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長野電鉄・・・特急スノーモンキー&ゆけむり 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2023.11.03 長野電鉄
りんごの里への誘い(後編)
特急スノーモンキー&ゆけむり
撮影
 
 
前回からの続きです。

時期は実りの秋 ヤシロ(゚- ゚)アキ。赤く染まるリンゴの実に今の季節らしい風情を求めて、鉄ちゃんの私が“撮り鉄”にやってきたのは、“りんごの里”の信州(長野)(*’∀’*)リンゴ♪。
11月はすでに農園(りんご畑)での収穫と出荷のピークが過ぎつつある頃で、列車と絡めて撮りやすいところにリンゴがまだ残されているのか一抹の不安を抱えながらも σ(・∀・`)ウーン…、まずはしなの鉄道北しなの線の沿線にある長野市郊外の豊野(とよの)へ向かってみると ...(((o*・ω・)o、たしかにもう収穫を終えてしまったりんご畑が多かったものの (´д`;)アウ…、ありがたいことに線路沿いの何か所かではまだリンゴが木に実っている状態の畑を見つけられて (゚∀゚)オッ!、いまや貴重な存在といえる国鉄型車両の115系が使われた北しなの線の普通列車などをリンゴと絡めて撮ることができました (^_[◎]oパチリ。
その成果だけでも個人的にじゅうぶん満足のいくものが得られましたが (+`゚∀´)=b OK牧場!、せっかくリンゴが実る時期の信州に来たのなら、もうひとつ訪れてみたい路線があります σ(゚・゚*)ンー…。そこで、北しなの線の撮影は午前中のみで早々に切り上げて、午後はその別路線のほうへ移動することとしました (・∀・)イイネ。
豊野から長野に戻り、昼食を挟んで次に向かうのは・・・


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JRやしなの鉄道が発着する
立派な駅舎の長野駅善光寺口
(写真の右手)

その駅前の一角には
地下へと続く入口があります。
(=゚ω゚=*)ンン!?


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入口から階段を下りた先の
地下に存在するのが
“長電”こと長野電鉄の長野駅。
( ̄∇ ̄)ナガデソ
▲長野電鉄長野線 長野


北陸新幹線や信越本線、しなの鉄道の各列車が発着する長野駅の構内を出て、駅の西口にあたる善光寺口のほうへ進んでゆくと ...(((o*・ω・)o、その先の地下にあるのが、“長電(ながでん)”の通称で親しまれる長野電鉄の長野駅。そう、私が次に撮影を目的として訪れたかった路線は、この長電です ( ̄∇ ̄)ナガデソ。
そして沿線での“撮り鉄”だけでなく、ここ長野から目的地の駅へ向かうまでに乗る“乗り鉄”としても楽しみにしていた私を、ホームで迎えてくれたのがこちらの“看板列車” (゚∀゚)オッ!。


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地下ホームに入線して
発車を待っている赤い特急列車(左)。
あれ?これはひょっとして
「成田エクスプレス」!?
(゚.゚*)ネックス?
なお右手に見える普通列車は
元・東京メトロ日比谷線の03系だった
現・長電3000系です。
▲長野電鉄長野線 長野


NEX、イタ━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━ッ!!
鮮やかな赤いお顔が印象的な特急列車 (=゚ω゚)ノ゙ヤア、とくに関東の人には見覚えがある方もいるのではないかと思われますが、これはもともと東京都心と成田空港の間をむすぶJR東日本の特急「成田エクスプレス」(NEX)に使われていた元・253系で (゚ー゚*)ネックス、第一線を退いたあとにJRから一部が譲渡された当系は現在、長野電鉄の特急用車両2100系として活躍を続けているのです (*・`o´・*)ホ─。なお、「成田エクスプレス」を改めて長電が付けた特急列車の愛称(列車名)は、当線の終着駅に近い観光名所の温泉地で冬場に見られるという雪中の露天風呂に浸かるサルにちなんで、特急「スノーモンキー」(笑)@(・ェ・)@ウキ。
そんな長電の特急列車の自由席は乗車券のほかに、距離や区間に関係なく“100円”の追加料金(特急券)で利用することができ Σ(゚∇゚*)100ペソ!?、それだけで元・「NEX」の特急車両に乗れるというハンパないおトク感が嬉しいじゃありませんか (´艸`*)オトク♪。


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JRから譲渡された長電2100系。
その車内設備は「成田エクスプレス」時代と
ほとんど変わっていない様子で
蓋つきの荷棚(ハットラック)や
リクライニング機能のない固定座席など
元・253系らしい特徴が見られます。


私を乗せて長野を定刻に発車した湯田中(ゆだなか)ゆきの特急「スノーモンキー」は、長野市中心部の街なかを地下線でサクッと通り抜けると、やがて地上へ出て進路を北東方向に取ります ...(((o*・ω・)o。
長野電鉄の長野線は長野市の長野を起点に、権藤(ごんどう)、須坂(すざか)、小布施(おぶせ)、信州中野などの各駅を経て、山ノ内町の湯田中へといたる地方私鉄(中小民鉄)の路線 (・o・*)ホホゥ。ちなみにかつての長電には長野線のほかにも屋代(やしろ)線や木島(きじま)線(河東線)など複数の路線が存在していましたがいずれも近年に廃止となり、現在は長野線(もともとの長野線に河東線の一部や山ノ内線の区間を併せて統合)の一路線のみであることから、“長野線”という線名よりも会社の通称である“長電”の呼び名が一般に定着しているようです (゚ー゚*)ナガデソ。
そんな長電は、長野市近郊の通勤通学などで利用される地域輸送のほか、葛飾北斎ゆかりの地で栗が名物の小布施、湯田中・渋温泉郷や志賀高原の玄関口となる湯田中などへ行楽に訪れる観光客の需要が高く、いま私が乗っている特急「スノーモンキー」の車内も国内外からの観光客と見られる人たちでほぼ満席となっています @(・ェ・)@ウキ。


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地上へ出た長電の下り列車が
信濃吉田付近でオーバークロスするのは
先ほど私が乗ってきた北しなの線の線路。
上のほうに見える高架橋は北陸新幹線です。
▲長野電鉄長野線 信濃吉田-朝陽
(車窓から)

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私が移動しているルートを
地図で確認するとこんな感じ。
鉄道利用だとなんだか効率が悪そう?
(´〜`*)ウーン
(地図をクリックすると拡大表示します)


ところで、私が午前中に北しなの線の撮影をしていた豊野から、午後の目的地となる長電の沿線へと列車を使って移動する場合、北しなの線を長野までいったん南下してから長電に乗り換えてふたたび北上するという、地図上で見るとまるで“V字”か“U字”を描くような形となっていて、あまり効率がよくない印象 ( ̄  ̄)ユージコージ。
実は豊野から東へ平行移動したところに長電の小布施が所在し、私はなんとかここをショートカットできないかと考えてみるも σ(゚・゚*)ンー…、その間の直線距離はだいたい5キロ。クルマなら10分くらいで手軽に行けるけれど、路線バスは運行されていないようで、歩くとおよそ一時間かかります ( ̄  ̄;)イチジカン…(かといってタクシーを使うのはもったいないw)。
それでも仮に目的地が小布施ならば、歩いたほうが列車を乗り継ぐ“V字ルート”よりも早く到達できるのですが、小布施からさらに先の湯田中方面へ下り列車で向かおうとする場合、結果的に長野を経由して乗る列車と同じもの(つまり今の私が乗っているスノーモンキー)に小布施から乗ることとなり、それならば無理して一時間(正確にいえば北しなの線を撮っていた撮影ポイントからだと1時間20分)も歩くよりは、ルート的に効率が悪く思えても鉄道を使ったほうが楽だという判断に至りました (-`ω´-*)ウム。
ちなみに北しなの線と長電の交差部分には正式な乗換駅に指定されてないものの、前者に北長野、後者には信濃吉田(しなのよしだ)という両駅が近接していて(300メートル、徒歩5分程度)、そこを活用することも可能なのですが、信濃吉田には普通列車しか停車せず特急列車は通過してしまうため、やはり結果的に途中の須坂で後続の特急「スノーモンキー」へ乗り継ぐこととなります ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
でもこの豊野と小布施の位置関係はなんだか、鉄道モノのサスペンスなどでトリックに使えそうですね(笑)( ̄ー ̄)ニヤリ。


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県内を流れる千曲川は
新潟で信濃川と名を変える
総距離日本一(367キロ)の長流。
その悠久なる大河を鉄橋で渡ります。
▲長野電鉄長野線 柳原-村山
(車窓から)

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長電の車両基地がある須坂では
今年の1月で退役した3500系
(元・営団地下鉄3000系)が
構内に佇んでいました。
(゚∀゚)オッ!
その姿を車窓越しに一目でも
見られたのは嬉しい。
(´・∀・`)オツカレチャン
▲長野電鉄長野線 須坂(車窓から)

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乗客の半数ほどが下車した小布施。
岩松院や北斎館といった観光名所や
今が旬の栗料理なども魅力的ですが
個人的に当地で惹かれるのは
駅構内の一角に保存されている
長電の往年の名車2000系
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
▲長野電鉄長野線 小布施(車窓から)


千曲川を渡って東進を続ける「スノーモンキー」 ...(((@(*・ェ・)@ウキキ。
歩いて到達することも考えた小布施を過ぎたあたりから、車窓にはのどかな田畑の風景が広がるようになり (´ー`)マターリ、そのなかには赤い実をたわわに生らしたものや、もう実はないけどおそらくそうであろうと思われる、リンゴの木が立ち並ぶりんご畑(りんご農園)も多く見られます (「゚ー゚)ドレドレ。
車窓からざっと眺めたリンゴの実の残存具合はやはり豊野と似たような状況で、半分を切った三割程度ってところかなぁ・・・(あくまでも個人的に見た印象)(゚ペ)ウーン…。ここでも線路近くの好位置にウマく、リンゴが残されているといいのだけど 八(゚- ゚)オネガイ。


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線路のまわりがりんご畑に囲まれた
上条付近の車窓風景。
う〜ん、このあたりはもう
収穫を終えちゃったみたいだなぁ。
σ(・∀・`)ウーン…
▲長野電鉄長野線 夜間瀬-上条
(車窓から)


沿線でもとくに広大なりんご畑がひろがるのは、駅でいうと夜間瀬(よませ)や上条(かみじょう)のあたりなのですが、全24駅中の6駅(起終点を含む)しか停車しない特急「スノーモンキー」(A特急)はその両駅ともさらっと通過し スル━━━( ̄、 ̄*)===3━━━ッ、やがて終点の湯田中へと到着しました (・ω・)トーチャコ。


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長野から湯田中までは
特急列車で45分ほど。
「スノーモンキー」の乗り心地は
とても快適でした。
(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪
▲長野電鉄長野線 湯田中

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駅舎に観光案内所が併設された湯田中は
湯田中・渋温泉郷の最寄駅であるとともに
志賀高原への玄関口でもあり
当地へ向かうバスが駅から接続しています。
昭和30年(1955年)に立てられた駅舎は
“昭和レトロ”っぽさを感じる趣ですが
ただいまバリアフリー工事の最中でした。
(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…
▲長野電鉄長野線 湯田中


長野1133-(長電5A 特急スノーモンキー)-湯田中1218

では、特急列車が停まらずに通過した夜間瀬や上条へ、ここ湯田中から上りの普通列車に乗って戻りたいところですが σ(゚・゚*)ンー…、路線の末端区間に位置するこのあたりの長野線(旧・山ノ内線区間の信州中野〜湯田中)は、普通列車の運行が一時間から一時間半の間隔で、次の湯田中発は今からおよそ一時間後となります(13時11分発の信州中野ゆき)( ̄  ̄;)イチジカン…。
でも実は目的地の上条は湯田中の隣駅で、その駅間距離はわずか1.4キロ。しかも長電の線路は勾配を緩和するために蛇行していますが、ほぼ直線の道路を進めばその距離はもうちょい短くて1.2キロほど。徒歩15分くらいでしょうか (・o・*)ホホゥ。これなら一時間後の列車を待つよりも、歩いちゃったほうがあきらかに早く到達できます ...(((o*・ω・)o。


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スマホの地図アプリによると
湯田中(下)から上条(上)までは
ほぼ直線で1.2キロの単純な道のり
(青い点線が徒歩ルート)。
ちなみに赤い太線が長電の線路です。


こんな短い距離の駅間じゃ、徒歩で列車より先回りできてもサスペンスのトリックには使えなさそうだけど (。A。)アヒャ☆、特急が通過する駅に普通列車へ乗り換えるのでなく歩いて戻るというのは、なかなか面白い展開。これはクルマ(マイカーやレンタカー)を使わない“徒歩鉄”だからこそ思いつく妙案(苦肉の策?w)だといえるかもしれません ъ(゚Д゚)ナイス。
ところで、先述のとおり普通列車はしばらくありませんが、私が湯田中まで乗ってきた特急「スノーモンキー」が折り返しの長野ゆきとなり、まもなく発車します (゚ー゚*)スノモン。目的地とする上条のりんご畑にはちょっと間に合わなそうだけど、せっかくならどこか適当な場所でその特急列車を撮りたい σ(゚・゚*)ンー…。


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紅葉まっ盛り。
赤い顔した山猿(特急スノーモンキー)が
秋色に彩られた北信濃の里を駆け抜ける。
@(・ェ・)@ウキ

▲長野電鉄長野線 湯田中-上条


お!いいじゃん!(゚∀゚*)オオッ!
クネクネと蛇行した線形の一角にあるカーブで、正面気味に捉えた特急「スノーモンキー」。その傍らには程よく色づいていた紅葉も添えてみました (^_[◎]oパチリ。
あらかじめ調べてきた撮影ポイントでなく、適当に見つけたところでためしに撮ると、得てしてそれなりの絵にしかならない場合が多いのですが、ここはアウトカーブから見る列車や紅葉の入り具合、良好な陽あたりの光線状態など、思ったよりも悪くない一枚となりました (・∀・)イイネ。真ん中に立つ架線柱の存在がちょっと強いものの、コンクリ製の柱などでなく昔ながらの鉄骨製というのがまた、地方私鉄のローカル線らしい趣でシブいじゃないですか (´ω`*)シブイ。
この先のりんご畑でリンゴと列車がウマく撮れるかどうかまだわからないけど、とりあえずこの“スノーモンキーと紅葉”という一枚が撮れただけでも、湯田中まで来た価値はあったように思います (-`ω´-*)ウム。


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湯田中の上り方の隣駅で
ひとつ長野寄りに位置する上条は
交換設備が無い棒線構造(一面一線)の
普通列車しか停まらない無人駅。
( ̄  ̄*)カミジョー
駅のまわりにはりんご畑(りんご農園)が
ひろがります。
でも、もう木にリンゴが無いなぁ・・・。
▲長野電鉄長野線 上条


地形的にほぼ下り坂だったこともあり、湯田中から徒歩で難なくたどり着けた上条 (・ω・)トーチャコ。
その素朴な小駅を囲むように広がるりんご畑は、いかにも信州のご当地私鉄である長電らしいのどかな情景ですが (´ー`)マターリ、駅まわりの畑(農園)をざっと見たところ、もうこのあたりにリンゴの実は生ってなく、軒並み収穫を終えてしまった様子 ( ̄  ̄;)ナッシング。いいロケーションだけに惜しいなぁ σ(・∀・`)ウーン…。
そこでさらに隣駅の夜間瀬のほうへ向かって歩き進み、リンゴを探しまわってみると・・・<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ


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やってきたのはこんなところ。
ここの農園では収穫前のリンゴがまだ
木にいっぱい生っています!
(゚∀゚)オッ!


りんごちゃん、あったー! m9っ`∀´)ミッケ!
そこは線路のすぐそばという“撮り鉄的に好位置”の農園にて、まだ収穫されずに残されているたくさんのリンゴが、日に照らされてキラキラと赤く輝いているじゃありませんか .゚+.(*’∀’*)リンゴ♪.+゚.。しかも、
実をたわわに付けた枝が何本も公道から手の届くところにまで垂れ下がっており、この絶妙な条件は列車とリンゴを絡めて撮りやすそう (・∀・)イイネ。
ためしに道路から枝のほうへ腕を伸ばしてカメラを構え、ファインダーを直接覗かずにライブビューモードの背面液晶でアングルを確認しながらシャッターを切ってみます p[◎]qΦωΦ*)パチャ☆


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普通列車の3000系は
元・地下鉄日比谷線の03系。
( ̄ω ̄*)ヒビヤセソ
都心の暗い地下で働いていた電車が
今はのどかな信州の地で
りんごの木をかすめて走ります。
▲長野電鉄長野線 夜間瀬-上条


リンゴが実る木の陰から横顔を覗かせたのは |д゚)チラッ、湯田中ゆきの下り普通列車で、元・東京メトロの03系だった現・3000系 ( ̄ω ̄*)ヒビヤセソ
もともとこの車両の帯色は前面と側面ともに、前職の東京メトロ時代に日比谷線で使われていたことから当線のラインカラーであるグレー(ねずみ色)だったのですが、譲渡で長電へ編入された際に前面のみを当社のイメージカラーである赤に変更 (゚ー゚*)アカ。長電の赤い色は沿線のリンゴに由来するものだといわれ、このりんご畑の景色に赤帯の3000系がしっくりとマッチしているじゃないですか 
(・∀・)イイネ
ちなみにリンゴの品種を私はよくわからないけど、やはりこれも豊野でお話に聞いた“ふじ”なのでしょうか? ( ̄  ̄*)フジ?。その立派に育った赤い実を強調したアングルで切り取ってみました
(*’∀’*)リンゴ♪


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収穫期まっただ中のりんご畑をゆく
信州中野ゆき上り普通列車。
赤帯が施されて仲間入りした3000系は
日比谷線時代のグレー帯よりも
あか抜けた印象を受けます。
(・∀・)アカオビ

▲長野電鉄長野線 夜間瀬-上条(後追い)


さらに農道(公道)を行けるところまで進んで ...(((o*・ω・)o、りんご農園の敷地に突き当たる手前のところでもためしに、湯田中から折り返してきた上りの普通列車(信州中野ゆき)を一枚撮ってみましたが (^_[◎]oパチリ、リンゴの木の広がりかたは嫌いじゃないものの、日の当たり具合が微妙だし、ここはアングルの自由度も低いため、やはり最初に下り列車を撮ったほうのポイントへ戻って撮影を続けることとしました コッチ…((((o* ̄-)o。
そこで次に狙うのは“花形”の特急列車です ハナガタ(゚ー゚*)ミツル。この区間は普通列車の運行が一時間に一本だけど、行楽客の多い土休日の日中は特急列車も約一時間おきに設定されており、およそ30分間隔で普通列車と特急列車が交互にやってくるようなダイヤで、意外と撮影効率は悪くない (*゚ェ゚))フムフム。


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そろそろ食べごろ?
大きくて艶やかなリンゴを横目にみる
元・NEXの特急「スノーモンキー」。
@(・ェ・)@ウキ
“空港特急”からコンバートされた“温泉特急”も
今ではすっかり板につきました。
▲長野電鉄長野線 夜間瀬-上条


あ〜かい〜林檎に、ねっく〜す(NEX)寄せて〜♪ ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
先ほど乗ったのとは別の編成の下り列車でふたたび現れた、特急「スノーモンキー」の2100系 @(・ェ・)@ウキ。
JR時代に“ローレル賞”(鉄道車両の優秀賞的なもの)や“ブルネル賞”(鉄道車両の国際的なデザイン賞)などを獲得した、その優れたデザインと端正なスタイルはやはり、無塗装のアルミ合金に帯を配した3000系(普通列車)よりも景色に映えていい絵になります 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちなみに先述したとおり当系は、前職の「成田エクスプレス」に使われていたときから外装(や内装)を大きく変えておらず、元から赤をアクセントとしたカラーリングなのですが、長電の一員としてみればこの2100系の車体色もまた“りんご色”と捉えてよいでしょう (*’∀’*)リンゴ♪。
そんな特急「スノーモンキー」を、手の届く位置(道路からカメラを構えられる位置)のなかでひときわ赤く染まっていた、艶やかなリンゴの実と合わせてみました パシャ☆(*≧∀ノ[◎]ゝ。


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湯田中からすぐに折り返してきた
上りの長野ゆき「スノーモンキー」は
車両のお顔(前面)が見える角度でパチリ。
リンゴだけでなく紅葉に彩られた背景の山も
秋という季節感を演出しています。
(゚- ゚)アキ
ちなみに長電の2100系は二編成が在籍し、
こちらのE1編成のほうは側面のグレー部分など
よりNEX」時代に近い装い
( ̄。 ̄)ヘー
▲長野電鉄長野線 夜間瀬-上条(後追い)


上条のりんご畑で撮影を始めてからここまで、3000系の普通列車と2100系の特急「スノーモンキー」の二形式(二種類)をそれぞれにリンゴと撮りましたが (^_[◎]oパチリ、長電には2100系のほかにもう一種類の特急型車両が運行されており、もちろんそれも抑えたい・・・というか、2100系などは決して“前座”ではないけれど、実は次にやってくる特急列車こそが個人的にいちばんの“本命”といえるものです (-`ω´-*)ウム。
「スノーモンキー」が通過してから、さらに待つこと一時間(その間に3000系の普通列車が往復したけど、同じような絵なので割愛)。やがて私の耳に聞こえてきたのは、空気の澄んだ秋の里山に響きわたる、その“本命”の特急列車ならではの“独特なジョイント音”(走行音) ε-(°ω°*)キタッ!。


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りんご愛しや、愛しやりんご♪
先頭車に展望席を備えた
“りんご色のロマンスカー”を
たわわに実った旬のリンゴが迎えます。
“HiSE”、信州の地で健在!
(`・ω・´)キリッ!
▲長野電鉄長野線 夜間瀬-上条


りんご畑で“HiSE”が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
リンゴ越しに真横から列車を狙うアングルはこれまでと同じような撮り方ではあるものの、シュッとエッジの効いたスタイリッシュなサイドビューが「スノーモンキー」とは違ったインパクトを放ちます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
実はこれもまた他社から長電へ譲渡されてきたものであり、先頭車に備えた展望席が象徴的なこの車両はもともと、都心の新宿と箱根や江ノ島などの観光地を結ぶ小田急電鉄の“特急ロマンスカー”で活躍し、“ブルーリボン賞”(鉄道車両の最優秀賞的なもの)の受賞経歴もある名車の元・小田急10000形 (゚ー゚*)ロマ。現在の長電ではおもに特急「ゆけむり」として使われる1000系です(この日は「ゆけむり〜のんびり号〜」として運行)(o ̄∇ ̄o)ユケムリ。
ちなみにこの構図ではリンゴの木に隠されて確認できませんが、当系の展望席を除く客室は高床構造のいわゆる“ハイデッカー”となっていて、小田急時代には“HiSE”(Highdecker Super Expresの略)の車両愛称が付けられていました (゚ー゚*)ハイエス。また、やはりこの構図ではわからないのですが、当系は車両の連結部分にひとつの台車を備えた構造の“連接車”で、それにより走行時に響かせるジョイント音が長電の他形式(一般的な台車構造の“ボギー車”)とは違う独特なものとなるのです タタン…( ̄- ̄ 3)タタン…。
そんな1000系の外装も2100系と同様、長電へ譲渡された際に塗り替えられたのでなく、この赤と白の塗分けは小田急のころからほぼ変えていない当系オリジナルのカラーリング (゚ー゚*)アカ。これまた“りんご色”をイメージカラーとする長電の特急列車にそのままぴったりとハマり、沿線に実るリンゴといい感じにマッチしてくれました ъ(゚Д゚)ナイス。個人的な好みで撮影の“本命”と位置付けていた元・“HiSE”の「ゆけむり」、それを立派に育ったリンゴといっしょに晴天順光の好条件で撮れたのは満足のいく嬉しい成果です (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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小田急時代の箱根と今の湯田中
目的地がそのどちらでも合いそうな愛称の
特急「ゆけむり」。
(o ̄∇ ̄o)ユケムリ
リンゴの花や実がピークを迎えるころに
当系自慢の展望席から眺めるパノラマビューは
きっと壮観なことでしょう。
▲長野電鉄長野線 夜間瀬-上条(後追い)


先の普通列車や「スノーモンキー」と同じく、湯田中へ到着したあとはすぐに上り方面へと折り返してきた1000系(上りは特急「ゆけむり」でなく、須坂で入庫する回送列車)イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ。
それを今度はリンゴの枝に寄らず、これまでより少し引き気味のアングルで撮り(絵的にはたいして変わらんねw (^^;)ゞポリポリ)、これにて長電とリンゴを絡めたコラボ撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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りんご畑から湯田中の駅へと
歩いて戻る途中
また適当な場所(?)で
紅葉の山を背景に撮ってみた
湯田中ゆきの「スノーモンキー」。
@(・ェ・)@ウキ
こちらの2100系・E2編成は
側面の塗分けにグレーの部分がなく
りんご畑で見かけたE1編成に比べて
“NEXっぽさ”が少し薄い印象です。
( ̄。 ̄)ヘー
▲長野電鉄長野線 湯田中-上条(後追い)


さて、帰路としてここから長野のほうへ向かうのに、これまでの運行パターンであれば、今しがた撮影した特急「ゆけむり」の次は普通列車が来るものだと思うところですが σ(゚・゚*)ンー…、時刻表を確認すると今の時間帯は普通列車の間隔が一時間半もあいており、今度の上り列車も特急の「スノーモンキー」となっています ( ̄  ̄*)スノモン。
そのため、またしても撮影地(りんご畑)最寄り駅の上条からは乗れず、ふたたび湯田中まで歩いて戻ることとしました ...(((o*・ω・)o。ま、普通列車より特急列車に乗れるほうがいいけどね @(・ェ・)@ウキ。


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湯田中からの帰りも
100円の自由席特急券を加えて
特急「スノーモンキー」に乗車します。
“NEX”ならぬ“NER”のロゴは
“Nagano Electric Railway”の略で
長野電鉄を表すもの。
(´ω`)ナルヘソ
▲長野電鉄長野線 湯田中

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「スノーモンキー」の車窓に
りんご畑を眺めながらいただく一杯は
信州産りんごの“シナノリップ”で仕込んだ
地域限定のクラフトチューハイ。
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノロ☆
りんごの爽やかな香りを程よく感じつつ
一般的なシードルより
アルコールがちょっと強めで(8%)
コレ、美味しいね。
(゚д゚)ウマー!

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西の夕空に浮かぶ北信の山々
(飯縄山や黒姫山などの北信五岳)。
きょうは爽やかな晴天の一日で
絶好の“撮り鉄日和”でした。
(´ー`)シミジミ
▲長野電鉄長野線 桜沢-都住
(車窓から)


かつての長電は、製造当時に先進的な意匠だった特急型の2000系や、普通列車用で“OSカー”(Officemen & Students Carの略)の愛称が付いた0系、10系など、当社独自の個性的なオリジナル車両が多く存在しましたが、現在はすべての旅客用車両が他社から譲渡されてやってきた“中古車”で賄われています (゚ー゚*)ナガデソ。
それでもその顔ぶれ(車種)はバラエティに富んでおり、元・「NEX」の2100系「スノーモンキー」に、元・「HiSE」の1000系「ゆけむり」、そして元・地下鉄日比谷線だった3000系(と、そのほかに今回の撮影地では運用の範囲外だった元・東急の8500系)などが、本家での第一線を退いたあとに首都圏から離れた信州の地で二幕目となる活躍を続けています (*`・ω・´)-3フンス!。そんな彼らと再会できるのもマニア的に長電の魅力のひとつと言えるでしょう (*´∀`)ノ゙オヒサ。
のどかな“りんごの里”を走る“りんご色の電車”たち、リンゴがたわわに実る時期に当線らしい秋景色を撮ることができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。思い切って豊野から湯田中へ転戦(移動)した判断は、結果として正解だったと思います (-`ω´-*)ウム。


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長野に終着した特急「スノーモンキー」。
(・ω・)トーチャコ
座席の埋まり具合は
湯田中の発車時点で6割程度でしたが
途中の小布施からは満席となり
立ち客も見られる盛況ぶりでした。
▲長野電鉄長野線 長野

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長電の長野駅改札前では
沿線で採れたリンゴが販売されていました。
シナノスイートが5玉も入った一袋が300円!
これは買って帰ろ。
(*’∀’*)リンゴ♪


湯田中1534-(長電12A特急スノーモンキー)-長野1619

信州の山へ日が落ちる頃の夕刻に長野へ戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。
今回の旅で私は、関東甲信越や南東北エリアのJR東日本各線に加え、しなの鉄道や長野電鉄なども全線が乗り放題となる、オトクなきっぷの「週末パス」を使用しており、このきっぷの有効期間は土休日の連続する二日間となっています (*・∀・)つ[パス]。そこで本来であれば長野やその周辺の街で一泊して、旅を翌日につなげたい (・∀・)イイネ・・・ところなのですが、きょうは行楽シーズンの連休初日とあって、ホテルや旅館など宿泊施設はどこも満員御礼 ( ̄△ ̄;)エッ…。ほんの数日前に出かけることを決めた私には、かなり範囲を広げて検索しても適当な空室が見つけられませんでした (´Д⊂ダメポ(むっちゃくちゃ高いリゾートホテルは空いてたけどさw)。それでは仕方なく宿泊を諦めて、もう都内の自宅に帰るしかありません (・ε・`)シャーナイネ。
そんなワケで長電の駅からJRの駅へと移動し、そこから乗るのはもちろん東京ゆきの北陸新幹線・・・ではなく、こちらの列車。


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篠ノ井線(信越本線)の
大月ゆき普通列車は
ボックスシートを備えた
セミクロス仕様の211系。
( ̄  ̄)ニゲゲ
▲信越本線 長野


長野から都内へ向かうには、往路のように北陸新幹線を利用するのがいちばん速くて便利な手段ですが バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、とくに急いで帰ることはなく、せっかくならもう少し“鉄旅”を愉しみたい私はあえて新幹線を使わずに、在来線の普通列車を乗り継ぐという物好きな経路を選択 (゚∀゚)アヒャ☆。また、できれば旅費を少しでも抑えたいボンビー(貧乏)な私には、新幹線の特急券代を浮かすことで節約にもなります (´皿`)セコイ。
ちなみに長野から乗車する当駅始発の上り普通列車は、信越本線、篠ノ井線、中央本線(中央東線)を直通する大月ゆき(446M)で、長野と山梨の両県を跨ぐ210.3キロの距離を4時間14分もかけて走破するロングラン運用(長野17時13分発、大月21時27分着)Σ(゚∇゚*ノ)ノ ナガッ!。そんな当列車に私は過去にも何度かところどころでお世話になっており、最近では今夏に岐阜の明知鉄道へ行った際に塩尻(しおじり)から、新潟のえちごトキめき鉄道へ行った際には上諏訪(かみすわ)から、それぞれ大月まで乗っています (=´▽`=)オセワサマ。しかし始発駅の長野から乗り通したことはなく、今回はそれを体験するいい機会だと考えました (´ω`)ナルヘソ。
普通列車のボックスシートに揺られて、のんびりと帰りましょ ノコノコ...(((o*・ω・)o。


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こまめに各駅へ停車する鈍行列車。
“日本三大車窓”のひとつに挙げられる
姨捨(おばすて)では
特急「しなの」の通過待ちで
3分ほどの停車時間があり、
善光寺平のきれいな夜景を
ホームから眺めることができました。
・:*:・(´▽`*)ステキ・:*:・。
▲篠ノ井線 姨捨


仕事の出張で訪れた青森の津軽地方にて、たわわに実る収穫間近のリンゴを目にしたことがきっかけとなり ( ̄▽ ̄*)リンゴ、あらためてリンゴが実る情景を求めて訪れた信州の長野 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
そこではもうだいぶ収穫が進んでいたものの σ(・∀・`)ウーン…、しなの鉄道北しなの線の豊野でも、そして長野電鉄長野線の上条でも、“撮り鉄的に好位置”な線路際の農園にかろうじてリンゴが残されており (゚∀゚)オッ!、望んでいた“列車とリンゴのコラボ”という秋らしい季節感のある写真をそれぞれの路線で残すことができた撮影成果は、実りのある“大収穫”だったと言えるでしょう (゚∀゚)アヒャ☆。
また、今回の私の撮影では主題とするリンゴを意識した撮影が多かったけど、山々や沿線ではちょうど紅葉の見ごろを迎えていて (*’∀’*)キレイ、その鮮やかな色彩も目を楽しませてくれました ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。
例年に晴天となることが多くて、“晴れの特異日”なんていわれる“文化の日”の祝日。まさに今年も絶好の秋晴れに恵まれて、撮り鉄をメインとする鉄旅を存分に満喫できました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪


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長野から乗り通して4時間あまり
ようやくたどり着いた大月ですが
ひと息つく間もなくわずか4分の接続で
東京ゆきの快速電車に乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ここからさらに一時間ちょっと乗って
自宅には23時ごろに帰着しました。
▲中央本線 大月


長野1713-(篠ノ井446M)-大月2127~2131-(中央2244M 中央特快)-三鷹2243