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弥彦線・・・快速「弥彦観桜号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2019.04.28 弥彦線
平成最後の鉄旅・後編
快速「弥彦観桜号」 撮影
 
 
前回からの続きです。

史上最長の10連休となった今年のゴールデンウィーク(GW)Σ(゚∇゚ノ)ノ ナガッ!。
遠方への旅行計画などはとくに立てていなかった私ですが、せっかく10日間もの長いお休みがあるわけだし、改元による“平成最後”、もしくは“令和最初”なんて言葉を耳にすると、やはりジッとしていられないのが旅好きの性。私も流行りにのっかって(?)、“平成最後の鉄旅(鉄道旅行)”に出かけたい ((o(・∀・`)o))ウズウズ。
連休中は長距離列車の指定券や宿泊施設の予約が難しい状況だったものの、新幹線を使わずに在来線の普通列車を乗り継いで移動したこと ノコノコ...(((o*・ω・)o、また、GWの賑わいにあまり左右されなさそうなシブい駅前旅館が確保できたことで (≧∇≦)シブッ!、私は日本海に面した新潟県の直江津(なおえつ)へとやってきました (゚ー゚*)ニーガタ。
天気の悪かった初日は移動日に充て、本格的な撮り鉄は晴天予報が出ている二日目に臨みます (*`・ω・´)-3フンス!。撮影のお目当ては新潟地域(JR東日本新潟支社管内)に生き残る国鉄型車両の115系 (゚∀゚*)オオッ!。それを日本海と立山連峰が一望できる壮大な撮影ポイント(米山の聖ヶ鼻展望台)で待ち構えていたところ (*゚v゚*)ワクワク♪、通過の直前になって大きな雲塊が太陽を隠し、撮影地一帯を暗く沈ませてしまいます Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。これは絶体絶命の大ピンチ! (・m・`;)アワワワ…・・・でしたが、まさに奇跡的な雲の流れで危機はかろうじて回避 ε-(´o`;)ホッ。海岸線を走りゆく「二次新潟色」の115系(N35編成)を、まぶしい日差しに照らされた状況で撮ることができたのでした (^_[◎]oパチリ。なんともヒヤヒヤさせられて心臓には悪かったけれど、ここでは大満足の結果が得られたことで、私は次の目的地へと移動します ...((((o* ̄∀)o 。



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米山のホームに入ってきた
信越線の普通列車は、
すっかり新潟地域の顔となったE129系。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲19.4.28 信越本線 米山

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下り列車に乗って米山から先へ進むと、
車窓の左手には日本海が広がります。
(´▽`*)ウミ♪
今回の私は聖ヶ鼻展望台を選びましたが、
このあたりは青海川や鯨波など、
海沿いの好撮影地が点在しています。
(・∀・)イイネ!
▲19.4.28 信越本線 笠島-青海川(車窓から)

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いっぽう、車窓の右手に目をやると、
とんがった山容の米山が望めました。
(´▽`*)ヤマ♪
▲19.4.28 信越本線 鯨波-柏崎(車窓から)

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米山の集落では商店などが見あたらなかったため、
比較的大きな街の柏崎にて朝食を調達。
(´q`;)ハラヘタ…
駅に併設されたコンビニで買ったのは、
鮭と明太と高菜が具材に入って
ちょっと大きめの「ばくだんおにぎり」。
(´∀`;)バクダン
新潟のお米を使っていると書かれていますが、
とくに地域限定の商品ではないようです。
▲19.4.28 信越本線 柏崎

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柏崎に掲げられていたのは、こんな運転情報・・・
そう、この日は上越新幹線が送電トラブルの影響で、
朝から4時間近くも全線で運転を見合わせていました。
(´д` )アラマ…
普通列車で移動している私は影響がなかったけれど、
新幹線と接続する特急「しらゆき」などは
遅れが出ていたようです。


撮影ポイント最寄駅の米山(よねやま)から信越線の長岡ゆき下り普通列車へ乗り、車窓に海景色を眺めながら進むこと15分。次に列車を降りたのは柏崎(かしわざき)。当駅は信越本線と越後線(えちごせん)の接続駅で、私はここで越後線に乗り換えます ノリカエ…((((o* ̄-)o。
そして跨線橋を渡った先のホームで目に入ったのが、この車両 (=゚ω゚=*)ンン!?。


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柏崎のホームで発車を待つ
越後線の吉田ゆき普通列車(左)は、
青い色の115系。
(゚∀゚)オッ!
▲19.4.28 信越本線 柏崎


越後線の吉田(よしだ)ゆき下り普通列車(141M)として、特徴あるコンプレッサーの音を響かせながら待機していたのは、国鉄型車両の115系 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。そう、私が米山の聖ヶ鼻展望台で撮影した、信越線の快速列車と同形式の電車です (゚∀゚*)オオッ!!。ただし、さっき(前編)の二次新潟色とは異なる、こちらの青い車体色は「三次新潟色」と呼ばれるもの (゚ー゚*)サンジ。
ちなみに、ライトグリーン帯の二次色とコバルトブルー帯の三次色は両者が混在する期間が長いので、私は登場順序の“次”で分けず、山の緑をイメージしたような前者を上越線にちなんだ「上越色」、海の青をイメージしたような後者を信越線にちなんだ「信越色」と呼んでいましたが(明確ではないものの、実際にそれぞれの路線の運用で色が分けられていた気がする)、一般的(?)には「二次新潟色」や「三次新潟色」で区別していることが多いようです (・o・*)ホホゥ(115系が所属するJR東日本新潟支社でも、その呼称を使っている)。


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信越線(信越海線)の車窓に広がる
日本海をイメージしたような、
コバルトブルーの「三次新潟色」。
現在はこのN34編成が纏っています。
▲19.4.28 信越本線 柏崎


本来はこの青い色の三次色が新潟地域115系の現行色、つまり過去の復刻色ではないオーソドックスな車体色なのですが、現時点で生き残っている新潟の115系は7編成(3両編成が7本)しかないのに対して、塗られている色のバリエーションは年代別の復刻色など全部で6種類 ( ̄△ ̄;)エッ…。7本で6種ですから、ほぼ編成別に色が違うカオスな状態となっており、もはやどれが現行色なのかよくわかりません w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。まあ、ファンにとっては何色が来るのか、楽しみではあるのですが・・・ (゚∀゚)アヒャ☆。
なお、二本の編成が色被りをしているのは二次色(N33とN35編成)で、現行色であるハズの三次色は今や一本のみ(N34編成)の存在。そう考えると、この色も貴重に思えてくるけれど、個人的には近々までふつうに見られていた三次色よりも、せっかくならば復刻色の類いを引き当てたかったな・・・と言うのが正直なところ σ(・∀・`)ウーン…。


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柏崎のホームで目に留った、
ちょっと懐かしい形の水飲み場(水道)。
それを115系と絡めて
モノクロ撮影してみました。
(^_[◎]oパチリ
できれば国鉄時代の色を復刻した
湘南色」か「懐かしの新潟色」だったら、
もっと雰囲気にマッチしたのにね。
▲19.4.28 信越本線 柏崎


そして越後線は、数少なくなった115系の運用が今もそこそこ残されていて、国鉄型ファンにとっては「115系の聖地」と呼べるような路線 (゚∀゚*)オオッ!。私もここ数年で何度か115系の撮影目的で当線を訪れていますが、今回は撮るだけでなく乗るほうでも115系の魅力を味わいたいと思い、柏崎で信越線から越後線に乗り換えたのでした (・∀・)イイネ。


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若干のリニューアルが施されているものの、
国鉄近郊形車両らしいボックスシートが並ぶ、
115系の車内。
令和を控えた平成の最後に味わう、
昭和っぽい空間です(笑)
(´∀`;)ナンノコッチャ


あらためてご紹介すると、越後線は柏崎を起点に吉田を経て、県都の新潟へと至る、全長83.8キロの電化ローカル線(地方交通線)(・o・*)ホホゥ。いま乗っている上り列車もそうですが、当線はおもに途中の吉田で運行を分けていて、柏崎~新潟の全線を通して走る列車は少なく、柏崎~吉田が地域輸送のローカル色が濃い区間なのに対し、吉田~新潟は新潟都市圏への通勤・通学路線といった面を強く持っています ( ̄。 ̄)ヘー。
たまに115系を撮りに当線を訪れる私ですが、列車の運転本数が多くて移動効率のいい吉田~新潟での撮影が多くて(越後赤塚白山など)、今回のように柏崎から乗るのはかなり久しぶりでした (*´∀`)ノ゙オヒサ。


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“115系聖地”の越後線にある、
“礼拝(らいはい)”駅。
ちなみに駅名の由来は駅近くにある
二田物部神社の礼拝所から取られたもの。
(゚ー゚*)ライハイ
▲19.4.28 越後線 礼拝(車窓から)

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港町の出雲崎は県内有数の夕陽スポット。
ただし駅から海岸までは4キロも離れており、
越後線の車窓から海は見えません。
ウミ( ̄  ̄ )ミエナイ
▲19.4.28 越後線 出雲崎(車窓から)


直角のボックスシートに座り、床下から響くモーター音とジョイント音の重奏に耳を傾けながら、米どころの新潟らしいのどかな田園風景を車窓に見る・・・越後線は沿線風景がとくに素晴らしいという路線ではありませんが、地方のローカル線らしい素朴な旅情が感じられます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
そんな路線で115系に揺られる時間は、国鉄型好きの乗り鉄としてたまらないひと時 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。


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田んぼに水が張られ、
風に鯉のぼりがなびく・・・
皐月らしい風景ですね。
(´ー`)シミジミ
▲19.4.28 越後線 桐原-寺泊(車窓から)


でも、やはり撮り鉄からすると、沿線で115系を撮影したくなります ((o(・∀・`)o))ウズウズ。そこで私は“乗り”と“撮り”がムリなく両立できるよう、事前にざっくりと二つの行動案を考えてきました σ(゚・゚*)ンー…。


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ホームの桜並木が有名な分水(ぶんすい)。
いまはもうすっかり葉の緑が濃いですが、
いつかは桜花が満開の時期に訪れてみたい駅です。
(゚- ゚)サクラ…
▲19.4.28 越後線 分水(車窓から)


ひとつは、いま乗っている吉田ゆきの下り列車を途中で降りて見送り、終点で折り返してくる柏崎ゆきの上り列車(140M)を沿線で狙うという単純なもの (・o・*)ホホゥ。ただし、先述したようにこの区間(柏崎~吉田)は列車の運行本数が少なく(日中は二時間に一本くらい)、移動効率がよくないので、下車は慎重にならざるをえません (゚ペ)ウーン…。そこで、まずは6色ある115系の色を柏崎発の下り列車(ただいま乗車中の141M)で見てから判断し、それがもし私の撮りたい(個人的な好みの)「湘南色(N38編成)」か「一次新潟色(N37編成)」、「懐かしの新潟色(N40編成)」のいずれかならば、その案を決行するつもりでした (*`・ω・´)-3フンス!。
しかし、実際にこの運用(141M~140M)へ就いていたのは、私のなかで優先度が低い、三次新潟色・・・( ̄  ̄ )サンジ…。べつに嫌いってワケではないし(正直、好きでもない)、同色も貴重な115系のひとつには変わりないのですが、ちょっと前まで現行色として何本も存在していたこの色は、これまでけっこう撮影機会が多かったため、何となく気分的に今さら感が強いというのが正直なところ σ(・∀・`)ウーン…。


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越後線を北上するにつれて
車窓の左手に見えてきたのは、
標高634メートルの霊峰、
弥彦山の山容。
(゚ー゚*)オヤヒコサマ
(この日の弥彦山には
ソネブロ仲間のまちゃさんが登られていたそうですが、
山上から電車は見えなかったかな~?(笑))
▲19.4.28 越後線 分水-粟生津(車窓から)


んじゃ、もうひとつの案は・・・結論から言うと、私はそちらのほうを遂行することとし m9(`・ω・´)ケテイ!、吉田ゆきの列車を途中で下りずに終点まで乗り通しました (・ω・)トーチャコ。吉田は越後線の運行上の要点であり、弥彦線(やひこせん)との接続駅でもあります。その当駅に停まっていたのが、本日三色目となる115系 (゚∀゚)オッ!。


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これまたイメージが異なる、
レモン色の115系が、
吉田のホームに停車中。
(゚ー゚*)レモン
▲19.4.28 越後線 吉田


レモン牛乳、イタ━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━ッ!!
次に現れたのは、窓まわりが淡い黄色・・・というか、レモン色と緑の帯を配した115系で、この色は数年前までおもに弥彦線で運行される115系に塗られていたことから、通称「弥彦色」と呼ばれるもの (゚ー゚*)ヤヒコ(ちなみに栃木名物「レモン牛乳」のパックにカラーリングが似ているから、ファンの俗称は「レモン牛乳」w)。
同色の115系は後継のE127系へ置き換えられて消滅したのですが、昨年に新潟地域で行なわれた115系のカラーリング投票(みんなで選ぼう、115系デザイン)で弥彦色は1位と僅差の2位を獲得し(1位は二次新潟色)(#`・д・)っニバンジャダメナンデスカ!、115系のうちの一本(N36編成)に復刻されました ( ̄。 ̄)ヘー。
そんなレモン・・・もとい、弥彦色の115系が、連休中の多客期に新潟と弥彦のあいだで運転される、臨時快速列車の「弥彦観桜号」に充当 (゚∀゚*)オオッ!。さすがに列車名となっている桜は、もう散ってしまっているのではないかと思われるのですが(ソメイヨシノではない品種なのかな?)、連休で弥彦山や彌彦(いやひこ)神社へ行かれる観光客や参拝客が利用されるのかも知れませんね。
そして当列車は午前に往路(新潟→弥彦、越後・弥彦線経由)、午後に復路(弥彦→新潟、弥彦・信越・羽越・白新線経由)が設定されており、ちょうど正午を迎える今はその間のお昼休憩(?)で吉田のホームに留置中 ZZzz…⊂(-ω-`⊂⌒`つ。そこで私は休んでいる弥彦色115系よりもひと足早く先回りして、弥彦線沿線の撮影ポイントにて同編成を待ち構えようと思います ε=┌(*゚д゚)┘オサキ!。
これがもうひとつの案でした (´ω`)ナルヘソ。


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吉田から乗る弥彦線はE127系。
当系へ置き換えられたことにより、
本来の弥彦色115系は消滅したハズでした。
▲19.4.28 越後線 吉田


弥彦線は、霊峰として名高い弥彦山の麓にある弥彦から、吉田、燕(つばめ)、燕三条(つばめさんじょう)などを経て、信越本線と接続する東三条(ひがしさんじょう)に至る、全長17.4キロの電化ローカル線(地方交通線)(・o・*)ホホゥ。
やはり同線の沿線で弥彦色115系を狙うのならば、そのシンボルと言える弥彦山を背景に写し込みたいところです (・∀・)イイネ。以前にも同様の狙いで矢作(やはぎ)の駅近くから、「懐かしの新潟色」の115系(当時のN3編成)を弥彦山バックで撮ったことがありましたが (^_[◎]oパチリ、また同じ場所ではツマラナイので今回は別の撮影ポイントに向かいます ...(((o*・ω・)o。
矢作や弥彦とは逆方向へ進む、東三条ゆきの下り列車に乗って吉田からわずか一駅、下車したのは西燕(にしつばめ)。


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吉田の隣駅の西燕は、
交換設備のない一面一線で、
無人の小駅です。
▲19.4.28 弥彦線 西燕


米山0813-(信越1327M)-柏崎0828~1046-(越後141M)-1152~1231-(弥彦235M)-西燕1235

燕市の市街地と旧・吉田町(2006年に燕市と合併)の市街地に挟まれて位置する西燕。駅のまわりは住宅街ですが、吉田の方向へ少し歩くと、すぐに弥彦山が望める広大な田園に出ることができます (「゚ー゚)ドレドレ。背景に高圧鉄塔が入らないような立ち位置を探してしていたら、川を橋で渡るためにちょっと迂回しなくてはならなかったものの ...(((o*・ω・)o、川を越えた田園の一角に列車を撮影しやすそうな場所が見つけられました (・∀・)イイネ。


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やってきた撮影ポイントは
線路と農道が交差する踏切の脇。
ここから西のほうを向くと、
弥彦山の山塊が望めます。
二つのピーク(双耳峰)は、
写真に向かって左が弥彦山で、
右が多宝山。


撮影ポイントは幅の狭い農道なので、作業車などの妨げにならぬように留意しつつ (-`ω´-*)ウム、さっそくカメラを構えます。
ウマく鉄塔がクリアできて、ここからはスッキリと望める弥彦山の山容 (゚∀゚*)オオッ!。ただ、多宝山(たほうさん)と峰続きの双耳峰である弥彦山塊はかなり横幅が広く、そのすべてを入れると構図がちょっと散漫になってしまいそう・・・σ(゚・゚*)ンー…。列車の車窓からこのあたり見て安易に弥彦山バックを考えたけれど、目で見るのとファインダーを通したアングルではイメージが異なることを痛感します "o(-ω-;*)ウゥム…。
できれば弥彦山の本山をアングルに入れたかったけれど、ここは構図のバランスと列車の見え方を優先し、背景には向かって右側の多宝山を大きく入れることとしました (・ε・`)シャーナイネ。まあ、多宝山も広義的に見れば弥彦山塊に含まれるので、いちおう弥彦山バックということで・・・(^^;)ゞポリポリ。ちなみに多宝山の標高は633.8メートルで、弥彦山とほぼ一緒だそうです ( ̄。 ̄)ヘー。


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弥彦山塊の多宝山に見送られて、
晩春の弥彦線を駆け抜ける
臨時快速「弥彦観桜号」。
列車名は桜ですが、
車両は菜の花色の115系です。
▲19.4.28 弥彦線 吉田-西燕


山バックでレモン牛乳が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
弥彦山バック・・・と言うか、多宝山を背にして直線をひた走る、弥彦色115系 (゚ー゚*)レモン。その色名が表すとおり、おもに弥彦線という限られた路線での使用だった現行色時代は、私にとって印象が薄かったものでしたが σ(゚・゚*)ンー…、復刻した姿をあらためて撮影してみると、爽やかなレモンイエローの車体が山の深い緑に映えて、なかなかいい感じです 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
朝は快晴だったこの日、昼ごろには霞みがかった空となったものの、列車の通過時には薄日が差してくれました。

そしてさらに同列車を後追いで、もう一枚・・・【◎】]ω・´)パチッ!


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走り去る「弥彦色」の115系。
その向かう先には、
雪化粧したダイナミックな山々が
そびえていました。
▲19.4.28 弥彦線 西燕-吉田(後追い)


雪山バックでもレモン牛乳が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
同じ踏切の脇で振り返ると (ω・´)彡クルッ、こちら側で直線の先に望めたのは、越後山脈に属する標高1,293メートルの粟ヶ岳(あわがたけ)。これまた稜線がクッキリと見える素晴らしい眺めじゃありませんか! w(*゚o゚*)wオオー!。後追いではあるけれど、こちらをメインのカットにしてもいいくらいです・:*:・(´∀`人)スバラスィ!・:*:・。
実は正向き(正面側)で撮った最初の一枚、踏切を渡ったあたりの立ち位置からウマくアングルを調整すれば、列車の背景に多宝山ではなく弥彦山をバランスよく写し込むことも可能だったのですが σ(゚・゚*)ンー…、すぐに後追いで粟ヶ岳のほうも撮りたいと欲張ったため、あえて多宝山バックの立ち位置に落ち着いたという裏事情(?)があったのでした(弥彦山と粟ヶ岳の両立は立ち位置的にちょっとキビシい) (´ω`)ナルヘソ。
先述した二つの案では、越後線の「三次新潟色」と弥彦線の「弥彦色」を天秤にかけるような選択肢だったけれど サンジ?(゚Д゚≡゚Д゚)ヤヒコ?、個人的な車体色の好みと、撮影ポイントのロケーション的に、こちらの弥彦線を選んでよかったと思います ъ(゚Д゚)グッジョブ。

弥彦色115系の「弥彦観桜号」を撮り終えて、西燕の駅に戻ります ...((((o* ̄-)o 。


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西燕のホームに入ってきた
東三条ゆき下り列車のE127系。
ただの普通列車のように見えますが、
実は連休中に増発された臨時列車で、
「弥彦桜絵巻号」という
立派な愛称が付けられています。
(種別は普通列車)
(゚ー゚*)エマキ…
▲19.4.28 弥彦線 西燕

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弥彦線の終点の東三条で
信越線に乗り換えます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
写真に向かって右の0番線が弥彦線で、
左の1番線には信越線のE129系が
入ってきました。
▲19.4.28 信越本線 東三条


米山で撮った「二次新潟色」、柏崎から乗った「三次新潟色」、そして西燕で撮った「弥彦色」、ここまで三色の115系を見てきましたが (゚ー゚*)3色トリノ、最後にもう一本、また別の色を期待して同系を撮りたいと思います。
その狙いとなる列車は、前日(前編)の夜に私が直江津の駅で撮ったのと同じ、信越線の新井ゆき快速列車(3374M)(・o・*)ホホゥ。当列車の直江津着は19時過ぎで昨日の撮影時はもう真っ暗でしたが、いまの時期は17時01分に発車する始発駅の新潟に近い場所ならば、まだ明るい状態で走行写真を撮ることができそうです σ(゚・゚*)ンー…。
そこで、弥彦線と信越線を乗り継いだ私が次にやってきたのは、新潟から三駅のところに位置する荻川(おぎかわ)。


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新潟に近い荻川で下車。
よく見かけるスタイルの橋上駅舎ですが、
1986年に改築された当時は
国鉄新潟鉄道管理局管内の駅として
初の橋上駅舎だったらしい。
( ̄。 ̄)ヘー
▲19.4.28 信越本線 荻川


西燕1436-(弥彦9237M)-東三条1451~1503-(信越449M)-荻川1541

新潟市近郊の荻川は閑静な住宅街ですが、新潟のほうへ向かって線路沿いをしばらく進むと ε=ε=ε=┌(*・_・)┘、小阿賀野川(こあがのがわ)という名の河川があります。そこに架かる信越線の鉄橋が撮影ポイントで、駅から歩いて20分ほどで到達できました (・ω・)トーチャコ。


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小阿賀野川の鉄橋を渡るE129系。
まわりがちょっと雑然としていて、
一見するとちょっと撮りづらそうですが・・・
(゚ペ)ウーン…
▲19.4.28 信越本線 亀田-荻川

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橋の下まで行ってみると、
ガーダー橋を渡る上り列車が
きれいに撮れます。
(゚∀゚*)オオッ!
轟音を響かせて通過したのは、
E653系の特急「しらゆき」。
▲19.4.28 信越本線 亀田-荻川


ここは上下線の橋のあいだから、上り線のガーダー橋を低い目線から狙えて、なかなか迫力のある画が撮れます (・∀・)イイネ。見上げるようなアングルとなるので背景の空の色が気になるところですが、一時は霞みがかって白っぽかった空模様は、夕方になり気温と湿度が下がったことで、爽やかな青空と眩しい日差しを取り戻していました (゚∀゚*)オオッ!。これはいい流れです (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
ちょっとひんやりと感じる川風を頬に受けながら、115系の快速列車が来るのをひとり待つことしばし (・ω・)ポツン。やがて土手上にある踏切が鳴動したのち、鉄橋にさしかかった列車の轟音が近づいてきました ε-(°ω°*)キタッ!。
さあ、今度の115系は何色だ!? (*゚ロ゚)ハッ!


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家路につく人たちを乗せて、
夕刻の快速列車が鉄橋を渡ります。
今日は「一次新潟色」の115系が
通称「新井快速」に充当されました。
▲19.4.28 信越本線 亀田-荻川


青ヒゲ、キタ━━━━ヽ(゚∀゚*)ノ━━━━ッ!!
西日の斜光が照らす橋上に現れたのは、本日4色目となる白地に窓まわりが紺色の115系で、実はこれこそ私にとって念願の「一次新潟色」(N37編成)です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。一昨年(2017年)の9月に信越本線の開業120周年を記念して復刻された同色、私はなかなか撮影機会に恵まれませんでしたが、一年半が経ってようやく出会うことができました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
この一次色はJR化を控えた国鉄末期の1986年に、国鉄のイメージから脱却する地域密着を意識したご当地カラーとして、新潟地域のローカル列車(普通や快速)に使われる115系やキハ40、キハ58系列などを国鉄色から塗り替えられたもので、白は雪を、青は日本海を、赤いラインは県花の雪椿を、それぞれイメージしたカラーリングだったようです ( ̄。 ̄)ヘー(キハ40系列の気動車は、この色が今も現行色のひとつとして存在)。
ただ、同色が115系の現行色だった当時、私は前灯(ヘッドライト)まわりの細い帯が「ドラ◯もん」のヒゲのように見えて(赤いラインは鈴紐?)、なんだか変な塗り分けだなぁ・・・って印象だったし σ(゚ー゚*)ドラ…、今でもこの色が好きかと聞かれると、ぶっちゃけビミョーなところなのですが σ(・∀・`)ウーン…、個人的に同色の115系は好き嫌いというより、現行色時代を知っている懐かしさを感じるのです (ノ∀`)ナツカシス。


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これは現行色だったころに撮影した
「一次新潟色」の115系。
もちろん当時は「一次」は付かず
ふつうに「新潟色」って呼んでいました。
(゚ー゚*)ニーガタ
▲87.5 上越線 新前橋

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現在は上越線の水上以南で
定期運用を持たない新潟支社の車両ですが、
当時は新潟の115系が高崎まで運転されており、
私も上越線で新潟色を撮る機会が多くありました。
(^_[◎]oパチリ
津久田の俯瞰で撮った115系。
塗装はリニューアルされているものの、
屋根上を見ると非冷房のままなのがわかります。
▲89.3 上越線 津久田-岩本

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水上で蒸気機関車のD51 498と並ぶ、
新潟色115系。
あまり当時のことは覚えていないけれど、
両者の並びを狙ったというより、
たまたま並んだのを撮ったんだろうなぁ・・・。
(゚∀゚)アヒャ☆
▲89.10 上越線 水上


ビミョーな色だといいながら、けっこう撮ってるジャマイカ・・・と思われそうですが σ(゚・゚*)ンー…、いずれもメインで狙ったのではなく、何かのついでに撮っていたもの (^_[◎]oパチリ。でも、そんな脇役的な存在だからこそ、今になって復刻色を見ると無性に懐かしさを覚えるんですよね (ノ∀`)ナツカシス。
また、当時は撮影だけでなく、上越線や信越線で同色の115系によく乗車したもので、前編でもちょろっと触れましたが、この一次色の115系と言えば、先日に拙ブログでご紹介した、昭和時代の最後(昭和64年1月)の鉄旅にて、長岡から直江津まで乗った同色の試験塗装編成を思い出します (´ー`)シミジミ。
あれから時が流れて30年、まさか平成が終わるころにこの色が復刻されて、しかもそれを狙いにわざわざ新潟まで遠征しているなんて、当時は思いもしなかったなぁ・・・(というか、この時代まで115系が生き残っているとは思わなんだ) ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
そんな個人的な思い出のある一次色の復刻色編成が充当された、信越線の快速列車。時間的に列車の正面には日が当たらないだろうと思っていましたが、後退角の付いた左半面だけでもかろうじて日が当たってくれて、115系らしい特徴が表れたいい感じとなりました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

これで今旅の撮影はすべて終了です (´w`*)ドツカレサン。


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荻川から乗る新潟方面の下り列車は、
越後線へ直通する内野ゆき。
今旅で何度も乗ったE129系です。
▲19.4.28 信越本線 荻川

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高架化による全面改装で、
大きなヴォールト形の天井に覆われた、
ターミナル駅の新潟に到着。
(・ω・)トーチャコ
▲19.4.28 信越本線 新潟


にわかに“平成最後”なんてフレーズを使い、新潟地域に残る国鉄型車両の115系を求めて遠征した今回の鉄旅 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
製造年代や最盛期を考えると115系は、平成というより昭和世代の車両なのかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。しかし、各年代の復刻色を含めて6種類の色が存在する新潟の115系のうち、今旅で私が見られた4種(一次、二次、三次新潟色と弥彦色)は、いずれもおもに平成時代に現行色として活躍したカラーリングの編成で (゚ー゚*)ヘーセー、どちらかというと昭和のイメージが強い2種(湘南色70系を復刻した懐かしの新潟色)に出会わなかったのは、なんだか面白い偶然を感じます ( ̄- ̄ )タシカニ。そう考えると、115系のカラーリングを通して平成という一時代を振り返ることができた、“平成最後”にふさわしい鉄旅だったと言えるのではないでしょうか (-`ω´-*)ウム(国鉄型好きとしては、国鉄時代の復刻色が撮れなかったのが、よかったのか、悪かったのか、微妙なトコロですが・・・(^^;)ゞポリポリ)。
おおむね晴天に恵まれて、日本海や立山連峰、弥彦山・・・じゃなく、多宝山、粟ヶ岳など、列車とともにいい景色が望め、撮影成果も大満足。気持ちのいい旅となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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新潟から乗るのは
今春3月のダイヤ改正で
上越新幹線にデビューしたばかりのE7系。
*:+(0゚・∀・)ペカペカ+:*
朱鷺(とき)色と呼ばれる
ピンクのラインが入った編成でした。
▲19.4.28 上越新幹線 新潟


さて、来るときは在来線の普通列車をちまちまと乗り継いで新潟に着きましたが ノコノコ...(((o*・ω・)o、帰りは上りの上越新幹線で一気に東京へ戻ります バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
この日の上越新幹線は送電トラブルによって午前中に4時間近くも運転を見合わせる事態となっていたようですが ┐(´д`)┌ ヤレヤレ、私が新潟を出る18時過ぎにはすっかり平常運行に戻っており ε-(´o`;)ホッ、たまたま当たった新しいE7系新幹線の座席で駅弁を食べながら、私にとっての平成の鉄旅は幕を下ろすのでした カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノ[☆]。


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真新しいE7系の車内で旅の打ち上げ。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノ[☆]
新潟は美味しい駅弁の宝庫ですが、
私があえて選んだのは幕の内弁当の
「新潟コシヒカリ弁当(¥1,000)」
そのネーミングどおり
艶々なコシヒカリのごはんが美味しいのはもちろん、
野菜の煮物や豚メンチ、海老、焼鮭、
玉子焼き、赤かぶ酢漬け、イクラの醤油漬けなど、
種類豊富なおかずのクオリティーがどれも高く、
飲みのお供としても満足度が高いお弁当です。
とくに焼鮭がウマいのはさすが新潟。
 (゚д゚)ウマー! ☆☆☆☆・



荻川1741-(信越2551M)-新潟1755~1812-(上越新幹線 とき342号)-東京2012




☆オマケの「オレンジさん」☆



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