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ONE-shot 391 富士遥拝 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 391 富士遥拝

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古より信仰の対象として崇められてきた富士山。
とくに江戸時代は登拝(登山参拝)することが
庶民のあいだで流行となったそうな。
ε=┌(*゚д゚)┘フジサン!

しかし富士山へ登りに行くのは容易でなく、
また、当時の富士山は女人禁制であったため、
老若男女の誰もが近場で気軽に
富士山を拝むことができるようにと、
江戸の町から富士山が望める場所には
富士見町や富士見坂、富士見橋などの名が付けられ、
そこから遥か遠くの富士山を仰ぎ見て
崇拝していたのだとか。
このような行為を
遥拝(ようはい)と呼ぶそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


私は富士山信仰の信者ではありませんが、
“鉄ちゃん”としての目線で富士山を見れば、
その麓を走る東海道線や伊豆箱根鉄道へ行って
引退が間近に迫っている185系の「踊り子」
富士山バックで撮りたい!
・・・との欲望が湧いてきます。
((o(・∀・`)o))ウズウズ

だけどそれが叶わない今
(緊急事態宣言中)、

ウチから自転車で30分のところにある
西武多摩川線の跨線橋から
遠くの富士山を遥拝。
(「゚ー゚)ドレドレ
もちろんここで185系は撮れないけれど、
ラズベリーレッドに塗られた
復刻色の西武線(赤電色101系)を
富士山と組み合わせることができました。
(^_[◎]oパチリ


今シーズンはずっと冠雪が少なかった富士山、
先週の雨や雪でようやく真っ白になりましたね。
(´▽`*)キレイ♪


▲21.1.30 西武多摩川線 競艇場前-白糸台






☆オマケ★

“ご近所鉄”で自転車を走らせていたら
調布飛行場近くの白糸台で目に留ったのが、
なんだか不思議な形のこんな構造物。
(=゚ω゚=*)ンン!?

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いったいこれは何かというと、
ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?
近くに添えられていた説明板によれば、
太平洋戦争で戦闘機を空襲から守るため
軍用飛行場(陸軍調布飛行場)近くに設けられた、
掩体壕(えんたいごう)と呼ばれるもので、
当時は戦闘機「飛燕」などが
収納されていたそうです。

(・o・*)ホホゥ

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私はミリタリーや飛行機のことに疎いのですが、
こんな小さな壕(高さ3m、奥行き12mくらい)に
戦闘機一機が収まるものなのですね・・・。
思いがけず貴重な戦争遺跡を見ることができました。
(´ω`)シミジミ


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府中市史跡
旧陸軍調布飛行場・白糸台掩体壕」は
西武多摩川線白糸台駅より
北方へ徒歩5分ほどのところにあります。