北海道01・・・北海道新幹線 初乗車記 [鉄道旅行記]
先月の26日に、青森県の新青森から北海道の新函館北斗まで、既存の東北新幹線を延伸するような形で新たに開業した「北海道新幹線」。ついに、新幹線が津軽海峡を越える日がやってきました! (*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。鉄道ファンはもちろんのこと、そうでない方もこのニュースはもうご存知のことと思います。「撮り鉄」だけでなく「乗り鉄」の趣味もある私にとって、新規路線の開業はとても楽しみ (*゚v゚*)ワクワク♪。しかもそれが構想43年という長年のビッグプロジェクトである北海道新幹線とくれば、一日でも・・・いや一時でも早く、実際に乗ってみたいものです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そこで私は開業初日の一ヶ月前となる指定席券の一斉発売日(2/26)に、早朝から某駅の窓口へと出向きました ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。ここで狙うのはもちろん、東京を6時32分に出発する新函館北斗ゆきの一番列車*、「はやぶさ1号」の指定券です (☆∀☆)キラーン!!(*東京発の下り一番列車)。しかし当然ながら一番列車の人気は非常に高く、その「椅子取り合戦」はとても激しいものになりそう σ(・ω・`)ウーン…。それでも私は窓口がオープンする二時間前(朝5時)から並んで、とりあえず事前受付の「1」をゲット (σ゚∀゚)σゲッツ!!。これはこの某駅でいちばん最初に発券してもらえる権利を得たことを意味し、その期待度は決して低くありませんでした。あとは運を天に・・・いや、現実的には、発券する某駅窓口氏の手腕に託すのみ 八(゚- ゚) タノム!!。
北海道新幹線の一番列車を狙う私、
某駅のみどりの窓口で事前受付の「1」をゲット!
さあ、どうなる!?
発券開始は午前10時。しかし発売日は平日の金曜日で(今年はうるう年だったからね)、私は退勤するまで結果が分からないと言う、なんとも落ち着かない一日を会社で過ごしていました (≡"≡;*)モヤモヤ…(ちゃんと仕事しろよ・・・´∀`;)。そして帰りがけに立ち寄った某駅の窓口、その店頭にはすでに結果が掲示されているハズです。まるで受験の合格発表を見るような心境・・・はたして希望どおりの指定券は取れたのか!? (°_°;)ドキドキ…
窓口前のボードに掲示されていた予約状況。
「1」は・・・(;゚ロ゚)ハッ!
私の予約番号である「1」は、第一希望列車の欄にはなく、第二希望列車となっていました ( ̄△ ̄;)エッ…。先述したように第一希望はもちろん、一番列車の「はやぶさ1号」だったのですが、残念ながらその願いは叶わなかったようです・・・(´・ω・`)ショボーン。なんでも、ニュースによると「1号」の指定券は、発売開始からわずか30秒足らずで満席になったとのこと Σ(゚Д゚;ノ)ノ ハヤッ!。某駅の窓口氏、さすがにムリだったか・・・(・ε・`)シャーナイネ。んじゃ、私が取れた第二希望の列車はというと、一番列車「はやぶさ1号」の約30分後に発車する、東京発の二番列車「はやぶさ47号」。一番列車が「1号」なのに、二番列車は「47号」なの?(゚ー゚?)オヨ? と、不思議に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、この「47号」は多客期に増発される臨時列車に充てられた号数で、開業日にも運転が設定されていました (´ε`)フーン。これを私は第二希望としていたのです。
一番列車の願いは叶わず (_ _|||)ガクッ、
私が取れたのは30分後の「はやぶさ47号」。
券面に刷られた「新函館北斗」の駅名が新鮮です!
(゚∀゚*)オオッ!!
正直、一番列車のきっぷを取れなかった悔しさは少なくないけれど (#`皿´) クヤシイデツッ!!、それでもなんとか第二希望の指定券が取れて、開業初日の北海道新幹線に乗れることは、乗り鉄として大きな意義があると思います(半分ホンネ、半分負け惜しみ (^^;)ゞ)。二番列車の「47号」に一番列車のような華やかさはないけれど、午前中に函館まで到達できる利用価値の高い列車だし、座席は希望どおりの窓側(E席)が取れたのだから、これで満足すべきかもしれません (#`・д・)っ ニバンジャダメナンデツカ!?。
・・・と、いうわけで今旅は、生まれたばかりの北海道新幹線に乗って、開業に沸く函館などを訪れてみました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
3月26日(土)
東京駅の列車案内表示板に羅列された、
東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸の各新幹線。
いちばん下段に表示されているのが、
北海道新幹線の東京発下り一番列車となる
「はやぶさ1号」新函館北斗ゆき (゚∀゚*)オオッ!!
(盛岡までは秋田新幹線「こまち1号」を併結)。
その表示に多くの方がカメラを向けていました。
(^_[◎]oパチリ
▲16.3.26 東北新幹線 東京
気分が高揚するなかで迎えた、北海道新幹線開業当日の朝 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。私は指定券を持つ「はやぶさ47号」の発車時刻より、30分以上も早く東京駅へとやってきました …((((o* ̄∀)o |トーキョー|。それはもちろん、一番列車「はやぶさ1号」の様子を一目でも見たかったため (「゚ー゚)ドレドレ。戦いに敗れて(指定券が取れなくて)乗れなかった列車を指をくわえて見送るとは、なんとも未練がましいことなのですが σ(・∀・`)イイナァ…、やはりこの「はやぶさ1号」は東京と北海道を新幹線で繋ぐ歴史的な下りの一番列車ですから、その出発シーンはぜひとも目に焼き付けたい。おそらく、発車する21番線のホーム上では、華やかな出発式なども行われているでしょうし (*゚v゚*)ワクワク♪。
多くのファンや報道陣に迎えられて、
6時32分発の「はやぶさ1号」新函館北斗ゆきは
6時19分に東京駅の21番線へ入線。
(゚∀゚*)キタッ!!
E5系のメタリックグリーンが鮮やかです。
▲16.3.26 東北新幹線 東京
列車の後方となる21番線ホームの西端では、
北海道新幹線の出発式が行われていました。
(゚∀゚)オッ!
式が行なわれているエリアは
関係者以外の立ち入りが制限されていましたが、
前のお兄さんと同様に私も人垣越しにウデを伸ばして、
なんとか記録の一枚をパチリ (^_[◎]oパチリ。
▲16.3.26 東北新幹線 東京
発車時刻の6時32分を迎え、くす玉がぱっか~ん!!
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・ホッカイドーシソカソセソ】*:・゚\(゚▽゚*)
出発ホームには報道陣の他、多くのファンが駆けつけていましたが、先日の「カシオペア」ラストランの上野駅の状況などと比べると、思ったほど人は多くない感じ σ(゚・゚*)ンー…。やはり「葬◯鉄」って言葉がよく聞かれるように、鉄ちゃんは去りゆく引退列車の方が関心度は高いみたいですね(かく言う私もそうですが・・・^^;)。ちなみに開業の一番列車と言っても、新幹線自体に記念ヘッドマークなどの特別な装飾が施されるわけではなく、車両も従来から走っている東北新幹線のE5系。なので、ここでは車両よりも出発式のくす玉などが一枚でも撮れたら、それでOK牧場です (*`д´)=b OK牧場!。人垣のスキマからなんとか撮る事ができたお祝いのくす玉は、記者席から報道陣が撮った新聞記事やニュース映像のようなキレイな写真ではないけれど、個人的にはいい記録となりました (*⌒∇⌒*)マンゾク♪。そして定刻の6時32分、「はやぶさ1号」は駅長の合図とともに高らかな警笛を鳴らして、東京駅を滑らかに発車 m9(`・ω・´)シュパーツ!。ああ、できることならばやっぱり、この一番列車に乗りたかったなぁ・・・ σ(・∀・`)イイナァ…。その「はやぶさ1号」と入れ替わるように、後続の「はやぶさ47号」が隣の22番線ホームに入線。こちらが私の乗る新幹線です (=゚ω゚)ノ ヨロシコ。
出発式の余韻が残るなか
(というか、お片づけ中・・・^^;)、
隣のホームに入ってきた、E5系の「はやぶさ47号」。
かろうじてくす玉も残っているし、
これはこれでいい記録になったか?(笑)
▲16.3.26 東北新幹線 東京
6時56分発の「はやぶさ47号」は
E6系「こまち」を併結しない、E5系の単独編成です。
ちなみに右端でカメラを構える皆さんは、
【新函館北斗】の行き先を記録しています。
▲16.3.26 東北新幹線 東京
ところで、ここでちょっとしたサプライズがありました エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ!?。私が入線の記録を後方の1号車付近で撮影したのち【◎】]ω・)パチッ!、指定された自席のある7号車へ向けてホームを進んでいると …((((o* ̄-)o 、不意に「あおたけさん!」と聞き覚えのある声に呼び止められたのです (=゚ω゚=*)ンン!?。その声の主とは、なんとソネブロ仲間の「sonicさん」!Σ(゚∇゚ノ)ノ エッ!?。わざわざ私のお見送りに来ていただけるなんて嬉しいなぁ! ヒデキ(*ノ∀`*)カンゲキ!!・・・というわけではなく、実はsonicさんも歴史的な北海道新幹線の一番列車を一目見ようと、東京駅に訪れていたとのこと (⌒▽⌒*)ミニキタ♪。あくまでもその「ついで」に、後続列車の「47号」へ乗る私にも会いにきてくれたのでした (゚ー゚*)ナルヘソ(この日の「47号」に乗ることは、先日訪れたsonicさんの作品展で、私が自慢しまくっていた w)。しかも、駅弁とビールの差し入れまでいただいてしまい ドゾー(*'∀'*)つ□、これには恐縮してしまいます (^^;)ゞスンマソン…。ちなみに私も車中で食べる駅弁をすでに購入したあとだったのですが、せっかくなのでお互いに買った駅弁を交換しあい エキベソ(*´∀`)ノ■□ヽ(´∀`*)コーカーン、私はsonicさんからいただいた駅弁を携えて「47号」の車内へ。sonicさん、お見送りありがとうございました!<(_ _*)> アリガ㌧。「はやぶさ1号」に遅れること30分(正確には24分)、「はやぶさ47号」も定刻の6時56分に北の大地へ向けて東京駅を出発 m9(`・ω・´)シュパーツ!。
♪ちゃーんちゃちゃら、ちゃーんちゃちゃら、
ちゃららら、ららららら、ちゃらら~らららん・・・♪
(チャイムのつもり ^^;)
「本日も東北新幹線をご利用いただきまして
ありがとうございます。
この電車は、はやぶさ号、新函館北斗ゆきです。」
あんまり意味のないテロップのカットですが、
乗車感覚を少しでも共有できたらと思います(笑)
そして「北海道新幹線 3月26日開業!」という
テロップもスクロールされました (゚∀゚)オッ!。
開業のお祭り気分がいっそう盛り上がるねぃ。
流し撮り、バッチリ!?(゚∀゚)アヒャ☆
東京駅発車後、いつもの聞き慣れた東北新幹線チャイムから始まる堺アナの案内放送ですが、「はやぶさ号、新函館北斗ゆきです」の案内が新鮮で、思わず鳥肌が立ってしまいました {{{(゚∀゚*)}}}ゾクゾクッ!。ちなみに、私が乗った「はやぶさ47号」はJR東日本所属のE5系でしたが、JR北海道所属のH5系はまた違うチャイムなのかな? σ(゚・゚*)ンー…。できれば、この北海道新幹線の開業にともなって新製された、ラベンダーカラー(青紫色)のラインが入ったH5系の方に乗ってみたかったところですが σ(・∀・`)H5ケー…(JR東日本のE5系はピンク色のライン)、H5系は運用数が少なく、東京発の新函館北斗ゆき「はやぶさ」に使われる定期列車は、夕方の17時20分に発車する「はやぶさ29号」のわずか一本だけ エッ…( ̄△ ̄;)スクナッ!(その他にH5系は、新青森止まりの「はやぶさ17号」や、仙台ゆきの「やまびこ223号」などにも使用)。いくらなんでもこれでは旅の効率が悪く、今回はH5系の乗車を見送らざるをえませんでした (・ε・`)シャーナイネ。
スッキリとした晴天に恵まれた開業日、
宇都宮付近では日光連山の山々がキレイに見えました。
(´▽`*)キレイ♪
先月に撮影した日光連山バックの「カシオペア」が
思い出されます。
▲16.3.26 東北新幹線 小山-宇都宮(車窓から)
そんな車窓風景を眺めながらいただくのは、
sonicさんが差し入れしてくださった、
「北海道新幹線弁当(¥1350)」
H5系が描かれたお弁当箱の蓋を開けると、
ゴハンの上に、和牛焼肉、ほたて煮、かにのほぐし身、
数の子、いくらの醤油漬など、盛りだくさんな内容です♪
(゚д゚)ウマー!
さらに北海道新幹線ステッカーが付いているのも(右上)、
鉄ちゃんには嬉しいオマケ (´▽`*) ワ~イ♪
☆☆☆・・
sonicさん、いいお弁当のチョイスを
ありがとうございます!
今回新たに開業した北海道新幹線の区間は新青森から新函館北斗で、東京から新青森までは既存の東北新幹線を走る「はやぶさ47号」。開業ムードにワクワクしつつも、しばらくはのんびりと東北新幹線の車窓を眺めて過ごします (´ー`)マターリ。考えてみたら私は東北新幹線に乗るのもかなり久しぶりで、郡山以北となると一昨年の8月に「はまなす」撮影で訪れた青森旅の往路以来のこと。その後にも北海道や仙台などに行っているけれど、鉄路は「青春18きっぷ」での鈍行列車(普通・快速列車)移動ばかりでした (´∀`;)セコイネ。鈍行乗り継ぎだと東京から丸一日かかる青森が、「はやぶさ」だとわずか三時間ちょっと。やっぱり新幹線は速いねぇ・・・バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。え?比べる方がおかしいって?(^^;)ゞポリポリ。
盛岡もいいお天気ですが、岩手山は頂が雲隠れ。
私はどうもこの岩手山との相性が良くない気がします・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
▲16.3.26 東北新幹線 北上-盛岡(車窓から)
北上するにつれて徐々に雲が増えてきた感じですが、
かろうじてその山容を拝むことができた八甲田山。
列車は本州北端の青森県までやってきました。
▲16.3.26 東北新幹線 八戸-七戸十和田(車窓から)
新青森へ到着した「はやぶさ47号」。
同駅ではJR東日本からJR北海道への乗務員交替で、
約二分間の停車時間がありました。
ちょっとだけホームに出て記録撮影。
(^_[◎]oパチリ
空気の冷たさに青森らしさを感じます。
▲16.3.26 東北新幹線 新青森
おや?新青森のホームには、
こんな謎のゆるキャラがいました。
あんまりカワイイとは言えないこのコは、
いったい何者? (゚ー゚;)フーアーユー?
色とカタチ的にサメがモチーフなのかな?
(ゆるキャラさん、わかりますか?)
▲16.3.26 東北新幹線 新青森
さあ、東北新幹線という長いプロローグを経て、新青森からはいよいよ北海道新幹線へと入ります ドキドキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪。新たに開業した新青森と新函館北斗の総距離は148.7キロ。その間には「奥津軽いまべつ」と「木古内(きこない)」、ふたつの中間駅が設けられましたが、私が乗っている「はやぶさ47号」は奥津軽いまべつを通過し、次の停車駅は北海道に位置する木古内 (゚ー゚*)キコナイ。でもその前にはもちろん、北海道新幹線のメインイベント(?)とも言える、青函トンネルの通過があります (゚∀゚*)オオッ!!。新青森を10時09分に発車した「はやぶさ47号」、車掌さんの案内放送によると青函トンネルに入るのは10時26分とのこと (・o・*)ホホゥ。ふだんの私は旅に出てもメモなどをいっさい取らないのですが、この青函トンネルの突入時刻は時刻表などでわからないため、スマホのメモ機能に打ち込んでいました(笑)[]o(・_・*)メモメモ。
新青森を発車した新幹線は青森の市街地を抜けて、
津軽半島を北上します。
「進行方向の右手には陸奥湾がご覧いただけます」と、
車掌さんの案内放送が流れましたが、
私が座るE席からは左手の車窓しか臨めません。
▲16.3.26 北海道新幹線 新青森-奥津軽いまべつ
(車窓から)
10時24分、奥津軽いまべつを通過。
奥津軽いまべつは青函トンネルの青森側に位置する
青森県東津軽郡今別町の駅で、
本州にありながらJR北海道の管轄駅です。
新幹線開業前の津軽海峡線時代には、
津軽今別という駅名でした。
個人的に同駅は昨年の夏に訪れたのが
記憶に新しいところ。
▲16.3.26 北海道新幹線 奥津軽いまべつ
(車窓から)
奥津軽いまべつを通過する「はやぶさ47号」。
その際には車掌さんによる今別町の紹介放送が流れました。
今別町は農業、漁業とともに、
青森ヒバ(木材)の加工が盛んな町だそうです。
( ̄。 ̄)ヘー。
奥津軽いまべつ付近の線路、
よく見るとレールが三本敷かれていますね・・・。
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲16.3.26 北海道新幹線 奥津軽いまべつ-木古内
(車窓から)
ところで、奥津軽いまべつ付近の側線に目をやると、線路にレールが三本敷かれた、いわゆる「三線軌条」なのが解ります (=゚ω゚=*)ンン!?(ホントは下り列車の場合、A席側に座ったほうが上り本線の線路で三線軌条が確認できて、より解りやすいハズ)。実は、奥津軽いまべつ駅手前の新中小国(しんなかおぐに)信号場から、青函トンネルを経て、木古内駅手前までの82.5キロは、新幹線と在来線が同じ線路を共用する区間となっており、外側のレール(1,435mmの標準軌)を新幹線が、内側のレール(1,067mmの狭軌)を在来線が使用できる構造となっています(架線電圧は新幹線に合わせた、交流25,000ボルト)( ̄。 ̄)ヘー。そのため、青函トンネルを含むこの共用区間の新幹線は、在来線とすれ違い時の風圧などを考慮して、今のところ最高時速が140キロに制限。そして何を隠そうここが、東京~新函館北斗の最速列車でも到達時間が4時間を切れない、「4時間の壁」のネックとなっているのです (´~`;)ウーン。ちなみに、在来線の定期列車は本州と北海道をむすぶ貨物列車(同区間専用のEH800型機関車による牽引)のみですが、臨時列車として「カシオペア」などの入線も計画されているとのこと (・o・*)ホホゥ。そんな共用区間による速度制限を受けた「はやぶさ」は、大小7つのトンネルを抜けたのち、いよいよ長さ53.9キロの青函トンネルへと突入します! (゚∀゚*)オオッ!!。そのドキドキ、ワクワクの車窓風景は・・・ドキドキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪。
◆◆◆「青函トンネル」に入りました。◆◆◆
ゴ━━━━━━(・ω・`)ゝ━━━━━━ッ!!
・・・そりゃ、トンネルだもの。車窓には真っ暗な壁と非常灯くらいしか見えないさ (´ω`)ソリャソーダ。入るまではドキドキ、入ってしまえば退屈・・・これは当たり前ながら、在来線時代と変わりません (^^;)ゞポリポリ。車内ではこの間に青函トンネルの構造的な概要や建設の歴史などの説明が車掌さんの案内放送によって行なわれました (* ̄0 ̄)θ<エー。青函トンネルの営業開始は1988年3月の津軽海峡線(在来線)開業によるもので、私も開業直後の同線を急行「はまなす」や、快速「海峡」で通り抜けたことを、放送を聞いて思い出していました (´ω`*)ナツカシス。あれから28年、はるか遠い未来に感じていた北海道新幹線が今日開業し、私は今まさに新幹線で青函トンネルを通っている・・・車窓が暗いこともあって、つい感慨にふけてしまいます (ノω・、)ジーン。
一瞬トンネル内が明るくなり、
避難設備のある吉岡定点(旧・吉岡海底駅)を通過。
ま、写真では単にぶれた蛍光灯でしかないけれど・・・(^^;)。
▲16.3.26 北海道新幹線 奥津軽いまべつ-木古内
(車窓から)
10時26分に青函トンネルへ入った「はやぶさ47号」は、10時33分ごろに青森側の避難設備がある竜飛定点(旧・竜飛海底駅)を、10時36分ごろに青函トンネル最深部(海面下240メートル)を、10時40ごろに北海道側の避難設備がある吉岡定点(旧・吉岡海底駅)をそれぞれ通過、そしてトンネル突入から26分後の10時52分、新幹線はついに青空が広がる北の大地へと飛び出しました!バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
青函トンネルを抜け、北海道へ到達!
♪はて~し~ない、おお~ぞら~と、
ひろ~いだい~ちの、そのなかで~… (* ̄0 ̄)θ~♪
思わずチハルを口ずさみたくなるような青空が
「はやぶさ」を迎えてくれました。
▲16.3.26 北海道新幹線 奥津軽いまべつ-木古内
(車窓から)
青函トンネルの北海道側にある上磯郡知内(しりうち)町
その町内を流れる知内川に架かる橋には
「祝 開業 北海道新幹線 ようこそ知内町へ」
の横断幕が掲げられています。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに知内町は「サブちゃん」こと、
北島三郎さんの出身地です。
(´▽`*)サブチャソ♪
▲16.3.26 北海道新幹線 奥津軽いまべつ-木古内
(車窓から)
湯の里知内信号場を通過。
かつてこの場所には津軽海峡線の知内駅がありましたが
北海道新幹線の工事にともない、2014年3月に廃止。
利用客が少ないことから新幹線開業後も駅は復活することなく
同所は三線軌条2線、狭軌4線の6線を持つ信号場となりました。
( ̄。 ̄)ヘー
▲16.3.26 北海道新幹線 奥津軽いまべつ-木古内
(湯の里知内信号場)
(車窓から)
トンネルを抜けたところで車内にはふたたび車掌さんからの放送が入り、「(* ̄0 ̄)θ< この先の車窓左手では、沿線のみなさまが新幹線をお迎えに集まり、手を振られていらっしゃいます」とのこと エッ!(゚∇゚*)マジ!?。こんな放送が流れるのも、開業初日ならではだなぁ・・・と喜びをかみしめながら車窓を注意深く見ていると <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ、そこには本当にたくさんの人が集まっていて、北の大地へ到達した新幹線を出迎えてくれました ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。東京からの一番列車である「はやぶさ1号」ならまだしも、その30分後に通過する「はやぶさ47号」までお出迎えしていただけるなんて、もう大感激です!こういう光景は嬉しいですよね :*:・感(*ノ∀`*)動・:*:・。ああ、一番列車じゃなくても、やっぱり開業初日の北海道新幹線に乗ることができて、ホントによかったよ・・・(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。そんな地元の方々に迎えられて、「はやぶさ47号」は11時ちょうどに北海道最初の駅、木古内へ到着。
車窓に見えてきたのは、
新幹線をお出迎えする沿線の方々の姿。
w(*゚o゚*)wオオー!
決して大きな町ではないのに、多くの方が集まって、
大漁旗を掲げたり、大きく手を振ったりして
新幹線を歓迎してくださいました。
これには大感激です!
ありがとう!知内町、木古内町の皆さん!!
ヽ(´▽`*)ノ アリガ㌧☆
▲16.3.26 北海道新幹線 奥津軽いまべつ-木古内
(車窓から)
11時00分、木古内に到着。
木古内は津軽海峡線の一部だった江差線を引き継いだ、
道南いさりび鉄道(五稜郭~木古内)との接続駅です。
そしてこの木古内のホームにも、
多くの方が新幹線のお出迎えに訪れていました。
ヽ(´▽`*)ノ アリガ㌧☆
▲16.3.26 北海道新幹線 木古内(車窓から)
木古内を出ると、次はもう終点の新函館北斗で、その間の所要時間は10分ちょっとです (゚ー゚*)アトチョット…。もうすぐ終着してしまうことにどこか名残惜しさを感じつつ、その最終区間の車窓風景を噛み締めながら眺めていると、東京から函館への新幹線旅を締めくくるかのように見えてきたのは、独特な山容で道南のシンボルと言われる名峰、駒ヶ岳!(*゚0゚)ハッ!!
新函館北斗の到着前、
車窓に映し出されたのは駒ヶ岳の雄大な姿!
(゚∀゚*)オオッ!!
クリアな青空のもとでクッキリと見えています。
(´▽`*)キレイ♪
▲16.3.26 北海道新幹線 木古内-新函館北斗
(車窓から)
今までは、函館本線の普通列車や特急「北斗」くらいでしか見たことがなかった、車窓からの駒ヶ岳。それが新幹線の車窓から見られるなんて・・・w(*゚o゚*)wオオーッ!。このことを私は事前にまったく知らなかったので、ちょっとビックリしたのとともに、あらためて新幹線が北海道へ到達したことを実感しました :*:・感(*ノ∀`*)動・:*:・。ちなみに私の席からは見られませんでしたが反対側の車窓には、この木古内と新函館北斗の間で津軽海峡や函館山が見えるらしい (・o・*)ホホゥ。どちらの風景を眺めるべきか、迷っちゃいますね(笑)。最後に車窓からの駒ヶ岳を楽しんで、「はやぶさ47号」は定刻の11時13分に終点の新函館北斗へと到着しました (・ω・)トーチャコ。
東京から4時間17分、やってきました新函館北斗!。
(≧∇≦*)ツイタッ!
たしかに青函トンネルを抜けたし、
車窓から駒ヶ岳も拝んだけれど・・・σ(゚・゚*)ンー…
でも、ホントに、ホントに、ここは北海道?
(;¬_¬)アヤシイ…
▲16.3.26 北海道新幹線 新函館北斗
そんな疑わしい気持ちがどこかにあるなか、
在来線との連絡改札越しに見えたのは、
北海道色のキハ40(函館線普通列車)。
(゚∀゚*)オオッ!!
あ、ホントに北海道だ・・・(笑)
▲16.3.26 函館本線 新函館北斗
そしてコンコースには、
歓迎の横断幕が掲げられていました。
「ようこそ 北の大地 北海道へ!!」
ヽ(´▽`*)ノ アリガ㌧☆
東京0656-(東北・北海道新幹線 はやぶさ47号)-新函館北斗1113
北海道新幹線を完乗しました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
東京から新函館北斗まで青函トンネルを経て4時間あまり。開業初日でいろいろと見所が多かったってこともあるけれど、まさにあっという間の乗車体験でした。北海道新幹線の車窓風景は青函トンネルを含む全体の約65%がトンネル区間ですが、それでも津軽半島の長閑ながらもどこか最果て感が漂う田園風景や、新函館北斗の到着前に見られた雄大な駒ヶ岳、そして新幹線で青函トンネルを通るというワクワク感など、北海道新幹線ならではの魅力を存分に満喫 マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。さらに開業初日という今回の列車では、沿線で新幹線を出迎えてくださった方々の姿にも感激いたしました :*:・(*ノ∀`*)ウレシス・:*:・。前回の「ONE-shot」でもちょっと触れたように、東京~新函館北斗の間は最速列車で4時間2分。巷ではこの4時間を切れない「4時間の壁」で、飛行機との競争に苦戦が強いられると言われていますが、あくまでも鉄道好きの趣味的な感想からすると到達時間が長かったとはあまり感じませんでした σ(゚・゚*)ンー…。というか、陸路(鉄路)で東京から北海道まで4時間なら、じゅうぶんに速いじゃん!・・・と思う、「18きっぱー」の私(笑)。料金の高さや利用客の見込み、さらには青函トンネルの維持費など、各所で開業直後からいろいろな課題や問題が指摘されている北海道新幹線。でも鉄道ファンの一人としてはここであまりネガティブ要素をつつかず、この北の大地へ繋がった新幹線が安全に運行され、日本の大動脈をになう一員として活躍してくれることを願っています。
今は新函館北斗が終端の北海道新幹線。
はたしてこの先の延伸は順調に進むのだろうか。
計画だと札幌までの開業は14~5年後の
2030年度とのこと・・・( ̄  ̄;)2030ネソ…。
▲16.3.26 北海道新幹線 新函館北斗
さて、まさに「は~るばる、きったぜ、はーこだって~! (* ̄0 ̄)θ~♪」(今回は歌ネタが多いね・・・^^;)。念願の北海道新幹線を無事に乗り潰したからといって、このまま東京へトンボ帰りなんてことはもちろんありません (゚∀゚)アヒャ☆。とりあえず北海道新幹線とともに開業(正確には渡島大野からの駅名変更&駅舎改築)した、この新函館北斗駅の様子をちょろっと見学してから、函館の街へ向かうことにしましょう …((((o* ̄∀)o ハッコダテ~♪。
・・・次回に続きます♪