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ONE-shot 334 万緑の阿賀野路にて。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 334 万緑の阿賀野路にて。

2020.jpg
福島県の郡山と新潟県の新津を結ぶ、
磐越西線(ばんえつさいせん)。
(゚ー゚*)バンサイ
そのうちの会津若松から新津のあいだは、
山あいを流れる阿賀野川(あがのがわ)に沿った
自然豊かな風景のなかを走ることから、
「森と水とロマンの鉄道」
という小洒落た愛称が付けられています。
。゜+.(´ω`人)ロマソ.+.゜。

列車に乗って車窓を眺めていると、
ついつい阿賀野川の流れを目で追いがちですが、
そのまわりを包み込む森の緑もまた見事なもの。
(・∀・)イイネ

猛暑きびしい盛夏の候。
近々での引退が囁かれている旧型のディーゼルカーが
深い森を背にして鉄橋を渡ってゆきました。

▲19.8.2 磐越西線 日出谷-鹿瀬





・・・ということで、今回の「ONE-shot」は
福島県との県境に近い、
新潟県の日出谷(ひでや)で撮った
磐越西線のキハ47形。
(´▽`*)キハキハ♪
ここまで遠出したのに旅行記や撮影記でなく、
「ONE-shot」でご紹介とは贅沢な一枚ですが、
それにはちょっとした理由がございまして・・・。
(^^;)ゞポリポリ

9004.jpg
実はこの日の磐越西線では、
翌日に只見線(ただみせん)で臨時運行される
国鉄色を復刻したタラコ色(首都圏色)のキハが、
回送列車(送り込み)として通過します。
(゚∀゚*)オオッ!
ちょうど夏期休暇中だった私はそれを狙いに
はるばる日出谷を訪れたのですが・・・。
ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!

9005.jpg
早朝から列車を乗り継いで、
私が日出谷に到着したのは10時44分。
これからネット上で写真を見かけた、
山の上からの俯瞰ポイントを目指そうと思います。
(*`・ω・´)-3フンス!
目的地の位置は明確にわからないものの、
お目当てのタラコ色が当駅を通過するのは13時過ぎで
さすがに2時間以上もあればたどり着けるだろう
と、私は高をくくって、
目星をつけていた林道を歩き進みます。
...(((o*・ω・)o

駄菓子菓子(だがしかし)・・・

9006.jpg
山の上のほうへ伸びる林道は、
進めども進めどもいっこうに視界が開けません。
σ(・ω・`)ウーン…
当初はもしダメだったら、途中で見切りをつけて、
駅近くの撮影ポイントまで戻ろう・・・
などと考えていたのですが、
この坂を上りきったら視界が開けるかもしれない、
あのカーブの先からは線路が見えるかもしれない
・・・と、
林道のラビリンス(?)にハマってしまって
気がつけばもう時間的に後戻りはできない状態。
(;`ロ´)ハッ!
気温30度を超える猛暑に耐えつつ、
刻一刻と迫る通過時刻に焦りを感じながら、
どうにか線路が見えないかとさまよいますが、
アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ
無情にも木々が生い茂る深い森のなかで、
まさかのタイムアップ。
il||li _| ̄|〇 il||lii

9007.jpg
13時20分ごろ。
阿賀野川の鉄橋を渡る際か、
はたまた日出谷の駅を通過する際だったのか、
姿の見えないキハが鳴らした警笛の音が、
呆然と立ち尽くす私の耳に届いたのでした。
嗚呼、何しにここまで来たのだか・・・。
(´・ω・`)ショボーン

・・・そんなワケで、
結局たどり着けなかった俯瞰ポイントを諦めて、
駅に近い場所で撮った定期の普通列車(233D)が
今回の「ONE-shot」。
この日の成果はまさにこれ一枚だけだったのです。
【◎】]ω・`)パチャ

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スマホのアプリ(ヘルスケア)によると
さまよって歩いた距離は18キロ。
ε〜ε〜ε〜(((;;´Д`)ヒィ…ヒィ…
場所が特定されていない俯瞰ポイントを探す難しさと、
適当にたどり着けると安易に考えた自分の愚かさを
あらためて痛感した一日でした。
(;´д`)トホホ…


とはいえ、このままでは終われない!?
マダ(;`д´)オワランヨ!
ちょっとイレギュラーなパターンですが、
次回に続きます。