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東武伊勢崎線・・・8000系・8111編成 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2019.06.22 東武伊勢崎線
なんだかツイていない雨の一日・・・
クリーム色の東武線 撮影
 
 
前記事に余談の範ちゅうでちょろっと話題にした、京急の800形 (゚ー゚*)ケーキュー。私は同形にあまり馴染みがないとの理由から、その引退運転は撮影せずにそっと(?)最後を見送りました サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。
では、私にとって馴染みのある車両とは何か(誰も聞いちゃいないけど (´σД`)キイテネーヨ)、それも国鉄やJRではなく私鉄に限って挙げてみると、千葉県の柏(かしわ)育ち(生まれは東京ですが)という縁から、まっ先に思い浮かぶのは同市の主要路線であるJR常磐線と直通運転を行なう地下鉄千代田線の車両で、名車との呼び声が高かった東京メトロの6000系(昨年に引退)。これは揺るぎのないところで、同系に対する熱い思いはしつこいくらいに拙ブログで語ってきました ε-(°ω°*)ムフーッ!。
そして“個人的馴染みランキング”で次点に付けるのは (´σД`)キイテネーヨ、やはり柏を発着する、東武鉄道・野田線(大宮~柏~船橋)の電車 (゚ー゚*)ノダセソ。今の私は柏を離れたため、「東武アーバンパークライン」の愛称で呼ばれる近年に投入された、新型の60000系や本線系統からおさがりの10000系は馴染みが薄いのですが (゚・゚*)ンー…、現在も同線で生き残る8000系をはじめ、ひと昔前の5000系や3000系(ともに引退済み)などは、学生時代に通学で使っていたこともあって、馴染み深い・・・というか、思い出深い電車です (ノ∀`)ナツカシス。さらに付け加えれば、祖父母や親戚の多くが東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の主要駅のひとつである北千住(きたせんじゅ)に住んでいたことから、野田線のみならず東武線はほかの私鉄よりも比較的身近な存在でした。歳がバレるけど、とくに車体がクリーム一色(セイジクリーム)に塗られていた時代なんて、懐かしいなぁ・・・(´ω`)シミジミ。


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私が通学で使っていた東武野田線。
当時はまだツリカケ駆動の
3000系や5000系(5050、5070系)が
同線の主力でした。
これはセイジクリーム時代の3000系。
モーターの唸りがいい響きだったよなぁ・・・。
(´ω`*)ナツカシス
▲87.6 東武野田線 新柏-柏


そんな思い出深き、クリーム色の東武線 (゚ー゚*)リクーム。
東武鉄道もご多分に漏れず、現在の各線で使われる通勤型車両はステンレスやアルミの無塗装(10000系や50000系など)が主流で、塗装が施された鋼製車両(8000系や6050系など)は少数派になりつつあるのですが σ(゚・゚*)ンー…、実は残っている8000系には白地に青帯が巻かれた現行色のほかに、いくつか過去の車体色を再現した復刻色が存在し(それらはおもに亀戸線や大師線、東上線北部や越生線などで運行)、なかでも製造時の原形スタイル(未修繕)を保つ8111編成に塗られているのが、例のセイジクリーム色 (゚∀゚*)オオッ!。この編成はもちろん私にとって、気になる存在なのは言うまでもありません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
しかし、唯一原形を留める貴重な“8111編成”は他の8000系と異なり、動態保存を目的に東武博物館が所有*しているという、ちょっと特殊な存在の車両で(*ただし博物館で展示されているわけではなく、通常は北春日部の車両基地にて管理)、一般の定期運用にはいっさい就かず、おもにイベントでの展示や団体専用列車として使用されます ( ̄。 ̄)ヘー。そのため情弱な私にはその動向がなかなかキャッチできず、クリーム復刻後の走行シーンを拝むことができたのはわずかに一度だけ σ(・∀・`)ウーン…。イベントでの展示は混雑を避けて参戦しませんでした。

その幻(?)の東武8000系・8111編成が運転される!? エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?
それは大手の旅行会社が鉄道ファン向けのツアーとして企画したもので、週末の土曜日(6/22)に東武伊勢崎線の伊勢崎から北千住まで片道のみ団体列車の営業運転が行なわれるらしく、今回ばかりはその旅行会社のホームページをはじめとした、いくつかの鉄道趣味系サイトに運転が告知されていました (゚∀゚)オッ!。事前に運転日が判明した8111編成、これは久しぶりに同編成を撮影する絶好のチャンスじゃありませんか (☆∀☆)キラーン☆。
ただし、HPなどに掲載された運転時刻はかなりアバウトで、少なくとも事前に私が知っていたのは「6/22の北千住17時ごろ着」ということだけ ( ̄△ ̄;)エッ…。発駅となる伊勢崎の時刻すらわかりません (゚ペ)ウーン…。でもまあ、この日に伊勢崎線で運転されるのは間違いないし、着駅から適当に時間を逆算して少し余裕を持って待てば、どうにか沿線で当列車を捕まえることができるでしょう (*`・ω・´)-3フンス!。

それよりも気がかりなのがお天気。梅雨まっただ中の当日は、雨の予報で降水率も高めです ( ̄  ̄;)アメ…。う~ん、晴れろとは言わないけれど、曇りか、せめて小雨程度ならば助かるんだけれど・・・はたして? 八(゚- ゚)ハレテ!



6月22日(土)

雨予報だったものの、私が家を出るときには降っておらず、時おり雲間から薄日が差すような空模様 (゚∀゚)オッ!。これは天気予報を覆す“晴れ運”の発動にわずかな期待が膨らみます。こういうときに晴れてこそ、ホントの晴れ男ってヤツですよね (゚∀゚)アヒャ☆。


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前週に続き、
新宿から湘南新宿ラインに乗車。
ただし今回は大宮方面へ向かう北行です。
コッチ…((((o* ̄-)o
▲山手線(湘南新宿ライン) 新宿


都内の新宿から乗ったのは、湘南新宿ラインを経て宇都宮線に直通する、小金井ゆき下り普通列車。今回の撮影対象はJRでなく東武線で運転されるものですが、まずはJRを利用して北関東のほうへ向かいます (/*´∀`)o レッツラゴー♪。お目当ての8111編成を使ったツアー列車は、群馬県の伊勢崎と都内の北千住のあいだで片道運転され、撮ろうと思えば都内の北千住に近いところでも狙えるけれど σ(゚・゚*)ンー…、せっかくなら都内に比べて建物が少ない郊外の田畑などでスッキリと8111編成を記録したいし、そこへ行くまでの乗り鉄も楽しみたい (・∀・)イイネ。
ちなみに、今回の8111編成は上りのみの片道運転という変な設定ですが (゚ー゚?)オヨ?、実際はツアーの参加者が往路にJRの観光型多目的車両の「リゾートやまどり」を使って都内の上野から高崎線、両毛線経由で伊勢崎まで移動し、復路に件の8111編成で都内へ帰着する行程となっています (´ω`)ナルヘソ。そのツアー名は「プレ群馬ディスティネーションキャンペーン  昭和生まれの名列車が1日限りの夢の競演!485系「やまどり」と東武鉄道8000系セイジクリーム」だそうな (ツアー名、長っ!) ( ̄▽ ̄;)ナガッ。「やまどり」が「昭和生まれの名列車」というところに何となく引っ掛かりを覚えるんだけど σ(゚・゚*)ンー…、リゾート形に改造された同車の種車が名車の485系だと考えたら(形式上もいちおう485系)、まあ、納得・・・か? (。A。)アヒャ☆。そして個人的に「やまどり」はキライじゃないけれど、過去に何度か乗ったり撮ったりしているし、今回は8111編成のほうの撮影に集中したいため、掛け持ちするとタイトになりそうな「やまどり」の撮影はあえて見送りました (´σД`)マ、イッカ。そのぶん時間に余裕を持って伊勢崎線の沿線へ向かい、8111編成を撮る場所のロケハン(撮影地の下見)をしよう (-`ω´-*)ウム。

・・・などと考えていたのですが、私の乗った宇都宮線の下り列車が途中の白岡(しらおか)の駅に着いたところで、まさかの予期せぬ緊急事態が発生 ( ̄△ ̄;)エッ…。
なんと、この先の区間(野木~間々田)で輸送障害(人身事故ね・・・)があり、しばらく上下線で列車の運転を見合わせるというではありませんか Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。足止めを食ってしまった白岡(埼玉県)は宇都宮線のみの単独駅で、ほかに乗り換えられる鉄道路線はなく(路線バスはあるかもしれないけれど)、私を含めた乗客は運転が再開されるのを待つしかないのですが、少なくとも40分から50分くらいはかかるらしい (´д`;)アウ…。事情が事情なだけに仕方ないけれど、こりゃ参ったなぁ・・・。


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乗っていた小金井ゆきは
輸送障害の発生により、
白岡にて抑止(運転見合わせ)・・・。
信号は赤が点灯したまま変わりません。
(´д`;)アウ…
▲東北本線 白岡


しかし、止まってから20分くらいが経ったころ、とりあえず当列車(小金井ゆき)は状況をみながら古河(こが)まで進みますと案内されました (゚o゚)オッ!。古河は白岡から5駅先で、その途中には東武伊勢崎線と接続する久喜(くき)や、東武日光線と接続する栗橋(くりはし)があり、少なくとも単独駅の白岡よりは乗客の迂回ルートが確立できそうですし、運行的には折り返し設備の整っている古河で、この小金井ゆきを上り方面へ折り返す処置を行ない、部分復旧(都心方面~古河)をこころみるのかも知れません (・o・*)ホホゥ。


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JRと東武の各線が入り組んでいて、
ちょっとややこしいこのあたり。
地図で路線の位置関係を見ると
この先の流れがわかりやすいかと思います。
縦に伸びるオレンジのラインがJR宇都宮線で
それを軸に下(南)から、
久喜で接する赤いラインが東武伊勢崎線。
栗橋で接する青いラインが東武日光線、
小山で分岐する緑のラインがJR両毛線です。
ちなみに×印が輸送障害の発生箇所。


そして東武伊勢崎線の沿線で8111編成を撮ることが目的の私にとっても、久喜で接続するから助かる ε-(´∀`*)ホッ・・・と胸をなでおろしたいところなのですが、ちょっと私には久喜で東武線に乗り換えるのを躊躇してしまう、とあるセコい事情があるのです ( ̄△ ̄;)エ?。
それはきっぷ。


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部分的に運転を再開した宇都宮線は
東武伊勢崎線と接続する久喜に到着。
向こうには東武線の50000系が見えます。
あれ?乗り換えないの??
(゚ー゚?)オヨ?
▲東北本線 久喜(車窓から)

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私が手にしているきっぷは
券面に記された範囲のJR線が
一日じゅう乗り降り自由となる
「休日おでかけパス」
もちろん私鉄の東武線には乗れません。
(*・ω・)つ[パス]


私が使用している乗車券は、首都圏近郊のJR各線が一日じゅう乗り降り自由となる、フリーきっぷの「休日おでかけパス」(2,670円)(*・ω・)つ[パス] 。この利用可能エリアの北限に位置するのが、JR両毛線(りょうもうせん)と東武伊勢崎線の二線が通る、栃木県の足利(あしかが)で(先出の地図を参照)、そこへ行くのにJRの普通乗車券だとウチの最寄駅から片道だけで2,270円(往復だと4,540円)かかるところ、このきっぷを使うと往復2,670円で済むという計算になり、とってもおトク (´艸`*)オトク♪。ちなみにJRよりも運賃が安い東武線を都内から利用すると、「おでかけパス」を使うのとだいたいトントンくらいになるのですが(ウチの最寄りから往復で数十円程度しか変わらない)、乗り継ぎの効率や所要時間、さらには乗り鉄的なルートの面白さを考えて、今回は「おでかけパス」を使うのが得策だと思ったのです (-`ω´-*)ウム。私の計画では足利までJRを利用し(宇都宮線と両毛線を乗り継ぎ)、そこから東武伊勢崎線の撮影ポイントへ向かうつもりでした ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
ところが、輸送障害の発生で運転見合わせとなった宇都宮線 (ノO`)アチャー。久喜で東武伊勢崎線に乗り換えれば足利方面に進むことはできるものの(もしくは久喜のあたりで、お目当ての8111編成を撮ることも可能)、これでは久喜までしか使ってない「おでかけパス」が高上がりとなってしまい、むしろ普通乗車券を買ってきたほうが安く済んでしまいます "o(-ω-;*)ウゥム…。おそらく「おでかけパス」のようなフリーきっぷの類いは振替輸送の対象にならないと思われるので、久喜から東武線の乗車券をあらためて買い直さなくてはならないし(参考までに久喜~足利市の東武線運賃は片道520円)(´~`;)ウーン。
・・・と、セコいことを考えているうちに、宇都宮線は扉を閉めて久喜を発車 (; ̄▽ ̄)ア…。


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栗橋は東武日光線との接続駅。
向こうには6050系の姿が見えます。
しかし、ここでも乗り換えない。
(´~`;)ウーン…
▲東北本線 栗橋


久喜から二駅先の栗橋でも東武日光線が接続しており、これに乗り換えれば障害発生区間を迂回して、両毛線の栃木まで行くことができるのですが(先出の地図を参照)(・o・*)ホホゥ、やはり前述と同様の理由でためらい(栗橋~栃木の東武線は片道470円)、けっきょく私は古河まで行って宇都宮線の運転が再開されるのを待つこととしました (・ε・`)シャーナイネ。まあ、もともとロケハンするつもりで時間には余裕を持っていたため、一時間程度の遅れならば8111編成の撮影に大きな影響はないでしょう (´σД`)マ、イッカ。
乗っていた小金井ゆきの列車は、古河で上り方面への折り返し処置が行なわれることはなく、停車から20分くらい経って運転を再開 (゚o゚)オッ!。トータル40分ちょっとの遅れで、ようやく両毛線と接続する小山(おやま)に着きました。やれやれだぜ・・・┐(´д`)┌ ヤレヤレ。


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抑止が解除され、
全線で運転再開となった宇都宮線。
私が乗った列車は40分遅れで済みましたが
(アイコンが間々田付近に表示)
一本前は63分遅れ、
いっぽう、上り列車は86分遅れや
72分遅れとなっています。
遅延の影響を受けた皆さん、
おつかれさまでした・・・。


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小山の両毛線のりばは
新幹線高架下の薄暗いホームで、
211系の高崎ゆき上り列車が停車中。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
6・8番線とありますが、
7番線はかつてこのホームの先に
中途ハンパな切り欠き型で存在したものの
現在は事実上廃止されて欠番となっています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲東北本線 小山


宇都宮線自体の遅れは40分だったものの、両毛線はおおむね一時間に一本の運転間隔なので、乗れたのは予定(446M)よりも約一時間遅い上り列車(448M)となりましたが、それでも迂回による余計な出費を免れただけよかった (´∀`;)セコィ…。気を取り直して、北関東ののどかな風景をゆく両毛線の車窓を楽しみます。ちなみに両毛線の線名にもなっている両毛とは、旧国名の上毛野国(かみつけのくに)と下毛野国(しもつけのくに)を併せた地名で(上毛野と下毛野で両毛)、現在の栃木県南西部(佐野や足利など)から群馬県南東部(館林や太田、桐生、伊勢崎など)に跨がる地域 (・o・*)リョーモー。


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切り立った奇妙な形が印象的な岩船山は、
江戸時代から続く採石により
山体が現在のようになりました。
( ̄。 ̄)ヘー
それにしても空がドン曇りだね・・・。
(´д`;)ドングモリ…
▲両毛線 大平下-岩舟(車窓から)

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あしかがフラワーパーク(駅)は、
その名のとおり「あしかがフラワーパーク」の最寄駅。
当園名物の大藤をはじめ、
季節の花の観賞に近年は観光客が急増し、
それに対応して当駅は昨年(2018年)に開業しました。
▲両毛線 あしかがフラワーパーク(車窓から)

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足利氏一族発祥の地であり、
日本最古の教育施設の足利学校が所在するなど
足利は歴史と文化の街。
(・o・*)ホホゥ
その玄関口となる足利駅の駅舎は
洋風建築のレトロモダンな佇まいとなっています。
(´ω`)モダン
▲両毛線 足利


新宿0841-(東北2524Y)-小山1002(+40)~1102-(両毛448M)-足利1142


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そして足利に着いたら
鉄ちゃん的に見逃せないのが、
駅前広場に静態保存されている
EF60形123号機。
かつて両毛線や高崎線などの貨物列車牽引で
活躍した電気機関車です。
(゚ー゚*)ロクマル
ロクマルというと19号機に代表されるような
一灯ライトが印象的ですが、
後期形は二灯で
EF65(0番台)のような顔つきでした。


でん~しゃに、ゆら~れて、この街まで~♪・・・って(森高さんの渡良瀬橋ね)、足利に到着 (・ω・)トーチャコ。「休日おでかけパス」を自動改札に通して下車します …(((*・∀・)つ[パス]
ここで今回の目的路線である東武伊勢崎線に乗り換えるわけですが、実はこの足利はJRの駅と東武の駅が直に接しておらず、両駅のあいだは1.2キロ離れていて、乗り継ぎには徒歩で15分ほどかかるのです ( ̄。 ̄)ヘー。乗り換え駅としてはちょっと不便だけど、その道中には渡良瀬川(わたらせがわ)に架けられた立派なアーチ橋の中橋(なかばし)を渡るなど、ちょっとした散策気分が味わえて、時間に余裕があれば意外と楽しいかも ε=ε=ε=┌(* ̄v ̄)┘テクテク。


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両毛線の駅と東武線の駅は
街なかを歩いて約15分の距離。
道は単純で迷うことはほぼ無いと思われます。

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その道中で渡る渡良瀬川の中橋は
昭和11年に架橋された趣のあるアーチ橋。
(゚∀゚*)オオッ!
ちなみに私はこの橋を森高千里さんの歌で有名な
渡良瀬橋と勘違いしてますた・・・。
ホントの渡良瀬橋は
もうひとつ上流側にある橋だそうです。

(^^;)ゞポリポリ


ただ、晴れていれば渡良瀬川を望む風景ももっと気持ちのいいものだったと思いますが、ここにきてぽつりぽつりと小雨が降り出してしまいました 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ…。東京を出たときは薄日が差していたのに、天気は下り坂なのかな・・・。撮影ポイントで雨が強くならないといいけれど σ(・ω・`)ウーン…。


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こちらが渡良瀬川の右岸側にある、
東武伊勢崎線の足利市。
両毛線の足利に比べると
シンプルな構造の高架駅です。
▲東武伊勢崎線 足利市

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足利市から乗る伊勢崎線の普通列車は
8000系をワンマン化改造した800系。
ちなみにこの白地に青帯が
8000系(800系含む)の現行色です。
▲東武伊勢崎線 足利市


両毛線の足利に対して、東武伊勢崎線のほうの駅名は足利市(あしかがし)(゚ー゚*)シ。こちらも普通列車は一時間に1~2本と運行本数は多くないけれど、駅に着いてから15分ほどの待ち時間で伊勢崎ゆきの下り列車がやってきました。
東武伊勢崎線は都心の浅草を起点に、北千住、春日部、久喜、羽生(はにゅう)、館林(たてばやし)、足利市、太田(おおた)などを経て、群馬県の伊勢崎にいたる、東武鉄道の本線にあたる主要路線 (・o・*)ホホゥ。「東武スカイツリーライン」の愛称を持つ首都圏近郊の通勤通学輸送や、郊外における地域輸送のほか、都心と両毛地域を結ぶアクセスとしての役割も担っており、浅草に直通する優等列車の特急「りょうもう」が運行されています。


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太田では奥のホーム(写真左端)に
200系の特急「りょうもう」が見られました。
(゚∀゚)オッ!

▲東武伊勢崎線 太田


いまの私が乗っているのは、伊勢崎線の終点に近い末端部(先出の地図を参照)をゆく普通列車で、足利や太田といった製造業が盛んな中規模都市の街なみの合間に、田畑が所々で見られるちょっとのどかな区間 (´ー`)ノドカ。このあたりならば列車をスッキリと撮ることができそうです (・∀・)イイネ。本来は沿線の撮影ポイントをいくつかロケハンしたかったところですが、JR宇都宮線の遅れでその余裕がなくなったため、私はあらかじめ地図で目星をつけてきた場所へ向かうこととし、足利市からのきっぷもそこまで買いました(310円区間)(*・ω・)つ[キップ]
列車を降りたのは、境町(さかいまち)。

駄菓子菓子(だがしかし)・・・( ̄△ ̄;)エッ…


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足利市から20分ちょっとの境町。
駅名の由来は所在する町名でしたが
境町は2005年に伊勢崎市と合併しました。
げ、雨が強い・・・Σ(=゚ω゚=;)ナヌッ!?
▲東武伊勢崎線 境町


足利市1212-(東武伊勢崎線)-境町1235

あ、雨が降っとる・・・ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;
実は列車に乗っているときから気がかりだったのですが σ(・ω・`)ウーン…、足利の時点でぽつぽつと降り出した雨は次第に強くなり、境町に着くとざーざーの本降りに (´д`;)アウ…。折りたたみの傘しか持っていない私は、目的地の撮影ポイントまで歩くどころか、駅から出るのさえためらってしまいます (-"-;*)ウググ…。。スマホの天気予報アプリで雨の動向を検索してみるも、しばらくはやみそうにない感じ。う~ん、弱ったなあ・・・(・ε・`)チェ。
いっぽう、運転時刻の詳細が不明なお目当ての8000系・8111編成は、伊勢崎から北千住まで上り方面へ運転されるツアー列車の前に、北春日部の車両基地から伊勢崎まで当該編成を送り込む、下りの回送列車が設定されており (・o・*)ホホゥ、SNSの書き込みによると現時点で、その回送列車は羽生付近を通過したとの目撃情報が上がりました []o(・_・*)ハニュー…。羽生と境町の間の所要時間を仮に普通列車の時刻に置き換えてみると、順調に走ればあと一時間くらいで境町に到達するハズ (゚ー゚*)ハズ。いや、途中で駅に止まらない回送ならばもっと早く来る? いやいや、回送なだけに途中で時間調整の長時間停車があるかも!? やっぱり正確な通過時刻は予測できません チンプンヽ(゚◇。)ノカンプン。こういう場合は撮影ポイントへ早めに行って、待ち構えていればいいのだけど・・・この雨 (´Д⊂ムリポ。
もう、撮影ポイントまで行かずに、駅の構内(ホーム)で撮っちゃおうかなぁ・・・ σ(・ω・`)ウーン… との軟弱な気持ちが出始めた矢先、激しかった雨は小康状態となりました (*゚ロ゚)ハッ!。お!やんだ!?これは行けるか?(゚∀゚)オッ!。私はこの機に意を決し、駅から20分くらいのところにある撮影ポイントを目指して歩き出します ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。たとえまた降ってきたとしても小雨ぐらいなら、傘をさして8111編成の通過まで耐えよう (-`ω´-*)ウム。

駄菓子菓子、やはりそう甘くはなく・・・( ̄△ ̄;)エッ…


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激雨再来。
ψ(`∇´)ψウケケケケ


だあああっ、また降ってきたっ!!
:il|!i;i|!!;: ヘ(ι゜Д゚;)ノヒエエエエ…;:il:il|;l|;i
止み間はほんの10分程度で、歩いている途中にふたたび降り出した激しい雨。しかも、ここは雨を凌げるところが無さそうな、広い田園地帯のまん中です アワワヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアワワ。
実は目的地の撮影ポイントがまさにこの一帯で、いまさら雨を避けるために駅へ戻る気にはなりません。かといって、激しい雨のなかで列車が来るのを待ち続けるのもツラいものがあります "o(-ω-;*)ウゥム…。どうすべきか迷っていたその時、雨に煙る先のほうに見えたのは線路を跨ぐ立派な陸橋 (*゚ロ゚)ハッ!(上写真の右奥にかすか〜に見えてる)。これぞ救いの手か!? おそらく、あの下ならば雨が凌げるハズ!w(*゚o゚*)wオオ!
私は一目散に陸橋へ向かい、その下に入り込みました ε=ε=ε=┌(;*´Д`)ノ ヒイィィィィ…


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どうにか陸橋下で雨宿り。
向こうに見える架線柱が伊勢崎線です。


ふう・・・とりあえず一息 ε-(-ω-;A フゥ…。
折りたたみ傘はさしていたものの、カメラ機材の入ったバッグを守るように抱えていたため、私の服は上も下もずぶ濡れ |||(T_T;)ビショビショ||||||。まったく、これのどこが“晴れ男(自称)”なんだよ・・・と、ついボヤキが口をついてしまいます (-ε-メ)チッ。まあ、そもそも今日は雨予報だったんだけどね (^^;)ゞポリポリ。
しばらくすると雨は一時より小降りになりましたが、どうせまた激しくなるときがありそうな気がします (゚ペ)ウーム。でも、陸橋下という格好の逃げ場を得たことは心強い ε-(´∇`*)ホッ。これで陸橋の近くから列車をスッキリと撮影できれば、なお好都合なんだけどな σ(・∀・`)ウーン…・・・というか、ひょっとしてこの橋の上から撮れるんじゃね? ('0'*)ハッ!。
私はクルマの往来に気をつけながら、ためしに陸橋の上へとあがってみました ...(((o*・ω・)o。


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陸橋の上から見た眺めはこんな感じ。
(「゚ー゚)ドレドレ
広々とした田畑と伊勢崎線の線路が望めます。

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800系の下り普通列車が通過。
冒頭でも述べたように鋼製車両が減りつつあるなか、
この800系も撮れるときに撮っておきたい車両です。
(^_[◎]oパチリ
▲東武伊勢崎線 境町-剛志


お、悪くないね (゚∀゚)オッ!。
手前を横切る電線がちょっと煩わしいですが、高い目線で俯瞰気味に列車を狙えるアングルは私好みじゃないですか (・∀・)イイネ。ロケハンできなかったけれど、偶然にも(?)いい撮影ポイントを見つけることができました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。8111編成の下り回送列車はここで撮ることに決定 m9(`・ω・´)ケテイ!。
あとは当編成が現れるのを待つのみで、時間的にはそろそろ来てもおかしくない頃合い。SNSの目撃情報では、すでに太田の手前の野州山辺(やしゅうやまべ)を通過したとあります []o(・_・*)ヤマベ…。そんななかタイミング悪く、またしても強くなってきた雨足 ヽ`、ヽ`、个(´д`;)アウ…ヽ`、ヽ` 。ここは激しくなる前に、いったん陸橋下へ避難するか? いや、いま撮影ポイントを離れるのはリスクがあるよな・・・(´~`;)ウーン…と思ったその時、定期列車の通過ではない時刻に踏切が鳴動しました (*゚ロ゚)ハッ!。


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雨に煙るその先に、
クリーム電車がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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梅雨時らしい、どんより・・・
いや、しっとりとした田園風景のなか、
むかし懐かしいクリーム色の東武線が
雨を突いて駆け抜けます。
▲東武伊勢崎線 境町-剛志


セイジくんが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
やっぱり東武8000系はこの顔、そしてこの色だよなぁ・・・(ノ∀`)ナツカシス。
なんともあか抜けない地味な肌色の電車は、まるで本塗装前の下塗り状態のようにも見えますが(実際に昔はそう揶揄された)( ̄▽ ̄;)シタヌリ…、これこそ学生時代の私が利用していた東武野田線そのもで(8000系と5000系の違いはあるけど)、思い出による懐かしさと、今の時代に会えた嬉しさを覚えます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。また、のどかな田園風景に伸びる単線というこのロケーションも、実際は伊勢崎線の一部ではあるものの、個人的にはひと昔前の野田線の情景と重なって見えました(当時に比べたら野田線も現在はだいぶ複線化が進んだ)。
たぶん、この共感が得られる方は狭い範囲の地域限定(&世代限定w)だと思うけど、大手、中小に限らず、私鉄の電車や沿線風景ってそんなもの (-`ω´-*)ウム。それぞれ地域ごとの特色が強く表れるところに、私鉄は魅力があるのではないでしょうか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
以前に一度だけ撮ったときは先頭部分だけを流し撮りした8111編成、やっと編成全体を入れたカットを収めることができました【◎】]ω・´)パチッ!。これには雨の降るなかで待った甲斐があったというものです (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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下り方に移動して狙った、
800系の普通列車。
振りかざした前パンが同系の特徴だけど
そのせいでかお顔が汚れで真っ黒・・・。
( ̄▼ ̄;)マックロ…
▲東武伊勢崎線 剛志-境町(後追い



下り方面へ通過していった8111編成、先述したように今のはツアー列車の運転へ向けた送り込み回送であり、伊勢崎でツアー客を乗せたのちに上り列車としてすぐ戻ってくるハズです (・o・*)ホホゥ(正確な時刻は知らないけど)。伊勢崎のわずか3駅手前に位置する境町は、折り返しの通過まであまり時間に余裕はないと思われ、しかも断続的に雨が降っている状況を考えて (゚ペ)ウーン…、私は場所を大きく移動せず、ちょっと安直だけど今いる陸橋の反対側(の斜面)から、同編成をもう一度狙うことにしちゃいました (´σД`)マ、イッカ。

送り込み回送が通過してから約30分後、今度は逆方向から直線上にふたたび姿をみせた、クリーム色の電車 (=゚ω゚)ノ゙タライマ。


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も一度、クリーム電車がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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多くの鉄ちゃんが参加したと想像される
「昭和生まれの名列車・・・」ツアー。
名車と呼ばれた誇りを持って
8111編成が雨の両毛路を力走します。
▲東武伊勢崎線 剛志-境町


さっきと似たようなアングルで、すんまそん 人( ̄ω ̄*)スマヌ。
それでも個人的には些細なことながら、こちら側のほうが電線の横切りなどがなく、よりスッキリとした編成写真が撮れたことに先ほど以上の満足感が得られました (・∀・)イイネ。あいにくのお天気だったけれど、地味・・・もとい、落ち着いた色のクリーム電車には案外、曇り空のほうがマッチしているのかも知れません (´ω`*)ソォ…ネ(ほぼ負け惜しみ)。
ただ、回送ではないツアー列車のほうには、ヘッドマーク(往年の「たびじ」?)が掲出されるのではないかと期待したのですが、実際はとくに何も付けられなかったのがちょっと残念 σ(・∀・`)ウーン…。でも、ヘッドマークなどの装飾がない普段どおりの姿は、より昔の野田線に近いイメージだった気がします (´ω`*)ソォ…ネ(ほぼ強がり)。
まあ、贅沢なことは言わず(口走ってるけど)、走行自体が貴重な8111編成が撮れただけで、じゅうぶん満足でした (+`゚∀´)=b OK牧場!。

個人的に思い出深いクリーム色の東武線、その撮影はこれで終了です (´w`*)ドツカレサン。
また雨が強くなる前に駅へと戻ろう …((((o* ̄-)o 。ああ、濡れて足に張り付いたジーンズの感触が気持ち悪くて、歩きにくい・・・(´д`;)キモ…。


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撮影を終えて駅に着いたころ、
雨は上がっていますた。
ま、そんなもんだよね・・・。
(^^;)ゞポリポリ



さて、今の時間帯は一時間に一本という運転間隔の伊勢崎線。8111編成の撮影を終えてから急いでもギリギリ間に合わないというタイミングの悪さで、乗りたい方向の上り列車が行ってしまい ヽ(´д`;)アア…、境町では次の列車まで50分待ち ( ̄  ̄;)50プン…。
実はその間に下り列車があり、それで境町から伊勢崎へ出て両毛線に乗り継げば、少し早く帰れるのですが (゚∀゚)オッ!(先出の地図を参照)、そうすると「休日おでかけパス」の利用可能エリア外となる伊勢崎と足利のあいだのJR運賃(片道580円)を別途払わねばならず、やっぱりここでもセコさが上回ってその案は却下 乂
・∀・`)ダメッ!。おとなしく上りが来るのを待って、境町をあとにしました。


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誰もいない上りホームでひとり、
伊勢崎ゆきの下り列車をお見送り。
(・ω・)ポツン…

▲東武伊勢崎線 境町

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雨音を聞きながら50分待って、
上り列車の太田ゆきに乗ります

▲東武伊勢崎線 境町

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太田で接続したのは10000系の久喜ゆき。
これでそのまま久喜まで行けば、
楽にJR宇都宮線へ乗り継げるんだけど・・・
σ(・∀・`)ウーン…
▲東武伊勢崎線 太


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もちろん私は足利市で久喜ゆきを降りますた。
夕刻の渡良瀬川を渡りますが、
今日は夕日がみえません。
いつかは渡良瀬橋から夕日を見てみたい。
ワタ~ラセ バ~シデ…♪( ̄0 ̄*
)


できるだけ「おでかけパス」を活用したい(無駄な運賃を払いたくない)私は、来たときの経路を戻るようにして、伊勢崎線の足利市から渡良瀬川を渡って、両毛線の足利へ向かいます ...(((o*・ω・)o。しかし、境町での伊勢崎線に続き、足利でも両毛線の小山ゆきが行っちゃったばかりで ヽ(´д`;)アア…、今度は40分待ち・・・。なんだかホントにツイてない気がする日です (・ε・`)チェ。
こんなモヤモヤした気分を吹き飛ばすには、やっぱり美味しいモノを食べつつ、飲むしかない!? (゚∀゚)アヒャ☆


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40分待って、
両毛線の小山ゆきに乗ります。
往きのときは気付かなかったけれど、
足利の駅メロ(発車メロディ)は
まさに「渡良瀬橋」のメロディでした。
(゚∀゚)オッ!
▲両毛線 足利


ここまであまり活用したとは言いがたい「おでかけパス」ですが(都内と足利の往復でじゅうぶんにモトは取れているケド)、せっかくエリア内が乗り降り自由のフリーきっぷを手にしているのなら、帰りがけにちょっと寄り道をしてゆきましょう ヨリミチ…((((o* ̄∀)o。
足利から乗った両毛線を終点の小山まで行かず、私が途中で下車したのは佐野(さの)。この地名が付いた名物といえば・・・そう、「佐野らーめん」です
(゚¬゚)ジュルル…。


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足利から3駅目の佐野で下車。
あいかわらず雨が降っています。
今日はなかなか止まないなぁ・・・。
ヽ`、ヽ`、(´д`;)アウ…ヽ`、ヽ` 
▲両毛線 佐



境町1606-(東武伊勢崎線)-太田1622~1636-(東武伊勢崎線)-足利市1648
足利1739-(両毛459M)-佐野1753


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佐野らーめんのお店に入って打ち上げ。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノ凵☆
お店のお手製だという
こんがりと焼けた餃子は絶品!
(゚д゚)ウマー!
そしてちぢれ麺が特徴の佐野らーめんも
素朴ながら深い味わいでウマいっ!
(゚д゚)ウママー!
!


個人的に馴染みがあって思い出深い、セイジクリーム色の東武線 (゚ー゚*)セイジクン。その色を現代に纏った8000系・8111編成を撮りに、群馬の伊勢崎へと向かったものの ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!、行きのJR宇都宮線では輸送障害に巻き込まれて列車が遅れ Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?、目的地の境町に着いてみれば激しい雨に見舞われる ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。さらに、今旅は列車の接続もあまりウマく行かなくて σ(・ω・`)ウーン…(ちなみにツアー列車の撮影を終えたのが15時前だったのに、境町や足利での列車待ちなどがあって、佐野に着いたのは18時前。直線だと約35キロのこの距離を移動するのに三時間もかかっちゃいますた・・・)、雨が降ってあたり前の梅雨時とはいえ、なんだか全般的にツイていなかった気がします (´д`;)トホホ…。
そして撮ったときには満足したはずの8111編成のカットもあらためて見直してみると、同じようなアングルで撮った二枚の編成写真に、どこかこの日の私のテンションの低さが表れているように感じてしまいました σ(・∀・`)ウーン…。いま思えば、雨の中で気持ち的な余裕がなかったにせよ、もう少し絵に変化をつければ良かったなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。負け惜しみのような強がりで、クリーム電車には案外、曇り空のほうがマッチしている・・・なんて言ったけど、もしもまた撮影する機会があるとしたら、今度はやはり晴天のもと、テンションアゲアゲで同編成を迎えたいものです(笑) (ノ ゚ω゚)ノアゲアゲ♪。
それでも今回、久しぶりに会う事ができたクリーム色の東武線には、学生時代・・・いや、青春時代にタイムスリップしたような、懐かしい気分を味わわせてもらいました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


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お店を出ると雨はやんでおり、
駅のホームからは西の空に
茜色の夕焼けが望めました。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに走りゆく電車は
両毛線のほかに佐野を発着する
東武佐野線の8000系。
▲東武佐野線 佐


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こちらは両毛線の小山ゆき。
107系や115系が引退して、
すっかり同線の顔となった211系です。
(゚ー゚*)ニゲゲ
▲両毛線 佐



佐野らーめんと餃子をいただき、お腹と合わせて気分的にも満たされました ε-(´ε`*()マンプク!。テンションが低めのときに食べる美味しいものは、最高の活力になりますね (o´∀`o)シヤワセ♪ 。今回の撮り鉄は8111編成の往復のみ(あとは試し撮りの800系)と、移動距離に対してちょっと成果に乏しい気がしたけれど σ(・ω・`)ウーン… 、佐野らーめんを食べるという目的も付け加えれば、そう悪くない鉄旅だったと思います ☆.(○≧ω')b OK牧場!。
さ、両毛線と宇都宮線を乗り継いで、東京へ帰ろ  カエロ…((((o* ̄-)o。


・・・と、実はツイていない日はこれで終わりません ( ̄△ ̄;)エッ…。
小山から乗った宇都宮線が都内へ向けて走っていたところ、大宮のあたりで車内の表示器に流された運転情報は・・・【中央線 運転見合わせ】 il||li _| ̄|〇 il||lii。


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げ、今度は中央線かよ・・・orz


なんと、今度は私が帰るのに使う中央線で輸送障害(人身事故ね・・・)が発生し、運転を見合わせているというではありませんか Σ(゚□゚(゚□゚*)ナ、ナニーッ!!。行きは宇都宮線、帰りは中央線、たまたま私が利用した時間帯で、一日に二度も輸送障害による運転見合わせに巻き込まれるとは・・・もうっ、なんて日だっ!ヾ(`Д´)ノムキーッ!
そして何たる偶然か、とりあえず私が宇都宮線と埼京線を乗り継いで新宿に着き、中央線の運転状況を確認しようとホームへ向かってみると ...(((o´・ω・)o、そこで抑止に引っ掛かっていたのは、この電車 (=゚ω゚=*)ンン!?


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運転を見合わせている中央快速線。
新宿のホームにいた八王子ゆきは・・・
オレンジさん(T24編成)ですた。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
▲中央本線 新
宿


あらま、「オレンジさん」(中央線130周年記念ラッピングのT24編成)じゃないっすか (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
たった一本しかない特別ラッピングの編成にこんな状況で出会うとは、ちょっとビックリの展開 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!(ホントに偶然よ・・・というか、狙ってできるものじゃないし)。でも事情が事情なだけに、この“鉄運”は素直に喜んでいいのかわからず、なんともフクザツな気分でした (^^;)ゞポリポリ。
変な一日だったなぁ・・・。

佐野1854-(両毛463M)-小山1923~1930-(東北1627E)-赤羽2034~2037-(埼京2044K)-新宿2052



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・・・と言うワケで、
これぞホントに「オマケのオレンジさん」。
運転再開後に間隔調整のため
三鷹でしばらく停まるとのことだったので、
対向のホームへまわり、
側面のラッピングがわかるようにパチリ。
(^_[◎]oパチリ
遅延の影響を受けた皆さん、
おつかれさまでした・・・。

┐(´д`)┌ ヤレヤレダゼ
▲中央本線 三鷹





東海道本線・・・「踊り子」&「キンメ電車」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2019.06.16 東海道本線
梅雨の中休みは海日和
「踊り子」「キンメ電車」 撮影
 
 
前言撤回!? ( ̄△ ̄;)エッ…。
前回の「ONE-shot」記事で私は、梅雨時には雨の情景がいいよね・・・的なことを書いています \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ。
たしかに梅雨を象徴するアジサイの花を撮るには、しっとりとした雨のほうが風情あると思うのですが (0゚・∀・)シットリ、撮り鉄などへお出かけすることを考えると、自分自身に加えてカメラ機材なども極力濡らしたくはないので、やっぱり雨よりも晴れのほうが好ましいというのが正直なところ (-`ω´-*)ウム。
現金なもので、アジサイの「ONE-shot」を雨の情景で撮り終えた私は (^_[◎]oパチリ、軒下に吊るした“逆さてるてる”の向きを、正しい“てるてるぼーず”に直します (゚ー゚*)テルテル(ホントに吊るしてはいなくて、あくまでイメージ(妄想)です)。するとどうでしょう、はじめは土日とも雨の予報だった関東のお天気は、土曜日こそ予報どおりにがっつりとした雨の一日だったものの ザアアァァ…:il!:il|(´ω`)!l|il:|;、日曜日は梅雨の中休みの晴天になると予報が変わったではありませんか エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?(重ねて言いますが、てるてる坊主のくだりは妄想よ)。貴重な梅雨の晴れ間が仕事休みの日曜日に当たるなんて、これは何かを撮りに行かなきゃもったいない!(*`・ω・´)-3フンス!。
・・・ということで、雨の土曜日を部屋でダラダラと過ごしてしまった私は、日曜日に運動不足解消を兼ねて撮り鉄へお出かけすることにしました ...(((o*・ω・)o。


6月16日(日)


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新宿から乗るのは
E231系の湘南新宿ライン。
大宮方面へ向かう北行?
それとも横浜方面へ向かう南行?
キタ?(゚Д゚≡゚Д゚)ミナミ?
▲山手線(湘南新宿ライン) 新宿


予報どおりの晴れ、いや、それ以上にスッキリした快晴となった日曜日の朝 (´▽`*)イイテンキ♪。私は新宿から湘南新宿ラインの快速列車に乗り、都心を離れます (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

この日(6/16)の関東近郊で個人的に気になる鉄ネタといえば、千葉を走るいすみ鉄道で国鉄一般色に戻されたキハ52か、もしくは都心と神奈川を結ぶ私鉄の京浜急行(京急)で最終運行が行なわれる800形の“さよなら運転”、このあたりでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。でも、いすみのキハ52は復刻初日でなくとも、もう少し落ち着いてから撮りに行こうかと思っています。
デハ(では)、今日の目的は京急?(゚ー゚*)ケーキュー?
たしかに京急800形の最後の勇姿を記録したい気持ちが無くはないのですが、私はそれほど京急の車両や沿線に馴染みがあるわけでなく、利用するのはおもに仕事での外勤や羽田空港へ行く際の年に数回くらい乗る程度。拙ブログでも登場回数が多い路線ではありません。それなのに、特別ヘッドマークが付けられた最後のさよなら運転だけを撮りに行くなんて、それじゃまさしく典型的な“葬式鉄”じゃないですか σ(・∀・`)ウーン…。私はよく引退間近の車両やさよなら運転を撮りに行くので、葬式鉄であることを否定はしないけれど、個人的に思い入れや馴染みの深いもの、もしくは印象的な車両が引退する際に、惜別の思いを込めて記録に臨もうと考えています【◎】]ω・´)パチッ!。だから、京急のなかでもとくに印象深かった旧・1000形のときはさよなら運転を撮りに行きましたが、馴染みの薄かった今回の800形は参戦(参列?)せずに見送ることとしました サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。


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6/16のさよなら運転を持って
運行を終えた、京急800形。
前面のデザインや色の塗り分けから、
“ダルマ”の愛称で親しまれていました。
(゚ー゚*)ダルマ
▲18.3.7 京急本線 仲木戸-神奈川


んじゃ、今日はどこへ何を撮りに行くのか? σ(゚・゚*)ンー…
私の乗った湘南新宿ラインは東海道線に直通する南行の国府津(こうづ)ゆきで、京急の線路と並行する横浜付近の車窓を注意深く見ていると (「゚ー゚)ドレドレ、沿線にはちょうど時間的に800形の通過を待っていると思われるファンの姿が目に留ります (゚∀゚)オッ!。そんな同業者の健闘を祈りつつ、東海道線を横浜よりもさらに西へと進み、国府津で熱海ゆきに乗り継いで小田原を過ぎると、車窓には相模湾の海景色が広がりました (´▽`*)ウミ♪。その海沿いの高台にある駅の根府川(ねぶかわ)で私は下車 (・ω・)トーチャコ。

(余談だけど、小田原を出たところですれ違った貨物列車の牽引機が、超人気機関車のEF66 27ですた Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。嗚呼、悲しきかな貨物オンチ・・・orz)


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下り列車の車窓左手に広がる
相模湾(太平洋)の海景色。
今日は朝からお天気が良くて気持ちいい~。
 (´▽`*)ウミ♪
▲東海道本線 早川-根府川(車窓から)

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列車を降りたのは
都心から一時間半の根府川。
ホームや駅舎から海が望める
素敵な駅です。
(・∀・)イイネ
▲東海道本線 根府川


新宿0823-(湘南新宿ライン2827Y)-国府津0945~0953-(東海道1839E)-根府川1012


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駅から撮影ポイントへ向かう道すがら、
沿道に咲いていたアジサイの花。
見ごろでキレイだけれど、
やっぱり晴天で見るアジサイは潤いが無くて、
どこかお疲れのように感じちゃいます。
σ(・∀・`)ウーン…

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アップダウンの激しい道のりは
梅雨時の運動不足解消にちょうどいい?
ε~ε~ε~(((;;′□`A)ヒィ…ハァ…
木々に囲まれた急勾配の坂道を上がると・・・

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このような眺望のよい場所へと
出ることができます。
(゚∀゚)オッ!
奥(右)の赤い鉄橋が東海道本線。
手前は東海道新幹線で、
タイミングよくN700系が通過ちう。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲東海道新幹線 小田原-熱海


駅を背にして西へ進み、山と谷のアップダウンが激しい道のりをマイペースでのこのこと歩くこと20分 ...(((o*・ω・)o、まず私がやってきたのは東海道本線屈指の撮影名所だった、赤いアンダートラスが印象的な白糸川橋梁(鉄橋)を見下ろすポイント (゚∀゚)オッ!。
私はここへ何度か撮影に訪れており、拙ブログでも以前にご紹介しているのですが、「屈指の撮影名所“だった”」と過去形になっているのは (゚ー゚*)ダッタ?、ひと昔前までは列車を相模湾バックでスッキリと撮影することができた鉄橋に、安全面を重視した防風柵が設置されたことで撮りづらくなってしまったからなのです (´ω`)ナルヘソ。防風柵の設置以降はこの白糸川橋梁よりも、少し東京寄りにある早川の玉川橋梁(石橋集落の鉄橋)のほうがファンの人気は高くなった印象を受けます(というか、防風柵が無かった時代の白糸川橋梁を知っている世代も、だんだん減ってきているよね・・・^^;)。
ただ、それでも撮り方を少し考えれば、白糸川橋梁は今でも列車の背景に海が望める好撮影地 (・∀・)イイネ。鉄橋の側面に設置された防風柵をかわすべく、鉄橋を通過する下り列車に対して正面気味の立ち位置を選択します。このアングルのキャパはさほど広くないけれど、ほかに同業者は誰もおらず (・ω・)ポツン…。


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青空が広がる梅雨晴れのもと、
上りの特急「踊り子」が白糸川橋梁を渡り、
一路、東京を目指します。
ちょうど橋上で
下りの特急「スーパービュー踊り子」と離合。
▲東海道本線 根府川-真鶴(後追い)


カメラを構えてアングルを整えていると、さっそく通過したのは185系の特急「踊り子102号」(^_[◎]oパチリ 。
おもに下り列車を狙うこの場所においては後追いとなる上りの「102号」ですが、下り線に251系の「スーパービュー踊り子3号」が顔を覗かせてくれたことで (=゚ω゚)ノ゙ヤア、ちょっと模型ちっくな面白い画になってくれました (゚∀゚*)オオッ!。
そう、私がこの場所を訪れた目的は、今や貴重な国鉄特急型の生き残りである、185系「踊り子」の記録 (゚ー゚*)イッパゴ。近年中に後継への置き換えにより「踊り子」からの撤退がほぼ確定している同系(ウワサだとXデーは2021年春だとか?)、ぶっちゃけ、広義的に見ればこれも葬式鉄になるのかも知れませんが、今はまだファンの賑わいなくまったりと撮影できる時期であり、今日のような好条件のときになるべくいい記録を残しておきたいところです (*`・ω・´)-3フンス!。


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海を背にした
東海道本線らしい情景をゆく、
特急「踊り子」。
第一線で走り続けること38年、
国鉄特急型185系、今なお健在!
▲東海道本線 根府川-真鶴


海バックで、イッパーゴ(185)が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
今度は向かってくる列車を正面から捉えた、下りの「踊り子109号」(^_[◎]oパチリ。先日に宇都宮線での復刻運転が行なわれた185系の「新特急なすの」も懐かしくていいイベントだったけど、やっぱり同系は「踊り子」として東海道線の海景色をゆく姿がいちばん似合うなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。夏至近くの11時半という太陽の位置が高い時間帯で、きれいな順光となりにくい、いわゆるトップ光線気味ではありましたが、かろうじてお顔(列車の正面)に日が当たったのでヨシとしましょうか (+`゚∀´)=b OK牧場!。
おそらく一時間半後の「115号」まで待てば、ここはもっとベストな光線状態となるハズ σ(゚・゚*)ンー…。でも、その列車を私は別の場所で撮りたいと考えているため、次の撮影ポイントへと移動します ...(((o*・ω・)o。


0011.jpg
「踊り子」の通過を待っている間に
海と線路を眺めながらいただいた軽めのランチ。
根府川駅の周辺に商店は見あたらないので、
あらかじめ新宿でおにぎりをいくつか買ってきました。
これは餅米を使ったタコ飯おにぎり。
タコ(゚д゚)ウマー!

0012.jpg
鉄橋のポイントからさらに坂道を上がり、
次の撮影地を目指します。
このあたりは海の眺めがいいなぁ。
快晴の今日は水平線がクッキリ。
(´▽`*)キモチイイ♪

0013.jpg
道中では木々に覆われて
所々でしか線路は見えないけれど、
線路脇から伸びるこんなものが目に留まりました。
お、懐かしの“ハエタタキ”じゃん。
∞〜 甲_(゚ー゚*)ハエタタキ?
この電柱は鉄道業務用の通信回線をつないでいたもので、
形が昔の家庭にあった“蠅たたき”に似ていることから、
そのような俗称が付けられました。
通信回線の方式が変わったことで、
今ではほとんど見かけなくなった遺物ですが、
東海道線のこんなところに残っていたのね。
( ̄。 ̄)ヘー

0014.jpg
続いてやってきたのはこんな撮影ポイント。
ここも高台から線路と海が一望できます。
海の向こうに伸びる陸地は湘南海岸。
(「゚ー゚)ドレドレ


白糸川橋梁を見下ろす撮影ポイントからさらに坂を上がり、歩みを進めること30分弱 ...(((o*・ω・)o。日差しがキビシくて気温は高いけれど、まだ初夏の今は風に爽やかさが感じられるだけ助かります ε-(´o`;A フゥ…。これが真夏だったら歩くのがしんどかったでしょう。
そしてたどり着いた次の撮影ポイントは、江の浦という集落にあり、江の浦の漁港を見下ろせることから、ファンの間で通称・「江の浦俯瞰」などと呼ばれる高台の場所 (゚ー゚*)エノウラ。ここも東海道線の線路と相模湾の海が望める爽快な好撮影地で、路肩に立っていた小田原市の案内板によると、この眺めは「東洋のリビエラ」なのだそうな ( ̄▽ ̄ )リビエラ…。リビエラってイタリアの地中海岸だっけ?
晴天に恵まれた休日の江の浦俯瞰には、私と同様に185系の記録か、それともほかに何か狙いがあるのかはわかりませんが(貨物?)、すでに先客の方々が数名おられました。それでもキャパには余裕があり、ひとこと挨拶をして私も横でカメラを構えさせていただきます (*・ω・)ノ゙チワッス。次に来る「踊り子115号」の通過時刻を見計らいつつ歩いてきたので、ポイントへの到着からほどなくして185系は姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。


0015.jpg
江の浦俯瞰の高台から目を凝らすと、
海岸沿いにカーブを切って根府川駅へ進入する
列車の姿が見えます (@_@;)ンン?
(写真で185系がわかるかな? ^^;)。
ちなみに背景にそびえる尖った山は
丹沢山地の大山(標高1,252m)。
▲東海道本線 根府川付近

0016.jpg
紺碧に染まる相模湾を望みて、
海岸線を邁進する特急「踊り子」。
初夏の眩しい日差しが、
185系の白い車体を浮かび上がらせます。
▲東海道本線 根府川-真鶴


夏のリビエ~ラ♪(?)で、イッパゴが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
青い海、緑の木々、そして白い185系が、壮大な風景にウマくマッチして、いい感じだなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
真夏を思わせるようなキビシい日差しではあるものの、風がかなり強めに吹いていて霞みや陽炎はなく、いまの時期にしては視界が良好。海の色も深みのあるきれいな藍色に見えます (´▽`*)キレイ♪。クリアな眺めの風景を望むのなら、本来は空気が澄んだ秋から冬にかけてが俯瞰撮影のベストシーズンと言えるのですが、その時期の木々は紅葉や常緑樹を別として、葉の彩りが乏しくなってしまうため、自然の緑が元気な今の時期にこの画が撮れたのは嬉しい収穫でした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
実は以前、駅から歩いて向かっている途中で雲が沸いてきて、曇り撃沈という苦い経験のあったこの場所 (´д`;)アウ…。185系の置き換えが始まる前に好条件でのリベンジを果たせてよかった ε-(´∇`*)ホッ。


0017.jpg
青いEF210形機関車が
風景に映える赤いコンテナを連ねて、
海沿いをゆっくりと走りゆきます。
強風による速度規制がかかっているのかな?
▲東海道本線 根府川-真鶴


カモレもキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
そして「踊り子」の通過から約20分後にやってきたのは、EF210形がコンテナ車(コキ)を牽引する貨物列車 (゚∀゚)オッ!。貨物オンチの私なら撮り逃してしまうような列車ですが、少し離れたところにいらした同業者の方が仲間内で「あれ?遅れてる?ウヤ(運休)じゃないよね? オクレ?(*・д・)(・д・*)ウヤ? 」なんて会話をしていたのを耳にし(盗み聞き?)( ̄- ̄ 3゙)ホホウ…、旅客列車で運休は考えにくいので、これはひょっとしたら貨物列車が来るのかな?・・・と察して、少し待ってみたのでした。これも嬉しい副産物です (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
貨物列車を撮り終えたところで、私はここから撤収。好条件の江の浦俯瞰でもう少し撮影を続けたい気持ちはあるものの σ(・∀・`)ウーン…、次に私が撮りたいと考えている列車はこの場所だと狙いにくい上り列車なので、また場所を変えることとしました …((((o* ̄-)o。


0018.jpg
これは185系のちょっと前に通過した、
上りの「スーパービュー踊り子4号」。
この場所だと上り列車を正向きでは撮れず、
後追いも車体が木々に被ってスッキリしません・・・。
(゚ペ)ウーン…
なので、別の場所に移動。
▲東海道本線 根府川-真鶴(後追い)

0019.jpg
移動している途中に通過した
上りの「踊り子106号」。
ほんの少しだけ線路の望める場所で
カメラを構えてみると、
185系の先頭部だけチラリ見えますた。
|∀・)チラッ
▲東海道本線 真鶴-根府川

0020.jpg
根府川の駅に戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ
ここから上り列車へ乗り込みます。
▲東海道本線 根府川


根府川の近辺で上り列車の順光となる撮影ポイントがパッと思い浮かばなかった私は σ(゚・゚*)ンー…、駅に戻って列車で移動し、根府川から上り方面にわずか一駅の早川で下車しました (゚ー゚*)ハヤカワ。早川と言えば・・・もうお察しの通り、次なる目的地は東海道線屈指のお立ち台ポイントで、拙ブログでも“みかん山”などと呼んでいる、おなじみの石橋鉄橋(玉川橋梁)俯瞰です ( ̄▽ ̄*)ミカンヤマ。


0021.jpg
根府川と同様に早川も
趣ある平屋造りの木造駅舎。
(´ω`*)シブイ
駅近くには駅名の由来となった河川の
早川が流れています。
▲東海道本線 早川


根府川1405-(東海道1882E)-早川1409


0022.jpg
駅から国道を20分ちょっと歩き、
斜面の急坂を上がること10分、
...(((o*・ω・)o
みかん山の中腹から
東海道線と東海道新幹線が見下ろせる
有名なお立ち台へと到達しますた。
右のほうにちょうどN700系が通過ちう。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲東海道新幹線 熱海-小田原(後追い)

0024.jpg
あいかわらず列車番号などはわかりませんが、
ポイントへの到着から程なくして
EF210が牽引する上りの貨物列車が通過。
この列車もコンテナの積載が多くて
いい編成です。
▲東海道本線 根府川-早川


みかん山の中腹から見下ろす石橋鉄橋俯瞰で午後に順光となるアングルは、上り列車を正向きに捉える東の斜面と、下り列車を正向きに捉える西の斜面に大きく分けられますが(ほかにも真横や、海側からの逆サイドなんて選択肢もある)σ(゚・゚*)ンー…、先述したように次に私が撮りたいターゲットは上り列車なので、東の斜面へと上がってきました コッチ…((((o* ̄-)o。


0025.jpg
白い車体に施された緑のストライプ、
185系ならではの個性を西日が強調します。
待ち時間に何本か通過した「踊り子」ですが
そのなかでも常磐線の我孫子まで直通する
「踊り子132号」は7連で、
橋上に編成がスッキリと収まりました。
(*´v`*)スッキリ♪
(このアングルだと10連や15連では
編成の全体を収めるのがキビシい)
▲東海道本線 根府川-早川


午後になっても空に雲が沸くことは無く、依然として青空をキープ。鉄橋を渡りゆく列車の側面を太陽の光がきれいに照らしています (つ▽≦*)マブシッ!。そんななかやってきたのは、185系の特急「踊り子」。もちろんここでも同系は貴重な被写体で、上下線を通過する何本かの「踊り子」を逃すこと無く記録しますが【◎】]ω・)パチッ!(どれも同じような画なので、写真は「132号」だけをご紹介)、実はこの石橋鉄橋で撮りたい本命となるターゲットは185系じゃありません ( ̄△ ̄;)エ?。
朝から一日じゅう追いかけまわしたのに、ここへきて本命じゃないなんて、あんまりだわ!ヾ(。`Д´。)ノキーッ!・・・なんて言われそうだけど(誰に?)、石橋鉄橋での185系はもう過去に何度も撮っているので、同系だけが目的ならば他の撮影ポイントを選択していたと思います (-`ω´-*)ウム。
じゃあ、この場所で記録したい本命のオンナ(?)って、いったい誰なのよ!(`ヘ´#)プン!
それは色白な185系さんよりも、ちょっとお化粧がハデ目なこのお方・・・(*゚ロ゚)ハッ!


0027.jpg
真っ青に染まる大海原を背にして
真っ赤に塗られた「キンメ電車」が
強烈なインパクトを残して石橋鉄橋を渡ります。
あのキンメ電車が東海道線にやってきた!
▲東海道本線 根府川-早川


キンメちゃん、キタ━━━━ヽ(゚∀゚*)ノ━━━━ッ!!
青い海を望む壮大な景色にひときわ映える真っ赤な列車。今日は白い185系ばかりを狙っていたせいか、鮮やかさがいっそう増して感じます ( ̄▽ ̄*)マッカッカ。
拙ブログで以前にもご紹介しましたが、この電車は伊豆名物の金目鯛(キンメダイ)をPRする地域プロモーション車両で、まさに金目鯛をイメージした真っ赤な出で立ちとなっている、伊豆急2100系の「Izukyu KINME Train」。通称・「キンメ電車」(゚ー゚*)キンメ。通常は伊豆急行線(伊東~伊豆急下田)と、直通運転を行なうJR伊東線(熱海~伊東)を合わせた、熱海と伊豆急下田のあいだでおもに運行されている同車、しかしこの土日に限り、観光キャンペーン(静岡デスティネーションキャンペーン)の一環として、東京と伊豆急下田のあいだを結ぶ特別列車(団体専用列車「あじさい彩る下田 金目鯛を食す旅」号)が設定され、ふだんでは走らない東海道本線へと「キンメ電車」が進出したのです (=゚ω゚)ノ゙ヤア(同編成は前週にも、横須賀で行なわれたイベントの関係で東海道線を東上しているけれど)。
東海道本線へ入線した伊豆急の「キンメ電車」は、都内や横浜などの都心部を走るシーンもインパクトがあって面白い記録になりそうでしたが σ(゚・゚*)ンー…、今日はせっかくの快晴に恵まれたので、東海道線屈指のお立ち台である石橋鉄橋にて狙ってみました (^_[◎]oパチリ。海バックの「キンメ電車」は伊豆急でも日常的に見られるけれど、やはりこの石橋鉄橋を渡るシーンは新鮮に感じます (゚∀゚*)オオッ!!。好条件で「キンメ電車」を撮れたことに大満足 (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。185系を撮り続けてきたのに、最後の最後で「キンメ電車」のインパクトに持って行かれたかな?(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

これにて、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0030.jpg
上り列車に乗って早川をあとにします。
夏至近くの日の長い時期なので
まだ日が差しているしているけれど、
時刻はもう夕方の17時。
▲東海道本線 早川


梅雨の中休みでスッキリとした快晴に恵まれた日曜日 (´▽`*)イイテンキ♪。
撮り鉄としての目的は185系の「踊り子」や特別運転の伊豆急「キンメ電車」でしたが (^_[◎]oパチリ、アップダウンの激しい地域での移動でいい運動になりましたし ε~ε~ε~(((;;′□`A)ヒィ…ハァ…、列車を待つ間にぼーっと海や山を眺めながら過ごした時間は (´ー`)マターリ、梅雨時の湿っぽい気分をリフレッシュしてくれたように思います (*´v`*)スッキリ♪。アジサイには申しわけないけれど、やっぱり晴れの日のお出かけは気持ちいいやね (゚∀゚)アヒャ☆。
お日さまの光に感謝しつつ、撮影を楽しんだ鉄旅でした。


0031.jpg
帰りに小田原へ寄って、
名物のアジフライで軽く一杯。
相模湾で獲れるアジは肉厚でウマい!
アジ(゚д゚)ウマー!
ビールが写っていないけれど、
フライが運ばれてくるまで待ちきれず
すでに飲み干してしまったという、
“飲み助あるある”です(笑)
(。A。)アヒャ☆


早川1705-(東海道1920E)-小田原1708
小田原1800-(湘南新宿ライン2852Y)-新宿1925




※末筆で失礼いたしますが、
新潟や山形を襲った大きな地震で
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。





☆オマケの「オレンジさん」☆



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ONE-shot 327 紫陽花の季節 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 327 紫陽花の季節

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小さな踏切の脇に咲くアジサイ。
タイミング悪く遮断機が下りて
足止めを食ってしまっても、
アジサイを眺めながら開くのを待つと、
少しは気分が和らぎそうですね。
(*´v`*)キレイ♪


先週の金曜日に梅雨入りした関東地方。
ザアアァァ…:il!:il|(´ω`)!l|il:|;
晴天好みのワタクシ(自称・晴れ男)としては
撮り鉄に臨むモチベーションの上がらない時期ですが、
アジサイの撮影となれば話は別。
やはりこのお花は晴天よりも
しっとりとした雨の情景が似合います。
(0゚・∀・)シットリ
雨の予報が出された週末は
近場でアジサイを撮りに行こうと決めていました。

ところが予報に反して、
土曜日はほとんど降らずに空振り
(加えてこの日はオレンジラッピングもお休みだった)。
(´д`;)アウ…
振り返ってみるとここ数年、
雨天のアジサイを狙いに出かけるも、
晴れることが多かったんだよなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン…

こうなると日曜日はいつもと真逆で、
雨が降ってくれることを願います。
八(゚- ゚)アマゴイ
何なら“逆さてるてる”でも吊るそうか(笑)


しとしとと小雨が降り出した日曜の昼下がり。
艶やかなアジサイに見送られて、
オレンジ色の電車が踏切を横切りました。


▲19.6.9 中央本線 西八王子-高尾




0606.jpg
こちらは同日ながらまだ雨が降り出す前で、
別の場所に咲いていた
ガクアジサイ。
(゚ー゚*)ガク
最近ではメジャーになった品種のひとつですが
以前の私はこの縁取るように咲くアジサイを
まだ咲きかけの段階のもので、
いずれはまん中の部分も花開いて
鞠のようになるのだと思っていました(笑)
(^^;)ゞポリポリ






☆惜別の「オレンジさん」・・・(´;ω;`)


ONE-shot 326 水鏡 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 326 水鏡

0525.jpg
初夏の季節感が表せて、
この時期に撮りたいと考える鉄道情景のひとつが
田植え前の代掻きされた水田。
水がぴしっと張られた田んぼは
条件が良ければ“水鏡(みずかがみ)”となって
その水面に列車の姿を映し出し、
ちょっと面白い画が期待できます。
(・∀・)イイネ


ただし、きれいな水鏡が見られるのは、
水が張られてから田植えが始まるまでの
わずかなあいだ。
関東地方ではおおむね5月の上旬から中旬ごろが
水入れのピークだそうですが、
今年の私はその時期の撮影を逸してしまいました。
(ノO`)アチャー

下旬になって訪れた関東鉄道竜ヶ崎線の沿線でも、
田植えは軒並み終わっていて、
水田には若々しい青苗がずらっと並んでいます。
σ(・∀・`)ウーン…

それはそれでいい風景だけれど、
こりゃ、水鏡を望むのはもうムリかな・・・
と、なかば諦めつつ、
線路沿いをトボトボと歩いていたところ、
...(((o*・ω・)o
広大な田園の端っこの方に見つけられたのは、
一畝の半分だけにまだ苗が植えられていない水田。
(*゚ロ゚)ハッ!
まさに最後の一角といった感じで
そこだけ水面が残されているじゃありませんか!
これは水鏡がイケるかも!?
(☆∀☆)キラーン☆


のどかな田園風景に似合う、
竜ヶ崎線の単行列車(キハ532)。
すでに植えられた青苗で
車両の足回りは隠されちゃったけれど、
車体はばっちりリフレクション(反射)。
(+`゚∀´)=b OK牧場!

なんとか今年も田んぼの鏡を覗くことができました。


▲19.5.25 関東鉄道竜ヶ崎線 竜ヶ崎-入地
(後追い)




8002.jpg
8003.jpg
もひとつ、これも初夏の風物詩かな?
今回下車した入地(いれじ)駅の
待合室内に作られていたツバメの巣。
(゚∀゚)オッ!
生まれたばかりと見られる雛はまだ小っさくて、
餌付けはあまりウマく撮れなかったけれど、
一瞬だけ雛の黄色いクチバシが見えました。
(´▽`*)カワエエ♪

無事に巣立ってほしいものです。
p(`・∇・´)q ガンガレ!






☆オマケの「オレンジさん」☆



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