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ONE-shot 295 ミライトワ [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 295 ミライトワ

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開催まであと二年となった、
2020年の東京オリンピック・パラリンピック。

先日には公式のマスコットキャラクターに、
オリンピックが「ミライトワ」、
パラリンピックは「ソメイティ」と、
それぞれの名前が決まり、
大会への盛り上がりが高まってきたように感じます。
ミライトワ♪(´▽`*)ソメイティ♪

そんなマスコットキャラクターがさっそく、
山手線の新型車両・E235系に登場。
同系の車体側面にステッカーが貼られました。
(゚∀゚*)オオッ!


五輪やパラ、W杯、万博など、
ホスト国として迎える国際的なビッグイベントでは、
大会や博覧会の開催自体が楽しみなのはもちろんのこと、
(*´v`*)ワクワク♪
鉄ちゃんとしての個人的には、
それをPRする公共交通(とくに鉄道車両)の
装飾などにも興味のあるところ。
今回のE235系も開催前の貴重な記録です。
(^_[◎]oパチリ

このような「時代の記録」って、今よりも、
のちのち振り返ったときに重みを増すんですよね。
(´ω`)ナルヘソ


2020年の春までに
山手線の全編成を置き換える計画のE235系。
約半数が投入された現在は
まだ新型車両としてのイメージが強い同系ですが、
東京の顔としてすっかり馴染んだころ、
オリンピックとパラリンピックは開幕を迎えます。
アト(゚ー゚*)ニネン



▲18.7.27 山手線 田端-駒込





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東京2020オリンピック・パラリンピックの
開催二年前を記念した山手線ラッピングは、
第一期の7/23〜8/9が「ミライトワ」、
第二期の8/10~25が「ミライトワ」と「ソメイティ」、
そして第三期の8/24~9/6が「ソメイティ」
となっています。
(・o・*)ホホゥ

今回撮影したものは第一期なので
「ミライトワ」のみのラッピングでしたが、
機会があれば「ソメイティ」のほうも狙ってみたいですね。




共通テーマ:趣味・カルチャー

内房線・・・185系快速「ブルーオーシャン外房」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.07.21 内房線
185系、房総をゆく
快速「ブルーオーシャン外房」撮影
 
夏だ!暑いぜ!海がオレを呼んでいる!? ( = ̄+∇ ̄)v イエイ♪

そう、夏のレジャーといえば、やっぱり海水浴 (゚ー゚*)ウミ。
・・・といっても、私はカナヅチ同然でロクに泳げないし、マリンスポーツもやらない(できない)(ヾノ・∀・`)ムリムリ。ましてやビーチでの甘い“あばんちゅーる”なんてものは妄想での世界 エヘヘ(○´∀`).。o〇。
そんな「非・夏男」の私が、なぜ海水浴を気にかけるのかというと、それはやはり海水浴へ向かう行楽客に対応した臨時列車、通称「海水浴臨」の存在に他なりません σ(゚・゚*)ンー…。

ひと昔前(昭和から平成初期のころ)は夏になると、各地で数多く見られた「海水浴臨」。
なかでも千葉県の房総半島を走る内房線(うちぼうせん)と外房線(そとぼうせん)では、「夏ダイヤ」と呼ばれる海水浴シーズンに対応した特別なダイヤが組まれて臨時列車が増発。両線は時刻表の巻頭に特別編集で掲載されたほどでした(臨時列車だけの抜粋ではなく、両線の時刻がまるまる色分けしていた)( ̄。 ̄)ヘー。
以前に拙ブログでご紹介した、快速「白い砂」などはその代表的な列車のひとつ。


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113系で運転されていた、外房線の臨時快速「白い砂」。
この写真はかつての「夏ダイヤ」全盛期のものではなく、
2010年の夏臨で一時的に復活運転した時のもの。
▲10.08.07 外房線 上総一ノ宮-東浪見


しかし、平成が終わろうとしている今の時代、海水浴への足となるのはクルマが主流で、鉄道利用はどちらかというと少数派なのが現状 (゚ペ)ウーン…。房総半島も90年代に高速道路の整備が進んだことなどで鉄道の海水浴客は減り、いつしか特別な「夏ダイヤ」も組まれなくなりました (´・ω・`)ショボン。
ちなみに同様の理由で、今や冬の「スキー臨(スキーシーズンの臨時列車)」も激減。かつては「夏の海水浴臨」「冬のスキー臨」は、「夏のTUBE」「冬の広瀬香美」くらい、鉄ちゃんの間で盛り上がったものだけれどなぁ・・・(´ω`)シミジミ(ホントか?)。

そんななか、かろうじて今夏の房総に「海水浴臨」として7月下旬の週末に運転を設定されたのが、外房線を走る臨時快速列車の「ブルーオーシャン外房」号(大宮~安房鴨川、武蔵野・京葉・外房線経由)(゚∀゚*)オオッ!!。しかも、国鉄特急型の185系が使用されるとあれば、国鉄型好きの私は見逃せません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
折しもJRの普通列車が乗り放題のオトクきっぷ、「青春18きっぷ」の夏シーズン(7/20~9/10が使用期間)がスタート (゚∀゚)オッ!。このうちの一回(「18きっぷ」は5回の使用で1セット)を使って、週末の私は「ブルーオーシャン」の走る外房線へ向かうことにしました  m9(`・ω・´)ケテイ!。
天気は太平洋高気圧にすっぽりと覆われた猛暑予報 (´Д`υ)モーショ…。キビシい暑さは覚悟しなければならないものの、これはもう晴れという好条件での撮影が確定・・・か!? (☆∀☆)バリハレ!



7月21日(土)

すでに気温が高く、駅のホームで列車を待っているだけで汗がにじみ出てくるような朝 。゚(A′□`;)アヂィィ・・・。まずは自宅の最寄駅から、房総各線の拠点となる千葉に向かいます ...(((o*・ω・)o。私は前週にも成田線の貨物列車を撮りに千葉のほうへ行っており、そのときは運賃の節約と乗車経路に変化を付ける目的で、地下鉄東西線や私鉄の京成電車を細かく乗り継ぎましたが、「18きっぷ」を手にしている今回はもちろんJRを優先的に利用します (*・∀・)つ[18キップ]


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千葉で当駅始発の外房線に乗車。
車両は私が前週に成田線でも乗った、
房総仕様の209系(2000番台)です。
(´ω`*)ハシルンデス
▲総武本線 千葉


千葉の外房線ホームには乗車位置に列ができており、座れるかどうか微妙な感じに思えましたが σ(・∀・`)ドーカナ?、入線してきた列車は房総ローカル(房総地区の普通列車)にしては長い8両編成で、私はボックスシート脇の短いロングシートに着席できました ε-(´∇`*)ホッ。
けっこう混雑している外房線の安房鴨川(あわかもがわ)ゆき普通列車。ひょっとして今でもまだ海水浴客の需要がそこそこあって、8両という編成はそれに対応した増結なのかな? σ(゚・゚*)ンー…・・・などと思いきや、千葉近郊の誉田(ほんだ)や大網(おおあみ)、あたりで半数以上の客が下車してしまい、千葉から40分の茂原(もばら)まで来ると車内はガラっガラに (・ω・)ガラガラ。やはり鉄道での海水浴客は少ないようです。
私は空いたボックスシートに席を移しました ボックス…((((o* ̄-)o 。


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途中の大原で分岐するのは、
大多喜や上総中野方面へ向かう
おなじみのいすみ鉄道。
外房線の車窓越しにホームを覗いてみたけれど、
いすみ鉄道の列車の姿はありませんでした。
▲外房線 大原(車窓から)


外房線は千葉を起点に、蘇我(そが)、茂原、大原、勝浦など、その名の通り「外房」と呼ばれる房総半島の東岸(太平洋(外海)側)に沿って南下し、安房鴨川へと至る93.3キロの電化路線 (゚ー゚*)ソトボー。ちなみに同じ房総半島のおもに西岸(東京湾側)に敷かれた内房線(蘇我から木更津、館山を経て安房鴨川・119.4キロ)とは起点と終点で接しており、両線を合わせて房総半島の沿岸部を周回する形が成されています (・o・*)ホホゥ。


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房総半島の沿岸部に敷かれた、
外房線(赤)と内房線(青)。
ちなみに両線は東京近郊区間に属しており、
改札外への途中下車をしなければ、
近距離きっぷでの大回り乗車が可能です。
( ̄。 ̄)ヘー


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外房線の車窓に広がるのどかな田園風景。
海はなかなか見えない?
▲外房線 上総一ノ宮-東浪見(車窓から)


半島の沿岸部を走ると聞くと、さぞかし車窓からの海景色も壮大なものかと期待してしまうところですが (*゚v゚*)ワクワク♪、実は意外と海に近づく箇所が少ない外房線 σ(゚・゚*)ンー…。所々で遠くの方にチラチラと青い海が見え隠れするものの、車窓に海が広がるのは千葉から一時間半も進んだ勝浦を過ぎたあたりから (゚∀゚)オッ!。ただ、そこもほんのわずかな区間です (・ε・`)ムゥ。


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港町の朝市で有名な勝浦を出ると、
ようやく車窓に青い海が望めました。
(゚∀゚)オッ!
▲外房線 勝浦-鵜原(車窓から)


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お!ビーチボーイズが
列車に手を振って歓迎ムード?(笑)
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
▲外房線 勝浦-鵜原(車窓から)


お目当ての「ブルーオーシャン外房」はその列車名らしく、できれば海を背景にして撮りたいものですが (・∀・)イイネ、外房線で海バックの撮影ポイントを検索してみるも、ヒットするのは一、二カ所程度(いちばん有名なのは、鴨川の陸橋俯瞰かな?)。それに加えて通過時間帯の光線状態(日当たり具合)や列車の見えかたなどにこだわると、なかなか撮影ポイント選びが難しいところ (゚ペ)ウーン…。


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かつてはフラミンゴのショーなどが有名だった、
レジャー施設の行川アイランド。
同施設が2001年に閉園された後も
最寄りの駅名はそのままです。
ちなみに行川は「なめがわ」と読みます。
(゚ー゚*)ナメ
▲外房線 行川アイランド(車窓から)


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終点の安房鴨川で顔を合わせた二本の209系。
右がここまで乗ってきた外房線で、
左は館山方面へ向かう内房線。
▲内房線 安房鴨川


千葉から約二時間、外房線の普通列車は終点の安房鴨川に到着 (・ω・)トーチャコ。
鴨川は「ブルーオーシャン」の終点でもあり、本来ならばここよりも手前の区間で撮影ポイントを決めなくてはならなかったハズですが、決めあぐねて列車を降りそびれた!?(ノO`)アチャー・・・のではなく、私は鴨川で反対のホームに停まっていた、内房線の館山(たてやま)ゆきへと乗り継ぎます コッチ…((((o* ̄-)o。


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内房線に乗りかえてさらに南下。
同線でも所々で車窓に海が望めます。
この江見と太海の間にある橋も
有名な撮影ポイントのひとつ。
▲内房線 江見-太海(車窓から)


狙いが「ブルーオーシャン外房」なのに内房線? ( ̄△ ̄;)エ?。これはいったいどういうことかといえば、「ブルーオーシャン」の営業運転はたしかに外房線の安房鴨川までなのですが、実は使用された車両(185系)は乗客を降ろしたのちに回送列車となり、鴨川から内房線へ入って最終的には留置線(車庫)のある館山まで運転されるのです(位置関係は前出の地図を参照)。この事は時刻表には載っていないけれど、鉄道趣味誌の情報欄には回送列車の大まかな時刻が掲載されていました (。・ω´・。)ホゥホゥ 。
そして外房線よりも内房線の区間(安房鴨川と館山の間)のほうに好みの撮影ポイントを見つけることができた私は、そこへ向かうこととしたのです (´ω`)ナルヘソ。安房鴨川から内房線に乗って15分、和田浦(わだうら)で列車を降りました。


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和田浦で下車 (・ω・)トウチャコ。
冷房の効いた車内から降りる際に
灼熱の空気を覚悟しましたが、
海に近い当駅は潮風が心地よかったです。
彡(´ー`)彡ソヨソヨ
▲内房線 和田浦


新宿0524-(総武緩行500C)-千葉0652~0710-(外房233M)-安房鴨川0917~0922-(内房3124M)-和田浦0938


房総半島の南端に位置する、南房総市の和田浦 (゚ー゚*)ワダウラ。当駅は内房・外房線が分岐する蘇我から、内房線まわり(木更津、館山経由)で106.8km、外房線まわり(茂原、安房鴨川経由)だと102.1kmで、両線周回上のほぼ中間点にあたります ( ̄。 ̄)ヘー。つまりここはどちらの線を経由しても、いちばん遠くて時間のかかる場所ということ (´∀`;)トォィ。
そんな駅前には温暖な南国の地を象徴するように、立派な大ソテツの木がどーんと立っていて、私を出迎えてくれました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。


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モダンな近代的木造駅舎の和田浦。
この立派な建物には以前、
観光案内所が併設されていたそうですが
現在の案内所は駅近くの国道沿いにできた
道の駅に移設されたようです。
駅前に立つのはフレームに入りきらないほどの
大ソテツの木 w(゚o゚*)w オオー!。
▲内房線 和田浦


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撮影ポイントへ向かう道中の神社には
七福神さまが勢ぞろい。
港町の和田浦で海の安全を見守っています。
(-人-*)オマイリ


和田浦の集落を歩く私が目指すのは ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、事前に地図で目星をつけてきたひとつの山・・・というか、小高い丘の上。この和田浦のあたりでも、線路は少し海から離れた位置に敷かれているのですが、高台に上がれば海と線路が一望できそうな感じです σ(゚・゚*)ンー…。集落の一角に丘の上のほうへと続いている斜面の小道(獣道?)を見つけ、それをためしに上ってみます (*`・ω・´)-3フンス!。


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海が見下ろせそうな丘の上を目指し、
こんなところを上がってゆきます。
暑いけれど、長袖と軍手は必須です。
ε~ε~ε~(((;;′□`A)アヂアヂ


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お、群生したソテツの向こうに
カーブの線路が見えたぞ。
(゚∀゚)オッ!
海はどうかな?


夏草が生い茂る藪に囲まれていながらも、道筋はしっかりとしている丘の上へのアプローチ ザクザク...(((o`・ω・)o。斜面を歩み進むにつれて、次第に視界が開けるようになってきました (゚∀゚)オッ!。滴り落ちる汗をぬぐいつつ、とりあえず行けるところまで上がってみると・・・(「゚ー゚)ドレドレ。


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たどり着いた丘の上の撮影ポイント。
そこにはこのような風景が広がっていました。
(゚∀゚*)オオッ!!


眼下に望めたのは、集落の家々とカーブした内房線の線路、そしてその向こうには鮮やかなオーシャンブルーの海が広がっているではありませんか! w(*゚o゚*)wオオー!。これは俯瞰好きにはたまらない、なんとも壮観で素晴らしい眺め 。゜+.(´∀`人)スンバラスィ!゜+.゜。暑いなか斜面を登って来た甲斐があったなぁ・・・ε-(´o`;A フゥ…。この場所こそ「ブルーオーシャン外房」を撮るのに私が選んだ、海バックの撮影ポイントです (・∀・)イイネ。
ちなみに路線は内房線の区間ですが、地理的に和田浦は内房ではなく外房に位置し(前出の地図を参照)、背景に写るのも外房の海岸 (゚ー゚*)ソトボー。なので、「ブルーオーシャン外房」をここで撮っても、画に偽りはない・・・と、個人的には納得しています (´σД`)フーン(そもそもここを通るのは回送列車だけれどね)。


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照りつける真夏の太陽のもと、
海辺の集落に軽やかなジョイント音を響かせて、
209系の普通列車が内房線を走りゆく。
▲内房線 南三原-和田浦(後追い)


まずは普通列車で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ! 。
試しとはいえ、この区間の日中はおおむね一時間から一時間半に一本程度と運転本数が多くなく、普通列車も貴重な被写体のひとつです (´ω`)ナルヘソ。白波立つ青い海を背にして走る209系、夏の房総らしい鉄道情景じゃないですか (・∀・)イイネ。できればもっと早くこの場所の存在を知り、普通列車に国鉄型の113系が使われていたころに訪れたかったなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。いや、このあとに国鉄特急型の185系が撮れるだけでもヨシとすべきか (-`ω´-*)ウム。


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空を見上げると、けっこう雲が多め。
猛暑日の晴天で楽勝かと思われていた
我が青空軍の戦局は
思ったよりもキビシいものがある?
185系、翳られないか心配だなぁ・・・
(´・д・`;)ハラハラ…。


ただ、ちょっと・・・いや、かなり気掛かりなのが空模様 ( ̄△ ̄;)エッ…。おおむね晴れてはいるものの、けっこう雲が多くて和田浦の集落に大きな影を落とします。せっかくの好撮影ポイント、列車の通過時には晴れてほしいものですが、現状はけっこう際どい感じ (´・д・`;)ハラハラ…。
実は本命となる185系「ブルーオーシャン(回送)」の前には、待ち時間のあいだに上下で一本ずつ、あわせて二本の普通列車が通過し、上写真で紹介した館山ゆきの上り列車はタイミングよく日が当たりましたが (゚∀゚)オッ!、もう一本の安房鴨川ゆき下り列車のほうは翳られてしまいました (´д`;)アウ…。ここまでは一勝一敗。雲の流れを見ても、晴れる確率はまさに五分といったところか ( ̄ヘ ̄;)ウーン。
ここはもう、自分の晴れパワーを信じて祈るしかないけれど 八(゚- ゚)オネガイ!、はたしてその結果は・・・Σ(‘=’;)ハッ!!


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「ブルーオーシャン外房」の回送で、
内房線に姿を現した185系。
ふだんは特急「踊り子」として
伊豆の海辺を走る同系ですが、
今日は房総の海を眺めます。
▲内房線 南三原-和田浦(後追い)


だああああああああ、翳られた・・・il||li _| ̄|〇 il||lii
風に乗った雲で晴れたり翳ったりを短い間隔で繰り返していたなか ハレル?(゚Д゚≡゚Д゚)カゲル?、タイミング悪く通過の数分前に大きな雲塊が日差しを遮り、万事休す。それが抜けないまま「ブルーオーシャン外房(回送)」の通過を迎えてしまいました ヽ(´д`;)アア…。晴れて欲しいという切なる願いは叶わず、撃沈、轟沈・・・チ━━━━(_ _|||)━━━━━ン。しかも背景の海には日が当たっているので、影落ちした列車や集落とは明暗差ができてしまい、なんとも冴えない海の色。あ~あ、一気に脱力してしまいます。しょんぼり (´・ω・`)ショボーン。
どんなに素晴らしい場所であっても、列車が通過するほんの一時に自分の望む好条件に恵まれなければ、失敗となってしまうのが鉄道写真のシビアな難しさ "o(-ω-;*)ウゥム…。でも、その紙一重の展開で明暗が分かれるところにも面白さがあり、成功したときの喜びは大きいといえるでしょう (´ω`)ソォ…ネェ…。今回の結果は確かに残念だったけれど、自然条件が相手じゃ、しゃーないやね (・ε・`)シャーナイネ。ま、こういう日もあるさ。

普通列車二本、臨時列車一本の合計三本で、一勝二敗 (_ _|||)マケコシ…。負け惜しみを承知で言うならば、普通列車一本でも日が当たったベストの状態で撮れたのは、わずかながらの収穫だったかな・・・σ(・∀・`)ウーン…。
今回はしょっぱい結果となってしまいましたが、この房総の海を望める和田浦の撮影ポイントは実にいい場所で、ぜひまた機を見て訪れたいと思います マタクルゼ!( ゚д゚)ノシ。


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撮影後に駅へと戻る道すがら、
街道脇に展示(?)されていたのは、
恐竜・・・ではなく、何とクジラの骨。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
実は和田浦は全国屈指の
沿岸捕鯨が行なわれている地なんです。
( ̄。 ̄)ヘー


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そんな和田浦の名物は鯨料理 (゚¬゚)ジュル。
クジラのカツと立田揚げ、さらにはお刺身が
ひとつのどんぶりに盛り込まれた、
豪快なクジラ丼をいただきます。
鯨肉特有の歯ごたえと旨味がたまりません。
クジラ(゚д゚)ウマー!
ビールのお供に落花生が付いてくるのも、
房総らしい?


撮影後、次に乗る列車までは少し時間があったので、和田浦名物の鯨料理を堪能 ≠( ̄~ ̄()モグモグ。久しぶりに食べる鯨肉はとても美味で、これが食べられただけでも和田浦まで来た価値はあったように思います ъ(゚Д゚)グッジョブ。・・・という、敗者の弁 "p(-ω-;)イジイジ…。でも実際、美味しい地の名物を食べたことにより、撃沈でだだ下がりだった私のテンションは少し持ち直しました マンプク(*´3`)-з。


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和田浦のホームに入ってきた普通列車を
構内の跨線橋からパチリ (^_[◎]oパチリ。
右の方の広場には前出のクジラの骨が見えます。
▲内房線 和田浦


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高台の撮影ポイントから眺めていたあたりを
列車に乗って通過。
こういう時は晴れるんだよね・・・。
 ┐(´д`)┌ ヤレヤレダゼ
まさに撮り鉄あるある?
▲内房線 和田浦-南三原(車窓から)


和田浦から乗ったのは、館山ゆきの普通列車。
先ほどの185系は館山の留置線で小休止したのち、午後遅くに回送列車で安房鴨川へ戻り、そのまま「ブルーオーシャン外房」の復路(上りの大宮ゆき)として運転されます (・o・*)ホホゥ。その館山からの回送列車が走る区間で、私にはちょっと行ってみたい撮影ポイントがありました σ(゚・゚*)ンー…。それは内房線の九重(ここのえ)と館山の駅間にある館野地区のヒマワリ畑。例年この場所には多くのヒマワリが植えられていて、夏の撮影名所のひとつとなっている (・∀・)イイネ!・・・ハズ ( ̄△ ̄;)エッ…。
ところがどうしたことか、乗っている列車の車窓から見る限り、咲いているはずの場所にまったくヒマワリの姿がありません (・・?)アリ?。咲いていないのではなく、植えられていない感じなのです。もともと休耕田を活かしたヒマワリ畑だったようなのですが、今年は植栽しなかったのかなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。ひょっとしたら私が見逃してしまったのかもしれないけれど、館山の駅から歩いて40分の場所へ確認に行くのはちょいとリスクがありすぎる・・・。
なんともモヤモヤした気分で、列車は終点の館山に到着 (≡"≡;*)モヤモヤ。


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内房線の主要駅・館山。
同線は大半の列車が当駅を境に運転を分けています。
右が私の乗って来た列車の折り返しとなる
下りの安房鴨川ゆき。
左が上りの木更津ゆき。
まあ、どちらも同じ209系ですが。
▲内房線 館山


ここまで来たものの、期待していたヒマワリが沿線に咲いていない(と思われる)現状を踏まえると、「ブルーオーシャン外房」の回送、もしくは営業運転を撮影するには、和田浦や安房鴨川の方へ戻らなくてはなりません (゚ペ)ウーン…。
しかし、実は今回の私は「ブルーオーシャン」の撮り鉄もさることながら、乗り鉄的に外房線と内房線を乗り継いで房総半島をぐるっと一周する行程を考えており、それを実践するなら外房線の方へは戻らずに内房線を進みたいところ (゚ー゚*)ウチボー。
しばらく考えているうちに外房線へ戻ることが面倒になってしまった私は、けっきょく「ブルーオーシャン」の復路の撮影をやめて、館山から内房線の木更津ゆき上り列車に乗り込みました コッチ…((((o* ̄-)o。今度は東京湾沿いに房総半島の西側を北上します(前出の地図を参照)。


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館山を発車すると、
留置線には185系の姿がありました。
(゚∀゚)オッ!
右は特急「新宿さざなみ」に使われるE257系。
▲内房線 館山-那古船形(車窓から)


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内房線の車窓から眺める海景色、
東京湾を挟んでかすかに見える(左の方)のは、
神奈川県の三浦半島です。
▲内房線 富浦-岩井(車窓から)


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車内にはこんな珍客が同乗。
あまりの暑さに堪え兼ねてか、
トンボさんも電車に乗って、
天井の冷風口に留まったきりです。
(´艸`*)スズシイ?
けっこう大きなトンボだったけれど、
オニヤンマかな?


半島の沿岸部を走るものの、車窓に大きく海が広がる箇所はそれほど多くない内房線(の館山以北)σ(゚・゚*)ンー…。海が見え隠れする感じは外房線と似たり寄ったりです(海が見える率は内房の方が高いかな?)。
往きの外房線では「ブルーオーシャン」の撮影ポイントを意識しながら車窓を眺めていましたが (`・ω・´)キリッ、復路の内房線はとくに緊張感なくぼーっと列車に揺られます (´ー`)マターリ。それはそれで心地よいのだけれど、考えてみたらこの日の撮り鉄は雲に翳られた撃沈と、ヒマワリが咲いていなくて撮影すらしなかったという不完全燃焼。う~ん、なんだかスッキリしないなぁ・・・ (≡"≡;*)モヤモヤ。

そこで私は急きょ、東京へ帰る前にちょっと寄り道をすることにしました ヨリミチ…((((o* ̄-)o。内房線を北上する過程で、途中の君津(きみつ)から久里浜ゆきの快速列車に乗り継ぎ、次に下車したのは五井(ごい)(゚ー゚*)ゴイ。この駅名を聞いたら、次の目的がもうお分かりの方も多いでしょう ( ̄▽ ̄*)アア…。


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君津で乗り継いだ快速列車は、
千葉、東京方面へダイレクトに向かう、
総武線・横須賀線直通の久里浜ゆき。
車両はE217系です。
▲内房線 君津


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そして五井で乗り換えたのは、
ローカル私鉄の小湊鐵道。
ツートンカラーのディーゼルカーが
ホームに入ってきました。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲小湊鐵道 五井


そう、五井と言えば、当駅を起点とするローカル私鉄(地方私鉄)の小湊鐵道(こみなとてつどう)です (゚∀゚*)オオッ!。
館山では残念ながら咲いていなかったヒマワリですが (´・ω・`)ショボン、そういえばたしか小湊鐵道の沿線にも、ヒマワリと列車が絡められる撮影ポイントがあったよな・・・と思い出し、乗り継ぎの待ち時間にスマホで検索してみると []o(・_・*)ドレドレ、ここ数日中に同鉄道の沿線で撮ったヒマワリの写真がSNS上にアップされていて、しっかりと咲いていること確認 (゚∀゚)オッ!。位置的に見ても、五井で内房線と接する小湊鐵道は寄り道しやすい条件でした (´ω`)ナルヘソ。
今日はずっと「走ルンです」・・・いや、軽量なステンレス製の209系ばかりに乗っていたせいか、いつもにも増して重厚に感じるキハ200形ディーゼルカーの走り (´▽`*)キハキハ~♪。わずかな乗車時間なのがちょっと惜しい気もしつつ、私が降りたのは五井からふた駅目の海士有木(あまありき)。


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読み方がちょっと難しい海士有木。
その昔、漁夫の集落だった海士(あま)と、
かつてこの付近にあった有木城をあわせて、
この地名がついたと云われています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲小湊鐵道 海士有木


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趣ある木造駅舎が多く残されているのが、
小湊鐵道の魅力のひとつ。
海士有木も開業時(大正14年)から建つ駅舎です。
(≧∇≦)シブイッ!
▲小湊鐵道 海士有木


和田浦1217-(内房3128M)-館山1242~1246-(2130M)-君津1343~1352-(4322F)-五井1419~1458-(小湊23A)-海士有木1507


日差しがキビシくとも潮風が心地よかった沿岸の和田浦に対し 彡(´ー`)彡ソヨソヨ、内陸部にあるこの海士有木では列車を降りた瞬間にモアッとした湿度の高い熱風にまとわりつくような感覚 。゚(;′□`A)アヂィィ・・・。単純な気温差でなく、体感的には内陸部の方が暑さはツラいように思います。そんな猛暑のなかで目指すのは、沿線にあるヒマワリ畑。
地域ボランティアの方が育てられているヒマワリの畑が海士有木にあるってことは知っていたけれど、細かい場所まではわからず、乗っていた列車の車窓から注意深く眺めていましたが (「゚ー゚)ドレドレ、確認できたのはけっこう線路から離れたところでわずかに咲いているもの。あれが小湊鐵道の列車と絡められるヒマワリなのかなぁ・・・? σ(゚・゚*)ンー…。とりあえずそこに向かってみます ε~ε~ε~(((;;′□`A)アヂアヂ。


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道路沿いにまとまって咲いていたヒマワリ。
左奥に見える電柱のあたりに
小湊鐵道の線路があります。


汗を拭いつつ歩き、20分ほどで到達できたヒマワリ畑 (゚∀゚)オッ!。
畑は思っていたより慎ましやかで、あたり一面ってほどの壮大さではありませんが、ヒマワリと列車を組み合わせて撮ることはできそう (・∀・)イイネ!。何よりも館山のヒマワリ畑が空振りだった私にとっては、咲いているだけでありがたみを感じます <(_ _*)>アリガタヤ。ここ数日の猛暑続きが影響しているのか、それともすでにピークを過ぎているのか、少しお疲れ気味のヒマワリさんも多いけれど (・∀・`)オチカレ…、なるべく元気な方を選んでカメラを向けてみます (^_[◎]oパチリ 。


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猛暑のなかで頑張るディーゼルカーに、
元気な向日葵たちがエールを送ります。
のどかなローカル線の夏景色。
▲小湊鐵道 海士有木-上総村上


ヒマワリとキハが撮れました~ ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。
見事に咲き誇るヒマワリと、その向こうを横切る小湊鐵道のシブいキハ(ディーゼルカー)(≧∇≦)シブイッ!。夏という季節感が表れていて、なかなかいい感じじゃないですか (・∀・)イイネ。車体側面に日が当たらない時間帯なので、列車が黒潰れしてキビシいかと思いましたが σ(゚・゚*)ドーダロ、クリームと赤のツートンカラーはちゃんと認識できるくらいに発色してくれました ε-(´∇`*)ホッ。欲を言えば二両編成ではなく、単行(一両)だったら収まりがよかったんだけれどな・・・σ(・∀・`)ウーン。

のんびりとしたローカル線の小湊鐵道ですが、この五井に近いあたりは比較的運転本数が多い区間(五井~上総牛久)で、今の下り列車に続き、程なくして上り列車もやってきます (゚∀゚)オッ!。ちょっとアングルを変えて、もう一本狙ってみましょう。


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夏空に向けて顔を上げる向日葵の向こうを、
単行列車がリズミカルな音を立てて走り抜けます。
タタンタタン…( ̄∀ ̄ 3)タタンタタン…
▲小湊鐵道 海士有木-上総村上


タンコー、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
次に現れたのは、たった一両の単行列車 (・ω・)ポツン。先ほどの二両編成よりも画にまとめやすいし、同じディーゼルカーでも情景的にのどかさが増したように思います (´ー`)マターリ。そんな単行列車に添えるヒマワリは、その大きな花を強調したくて、集団ではなく二輪だけフレームに入れてみました (^_[◎]oパチリ。
そしてたまたま列車の通過時にタイミングよく、日差しを薄雲がディフューズしてくれたことでコントラストが弱まり (゚∀゚)オッ!、日が当たらない時間帯ながらも、列車がいい色に出てくれたのはラッキーです (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。今回は雲に助けられた・・・かな?(笑)

季節感を意識する私にとって、夏に一度は撮りたいヒマワリの花 (゚ー゚*)ヒマワリ。館山で見られなかったときは残念に思いましたが、小湊鐵道のキハと撮れたことで大いに満足することができました (*⌒∇⌒*)マンゾク♪。暑いなか、寄り道をした甲斐があったというものです (´w`*)ドツカレサン。


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西日を受けたキハが、
海士有木のホームに入ってきました。
手描きの駅名標がいい味を出しています。
▲小湊鐵道 海士有木


185系の臨時列車「ブルーオーシャン外房」号を撮りに、「青春18きっぷ」を使って訪れた房総半島の列車旅。
お目当ての185系はなんとも残念で悔しい結果になってしまったけれど (´・ω・`)ショボン、外房線と内房線を乗り継いで車窓から眺めた房総の海景色、和田浦で舌鼓を打った鯨料理、そしてオマケ的な寄り道ながら、ヒマワリと組み合わせて撮ることができた小湊鐵道と、185系の結果以外はなかなか充実した旅だったように思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪(185系の結果がいちばん重要だったんだけれどね ^^;)。
ちなみに東京から和田浦まで普通乗車券だと片道だけで2,590円かかるので、「18きっぷ」一回分(2,370円)で往復できた今回は、じゅうぶんなおトク感が得られました (´艸`*)オットク~♪。

それにしても今さら未練がましいけれど、やっぱり和田浦俯瞰での185系は晴れて欲しかったなぁ・・・(・∀・`)ザンネン。
え?海バックの185系ならば、東海道線や伊豆急の特急「踊り子」で、いくらでも撮れるじゃないかって? (´・ω`・)エッ?。いやいや、それを言っちゃぁ~、オシマイよ(笑)


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五井からはふたたび内房線。
直通の快速列車で都内に帰ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
▲内房線 五井


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快速列車に乗車して、
途中の蘇我で見かけたのは、
拙ブログの前記事で話題にした、
国鉄色のEF65形(2067号機)。
(゚∀゚)オッ!
同色を見る機会はけっこう増えた気がします。
▲外房線 蘇我


海士有木1639-(小湊32A)-五井1647~1702-(総武快速1614F)-東京1803




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成田線・・・EF65「鹿島貨物」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.07.14 成田線
国鉄色PF、見参!
EF65「鹿島貨物」撮影
 
暑中お見舞い申し上げます。(=゚ω゚)ノ
体温よりも気温が高くなるという異常な猛暑・・・いや酷暑が、関東でも続いているここ数日。みなさまは体調を崩されていないでしょうか? 。゚(A′□`;)アヂィィ・・・

晴天が撮り鉄の好条件だと個人的には思っている私ですが、この暑さではさすがに撮影意欲が萎えてしまいます (´д`;)アウ…。それでも撮りたいと思うような列車があれば出撃を敢行するものの、時刻表や鉄道趣味誌に掲載された臨時列車の情報欄などをパッと見たところ、この週末はとくにコレといったものが見当たらない σ(・ω・`)ウーン…。
こんなとき数年前ならば、私好みの国鉄特急型車両がまだ各地で半定期的に走っていて、583系の「わくわくドリーム」だ、485系の特急「北越」だ、「あいづライナー」だ、189系の「ホリ快・富士山」だ・・・と、暑いなかでも汗をかきながら撮影に望んだものでしたが 【◎】]ω・´)パチッ!、それも今は昔。とくに今春の国鉄色189系(豊田のM51編成)の引退は大きな出来事で、過去を振り返ったってしゃーないけれど、ここにきて国鉄型ロスをひしひしと感じています "o(-ω-;*)ウゥム…(189系の「あさま色」(N102)は残っているけれど)。

そんな衰退が著しい国鉄型の車両たちですが、実はここにきて原点回帰といいますか、先祖返りといいますか、JRになって塗り替えた現行色(更新色)から、かつての国鉄時代の色(国鉄色)へ相次いで戻されている車両があります ( ̄△ ̄;)エ?。それがJR貨物の国鉄型電気機関車、EF64形(1000番台)とEF65形(2000番台・PF型)(゚∀゚*)オオッ!。
私は貨物の事情にホント疎くて(貨物オンチ)あまり詳しいことは分からないのですが、EF64、EF65の両形式(貨物機)とも一時は原色の国鉄色が一、二機程度にまで減って絶滅寸前と言われ、最後まで残った国鉄色機はファンの注目を一身に集める存在となっていたハズ ε-(°ω°*)ゲンショク!。
ところが昨年ごろから、更新色だった両形式が定期検査で工場へ入場した際、そのうちの一部がなんと国鉄色に塗り戻されたのです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。しかもそれは一機のみならず、入場を経て徐々に復刻色の数が増えているというではありませんか w(゚o゚*)w オオー!(現時点でPFだけでも4、5機くらいいるのかな?)。これは現場の事情なのか、それともファンサービスなのか、はたまた先の見えてきた国鉄型機関車に対する最後のはなむけ(?)なのか、理由は何にしても国鉄型好きの一人としては嬉しいことです (・∀・)イイネ!。
そして運用が広範囲に及ぶJR貨物の機関車において、たった一機のみの国鉄色を捉えるのは容易でないけれど、複数機あれば「貨物オンチ」の私でも撮影する機会が得られるかもしれない (☆∀☆)キラーン☆。そういえば、いつしかの鉄道趣味誌に簡易的な貨物列車の時刻表が掲載されていたっけ・・・。それがウマく活用できるかな?σ(゚・゚*)ンー…。

・・・ということで今回、私にしては珍しく貨物列車を狙ってみたいと思います (*`・ω・´)-3フンス!。その撮影に訪れる路線とはどこなのか。そして「貨物オンチ」の私は、お目当ての国鉄色機関車を撮ることができるのでしょうか?


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ちなみにこちらがJR化後に塗り替えられた、
JR貨物現行色(更新色)のEF65。
昨年のJR30周年では
記念のヘッドマークが掲げられました。
▲17.3.29 総武本線 新小岩(信)




7月14日(土)


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まずは都内から地下鉄東西線に乗車します。
中野で発車を待っていたのは
07系の東葉勝田台ゆき(左)。
ちなみに右は中央・総武線の津田沼ゆきで、
ルートは異なるけれど、
どちらも都心を経て千葉の方へ向かいます。
▲東京メトロ東西線 中野


晴天に恵まれた・・・というより、この日も朝からうだるような暑さとなった週末の土曜日 (´Д`υ)アツーィ。
中央線沿線に住む私は地元の駅から上り列車に乗り、都区内の中野で地下鉄東西線へと乗り換えます ノリカエ…((((o* ̄-)o。JRの貨物列車を撮りに行くのに、地下鉄へ乗るのはちょっと意外な感じがするかもしれませんが、これは単なる交通費の節約。中野から大手町や日本橋などの都心部を経て、千葉県の西船橋(にしふなばし)へと至る東西線は、JRで行くよりも少しだけ安く千葉方面に抜けられるのです (´∀`;)セコイ…。


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西船橋に近接した京成西船から、
今度は京成電鉄に乗車。
西船って略称をそのまま駅名にするところが
ちょっと京成らしい?
(゚ー゚*)ニシフナ
各駅停車の京成津田沼ゆきは3700形。
▲京成本線 京成西船


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津田沼で乗り継いだ
特急の成田空港ゆきは3000形。
成田山の提灯がお出迎えです。
▲京成本線 京成成田


西船橋は東西線とJR総武線、武蔵野線、京葉線、東葉高速鉄道の接続駅。しかし私はここでJRへ乗り換えずに改札を出て、徒歩5分程度のところに離れている京成線の京成西船へと移動し、そこから下り列車に乗ります (゚ー゚*)ケーセー。JRの貨物列車を撮りに行くのに、私鉄の京成へ乗るのはちょっと意外な感じがするかもしれませんが、これも単なる交通費の節約 (´∀`;)セコイ…。各駅停車と特急列車を途中の津田沼で乗り継ぎ、やってきたのは京成成田。ここでまた改札を出て、徒歩3分のところにあるJR成田線の成田へと移動 ...(((o*・ω・)o。ここでようやくJRの列車に乗ります。


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成田で三方向に分かれる成田線の下り列車。
右は我孫子ゆきのE231系、
左は銚子ゆきの209系、
さらにその向こうにチラッと見えるのが
成田空港ゆきのE217系です。
▲成田線 成田


成田線の銚子ゆき下り普通列車は、座席が適度に埋まるくらいのお客さんを乗せて成田を発車 (*・o・)ノ Go!。

首都圏から直通する特急「成田エクスプレス」が頻繁に走り、成田空港へのアクセス路線として知られる成田線ですが、その本線(佐倉~成田~松岸)は千葉県北部の北総(ほくそう)と呼ばれる地域を走り、沿線にはのどかな田園風景が広がります (´ー`)マターリ。この成田線が貨物列車の撮影に訪れた今回の目的路線です。
長大な編成で物資を運ぶ貨物列車というと、日本の大動脈とされる東海道本線や東北本線、北陸本線などの大幹線を昼夜問わずに高速で駆け抜けるイメージがあり バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、実際にそのような大幹線のほうが貨物列車の運行本数は多いのですが、そのぶん機関車の運用は複雑で、私のような「貨物オンチ」にはちょいとわかりづらい (≡"≡;*)ウーン…。とくに今は西日本豪雨による運休区間(山陽本線など)の影響も少なからずあるようですし。
いっぽう、一日に数往復程度ではあるものの、亜幹線*のような成田線でも運行されている貨物列車。これは鹿島臨海工業地帯の物資輸送をおもな目的に設定されているもので(都心と鹿島サッカースタジアム駅の間を、総武本線、成田線、鹿島線を経て運転)、ファンの間で呼ばれている通称は「鹿島貨物」(゚ー゚*)カシマ。こちらのほうが大幹線よりも運用が比較的単純だし、沿線の風景ものどかで私の性に合っている気がします (´ω`)ナルヘソ。そして貨物に詳しい同業者のSNSなどによる情報だと、この日の鹿島貨物(1093レ)には件の国鉄色機が登板するらしい (゚∀゚*)オオッ!。
(*亜幹線(あかんせん)=大幹線よりは輸送量が劣るけど、ローカル線(地方交通線)に比べて主要な路線。国鉄時代にはよく聞かれた名称ですが、今も一般的に使われているのかな?)

単線をすすむ普通列車に揺られて20分、私が列車を降りたのは成田から3駅目の下総神崎(しもうさこうざき)(・ω・)トーチャコ。


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北総の神崎町にある下総神崎。
町の多目的ホールを併設した駅舎は、
利根川に架かる「神崎大橋」をモチーフにした
デザインだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲成田線 下総神崎


中野0803-(東西線A815S)-西船橋0854…京成西船0904-(京成807)-京成津田沼0915~0932-(京成特急8A11)-京成成田1008…成田1041-(成田2441M)-下総神崎1100


地下鉄東西線と私鉄の京成電車、そしてJRの成田線を乗り継ぐという、なんともまどろっこしくて時間のかかる行程でしたが ノコノコ...(((o*・ω・)o、中野から下総神崎までJRのみの普通乗車券だと片道1,660円かかるところ、中野~西船橋が310円、京成西船~京成成田が540円、そして成田~下総神崎が320円で、合計は1,170円 (゚∀゚*)オオッ!!。セコいようだけれど、プレミアムビールのロング缶が買えちゃう490円の差額は決して小さくありません (´艸`*)オットク~♪。それに、乗り鉄としては変化のある乗り換えも楽しむことができました(ブログ的にも間が持った(笑))。時間に余裕があるのならば、こんな行き方もOK牧場でしょう (*`д´)=b OK牧場!。
駅前の商店でさっそくビールを・・・ぢゃなく ヾノ・∀・`)イヤイヤ、熱中症対策にミネラルウォーターのボトルを仕入れて \_( ゚ロ゚)ココ重要、撮影ポイントへ向かいます。


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目的地の撮影ポイントはこんなところ。
田園風景のなかを成田線の列車が駆け抜けます。
▲成田線 下総神崎-大戸


暑さがキビシい真夏日となったこの日、駅から撮影ポイントまでは歩いて15分程度のお手軽な距離ながら、そこへ行くまでに汗が止めどなく吹き出てきます ε~ε~ε~(((;;′□`;)アヂアヂ。そしてやってきた撮影ポイントは、まわりに日陰がいっさいない、広大な田園地帯のど真ん中 (´・ω…:.;::.トケルョ…。なんとも過酷な状況ですが、適度に風が吹いているだけでも少しはマシなのかも知れません ε-(´o`;A フゥ…。その風が揺らすのは、青々と育ってきた田んぼの稲。ほんのつい最近、田植え前の代田で水鏡の撮影をしたように思うのですが、今はもうすっかり夏の装いです (´ー`)シミジミ。


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緑の絨毯の上を快走する、
特急型車両のE257系500番台。
最近では中央線の臨時列車などにも
よく使われている同番台ですが、
やはり房総をイメージしたこのカラーリングは
千葉の地を走る姿が似合うように思います。
▲成田線 下総神崎-大戸


撮影ポイントに腰を落ち着けてしばらくすると、下り列車として現れたのは特急型車両のE257系 (゚∀゚)オッ!。
とくに時刻表などチェックしておらず、「ああ、銚子ゆきの特急「しおさい」ね・・・」なんて思いながらシャッターを切ったのですが【◎】]ω・)パチャ、通過後によく考えてみたら「しおさい」は総武本線経由で首都圏と銚子を結ぶ特急列車であり、この成田線は通りません。んじゃ、今の列車は何だ? (゚ー゚?)オヨ?。あらためて時刻表を開いてみると、この週末のみ運転される臨時特急の「佐原夏祭り」号(新宿〜佐原)だったことが判明 (・o・*)ホホゥ。E257系じゃ大したネタではないけれど、通常は日中の普通列車が一時間に一本程度の成田線において、ノーマークのオマケ的な臨時列車が撮れたことはラッキーです (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
ちなみに以前は成田線にも、特急「あやめ」という素敵な愛称の特急列車が東京と鹿島神宮の間で定期運行されていたのですが、高速バスとの競合に負けて廃止されてしまいますた (´・ω・`)ショボン。

ところで、いまの「佐原夏祭り」号は5両の編成がバランスよく収まるような構図で撮りましたが、本命の貨物列車の長さはいったいどのくらいなのだろうか? (・・?)ハテ?。あまり貨物を撮り慣れていない私には事前に編成の両数がわからず、後方が切れてしまう(全編成がフレームに収まりきらない)恐れがあるよりは、少し広めの構図にしていた方が無難かも知れません σ(゚・゚*)ンー…。
そんなことを考えつつアングルを調整して、待つことしばし。やがて下り列車の接近を知らせる踏切の警報機が鳴りだします。直線上に見えてきたのは・・・国鉄色のEF65!! (°∀°*)キタッ!


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吹く風に波打つ青田のなか、
伝統の国鉄色を纏った青い電気機関車が
貨物列車を牽いて走りゆく。
▲成田線 下総神崎-大戸


国鉄色のPFが撮れました~! ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
鹿島貨物こと1094列車の先頭に立っていたのは、SNSで得た情報どおり国鉄色のEF65形2070号機 (゚∀゚*)オオッ!!。
旅客列車と貨物列車の両方に使用可能な“二刀流”(汎用機)のEF65形2000番台(元・1000番台)は、通称でPF型(旅客の“Passenger”と貨物の“Freight”の頭文字)とも呼ばれ、同番台の中にはかつてブルートレイン(寝台特急)の先頭に立っていた輝かしい実績を持つ機体もいます (・o・*)ホホゥ。このPF型の国鉄色(国鉄特急色)は、ブルートレイン用の客車(20系や24系)に合わせて施された塗り分け(EF65P形から継承)で、国鉄型ファンとしては今はなきブルートレインの面影が感じられる、嬉しい存在です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。やっぱりPFには、この色がいちばんしっくりとくるなぁ・・・(´ω`)シミジミ。
そして、通過するまで編成の長さがわからず、保守的に広めのアングルで対応しましたが【◎】]ω・´)パチッ!、単なるスカ写真(空白多め)にならないよう、ここはあえて青田の部分を大きく入れて、夏の季節感を強調してみました。個人的には意外と悪く無いアングルに落ち着いた気がしています (・∀・)イイジャン。


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湿度が高くて、もわっとした夏空のもと、
田園に轟音を響かせて走り去る鹿島貨物。
ホントに暑〜い撮影日でした。
。゚(A′□`;)qアチィィ…
▲成田線 大戸-下総神崎(後追い)


貨物オンチの私が、同業者の発信するSNS情報などに助けられて運用を掴むことができ []o(・_・*)ドレドレ、週末の成田線と言う絶好の舞台で撮ることができた、国鉄色EF65形の鹿島貨物 (^_[◎]oパチリ。けっしてSNSの情報を疑ったわけではないのですが、陽炎に揺れる直線の向こうに国鉄色のEF65が見えたときには、その事実にちょっと感動すら覚えました w(*゚o゚*)wオオーッ!。一般的な旅客列車よりも運用が複雑なぶん、お目当ての機関車を捉えたときの嬉しさは大きいのかも知れませんね (´¬`*)ウレシス♪。
今回の経験を踏まえ、また国鉄色の電気機関車が撮りたくなってしまった私 σ(・∀・`)トリタイ…。貨物オンチを脱するため、まずはちゃんとした「貨物列車時刻表」を買うべき・・・かな?(笑)


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お目当ての鹿島貨物を撮り終えて、
駅に戻ってきました。
上り列車で下総神崎をあとにします。
▲成田線 下総神崎


このあと、わずか一時間後には同地をEF64形が牽引する上りの貨物列車(1094レ)が、また、EF65形の貨物(1092レ)も夕方には折り返して来る(らしい)のですが、私は非鉄の用事があるため、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
11時に到着して13時に撤収、収穫は貨物列車一本のみでしたが(あ、あと「佐原夏祭り」号もか)、この日の猛暑を考えると体力的にちょうどいい撮影時間だったように思います ε-(´o`;A フゥ…。

夏の暑さはこれからが本番。みなさまも熱中症には十分にご注意あれ・・・。



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往きは地下鉄や私鉄を細かく乗り継ぎましたが、
帰りは成田で成田線我孫子支線の
我孫子ゆきに乗り換えます。
ノリカエ…((((o* ̄-)o。

車両は常磐線にも使われる緑帯のE231系。
▲成田線 成田


下総神崎1304-(成田448M)-成田1325~1345-(863M)-我孫子1426~1450-(常磐2396M)-柏1454





☆オマケ★


今週末は土用の丑の日!(゚∀゚)オッ!
そして成田の名物と言えばウナギ!(゚∀゚*)オオッ!!
・・・なのですが、ボンビーな私はウナギに手が出せず、
ズベッ!ミ(ノ;_ _)ノ =3
お昼ゴハンは我孫子駅名物の「からあげ蕎麦」ですた。

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暑~い日に食べる、熱~い「からあげ蕎麦」、
なかなかオツなものですな・・・≠(-ω-;*)アヂ。

そしてもうひとつ、
この日は柏の実家に用事があったので、
ついでに「道の駅しょうなん(柏市)」名物の
ソフトクリームをいただきました。
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以前に拙ブログで「かぶソフト」や「ねぎソフト」など
ちょっと変わった季節限定ソフトをご紹介しましたが、
今の時期のイチオシは「ブルーベリーソフト」だそう。
濃厚でスゴく美味しいけれど、インパクトは薄い?
σ(゚・゚*)ンー…



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ONE-shot 294 エール! [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 294 エール!

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がんばれ、ニッポン! p(`・ω・´)q

・・・え?
サッカーW杯の日本代表は惜しくも
ベルギーに逆転負けしたじゃないかって?

そうじゃありません。


大きな地震、猛烈な豪雨、河川の氾濫、土砂崩れ・・・
どうしてこんな惨いことになるのか。
思いもよらぬ災害が相次ぎ、
各地に甚大な被害をもたらしました。
多くの犠牲者が出てしまったのは
悔しくて残念ですし、
被災された方々のご苦労、ご心労は計り知れません。
あらためて、お見舞い申し上げます。


非力な私には何もできないけれど、
せめて「撮り鉄」というひとつの表現者(?)
の端くれとして、
応援の気持ちが少しでも伝わるような写真が
ここでご紹介できればと思い、
巷で「幸せの黄色い新幹線」などと呼ばれている、
「ドクターイエロー」を撮りに行ってみました。


まけるな、西日本!がんばろう、日本!!

みんなに、いっぱいの幸あれ!


▲18.7.9 東海道新幹線 東京-品川





*ソネットポイントの【平成30年7月豪雨災害義援金】
私もポイントを協力させていただきました。





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伊豆箱根鉄道・大雄山線 「大雄山駅 赤電&コデ165撮影会」 [鉄道写真撮影記]

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2018.06.30 伊豆箱根鉄道・大雄山線
懐かしの旧型電車と再会!
「大雄山駅 赤電&コデ165撮影会」見学
 
6月30日(土)

例年より早く梅雨明けが発表された関東地方。いよいよ本格的な夏の到来です (;´ω`A“)アツ…。
晴天となった週末の土曜日に私は小田急線沿線の秦野(はだの)を訪れ、前記事の「ONE-shot」でご紹介した、引退間近の7000形ロマンスカー「LSE」を撮影【◎】]ω・´)パチッ!。その流れで秦野から小田急線をさらに下り、小田原へとやってきました ...(((o*・ω・)o。


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小田原駅のコンコースで目を引くのは、
天井から吊り下げられた、名物の小田原提灯。
東海道の宿場町であった小田原では、
旅人が携帯するのに便利なように、
折り畳める蛇腹状の提灯が発案されたのだとか。
( ̄。 ̄)ヘー


小田原は私が乗ってきた小田急・小田原線のほか、東海道新幹線と東海道本線、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道・大雄山線の5路線が乗り入れる交通の要衝 (・o・*)ホホゥ。
では、小田原付近でも私は引き続き小田急線のロマンスカーを撮るのでしょうか? それとも東海道線に乗り換えて、相模湾沿いを走る185系の特急「踊り子」が目的? はたまた、箱根登山鉄道の沿線に咲くアジサイ・・・は、さすがに時期がもう遅いか? σ(゚・゚*)ンー…
鉄ちゃんとしていろいろな選択肢が浮かぶなか、小田急線と箱根登山鉄道の共用改札を出た私は、東海道線の改札前をスルーして、もうひとつの改札口に向かいます コッチ…((((o* ̄-)o 。
広い小田原駅構内のいちばん南側に位置する駅舎とホーム、そこを発着するのが地方私鉄の伊豆箱根鉄道・大雄山線(だいゆうざんせん)です (゚ー゚*)ダイユーザソ。


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大雄山線の改札口では、
天狗さまのモニュメントがお出迎え (°⊆°*)テング
これは同線の終点が、
天狗伝説のある大雄山最乗寺の
最寄駅にちなんだものです。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 小田原


拙ブログではおなじみ・・・とまではいかないけれど、ちょっと聞き覚えのある伊豆箱根鉄道 σ(゚・゚*)ンー…。
実は一昨年から昨年にかけて私は何度か、静岡県の三島を起点に伊豆半島の西側を経て修善寺(しゅぜんじ)へと至る、同鉄道の駿豆線(すんずせん)を訪れて、黄色い電車の「イエローパラダイストレイン」(西武時代の復刻色を施した1300系)やバレンタインデーイベントに駆り出された茶色い電気機関車のED32形、同線にJRから直通する特急「踊り子」などを撮影し (^_[◎]oパチリ、その様子をブログでご紹介しています (゚ー゚*)イズッパコ。
そんな伊豆箱根鉄道には駿豆線のほか、神奈川県にももうひとつの路線があり、それがこの小田原を起点とする大雄山線。
駿豆線と大雄山線の両線はそれぞれが離れていて直接つながっていませんが、車両はどちらも白地もしくはステンレス無地に青帯が施された共通のカラーリングが採用されており、駿豆線で見た覚えのある電車が小田原のホームにも停まっていました (=゚ω゚)ノ ヤア。ただし駿豆線の車両とは車体の長さと形式が異なり、大雄山線で使われるのは同線専用で18メートル車体の5000系です(駿豆線は20メートル車)( ̄。 ̄)ヘー。


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小田原の大雄山線ホームで発車を待つ
3両編成の5000系。
同系は駿豆線の3000系をベースにしており、
車体長は異なるものの、
一見すると同形式のように見えます。
( ̄ω ̄*)クリソツ
ちなみに左のほうは東海道線ホームで、
E233系の普通列車が停車しています。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 小田原


0004.jpg
以前に乗車した経験から、
ロングシートだと思って車内に入ると、
意外にも転換クロスシートが並んでいました。
(゚∀゚)オッ!
全7本ある5000系のうち、
後期車の3本*は転換クロス仕様とのこと
(*ただしそのうち1本は中間車のみがクロス)。


駿豆線と同様、地方私鉄にしては比較的運行本数が多い大雄山線。日中でも12分間隔で運転されており、私を乗せた大雄山ゆきの下り列車はさほど待つことなく小田原を発車しました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
小田原を起点とする大雄山線は、小田原市の市街地を抜けたのち酒匂川支流の狩川に沿って北上し、南足柄市の大雄山へと至る、全長9.6キロの短い路線。終点の大雄山は曹洞宗最乗寺(道了尊)の玄関口(バスに接続)で、大雄山線はその参拝客の利便性を高めることをおもな目的として建設された経緯があります ( ̄。 ̄)ヘー。


0005.jpg
小田原を発車して東海道線と分かれると、
すぐに見えてくるのは緑町のホーム。
この間の営業キロはわずか0.4キロです。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ミジカッ!
大雄山線は9.6キロの間に12駅あり、
ひと駅間の平均距離は1キロ未満。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 小田原-緑町
(前方の車窓から)


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緑町を出ると、
列車は車輪を軋ませて急カーブを進み、
東海道線と東海道新幹線の下をくぐります。
実はこの半径100メートルの急カーブの存在により、
大雄山線は駿豆線よりも車体長が短い、
18メートルの電車が使用されているのです。
(´ω`)ナルヘソ
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 緑町-井細田
(前方の車窓から)


0007.jpg
小田原市内の住宅街を
縫うように敷かれた単線の線路。
もとは最乗寺への参詣鉄道として
大正時代に開業した大雄山線ですが、
今では通勤通学などの利用者が多く、
地域の足という大事な役割を担っています。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 緑町-井細田
(前方の車窓から)


そんな大雄山線を私が訪れるのはこれが三度目。関東近郊の路線としては少ないほうでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。
最初の一度目は、さかのぼること30年以上も前の学生時代。ホントは箱根登山鉄道に乗ることが目的で小田原を訪れたのですが、乗り換えの際に小田急線のホームから見えた大雄山線の古い旧型電車に惹かれて、急きょ予定を変更 (*゚0゚)ハッ!。箱根登山鉄道ではなく大雄山線に乗ったのでした ε=┌(;゚д゚)┘コッチダ!。今でもその時のことが印象深く残っています (´ω`)ナツカシス。
二度目は今から10年前。東海道線で当時まだ走っていたブルートレイン(寝台特急)の「富士・はやぶさ」を撮影しに熱海の先の函南(かんなみ)を訪れ、お目当ての列車が午前中で撮り終えてしまったことから、その帰りにふらっと大雄山線に寄って小田原と大雄山の間を往復しています フラフラ~((((~´ー`)~。ただし、このころには車両が現行の5000系に統一されていてあまり面白味がなく、印象も薄いものでした σ(゚・゚*)ンー…。
そして三度目となる今回は、前回(二度目)の「富士・はやぶさ」のときと同様、小田急ロマンスカー「LSE」を撮ったついでにふらっと立ち寄った フラフラ~((((~´ー`)~・・・という適当なものではなく、実はちゃんとした目的を持って大雄山線を訪れています (`・ω・´)キリッ。
その久しぶりに同線を訪れた理由は追々わかることとして、下車駅までしばらくは車窓からの沿線風景を楽しみましょう (´ー`)マターリ。といっても、とくに景色の良い路線ではなく、あまり見どころはないのだけれど(失礼っ)(^^;)ゞポリポリ。


0008.jpg
五百羅漢(ごひゃくらかん)付近では
小田急線の線路をアンダークロス。
(゚ー゚*)オバキュー
正式な乗換駅には指定されていませんが、
大雄山線の井細田、もしくは五百羅漢と
小田急線の足柄は、
徒歩で数分程度の近接した距離に駅があります。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 五百羅漢(車窓から)


0009.jpg
狩川に架かる鉄橋を渡る際には、
富士山(中央)のアタマがチラリと見えました。
|∀・)チラッ
でも、冠雪していない夏の富士山は、
ちょっと地味目?(笑)
ちなみに右のお椀形の山は標高870mの矢倉岳。
私はこの形の良い山をずっと、
金太郎伝説のある金時山だと勘違いしていますた。
金時山はもっと左(南)のほうに見えるらしい。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 塚原-和田河原
(車窓から)


0010.jpg
小田原市から南足柄市に入ると、
のどかな田園風景が見られるようになりました。
(´ー`)ノドカ
この塚原と和田河原の駅間が大雄山線でもっとも長く、
距離は1.9キロあります。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 塚原-和田河原
(前方の車窓から)


0011_1.jpg
0011.jpg
その駅名どおり、
富士フイルムの大きな工場がある、
富士フイルム前駅ですが、
平仮名で「ふじふいるむまえ」って表記されると、
なんだか滑稽に感じます(笑)(゚∀゚)アヒャ☆。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 富士フイルム前
(車窓から)


0012.jpg
車窓の左手に見えていた矢倉岳が、
正面のほうにまわりこむと、
まもなく終点の大雄山です。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 富士フイルム前-大雄山
(前方の車窓から)


0013.jpg
構内に車両基地が併設された大雄山。
おや?車庫の留置線には
ちょっとシブい色の電車が見えますね・・・。
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山
(前方の車窓から)


小田原0948-(大雄山線39列車)-大雄山1009


少しずつのどかな風景となっていくなか、間隔の短い駅をこまめに停車しながら進んできた下り列車は、小田原から20分ほどで大雄山に到着。私は途中の駅で下車することなく、終点まで乗り通しました (・ω・)トーチャコ。
先述したように大雄山は名刹として名高い最乗寺の玄関口となる駅で、下車客のなかにはそちらへ向かわれると思われる方々も多く見られます σ(゚ー゚*)オマイリ?。しかし、鉄ちゃんとしてここを訪れた私の目的は、お寺参りではありません。
到着後に列車を降りてホームの端まで進むと、そこに展開していたのはこんな光景 (=゚ω゚=*)ンン!?。


0015.jpg
三種類の電車が並べられて、
ちびっこ鉄ちゃんは大はしゃぎ。
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
いや、このシブいラインナップを見ると、
“大きな鉄ちゃん”のほうが興奮するか?(笑)
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


島式ホームを有する一面二線構造の大雄山の駅において、営業列車が到着した1番線(写真左)とその脇の留置線(留1番線・留2番線)にズラリと顔を揃えた三種三色の電車たち (゚∀゚)オッ!。構内に留置されているだけの車両にしては、なんとも興味深い並べ方ではありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。しかもホーム上ではカメラを構えた鉄ちゃんや子ども連れの家族で賑わっているし・・・σ(゚・゚*)ンー…。
もちろんこれは、ただ単に車両が留置されているワケではなく、ファンに向けて開催された撮影会イベントなのです (´ω`)ナルヘソ。車庫の構内へ立ち入ることはできませんが、一般のホームから眺められるほか、本来は立ち入り禁止区域にある業務用スペース(車止め脇の通路)も開放され、並べられた車両を正面からスッキリと撮ることができます (・∀・)イイネ。
そう、久しぶりに大雄山線を訪れた私の目的とは、この撮影会イベントでした (´ω`)ナルヘソ。そして、そのなかでもとくに私のお目当てだったのが・・・(☆∀☆)キラーン☆


0016.jpg
大雄山の構内で開催された
「大雄山駅 赤電&コデ165撮影会」。
そのラインナップは写真の右手前から
事業用車のコデ165形、赤電色の5000系5501F、
そしていちばん左は営業運転でホームに停車中の5000系。
この時は「伊豆箱根鉄道100周年」の記念マークを付けた、
5503Fが並びました。
(^_[◎]oパチリ
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


コデ、イタ━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━ッ!!
展示されたラインナップのなかで、見るからに古くてレトロな雰囲気を醸し出す、チョコレート色のシブい電車 (≧∇≦)シブイッ!。それを目にした私は思わず鼻息が荒くなります ε-(°ω°*)ムフーッ!。
この茶色い電車は営業用の旅客車両ではなく、工事や保線作業、車両の入換えや牽引などに使われる、業務用車両のコデ165形 (・o・*)ホホゥ。「コデ」って形式はあまり耳にしないけれど、工事用と電動車を意味するものだと思われます (゚ー゚*)コデ。ふだんは裏方作業に徹していて、なかなか見ることがない業務用車両。このように展示されるのはとても貴重な機会です (゚∀゚*)オオッ!!。コデはたまらん!ε-(°ω°*)ムフーッ!

でも、私が息を荒くして興奮する理由はそれだけではありません。実はこのコデ165はもともと旅客用だった車両を業務用に改造したものであり (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…、何を隠そう私が学生時代に初めて大雄山線を訪れるキッカケとなった、旧型車両の一員だったのです (ノ∀`)ナツカシス。
ここでちょっと当時の写真をプレイバック。


0017_1.jpg
これは今から32年前の1986年に、
私が初めて大雄山線を訪れたときの写真。
(^_[◎]oパチリ
小田原のホームに停まっていたのは
50形のモハ65。
このモハ65は元・国鉄クハ16を
電動車化したものだそうです。
▲86.12 伊豆箱根鉄道大雄山線 小田原


0017_2.jpg
そのモハ65の車内。
床は板張りでシートモケットは緑色。
(≧∇≦)シブイッ!
一コマでもムダにしたく無いフィルムの時代に、
このようなカットを撮っているのは
セコい私としては珍しいことで、
それだけこの懐古な味のある車内が
印象的だったのだと思います。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!


0017_3.jpg
大雄山線を乗り通してやってきた大雄山にて。
右の旧型車は小田原で撮ったモハ65でなく、
150形のモハ153。
このモハ153も国鉄からの譲渡車で、
元・国鉄クモハ11だそうです。
そしてホームを挟んだ左側に停まっているのは、
新製まもないピッカピカの5000系5502F。
まさに世代交替まっただ中のワンシーンですね。
(´ー`)シミジミ
▲86.12 伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


0017_4.jpg
これは大雄山の車庫に留置されていた、
二本の150形。
形式は国鉄譲渡車と同じ150形ですが、
160番台に振り分けられたこちらの車両は、
相模鉄道からの譲渡車で元・相鉄2000系。
( ̄。 ̄)ヘー
影落ちがヒドい写真で申し訳ありませんが、
かろうじて確認できる車番は
向かって右がモハ161、左が・・・モハ165!
(*゚ロ゚)ハッ!
▲86.12 伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


系列の親会社である西武鉄道の車両を思わせるような、ローズレッドとブラウンベージュのいわゆる「赤電」色に塗られていた、旧型車両の50形や150形 (≧∇≦)シブイッ!。大雄山線の旧型車は、国鉄や西武、相鉄から寄せ集められた払い下げの譲渡車で賄われており、さまざまな形態の趣ある車両たちが見られました (・o・*)ホホゥ。
昭和15年製で元・国鉄車のモハ65に乗った若かりし頃の私は、油の匂いが染み込んだ板張りの車内と甲高いツリカケ駆動(旧型車特有の古いモーター)の唸りに、マニア心で深く感銘を受けたものです (*゚∀゚)=3ハァハァ!(走っているときは長い吊り革が振り子のようになるほど、ぐわんぐわん揺れた覚えがあるけれど ガタガタ{{{((゚∀゚;)}}}ガタガタ)。その大雄山線初乗車のとき、私が大雄山の留置線で撮った写真の一枚に、たまたま記録されていたのが当時のモハ165、そう、現在のコデ165です (゚∀゚)オッ!。

大雄山線の旧型車は80年代から90年代にかけて、新製投入された5000系への置き換えが進められたことにより、次第に姿を消してゆきましたが サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~、唯一、モハ165だけが両運転台化改造を施した事業用車のコデ165へと生まれ変わり、現在にいたっています (´ω`)ナルヘソ。


0017.jpg
旅客車のモハ165を改造した
事業用車のコデ165。
その経歴をさかのぼると、
国鉄の前身である鉄道省のモハ30166として
1928年(昭和3年)に新製されたのち
(国鉄時代にクハ16156へ改番)、
1960年に相鉄へ譲渡されて2000系2510となり、
さらに1976年に伊豆箱根鉄道へ譲渡されて
大雄山線用のモハ165となりました。
ちなみに事業用のコデとなったのは1997年のこと。
新製からの車齢は今年で90歳です!
w(*゚o゚*)wオオーッ!
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


そんなコデ165、実はつい最近までは事業用車としての警戒色を表すような真っ黄色に車体が塗られていて、あまり写欲の沸く姿ではなかったのですが σ(・∀・`)ウーン…(そもそも撮影機会があまり無いけれど)、伊豆箱根鉄道の創立100周年記念の一環として今年の春に、旧型車両らしいレトロなイメージの茶色へと塗装を変更 (゚∀゚*)オオッ!!。個人的に思い出のある赤電色とはちょっと印象が異なるけれど、なんとも深みのあるダンディーな姿となりました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちなみに当時の旧型車に塗られていた赤電色といえば、なんとこちらは現行の5000系のうちの一本に復刻色として再現されていて、それが今回の撮影会でコデ165とともに並べられている5000系の5501編成です (゚ー゚*)アカデソ。
茶色いコデ165と赤電復刻色の5000系、足して二で割ると赤電のモハ165がアタマのなかで蘇る・・・か!? ウ─σ(・´ω・`*)─ン…。いや、なんだかかえって困惑しそうだ(笑)(。A。)アヒャ☆。あくまでも個人的な願望としてはやはり、いつか赤電色のコデ165を見てみたいものです。


0018.jpg
旧型車時代の赤電を復刻した
5000系5501F(左)。
行き先を示す前頭板も再現されています。
5000系は第一編成の5501Fのみが鋼製車体で、
復刻色の塗装には同編成が選ばれました。
(゚ー゚*)アカデソ
第二編成以降の車体はステンレス製で、
右は第二編成の5502F。
私が32年前にもこの同じ場所で撮った編成です。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


0019.jpg
伊豆箱根鉄道の前身である駿豆鉄道の創立から
昨年(2017年)で100周年を迎えた伊豆箱根鉄道。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・100ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)
駿豆線は1898年に豆相鉄道(のちに駿豆鉄道が買収)として、
大雄山線は1925年に大雄山鉄道として、
それぞれ別の会社で開業しましたが、
1941年に駿豆鉄道と大雄山鉄道が合併。
1957年に伊豆箱根鉄道へと社名変更しています。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


0021.jpg
撮影会は時間帯によって
コデの前頭板を変えていただけました。
ファンにとっては嬉しいサービスです♪
(´▽`*)ワ~イ♪
これは事業用のコデにとって本来の姿とも言える、
「工事列車」の札を掲出したところ。
でも、茶色い旧型電車に黄色い前頭板が差し込まれると、
個人的にはかつて鶴見線で使われていた、
大川支線のクモハ12を思い出します。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


0027.jpg
イベント会場で見かけた
大雄山線の鉄道むすめ(イメージキャラクター)、
「塚原いさみ」チャン。
ちなみに鉄道むすめの名前は
沿線の駅名を由来にしていることが多いのですが、
大雄山線に「塚原」はあるけれど、
「いさみ」って駅はないよなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。


0028.jpg
「いさみ」チャンの名前、
その由来は三駅の頭文字から取るという、
なんとも意外な発想ですた(笑)
よろしくネ♡
(個人的には緑町の「みどり」で、
よかったんジャマイカ?と思ったり)


0029.jpg
その鉄道むすめのヘッドマークを掲げた、
5000系(5504F)も
構内の片隅で見ることができました。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


イベントは混雑無くまったりと進行し (´ー`)マターリ、留置線に展示されたコデ165と赤電の5000系を中心に、ホームや開放された業務スペースから角度を変えつつ撮影 (^_[◎]oパチリ。絵的にあまり大きな変化はないけれど、撮影会は存分に楽しむことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ただ、私が訪れた午前中の光線状態(日当り)は逆光で、茶色いコデの色が出にくかったのがちょいと残念 σ(・∀・`)ウーン…。撮影会を進行されていた社員さんのお話だと、昼過ぎになれば車両の正面に日がまわるそうですが ヽ(゚ω゚=)バリジュン、この日の私は午後に別件(非鉄)の用事があって、その時間まで大雄山にいることができません (・ε・`)シャーナイネ。


0034.jpg
最乗寺(道了尊)の玄関口となっている
大雄山線の終着駅、大雄山。
三角屋根が特徴の立派な駅舎です。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


0035.jpg
駅前にはまさかりを担いだ
金太郎さんがいらっしゃいました。
(´▽`*)キンチャソ♪
ちなみに金太郎のふるさとの足柄山は
金時山や矢倉岳を含めた
足柄峠を中心とする山地の総称だそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


そろそろ引き上げようかと思い、小田原からIC乗車券で入場した私は、いったん大雄山の改札を出ます(イベントは大雄山駅のホームで行なわれているため、当駅の入場券か大雄山線の乗車券が必要)(*・ω・)つ[スィカ] ピピ。できることなら天狗伝説のある最乗寺にも行ってみたいところですが、今回はそこまでの時間的な余裕がないため、お参りはまたの機会に持ち越しです。
そんななか、駅を出た私の目に留ったのが、すぐ横にある商業施設とその立体駐車場 ( ゚o゚)ハッ!。ひょっとしたらこのビルの上階から、大雄山駅のイベントの様子が覗けないだろうか・・・? 俯瞰撮影好きとしてはちょっと気になります σ(゚・゚*)ドーダロ…。ただ立ち入るだけなのは気が引けたので、商業施設に入っている店舗で少しばかりお買い物をしてから、ためしにエレベーターで上がってみました ...(((o*・ω・)o。


0036.jpg
大雄山の留置線に佇む、単行のコデ165。
その上には梅雨が明けた夏空が広がります。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


0037.jpg
上から見たコデ165をクローズアップ。
暗めの車体色なのでちょっと解りづらいですが、
事業用車への改造にあたり、
客室用の側扉は前後の二カ所が埋められ、
中央の一カ所のみが残されました。
また、ベンチレーターが撤去されたことで、
天井がスッキリとしています。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


お、コデが見えた (゚∀゚)オッ!。
スゴくいいって眺めではないけれど、撮影会で撮れなかったコデ165のパンタグラフ側(小田原寄り)を見ることができ、上から見下ろした留置線やホームの様子はいかにもローカル私鉄の終着駅らしさが表れていて、なかなかいい情景ではありませんか (・∀・)イイネ!(その場にいらした施設の方に口頭で許可を得ています)。これはあくまでも撮影会のオマケ的なカットですが、少しでも変化のある絵を残すことができたのは収穫でした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

タイムリミットを迎え、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0022.jpg
事業用車のコデ165、
稼働している姿を見ることはなかなか難しいけれど、
もし機会があれば走っているところも撮影してみたいものです。
駿豆線の大場工場で行なわれる検査車両の牽引が
狙い目でしょうか σ(゚・゚*)ンー…。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山



学生時代の私が計画を変更してまで、思わず飛びついた大雄山線の旧型車両。その事はもう記憶の片隅にずっとしまわれていたものでしたが σ(゚・゚*)ンー…、今年の春にコデ165が茶色に塗り直されたことによって注目度が高まり (*゚ロ゚)ハッ!、ウン十年ぶり私のなかに呼び覚まされたあのときの熱い思い o(炎◇炎)oメラメラ!。ぜひもう一度、大雄山線の旧型電車に会ってみたい・・・、その機会を与えてくれたのが今回の大雄山駅で催された撮影会です (^_[◎]oパチリ。
茶色いコデ165と、旧型の色を復刻した赤電の5000系。この二本の電車の合わせ技(?)で、個人的な懐かしさを存分に感じることができた、夏のひと時でした +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


0039.jpg
撮影会が順光になる時間までいられず、
ちょっと後ろ髪を引かれる思いのなか、
小田原ゆきに乗って大雄山をあとにします。
(・ε・`)シャーナイネ
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


大雄山1150-(大雄山線64列車)-小田原1211



0040.jpg
せっかく小田原まできたので、
お昼ゴハンにはアジフライをいただきます。
相模湾で獲れる鯵は肉厚でウマいっ!
アジ(゚д゚)ウマー!





☆オマケ★


3100.jpg
本文で触れた32年前の大雄山線初訪問、
その時のネガスリーブには
新宿から小田原までの往きに乗車した、
小田急ロマンスカーのNSE(3100形)も写っていました。
(*´ω`*)ナツカシス
前記事では「セコい私はいつも急行を利用」って書いたけど、
この時はロマンスカーを使っていたのね・・・。
今よりも学生時代の方が贅沢だった?(笑)
ちなみに今回の撮影会へはもちろん、
快速急行で小田原を往復しますた。






*各地を襲っている乱暴な集中豪雨、とても深刻な状況ですね・・・。
これ以上被害が広がらないことを切に願っています。






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ONE-shot 293 ROMANCE CAR "LSE" [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 293 ROMANCE CAR “LSE”

7001.jpg
新宿と箱根を結ぶ、小田急ロマンスカー。
その三代目として
1980年にデビューした7000形には、
上質で気品の高い特急列車を意味する、
"Luxury Super Express"
略して「LSE」の愛称が与えられました。


前面に展望室を備えた流麗なスタイルと、
ロマンスカーの伝統を継承するカラーリングで、
多くのファンを魅了してきた「LSE」。

その優雅な走りが見られるのもあとわずか・・・。
(゚ーÅ)ホロリ


▲18.6.30 小田急小田原線 秦野-東海大学前





長年、小田急ロマンスカーの
イメージリーダー的な存在だった「LSE」ですが、
新型の70000形「GSE*」への置き換えにより、
とうとう今月10日(7/10)の最終運行を持って、
その活躍に終止符が打たれることとなりました。
(´・ω・`)ショボン
車体の側面には引退を記念した
ロゴマークステッカーが貼られています。


7002.jpg


私は「LSE」に限らず、
ロマンスカーに乗る機会があまりないけれど
(セコい私はいつも急行を利用(笑))、
やはり昭和生まれの鉄道ファンの一人として、
ロマンスカーと言えば、この色を纏った
先代の「NSE*」や「LSE」が真っ先に思い浮かびますし、
展望室の最前列席には憧れがありました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
(LSEの展望席に乗れたのは、たぶん二回・・・かな?)

展望席は後輩(現行車両)の
「VSE*」や「GSE」でも楽しめますが、
やはり世代的に見慣れた「LSE」の引退には、
一抹の寂しさを覚えます。

おつかれさま、「LSE」・・・。
サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~



*小田急ロマンスカーは
初代ロマンスカーの「Super Express」にならって、
伝統的に「SE」の付く愛称が与えられており、
本文中の「NSE」は「New Super Express」(3100形)、
「VSE」は「Vault Super Express」(50000形)、
「GSE」は「Graceful Super Express」(70000形)を
それぞれ略したものです。








★オマケ☆

7003.jpg
乗客のお出迎えで「LSE」の入口に立たれていた、
ロマンスカーのアテンダントさん。
引退ステッカーとの記念撮影をお願いしたら、
ステキな笑顔で応えてくださいました。
<(_ _*)>アリガ㌧

制服ではなく車販用のエプロン姿でしたが、
かつて「走る喫茶室」と呼ばれた時代のロマンスカーを
どこか思い起こさせるものがあります。
(´ー`)シミジミ



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