ONE-shot 50 SBBのネタガマ [PICK UP ONE-shot]
PICK UP ONE-shot 50 SBBのネタガマ
撮り鉄が好む異色機、いわゆる「ネタガマ」。
珍しい塗装や特別仕様が施された希少価値の高い機関車のことを指し、
撮影の格好のネタになることから、鉄の間でこう呼ばれています。
前回の510「銀ガマ」など、今いちばん旬なネタガマではないでしょうか。
そんなネタガマ、実はスイス国鉄(SBB)の機関車にも存在します。
Re420(旧形式・Re4/4Ⅱ)・スイス・エクスプレス塗装機。
1975年から運行を開始した国内の急行列車「スイス・エクスプレス」には
高速走行と山間部のカーブなどに対応した専用の振り子式客車が使用され、
それに合わせて特殊な連結器を装備した8機のRe4/4Ⅱにも
珍しい塗装や特別仕様が施された希少価値の高い機関車のことを指し、
撮影の格好のネタになることから、鉄の間でこう呼ばれています。
前回の510「銀ガマ」など、今いちばん旬なネタガマではないでしょうか。
そんなネタガマ、実はスイス国鉄(SBB)の機関車にも存在します。
Re420(旧形式・Re4/4Ⅱ)・スイス・エクスプレス塗装機。
1975年から運行を開始した国内の急行列車「スイス・エクスプレス」には
高速走行と山間部のカーブなどに対応した専用の振り子式客車が使用され、
それに合わせて特殊な連結器を装備した8機のRe4/4Ⅱにも
客車と同じ色の塗装が施されました。
しかし優等列車の「IC(インターシティ)」統一化に伴い、
しかし優等列車の「IC(インターシティ)」統一化に伴い、
スイス・エクスプレスは82年に引退。
専用機も順次、一般の赤へと塗り替えられていきました。
ところがそんなスイス・エクスプレス色の生き残りが、
ところがそんなスイス・エクスプレス色の生き残りが、
現在でも二機だけ存在するのです(Re420の11108と11109号機)。
客車の引退から30年近く経っても専用塗装のままとは、
まるで「レインボー」引退後も専用色を保ち続ける「虹ガマ」のようですね。
今回の遠征ではラッキーなことに、
客車の引退から30年近く経っても専用塗装のままとは、
まるで「レインボー」引退後も専用色を保ち続ける「虹ガマ」のようですね。
今回の遠征ではラッキーなことに、
そのうちの一機・11108号機と遭遇することができました。
このカマの特徴は塗装のみならず、紋章がスイス国旗ではなくSBBマークで、
裾部の出っ張りには特殊連結器(自連)装備時代の名残りが見られます。
さらに残された二機には、11108が菱形パンタ、11109はシングルアーム
というバリエーションまであり、まさにネタガマ要素満載。
このカマの特徴は塗装のみならず、紋章がスイス国旗ではなくSBBマークで、
裾部の出っ張りには特殊連結器(自連)装備時代の名残りが見られます。
さらに残された二機には、11108が菱形パンタ、11109はシングルアーム
というバリエーションまであり、まさにネタガマ要素満載。
これが国際夜行列車や重連運用なんかに入った日にゃ、
スイスの鉄は大興奮! ・・・なのでしょうか?
ちなみにこの日、コイツを必死に撮影していたのは
私だけでした・・・。
11.01.26 スイス国鉄 チューリッヒ中央駅 (Zurich HB)