スイスⅡ 01・・・SBB ちょこっと乗車記 [あおたけ的 SWISS紀行]
2011.01.23~29 スイスⅡ 01
再びジュネーヴへ・・・。SBB ちょこっと乗車記
また仕事でスイスへ行くことになりました。私の仕事はスイスに関わるものが多いので、何度か足を運ばねばならないのですが、それにしても昨年9月に行ったばかり。半年も経たずに同じ国へ行くことになると、さすがにちょっとウンザリしてしまいます。何よりもヒコーキ嫌いの私にとって、片道12時間ものフライトはとても辛いもの。でもその一方で、欧州のカッコイイ列車たちにまた会えるのは、正直嬉しい。その楽しみを糧にして、拷問に近いロングフライトを耐えることにしましょう・・・ ε=( ̄。 ̄;)フゥ。 今回も成田からチューリッヒ経由でジュネーヴへと飛びます。
1月23日(日)
NRT1110-(LX161)-ZRH1550
ZRH1735-(LX2810)-GVA1825
今回お世話になるのも、スイスインターナショナル・エア。
成田-チュリッヒのLX161便はエアバスのA340-300。
飛行機には詳しくないけれど、今回はシートポケットの案内に
書いてあった機種をメモってきました(合ってますよね?)。
チューリッヒ-ジュネーヴのLX2810便。
こちらの機種はわかりません・・・。
バス移動だったので、タラップを上がる前に一枚。
ジュネーヴまでの行程は、昨年9月とほぼ同じなので省略。今回はジュネーヴ・コアントロン空港に到着したところからはじめましょう。前回は空港から市内までタクシーを使ってしまいましたが、今回は鉄道を利用することにします。鉄道へ乗るには当然きっぷを買わなくてはならないのですが、ジュネーヴにはちょっと親切でオトクなシステムがあるのです。
空港内、バゲージクレームエリアの出口横にあるのはこんな機械。
きっぷの券売機? でも、お金を入れるところがありません。
ボタンを押すとチケットが出てきました。
実はコレ、ジュネーヴ市内までのフリーチケット。発券から80分間は空港から市内への鉄道(二等)やバス・トラムに無料で乗れるのです。観光客などの飛行機利用者に、公共交通機関でスムーズに市内へ移動してもらおうという配慮らしいのですが、とてもいいシステムですよね。このシステムはジュネーヴでしか見たこと無いけれど、他の都市の空港にもあるのかな? 発券機はバゲージクレーム(荷物受け取り台)エリアにあって飛行機利用者しか手に入らず、一旦外へ出てしまうと後戻りはできないので、取り忘れに注意しなくてはなりません。そのチケットを片手に空港と隣接しているスイス国鉄(SBB)の駅へ。ロングフライトと時差ボケで疲れていても、鉄はやはり列車の姿を見るとテンションが上がります!
地下にあるSBBジュネーヴ空港駅。
ここから市内中心部のジュネーヴ(コルナヴァン)駅へ向かいます。
次の列車はシオン行きのIR(InterRegio=急行)。
古いタイプの客車列車は味があっていい感じ♪
スイス国鉄 ジュネーヴ空港 (Geneve-Aeroport)
でも、古い客車はステップが高くて、重いスーツケースを上げるのに
一苦労。バリアフリーなんて、まるで関係なし?(^^;)
牽引機は大好きなRe460。う~ん、カッコイイ!
空港駅から市内のコルナヴァン駅までは一駅・5~6分ほどで、車窓風景もトンネルや掘割部分が多くてつまらないもの。ですが、今回の出張はクルマ移動がメインで、列車に乗れる機会はこの空港往復くらい。ほんのわずかな時間でも貴重な列車旅を楽しみます。
ジュネーヴ空港(Geneve-Aeroport)1927-(IR1743)-ジュネーヴ(Geneve)1933
あっという間の「乗り鉄タイム」を終えてコルナヴァンで下車。名残惜しいけど、ニヨン・ローザンヌ方面へ向かうシオン行きを見送ってから、予約しているホテルへ。今回のホテルも駅前ですが、前回とは逆になる駅の正面側にあります。
宿泊した部屋の窓から見える景色。
駅の正面口はよく見えますが、構内の列車を見ることはできません。
一応トラムが見えるので、これも「トレイン・ビュー」なのかな・・・。
スイス国鉄 ジュネーヴ・コルナヴァン(Geneve・cornavin)
前回のような「TGVが見える部屋」ではないけれど、駅とトラムが眺められる、なかなかいいお部屋でした。この部屋を基点に、ジュネーヴではこの日から三泊します。
ちなみにジュネーヴ市内の主なホテルに宿泊すると、
滞在期間中有効の市内交通フリーパスが貰えます。
ということは、帰りの空港までもタダで行けることに。
・・・続きます。