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東海道本線・・・伊東臨 583系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2016.03.05 東海道本線
お猿も見にくる!? 国鉄型まつり!
ε(・⊥・)3 ウキ?
 伊東臨 583系 撮影記
 
  

前々回の「ONE-shot」で梅の花だよりをお伝えしたように、暦も三月になってだいぶ春らしい陽気となりました (´▽`*)ハル~♪。そろそろ桜前線なども気になってくるところですが、その前にちょっと個人的には見逃せない、今の時期恒例の臨時列車が東海道本線で運転されます (・o・*)ホホゥ。それは、温暖な気候の静岡県・伊豆半島に咲く梅花や河津桜(伊豆の河津町で多く見られる、早咲きのサクラ)を愛でながら、一足早く春本番の気分を味わおうという企画で運行される団体の臨時列車で、東海道線を経て伊東線の伊東まで行くことから、通称・「伊東臨」や「河津桜臨」などと呼ばれるもの σ(゚ー゚*)イトーリソ。なかでも例年、はるばる東北の秋田からやってくる「伊東臨」には、ファン垂涎の貴重な国鉄寝台特急型車両、583系(秋田車)が使われており、ふだんは東北地方の臨時列車やイベント列車で主に活躍している583系が東海道線を走るということから、撮り鉄の注目の的となっています (゚∀゚*)オオッ!!。その運転日は週末の土曜(3/5)。そして情報誌によると同日の東海道線ではさらに、国鉄特急型の189系(豊田車)も同様の目的で東京の高尾から熱海までの臨時列車に充てられていて (こちらは通称「熱海臨」ね)(゚∇゚*)エッ!マジ!?、なんと583系と合わせて189系までもが同日の同線で狙えちゃう、これぞまさに「ヤ〇ザキ・春のパンまつり!」・・・じゃなくって (゚Д゚)ハア?、「東海道線・春の国鉄型まつり!」のスペシャルデーなのです w(*゚o゚*)wオオーッ!。国鉄特急型ファンの私、これは出撃しないわけにいきません ε-(°ω°*)ムフーッ!。

ただ、ちょっと気になるのは、事前に見た撮影地の天気予報 ( ̄△ ̄;)エッ。雨ではないものの、曇り時々晴れといった具合で、予報的にはお日さまよりも雲の方が優勢のよう σ(・ω・`)ウーン…。そして個人的には今、花粉症(スギ花粉)の症状がかなりツラい時期でもあります (っ*`з´)っ・:∴クション! 。そんな天気と体調に不安を抱えた状況の「国鉄型まつり」、はたしてどのような結果になったのでしょうか・・・ (; ̄ii ̄)ズルズル 。


3月5日(土)

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早朝の東京駅で発車を待つ、東海道線の沼津ゆき普通列車。
東海道線の普通列車は上野東京ラインの開業により
大半が宇都宮線や高崎線との直通運転を行なっていますが、
この時間帯の列車は東京駅始発で、
掲げられる路線名表記も【東海道線】だけのシンプルなもの。
▲東海道本線 東京

まだ夜が空け切らぬ早朝の5時半、東京から東海道線の普通列車に乗り込みます (*´0)ゞoOファァ… 。こんなにも早い時間帯の列車で出向かなくてはならないのは、件の「伊東臨」が583系の寝台設備を存分に発揮した夜行列車であり(秋田を前夜に出発)、終点の伊東に到着するのは朝の8時半 (・ω・ノ)ノ ハヤッ!。それを沿線で撮ろうとするならば、最低でも7時台にはお目当ての撮影地に着いておきたいところなのです (´ω`)ナルヘソ。ちなみに、583系の東海道入線はちょうど一週間前の前週(2/27)にも同様にあったのですが、そちらの伊東到着は今回よりも一時間早い7時半で、ウチからは初発列車に乗っても間に合いませんでした (´Д⊂ムリポ。そう考えると、早朝出動は決して楽ではないけれど、今週は初発に乗って間に合うだけありがたい ε-(´o`;)ホッ。・・・って、この書き出し、実はおととしに同列車のことを書いた撮影記のほぼコピペ (=゚ω゚)ノ スマヌ!。私が「伊東臨」を撮りに行くのはそのとき以来となる二年ぶりで、昨年は都合が付かずに撮影へ行けませんでした。そんな二年前と同様に私が列車を降りたのは、相模灘に面した漁港の町、早川 (・ω・)トウチャコ。

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東京から普通列車に乗ること一時間半、
小田原の隣駅、早川で下車。
もう拙ブログではお馴染みの駅ですね(笑)。
▲東海道本線 早川

東京0520-(東海道321M)-早川0647

早川で下車したと言えばもう大半の方がお察しの通り、私の目的地は同駅の西側にある東海道線屈指の超ド定番お立ち台ポイント、石橋集落に架かる玉川橋梁を見下ろす丘の上(みかん山)です ( ̄▽ ̄;)ヤッパシ…。東海道線の撮影では私が毎回のように選ぶ、石橋の俯瞰ポイント。ワンパターンで面白味が無いと言われてしまうと返す言葉も無いのですが (^^;)ゞポリポリ、東海道線に入線する583系を同線らしい情景で記録したいと考えると、どうしても個人的に切り離せないのが相模湾の穏やかな海でした σ(・∀・`)ウミ…。そして相模湾をバックにできるポイントは石橋以外にもいくつかあるのですが、先述したように初電でも撮影地への到着が583系の通過時刻ギリギリとなってしまう私の場合、なるべく短時間で画作りができるような行き慣れた場所であることと、さらには出遅れても立ち位置がある程度は残っている、キャパの広い場所であることが求められます ( ´_ゝ`)フーン。実は今回、同じく相模湾バックで知られる根府川(ねぶかわ・早川のひとつ下り方に位置する隣駅)の界隈も撮影地の候補に考えたものの σ(゚・゚*)ンー…、キャパ的にちょっとキビシいような気がして、結局はキャパが広い無難な石橋という線を選んでしまいました σ(・∀・`)マ、イッカ…。そんな石橋の撮影ポイントは早川の駅から徒歩で30分ほど。私が早川に着いた時点で583系の通過まではあと40分と迫ってきており、決して余裕はありません ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。私は小走りを交えながら少し急ぎ目で、海岸沿いの国道、そしてみかん山の上へと通じる坂道を進みますが、この急坂を登るのがキツい、キツい・・・ ε~ε~ε~((((*′□`;)ノ ヒイイィィ.....。なんとか通過の10分前に撮影ポイントへと到達できましたが、この季節でも汗だくです ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...

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早川と根府川の間にあるのが、小田原市の石橋集落。
その集落を跨ぐ手前の線路が東海道新幹線で
(ちょうどN700系が通過)、
奥に見える海沿いの青い鉄橋が東海道本線です。
どちらも高台のみかん山から列車をスッキリと撮れる、
まさにお立ち台的なお馴染みの撮影地。

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到着時、石橋のみかん山から見上げた空はこんな感じ。
いちおう雲の向こうにお日さまの姿を確認できますが、
日差しはほとんどありません。
σ(・ω・`)ウーン…

この石橋俯瞰、晴れると午前中は山側から海を背景に広く入れられる定番アングルが逆光となります(山側は午後が順光)(゚ペ)ウーン… 。二年前に訪れたときは快晴で日差しが強かったため、アングルに入れられる海の面積が少なくなっても、あえて順光側の立ち位置を選びました アッチ…((((o* ̄-)o 。個人的にその判断は正解だったと思っています (v^ー°)バッチリ!。しかし今回は、残念ながら天気予報が見事に当たってしまい、少なくとも今の時点ではなんだかスッキリとしない曇り空 σ(・ω・`)ウーン…。これならばあまり順光側にこだわる意味は無さそうで、私は比較的キャパが広くてアングルの自由度があることから、二年前とは逆の山側に腰を据えました o(- ̄*o))))...コッチ。立ち位置が決まったところでホッと一息 ε-(´o`A)ホッ・・・と、落ち着いているヒマはなく、急いでアングルを調整 ヾ(*д*ヾ)アセアセ。試し撮りができる普通列車を一本だけ挟んだのち、早くもお目当ての583系が通過する時刻を迎えました モウ(゚∀゚;)キタッ!。

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春霞の朝、穏やかな相模湾を臨みながら、
北国のクイーンが東海道本線を下ります。
今年もこの地で583系を見られたことが嬉しい。
▲東海道本線 早川-根府川

相模湾バックでゴッパーサンが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
日差しは雲に阻まれていたものの、真っ暗で寒々しいドン曇りというワケではなく、583系の顔にはうっすらとした明るさが感じられます。これはまるで日の出前の空が白む時間帯をゆくような雰囲気で、夜行列車の583系を表現するには案外悪くない条件だったのかもしれません (・∀・)イイネ!。薄日に浮かぶ端正なマスク、ああやっぱり583系はかっこいいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。そして今年の元旦の「お年始ONE-shot」に書きましたが、昨年の秋からしばらくの間、秋田の工場(秋田車両センター)で検査を受けていた同車。今年1月の下旬に出場した後、ようやく今回が私にとっての初撮影となりました
。あらためて本線への復帰を嬉しく思います ヽ(´¬`)ノ オカヘリ~♪。その復活した勇姿を見に集まった多くのファンに送られ、583系は鉄橋上を優雅に走り去ってゆきました。

汗が引かぬうちに、慌ただしく撮り終えた583系の「伊東臨」 ε-(´o`;A フゥ…。次なる私のターゲットは、もう一つの国鉄特急型である189系の「熱海臨」ですが、その通過までには三時間以上も空きます ( ̄  ̄;)サンジカン…。ならばこの時間を利用して撮影地を変えようか、ためしに根府川のほうも覗いてみようかな σ(゚・゚*)ンー…・・・などと考えて機材を撤収しかけると、隣で撮影されていた同業者さんから「あれ?撤収されるのですか?このあとの5073レは”ニーナ”ですよ ヽ(゚.゚*)デスヨ」との、ありがたい情報を教えていただきました エッ(゚Д゚≡゚∀゚)マジ?。貨物に疎い私は◯◯◯◯レと列車番号を言われてもピンと来ませんが、さすがに「ニーナ」の意味くらいは知っています σ(゚ー゚*)ニーナ?。ニーナとは現存するEF66形電気機関車のなかで唯一の国鉄色を纏った、ファンに絶大な人気を誇る貨物機で(いわゆる「ネタガマ」)固有の機体番号が27号機(EF66 27)であることから付けられた愛称が「ニーナ」です (・o・*)ホホゥ(なんだかハズカシくて、私はあんまりそうは呼ばない(呼べない)けれど・・・^^;)。同機は私もかねてから一度は撮ってみたいと思っていましたが σ(・∀・`)トリタイ…、何せ貨物時刻表も買っていないような貨物オンチなので運用などがサッパリ解らず チンプンヽ(゚◇。)ノカンプン、偶然に駅などで通過する姿を見かけたり Σ(゚□゚*)アッ!、乗っていた列車とすれ違っちゃったり (;゚ロ゚)ハッ! したことは何度かあるものの、走行シーンをキッチリと撮ったことはありませんでした σ(・ω・`)ウーン…。私が同機を撮れたのは、東京貨物ターミナルの一般公開イベントで展示されていたときくらいのもの【◎】]ω・)パチッ!。

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東京貨物ターミナルの一般公開イベントで、
「スーパーライナー」のヘッドマークを掲げて展示された、
国鉄色のEF66 27。
EF66形電気機関車は国鉄時代に56機が製造(0番台)され、
JRになってからも33機が増備(100番台)されましたが、
現存する国鉄型の0番台は10機で、
そのなかでも原型に近い国鉄色を纏っているのは27号機のみ。
▲13.5.5 東海道貨物線 東京貨物ターミナル

そんな「ニーナ」ことEF66 27がこのあとにここを通過する・・・583系と189系の間に国鉄色のEF66までもが同ポイントを通過するとは運用の巡りによる偶然とはいえ、「国鉄型まつり」をいっそう盛り上げるラッキーサプライズではありませんか w(*゚o゚*)wオオー!。そして貨物オンチの私にとっては、まさに27号機が記録できる千載一遇のチャンスです (☆∀☆)キラーン☆。5073レの通過は一時間半後くらいとのですが、その情報を受けて私は移動せずに583系と同ポイントで留まることにしました m9(`・ω・´)ケテーイ!。EF66 27の通過まではちょっと時間がありますので、ここではその待ち時間にやってきた特徴的な列車を少しご紹介しましょう。

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583系を撮り終えてホッと一息ついた頃、
その15分後にやってきたのは
EF66 103が牽引する貨物列車 (゚∀゚)オッ!。
(列番はワカリマセン)。
先述したEF66のなかでもこの103号機は、
JRになってから増備された100番台で、
国鉄型の0番台に比べるとレア度は低い。
ちなみに、その滑らかなスタイルと色合いから、
ファンに名付けられた通称は「サメ」(笑)。
(゚ー゚)サメ?。
▲東海道本線 早川-根府川

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こちらは、同じコンテナで揃えられた編成が美しい、
トヨタ自動車の専用貨物列車、
「トヨタロングパスエクスプレス」。
牽引機はJR世代のEF210形(-155)で、
その力強い牽引力(省電力大出力機)と、
新製当初は岡山の機関区に配置されたことから
付けられている愛称は「ECO-POWER 桃太郎」。
モモタロー (σ´∀`)σ ジャーン!!

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そして東海道本線と言えばやっぱり、
特急「踊り子」などに使われている国鉄特急型の185系。
待ち時間に同系の「踊り子」は何本か通過しましたが、
ここではウマくフレーム内に編成が収まった、
7連の回送列車を載せてみました。
(「踊り子」の大半は10連か15連で、
この鉄橋上に全編成は収まらない)。
個人的には背後の国道に
たまたま路線バス(?)が写り込んだのも嬉しい。
オッ! (゚∀゚) バス!

さすがは物流の大動脈・東海道。お目当ての5073レの前にも上下線で何本もの貨物列車が通過し、本命までの待ち時間も飽きることがありません パチッ!【◎】]ω・´)パチッ!(機関車が先頭となる下り列車じゃ無いと、画にならないけれど・・・)。さらに「国鉄型まつり」として忘れてはならないのが、特急「踊り子」などの定期列車として東海道線を走っている、国鉄特急型185系の存在 (゚∀゚*)オオッ!!。最近ではデビュー当時の斜めストライプ///に戻された編成も多く見かけるようになり、これもれっきとした国鉄色です (´▽`*)カコイイ♪。短時間でこの収穫、これでもう少し天気がスッキリとしていればなぁ・・・(・ε・`)チェ…とは思うも、晴れたら逆光で列車の手前側面が黒く潰れてしまうことを考えると、まあ、条件的には悪くないのかな? σ(・ω・`)ウーン…。しかし、5073レの通過時刻が近づくにつれて、徐々に雲間から太陽が顔を出し、時おり日差しが降り注ぐようになってきました (゚o゚*)オッ!。そこへ現れた国鉄色のEF66・・・

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相模湾を背にして、
東海道本線の名所・玉川橋梁を渡りゆく
EF66 27牽引の5073列車。
その姿を春のあたたかな日差しが照らしました。

ニーナさん、キタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━ッ!!
なかなか巡り会うことができなかった同機、後ろに続くコンテナがちょっと歯抜け状態だけれど、ここで撮れたのは素直に嬉しい
・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ウレシス・:*:・。国鉄色のEF66が走っているところを撮ったのなんて、いったい何年ぶりのことだろう・・・(´ω`)シミジミ。元々は東海道・山陽本線の高速貨物列車専用機として開発され、さらには「富士」や「はやぶさ」、「さくら」など、東海道のブルートレインでも数多くの列車で先頭に立ってきた、華やかな経歴を持つEF66。やはり同機は東海道をゆく姿が似合います 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。画的に見ると、結局は日が差してしまったので側面は潰れてしまったけれど、海の色などを見ると晴れてくれたほうが明るくて良かったように思います (・∀・)イイネ!。逆光になる以上、暗部となる列車の側面はなるべく画面上に少なくし、それよりももっと海を大きく入れようと、咄嗟にタテ位置のアングルで構えてみました【◎】]ω・´)パチッ!。これはこれで満足の一枚ですが、でもやっぱり同機は一度、遠景ではなく線路端からの編成写真か、アウトカーブからの面タテ(列車の正面をタテ位置のアップで撮る撮り方)など、ビシッとした迫力ある画を狙ってみたいものですね σ(・∀・`)トリタイ…。また巡り会えるチャンス、あるかなぁ・・・(笑)。

583系、185系に続いて、思いがけずEF66 27という三つ目の国鉄色も捕獲し、盛り上がりを見せる「国鉄型まつり」 マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。今度こそ次なるターゲットは189系の「熱海臨」になります (*゚v゚*)ワクワク♪。そしてこの時間帯になって、日差しがだいぶ安定して感じ σ(゚・゚*)ンー…。となれば、陰でサイドが潰れてしまう側面からのアングルよりも、少しでもきれいに日があたる列車の正面気味から狙いたいと思い、同じみかん山のなかで少しだけ場所を移動することにしました …((((o* ̄-)o。

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みかん山の通称どおり、
農道脇には多くの柑橘系農作物が見られます。
その種類はミカンだけでなく、
このあたりで栽培されているのは、
どうやらレモンのようです。
ミカン?(゚.゚*)レモン?

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そんなみかん山の農道を歩いて移動してきたのは、
こんなアングルのポイント。
ちょうど眼下を伊豆急2100系「黒船電車」が走り抜けてゆきます
(「リゾート踊り子」の送り込み回送)。
よく見ると下り線にはトンネルを抜けた185系の姿も。
▲東海道本線 早川-根府川(後追い)

189系を狙うべくカメラを構えたのは、先ほどよりもだいぶ線路に寄った橋の正面付近。列車的には日当りがいい顔(列車の正面)を重視し、風景的には画面の右に海を広く配してみました (^_[◎]oパチリ。このみかん山はキャパが広いので、細かいことにあまりこだわらなければ、あとから移動してきても立ち位置が見つかるのはありがたい。そして待ち時間にはこんなゲストも様子を覗きに現れました ε(・⊥・)3 ウキ?。みかん山のおサルさんです w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!

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189系の通過を待っていると、
藪の中から突如現れたのは、野生のおサルさん!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
彼も貴重な国鉄型を見物にやってきたのかな?
ε(・⊥・)3 ウキ?
なーんて、私など珍しがっていましたが、
ミカン農家の方からすると厄介な相手で、
猿による被害があるのかもしれませんね・・・。
(゚ペ)ウーン…
一つ上の写真をよく見ると、対岸のみかん園には
ブルーやグリーンの防護ネットが張られているのが解ります。

ところで、この日の「熱海臨」に使われる豊田車両センターの189系と言えば、拙ブログでもちょくちょく触れているように、所属する三本の編成がそれぞれ異なる色に塗られているのが特徴で、「あずさ色」のM50編成「国鉄特急色」のM51編成、そして「グレードアップあずさ色」のM52編成の三色 (゚ー゚*)ミッツ。そのうち私のお目当てはもちろん国鉄色のM51編成なのですが、必ずしも希望どおりにやって来ないのがもどかしいところ (´`)ウーン…。国鉄色を期待して撮影へ出向いたのに、違う色だったことが何度もありましたっけ・・・(ノO`)アチャー。しかし今回の「熱海臨」は事前に、お目当ての国鉄色が登板すると言う確信がありました クル━(゚∀゚)━キットクル。というのも、この日は豊田の189系が三本ともフル稼働することになっていて、その内訳は、山梨の塩山と長野の間を結ぶ中央線の臨時特急「甲信エクスプレス」に一本、新宿と河口湖の間を結ぶ中央線の「ホリデー快速・富士山」に一本、そして件の「熱海臨」に一本 (・o・*)ホホゥ。それらの列車を過去の実績から見ると σ(゚・゚*)ンー…、「甲信エクスプレス」にはM52編成がほぼ限定的に使われており、そして最近の「ホリ快・富士山」はM50編成の登板が多い。もちろん編成の変更などもあるので確実ではないけれど、流れ的には残ったM51編成が「熱海臨」に使われる可能性が高いのです m9(`・ω・´)ケテ…イ?。はたして高尾を発車した「熱海臨」の目撃情報をスマホで見てみると []o(・_・*)ドレドレ、やはり同列車には国鉄色のM51編成が使われていて、今まさにこちらへと向かっているところ・・・M51、クル━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!。さあ、おサルも見守る(?)なかで迎えた、「春の国鉄型まつり」のクライマックス ε-(°ω°*)ムフーッ!。トンネルを抜けた国鉄特急色の189系が、玉川橋梁という舞台へ躍り出ました。

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山あいの中央線を走ることが多い189系が、
この日は青い海を横目に見ながら東海道線を西下。
山でも海でも国鉄特急色は日本の風景に馴染みます。
▲東海道本線 早川-根府川

相模湾バックで189系が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
特急シンボルマークが凛々しい国鉄色189系のM51編成、同車をこの東海道線屈指の名所で撮れたことに、国鉄型好きとしてはもう感無量 ・:*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。その姿はかつての国鉄時代に東京と伊豆急下田の間を結んでいた、183系の特急「あまぎ」(現在の「踊り子」の前身)を彷佛とさせるものがあります (*´ω`*)ナツカシス。この玉川橋梁にクリームと赤のツートンカラーを纏った昼行特急色の列車が走るのは、その「あまぎ」の157系時代を復刻したとされる、185系の「あまぎ色」以来となるのかな? σ(゚・゚*)ンー…。通過の直前に日差しが薄雲に阻まれてしまったのはちょっと残念だけれど、海の色には青さが感じられるので、じゅうぶんに満足のいく結果となりました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。「国鉄型まつり」万歳!∩(≧▽≦*)∩バンザ
イッ♪

これで本日の狙いはひととおり撮り終えたことになりますが、いま熱海へ下って行った189系は乗客を降ろしたのちに回送列車としてすぐに折り返し、約一時間後に再びこの石橋へと戻ってきます (゚∀゚*)オオッ!!(国府津車両センターへ入区。ちなみに583系のほうは夜まで伊東の構内に留置)。わずかな待ち時間なら、もちろんそれも狙わないテはありません (´艸`*)オットク~♪。一時間程度の空き時間では撮影地を大きく移動することはできないけれど、このまま同じ場所で撮るのも面白くないので、今度はためしにみかん山の裏手のほうへとまわってみることにしました ウラ…((((o* ̄-)o

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次にやってきたのは
石橋集落を臨むほうとは反対側の
みかん山の裏手。
ここからも遠くに線路が見えるのですが・・・
わかるかな?
センロ(゚Д゚≡゚Д゚)ドコ?

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望遠レンズで線路と海を切り取るとこんな感じ。
(^_[◎]oパチリ
走りゆくのは185系の「踊り子」で、
よく見ると、最近は減りつつあるリニューアル色の
「湘南ブロック色」編成でした (゚∀゚)オッ!。
▲東海道本線 根府川-早川(後追い)

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そしてこちらにもおサルさんの姿が・・・ε(・⊥・)3 ウキ。
「189系、まだ~?」(笑)

みかん山の裏手は、今まで順光で見ていた石橋集落側とは反対の方角を臨むことになるので、列車の顔にも日が当たらない完全な逆光となってしまうのですが σ(゚・゚*)ンー…、線路と海の距離は石橋側よりも近くて、まさに文字通りの海岸線をゆく列車が狙えます (゚∀゚*)オオッ!!。ふだんは山あいの中央線などで活躍する189系が、せっかく山から海へと下りてきた貴重な機会。今回ばかりは光線状態度外視で、189系の背景に思いっきり海を広く入れてみたくなりました (´▽`*)ウミ~♪。これはいい画を撮ると言うよりも、一つの記録的な狙いかもしれませんが、それだけ今となっては、国鉄色189系と海の組み合わせは貴重なシーンなのです (´ω`*)タシカニ。

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潮風を感じながら海辺を進む189系。
その旅路に少しばかりの河津桜が花を添えました。
▲東海道本線 根府川-早川

もういっちょ、海バックで189系が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ウミ~♪
逆光で海は白く飛び気味だし、列車もあんまり映えなかったけれど、海沿いをゆく189系が撮れたことだけで、個人的には嬉しい収穫となりました (*`д´)=b OK牧場!。同車と海の組み合わせは記憶にも新しい先々月の1月、初詣の「鎌倉臨」として横須賀線へ入線した際に田浦の高台からかすかに見える横須賀港の海を入れて撮り、それを無理矢理に海バックだと言い張ってご紹介しましたが (´∀`;)ク、クルシイ…、今回のカットこそは、ちゃんと海バックの189系だと言っていいでしょう(笑)。眼下を走りゆく189系を見送って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

このあと189系はさらに、今から三時間後の15時過ぎには復路の運転が行なわれ (゚∀゚)オッ!、その時間帯の石橋俯瞰は山側からきれいなバリ順(バリバリの順光)で撮れるハズ (゚∀゚*)オオッ!!・・・なのですが、実はこの日の私は夕方にどうしても外せない用事が都内であり ( ̄△ ̄;)エ…、残念ながら午後の189系は撮ることができません (´・ω・`)ショボーン。これじゃあ、前週の銚子電鉄での展示会不参加に続く、不完全燃焼か・・・?(≡"≡;*)モヤモヤ…。いや、それでも今回は朝から、583系、185系、EF66 27、そして189系と、まさに国鉄時代にタイムスリップしたかのような「国鉄型まつり」を存分に楽しむことができ、もうじゅうぶんに満足の完全燃焼です マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。それに、朝に飲んできた花粉症の薬の効力が切れてきたようで、そちらのほうでもそろそろ限界 (っ*`з´)っ・:∴クション!。スギ花粉飛び交うみかん山にあと三時間はツラすぎます・・・(; ̄ii ̄)ズルズル。ここは素直に撤収することにしました ...(((; ̄ii ̄) カエロ

早春のこの時期恒例となっている、お花見客を乗せた「伊東臨」や「熱海臨」。ちょっとお天気がビミョーではありましたが、国鉄型好きにはたまらない一日(半日?)となりました。今回活躍を見せてくれた国鉄型の各車が来年以降も無事に生き残り、また国鉄型ファンをアツくさせてくれることを願っています。

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朝は曇りがちだったお天気も
お昼ごろにはスッキリとした晴天になりました。
青い海に河津桜のピンクやミカンの橙色がよく映えます。
(´▽`*)キレイ~♪
午後まで撮影が続けられないのはちょっと残念ですが、
用事のある私は石橋のみかん山をあとします・・・。

さて、189系を撮り終えた時刻はちょうどお昼時 (゚∀゚)オッ!。夕方に都内へ戻るまでには少しだけ時間に余裕があることだし、せっかくなので早川駅にほど近い小田原漁港の食堂で、お昼ゴハンに美味しいお魚でも食べていくとしましょうか ヽ(´¬`)ノ ワ~イ♪( ↑ お花も入れたしね…^^;)。前週の銚子で食べられなかったぶんのリベンジぢゃ!(笑)

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朝に下車した早川駅から、
石橋集落とは逆のほう(小田原方向)へ
5分ほど歩いたところにあるのが、小田原漁港。
港では朝市なども定期的に行なわれ(毎週土曜日)、
相模湾で獲れる新鮮な魚を買うことができます。

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そして漁港のすぐそばに建ち並ぶ食堂街。
どのお店でも旬の地魚が気軽に味わえます。
う~ん、どこに入ろっかな~ σ(・∀・*)ドーシヨ。

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壁ドンならぬ、サバ丼、カマス丼、あります。 (゚ー゚*)…。

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小田原の地魚と言えば何といっても
相模湾で獲れるアジ(鯵)。
それをお刺身、南蛮漬け、そしてアジフライの、
まさに「アジづくし」で楽しみます。
なかでも衣サクサク、中身ふわふわのアジフライは絶品!!
チョー!(゚д゚)ウマー!!
ビールにアジフライは最高の組み合わせですね(笑)
Uヽ(>∀<*)クゥーッ!!

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「国鉄型まつり」と「アジづくし」を堪能した、
早春の東海道線撮影でした。
マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪
さ、東海道線で都内へ戻ろう・・・。
▲東海道本線 早川

早川1409-(東海道1882E)-東京1538
 
 
   
 

 

☆オマケ☆

食事を済ませて早川の駅に戻ったら、ちょうど乗る方向の上り電車が出たばかりで (; ̄▽ ̄)ア…、次の列車までの20分ほどを屋根の無いホームのベンチに座ってぼーっとしていました 。゜(# ̄ ▽. ̄#) ボッケー°。。暖かな春の日差しに、ほんのり漂う潮のかおりが心地いい・・・(´ー`)マターリ(花粉も飛んでるけどね (っ*`з´)っ・:∴クション!)。そこで思い出したのが、初めてこの早川で降りたときのこと σ(゚・゚*)ンー…。学生時代にたしか静岡あたりへ撮影に行った帰り、東海道線の上り列車に揺られていたら、ホームの側線におかしな編成を組んだ電車が止まっていて (*゚ロ゚)ハッ!!、思わず飛び降りてしまった ε=(=゚ω゚)ノ オリルッ!・・・のが、同駅でした 。そのとき撮った写真がこれ (^_[◎]oパチリ 。

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▲85.7 東海道本線 早川
 

先頭(尾灯が付いているから最後部か)に立っているのは、チョコレート色のなんともシブ~い旧型車両のクモヤ90 (≧∇≦)シブイッ!。でも繋がっている中間車は、当時の東海道線で使われていた湘南色の113系(もしくは御殿場線の115系?)(=゚ω゚=*)ンン!?。いったいなんじゃ、この珍ドコ編成は・・・(゚∀゚*)ナニコレ!?。実はコレ、のちに鉄道誌の記事で知ったことなのですが、大船工場(現・鎌倉車両センター)の出場車試運転だったらしい。記事によると、当時はよくこのクモヤ90に出場車(この写真では113系)を連結し、東海道線で試運転を行なわれていたようです ( ̄。 ̄)ヘー。この偶然見かけた列車、今で言う「鉄運」のことは私の記憶に強いインパクトを残し、今でも早川の駅を通る際には車窓に見える相模湾の海とともに、つい側線に何か停まっていないかと気になってしまうのでした σ(・∀・`)キニナル。まぁ、最近はE231系やE233系くらいしか見かけないけれどね・・・(^^;)。



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