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IRいしかわ鉄道・・・県内開業初日 乗車記 [鉄道乗車記]

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2024.03.16 IRいしかわ鉄道
県内全線開業!
IRいしかわ鉄道線 乗車記
 
 
前回からの続きです。

3月16日にJRの各社(および一部の私鉄、民鉄各社)では“ダイヤ改正”が行われ、これまで首都圏と金沢のあいだを結んでいた北陸新幹線が、新たに福井県の敦賀(つるが)まで延伸開業!(*゚▽゚)/゚・:*【祝 シソカソセソ】*:・゚\(゚▽゚*)
鉄道路線の全線完乗(完全乗車)を目指す私はさっそく、その初日に東京から敦賀まで北陸新幹線の「かがやき」に乗車して、金沢〜敦賀の延伸区間を踏破 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
続いて敦賀からは、新幹線の延伸開業にともなってJR西日本から経営を分離された旧・北陸本線の福井県内にあたる路線区間(いわゆる並行在来線)を継承し、福井県の第三セクター鉄道として新たに“再出発”となった「ハピラインふくい(線)」に乗車します (o ̄∇ ̄o)ハピライン。
車内は多くの乗客で混み合っていたけれど、車窓より眺める沿線風景に北陸本線の撮影へ訪れた過去の思い出などを振り返りながら県内を北進し ...(((o*・ω・)o、今庄(いまじょう)、武生(たけふ)、鯖江(さばえ)など個人的に少し馴染みのある各駅を経て、ハピラインの普通列車はやがて県都の福井に着きました (゚ー゚*)フクイ。


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福井駅構内の柱に施された
デジタルサイネージ(電子広告板)でも
ハピラインの開業が伝えられています。
(o ̄∇ ̄o)ハピライン
▲24.3.16 ハピラインふくい 福井


敦賀と大聖寺(だいしょうじ)の間をむすぶハピラインで、福井は路線の途中にある中間駅ですが、大半の列車は当駅で運行が分けられるため、ここからさらに下りの大聖寺方面へ進むには乗りかえる必要があります ノリカエ…((((o* ̄-)o 。
そのついでに時間のタイミングがちょうど合った(というか行程を合わせた)新幹線開業祝いの“ブルーインパルス”の演技飛行を福井の駅前広場で観覧したのち (=゚ω゚)ブルー!、慌ただしくも再びハピラインのホームへと戻った私が次に乗るのは金沢ゆきの普通列車。


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福井から乗るハピラインの下り列車は
まだJR西日本仕様(譲渡前)のままで
青い帯の521系
( ̄  ̄*)オフル
この編成もいずれはピンク色の
“ハピラインカラー”になるのでしょう。
▲24.3.16 ハピラインふくい 福井


この列車が走る福井と金沢のあいだも、先ほど(前記事)の敦賀〜福井と同様にこれまではJRの北陸本線だった区間ですが、やはり並行在来線としてJRから第三セクター鉄道へ転換され、県境を越えたところに位置する大聖寺までが福井県の“ハピラインふくい”、そこから先は石川県の“IRいしかわ鉄道”となりますが、列車は両線(両社)を直通して運行されます (*゚ェ゚)フムフム。ただし運賃はハピラインといしかわ鉄道でそれぞれに分けられるため、福井〜金沢はJRのころにくらべて片道の普通運賃が320円も高くなってしまいました(利用区間よっては割引制度があり)。この結果的な値上げが地域の利用者にとって、いちばんツラい“三セク化の弊害”ではないでしょうか ( ̄ヘ ̄)ウーン。
そんなふたつの三セク鉄道を直通する金沢ゆき下り普通列車は、遅れることなく定刻に福井を発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。なお、この列車もさっきの列車(敦賀〜福井)ほどではないものの車内は混み気味で (´д`;)人大杉…、席に座れなかった私はやはり立って車窓の景色を眺めます (「゚ー゚)ドレドレ。


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福井を出て市街地を抜けると
先ほど(前々記事)新幹線からも眺めた
九頭竜川(くずりゅうがわ)を渡ります。
( ̄  ̄*)クズリュー
▲24.3.16 ハピラインふくい 福井-森田
(車窓から)

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その九頭竜川を跨ぐ鉄橋
(九頭竜川橋梁)は
列車の編成がスッキリと撮れる
プレートガーダー橋であることから
福井近郊のお手軽な撮影ポイントとして
私も何度か北陸本線の撮影に
訪れたことがあります。
(^_[◎]oパチリ
このときは泊まりがけの出張ついでに
青森から大阪を目指す夜行列車の
寝台特急「日本海」を撮っていました。
(´ω`)ナツカシス
▲10.3.28 北陸本線 森田-福井

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坂井市の丸岡にある丸岡城
現存するなかで日本最古の
歴史ある天守閣を持つ城であり
また城跡に整備された霞ヶ城公園は
県内屈指の桜の名所でもあります。
(・∀・)イイネ
なお丸岡駅から丸岡城までは約4キロ
バスで15分ほど。
▲24.3.16 ハピラインふくい 丸岡
(車窓から)

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丸岡の駅名標の上にも
ちらっと覗いていますが
このあたりの車窓からは
白山(白山連峰)の雄大な山容が
きれいに望めました。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに写真の左下のほうに
目を凝らすと小さく見えるのは
北陸新幹線の高架橋です。
▲24.3.16 ハピラインふくい 春江-丸岡
(車窓から)


福井駅前でブルーインパルスの演技飛行がきれいにみえたとおり、きょうの北陸地方は午後も引き続き青空が広がる好天で (´▽`*)オテンキ♪、福井平野の田園風景をコトコトと走りゆくハピラインの車窓からは、進行方向の右手(東方)に白山(白山連峰)の美しい山なみが望めています (゚∀゚)オッ!。
ちなみに山の手前にはハピラインと並行する北陸新幹線の真新しい高架橋も確認でき、私が来るときに乗った北陸新幹線「かがやき」のA席(下りの進行に向かって右側)ではあまりよく見えませんでしたが、反対側のE席(左側)に座れば白山の眺めをより楽しめることでしょう (´ω`)ナルヘソ(もちろん天候条件が良ければ)。あくまでも個人的な印象だけど、北陸新幹線はやっぱりE席側のほうに見どころが多いかな σ(゚・゚*)ンー…。
そんな北陸新幹線の高架橋がハピラインのほうに近づいてきたところで、列車はまもなく新幹線との接続駅である芦原温泉(あわらおんせん)に停車 ( ̄  ̄*)アワラ。あわら市の中心であり、温泉観光地(芦原温泉)の玄関口でもある当駅では多くの人が下車して、私はここで窓側の席(進行に向かって右側)に座ることができました ε-(´∇`*)ホッ。
んじゃ、車内がすいたことだし、福井で買ってきた駅弁を広げてお昼ゴハンとしますか (・∀・)イイネ。


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あわら市に所在する芦原温泉駅は
その駅名のとおり
140年の長い歴史を誇る越前きっての名湯
芦原温泉の最寄駅。
( ̄  ̄*)アワラ
また北陸新幹線の駅が本日開業し
新幹線との接続駅となりました。
▲24.3.16 ハピラインふくい 芦原温泉
(車窓から)

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乗車前に福井駅の売店で買ってきたのは
北陸新幹線の延伸開業を記念する
期間限定販売の駅弁で
福井で駅弁を扱う番匠本店さんと
横浜のシウマイ弁当でお馴染みの
崎陽軒さんがコラボした
「北陸シウマイ入り
番匠本店 北陸新幹線弁当」(¥1,500)
(o ̄∇ ̄o)オベント♪
蟹めしや鶏肉の西京焼、若狭牛のしぐれ煮
たくあん煮たの、麩の辛子和えなど
福井の郷土料理をイメージしたものに
富山の白エビ、石川のいしる(魚醤)、
福井県のふくいサーモンを練り込んだ
崎陽軒特製の“北陸シウマイ”を盛り合わせた
内容豊富で豪華なお弁当です。
(゚д゚)ウマー!

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駅弁を食べながら
車窓の景色を眺めていると
列車は細呂木(ほそろぎ)に停車。
(゚ー゚*)ホソロギ
このあたりも個人的に何度か
北陸本線の撮影に訪れたことがあります。
▲24.3.16 ハピラインふくい 細呂木
(車窓から)

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これは2007年に撮影した
細呂木と芦原温泉の間を力走する
北陸本線の特急「雷鳥」。
イラストマークを掲げた485系は
“これぞ国鉄特急”といった
伝統的な風格が感じられました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
当時はこの好条件(しかもGW)でも
私のほかに同業者はおらず
一人でまったりと撮れた頃だなぁ笑
(´ー`)マターリ
▲07.4.29 北陸本線 細呂木-芦原温泉

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素朴な無人駅の牛ノ谷は
福井県最北端の駅で
列車が当駅を出てすぐのところにある
牛ノ谷峠の熊坂トンネルが
石川との県境です。
▲24.3.16 ハピラインふくい 牛ノ谷
(車窓から)

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景色が大きく変わるわけではないけど
トンネルを抜けるとそこは石川県。
(゚ー゚*)イシカワカスミ
▲24.3.16 ハピラインふくい 牛ノ谷-大聖寺
(車窓から)


福井と金沢の二都市を直通でむすぶ列車とはいえ、運行区間のなかでは比較的利用者が少なめとなる県境付近 (´ー`)マターリ。すいている車内で駅弁を味わいながら、のんびりと車窓の景色を眺めていると ≠( ̄〜 ̄*)モグモグ、やがて列車は牛ノ谷峠をトンネルで抜けて福井から石川へと入り、まもなく加賀市の大聖寺に停車します。


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石川県加賀市に所在する大聖寺は
IRいしかわ鉄道とハピラインふくいの境界駅。
なお当駅はいしかわ鉄道の管轄で
駅名標も青いもの(いしかわ鉄道デザイン)に
変わりました。
(・o・*)ホホゥ
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 大聖寺
(車窓から)


県境の石川側に位置する大聖寺はIRいしかわ鉄道とハピラインふくいの境界駅であり、ハピラインにとっては路線の終点となるため、この時点で私はハピラインふくいの全線完乗(敦賀〜大聖寺)を達成 ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。ただし先述したとおり、ここから先の大聖寺と金沢の間もJRから三セク鉄道に移管されて本日よりIRいしかわ鉄道(線)となったため、やはりあらためて乗り直す必要がある私はそのまま直通列車の金沢ゆきに乗り続けます ...(((o*・ω・)o。
ちなみに境界駅となって存在感が増した(?)大聖寺は、加賀藩支藩の大聖寺藩の城下町として、また北国街道の宿場町として栄えた歴史があり、かつてはそこに地名の由来となった寺院の大聖寺があったようですが、現在の当地に大聖寺というお寺は存在しないらしい ( ´_ゝ`)フーン。


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大聖寺の次の加賀温泉は
加賀市の中心駅で
本日開業した北陸新幹線との接続駅。
( ̄  ̄*)レディカガ
ちなみに加賀温泉の名称は
あわづ、山代、山中、片山津の
4つの温泉からなる総称です
加賀温泉郷)。
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 加賀温泉
(車窓から)

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そして加賀温泉といえば
73メートルの高さにインパクトがある
“黄金の巨大な観音さま”こと
加賀大観音
高速で通過する新幹線では
ちらっと見えた程度でしたが
停車したいしかわ鉄道の車窓からは
赤子を抱いた観音さまのお姿が
じっくりと(?)拝めました。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 加賀温泉
(車窓から)


石川県に入ってもきれいに見え続けている白山を右手に臨みながら、いしかわ鉄道を北上する金沢ゆき普通列車 ...(((o*・ω・)o。
大聖寺から乗り入れた「IRいしかわ鉄道」は、2015年に北陸新幹線の長野と金沢のあいだが延伸開業したことにともない、JRから経営が分離された北陸本線(並行在来線)の石川県部分にあたる金沢と倶利伽羅(くりから)の間(17.8キロ)を引き継いで誕生した第三セクター鉄道ですが ( ̄  ̄*)サンセク、このたび新幹線の金沢と敦賀のあいだがさらに延伸されたことで、北陸本線の大聖寺と金沢の間(46.4キロ)もJRからいしかわ鉄道へ移管。これによりあらためてIRいしかわ鉄道線は大聖寺と倶利伽羅のあいだ(64.2キロ)をむすぶ路線となりました (・o・*)ホホゥ。
なお、私はすでに2015年の開業(三セク移管)初日に金沢〜倶利伽羅をいしかわ鉄道として乗っているため(その後も何度か)、今回は新たに編入された大聖寺〜金沢が乗りつぶし(乗り直し)の対象区間です ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。


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空港所在地(小松空港)と
建設機械メーカー(コマツ)の
企業城下町として知られる
小松市の小松も
本日に新幹線の駅が開業した
北陸新幹線との接続駅。
(゚ー゚*)コマツナナ
ちなみに当駅の近くの広場には
かつて北陸本線などで活躍した
国鉄特急型の489系(クハ489形)が
保存されているのですが
以前に私がそこを訪れたときには
車体の塗装を剥離しての大掛かりな
整備作業中だったため
またあらためて再訪したいところです。
(-`ω´-*)ウム
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 小松
(車窓から)

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小松市郊外の
“明峰(めいほう)”付近からも
少し霞み気味ではあるものの
“名峰”の白山がよく見えます。
(゚ー゚*)ハクサン
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 小松-明峰
(車窓から)

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白山市に所在する
西松任(にしまっとう)は
大聖寺〜金沢の三セク移管に合わせて
本日開業した新駅。
*.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*
一般公募による駅名は
白山市に由来する“白山(はくさん)”が
有力視されていましたが
選ばれたのは西松任でした。
( ̄。 ̄)ヘー
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 西松任
(車窓から)

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松任(まっとう)は白山市の中心駅。
( ̄  ̄*)マットー
この駅名(地名)を聞くと
鉄ちゃんとしては
国鉄(JR)の車両整備工場として
当地に存在した
松任工場(金沢総合車両所松任本所)が
思い浮かびます。
σ(゚・゚*)ンー…
なお当所(当工場)は
このたびの三セク化に伴う組織変更で
昨年(2023年)の9月に閉鎖。
その後の様子を確認したかったけど
車内が混んでいて反対側(左手)の車窓は
よく見えませんでした。
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 松任
(車窓から



加賀平野の広大な田園風景を淡々と走る列車の車窓風景は、白山の山並み以外にこれといって個人的に目を引くものがとくになく、乗車記録の写真も位置を表すだけのような駅名標の羅列となってしまいます ( ̄  ̄*)エキ。その駅名標はいしかわ鉄道のコーポレートカラーが青のためか、JR西日本のときのものとあまり変わらない印象で(というかぶっちゃけ、JRのものにいしかわ鉄道のマークを上張りしただけ? (。A。)アヒャ☆)、ピンクとなったハピラインのような新鮮さはあまり感じられません。


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金沢のひとつ手前(上り方)で
金沢市内に所在する西金沢は
北陸鉄道石川線の新西金沢が隣接する
乗換可能駅。
新幹線の高架下にちらっと
北陸鉄道の架線柱が確認できます。
|∀・)チラッ
当線には鶴来〜加賀一の宮が
部分廃止された2009年以来
しばらくご無沙汰だなぁ・・・。
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 西金沢
(車窓から)


県境のあたりでは一時的にすいた車内でしたが、その後は加賀温泉、小松、松任(まっとう)と金沢近郊の市街地へ近づくにつれて徐々に利用者が増えて σ(゚・゚*)ンー…、ふたたび混雑した状態となった列車はそれにより10分程度の遅れで県都の金沢に到着 (・ω・)トーチャコ。大聖寺と倶利伽羅をむすぶいしかわ鉄道で、金沢はきょうから路線の途中にある中間駅となりましたが、私が福井から乗ってきた列車は当駅が終点です。
そしてこの列車から降りた時点で私はIRいしかわ鉄道として未乗だった大聖寺~金沢を乗りつぶしたこととなり、乗車済みの既存区間(金沢~倶利伽羅)とあわせて当線の全線完乗を達成しました
ヽ(´▽`*)ノワーイ♪


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福井から普通列車に揺られること
およそ一時間半。
多くの乗降客でごったがえす
金沢に到着しました。
(・ω・)トーチャコ
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 金沢

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これまで北陸本線の主要駅として
長い歴史を刻んできた金沢ですが
きょうから当駅の在来線は
三セクのIRいしかわ鉄道となりました。
改札の表記を見るとその実感がわきます。
( ̄  ̄*)イシテツ
なお津端で分岐するJR七尾線は
いしかわ鉄道へ乗り入れる形で
当駅を起終点に発着しています。
▲24.3.16 IRいしかわ鉄道 金沢

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今回の開業(三セク移管)により
あらためて大聖寺〜倶利伽羅が
路線区間となったIRいしかわ鉄道線。
おそらくこれ以上は
路線が伸びないと思われることから
“県内全線開業”とうたっています。
(*゚▽゚)/゚・:*【開業 ☆彡】*:・゚\(゚▽゚*)
(ただ富山の城端線や氷見線の例といった
昨今の合理化を進める流れを鑑みると
いずれ七尾線の移管などありえるかも?)

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いっぽう駅の構内には
県民に馴染まれて親しみのあった
北陸本線に対する労いのメッセージも
掲げられていました。
とうとう金沢から北陸本線が消えたか・・・。
(´・ω・`)ショボン

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夜の金沢で顔をそろえる
北陸本線の寝台特急「北陸」(右)と
夜行急行「能登」(左)。
多くの長距離列車が発着していた
金沢の北陸本線ホームは
高架化されて近代的になっても
旅情が溢れていました。
(´ω`)シミジミ
これは今から15年前の
2009年に撮影したもので
懐かしいという感情はまだ薄いけど
もう“ひと昔前”といえるような
遠い過去に思えちゃう情景ですね。
(´〜`*)ウーン
▲09.12.29 北陸本線 金沢

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金沢駅兼六園口(東口)に
どーんとそびえ立つ
鼓門(つづみもん)。
二本の太い柱に支えられた
高さ13メートルの門構えは
圧巻の眺めです。
w(*゚o゚*)wオオーッ!
▲24.3.16 北陸新幹線 金沢


福井1316-(IRいしかわ鉄道1341M)-金沢1450(混雑によりおよそ10分遅れ)

さて、旅の計画ではこのあとさらに金沢からいしかわ鉄道の下り列車に乗り、あらためて倶利伽藍までの既存区間も乗り通したのち、県境を越えた先につながる富山県の三セク鉄道「あいの風とやま鉄道」を進んで富山のほうに向かうつもり ...(((o*・ω・)o・・・でした。
駄菓子菓子(だがしかし)、金沢のホームに停車していた富山ゆきの普通列車(449M)もまた、これまでの敦賀や福井を発車したときと同様、車内がすでにけっこう混んでいて席はあいておらず (´д`;)人大杉…、おそらく金沢市の近郊を抜ければ座れるようになるかと思われるものの、私はなんだか乗車する気力が萎えてしまいます (・ω・`)ゞウーン。
きょうという日は、ただでさえ晴天のお出かけ日和となった週末の土曜日に加え、新幹線や三セク鉄道の開業日であり、それに伴うイベントもいろいろ催される(ブルーインパルスの観覧をふくむ)とあっては、街や駅の人出はいつも以上に多くなり、列車が混雑するのも当然のこと (-`ω´-*)ウム。それを私はじゅうぶん承知のうえで、むしろ開業日ならではの盛り上がりや賑わいを現地で感じたくてやってきたのですから、人混みに文句を言うような立場でないのですが (^^;)ゞポリポリ、でも、敦賀の乗車券購入列からはじまり(結果的に並ばなかったけど)、福井ゆきの列車、ブルーインパルスを観覧した福井駅周辺、金沢ゆきの列車、そして少しだけ下車した金沢駅の構内は国内外の観光客などで人があふれていた・・・と、混雑した状況が続いたことで、ここへきて心身ともに疲れてしまいました ε-(ーωー;)フゥ…。そして次の列車(富山ゆき)もまた当然のごとく混んでいる (-"-;*)ウググ…。
いくら鉄道好きとはいえ、混んだ列車に乗り続けるのは決して楽しいものじゃないし、先述したように金沢から先(下りの倶利伽藍・富山方面)のいしかわ鉄道やとやま鉄道を私はすでに乗車済みであることから、乗りつぶしや乗り直しといった必須の目的はなく、どうしてもこの富山ゆきに乗らなければならないわけではありません σ(゚・゚*)ンー…。
そんなことから私は行程を少し変更して富山ゆき普通列車は乗らずに見送り、テイクアウトしたカフェラテを片手に駅の待合室で休憩してから (´ー`)マターリ(イートインはどのお店も混んでた)、あらためて次に乗るのはこちらの列車。


0031.jpg
昨日までは
北陸新幹線の始発(終着)駅だった
金沢のホームに
きょう延伸開業した敦賀のほうから
上り列車の新幹線が入ってきました。
▲24.3.16 北陸新幹線 金沢


シンカンセン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
在来線(いしかわ鉄道線)のホームから新幹線のホームへ移動すると、まもなく上りの富山ゆき「つるぎ26号」が入線 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。自由席の車内は7割がたの席が埋まっていたものの、私は運よく窓側の良席(進行右側のE席)に座ることができました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
ちなみに、立山連峰の最高峰である剣岳(つるぎだけ)を由来とした「つるぎ」の愛称を持つこの列車は、北陸新幹線のなかでも富山と敦賀の間のみで運行されている各駅停車タイプの種別で、おもに北陸の都市間をつなぐ役割を担っており (・o・*)ホホゥ、関東人であまり縁のない私が「つるぎ」に乗るのはこれが初めてです (゚ー゚*)ツルギ(車両は「かがやき」や「はくたか」と変わらないE7・W7系だけど)。
そんな「つるぎ」に乗って、金沢から一気に富山へ向かうのかというと、実はそうではありません (´・ω`・)エッ?。


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待望(?)のE席から
北東方向の車窓を眺めると
そこにう〜〜〜っすらと
かろうじて確認できたのは
霞んで見える立山連峰の稜線。
言われなければ雲にみえるかも?
(≡”≡*)ンン?
▲24.3.16 北陸新幹線 金沢-新高岡
(車窓から)


これまで綴ってきたように今旅における私のいちばんの目的は、北陸新幹線の延伸開業区間(金沢〜敦賀)の乗りつぶしとJRから三セクへ移管された在来線(ハピラインおよびいしかわ鉄道)の乗り直しで、撮影よりも乗車という“乗り鉄”のほうに比重をおいたものですが ( ̄  ̄*)ノリテツ、晴天のもとにそびえる白山の山並みなどを乗車中の車窓から眺めていると、壮観ないい景色だと感じるいっぽう、この好条件で“撮り鉄”(沿線撮影)をできないことが惜しくも思えて、少しフラストレーションすら覚えます σ(・∀・`)ウーン…。きょうは朝からずっと列車に乗りっぱなしだけど、できればどこかで一枚でも北陸らしい情景で撮り鉄がしたいな・・・((o(゙ε゙)o))ウズウズ。
そこで、福井や石川で白山がきれいに見えたのならば、ひょっとすると富山の立山連峰も望めるのではないかとの期待と希望をもって σ(゚・゚*)タテヤマ…、ためしにそれが撮れそうな“撮り鉄スポット”(撮影地)へ行ってみようと思い立ったのでした ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
立山が見える(かもしれない)、その目的地とは・・・


0033.jpg
富山県高岡市に所在する新高岡は
北陸新幹線の金沢延伸時に開業した
新幹線と城端線の接続駅。
ここで「つるぎ」を降りて乗り換えます。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
▲24.3.16 北陸新幹線 新高岡

0034.jpg
非電化ローカル線の城端線では
国鉄型ディーゼルカーのキハ47形が
今なお健在。
(´ω`*)シブイ
多くの利用者で混んでいましたが
終点の高岡までは一駅です。
▲24.3.16 城端線 新高岡

0035.jpg
高岡でさらに乗り継いだのは
こちらも非電化ローカル線の氷見線。
なおこのキハ40形の装飾は
作者の藤子不二雄氏が
高岡市出身であることにちなんだ
「忍者ハットリくん」ラッピングです。
ニンニン(@・д・@)/-=≡(((卍 シュッ!!
▲24.3.16 氷見線 高岡


進路を北東へ向けた新幹線「つるぎ」は県境を越えて富山県へと入り バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、金沢からわずか15分ほどで次駅の新高岡に停車 (゚ー゚*)シン・タカオカ。つぎに当駅で接続する城端線(じょうはなせん)の高岡ゆき上り列車に乗り換えて一駅だけ進み、高岡市の中心駅である高岡へ (゚ー゚*)タカオカサキ。さらにここで乗り継いだのは氷見線(ひみせん)の氷見ゆき下り普通列車です ( ̄  ̄*)ヒミセソ。
氷見線の車内はガラガラに空いており、これまで混んでいた列車ばかりに乗っていた私は、ようやく気分がホッと落ち着きました ε-(´∀`*)ホッ(地方のローカル線的にみれば、すいているという状況が決していいことではないけど・・・(^^;ゞ)。もうここまで来たらおそらく、私の目的地がおわかりになった方も多いのではないでしょうか σ(゚・゚*)ンー…



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車内が空いていて
ボックスシートに座れた氷見線。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
ハピラインやいしかわ鉄道の
普通列車に使われる
521系の転換クロスシートも
座り心地がいいけれど
個人的にはやっぱり
昔ながらの“直角イス”(ボックスシート)が
落ち着くなぁ。
(´ー`)マターリ
窓の外に見えるのは
西日に照らされてさらに赤みを増す
タラコ(朱色のディーゼル)。
▲24.3.16 氷見線 能町
(車窓から



だいたい二年に一度くらいの間隔でしょうか、個人的にちょくちょく乗りに訪れている氷見線 (*´∀`)ノ゙オヒサ。拙ブログでも何度か取り上げているので、今回は路線の詳細情報などを省かせていただきますが、当線は能登半島付け根の東側(富山側)を高岡から氷見に向けて北上する非電化路線で (・o・*)ホホゥ、昭和の国鉄時代に製造された古いディーゼルカー(国鉄型ディーゼルカー)が今も使われ続けている普通列車に、ローカル線らしい趣きの旅情を感じながら揺られていると (´ω`*)シミジミ、やがて右手の車窓に富山湾の海景色がぱーっと広がります (゚∀゚)オッ!。これはいつ見ても気持ちのいい壮観な眺め (・∀・)イイネ
その海岸沿いに設けられた雨晴(あまはらし)という名の小駅で私は下車しました (・ω・)トーチャコ。


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氷見線に乗るなら、
下り列車(氷見ゆき)の進行に向かって
右側のボックス席に座るのがおススメ。
越中国分(えっちゅうこくぶ)と

雨晴のあいだでは
車窓に富山湾の海景色が広がります。
w(゚o゚*)w オオー!
▲24.3.16 氷見線 越中国分-雨晴
(車窓から)

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高岡から普通列車で20分ほど
高岡市内に所在し
雨晴海岸の脇に位置する雨晴で下車。
( ̄∇ ̄)アマハラシ
潮風に晒される立地だからか
造りが素朴感じる木造駅舎です。
▲24.3.16 氷見線 雨晴


金沢1541-(北陸新幹線 つるぎ26号)-新高岡1555~1611-(城端344D)-高岡1614~1623-(氷見543D)-雨晴1643

駅名にもなっている雨晴という地名は (゚ー゚*)アマハラシ、そのむかし源義経が兄の頼朝に追放されて京都から北陸路を経て奥州へと向かう際、ここを通りかかったときににわか雨にあい、浜辺の岩陰で晴れるのを待ったことに由来するのだそうで、今ではその雨宿りをしたとされる岩は“義経岩”(または雨晴岩)の名で祀られ、当地の観光スポットのひとつとなっています ( ̄。 ̄)ヘー



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義経さんがここで弁慶さんたちとともに
雨宿りをしたと云われている
“義経岩”
撮り鉄として天候条件に恵まれるよう
私は当地を訪れるたびお参りしています。
(-人-)パンパン☆


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雨晴海岸沿いの県道脇に設けられた
船の形を模している白亜の建物は
2018年にオープンした「道の駅・雨晴」
展望デッキからは富山湾が一望できます。
(・∀・)イイネ


そんな義経岩もある雨晴海岸のすぐ目の前へ近年に建造されたのが、観光情報施設で飲食店や土産物店なども併設された「道の駅・雨晴」(ただし店舗エリアはまもなく17時で閉店)。
ここの二階と三階には展望フロアがあり、そこからは富山湾を広く見渡せるだけでなく海沿いを走る氷見線の列車も望めることから、鉄ちゃんにとってはお手軽かつ絶好の“撮り鉄スポット”(撮影地)として知られています (・∀・)イイネ。しかも良好な天候条件に恵まれると、列車の背景には海越しにそびえる立山連峰の山なみも望めるのですが、はたして晴天の今日はどうでしょう (「゚ー゚)ドレドレ。
日没が近づく17時過ぎ、先ほど私が雨晴まで乗ってきた下り列車(543D)が終点の氷見で折り返し、やがて上りの高岡ゆき(542D)として戻ってきました ε-(=゚ω゚)ノ゙タライマ。


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タラコ色(朱色)に塗られた
ローカル線の鈍行列車が
ディーゼルエンジンをうならせて
夕刻の海岸線を進みゆく。
その奥には立山連峰の峻険な稜線が
西日を受けてぼんやりと
浮かび上がります。
(≡∀≡*)ボンヤリ
ちなみに右のほうの高峰が剣岳。

▲24.3.16 氷見線 越中国分-雨晴
(後追い)


立山バック(?)で氷見線が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
・・・と言いたいけれど、海越しに見える山脈の存在は霞んでいてハッキリとせず (-"-;*)ンン?、どうにか、なんとか、かろうじて、う~~~っすらと稜線が確認できる程度
(≡∀≡*)ボンヤリ。きっとココロの清らかな優しいお方ならば(?)、この写真でかすかに浮かぶ立山連峰が見えているものだと信じたいところですが ミエル…(*'∀'*)ミエルヨ ララァ (写真をクリックして拡大表示すると分かりやすいかも)、はたしてこれが“立山バック”といえるのかどうかビミョーな感じです (^^;ゞポリポリ。
この状況の結果はすでに、新高岡へ向かっている新幹線の車窓から立山を見た時点で分かりそうなものだけど (・∀・`)ウーン…、夕方になって気温が下がればひょっとしたら霞みが取れて、もうすこし山容がハッキリ見えてくるのではないかという期待を持っていたのですが σ(゚・゚*)ドーダロ、やはりそう都合よくはいきませんでした (。A。)アヒャ☆。
ただ、山がまったく見えないわけではなく(ほとんど見えないケド)、ぼんやりとしながらも西日でほんのりと赤くなった稜線にはそれなりの風情が感じられて (´ω`*)シミジミ、その情景で氷見線のタラコ(ディーゼルカー)が撮れたことは、個人的にここまで来たのが無駄ではなかったと思える納得の成果です
(-`ω´-*)ウム。夕暮れ時の雨晴海岸をゆく氷見線の列車、意外と悪くない雰囲気じゃないですか (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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日没となって
稜線に日が当たらなくなった立山は
完全にその存在が消えますた。
ヤマ?(゚д゚≡゚д゚)ドコ?
さすがにこれでは
ココロがきれいな方でも
写真に山は見えないと思われます(笑)

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日が暮れるといっきに冷え込む
春先の雨晴海岸。
ブルートーンに包まれるなか
定時運行で現れた列車が灯す
ヘッドライトの明かりには
どこか安心感を覚えます。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲24.3.16 氷見線 越中国分-雨晴


列車の運転間隔がおおむね一時間に一本程度の氷見線。
私は夕方の17時前に雨晴へ着いて、とりあえず上りと下りの列車をそれぞれ一本ずつ狙ってみたものの (^_[◎]oパチリ、ほどなく日没時刻を迎えてあたりはだんだんと暗くなり、撮影の二本目となる下り列車(545D)が通過する頃には立山連峰もまったく見えなくなってしまいました ( ̄  ̄*)マックラ。
そんなわずかな撮影時間だったけど、広大な海や霞む山を眺めながら“撮り鉄”を楽しめたことにより、先ほどまでの人混み疲れによるストレスが少し解消できたように思います ε-(´∀`*)ホッ(道の駅も私が着いた直後は多くの人で賑わっていたけど、店舗の閉店時刻を過ぎてからは利用者が少なくなった)。


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高岡ゆきの上り列車に乗り
雨晴をあとにします。
ホームに吹く海風が冷たい。
{{{(´д`)}}}ブルルッ
▲24.3.16 氷見線 雨晴

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高岡に戻って乗り換えたのは
富山の三セク鉄道
あいの風とやま鉄道(線)の
泊(とまり)ゆき下り普通列車。
(゚ー゚*)アイテツ
ハピラインやいしかわ鉄道と同様に
当線の列車に使われる車両も
転換時にJR西日本から譲渡された
521系です。
なおこの列車は車内が空いていました。
(´ー`)マターリ
▲24.3.16 あいの風とやま鉄道 高岡

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高岡から20分ほどで富山に到着。
(・ω・)トーチャコ
当駅にはここまで私が乗ってきた
あいの風とやま鉄道のほか
JRの北陸新幹線と高山本線が、
また同じ構内からは
富山地鉄の路面電車である
市内線や環状線、富山港線が、
近隣に所在する電鉄富山駅からは
富山地方鉄道(富山地鉄)の各列車が
それぞれ発着しています。
▲24.3.16 あいの風とやま鉄道 富山


日没とともに撮影を終えると、雨晴から氷見線に乗って高岡へ戻り ...(((o*・ω・)o、そこで富山の三セク鉄道であるあいの風とやま鉄道(線)の下り普通列車に乗り換えて、私がやってきたのは県都の富山 (゚ー゚*)トヤマ。
もちろん富山もかつては北陸本線の主要駅でしたが、北陸新幹線が2015年に長野から金沢まで延伸した際に富山県内の北陸本線(倶利伽羅~市振(いちぶり))は第三セクター鉄道のあいの風とやま鉄道へ移管されています (・o・*)ホホゥ。

雨晴1810-(氷見544D)-高岡1832~1904-(あいの風とやま鉄道567M)-富山1922

週末の今夜は富山も多くの人出で賑わっているものの、新幹線の延伸開業による盛り上がりに湧いていた福井や金沢に比べると、駅も街も(居酒屋も?)落ち着いている印象を受けます (´ω`*)マターリ。
そんな富山を今日の宿泊地にえらび、私はあらかじめ駅近くにある手頃なビジネスホテルを予約してきました (*'∀'*)オトマリ。


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富山といえば言わずと知れた
海の幸の宝庫。
ブリや白エビ、ホタルイカなど
ご当地の名物をいただきます。
(〃゚¬゚〃)ジュルリ。
いろいろ慌ただしかった今日一日
お疲れさまでした。
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノC凵





3月17日(日)


さて、一泊二日の行程とした今旅。
本来ならここで旅行記を“二日目に続く”とするところですが、実は翌朝にホテルの部屋で目覚めるとどうも熱っぽくて頭が重く、クシャミと鼻水が止まらない ( >д<)、;'.・ ィクシッ! ( ̄ii ̄)タラーリ。
考えてみると昨日(初日)は今の時期の北陸地方としては日中の気温が高めだったにもかかわらず、私は東京から厚手のコートを羽織った防寒仕様で来てしまい、そんな恰好で混んだ列車に乗ったり、福井でブルーインパルスを撮ったりしたため、けっこう汗をかいていたハズ (´Д`υ)アツー。いっぽう雨晴の海岸近くで撮影していた夕方には気温が一気に下がって風に冷たさを感じるようになり {{{(>_<+)}}}サブッ、また一日を通して行程的にもちょっとハードだったため アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、それらが原因でどうやら少し体調を崩してしまったようです。こりゃ風邪をひいたかな・・・il||li(つ∀-;)ウーンil||li。
ちなみに今日(二日目)の北陸地方は天気予報によると、前日の快晴から一転して曇天の雨模様 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ。もし晴れたら“撮り鉄”(撮影)へ行きたいところがあったのですが σ(゚・゚*)ンー…、
天候も体調もイマイチならば無理をせず撮影はやめにして、もう富山から東京へ向けてのんびりと帰ることにしました カエロ…((((o* ̄-)o。
ただ、すごく体調が悪いというほどではなかったため、帰路は北陸新幹線を利用するのでなく、せっかくなのでいくつかの普通列車を乗り継いでゆく“乗り鉄”くらいは楽しんで、今旅をシメようと思います (o ̄∇ ̄o)ノリテツ。


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はじめに富山から乗るのは
あいの風とやま鉄道線の泊(とまり)ゆき
下り普通列車。
(゚ー゚*)アイテツ

朝早い時間なので車内は空いています。
▲24.3.17 あいの風とやま鉄道 富山

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車窓に眺める立山連峰。
今朝は予報通りの曇り空ですが
その雄大な山並みは見られました。
 (゚∀゚)オッ!
▲24.3.17 あいの風とやま鉄道 東富山-水橋
(車窓から)


お伝えしてきたように、金沢から福井県の敦賀まで延伸した北陸新幹線の開業初日に乗車することをいちばんの目的として、駆け足ながら北陸本線から転換された第三セクター鉄道などもめぐってみた今回の鉄道旅 ...(((o*・ω・)o。
ぶっちゃけ、敦賀という中途ハンパ感が否めない新幹線の開業で、とくに特急列車の廃止(運行区間短縮)により関西方面と北陸地方のアクセスがこれまでよりも不便になったことは確かなように私も感じますが (゚ペ)ウーン…、いっぽうで地元の利用者を対象とした地域輸送の鉄道路線としてみれば普通列車の本数が増えたり、所要時間が短縮された区間があったりと、決してマイナス面だけではないのかなという印象を受けました (*゚ェ゚)フムフム。もちろん三セク化によって運賃が値上がったことは軽視できない問題だと思いますが (-ω-;*)ノミネアガリ…。
このたび新たに開業した“ハピラインふくい”と路線区間が延伸となった“IRいしかわ鉄道”、さらに既存の“あいの風とやま鉄道”や“えちごトキめき鉄道”など、歴史ある北陸本線の鉄路を継承した三セクの各鉄道には地域に根付いて利用者に親しまれる路線となることを、鉄道好きのひとりとしては願っています p(`・ω・´)q ガンガレ!。


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新潟との県境近くに位置する
富山県朝日町の泊で
えちごトキめき鉄道・日本海ひすいラインの
直江津(なおえつ)ゆき普通列車に
乗り継ぎ。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
なお当線は電化路線ですが
ディーゼルカーのET122形で
列車を運行しています。
▲24.3.17 あいの風とやま鉄道 泊

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県境の新潟側に位置する
新潟県糸魚川市の市振が
あいの風とやま鉄道と
えちごトキめき鉄道の境界駅。
駅名標のデザインもここで変わります。
(゚ー゚*)イチブリ
▲24.3.17 日本海ひすいライン 市振
(車窓から)

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日本海ひすいラインの終点である
新潟県上越市の直江津はかつて
米原を起点に353.8キロの長さを誇る
北陸本線の終着駅でもありました。
(´ω`)シミジミ
現在は米原〜敦賀がJR北陸本線
敦賀〜大聖寺がハピラインふくい
大聖寺〜倶利伽藍がIRいしかわ鉄道
倶利伽藍〜市振があいの風とやま鉄道
そして市振〜直江津が
えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインと
並行在来線区間(敦賀〜直江津)は県ごとに
路線が細かく分けられています。
( ̄  ̄*)コマギレ
▲24.3.17 えちごトキめき鉄道 直江津


そして個人的な旅のほうを振り返れば、ハピラインの一日乗車券が買えなかったり、想定していたこととはいえ列車の車内や駅の構内が混雑していたことに多少の戸惑いがあったりしたものの (´д`;)アウ…、北陸新幹線の延伸区間の乗りつぶしに続いて、北陸本線から三セク鉄道へ新たに転換された区間をあらためて乗りなおし、その途中ではブルーインパルスの祝賀飛行も見られて、旅の目的はおおむね達成 (+`゚∀´)=b OK牧場!。
また、きまぐれに(?)行程を変更して向かった氷見線での“撮り鉄”も、期待の立山連峰は薄っすらと霞んで見える程度だったけど、海辺を走る国鉄型ディーゼルカーの趣きにローカル線らしい旅情が感じられて気分が癒されました (´ー`)シミジミ。雨晴へはいつかまた再訪し、今度こそ海越しにクッキリとした立山連峰を拝みたいものです。
翌二日目にちょっと体調を崩すという情けない終わりかたとなっちゃいましたが (ノO`)アチャー、初日の一日だけでも北陸の鉄道風景を満喫できた充実の旅でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪

(風邪は一週間ほどこじらせちゃったけど、いまは完治しています)


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直江津で乗り継いだのは
北越急行ほくほく線の
六日町(むいかまち)ゆき普通列車。
(o ̄∇ ̄o)ホクホク
なお当線も新潟の第三セクター鉄道ですが
並行在来線として転換されたものではなく
国鉄時代に計画された未完成の路線を
三セク鉄道として開通させたものです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲24.3.17 信越本線 直江津

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上空が雲に覆われた曇天ではあるものの
ほくほく線の車窓からは
上越の名峰・妙高山の雄大な山並みが
きれいに望めました。
(゚∀゚)オッ!
▲24.3.17 北越急行ほくほく線
大池いこいの森-くびき(車窓から)

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暖冬といわれた今シーズン
北陸地方の平地ではほとんど
積雪が見られなかった今旅でしたが
新潟ではご覧のような雪景色です。
(゚- ゚)ユキ
ちなみに雪原の向こうに見える山は
日本酒の銘柄で知られる八海山。
▲24.3.17 北越急行ほくほく線
魚沼丘陵-六日町(車窓から)

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三セク路線の乗り継ぎが続きましたが
(正確にいえばほくほく線の列車で通った
直江津〜犀潟はJR信越本線だけど)
南魚沼市の六日町から乗るのは
JR上越線の水上(みなかみ)ゆき普通列車。
▲24.3.17 上越線 六日町

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新潟と群馬の県境にある
清水トンネルを抜けた上越線の列車は
当線名物(?)の湯檜曽ループを通過。
(゚ー゚*)ループ
ループ線とは高低差のある区間を
ぐるりと弧を描くようにして
勾配を緩和する線形で
眼下にはこれから当列車が走る線路を
見下ろすことができます。
(*・`o´・*)ホ─
▲24.3.17 上越線 土合-湯檜曽(車窓から)


ところで、今旅の結果により私は北陸新幹線の完乗は無事に果たせましたが、実はこの翌週となる3月23日の土曜日には大阪で、大阪メトロの御堂筋線と直通運転を行っている北大阪急行の南北線が千里中央から箕面萱野(みのおかやの)まで新たに延伸開業(南北延伸線)し、私はまだそちらを乗りに訪れることができていません ( ̄  ̄*)オーサカ。開業日に行けなかったのならばもういつでもよくて焦る必要はないけれど、できれば今年じゅうには乗りつぶしたいところです σ(゚・゚*)ンー…。
目標とする日本の旅客鉄道路線の全線完全乗車、その飽くなき道はまだまだ続く・・・...(((o*・ω・)o。


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群馬県みなかみ町の水上で乗り継いだ
新前橋ゆき普通列車は
国鉄型車両の生き残りである211系。
( ̄  ̄*)ニゲゲ
なおこの列車は終点の新前橋で
両毛線からの高崎ゆきに接続します。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
▲24.3.17 上越線 水上

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都内までのラストランナーとして
高崎から乗るのは
高崎線と湘南新宿ラインを直通する
特別快速の小田原ゆき。
関東でお馴染みのE231系です。
▲24.3.17 信越本線 高崎


富山0514-(あいの風とやま鉄道521M)-泊0601~0623-(トキ鉄日本海ひすいライン1623D)-直江津0739~0812-(北越急行829M)-六日町0919~0932-(上越1728M)-水上1035~1045-(376M)-新前橋1137~1139-(626M)-高崎1149~1214-(高崎4831Y 特別快速)-新宿1358



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