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スイス01・・・いざジュネーヴへ N`EX乗車&LX搭乗記 [あおたけ的 SWISS紀行]

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2010.09.26~10.02
スイス 01
いざジュネーヴへ N`EX乗車&LX搭乗記
  

先週一週間、仕事で行っていたスイス。スイスというとアルプスの山々や美しい湖、さらに氷河特急に代表される鉄道王国でもあります。・・・が、仕事で行った私にはどれも無縁。一週間の大半をフランス近くの国際都市・ジュネーヴで過ごしておりました。そんなわけでスイスらしい美しい写真などほとんどありませんが、街や鉄道などを中心に撮ってきたものを仕事に差し支えない程度で、少し紹介してみたいと思います。

9月26日(日)
三鷹0617-(成田エクスプレス5号)-成田空港0756

まずはN`EXで成田空港へ、ここでようやくE259系に初乗車となりました。デビューからちょうど一年、今年のブルーリボン賞受賞車両です。

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天井からぶら下がった大型のLCDが目を引く客室内。

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LCDは次駅案内や停車駅はもちろん、フライトインフォメーション
なども表示されます。嬉しかったのは253系の壁面にあった現在走行
位置案内が残ったこと。5号らしく、ただいま中央線を走行中です。

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253系では非リクライニングで悪評だった座席ですが、
E259系はもちろん全席リクライニングシート。
ちょっと硬めですが、座り心地は上々
可動式の枕は好みの高さに動かせます。

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ダイヤル式のワイヤー錠が付いた大型荷物置き場。
でも降りる際に面倒っちいので、私は鍵をかけませんでした・・・。

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E259系の外観も撮ろうとしたら、ブレブレになってしまったので、
以前に撮った走行写真を・・・。
10.07.17 総武本線 佐倉-物井

おっと、これではE259系乗車記に終始してしまうので、この辺にしておきましょう(実際この日の写真はE259系がいちばん多かった・・・(^^;) )。終点の成田空港でN`EXを下車。


今回の搭乗機はスイスインターナショナルエアのLX161便。まずはこの便でスイスの玄関口チューリッヒへと飛びます。約12時間の長い空の旅。

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LX161便。飛行機は全然詳しくないので機種はよくわかりません。
いつもの細長い飛行機(エアバスのA・・・ナントカ?)。
それにしても抜けるような青空、この日同じ千葉県でお召し列車が
走っていたんだなぁ・・・ ( ´・ω・`)。

飛行機好きの方には申し訳ないのですが、私はあまり飛行機に乗るのが好きではなく、時間・距離、クラスに関係なく乗ったらすぐに降りたくなってしまいます。別にいまさら空を飛ぶ飛行機が怖いなんてことは無いのですが、あの密閉された空間がどうも合わないみたい。とにかくこの12時間はひたすら耐えるのみ。食事して、読書して、映画を見て、少し眠って・・・あまり爆睡しすぎると時差ボケがひどくなるので適度に起きて、再び映画を見て・・・あとはタイトル写真のエアナビゲーションなどをぼーっと眺めながら過ごします。広大なロシアを越えると、ようやくヨーロッパの各都市が画面上に現れてきました。ヨーロッパのほぼ中央に位置するスイスまであと少し。

NRT1025-(LX161)-ZRH1555

現地時間16時にチューリッヒ着。日本とスイスには7時間の時差がありますから、日本時間では23時です。チューリッヒ・クローテン国際空港は大きな空港で、日本からの便が到着するドックEから欧州便のドックAまでは遠く、途中にイミグレやセキュリティがあったりして、乗り継ぎにちょっと時間がかかります。ジュネーヴ行きへの乗り継ぎ時間が短かったのでチューリッヒの空港では写真を撮らずじまいでした(長時間フライトで撮影する気力が無かった言い訳でもありますが・・・)。そこで、ちょっとこんなお話を。
数年前までスイスはイミグレを通っても、パスポートにスタンプを押すことはめったにありませんでした。日本人のパスポートなど開くことすらしなかったほど。まあ、日本人観光客は安全だと思われていたのでしょうが、スタンプを押されないのはちょっと寂しいですよね。私は一度、押してくれるように頼んだことがありましたが、無言で首を横に振られてしまい、それ以来スイスでのスタンプは諦めることにしました。おかげで困ったことに、私はいったい何回スイスに行っているのか正確な回数がわかりません。スイス出張が続いた年など日本の出国・帰国スタンプばかりになってしまい、かなり怪しいパスポートになってしまったことも。ところが一昨年、いつものようにイミグレでパスポートを手渡すと・・・「ガチョン」っと、なんとスタンプを押しているではありませんか! 頼みもしなかったのにスイスでスタンプを押されたのはこれが初めて。

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そのときのスタンプがコレ。
ドイツ語でスイスを意味する「SCHWEIZ」の文字があります。
チューリッヒがドイツ語圏だからかな?

このときはイレギュラーで非常にラッキーな出来事だと思っていました。ところが昨年、やはりイミグレでスタンプを押されました。どうやらもう偶然ではなくスイスでもスタンプを押すことが義務付けられた様子。しかしこのときに押されたスタンプは上記のものとは異なり、欧州の各国でよく見られるタイプに変わっていました。これは、昨年よりスイスが「シェンゲン協定」(ヨーロッパ各国の移動において、入国審査やセキュリティチェック無しで、国と国との間を行き来できるシステム)に加盟したことによるもの。もちろん今回押されたものも昨年同様のシェンゲン協定タイプ。個人的には一昨年の方が好きだったんですけどね・・・

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今回のスタンプ。
左上のCHがスイスを表します(ラテン語のConfoederatio Helveticaの略)。
ちなみにこのスタンプは協定各国共通で左上のアルファベットが変わるだけ
(フランスはF、ドイツはD、オランダならNLといった感じ)。

チューリッヒのイミグレでスタンプを押してもらい、ジュネーヴ行きLX2808便に搭乗。チューリッヒからジュネーヴまではわずか一時間弱ですが、この便では窓側席が取れたので、ちょっとだけ景色を撮影してみました。

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モザイク入りガラスのターミナルから無理やり撮ったジュネーヴ行きの飛行機。
これも機種はよく解りません・・・。

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チューリッヒ近郊、アーラウ(aarau)のあたりでしょうか?
小さくですが線路と列車が見えます。

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アルプス山脈、ひときわ高い山がモンブラン(・・・だと思います)。

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レマン湖が見えてきました。まもなくジュネーヴです。

ZRH1650-(LX2808)-GVA1740

ジュネーヴ・コアントラン国際空港からジュネーヴの市内はタクシーで20分ほど(渋滞にはまらなければ)。空港にはスイス国鉄も乗り入れていて、ジュネーヴ空港駅からジュネーヴ・コルナヴァン駅まではわずか一駅。ジュネーヴの空港はとても好立地にあります。本来なら国鉄で市内へ入りたいところですが、今回は初めて聞く名前のホテルだったので、場所がわからずにタクシーを利用。しかしそのホテルは駅の真ん前でした。

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前々回にも紹介した、ホテルの部屋から眺めたコルナヴァン駅とTGV。
着いたときはまだ明るくこんな感じでした(午後6時過ぎ)。
やはり日が暮れてからのほうが雰囲気ありますね。
ジュネーヴ・コルナヴァン(geneva・cornavin)

・・・続きます



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