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福岡市地下鉄七隈線・・・延伸区間 乗車記 [鉄道乗車記]

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2023.12.09 福岡市地下鉄七隈線
博多に直結!(9ヶ月前にw)
延伸開業区間 乗車
 
 
前回からの続きです (=゚ω゚)ノ゙ヨロシコ。

年末年始の移動で交通機関が混雑する“繁忙期”を避け、比較的旅行者が少ないとされる12月上旬の“閑散期”に、休暇を取った私は成田からLCCの飛行機で九州へと飛びます (o ̄∇ ̄o)キューシュー。
二泊三日とした旅程の初日に福岡空港から向かったのは、福岡市地下鉄との直通運転を行っているJRの路線で、福岡市内から佐賀県の唐津へといたる筑肥線(ちくひせん)(゚ー゚*)チクヒセソ。その沿線に広がる玄界灘(唐津湾)の海景色で列車(国鉄型の103系など)の撮影を存分に楽しみました (^_[◎]oパチリ。
唐津で迎えた二日目は、唐津線、長崎本線、鹿児島本線の列車を乗り継ぎ、佐賀県から福岡県を経て熊本県へと南下 ...(((o*・ω・)o。その道中にて“撮り鉄垂涎”の貴重な電気機関車である“銀ガマ”(EF81 303)が牽く貨物列車の運行情報をキャッチし (゚∀゚)オッ!、急きょ途中の駅(大野下)で下車をして撮影 パシャ☆(*≧∀ノ[◎]ゝ。思わぬラッキーサプライズに大喜びしたのち、この日の本来の目的である熊本電鉄(通称・熊電)へ向かいます (● ̄(エ) ̄●)クマデソ。私は熊電を過去に菊池線と藤崎線の全線を完乗(完全乗車)していますが、昨年(2022年)に沿線の再開発で路線の一部が移設されたため (・o・*)ホホゥ、当該区間(熊本高専前〜御代志)をもう一度あらためて“乗り直し”ました ( ̄  ̄*)ノリナオシ。
目的を果たした私は熊本城などの名所を観光することなく熊本をあとにして、来た道を戻るように鹿児島本線の列車を乗り継いで北上...(((o*・ω・)o。福岡県の久留米を二日目の宿泊地としました (゚ー゚*)クルメ。


12月9日(土)

久留米で朝を迎えた旅の三日目 (*´=ωヾ)オハヨ。
まだ夜明け前の真っ暗な時間帯に唐津を列車で出発した昨日と比べたら、今朝は少し遅めではあるものの、それでも7時前にはホテルをチェックアウトして最寄りの駅へ向かいます。


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空は薄っすらと明るくなっているけど
まだ日の出前の時間。
(*´O)ゞ.。oOフワァ〜…
高架駅の壁には“西鉄久留米駅”の駅名が
浮かびあがっています。
▲23.12.9 西鉄天神大牟田線 西鉄久留米


私が宿泊した久留米市の中心部には、きのう鹿児島本線の列車から降り立ったJRの久留米と、私鉄の“西鉄”こと西日本鉄道の西鉄久留米の二駅があり (・o・*)ホホゥ、どちらかというと繁華街として栄えているのは西鉄久留米のほうで、泊まったホテルもそちらに近い場所でした コッチ…((((o* ̄-)o(なおJRと西鉄の両駅間はおよそ2キロ離れており、歩くにはちょっとしんどい距離だったため、きのうの移動には路線バスを利用しています)。
そしてきょうの行程はとくにJRへこだわる必要はなく、それならば西鉄を利用してみましょう (・∀・)ニシテツ。ちなみに私が西鉄に乗るのはたぶん、福岡出張のついでに当線の沿線に住んでいた友人(現在は関東在住)へ会いに行った、06年以来となる17年ぶりになるのかな (*´∀`)ノ゙オヒサ。


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西鉄電車(6050形)の色は
爽やかな“アイスグリーン”。
チョコミント好きで
“チョコミン党”の私としては、
この色を見るとチョコミント味の
アイスが食べたくなります(笑)
(o ̄∇ ̄o)ミント
▲23.12.9 西鉄天神大牟田線 西鉄久留米


西鉄久留米から乗った西鉄福岡(天神)ゆきの急行電車は、非対称な前面形状などがいかにも西鉄っぽい車体デザインで、“アイスグリーン”の色に塗られた6050形 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。近年は西鉄でもやはりステンレス製の車両(3000形や9000形など)が増えているようですが、個人的に西鉄の一般車のイメージといえばこのアイスグリーンの電車がパッと思い浮かびます (o ̄∇ ̄o)ミント。
きょうは週末の土曜日だけど、久留米から福岡市内のほうへ向かう朝の上り列車は通勤や通学と思われる人たちで車内がけっこう混んでおり、はじめは座れずに立って車窓の景色を眺めていましたが、途中の小郡(おごおり)で目の前の席が空きました (´∇`*)ラッキー♪。


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車窓より眺める筑後川。
きのうは鹿児島本線の下り列車でしたが
今朝は西鉄の上り列車で渡ります。
窓に反射する車内の様子には
ロングシートで居眠りをしている
通勤客のお姿が映っとる・・・。
(´w`*)オツカレサン
▲23.12.9 西鉄天神大牟田線
櫛原-宮の陣(車窓から)


西日本鉄道(西鉄)の本線である天神大牟田線(てんじんおおむたせん)は、福岡市中心部の繁華街にある西鉄福岡(天神)を起点に、二日市(ふつかいち)、小郡、西鉄久留米、柳川(やながわ)などを経て福岡県西部を縦断し、同県南西部に位置する大牟田市の大牟田(おおむた)へいたる大手私鉄の路線(いまの私は起点のほうへ進む上り列車に乗車しています)(゚ー゚*)ニシテツ。JR鹿児島本線の博多〜大牟田と並行するような形で敷かれているものの、福岡〜久留米は内陸側を、久留米〜大牟田では沿岸側の地域を西鉄がフォローしている格好で、両者は競合路線というより上手く棲み分けている印象です ( ̄。 ̄)ヘー。
ちなみにJRと私鉄で運賃を比べた場合、たいていは私鉄の方が安いイメージがあり、ここでもやはり福岡(博多)〜大牟田がJRだと1,310円(普通乗車券)なのに対し、西鉄は1,050円。福岡(博多)〜久留米でもJRが760円に対し、西鉄は640円で割安となっています (´艸`*)オトク。
そんな西鉄の急行電車に乗って久留米からおよそ45分、私がやってきたのは終点の西鉄福岡(天神)( ̄  ̄*)テンジン。なお、西鉄福岡の駅が天神地区にあることを何度もクドいくらいに私が“カッコ書き”で捕捉しているように思えるかもしれませんが、当駅はカッコの部分まで含めた“西鉄福岡(天神)”が正式な駅名です(2001年に西鉄福岡より改称)(´ω`)ナルヘソ。


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福岡市中心部の繁華街である
中央区の天神地区に所在し
立派な駅ビルを構える
西鉄天神大牟田線のターミナル
西鉄福岡(天神)。
( ̄  ̄*)テンジン
ビルの二階に位置するホームは
四面三線の頭端式となっています。
▲23.12.9 西鉄天神大牟田線 西鉄福岡(天神)


西鉄久留米0655-(西鉄天神大牟田線急行)-西鉄福岡(天神)0736

福岡市・・・いや、九州で随一の繁華街である天神。車線の広い通り沿いには有名百貨店などの商業施設をはじめとした大きなビルがいくつも立ち並び、まさに“大都会”の様相です (゚ー゚*)クリスタルキング。個人的にこのあたりは旅行よりも仕事の出張(と、その流れでの飲み会w)で訪れるほうが多い印象 ( ̄  ̄*)オシゴト。
ところで、きょうの私のおもな目的地が福岡市内なのに宿泊を当地でなく、あえて久留米としたのは宿泊費の価格差が理由。たとえ閑散期の平日であってもインバウンド需要の高い福岡市内のホテルはどこも設定料金がかなり高かったため (´〜`)ウーン、同程度の部屋(ごくふつうのシングルルーム)がその半額近い値段で泊まれる久留米を選んだのでした (-`ω´-*)ウム。
そんな福岡の天神に私がやってきた目的は・・・拙ブログにお付き合いいただいて鉄道に詳しい方ならばおそらく、もうおわかりになるのではないかと思われますが σ(゚・゚*)ンー…、その前にまずはこちらの電車へ乗ります。


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天神の地下に所在する
福岡市地下鉄空港線の天神駅。
その地下ホームに
1000形の姪浜ゆきが入ってきました。
あれ?何となく既視感が・・・
(゚ー゚?)ハテ?
▲23.12.9 福岡市地下鉄空港線 天神


西鉄の駅ビルからエスカレーターを地下のほうへ下り、いまの時間(7時半過ぎ)はまだ数店ほどしか開いていない地下街のショッピングモールを歩き進むと、その先にあるのが福岡市地下鉄(福岡市交通局)空港線の天神駅 (゚ー゚*)チカテツ。そしてここから私が乗ったのは、博多や福岡空港とは逆のほうへ向かう、下りの姪浜(めいのはま)ゆきです コッチ…((((o* ̄-)o。
この地下鉄空港線といえば、今旅の初日(おととい)にも福岡空港の駅から下り列車に乗って、当線と直通運転を行っているJRの筑肥線へと向かいました (゚ー゚*)チクヒセソ。それをまた繰り返すような今の展開、ひょっとして一昨日の撮影だけでは物足りずにもう一度、筑肥線の103系を撮りに行こうとしているのか? (=゚ω゚=*)モウイッチョ?
しかし今日は筑肥線のほうには進まず、地下鉄空港線の終点である姪浜で下車します。


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天神から地下鉄で15分
福岡市西区に所在する姪浜。
(゚ー゚*)メーノハマ
駅前で目をひく波と兎のモニュメントは
姪浜の港に伝わる「龍王兎伝説」がモチーフで
大陸の宋を訪れた姪浜の国師がその帰途
狼に襲われそうな兎を助けてやり
いっしょに船へ乗せたところ
嵐の玄界灘で船が沈没しそうになったなか
兎が荒波に飛び込むと嵐がおさまった
・・・という“恩返し伝説”だそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲23.12.9 福岡市地下鉄空港線 姪浜


天神0805-(福岡市空港線)-姪浜0819

姪浜は地下鉄空港線とJR筑肥線の接続駅(直通境界駅)で、発着するのはその二路線のみ。
ちょっとマニアックな趣味的に見ると、初日の記事でも少し触れていますが、もともと地下鉄空港線が開業する1983年より前は博多からこの姪浜までも国鉄の筑肥線として線路が地上でつながっていた過去があり、ひょっとしたら現在でもその痕跡や廃線跡が僅かに残っているかもしれません (「゚ー゚)ドレドレ・・・が、私は鉄道が趣味の“鉄ちゃん”だけど過去の廃線跡には興味が薄くて、それを辿るようなこともあまりしない σ(・∀・`)ウーン…。
んじゃ、なぜ姪浜に来たのかというと、ここから今度は路線バスで移動します ( ̄  ̄*)バス。


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姪浜駅南口の停留所から
西鉄バスに乗ります。
これでどこへ行くのか?
σ(゚・゚*)ンー…
▲23.12.9 西鉄バス 姪浜駅南口

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利用したバスの路線図はこんな感じ。
(*゚ェ゚)フムフム
私が乗車したのは
姪浜駅から左端の赤い線で示された
野方、橋本駅経由の金武車庫ゆきです。


きょうは“鉄旅”でなく“ローカル路線バスの旅”か?(゚∀゚)アヒャ☆
姪浜駅前を発車したバスは線路沿いには進まず、東西にのびる地下鉄空港線や筑肥線から離れて街なかを南下します。その区名のとおり福岡市の西部に位置する西区、バスの車窓からは近年に建ったと思われる高層マンションや新しさを感じるきれいな一戸建て住宅が多く目に留まり、天神や博多、さらには福岡空港まで姪浜から地下鉄で一本の好立地による、人気の高いエリアだということが伺えます (・∀・)イイネ。
そんな閑静な住宅街を進むこと25分、大きなショッピングモールをかすめたのちにバスが停まったのは、橋本駅前のロータリーにある停留所 (・ω・)トーチャコ。


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バスを降りたのは
姪浜と同じ福岡市西区内に所在する
福岡市地下鉄七隈線の橋本。
当駅は日本最西端に位置する地下鉄駅です。
(*・`o´・*)ホ─
ちなみに最南端は同線の梅林。
(最北端は栄町、最東端は新さっぽろ
いずれも札幌市営地下鉄の駅。)
▲23.12.9 福岡市地下鉄七隈線 橋本


姪浜駅南口0845-(西鉄バス)-橋本駅0908

“橋本(はしもと)”という駅名を聞くと (゚ー゚*)ハシモトカンナ、関東の人ならJR横浜線と相模線、京王相模原線が発着する神奈川県相模原市の駅を、関西の人ならJR和歌山線と南海高野線が発着する和歌山県橋本市にある駅(もしくは京都府八幡市にある京阪本線の駅)を、それぞれイメージするのではないかと思いますが σ(゚・゚*)ンー…、ここ福岡にある橋本は福岡市地下鉄七隈線(ななくません)の駅で当線の西端に位置する起点駅 (・o・*)ホホゥ。
そう、本日の私の目的とする路線はこの地下鉄七隈線です ( ̄▽ ̄)ナナクマ。
先ほど下車した空港線の姪浜は地下鉄でも高架駅でしたが、七隈線は全線の全駅が地下にあり、地上からエスカレーターを下ってホームへおりると、そこにはちょっと小柄なかわいい電車が発車を待っていました (゚∀゚)オッ!。


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先頭形状が丸っこいデザインに
路線カラーである緑色の帯が施された
福岡市地下鉄七隈線用の3000系。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
その行先表示は【博多】。
▲23.12.9 福岡市地下鉄七隈線 橋本


路線のトンネル断面が狭小な七隈線で使用される3000系(および3000A系)は、空港線やJR、西鉄などで使われる一般的な鉄道車両よりも車体規格がひとまわり小さい、いわゆる“ミニ地下鉄”と呼ばれる車両で(鉄輪式リニアモーターの地下鉄車両)、東京の都営大江戸線や大阪の長堀鶴見緑地線などと同様の方式です (o ̄∇ ̄o)ミニ。
実はその小さな車体寸法がゆえ、ラッシュ時における七隈線の激しい混雑が少し前のニュース話題に取り上げられていたのを目にしたけれど、始発駅となる橋本では車内がすいていました。そのロングシートの一角に私が腰を下ろすと列車はまもなく発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


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橋本駅に掲げられていた運賃表で見る
福岡市地下鉄の路線図。
(*゚ェ゚)フムフム
真ん中に表記されたオレンジのラインが
先ほど乗った空港線(福岡空港〜姪浜)
右上に伸びるグリーンのラインが
七隈線(橋本〜博多)
そして今旅では訪れなかったけど
左下に伸びるブルーのラインが
箱崎線(中洲川端〜貝塚)です。
(画像をクリックすると
別ウインドウで拡大表示されます)


福岡市地下鉄(福岡市交通局)の七隈線は橋本を起点に、梅林(うめばやし)、七隈、別府(べふ)、六本松、薬院(やくいん)、そして天神にほど近い天神南などの各駅を経て、空港線やJRの各線と接する博多区の博多へといたる全長13.6キロ、交通渋滞が慢性化していた同市西南部の西区や早良区、城南区エリアと福岡の中心市街地を結ぶ目的で敷設された地下鉄路線です (・o・*)ホホゥ(上記路線図も参照)。
そんな七隈線は今から18年前の2005年(平成17年)に橋本〜天神南のあいだ(12.0キロ)で初開業し、
国内の“旅客鉄道全線完乗”を目標とする私は、その年にさっそく乗りつぶしに訪れて全区間の完乗を果たしましたが ( ̄▽ ̄)ノリテツ、さらなる利便性の向上を目的として当線は天神南から博多への延伸計画が進められ、当該区間は今年(2023年)の3月27日に開通 (*゚▽゚)/゚・:*【祝 延伸】*:・゚\(゚▽゚*)。できれば私もその延伸開業日に駆けつけたいところでしたが ((o(゙ε゙)o))ウズウズ、さすがに福岡の地は遠くて気軽には行けなかった ヾノ・∀・`)ムリムリ。それでもどうにか年内には乗りつぶしを済ませたいと思い、開業から9ヶ月が経った本日(12/9)にようやくその機会を得ることができました ヽ(゚ω゚*)オマタヘ。3000系の前面で目にした【博多】の行き先表示には感慨深さを覚えます (´ω`)シミジミ。
とはいえ、先述したように七隈線は全線(全区間)が地下トンネルを走る地下鉄なので、車窓の景色(?)に面白さはありません (≡ω≡*)マックラ。都心(福岡中心部)方向へ進むにつれてやはり車内が混んできたこともあり、停車する駅を車内放送で確認しながら淡々と乗り進むだけ ...(((o*・ω・)o。
橋本から25分で開業時の終着駅だった天神南に停車し、とりあえずここでいったん降りてみます。


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福岡市中央区の繁華街
天神地区の一角に所在する天神南。
(*’∀’*)ミナミチャソ
以前は当駅が七隈線の終点でした。
▲23.12.9 福岡市地下鉄七隈線 天神南

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駅の構内図を見ると
七隈線の天神南と空港線の天神は
天神地下街でつながっています。
また図の左下のほうには
西鉄天神大牟田線の表記も。
(*゚ェ゚)フムフム

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ただし天神南と天神は
同一駅としては扱われず
両駅を使って乗り換えをすると
入場時にあらためて
初乗り料金がかかります
(博多延伸以前は乗継可能駅だった)。
その注意喚起の案内は何となく
某アニメっぽい表記?
(o ̄∇ ̄o)ネルフ?


天神南は七隈線のみの単独駅ですが、地下街(天神地下街)などを介して同じ福岡市地下鉄の路線である空港線の天神駅とつながっており(改札外)、また西鉄の西鉄福岡(天神)駅もすぐ近くにあります (*゚ェ゚)フムフム。
・・・ということは、今朝の久留米から西鉄で天神に着いたところで七隈線へ乗り換えることも簡単にできたのですが(もしくは薬院で乗り換えることも可能)(´・ω`・)エッ?、私にとって18年前の初開業のとき以来となる七隈線は、せっかくならこの機会に延伸区間(天神南〜博多)だけでなく久しぶりに当線の全線を乗り通そうと思い、そしてそのルートもちょっと工夫してみようと考えて σ(゚・゚*)ンー…、わざわざ(?)姪浜から橋本まで路線バスを使ったものとしてみました (´ω`)ナルヘソ。
ではあらためて、天神南から先の延伸区間へ進みましょう ...(((o*・ω・)o。


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新たに延伸されたのは
天神南〜博多の1.6キロ
二駅間です。
( ̄  ̄)サンプン

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天神南から乗る博多ゆきは
お!3000A系だ!
(゚∀゚)オッ!
“A系”は3000系のマイナーチェンジ仕様で
件の博多延伸に合わせて4本が増備された
2021年製の新しい編成です。
*.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*
▲23.12.9 福岡市地下鉄七隈線 天神南

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3000A系のきれいな液晶モニターに
案内された次駅は「櫛田神社前」。

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延伸区間に設けられた中間駅の
櫛田神社前。
その駅名となっている櫛田神社
博多の総鎮守で
夏まつりとして行なわれる
博多祇園山笠の奉納神事が有名です。
( ̄▽ ̄)ヤマガサ
また当駅はキャナルシティ(複合商業施設)の
最寄駅でもあります。
▲23.12.9 福岡市地下鉄七隈線 櫛田神社前

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つぎは終点「博多」。
乗り換えの各線が案内されます。

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運転席の後ろから前方を眺めてみると
列車は方向別にそれぞれ掘られた
単線シールドトンネルを進むのがわかります。
(*・`o´・*)ホ─
▲23.12.9 福岡市地下鉄七隈線
櫛田神社前-博多(前方の車窓から)


初めて足を踏み入れる新たな区間(延伸区間)だけど (*゚v゚*)ワクワク♪、やはり地下鉄である以上は当然ながら真っ暗な地下トンネルのなかを走ることにこれまでと変わりはありません (≡ω≡*)マックラ。そこで少しでも初乗車の気分を盛り上げようと思い、私は席に座らず立って運転室の後方にかぶりついてみます m(・∀・)m カブリツキ。七隈線の3000系(3000A系)は運転室の背面がほかの一般的な地下鉄車両と比べて開放的な造りとなっており、運転室越しに前方の景色(トンネル内部)が眺めやすい (・∀・)イイネ。
途中に当該区間で唯一の中間駅として設けられた櫛田神社前(くしだじんじゃまえ)に停車し、天神南からの1.6キロを3分ほどで走り抜けた列車はやがて終点となる博多に到着しました (・ω・)トーチャコ。


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ダブルクロスポイント(分岐器)を
慎重に渡って
島式ホームの一面二線である
博多の構内へ進入。
▲23.12.9 福岡市地下鉄七隈線
櫛田神社前-博多(前方の車窓から)

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博多に終着した七隈線。
(・ω・)トーチャコ
空港線のホームと通し番号で振られた
七隈線ホームの3、4番線は
地下5階に位置します。
▲23.12.9 福岡市地下鉄七隈線 博多


これにて私は福岡市地下鉄の七隈線を全線完乗 ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。
車窓に映っていたのはずっとトンネルの壁でしたが、真新しいホームに掲げられた「博多」の駅名標は眩しく輝いて見えて、完乗したことへの達成感と満足感がふつふつと湧き上がります +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
これまで天神南を都心側の発着駅としていた七隈線は、個人的にどうしても中途ハンパ感が否めない印象でしたが、博多へ直結したことによりとくに沿線利用者の利便性は格段に向上したことでしょう (・∀・)イイネ。そして当線はさらに博多から福岡空港(国際線ターミナル)への再延伸も構想されているそうで、もしそれが実現したら私はまた乗りに訪れなくてはなりませんね (゚∀゚)アヒャ☆。


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地下鉄空港線と七隈線をむすぶ
博多駅構内の連絡通路(地下4階)
その壁面に施されたピクトグラムが
ちょっとSFちっくでカッコいい!
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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案内に従って歩き進むと
七隈線ホームから150メートルほどで
空港線のホーム(地下3階の1、2番線)へ
行くことができました。
(゚∀゚)オッ!
▲23.12.9 福岡市地下鉄空港線 博多

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そして改札を抜けて地上へ出れば
そこはJRの博多駅前(博多口)。
新幹線やJR各線との乗り換えも
スムーズです。
(・∀・)イイネ
▲23.12.9 福岡市地下鉄 博多


橋本0929-(福岡市七隈線)-天神南0954
天神南1024-(七隈線)-博多1028

さて、七隈線を博多まで無事に乗り終えたことで、九州を訪れた今旅の私の目的はおおむね果たせました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
今の時刻はまだ午前の11時前ですが、福岡へ来た時の往路と同様に帰りの復路もLCC(格安航空会社)でなるべく運賃が安めに設定された時間帯の便を選択しており ( ̄∀ ̄;)セコイ、それが福岡空港を出発するのは昼過ぎの13時05分 σ(゚・゚*)ンー…。できればもう少し福岡で遊びたかったところだけど、週末の土曜日に“5,580円という破格値”で成田まで飛べるのであれば、この時間でも文句はいえません (-`ω´-*)ウム(週末の夕方便や夜便は運賃が高めの設定)。まあ、きょうはその飛行機の時間を踏まえて、空港にも近い福岡市内での“七隈線乗車”に充てたため、効率はよかったと思います ъ(゚Д゚)ナイス。
んじゃ、ちょっと早めのお昼ゴハンを街なかで食べてから、地下鉄で空港へ向かうとしますか カエロ…((((o* ̄-)o。


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博多といえば博多ラーメン
・・・といきたいところですが
きのう久留米ラーメンを食べたので
きょうはこれもご当地名物のひとつである
博多うどん”と“かしわめし”にしてみました。
(〃゚¬゚〃)ジュルリ
コシの弱いやわらかなうどんは
讃岐うどんなどとはまた違った味わいで
優しさを感じる美味しさです。
ウロン(゚д゚)ウマー!
ちなみに関東人の私はつい何となく
かき揚げをのせた天ぷらうどんにしちゃったけど
博多うどんの鉄板トッピングといえば
“ゴボウ天”を選ぶのがツウなのだとか。
(あとから知ったw)

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博多から乗る福岡空港ゆきの
地下鉄空港線は
JR筑肥線から直通してきた
305系でした。
(゚∀゚)オッ!
今旅で何度か乗車した空港線だけど
JR車に当たったのはこの一回だけだったな。
▲23.12.9 福岡市地下鉄 博多


師走の冬旅・・・というにはあまり寒さを感じずに穏やかな小春日和の晴天のもとで、九州のおもに筑肥地区を巡った三日間 (゚ー゚*)テツタビ。
今や貴重な国鉄型車両の103系(1500番台)を撮影することが目的だった筑肥線では、運用がウマく合えばいいなぁと思っていた“国鉄復刻色の青い編成(E12編成)”と運よく巡り会えて、それを沿線に広がる壮大な海景色で撮れたことは満足度の高いものとなり (^_[◎]oパチリ、また、どちらかというと乗り鉄(乗りつぶし)を主軸とした今旅で、撮り鉄の収穫は筑肥線の103系くらいだろうと思っていたところ、二日目にたまたま鹿児島本線で“銀ガマ”(EF81 303)の牽く貨物列車の情報をキャッチし、好条件で捉えられたのはとてもラッキーなサプライズでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。ひょっとするとこの“銀ガマ”との遭遇が、旅のなかでいちばん嬉しかったことかもしれません (´艸`*)ウレシス。
そして全線完乗を目指す“乗り鉄”としては、二日目に熊本電鉄の菊池線で0.7キロの移設区間、本記事でお伝えした三日目の地下鉄七隈線では1.6キロの延伸区間と、わずかな距離を乗りつぶすために遠方へ再訪しなくてはならないのは、全線完乗をキープする者にとって宿命といえるけど (-`ω´-*)シュクメイ、それはたとえ短い距離でも私には決して小さなものではなく、この旅で熊電の菊池線と七隈線を訪れたことにより、とりあえず(?)現時点で私の国内における未乗の旅客営業路線は無くなりました (+`゚∀´)=b OK牧場!(なお鋼索線は除く・・・^^;)。ちなみに次に目指すのは来春(明けて今春)に控えている北陸新幹線の金沢〜敦賀延伸(と、それに伴って移管される三セク路線)かな σ(゚・゚*)ンー…。
このように私の旅は鉄道趣味ばかりに偏っていて、観光名所や景勝地などはほとんど訪れませんが (。A。)アヒャ☆、そんななかでも唐津のイカ料理や久留米ラーメン、博多うどんなど(そのほか記事に載せなかったモノも)、美味しいご当地の名物料理がいろいろと楽しめて、私なりに九州の魅力を存分に満喫した旅でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪



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福岡から成田への帰りも
オレンジ色の星がデザインされた
ヒコーキにお世話になります。
(o´∀`o)カコイイ!
▲23.12.9 福岡空港


福岡1305-(ジェットスターGK508)-成田1455
空港第2ビル1532-(京成本線快速1564K)-京成船橋1627…船橋1633-(総武快速1666F)-錦糸町1649~1652-(総武緩行1699B)-御茶ノ水1701~1704-(中央1705H)-三鷹173
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