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いすみ鉄道・・・急行「くまがわ」マーク 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2020.10.17 いすみ鉄道
リベンジ、「くまがわ」
急行列車 撮影
 
 
10月17日(土)
みなさま、おはようございます ('-'*)オハヨ。
土曜日の朝、私は都内(都下)にある自宅の最寄り駅から、中央線と総武線の電車を乗り継いで、千葉にやってきました ...(((o*・ω・)o。


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千葉のホームに集う
房総各線を代表する顔ぶれ。
右からE217系の快速列車、209系の普通列車、
そしてE257系の特急「新宿さざなみ」。
▲総武本線 千葉


今日の天気は朝からあいにくの雨。しかも予報によると降水確率は90%で、ほとんど止むことなく一日じゅう降り続くらしい :il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…。晴天を好む私にとっては、何ともテンションの上がらないコンディションですが "o(-ω-;*)ウーン、わざわざそんな日にカメラを持って出かけてきたのには、どうしても諦められなかった、“アノ列車”を撮りたいからに他なりません (゚ー゚*)アノネノネ。
千葉のほうで私の心に引っかかっている“アノ列車”とは・・・そう、「くまがわ」(-`ω´-*)ウム。


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総武線の車内ディスプレイに表示された
本日(17日)の沿線の天気予報。
朝から晩までず〜っと傘マーク・・・。
気温も低くて冬のような寒さだとか。
{{{(>_<;)}}}サブッ!


え?「くまがわ」って、九州の熊本県を流れている球磨川?それなのになんで千葉?・・・と、不思議がる方もいるでしょうし (´・ω`・)エッ?、以前の顛末からその“キーワード”だけで今回の目的を理解された方もいることと思います ( ̄▽ ̄*)アア…。
あらためて説明させていただくと(・・・というか、以前の記事のコピペねw)、千葉県にある第三セクター鉄道の「いすみ鉄道」では、今年(2020年)の7月に九州地方を強襲した豪雨とそれに伴う河川の氾濫によって甚大な被害を受けた、熊本県の第三セクター鉄道「くま川鉄道」の復興、復旧を応援する目的(くま川鉄道復興応援企画)として、土休日のいすみ鉄道で運転されている国鉄型ディーゼルカー(国鉄型キハ)の急行列車に期間限定で、かつて球磨川沿いの肥薩線(ひさつせん)で運行されていた、急行「くまがわ」のヘッドマークを再現したものが掲げられるとのこと (・o・*)ホホゥ(コピペ終わり)。
その支援活動への賛同はもとより、2004年に廃止された急行「くまがわ」の現役時代に乗車や撮影経験のある私は懐かしさを感じて (´ω`)ナツカシス、「くまがわ」のヘッドマークを付けたいすみ鉄道の国鉄型キハを記録しようと、先月の祝日(9/21)に意気揚々と撮影へ向かったのですが (*`・ω・´)-3フンス!・・・現地でカメラのファインダー越しに見たキハ28形は、ヘッドマークのない“すっぴん”姿 (*ノωノ)イヤン。これはいったいどういうことかと、すぐさまスマホでいすみ鉄道のホームページをよく見返してみたところ σ(゚・゚;)ンー…、件のヘッドマークは土日のみに実施され、祝日には装着されないという旨の記述を、私はうっかり見落とす失態を犯していたのです (ノO`)アチャー。
仕方なくその日は、ヘッドマークのない国鉄型キハをキバナコスモスの花と絡めるなどして、初秋らしい季節感のあるいい画も撮れましたが 【◎】]ω・)パチャ、やはり「くまがわ」のことは心残りでした σ(・∀・`)ウーン…。


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これは先月(9/21)に撮影した、
いすみ鉄道の国鉄型キハによる急行列車。
その顔に「くまがわ」のヘッドマークは
ありませんでした。
線路端に咲くキバナコスモスと絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
▲20.9.21 いすみ鉄道 西畑-総元


そんないすみ鉄道の国鉄型キハによる「くまがわ」ヘッドマークの掲出は、ホームページのリリースに記載された9月と10月の土日の指定日で、再訪すればまだ撮影できるチャンスがあります (゚∀゚)オッ!。今度はしっかりと確認したところ、10月中旬現在の時点で残された掲出日は10/17(土)と10/25(日)の二日のみ (*・`o´・*)ホウ(9月は土日の両日だったけど、10月は必ずしもそうじゃないのね・・・。レストラン・キハとか団体貸切の関係かな?)。私は25日に予定があるけれど、17日は空いている・・・。一日じゅう雨という悪天候に出撃をためらうところですが、おそらく私が「くまがわ」を撮れるチャンスは今日(17日)しかありません σ(゚・゚*)ンー…。
よし、もう一度いくか (*`・ω・´)-3フンス!。


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車窓から見る沿線風景は雨ざーざーで、
駅名標もよく読み取れないほど。
:il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…
▲外房線 本納(車窓から)


そして今の私は雨が激しく降りしきるなか、千葉から乗った外房線の下り普通列車に揺られているのです (´ω`)ナルヘソ。
なお、前回(先月)は行程に少し変化をつけるため、往きは内房線と小湊鐡道を経由し、上総中野でいすみ鉄道に乗り継ぎましたが (゚ー゚*)コミナト、その小湊鐡道は先日に強襲した台風14号により、養老渓谷と上総中野のあいだで土砂崩れが発生して、現在も当区間は運休中 (´д`;)アウ…。代行バスでの振替輸送が行われているようですが、今回はそこを通らず、オーソドックスな外房線経由で大原からいすみ鉄道に乗り継ぐこととしました コッチ…((((o* ̄-)o。


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大原に着いても、雨ざーざー。
:il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…
向かって右手前がJR外房線、
左がいすみ鉄道の駅舎です。
▲外房線 大原

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「ようこそ」の看板に迎えられて、
いすみ鉄道の改札を入ります。
(((*・∀・)つ[キップ]
ホームで発車を待っていた上総中野ゆきは、
“国鉄キハ20形モドキ”のいすみ350形。
(´∀`;)モドキ…
▲いすみ鉄道 大原

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雨で窓がぼわぼわに滲んでいて
何だかよくわからない状態ですが、
(≡”≡;*)ボワボワ…
いすみ鉄道の列車は大原を発車するとすぐに
外房線と別れて左へとカーブし、
房総半島の内陸を西のほうに進みます
▲いすみ鉄道 大原-西大原
(前方の車窓から)


政府の旅行支援である「GoToトラベル」の効果もあってか、前回は小湊鐵道もいすみ鉄道も席が埋まるくらいの乗車率でしたが、雨の今日は観光客の姿があまり見られず、私が大原から乗った上総中野ゆきの下り列車はガラガラ ( ̄  ̄;)ガラガラ。明らかに同業者(鉄ちゃん)とわかる方もお一人だけのようです ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ(なお、今回は前回の続編のようなものなので、路線の説明などは省かせていただきます。いすみ鉄道の詳細は前回の記事を参照)。
それにしても、ホントに今シーズンの関東地方はなかなか秋晴れに恵まれず、とくに週末は曇りや雨の日ばかり "o(-ω-;*)ウゥム…。個人的に晴天のもとで撮り鉄をしたのは、いったいいつのことだろう・・・と、拙ブログの過去記事を振り返ってみたところ σ(゚・゚*)ンー…、先月にいすみ鉄道を訪れたときは午後から天気が好転し、上総中川のお寺の門前で国鉄型キハの急行を撮ったときは青空でした (゚ー゚*)ハレタ。今日も同じいすみ鉄道での撮影ですが、前回のような展開にはならないだろうなぁ。よくても一時的に雨がやむ程度か (´〜`)ウーン。
そんな雨を突いて進む列車に揺られて大原から30分、私が下車したのは城見ヶ丘(しろみがおか) (・ω・)トーチャコ。


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近隣の団地やショッピングセンターの最寄りとして、
2008年に駅が設置された城見ヶ丘。
駅舎はなくホーム一面のみの簡素な造りです。
(このキャプションは前回のコピペw)
▲いすみ鉄道 城見ヶ丘


新宿0738-(中央670T)-御茶ノ水0747~0752-(総武緩行770B)-錦糸町0801~0812-(総武快速637F)-千葉0843~0855-(外房241M)-大原0959~1042-(いすみ59D)-城見ヶ丘1112

前回の撮影でも最初の撮影ポイントとして訪れたのが、城見ヶ丘の駅近くに架かる陸橋の上(上写真で駅の向こうに見えている橋)でした ...(((o*・ω・)o。この場所を選んだ理由は、私が現役時代の急行「くまがわ」を撮った構図と似た画が得られるからなのですが(まわりの景色でなく、あくまでも列車の角度的に)、今回もそれにこだわって同地に来た・・・というよりは、あいかわらず降り続く雨のなか、なるべくなら駅近くの撮影ポイント(徒歩で数分程度)で済ませたいという安直な考えが正直なところ (゚∀゚)アヒャ☆。ただし前回にも触れたように、当該ポイントは陸橋の歩道に設置された柵のスキマから狙うために撮影できる立ち位置は限られており、もしも先客が何人かいるようならば諦めて別の場所へ行くつもりでしたが σ(゚・゚*)ンー…、幸いにも私が着いた時点(102Dの通過30分前)でそこには誰もおらず (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。まあ、この天候だしね・・・(それでも、あとからお一人の方がいらっしゃったけど)。


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前回と同じ陸橋の撮影ポイント。
今回もここで国鉄型キハの急行列車を待ちます。
雨、やまないなぁ・・・。
:il!:il|个o(´д`)!l|il:|;ザアアァァ…

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ちなみに前回は撮り忘れましたが、
この橋上から西のほうを望むと、
大多喜町のシンボル
大多喜城の天守閣(復元)が見えます。
(「゚ー゚)オシロ
おそらく城見ヶ丘って駅名も
この見晴らしに由来しているのでしょうね。


陸橋上(のスキマ)から高い目線で望む、まっすぐと伸びた気持ちのよい直線 w(゚o゚)w オオー!。真上からでも架線などの障害物に遮られず、列車がスッキリと撮れるのは非電化路線ならではの利点で、ここならば国鉄型キハの正面に掲げられる「くまがわ」のヘッドマークもきれいに見えるでしょう (・∀・)イイネ。ところが前回の撮影では、直線上に現れたキハ28形の顔にお目当てのヘッドマークはありませんでした Σ(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!?。いま振り返ってみても、お粗末な確認ミスだったよなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。今回は入念にヘッドマークの掲出日をチェックしてきたので、まず大丈夫だと思われますが、前回と同じように柵のスキマからレンズを突き出すようにしてカメラを構えると、また“すっぴん”のキハが来るんじゃないかと、つい変な錯覚がアタマのなかで働いてしまいます ( ̄  ̄;)スッピン…。
そんななか、やがて迎えた国鉄型キハによる急行列車(大原ゆき102D)の通過時刻。今度こそ「くまがわ」のヘッドマークが拝める・・・ハズ (°_°;)ドキドキ。


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雨で濡れた鉄路にライトの光を反射させて、
キハが、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!
マークも、アル━━━━ヽ(´∀`)ノ━━━━ッ!!
▲いすみ鉄道 大多喜-城見ヶ丘

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くま川鉄道の復旧と沿線地域の復興へ
切なる願いを込めてキハに掲げられた、
急行「くまがわ」のヘッドマーク。
かつて熊本で走っていた急行列車が、
房総の地で復活です。
▲いすみ鉄道 大多喜-城見ヶ丘


「くまがわ」が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワーイ♪
先月と同じ場所で同じ時間に見る、同じ形式の同じ列車 (゚ー゚*)デジャヴ?。しかしその正面には、人吉城の石垣と球磨川の流れが描かれた、急行「くまがわ」のヘッドマークがしっかりと掲げられていました (゚∀゚*)オオッ!!。実態はいすみ鉄道の観光急行だけど、見た目には急行「くまがわ」と化した国鉄急行色のキハ28形。ヘッドマークを付けたその表情は一段と引き締まって見えます (`・ω・´)キリッ。う〜ん、凛々しいっ! 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。これは現役時代の急行「くまがわ」を思い出す懐かしさとともに、ヘッドマークが無かった前回のリベンジも果たせたような、私にとってまさに念願の一枚です【◎】]ω・´)パチッ!。雨という悪天候に出撃を迷ったけど、思いきって撮影にきてよかったなぁ・・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。
そういえば、私が16年前(2004年)に熊本の肥薩線やくま川鉄道を旅した際に撮った急行「くまがわ」も、今日みたいに天気が悪くて雨が降っていたっけ (´ー`)シミジミ。


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「くまがわ」のヘッドマークに描かれているのは、
清流・球磨川の流れと
そのほとりに建つ人吉城の石垣。
人吉城は三日月の文様のある石が出土したことから、
別名・三日月城(あるいは繊月城)とも呼ばれ、
まん中の三日月はそれを表しています。
( ̄。 ̄)ヘー


前回は予期せぬヘッドマーク無しという事態に戸惑いましたが エッ!(゚Д゚≡゚Д゚)ナンデ!?、今回は無事にミッションが果たせてホッと一息 ε-(´∀`*)ホッ。国鉄型キハの「くまがわ」が撮れた喜びとその余韻を噛み締めつつ、歩いて5分とかからない城見ヶ丘の駅へ戻って下り列車に乗り、続いて次の撮影ポイントへ移動することにします ...(((o*・ω・)o。


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城見ヶ丘から乗る上総中野ゆきは、
先ほどのいすみ350形とは異なる、
四角いお顔のいすみ300形。
(゚ー゚*)ペヤング?
▲いすみ鉄道 城見ヶ丘

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沿線に田畑が広がる、
いすみ鉄道ののどかな車窓風景。
それにしても、雨やまないなぁ・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
▲いすみ鉄道 久我原-総元


いっこうにやむ気配なく、車窓風景を滲ませる雨 :il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…。
列車に乗って旅をする“乗り鉄”としての私は、しっとりとした雨の風情も決してキライではなく、先ほどの城見ヶ丘でお目当ての「くまがわ」が一枚でも撮れたことから、もう雨に打たれながらの“撮り鉄”はやめにして、このまま列車に乗り続けちゃおうかな・・・という、軟弱な考えもアタマをよぎります σ(・∀・`)ウーン…。
でも、ふだんはなるべく晴天を選んで撮影に出かける私にとって、わざわざ雨の日にいすみ鉄道を訪れるなどそうあることでなく、「くまがわ」狙いで強行した今日は雨天のシーンを撮る貴重な機会と言えるかもしれません (-`ω´-*)ウム。
やっぱり列車を降りて、キハを撮ろう (*`・ω・´)-3フンス!。


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城見ヶ丘から下り方向へ20分、
列車は総元に到着。
(゚ー゚*)フサモト
駅舎は公民館に併設したような形で、
右側の水色に塗られた部分が駅の待合室。
(このキャプも前回のコピペw)
▲いすみ鉄道 総元


城見ヶ丘1205-(いすみ61D)-総元1226

下車した総元(ふさもと)は前回にも訪れた駅で、そのときは踏切脇に咲いていたキバナコスモスの花と絡めて、ヘッドマークのない国鉄型キハの急行列車を撮影しました (^_[◎]oパチリ。んじゃ、今回は「くまがわ」バージョンで、またキバナコスモス? (・∀・`)マタ?
いや、あれからひと月近くも経っていたら花の見ごろは終わっているでしょうし、城見ヶ丘の陸橋に続いてまたも同じ場所というのはさすがに芸が無い (。A。)アヒャ☆。下車駅こそ前回と同じ総元ですが、今回は別の撮影ポイントに向かいます コッチ…((((o* ̄-)o 。


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目的地への道すがら、
夷隅川(いすみがわ)に架かる鉄橋で、
私が乗ってきたいすみ300形の折り返し列車を撮影。
(^_[◎]oパチリ
空色が冴えない雨天のもとでも
赤い鉄橋と黄色い列車が鮮やかに映えました。
(・∀・)イイネ
ここもいい撮影ポイントですが、
「くまがわ」ヘッドマークを目立たせたいため、
キハの急行は別の場所で。
▲いすみ鉄道 総元-久我原

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鉄橋からさらに歩き進んで、
こんな簡素な踏切のある場所にやってきました。
線路を横断する際はしっかりと左右を確認。
ミギヨシ(゚д゚≡゚д゚)ヒダリヨシ


以前にキバナコスモスが咲いていた下り方向(上総中野方)とは逆に、今回は駅から上り方向(大原方)へ歩いて15分ほど ...(((o*・ω・)o。そこにあるのは、警報機や遮断機が備わっていない簡素な踏切、いわゆる「第4種踏切」と呼ばれるもので (゚ー゚*)トマレミヨ…、いすみ鉄道のようなローカル線ののどかさを表す象徴的な存在と言えるかもしれません (´ω`)シブイ。ここはそんな小さな踏切を列車とともに写し込める撮影ポイントです (・o・*)ホホゥ。
ちなみにこの周囲は、踏切と絡めずとも列車をスッキリと撮ることができて、国鉄型キハの走る土休日にはよく同業者(鉄ちゃん)を見かけるのですが、雨が降っている今日は誰もいません。まあ、一人で自由に構図が選べるのは、いいことだけど (・ω・)ポツン。
これなら事前に場所取りをする必要も無さそうなので、お目当てのキハ(101D)が前駅の久我原(くがはら)を発車する数分前まで、近くの神社の軒下で雨宿りをさせていただき、頃合いを見て撮影に臨みます σ(゚・゚*)ソロソロ…。


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雨音をかき消すように
ディーゼルエンジンを唸らせて、
キハ52形を先頭にした急行列車がやってきました。
急行色のキハ28もカッコいいけれど、
一般色のキハ52もまた、シブくていいなぁ・・・。
(≧∇≦)シブイ!
▲いすみ鉄道 久我原-総元

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第4種踏切を通過する際に鳴らす
タイフォン(警笛)の音を山里に響かせて、
秋雨に濡れた鉄路を慎重に進みゆく
国鉄型キハの急行列車。
しっとりとした雨景色のなかで見る国鉄色には、
温かみのある落ち着きを覚えます。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲いすみ鉄道 総元-久我原(後追い)


雨で車体を濡らす、艶やかな国鉄型キハ。ああ、いいかも・・・゚+.(*´エ`*)ウットリ+.゚。
本命のアングルはもちろん、「くまがわ」のヘッドマークを掲げたキハ28形(キハ28 2346)の後追いですが、ヘッドマークのないキハ52形(キハ52 125)のほうも、線路わきの細道や屋敷林のある民家などに里山集落の素朴な風情が感じられて、悪くない雰囲気じゃないですか (゚∀゚)オッ!。キハ52形はもともと急行型でなく、国鉄やJRの在籍時にはおもに普通列車で使用された一般型で(塗装も急行色ではなく、国鉄一般色と呼ばれるもの)、今回の企画でも当形に「くまがわ」のヘッドマークはありませんが(いすみ鉄道では時おり、キハ52形にもヘッドマークを取り付けるけど)、むしろこのほうがローカル線の情景としては自然な感じがします (・∀・)イイネ。
そして、キハ28形の「くまがわ」。キハ52形を撮ってから、同じ場所で振り返っただけなのに (ω・*)彡クルッ、こちらは前者とぜんぜん違った風景が望めて、ダイナミックな山の深い緑をバックに、クリームと朱色のツートンカラーに塗られた国鉄急行色のキハと、その傍らの踏切標識が、雨景色のなかでウマい具合に浮かび上がってくれました (゚∀゚*)オオッ!。晴れたらまた違う雰囲気になると思うけど、雨の鉄道情景もいいものだなぁ (´ー`)シミジミ。
ちなみにこの踏切標識を絡めたS字カーブ、カメラを構える立ち位置やレンズによる焦点距離の選択、シャッターを切るタイミングなど、意外と迷うところで、私にはどう切り取るのが正解なのかよくわからなかったのですが σ(゚・゚*)ンー…、個人的にはこのアングルで満足のいく結果となりました (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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秋雨そぼ降る房総の里山で
遠く離れた肥後の国を思いて走る、
急行「くまがわ」。
その向かう先は上総中野でなく、
ひょっとして人吉でしょうか・・・。
▲いすみ鉄道 総元-久我原(後追い)


編成をくねらせながら走り去るキハの後ろ姿を見送って、この場所からは撤収 (´w`*)ドツカレサン。終点の上総中野で折り返して、約30分後にこの界隈へ戻ってくる同編成(104D)をもう一度撮るために、少し急ぎ目で移動します ε=ε=ε=┌(*・_・)┘。
向かったのは先ほど下車した総元の駅ではなく、その上り方の隣駅に所在する久我原 (゚ー゚*)クガハラ。総元と久我原の駅間は1.4キロ程度で、撮影していた第4種踏切の場所はその中間地点付近に位置するため、どちらの駅へ歩いてもたいした距離ではありません。そして久我原から列車に乗って、次の撮影ポイントへ行く・・・のではなく、実はこの駅が私の目的地 (・ω・)トーチャコ。


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一面一線で棒線駅の久我原。
駅舎はなく、ホームに待合室があるだけの
簡素な構造です。
(´ω`)シブイ
▲いすみ鉄道 久我原

0024.jpg
その駅前で下り方を望むとこんな感じ
(ひとつ前の写真から振り返っただけ)。
線路脇の細道から列車が狙えそう。
(゚∀゚)オッ!


駅のまわりに民家などが少なくて、森に囲まれたような立地の久我原は、ローカル線のいすみ鉄道にあるなかでも、とくに“秘境感”が漂う駅(このような駅は俗に、“秘境駅”などとも呼ばれます)( ̄▽ ̄*)ヒキョーエキ。その駅へ通じる細道と線路のあいだには柵などが立てられておらず、線路に近づきすぎないように注意を払うことは言うまでもありませんが、道の端でカメラを構えると下り方のカーブを進んでくる上り列車をいい感じに撮ることができます (・∀・)イイネ。ここは久我原の駅から徒歩1分とかからない、超お手軽な撮影地ですし(もっとも、私は隣駅の総元から歩いてきたんだけど・・・(^^;)ゞ)、狙いのキハが来るまではホームの待合室で雨が凌げるのも好都合 ъ(゚Д゚)ナイス。そんな同じ考えでしょうか、当地にはすでにお二人の先客がいらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス。
雨は弱まることなく、かといって激しくもなく、淡々と降り続くなか、やがて迎えたキハの通過・・・もとい、到着時刻。この“秘境駅”に案内放送などは入りませんが、森の向こうから近づいてくるジョイント音(ガタンゴトンって音ね)で列車の接近を感じます ε-(°ω°*)キタッ!。


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秘境の森(?)から、
ひょっこりと顔を覗かせたキハ。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲いすみ鉄道 久我原

0026.jpg
秋霖の候、濡葉をかきわけて、
懐古色の急行列車が進みゆく。
昭和39年製の名車に馳せる国鉄の追憶。
(´ω`)シミジミ
▲いすみ鉄道 久我原


森の「くまがわ」が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
♪ある〜ひ、森のなか、“くまがわ”に、出会った・・・ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
とても駅の前から撮ったとは思えないような深い緑に包まれた自然風景のなか、カーブを切って姿を現した国鉄型キハの急行列車 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。アウトカーブ側の立ち位置から望遠レンズで狙うことにより、キハ28形の正面に掲げられた「くまがわ」のヘッドマークがしっかりと分かるように撮れて、今回の撮影旅の趣旨に合ったいい記録を残すことができました (^_[◎]oパチリ。豪雨災害からの復興を祈願する列車に冷たい雨が打ち付けるとはなんだか皮肉なものですが、「雨になんか負けない!」というメッセージと使命感がキハの力強い走りから伝わったように思います (`・ω・´)キリッ。あらためてキハの格好良さにシビレました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

これにて沿線での撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。
振り返って走り去る国鉄型キハを見送・・・らず ( ̄△ ̄;)エ?、手早く機材を撤収したら急いで駅のホームへと上がり アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、久我原に停車しているキハの急行列車に私も乗り込みます ε=┌(;゚ω゚)┘ノリマス!。そう、撮り終わったらすぐに乗れるところも、この“超駅近撮影ポイント”のメリットです ъ(゚Д゚)ナイス。
今度は乗車のほうで国鉄型キハの走りを味わいながら、出発地となった大原へ戻ることにしましょう (σ´∀`)σイイネ。


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当列車の種別は基本的に「急行」ですが、
列車の運行本数が少ない閑散区間の
大多喜と上総中野のあいだでは普通列車となり、
“秘境駅”の久我原にも停車します。
一両分の長さしかない当駅のホームで
二両編成のキハは、
手動で開かれた中央の扉から乗車。
ε=┌(;゚ω゚)┘ノリマス!
▲いすみ鉄道 久我原

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キハ28形(キハ28 2346)の車内。
(゚ー゚*)ニハチ
昔ながらの青いモケットが張られた
ボックスシートが並びますが、
当車は車内で食事が楽しめる
レストラン・キハ(事前予約制)」
としても使われるため、
大きなテーブルが備え付けられています。
天井に扇風機はなく冷房完備。

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キハ52形(キハ52 125)の車内。
(゚ー゚*)ゴーニー
同じく青いボックスシートが並んでおり、
こちらにはテーブルはありません。
そして当形はもともと非冷房だったので、
天井には扇風機が備えられています
(のちに冷房化)。

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その扇風機に見られた文字は・・・
いすみ鉄道でも、国鉄でもなく、
え?「JR西日本」?
( ̄△ ̄;)エ?

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0032.jpg
車内の路線図や整理券表示器は
大糸線のものが・・・。
(=゚ω゚=*)ンン!?
実はいすみ鉄道の国鉄型キハは
JR西日本から譲渡されたもので、
キハ52 125が大糸線で、
キハ28 2346は高山線などで使われていました。
( ̄。 ̄)ヘー
車内の各所にはその名残りが見られ、
外装は国鉄色としながらも、
内装ではJR時代も懐かしんでもらおうと、
あえてこのように残しているそうです。
(´ω`)ナルヘソ

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そして窓枠の下には、
瓶の王冠を開けるセンヌキが見られました。
こちらは国鉄時代からの名残り。
(ノ∀`)ナツカシス

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途中の大多喜と国吉では、
列車の交換(行き違い)にあわせて
少し長めの停車時間が設けられており、
キハの乗客はホームにおりて
じっくりと撮影することができます。
(・∀・)イイネ
大多喜の上りホームにある
木造のシブい待合室(屋根付きベンチ)と
急行「くまがわ」を絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
▲いすみ鉄道 大多喜

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正面のヘッドマークは「くまがわ」ですが、
横のサボ(行先標)はいすみ鉄道の急行列車。
(゚ー゚*)サボ
大原〜上総中野で運転されるうち、
大多喜〜上総中野は普通列車。
つまり私が乗っている大原ゆき上り列車の場合は
大多喜から先が急行列車となるため、
乗車券のほかに急行券が必要となります。
(・o・*)ホホゥ

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自由席急行券は300円。
これも懐かしい形のきっぷを
車内で乗務員さんから買うことができます。
(*・∀・)つ[キップ]


キハ28形とキハ52形を連結した二両編成による国鉄型キハの急行列車は、基本的にキハ28形が指定席もしくは団体利用(レストラン・キハなどの企画を含む)で、キハ52形が自由席。私は後者のほうのボックスシートに空席を見つけて、駅弁を食べながら雨に煙る車窓風景を楽しみます ≠( ̄〜 ̄*)モグモグ。国鉄型車両が好きな私にとって、この乗車時間は贅沢な至福のひと時 +。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。(ビールが買えなかったのは残念ですが(笑))。
ちなみに、今や貴重な国鉄型キハによるいすみ鉄道の急行は、鉄ちゃんのみならず一般の観光客にも人気の列車ですが、雨となった今日はやはり、撮影者だけでなくキハの乗客も少なめだったように感じました σ(゚・゚*)ンー…。もしかしたら小湊鐵道の台風被害による部分運休も多少は影響しているのかもしれませんね。


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大多喜には駅に併設されて
いすみ鉄道の本社があり、
キハの発車を駅員さんや社員さんがお見送り。
雨のなか、ありがとうございます。
アリガ㌧! ( ゚∇゚)ノシ

▲いすみ鉄道 大多喜(車窓から)

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そんなキハの車内でいただくのは、
来るときに千葉で購入してきた、
国鉄時代からの名物駅弁「トンかつ弁当」。
ごはんの上に薄カツがのせられた、
シンプルな内容ですが、
これで今どき550円とは嬉しい価格です。
副菜はたけのこ煮、柴漬け、昆布。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆☆・


九州豪雨で被害を受けたくま川鉄道の復興応援企画として、かつての急行「くまがわ」をイメージしたヘッドマークが掲げられたいすみ鉄道の国鉄型キハ (゚ー゚*)クマガワ。くま川鉄道への直接的な復興支援とはならなくとも、いすみ鉄道に乗ることでその企画を少しでも応援したいと思って訪れた私でしたが ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!、先月の前回は確認ミスでまさかの“すっぴん”(マークなし)(ノO`)アチャー。そして出直しとなった今回は、雨が降りしきるキビシい条件ではあったものの :il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…、キハ28形の正面にしっかりと掲げられた念願の「くまがわ」マークを撮ることができて、雨に煙って景色がモヤモヤに霞むなか、気分的にはリベンジが果たせてスッキリとしました  ゚+。ヽ(*´v`*)ノスッキリ。+゚。また、今になってみれば、一度目はキバナコスモスなどと絡めた秋の情景、二度目は急行「くまがわ」として、それぞれの狙いで国鉄型キハを撮れたのは贅沢なことで、足を運んだ二回は決して無駄ではなく、その撮影を存分に満喫しました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
「くまがわ」の企画は今月で終わりますが、いすみ鉄道の国鉄型キハは、また機を見て撮影に訪れたいところです (=゚ω゚)ノ゙マタネ。その時はできれば雨でなく、晴れてくれたら嬉しいなぁ・・・(笑)


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車内ではくま川鉄道の復旧を応援する
募金箱を持った方がまわられていました。
ほんのわずかですが私も協力。
被災地の一日も早い復興を願っています。

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久我原からキハに揺られること一時間強、
急行列車は終点の大原に到着。
(・ω・)トーチャコ
国鉄型ディーゼルカーの乗り心地を
久しぶりに堪能しました。

▲いすみ鉄道 大原

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来たときと同じく帰りも外房線に乗って、
大原から東京方面に向かいます。
それにしても今日はけっきょく、
一日じゅう雨が降り続いていたなぁ・・・。
:il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…。
▲外房線 大原


久我原1356-(いすみ104D 急行)-大原1507~1541-(外房274M)-蘇我1640~1642-(京葉1616A快速)-東京1727