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熊本電鉄・・・菊池線移設区間 乗車記 [鉄道乗車記]

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2023.12.08 熊本電鉄
ちょっぴり“乗り直し”の熊電
菊池線移設区間 乗車
 
 
年をまたいでちょっと間が空きましたが、前回からの続きです (=゚ω゚)ノ゙ヨロシコ。

年末年始の移動で交通機関が混雑する“繁忙期”を避け、比較的旅行者が少ないとされる12月上旬の“閑散期”に、私が休暇を取って“鉄旅”(鉄道旅行)へお出かけしたのは九州の福岡 (o ̄∇ ̄o)キューシュー。
その玄関口となる福岡空港に飛行機で着くとさっそく、空港の地下駅から福岡市地下鉄の空港線に乗ってそのまま西進し、地下鉄と直通運転を行なっているJRの筑肥線(ちくひせん)に向かいます...(((o*・ω・)o。私のお目当ては当線の一部区間(筑前前原以西)で使われている国鉄型車両の103系1500番台 (ー`дー´)ヒャクサン。それを快晴に恵まれた好条件のもと、沿線に広がる玄界灘の海景色にて撮ることができ (^_[◎]oパチリ、また“赤い現行色”(通常仕様)とともに国鉄時代をイメージした“青い復刻色”の編成にも出会えて (゚∀゚)オッ!、とても満足のいく撮影成果が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
撮影後は筑肥線の終点である佐賀県の唐津(からつ)まで乗り通し、旅の初日はそこで宿泊 (゚ー゚*)カラツ。


12月8日(金)

鉄ちゃんの朝は早いもの (*´=ωヾ)オハヨ。
唐津で迎えた旅の二日目、まだ夜明け前で真っ暗な早朝の5時にホテルをチェックアウトして駅へ向かいます。


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唐津駅の構内で見かけた
「いい日旅立ちの碑」
と彫られた立派な石碑。
“いい日旅立ち”といえば
国鉄時代の旅行キャンペーンと
そのキャンペーンソングだった
百恵ちゃんの歌が思い浮かぶけど
それとこの碑は何か関係があるのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
(ちなみに山口百恵さんの出身地は
唐津ではないようです)


乗務員さんと私のほかは誰もいない閑散とした高架駅のホームにて、カラカラカラ・・・とアイドル音を響かせて佇んでいたのは、どこか哀愁が漂っているように見える古い国鉄型気動車(ディーゼルカー)のキハ47形 ( ̄  ̄*)キハ。
ここ唐津には唐津線と筑肥線の二路線が乗り入れており、これから私が乗るのは唐津線のほう コッチ…((((o* ̄-)o。昨日に乗った筑肥線(の姪浜〜唐津)は直流電化されていて103系や303系などの電車を使用していましたが、大半が非電化の唐津線(筑肥線の列車が直通する西唐津〜唐津のみ電化区間)は、ディーゼルカーで運行されています (・o・*)ホホゥ。


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夜明け前の唐津で発車を待つ
唐津線の佐賀ゆき初発列車は
キハ47形の二両編成。
( ̄  ̄*)キハ
ちなみに前面に見える
ヘッドマークのようなものは
何かの記念ではなく
佐賀県の観光をPRする
ラッピングデザインの一環です。
▲23.12.8 唐津線 唐津


本日の初発となる唐津線の上り普通列車(5820D)は定刻の5時15分に唐津を発車。すぐに筑肥線と分かれて進路を南のほうへと取ります ...(((o*・ω・)o。
唐津線は長崎本線と接する佐賀市の久保田から、小城(おぎ)、多久(たく)、厳木(きゅうらぎ)、山本、唐津などを経て、唐津市の西唐津へといたる42.5キロのローカル線(なお今回の私は、唐津から久保田のほうへ向かう上り列車に乗っています)。当線の正式な路線起点は久保田ですが、列車は当駅より長崎本線の上り方面に乗り入れて県都の佐賀を起終点としています (´ω`)ナルヘソ。私が乗ったこの列車も佐賀ゆき ( ̄  ̄*)サガ。


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外がまだ真っ暗で鏡と化した車窓。
そこに映り込むのは車内の様子で
昔ながらのボックスシートが並びます。
(´ω`)シブイ
唐津を発車した時点での乗客は
私のみの一人でしたが
山本や多久など途中の駅から
学生さんがいっぱい乗ってきました。

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個人的に唐津線の沿線で
パッと思い浮かぶ一駅といえば
“小城羊羹”が名物で知られる小城。
σ(゚・゚*)ヨーカン…
▲23.12.8 唐津線 小城
(車窓から)


佐賀と唐津という県内の二都市をむすぶ唐津線ですが、正直いうと個人的には影の薄い地味な印象の路線でして ( ̄  ̄)ジミコ、私が当線の列車を利用するのは“乗りつぶし”を目的とした初乗車のとき以来これが二度目。およそ30年ぶりのことです (*´∀`)ノ゙オヒサ。そんなめったに乗る機会がない唐津線なのに、いまの車窓は夜明け前で真っ暗け (≡ω≡*)マックラ。景色がほとんど見えないのは、なんだかもったいない気がします σ(・∀・`)ウーン…。
ただ今回の唐津線はあくまでも移動経路のひとつであって(本来、鉄道路線とはそういうものだけどねw)、当線に乗ることがきょうの主目的ではありません (-`ω´-*)ウム。
暗闇に包まれた唐津線を南下したのち、久保田で長崎本線に乗り換えます ノリカエ…((((o* ̄-)o。


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久保田で乗り換えた
長崎本線の普通列車は
ブレているけど811系です。
6時過ぎの空はまだ暗い。
(≡ω≡*)マックラ
▲23.12.8 長崎本線 久保田


久保田からの普通列車は、長崎本線と鹿児島本線を直通する上りの博多ゆき (゚ー゚*)ハカタ。
ちなみに唐津線で終点の佐賀まで行っても、同じ列車(博多ゆき1820M)へと乗り換えることはできますが、平日朝の通勤時間帯に博多方面へ向かう列車は佐賀からの利用者で混むかと思い σ(゚・゚*)ンー…、それより二駅手前に位置する久保田で私は乗り換えました ( ̄∇ ̄)クボタ。たとえ佐賀から乗ったとしても席には余裕で座れるような状況だったけど、久保田でクロスシートの窓側席がキープできたのは乗り鉄にとって大きなアドバンテージです ъ(゚Д゚)ナイス。
この列車で博多へ・・・は行かず、途中の鳥栖(とす)でまた乗り換え ノリカエ…((((o* ̄-)o。そもそも仮に唐津から博多へ向かうのならば、唐津線経由でなく筑肥線の地下鉄直通列車(福岡空港ゆき)に乗ったほうが楽で速くて安い (。A。)アヒャ☆。


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鳥栖で乗り換えた
鹿児島本線の普通列車も
811系でした。
だいぶ明るくなりましたね。
▲23.12.8 鹿児島本線 鳥栖

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筑後川を渡りながら
車窓越しに見上げる旅の空は
ほんのりと朝焼け。
(´ω`)シミジミ
▲23.12.8 鹿児島本線 肥前旭-久留米
(車窓から)


鳥栖から今度は鹿児島本線の荒尾(あらお)ゆき下り普通列車に乗って南下します...(((o*・ω・)o。
九州の日の出は東京より40分くらい遅く、とくに冬場はなかなか明るくならないものですが、7時過ぎに発車した久留米のあたりでようやく東の空に太陽が顔を出しました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。昨日に続き今日の天気も快晴のようで嬉しい (´▽`*)イイテンキ♪。


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大牟田で鹿児島本線を乗り継ぎ。
(゚ー゚*)オームタ
八代ゆき下り普通列車は
815系のワンマン列車です。
▲23.12.8 鹿児島本線 大牟田


福岡県の南西端に位置する大牟田市の大牟田(おおむた)で、鹿児島本線をさらに下る八代(やつしろ)ゆき普通列車へ乗り継ぐと、次駅(荒尾)とのあいだで県境を越えて熊本県に入ります |フクオカ|…((((o* ̄-)o|クマモト|。そうすると今日の目的地はその県都の熊本でしょうか? σ(゚ー゚*)クマモン?
しかし、私が車窓へと入り込む日差しの状況(光線状態)を確認しつつ、おもむろに列車を降りたのは大野下(おおのしも)という小駅。


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福岡との県境に近い熊本県北部の
玉名市に所在する大野下。
( ̄  ̄*)オーノシモ
シンプルで小ぶりな駅舎は
2010年に改築されたものです。
▲23.12.8 鹿児島本線 大野下


唐津0515-(唐津5820D)-久保田0612~0622-(長崎1820M)-鳥栖0654~0701-(鹿児島1321M)-大牟田0738~0754-(5327M)-大野下0809

駅のまわりに田畑が広がり、のどかな雰囲気が漂う大野下 (´ー`)マターリ。
実は当初の旅程だと、ここで下車する予定はなかった駅なのですが (´・ω`・)エッ?、移動中にスマホで“趣味的な運行情報”を同好者のSNSなどでチェックしていたところ []o(・_・*)ドレドレ、“ちょっと気になる列車”の目撃情報が目に留まりました (゚∀゚)オッ!。しかも当該の列車は現在、鹿児島本線を博多のほうから熊本方面へと下ってきており、奇遇にも(?)私が乗っていた普通列車(5327M)の30分後くらいを追いかける形で続行している模様 (*・`o´・*)ホ─。これはまるで図ったかのように絶妙なタイミングじゃないですか (☆∀☆)キラーン☆。
そこで、朝方の今の時間帯に鹿児島本線の下り列車が良好な光線状態で狙える、大野下駅近くの撮影ポイントに立ち寄ってみようと思い、急きょ当駅で途中下車をしたのでした (´ω`)ナルヘソ。


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やってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
線路沿いの道路は
大野下の駅から歩いて数分ほどの
お手軽な撮影ポイントです。


線路に沿った道路から鹿児島本線の下り列車をスッキリと撮ることができるこの場所は、むかしから多くの撮り鉄に知られるメジャーな撮影ポイントで、私も過去に何度か撮影へ訪れています (・∀・)イイネ。といっても、以前に来たときは寝台特急「はやぶさ」の廃止が迫っていたころ(2009年)なので、もう10年以上も前のことなのか Oo。(´-`)ハヤブサ…。
そのときと当地の環境はほぼ変わっていない印象で、だいたいこのあたり・・・という好みの立ち位置を思い出しながら望遠レンズを装着したカメラを構えると シャキッ!( >_o)r┬=≡[]、やがて直線の先に“お目当ての列車”が見えてきました。


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清々しい冬晴れのもと
肥後路を力走する貨物列車。
その先頭を務める銀色の電気機関車が
朝日を受けて輝きます。
▲23.12.8 鹿児島本線 長洲-大野下


銀ガマ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
冬の朝の澄んだ空気に轟音を響かせて通過する、コンテナを積載した貨物列車(4093レ)(゚ー゚*)カモレ。
それを威風堂々と牽いていたのは、銀色・・・というか、色が塗られていないステンレス無塗装のメタリックな電気機関車で *.+(0゚・∀・)メタリック+.*、この出で立ちであるEF81形の303号機は全国でわずか一機だけが九州に存在するという、とてもとても貴重なものです w(*゚o゚*)wオオー!(もともと関門トンネルの通過用として全4機が製造されたEF81形300番台のなかで最後に残った現役の一機)。当機は鉄ちゃんからの人気も高く、ファンが親しみを込めて呼ぶ愛称は“銀ガマ” (o ̄∇ ̄o)ギンガマ。
その一機しかない“銀ガマ”はおもに鹿児島本線や日豊本線などで貨物列車の牽引を担っており(JR貨物の所属機)、鉄ちゃんとして九州を訪れたならその動きが気になるところですが σ(゚・゚*)ンー…、私が唐津から次の目的地へと移動しているそのすぐあとをたまたま、当機の牽引する貨物列車が続行で追いかけてきているとは、なんとラッキーなサプライズ w( ̄▽ ̄*)wワオッ!。しかも晴天順光という好条件の舞台も整って、列車を主体とする“編成写真”を撮るのがあまり得意ではない私は、カメラのシャッターを押す指が震えるほどの高い緊張を感じましたが ((((;゚∀゚))))ブルルッ!。どうにか無難に仕留めることができたでしょうか【◎】]ω・´)パチッ!。
機関車のすぐ後ろ(次位)の貨車にコンテナの積載が無いのはやや惜しいものの σ(・∀・`)ウーン、本線で運用に就く“銀様”のお姿を拝めただけでも東京から遠路やってきた私にはありがたいこと 人≡∀≡*)アリガタヤ アリガタヤ。日に照らされて輝く前面に対し、車体側面の反射がほんのりと空色なのもまた粋じゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。旅程の途中で立ち寄った“行きがけの駄賃”にしては、もらいすぎるくらいの嬉しい“お小遣い”となりました ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。
それにしても、きのうの筑肥線の“青い復刻色”(103系1500番台・E12編成)といい、きょうの“銀ガマ”といい、事前には運用が掴みづらい“レアな車両”とウマく出会えるなんて、今旅の私はなんだか“鉄運”がツイている気がします (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


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大野下から乗る下りの熊本ゆきは
黒い顔がクールな印象の817系。
当系のオリジナルは
転換クロスシートだったけど
この編成はロングシート仕様へ
リニューアルされたものでした。
( ̄  ̄)ロング…
▲23.12.8 鹿児島本線 大野下


大野下に滞在したのはわずか50分間。そのあいだにお目当ての“銀ガマ貨物”を効率よく捕獲して(4093レの大野下通過は8時半過ぎ)、ふたたび大野下から熊本方面へ向かう鹿児島本線の下り普通列車(5329M)に乗り込みます ...(((o*・ω・)o。なお、寄り道をしたけど、このあとの行程に大きな影響はありません (+`゚∀´)=b OK牧場。
明治時代の西南戦争で激戦地だったとして知られる田原坂(たばるざか)などを経て熊本県内を南下し、私が次に下車したのは熊本・・・のひとつ手前に位置する上熊本(かみくまもと)(゚ー゚*)カミクマ。


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熊本の隣駅(上り方)で
熊本市西区に所在する上熊本。
(゚ー゚*)カミクマ
格子のようなデザインの駅舎は
九州新幹線の開業と合わせて
当駅付近の鹿児島本線が高架化された際に
大きくリニューアルされたものです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲23.12.8 鹿児島本線 上熊本


大野下0859-(鹿児島5329M)-上熊本0929

上熊本はここまで私が乗ってきた鹿児島本線のほかに、地方私鉄の熊本電鉄と路面電車の熊本市電(熊本市交通局)がそれぞれ駅や停留場を構えており、そこへ各線の列車や電車が発着します (・o・*)ホホゥ。


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上熊本駅前停留場で眺める
熊本市電(B系統・上熊本線)の路面電車。
( ̄∇ ̄)チンチンデンシャ
当線は市内中心部の辛島町や熊本城、
さらには水前寺公園などを経て
市内東部(東区)の健軍町へと至ります。
▲23.12.8 熊本市交通局 上熊本停留場


それにしても高架化されたJRの駅は立派になったなぁ・・・w(゚o゚*)w オオー!。
私が当駅を利用するのは、九州新幹線の博多と新八代のあいだが開業したときに立ち寄った2011年以来となる12年ぶり。以前はまだ高架化工事の真っ最中で、JRの上熊本駅はプレハブのような仮駅舎でしたっけ ( ̄  ̄)プレハブ。そしてそのときに上熊本へ寄った目的は、当時の熊本電鉄で使われていた元・東急5000系(熊電5000形)を撮影することでした (゚ー゚*)アオガエル。
そして実は今旅でもやはり私がここへ来た目的は熊本電鉄、通称 “熊電” であり、そのユニークな外観の見た目から“青ガエル”の愛称が付けられていた5000形はもうすでに退役していますが(2016年に営業運行を終了)、それとは別の理由があってこの度の再訪となりました (-`ω´-*)ウム。


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JRの駅とは
ロータリーを挟んだ位置にあり
入口が幹線道路に面した
熊本電鉄の上熊本駅。
コッチ…((((o* ̄-)o
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線 (上熊本線)上熊本

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そこに停まっていた電車は・・・
前面に“くまモン”がどーん!
ド━━━━(● ̄(エ) ̄●)━━━━ン!
ちなみに当車はかつて
東京の地下鉄銀座線で使われていた
元・東京メトロ01系です。
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線 (上熊本線)上熊本


12年前の訪問時から大きく様変わりしたJRの駅に対して、熊電の駅はほとんど変わっていない印象 σ(゚・゚*)ンー…。しかしホームに停車していたのはかつての“青ガエル”でなく、その引退した5000形のあとを引き継いだ電車で、私が初対面(?)となる銀色車体(アルミ合金製)の01形です (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
熊本県の有名なキャラクターである「くまモン」が車両の内外に装飾(ラッピング)されていて、当地にすっかり馴染んでいるように見えるこの電車ですが (● ̄(エ) ̄●)モン、もともと当形は東京で地下鉄の銀座線に使われていた東京メトロの01系で、その“お古”を熊電が譲り受けた、いわゆる“譲渡車両”(中古車両)( ̄▽ ̄)ギンザセソ。銀座線での第一線を退いたあとに、ここ熊本の地でさらなる活躍を続けています (*・`o´・*)ホ─。


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当編成(01-636F)は
内装も“くまモンだらけ”で
子供が喜びそうな車内です。
(● ̄(エ) ̄●)モン


なので、私にとって“熊電の01形”としては初対面だけど、“元・銀座線の01系”としてはお久しぶりの再会 (*´∀`)ノ゙オヒサ。
そういえば銀座線から01系が引退する際(2017年)には譲渡先の熊電をイメージした“くまモンラッピング”が施されて、それを拙ブログの記事にしたときに私は「いつの日か機会を見つけて、熊本に渡った同系を訪ねに行けたらと思っています」と記述しており、それが6年の時を経て実現したことになります (´ω`)シミジミ。ただし、今旅の私が熊電を訪れたいちばんの目的は、01系(形)との再会ではないんです。
とりあえずこの01形の“上熊本線”(菊池線)に上熊本から乗り、私が向かったのは熊電の運行の要衝である北熊本(きたくまもと)(゚ー゚*)キタクマ。そこでさらに“本線”(藤崎線)の藤崎宮前(ふじさきぐうまえ)ゆきに乗り換えます ノリカエ
…((((o* ̄-)o


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上熊本のホームに掲示されていた
熊本電鉄の路線図。
タテにいくつもの駅名が並ぶ路線のうち
右側の藤崎宮前~御代志が“本線”で
それと北熊本で分岐する形となっている
左側の北熊本〜上熊本が“上熊本線”です。
なおいずれも正式な路線名でなく
便宜的な通称によるもの。
(*゚ェ゚))フムフム
(画像をクリックすると
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熊本市の近郊に線路を張る熊本電鉄は、熊本市西区の上熊本を起点に、打越(うちこし)、北熊本、須屋(すや)、黒石(くろいし)などを経て、同県合志市(こうしし)の御代志(みよし)へいたる10.6キロの菊池線と、北熊本を起点に熊本市中央区の藤崎宮前へいたる2.3キロの藤崎線、その二路線を持つ地方私鉄(中小民鉄)(・o・*)ホホゥ。
ただし本来の路線分けと実際の運行形態は異なっており、便宜上は藤崎線の藤崎宮前と菊池線の御代志のあいだを直通でむすぶものを“本線”、上記の路線図だと北熊本で“本線”から分岐するような形となっている菊池線の北熊本と上熊本のあいだを“上熊本線”と称して、それぞれ運行されています ( ̄。 ̄)ヘー。
ちなみに菊池線という線名は、かつて御代志からさらに先の同県菊池市の菊池(きくち)まで当線が伸びていたことを表す名残りで、御代志〜菊池は1986年(昭和61年)に部分廃止となりました (゚ー゚*)ラ・ムー。


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正式には菊池線と藤崎線、
運行上では本線と上熊本線の分岐駅で
熊電の要所である北熊本。
右奥のホームに停まる01形が上熊本線
手前の03形は本線の藤崎宮前ゆきです。
わ、今度はピンクの“くまモン電車”だ。
w( ̄▽ ̄*)w ピンク!
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線 北熊本

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北熊本には鉄道事業の本部や
車両基地などが併設されており
構内の留置車両を眺めることができます。
東京メトロから譲渡された3本の編成
元・銀座線の01形(両側)と
元・日比谷線の03形(中央)が
いい感じに並んでいます。
( ̄  ̄*)メトロ
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線 北熊本

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そして車庫のなかには
退役した5000形の“青ガエルさん”も
その姿を見ることができました。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
保存状態にある当車は
時おりイベントなどで公開されている模様。
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線 北熊本


国内の“旅客鉄道路線の全線完乗(完全乗車)”を生涯の目標(?)としている私 (-`ω´-*)ウム(今のところ鋼索線は除外してるけど・・・)。
この熊電は廃止となった御代志〜菊池には乗ることができなかったものの、現在の列車が営業運行している区間は菊池線も藤崎線も30年くらい前に全線の完乗を済ませており、さらに完乗したあとも何度か撮影などへ訪れています ...(((o*・ω・)o。
先出の上熊本線ではおもに“青ガエル”がお目当てだったけど、本線のほうも道路上に線路が敷かれた“併用軌道っぽい”ところ(黒髪町〜藤崎宮前の一部)などは、撮影をしていて面白いんですよね (・∀・)イイネ。


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藤崎線(本線)の
黒髪町〜藤崎宮前のあいだの一部は
わずか200メートル弱の距離ながら
道路にレールが敷かれた
併用軌道っぽい趣きが楽しめます。
(*・`o´・*)ホ─
“ピンクのくまモン電車”となった
元・日比谷線03系の現・03形をパチリ。
何だかいろいろと情報量がカオスな
一枚だなぁ(笑)
(。A。)アヒャ☆
▲23.12.8 熊本電鉄藤崎線(本線)
黒髪町-藤崎宮前(後追い)

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同じく本線で使われている
元・都営三田線の6000系だった
現・6000形。
(゚ー゚*)ミタセソ
95年から01年にかけて譲渡され
熊電での活躍も20年以上になります。
東京では地下を走っていたけど
熊本では道路を(も)走る
(ちょっとの区間だけどね)。
▲23.12.8 熊本電鉄藤崎線(本線)
藤崎宮前-黒髪町


駄菓子菓子(だがしかし)、すでに“完乗済み”だった熊電の各線ですが (´・ω`・)エッ?、昨年(2022年)10月に合志市の御代志地区における土地区画整理事業(いわゆる再開発)に伴い、菊池線(本線)の北端部にあたる熊本高専前(くまもとこうせんまえ)から御代志にかけての二駅間(先の路線図も参照)で、線路や駅を既存の東寄りに数百メートルほど移設するという大掛かりな工事が行なわれました (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…。


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線路移設に伴う配置図。
熊本高専前から御代志にかけて
黄色で表した既存線(2022年10月まで)から
赤で表した新線へと切り替えられ、
再春医療センター前と御代志は
駅も移設されています。
(画像をクリックすると
別ウインドウで拡大表示されます)


その移設幅の大小は個人によって印象が異なると思われますが σ(゚・゚*)ンー…、既存の線路をちょっとずらす程度や地平に敷かれていたものを同地で高架に上げるといったものではなく、今件の場合は新たに線路を別の位置に敷き直して駅は建て替えられ、さらに路線の営業距離にも変更が生じると聞いたら エッ!(゚Д゚≡゚Д゚)マジ!?、これは私のなかでもう一度乗り直すべきものと判断 ( ̄ヘ ̄)ウーン。
そう、ここまでいろいろと引っ張ってきたけど、今旅の二日目に私が唐津から熊本まで移動して熊電を訪れた理由は、この“線路移設区間の再乗車”がいちばんの目的でした (´ω`)ナルヘソ。


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こちらの電車は昨年の2022年に
熊電の仲間へ新たに加わった
元・静岡鉄道1000系の現・1000形。
(゚ー゚*)シズテツ
路面電車でなくふつうの電車が
酒屋さんの軒先をかすめてゆきます。
▲23.12.8 熊本電鉄藤崎線(本線)
黒髪町-藤崎宮前


ただ、せっかく久しぶりに熊電へやってきたのに、目的がそれだけではちょっともったいないので、藤崎線(本線)の名所(?)である準併用軌道区間に立ち寄って列車を何本か撮影 (^_[◎]oパチリ。“くまモンラッピング”がにぎやかな元・日比谷線の03形や、シブさを覚える元・都営地下鉄(東京都交通局)三田線の6000形、そして昨年に静岡鉄道(静鉄)から譲渡された1000形などを一時間程度で効率よく収めたのちに、あらためて本線での起点あつかいとなっている(藤崎線としては終点)藤崎宮前から御代志ゆきの下り列車に乗ります ...(((o*・ω・)o。


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駅ビル(?)の奥に存在していて
ちょっと場所がわかりにくい
熊電の藤崎宮前。
<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ
近くにある藤崎八幡宮
駅名の由来としています。
▲23.12.8 熊本電鉄藤崎線(本線)藤崎宮前

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おや?ここは新静岡
(゚.゚*)シゾーカ?
・・・ではなく
次の御代志ゆき下り列車は
元・静鉄の1000形。
▲23.12.8 熊本電鉄藤崎線(本線)藤崎宮前

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昨年に“熊電デビュー”となった1000形。
車内の中吊りスペースには
そのデビュー記念のポスターとともに
静鉄時代の写真などが飾られていました。
(゚ー゚*)シズテツ


構内の造りはこぢんまりとしているものの、二面一線の頭端式ホームに私鉄のターミナル駅らしい趣きを感じる藤崎宮前 (・∀・)イイネ。
そのホームに当駅始発の御代志ゆき下り列車として停まっていたのは、先ほど沿線で撮影をした元・静鉄1000系の現・1000形で、駅の構造が同じく頭端式ホームのターミナルである静鉄の新静岡新清水と似たような雰囲気に当形がしっくりとマッチしています (゚ー゚*)シズテツ。
ちなみに静鉄から熊電へ譲渡されたこの1009編成(1009+1509)は、一昨年(2021年)に私が訪れた静鉄の車両基地公開イベントにて展示をされており、これもまたここ熊本の地で再会を果たすこととなりました (*´∀`)ノ゙オヒサ。
そんな1000形の御代志ゆきに乗り込むと、列車はまもなく藤崎宮前を発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。件の線路が移設された区間は終点のほうなので、それまではのんびりと車窓風景を眺めながら過ごします。平日11時過ぎの下り列車、二両編成の車内に乗客はまばら
(´ー`)マターリ


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菊池線、藤崎線とも全区間が単線の熊電。
熊本の市街地に近いあたりでは
住宅のあいだを縫うように進みます。
▲23.12.8 熊電藤崎線 藤崎宮前-黒髪町
(前方の車窓から)

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そして例の準併用軌道区間は
ゆっくりと慎重に走ります。
...(((o*・ω・)o
路面電車とはまた違った高さの目線から
車窓に道路を見るのが新鮮で
何となく江ノ電の七里ヶ浜あたりに近い印象。
σ(゚・゚*)エノデソ…
▲23.12.8 熊電藤崎線 藤崎宮前-黒髪町
(車窓から)


大都市圏の大手私鉄に対して、地方に存在する中小私鉄は“地方私鉄”や“ローカル私鉄” などと呼ばれることもあり、拙ブログでちょくちょくご紹介する千葉県の小湊鐵道のように、車窓から田畑や山々が望めるのどかな雰囲気を思い浮かべてしまうところですが (´ω`)ローカル、中小私鉄でも熊電は熊本市近郊の住宅地を幹線道路と並行するような形で敷かれていて、沿線風景にあまり牧歌的なのどかさは感じられず、ローカル線というよりは都市郊外の私鉄路線って感じ σ(゚・゚*)ンー…。そのような沿線環境なので、今の私が乗っている時間帯の車内はすいているけれど、朝夕の通勤通学には地域のかたが多く利用されることでしょう。


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熊本高専前に停車。
移設区間の手前にある当駅は
これまでと変わらない位置に所在します。
▲23.12.8 熊電菊池線 熊本高専前
(車窓から)


そんな熊電の菊池線に揺られること藤崎宮前からおよそ20分、やがて列車は熊本高専前に停車 ( ̄  ̄*)コーセン。
一面一線の棒線構造という何の変哲もない途中駅ですが、ここより先が“線路移設区間”となるため、おのずと私のテンションは上がります (*゚∀゚)=3ハァハァ!。マニア丸出しの行動で少々恥ずかしいけど、前方の様子がよく見えるように運転室背後の窓にかぶりついちゃおうっと m(・∀・)m カブリツキ♪。


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熊本高専前を出るとすぐ
見るからに新しい線路となり
進行に向かって右のほうへカーブ。
いっぽう旧線は左の道路に並行して
まっすぐ伸びていました。
このあたりがその分岐点。
(*・`o´・*)ホ─
▲23.12.8 熊電菊池線
熊本高専前-再春医療センター前
(車窓から)

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線路とともに駅も移設された
再春医療センター前。
なおこの移設によって当駅は
駅名が表す施設に
より近づいた形となりました。
▲23.12.8 熊電菊池線 再春医療センター前
(車窓から)

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右手に医療施設の敷地、
左手には広大な更地をみて
列車は単線の線路を進みます。
側窓から(下写真)見ると
以前に旧線が沿っていた道路とは
けっこう離れたなぁ。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲23.12.8 熊電菊池線
再春医療センター前-御代志
(車窓から)


御代志ゆき下り列車は熊本高専前を発車するとすぐ、進行に向かって右のほう(東のほう)へとカーブする真新しい線路を進みます ...(((o*・ω・)o。ここで車窓の左側を注視すると、線路や架線柱などはすでに撤去されているものの、移設前の旧線だった跡がわずかに確認できました (*・`o´・*)ホ─。
その線路移設によって旧線と新線のあいだに設けられた、市が進める土地区画整理事業における“更地”の広大さが印象的で、ここは将来的にいくつのも家やマンションが並ぶ住宅地が形成されるのか、それとも大学などの教育施設、もしくは企業の工場などが誘致されるのか、もしくは最近流行り(?)の大型商業施設が建てられるのか、その使い道は知らないけれど (´σд`)シランケド、何にしても次にまた私が何年後かに熊電へ乗ってこの場所を通る機会があるとすれば、その景色は大きく変わっているのでしょうね。
ただ、あくまでも今の段階では何にもない更地を車窓に映しながら、新たに敷き直された移設区間の線路を列車は淡々と進み、熊本高専前から二駅、わずか3分ほどで終点の御代志に到着しました (・ω・)トーチャコ。


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まもなく前方に見えてきたのは
こちらも駅の移設が行われた御代志。
構内は一面一線にとどめた配線ですが
島式ホームとした二線化も
可能そうな印象です。
(・o・*)ホホゥ
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線 御代志
(前方の車窓から)

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1000形の下り列車に
藤崎宮前から乗り通して
菊池線(本線)の終点である
御代志に到着。
(・ω・)トーチャコ
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線(本線)御代志


上熊本0950-(熊電菊池線)-北熊本0959~1001-(熊電藤崎線)-藤崎宮前1007
藤崎宮前1125-(熊電藤崎・菊池線)-御代志1151

これで私は菊池線の移設区間を乗り直したこととなり、熊本電鉄を(ふたたび)全線完乗です ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。
なおこの移設により、これまで道路に沿ってまっすぐの直線だった旧線(既存線)に対して、敷き直された新線は曲線の箇所が多くなっており、そうすると当該区間の距離は伸びたような印象を受けますが σ(゚・゚*)ンー…、実際は終着駅の御代志がこれまでの旧駅よりも少し起点側(南方)に設置されたため、その距離を比べてみると・・・以前は熊本高専前~御代志の二駅間が0.9キロ(上熊本~御代志の総距離では10.8キロ)で、移設後は同駅間が0.7キロ(同総距離10.6キロ) (゚ー゚?)オヨ?。
ありゃま、たいていの場合は乗りつぶしをすると踏破距離は訪れる前より増えるものですが、今回の場合は0.2キロ(200メートル)ほど減っちゃいますた(笑)(。A。)アヒャ☆


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合志市に所在する御代志。
(゚ー゚*)ミヨシ
移設によって新たに建てられた駅舎は
シンプルなデザインながら
緑色の三角屋根がいいアクセントです。
(・∀・)イイネ
また、広く取られた駅前ロータリーからは
かつて菊池線が伸びていた
菊池方面などへ路線バスが接続しています。
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線(本線)御代志

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ちなみにこちらの写真は
私が以前に訪れたときに撮った
移設前の旧・御代志駅。
(´ω`)ナツカシス
駅舎はなくホームがそのまま
バスロータリーにむき出しのような
ちょっと特徴的な駅でした。
▲02.7 熊本電鉄菊池線(本線)御代志


200メートル短縮されて0.7キロ、乗車時間はわずか3分 ( ̄  ̄)ミジカイ。それでも“全線完乗”にこだわる私にとってこの距離はとても重要なもので、移設から一年が経過した今もまだ新しさを感じる御代志のホームに降り立つと、乗車距離以上の大きな達成感を覚えました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。たかが0.7キロ、されど0.7キロです (-`ω´-*)ウム。
そして完乗の証(?)として、もちろん駅の外へも出てみたけれど、まだ再開発途中(区画整理中)の当駅周辺でこれといった見どころはとくに無さそうだし σ(゚・゚*)ンー…、そもそも元からこのあたりは住宅や医療施設が建つような地域なので私に用事はなく、きれいに整備されたロータリーから建て替わった新しい駅舎を眺めた程度で適当に時間をつぶしたのち、次の藤崎宮前ゆき上り列車に乗って御代志をあとにしました モドロ…((((o* ̄-)o。


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御代志から上り列車で北熊本へ。
元・静鉄と元・日比谷線が並ぶシーンは
当線ならではの面白さです。
(゚∀゚)オッ!
なお熊電では03形が先輩だけど
製造初年では1000形のほうが年上
(1000系1973年、03系1988年)。
( ̄∀ ̄)パイセン
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線 北熊本

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北熊本で乗り換えた上熊本線の01形で
上熊本に戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線 (上熊本線)上熊本


御代志1241-(熊電菊池線)-北熊本1301~1332-(菊池線)-上熊本1341

熊本市の郊外にある中小私鉄、熊本電鉄を訪れた九州旅の二日目(● ̄(エ) ̄●)クマデソ。
その目的は整備事業によって線路が移設された区間の“乗り直し”で、それは一キロに満たないわずかな距離 ( ̄、 ̄*)チョッピリ。路線の新規開業でも延伸開業でもなく“移設”という理由で九州の熊本に残された未乗区間は、全線完乗を目指す私にとってモヤモヤを感じるものでしたが (≡"≡;*)モヤモヤ…、それが晴れて今はとても爽快な気分です (*´v`*)スッキリ。
また、“青ガエル”の5000形が現役だったとき以来となる、12年ぶりの熊電は車両の顔ぶれが変わり(元・三田線の6000形は以前もいたけど)、元・銀座線の01形や元・日比谷線の03形、元・静鉄の1000形など、ちょっと言いかたは悪いけど “各地から寄せ集められた中古電車たち” との再会も楽しめました (*´∀`)ノ゙オヒサ。
でも実は今日いちばん嬉しかったのは、行きしなにたまたまキャッチすることができた、“銀ガマ”(EF81 303)の貨物列車を好条件で撮れたことだったかな ε-(°ω°*)ギンガマッ!。鉄運降臨(笑)。
せっかく魅力的な名所や名物が満載の熊本県までやってきたのに、阿蘇はおろか熊本の街なか(繁華街)すら行かず、シンボルの熊本城を観光するようなこともなかったけど σ(・∀・`)ウーン…、私としては熊電の“乗り直し”ができただけで満足です (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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そういえば上熊本線の車窓から
遠くにちょろっとだけ熊本城が望めました。
(゚∀゚)オッ!
熊電の乗り鉄が目的の私には
観光をせずともこれでじゅうぶん?
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲23.12.8 熊本電鉄菊池線 (上熊本線)
坪井川公園-打越(車窓から)

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上熊本から乗る鹿児島本線は
815系のワンマン列車。
車内は学生さんでけっこう混んでいたけど
次駅の崇城大学前で座席が空きました。
▲23.12.8 鹿児島本線 上熊本


さて、熊電の本線と上熊本線を北熊本で乗り継いで(正式には菊池線を二本の列車で乗り通して)上熊本へ戻り、そこから鹿児島本線の上り普通列車で北上します ...(((o*・ω・)o。熊本と福岡の県境付近に位置する荒尾でさらに列車を乗り継ぎ、私がやってきたのは久留米 ( ̄  ̄*)クルメ。
“久留米ラーメン”で知られるこの街を本日の宿泊地としました。


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福岡県久留米市の中心駅で
九州新幹線、鹿児島本線、久大本線の
各線が発着する久留米。
( ̄  ̄*)クルメ
新幹線の開業にともなって
2010年に改築された橋上駅舎は
聖堂を思わせるようなデザインに施された
ステンドグラスが印象的です。
(・∀・)イイネ
なお、同市内に所在する
西日本鉄道(西鉄)の西鉄久留米駅は
東方へ2キロほど離れた距離にあります。
▲23.12.8 鹿児島本線 久留米


上熊本1450-(鹿児島5356M)-大牟田1536~1537-(350M)-久留米1613


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久留米の名物といえば
クセが強いくらいにこってりとした
濃厚な豚骨スープの“久留米ラーメン”。
(゚¬゚〃)ジュルリ
とんこつラーメンは関東人の私だと
博多ラーメンのイメージですが
豚骨ラーメンの元祖(発祥)は
久留米ラーメンなのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
一杯飲んだあとのシメに
本場の味をおいしくいただきました。
塩分を控えなきゃならない体質だけど
このこってりスープはやみつきになりそう♪
メンラー(゚д゚)ウマー!



九州の鉄旅、次回に続きます・・・(● ̄(エ) ̄●)モン