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伯備線・・・381系 特急「やくも」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.08.01 伯備線 
夏景色を走る国鉄特急型!
381系 特急「やくも」 撮影
 
 
おはようございます ('-'*)オハヨ。
8月1日の朝5時半、私が今いるのは、岡山県北部の新見(にいみ)駅です。


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中国山地の南麓に位置し、
北は鳥取県、西は広島県と接する、
岡山県の新見市。
市の中心にある新見駅は
赤い瓦屋根が印象的な駅舎です。
▲22.8.1 伯備線 新見


毎年の事ですが、業務の都合でお盆の時期に仕事を休めない私は、今年も皆さんよりちょっと早く、7月の末から8月のアタマにかけて数日間の夏季休暇を取得 (´▽`*)ナツヤスミ♪。鉄道好きの“鉄ちゃん”としてはこの休みを利用して、どこかへ“鉄旅”(鉄道旅行)に出かけたいところです (・∀・)イイネ。
コロナの陽性者数が全国的に多い状況なのが気がかりではありますが (゚ペ)ウーン、今夏は今のところとくに行動制限などが要請されておらず、事前に行った簡易検査で自身の陰性が確認できたことから、私はかねてより考えていた旅行計画を実行することとしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


7月31日(日)

旅の初日(一日目)は、ほぼ移動のみ。
シーズン限定でJR全線の普通列車と快速列車が“一日じゅう乗り放題”となる、おなじみの「青春18きっぷ」を手にした私は (*・∀・)つ[18]、東京から東海道本線、山陽本線の列車をいくつも乗り継いで、ひたすらに西へ西へと向かいます ...((((o* ̄∀)oニンニキニキニキニンニン。


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旅のスタートは
東京を早朝の5時20分に発車する
東海道線の沼津ゆき普通列車。
(*´O)ゞフワァァ…
▲22.7.31 東海道本線 東京

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三島、静岡、浜松で列車を乗り継ぎ、
“しぞ〜か大陸”(静岡県)を横断。
最近話題の313系8000番台
(元・セントラルライナー)
に当たるのをちょっと期待したけど、
いずれもノーマルな313系ですた。
▲22.7.31 東海道本線 静岡

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大垣で米原ゆきに乗り継いで、
関ヶ原越え。
▲▲22.7.31 東海道本線 大垣
▲22.7.31 東海道本線 関ヶ原(車窓から)

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米原からは“韋駄天”の新快速に乗車。
京都も、大阪も、神戸も素通りし、
一気に姫路まで行きます。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲22.7.31 東海道本線 米原

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姫路の待ち時間でお昼ゴハン。
食べるのはもちろん
当駅名物「まねきのえきそば」。
和風だしに中華麺を組み合わせた、
独特な駅蕎麦です。
≠( ̄ε ̄*)ズルルッ

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相生で乗り継いだ山陽本線の三原ゆきは
国鉄型車両の115系(右)。
(゚ー゚*)マッキイロ
JR東日本の当系は退役しましたが、
西日本ではまだまだ現役です。
▲22.7.31 山陽本線 相生

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そして岡山で乗り換えた
伯備線の新見ゆき。
こちらも黄色い115系でした。
途中駅の豪渓で
特急「やくも」の通過待ち。
▲22.7.31 伯備線 豪渓

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高梁川に沿って走る伯備線。
車窓からその川景色が望めます。
(・∀・)イイネ
▲22.7.31 伯備線 美袋-備中広瀬
(車窓から)

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陽が落ちた19時半、
目的地の新見に到着しました。
初日の行程はここまでです。
(・ω・)トーチャコ
▲22.7.31 伯備線 新見


岡山で山陽本線から伯備線(はくびせん)に乗り換えて、高梁川(たかはしがわ)に沿って北上 ...(((o*・ω・)o。東京からの移動距離813キロ、14時間かけて新見へとやってきました。初日は当地で宿泊します (´w`*)ドツカレサン。
まるまる一日かけての長旅だったけど、列車に乗ることが好きな私にとってはさほどツラくは感じないし(むしろ楽しいw)、学生が夏休みの期間中ではありますが、どの列車もとくに混雑することなく余裕で着席でき、快適に移動できました (´ー`)マターリ。
ちなみに東京都区内から新見まで、普通乗車券ならば片道11,330円かかるところ(なお、東京から岡山まで新幹線「のぞみ」を使った場合は +5,930円)、今回は「青春18きっぷ」一回分の2,410円換算なので(18きっぷは一枚12,050円で、5回まで使用できます)、実に“77%オフ”ということになります (´艸`*)オトク♪。一日(一回分)でほぼ「18きっぷ」一枚(5回分)の元が取れちゃった (゚∀゚)アヒャ☆。

東京0520-(東海道321M)-三島0721~0729-(741M)-静岡0829~0831-(5739M)-浜松0941~0943-(5117F特別快速)-大垣1147~1212-(3213F)-米原1246~1250-(3267M新快速)-姫路1518~1534-(山陽971M)-相生1553~1556-(1325M)-岡山1703~1744-(伯備1975M)-新見1936


8月1日(月)

そして旅の二日目の朝、冒頭でご挨拶したように、私は新見の駅前に立っております (゚ー゚*)ニーミ。
一日じゅう列車に揺られていただけ(?)の昨日は、新見へ“前乗り”(前泊)するための移動だったようなものなので、今日があらためて旅の初日といった気分。
ここ新見は中国地方の東部における鉄道の要衝で、岡山と鳥取の米子をむすぶ伯備線、兵庫の姫路と当駅(新見)を津山経由でむすぶ姫新線(きしんせん)、広島と当駅を三次経由でむすぶ芸備線(げいびせん)の三路線が集まります (・o・*)ホホゥ。赤字路線で廃止危機に直面している芸備線も鉄ちゃんとしては気がかりな存在ですが (゚ペ)ウーン…、今回の私の目的路線は伯備線です コッチ…((((o* ̄-)o。
新見始発の米子ゆき下り普通列車に乗り込むと、定刻の5時46分に発車しました。


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新見から乗る伯備線の米子ゆきは
昨日に乗ったのと同じ黄色い115系。
(゚ー゚*)マッキイロ
国鉄型らしいボックスシートが
旅情を誘います。
(´ω`*)シブイ
▲22.8.1 伯備線 新見

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本来は駅の改札で捺してもらう
「18きっぷ」の使用印(入鋏)ですが、
新見駅の有人時間(窓口が開く時間)は
午前8時からとなっていたため、
使用印は乗車する列車の乗務員さん
(今回はワンマン列車だったので運転士さん)に
手書きで入れていただきました。
(o゚ェ゚)φ゙カキカキ


伯備線は山陽本線と接する岡山の倉敷を起点に、総社(そうじゃ)、備中高梁(びっちゅうたかはし)、新見、生山(しょうやま)、根雨(ねう)などを経て中国地方の東部を縦断し、山陰本線と接する鳥取の伯耆大山(ほうきだいせん)にいたる、全長138.4キロの直流電化幹線 (・o・*)ホホゥ。なお、当線の正式な路線区間は倉敷〜伯耆大山ですが、倉敷〜岡山は山陽本線に、伯耆大山〜米子は山陰本線にそれぞれ直通し、一般的には岡山〜米子をむすぶ路線として知られます ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。


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備中神代(びっちゅうこうじろ)で見かけた
芸備線のキハ120形。
( ̄  ̄*)キハ
伯備線に乗り入れて新見を起終点とする
芸備線の列車ですが、
分岐駅は新見から二駅目の備中神代です。
▲22.8.1 伯備線 備中神代(車窓から)


中国山地を越えて山陽地方(瀬戸内側)と山陰地方(日本海側)を縦断する、いわゆる「陰陽連絡線」のなかにおいて伯備線は、大きな峠越えなどがないために比較的線形がよく、全線にわたって電化されていることから、普通列車のほかに特急列車の「やくも」や「サンライズ出雲」、また、貨物列車の運行も設定されており、陰陽連絡の最も主要な路線として位置づけられています ( ̄。 ̄)ヘー。


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高梁川の支流、西川に沿って走る伯備線。
ちなみにくねくねと蛇行する西川を伯備線は
新見から新郷までの4駅間(18キロ)で
実に23回も鉄橋を渡ります
(第一橋梁から第二十三橋梁まであるw)。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
▲22.8.1 伯備線 足立-新郷
(車窓から)


そんな伯備線を走る列車は、いまの私が乗っている普通列車の115系をはじめ、特急「やくも」の381系、貨物列車を牽引するEF64形電気機関車など、今もそのほとんどが昭和の国鉄時代に製造された、“国鉄型車両”を使用しており (゚∀゚*)オオッ!、シブ好み(?)の国鉄型ファンにとっては、まさに“聖地”といっても過言ではありません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。かくいう私もその国鉄型車両を撮影することが目的で、今旅は伯備線を訪れました (-`ω´-*)ウム。
新見から下り列車で北へ進むこと30分。私が下車したのは県境を越えて鳥取県に入った最初の駅である、上石見(かみいわみ)。


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鳥取県南部の日南町に所在し、
「にちなん高原の駅」の愛称を持つ
上石見。
三角屋根が印象的な駅舎には
食堂が併設されています。
早朝の今はもちろん開いてないけど。
▲22.8.1 伯備線 上石見


新見0546-(伯備821M)-上石見0619


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日南町は小説家の井上靖が
戦時中に家族を疎開させ、
自身も幾度となく訪れたゆかりの地。
当地を舞台とした作品もあるそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


夏の西日本は東日本に比べて、暑さが猛烈でハンパないというイメージがある私(昨今は東日本も大して変わらないキビシさだけど)、今旅もそれを覚悟してきたのですが ( ̄  ̄;)アツイ?、上石見の駅に降り立つと風が心地よくて意外と涼しい (゚ー゚?)オヨ?。
それは当駅が伯備線のなかでいちばん標高が高く(標高450m)、「にちなん高原の駅」という愛称が付けられている高原だからということもありますが、実は昨日まで西日本の南西側を台風(からの温帯低気圧)がかすめていて、中国地方に直接的な影響はなかったものの、その名残で今日も風がけっこう強く吹いているのです 彡(*´ー)スズシィ彡。
ちなみに今日の当地(岡山県北部および鳥取県南部)は“晴れ時々曇り”の予報。台風が離れたことで雨の心配はなさそうだけど、強い風に雲が流れる状況での“撮り鉄”は、雲影に気をもみそうだなぁ・・・ σ(・∀・`)ウーン…。


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雲間から青空が覗く空模様。
多少は暑くなってもいいから、
お目当ての列車を撮るときには
スッキリと晴れてほしいものです。
八(゚- ゚)ハレテ


上石見の駅から線路に沿った県道を、下り方向(米子方向)へ歩き進むことおよそ30分 ...(((o*・ω・)o。熱中症対策を意識してきたものの、薄晴れで日差しは弱く、涼しい風が吹き、また、道も緩やかな下り気味だったことで、ほとんど暑さを感じることなく汗もかかずに、目的地となる撮影ポイントへ到達 (・ω・)トーチャコ。


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やってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
田んぼが広がるのどかな風景のなかに
カーブする伯備線の線路が望めます。
うはっ、雲影で“まんだーら”だ。


ここは広大な田園風景のなかで大きくカーブする伯備線の線路を、並行する県道のあたりから少し高い目線で望める撮影ポイントで、撮り鉄からは“上石見の大カーブ”などと呼ばれるお立ち台的な有名撮影地です (・∀・)イイネ。
ちなみに伯備線といえば、高梁川や西川、日野川など、川辺や渓谷を走る姿が印象的なのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回の私は撮りたい列車が通過する時間帯の日当たり条件や、駅から歩いて移動する“徒歩鉄”でも無理せず効率よく撮影できる行動計画を踏まえて、この場所を撮影ポイントに選んでみました (-`ω´-*)ウム。
・・・が、晴れれば列車の側面へいい感じに日が当たるハズなのに、私が現地に着いて最初に通過した特急「やくも4号」は、流れ雲の影によって見事なまでの“まんだーら”(陰影のまだら模様)マソダ~ラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダ~ラ♪ 。


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山陽と山陰をむすぶ“陰陽連絡”を担う
伯備線の特急「やくも」ですが、
雲の悪戯によって車体も“陰と陽”に!?
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


国鉄特急型381系、今なお健在っ!∠(・`_´・ ) ビシッ!
名車として名高い485系583系などの流れを汲む、先頭車の屋根上ともいうべき高い位置に運転台を備えたこのスタイル(“電気釜”なんて呼ばれたよね)、カラーリング(車体色)はリニューアルされているものの、これぞまさしく純粋な(?)国鉄特急型車両ではありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。
国鉄特急型のなかでもこの381系は、曲線が多い路線での運転に対応した特殊機構(いわゆる“振り子方式”)を持つことから、首都圏発着の特急列車には使用されず(最盛期には中央西線の「しなの」や、紀勢本線の「くろしお」、そして伯備線の「やくも」などで活躍)、ぶっちゃけ個人的には馴染みの薄い形式なのですが σ(゚・゚*)ンー…、それでも国鉄特急型の生き残りに会えたという嬉しさがこみ上げます (ノ∀`)ウレシス。昨年に東海道本線の特急「踊り子」から185系が退役したことで、定期運用で国鉄特急型電車が使われるのは、この「やくも」が最後の列車となってしまいました(なお、国鉄特急型の気動車(ディーゼル特急)は、北海道のキハ183系や四国のキハ185系などが存在)。
そんな特急「やくも」、撮影の一本目となる「4号」はタイミング悪く“まんだーら”となってしまったけど、当列車はおおむね一時間に一本の運転頻度なので(一日12往復、そのすべてが381系で運行)、焦らずにまた次のチャンスを狙いましょう (´ω`)ウン。

それよりも、このあとにやってくる貨物列車は、私がここにいられる時間帯では一本しか通過しないため(上りの3082レ)、そちらはどうにかいい日差しを望みたいところ 八(゚- ゚)ハレテ。
あいかわらず上空の雲は流れが速く、短いスパンで晴れたり翳ったりを落ち着きなく繰り返すなか ハレル?(゚∀゚≡゚Д゚)クモル?、やがて里山に響く電気機関車の重厚なブロア音(モーターの音)が聞こえてきました ε-(°ω°*)キタッ!。


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国鉄型電気機関車のEF64形を先頭に
コンテナを満載した貨物列車が、
大きく弧を描いて上石見のカーブを力走。
その様子を朝日が照らしてくれました。
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


ロクヨンカモレが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
国鉄色(直流一般色)の青いEF64形(EF64 1037)に牽かれた貨物列車は、11両のコンテナ車(コキ104形)を連ねた編成が長くて迫力あり、撮影名所の大カーブをゆく姿も絵になります 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ヒヤヒヤドキドキだった雲の流れは (`・v・´;)ドキドキ、通過のタイミングでウマい具合に雲が切れた“晴れスポット”にハマり、いい感じに列車へ日が当たってくれました (つ▽≦*)マブシッ!。ちなみに背景の暗部は雲影でなく山影で、この影落ちは納得の想定内です。
国鉄型機関車のEF64形もいつ、EF210形の300番台あたりに置き換えられてもおかしくはないので(桃が伯備線を走れるのか知らんけど)、伯備線をゆく姿が好条件できっちりと記録できたことは嬉しい ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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山陽本線、伯備線、山陰本線を直通し、
岡山と島根県の出雲市をむすぶ
特急「やくも」。
その愛称(列車名)は出雲にかかる枕詞の
「八雲(やくも)立つ」にちなんでいます。
(゚ー゚*)ヤクモ
また現行色の白と赤のカラーリングは
大山の冠雪(白)と出雲大社の巫女(赤)を
イメージしたものだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


続いて、381系の特急「やくも」が、清々しい青空のもとを高速で駆け抜けてゆきます。
さっきの「やくも4号」は“まんだーら”で撃沈だったけど、そのあとの「6号」はきれいに日が当たりました ъ(゚Д゚)ナイス。時間が経つにつれて青空が優勢となり、雲の流れが少し落ち着いてきたかな?σ(゚・゚*)ンー…
そしてこの上り列車の「やくも6号」と上石見の駅で交換(行き違い)をして、すぐにやってくる下り列車が次なる“ターゲット”。集中を切らさずに迎えます (*`・ω・´)-3フンス!。


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寝台特急「サンライズ出雲」見参。
ここではもうだいぶ陽が高くなりましたが、
その「SUNRISE=日の出」という愛称どおりに
眩しい朝日を車体いっぱいに浴びて、
一路、出雲の国(出雲市)を目指します。
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見(後追い)


サンライズが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
朝焼けをイメージした赤と、朝もやをイメージしたベージュの上品なカラーリング、そして独特な側窓が目を引くこの列車は、前夜に東京を発ってきた寝台特急の「サンライズ出雲」(゚ー゚*)ハンライズ。全国的に夜行列車が衰退して、その存在が“風前の灯火”となるなか、今も定期運行を続ける貴重な寝台特急です (*・`o´・*)ホ─。
当列車に使われる285系は国鉄型の車両ではないし、東京を発着する「サンライズ出雲(+サンライズ瀬戸)」は首都圏近郊でも撮影できる列車だけど、機会があればロケーションのよい伯備線の沿線で撮りたいとかねてから思っていました (・∀・)イイネ。
貨物列車に続いてこちらも日差しに恵まれてよかった (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


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特急列車(寝台特急)や貨物列車に
つい注目しがちですが、
もちろん115系の普通列車も撮ります。
(^_[◎]oパチリ
のどかな田園風景をコトコト走りゆく
二両編成の黄色い電車がかわいい。
(´▽`*)カワエエ♪
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山


少しアングルを変える程度で、ほぼ同じ場所からの撮影を飽きもせずに続けていますが【◎】]ω・)パチャ、私にはここでもうひとつ狙いたい列車があります。それは次の上り特急列車「やくも8号」(゚ー゚*)ヤクモ。
え?「やくも」なら、もうすでに何本か撮っているし、このあと場所を移動してもすぐに次の同列車がやってくるじゃないかって? (´・ω`・)エッ?。たしかに一時間に一本の「やくも」は、普通列車より運転本数が多いくらいなのですが、そのなかでも次の「8号」は“ちょっと特別なもの”でして、場所を移動しているあいだに撮り逃すなんてことがあってはなりません (-`ω´-*)ウム。そして私のほかにも、その通過時刻に合わせるように、クルマでお二人の同業者のかた(鉄ちゃん)が当地に駆けつけました (*・ω・)ノ゙チワッス。
今までとは違う「やくも」、それはいったい・・・(;・`д・´)ゴクリ…。


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緑濃い夏景色のなか、
カーブを切って颯爽と現れたのは
伝統の国鉄特急色を纏った
381系の特急「やくも」。
令和の伯備線に
昭和の“エル特急”が帰ってきた!
ヽ(=´▽`=)ノオカエリ〜♪
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


国鉄色、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
次にやってきた「やくも8号」の381系はなんと、かつての国鉄時代を彷彿とさせる“クリームと赤のツートンカラー”に塗られた、懐かしの「国鉄特急色」ではありませんか!w(゚0゚*)w オォー!!。その姿を目にした私は一気にテンションが上がり、もう大興奮です ε-(°ω°*)ムフーッ!。
この国鉄色は、特急「やくも」の“運行開始50周年記念”として、381系の一本(6両固定編成)に復刻され、今年の3月より一日二往復の「やくも」(やくも8号、9号、24号、25号)にて限定運行されているもの (*・`o´・*)ホ─。
国鉄特急型の381系が今なお、第一線の特急列車として現役なだけでもスゴいことなのに、往年の国鉄色が現代に復刻されるなんて、もう感謝感激雨あられ(死語?)ワーイ♪ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノワーイ♪。しかもこれがまた、自然豊かな里山の風景にしっくりとマッチして、色が映えるんだよなぁ・・・+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。
ここで撮った数々の列車のなかでも、とくにいちばんのお目当てだった国鉄特急色の「やくも8号」。当列車も無事に日差しが遮られることなく、満足のいく結果が得られました ε-(´∇`*)ホッ。


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ああ、美しき国鉄特急色。
地域によって車種や形式は異なれど、
北は北海道から南は鹿児島まで
かつては全国各地でこの色の特急列車が
見られたものでした。
(ノ∀`)ナツカシス
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


先出の貨物列車(3082レ)、「サンライズ出雲」、そして国鉄色の「やくも8号」。午前の早い時間に集中して通過するこれらの列車を、日当たり条件のよい上石見のカーブで撮りたいために、私は昨日の一日をまるまる移動日に充てて、新見に前泊したのでした (´ω`)ナルヘソ。これは「18きっぷ」を使って、はるばるここまで来た甲斐があったというものです ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪(新幹線や飛行機を使えば、もっと効率がいいのに・・・なんて、無粋なことを言っちゃあいけませんw)。


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お目当てだった“朝の三列車”を
いずれもいい条件で撮れてホッと一息。
ε-(´∇`*)ホッ
ビール・・・でなく、
熱中症対策に持参したお水で乾杯(笑)


さて、「やくも8号」まで撮れたことで、そろそろ別の場所へ移動しようと思うのですが σ(゚・゚*)ンー…、県境をまたぐこのあたりの伯備線は日中に運行される普通列車が少なく、カーブの撮影ポイントを9時過ぎに通過する「やくも8号」を撮ってから、朝に下車した上石見の駅に戻るとすると、次の下り(米子方面)は11時25分、上り(新見方面)は12時33分で(いずれも普通列車)、しばらく列車はありません ( ̄△ ̄;)エッ…。
列車に乗って別の駅へ移動できれば、また違った沿線風景の撮影ポイントにも行くことができるけど、無いものは仕方がないので (・ε・`)シャーナイ、それならばもう少し、私はこの上石見界隈で撮影を続けることとしました (^_[◎]oパチリ。普通列車の本数は少ないけど、先述したとおり特急「やくも」は一時間に一本くらいの頻度で通過します (゚ー゚*)ヤクモ。


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車体を傾斜させ、
青田の絨毯を滑るように走る、
パノラマスタイルの381系。
さっきまで撮影していた大カーブの
反対側(下り寄り)はこんな感じで撮れました。
(^_[◎]oパチリ
「やくも3号」の先頭車(クロ380)は
前面窓が大きな「パノラマグリーン車」で、
これは国鉄時代にはなく、
JRになってから改造で誕生したスタイルです。
(o ̄∇ ̄o)パノクロ
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山

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歩いていた県道沿いに建てられていたのは、
社殿の落ち着いた佇まいに趣を感じる
石見神社。
祭神が“牛頭天王”であることから
お宮は“天王さん”と呼ばれているそうです。
(゚ー゚*)スサノヲノミコト?

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お参りしたら団扇をいただきました。
これであおぐと厄災が祓えそう?
“コロナ祓い”っ!
"Q(・ω・´)パタパタ

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石見神社の近くのサルスベリが
ピンク色の花をきれいに咲かせていたので、
「やくも」と絡めてパチリ。
(・∀・)イイネ
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山

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夏空を意識して
「やくも」を狙ってみましたが、
風が強かったこの日は雲が流れて、
もくもくとした形のよい入道雲には
なりませんでした。
σ(・∀・`)ウーン…
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山

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特急より貴重な(?)
普通列車(827M)が通過。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
背景に写る集落の赤い屋根瓦は、
島根や鳥取など山陰地方でよく見られる、
石州瓦(せきしゅうがわら)です。
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山


事前に調べてきた撮影ポイントは、お立ち台として有名な“上石見の大カーブ”だけだったので、あとはためしに沿線の県道や脇道を歩いてみて良さげなところで足を止め ...(((o*・ω・)o、列車が通過するタイミングでカメラを構えるという、適当な“撮り歩きスタイル”でしたが (^_[◎]oパチリ、思いのほかいいアングルが多くて楽しめます (・∀・)イイネ。「しばらくは来ない」と言っていたハズの普通列車も、駅に戻って乗ることなく、沿線で撮影しちゃいました (。A。)アヒャ☆。
そんななか、そろそろ例の「国鉄色」がふたたび、下りの「やくも9号」として戻ってくるころです (゚∀゚)オッ!。それをこの“撮り歩き鉄”のシメとしましょうか。


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やってきたのはこんなところ。
下石見信号場の直線を陸橋から眺めていると
ちょうど上りの普通列車(824M)が
通過してゆきました。
でも、今の時間の上り方はド逆光か・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山(下石見信号場)

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んじゃ、
橋の反対側(下り方)はどうでしょ。
(「゚ー゚)ドレドレ
こちらは列車に日が当たりそうですね。


さらにてれてれと歩いてたどり着いたのは、上石見と生山の駅間に設置されている、列車交換設備の「下石見(しもいわみ)信号場」。このあたりの線路はスッキリとした直線で、それをまたぐ陸橋の上から広く望めます (「゚ー゚)ドレドレ。
駄菓子菓子(だがしかし)、直線が伸びる上り方(新見方向)は今の時間だと逆光で、下り列車の「やくも9号」を正面から撮ると日が当たらずに、せっかくの国鉄色が黒く潰れてしまいそう(いま撮った普通列車のように)( ̄  ̄;)マックロクロスケ。正午過ぎの12時半ごろに通過する「9号」は、この付近のどこで撮っても光線状態がビミョーなんですよね・・・(両サイドのどちらにも光が回りにくい)( ̄ヘ ̄)ウーン。それならば、列車の方向は後ろから撮ることになるけど、直線側とは逆の下り方(米子方向)を向いてカメラを構えてみるか コッチ…((((o* ̄-)o。


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夏山の緑に映える石州瓦の民家と
穏やかな小川の流れ。
山里の集落を走りゆく国鉄特急には、
田舎のおばあちゃん家へ向かっているような
そんな郷愁感を覚えます。
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見(後追い)


も一度、国鉄色が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
列車の進む向き(正面から)にこだわらず、光線状態を優先して“後追い”で撮った、国鉄色381系の「やくも9号」(^_[◎]oパチリ。狙いどおりに列車の顔(というか、後ろの最後尾だからお尻かw)には日が当たり、懐かしき国鉄特急色の美しさを際立たせてくれました。う〜ん、シブカッコいい 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
それにしても、上り方が広大な田園風景を突っ切るような直線なのに対し、下り方はのどかな山里集落を背景にした緩やかなインカーブ。同じ陸橋の上から別の方を向いただけで、こんなに景色の見えかたが違うのは面白いものです ストレート(゚д゚≡゚д゚)カーブ。前者のほうはスッキリとした絵が撮れるけど、個人的に後者のほうがどこか伯備線の沿線風景らしい印象を受けます (・∀・)イイネ。適当な撮り歩きで見つけた場所にしては意外と悪くなく、後追いでもじゅうぶん満足できる一枚となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで伯備線の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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朝は涼しかったですが、
撮影を終えた昼過ぎには
33℃まで気温が上がりました。
晴れてくれたのはありがたいけど
やっぱり暑っちい・・・。
。゚p(;′□`A)アチィィ…


ところで、撮り歩きだなんて調子に乗って、だいぶ道を進んできてしまった私 ...(((o*・ω・)o。来るときに下車した上石見へ戻るか、もしくは隣駅の生山へ向かうにしても、スマホの地図アプリによるとけっこうな距離があります ( ̄  ̄;)トオイ…(「9号」を撮った陸橋から、上石見は5.5キロで徒歩一時間、生山は3.5キロで徒歩40分)。朝は風が涼しかったけど、いまは気温がかなり上がって、これからさらに炎天下で何キロも歩くのはキツいなぁ・・・"o(-ω-;*)ウゥム…。
でも実は、そんな“徒歩鉄”を助けてくれる、強い味方がいるのです (・A・*)ミカタ?。それは県道を走る日南町営の路線バス(石見線)(°∀°)バスッ!。「やくも9号」を撮った陸橋のすぐ近くに停留所(原公会堂前)があり、どうやらそこから生山の駅までバスが運転されている模様 (゚∀゚*)オオッ!。しかし問題は運行本数で、停留所に掲げられた時刻表を見ると、バスは一日にわずか4便。そのうちの一本は事前予約制の「デマンドバス」なので、実質一日に3便しかありません Σ(゚∇゚;ノ)ノ スクナッ!。では、はたして次のバスの時刻はというと・・・なんと20分後の13時01分!? エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?


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下石見信号場に架かる陸橋の近くに置かれた
日南町営バスの原公会堂前停留所。
お!生山方面ゆきのバス(第3便)が
もうすぐ来るじゃん!
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲22.8.1 日南町営バス 原公会堂前


「やくも9号」が下石見信号場を通過したのが12時36分(生山12時40分着)なので、このバス(第3便)のタイミングは奇跡的に絶妙ではありませんか! ъ(゚Д゚)ナイス。まるで「国鉄色を撮ってから、どうぞ乗ってください」と言っているようなもの!?(違うw)。何にしても、これはホントに助かるなぁ 人-∀-*)アリガタヤ、アリガタヤ。
ちなみにこの路線バスは、上石見駅と生山駅のあいだを県道経由でむすんでおり(運行区間は下花口〜日南中学校前)、私が歩きながら立ち寄った、大カーブや石見神社、石州瓦の撮影ポイントなども、それぞれ近くの停留所から利用することができます。
陸橋から生山駅まで、歩くと40分かかるところを、バスはたったの7分で到着。冷房が効いていて快適でした (´ー`)ラクチン♪。


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遅れることなく定刻にやってきた
生山方面ゆきの日南町営バス。
後払いなので整理券方式かと思ったら、
全区間200円の均一料金でした。
(*´ω`)つ○ チャリーン
▲22.8.1 日南町営バス 原公会堂前


原公会堂前1301-(日南町営バス石見線)-生山駅前1308


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上石見と同じく、
鳥取県日南町に所在する生山。
(゚ー゚*)ショーヤマ
当駅は町の中心駅で
特急「やくも」も数本が停車します。
近年に建て替えられた
木造民家のような駅舎には
地域交流施設が併設されています。
▲22.8.1 伯備線 生山

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バス停などにもデザインされていて
ちょっと気になっていた
日南町のゆるキャラ(公式キャラクター)は
当町で見られるという
“オオサンショウオ”をモチーフにした、
「オッサンショウオ」(笑)
( ̄▽ ̄;)オッサン…

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駅前に食堂があったので
ここでお昼ゴハンを・・・と思ったら、
コロナ対策で店内営業はお休み中。
テイクアウトのお弁当を買って、
誰もいなかった駅の待合室でいただきます。
≠( ̄〜 ̄*)モグモグ
春巻きや鯖焼き、野菜の煮物、中華春雨、
ナポリタン・・・など、おかずが豊富で、
とくにご当地の名物料理ではないけど、
これで550円はお値打ちのお弁当でした。
(゚д゚)ウマー!


さて、上石見でなく生山のほうの駅に着いたことは、バスで楽に移動できただけでなく、実はもうひとつメリットがあります。それは生山に停車する特急「やくも」に乗れること(上石見に「やくも」は停まらない)(゚ー゚*)ヤクモ。
私が手にしている「青春18きっぷ」で特急列車を利用することはできませんが(特急や急行に乗る場合は基本的に乗車券としての使用も不可)、この先の旅程を考えた場合、別途にあらためて乗車券と特急券を購入してでも、ここで「やくも」を使う価値があるのです (-`ω´-*)ウム。
東京からずっと鈍行旅を続けてきた“18きっぱー”(18きっぷ愛好者)として、特急に乗っちゃうのはちょっと惜しい気もするけど σ(・∀・`)ウーン…、貴重な国鉄特急形の381系に乗れるのは素直に嬉しい (*゚v゚*)ワクワク♪。ただし、乗るのは一区間(次の停車駅まで)だけどね (゚∀゚)アヒャ☆。


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生山のホームに入ってきた、
岡山ゆきの特急「やくも18号」。
国鉄型の特急に乗るなんて、
久しぶりだなぁ。
ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪
▲22.8.1 伯備線 生山

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「18きっぷ」で特急列車には乗れず、
生山であらためて乗車券と特急券を購入したうえで
「やくも」を利用します。
(*・∀・)つ[キップ]

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朝に下車した上石見を
「やくも」はあっさりと通過。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
もし、生山へ行くバスがなかったら、
このホームで「やくも」が走り去るのを
見送っていたかも?
▲22.8.1 伯備線 上石見(車窓から)

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新見で「やくも」を降りて、
213系の岡山ゆき普通列車に乗り換え。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
ここからはまた「18きっぷ」を使います。
▲22.8.1 伯備線 新見


特急「やくも」をはじめとした、国鉄型車両を撮りに訪れた伯備線。
国鉄特急型の381系が使用されている特急「やくも」は、もはや車体色に関係なく貴重な存在となっていたので、新型車両への置き換え(2024年度に投入予定)が行われる前に、実は数年前から撮影に行きたいと考えていたのですが σ(゚・゚*)ンー…、しかしここ数年のコロナ禍によって、その撮影計画は見合わせが続いていました (-ω-;*)コロナ…。そんななか、「やくも」の運転開始50周年の記念企画で、今年の春に国鉄特急色が復刻 (゚∀゚)オッ!。“待てば甘露の日和あり”というワケではありませんが、まさに満を持して伯備線の撮影を決行した今旅は、いいタイミングだったのかも知れません ъ(゚Д゚)ナイス。
撮影地最寄りの上石見に着いたときは上空に雲が多く、雲影に悩まされるのはないかと懸念したものの ( ̄  ̄;)マンダーラ…、お目当てとなる“朝の三列車(貨物、サンライズ、国鉄色)が通過するころには日差しが安定し、いずれも嬉しい結果を残すことができました ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。また先述したように、国鉄色でない現行色であってもその存在が貴重な381系を、“撮り歩き”しながらいろいろなアングルで記録できたのも大きな収穫だったと思います (・∀・)イイネ。里山や青田の緑が印象的な夏の伯備線での撮影は存分に満喫できました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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車窓に高梁川を見ながら、
伯備線を南下。
また当線に訪れる機会があれば
今度はこのあたりの川景色で
特急「やくも」などを撮ってみたいものです。
(・∀・)イイネ
▲22.8.1 伯備線 方谷-備中川面
(車窓から)

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清流として名高い高梁川が流れ、
備中松山城の城下町として栄えた備中高梁は、
その風情から“備中の小京都”と呼ばれる
伯備線沿線随一の観光地。
( ̄。 ̄)ヘー
いまは観光キャンペーン
(岡山デスティネーションキャンペーン)
行なわれていることもあって、
当駅から多くの観光客が列車に乗られてきました。
▲22.8.1 伯備線 備中高梁(車窓から)


生山から乗った岡山ゆきの特急「やくも」を新見で降り、そこで上り普通列車に乗り換えて終点の岡山を目指します ...(((o*・ω・)o。
え?岡山に行くんだったら、そのまま「やくも」へ乗っていればいいのに・・・と思うかもしれませんが σ(゚・゚*)ンー…、仮に「やくも」を生山から岡山まで利用した場合は、乗車券1,980円と自由席特急券1,860円で合計3,840円かかります。しかし「やくも」を生山から新見までにすると、乗車券590円と自由席特急券760円の合計1,350円。伯備線の普通列車は新見以北(生山〜新見を含む、米子〜新見)に比べて、新見以南(新見〜岡山)では運行本数が多くなり、普通列車でも効率よく移動ができるため、新見から先は「青春18きっぷ」で普通列車を使おうという、これはなんともセコい・・・いや、なるべく「18きっぷ」を活用した移動術なのです (´∀`;)セコイ。


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伯備線の上り列車は
倉敷から山陽本線に直通して、
終点の岡山に到着しました。
(・ω・)トーチャコ
▲22.8.1 山陽本線 岡山


山から特急と普通列車を乗り継いで二時間ちょっと、県都の岡山にやってきました ( ̄  ̄*)オカヤマ。
山陽新幹線や山陽本線、瀬戸大橋線、津山線、桃太郎線(吉備線ね)など、いくつもの路線の列車が集結し、東西南北の各方面へ鉄路が伸びる当駅。さてここから私はどこへ向かうのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。


夏休みの鉄旅、次回に続きます ...(((o*・ω・)