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ONE-shot 491 並走 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 491 並走

0225.jpg
向かって左の白い列車は
上野駅の高架ホームを発車して
常磐線の水戸方面に向かう
E657系の特急「ひたち5号」。
(゚ー゚*)ヒタチ

いっぽう右の赤茶色の列車は
同駅の地平ホームを発車して
宇都宮線を大宮方面へ下る
団体専用臨時列車の
E655系「和(なごみ)」。
(*゚ー゚)ナゴミ キャンベル

山手線、京浜東北線、
宇都宮・高崎線、常磐線と
何本もの線路が並行して敷かれ、
都内屈指の“トレインビュースポット”として
鉄道好きに有名な
鴬谷(うぐいすだに)付近の大カーブを
二本の列車がぴったりと足並みを揃えて
なかよく並走してゆきます。
...(((*・∀・)*・∀・)ピタッ!


この絶妙な共演は
タイミングを予測して撮ったのか
それとも偶然に撮れたのか・・・。
実は私の狙いは
“別のもの”を期待していたんです。
(´・ω`・)エッ?

というのも、
先日に時刻表を見ていてふと気づいたのが
常磐線の下り特急「ひたち5号」と
高崎線の下り特急「草津31号」は
どちらも上野の発車時刻が9時ちょうど
(もちろんそれぞれ別の線路を走ります)。
σ(゚・゚*)ンー…
これはひょっとして上野駅近くの跨線橋なら
両者の並走が見られるのではないかと思い、
「草津」からの退役が近づいている
651系の記録のひとつとして
ためしに当地へ足を運んでみました。

駄菓子菓子(だがしかし)
実際の厳密な運転時刻は秒単位であり、
たとえば発車時刻が9時00分“00秒”でも
9時00分“50秒”であっても
一般の時刻表では“9時00分発”とされます。
( ̄。 ̄)ヘー

また、“よーいドン!”って感じで
仮に秒まで合わせて
二つの列車が同時に動き出したとしても
高架ホームと地平ホームの高低差や
車両の性能または編成両数による加速の違いなど
わずかなことで誤差が生じるものでしょう。
(゚ペ)ウーン…

はたしてこの日は
651系「草津」が先に姿を見せたものの
E657系「ひたち」のほうは現れず、
私が期待していた両者の並走はあえなく失敗。
やっぱしそうウマくはいかないものよね。
(・ε・`)チェ
しかも「ひたち」は“誤差”程度でなく、
常磐線のダイヤ乱れで数分ほど遅れている様子。
これじゃタイミングが合いっこありません。
がっくし。
(_ _|||)ガクッ

まあ、並走は叶わなかったけど
せっかくここまで来たんなら
単発の「ひたち」も撮っていくべかと
そのまましばらく待っていたところ、
3分遅れの「ひたち5号」と同時に
地平ホームのほうからやってきたのが
おそらく上野を9時03分ごろに発車した
団体列車の「和(なごみ)」だったのです。
Σ(゚∇゚ノ)ノ エッ!?

ツアー列車を主体に運用され、
時には“お召列車”として使われることもある
ハイグレード車(オールグリーン車)のE655系は
わずか一編成のみ存在する特別な車両。
w(゚o゚*)w オオー!
それが「草津」の代わりに(?)
「ひたち」と並走してくるとは思いもよらず
なんだか“鉄の神様”に弄ばれたような
不思議な“鉄運”を感じました。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

当初の狙いとは異なる展開でしたが
これはラッキーだった・・・のかな?(笑)
ヘェー(´σД`)ソウ…


▲23.2.25 東北本線 上野-尾久
(鴬谷付近




0227.jpg
一枚目の3分前、
定刻にサラっと通過していった
651系の特急「草津31号」。
ε=(=゚ω゚)ノ゙オサキ
ご存知のとおり当系は
かつて常磐線で特急に使われていた
元・「スーパーひたち」で、
できればE657系との並走による
“新旧ひたち”の共演も
見てみたかったところです。
σ(・∀・`)ウーン…

(なお、一時間後となる10時ちょうど発の
「ひたち7号」「草津1号」
両列車でもトライしてみたけど、
今度は「ひたち」のほうが30秒早くて
じぇんじぇんタイミングが合いませんでした
(´д`;)アウ…





☆懐かしい一枚★

7200.jpg
これは今から45年くらい前、
今回と同じ鴬谷の跨線橋(凌雲橋)より
私の父が撮った国鉄時代の特急列車。
(*´ω`*)ナツカシス

惜しくも架線柱(のビーム)に
車両の顔が隠されちゃってますが
向かって左の列車は
上野と秋田のあいだを
上越線・羽越本線経由で結んでいた
485系の特急「いなほ」。
(゚ー゚*)イナホ

いっぽう右の列車は
上野と青森のあいだを
常磐線・東北本線経由で結んでいた
583系の特急「みちのく」です。
(*゚ー゚)ミチノク
(どちらも上野に到着する後追い。
「みちのく」のほうは送り込みの回送かも。)


この時はガキンチョだった私も
一緒に撮影へ同行しており
(*’∀’*)ワーイ♪
今回の“ONE-shot”を撮るにあたっては
とくに意識をしなかったものの
この画が記憶の片隅にあって
自然とオマージュしていたかもしれません。
(○′I`)。oOポヤーン…

時代の流れとともに
列車や車両はの顔ぶれは
昔と今で大きく変わったけど
たくさんの電車が見られるこの場所

いつの時代でも
鉄道好きにとって眺めていて楽しい
絶好の“ビュースポット”です。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚