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信越本線・・・115系快速列車 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.10.24 信越本線
秋曇の塚山峠にて・・・
115系 快速列車 撮影
 
 
前回からの続きです。

今秋は体感的に例年よりも冷え込むのが少し早いように思えた、10月下旬の週末 ((*´д`*))サムゥ。ひょっとしたら北関東あたりではそろそろ、紅葉が見ごろを迎えるのではないかと気持ちが逸った私は σ(゚・゚*)ンー…、上越線で臨時運行される「ELぐんまみなかみ号」を撮影する目的で、群馬県の水上(みなかみ)へと向かいます ...(((o*・ω・)o。
この日の関東地方の天気はおおむね“晴れ”の予報 (゚∀゚)オッ!。駄菓子菓子(だがしかし)、新潟県との県境に近い水上ではあいにくの秋雨が断続的に降り続いており :il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…、また、渓谷(諏訪峡)の紅葉もまだピークには程遠い“色づき始め”といったところで σ(・∀・`)ウーン…、私が期待していたような“秋晴れの紅葉風景”は望めませんでしたが、それでもほんのりと秋色に染まった渓谷沿いを走りゆく、茶色いEF64形電気機関車(1052号機)+青い12系客車の「ELぐんまみなかみ号」はそんなに悪い感じでなく (・∀・)イイネ、私としてはここまで来た価値のある成果を得ることができました(+`゚∀´)=b OK牧場!(“大満足”ではないけれど・・・)。

それにしても、雨風が容赦なく吹きつける渓谷の橋の上(しかも高さ42メートル)は寒かった・・・彡{{{+ω+;}}}彡ヒューヒュー。みなかみ町は言わずと知れた温泉郷で、できることなら冷えた体をお風呂で温めたいところですが ソレ(σ´∀`)σイイネ~、次に私が乗る上越線の下り列車(長岡方面)は、水上より先が一日にわずか5本しか運行されないため見送るわけにはいかず(ちなみに13時台の列車を逃すと、その次は17時台…)、温泉はおろか昼食もおあずけで (・ε・`)チェ、私はとりあえず予定していた列車に水上から乗り込みました。


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前回のラストでご紹介した
湯檜曽(ゆびそ)に続き、
次駅の土合(どあい)もまた
新清水トンネルのなかに下り線ホームがある
“トンネル駅”です。
( ̄  ̄;)クライ…
▲21.10.23 上越線 土合
(車窓から)


雨がそぼ降る水上をあとにした上越線の長岡ゆき下り普通列車は程なくして、群馬と新潟の県境にそびえる谷川岳を貫く、全長13,500メートル(13.5キロ)の新清水トンネルに突入。

“国境の長いトンネル”を抜けると・・・快晴だった!
(ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!

な〜んて展開になれば嬉しいんだけど、そんな淡い期待は持つだけむなしく、トンネルを抜けて新潟県へ入ってもやはり、車窓に見る景色は雨が降り続いています :il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…。そもそも天気予報によると今日は、群馬よりもさらに新潟のほうが天気悪い(降水確率が高い)んだよね。ホント、テンションの上がらない空模様だよなぁ・・・ε-(-ω-;)ハァ…。


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トンネルを抜けた先の新潟もやはり雨。
越後中里付近で車窓の左手に見える
丘の麓に並ぶ青い列車(?)は
国鉄時代に廃車となった43系客車で、
現在はスキー場の休憩所に活用されています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.10.23 上越線 越後中里-岩原スキー場前
(車窓から)

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水上から30分ちょっと、
列車は越後湯沢に着きます。
ほよよ?「やまどり」(右)だ。
(=゚ω゚=*)ヤマドリ!?
▲21.10.23 上越線 越後湯沢

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さっき水上の駅で見送った
団体専用列車の「リゾートやまどり」が
越後湯沢に停車していました。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
ここが団体さんの目的地だったのかな?
▲21.10.23 上越線 越後湯沢


水上1340-(上越1739M)-越後湯沢1413

雨を突いて北上してきた列車はまもなく、越後湯沢(えちごゆざわ)に到着し、私はここで下車 ( ̄  ̄*)ユザワ。
水上からは一日に5本しか設定されていなかった上越線の下り列車ですが、そんな極端に少ないのは山あいの県境を越える水上と越後湯沢の区間だけで(上下線ともに)、越後湯沢から先の長岡方面はまた、おおむね一時間に一本程度の運行本数となります (´ω`)ナルヘソ。
そして越後湯沢は上越新幹線も発着する新潟県南部(魚沼地域)の主要駅で、スキーやスノボなどウインタースポーツのシーズンを中心に多くの観光客が訪れることから、駅の構内には土産物店や飲食店、観光案内所、さらには日本酒の試飲コーナーや入浴施設などが軒を連ねる、店舗が充実したショッピングモール的なフロア(CoCoLo湯沢・がんぎどおり)が併設されており、この日も多くの人たちでにぎわいを見せていました (・o・*)ホホゥ。
んじゃ、ここで何かお昼ゴハンを買って、ついでに温泉にも浸かっちゃおうかな?(゚∀゚)アヒャ☆


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越後湯沢駅のコンコースに併設された、
ショッピングコーナーの「がんぎどおり」。
ご当地の土産物店や飲食店などが充実しています。
ここなら駅の中なので雨にも濡れない。
(・∀・)イイネ

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新潟の日本酒をPR、販売する
「ぽんしゅ館」では、
随時100種類以上もの銘柄が揃えられ、
500円でお猪口5杯分の利き酒が楽しめます。
▽_(´ω、`*)ウィッ

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天然温泉の湯舟に日本酒を注ぎ入れる
“酒風呂”が味わえるという
立ち寄り温泉の「湯の沢」。
-----(*^ 0 ^A ホッ-----
お湯からはかすかに日本酒の香りが
したようなしないような・・・
(正直、あんましわからなかった)。

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越後湯沢のある県南部の魚沼地域といえば、
“魚沼産コシヒカリ”などで知られる
日本有数の米どころ。
お!もう新米が出ているね。
(゚¬゚*)ジュルリ

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「ぼ、ぼくはね、お、お、おむすびが、
す、すきなんだな」
( ̄▽ ̄*)キヨシ?
新米のコシヒカリを使ったおにぎりと
新潟限定麦酒の「風味爽快ニシテ」を買って
次の列車に乗り込みました。
このおにぎり、マジで米がウマかったです。
(゚д゚)ウマー!


列車の乗り継ぎ時間を利用して・・・というか、予定よりも列車を一本遅らせて“エキナカ温泉”に入り、水上での撮影で冷えた体を癒してから、“乗り鉄旅”を再開 オマタヘヾ( ̄∇ ̄*ゞ。
ここ越後湯沢は上越新幹線と上越線の駅ですが、当駅から下り方へ4駅ほど進んだ六日町(むいかまち)で分岐する、北越急行ほくほく線の列車も一部が乗り入れて発着します (゚ー゚*)ホクホク。そのほくほく線が次に私の乗る路線で、二両編成の直江津(なおえつ)ゆき下り普通列車は越後湯沢をあとにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


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越後湯沢から乗る
ほくほく線の直江津ゆき普通列車(右)。
お!「ゆめぞら」じゃん!
(゚∀゚)オッ!
▲21.10.23 上越線 越後湯沢

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ほくほく線の普通列車に使われる
北越急行HK100形の一般型は基本的に
向かい合わせのボックスシートですが、
イベント用車両の「ゆめぞら」には
転換クロスシートが装備されています。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪

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車窓越しに見る山並みは
巻機山(まきはたやま)などを擁する三国山脈。
曇天でもその山容がよく見えました。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲21.10.23 上越線 石打-大沢
(車窓から)

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コシヒカリの産地、
魚沼丘陵をゆくほくほく線の列車。
すでに稲刈りは済んでおり、
田園はもう冬支度です。
▲21.10.23 ほくほく線 六日町-魚沼丘陵
(車窓から)


新潟県の六日町と犀潟(さいがた)をむすぶ第三セクター鉄道の北越急行・ほくほく線はかつて、越後湯沢で上越新幹線と接続する特急「はくたか」を高頻度で運行し、首都圏と北陸地方をつなぐバイパス的な役割を務めていましたが バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、2015年に北陸新幹線が開業したのに伴って特急列車が廃止されてからは、おもに地域輸送を担うローカル線に落ち着いた印象 (´ー`)マターリ。
そんなほくほく線の車窓に広がるのは、上越の山々を望むように広がるのどかな田園風景。あいかわらずのどんよりとした曇り空だけど、流れる景色を眺めながら車内でおにぎりと缶ビールがいただけるだけでも、コロナ禍の行動制限が緩和された今では少し喜びを感じます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
もちろん、せっかく鉄旅に出たのですから、晴れていたほうがよかったのは言うまでもないけど (。A。)アヒャ☆。

ほくほく線の列車は犀潟から信越本線に直通し、私は終点の直江津までやってきました (・ω・)トーチャコ。


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越後湯沢から一時間ちょっとで
列車は直江津に終着。
やっぱり転換クロスシートは
乗り心地よくていいやね。
(´w`*)ラクチン♪
▲21.10.23 信越本線 直江津

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日本海に面した港町の直江津。
その駅舎は船をイメージしたデザイン。
イソノ(゚ー゚*)フネ
ちなみに当地では
近年にリニューアルオープンした
上越市立水族博物館の「うみがたり」が
人気の観光スポットだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津


越後湯沢1524-(ほくほく線844M)-直江津1637

新潟県上越市に位置する直江津は昔から、幹線の信越本線と北陸本線が接続していた“鉄路の要衝”であり、北陸新幹線の開業に伴って一部の路線が第三セクター化された現在でも、えちごトキめき鉄道の“妙高はねうまライン(旧・信越本線の直江津〜妙高高原)”と“日本海ひすいライン(旧・北陸本線の直江津〜市振)”、JR東日本の路線として残された信越本線(直江津〜新潟)、犀潟を介して信越本線に直通する北越急行・ほくほく線など、各線の各列車が当駅を発着します (・o・*)ホホゥ。

ところで、拙ブログのコアな読者様なら(そんな人いないと思うけどw)、ご記憶されている方がいるかもしれませんが (゚Д゚)ハア?、私は一昨年(2019年)の5月にも、上越線とほくほく線の普通列車を乗り継ぐ経路で、ここ直江津を訪れています ...(((o*・ω・)o。
以前と同じような旅程をたどるのはなんだか面白味に欠けるけど、この直江津を発着する列車のラインナップには最近ちょっとした変化(?)があって、それを撮影することが当地を二年ぶりに再訪した目的です ( ´_ゝ`)フーン。二年前にはまさか“あの車両”がここで見られるようになるとは、まったく想像していなかったなぁ・・・(´〜`*)ウーン…。
はたして“あの車両”とはいったい何なのか、当該列車の運転時刻を見計らって移動してきたこともあり、それはすぐに直江津の駅へ姿を現しました (*゚ロ゚)ハッ!。


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どんよりとした曇り空のもと、
懐かしい“国鉄急行色”の列車が
直江津の構内をゆっくりと進みます。
先頭車は側扉が両開きで近郊形の
413系(クモハ413-6)。
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津


トキ鉄急行、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
鉛色の雲が空を覆う雨上がりの夕暮れ時、構内のいちばん北側に位置する1番線ホームにゆっくりと入ってきたのは、ここ直江津を終着駅とするえちごトキめき鉄道(トキ鉄)日本海ひすいラインの下り列車で、私の世代には懐かしさを感じる“交直両用の国鉄急行色”に塗られた413系(クハ455形含む)ではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!。これはエモいっ!o(≧▽≦)oエモイッ!
そう、この列車こそ、私のお目当てであるトキ鉄の“観光急行”です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。


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直江津に到着したトキ鉄の「急行4号」。
後部には急行「立山」のヘッドマークが
掲げられていました。
ホームの上屋と急行形車両がマッチして
いい感じだなぁ。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津


国鉄時代の1986年に製造された413系はもともと、おもに北陸本線の普通列車などで運用されていた近郊形車両(交直両用型)で、北陸新幹線の開業後は三セク化により路線の北部が短縮された北陸本線から、金沢と七尾(ななお)をむすぶ七尾線に一部の編成が活躍の場を移し、“七尾線色”と呼ばれる真っ赤な出立ち(茜色)となって、つい一年前の昨年(2020年)10月まで定期列車に従事 (・o・*)ホホゥ。そのなかでも元・急行形車両から改造されたクハ455形(クハ455-700)が組み込まれた変則編成は、ファンからの高い注目を集める存在でした ε-(°ω°*)ヨンゴーゴ!。
しかし、七尾線に投入された新型車両(521系)への置き換えが進んだことで、413系はすべてがJRから引退(あいの風とやま鉄道には現在も残存)。国鉄急行形車両の最後の生き残りだった、クハ455形もこれで消滅するものだと思われました (´・ω・`)ショボン。
ところが、その急行形のクハ455形を含む413系の貴重さに目を付けたトキ鉄の社長さんが、引退した413系(3両編成)+クハ455形(一両)をJR西日本より譲受(購入)(* ̄Oノ ̄*)オイクラ?。車体色を七尾線時代の赤一色から、ローズレッドとクリームの懐かしい“国鉄急行色”に塗り替えられ、おもに鉄道ファンをターゲットとした観光目的の急行列車(観光急行)として、今年(2021年)の7月よりトキ鉄の妙高はねうまラインと日本海ひすいラインで運行を開始したのです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。すごいなぁトキ鉄、やるなぁトキ鉄、いいじゃんトキ鉄 ъ(゚Д゚)ナイス!。


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妙高高原・市振方の先頭車は
国鉄急行形の貴重な生き残りである
クハ455-701。
当車はもともと455系の中間付随車でしたが、
先頭車に改造されて413系へ組み込まれました。
連続した客室窓や片開きの側扉など
急行形の面影を色濃く残しています。
。゚(つ∀`゚)゚。ナツカシス…
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津

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ちなみにこの写真は
今から8年前の2013年10月に
今回とほぼ同じ位置で撮った
北陸本線時代のクハ455-702。
この頃は白地に青帯の“北陸色”でした。
いまになってみればホント、
何でも撮っておくものだなぁ(笑)
(゚∀゚)アヒャ☆
▲13.10.13 北陸本線 直江津

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またこの写真は
昨年の3月に七尾線の羽咋で撮影した
クハ455-702が先頭の普通列車で、
塗装は真っ赤な“七尾線色”。
(゚ー゚*)ナナオ
なお6両編成中の前から4両目には
クハ455-701が連結されています。
▲20.3.20 七尾線 千路-羽咋


そして個人的にこのクハ455形と言えば昨年の3月、七尾線から引退してしまう直前に典型的な“葬式鉄”として、当線へ撮影に訪れたのが記憶に新しいところ【◎】]ω・´)パチッ!。このころは全国的に“新型コロナウイルス”が蔓延しはじめたときで、七尾線のある北陸地方に出かけることを少しためらうも、まだ県またぎの自粛要請や緊急事態宣言などが正式に発出されていなかったため遠征を強行。結果的に私にとってコロナ禍で行動制限がかかる前の最後の宿泊旅でした (-“-;*)コロナ…。
あれから約一年半、有効なワクチン接種などが進んだこともあってか、ようやくコロナの感染に少し落ち着きが見られるようになってから訪れた今日の直江津で、もう二度と撮ることは無いだろうと思っていたクハ455形に再会できるとは (=゚ω゚)ノ゙ヤア、なんとも感慨深いものがあります +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


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日が暮れた直江津に佇むクハ455形。
その精悍な横顔が凛々しい。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
懐かしい急行列車をイメージして掲げられた
ヘッドマークの「立山」は、
かつて大阪と富山のあいだをむすんでいた
北陸本線の急行列車で、
1985年に廃止となりました。
愛称の由来はもちろん立山連峰。
(゚ー゚*)タテヤマ
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津


それにしても、残念だったのはやはり今日のお天気 σ(・∀・`)ウーン…。
もしも晴天が期待できるようならば、上越線とほくほく線の列車を順当に乗り継いで、日本海ひすいラインの海景色を望めるような撮影ポイントへ向かうつもりでしたが ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!、新潟県が降水確率の高い雨予報だったのと、実際の悪天候に私のテンションは上がらず "o(-ω-;*)ウゥム…、寄り道した越後湯沢で酒風呂に入ったり、利き酒なんかをしたりしてから、のんびりと夕方に直江津へと着き …(((o*・ω・)o、けっきょくは駅のすぐ脇の小道というお手軽な場所からの撮影で、お茶を濁してしまいました 【◎】]ω・)パチャ。
でもこの天気じゃ、しゃーない(しょうがない)わな。まあ、海バックなどはまた晴れたときにトライするとして、今日はクハ455形と再会できただけでもヨシとしよう (-`ω´-*)ウム。

直江津に終着した「急行4号」が、そのままホームに留置されているところを30分ほど撮影した程度ですが、18時をまわってあたりはすっかり暗くなりました ( ̄  ̄*)マックラ。


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直江津から乗るE129系は
信越本線の新潟ゆき下り快速列車。
空いていたのでボックスシートに座れました。
▲21.10.23 信越本線 直江津


さて、新潟県まで足を伸ばした今旅は、日帰りでなく久しぶりのお泊まり (”▽”*)キャッ♡。直江津から信越本線の快速列車で新潟方面へ40分ほど進んだ柏崎(かしわざき)の駅前に、あらかじめ宿(ビジネスホテル)を取っています (゚ー゚*)カシワザキ。
今日は一日中ぐずついたお天気だったけど、予報によると明日の新潟県は天気が回復傾向だとか (゚∀゚)オッ!。すっきりとした気持ちのいい秋晴れになってくれるといいなぁ 八(゚- ゚)ハレテ!。“自称・晴れ男”(あくまでも自称よ)の面目躍如となるでしょうか!?ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


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今宵の宿泊地、柏崎市の柏崎で下車。
(・ω・)トーチャコ
新潟へ向けて発車する快速列車を見送ります。
▲21.10.23 信越本線 柏崎

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柏崎のホームには
越後線の115系が停まっていました。
(゚∀゚)オッ!
青い色の“第3次新潟色”(N-34編成)と
レモン牛乳カラーの“弥彦色”(N-36編成)の
二本を併結した6両編成。
▲21.10.23 信越本線 柏崎


直江津1843-(信越3375M)-柏崎1920


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直江津と同様、
柏崎も日本海に面した港町。
新鮮な海の幸をお供に
新潟の地酒をいただきます。
カンパーイ♪((〃゚∇゚)ノ凵☆
これぞ旅の醍醐味ですね。
(~▽~*)ウィッ



10月24日(日)

柏崎で迎えた旅の二日目 ('-'*)オハョ♪。
爽やかな快晴の朝を期待して、宿泊した部屋のカーテンを起き抜けにシャッと開けると・・・三⊂(・ω・´)シャッ!


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ホテルの窓から見た柏崎の空は
昨日に続きどんよりとしています。
ちなみに手前に写り込んでいるのは
柏崎駅のホーム。


どーんぐーもりー il||li _| ̄|〇 il||lii

なんだよー!ヾ(#`Д´)ノムキーッ、翌朝には天候が回復するって、前夜にテレビで見たニュースのお天気コーナーで言っていたのに(その時点の予報では“晴れ時々曇り”だった)、実際は雨こそ降っていないものの厚い雲に覆われていて、太陽も青空もまったく見えやしない σ(・ω・`)ウーン…。あらためてテレビを見てみたら、今日の新潟の天気は“曇り時々晴れ、ところにより一時雨”に下方修正されているし・・・(´д`;)アウ…。
はぁ・・・、これでは朝からテンションが上がりません ε=(・д・`*)ハァ…。もう撮り鉄に出かけるのをやめて、ホテルで滞在が可能な時間(10時)まで寝てよっかな・・・なんて、やさぐれそうになるけど (´σД`)ヤーメピ、せっかくはるばる新潟の柏崎まで来たのに“ふて寝”するのはもったいないし、それにたとえ天気が悪くとも、私が撮りたいと思っている列車は確実に定期運行されます (-`ω´-*)ウム。
私は重い腰を上げてホテルをチェックアウトし、予定通りの時間に駅へと向かいました ...(((o´・ω・)o。


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柏崎市の玄関口、柏崎駅。
当駅は直江津と新潟をむすぶ信越本線と、
ここから吉田方面へ分岐する越後線の
二路線が乗り入れています。
▲21.10.24 信越本線 柏崎


パッとしないお天気はさておき、とりあえず今日の私がこれから撮りたいと考えているのは、直江津を始発駅に、柏崎、長岡、三条(さんじょう)、新津(にいつ)などを経て、新潟まで運行される信越本線の快速列車(3371M)で、今や貴重な存在となった国鉄型車両の115系が使われています (゚ー゚*)ゲゲゴ。
新潟への通勤・通学輸送をおもな目的としている当列車の運行は朝早くて、これを撮るために私は柏崎で宿泊 (´ω`)ナルヘソ。もしも晴れていれば、柏崎から近い鯨波(くじらなみ)米山(よねやま)など、列車の背景に日本海が望める有名な撮影ポイントへ赴くつもりでした (・∀・)イイネ。


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柏崎から乗る信越線。
鯨波など海沿いの撮影ポイントへ行くには
直江津方面の上り列車(妙高高原ゆき)ですが、
ほぼ同時刻に新潟方面の下り列車も
ありますね・・・。
▲21.10.24 信越本線 柏崎


駄菓子菓子(だがしかし)、あいにく期待通りにはならなかった、この天気 (・ε・`)チェ。
雨天や曇天のもとで見る海景色は、寒々としてあまりいい絵になりそうもなく(高い白波が立つような海景色を狙うような場合は別として)、それだったらまだ “しっとりとした雰囲気” という表現でごまかせる(?)、山景色のほうが幾分マシかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…(水上で「ELぐんまみなかみ号」を撮った前記事でも、その表現を多用してるw)。
ちょっと迷ったけど、私は海沿いの鯨波方面へ向かう妙高高原(みょうこうこうげん)ゆきの上り列車でなく、逆方向の長岡方面へ向かう新潟ゆきの下り普通列車に乗り込み コッチ…((((o* ̄-)o、信越線で柏崎から内陸のほうへ20分ほど進んだ長鳥(ながとり)で下車しました。


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信越線の車窓から眺めるのは
予定していた海景色でなく、
のどかな里山風景。
(´ー`)マターリ
▲21.10.24 信越本線 安田-北条
(車窓から)

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ホームの狭さが印象的な小駅の長鳥。
( ̄  ̄;)セマイ…
駅舎の脇に建てられた説明板によると、
当駅はもともと単線時代に
行き違う列車を交換させるための
簡易的な信号所でしたが、
この付近の地域住民が当時の国鉄に
駅の設置(信号所からの昇格)を請願し、
建設費を住民が負担して開業させたという
歴史の経緯があるそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.10.24 信越本線 長鳥


柏崎0659-(信越1323M)-長鳥0717

信越本線の長鳥と塚山(つかやま)のあいだは、柏崎市と長岡市の市境に位置する“塚山峠”と呼ばれる山あいの難所で、長鳥の駅前から塚山のほうへ向かって道を歩きだすと、すぐに上り勾配の坂となります ( ̄  ̄;)トウゲ…。ただし、峠道といっても登山道みたいな険しいものでなく、クルマもふつうに通れる整備された舗装道路(県道11号・柏崎小国線)なので、歩くのはさほど辛くありません ...(((o*・ω・)o。
小雨がぱらつく峠の坂道を進み、駅から20分ほどで難なく目的の撮影ポイントに到着。


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塚山峠へと伸びる、県道の柏崎小国線。
今の時期とくに問題なく通行できますが、
冬期は降雪による雪崩のおそれがあるため
道路が閉鎖となるらしい。
ああ、また小雨が降ってきちゃったよ・・・。
、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ

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峠道(というか単なる坂道)を歩いて
やってきたのはこんなところ。
うっそうとした草木の向こうをよくみると、
信越線の線路が確認できます。
(「゚ー゚)ドレドレ
こうやってみるとけっこうな高さを
上がってきたんだなぁ。

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山あい縫うようにして
塚山峠を進みゆく貨物列車。
先頭に立つEF510形の赤い機体は
遠景でも目立ちます。
(゚ー゚*)ゴトーサン
▲21.10.24 信越本線 長鳥-塚山


撮影ポイントに着いて一息つく間もなく、すぐにやってきたのは赤いEF510形電気機関車に牽引された、長いコンテナ車の貨物列車 ( ̄  ̄*)カモレ。貨物列車の運用に疎い私は通過時刻を把握していなかったけど、麓にある踏切の音が耳に届いたので、逃すことなく撮ることができました (^_[◎]oパチリ。
この塚山峠を越える道路は冬期に降雪で閉鎖となるような峠道ですが、いっぽうの信越本線はトンネルで山を貫いており、私が立っている撮影ポイントはそのトンネルの上に位置した場所で、山あいを縫ってトンネルへと入る手前のストレートを走る列車が高い目線で狙えます。これはなかなか壮観な“俯瞰ポイント” (・∀・)イイネ。
もし晴れていれば、今の時間帯はおそらく順光で列車に日が当たるのではないかと思われますが σ(゚・゚*)ンー…、そんな仮定のハナシをするのが空しくなるようなドン曇りの状況で ┐(´д`)┌ ヤレヤレ、やがてお目当ての快速列車が通過する時刻を迎えました。


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115系、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
今日の快速は“さつまいも色”か。
( ̄  ̄*)イモ?
▲21.10.24 信越本線 長鳥-塚山

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山の木々が色づくよりもひと足早く、
まるで紅葉のような赤と黄色を車体に纏った
旧・新潟色の115系(N40編成)が、
秋が深まりつつある塚山峠を駆け抜けました。
▲21.10.24 信越本線 長鳥-塚山


115の快速が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
古い国鉄型車両らしい重厚なモーター音を山にこだまさせて、雨上がりの濡れた鉄路を進みゆく115系の快速列車 (´ω`*)シブイ。今の季節に合う“しっとりとしたいい雰囲気”じゃないですか(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
信越本線や越後線などで使われている新潟車両センター所属の115系は、後継車両のE129系へ置き換えが進み、現在も残されているのは7編成(3両編成が7本)のみ (゚ー゚*)ゲゲゴ。そしてファンサービスと言っていいかと思いますが、その7本の115系は過去に存在したいろいろな車体色を各編成ごとに再現(復刻)するという趣向が凝らされ、すべて違うカラーバリエーション(7色)となっています ( ̄。 ̄)ヘー。たとえば昨日の私が柏崎へ着いたときにホームで見かけた越後線の115系は、青い色の「第3次新潟色」(N-34編成)と淡い黄色(レモン牛乳?)の「弥彦色」(N-36編成)の二本が併結した運用でした。
では、今日の信越線の快速列車(3371M)に就く115系は何色の編成なのか σ(゚・゚*)ンー…、とくに事前に調べることはしないで、“115系ガチャ”を楽しむつもりでで引き当てた(?)のは (*゚v゚*)ワクワク♪、1960年代の色を復刻して赤と黄色のツートンカラーに塗られた「旧・新潟色」(N-40編成)(゚∀゚*)オオッ!。もともとこの色は、雪国の新潟でも車両が目立つように視認性を重視して採用されたと言われる車体色で (・o・*)ホホゥ、今回のような遠景で狙っているときにこの色の編成が来てくれたのは、ちょっとラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。ちなみに7種の“カラバリ”のうち、私はこの「旧・新潟色」を撮る機会が多くて(先代のN-3編成も含め)、ひょっとしたら相性がいいのかもしれません (^_[◎]oパチリ。
空模様はあいにくの曇天でしたが、快速運用に就く「旧・新潟色」の115系が山あいを走りゆく姿はやはり、私のような国鉄型好きにはたまらないカッコよさがあり 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜、天気は満足のいくものではなかったけど、115系の記録としてはいい収穫が得られたと思います (+`゚∀´)=b OK牧場!。ホテルで“ふて寝”せずに撮影へ出かけてよかったよ(笑)

これで塚山峠での撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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駅に向かって歩いていると・・・
あれ?晴れてきた?
(=゚ω゚=*)ンン!?


ところが・・・(´・ω`・)エッ?
曇天でも115系が撮れたことに納得しつつ、峠の坂道を下って長鳥の駅に戻ると ...(((o*・ω・)o、なんとも歯がゆいことに、このタイミングで雲間から太陽がスッと顔を出し (=゚ω゚)ノ゙ヤア、あたり一帯が眩しい日差しに照らされたじゃありませんか!Σ(゚□゚*)ナニーッ!!
なんだよー!こんな日差しが115系を撮るときにも欲しかったぞ!(#`д´)クヤシイデスッ!・・・というのは、撮り鉄によくある展開だけど、それにしたって今旅はとことん“天気運”に見放されている気がするなぁ (´д`;)トホホ…。


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E129系の普通列車に乗って、
長鳥をあとにします。
今ごろになって日が差したじゃん・・・。
( ̄△ ̄;)エッ…
▲21.10.24 信越本線 長鳥


予定ではこのあとさらに別の場所へ移動して、もう少し新潟県内での撮り鉄を続けるつもりですが、はたして一枚でも“晴れカット(晴れて日が当たったシーンでの写真)”が得られるのだろうか? σ(・ω・`)ウーン…。
予報によると今日の新潟の天気は、“曇り時々晴れ、ところにより一時雨”・・・だっけ。


次回に続きます・・・。
ハレル?(゚∀゚≡゚Д゚)クモル?