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上越線・・・快速「EL鉄道開業150年号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.10.15 上越線 
ブルートレイン時代の名機が登板
快速「EL鉄道開業150年号」 撮影
 
 
朝晩はだいぶ冷え込むようになり、深まりつつある秋 (゚- ゚)ヤシロアキ。
秋といえば、“読書の秋”、“スポーツの秋”、“食欲の秋”、そして「鉄道の秋」です (゚∀゚)アヒャ☆。
え?季節に関係なく私は年がら年じゅう、“撮り鉄”や“乗り鉄”を楽しんでいるじゃないかって? (´・ω`・)エッ?。まあ、そう言われるとその通りなのですが、今ごろの時期は極端に暑くも寒くもなく、穏やかで安定した天候の日が多いため、鉄道旅に出かけたり、撮り鉄をしたりするのに持ってこいの、いい季節なんですよね (・∀・)イイネ。
そして、もうご存知のように(?)、10月14日は1872年(明治5年)のこの日に“日本で最初の鉄道が公式に開業(新橋〜横浜)”したことに由来する、「鉄道の日」でもあります (-`ω´-*)ウム。とくに今年(2022年)は開業から“150年”という節目の“メモリアルイヤー”で、例年以上に「鉄道の日」が広く注目されている印象 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・150ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)。
鉄道好きの“鉄ちゃん”にとって、そんな重要な時期なのですが・・・よりによって今季の私は、本職のお仕事が一年でいちばん忙しいピークと重なってしまい アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、どうしても土日に休日出勤しなきゃならない日もあって、なかなか趣味に充てる時間が割けない状況 (´д`;)アウ…。「鉄道の日」や「150年」関連で撮りたい、記念列車(運行日限定のイベント列車)や記念編成(定期列車にヘッドマークなどを掲出)は各地に多々あるけれど、これはどれかに絞らなきゃなりません σ(・ω・`)ウーン…。
そこで、自身の好みをもとに厳選して、私がこれだけは撮影に臨もうと決めたのは・・・「鉄道の日」の翌日に運行される記念列車、「EL鉄道開業150年号」です m9(`・ω・´)ケッテーィ!。


10月15日(土)


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ひんやりとした晩秋の空気を感じる早朝、
上野のホームで発車を待つE231系は
高崎線の高崎ゆき普通列車。
▲東北本線 上野


薄暗さに日の出の時刻がだいぶ遅くなったと感じる、朝の6時前 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。私は都内の上野から高崎線の高崎ゆき下り普通列車に乗って北上し、北関東の群馬県を目指します ...(((o*・ω・)o。
鉄道の開業から150年目を迎えた、記念すべき今年の「鉄道の日」 (o ̄∇ ̄o)メデタイ♪。コロナ対策に気を配りつつも、各地でいろいろなイベントが催されるなか、おそらく関東地方でいちばんファンの注目を集めるのではないかと思われるのが σ(゚・゚*)ンー…、10月14日の金曜日から16日の日曜日にかけて、週末の三日間に群馬県の信越線や上越線で運行される、「鉄道開業150年号」ではないでしょうか (゚∀゚*)オオッ!。
自走する電車や気動車(ディーゼルカー)でなく、客車が機関車に牽かれて走るスタイル(いわゆる客車列車)の当列車は (゚ー゚*)キャクレ、その運転日によって先頭を務める機関車(牽引機)の機種が異なり、「鉄道の日」当日の14日(金)は上越線の高崎〜水上(みなかみ)で蒸気機関車の“デゴイチ”(D51形)による「夜汽車鉄道百五十年号」、15日(土)は上越線の同区間で電気機関車による「EL鉄道開業150年号」、そして16日(日)は信越線の高崎〜横川で往路が蒸気機関車(D51形)、復路がディーゼル機関車(DD51形)による「SL・DL鉄道開業150年号」と、“鉄ちゃん”のマニア心を熱くさせる凝った企画となっています (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
なお、信越線や上越線が鉄道150年の歴史に特別なゆかりがあるワケではなく、この両線の当該区間ではふだんから行楽期の週末を中心に蒸気機関車などによる観光列車(SL列車)をちょくちょく運行しているため、今回のようなイベント列車にも対応しやすいといったところでしょうか (´ω`)ナルヘソ。さすがに鉄道開業の地となった新橋〜横浜(現・桜木町)で蒸気機関車の記念列車を走らせるのは、無理がありそうですしね(その代わり(?)、蒸気機関車をイメージしたという、「黒い山手線」は新橋で見られるけどw (。A。)アヒャ☆)。


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高崎の留置線で見かけたのは、
DD51形ディーゼル機に連結された、
上信電鉄の電気機関車デキ3形
(゚ー゚*)デキ
なんで上信のデキが
JRの構内にいるのかと思ったら、
きょうは有料制のイベントが行なわれるのね。
( ´_ゝ`)フーン
▲信越本線 高崎


「鉄道の日」の金曜日に夕方から夜にかけて運転される、デゴイチの“夜汽車”はノスタルジックな趣が感じられそうですし (´ω`)シミジミ、日曜日の「150年号」ならば往路で蒸気機関車、復路にディーゼル機関車がそれぞれ見られておトク感があります (´艸`*)オトク。でも、世代的なものもあって私がいちばん惹かれるのはやはり、中日の土曜日に牽引を担当する電気機関車です (゚ー゚*)デンキガマ。
冒頭でちょっと触れたように、今月の私は仕事のことなどであまり趣味の時間に余裕がなく、きょう土曜日も夕方からどうしても外せない用事が都内であるため、できれば明日の日曜日のほうが個人的に都合はよかったのですが σ(・∀・`)ウーン…、それでも電気機関車が撮りたくて「
EL鉄道開業150年号」の走る日を選びました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。


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高崎で乗り継ぐ上越線は211系。
(゚ー゚*)ニゲゲ
ちなみにSL列車の拠点となる高崎は
駅名標がSLをイメージしたものとなっています。
▲信越本線 高


高崎で高崎線から上越線の水上ゆきに乗り継ぎ ノリカエ…((((o* ̄-)o。
きょうの群馬は“曇りのち晴れ”の予報となっており、午前より午後のほうが天気は良さそうで、今はまだ空の大半が雲に覆われています ( ̄  ̄)クモリ。個人的な気分としてはスッキリとした晴天が好ましいけど、基本的に北の方向へ進む上越線の下り列車は、車両の正面に日が当たる順光の撮影ポイントが少ないため、特別なヘッドマークを掲げるであろう件の「150年号」を陰影なく記録したいと考えれば、天候条件は曇りがベターでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。


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上越線から眺める上州の山々。
渋川付近では車窓の右に赤城山(上)、
左に榛名山(下)が望めます。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲上越線 八木原-渋川(車窓から)


そんな上越線の高崎と水上のあいだで運行される「EL150周年記念号」。
用事をひかえて時間にあまり余裕がないのならば、起点(始発駅)の高崎に近いあたりでサクッと撮っちゃうほうがいいように思えますが σ(゚・゚*)ンー…、いや、むしろそんなタイトな状況のなかで群馬まで来たのですから、できるだけ妥協はしたくない (-`ω´-*)ウム。


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渋川を過ぎると上越線は
利根川に沿って走り、
車窓からその川景色が望めます。
▲上越線 津久田-岩本(車窓から)


それに、列車の運行速度が遅めに設定されていて(もともとSL列車のスジだからね)、途中の駅で長めの停車時間もある「150年号」は、“ドライビング(クルマの運転)に自信のあるかた”だと当該の列車をクルマで追い抜いて、何度か撮影チャンスがあるらしく(いわゆる“追っかけ”ってやつね) ε=┌(*゚д゚)┘オッカケ!、その人たちはまず一発目に起点寄りのポイントから撮影を始めるため、そこは多くの同業者で混み合うことが予想されます (゚ペ)ウーン。
いっぽう、私のように電車を利用して駅から徒歩で移動する“徒歩鉄”の場合、駅構内(ホームなど)での撮影は何度か可能だとしても、沿線の撮影ポイントへ“追っかけ”をするのは基本的に難しく、どこで撮っても“ワンチャンス”しかありません ( ̄  ̄*)ワンチャン。それならば、なるべく終点寄りの撮影ポイントまで進んでしまい ...(((o*・ω・)o、クルマで追っかけされる人たちが二発目、もしくは三発目に考えているような場所へ先に着いていたほうが、いいアングルのポジションが得られます ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。これは“クルマ派”に対する、“徒歩鉄”のセオリーといったところでしょうか(もちろん、クルマを使っていても“追っかけ”をせずに、一発狙いのかたも多くいらっしゃるけど)。
なんだか理屈っぽくなりましたが、それらのことを踏まえて私が下車したのは、水上の一駅手前に位置する上牧(かみもく)(゚ー゚*)カミモク。


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高崎から普通列車でおよそ一時間の
群馬県みなかみ町に所在する上牧。
築堤の上に二面二線の相対式ホームがあり、
駅舎はその斜面の下に置かれています。
▲上越線 上牧


上野0543-(高崎823M)-高崎0729~0745-(上越725M)-上牧0846

群馬県北部、谷川岳のふもとにあるみなかみ町は、県内屈指の温泉地として知られ、ここ上牧にも温泉宿や入浴施設が点在 ( ̄▽ ̄)オンセン。また、利根川の景勝地である“諏訪峡(すわきょう)渓谷”にも近く、私は過去に何度かそのあたりで上越線の列車を撮影しています (^_[◎]oパチリ。思い返せばちょうど一年前の昨年10月にも、今はなき茶色のEF64形(1052号機)電気機関車が牽く、客車列車の快速「ELぐんまみなかみ号」を撮りに諏訪峡を訪れたっけ (´ω`)チャガマ…。
そんな自然豊かでダイナミックな画が望める諏訪峡渓谷も好撮影地なのですが、今回の「150年号」には特別なヘッドマークが掲げられるため、それがしっかりと分かるように撮りたいところ σ(゚・゚*)ンー…。そこで、上牧の駅を背にした私は諏訪峡とは逆のほうへ歩き進み、上越線の線路に架かる小さな跨線橋へとやってきました ...(((o*・ω・)o。


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上牧の駅から線路に沿った道を
上り方向(後閑方向)へ歩くこと15分ほど。
私が選んだ撮影ポイントはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ

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弧を描いてカーブを進む
211系の普通列車。
数年前まで当線で走っていた115系
一掃してしまった211系ですが、
当系もまた“国鉄型”の生き残りです。
(゚ー゚*)ニゲゲ
▲上越線 後閑-上牧


作戦通り(?)、当地に同業者はまだ誰もおらず、一番海苔(いちばん乗り)だった撮影ポイント (・ω・)トーチャコ。
この橋のたもとからは、緩やかなカーブを走る下り列車が少し高い目線で見おろせて、ためしに撮った211系(普通列車)のようにカーブの外側で望遠レンズを使うと、列車を正面気味に捉えることができます (^_[◎]oパチリ。これならば前面のヘッドマークがよく見えて「150年号」の記録に適しているし、列車がアップ目のアングルではあるものの、背景に写り込む木々もいい雰囲気じゃないですか (・∀・)イイネ。紅葉にはまだ早いけど、わずかに黄色っぽく色づいて秋らしさを覚えます (゚- ゚)アキ。
自分好みのポジション(カメラの立ち位置)を無事に確保できて、あとはお目当ての「150年号」がやってくるのをのんびりと待つばかり (´ー`)マターリ。

駄菓子菓子(だがしかし)・・・(´・ω`・)エッ?


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雲が流れて、青空に。
照りつける太陽が眩しいっ!
(つ▽≦*)マブイッ!
▲上越線 後閑-上牧(後追い)


ああ、晴れてきちゃった・・・ヽ(´д`;)アア…。
実は南のほうを向くこの場所は太陽が真っ正面にあり、晴れた状態で上り方の列車(下り列車に対して正面)を見ると、ご覧のとおり“ド逆光”で黒く潰れてしまいます ( ̄  ̄;)マックロクロスケ。ステンレス製の211系なのに、これではまるで“黒い山手線”ならぬ“黒い上越線”といった有様じゃないか (。A。)アヒャ☆。
晴れたら逆光になることは分かっていたものの、今日の当地の予報は“曇りのち晴れ”で、ここへ来る道中も空はずっと雲に覆われていたため σ(゚・゚*)クモリ…、おそらく晴れるのは午後になってからだろうと勝手に予測し、曇りならば撮りやすいこの撮影地を選んでみたのですが、思ったよりも天候の回復が早かったみたい ( ̄▽ ̄;)ハレタ。上空の雲は流れて次第に青空が広がり、あたり一帯に陽光が降り注ぎます。たいていの場合は晴天を好む私だけど、逆光の今回ばかりは何とも歯がゆいところ (・ε・`)チェ。かといって基本的に北進する上越線の下り列車は、この周囲で順光となる撮影ポイントが無いしなぁ・・・"o(-ω-;*)ウゥム…。
ただ、“自称・晴れ男”としては、ここで「頼むから曇ってくれ!」なんてワガママなことを天に願うと クモレヤ(#゚Д゚)ゴルァ!、今日だけでなくこれから先の“晴れ運”も逃げて行っちゃうようなイメージがあって、あまり強くは望みにくい気がします σ(・∀・`)ウーン…。「曇ったらいいな・・・」くらいにやんわりと(?)願いつつ(なんだそれw) (゚- ゚)イイナ、しばらく空模様を伺っていると・・・


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目まぐるしく変わる様はまさに
“きまぐれな女心と秋の空”でしょうか。
今度は青空より雲のほうが優勢に・・・
(゚ー゚*)クルクモル


はじめは私一人だったこの場所に続々と同業者の方たちが集まりだしたころ (*・ω・)ノ゙チワッス、ふたたび上空に流れてきた雲が日差しを隠すようになります (゚∀゚)オッ!。晴れたり曇ったり(翳ったり)なんとも落ち着かない展開ですが、これは日が翳って逆光を回避できる可能性が出てきた、悪くない流れです (・∀・)イイネ。
はたして「150年号」がここにやってくるタイミングで、日は差すのか翳るのか ハレル?(゚ω゚≡゚ω゚)クモル?、きまぐれな空模様に翻弄されるなか、まもなく迎える通過時刻 (°_°;)ドキドキ。やがて林の向こうから、客車に電気を供給する電源のエンジン音と、客車列車特有の軽やかなジョイント音が聞こえてきました。


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明治時代に初めて開業してから150年、
その長い歴史を噛みしめるかのように
現代の鉄路を堂々と突き進む、
快速「EL鉄道開業150年号」。
その牽引を任されたEF65形501号機には、
“アーチ橋を渡るSL”をデザインした、
公式の記念ヘッドマークが掲げられています。
▲上越線 後閑-上牧


鉄道開業150年、おめでとー!ヽ(´▽`*)ノオメ♪
ダイヤ(運転時間)の正確さに定評のあるニッポンの鉄道、記念運行となる臨時快速の「EL鉄道開業150年号」も遅れることなく、定刻にカーブの奥からゆっくりと姿を現しました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
その先頭に立って牽引を務める電気機関車は、EF65形の501号機(EF65 501)(゚ー゚*)ピートップ。当機はかつて東海道本線で寝台特急「あさかぜ」や「富士」、「さくら」などの花形列車、いわゆる“ブルートレイン”を牽引していた実績を持つ名機で、その機体の色もブルートレインの客車(20系や24系など)に合わせた、青地にクリームの“特急色”が施されています (*・`o´・*)ホ─。
150年の記念列車にはやっぱり蒸気機関車(SL)だという方も多いと思われますが、私はSLの現役時代(イベント列車などを除く)をほとんど知らない世代で σ(゚・゚*)エスエル…、どちらかといえばSLよりもブルートレインや電車特急のほうに強い憧れがありました (*’▽’)ブルトレ!。幼いときは父親に連れられて、そして自分でカメラを持つようになった学生時代には、東京駅や上野駅でよく、イラストマークを掲げた特急列車やブルートレインを眺めたものです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そんなブルートレイン牽引機だったEF65形、そのなかでも旅客用(P型)のトップナンバーである501号機は、個人的に今回の「鉄道開業150年号」を牽くのにふさわしい適役だと思います (-`ω´-*)ウム。
「鉄道開業150年」の公式ヘッドマークを掲げた“栄光のブルトレ機”、その引き締まった表情が凛々しくてカッコいいなぁ 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。


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水上に向かって走り去る
後ろ姿もパチリ。
(^_[◎]oパチリ
EF65 501の後ろに連なる客車は
座席車の12系で、
ブルートレイン(寝台客車)ではないけれど、
色的にマッチした組み合わせです。
▲上越線 上牧-後閑(後追い)


けっきょく直前まで安定しなかった空模様ですが、「150年号」が通過するときにはタイミングよくお日さまが雲に隠れてくれて、逆光による黒潰れを回避 ε-(´∀`;)ホッ。決して「翳ってよかった」とは言いたくないけど(言ってんじゃんw)、この場所での理想といえるいい塩梅の撮影条件となり ъ(゚Д゚)ナイス、満足のいく記録を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで「EL鉄道開業150年号」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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撮影後に利用するのは路線バス。
これでどこへ行くのかというと・・・
σ(゚・゚*)ンー…
▲関越交通 上牧駅前


往路の水上ゆき下り列車を撮った「EL鉄道開業150年号」は、今からおよそ三時間後の15時過ぎに水上を発車する高崎ゆきとして、復路の上り列車が運転されます (・o・*)ホホゥ。しかし、きょうの夕方に用事を控えている私は、復路を撮らずに都内へ戻らねばなりません (・ε・`)チェ。
んじゃ、来るときに下車した上牧の駅から、上越線に乗って帰ろう カエロ…((((o* ̄-)o・・・としますが、東京方面に向かう上り列車はちょっと前の12時03分に発車したばかりで、次は一時間以上も待つことになる13時20分 ( ̄  ̄;)イチジカン…(ちなみに下り列車は一時間後の13時03分)。それならば、ただぼーっとこのあたりで時間を潰しているより、上牧駅前の停留所へ12時25分にやってくる路線バス(関越交通)に乗って、水上まで行ってみようと思います ...(((o*・ω・)o。
往路の列車を撮ったあと水上へ向かうのは、昨年に諏訪峡で「ELぐんまみなかみ号」を撮ったときと同じパターンで、そのときは水上に終着した当該列車の牽引機(EF64 1052)を構内で眺めることができました (゚∀゚)オッ!。それを今回の「EL鉄道開業150年号」でも期待していると・・・


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上牧駅から路線バスで15分、
やってきたのはみなかみ町の中心にある
上越線の水上駅。
(゚ー゚*)ミナカミ
水上温泉郷の玄関口でもありますが、
その駅舎は近代的なイメージです。
▲上越線 水上


上牧駅前1225-(関越交通バス)-水上駅1241


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水上の構内(ホーム)には、
「EL鉄道開業150年号」に使われた
EF65 501と12系客車が切り離されて
それぞれに留置されています。
復路に備えて小休止。
(。-ω-)zzz…
▲上越線 水上

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1965年(昭和40年)に製造された
直流電気機関車のEF65形501号機。
EF65形500番台はおもな使用用途により、
旅客用で“passenger”を表す“P型”と
貨物用で“freight”を表す“F型”に
分類されるのですが、
この501号機はP型で最初に製造された
トップナンバー機であることから、
ファンの間では通称“Pトップ”と呼ばれています。
(゚ー゚*)ピートップ
▲上越線 水上


ぴーとっぷ、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!
やはり昨年のEF64形と同様、水上の構内のよく見える位置に単機で留置され、ヘッドマークを掲げた状態のままで佇んでいたEF65形501号機 (゚∀゚*)オオッ!。パンタグラフが降ろされているのはちょっと惜しいけど、当機を落ち着いてじっくりと眺められる嬉しい機会で、これはバスに乗って水上へと立ち寄った価値があります ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。
先ほどの撮影ポイントからはヘッドマークを強調する狙いで列車を正面気味に撮りましたが、特急色のEF65形は機体側面の塗分けも、秀逸なデザインだよなぁ・・・(´ー`)シミジミ。


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お顔をアップで。
非貫通で飾り帯を備えた500番台は
1000番台・2000番台(PF型)よりも
精悍な印象を受けます。
(`・ω・´)キリッ!
ちなみに若い同業者のかたがお仲間と
「やっぱPトップの区名札は
“群”より“高”がしっくりとくるよなぁ」
って、話されていたけど、
おぢさんの私は“東”かな・・・(笑)
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲上越線 水上

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EF65形が置かれた近くでは、
「鉄道開業150年」のヘッドマークとともに
むかしの貴重な鉄道用品などの展示も
行われていました。
( ̄。 ̄)ヘー
左の時刻表は先ほど下車した上牧の駅にて
上越新幹線が開業する以前の
1982年(昭和57年)まで使われたもので、
急行「ゆけむり」など、
懐かしい列車名が記されています。
(ノ∀`)ナツカシス


“鉄道開業150年”という節目の年の「鉄道の日」で盛り上がった今秋 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・150ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)。私も鉄ちゃんの端くれとして、何かそれを印象付ける記録を一枚でも残したいと思い、群馬の上越線へと駆けつけて撮影に臨んだ「EL鉄道開業150年号」ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
列車が正面気味に撮れる上牧のカーブで腰を据えて待ち、安定しない空模様に翻弄されつつも、カメラのファインダー越しに見た記念ヘッドマークを掲げるEF65形501号機の雄姿には思わず身震いがし ((((;゚∀゚))))ブルルッ!、あくまでも一マニアにすぎない趣味人としてですが、150年という鉄道が刻んだ歴史の重みに感慨深いものがありました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。時間にあまり余裕がない日ではあったけど、やっぱりここまで撮影に来てよかったと思います (-`ω´-*)ウム。往路の片道が撮れただけでも、じゅうぶんに満足 (+`゚∀´)=b OK牧場!。

さて、次の大きな節目は50年後の2072年になる、“鉄道開業200年”ですか (o ̄∇ ̄o)ニヒャク。はたしてその時にはどんな趣向の記念列車が運転されるのでしょうね。今からそれを撮るのが楽しみです (゚∀゚)アヒャ☆(生きているかな?(笑))。


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211系の新前橋ゆきに乗って
水上をあとにします。
お、幕式の“上越線”表示だ。
(゚∀゚)オッ!
▲上越線 水上

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高崎で高崎線の上り列車に乗り継ぎ。
上野東京ライン経由で東海道線に直通する
沼津ゆきです。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
この列車に乗って都内へ向かえば、
夕方の用事には余裕を持って間に合いそう。
▲信越本線 高崎

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そういえば、
今朝に高崎の構内で見かけた
上信電鉄のデキ3形、
あさましくも有料撮影会の様子を
走る高崎線の車内から覗き見(?)したら、
(「゚ー゚)ドレドレ
DE10形やDD51形ディーゼル機関車、
EF64形電気機関車とともに並べられ、
チラッとだけ横顔が拝めました
(いちばん奥の黒いヤツ)。
|∀・)チラ
▲高崎線 高崎(車窓から)


水上1314-(上越740M)-新前橋1407~1410-(630M)-高崎1420~1428-(高崎1891E)-大宮1550~1557-(湘南新宿ライン2845Y)-新宿1629



ところで、鉄道開業150年を迎えた今秋にはもうひとつ、多くの鉄ちゃんが注目した大きな話題がありました。
それは、さいたま市にある大宮の「鉄道博物館」へ収蔵された、電気機関車のEF58形61号機(EF58 61)の展示開始 ε-(°ω°*)ロクイチ。


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独特な気高さが漂う“お召機”のEF58形61号機。
ファンが愛着を持って呼ぶ愛称は“ロクイチ”。
▲07.11 山手線(山手貨物線)池袋-大塚


当機は昭和時代に「お召列車」(おもに天皇陛下が御乗される列車)を牽引するための特別仕様で製造された電気機関車(お召機)で、丁寧に磨かれた艶のある美しい姿から *.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*、“国宝級機関車”、“鉄道界の美術工芸品”などと称賛され、多くのファンを魅了した“名機中の名機”です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
お召列車以外にもイベント列車などで活躍していましたが、重大な損傷が発覚した・・・との噂が囁かれるなか(私に真偽のほどはわかりませんが)、突如2008年に“事実上の引退”となる休車扱いに(当年以降は本線での運転実績が無し) ガ━━(゚д゚lll)━━ン!!。その後は長らく車両センター(東京総合車両センター)片隅の庫内で大切に保管されていましたが、鉄道開業150年を機に鉄道博物館での常設展示(静態保存)が進められ、去る10月30日より一般公開となりました (゚∀゚*)オオッ!!。
私はまだ見に行けていませんが、博物館の賑わいや自分自身の忙しさが落ち着いたらぜひ、“現役時代と変わらない気品ある美しさ”だという、“ロクイチ”のお姿をじっくりと拝みたいものです (*゚v゚*)ワクワク♪。