシャ。列車はそこからさらに田園風景のなかを二駅ほど進み、梁川に到着しました (・ω・)トーチャコ。


4026.jpg
復旧した県境の区間を経て、
富野に停車。
(゚ー゚*)トミノ
当駅からは福島方面へ
列車の本数が多く設定されています。
▲20.11.1 阿武隈急行 富野
(車窓から)

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やながわ希望の森公園前は、
すべてを仮名にすると16文字。
開業当初は日本一長い駅名として知られ、
駅名標もそれにあわせたロングサイズですが、
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!
現在では日本で5位の長さとなっています
(ちなみに現在の1位は嵐電北野線にある
「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」)。
▲20.11.1 阿武隈急行 やながわ希望の森公園前
(車窓から)

4028.jpg
県境の山あいを抜けて、
車窓にはふたたび田園風景が
広がるようになりました。
(´ー`)ノドカ
▲20.11.1 阿武急 やながわ希望の森公園前-梁川
(車窓から)

4029.jpg
丸森から乗った列車の終点、
梁川に到着。
(・ω・)トーチャコ
ホームには当列車から降りて、
さらに先へ進む列車を待つ人たちが見られます。
▲20.11.1 阿武隈急行 梁川


梁川でさらに福島方面へ進む上り列車に乗り継ぐこととなりますが、ここではすぐに接続せず約30分待ち。そしてこの梁川をふくむ富野より先の上り方面は福島都市圏の近郊となる区間で、列車の運行本数も一気に増えます (・o・*)ホホゥ。
そこで、列車の本数が多く、時間的にも少し余裕があることから、ひとつこのあたりで阿武急の列車を沿線で撮ってみようと思い、ためしに梁川の駅を出てみました ...(((o*・ω・)o。


4030.jpg
福島県伊達市の梁川町に所在する梁川は
三角屋根の駅舎が印象的な有人駅。
当駅の付近には
阿武隈急行の本社と車両基地があり、
当線の中核をなす主要駅となっています。
▲20.11.1 阿武隈急行 梁川


作並1022-(仙山3834M)-仙台1053~1102-(東北434M)-槻木1128~1134-(阿武急7928M)-丸森1158~1200-(7716M)-梁川1227

もうこのあたりの線路は阿武隈川から離れてしまい、先ほどの車窓から見た渓谷のようなきれいな風景は望めないけれど、せっかく阿武急を訪れたのならば少しはそれらしい画が撮りたいところ σ(゚・゚*)ンー…。そんなことを考えながら、とくにアテもなく適当に線路沿いの細道を歩いていると、その先の畑の一角でたくさんの実を付けた柿の木に目が留まりました (゚∀゚)オッ!。このあたりは柿の名産地なので、これが列車とウマく絡められれば阿武急らしさが出るかな?
私が梁川まで乗ってきた列車の30分後となる、富野始発の福島ゆき上り列車(930M)がまもなくやってきます
ε-(°ω°*)キタッ!


4033.jpg
梁川の駅から富野のほうへ
数分ほど歩いたところで、
線路脇に立つ柿の木を見つけました。
のどかでいい散歩道だねぇ・・・。
(´ー`)マターリ

4034.jpg
ご当地名物の柿を横目に見て走る、
阿武隈急行の8100系。
今年の実り具合はいかがでしょうか。
阿武急沿線、秋の一コマ。
(゚- ゚)アキ…
▲20.11.1 阿武急 やながわ希望の森公園前-梁川


お、意外と悪くないじゃん (・∀・)イイネ。
出荷用の柿を育てる広大な果樹園でなく、野菜畑の一角にあった数本の柿の木だけど、たわわな実をいっぱい成らせたそのさまは、なかなか立派じゃないですか。まさに“実りの秋” +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
そんな柿の木の横を走りゆくのは、例の「ありがとう」ヘッドマークを掲げた8100系 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。現在の阿武急ではまだまだ新型のAB900系より8100系のほうが多い状況ですが、阿武急によると近年中にすべての車両を置き換える計画なので、この機会に8100系を記録できたのはいい収穫でした (^_[◎]oパチリ。


4035.jpg
秋の季節感を求めて
稲刈り後の藁塚が並ぶ刈り田でも、
阿武急の列車をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
8100系はサイドから撮ると、
車体側面に施された青と緑の帯が際立ちます。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲20.11.1 阿武急 やながわ希望の森公園前-梁川
(後追い)


ちなみにこの場所は、南西の立ち位置から北東方向を望んでいるので、昼過ぎの今は晴れたらおそらく順光になると思われるものの、残念ながら日差しには恵まれず (・ε・`)チェ、今朝のテレビで見た“晴れのち曇り”の天気予報どおり、阿武急に来てからの時間帯は曇り空となってしまいました (-ω-;*)ドングモリ…。どうやら今日の私の“晴れ運”は、仙山線の作並で使い果たしちゃったみたい(笑)(。A。)アヒャ☆。それでも、“柿の木と阿武急”というご当地らしくて、さらには秋の風情が感じられるようなカットが撮れたことに満足です。適当に見つけた撮影ポイントにしては上出来でしょう (+`゚∀´)=b OK牧場!。
もう一本、いまの上り列車が梁川で交換した下り列車(925M)のほうは、刈り田に立てられていた藁塚と絡めて撮影 (^_[◎]oパチリ。一時間足らずの短時間で上下一本ずつ、二本の列車が効率よく撮れました ъ(゚Д゚)ナイス。沿線での撮影はここまでとして、梁川の駅に戻ります。


4037.jpg
有人駅ながら入鋏は省略の梁川
・・・ですが、
改札には鋏を持った女性駅員さんが
いらっしゃいました。

彼女は阿武急の鉄道むすめ(キャラクター)、
丸森たかこ”サンだそうです。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア

4036.jpg
そんな彼女から・・・じゃなくて、
窓口で発券してもらったのは、
「富野・丸森駅間 再開通記念乗車券」。
阿武急の全線が一日乗り放題で、
なんと300円!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!

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4032.jpg
梁川の待合室には、
昨年の台風被害の状況を記録した写真
掲示されていました。
土砂に埋もれた線路や崩壊したホームなど、
復旧作業がいかに大変だったかが分かり、
身につまされる思いです・・・。


次の列車へ乗る前に、私が梁川の窓口で買い求めたのは「富野・丸森駅間 再開通記念乗車券」(=゚-゚)つ[キップ] 。これは昨日の全線再開日から枚数限定で発売されている、阿武急全線(福島〜槻木)で有効な一日乗車券(フリーきっぷ)なのですが、その価格はなんと300円!。本来は福島〜槻木の片道普通乗車券が980円ですから、驚くほどの安さではありませんか Σ(゚∇゚;ノ)ノ ヤスッ!。
ただ、私はすでに阿武急の全線で有効な「週末パス」を持っているため、この格安フリーきっぷを買う実用的な意味はなく、これは“記念きっぷマニア”としての保存用と、ほんの微々たる額でもきっぷを買って阿武急を応援したいという気持ちから購入しました ( ̄▽ ̄;)マニア…(なお余談ですが、この記事を書くにあたって阿武急の鉄道むすめ・“丸森たかこ”サンのプロフィールを見てみたら、趣味は“記念きっぷ集め”だそうです。趣味が合うじゃん(笑))。
ちなみに「再開通記念乗車券」ほどの格安ではないけれど、毎月第1日曜日と元日、鉄道の日(10/14)のみに発売される「阿武急フリーきっぷ」は600円、阿武急の“急”にかけて毎月9の付く日に発売される「あぶ急トクだねきっぷ」は900円と、こちらも知っておくとおトクに利用できます (´艸`*)オトク♪。
そんな「再開通記念乗車券」を片手に梁川から福島ゆきの上り列車へ乗り、槻木〜丸森、丸森〜梁川につづいて三区間目となる阿武急の“乗り鉄”を再開 ...(((o*・ω・)o。


4038.jpg
梁川のホームに入ってきた
福島ゆき上り列車は8100系。
先ほど藁塚といっしょに撮った編成が、
富野で折り返してきたものです。
▲20.11.1 阿武隈急行 梁川

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梁川を発車すると、
車窓の右手に見えるのは阿武急の車両基地。
(「゚ー゚)ドレドレ
その構内には真新しいAB900系の姿がありました。
槻木から乗った当系(AB-1編成)は青かったけど、
こちら(AB-2編成)は緑なのね。
(゚ー゚*)ミドレンジャー
▲20.11.1 阿武隈急行 梁川-新田(車窓から)

4040.jpg
伊達市保原町に所在する保原。
伊達(だて)という駅は東北本線にありますが、
この保原のほうが伊達市役所に近く、
当駅の駅舎は旧・伊達郡役所を模した
立派な造りとなっています。
(・o・*)ホホゥ
▲20.11.1 阿武隈急行 保原(車窓から)

4041.jpg
福島への通勤圏内に入ってきた沿線には
新しい住宅地が見られ、
高子の駅前も広範囲で宅地造成中でした。
ちなみにこの高子(たかこ)という駅名が
さっき出会った“鉄道むすめ”の名前の由来ね。
(*’∀’*)タカコ♪
▲20.11.1 阿武隈急行 高子(車窓から)

4042_1.jpg
4042.jpg
ふたたび阿武隈川を渡った列車は、
福島市内へと入りました。
このあたりの果樹園では柿よりも、
モモやリンゴの木のほうが多く見られます。
ハイヒール(゚ー゚*)リンゴ
まさにフルーツ王国の福島らしい風景。
▲20.11.1 阿武隈急行 向瀬上-瀬上
(車窓から)


県境の復旧区間でかけられていた速度制限が解除され、本来の走りをみせる8100系 (*`・ω・´)-3フンス!。当系は国鉄の713系の走行機器類をベースとしており、本家のJRではもうあまり聞くことができなくなった重厚なモーター音を響かせます。“乗り鉄”としてはこれを聞くだけでも旅情が高まると言うもの (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
梁川のあたりで田園風景が広がっていた車窓風景は、福島へ近づくにつれて次第に住宅地が目立ちはじめ、それと比例して乗客のほうも増えてきました。今日は日曜日なので福島の街へお買い物にでも行くのでしょうか (*’∀’*)オカイモノ♪。国鉄・丸森線の延伸としては紆余曲折あった当線ですが、全線開業から30年あまりの時が経ち、いまではすっかり地元の足として定着した印象を受けます (´ー`)シミジミ。
車内が賑わいだした列車は、やがて福島の手前4.7キロ地点にある阿武急と東北本線の合流点(矢野目信号場)を通過し、まもなく終点の福島に到着 (´w`*)ドツカレサン。


4043.jpg
卸町を出ると、
車窓の右から近づいてきたのは、
東北新幹線の高架線。
(゚∀゚)オッ!
この下をくぐり抜けて・・・
▲20.11.1 阿武隈急行 卸町-福島
(車窓から)

4044.jpg
矢野目信号場で東北本線と合流。
槻木で分かれて以来の再会です。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
ちなみに福島と矢野目信号場のあいだは
阿武急と東北本線の重複区間。
▲20.11.1 阿武隈急行 卸町-福島
(車窓から)

4045.jpg
福島の構内に入る阿武急。
右のほうに見えるのは奥羽本線の719系で、
もしもルート選択で阿武急を選ばなかったら、
私は作並から山形や米沢を経て、
あちらの列車で福島に着いたことでしょう。
▲20.11.1 阿武隈急行 福島


台風被害からの復旧を果たし、約一年ぶりに全線での運転が再開された阿武隈急行 (゚ー゚*)アブキュー。たまたま私がこちらのほうへ旅する日程と運行再開日が合ったことから、久しぶりに訪れて槻木から福島までの全線を乗り通してみました ...(((o*・ω・)o。
20年前の初回は乗り潰すことばかりを意識していたからか、正直、あまり印象に残るような路線ではなかったのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回は余裕を持ってじっくりと、三本の列車(二回の乗り換え)によって分けられたそれぞれの区間で、変化に富んだ車窓風景をあらためて見直すことができたように思います (´ω`)シミジミ。
当線にまた訪れる機会があるならば、今度はもっと沿線での撮影を楽しみたいものですね。新緑の時期の阿武隈川沿いなど、いいかもしれません (・∀・)イイネ。


4046.jpg
梁川から40分、
福島に終着した阿武急。
(・ω・)トーチャコ
次に私が阿武急を訪れるとき、
はたしてこの8100系は
まだ残っているのだろうか・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲20.11.1 阿武隈急行 福島


さて、阿武急を乗り通してやってきた福島 (゚ー゚*)フクシマ。
あとはもう東京へと帰るだけで、ここから東北新幹線を使おうか、それとも在来線の東北本線にしようか、決めあぐねていたのですが σ(゚・゚*)ンー…、福島の構内に掲げられていた列車の発車標を確認したら、あと数分で発車する東北本線の郡山ゆき上り普通列車があり、その列車へなかば条件反射的に飛び乗ってしまいますた (*゚ロ゚)ハッ!。
まあ、とくに新幹線を使うほど急いで帰る理由はないし、のんびりと東北本線を乗り継いでいきますか・・・カエロ…((((o* ̄-)o。


4048.jpg
福島では8分の接続で、
東北本線の郡山ゆきに乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両はあまり嬉しくない、
オールロングシートの701系でした。
▲20.11.1 東北本線 福島

4049.jpg
郡山で乗り継いだ新白河ゆきも、
同じく701系・・・。
キビシい“ロングシート修行”ですが、
それでも列車旅は楽しい。
(´σД`)マ、イッカ
▲20.11.1 東北本線 郡山

4050.jpg
新白河からの黒磯ゆきはE531系で、
この車両にはボックスシートがあります
(セミクロスシート仕様)。
振り返ると今旅のスタートは
上野から乗った常磐線のE531系でした。
▲20.11.1 東北本線 新白河


「GoToトラベル」で宿泊施設が割引になることがひとつのきっかけとなり、不通区間の復旧後にまだ乗れていなかった常磐線を旅の軸にして、目的地を宮城県とした今回の鉄道旅 (*・o・)ノ Go!。一泊二日程度の短い日程でしたが、常磐線、仙石線、仙山線、そして阿武隈急行と、それぞれに特色のある路線を効率よく巡ることができ ...(((o*・ω・)o、また、松島の海景色や作並の紅葉、梁川の柿の木など、撮り鉄的にも多くの成果が得られて、存分に旅を満喫することができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
わずか数分での乗り換えが多くて、食事時間もままならぬ、あいかわらず慌ただしい行程ではありますが アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、いくら「GoTo」で割引されて格安に旅行ができると言っても、一介のサラリーマンである私にとって泊まりがけの旅行は、年に数回だけ許された贅沢なものなので (´д⊂)ボンビー、出かけられる機会ではついあれやこれや欲張ってしまいます アレヤo(゚д゚o≡o゚д゚)oコレヤ。でも、目的地までを単純に往復するのではなく、私なりには“面白味のある鉄旅”ができたと思っています (-`ω´-*)ウム。とくに二日目の仙山線から阿武急という選択は、けっこう意外だったのではないでしょうか ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


4051.jpg
車内打ち上げのお供は、
電子版の「地域共通クーポン」を使用して
郡山で買った「海苔のりべん(¥1,000)」。
お弁当の定番である“のり弁”を駅弁にしたもので、
焼鮭や玉子焼き、煮物に漬け物など、
おかずの豊富さも嬉しいのですが、
なによりもこのお弁当のメインである
“みちのく寒流海苔”が、
二段重ねになっているところが素晴らしい。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆☆・

あ、そういえば忘れるところでしたが、「GoTo」で発券された電子版の「地域共通クーポン」(゚ー゚*)クーポン、実は宿泊地となった仙台の街なかや駅のお店では使いそびれてしまい(というか、電子版が使える店舗が少ない)、あわや無駄になりかけたものの σ(・ω・`)ウーン…、二日間有効のこのクーポンは宿泊した県だけでなく隣県でも利用可能とのことで、宮城県のお隣にあたる福島県の郡山で駅弁を買うのに使わせていただきました ピッ![]o(・∀・*)。

最近ではまた新型コロナウイルスの感染者(陽性者)が急増して、「GoToキャンペーン」の見直しも議論される事態となっていますが、状況が一日も早く落ち着いてふたたび誰もが自由に旅行へ行けるようになることを願っています。


4052.jpg
が暮れた黒磯のホームに入ってきた
205系の宇都宮ゆき。
( ̄∇ ̄*)ニマゴ
(お、オリジナル顔のY12編成じゃん)。
今旅では初日の仙石線で、
当系の仲間に乗車しています。
▲20.11.1 東北本線 黒磯

4053.jpg
そして宇都宮で乗り継いだ
旅のラストランナーは
湘南新宿ライン経由の逗子ゆき普通列車。
E231系よりも座席のよい
E233系に当たったのはラッキー。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
後方車両のボックスシートに座ります。
▲20.11.1 東北本線 宇都宮


梁川1334-(阿武急932M)-福島1410~1418-(東北1146M)-郡山1507~1547-(2146M)-新白河1626~1631-(4142M)-黒磯1654~1714-(668M)-宇都宮1807~1823-(2555Y)-新宿2017



ONE-shot 380 Brown×Brown [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 380 Brown×Brown

7002.jpg
都会的なイメージが強い地下鉄の電車ですが、
近年は郊外路線への直通範囲が拡大し、
このように自然が豊かな場所も走ります
(しかも単線区間!)。
(´ー`)マターリ

路線のラインカラーがブラウン(茶色)の
地下鉄・副都心線で運用されている、
東京メトロ7000系。
その帯色と同じ感じの色に染まった紅葉が、
直通先の東武東上線から都心へと戻る
地下鉄車両を見送りました。
(゚- ゚)アキ…

7000系の誕生から46年目の秋。


20.11.7 東武東上線 小川町-武蔵嵐山





7001.jpg
東京メトロの7000系と10000系による
副都心線(有楽町線)から東武東上線への直通運用は
ほとんどが川越市か森林公園までとなっているなか、
さらにその先の区間へ進む小川町ゆきが
土休日に二運用だけ設定されており、
コアなファンが注目する運用となっています。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

土休日に二往復、
そのうちの一往復(95S)は朝早いため、
私が沿線で撮影できるのは一往復(33S)のみ。
それだけでも撮りにくい“レア運用”なのですが、
これをできれば古い7000系のほうで撮りたい。
σ(゚・゚*)メトナナ…
そんな機会を春ごろから眈々と伺っていたものの、
撮影に行ける日と車両の運用がなかなか合わず
(撮影に行けるときは、いつも10000系・・・´Д`;)、
7000系の置き換えを目的とされる
17000系の新製投入に焦りを感じ始めていたところ、
(´・д・`;)ハラハラ…
木々の葉が秋色になった11月になってようやく
小川町運用の7000系をキャッチすることができました。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!

運用を毎週チェックしていたわけではないけれど、
意識し始めてから撮れるまでに半年あまり・・・。
定期運用での特定編成を狙うのは意外と難しく、
時として粘り強さが求められるものです。
(-`ω´-*)ウム

ちなみにこの日の当該運用に就いたのは
トップナンバーの7101編成で
(現在の東京メトロにおける“現役最古参”の編成)、
ここで撮れた嬉しさがさらに倍増しました。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪



仙山線・・・E721系 撮影記 [鉄道旅行記]

1000.jpg
2020.11.1 Goto宮城 その2
錦秋の山風景を求めて・・・
仙山線 E721系 撮影
 
 
前回からの続きです。

コロナ禍の旅行・観光事業支援策「GoToトラベルキャンペーン」の“東京解除”(10/1から)を受けて ( ̄∀ ̄)ゴトー、その割引を活用した泊まりがけの鉄道旅に出かけた私 ...(((o*・ω・)o。初日(10/31)は都内から常磐線の列車を乗り継いで北上し、東日本大震災と原発事故による長らくの不通から復旧を果たした運転再開区間(富岡〜浪江)を経て、やってきたのは東北は杜の都・仙台 (゚ー゚*)センダイ。さらにそこから少し足を伸ばして、日本三景のひとつに数えられる景勝地の松島へ アア(゚- ゚)マツシマヤ…。その佳景を一望する高台の公園から西日に照らされた仙石線(せんせきせん)の列車(205系)を撮り (^_[◎]oパチリ、ご当地名物の牡蛎料理や牛タン(串)、ずんだアイスなども味わって (゚д゚)ウマー!、旅を満喫。この日は「GoToトラベル」の割引が適用された仙台駅近くのシティホテルに宿泊しました  ⊂^⌒⊃_д_)⊃ クカー…。


11月1日(日)


1002.jpg
旅の二日目は仙台からスタート。
さて、どこへ行こうか・・・。
▲20.11.1 東北本線 仙台


仙台で迎えた二日目の朝 ('-'*)オハヨ。
いつもの鉄旅なら私は、なるべく移動の効率を優先して朝早く出発するため、宿を予約する際に朝食を付けないプランを選ぶことが多いのですが(宿によってはそのぶん、料金がちょっとだけ安いし (´∀`;)セコイ)、「GoTo対象」という条件で選んだ今回のホテルではすべてのプランに朝食が付いていて、これは時間が許すならば食べていきたい ( ̄¬ ̄*)ジュルリ。食事の提供時間は6時半からで、私が乗りたい列車はホテルから歩いて10分程度かかる仙台駅を7時07分発 σ(゚・゚*)ンー…。朝からちょっと慌ただしいけど、どうにかお腹を満たした状態で予定通りの列車に乗ることができました マンプク!(*)´З`)=3。


1001.jpg
宿泊したホテルで提供された、
ビュッフェスタイルの朝食
(使い捨てのビニール手袋を着用するなど
感染対策を実施)。
パンにソーセージ、サラダ、フルーツ、
さらにはポタージュやカレーライスまで、
ついつい取りすぎちゃいます。
アレモ(゚д゚≡゚д゚)コレモ
のんびりと食べている余裕はないのに・・・。

1003.jpg
仙台の7番線ホームを7時07分発という
7並びに何となく縁起の良さを感じる、
仙山線の山形ゆき普通列車はE721系。
▲20.11.1 東北本線 仙台


東北新幹線、東北本線をはじめ、JRや地下鉄の複数路線が発着する仙台駅 (゚ー゚*)センダイ。昨日は仙台と石巻をむすぶことが線名の由来になっている仙石線に乗りましたが、今日の目的路線は仙台と山形をむすぶことが線名由来の仙山線(せんざんせん)で ( ̄▽ ̄*)センザン、定刻に仙台を出た山形ゆきの普通列車は、北へ向かう東北本線と分かれて進路を西のほうに取ります ニシヘ…((((o* ̄-)o。


1004.jpg
仙台の中心市街地を迂回するように
北山丘陵を西へすすむ仙山線。
北仙台付近では車窓の左手に
仙台の街なかにそびえる高層ビルが望めます。
▲20.11.1 仙山線 北仙台-北山
(車窓から)


仙台と山形の都市間アクセスを担う仙山線(正式な路線区間は仙台〜羽前千歳)は、個人的に旅程中の経由路線として利用することが多いほか、両県境の山あいを縫うように敷かれた風光明媚な沿線風景を目的として、作並(さくなみ)山寺(やまでら楯山(たてやま)などへ、私は過去に何度か“撮り鉄”でも訪れています (^_[◎]oパチリ。
そして今回は秋という時期的に山々の紅葉を望みたいと思い、久しぶりに当線へ足を向けてみました (・∀・)イイネ。昨日が海(仙石線)なら、今日は山(仙山線)です (゚∀゚)アヒャ☆。


1005.jpg
仙台の中心市街地を迂回するように
北山丘陵を西へすすむ仙山線。
都市部の住宅地を抜けた国見あたりから
車窓にはだんだんと自然の緑が増えてきました。
ところで、今日は雲が広がる空模様か?
σ(゚・゚*)ンー…
▲20.11.1 仙山線 葛岡-陸前落合
(車窓から)


朝のニュースで見た天気予報によると今日の宮城県は“晴れのち曇り”で、列車の車窓越しに見上げた空は薄い雲が広がる薄晴れって感じ。雨が降る心配は無さそうですが、昨日ほどのピーカン(快晴)は期待できないかもしれません (・∀・`)ウスバレ。また、天気もさることながら、車窓を眺めていて気になるのは、やはり紅葉の色づき具合 (「゚ー゚)ドレドレ。
実は仙山線では私が訪れる一週間前の先週末(10/25)に、沿線の紅葉観賞をおもな目的とした臨時快速の「仙山線紅葉号」が、ED75形機関車の牽引による12系客車というファン垂涎の編成で運転されており (゚∀゚*)オオッ!、当列車の撮影に私は参戦しなかったけど、鉄ちゃんが発信する鉄系のブログやSNSなどでその模様(写真や動画)を目にしました \_ヘヘ(- ̄*)ホホウ。それによると仙山線沿線の紅葉は、まだピークにはちょっと早いかな・・・って個人的な印象で(場所によりますが)、あれから一週間後となる今日(11/1)はさらに色づきが進んで、いい具合となっていると私は踏んできたのですが、はたしてどうでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。


1006.jpg
仙台から30分の陸前白沢を過ぎると、
こんな山深いところを走るようになりました。
w(゚o゚*)w オオー!!
列車は第二広瀬川橋梁を通過中で、
右のほうに特徴的な橋の影が確認できます。
そして渓谷の紅葉がいい感じですね。
(・∀・)キレイ
▲20.11.1 仙山線 陸前白沢-熊ヶ根
(車窓から)


“秋保(あきゆ)温泉口”の副名を持つ愛子(あやし)のあたりまではまだ葉が緑で、さほど紅葉が色づいていないように感じましたが ( ̄  ̄ )マダマダ…、さらに先へと列車が進んだ熊ヶ根(くまがね)付近に存在し、トレッスル式の鉄橋として現在は国内第一位の高さを誇る、鉄道名所(選奨土木遺産登録)の第二広瀬川橋梁から車窓越しに渓谷を望むと、その岩肌は赤や黄色の鮮やかな紅葉で彩られており、ここでテンションが一気に高まります (゚∀゚*)オオッ!!。これから訪れる撮影ポイントの紅葉にも同様の綺麗さを期待しつつ、私が列車を降りたのは作並 (・ω・)トーチャコ。
ちなみに、仙台から40分以上も仙山線の普通列車に揺られて景色ががらっと変わったけど、実は当地も仙台の中心部(仙台駅や繁華街)と同じ仙台市青葉区内です(旧・宮城町)。青葉区ってすごく広いのね・・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。


1007.jpg
作並で下車客を迎えてくれたのは、
当地の伝統工芸、
“作並こけし”の作並花子さん(笑)
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲20.11.1 仙山線 作並

1008.jpg
2008年に改築された作並の駅舎は
木造のログハウス風?
当駅は作並温泉への玄関口であるほか、
付近にはニッカウヰスキーの蒸留所などもあります。
▲20.11.1 仙山線 作並

1010_1.jpg
1010.jpg
そして仙山線の北仙台〜作並は
昭和30年に交流電化の試験が行われた区間で
(試験終了後に実用化)、
その記念碑が作並の駅構内に立てられています。
鉄ちゃんとして見逃せないポイント。
( ̄。 ̄)ヘー


仙台0707-(仙山823M)-作並0750

山あいにある自然豊かな温泉郷から、“仙台の奥座敷”とも称される作並 (゚ー゚*)サクナミ。そんな当地で私が目指す撮影ポイントは、この作並と隣駅の奥新川(おくにっかわ)のちょうど中間点くらいに位置し、グ〇グル先生の地図によると、どちらの駅から歩いても40分くらいかかる距離だそうですが ( ̄  ̄;)40プン…、作並の駅前からはその途中まで路線バスの便があり、これは私のような“徒歩鉄”には助かります (゚∀゚)オッ!。しかも列車を降りてから15分程度の待ち時間(8時05分発)という好接続 ъ(゚Д゚)ナイス。


1011.jpg
作並の駅から国道へ出たところにある、
仙台市営バスの作並駅前停留所。
(゚ー゚*)バス
おおむね一時間に一本程度の運行本数で、
作並温泉元湯ゆきの路線バスは
ほぼ定刻に来てくれました。
▲20.11.1 仙台市営バス 作並駅前


バスを利用するのは駅前からわずか3停留所分で、乗車時間は5分にも満たないけれど、この間の1.8キロを歩けば20分以上はかかります。20分だけの歩きならばたいしたことありませんが、トータルで40分かかる距離のうちの20分をバスでカットできるのは大きい (-`ω´-*)ウム。ちなみに作並駅前から林道の入り口となる作並新坂(さくなみしんさか)の停留所まで、運賃は210円でした (*´ω`)つ⌒○ チャリーン。
バスを降りてからは歩いて林道を進みます。目的地まではほぼ一本道なので、迷うことはなさそう ...(((o*・ω・)o。

作並駅前0805-(仙台市営バス)-作並新坂0809


1012.jpg
作並新坂のバス停から
国道を少し駅のほうへ戻ったところに、
“奥新川橋”の道しるべが立っている
林道の入り口があります。
コッチ…((((o* ̄-)o

1013.jpg
整備されていて歩きやすい林道。
ここを1.5キロほど進むのですが、
私のほかに歩く人の姿はなく、
イノシシやクマとの遭遇が怖い・・・。
( ̄  ̄;)クマ…
時おり茂みのほうから聞こえる
“ガサっ”という
不穏な物音にビビりまくりです。
ヒィィィ(((lll゚Д゚)))ィィィィ


山のほうへ上り坂が続く林道は、それほど険しい道のりでなく、朝の爽やかな空気と自然の木々に囲まれて気持ちのいいハイキング ε=ε=ε=┌(* ̄v ̄)┘テクテク
・・・ですが、晩秋となる今の時期に山道で怖いのは、冬眠を控えた凶暴なクマとの遭遇。最近はよくニュースなどでも話題に取り上げられていますよね クマ━━ヽ( ・(ェ)・ )ノ━━!。それなのに、クマよけの“熊鈴”をうっかり家に忘れてきてしまった私 (ノO`)アチャー。そこで昨晩、仙台の街なかにある100円ショップで手芸用(?)の鈴を購入し、5個セットのそれを針金で束ねて簡易的な熊鈴にしてみました (+`゚∀´)=b OK牧場!。“カランコロン”と鳴るちゃんとした熊鈴でなく、“シャンシャン”と明るく響く鈴の音は、クマも思わず踊りだしちゃうような楽し気な感じで シャンシャン♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノシャンシャン♪、クマよけの効果があるかどうか怪しいところですが、少なくとも気分的には心強い (゚∀゚)アヒャ☆。


1014.jpg
100円ショップで買った鈴を束ねた
簡易的な熊鈴。
シャンシャン♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノシャンシャン♪
ちなみに針金のほうは
以前に壊れた傘を修復した際に使ったものが、
カメラバックのなかに残されていました。


そんな熊鈴(?)をやかましく鳴らしながら林道を歩き進んでいくと ...(((o*・ω・)o、やがて木々が切れて視界がパッと開ける箇所があり、そこにはすでにお二人の同業者(鉄ちゃん)の姿がありました (゚∀゚)オッ!。そう、ここが目的地の撮影ポイントです (・ω・)トーチャコ。先客の方からしたら、なんだか“賑やかなヤツ”がやってきたぞ・・・と思われたかもしれませんね(笑)


1015.jpg
1016.jpg
すでに先客の方がいらした
目的地の撮影ポイント。
そこからの眺めはこんな感じで、
林道から手軽に壮大な風景が望めます。
(「゚ー゚)ドレドレ


スタンバイ万全な先客の方に軽くご挨拶をして (*・ω・)ノ゙チワッス♪、私もその横で少し急ぎ目に手早くカメラをセッティング アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。というのも、バスを8時09分に降りてから林道を歩き、間に合えばいいな・・・と考えていた、奥新川8時30分発の仙台ゆき上り普通列車(824M)が、まもなくやってくるのです ε-(°ω°*)キタッ!。


1017.jpg
秋深し。
紅葉に彩られた山景色のなか、
仙山線のE721系が
谷に架けられた赤い鉄橋を渡りゆく。
▲20.11.1 仙山線 奥新川-作並


紅葉の山で仙山線が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
山深いダイナミックな景色のなか、その端っこにちょこんと架けられた赤いガーダー橋へ、一瞬だけ姿を見せた仙山線のE721系 |∀・)チラッ。山あいに“タタン、タタン…”とこだまする走行音で列車の接近がわかるとはいえ、緊張感の高い“まばたき禁止”の撮影ポイントです (`・v・´;)ドキドキ。
山々を彩る紅葉は、まだ少し色づきが浅いかな・・・σ(゚・゚*)ンー…といった感じではあるものの、それでも見事な秋色に染まり、錦繍の舞台を作り上げています (・∀・)イイネ。これで日が差してくれたら、もうちょっと紅葉の鮮やかさが増すのではないかと思うのですが、あいにく列車の通過時には雲が広がって太陽を隠してしまいました (´д`;)アウ…。


1018.jpg
雲が広がる空模様。
ところどころに青空は覗くものの、
なかなか太陽が顔を出してくれません。
σ(・∀・`)ウーン…

1019.jpg
県境にまたがる山を越えて、
一路、山形を目指す仙山線の快速列車。
その車窓には今の時期にしか味わえない、
錦の風景が広がります。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲20.11.1 仙山線 作並-奥新川


この区間は運転間隔がおおむね一時間から一時間半の仙山線。私が当地で撮影を始めてから二本目の通過となる、山形ゆき下り快速列車(3831M)のときには、かろうじて弱々しい薄日が差したけれど、明るさ的にはぜんぜん物足りません σ(・∀・`)ウーン…。
この列車が通過したあと、先にいらしていたお二方のうちのおひとりが撤収 オサキ!( ゚д゚)ノシ。いっぽうもうひとりの方は、早朝からずっとここで撮影を続けているのだそうですが、列車が通過するときに限って日が翳ってしまい、なかなか思うような画が撮れないとのこと。日頃の行いが悪いのかなぁ・・・なんて、ため息まじりに漏らしています ε=(・д・`*)ハァ…。
でも、“自称・晴れ男”の私が来たからには、もう大丈夫(あくまでも“自称”よ)。必ずや太陽を出させてみせようぞ (*`・ω・´)-3フンス!・・・な〜んて、もちろん口には出さないけれど、雲の流れ具合からなんとなく、次の列車が通過するときには日が差してくれそうな気がするんですよね σ(゚・゚*)ンー…。
そんな状況で、結局は翳った (´Д⊂ダメポ・・・といったオチになりそうななか、私の撮影開始から三本目となる、仙台ゆき上り普通列車(826M)を迎えます。
太陽よ、出てこいっ! (〜`Д´)〜 ハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロ…


1021.jpg
列車が橋上へ躍り出るのに合わせて、
山あいに降りそそいだ秋の陽光が
木々の紅葉を鮮やかに浮かび上がらせます。
ああ美しき、秋の仙山線。
▲20.11.1 仙山線 奥新川-作並


日差し、キタ━━━━(☆∀☆)━━━━ッ!!
私よりも、隣の方のほうが、ようやく・・・といった気持ちでしょう (゚ノ∀`゚)゚ヤット…。列車が通過する5分くらい前から、雲の切れ間より覗かせた太陽の光があたり一帯を照らし (つ▽≦*)マブシッ!、その状況で鉄橋を渡るE721系を撮ることができました (^_[◎]oパチリ。“晴れ運“万歳!ヽ(´▽`*)ノバンザイ♪(たまたま日が差しただけであり、私の“晴れ運”など冗談半分だと思ってくださいね (^^;)ゞ)。
ただ、たしかに日が当たったことで風景が明るくなり、コントラスト(明暗差)も強まったけれど、紅葉の鮮やかさはあまり変わらず、やはりまだ色づきのピークにはちょっと早かったことを裏付ける結果に σ(゚・゚*)ンー…。また、雲間から日は差したものの、背景の空色は青くなく白いままなので、あえてカットする構図にしています (´ω`)ナルヘソ。それでも、“晴れのち曇り”の予報が出されて、晴れカットを得るなら午前中が勝負と考えていたなか、一カットでも日が当たった状況で紅葉の山をゆく仙山線が撮れたのは大きな収穫でした (+`゚∀´)=b OK牧場!。当地に約一時間の滞在で撮れた三本の列車は、曇り、薄晴れ、晴れで、戦績は“一勝一分け一敗”といったところでしょうか ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。

今日は前週に運転されたED75形+12系による「仙山線紅葉号」のような“ネタ列車”はなかったけど、この壮大なロケーションでE721系の快速や普通列車が撮れただけでも個人的にはじゅうぶんに満足 ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
このあと、ほかにも行きたいところがあるため、ここでの撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。まだしばらく撮影を続けるという隣人に挨拶して ンジャ!( ゚д゚)ノシ、ふたたび“シャンシャン”とやかましい鈴の音を鳴らしながら、私は山を下りました ...(((o*・ω・)o。


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時間を見計らって撮影地をあとにして、
帰りも作並駅までバスを利用します。
(゚ー゚*)バス
ちなみにこの路線バスは
国道48号線を通って仙台駅まで運行されており、
けっこうな長距離路線です。
▲20.11.1 仙台市営バス 作並新坂


作並新坂1003-(仙台市営バス)-作並駅前1008


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朝はひとけが無かった作並駅ですが、
10時をまわった今は
作並温泉の旅館送迎バスなどが発着し、
湯治客や観光客の姿が見られます。
▲20.11.1 仙山線 作並

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駅に併設された観光案内所には
温泉むすめ”さんのボードが置かれていました。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
でも、恰好がなんだか学生の制服っぽくて、
あまり温泉らしくない気がするんですけど・・・。
σ(゚・゚*)ンー…


撮影地から戻る際にも途中から路線バスを利用して、作並の駅に帰ってきました (=゚ω゚)ノ゙タライマ。
このあとは別の場所で仙山線の撮影を続けるのか、それとも下り列車に乗って山形方面へ向かうのか、もしくは朝の出発地となった仙台のほうに上り列車で戻るのか・・・。はたして私の次なる目的地は? σ(゚・゚*)ンー…


・・・続きます。シャンシャン♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノシャンシャン♪




仙石線・・・205系 撮影記 [鉄道旅行記]

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2020.10.31 Goto宮城 その1
ああ松島や・・・(´ー`)
仙石線 205系 撮影
 
 
「Gotoトラベル、使った?」
鉄道好きであり、いちおう旅好きでもある私は最近、何人かの方からそう問われます (・∀・)ゴトー。
新型コロナの影響によって低迷している旅行や観光事業を盛り上げるために立ち上げられた、政府主導支援策の一環である「GoToトラベルキャンペーン」。一部地域を除く全国で7月に開始された当初、私が住む東京都は感染者数(陽性者数)が多いことなどを理由に実施の対象から外されていましたが 乂`・д・´)ダメッ!、感染者数が減った・・・というよりは、コロナとの付き合いかた(感染予防策や拡散防止策など)にある程度の方向性が見えてきたといったところなのか σ(゚・゚*)ンー…(実際、減ってはいないしね・・・)、10月になって地域による利用制限が解除され、都民の私もようやく「Gotoトラベル」が受けられる身分となりました (+`゚∀´)=b OK牧場!。
そうなれば、おトクに旅行へ出かけられるのは嬉しいことだし、利用された方たちが話題にしている「地域共通クーポン」なるものもためしに使ってみたい (゚ー゚?)クーポン?。「Gotoトラベル」も、「地域共通クーポン」も、説明を読んだだけではちょっと分かりづらいところがあるけれど、こういうものは実際に使ってみることが理解への近道なんですよね。冒頭のように問われたとしても、利用したことがあればハナシに乗りやすい (-`ω´-*)ウム。

そんな「Gotoトラベル」を活用した鉄道旅。
ちょうど今は各地で木々の葉が秋色に染まる時期で、紅葉の名所が旅先の候補に浮かびます (・∀・)イイネ。でもその前に、私には個人的な思い入れから、できれば今年じゅうに訪れるべき路線がひとつあります σ(゚・゚*)ンー…。それは目的地というより経由地(経由路線)といったほうが正しいのですが、旅先の決定には大きな要素となりました m9(`・ω・´)ケテイ!。
はたして私が訪れるべき路線とは、そしてそれを経由して向かう目的地はどこなのか、列車の車窓に流れる秋景色を眺めながら旅を楽しみたいと思います (*゚v゚*)ワクワク♪。

では、「Goto鉄旅!」(/*´∀`)o レッツラゴー♪


10月31日(土)


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明け方の上野に並ぶ、
常磐線のE531系(左)と宇都宮線のE231系。
今回は左の列車に乗ります。
o(- ̄ *o)))コッチ…
▲20.10.31 東北本線 上野


秋が深まりつつある10月の最終日ともなると、日の出の時刻もだいぶ遅くなり、早朝の6時前はまだ薄暗さを感じます (*´0)ゞ。oOフワァァ…。
そんな時間の上野駅で私が乗ったのは、都心から千葉県北部を経て茨城県方面に向かう、常磐線(じょうばんせん)の水戸ゆき下り普通列車 (゚ー゚*)ジョーバソセソ。常磐線沿線の柏(かしわ)で育ち、今も実家がそこにある私にとって、当線は“超”が付くほど馴染みの深い路線ですが、今日の乗車はいつもと心持ちが違います (-`ω´-*)ウム。


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爽やかな秋晴れに恵まれた
絶好のお出かけ日和。
(´▽`*)イイテンキ♪
茨城のシンボル的存在の筑波山も
その山容が車窓からきれいに望めます。
(゚ー゚*)ネコミミ
▲20.10.31 常磐線 神立-高浜
(車窓から)


というのも、さっそくですが冒頭で触れた“訪れるべき路線”とは、この常磐線のこと。
ご存じの方も多いと思われますが、2011年3月11日に東日本で発生した大地震(東日本大震災)とそれにともなう大津波、さらには原子力発電所(原発)の事故により、茨城県から福島県を経て宮城県にかけての太平洋側に線路が敷かれている常磐線は、広範囲にわたって被災。地震や津波そのもので受けた被害の甚大さもさることながら、原発事故の避難指示区域(警戒区域)に路線の一部が位置していることで、被災区間の復旧作業がままならない深刻な状況が長く続きました。
それでも、警戒区域の推移と除染の状況に合わせて段階を踏むように復旧が進められ、少しずつでも着実に運転再開の区間を伸ばしてゆき、そして最後まで不通区間として残されていた福島県内の富岡(とみおか)と浪江(なみえ)の間の20.8キロが、今年(2020年)の3月14日に復旧。これにより常磐線は実に9年ぶりとなる、全線での運行が再開されたのです (*゚▽゚)/゚・:*【全線再開】*:・゚\(゚▽゚*)。


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行程上の都合から、
水戸で乗り継いだのは普通列車でなく、
E657系の特急「ひたち」。
(゚ー゚*)ヒタチ
▲20.10.31 常磐線 水戸


そんな常磐線へ、本来であれば私も運行再開の直後に駆けつけたいところでしたが、春先となるこの頃に世間を騒がし始めたのが・・・そう、新型コロナウィルス ( ̄  ̄;)コロナ…。
感染拡大を防ぐために“都県またぎ”の自粛が求められるなか、私は福島への遠征を見合わせて σ(・ω・`)ウーン…、再開の当日は常磐線でなく、同日に都内で開業した高輪ゲートウェイ駅の様子を見に行っていました (゚ー゚*)タカゲー(いちおうこの時はまだ“外出自粛要請”は出されていなかった)。それ以降も、5月の連休は緊急自体宣言下でのステイホーム(不要不急の外出自粛要請)となり (´д`;)アウ…、7月の個人的な夏休みも「Goto」から東京が除外されたために都民の私は広範囲な移動をまだ避けたほうがいいと判断 "o(-"-;*)ウゥム…。折しも埼玉の鉄道博物館で開催されていた、常磐線の全線運転再開を記念した企画展(常磐線展)を観覧する程度に留めました (・ε・`)シャーナイネ。
そして今月(10月)、都民の「Goto」適用をきっかけとして、ようやく私は常磐線の再開区間へ向かうことを決めたのです ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。まあ、ここまできたら焦る必要はないのですが、できれば“乗り鉄”の端くれとして運行を再開した年のうちには乗っておきたかった。


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茨城県北部の日立を過ぎたあたりから
所々で車窓に海が望めるようになります。
乗車中の列車はただいま、
奥州三関のひとつに数えられる
勿来関(なこそのせき)のあたりを通過中で、
写真の左手にモニュメントが確認できます。
ここで県境を越えて茨城県から福島県に入りました。
(゚ー゚*)フクシマ
▲20.10.31 常磐線 大津港-勿来


今旅では、関東甲信越や東北南部の指定された路線(おもにJR東日本や一部の中小私鉄・三セク鉄道など)が週末の二日間(土日)乗り放題となる、フリーきっぷ形式の「週末パス(8,880円)」を手にしている私 (*・∀・)つ[パス] 。まずは上野から常磐線の普通列車で水戸まで行って、そこで後続の特急「ひたち1号」いわき行きに乗り継ぎます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
この「ひたち1号」は始発駅が都内の品川で、東京からでも上野からでも乗ることができるのに、私がわざわざ水戸まで普通列車で行ってから特急に乗り継いだのは、特急料金の節約というなんともセコい理由 (´∀`;)セコイ。ちなみに私はこの特急に福島県のいわきまで乗るのですが、東京〜いわきの指定席特急券(乗車券別)はネット割りなどを利用しない通常料金で2,550円。それが水戸〜いわきだと半分以下の1,020円で済み、その差額は私にとって決して小さくありません (-`ω´-*)ウム。それならばいっそのこと、特急を使わずに普通列車だけを乗り継げばいいんジャマイカ?と思われるかもしれないけど σ(゚・゚*)ンー…、さらにこの先の列車の乗り継ぎ具合(接続)と目的地への到着時間を考えた場合、ここで特急を利用する効果は大きく、1,020円の特急券を払う価値があるのです ( ´_ゝ`)フーン。


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「ひたち1号」が終着したいわきで、
ふたたびE531系の普通列車に乗り継ぎます。
その行き先は・・・【原ノ町】!
(゚∀゚*)オオッ!
▲20.10.31 常磐線 いわき


いわきでは12分の接続で下り普通列車に乗り継ぎ ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。この列車は今春に運転を再開した富岡〜浪江をまたぐ原ノ町(はらのまち)ゆきで、その行先表示を見ただけでも復旧して全線がつながったことを実感します (゚∀゚*)オオッ!。
なお、いわきから原ノ町までの区間は、途中に福島と宮城の県境を越えることもあって、もともと震災前から日中の運転本数があまり多くなく、現在のダイヤでも私が乗る9時30分発(671M)の次は12時13分発(675M)まで、三時間近くも原ノ町ゆきの普通列車はありません ( ̄  ̄;)サンジカン…(その間に10時25分発の仙台ゆき特急「ひたち3号」はあります)。そして都内のウチ(自宅)から普通列車だけの乗り継ぎでいわきまで行くと9時30分の列車には間に合わないため、ここで先ほどの1,020円払った特急の利用が活きてくるというワケ (´ω`)ナルヘソ。
運転を再開した当日はおそらく、復旧を待ちわびた地元の方や私のような“乗り鉄”の人たちが多く乗車し、けっこうな賑わいだったと思われますが、それから半年が経った今日は原ノ町ゆきもすっかり日常のものとなった感じで、車内がガラガラに空いた状態で列車はいわきを発車しました ...(((o*・ω・)o。


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末続と広野のあいだの海沿いは
沿線屈指の撮影スポット。
昨年の夏には私も訪れたのですが、
天気の急変によるゲリラ雷雨に恐れて
一本も列車を撮らずに撤退したという
苦い思い出があります・・・。
(^^;)ゞポリポリ
▲20.10.31 常磐線 末続-広野
(車窓から)

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臨時駅として昨年(2019年)に開業した
Jヴィレッジ(駅)。
今年の3月から常設駅となり、
すべての普通列車が停車するようになりました。
( ̄。 ̄)ヘー
▲20.10.31 常磐線 Jヴィレッジ
(車窓から)

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復旧前は南側の仮終着駅だった富岡。
当時は駅前から浪江ゆきの代行バスが
接続していました。
いまは静かな途中駅です。
▲20.10.31 常磐線 富岡
(車窓から)

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富岡の下り信号が青になり、
復旧した区間へ列車は進んでゆきます。
m9(`・ω・´)シンコー!
▲20.10.31 常磐線 富岡
(前方の車窓から)

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移設は行なわれていませんが、
線路や架線柱は設置し直されており、
まるで新線を走っているような感じです。
▲20.10.31 常磐線 富岡-夜ノ森
(前方の車窓から)

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震災前の夜ノ森(よのもり)は
味のある木造駅舎と、
ホーム脇に咲くツツジの花が有名な駅でしたが、
再開にあたり橋上駅舎へ建て直されました。
除染のために伐採されてしまったツツジは
新たに植樹されたそうで、
また開花する日が楽しみですね。
▲20.10.31 常磐線 夜ノ森
(前方の車窓から)

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大熊町の中心駅で、
福島第一原発にもっとも近い大野(おおの)。
震災前は島式ホームの一面二線でしたが、
復旧後は上り線側が撤去されて、
単式ホームの一面一線となりました。
なお駅舎は既存のものをリニューアルして使用。
▲20.10.31 常磐線 大野
(車窓から)

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双葉町の中心駅、双葉(ふたば)。
当駅も震災前は相対ホームの二面二線でしたが、
復旧後は上り線側が撤去されて、
単式ホームの一面一線となっています。
新たな橋上駅舎に建て直されましたが、
旧駅舎も街のコミュニティ施設として
活用されるそうです。
▲20.10.31 常磐線 双葉
(前方の車窓から)

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今春に運転が再開された区間を経て、
原ノ町ゆきの下り列車はまもなく
復旧前に北側の仮終着駅だった浪江に停車。
昨年に私が訪れたときは
当駅で接続する代行バスを利用して
富岡まで移動しました。
なお今回の復旧による運転再開を機に、
この浪江まで東京近郊区間が拡大されています。
( ̄△ ̄;)トーキョーキンコー…
▲20.10.31 常磐線 浪江
(前方の車窓から)


今春に運転を再開した富岡〜浪江においては、基本的に既存(震災前)と変わらぬ位置での復旧で線路や駅の移設はありませんが、路盤や法面の増強、橋梁の架け替えなどが行なわれ、除染してから新たに敷き直されたレールや立て直された架線柱などを見ると、あたかも新規に開業した新線を走っているような感覚です。この見事な復旧作業に携わった関係者や現場の方々は、技術面だけでなく精神的にも大変なご苦労があったことでしょう カンシャ 人-`ω´-*) カンシャ。
駅の構内や駅前広場などは特定復興再生拠点区域として避難指示が解除されているものの、沿線にはまだ立ち入りが制限されていると思われる場所(帰還困難区域)が車窓からも確認でき、帰るに帰れない住民、もしくは帰ることを断念した人も多いはず。常磐線の復旧で街に活気が戻れば・・・なんて、とても軽々しく言えるものではありませんが、せめて輝きを取り戻したこの鉄路は、もう二度と失われないでほしいと切に願っています。
常磐線復旧区間の乗車は今旅での重要な目的のひとつで、運転再開はたしかに喜ばしいことだけど、どうしてもどこか重たい空気になりますね・・・(^^;)ゞポリポリ。ここからは少し気持ちを切り替えて先へ進みましょう。旅程的にはあくまでも常磐線は目的地へ向かうための経路に過ぎません。


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原ノ町でさらに先へ進む、
仙台ゆき普通列車に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
交流型電車のE721系を見ると、
東北気分が一気に高まります。
( ̄∇ ̄*)トーホク
▲20.10.31 常磐線 原ノ町

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途中の鹿島で交換したのは、
上りの品川ゆき特急「ひたち14号」。
(゚∀゚)オッ!
仙台近郊区間で「ひたち」を見るとさらに
全線での運転再開を印象付けられました。
。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲20.10.31 常磐線 鹿島
(車窓から)

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以前(昨年)にもお伝えしましたが、
地震と津波によって甚大な被害を受けた
駒ケ嶺から浜吉田までの区間は、
内陸部への移設および高架化によって
路線の復旧が行なわれました。
列車は立派な高架上を進みます。
▲20.10.31 常磐線 坂元-山下
(前方の車窓から)

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列車は仙台まで直通しますが、
東北本線と接する岩沼が
路線としての常磐線の終点です。
都内の日暮里から宮城県の岩沼まで、
その距離は343.7キロ!
w(゚o゚*)w オオー!!
▲20.10.31 東北本線 岩沼
(車窓から)

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東北本線へ乗り入れた列車は、
岩沼からさらに進んで仙台に到着。
(・ω・)トーチャコ
人の多さに大都市らしい賑やかさを感じます。
▲20.10.31 東北本線 仙台


朝6時に上野を発ち、水戸、いわき、原ノ町でそれぞれ列車を乗り継いで北上し ...(((o*・ω・)o、お昼の12時過ぎに到着したのは、杜の都・仙台 (゚ー゚*)センダイ。
今は「青春18きっぷ」の発売シーズンではないけど、鈍行旅を好む“18きっぱー”(青春18きっぷ愛好者)の私からすると、いわきで普通列車の接続がよければ特急を使わずに済むところですが、それでも首都圏と東北地方をむすぶルートに常磐線という選択肢が戻ってきたのは嬉しいこと ・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ…。東北本線でなく常磐線経由で仙台まで来られたことに、あらためて感慨深いものがありました 。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


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3月14日から半年が経ちましたが、
仙台の駅構内にはまだ
常磐線全線運転再開のフラッグが
掲げられていました。
(´ー`)ツナガル


さて、目的地はここ仙台・・・ではありません。
常磐線の全線を乗り通してきた達成感に浸る間はなく、慌ただしくもわずか6分の接続ですぐに次の列車へ乗り換えます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。到着した常磐線(からの直通列車)の隣のホームで発車を待っていたのは、仙石東北ライン経由の石巻(いしのまき)ゆき快速列車で、ハイブリッド気動車のHB-E210系が独特な音を響かせて仙台を出発しました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


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仙台で乗り換えた仙石東北ライン。
当列車に使われるHB-E210系は、
ディーゼルエンジンの発電による電力と
蓄電池からの電力を用いてモーターを駆動する
ハイブリッド方式の気動車です。
( ̄。 ̄)ヘー
ちなみに気動車ですが形式記号は“キハ”でなく、
ハイブリッドを意味する“HB”。
σ(゚・゚*)エンピツ?
▲20.10.31 東北本線 仙台


仙台のあおば通(あおばどおり)と石巻をむすぶ路線の仙石線(せんせきせん)へ、東北本線の塩釜(しおがま)付近にある連絡線を介して、仙台(の東北本線ホーム)から石巻までダイレクトに直通運転を行う仙石東北ラインの快速列車 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。ちなみに交流電化の東北本線と直流電化の仙石線という、電化方式が異なる両線の直通運転を解決したのが、ハイブリッド気動車のHB-E210系です (・o・*)ホホゥ。
晴天でお出かけ日和の土曜日、さらに“Goto効果”もあってか、石巻ゆきの車内は混雑というほどではないものの座席はほぼ満席 (´д`;)アウ…。乗りかえ時間がわずかだった私は席に座れませんでしたが、幸いにも運転室背後のスペースは空いていたので、そこに立って窓越しに前方を眺めながら過ごします m(・∀・)m カブリツキ♪。東北本線と仙石線をつなぐ連絡線(短絡線)の箇所など興味深く、鉄ちゃんとしての見どころは多い。


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東北本線を下る
仙石東北ラインの前方展望。
すれ違うのはEH500形が牽引する
上りの貨物列車です。
(゚ー゚*)キンタロ
▲20.10.31 東北本線 国府多賀城-塩釜
(前方の車窓から)

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塩釜を過ぎると、
交流電化の東北本線と分岐して、
架線のない非電化の連絡線へ。
その先に見える仙石線は直流電化です。
▲20.10.31 仙石東北ライン 塩釜-高城町
(前方の車窓から)


そんな仙台と石巻をむすぶ仙石東北ラインの列車ですが、私は石巻まで行かずに仙石線の区間へ入って最初の停車駅となる高城町(たかぎまち)で降り、さらに今度は石巻からやってきた仙台方面ゆき(あおば通りゆき)の仙石線に乗り換えます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。え?仙台のほうに戻るのかって? (´・ω`・)エッ?。これは路線の位置的なものによるややこしい乗り継ぎなのですが、こういうのは鉄ちゃん的にけっこう楽しい (゚∀゚)アヒャ☆。
そして高城町から仙石線の上り列車でひと駅、ようやく着いた目的地は松島海岸(駅)でした (・ω・)トーチャコ。


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仙石線区間にある高城町で降り、
石巻ゆきの仙石東北ラインを見送って・・・
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
▲20.10.31 仙石線 高城町

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今度は反対ホームに入ってきた
あおば通ゆきの仙石線に乗ります。
イッタリ(゚д゚≡゚д゚)キタリ
車両はかつて首都圏で使われていたものを
仙石線用にリニューアルした205系3100番台。
(゚ー゚*)ニマゴ
▲20.10.31 仙石線 高城町

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高城町からひと駅の松島海岸で下車。
言わずと知れた有名観光地の
玄関口となる駅ですが、
駅舎はただいま改築の真っ最中で、
プレハブの仮駅舎ですた。
( ̄  ̄;)プレハブ…
▲20.10.31 仙石線 松島海岸


上野0604-(常磐325M)-水戸0800~0811-(特急ひたち1号)-いわき0918~0930-(671M)-原ノ町1047~1051-(243M)-仙台1212~1218-(仙石東北ライン5571D)-高城町1247~1308-(仙石1222S)-松島海岸1311


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「歓迎 日本三景 松島」
(=゚ω゚)ノ゙ヤア

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松島へ来たからにはまず、
昼食に名物の牡蛎を食べなきゃ!
(゚¬゚)ジュルリ
生ガキ、牡蛎ごはん、カキフライの三品による
牡蛎づくしを堪能。
牡蛎好きの私としてはたまりません。
ああ、ウマいなぁ・・・。
カキ(゚д゚)ウマー!


観光支援の「Gotoトラベル」を活用した旅だから・・・ということを、とくに意識したわけではありませんが σ(゚・゚*)ンー…、私がやってきたのはベタベタな観光地で、穏やかな湾内に浮かぶ島々の自然美が見事な、“日本三景”のひとつに数えられる名勝の松島 (゚ー゚*)マツシマ。かねてから一度は訪れてみたかったんですよね (・∀・)イイネ。
ではさっそく、観光客の定番となっている、松島湾めぐりの遊覧船に・・・は乗りません ( ̄△ ̄;)エ?。遊覧船は以前に松島へ観光で来たとき(と言っても20年以上前だけど)に乗船しているので今回はパス 乂・ω・*)パス。そう、松島自体は今回が初めてではない私が、かねてから訪れてみたいと思っていたのは海でなく山のほう (゚.゚*)ヤマ?。目的は船でなく“鉄”のほうです (-`ω´-*)テツ。
駅前の食堂で昼食(昼飲み?)を済ませたのち、遊覧船が発着する観光桟橋とは逆の方へ歩みを進めます コッチ…((((o* ̄-)o。いったいどこに向かっているのか・・・。


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駅を出て海岸とは反対側の
山のほうに進むと、
こんな道しるべがあります。
西行戻しの松?

0036.jpg
途中で渡る踏切。
これは仙石線でなく東北本線の線路で、
このあたりは両線が近い位置に
敷かれているのがわかります。
その脇の細道をさらに進んで・・・
...(((o*・ω・)o

0037.jpg
坂を上ってたどり着いたのは
「西行戻しの松公園」。
ところで“西行戻しの松”って、
何ぞや?
σ(゚ー゚*)サイギョー?


海に対して山と言ったものの、登山や山歩きをするわけではなく、丘の上へと続く少し急な坂道を進んでいくと ...(((o*・ω・)o、その先にあるのが目的地の「西行戻しの松公園」。
西行戻しの松(さいぎょうもどしのまつ)とは、平安時代から鎌倉時代にかけて存在し、歌人としても著名な僧侶の西行(さいぎょう)法師が、諸国行脚の道中に松の木の下で出会った童子と禅問答をして打ちのめされ、松島にはもっと才人が多いと聞かされたことにおののき、松島詣を諦めて引き返した(戻らされた?)という伝説がこの地に残されているそうで、実際にその禅問答の舞台にあった松なのかどうかはわかりませんが、公園の一角には松の老木が祀られていました ( ̄。 ̄)ヘー。
その西行戻しの松が立つあたりは、園内でもとくに眺めのいい展望スペースとなっており、さっそく私もそこからの景色を望んでみます (「゚ー゚)ドレドレ。


0038.jpg
柵で囲われたなかに、
石碑と一本の松の木が立っていました。
傍らに設置された説明板によると、
これが“西行戻しの松”らしい。
石碑に彫られているのが西行法師?
(゚ー゚*)ホーシ

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西行戻しの松の前は眺望が開けていて、
ひと休みできるベンチも備えられています。

0040.jpg
そこからの眺めはこんな感じ。
おお!たしかにこれは素晴らしい!
松島や、ああ松島や、松島や。
(´ー`)シミジミ


日本三景に数えられる名勝の松島が、眼下に一望! w(*゚o゚*)wオオーッ!!
まさに絵に書いたような松島らしい佳景が広がっていて、なんとも気持ちのいい眺め ヽ(´▽`)ノワーイ♪。これは芭蕉サンや西行サンでなくとも、俳句や歌のひとつを詠みたくなるもの φ( ̄ω ̄*)イック…(私が詠んだら童子にソッコーで追い返されるので、やめときますが カエレ!ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;' )。しかもここは観光客にとって穴場なのか訪れる人が少なく、時おり地元だと思われる方が散歩に通りかかる程度の静かさで、落ち着いて風景を楽しむことができます (´ー`)マターリ。
そんななか、丘の上まで風にのって聞こえてきたのは、“タタンタタン・・・”と明らかに列車が奏でるジョイント音 (=゚ω゚=*)ンン!?。カメラを構えてファインダーを覗いてみると・・・(*゚ロ゚)ハッ!!


0041.jpg
日本三景へ数えられるのにふさわしい
美しき松島の風景のなか
一本の列車が陽光に車体を輝かせて
海沿いを通り過ぎてゆきます。
▲20.10.31 仙石線 陸前浜田-松島海岸

0042.jpg
ジョイント音を響かせていたのは、
先ほど私が松島海岸まで乗ってきた
仙石線の205系。
(゚ー゚*)ニマゴ
(ひとつ上の写真をクローズアップしたもの)


センセキセン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
この壮大かつ美観な景色の片隅に、なんと仙石線の電車が見えるではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!。そう、実はこの場所、松島の風景とともに列車を写し込む事ができる、鉄ちゃん的にも絶景の撮影スポットなのです (σ´∀`)σイイネ!。しかも秋晴れの好天のもと、いい角度で日差しを受けたステンレス車両の205系がキラリと輝き、この画のなかで強く存在感を表してくれました (☆∀☆)キラーン☆。
なーんだ、ニマゴ(205系)か (´σД`)ナーンダ・・・というなかれ。たしかに何の変哲もない通勤型車両による定期列車で、鉄ネタとしては大して面白味がないかもしれませんが(もちろん、ここにほかの同業者は誰もいない)、いちおうこの205系だって今や数を減らしつつある国鉄型車両の生き残りだし (-`ω´-*)ウム(仙石線用の3100番台は中間車からの改造で、前面などがリニューアルされているけど)、何よりもこの展望で列車を撮れることが素晴らしくて個人的には感激しています ・:*:・(´∀`人)スバラシイ・:*:・。まわりの木々の紅葉はまだ思ったほど色づきが進んでいなかったけど、それでもじゅうぶんに満足できるロケーションで、この一枚が撮れただけでも列車を乗り継いで松島まで来た甲斐がありました (´ω`)シミジミ。


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ちょと分かりにくいのですが、
これは同じ場所から見た東北本線。
(-“-;*)ンン?
以前はきれいに望めたそうですが、
今は木々の枝が伸びてしまい、
E721系の普通列車がチラリと見えるものの、
スッキリと撮影するのはムリそう・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
▲20.10.31 東北本線 松島-塩釜


ちなみにこの場所、仙石線だけでなく手前には東北本線の線路もあり (=゚ω゚=*)ンン!?、そちらのほうが列車の本数が多くて通過する車種も豊富なのですが(東北本線や仙石東北ラインの旅客列車のほか、貨物列車なども頻繁に通る)、無造作に伸びる木々の枝が煩わしくてスッキリと望めず、また、私の訪れた時間帯ではすでに山影が落ちていて、残念ながら撮影するにはかなりキビシい状況 σ(・ω・`)ウーン…。列車の通過音が聞こえるのに撮れないのはちょっともどかしいけど、ここは潔く東北本線は諦めて、仙石線のほうだけに集中します (・ε・`)シャーナイネ。
眺望が開ける限られたスペースで仙石線の列車を何本か撮り続けていると (^_[◎]oパチリ、撮影開始から一時間程度が経った15時過ぎには早くも、仙石線の線路にまで忍び寄ってきた山影 ( ̄  ̄;)カゲ…。こんなところに秋の陽の短さを感じます(のんびり昼メシ食っている場合じゃなかったかな? (^^;)ゞポリポリ)。運転間隔が20〜30分に一本程度の仙石線、15時12分に松島海岸を発車する次の上り列車(1422S)が、おそらく影落ち前のラストになりそう σ(゚・゚*)ンー…(10/31の時点で)。


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太陽が西に傾き、
ほんのりと赤味がかった
松島の佳景。
湾内を巡る遊覧船と
仙台へ向かう仙石線の電車が、
タイミングよくフレームに収まりました。
▲20.10.31 仙石線 陸前浜田-松島海岸
(後追い)


電車とお船が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
ジリジリと山影が迫るスリルに心臓ドキドキでしたが (`・v・´;)ドキドキ…、このギリギリで列車を照らしてくれた斜光がいい感じだなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。まだ色づきの浅い紅葉も、西日によって少し赤味が増したように感じます。
そして図らずも、松島湾めぐりの遊覧船が列車とともにフレームイン (゚∀゚)オッ!。観光客が多い週末の今日は、大小の遊覧船が数分おきくらいで頻繁に出入港を繰り返していて(今記事のタイトルに使ったカットなど、遊覧船の三連チャンの“ジェットストリームアタック”状態だしw)、仙石線とのコラボもそれほど難易度が高いものではなさそうですが、ちょうどタイミングが合ったのはラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪(ただ、松島バックの鉄道写真として見た場合、はたしてここに船があるほうがいいのかどうか、微妙なところですが・・・。見方を変えればこれは船の裏カブり? ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ)。

このあとの列車は20分後(1431S)となり、もうその頃に仙石線の線路は影に包まれているでしょう。なので、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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公園をあとにして松島海岸の駅へ戻ると、
ホームに停車していた下り列車(1431S)は
石巻出身の漫画家・石ノ森章太郎氏の
作品のキャラクターがラッピングされた
マンガッタンライナーⅡ」の205系でした。
(゚ー゚*)マンガッタン
前面が「仮面ライダー」で
側面には「サイボーグ009」ですね。
(´ω`)ナツカシス
▲20.10.31 仙石線 松島海岸

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いっぽう私が乗る
あおば通ゆきの上り列車は、
先頭車に緑色の帯が施された、
2WAYシート車組み込み編成の205系。
この編成は各車で帯色が異なります。
▲20.10.31 仙石線 松島海岸

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“2WAYシート”とは混雑状況などに応じて
ロングシートとクロスシートの転換が
可能な座席で(写真はロング状態)、
一部の編成の石巻方先頭車に装備。
( ̄。 ̄)ヘー

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夕暮れ時の松島。
この時間に遊覧船へ乗ると
さらにきれいな情景が楽しめそうですが、
鉄ちゃんの私としてはそれを
仙石線の車窓から見るのもまた一興です
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
(車窓から松島の島々が拝めるのは、
ほんのわずかな区間だけどね)
▲20.10.31 仙石線 松島海岸-陸前浜田
(車窓から)


景勝地の松島を一望できる高台から撮影した仙石線の205系 (^_[◎]oパチリ。
とくに鉄ネタを意識せず、この撮影地にはかねてから訪れてみたいと思っていたことと、復旧した常磐線を乗り通して仙台に着く昼過ぎからでも近場で効率よく移動できて、なおかつ午後の日当りが順光となること、さらにはご当地名物の牡蛎も味わえることが、今旅の初日の目的地として選んだ理由です (´ω`)ナルヘソ。
このように風景を広く入れたなかで列車を置いた情景的な撮影は、車両を主体にした撮影よりもとくに晴天が好ましいところですが、今日は絶好の秋晴れに恵まれて、美しい松島の眺めを堪能しつつ気分よく“撮り鉄”できました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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松島海岸から205系に揺られて40分、
仙石線の電車は終点のあおば通に到着。
(・ω・)トーチャコ
当駅はその駅名のとおり、
仙台中心部のメインストリートである
青葉通りにある地下駅。
▲20.10.31 仙石線 あおば通


松島海岸1613-(仙石1522S)-あおば通1652


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そしてあおば通駅は
歩いて数分程度で仙台駅へ行ける場所に
位置しています。
...(((o*・ω・)o
ちなみに仙石線における
あおば通〜仙台の駅間距離は
わずか0.5キロ。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ チカッ!
▲20.10.31 東北本線 仙台


松島海岸へ向かうときは仙石東北ライン経由にしましたが、撮影後は仙石線の上り普通列車で素直に(?)、仙台の中心部に位置するあおば通まで戻ってきました (=゚ω゚)ノ゙タライマ。今宵はここ仙台にて宿泊します (”▽”)オトマリ。
ところで、「Gotoトラベルキャンペーン」を活用した今旅 (゚ー゚*)ゴトー、このキャンペーンは対象事業者で予約を申し込んだ旅行商品(ツアーなど)および宿泊の代金が割引となるもので、私の場合は個人で手配したJRのきっぷ(乗車券や特急券など)は割引されませんが、対象事業者でネット予約した宿泊施設(ホテル)のほうは割引が適用され、また、その宿泊施設独自のポイント割引も同時に受けることができて、たしかに宿泊費が驚くほどの格安価格となりました (´艸`*)オトク♪。そしてさらに、宿泊する県とその近県にて翌日まで使える金券の「地域共通クーポン」も発券(電子版)。これは食事やお土産の購入などに利用できます (*・∀・)つ[クーポン] 。
んじゃ、このクーポンを使って、豪勢に牛タンでも食べに行きましょうかね (σ´∀`)σイイネ~♪・・・なんて思っていたのですが ( ̄△ ̄;)エッ…、この日の仙台の繁華街は多くの人でごった返していて、目に留る牛タンや海鮮料理などの名物店には観光客と思われる方々の行列ができ、それ以外に覗いてみた居酒屋も軒並み盛況の様子(感染対策をした上で)。どこもすんなりとはお店に入れそうもありません (´д`;)人大杉…。考えてみたら今日はただの週末でなく、“ハロウィン”の夜なんですよね
Σ(-`Д´-;)ハッ!。その賑わいへ「Goto」による観光客が加わったら、牛タン屋の前に行列ができるのも納得です ( ̄  ̄;)ナルヘソ。
仕方なく牛タン屋での豪勢な食事は諦めて、覚えのある立ち飲み居酒屋(ここは空いてた)で串物をアテに一杯あおり、私はひとりハロウィンを楽しむのでした (~▽~*)ウィッ。


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仙台に着くまですっかり忘れていましたが、
10/31のこの日は“ハロウィン”でした。
(★ФДФ)☆:*★Happy Halloween★*:☆(((◆▼◆)))

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行列ができていた牛タン店は諦めて、
居酒屋さんで打ち上げ。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノ凵☆
ちょっとショボいけど、
いちおうオーダーした串物のなかに、
牛タン串(いちばん手前)があります(笑)
さらに別のお店にて、
“ずんだジェラート”もいただきました。
仙台の名物を満喫!?
(゚д゚)ウマー!

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飲み終えて駅前から空を見上げると、
ちょうど駅の上に満月が
ぽっかりと浮かんでいました。
入線してきたE5系新幹線とパチリ
(^_[◎]oパチリ
(ちなみに新幹線が来るのを待っていたら、
前記事の写真の位置から月がこれだけ動いた)。
ハロウィンの夜のペデストリアンデッキで、
通行人の奇異な目にさらされながら
大きな望遠レンズのカメラを構えていたのは
ワタクシです(笑)
▲20.10.31 東北新幹線 仙台




・・・続きます (((◆▼◆)))




ONE-shot 379 秋の花畑。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 379 秋の花畑。

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一面に咲き乱れるコスモスに彩られた、
東武野田線(東武アーバンパークライン)
の秋景。

“アーバンパークライン”
という今風の愛称にマッチした
アルミステンレスの車両が勢力を増しつつあるなか、
個人的に馴染みのある
“野田線”
と呼んだほうがしっくりくるような白い電車が、
お花畑を爽やかに横切ってゆきます。
(゚ー゚*)ノダセソ

休耕田を活用した大宮公園駅近くのコスモス畑、
いつも見ごろを逃していたけど、
今秋は満開の時期に訪れることができました。
(´▽`*)キレイ♪
思わず感嘆のため息が漏れる圧巻の光景。
丹精込めて花を育てられている方々に感謝です。
カンシャ 人-`ω´-*) カンシャ



▲20.10.24 東武野田線 大宮公園-大和田







☆次回予告?★