信越本線 02・・・ありがとう信越山線 撮影記 [鉄道写真撮影記]
北陸新幹線の金沢延伸開業に伴いJRから並行在来線として経営分離され、3月14日より第三セクター方式の「えちごトキめき鉄道」へと転換される信越山線(信越本線・長野~直江津)。 その三セク転換を翌週に控えた土壇場に、私は有給休暇を使って金・土の泊まりがけで同線の撮影へとやってきました ε=┌(*´∀`)┘イッチャエ!。前回にお伝えした初日の金曜日(3/6)は、事前の曇り時々晴れというビミョーな予報に反して見事なまでの快晴となり w(゚0゚*)w オォー!!、廃止間近の189系「妙高」を念願の妙高山バックで撮影。さらに脇野田で快速「くびき野」、直江津では寝台特急「トワイライトエクスプレス」などの記録もでき、大満足の一日となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。今回はその続きで、翌二日目の撮影記です。
3月7日(土)
高田(新潟県上越市)で迎えた二日目の朝。
前夜に着いたときにはステンドグラスが透けていたことから、
一見、欧風建築っぽく見えた高田駅(のアーケード)ですが、
明るいところで見ると瓦屋根の和風建築? σ(゚・゚*)ンー…
実はこのデザインは、かつてこの地にあった高田城を
イメージしたものなのだとか。
▲15.3.7 信越本線 高田
出発前にちょこっとだけ街散策へ...((((o* ̄-)o
せっかく高田へ来たのなら、ぜひともこの目で見たかったのが、
雪国を象徴するような雁木(がんぎ)造りのアーケード。
そのなかでもこの場所(南新町)は、
ソネブロ仲間でお馴染みのsonic画伯が描かれていて、
今年の絵葉書ランキングの15位で紹介されています。
(゚∀゚*)オオッ!!
アニメやドラマの作品に出てきた場所へ実際に行くことを
「聖地巡り」と言うそうですが、
まさにここはsonic作品のファンにとって、
「聖地」のひとつと言えるでしょう。
そもそも今旅のメインは二日目の土曜日(3/7)にあります (・o・*)ホホゥ。というのも、前記事の冒頭にも書いたように三セク転換のちょうど一週間前となったこの土・日には、信越山線の惜別イベントとして様々な臨時列車が運転されるのです (゚∀゚*)オオッ!。そこで本来は私も、それに合わせた土・日で撮影に訪れるつもりでいたのですが、事前の予報によるとどうやら週末の信越地方は天気が崩れるらしい σ(・ω・`)ウーン…。ならばと、私は予報の時点で少しでも晴れが見込める金曜日を初日としたのでした。たしかにその選択は現時点で正解だったと言え、初日が予想以上の晴天となったのは前記事でお伝えした通り \(゚∇゚)/ハレタ━!!。しかし平日の金曜日に撮れるのは定期列車のみで(たまたま国鉄色の189系が定期運用の「妙高」に就いていたけれど)、やはり車両的に面白いのは、臨時列車が運転される土曜日です ( ´_ゝ`)フーン。曇り時々雨という予報なのが気がかりですが、晴天に恵まれた初日に妙高山バックの信越山線らしい情景写真は撮れたことだし、曇天予報の二日目は情景的よりも臨時列車を主体に記録写真(編成写真)を残そうと、私は事前に編成写真がキッチリと撮れるような撮影地をいくつかピックアップ。二日目の天気は完全に諦めモードでした ε-(´∞`;)ハア…。ところが、翌朝になって起きてみると・・・晴れて日が差しているではありませんか! Σ(゚∇゚ノ)ノエエッ!? ひょっとして昨日に続き今日も「晴れ運」が降臨するのか!? ハレ━━(゚∀゚)━━ル? でも、これは一時的に日が差しているだけなのかもしれません。当日朝の時点でも曇り予報と出ているので、あまり過度な期待はせずに二日目の撮影へと向かいます ...((((o* ̄-)o。
朝日が差し込む高田のホームに入ってきたのは、
新潟の115系で運転される二本木行きの上り普通列車1322M。
基本的に長野の115系が使われる信越山線(長野~直江津)に
この新潟色が乗り入れてくるのは、
一日一往復(1322M~1331M)のちょっとレアな運用です。
▲15.3.7 信越本線 高田
その1322Mと交換した、
直江津行きの下り普通列車341Mにはこの日、
スカ色を復刻した長野のC1編成が充当されていました。
色違いの115系が並ぶ貴重なシーンが高田で展開。
(゚∀゚*)オオッ!!
▲15.3.7 信越本線 高田
私が高田から乗る二本木行きの上り普通列車(1322M)は、同駅で直江津行きの下り普通列車(341M)と交換してから発車するのですが、その交換相手に使われていたのは・・・なんと、スカ色の115系(C1編成)! w(゚0゚*)w オォー!! 実は国鉄時代のスカ色(横須賀色)を復刻したこの編成は後ほど、臨時快速「信越線スイッチバック号(長野~直江津)」として運転される予定なのですが、その間合いで朝の普通列車運用(341M~344M)にも入っていたのです。これはちょっとしたファンサービスでしょうか (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。そしてこのスカ色編成こそが、本日最初のターゲット。直江津で折り返してくる長野行きの上り列車(344M)を、沿線の撮影ポイントで狙おうと思います (`・ω・´)-3フンス!。そこで曇り空を想定していた私は、これを二本木駅手前の緩やかなカーブで列車主体に撮ろうと考えていましたσ(゚・゚*)ンー…。ところが、予報に反して今のところ空はスッキリと晴れ渡っており、まったく曇る気配など感じらません「(゚ー゚)アリ?。ここまでのピーカンならば、おそらく今日も「あの山」がきれいに見えるのではないでしょうか・・・(*゚ロ゚)ハッ!!
やがて車窓に見えてきたのは妙高山。
手前の高架線はもちろん北陸新幹線ですから、
晴れれば新幹線の車窓からも
妙高山がキレイに見えそうですね~!
(´▽`*)タノシミ~♪
▲15.3.7 信越本線 南高田-脇野田
ミョーコーサン、キタ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ッ!!
そう、昨日に続き今日もクッキリ、信越のシンボル妙高山。まるで曇りや雨だなんていう予報をあざ笑うかのように、その雄大な姿を見せつけています (* ̄^ ̄*)フン!。ああ、こんなことならもっと早く高田を出発して、今日も妙高山バックの撮影地へ向かえばよかったなぁ・・・なんて、ちょっと後悔 (・ε・`)チェ。 え?妙高山バックは昨日の189系「妙高」で、もう撮ったじゃないかって? ヾ(´∀`;)トッタジャン… いやいや、今日は今日でスカ色の115系を妙高山バックで撮りたいところ。阿呆らしいかも知れないけれど、何せ今回は信越山線として最後の撮影機会になるわけですから、できれば同線沿線の象徴ともいうべき妙高山をバックにしたシチュエーションでは、もっといろいろな車両や列車の姿を残したかったのです ( ´_ゝ`)アッソ。しかし、昨日は妙高山バックのポイントへ関山の駅から一時間もかけて歩いて行きましたが、今乗っている列車はその関山のひとつ手前である二本木止まり。撮影地自体は二本木と関山の間に位置するものの、二本木から歩いて行ったのでは約40分後に通過するスカ色には到底間に合いません (゚ペ)ウーン…。残念ながら徒歩鉄がスカ色を妙高山バックで撮るには、今からだと時間的に無理があります・・・(・ε・`)シャーナイネ。そんなことを考えているうちに、私を乗せた列車はスイッチバックを経て、終点の二本木に到着。
二本木に着いた1322M。
前三両は新潟色、後ろ三両(手前)は長野色でした。
ちなみにこの後部編成、色は長野色のままですが、
先頃に新潟へ転属となったものです。
▲15.3.7 信越本線 二本木
スイッチバック方式として知られる二本木。
その駅舎はどっしりとして庇が長く、
いかにも雪国らしい佇まいをしています。
▲15.3.7 信越本線 二本木
高田0756-(信越1322M)-二本木0820
やはりここは予定通り、無難に駅から徒歩20分ほどの編成写真ポイントへ向かうとするか・・・と駅舎を出たところ、そこで私の目に留ったのは一台のタクシー (=゚ω゚=*)ンン!?。二本木はふだんからタクシーが常駐しているような駅ではなく、このクルマはたまたま次の列車(私が乗ってきた列車の折り返し)の時間に合わせて、地元の方が駅まで乗られてきたもの。でもこれって、ひょっとすると「渡りに船」ってヤツなのではないでしょうか? (゚0゚;)ハッ! 私は咄嗟にそれを捕まえて飛び乗り、妙高山バックの撮影地がある「片貝」という集落名を告げました ヽ(゚д゚)ヨロシコ!!。
二本木の駅前からはタクシーに乗っちゃいました。
ちょうど踏切待ちで横切ってゆくのは、
私が先ほど乗っていた1322Mの折り返し列車で、
長岡行きの1331M。
二本木駅前を出発したタクシーは、県道を関山方向へ進みます ε-ε-ε-凸 。道すがら、妙高山が見える良さそうな撮影ポイントがあれば、そこで下ろしてもらおうかとも考えていたのですが、線路際に積まれた雪壁が高くて列車の姿が半分くらいしか見えそうになかったり、スッキリとしたポイントでもすでに同業者が集まっていたりして、なかなか思うような場所がありません σ(・ω・`)ウーン…。こうなると、もう私のアタマのなかに思い当たる妙高山バックの撮影地はひとつだけ。そう、前日にも訪れた丘の上の俯瞰ポイントです。あそこならばキャパが広いので、今から駆け付けても何とかなるハズ m9(`・ω・´)ケテイ!。二本木から走ること15分、雪原手前のアプローチ部分でクルマを停めてもらいました。ここまでの運賃は1680円。ちょっと豪華な駅弁+ビール一缶分ってところか・・・(´~`;)ウーム。
前日に続いてやってきた、妙高山バックの俯瞰ポイント。
今日も今のところスッキリと山々が見渡せます。
雪原を横断し、斜面に登って撮影ポイントへと到達 ε-(´o`;A フゥ…。まさに前日と同じ行動です。ただし平日だった昨日は同業者が私の他にお一人だけだったのに対して、土曜日で臨時列車が多く走るこの日は同ポイントに数多くの同業者が集結し、その数ざっと50人くらい w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。それでもキャパにはじゅうぶんな余裕があり、通過の20分前でも私は無事に撮影場所を確保することができました ε-(´∀`;)ホッ。急いでカメラをセッティングすると、すぐに二本木の方から聞こえてきたのは、115系のモーター音・・・ ε-(°ω°*)キタッ!。
雪原を行くスカ色の115系。
主に中央山線が活躍の場であるスカ色115系の「山スカ」ですが、
今日は臨時列車運用で信越山線に駆り出されました。
バックに広がる山もいつもの南アルプスではなく妙高山です。
▲15.3.7 信越本線 関山-二本木(後追い)
妙高山バックで山スカが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
前日の「妙高」とほぼ同じアングルとはまったく芸がありませんが、信越線を行く妙高山バックのスカ色なんて臨時運用のこんな機会でなければまず見られないようなシーンなので、個人的にはここで撮れて満足です。これはタクシーを使ってまで来た甲斐があったというもの。駅弁+ビール代相当の出費がムダではなかった・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚エガッタ・:*:・。それにしても二日連続で妙高山がクッキリとは、予報を覆すほどの晴れ運が継続中か? アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
実は列車通過時の太陽には薄雲がかかっていて、
バリ晴れというワケではなかったのですが、
曇天予報でここまで晴れていれば上出来でしょう。
いま通過したスカ色の344Mは、このすぐ先の関山で189系の「妙高1号」と交換します (゚∀゚)オッ!。昨日は国鉄特急色の編成(N101編成)だった「妙高」ですが、運用からして今日の同列車に使われるのは国鉄色とは異なる「あさま色」と呼ばれる色の編成。同ポイントで国鉄色の「妙高」を撮っている私にとっては、「あさま色」が加わることで記録のバリエーションが増えることになります。アレは撮った・・・コレはまだ撮っていない・・・なんて、まるでコンプリートを目指して、何かを収集しているような感じですね (^^;)ゞポリポリ。
列車名の由来となった妙高山の麓を行く、189系の「妙高」。
今日はシックな色合いの「あさま色」編成で運転されました。
▲15.3.7 信越本線 関山-二本木
妙高山バックであさま色も撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
かつて上野と長野・直江津を結んでいた信越本線の特急「あさま」に使われていたことから、今も「あさま色」と呼ばれているこの色の編成(N102編成)。雪山を背にして走り行く姿は、まさに往年の特急「あさま」を彷彿とさせるようなシーンで、信越線の特急は国鉄特急色よりもこちらの「あさま色」が印象深いという方も多いのではないでしょうか アサマ…(´ω`)ナツカシス…。この「あさま色」も信越山線を記録するうえで、欠かすことができない車両です。
いっぽう、昨日の「妙高」に使われていた189系国鉄色編成の方はというと、このあとに臨時列車「ありがとう信越線」号としてここを通過します (゚∀゚)オッ!。つまり今日は短時間で二色の189系が撮れるオトクな日なのです (゚∀゚*)オオッ!!。私は昨日も同ポイントで同編成を撮っているけれど、大好きな国鉄特急型は何度だって撮り飽きることはありません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。とはいえ、まったく同じアングルというのもなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー などと思いながら、通過までの限られた時間で周囲をウロウロしながら別アングルを模索してみます o(- ̄*o))))…ウロウロ…((((o* ̄-)o。ただ、ここは高台から多くの方が俯瞰で狙っているような所なので、一人だけ線路端に近づくなんてことはできず、アングルを変えると言っても丘の上でちょっと立ち位置を移動することくらいしかできないんですけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ。そんなウロウロとしているなか、同業者が集まった丘の一角で耳に入ってきたのは、どこか聞き覚えのある声・・・ (=゚ω゚=*)ンン!?。その声の主とは、なんとソネブロ鉄仲間のtwingo583さんではありませんか! Σ(゚∇゚ノ)ノエエッ!? いくら同じ撮り鉄とはいえ、こんな長野と新潟の県境にある雪山で偶然にお会いしちゃうなんて、お互いにビックリです w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。twingo583さんはお子さんやご友人とともにクルマで夜通し走り続けて来られたそうで、やはり曇り予報に反してクッキリと見えていた妙高山を目にし、この撮影地を選んだとのこと。考えることは皆同じですね~(笑) ナカーマ(*・∀・)人(・∀・*)ナカーマ。 そんなお話をさせている間に、早くも「ありがとう信越線」の通過時刻になりました。私もtwingo583さんと同じ一角で撮影します【◎】]ω・´)パチッ!。
春まだ遠き雪国の集落をゆく国鉄特急色の189系。
ここを走ることが日常の風景であった国鉄型車両は、
まもなく過去のものになろうとしています。
▲15.3.7 信越本線 関山-二本木
「ありがとう信越線」号が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
朝より気温が上がり、だいぶ雲が湧いてしまったけれど、通過時にはなんとか山頂まで見えてくれました ε-(´∀`;)ホッ。丘の上をちょこっと移動しただけなので、パッと見は先ほどの場所と大して差のないアングルに見えますが、こちらのカットでは列車の背景に集落の家々や学校(廃校となり、現在は郷土の資料館)などが写し込め、少しばかり沿線の生活感が出たように思います。そんな集落を背にした国鉄色189系の「ありがとう信越線」号は、長年走り続けたこの地との別れを惜しむかのように、警笛を高らかに鳴らしながら走り去ってゆきました サイナラ…(´;ω;)ノ~~~。
さて次なる狙いは、先ほど長野へ上っていったスカ色115系の折り返しとなる臨時快速「信越線スイッチバック号」と、やはりこれも信越山線惜別イベントの一環として新潟と長野の間で運転される臨時特急「懐かしの特急みのり」号で、この「みのり」には国鉄特急色の485系(新潟車)が使われます (゚∀゚*)オオッ!!。この二列車を撮るにあたり、スカ色は先ほど妙高山バックで一度撮っているし、できれば「みのり」の方は復刻されたヘッドマークがしっかりと解るようなアングルで撮りたいことから、私はここで撮影地を変えることとしました。短い時間でしたが、twingo583さんともここでお別れです オツカレッス(*゚∀゚)ノ。妙高山バックの撮影地をあとにした私は、「みのり」のヘッドマークが見えて通過時に順光となるような都合のいい撮影地なんて、この付近にあったかな・・・σ(゚・゚*)ンー などと考えながら、とりあえず前日も歩いた関山方向へ進みます テクテク C= C= C=┌(* ̄ー ̄)┘。すると撮影地を変えたこのタイミングを計ったかのように、空には厚い雲が広がり出してきました ( ̄△ ̄;)アラ…。そう言えばすっかり忘れていたけれど、今日の天気はそもそも曇り予報だったっけ・・・。
晴天から一転、
午後になると厚い雲が空を覆い尽くしてしまいました。
再び晴れる気配はなさそう・・・(゚ペ)ウーン…
太陽が隠されて、日が差さなくなってしまったのは寒々しいけれど、撮影地を探す上での順光という条件は必要なくなりました。もちろん晴天順光が最高の条件ではあるけれど、正直、順光のポイントが思い当たらなかった今の私には、この曇りはむしろ助かったと言えるかも知れません( ̄ω ̄;)タシカニ…。光線状態を考えなくて済むのならば、私にはスッキリと撮れる場所に心当たりがありました(・・・と言っても、有名な定番ポイントだけどね)。そこは現在地からちょっと遠くて、次に通過するスカ色の「スイッチバック号」は間に合うかどうか微妙なところですが、とにかく少し急ぎ目で向ってみることにします サクサクε=ε=ε=┌(;・_・)┘。しかし無情にも私の足より時は早く進み、その撮影地へたどり着く前にスカ色が関山を通過する時刻を迎えてしまいました ヾ(´д`;)アア…。もうスカ色はダメだと諦めかけたその時、私の進む先に見えてきたのは信越線を跨ぐ一本の細い人道橋・・・ Σ(゚o゚;)ハッ。一か八か、私は藁をもつかむ思いでそこへ駆け上がり ダダダッε=ε=ε=ヾ(;゚ロ゚)ノ、苦し紛れに下を通過するスカ色を撮ってみました【◎】]ω・´)パチッ!。
関山を発車したスカ色115系の快速「信越線スイッチバック号」。
特別なヘッドマークなどは無く、快速幕が掲出されました。
▲15.3.7 信越本線 二本木-関山(後追い)
その結果は・・・お?意外と悪くないんじゃない?(゚∀゚)オッ! 余計な障害物はクリアできているし、快速幕だってこともちゃんと解る。咄嗟の撮影にしては上出来じゃないですか(自画自賛w)グッジョヴ(*`д´)b。ちなみに列車名になっているスイッチバックとは、現在の信越本線で唯一のスイッチバック駅である二本木のことを差しているのですが、実はこの写真でスカ色が進む本線とは逆方向の左へ分かれている線路は、もともと関山の駅がスイッチバック時代だった頃の名残で、この先には前記事でちょこっと紹介した旧ホームなどが今も残されています (・o・*)ホホゥ。そう言う意味でここは「信越線スイッチバック号」を撮るのにふさわしい撮影ポイントだったといえるのではないでしょうか (^皿^;)コジツケ…。もちろん撮ったときには、そんなことまで考えていなかったけれど(笑)。かろうじてスカ色を撮ったあと、跨線橋からさらに先へと進み、お目当ての撮影地へ到着です。なんとか「みのり」には間に合いました ε-(´o`;A フゥ…。
とりあえず本命の「みのり」が来る前に、
普通列車で試し撮り・・・って、
なんとここで現れたのは、湘南色115系!
湘南色、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
▲15.3.7 信越本線 二本木-関山
妙高山バックから歩くこと50分 ε-(´o`;A フゥ…。私がやってきたのは昨年の秋に「妙高」を撮影した、関山駅近くの直線ポイントです。本来ここは午前中が順光なのですが、完全なドン曇りとなった今の状況では光線状態など無問題 ( `ハ´)モーマンタイ!。オーソドックスな編成写真を狙うのに適したこの場所で「みのり」を狙いたいと思います。試し撮りのつもりだった先行の普通列車に湘南色が現れてテンションは上がるも (゚∀゚*)オオッ!、日が陰ってしまったことで気温の方は一気に下がり {{{{(*+ω+*)}}}}サビイィィィ、寒さに震えながら待つことしばし・・・やがて鉛色の空のもと、直線上に三つのライトを輝かせた国鉄色485系の姿が見えてきました ε-(°ω°*)キタッ!。
緑色のヘッドマークを掲げて、
雪原を快走する485系の「懐かしの特急みのり」。
かつて長野と新潟を結んでいた特急列車が、
信越線のラストウィークに復活です。
「みのり」のヘッドマークには
長野の名産品であるリンゴが描かれています。
みのりちゃんが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
国鉄色485系の「みのり」、このりんごマークが懐かしい~!(´ω`)ナツカシ…イ?・・・と言いたいところですが 、個人的に「みのり」って特急列車は現役時代の印象が薄くて、実は復刻運転と言われても個人的にあまりピンと来ないのが正直なところなんですよね・・・人( ̄ω ̄;) スマヌ。特急「みのり」は97年に新潟と高田の間で運転を開始し、長野新幹線開業後には運転区間が高田から長野へと延長(長野発着の列車が増発)。しかし利用率低迷により誕生から5年後の02年には、前記事でちょこっと紹介した快速「くびき野」へ格下げされて消滅・・・という経歴の、短命で地味な列車でした(私の印象があまりに薄いので、説明はwikiを参考にしています ^^;)。そういえば「みのり」というと、かつて奥羽本線で一年半だけ走っていた特急「むつ(秋田~青森)」とともに、リンゴをヘッドマークのモチーフにすると地味で短命に終わるみたいなジンクスが、ファンの間で囁かれていたような覚えがあります (^^;)ゞポリポリ。・・・と、なんだかえらい言われようの列車ではありますが、ビジュアル的には国鉄色485系に鮮やかな緑色のヘッドマークはなかなか似合いますね 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
今回の「みのり」に使われた485系は新潟のT18編成で、
新潟方の先頭車は四つ目が特徴の
1500番台(クハ485-1508)でした。
▲15.3.7 信越本線 関山-二本木(後追い)
朝の妙高山バックに加えて、スカ色の「スイッチバック号」、485系の「みのり」まで撮れれば、もうじゅうぶんにお腹いっぱいなのですが (●´З`)=3マンプクプーッ、まだ終わりではありません。最後の信越山線を名残惜しむかのように、あと少しだけ同ポイントで撮影を続けます (`・ω・´)-3フンス!。「みのり」の通過から40分後にやってきたのは、同じく国鉄特急色のこの列車でした (゚∀゚*)オオッ!。
485系「みのり」に続き、
今度は国鉄特急色の189系が現れました。
個人的に信越山線の特急型というと、
485系よりも189系の方がしっくり来るように思います。
やはり「あさま」のイメージが強いのかな・・・。
▲15.3.7 信越本線 二本木-関山
国鉄色189系、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
これは先ほどの妙高山バックで撮影した「ありがとう信越線」号の折り返し。「ありがとう」と銘打った惜別の記念列車なのに、特別なマークでは無く「臨時」表示なのがちょっと残念ではありますが、短時間で国鉄特急型が続けざまにやってくるとは、なんとも贅沢なことです ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。スカ色115系、湘南色115系、国鉄特急色485系、同色189系・・・と、このラインナップはまさに国鉄時代そのもの。今日の信越山線における「国鉄色まつり」は、まさに最後の出血大サービス、大盤振る舞いと言ったところでしょうか マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。
そして、今の「ありがとう信越線」号と関山の駅で交換するのが、189系「あさま色」の「妙高3号」。時間的にこの「妙高」が、三セク転換前の信越山線で私が撮る最後の列車となります。ついにこのときを迎えてしまいました (´・ω・`)ショボーン。私は沿線民ではない一鉄道ファンに過ぎないけれど、今までに幾度となく旅の過程で通った信越山線。その思い出と感謝の気持ちを指先に込めて、シャッターレリーズを押します 【◎】]ω・´)パチッ!。
長野新幹線開業で特急「あさま」が廃止された以降も、
こうやって「妙高」に使われ続けてきた長野の189系。
まさに信越山線の顔とも言うべき車両でした。
最後に復刻された側面の■ASAMA■マークが誇らしい・・・。
▲15.3.7 信越本線 関山-二本木
これで二日間に渡った信越山線の撮影はすべて終了です。三セク転換直前のラストウィークに訪れた信越山線。もうこの時期を迎えてしまった以上は、天候にしても、車両運用にしても、高望みができるような状況ではありませんでした。ところが実際には天気予報を覆すような好天に恵まれ、さらに「国鉄色まつり」とも言える嬉しい車両運用に当たり、まるで最後の信越山線撮影を天が味方してくれたような二日間となりました。記録としての写真だけでなく、いい思い出が残せて本当に大満足です。三セク転換により信越本線や北陸本線としての歴史は幕を下ろすことになった並行在来線区間ですが、廃線になるわけではありません。きっとそれぞれにいろんな意見がおありだと思いますが、私としてはあまり悲観的にならず、新たに出発する各三セク路線を応援し、必ず再び乗り鉄、撮り鉄に訪れたいと思っています(^^)。
関山から乗る長野行きは、長野色115系。
三セク転換後はえちごトキめき鉄道としなの鉄道を
直通する定期列車は一本もなくなり、
すべて妙高高原で乗り換えることとなります。
▲15.3.7 信越本線 関山
関山から一時間で長野に到着。
最後の信越山線旅が終わりました。
▲15.3.7 信越本線 長野
関山1353-(信越348M)-長野1447
さて、信越線の撮影を終えて長野へ戻ってきた私。本来ならばここから長野新幹線へと乗り継ぎ、いつものようにご当地駅弁で車内打ち上げをしながら東京へと帰りたいところ (゚∀゚)オッ!・・・なのですが、今回はちょっとした諸事情で節約せねばならず ( ̄△ ̄;)エ…、長野からの帰路には新幹線の約半値で済む、高速バスを使うことにしました (・ε・)フーン。そこで、改札口を抜けて善光寺口にある高速バス乗り場へと向かおうとしたところ ...((((o* ̄-)o 、なんと通りがかった駅ビルのオープンテラスで、偶然にもこんなイベントに遭遇してしまいました! エッ!(゚∀゚≡゚∀゚)ナニ!?ナニ!? (ゆるキャラさん!必見です!! ^^)
新しい駅ビルのテラスに・・・何かいるぞ!
ゆるキャラ軍団!? (=゚ω゚=*)ンン!?
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あっ!あれは!!!Σ(*゚0゚*)ハッ!!
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ソネブロ仲間、ゆるキャラさんの一推しキャラ、
「アルクマ」ぢゃないですか!!
クマ━━━━(゚(エ)゚)━━━━ッ!!!
個人的に初めてアルクマに出会えたのは嬉しい!
しかも駅長バージョン!!
駅ビルテラスのイベントコーナーへ上がってみると、
長野のゆるキャラたちが大集結していました。
(アルクマ以外は名前の知らないキャラばかりだけど・・・^^;)
これはゆるキャラさんへのいいオミヤゲになったかな?(笑)
なんとなんと、長野のゆるキャラが大集合~!w(゚0゚*)w オォー!! どうやらこの日は、北陸新幹線の開業に合わせて改装された新しい駅ビルのグランドオープンだったらしく、それを記念して行なわれていたのがこの「ゆるキャラ大集合」というイベントだったのです O(≧▽≦)Oワ~イ♪。それにしても長野に14時47分の電車で着いて、15時開催のこのイベントにたまたま遭遇したのですから、なかなかナイスなタイミングではありませんか Σd(≧ω≦*) グッ 。しかも高速バスではなく新幹線だったら、改札を出なかったかもしれないし・・・そう考えると「ゆるキャラ運」が降臨!? (゚∀゚)アヒャ☆ 信越線の「国鉄色まつり」に続き、長野の「ゆるキャラまつり」とは、何とも楽しい遠征になりました。マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪
北陸新幹線の延伸開業を間近に控え、
リニューアルとなった長野駅。
目を引く大庇と列柱は”門”をイメージしており、
信州の玄関口としての長野を表しているとのこと。
( ̄。 ̄)ヘー
▲15.3.7 信越本線 長野
ここでようやくちょっと遅い昼食をとります。
長野と言えば、やっぱりお蕎麦でしょう。
蕎麦前にまずは板蕎麦の網焼きで一杯。
そしてシンプルなもり蕎麦をいただきます。
ソバ(゚д゚)ウマー!
今回、長野からの帰りに利用したのは
京王バスとアルピコグループが共同運行している
高速バス 新宿-長野線。
長野から新宿まで定時運行で3時間40分と、
ちょっと時間はかかりますが、
三列シートの独立席で、快適なバス旅が楽しめました。
高速バスで途中の休憩ポイントとなった
上信道上り線の横川サービスエリア内には、
かつて碓氷峠を通過していたキハ57の急行「志賀」に扮した、
キハ58のカットモデルが鎮座していました。(゚∀゚)オッ!
クルマを持たない私は
なかなかSAに立ち寄る機会が無いのですが、
これは一度見てみたいと思っていたんですよね~。
(´▽`*)キハキハ~♪
ちなみにこのキハのなかでは、
横川名物「峠の釜飯」などを食べることができるそうです。
長野駅1700-(京王高速バス6026便)-新宿駅西口2040