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ONE-shot 268 甲斐路 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 268 甲斐路

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甲斐路(かいじ)の難所である山あいの笹子峠を
中央本線の下り列車は長いトンネルで抜け、
甲斐大和から勝沼ぶどう郷へ至ると、
そこでパッとひらける眺望。
(*゚ロ゚)ハッ!!
なだらかなぶどう畑の丘の向こうには
甲府盆地の街が広がり、
それを囲むようにそびえる南アルプスの雄大な山々。
(゚∀゚*)オオッ!!
この眺めは先に続く甲州、信州へのプロローグのようで、
旅の気分を一気に高めてくれる、
私の大好きな車窓風景のひとつです。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚

 
 

そんな名所で、かねてから撮りたいと考えていたのが、
冒頭のイメージとは逆方向へ進む上り列車ではあるものの、
通過時刻の光線状態(陽あたり)が良好な、
国鉄型の189系で運転される臨時の特急「かいじ186号」

 

今秋の同列車は「あさま色」の編成(長野のN102)を
使用することが多かったのですが、
先週末(25日)には個人的に望んでいた、
国鉄特急色の編成(豊田のM51)が登板してくれました。
お天気も上々で、背景の山々がキレイに見える好条件です。
(・∀・)イイネ!

 
 

季節は冬へと移りつつあり、
紅葉はだいぶ落葉してしまったけれど、
秋の名残りが放つ最後の彩りに見送られて、
伝統の国鉄色を纏った特急「かいじ」は、
甲斐路を颯爽と走り抜けてゆきました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

 
 

 

E353系(新しい「あずさ」)が本格始動したら、
この「かいじ186号」の使用形式はどうなるのでしょうね・・・。
σ(・ω・`)ウーン… )

 
 

17.11.25 中央本線 塩山-勝沼ぶどう郷
 
 

 
 

ところで・・・
秋の行楽シーズンには臨時列車でフル稼働した189系ですが、
豊田車両センターに所属する「189系三兄弟(三編成)」のうち、
水色の「あずさ色」を纏っている「M50編成」(下写真左)の引退が
とうとう発表されてしまいました・・・。
(´・ω・`)ショボーン
「さよなら運転」は来年の1月下旬に行なわれるとのこと。

 
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☆オマケ★

拙ブログでも何度か触れているように、
今年は国鉄からJRになって30周年。
 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・30周年】*:・゚\(゚▽゚*)
それを記念した駅弁なども各種が販売されるなか、
とくに私の目を引いたのが、
横浜の「シウマイ弁当」でおなじみの
崎陽軒(きようけん)さんによる、
JR東日本発足30周年記念弁当(¥1,200)」。
☆☆☆☆・

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30周年のお祝いを表した紅白のご飯、
そして崎陽軒らしい三種のシウマイなど、
おかずが盛りだくさんで豪華な内容のお弁当。
( ̄¬ ̄*)ジュルリ
そしてなんと言っても、
崎陽軒のシウマイでおなじみの醤油入れ、
ひょうたん形の「ひょうちゃん」が、
JR30周年の記念バージョンで封入されているのは、
ファンにとって嬉しいじゃありませんか!
(´▽`*)ヒョーチャソ♪

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この記念駅弁はソネブロ仲間の「MINERVAさん」が
ブログでご紹介をされていて、
それを見た私も、ぜひ私も食べたい・・・というか、
この記念の「ひょうちゃん」が欲しかったのです。
MINERVAさん、コメント欄を通しての情報など、
ありがとうございました <(_ _*)>アリガ㌧。
おかげさまで会社帰りに東京駅で買うことができました。

 


共通テーマ:趣味・カルチャー

東北本線・・・EH500「カシオペア」試運転 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2017.11.22 東北本線
スペシャルコラボをフライングゲット!
「カシオペア」試運転 撮影
 

「金太郎がカシオペアを牽くらしい。」というハナシを私が聞いたのは、ひと月くらい前のこと ( ̄△ ̄;)エ?。
金太郎?カシオペア??なんのこっちゃ・・・(゚ー゚?)ハ? って、感じの方もいらっしゃるかと思いますが、鉄の世界での「カシオペア」はご存知、個室寝台や食堂車、ラウンジカーなどを備えた豪華編成の客車(E26系)で、以前は寝台特急として首都圏と北海道(上野~札幌)の間を結んでいたことがあり(2016年に運転を終了した、寝台特急「カシオペア」)、最近ではJR東日本管内を中心にツアー列車として運行されています(「カシオペア紀行」や「カシオペアクルーズ」など) (´▽`*)カシ♪。

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ツアー列車の「カシオペア紀行」として運転されている、
E26系客車の「カシオペア」。
この時の先頭に立った牽引機は、
JR東日本のEF81形(81号機)です。
▲16.6.11 東北本線 東鷲宮-栗橋

かたや「金太郎」というのは、貨物会社のJR貨物に所属するEH500形電気機関車のことで、二車体連結構造の主電動機軸が8つもある大型のマンモス機(H級機)。そのパワフルな牽引力にちなんで付けられた愛称が「ECO-POWER 金太郎」、略して「金太郎」です (´▽`*)キンタロ♪。

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「ECO-POWER 金太郎」の愛称を持つ、
JR貨物の主力機、EH500形。
その車体側面には「金太郎」のイラストが
描かれています。
▲16.2.11 東北本線 蒲須坂-片岡

客車自体には動力を持たず、機関車に牽かれることで運転が可能となる「カシオペア」ですが、通常は同じ旅客会社のJR東日本に所属する機関車(おもにEF81、ときおりEF64など)が牽引を担当し、JR貨物に所属する貨物機のEH500こと「金太郎」が先頭に立つことなど、まずありえないハズ ヾノ・∀・`)ナイナイ。それなのに、冒頭の「金太郎がカシオペアを牽く」というハナシは、いったい何なのか・・・?σ(゚・゚*)ンー…。まさか、寝台特急からすでに撤退していること、また、今年デビューした新型の豪華クルーズ列車「トランスイート四季島」の運行が安定してきたことで、もう「カシオペア」用のE26系客車はお役御免となり、貨物機の「金太郎」によってどこかへ譲渡される(海外とか?)、もしくは廃車のための甲種輸送か!? Σ(゚Д゚;ノ)ノエエッ!?(旅客列車での運行ではなく荷物としての車両輸送は、JR貨物の機関車が牽引を担当する場合があります)・・・なんて、私はついよからぬ推測をしてしまいましたが(なんでも廃止に結びつけてしまうのは、葬式鉄の性か? ^^;)、落ち着いてちゃんとハナシを聞くと、どうやら今回の「金太郎」が牽く「カシオペア」は、今年で発足から30周年の節目を迎えたJRの記念企画(JR7社共同企画 スペシャルツアー)によるもので (*゚▽゚)/゚・:*【祝・30周年】*:・゚\(゚▽゚*)、JR各社の観光列車や新幹線などを乗り継いで旅をする豪華ツアーのなかの一列車が、このJR貨物とJR東日本のコラボレーションによる「金太郎×カシオペア」なのだそうです (・o・*)ホホゥ。なるほど、そうと分かればたしかにこれはものすごい組み合わせで、鉄道模型の世界でしか実現できなかったような「夢の列車」といっても過言ではありません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。さすがに39万円(から)もする乗車ツアーに私は申し込むことはできないけれど、ぜひとも撮り鉄としてカメラに記録を収めたいところ (*`・ω・´)-3フンス!。
しかし悩ましいのは、その記念列車の運転時刻。12月5日(火)にツアーのトップランナーとして運行される「金太郎×カシオペア」は、都内の上野を夕方の17時ごろ(16時52分)に発車する青森ゆきの夜行列車で、初冬で日没時間が早い今の時期だと、沿線での走行写真を撮るには、かなりキビシイものがあります (´Д`;)クライ…。せっかくのスペシャルコラボ、できればしっかりと編成がわかるような写真が撮りたいのになぁ (・ε・`)チェ。・・・と、運転時刻を恨めしく思っていた私のもとへ、「同編成を使った試運転が、とある日の日中に行われる」という、これまた嬉しい情報が鉄仲間の方からもたらされました エッ?(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。「金太郎」と「カシオペア」は初の組み合わせとなるので、ぶっつけ本番ではなく、事前に試運転や乗務員の訓練が行なわれるのですね (´ω`)ナルヘソ。そしてその「とある日」とは、11月22日の水曜日で平日 σ(゚・゚*)スイヨー…。一介の会社員である私は仕事を休まなくては撮りに行けませんが、こんな千載一遇のチャンスをみすみす逃すわけにはいきません (☆∀☆)キラーン☆。そう、会社員の有給とは、こういうときに使うべき特権(?)なのだ。奇しくも翌日は「勤労感謝」の日ですし ψ(*`∇´)ψウケケケケ。
・・・と、いうワケで、私は会社に申請して休暇を取り、「金太郎×カシオペア」の試運転の撮影へと臨むことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。たとえ試運転とはいえ、見た目には本運転と変わらないスペシャルコラボの「金太郎カシ」。さて、どこで撮ろうかなぁ・・・(*゚v゚*)ワクワク♪。

 

11月22日(水)

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東京から東北新幹線の「やまびこ」で出発。
艶やかなメタリックグリーンのE5系です。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
同系に乗るの、久しぶりだなぁ・・・。
ひょっとして北海道新幹線の開業日(昨年3月)以来かも。
▲東北新幹線 東京

試運転の当日。早朝の6時半に私が東京駅から乗ったのは、仙台ゆきの東北新幹線「やまびこ203号」。途中は白石蔵王以外の各駅に停まる、停車駅が多いタイプの列車です。主要都市への速達性には欠ける列車なので、東京を発車した時点での車内はガラガラでしたが、大宮~宇都宮の区間では座席がほぼ埋まるくらいとなりました。時間的に短区間を利用する新幹線通勤者の需要が高い列車なのですね ( ̄。 ̄)ヘー。
さて、この日に実施される「金太郎カシ」の試運転は、東北本線の上野と仙台(東仙台(信))の間を一往復する予定 (・o・*)ホホゥ。それならば何も新幹線に乗るような贅沢をしなくとも、首都圏近郊の撮影ポイントで撮る事も可能なのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回の試運転はちょうど朝の通勤時間帯(7~9時)に東北本線(宇都宮線)を下るため、首都圏近郊だとラッシュ時で運転本数が多い上り列車に、被られてしまう恐れがあります カブリ((((;゚Д゚)))コエー。とても貴重な列車ゆえに、カブりで撃沈と言う悲劇は避けたいところ・・・(゚ペ;)ウーン…。それと、私のように仕事を休んじゃった不届き者ならばともかく、撮影してからそのまま会社や学校へと向かわれる、マジメな同好の輩も少なくないハズで (`・ω・´)キリッ(私に情報を教えてくださった方もそうでした)、そう考えると時間的に出勤や登校が間に合う近郊の撮影地はとくに混み合うのではないかと予想されます (´д`;)人大杉…。そこで私は思いきって新幹線を利用し、一気に朝ラッシュの影響を受けないようなところまで足を伸ばすことにしたのでした バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
宇都宮を過ぎて、車内はふたたび空席が目立つようになった「やまびこ」。私は福島県に入って最初の新幹線駅である新白河(しんしらかわ)で降り、ここで在来線の東北本線に乗り換えます ノリカ、エル…((((o* ̄-)o 。

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東京から新幹線で一時間半、
「やまびこ」を降りたのは新白河。
いい天気で、日が出ています。
(゚∀゚)オッ!
▲東北新幹線 新白河

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新白河の在来線ホームに停まっていたのは、
当駅始発の郡山ゆき下り普通列車で、
車両はセミクロス構造のE721系。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
最近、ちょっとした変化のあった
新白河の在来線ホーム、
その模様はまたのちほど・・・。
▲東北本線 新白河

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その昔は関所が置かれ(白河の関)、
みちのく(東北)への入口として知られる白河。
車窓からは白河城が眺められます。
(゚∀゚)オッ!
このあたりは厚い雲に覆われています・・・。
▲東北本線 白河(車窓から)

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白河の次が下車駅の久田野。
白河市の郊外にある無人駅です。
ここではまた晴れていますね。
▲東北本線 久田野

東京0620-(東北新幹線 やまびこ203号)-新白河0743~0821-(東北2127M)-久田野0829

新白河から二駅目の久田野(くたの)に到着 (・ω・)トーチャコ。私のほかに同業者の方が数人ほど、同じ列車から下車しました。おそらく・・・というか、間違いなく、狙いは同じ「金太郎カシ」でしょう ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。久田野の駅の南側は田園地帯が広がっており、そこに架けられた東北本線を跨ぐ陸橋上が私の目指す撮影ポイントです (・o・*)ホホゥ。私がここを訪れるのはこれが三回目で、最近だと今年の春にソネ鉄仲間のtwingo583さんと一緒に、ED75が牽く旧型客車(旧客)を撮りに来ています (^_[◎]oパチリ。その時はtwingo583さんのクルマに同乗させていただきましたが、この場所は駅から歩いても数分程度で到達できるお手軽ポイントです ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。

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久田野駅の南側に架けられた
東北本線を跨ぐ陸橋が、目指す撮影ポイント。
すでに何人か先客のお姿が確認できますが、
まだ立ち位置には余裕がありそう。
σ(゚・゚*)ンー…。

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陸橋上から見た眺めはこんな風景。
(「゚ー゚)ドレドレ。
ちなみに奥が上りの白河方面で、
白河城はあの雲の下で曇っていたのか・・・。

私が陸橋上の撮影ポイントに着いたのは本命の列車が通過する二時間前で、この時点での先客はざっと見て20人弱(置き三脚も含め)(*・ω・)ノ゙チワッス♪。「金太郎カシ」という大ネタではあるものの、平日の日中で、運転情報が公にはなっていない試運転と言うことを考えると、この同業者の数は少ないと見るべきか、多いと見るべきか・・・いや、だいたい想定どおりと言ったところか (´ω`*)ウム(最終的には追っかけ組も加わって、陸橋上が溢れるほどの数になったけれど・・・)。キャパ的にはまだ余裕があり、私は難なく立ち位置を確保できました ε-(´∀`*)ホッ。ここは田園風景のなかに延びる線路を高い目線から望めて、列車をスッキリと撮ることができます。

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「金太郎(EH500-20)」が牽く、
「トヨタロングパスエクスプレス」。
編成は同じ青いコンテナで整えられています。
ああ、日が翳られた・・・(´д`;)アウ…。
▲東北本線 白河-久田野

撮影ポイントへ来る前に国道沿いのコンビニに立ち寄ったら、「金太郎」(EH500)が牽く貨物列車が轟音とともに通過してしまって撮り逃し ヽ(´д`;)アア…、相変わらずの「貨物オンチ」ぶりを露呈してしまいましたが、立ち位置を確保したらすぐに、ふたたび下り線を「金太郎」の貨物列車がやってきました (゚∀゚)オッ!。青いコンテナが特徴のトヨタ自動車専用貨物「トヨタロングパスエクスプレス」です (゚ー゚*)ロンパス。このように貨物列車の先頭に立つのが本来の「金太郎」の姿であり、貨物機らしい力強さを感じます (≧∇≦)シブイッ!。ちなみにこの区間の日中の東北本線、旅客の普通列車は一時間に一本程度しか設定されていませんが、貨物列車は数十分おきに上下線をバンバン通過してゆきます (゚∀゚*)オオッ!!。東北本線はまさに日本の物流を担う大動脈ですね。

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続いてやってきた貨物列車には、
いろんな色のコンテナが積載されていました。
先頭の「金太郎」は33号機。
お、日が差した!(゚∀゚)オッ!
▲東北本線 白河-久田野

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こちらは石油を輸送する
タンク車を連ねた貨物列車で、
25号機の牽引。
う~ん、薄晴れ? (・∀・`)ウーン…

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いっぽう、普通列車の運行は一時間に一本程度。
郡山ゆきが701系の4連でやってきました。

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そして不意に上り線を白河方面へ通過していったのは、
ディーゼルカーのキハ110。
(´▽`*)キハキハ~♪
乗客が乗っていない回送のようですが、
この列車はいったい・・・?
(゚ー゚?)ハテ?
▲東北本線 白河-久田野(後追い)

普通列車は少ないものの、貨物列車が次々とやってくるので、待ち時間は飽きる事がありません (´▽`*)カモレ♪(立ち位置を確保しているので、同じアングルばっかだけれど)。それにしても悩ましいのは空模様。雲の流れが早くて日差しが安定せず、上の写真を見ても分かるように晴れたり曇ったりを目まぐるしく繰り返しています ハレ!(゚∀゚≡´д`)クモリ…。そして、日が当たると暖かいけれど、翳るととても寒い。ああ、撮り鉄にとって、待ち時間の寒さが堪える季節になってきたなぁ・・・{{{{(*+ω+*)}}}}ブルブル。晴れれば車体の側面に日が当たる時間帯ですが、はたして本命の「金太郎カシ」はどうでしょうか。着いたときよりもだいぶ雲が優勢となってきたなかで、その通過時刻を迎えました (°_°;)ドキドキ。
やがて直線上に見えてきたのは、今まで撮ってきた貨物列車と変わらぬ、赤い「金太郎」の姿。しかしその後ろはコンテナを積載した貨車でなく、銀色の客車が連なっています (゚∀゚*)オオッ!!。

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「金太郎カシ」、キタ────∵・(゚∀゚)・∵────ッ!!

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初冬らしい枯れ田の風景のなか、
鮮やかな赤い貨物機が豪華寝台客車を牽きいて、
堂々とみちのくの鉄路を走り抜けます。
まるで模型のようなスペシャル編成がここに実現!
▲東北本線 白河-久田野

うおおおお!ホントに、ホントに「金太郎」が「カシオペア」を牽いてきたよ!(ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。こんな列車を走らせちゃって、いいんですか? いいーんです!(*゚∀´)=b イイーンデス!。くぅ~っ、これはシビれるぅ~!(>∀<*)クゥーッ!!(ジ○イさん風に感動表現w)。初めて目にする、貨物機のEH500とE26系「カシオペア」の組み合わせ。ちょっとした違和感はあるものの、どちらもどっしりとした重量級で、これはなかなかお似合いのコンビネーションではありませんか。まるで海外の長距離列車のような印象です。う~ん、カッコいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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JRF(JR-Freight)のマークが示すように、
ふだんは貨物列車という
地味な仕事で頑張っている「金太郎ちゃん」。
「カシオペア」の先頭に立つ姿は、
一世一代の晴れ舞台となりましたね(笑)
今回の試運転に抜擢されたのは21号機でした。

JR貨物の貨物機による「カシオペア」牽引は過去にも、青函トンネル区間でのEH800と、北海道でのDF200という実績がありますが、残念ながら私はそれらを撮ることができなかったので、今回の「金太郎×カシオペア」は本当に嬉しい記録となりました ・:*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。事前に試運転の情報を教えてくれたお仲間には大・大・大感謝です <(_ _*)>アリガ㌧。雲に悩まされた日当り状態は、スッキリとした晴れにはならなかったものの、車体の陰影が分かるくらいの薄晴れで、じゅうぶんに満足の状態 (*`д´)=b OK牧場!。ああ、平日に休みを取り、新幹線を使って白河まで来た甲斐があったよ・・・ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。本番前の試運転で「フライングゲット」できた「キンタロー。」・・・もとい「金太郎カシ」フライング┐(`∀´)┌ ゲット。これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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久田野から乗るのは、新白河ゆき普通列車。
ロングシートの701系です。
▲東北本線 久田野

無事に撮影を終え、久田野から乗ったのは上り普通列車の新白河ゆき。これに終点まで乗り通します ...(((o*・ω・)o。私が「金太郎カシ」の撮影ポイントに白河の久田野を選んだのは先述したとおり、ラッシュ時による列車のカブりや、同業者の混雑をなるべく避けたいという狙いだったのですが、実はそれ以外に白河を選んだもうひとつの目的がありました σ(゚・゚*)ンー…。それはつい先月から列車の輸送体系にちょっとした変化のあった、東北本線の黒磯と新白河の間をこの機会に訪れてみたかったのです (・o・*)ホホゥ。いったいどんな変更が行われたのかというと・・・ (この先はさらにマニア度が高くなる(マニアックな)お話となりますので、興味のない方はラーメンの写真あたりまで飛ばしてください(笑))。

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朝に私が新幹線から東北本線へ乗り換えた、
新白河に戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!
久田野から乗ってきた701系の新白河ゆきは
当駅の7番線で折り返し、
郡山ゆきの下り列車となります。
宇都宮方面(東京方面)へ帰る私、
ホームの案内によると、この先の6番線が発着ホーム?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東北本線 新白河

久田野から二駅ほど乗って、列車は終点の新白河に到着。ここで先へ進む上り列車に乗り換えです ノリカ、エル…((((o* ̄-)o。以前ならば新白河で普通列車を乗り継ぐ事はほとんどなく、乗り換え駅として知られていたのは、さらにその先にある黒磯(くろいそ)でした (゚ー゚*)クロイソ。鉄分が濃いめの方ならばご存知の事と思われますが、その黒磯は東北本線において、直流電化(1,500V)と交流電化(20,000V・50 Hz)という異なる電化方式の境界に位置する駅で、黒磯よりも南の首都圏方面が直流、黒磯よりも北の東北方面が交流となっており、その区間で運行される列車も基本的にそれぞれの電化方式に対応した車両(直流車・交流車)が使われてきました チョクリュー(゚Д゚≡゚Д゚)コーリュー。黒磯を越えてそのまま運転できるのは、車両自身で電源方式を切り替えられる交直両用型車両、もしくは電化方式を問わないディーゼル車や蒸気機関車くらい(ちなみに、ふだんの「カシオペア」を牽くEF81形や、長距離貨物列車を牽くEH500形の「金太郎」などは、交直両用型の電気機関車)。つまり、交直両用型を使っていた長距離旅客列車(かつての特急や急行など)がほぼ廃止されてしまった現代の東北本線において首都圏から東北へ移動するには、黒磯での乗り換えは必須の事柄でした ( ̄。 ̄)ヘー。個人的には「白河の関」を越える事ではなく、黒磯で直流型から交流型へ列車を乗り継ぐ事で、東北への旅気分が高まったものです (´ー`)シミジミ。
しかし、直流と交流という異なる電源方式の列車が発着し、線路も入り組んだ配線の黒磯駅構内で電源の種類を切り替える方式は設備が非常に複雑で、たとえ交直両用型の車両であっても構内で一時停止しなくてはならない場合(EH500の貨物列車など)や、交流の電車に誤って直流の電気を流してしまうと言うような故障や事故に繋がるトラブルが過去に発生しており、その切り替え方式が見直されることになりました (゚ペ)ウーン…。結果として黒磯駅構内での電源の切り替えをやめ、黒磯と下り方隣駅の高久(たかく)の間に新たな交直の転換設備(電気の流れていない区間を惰性で通過できる、いわゆる「デッドセクション」)を設けて、黒磯の構内は全線を直流とする事で落ち着きます m9(`・ω・´)ケテイ!。これにより、黒磯と高久の間を通過できる列車は交直両用型車両かディーゼル車となり、東北側の交流型電車は黒磯へ乗り入れる事ができなくなりました 乂`・д・´)ダメッ!。んじゃ、今後この区間は、交直両用型の電車が黒磯と郡山の間を走るのか。まあ、乗客的にはさほど変化がないかな σ(゚・゚*)ンー…・・・と思いきや、製造費や維持費が高価な交直両用型電車のE531系は同区間に一本しか投入されず、通勤通学時間帯のみの運用 ( ̄△ ̄;)エッ…。それ以外の日中の時間帯は、なんとディーゼルカーのキハ110系が充てられたのです (=゚ω゚=;)マジ!?。天下の東北本線でディーゼル列車とは、ちょっと驚きの展開。しかも交直両用型やディーゼルカーをデッドセクションのある区間で効率よく回すため、黒磯と郡山の途中にある新白河で列車を分断する運転体系へと変更 (゚Д゚;ノ)ノエエッ!?。今まで黒磯と郡山の間を一本の直通列車で行けた利用者は、新白河で乗り換えなくてはならない手間が増えてしまいました。栃木と福島の県境に位置する黒磯と新白河の間は、もともとそれほど利用者の多い区間ではなかったけれど、これはちょっと不便になったよね・・・・σ(・ω・`)ウーン…。

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先月より実施された、
黒磯~新白河~郡山の輸送体系変更。
基本的に普通列車は新白河で分断され、
同駅での乗り換えが必要となりました。

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JR東日本から発表された
黒磯駅構内の交直転換設備切り替え工事の概要。
完全切り替えは2018年1月1日から3日にかけて行なわれる模様。
(クリックすると拡大表示します)

そんな運転体系の変更が先月の10月14日に実施され、駅の構内にもちょっとした変化があった新白河。今回の私はその様子を伺いに同駅へ立ち寄った・・・と言うより、必然的な乗り換えのために下車したのでした (´ω`)ナルヘソ。おそらく地元の利用者は不便を強いられているだろうと解りつつも、一マニアとして、変更された新白河構内の構造や東北本線を普通列車として使われるキハ110などに、興味を持つあたりをお許しください m(__)mスンマソ-ン。

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新たな運転体系に対応した新白河の在来線ホーム。
同一ホーム上での乗り換えができるように、
一本のホームを前後で方面別に振り分けています。
基本的にオレンジの6番線が黒磯・宇都宮方面の上り。
水色の7番線が郡山・福島方面の下りホーム。
5番線は上り、8番線は下りのスルー構造で、
貨物列車などが通過します。
( ̄。 ̄)ヘー

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上写真の手前は私が久田野から乗ってきた、
交流型電車の701系で、7番線側に停車。
衝突防止のために設置された車止めを挟み、
その向こうに見えるのが黒磯方面の6番線で、
ディーゼルカーのキハ110が停車中。
この車止めは現代の「白河の関」・・・か!?
(゚∀゚)アヒャ☆
▲東北本線 新白河

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強固な車止めを横目に、
スルー構造の5番線を颯爽と通過する上りの貨物列車。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
これは朝の乗り換え時に撮ったもので、
車止めの向こうには交流型のE721系が停車中。
▲東北本線 新白河

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新白河で発車を待つ二連のキハ110。
(´▽`*)キハキハ~♪
黒磯ゆきの表示がちょっと新鮮です。
(゚∀゚)オッ!
ちなみにこのキハ110は郡山に所属し、
先ほどの久田野で「金太郎カシ」を待っていた際に
上り線を通過していったもの。
毎日、郡山から新白河へ回送されてくるのね・・・。
▲東北本線 新白河

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ちなみに、
記事では新白河でスムーズに乗り継いだように見えますが、

実際には40分もの待ち時間があり、
その間に名物の白河ラーメンをいただきました。
豚骨や鶏ガラを主体とした醤油ベースで、
スープが絡みやすい太目の縮れ麺、
そしてホウレンソウのトッピングが
白河ラーメンの特徴なのだそうです。
(゚д゚)ウマー!

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キハの車内で食べるオヤツはコレ。
私の大好きなご当地名菓、

郡山の「ままどおる」です。
秋冬限定販売のチョコレート味、
「チョコまま」がありました♪
ママ(゚д゚)ウマー!

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キハの車窓に眺める、
名所・黒川鉄橋からの風景。
紅葉もだいぶ落葉し、もう冬の装いですね・・・。
(´ー`)シミジミ
▲東北本線 白坂-豊原(車窓から)

ブルンブルンとディーゼルエンジンを唸らせて新白河を発車した、キハ110系の黒磯ゆき普通列車。これが別路線からの乗り入れなどではなく、東北本線の普通列車だと思うと、なんだか新鮮かつ不思議な感覚です σ(゚・゚*)ンー…。でも、あくまでも個人の趣味的な感想としては、ロングシートの701系よりも、ボックスシートを備えたキハ110系の方が車窓の景色は見やすいし、ディーゼルエンジンのサウンドが聞けるのも旅気分が高まって、ちょっぴり嬉しい (´▽`*)キハキハ~♪。ローカル線でおなじみのキハ110系ですが、路盤が高規格の東北本線では電車にも劣らない快速っぷりをみせてくれて、新白河から黒磯までの新たなキハ旅を快適に楽しむことができました。

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黒磯に到着したキハ110。
(・ω・)トーチャコ
今回の初乗車は新白河からの上り列車となりましたが、
できれば東京方面からやってきて、
黒磯での乗り継ぎでキハを初見としたほうが、
もっとインパクトがあったように思います。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
今後はこれが日常的な光景となり、
もうここで交流型電車を見る事はないんだなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲東北本線 黒磯


貨物専用機のEH500こと「金太郎」が、寝台客車の「カシオペア」を牽引した「スペシャルトレイン」(*゚∀゚)=3ハァハァ!。もちろん、この豪華編成を記録できたことは何よりも嬉しい収穫でしたが、それ以外にも久しぶりとなるE5系新幹線に乗れ、白河では名物の白河ラーメンを味わえて、そして帰路には輸送体系に変化のあった普通列車の様子も伺う事ができて、思った以上に充実した有給休暇の鉄旅となりました (*⌒∇⌒*)タノシカッタ♪。
本題の「金太郎カシ」による、「JR30周年記念ツアー」の本番は12月5日の火曜日。この日も平日だし、先述したように運転時刻が日暮れ近くで、撮影するにはちょっとキビシい条件ですが、今回の試運転では取り付けられなかった、記念のヘッドマークなどが掲げられるのかどうかが、個人的には気になるところです σ(゚・゚*)ンー…。おそらく時間的に私は本番を撮りに行くことはできないと思いますが、正面にヘッドマークを付けた「金太郎」の晴れ姿も見てみたいものですね。

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黒磯から乗る宇都宮ゆきは、
直流型電車の205系。
そういえばこの205系を改造した観光列車が、
日光線で運行されるのだそうですね。
( ̄。 ̄)ヘー
▲東北本線 黒磯

久田野1116-(東北2136M)-新白河1124~1203-(4134D)-黒磯1227~1251-(648M)-宇都宮1345-(2549Y)-新宿1544









PS…「千葉の風」、止んじゃった・・・(´・ω・`)
J2のPO、やっぱりそう甘くはなかったですね。
でも今季の終盤にみせた勢いを来シーズンに繋げて、
来季こそは悲願のJ1昇格を勝ち取ってほしいものです。


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千代田線・・・メトロ ファミリーパーク in AYASE 2017 見学記 [鉄道写真撮影記]

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2017.11.12 千代田
今年も行きます、秋の恒例行事!
「メトロ ファミリーパーク in AYASE 2017」
見学記
 
  

鉄道の日(10/14)にちなみ各地で催されてきた、秋の鉄道イベントラッシュもそろそろ終盤。でも私にとってはまだ、大きなイベントが残されています σ(゚・゚*)ンー…。それは拙ブログで毎年のように見学記事を紹介してきて、もうすっかりお馴染みとなった(と、私は思っている)、東京メトロ(東京地下鉄)千代田線の車両基地で行なわれる一般公開イベント、「メトロ ファミリーパーク in ASYASE」(゚∀゚*)オオッ!!。早いもので昨年の記事から一年が経ち、今年もその開催時期を迎えました。
もともとその沿線で育った縁から、千代田線(常磐緩行線)に思い入れが強い「千代田線LOVER」の私 (´▽`*)チョダセソ♡。同線の車庫である綾瀬車両基地の一般公開は、毎年欠かす事ができない一大行事です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。とくに今年は、同線で長年活躍してきた営団地下鉄(東京メトロの前身)時代からの名車、6000系が展示される最後の年になるのではないかと言われており、その姿をしっかりと記録したいところ (*`・ω・´)-3フンス!。

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昨年の「メトロ ファミリーパーク2016」は、
左から東京メトロ6000系、16000系、
小田急60000形「MSE」のラインナップでした。
やっぱり今年も個人的に注目するのは、
引退が迫っている千代田線の6000系。
▲16.11.20 東京メトロ 綾瀬車両基地

・・・とはいえ、このイベントは事前募集の抽選による定員制。15,000人という定員枠に当たらなければ、車両基地に入場する事はできません (゚ペ)ウーン…。抽選制となった2011年以来の6年間で、毎年申し込んでいる私の個人戦績は、3勝3敗の五分(○●○●●○)(゚ー゚*)ゴブ。ただし3敗したうちの二回は、当選した友人のお誘いに預かって入場する事ができており、結果的に私が入場できなかったのは2012年開催の一度だけとなっています(2014年のsonicさん、2015年のgardenwalkerさん、その節はありがとうございました  <(_ _*)> アリガ㌧)。昨年(2016年)は三年ぶりとなる久しぶりの「自力当選」を引き当てましたが、はたして今年の「鉄運」はどうでしょう。二年連続の当選となるか!? 八(゚- ゚)オネガイ!。その結果は・・・(°_°;)ドキドキ

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当選通知、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
青くて細い帯が、入場証のリストバンドです。

イベント開催の一週間前に拙宅のポストへと届いたのは、東京メトロさんからのラブレター! :*:・:(*゚Д゚*)キタコレ:・:*:・。嬉しい事に今年も自分で当てることができました~ ヤタ━━━\(≧▽≦)/━━━ッ♪。この連勝(二年連続当選)で通算成績を4勝3敗とし、幕下ならば勝ち越しです(なんのこっちゃ (´∀`;))。ちなみに今年は、応募の時点で友人がみんな当日の都合がつかず、私ひとりでの参加と言うのがちょっと寂しいところではあるけれど、当選して入場できる事を素直に喜んで、大好きな千代田線のイベントを存分に楽しみたいと思います ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。


11月12日(日)

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イベントが催される綾瀬車両基地へ行くため、
千代田線の本線から綾瀬で分岐する
北綾瀬支線に乗車します。
コッチ…((((o* ̄-)o
綾瀬の0番線ホームに停まっていたのは、
支線用の05系。
▲東京メトロ千代田線 綾瀬

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綾瀬車両基地の最寄駅は、
支線の終点・北綾瀬(東京都足立区)。
同駅では現在、
3両編成で運転されている支線の10両化を目指し、
ホームの延伸工事が行なわれています。
昨年よりもだいぶ形になってきましたね。
完成は2018年度とのこと ( ̄。 ̄)ヘー。
▲東京メトロ千代田線 北綾瀬

「ファミリーパーク」の開催当日。私が千代田線の本線(綾瀬~代々木上原)と支線(綾瀬~北綾瀬)の電車を乗り継いで向かったのは、会場の最寄駅となる北綾瀬(きたあやせ)(/*´∀`)o レッツラゴー♪。千代田線は地下鉄の路線ですが、支線は地下でなく高架上に敷かれており、その車窓からはスッキリとした秋晴れの青空が望めます (´▽`*)イイテンキ♪。こんな晴天の日は本来なら、都心の車両基地公開よりも郊外の路線で紅葉と列車を撮りたいような、ちょっとしたジレンマみたいなものを感じるけれど σ(・∀・`)ウーン…、この千代田線の「ファミリーパーク」だけは個人的に何を差し置いても参加したい、必須のイベントなんです (*`・ω・´)-3フンス!。まあ、「紅葉鉄」は前日に青梅線できれいな絵が撮れたから、いいかな・・・(´σД`)マ、イッカ。
そんなお出かけ日和となり、開場時間(10時)の直前くらいに北綾瀬へ着いてみると、すでに会場付近の道路には入場を待つ長い行列ができています。抽選による定員制とはいえ、入場者が15,000人もいるのですから、それはすごい数ですよね iiiiiiii… (´д`;)人大杉…。それでも開場すると列は停滞する事なく順調に流れて、それほど待たされずに私も会場内へと入る事ができました ε-(´∇`*)ホッ。

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お馴染みのバルーンゲートをくぐって
「ファミリーパーク」へ入場。
今年もここに来る事ができてホントに嬉しい♪
(´▽`*)ワ~イ♪
▲東京メトロ 綾瀬車両基地

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場内ではおなじみのゆるキャラがお出迎え。
まずはタヌキ駅員の「メトポン」。
(・∀・)メトポソ

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地下鉄博物館のキャラクターで、
銀座線をイメージした「ぎんちゃん」(右)と
丸ノ内線をイメージした「まるちゃん」。
ギンチャソヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノマルチャソ

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東京メトロサービスマネージャー、
「駅乃みちか」(永遠の23歳)。
J(∂c∂)J コンバンミチカ♪

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東京メトロ地域応援企画のキャラクターとして、
WEBサイトの「東京よりみちか」や
駅のフリーペーパーなどで活躍のみちかサン、
「ファミリーパーク」の会場内には、
彼女と触れあえる特設ブース
「駅乃みちか らんらんブース」
も設けられています(笑)
(゚ー゚*)ランラン…

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そしてこのお方、
ヤクルトスワローズのマスコット、
「つば九郎」! (゚∀゚*)オオッ!!
昨年は妹の「つばみちゃん」でしたが、
今年はつば九郎が来てくれました。
でも今回はステージイベントがないのが残念。

さっそく東京メトロのキャラクターや、ゲストで来場したヤクルトスワローズの「つば九郎」がお出迎えしてくれた「ファミリーパーク」 (´▽`*)ワ~イ♪。その名の通り、ファミリー向けを中心とした様々なイベントプログラムが企画されているなか、撮り鉄の私にとって車両基地公開でいちばんのお目当てと言えばやはり、千代田線で活躍する車両の展示コーナーです (☆∀☆)キラーン☆。例年どおり事前にはいっさい公表されていない展示車両のラインナップですが、先述したように今年の注目は何といっても、その去就が気になる6000系であり、同系が展示されるのはほぼ間違いの無いところでしょう ε-(°ω°*)メトロク!。はやる気持ちを押さえつつ、メインの展示コーナーへと向かってみると ドキドキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪、そこに並べられていた今回のラインナップは、この三車種でした (゚∀゚)オッ!。

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開場直後に駆けつけた事もあり、
まだ空いていた車両展示コーナー。
さ~て、今年のラインナップは・・・(「゚ー゚)ドレドレ

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秋晴れのもとに顔をそろえた、三種類の電車。
\( ̄^ ̄)/ジャーン!
ともに千代田線と、その直通路線で活躍する車両で、
向かって左から、
東京メトロ16000系・16137F、
同じく東京メトロ6000系・6122F、
そして小田急のロマンスカー、60000形「MSE」。
▲東京メトロ 綾瀬車両基地

6000ケー、イタ━━━━m9´∀`)━━━━ッ!!
現在の千代田線に使われる新旧の主力形式、16000系と6000系。それに小田急線と千代田線を直通する特急ロマンスカーの「メトロはこね」などで運用されている、小田急60000形の「MSE」を加えた、なんとも豪華な顔ぶれ。これこそ綾瀬車両基地の公開ならではのラインナップです w(*゚o゚*)wオオーッ!
・・・って、あれ? (・・?)アリ?、思い返してみるとこのラインナップ、並び順こそ違うものの、揃えられた形式は昨年の同イベント(冒頭でご紹介した一枚)と一緒じゃないか (;`ロ´)ハッ!(昨年とは16000系と6000系のポジションが逆)。正直、これにはちょっと肩すかしを食らった気分。贅沢を言っているのは重々承知の上で、できればもう少し趣向を凝らした並びが見たかったなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン… 。とは言え、それでもやはり「千代田線LOVER♡」の私からしてみれば、大好きな6000系をセンターポジションにして並べられた各車の姿を目の前にすると、興奮を抑えきれません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。たとえ昨年と同じラインナップだっていいじゃないか (*`д´)=b OK牧場!。今となってはもう、晴天順光の好条件で6000系を撮れること自体が、貴重な機会なのですから (´ω`*)タシカニ。

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肩を並べた新旧の千代田線。
向かって左の東京メトロ16000系は
老朽化した既存車両(6000系・06系)の置き換えと、
省エネルギー化や安全性・快適性の向上、
バリアフリー化の促進などを主な目的とし、
2010年に第1編成(16101F)がデビュー。
消費電力量を抑制できる永久磁石同期型モーターによる
新たな駆動システムを採用したことなどが評価され、
2011年には優秀な車両に与えられる
「ローレル賞」を受賞しています。
マイナーチェンジを行ないつつ増備が続けられ、
今年9月には、ついに全37編成が出揃いました。
今回展示されたのは、最終製造編成である
第5次車の16137編成。

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展示車両のなかで子供たちに人気の高い
小田急60000形「MSE」(右)は、
小田急線と千代田線を直通運転できるロマンスカーで、
2008年にデビュー。
平日は通勤時間帯のビジネス特急として、
休日は都心から箱根方面へ向かう観光特急として、
またJR御殿場線への直通特急にも使用されるなど、
「Multi Super Express(MSE)」の名にふさわしい、
幅広い活躍を見せています。
2009年には最優秀賞にあたる「ブルーリボン賞」を受賞。

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そして拙ブログではもうすっかりお馴染みで、
長年「千代田線の顔」として親しまれてきた、
東京メトロ6000系。
東京メトロの前身、営団地下鉄時代の1968年に
第1次試作車が製造され、
1971年の千代田線・大手町〜霞ヶ関の開業にともないデビュー。
全盛時には36編成353両が千代田線で活躍しました
(うち一編成の3両(ハイフン車)は支線で使用)。
日本初の回生ブレーキ付き電機子チョッパ制御方式といった
当時の最新技術が評価され、
1972年に「ローレル賞」を受賞しています。
後継の16000系へ置き換えが進み、現在は3編成が残存。
昨年に続き、今回も展示に選ばれたのは、
1981年に製造された第4次量産車の6122編成です。

東京メトロが公表している計画によると、既存の6000系から新型の16000系への置き換え(新旧の入れ換え)は2017年度中、つまり今年度中に完了するとされており (・o・*)ホホゥ、実際に先々月の9月には、とうとう37本目となる16000系の最終編成(今回展示された16137F)が落成して就役。おそらく数字の上ではもう16000系のみですべての運用(メトロ車運用)をこなせる状況になったハズで、これはまさに6000系の終焉が近い事を意味します (´・ω・`)ショボン。そんな、引退がもう目前に迫っていると言っても過言ではないなかで、現在もかろうじて三編成(6102F、6122F、6030F)が残されている6000系。ひょっとして今年の「ファミリーパーク」の展示は、その残った三本がいっせいに並べられるのでは σ(゚・゚*)ンー…・・・なんて、私は勝手な妄想を膨らませていたのですが、さすがにそれは過度な期待をしすぎでした (^^;)ゞポリポリ。では、メインで展示された一本の6000系・6122編成のほか、残り二本の6000系はというと・・・キョロ「(゚.゚*三*゚.゚)ゞキョロ。

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車両基地構内の留置線に佇んでいたのは、
残り少なくなった6000系のうちの一本で、
1984年に製造された第5次量産車の6130編成(右)。
ちなみに左奥に見える人の多いエリアが、
メインの車両展示コーナーです。

最近はあまり土休日に運用されなくなった6000系、日曜のこの日も車両基地構内の留置線では、6130編成が【回送】表示でお休みしていました Zzz…o(_ _o)モヤスミ。ここは正式な展示エリアではないものの、規制線の内側からその様子を眺めたり、撮影したりすることが可能 (^_[◎]oパチリ。ただ、ほぼ終日に渡って架線を支えるビームの影が、車両のお顔にガッツリと落ちてしまう位置に停められていたのがなんとも惜しいところ・・・ (・∀・`)ザンネン…。ドッピーカンのバリ順という好条件も、こういうときはちょっと厄介です。またこういう時にかぎって流れ雲は無く、まったく日が翳る気配はないし (・ε・`)チェ。
ところでこの留置線、6000系と16000系(16124F)が置かれたその間の空きスペースの奥をよ~~~く目を凝らして見てみると (@_@*)ンン!?、そのはるか先のほうに確認できたのは、この車両の姿 (*゚ロ゚)ハッ!!。

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留置線の先、車両基地構内の奥の方に見えたのは、
5000系(左)と6000系の姿。
|∀・)チラッ
5000系は2014年まで北綾瀬支線で使用され、
現在は3両一編成が基地内で保存されています。
右の6000系は残った三本のうちの一本で、
1971年に製造された第1次量産車の6102編成。

残ったもう一本の6000系・6102編成が、車両基地内で保存されている「レジェンド」の5000系(5951編成)と並べて、留置されているではありませんか! |∀・)チラッ 。これぞ千代田線ファンには堪らない、垂涎の顔合わせです! w(゚o゚*)w オオー!!。できればあんな遠~くのほうではなく、もっと近くで見たいよなぁ・・・( ̄  ̄;)トオイ…。もしもメインの車両展示で、「MSE」の代わりに5000系を並べてくれたなら、歴代の千代田線(5000系、6000系、16000系)というテーマ性のある壮観なラインナップが実現したのに・・・σ(・∀・`)ウーン…と、個人的には思うのですが、それは一マニアが妄想するエゴであり、あくまでもこの「ファミリーパーク」は、その名が表すようにファミリーで楽しめることが主旨のイベントですから、そう考えるとやっぱり子供に人気の高いロマンスカーの「MSE」を、車両展示のラインナップから外すわけにはいかないのでしょうね (´ω`*)タシカニ。陽炎が揺らめくほど遠くに展開された5000系と6000系の貴重な並び、写真としての記録にはだいぶキビシイものがありますが、私はその光景をしっかりと目に焼き付けました 。+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。

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ファミリー向けの車掌制服撮影会および、
休憩車両として車内が開放されていたのは
16000系・第4次車の16128編成で、
行き先表示は【急行 新松田】。
ふだんの通常運行では見られないような
行き先表示(いわゆる「レア幕」)の掲出も
車両基地公開の楽しみのひとつです。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

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こちらは構内の乗車体験に使用された、
第5次車の16134編成で、
表示は【区間準急 相武台前】。
ちなみに急行や準急などの優等列車は
直通する小田急線内での種別であり
(千代田線、常磐線内は各駅停車)、
このイベントでのレア幕も
小田急の行き先を掲出する傾向が強い気がします。

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16000系を使った乗車体験の脇には、
工務保守用車両(保線機械)の
展示、見学ブースが設けられています。
青いほうは工務区、
黄色いほうは電機区、信通区の作業車だそうです。

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そして車両基地公開の目玉のひとつといえば、
検修棟の大型クレーンによる車体吊り上げ実演。
(゚∀゚*)オオッ!!。
今年の実演に使用されたのは、
有楽町・副都心線用10000系の先頭車・10107号。
大きな車体が宙に浮く迫力に
子供たちからは嬉々とした歓声があがります。
ヽ(*゚O゚)ノ オオーッ!。

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「営団遺産」を発見! (゚∀゚)オッ!
ふと場内のマンホールに目をやると、
そこにはかつての営団地下鉄時代に使用されていた、
「S」マーク(営団章)が残っていました。
(´ω`*)ナツカシス
国と都が出資する特殊法人だった
営団地下鉄(帝都高速度交通営団)は、
2004年の完全民営化で東京メトロ(東京地下鉄)となり、
SUBWAYなどを表していた「S」マークは、
METROを表す現在の「M」マーク(ハートM)に変わりました。

車両展示コーナー以外のイベントブースも一巡 ウロウロ...((((o* ̄-)o。体験乗車や車体吊り上げ実演など、もはやここでも2004年以降の東京メトロとなってから導入された新系列車両(10000系や16000系)ばかりが使われていて、私のようなオールドファンとしては、旧・営団地下鉄の面影が薄れつつあるところに一抹の寂しさを感じずにはいられませんが σ(・∀・`)ウーン…、それでもちょっと特殊な地下鉄の車両は新型であっても興味深いところが多く、実演作業や展示物の見学は存分に楽しめます (・o・*)ホホゥ。

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たくさんの車輪がずら~っと並ぶのは、
車両基地公開ならではの圧巻な光景。
w(゚o゚*)w オオー!
一輪一輪の細かい整備が安全運行に繋がります。

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棟内には車両のパーツや作業機械が展示され、
用途や役割などのていねいな説明も添えられています。
こういう機会に私もちょっぴりお勉強。
φ(゚ー゚*) フムフム

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順路の注意書きに描かれていたのは、
6000系をイメージしたイラスト。
やっぱり今でも綾瀬の顔は6000系ですね。
(´▽`*)メトロク♪

ところで、そんな車両の世代交代が着々と進む東京メトロのイベントにおいて、一部のコアなファンが注目するものと言えば、「去りゆく者の置き土産」(゚ー゚*)ミヤゲ?。引退して解体されてしまった車両から発生する、車両部品などの放出販売です (´ω`)ナルヘソ。昨年の私は、販売コーナーをちょろっと覗く程度のつもりだったのに、目の前で売られていた千代田線6000系・6204号の車号標(ナンバープレート)を、ついつい購入してしまいました (´0ノ`*)オーッホッホ。では今年はというと、やはり「覗くだけ」のつもりで販売コーナーを訪れ、どんなものが出品されているのか、その一覧に目をやります (「゚ー゚)ドレドレ。しかし今回は千代田線のモノが少なく、代わりに今年から新型への置き換えが本格的に始まった、日比谷線の03系の部品が目立ちます σ(゚・゚*)03…。個人的に千代田線以外の物にはあまり食指が動かず、今回は散財せずに済みました(笑)。

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車両部品販売コーナーの販売品目。
今年は日比谷線03系の部品が
多く出品されています
(品目に興味ある方は写真をクリックすると拡大します)

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場内で販売されている限定の記念弁当は、
ランチョンマットやエコバックなど
選べるノベルティグッズが付いて1,000円・・・。
グッズ付きでも、1,000円ののり弁や助六寿司は、
ちょっと高いよね (´д`;)高杉。

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私が選んだのは記念弁当ではなく、
なぜか会場内で売られていた
奈良名物「柿の葉寿司」の折り詰め。
この内容で500円ならば、まずまずのコスパかな・・・。
(゚ー゚*)シースー
ビールが飲みたくなるような弁当だけれど、
もちろん車両基地内は禁酒です。
乂・д・´)ダメヨ

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オヤツには「駅乃みちか」の焼き印が捺された、
「みちかサンどら焼き」もいただきました。
J(∂c∂)J コンミチカ♪
このどら焼きは地元・足立区の和菓子屋さん
メトロの「駅乃みちか」がコラボした商品。
ていねいな作りのどら焼きは、
ふわふわの皮にあんこがぎっしりと詰まっていて、
とても美味しかったです♪
ドラ(゚д゚)ウマー!

昨年に続き、今年も引き当てる事ができた「メトロ ファミリーパーク in ASYASE」。もう私のなかでは欠かせない恒例行事となっていて、今回も当選できたことは本当に嬉しい結果でした ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ウレシス・:*:・。内容としては、お目当ての車両展示が昨年とほぼ同様のラインナップだったこと、また、以前のような非常用貫通扉の御開帳といったサプライズなどもなく、さらには個人的に楽しみだった「ゆるキャラステージ」などもなくなってしまい、正直なところは(贅沢を言っているのは重々承知のうえ)例年よりちょっと物足りなさを感じてしまった今回ではありましたが ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)ゼータクイウナ!、お伝えしてきたように、長年にわたって千代田線での活躍を続けてきた名車・6000系の引退が近づいていており、今回はスッキリとした晴天順光下で同系の姿を記録できただけでも、応募して参加した甲斐のあるイベントでした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。計画では今年度(来年3月?)での引退が示唆されている6000系、はたして「ファミリーパーク」での展示は今回が本当に最後となってしまうのか、それとも一本でも基地内で保存されて、また展示される機会はあるのか、私に詳しい事は分からないけれど、もちろん来年もまた鉄運を賭けて同イベントに応募してみようと思っています (=゚▽゚)ノシ マタクルヨ!。
(会場内でお会いしたtwingo583さん、短い時間でしたがお話しできて楽しかったです (^^)。タイみやげ、ごちそうさまでした m(__)m)

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抜けるような紺碧の空をバックに、
6000系を中心とした三形式の記念撮影。
【◎】]ω・)パチッ!
はたしてこれが6000系にとっての、
「卒業写真」となってしまうのでしょうか・・・。
▲東京メトロ 綾瀬車両基地

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会場内で配布されたノベルティグッズ、
黒いエコバックには「駅乃みちか」のお顔が
どアップでデザインされています。
最近のメトロは「みちかサン」推しですね(笑)。
右下は千代田線16000系がデザインされたチケットホルダー。
右上の軍手は保線車両展示のコーナーで配られていたもの。
その他、つば九郎がPRしていたヤクルトや、
なぜか焼肉のタレなどもいただけました。
オミヤゲいっぱい♪ (´艸`*)ウレシ♪。

 

 


☆オマケ★

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19日の日曜日に三重県の桑名で開催された
ゆるキャラグランプリ2017」。
ご当地部門の大賞(グランプリ)に選ばれたのは、
千葉県成田市の観光キャラクター、
「うなりくん」(右)でした。
個人的に千葉県育ちの私としては嬉しい結果です。

「うなりくん」、おめでとー!
ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゚'・:*☆オメデトォ♪


チバニアン、うなりくん、そして・・・。
いま、風は千葉のほうに向かって吹いている!?(笑)
あと二勝、どおかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…





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ONE-shot 267 爽秋の朝 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 267 爽秋の朝

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朝7時半の東京・青梅(おうめ)。
晩秋の冷え込みを感じる凛とした空気のなか、
山影から差し込んだ斜光が、
色づいた木々の葉を鮮やかに浮かび上がらせる。

 

陽の動きによって刻一刻と変化する
その風景に見入っていると、
やがて山裾を一本の白い列車が横切ってゆきました。

 
 

毎年恒例、この時期に青梅線へ入線する、
国鉄特急型189系の臨時列車*
今年も紅葉と絡めて撮れた事に感謝です。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚

 

(
*今シーズンは「ホリデー快速あたみ号」として運転)
 
 

17.11.11 青梅線 石神前-二俣尾
 
 



 

 
☆オマケ★

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お目当ての列車の通過を待っていたら、
パタパタっと、こんな野鳥が現れました。
(=゚ω゚)ノ ヤア♪
このコはなんて名前の鳥だろ・・・
Hiroさんや美美さんなら分かるかな?
σ(゚・゚*)ンー…
 
(いただいたコメントによりますと、
この鳥はジョウビタキの雄、通称「ジョビ男くん」だそうです(笑)。
フォローコメントを入れてくださったみなさま、
ありがとうございます m(__)m)。
 

もっとアップで撮りたかったけれど、
ちょっと近づいただけで飛んでいってしまいますた。
野鳥の撮影って難しいですね。
 


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野岩鉄道・東武鬼怒川線・・・特急「リバティ」・「SL大樹」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2017.11.05 野岩鉄道・東武鬼怒川線
新型特急でゆく紅葉狩り
特急「リバティ」「SL大樹」 撮影
 

拙ブログで私が愚痴をこぼすように書いていた、今秋の天候不順 (-“-;*)グチグチ。二週連続の台風襲来などもあって、けっきょく10月の撮り鉄で私が一日を通して晴天に恵まれたのは、上旬(10/8)の「磐越東線100周年記念号」くらい σ(゚・゚*)ンー…。そのほかはお天気のゴキゲンを伺いながら、近所でのちょっとした小ネタ撮影や、車両基地公開の見学などで鉄分を補給していましたが、やっぱりスッキリとした秋晴れのもとで撮り鉄を楽しみたいところです。そろそろ見ごろを迎えている紅葉も気になる・・・((o(・∀・`)o))ウズウズと、ウズウズしていたそんな折、「晴れの特異日」とも言われる「文化の日」を含む三連休(11/3~5)の関東は、久しぶりに晴れマークが並ぶ週末となりました (゚∀゚)オッ!。事前の予報によると、とくに初日(3日)と三日目(5日)が安定した晴天になるとの事 (・o・*)ホホゥ。それを受けて私は、かねてから乗りたいと思っていた列車と、撮りたいと考えていた紅葉の名所をウマく組み合わせた、撮り鉄旅を計画 \_ヘヘ(∀`*)カタカタ。しかし、連休初日の当該列車の指定券はすでに満席だったため、私は空席のあった三日目にその旅を遂行する事としました m9(`・ω・´)ケテイ!。はたしてその「乗りたい列車」とは何なのか、そして目的地の「紅葉名所」とはどこなのでしょうか?


11月5日(日)

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季節は晩秋となり、
日の出もだいぶ遅くなりました。
明け方の空に浮かぶシルエットは・・・
東京スカイツリー?
σ(゚ー゚*)スイカツリ?

都内に住む私が遠出をするとき、その起点となるのはたいてい、東京や上野、新宿といったJRのターミナル駅ですが、今回の私が早朝に地下鉄銀座線で向かったのは、東京の下町にある浅草 …((((o* ̄-)o|アサクサ|。当地にJRの路線や駅はなく、ここを起点としているのが、大手私鉄の東武鉄道・伊勢崎線、通称・東武スカイツリーラインです (゚ー゚*)トーブセソ。そう、今旅で利用するのはJRではなく東武線、しかも個人的に久しぶりとなる特急列車に乗ってみようと思います (゚∀゚*)オオッ!!。浅草を発着する東武の特急と言えば、日光線系統の絶対的なエースである「スペーシア(100系)」?、それとも伊勢崎線系統でクイーン的な存在の「りょうもう(200・250系)」か? スペーシヤ?(゚Д゚≡゚Д゚)リョーモー? いえいえ、浅草駅の特急用ホームで私を待っていたのは、個人的にこれが初対面となる、まだピっカピカのルーキーちゃん (=゚ω゚=*)ルーキー!?。

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1931年(昭和6年)に関東初の駅ビル(百貨店併設駅)
として立てられた、東武線の浅草駅。
2012年に開業時に近い姿へ復元されました。
今旅はここからスタートです。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
▲東武伊勢崎線 浅草

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その駅ビルの二階に位置するホームで
発車を待っていたのは、
今年デビューした新しい特急型車両の
500系「リバティ」!
(☆∀☆)リバティ!
▲東武伊勢崎線 浅草

りばてー、イタ━━━━━━m9´∀`*)━━━━━━ッ!!
上品なシャンパンゴールドの外色が印象的なこの車両は、今年の春に導入されたばかりの東武の新しい特急型車両・500系で、その愛称は「Revaty(リバティ)」(☆∀☆)リバティ!。なるほど、英語で「自由」の意味を持つ「リバティ」ね・・・って、あらやだ、単語のつづりが間違っているじゃない (゚д゚ ) アラヤダ(正しいリバティのつづりは「Liberty」)・・・な~んてツッこまれそうですが、実はこの「Revaty」は、幅広い多線区での運行を意味する「Variety(バラエティ・多様性)」と、広域な東武各線を縦横無尽に運行する自由度の高さを意味した「Liberty・自由」から生まれた造語で(東武のリリースより)、つづりは「Revaty」で合っているんです (´ω`)ナルヘソ。

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駅の立地による制約上、
先端が急カーブとなっている浅草駅。
ホームと車両の間には大きなスキマが生じるため、
前方の車両へ乗車する際は渡り板を通ります。
このスキマ・・・子供や細い方なら、
ストーンと落ちちゃいますよね。
Σ(゚Д゚;ノ)ノ コワッ!

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無事に(?)渡り板を通って乗車した「リバティ」。
車内は清潔感ある白を基調としながらも、
各所に自然の優しさを感じる木目を配し、
座席には、江戸の伝統色「江戸紫」を採用。
また柔らかな造形の特徴的な天井は、
鬼怒川や隅田川の流れをイメージしたものだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

特急「リバティ」に使われる500系は、一本(一編成)が短い3両で構成され、最大で二本を併結した6両編成で運行。東武スカイツリーラインの起点駅である浅草から、途中駅での分割併合が可能な同系ならではの特徴を活かし、日光線の東武日光へ向かう「リバティけごん」と、鬼怒川線の鬼怒川温泉、会津田島方面へ向かう「リバティきぬ」、「リバティ会津」といったように、ひとつの編成で目的地の異なる行き先の特急列車を、併結して運転する事ができるのです (・o・*)ホホゥ。これは日光と鬼怒川温泉という二大観光地を擁する東武線に、ウマく適合した形態と言えるかもしれません。また、通勤時間帯には伊勢崎線の館林(リバティりょうもう)や、支線の野田線(東武アーバンパークライン)にも乗り入れる(アーバンパークライナー)など、 同系はまさに「Revaty」と言う造語のとおり、各線で幅広く自由度の高い運用が組まれています (´ω`)ナルヘソ。

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浅草を発車した「リバティ」は、
すぐにスカイツリーの真下を通過。
高すぎて車窓には収まりきりません(笑)。
▲東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー
(車窓から)

そんな多方面へ運行される「リバティ」で、私が浅草から乗車したのは、東武スカイツリーラインと日光線、鬼怒川線、さらには野岩(やがん)鉄道を経て会津鉄道に直通する、会津田島(あいづたじま)ゆきの特急「リバティ会津(101号)」で、6両編成の前3両 コッチ…((((o* ̄-)o。ちなみに後方の3両は途中の下今市(しもいまいち)で分割される、日光線の東武日光ゆき「リバティけごん(1号)」です(併結時は車内での通り抜けが可能)。
三連休で、しかも北関東の紅葉が見頃を迎えている今の時期、午前中に鬼怒川や日光へ向かう当列車の指定券はすべて完売し、満席とのこと(全席指定)(゚ー゚*)イッパイ。私はどうにか希望の指定券を取ることができて、ヨカッタよ ε-(´∀`*)ホッ。浅草の発車時は5割くらいの乗車率でしたが、JRや地下鉄と接続する北千住(きたせんじゅ)で、車内は案内放送どおりの満席となりました。

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希望の窓側席を取ることができた
「リバティ会津 101号」の指定券。
さて、降車駅(目的地)はどこでしょうか?
車内でいただく朝食は、
浅草駅前のコンビニで買ってきた、
ハムカツサンドのフレンチトースト♪
(゚д゚)ウマー!

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栃木の新鹿沼付近で車窓に見えるこのお山は
日本百低山に選定されていて、
ハイキングなどに人気の古賀志山(582.8m)。
少し雲が多めですが、
まずまずのお天気・・・かな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東武日光線 新鹿沼−北鹿沼(車窓から)

東京から埼玉、そして栃木へ、北関東を軽やかに快走する特急「リバティ」 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。最近はやたらと凝った内装の観光特急が多いなか、同車は比較的シンプルでオースドックスな造りであり、それがかえって落ち着く空間のように感じます (・∀・)イイネ。座り心地の良いシートに身を委ねて車窓を眺めていると、栃木(駅)を過ぎたあたりから田畑や山々が望めるのどかな風景となりました (´ー`)マターリ。平地のこのあたりの紅葉は、まだ色付きはじめってところかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。
列車は浅草から1時間40分で、日光のちょっと手前に位置する下今市に停車 (゚ー゚*)イマイチ…。「リバティ」はここで鬼怒川方面の会津田島ゆきと、東武日光ゆきに分割します バイチャ!( ゚д゚)ノシ。

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下今市に停車した「リバティ」。
切り離し作業のために4分ほど停車するので、
その作業をホームに出て見物します。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲東武日光線 下今市

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身軽な3両編成となった「リバティ会津」は、
下今市から鬼怒川線へと入ります。
それにしてもヘッドライトの形状が
すごいデザインだね。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲東武日光線 下今市

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大桑と新高徳の間の鉄橋で跨ぐのは、
路線名にもなっている鬼怒川。
紅葉はちょっと色付いている・・・か?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東武鬼怒川線 大桑-新高徳(車窓から)

このあたりで紅葉の名所というと一般的には、日光の中禅寺湖やいろは坂などが有名ですが (゚ー゚*)ニッコーケッコー、鉄道はそれほど奥地まで線路が伸びておらず(日光線の終点は日光の玄関口となる東武日光駅)、日光線の沿線(下今市~東武日光)にはこれと言って、紅葉と列車を絡めて撮れるようなところが私には思い浮かびません σ(゚・゚*)ンー…。有名な杉並木は紅葉しないしね・・・(笑)(´∀`;)タシカニ。いっぽう、下今市で分かれた鬼怒川線のほうは、路線名どおり鬼怒川に沿って北上を続け、同線の終点である新藤原(しんふじわら)へと至り、そこで第三セクター(三セク)路線の野岩鉄道・会津鬼怒川線(新藤原~会津高原尾瀬口)、さらにはその先で同じく三セク路線の会津鉄道・会津線(会津高原尾瀬口~会津田島~西若松)に直結しており、路線の奥へと進むに連れて、車窓は山深い鄙びた風景へと変化してゆきます (゚∀゚*)オオッ!。鉄ちゃん的には日光線よりもこちらの方が、紅葉と列車のコラボが期待できるというもの (*´v`*)ワクワク♪。
ちなみに栃木と福島の県境を鬼怒川経由で越えるこのルート(会津鬼怒川ルート)は、最終的に会津若松まで到達できるのですが(会津鉄道は西若松~会津若松でJR只見線へ乗り入れ)、電化の関係から特急「リバティ」の直通区間は途中の会津田島までとなっています (´ω`)ナルヘソ。さて、私は「リバティ会津」をドコで降りるのかと言うと、終点の会津田島までは行かずに、下車したのは川治温泉(かわじおんせん)(・ω・)トーチャコ。ここは会津鬼怒川ルートのうちの、野岩鉄道・会津鬼怒川線の区間に位置する駅です (゚ー゚*)ヤガン…?。

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首都圏から栃木県を経て、
福島県の会津地方までを短絡する
「会津鬼怒川ルート」を構成するのは、
浅草~新藤原の東武鉄道(オレンジ)、
新藤原~会津高原尾瀬口の野岩鉄道(赤)、
会津高原尾瀬口~西若松の会津鉄道(青)、
西若松~会津若松のJR只見線(緑)、
この四鉄道(6線)です。

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浅草から直通の「リバティ」で二時間ちょっと。
川治温泉で列車を降りました。
ちなみに下車客は私ひとり・・・。
(・ω・)ポツン…
当駅で「リバティ」と交換した右の列車は
会津鉄道からの直通列車「AIZUマウントエクスプレス」。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉

浅草0630-(東武特急リバティ会津101号)-川治温泉0851

先にちょろっと述べていますが、野岩鉄道・会津鬼怒川線は、東武鬼怒川線と接続する新藤原から、湯西川温泉(ゆにしがわおんせん)、男鹿高原(おがこうげん)などを経て、会津鉄道・会津線と接続する会津高原尾瀬口までの30.7キロを結び、会津鬼怒川ルート(東武~野岩~会津~JR只見)における栃木県側の山間部を担う、第三セクター方式の電化ローカル線です (・o・*)ホホゥ。社名の野岩(やがん)は、栃木県の旧国名・下野(しもつけ)の野と、福島県西部の旧国名・岩代(いわしろ)の岩を由来としたもの (´ω`)ナルヘソ。同線は自社線内の普通列車のほか、既出のとおり東武線から特急「リバティ会津」と普通列車が、また会津鉄道側からは快速列車の「AIZUマウントエクスプレス」と普通列車が、それぞれ定期で直通運転されていて、列車の運行本数が決して多くはないローカル線ながらも、意外と多種の形式が走っています ( ̄。 ̄)ヘー(ただし自社の所有形式は普通列車用の6050系(100番台)のみで、東武・会津からの直通形式も、普通列車は基本的に同型の6050系が共通運用)。また、沿線には今回の私が下車した川治温泉をはじめ、湯西川温泉や中三依(なかみより)温泉、塩原温泉など、数多くの温泉地がある事から(同線の全9駅中5駅が温泉に由来した駅名)、「ほっとスパ・ライン」の愛称が付けられています(私は今回訪れて、初めて知ったけれど・・・)(*´∀`*)オンセン♪。
ちなみに路線名の「会津鬼怒川線」だと、会津鉄道や東武鬼怒川線と混同しちゃうので、個人的には社名の「野岩鉄道」って呼ぶ事が多く、今記事でも基本的には野岩鉄道の名称で話を進めていきたいと思います (゚ー゚*)ヤガン。

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立派な駅舎を持つ川治温泉駅、
駅員さんも常駐しています。
駅名には川治温泉とありますが、
温泉街へは下り方隣駅の川治湯元の方が近く、
川治温泉駅を利用するのは観光客よりも
地元の方が多いのだそうな。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉

・・・っと、つい路線の説明が長くなっちゃいましたが、下車した野岩鉄道の川治温泉は山間に佇む小駅で、周囲を深い山々が囲んでいます。もちろん今の時期にここで期待したいのは、山を彩る鮮やかな紅葉 (*゚v゚*)ワクワク♪・・・なのですが、見たところ葉の色づき具合は悪く無さそうなものの、それ以前に空は雲が広がっていて、太陽が顔を出してくれません ( ̄△ ̄;)エッ…。せっかくの紅葉も曇っていて日が当たらなければ、その発色は半減してしまいます (´д`;)アウ…。予報だと今日の日光地方の天候は晴れとなっていて(川治温泉もいちおう日光市内)、実際に下今市や鬼怒川のあたりはスッキリと晴れていたけれど、やっぱり山間部の天気は読みにくいなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。でも、もうココまで来ちゃった事だし、とりあえず目指す撮影ポイントへ歩いて向かってみる事にしました ...(((o*・ω・)o。

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紅葉の山々が迎えてくれましたが、
空には寒々しい鉛色の雲が広がっています。
(´д`;)アウ…
チラリとのぞく青空ポケットに、
かすかな期待を持ちましょうか・・・。
σ(・∀・`)ウーン…

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やってきたのはこんな撮影ポイント。
柵が設置された安全な歩道から、
谷を跨ぐ野岩鉄道の橋が望めます。
下を流れるのは鬼怒川。

山間の撮影ポイントと言っても険しい山登りをするわけではなく、駅から温泉街の方へと続く国道を10分ほど進むと、その沿道から山あいに架けられた野岩鉄道の橋梁が望めるという、なんともお手軽な撮影ポイント ( ̄▽ ̄*)オテガル♪。着いてみるとそこには、やはり紅葉がお目当てだという先客の方がお一人いらっしゃいました。挨拶をして私も横でカメラを構えます (*・ω・)ノ゙チワッス♪。空は時おり雲間から日が差す事はあるものの、相変わらず雲優勢。そんな状況でまずは最初の列車を迎えます【◎】]ω・)パチッ!。

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晩秋の候、
紅葉で色づく山々を背にして、
ローカル線の普通列車が橋を渡ります。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉-川治湯元

秋色に染まる山に包まれて、橋上を走り抜ける二連の普通列車。白を基調とした車体の6050系が風景に映えます・・・が、やっぱり日差しには恵まれず、後ろの山のてっぺんだけピンスポットのように日が当たっているのが、なんとも歯がゆい感じです (´~`;)ウーン。それでも、深い山あいに架けられた橋の上をゆく列車の姿は、なかなか壮大な情景ではありませんか w(゚o゚*)w オオー!!。
ローカル線にしてはとても立派で、ぶっちゃけ、ちょっと趣に欠ける感じのコンクリート橋梁。実はこの場所に限らず、野岩鉄道に設置されている橋梁の多くは、このような立派な造りのコンクリート橋、もしくはトラス橋が多く、鄙びたローカル線によくある簡素なガーダー橋はあまり見られません σ(゚・゚*)ンー…。というのも、野岩鉄道は第三セクターのローカル線ですが、廃線候補だった旧・国鉄などの既存路線をそのまま転換したものではなく、国鉄が凍結した建設計画(すでに着工済みだった)の路線を、三セク方式の会社(野岩鉄道)が引き継いで完成させたものであり、その工事再開は1982年、そして会津鬼怒川線として開業したのは今から30年前の1986年という歴史の浅い路線 ( ̄。 ̄)ヘー。そのため、近代の工法を用いて山や谷を直線的に貫く、立派な橋梁や高架橋、トンネルなどを備えた高規格路線となっているのです (´ω`)ナルヘソ。でも、深い山のなかを走る短い編成の列車には、ローカル線らしい味わいも感じられます (´ー`)シミジミ(ちなみに会津鉄道の方は、既存だったJR(国鉄)会津線を引き継いだもの)。

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靄で煙るしっとりとした紅葉風景のなかをゆく
6050系の普通列車。
同撮影ポイントから遠くに望める別の橋梁も、
コンクリート製となっています。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

さて、次にやってくるのは普通列車ではなく、会津鉄道から直通してくる上りの快速列車、「AIZUマウントエクスプレス」(゚∀゚*)オオッ!。普通列車の6050系とは車体色が異なるこの列車は、ここで撮影するお目当てのひとつであり、通過時刻は晴れるとちょうど順光になるハズ (゚ー゚*)ハズ。でも、この空模様では・・・。

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橋上に姿を見せたのは、
鮮やかな紅葉に彩りを加えるような、
赤い車体の「AIZUマウントエクスプレス(4号)」。
ディーゼルのエンジン音が山あいに響きます。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉-川治湯元

紅葉バックで、マウントEXPが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
・・・が、やっぱり日は差さず (´д`;)アウ…。インパクトがある赤い色のディーゼルカーだっただけに、これは晴れて欲しかったなぁ・・・(・ε・`)チェ。あ、ちなみにサラッと「ディーゼルカー」と言ってしまいましたが、会津若松と鬼怒川温泉・東武日光の間を結ぶこの「AIZUマウントエクスプレス」は、JR只見線と会津鉄道の非電化区間(会津若松~会津田島)を経て運行されているので、会津鉄道に所属するディーゼルカー(気動車)のAT-700形(上写真の赤い車両)、またはAT-600形(下写真の白い車両、旧・AIZU尾瀬エクスプレス)が使われています (´▽`*)キハキハ~♪。とくにAT-700形は座り心地の良いリクライニングシートを装備しており(AT-600形のほうは転換クロスシート)、観光客にも人気の列車です。

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鬼怒川を渡って会津若松へと向かう、
AT-600形の「AIZUマウントエクスプレス(1号)」。
こちらの白い色の車両は遠景で撮ると
6050系とあまり大差がない感じがしますね・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉-川治湯元

赤い列車(AT-700形)から一時間後に逆方向へ通過した(会津若松ゆきの下り)、白い「AIZUマウントエクスプレス」(AT-600形)も、残念ながら雲に阻まれて日は当たりませんでしたが (´д`;)アウ…、この頃になると上空の雲はだいぶ流れて、次第に青空が広がってきました (゚∀゚)オッ!。もうすこし早く天気が回復してくれたら、「AIZUマウントエクスプレス」が順光でキレイに撮れたのにな・・・(・ε・`)チェ とは思うも、ここでの私のお目当ては「AIZUマウントエクスプレス」の他に、もうひとつあります エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。それはこの区間における花形列車・・・そう、往きに私が乗ってきた、東武線との直通特急「リバティ」です (゚∀゚*)オオッ!!。川治温泉で下車してから一時間半が経ち、終点の会津田島で折り返してきた「リバティ会津(128号)」が、そろそろここへと戻ってきます (=゚ω゚)ノ タライマ!。流れ雲が落ち着かないものの、かなり青空が優勢となった状態の空模様。はたして「リバティ」は、晴天のもとで紅葉をバックに撮れるのか!? (°_°;)ドキドキ

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雲が抜けて青空が広がる秋晴れのもと、
紅葉に染まる山あいから姿を現した、
東武500系の特急「リバティ会津」。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

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続いて手前の橋梁へさしかかります。
今年の春にデビューしたばかりの「リバティ」、
紅葉とは初めての共演です。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

晴天でリバティが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
ここにきてやっっっと、眩しい日差しを注いでくれたお天道様 (つ▽≦*)マブシッ!。やっぱり明るい日の光を浴びた紅葉は鮮やかさが違い、思わず息をのむような美しさです w(*゚o゚*)wオオー!。これぞニッポンの秋!キレイな紅葉に気分も“高揚”っ!,;’.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)クダラネーッ!。その錦秋の舞台へ颯爽と躍り出たのが、お目当ての特急「リバティ」(´▽`*)リバティ♪。すでに車体の側面には日が当たらない光線状態となっていましたが、特徴的なシャンパンゴールドの車体は思ったほど黒潰れする事なく、意外と風景のなかで存在感を表してくれました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。紅葉と「リバティ」、色的にもマッチしていて、なかなかいい感じじゃないですか (・∀・)イイネ!。

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上写真のトリミング・・・ではなく、
この時間帯は川治温泉の駅で
上下の「リバティ会津」が列車の交換を行なうため、
上り(128号)のあとにすぐ、
下り(111号)も通過するのです。
そこで今度は、立派なブナの木(?)の紅葉を
アングルに大きく配してみました。
(^_[◎]oパチリ
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治温泉-川治湯元

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色づく山の麓に見えるのは、川治温泉の温泉街。
「ほっとスパ・ライン」の愛称を持つ、
野岩鉄道・会津鬼怒川線らしい情景です。
せっかくなので、
ひとっ風呂浴びてゆきましょうかね(笑)。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

川治温泉の駅で交換する上下二本の「リバティ」を、同じポイントから少しだけアングルを変えて撮影(時間が近接しているので、大きく場所を移動することができない)(^_[◎]oパチリ。さらにそのあとの普通列車は、「リバティ」を撮ったポイントから目視で気になっていた高台へ、ためしに上がってみて撮影 (^_[◎]oパチリ。そこは山々と温泉街が一望できる、なかなか見晴らしの良いところでした。やっぱり晴天での俯瞰撮影は気分爽快です (´▽`*)キモチイイ♪。

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山いっぱいに広がる色とりどりの紅葉は、
自然が作り出した秋の芸術。
今年は台風の影響で葉が落とされてしまった
紅葉名所も多いと聞きますが、
ここは見事なボリュームを見せてくれました。
。゜+.(o´∀`o)キレイ!゜+.゜。
傍らをゆくのは6050系の普通列車。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉

6050系の普通列車、快速「AIZUマウントエクスプレス」、そして特急「リバティ会津」と、ひととおり紅葉とのコラボが撮れたことに満足し、野岩鉄道での撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。なかなか晴れてくれずにヤキモキしたけれど、結果的には秋晴れのもとで紅葉狩り(紅葉鉄)を楽しむ事ができ、ここまで足を伸ばして撮影に来た甲斐がありました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
先述したように、ローカル線にしては近代的なコンクリート橋やトンネルが多くて、走る車両も古い国鉄型のような趣はない野岩鉄道ですが、この山あいの雄大な風景は素晴らしい魅力にあふれていて、ぜひともまた季節を変えて撮り鉄や乗り鉄に訪れたいと思いました。新緑や雪景色なども、キレイだろうなぁ・・・。晴天での「AIZUマウントエクスプレス」も、いつかリベンジに訪れたいところです (=゚∇゚)ノ マタネ!。

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撮影後には温泉街へ下りて、
市営の温泉施設「薬師の湯」に寄ってみました。
(´▽`*)オンセン♪
川治温泉は鬼怒川と男鹿川の合流に湧き出る名湯。
川のせせらぎに耳を傾けながら、
ゆっくりとお湯に浸かって、日頃の疲れを癒す・・・
-----(*^o^A ホッ-----
と、言いたいところですが
実は時間的にわずか20分程度しか滞在できず、
まさに「カラスの行水」状態でした(笑)
アセアセヾ(≧∇≦;ヾ三ノ;≧∇≦)ノアセアセ

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こちらは男鹿川沿いにある、混浴の露天風呂。
すぐ脇にある遊歩道の橋(けっこう人が通る)から、
浴槽が丸見えです・・・(*ノ▽ノ)イヤン。
私は入る勇気がありませんでした(笑)

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時間はあまり無くとも、
湯上がりの一杯は欠かせません。
カンパィ♪(* ̄∀ ̄)ノロ
清流で獲れたヤマメの塩焼きとともに、
スーパード◯イさんをいただきます。
ふだんはあまり好まない辛口ビールですが、
湯上がりにはサッパリしていいですね☆
そしてこのヤマメが骨まで柔らかくて、
美味だったなぁ・・・。
サカナ(゚д゚)ウマー!

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来るときに下車した川治温泉ではなく、
温泉街に近い川治湯元から列車に乗ります。
ちなみにこの駅のホームは、
温泉街を跨いでいたコンクリート橋と
同じ高さに位置するので、
到達にはけっこうな急坂を上がる事になります。
(後出する車窓からの風景も参照)
ハァ…ハァ…(((;;´Д`A)
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元

撮影後にちょろっとだけ市営の温泉施設に立ち寄って (´▽`*)))オンセン♪、カラスの行水のようにサッとひとっ風呂浴びたのち |SSS| ε=ヾ(*゚ー゚)シ、温泉街近くの高台にある川治湯元の駅から上りの新藤原ゆき普通列車に乗り込みます アセアセヾ(≧∇≦;ヾ三ノ;≧∇≦)ノアセアセ。ホントはこんな駆け足入浴ではなく、もっとじっくり名湯の温泉に浸かり(本来、私は長湯のほうw)、湯上がりの一杯もゆっくり味わいたいところなのですが σ(・∀・`)ウーン…、このあとの行程を考えるとどうしても、次の列車に乗らなくては「間に合わない」のです ( ̄△ ̄;)エ?。

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6050系の新藤原ゆき上り普通列車が
トンネルを抜けて
川治湯元のホームに入ってきました。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元

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6050系の車内は固定のボックスシートが並びます。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
「リバティ」のリクライニングシートは
たしかに快適だったけれど、
個人的にはコッチの方が落ち着くかも(笑)

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橋梁を渡る際に車窓から眺めた温泉街。
こうやって見るとけっこうな高さです。
w(゚o゚)w オオー!
プールの脇に建っているのが「薬師の湯」。
ちなみに正面に見える立派な温泉旅館は、
電車が見える露天風呂として有名なお宿。
一度、泊まってみたいなぁ・・・。
(日帰り温泉もやっています)。
▲野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元-川治温泉
(車窓から)

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川治湯元から二本の列車を乗り継いで30分、
私が下車したのは、東武鬼怒川線の新高徳。
(・ω・)トーチャコ
駅舎の外観はホームへの跨線橋が目立ちます。
▲東武鬼怒川線 新高徳

川治湯元1235-(会津鬼怒川856)-1243~新藤原1245-(東武鬼怒川318)-新高徳1303

間に合わないとは、いったい何に間に合わないのかというと・・・σ(゚・゚*)ンー…。新藤原で野岩鉄道から接続した、東武鬼怒川線の上り普通列車へ乗り継いで ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!(どっちも6050系)、次に私が列車を降りたのは、新高徳(しんたかとく)(・ω・)トーチャコ。駅を出るとちょっと急ぎ足で、線路沿いの道を進みます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。慌ただしくやってきたのは、下り列車を正面気味に狙える線路脇の撮影ポイント ε-(´o`;A フゥ。立ち位置を決めて手早くカメラをセッティングすると、すぐさま大きな汽笛の音が聞こえてきました ボオオオォォォ━━(*゚0゚)━━ッ!。

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もくもくと煙を吐きながら、
直線上に姿を見せたのは・・・SL!?
Σ(=゚ω゚=*)エスエル!?

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特徴的な二つのヘッドライトを光らせて、
鬼怒川線を力強くばく進する、
C11形蒸気機関車の「SL大樹」。
その正面には「東武鉄道の創立120周年」を祝う、
記念の特別なマークが掲げられ、
機関士は沿線のギャラリーに手を振っています。
ワ~イ♪(*´▽`)ノシ
▲東武鬼怒川線 大桑-新高徳

タイジュ、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!
なんともせわしない展開ですが、撮影ポイントに着いてからわずか5分後、なんとそこにやってきたのは真っ黒な蒸気機関車(SL)ではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!!。東武鬼怒川線を走るSL・・・一般的にもけっこう話題となったので、もうご存知の方も多いと思われますが、このC11形蒸気機関車(C11 207)が先頭に立つSL列車は、鉄道産業文化遺産の保存と活用、日光・鬼怒川エリアの活性化、東北復興支援の一助という三つの目的を軸に、東武鉄道が今年の夏から鬼怒川線の下今市と鬼怒川温泉の間にて運行を始めた観光列車で、その列車名は「SL大樹(たいじゅ)」(´▽`*)タイジュ♪。しかもこの連休中は列車の正面に、東武鉄道の創立120周年を祝う特別なヘッドマークを掲げた、スペシャルバージョンとなっています (*゚▽゚)/゚・:*【祝・120年】*:・゚\(゚▽゚*)(ふだんのヘッドマークは、大きく「大樹」と書かれたもの)。
そんな「SL大樹」は、私が新高徳まで乗ってきた上りの普通列車と、上り方隣駅の大桑(おおくわ)で交換する(行き違う)ダイヤが組まれており(下りの「大樹3号」)、撮影ポイントの通過時間が迫るなか、急いだ甲斐があってまさにギリギリで間に合ったのでした ε-(´∀`;)ホッ。これが温泉でのんびりとできなかった理由です(笑)(´ω`)ナルヘソ。
それにしても特別なヘッドマークとは言え、私が積極的にSLを撮るのは珍しい・・・σ(゚・゚*)ンー…と、思われた方はなかなか鋭い (゚∀゚)アヒャ☆。そう、実は私の真の狙いはSLのC11ではなく、その列車の編成の最後部にあるのです。正面のSL側を撮ったあとで、すぐに後ろを振り返ると(ω・´)彡クルッ、そこにはこんな車両が連結されていました (゚∀゚)オッ!。

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編成のしんがりを務めるのは、
ディーゼル機関車のDE10形1099号機。
こちらにもC11と同じ、
記念のヘッドマークが掲げられていました。
▲東武鬼怒川線 新高徳-大桑(後追い)

デーテン、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━ッ!
SL列車の編成は、C11を先頭に、車掌車(ヨ80000)、客車が三両(14系)、そして最後部で補機(補助機関車)を務めるのが、おなじみ朱色のディーゼル機関車、DE10形 (´▽`*)デーテン♪。記憶にも新しい、先月の「磐越東線100周年記念号」を重連で牽引した機関車と同型機で、どちらかと言うと私の狙いはコッチ (*゚∀゚)=3ハァハァ! 。蒸気機関車のC11がメインのSL列車を撮りに来て、補機のDE10の方に注目するとは、なんともひねくれているかもしれませんが、やはり私にとってはこちらの方が魅力的に感じる被写体なんです ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。キレイな順光の日差しに照らされた、鮮やかな朱色のディーゼル機関車。記念マークを掲げた勇姿がカッコいいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。(後ろ姿だけどね)。それにしても、東武の記念マークを国鉄型ディーゼル機が掲出するなんて、なんだか不思議な感覚ですね σ(゚・゚*)ンー…(もともと同機は、国鉄の機関車として製造されてJR東日本に引き継がれましたが、「SL大樹」の運行に際してJRから東武に譲渡されたもの)。
紅葉狙いで野岩鉄道を訪れた今旅でしたが、できればそのついでに同方面で運行されている、このディーゼル・・・もとい、「SL大樹」も撮りたいと考えていました。無事に間に合って良かった♪ (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪

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実は上写真(C11のカット)の
SL列車が走行している直線は鬼怒川を跨ぐ鉄橋上で、
線路脇の小道を下りると河原へと出る事ができます。

東武鬼怒川線の下今市と鬼怒川温泉の間は12.9キロの距離しかなく、その短い区間を「SL大樹」は一日に三往復の運転を行なっています (・o・*)ホホゥ。先ほど正面から撮ったのは13時に起点の下今市を発車する、二往復目の鬼怒川温泉ゆき下り「SL大樹3号」。この列車は終点の鬼怒川温泉で折り返し、下今市ゆきの上り「SL大樹4号」として一時間半後に新高徳へ戻ってきます。次の狙いはその「大樹4号」(゚∀゚*)オオッ!。今度は新高徳駅近くの鬼怒川の河原から、鉄橋渡る列車の姿を撮ってみることにしました。

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色づいた紅葉を横目に、
鬼怒川に架けられた鉄橋を渡るのは、
東武特急のエース、100系「スペーシア」。
▲東武鬼怒川線 新高徳-大桑

もちろん(?)私としては、「SL大樹」の編成のDE10側をメインとして撮りたいところですが (゚ー゚*)デーテン、先ほど最後部に繋がっていたDE10が今度は先頭になる・・・ワケではなく、「SL大樹」の起終点である下今市と鬼怒川温泉の構内には、それぞれに機関車の向きが変えられる転車台が設置されており ‹‹ヽ(´ω` ) /››‹‹ヽ( ´)/››‹‹ヽ( ´∀`)/››クルリンパ、基本的に同列車は上下ともにSLのC11が先頭に立ち、DE10は最後部という形になります。まあ、SLがウリの観光列車なので、当然と言えば当然なのですが・・・(´ω`)ナルヘソ。なので、DE10は常に後追い撮影となりますが、鉄橋を真横から見るようなアングルから撮れば、あまり不自然には感じない・・・かな? σ(゚・゚*)ドーダロ?

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コトコトと鉄橋を進む「SL大樹」。
C11の次位には車掌車のヨ8000が連結されており、
まるで模型のような編成です。
(´▽`*)カワユス♪
▲東武鬼怒川線 新高徳-大桑

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続いて橋上に現れた、凸形のDE10。
SL列車の運行を後ろから支える名脇役へ、
川のほとりを彩る紅葉がエールを送ります。
▲東武鬼怒川線 新高徳-大桑(後追い)

鬼怒川でデーテン客レ(?)が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
実際は編成の最後部で補機を務めるDE10ですが、これは見ようによっては、まるで客車列車の先頭に立っているかのようなワンシーンじゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。チラリとしか写っていないけれど |∀・)チラッ、客車は国鉄急行形客車の青い14系で、朱色のDE10にしっくりとマッチしているように思います (≧∇≦)シブイッ!。かつて本線から分割されて支線へ乗り入れていた、付属編成のローカル急行(輪島ゆきの「能登」とか)みたいな感じにも見えるなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。ちなみに、実はこの連休の初日(3日)には、東北地方の陸羽東線(りくうとうせん・小牛田~新庄)というローカル線で、DE10が青い12系客車を牽引する記念列車、「陸羽東線100周年記念号」が運行されたのですが、予算的にとても陸羽東線までは遠征できなかった私 (つω-`。)ボンビー…。でも、この「SL大樹」の後追いで見られたDE10+14系のコンビで、少しはそれに近い疑似撮影(?)を味わえたかも知れません(笑)(´∀`;)セコイ…。川のほとりの紅葉はピークまでもう一歩と言うところだったけれど、秋らしい色にはなっていたので、ヨシとしましょうか (*`д´)=b OK牧場!。
これで本日の撮影は終了です。だいぶ日が西に傾いてきた秋の夕方、そろそろおウチに帰ろ・・・カエロ…((((o* ̄-)o 。

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撮影後に新高徳の駅へ戻ると、
ちょうどタイミングよく
上りの普通列車がホームに入っていました。
これで下今市までゆき、
そこから浅草方面への急行列車に乗り継ぎます。
▲東武鬼怒川線 新高徳

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乗換駅の下今市でちょっと寄り道。
ヨリミチ…((((o* ̄∀)o
「SL大樹」の始発駅である同駅の構内には、
機関車用の転車台や機関庫が設置されており、
併設した「転車台広場」からは、
入換え作業の様子を間近に見る事ができます。
(「゚ー゚)ドレドレ
ちなみに転車台広場への入場には、
同駅の入場券、または同駅まで有効な乗車券が必要。
▲東武日光線 下今市

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先ほど撮影した「SL大樹」の編成が、
ちょうど入換え作業を行なっています。
(゚∀゚)オッ!
もともとDE10は構内の入換えに適した造りの機関車で、
ここでも大活躍・・・。
いや、むしろここがいちばんの見せ場かも。
▲東武日光線 下今市

0053.jpg
機関車の向きを変えるために
転車台へとバックで移動してきた
C11 207と車掌車のヨ8634。
(=゚ω゚)ノ ヨッ!
「SL大樹」においてこの車掌車は
車掌が乗務するために連結されているのではなく、
車内にはSLの本体に設置ができない、
東武線用の自動列車停止装置(ATS)が搭載されています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲東武日光線 下今市

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転車台でぐるりと向きを変えたC11 207。
‹‹ヽ(´ω` ) /››‹‹ヽ( ´)/››‹‹ヽ( ´∀`)/››クルリンパ
1941(昭和16)年に製造された同機は
一貫して北海道を舞台に活躍してきた蒸気機関車で、
国鉄時代の1974年にいったん廃車となりましたが、
2000年に動態として復活し、
JR北海道の「SLニセコ号」「SL冬の湿原号」などで運行。
そして同機を所有するJR北海道から借り受ける形で、
今年の夏より東武が「SL大樹」として運行を始めました。
そして転車台は山口県の長門市駅構内に設置されていたものを
JR西日本から譲り受けて移設されたものだそうです。
(・o・*)ホホゥ
▲東武日光線 下今市

今年デビューした東武の新型特急「リバティ」に乗って訪れた、野岩鉄道と東武鬼怒川線の「紅葉狩り」。朝は雲が抜けきらなかったものの、おおむね爽やかな晴天に恵まれて、さらにはお目当ての紅葉も鮮やかに見頃を迎えており、久しぶりに気持ちよく撮影を楽しむ事ができました (´▽`*)ワ~イ♪。できることならばもう少しのんびりと温泉に浸かりたかったけれど σ(・∀・`)ウーン…、その時間を削ってまで駆けつけた「SL大樹」では、記念マークを掲げた姿や鬼怒川を渡るDE10など、いい記録を残す事ができて、こちらも満足のいく結果が得られたと思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ただ・・・この日は連休の最終日で、夕方に都心へ向かう上りの特急列車の指定席はすべて満席 (ノO`)アチャー。下今市から激混みの急行列車(区間急行)で帰ることとなったところに、ちょっとスケジューリングの甘さが出た旅でした(笑)(´w`*)ドツカレサン。

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連休最終日の夕方、
下今市から乗った区間急行は激混み。
ギュウギュウ λλλノ)`ε´;(ヽλλλ ギュウギュウ
でも、途中の新栃木で座れたのはラッキーでした♪
ε-(´o`;)ホッ。
▲東武日光線 栗橋

新高徳1501-(東武鬼怒川320)-下今市1517~1544-(東武日光56)-栗橋1704~1713-(東北2549Y)-新宿1818





☆オマケ★

晴天に恵まれた三連休の初日(3日)、私が東武東上線に乗って訪れたのは、埼玉県の小川町(おがわまち)で開かれていた「小川町商工祭」σ(゚ー゚*)ショーコーサイ?。鉄道にはあまり縁が無さそうなこのイベントですが、そこでの私の目的はというと、ここで展示されるおクルマとそのオーナーさんに会う事でした。

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紅葉にも負けない鮮やかな赤いスポーツカーは、
ホンダ「NSX」。

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そしてこちらは
クリアな秋晴れの空を映したような深い青の、
ホンダ「S-2000」。
(ちなみに向こうのほうには、
東武東上線の30000系を写し込んでみますた(笑))。

この二台のかっちょいいスポーツカーは、いつも拙ブログにコメントなどをいただく、ソネブロ仲間「やなぼーさん」の愛車で、赤いNSXは通称「赤Nくん」、青いS2000は「青Sくん」です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。イベント会場にはご本人もずっといらっしゃるとお聞きし、ちょろっとご挨拶に伺いますた (=゚∇゚)ノチワッス♪。あ、でも、私の真の目的は・・・こちらの利き酒ブース? (゚∀゚)アヒャ☆

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小川町にある酒蔵が集まった、利き酒ブース。
なかには一升5000円を超える大吟醸もあるのに、
なんとお猪口三杯で100円と言う破格値です!!
Σ(゚∇゚*ノ)ノ エッ!?
二回分200円で6種をいただきますた。
。゜(~▽~*)ウィッ °。

やなぼーさん、お忙しいところお邪魔いたしました <(_ _*)>。短い時間でしたがお話しできて楽しかったです。今度は愛車の青Sくんで、秩父鉄道か八高線の撮影ポイントに連れてってくださいね(笑)(ご紹介がオマケでスミマセン・・・^^;)


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さらにオマケのオマケ
(hanamura師匠向け?)。
これは東武東上線の小川町駅構内に留置されていた、
保線用のモーターカーなのですが・・・
なんと朱色に白帯という、
まるで国鉄色のディーゼル機関車みたいな
装いとなっているではありませんか!
(゚∀゚*)オオッ!!
ひょっとしてこれは同じ東武と言う事で、
「SL大樹」のDE10を意識したものなのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲17.11.3 東武東上線 小川町




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中央線・・・豊田車両センターまつり2017 見学記 [鉄道写真撮影記]

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2017.10.28 中央線
曇天のもとに集う、中央線特急
豊田車両センターまつり2017 見学
 

秋も深まり紅葉が見頃を迎えつつある時期だというのに、まさかの二週連続となる台風の襲来 Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。これによって刺激された秋雨前線が活発になり、週末はまたしても全国的にぐずついた空模様に・・・ ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。晴れたら行きたいところや撮りたい列車はいろいろあったけど、雨や曇りでは出かけるのをためらってしまいます σ(・ω・`)ウーン…。
そんななか、東京の多摩地区(日野市)にあるJR中央線の車両基地・「豊田車両センター」では、毎年恒例の一般公開イベント「豊田車両センターまつり」が雨天でも開催されるとのこと (゚∀゚)オッ!。雨のなか沿線の撮影ポイントでお目当ての列車が通過するのを待ち続けるのは辛いものがありますが、状況に応じて雨宿りができそうな車庫の見学ならば、無理なく楽しめるかもしれません・・・って、ここまでの文章は、二週間前に訪れた「川越車両センターまつり」の記事のほぼコピペ ペタッ(*・ω・)つ□。
そう、ホンっトにこのところ週末の関東は晴れなくて(平日は晴れるのに・・・)、天気が悪いのならば近場の鉄道イベントでも覗いてみるかな・・・ σ(゚・゚*)ンー… と言った感じの、まさに川越のときと同じような状況です (´ω`)ナルヘソ。それでも、中央線沿線民の私にとって豊田車両センターに所属するE233系などは、日頃からお世話になっている地元の電車という愛着があるし、また同センターには今や全国的に貴重な国鉄特急型の189系も配置されています (゚∀゚*)オオッ!。それらの展示を見学したり撮影したりするのも、鉄ちゃん的に決して悪い週末の過ごし方ではないかと思い、私は傘を携えて「豊田車両センターまつり」へ足を運んでみる事としました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


10月28日(土)

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豊田車両センターの最寄駅は、
新宿から中央線の特別快速で約30分
(快速電車で約40分)、
八王子のひとつ手前にある豊田。
▲中央本線 豊田

イベント開催当日の土曜日(10/28)。やはり朝から鉛色の雲が空を覆うスッキリとしないお天気ですが (゚ペ)ウーン…、心配した台風の影響はまだ薄く、今のところ曇りベースで時おり小雨がぱらつく程度 、ヽ`┐( ̄、 ̄*)パラパラ。日差しは期待できないものの、このくらいの空模様ならば車庫の見学や撮影に影響は無さそうです ε-(´o`;)ホッ。予報によると午前よりも午後の方が降水確率は高めで、時間が経つにつれて雨は強くなるとのこと。ならばイベントを訪れるのは午前中がいいかと思い、私は開場時刻から30分ほどが経った10時半ごろを目安にして豊田へとやってきました。ちなみに、同車両センターの位置を考えると、晴れていれば本来は午後の方が展示車両は順光となります ( ´_ゝ`)フーン。

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車両センターへ向かう道すがら、
ふと目に留ったのが「豊田電車区公園」。
ご丁寧に豊田車両センター(旧・豊田電車区)の略号である、
「八トタ*」の文字も併記されています
(*八王子支社・豊田車両センター)。
(=゚ω゚=*)ンン!?
小さな公園ですが、何か鉄道にまつわるものがあるのかと、
ちょっと園内を覗いてみましたが、
とくにこれといったものは見当たらなかったな・・・。

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公開イベントが行なわれている、豊田車両センター。
ふだんは一般の方が入れないように閉じられた門が、
今日は開かれています!
ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
▲中央本線 豊田車両センター

豊田の駅からイベント会場の車両センターまでは、歩いて15分ほど(係員による誘導経路での所要時間)で到着 (・ω・)トーチャコ。川越のときと違い、この豊田は比較的いろいろなところでイベントの開催が告知されていたので、入場に行列ができるくらいの混雑も覚悟していたのですが (゚ー゚;)人大杉…?、お天気がイマイチなせいか思ったほどの人出ではなく、私は場内へすんなりと入る事ができました ♪~( ̄、 ̄ )===3 スイスイ〜。

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広い車両基地の構内には、
中央快速線や青梅線などでおなじみ、
オレンジ帯のE233系が何本も留置されています。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに中央線の各駅停車の車両(黄色い帯の総武線)は、
この豊田ではなく、三鷹車両センターの所属です。
▲中央本線 豊田車両センター

中央本線の豊田(とよだ)と八王子の駅間に位置する豊田車両センター (゚ー゚*)トタ、現在はおもに中央快速線(中央本線)、青梅線、五日市線で運用される車両を担当し、旅客営業用は一般型(通勤型)のE233系と、特急型(波動輸送用)の189系が所属しています(その他、工事用として貨車のホキ800が配置)(・o・*)ホホゥ。また、ひと昔前の中央快速線などで活躍したオレンジ色の201系、その先頭車一両(クハ201-1)が構内の片隅に保存されており、例年の公開イベントでは同車が見られるのも目玉のひとつ (゚∀゚*)オオッ!!・・・だったのですが、今年のイベントでは入場の際に配られた案内図を見たところ、201系の展示は行なわれないとの事 ( ̄△ ̄;)エ…。これはちょっぴり残念・・・(・∀・`)ザンネン。では、201系以外の楽しみとして、他にどんな車両が展示されているのでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…(展示車両は事前に公表されていない)。はやる気持ちを抑えつつ、場内を順路に沿って進みます ...(((o*・ω・)o。

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配られた案内図より。
「201系の車両展示は行なっておりません」
・・・う~ん、残念 (・∀・`)ザンネン。

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入口付近の記念撮影コーナーには、
山梨のゆるキャラ「モモずきん」が
いらっしゃいました。
ヽ(´▽`)モモ~♪
涼しくなって、ゆるキャラも動きやすい季節
・・・かな?(笑)

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こちらは初めて見る、新キャラ・・・?
(=゚ω゚=*)ンン!?
八王子支社のイメージキャラクターで、
中央線のE233系をモチーフにした
「トレまる」だそうです。
(゚ー゚*)トレマル…

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一方通行の順路は、
検修庫のなかを通ってゆきます。
間近に見上げるE233系は迫力満点!
(゚∀゚*)オオッ!!

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そしてこちらは・・・
なんと幻のE233系試作車(!?)、
「クモハE233-901」ぢゃありませんか!
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
標記をよく見ると同車は
ATS(自動列車停止装置)の
SN形とP形に対応しているらしい・・・
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

川越のイベントでは入場して早々、展示車両の撮影よりも先に洗浄線の体験乗車を楽しんじゃいましたが コッチ…((((o* ̄-)o 、豊田では車両の入換え体験が小学生以下のお子さまがいるファミリー向けに行なわれているだけで、私は他のものに誘惑される事なく、お目当ての車両の展示コーナーへと向かいます ...(((o*・ω・)o。幻の(?)E233系試作車(??)などを横目に見つつ、順路の検修庫を足早に抜けると、その先にある留置線には多くの車両たちが待っていました (゚∀゚)オッ!。そのラインナップとは・・・(「゚ー゚)ドレドレ(写真の紹介は、実際の順路に沿った展示順とは異なります)。

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じゃーん!\( ̄^ ̄)/
向かって右が189系・あずさ色(八トタM50編成)、
中央がE257系(長モトM101編成)、
そして左がE353系(長モトS102編成)、
歴代の中央線特急(あずさ・かいじ)三種が、
仲良く肩を並べて展示されています。
w(*゚o゚*)wオオーッ!!
▲中央本線 豊田車両センター

トッキュー三並び、キタ━━━━━(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)━━━━━ッ!!!
右から、国鉄型で1975年製の189系、JR型で2001年製のE257系、そして2015年に先行車の一編成が製造されたのちに念入りな試運転が行なわれて、ついに今年12月のデビューが決まった最新型のE353系(展示されたのは今年製造の第二編成(S102))、特急「あずさ」や「かいじ」で活躍する、もしくは活躍する予定となっている新旧の中央線特急が、一同に揃えられているではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!!。あえて贅沢を言うならば、現行の「スーパーあずさ」で使われているE351系も加われば、さらに完璧なラインナップだったけれど σ(・∀・`)ウーン… 、三種でもじゅうぶんに豪華な顔ぶれです (*`д´)=b OK牧場!。こうやって見ると、それぞれが製造された時代によるデザインの変遷がよく分かりますね。世代交代がありながらも、長年にわたって在来線の特急型車両が引き継がれているのは、新幹線の開業などによる影響を受けにくい、中央本線ならではの環境が大きいのかもしれません (´ω`)ナルヘソ。

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189系は「あずさ」、
E257系は「かいじ」のヘッドマークを掲出。
E353系は前面に愛称表示器が装備されていません。
豊田には色違いで三編成(三色)の189系が所属していますが、
今回のラインナップにはこの「あずさ色」(M50)が
マッチしているように思います。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

花形である特急型車両の並びに大興奮の私 (*゚∀゚)=3ハァハァ!、思わずゴハンよりも先に好きなオカズの方に飛びついちゃったような格好となりましたが ε=(((ノ≧▽≦)ノワーイ♪、展示コーナーの留置線には特急型のほかにも、一般型のE233系などが並べられています (゚∀゚)オッ!。特急型に比べると地味な通勤電車だけど、ふだんの通常運行では見られないような行き先表示(いわゆる「レア幕」ってヤツね)が掲出されたりして、コアなファンにとってはこちらもけっこう楽しめるものなんです (・o・*)ホホゥ。しかも今回は列車番号(運行番号)の数字並びにもちょっと注目!?(=゚ω゚=*)ンン!?

0113.jpg
多くのファンで賑わう、車両展示コーナー。
配布された案内図によると、
「豊田車両センターに所縁のある電車」
というテーマで車両が並べられているそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

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同センターに所属する、
オレンジ帯のE233系がズラ~リ。
同一形式が整然と揃えられると、
それはそれで壮観なものです。
w(゚o゚)w オオー!!
いちばん手前のH50編成に掲げられたのは、
「トレまる」のヘッドマーク
(マークのアップはタイトル写真を参照)。

0114.jpg
展示・・・というか、
ふつうに留置されているような状態のE233系ですが、
行き先の表示は「レア幕」のオンパレード。
右手前のT7編成は【特別快速 大宮】です。
むさしの号(八王子〜大宮・武蔵野線経由)の
特快バージョンって設定か?
列車番号は4649Y・・・(゚ー゚*)ヨロシク…?
左奥のH53編成はちょっと見づらいのですが、
【青梅特快 御嶽/南古谷】を掲出。
列車番号は2017年にちなんだ、2017Hですた。

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右のT31編成は【快速 津田沼】、
御茶ノ水で快速線から総武線に転線するのかな・・・。
左の青662編成は【ホリデー快速 富士山】で、
列車番号は3776M・・・(*゚ロ゚)ハッ!
これは富士山の標高(3776m)にちなんだ数字ですね(笑)

0116.jpg
右のT5編成は【通勤特快 御茶ノ水】。
これも通常では見られない行き先ですが、
レア幕に興奮しながら撮影するおとーさんの隣で、
「なんだか運転が途中で打ち切りになった行き先みたいだね・・・」
って、呟いていたおかーさんの言葉が印象的でした。
そういわれると、たしかにそう見える・・・。
(´∀`;)タシカニ…。
列車番号の1028Tはイベント日の10/28にちなんだもの。
そして左は中央本線の中・長距離普通列車に使われる、
長野車両センターの211系。
豊田の所属ではありませんが、日常的に入庫します。

・・・と言った感じで、E233系が掲出した面白い「レア幕」の数々を観賞していたところ アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ、頬にポツポツと小雨を感じるようになってきました 、ヽ`┐( ̄、 ̄*)アメ…。休憩車両として開放されていたE233系の車内でちょっと雨宿りをしながら、デジカメの液晶画面で撮った写真を見直してみて、展示車両がひととおり記録できている事を確認 チェックφ(。 。*)チェック。天気が怪しくなってきた事だし、私は早々にイベントから退場する事を決めました カエロ…((((o* ̄-)o。ところが休憩車両から出てみたら、なんだか車両展示コーナーの方がざわついています ( ;゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; ) 。そして先ほどよりも明らかに増えている撮影者の数 【◎】]ω・´)パチッ【◎】]ω・´)パチッ。これはいったい何が起きたのかと言うと・・・(;゚ロ゚)ハッ!。

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イベントの開催途中から
189系「あずさ色」の右隣に加わったのは、
シックな深緑の189系「あさま色」。
長野車両センター(長ナノ)のN102編成です。
(いちばん右)

「あさま色」、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━━ッ!!
なんと、先ほどは三種だった特急車両群へ、新たに長野車両センターに所属する「あさま色」の189系(N102編成)が加えられて、さらに豪華な四種並びとなっているではありませんか!w(*゚o゚*)wオオーッ!!。実はこの編成、今日の朝に山梨の甲府から新宿まで中央本線で運行された臨時の特急「かいじ186号」に使われたもので、本来ならば同列車の終着後に所属する長野へ回送されるハズのものを変更し、豊田のイベントに緊急参戦 ε=┌(`・ω・)┘イクゼ!。この嬉しいゲストの登場には、場内もザワめくはずです ъ(゚Д゚)グッジョブ!。私が撤収しちゃう前に「あさま色」が到着してくれてヨカッタ・・・(笑)ε-(´∀`;)ホッ。

0119.jpg
かつて首都圏と信州の間を信越本線経由で結んでいた、
特急「あさま」に使われていた事から、
いまも「あさま色」と呼ばれる長野の189系。
今回のイベントでは豊田車両センターに所縁のある
中央本線の特急列車を意識してか、
「あさま」ではなく「はまかいじ」のマークを掲出して
展示されました。(≧∇≦)シブイッ!
四車種並びのカットも豪華ですが、
色違いの189系の並びが記録できた事も大きな収穫です。
(^_[◎]oパチリ 

あいにくの曇天となった今年の「豊田車両センターまつり2017」(´д`;)ドングモリ…。でも、鉛色の空のもとに並べられた車両たちは実に多彩な顔ぶれで、私は思わず台風の接近など忘れてしまうほどに熱く、大興奮 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。とくにE353系のデビューによって大きな変動が生じると予想される中央本線の特急型車両を、このような形でキッチリと記録できた事は嬉しい機会となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪(ホンネを言えば、やっぱりE351系にもラインナップに加わって欲しかったところですが・・・。そのE351系、来年3月での引退が新聞の紙面に公表されましたね・・・(。´・ε・`。)シュン…)。
ただ、イベントでどんなに貴重な車両が並べられたとしても、やはり列車は走っている姿がいちばんカッコよく見えるもので、できることならば撮り鉄としてはその勇姿を爽やかな晴天のもとで撮りたいところ σ(・∀・`)ウーン…。そう思うと、またしてもちょっとフラストレーションが溜まった、二週連続台風接近の週末でした ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。


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豊田の駅前広場では、
車両センターまつりと合わせるかのように、
地元のふれあいフェスが催されていました。
その屋台でいい香りを漂わせていたのが、
女川産のホタテ焼き・・・(゚¬゚*)ジュルリ。
思わず吸い寄せられてしまい、
豊田の地ビールとともにいただきます♪
カンパーイ♪ (* ̄∀ ̄)ノC凵☆




☆オマケ★

今回の「豊田車両センターまつり」の車両展示に、途中から加わった「あさま色」189系の「はまかいじ」。「はまかいじ」は横浜と松本の間を横浜線・中央本線経由で結ぶ、土休日運行が中心の臨時特急列車です。現在は朝に下り列車(松本ゆき)、夕方に上り列車(横浜ゆき)が運転される一往復で、車両は185系(大宮車)が使われていますが、以前は朝に上り、夕方に下りのパターンも運行されていた二往復体勢だった時代があり、その松本を起点としていた列車(2号・3号)を担当していたのが、長野の「あさま色」189系(京浜東北・根岸線に対応したATCが搭載されているN101編成限定)でした。

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▲02.12 中央本線 猿橋-鳥沢

そんな189系の「はまかいじ」、おそらく私が記録したのはこの鳥沢の新桂川橋梁で撮った一枚だけで、何かのついでではなく、この列車が本命の狙いだったと思います。今ほど注目度が高くなかった189系でしたが、ふと「あさま色」が撮りたくなった私は、ふらっと出かけたんですよね・・・。そんな15年前の(2002年)の一枚、今となってはいい記録が残せたと思っています (^_[◎]oパチリ。




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